JP2003264521A - 直交周波数分割多重変復調装置 - Google Patents

直交周波数分割多重変復調装置

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JP2003264521A
JP2003264521A JP2002065664A JP2002065664A JP2003264521A JP 2003264521 A JP2003264521 A JP 2003264521A JP 2002065664 A JP2002065664 A JP 2002065664A JP 2002065664 A JP2002065664 A JP 2002065664A JP 2003264521 A JP2003264521 A JP 2003264521A
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transmission
carrier
carriers
modulation
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Noriaki Nakanishi
紀彰 中西
Takashi Umeda
孝志 梅田
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プロセッサの処理量を低減させると共に、信頼
性の高いOFDM変復調装置を提供する。 【解決手段】ユーザインタフェース部1と、ベースバン
ド信号変換手段22及びキャリア制御手段23とを備え
たベースバンド部24と、多値のディジタル変調を行う
一次変調部3と、IFFT処理を行いOFDM信号を生
成するOFDM変調部4と、ディジタル/アナログ変換
するD/A部5と、直交変調の後レベル調整を行うアナ
ログ送信部6と、伝送路インタフェースを備えたカップ
リング部7と、伝送路から受信した信号をレベル調整し
直交復調するアナログ受信部8と、アナログ/ディジタ
ル変換するA/D部25と、入力信号をFFT処理しO
FDM復調するOFDM復調手段26と伝送路の品質状
況の推定を行う伝送路推定手段27とを備えたOFDM
復調部28と、多値のディジタル復調を行う一次復調部
11とにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直交周波数分割多重
(以降、OFDMと称す)変復調装置に関し、特にPS
K、QAM等の多値変調されたディジタルデータをOF
DM信号に変換してマルチキャリア変復調するOFDM
変復調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル伝送の手段として複数
のキャリアを直交配置して周波数分割多重するOFDM
変復調方式が実用化され広く採用されている。OFDM
変復調方式は、高速なディジタルデータを、低速で狭帯
域な信号に変調して周波数軸上に直交配置したキャリア
を多数並列に配列して伝送するもので、高い信頼性を備
えた通信方式である。図9に、従来のOFDM変復調装
置の構成例を示す。同図に示すように、LAN、US
B、RS232C等のユーザインタフェースを備えたユ
ーザインタフェース部1と、該ユーザインタフェース部
1からの信号をベースバンド信号へ変換し、出力すると
共にベースバンド信号を所定の信号形態に変換してユー
ザインタフェースに供給するベースバンド部2と、ベー
スバンド信号を入力してPSK或いはQAM等のディジ
タル変調を行う一次変調部3と、該一次変調部3の出力
に対して逆フーリエ変換(以降、IFFTと称す)を行
いOFDM信号を生成するOFDM変調部4と、ディジ
タル信号であるOFDM信号をアナログ信号に変換する
D/A部5と、得られたアナログ信号を直交変調しレベ
ル調整の後出力するアナログ送信部6と、送信側と受信
側とを結合すると共に伝送路インタフェースを備えたカ
ップリング部7と、伝送路から受信する信号のレベルを
調整した後、直交復調するアナログ受信部8と、該アナ
ログ受信部8から出力されるアナログ信号をディジタル
信号に変換するA/D部9と、該A/D部9から出力さ
れる信号をフーリエ変換(以降、FFTと称す)しOF
DM復調するOFDM復調部10と、該OFDM復調部
10の出力に対してPSK或いはQAM等の復調を行う
一次復調部11と、該一次復調部11の出力から伝送路
の品質状況を推定する伝送路推定部12とにより構成す
る。
【0003】図9を、一次変復調として16QAMを採
用した場合について説明すると、ユーザ側からLAN、
USB、RS232C等のユーザインタフェースを介し
て入力されたシリアルデータは、ユーザインタフェース
部1にて所定のフレーム信号へと整形されてベースバン
ド部2に入力する。ベースバンド部2は、入力したフレ
ーム信号にパイロット信号等を付加した後、4ビット単
位の並列データに変換して、一次変調部3を構成するQ
AM符号器に供給する。QAM符号器は、入力された並
列データを夫々符号化して4ビットの実部出力と虚部出
力と生成する。前記一次変調部3からの二つの出力は、
OFDM変調器4にて、複素数のIFFT処理を行うこ
とによりOFDM信号を生成して複数のキャリアを周波
数分割多重する。次に、OFDM信号をD/A部5に入
力してアナログ信号に変換し、更にアナログに変換した
OFDM信号の同相分と直交分の信号を、アナログ送信
部6において所定の周波数で直交変調を行い、レベル調
整の後カップリング部7を介して伝送路に出力する。
【0004】一方、伝送路よりカップリング部7を介し
て入力した信号は、アナログ受信部8においてレベル調
整の後、直交復調され、A/D部9においてディジタル
信号に変換し、同相分と直交分のOFDM信号をOFD
M復調部10に供給する。OFDM復調部10において
は、入力されたOFDM信号のFFT処理を行い、所望
の複素数信号を得る。次に、一次復調部11を構成する
16QAM復号器は、入力された複素数信号を4ビット
単位の並列データに復号して、ベースバンド部2、ユー
ザインタフェース1を介して所望のシリアルデータとし
てユーザ側に出力する。又、受信側の一次復調部11と
ベースバンド部2との間には、伝送路推定部12を設
け、伝送路の品質状況の監視を行い、以下に示すような
処理を行う。
【0005】OFDM変復調方式を用いて通信を行う際
は、使用する伝送路の周波数特性により、伝送特性に影
響を受けることがある。例えば、電力線を伝送路に使用
すると、負荷機器等の接続状況により特定の周波数で共
振現象を生じて減衰特性が大きくなる場合があり、通信
が不能となる。図10は、電力線の周波数特性の一例で
ある。図に示したように、特定の周波数で減衰特性が大
きく、その周波数帯においては良好な伝送特性を得るこ
とは困難である。そこで、対応策として通信の際に伝送
路の周波数特性を測定し、減衰特性の大きな周波数帯で
の通信を避ける手法が一般的である。具体的には、伝送
路推定部において、復調したデータのコンスタレーショ
ンより各キャリアの平均電力(S)、分散(N)を求
め、S/Nを計算する。
【0006】図11は、各キャリアのS/N値を示す一
例で、伝送路の周波数特性によりS/Nが劣化したキャ
リアが生じている。次に、求めたキャリア1からnまで
の各S/Nから、良好に通信できるキャリアとそうでな
いキャリアを識別する。良好な通信を行えないと推定さ
れるキャリアが存在する場合は、送信側と受信側とで通
信を行い、ベースバンド部において一次変調部を制御し
て、伝送エラーが発生しないよう次のように処置する。
該当するキャリアの伝送速度を低下させ、伝送エラーの
生じない範囲で使用するか、或いは、該当するキャリア
を未使用とし通信に使用しない。この様な対応をとるこ
とにより伝送エラーの少ない通信方式が確保され、デー
タの再送頻度の少ない高品質なデータ通信を行うことが
出来る。
【0007】次に、データ通信を行う際には、受信側に
おいて正確にデータの受信を行うための同期条件とし
て、受信側のデータ取得位置が送信側のデータ開始位置
と一致していることが必要である。図12は、データ通
信時に同期条件を満たしていない一例を示す図である。
同図に示すように、この状態のときは、送信データと受
信データは一致せず、誤ったデータ通信が行われる。そ
こで、OFDM変復調方式等においては、一般的に既知
信号であるパイロット信号、或いはガード信号により同
期の補正を行う方式が用いられている。
【0008】図13は、従来のA/D部の構成例を示す
図である。同図は、アナログ信号をディジタル信号に変
換するA/D変換手段13と、受信信号をパイロット信
号とデータとに分解するパイロット信号/データ分解手
段14と、パイロット信号と同一パターンのリファレン
ス信号を出力するリファレンス信号生成手段15と、受
信したパイロット信号とリファレンス信号との相関演算
を行う相関演算手段16と、相関演算結果からピーク位
置を検出すると共に、データ取得タイミングを調整する
ピーク位置検出手段17とにより構成する。
【0009】図14は、パイロット信号とその相関演算
出力との対応図である。図13に示すように、パイロッ
ト信号とリファレンス信号との相関を求め、相関演算出
力のピーク位置からパイロット信号の先頭位置を算出す
ることができる。即ち、相関演算出力のピーク位置が、
パイロット信号の先頭位置に一致するようA/D変換手
段で使用するデータ取得タイミングを制御すれば良い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、データ
通信に不適格なS/Nの劣化したキャリアを選別する従
来の方法は、通信手段として親装置に対して子装置を複
数接続して通信を行う場合は、親装置の扱うデータ量や
計算処理量が動的に変化し、子装置の利用が集中すると
急激に増加することがあるため、これに対応すべく処理
回路の巨大化や高速化を招き大きな問題となっていた。
図15は、親装置に対して子装置をn個接続して通信を
行う際の構成例である。
【0011】一方、従来の送信側と受信側との間で同期
の補正方法では、次のような問題点が生じていた。 (1)送信側と受信側との間でサンプリングクロック周
波数のずれが大きいと同期の補正が困難である。受信側
のデータ取得位置を送信側のデータ開始位置と一致させ
ても、1データ内でサンプリングクロックがずれると、
データを正しく受信できない。この現象はサンプリング
クロックが早い場合に顕著となる。この場合には、クロ
ック発生源としてより高い精度の水晶発振器等を用いる
必要性が生じる。図16は、サンプリングクロック周波
数のずれが大きい場合のサンプリングクロックのタイミ
ングを示す図である。
【0012】(2)同期の補正時に高域周波数のキャリ
アに受信データ誤りが発生しやすい。同期の補正時に発
生するサンプリングクロックの位相調整によるジッタに
より、特に高域周波数でのパフォーマンスが期待できな
くなる。図17は、従来のOFDM変復調装置におい
て、キャリア周波数に対する受信データ誤りの発生状況
の一例を示す図である。
【0013】(3)計算量が大きい。受信データの取り
込み位置割り出しのための計算を頻繁に行う必要があ
り、プロセッサの処理量を圧迫する。本発明は、上述し
たような問題を解決するためになされたものであって、
プロセッサの処理量を低減させると共に、信頼性の高い
OFDM変復調装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係わるOFDM変復調装置は、以下の構成を
とる。請求項1記載のOFDM変復調装置は、少なくと
も一つのユーザインタフェースを備えたユーザインタフ
ェース部と、伝送方式に応じてベースバンド信号変換を
行うベースバンド部と、前記ユーザインタフェースから
ベースバンド部を介して供給されるディジタルデータに
ディジタル変調を施す一次変調部と、該一次変調部の出
力に対して逆フーリエ変換を行い直交周波数分割多重信
号を生成する直交周波数分割多重変調部と、変調された
ディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A部と、
得られたアナログ信号を直交変調するとともに、キャリ
アのレベル調整を行うアナログ送信部と、伝送路インタ
フェースを備え前記アナログ送信部の出力を伝送路へ、
伝送路から到達する信号を受信側へ夫々導くカップリン
グ部と、伝送路から前記カップリング部を介して受信し
たアナログ信号をレベル調整して直交復調するアナログ
受信部と、アナログ信号をディジタル信号に変換するA
/D部と、該A/D部からの入力信号をフーリエ変換し
直交周波数分割多重復調する直交周波数分割多重復調部
と、ディジタル復調を行う一次復調部とにより構成した
直交周波数多重分割変復調装置において、前記ベースバ
ンド部にキャリアの送出と未送出とを制御するキャリア
制御手段を備えるよう構成する。
【0015】請求項2記載のOFDM変復調装置は、前
記ベースバンド部に備えたキャリア制御手段が、ネゴシ
エーション時に全キャリアを一定のタイミングで送出/
未送出を繰り返す手段と、通信時に所定のタイミングで
未送出のキャリアを一部設け、この未送出のキャリアを
すべてのキャリアに渡ってスイープさせる手段とにより
構成する。
【0016】請求項3記載のOFDM変復調装置は、前
記ベースバンド部に備えたキャリア制御手段が、ネゴシ
エーション時に全キャリアを一定のタイミングで送出/
未送出を繰り返す手段と、通信時に全キャリアから一部
のキャリアを間引き、この間引くキャリアを全てのキャ
リアの位置に渡って変化させる手段とにより構成する。
【0017】請求項4記載のOFDM変復調装置は、前
記直交周波数分割多重復調部に、伝送路の品質状況の推
定を行い、送信側に当該情報を通知する伝送路推定手段
を設けるよう構成する。
【0018】請求項5記載のOFDM変復調装置は、前
記伝送路推定手段が、ネゴシエーション時に送信側から
の一定のタイミングで繰り返すキャリアの送出/未送出
に応じてキャリア毎のS/Nを測定する手段と、通信時
に送信側から一部のキャリアが所定のタイミングで未送
出となり、この未送出のキャリアが全てのキャリアに渡
ってスイープされることに応じてキャリア毎にS/Nを
測定する手段と、所定の値を満たさないS/N値のキャ
リアを識別した際は、当該情報を前記ベースバンド部を
介して送信側へ通知する手段とにより構成する。
【0019】請求項6記載のOFDM変復調装置は、前
記伝送路推定手段が、ネゴシエーション時に送信側から
の一定のタイミングで繰り返すキャリアの送出/未送出
に応じてキャリア毎のS/Nを測定する手段と、通信時
に送信側から一部のキャリアが所定のタイミングで間引
きされ、この間引くキャリアを全てのキャリアの位置に
渡って変化させることに応じてキャリア毎にS/Nを測
定する手段と、所定の値を満たさないS/N値のキャリ
アを識別した際は、当該情報を前記ベースバンド部を介
して送信側へ通知する手段とにより構成する。
【0020】請求項7記載のOFDM変復調装置は、前
記A/D部が、アナログ信号をディジタル信号に変換す
るA/D変換手段と、受信信号をパイロット信号とデー
タとに分解するパイロット信号/データ分解手段と、リ
ファレンス信号としてパイロット信号を構成するパター
ンを出力するリファレンス信号生成手段と、受信したパ
イロット信号とリファレンス信号との相関演算を行う相
関演算手段と、相関演算結果からピーク位置を検出し、
データ取得タイミングの調整とサンプリングクロック周
波数の調整を行うピーク位置検出手段と、サンプリング
クロックを生成する発振器と、データの取り込み信号を
生成する取り込み信号生成手段とにより構成する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施例に基づいて
本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係るOFD
M変復調装置の実施例を示す構成図である。同図は、デ
ータ通信に不適格なキャリアの選別を行う伝送路推定部
を、OFDM復調部の機能の一部に配置し、FFT処理
と平行して伝送路の品質推定処理を行い、処理部を共用
することにより回路構成の簡略化を図った。更に、伝送
路の品質推定を行う際に、ネゴシエーション時と、通信
時の夫々で異なった伝送路の品質推定方法を提供すると
共に、送信側においてキャリアの送出/未送出を所定の
タイミングで行った際に、受信側でS/Nを測定し、親
装置の必要とする計算処理量を抑えた。
【0022】図1の説明を行うと、LAN、USB、R
S232C等のユーザインタフェースを備えたユーザイ
ンタフェース部1と、該ユーザインタフェース部1から
の信号をベースバンド信号へ変換し、出力すると共にベ
ースバンド信号を所定の信号形態に変換してユーザイン
タフェースに供給するベースバンド変換手段22及びキ
ャリアの出力制御行うキャリア制御手段23とを備えた
ベースバンド部24と、PSK或いはQAM等のディジ
タル変調を行う一次変調部3と、該一次変調部3の出力
に対してIFFT処理を行いOFDM信号を生成するO
FDM変調部4と、ディジタル信号であるOFDM信号
をアナログ信号に変換するD/A部5と、得られたアナ
ログ信号を直交変調しレベル調整の後出力するアナログ
送信部6と、送信側と受信側とを結合すると共に伝送路
インタフェースを備えたカップリング部7と、伝送路か
ら受信した信号をレベル調整し直交復調するアナログ受
信部8と、該アナログ受信部8から出力されるアナログ
信号をディジタル信号に変換するA/D部25と、該A
/D部25から出力される信号をFFT処理しOFDM
復調するOFDM復調手段26と伝送路の品質状況の推
定を行う伝送路推定手段27とを備えたOFDM復調部
28と、PSK或いはQAM等のディジタル復調を行う
一次復調部11とにより構成する。
【0023】図1を、一次変復調として16QAMを採
用した場合について説明すると、ユーザ側からLAN、
USB、RS232C等のユーザインタフェースを介し
て入力されたシリアルデータは、ユーザインタフェース
部1にて所定のフレーム信号へと整形されてベースバン
ド部24に入力する。ベースバンド部24は、ベースバ
ンド信号変換手段22において、入力したフレーム信号
にパイロット信号等を付加した後、4ビット単位の並列
データに変換して、一次変調部3を構成するQAM符号
器に供給する。一方、キャリア制御手段23は、伝送路
の品質推定時に所定のタイミングで行うキャリアの送出
/未送出を制御する。そこで、QAM符号器は、入力さ
れた並列データを夫々符号化して4ビットの実部出力と
虚部出力と生成する。前記一次変調部3からの二つの信
号はOFDM変調器4にて、複素数のIFFT処理を行
うことによりOFDM信号を生成して複数のキャリアを
周波数分割多重する。次に、OFDM信号をD/A部5
に入力してアナログ信号に変換し、更にアナログに変換
したOFDM信号の同相分と直交分の信号を、アナログ
送信部6において所定の周波数で直交変調を行い、レベ
ル調整の後カップリング部7を介して伝送路に出力す
る。
【0024】次に、伝送路よりカップリング部7を介し
て入力した信号は、レベル調整の後アナログ受信部8に
おいて直交復調され、A/D部25においてディジタル
信号に変換してディジタル信号の同相分と直交分のOF
DM信号を得る。このA/D部25の動作については、
その詳細を後述する。OFDM復調部28においては、
OFDM復調手段26により入力したOFDM信号のF
FT処理を行い、所定の複素数信号を得ると共に、伝送
路推定手段27において、送信側より所定のタイミング
でキャリアの送出/未送出が行われた際に、キャリア毎
にS/Nを測定して通信に不適格なキャリアを識別す
る。不適格なキャリアが認識されるとベースバンド部2
4を介して、送信側に該当する情報を通知する。送信側
においては、不適格なキャリアに関する情報を受信する
と、ベースバンド部から一次変調部に対して該当するキ
ャリアについて伝送方式の制御を行い、キャリアの伝送
速度を低下させ、伝送エラーの生じない範囲で使用する
か、或いは、該当するキャリアを未使用とし通信に使用
しない。一方、得られた複素数信号は、一次復調部11
に備えた16QAM復号器に入力し、4ビット単位の並
列データに復号してベースバンド部24、ユーザインタ
フェース1を介して所望のシリアルデータを構築し、ユ
ーザ側に出力する。
【0025】図2は、本発明に係わるOFDM変復調装
置における伝送路推定の手順を示すフローチャートであ
る。同図を説明すると、先ず、動作を開始後(ステップ
1)、通信の開始に先立って行うネゴシエーション時
に、送信側より全てのキャリアについて所定のタイミン
グで順次送出/未送出を繰り返し(ステップ2)、受信
側の伝送路推定手段27にて各キャリアのS/Nを算出
する(ステップ3)。算出の結果、通信に不適格なキャ
リアが識別されると、送信側に当該情報を通知して送信
側は、通信に不適格なキャリアについて伝送方式の制御
を行い、キャリアの伝送速度を低下させ、伝送エラーの
生じない範囲で使用するか、或いは、該当するキャリア
を未使用とし通信に使用しない(ステップ4)。
【0026】ここで、通信のネゴシエーション時におけ
るS/Nの算出方法を説明する。本算出方法は、高速で
確実な伝送路推定を行うための補助的な方法であり、通
信時に先立って実施する。図3は、本発明に係わるネゴ
シエーション時のS/N算出方法の一例を示す図であ
る。送信側は、全キャリアの送出/未送出を一定のタイ
ミングで繰り返し、受信側ではこのタイミングに応じて
信号受信時にSを、無入力時にNを測定することにより
S/Nを算出する。この方式は、S/Nの算出を高速に
行うことが可能であるが、算出したS/Nは、隣接した
キャリアによる雑音等による劣化を考慮していないため
概略測定となる。図4は、本発明に係わるネゴシエーシ
ョン時のS/N算出結果の分類図である。同図に示すよ
うに、S/N算出結果をキャリア毎にランク分けを行
い、クラス1等のようにランク情報のみを送信側に送信
すると、情報量が減るため、より高速な対応が可能とな
る。
【0027】次に通信を開始した後(ステップ5)、通
信時における伝送路の品質状況の推定を行う。この手段
としては、スイープ法と間引き法が選択可能でどちらか
を予め選択設定しておく。そこで、スイープ法を設定し
た場合、送信側においては、全キャリアのうちから一部
のキャリアの送出を時間の経過に応じて順次停止するべ
く未送出キャリアの位置を所定のタイミングでスイープ
していき(ステップ6)、受信側にて全てのキャリアに
ついて各キャリアのS/Nを算出する(ステップ7)。
算出の結果、通信に不適格なキャリアが識別されると、
送信側に当該情報を通知して、送信側は通信に不適格な
キャリアについて伝送方式の制御を行い、キャリアの伝
送速度を低下させ、伝送エラーの生じない範囲で使用す
るか、或いは、該当するキャリアを未使用とし通信に使
用しない(ステップ8)。伝送路の推定は、通信の終了
まで所定のタイミングで継続し(ステップ9)、通信が
終了すると伝送路推定の動作を停止する(ステップ1
0)。
【0028】ここで図5は、本発明に係わる伝送路推定
法の一例であるスイープ法を説明する図である。即ち、
送信側においては、キャリアの一部に送出しない部分を
設け、これを時間の経過に応じて序々に全キャリアに渡
ってスイープさせる。一方、受信側においては、キャリ
アが存在している時の受信レベルをSとし、キャリアが
停止しているときのそれをNとして、キャリア毎にS/
Nを算出する。図5(a)では送信側からキャリアの
2、3を未送出とし、受信側ではキャリア2、3を含む
全てのキャリアについてキャリア毎にS或いはNを測定
する。次に図5(b)に示すように未送出とするキャリ
アを一つスイープして、送信側ではキャリアの3、4を
未送出とする。受信側では全てのキャリアについて、キ
ャリア毎にS或いはNを測定する。更に、キャリアを一
つスイープし、図5(c)に示すように送信側ではキャ
リアの4、5を未送出とし、受信側では同様に全キャリ
アについてキャリア毎にS或いはNを測定する。本方法
は、通信時に近いフォーマットでS/Nの算出を行うこ
とが出来るので、測定精度の高い伝送路の品質状況の推
定が可能である。
【0029】次に、間引き法を設定すると、送信側にお
いては、一部のキャリアを櫛の歯状に残して他を間引い
て送出し、その間引くキャリアの位置を所定のタイミン
グで変化させ(ステップ11)、受信側にて各キャリア
のS/Nを算出する(ステップ12)。算出の結果、通
信に不適格なキャリアが識別されると、送信側に当該情
報を通知して、送信側は通信に不適格なキャリアについ
て伝送方式の制御を行い、キャリアの伝送速度を低下さ
せ、伝送エラーの生じない範囲で使用するか、或いは、
該当するキャリアを未使用とし通信に使用しない(ステ
ップ13)。伝送路の推定は、通信の終了まで所定のタ
イミングで継続し(ステップ14)、通信が終了すると
伝送路推定の動作を停止する(ステップ15)。
【0030】ここで、図6は、本発明に係わる伝送路推
定法の一例である間引き法を説明する図である。即ち、
送信側においては一定のキャリアを櫛の歯状に間引いて
送出し、これを全キャリアに渡って順次行う。一方、受
信側においては、キャリアを受信している時のレベルを
Sとし、キャリアを受信していないときをNとして、キ
ャリア毎にS/Nを算出する。図6(a)では送信側か
らキャリアの1、4・・・を送出して、受信側は全キャ
リアについてキャリア毎にS或いはNを測定する。図6
(b)に示すように次に間引きするキャリアの位置を変
更し、キャリアの2、5・・・を送信側は送出する。受
信側では、キャリア毎にS或いはNを測定する。更に、
図6(c)に示すように間引きするキャリアの位置を変
更し、キャリアの3、6・・・を送信側は送出する。同
様に受信側ではキャリア毎にS或いはNを測定する。本
方法は、前述したスイープ法に比べ、間引く頻度を大き
くすることにより高速に伝送路の品質状況の推定を行う
ことが可能である。尚、通信中においてもベースバンド
部で受信データのエラービットを測定しておき、エラー
ビットが急激に増加した場合リンクが切断されたと判断
し、再度、ネゴシエーション動作を行うよう構成するの
が望ましい。
【0031】図7は、本発明に係るOFDM変復調装置
を構成するA/D部25の構成を示すブロック図であ
る。同図は、同期の補正を行う際に、従来から行われて
いるデータの取り込み位置の調整に加えて、サンプリン
グクロック周波数のずれを調整する手段を設けたもので
ある。その調整は、同期のずれが大きい場合、先ずデー
タ取得タイミングの調整を行い、その後、サンプリング
クロック周波数の調整を行って同期の補正を行う。同図
に示すようにA/D部25は、アナログ信号をディジタ
ル信号に変換するA/D変換手段29と、受信信号をパ
イロット信号とデータとに分解するパイロット信号/デ
ータ分解手段14と、パイロット信号と同一パターンの
リファレンス信号を出力するリファレンス信号生成手段
15と、受信したパイロット信号とリファレンス信号と
の相関演算を行う相関演算手段16と、相関演算結果か
らピーク位置を検出し、データ取得タイミングの調整と
サンプリングクロック周波数の調整を行うピーク位置検
出手段30と、サンプリングクロックを生成する水晶発
振器31と、データの取り込み信号を生成する取り込み
信号生成手段32とにより構成する。
【0032】図7の動作を説明すると、受信したデータ
を、A/D変換手段29においてアナログ信号からディ
ジタル信号へと変換し、パイロット信号/データ分解手
段14は、前記ディジタル信号をパイロット信号とデー
タに分解し、パイロット信号を相関演算手段16へ、デ
ータを復調部(図示しない)へ夫々出力する。そこで、
相関演算手段16においては、リファレンス信号生成手
段15が出力するパイロット信号と同一のパターンによ
り構成するリファレンス信号と、受信したパイロット信
号との相関演算を行い、結果をピーク位置検出手段30
に出力する。ピーク位置検出手段30は、相関演算結果
のピーク位置が先頭位置にあるかの検出を行い、そのず
れが予め定めた値より大きい場合は、A/D変換手段2
9に対してデータ取得タイミングの調整を行い、ずれが
所定範囲内に収まるよう機能する。
【0033】一方、そのずれが予め定めた値より小さく
なると、ピーク位置検出手段30は、A/D変換手段2
9に対するタイミング調整を止め、ずれの大きさに応じ
た直流電圧を生成し、VCXOにより構成する水晶発振
器31に供給して発信周波数を調整することにより、取
り込み信号生成手段32において生成するサンプリング
クロックの周波数を可変して、送信/受信間のサンプリ
ングクロック周波数のずれを低減させる。
【0034】図8は、パイロット信号とリファレンス信
号との相関演算結果の一例を示し、データ1は、パイロ
ット信号の先頭にピークが位置して完全に同期している
が、データ2に示したように相関演算結果のピーク値が
パイロット信号の先頭とずれている場合には、サンプリ
ングクロック周波数を可変して同期の補正を図る。
【0035】
【発明の効果】上述したように、請求項1から6に記載
した発明は、伝送路の品質推定を行う際に、送信キャリ
アの有無に対して受信レベルを測定することにより求め
るS/N計算を、FFT処理に含めたことにより、S/
N計算部とOFDM復調部とを共用出来るので、回路構
成が簡略化できると共に、伝送路の品質状況の推定を2
段階に分けて実施したことにより高速で安定した動作が
実現出来るようなった。又、請求項1及び7記載の発明
は、受信側におけるサンプリンクロックの生成手段とし
て、パイロット信号の相関ピーク点を求めて送信/受信
のサンプリングクロック周波数のずれを検出し、VCX
Oにより構成する水晶発振器の発振周波数を制御してサ
ンプリングクロック周波数のずれを調整したことによ
り、安定したデータの受信が可能となり、大きな効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るOFDM変復調装置の実施例を示
す構成図である。
【図2】本発明に係わるOFDM変復調装置における伝
送路推定の手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係わるネゴシエーション時のS/N算
出方法の一例を示す図である。
【図4】本発明に係わるネゴシエーション時のS/N算
出結果の分類図である。
【図5】本発明に係わる伝送路推定法の一例であるスイ
ープ法を説明する図である。
【図6】本発明に係わる伝送路推定法の一例である間引
き法を説明する図である。
【図7】本発明に係るOFDM変復調装置を構成するA
/D部の構成を示すブロック図である。
【図8】パイロット信号とリファレンス信号との相関演
算結果の一例を示す。
【図9】従来のOFDM変復調装置の構成例を示す。
【図10】電力線の周波数特性の一例である。
【図11】各キャリアのS/N値を示す一例である。
【図12】データ通信時に同期条件を満たしていない場
合の一例を示す。
【図13】従来のA/D部の構成例を示す。
【図14】パイロット信号とその相関演算出力との対応
図である。
【図15】親装置に対して子装置をn個接続して通信を
行う際の構成例である。
【図16】サンプリングクロック周波数のずれが大きい
場合のサンプリングクロックのタイミングを示す。
【図17】従来のOFDM変復調装置において、キャリ
ア周波数に対する受信データ誤りの発生状況の一例を示
す。
【符号の説明】
1・・ユーザインタフェース部、 2・・ベースバン
ド部、3・・一次変調部、 4・・OF
DM変調部、5・・D/A部、 6・
・アナログ送信部、7・・カップリング部、
8・・アナログ受信部、9・・A/D部、
10・・OFDM復調部、11・・一次復調部、
12・・伝送路推定部、13・・A/D
変換手段、14・・パイロット信号/データ分解手段、
15・・リファレンス信号生成手段、16・・相関演算
手段、17・・ピーク位置検出手段、 18・・親
装置、19・・子装置1、 20・・子
装置2、21・・子装置n、 22・・
ベースバンド信号変換手段、23・・キャリア制御手
段、 24・・ベースバンド部、25・・A/D
部、 26・・OFDM復調手段、27
・・伝送路推定手段、 28・・OFDM復調
部、29・・A/D変換手段、 30・・ピー
ク位置検出手段、31・・水晶発振器、
32・・取り込み信号生成手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一つのユーザインタフェースを
    備えたユーザインタフェース部と、伝送方式に応じてベ
    ースバンド信号変換を行うベースバンド部と、前記ユー
    ザインタフェースからベースバンド部を介して供給され
    るディジタルデータにディジタル変調を施す一次変調部
    と、該一次変調部の出力に対して逆フーリエ変換を行い
    直交周波数分割多重信号を生成する直交周波数分割多重
    変調部と、変調されたディジタル信号をアナログ信号に
    変換するD/A部と、得られたアナログ信号を直交変調
    するとともに、キャリアのレベル調整を行うアナログ送
    信部と、伝送路インタフェースを備え前記アナログ送信
    部の出力を伝送路へ、伝送路から到達する信号を受信側
    へ夫々導くカップリング部と、伝送路から前記カップリ
    ング部を介して受信したアナログ信号をレベル調整して
    直交復調するアナログ受信部と、アナログ信号をディジ
    タル信号に変換するA/D部と、該A/D部からの入力
    信号をフーリエ変換し直交周波数分割多重復調する直交
    周波数分割多重復調部と、ディジタル復調を行う一次復
    調部とにより構成した直交周波数多重分割変復調装置に
    おいて、前記ベースバンド部にキャリアの送出と未送出
    とを制御するキャリア制御手段を備えたことを特徴とし
    た直交周波数分割多重変復調装置。
  2. 【請求項2】前記ベースバンド部に備えたキャリア制御
    手段は、ネゴシエーション時に全キャリアを一定のタイ
    ミングで送出/未送出を繰り返す手段と、通信時に所定
    のタイミングで未送出のキャリアを一部設け、この未送
    出のキャリアをすべてのキャリアに渡ってスイープさせ
    る手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の直交
    周波数分割多重変復調装置。
  3. 【請求項3】前記ベースバンド部に備えたキャリア制御
    手段は、ネゴシエーション時に全キャリアを一定のタイ
    ミングで送出/未送出を繰り返す手段と、 通信時に全キャリアから一部のキャリアを間引き、この
    間引くキャリアを全てのキャリアの位置に渡って変化さ
    せる手段とを備えたことを特徴とする請求項1及び2記
    載の直交周波数分割多重変復調装置。
  4. 【請求項4】前記直交周波数分割多重復調部に、伝送路
    の品質状況の推定を行い、送信側に当該情報を通知する
    伝送路推定手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載の直交周波数分割多重変復調装置。
  5. 【請求項5】前記伝送路推定手段は、ネゴシエーション
    時に送信側からの一定のタイミングで繰り返すキャリア
    の送出/未送出に応じてキャリア毎のS/Nを測定する
    手段と、 通信時に送信側から一部のキャリアが所定のタイミング
    で未送出となり、この未送出のキャリアが全てのキャリ
    アに渡ってスイープされることに応じてキャリア毎にS
    /Nを測定する手段と、所定の値を満たさないS/N値
    のキャリアを識別した際は、当該情報を前記ベースバン
    ド部を介して送信側へ通知する手段とを含めたことを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の直交周波数
    分割多重変復調装置。
  6. 【請求項6】前記伝送路推定手段は、ネゴシエーション
    時に送信側からの一定のタイミングで繰り返すキャリア
    の送出/未送出に応じてキャリア毎のS/Nを測定する
    手段と、通信時に送信側から一部のキャリアが所定のタ
    イミングで間引きされ、この間引くキャリアを全てのキ
    ャリアの位置に渡って変化させることに応じてキャリア
    毎にS/Nを測定する手段と、所定の値を満たさないS
    /N値のキャリアを識別した際は、当該情報を前記ベー
    スバンド部を介して送信側へ通知する手段とを含めたこ
    とを特徴とする請求項1乃至5記載の直交周波数分割多
    重変復調装置。
  7. 【請求項7】前記A/D部は、アナログ信号をディジタ
    ル信号に変換するA/D変換手段と、受信信号をパイロ
    ット信号とデータとに分解するパイロット信号/データ
    分解手段と、リファレンス信号としてパイロット信号を
    構成するパターンを出力するリファレンス信号生成手段
    と、受信したパイロット信号とリファレンス信号との相
    関演算を行う相関演算手段と、相関演算結果からピーク
    位置を検出し、データ取得タイミングの調整とサンプリ
    ングクロック周波数の調整を行うピーク位置検出手段
    と、サンプリングクロックを生成する発振器と、データ
    の取り込み信号を生成する取り込み信号生成手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1乃至6記載の直交周波数
    分割多重変復調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008007506A1 (fr) * 2006-07-10 2008-01-17 Osaka University Procédé de transfert, système de transfert, appareil transmetteur et appareil récepteur

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