JP2003264331A - 光モジュール - Google Patents

光モジュール

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JP2003264331A
JP2003264331A JP2002064681A JP2002064681A JP2003264331A JP 2003264331 A JP2003264331 A JP 2003264331A JP 2002064681 A JP2002064681 A JP 2002064681A JP 2002064681 A JP2002064681 A JP 2002064681A JP 2003264331 A JP2003264331 A JP 2003264331A
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semiconductor laser
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Isamu Yoshida
勇 吉田
Kazutami Kawamoto
和民 川本
Hiroyasu Sasaki
博康 佐々木
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    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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Abstract

(57)【要約】 【課題】相対向する側壁面に設けた配線基板上に外部と
の接続用端子数を均一化した光モジュールを提供する。 【解決手段】 光モジュールの筺体100aの相対向す
る側壁面7a1、7a2に配線基板12a、12bを設
け、配線基板12a、12bにはそれぞれ光モジュール
100を駆動させるための電気信号または電源等を導入
する配線端子131a、・・,131b、・・を備え、
配線端子131a、・・,131b、・・は、外部と接
続されるリードピン13a1、・・,13b1、・・と、
リードピンに接続されるパターン配線131a1、・
・,131b1、・・とから構成される光モジュール
で、配線基板12aと、配線基板12bをフレキシブル
基板14により接続するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システムや
光情報処理システムに適用する光モジュールに係り、特
に小形化が可能な光モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信システムの小形化、高速化
に伴い小形で高速性能を有する通信用光源モジュールの
開発に期待が集まっている。特に信号増幅機能を持つ集
積回路を内蔵したモジュールは、小信号入力が可能であ
り、送信パネル内に増幅装置を配する必要がなく、送信
装置の小形化及び低コスト化が可能となることから研究
開発活動が各機関で活発化している。
【0003】その構造として、特開平2000−916
95号公報に記載されているように筺体の中央部にペル
チェクーラを搭載し、その上に金属製ブロックを配し半
導体レーザ素子、モニタ素子、レンズ等を搭載してい
る。そして、筺体の側壁に搭載されている基板上に駆動
ICを搭載し、該駆動ICと半導体レーザ素子とがボン
ディングワイヤで接続されている。
【0004】このような構造にしているのは、光モジュ
ールに用いられる半導体レーザ素子は、温度変化に伴い
光出力の低下や劣化が生じ、発振特性が変化する。その
ため、光モジュールの伝送特性に影響を与えるので、ペ
ルチェクーラ上に搭載され、強制的に冷却され、他の部
材から熱影響をさけるようになっている。例えば、駆動
ICは発熱量が非常に大きいので半導体レーザ素子に前
記駆動ICからの熱が伝わらないように近傍に位置して
も熱的には遠ざけられている。
【0005】さらに、このような一般的な基板、素子等
のボンディングワイヤの接続構造は、光モジュールの高
速化に伴い、ボンディングワイヤの寄生インダクタンス
により高周波伝送路間にインピーダンス不整合が生じて
しまい十分な高周波特性が得られないという新たな問題
があった。
【0006】その解決方法の一つとして、特開平9−1
48675号公報に記載されているようにコプレーナ構
造をしたフレキシブル基板により接続する方法がある。
これは少なくとも端子台と発光素子用基板との間に、イ
ンピーダンス整合されたフレキシブル基板を用いて接続
してなり、このフレキシブル基板は、絶縁膜と第一導体
層及び第二導体層とにより構成されており、絶縁膜上の
中央部にストライプ状の信号ライン用第一導体層を設
け、この第一導体層と離間させ、かつ平行させてグラン
ドライン用第二導体層を設けたものである。
【0007】その効果は、端子台と発光素子用基板のイ
ンピーダンス特性とフレキシブル基板のインピーダンス
特性を同一に整合させ得るので、高周波特性の波形歪み
なくなり、安定した動作が可能となるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の光モジュー
ルにおいては、駆動ICを光モジュールの側壁の一辺に
設けられた駆動用IC基板上に配置するので、上記光モ
ジュールの駆動のための外部との接続用端子を一辺のみ
に設置して構成しなければならないので、上記接続用端
子を設置する側の一辺の長さが長くなり、光モジュール
の小形化を行う上で障害となるという問題があった。
【0009】本発明は、かかる従来技術の問題点を解決
するためになされたもので、配線基板と配線基板の間に
フレキシブル基板を介して電気的に接続することによ
り、外部基板との接続に用いる配線基板の配線端子数を
均等化することができ、小形化を容易に図ることができ
る効果がある。また、小形化することにより筺体の変形
量が小さくなり変形に起因する光軸のずれの低減ができ
る効果がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る光モジュールの構成は、光モジュール
の筺体の相対向する側壁面に第一及び第二の電気信号接
続用配線基板を設け、該第一及び第二の電気信号接続用
配線基板にはそれぞれ前記光モジュールを駆動させるた
めの電気信号または電源等を導入する配線端子を備え、
該配線端子は、外部と接続されるリードピンと、該リー
ドピンに接続されるパターン配線とから構成される光モ
ジュールにおいて、前記第一の電気信号接続用配線基板
と、前記第二の電気信号接続用配線基板をフレキシブル
基板により接続するようにしたことを特徴としたもので
ある。
【0011】本発明に係る光モジュールの構成は、光モ
ジュールの筺体の相対向する側壁面に第一及び第二の電
気信号接続用配線基板を設け、該第一及び第二の電気信
号接続用配線基板にはそれぞれ前記光モジュールを駆動
させるための電気信号または電源等を導入する配線端子
を備え、該配線端子は、外部と接続されるリードピン
と、該リードピンに接続されるパターン配線とから構成
される光モジュールにおいて、前記第一の電気信号接続
用配線基板に新たにパターン配線を設けると共に、前記
第一の電気信号接続用配線基板の配線端子の一部を前記
第二の電気信号接続用配線基板に移設し、該移設した配
線端子のパターン配線と、前記新たに設けたパターン配
線間をフレキシブル基板により接続するようにしたこと
を特徴としたものである。
【0012】前項のいずれかに記載の光モジュールにお
いて、前記光モジュールの筺体内の冷却器上に設けられ
た高熱伝導性ブロックと、該高熱伝導性ブロック上に設
けた搭載基板と、前記高熱伝導性ブロックの近傍に設け
られた高熱伝導性台座とを有し、前記高熱伝導性ブロッ
クには、通信用レーザ光を出射する半導体レーザ素子か
らのレーザ光を光変換するレンズと、戻り光を阻止する
アイソーレータとが配設され、前記搭載基板には、前記
半導体レーザ素子と、該半導体レーザ素子からの通信用
レーザ光の強度を制御するモニタ素子と、当該搭載基板
の温度を検出し前記冷却器の制御をするサーミスタ素子
とが配設され、前記高熱伝導性台座には、前記半導体レ
ーザ素子に、外部からの入力信号を増幅して駆動信号と
して供給し、近接して設けられた増幅素子と、前記電気
信号接続用配線基板とが配設され、前記半導体レーザ素
子は、前記筺体に設けた光出力部と光結合されているこ
とを特徴とするものである。
【0013】前項のいずれかに記載の光モジュールにお
いて、前記電気信号接続用配線基板のそれぞれの配線端
子数を均一となるように構成したことを特徴とするもの
である。前項のいずれかに記載の光モジュールにおい
て、前記フレキシブル基板がコプレーナ線路もしくはマ
イクロストリップ線路またはストリップ線路のいずれか
の構造で形成し、インピーダンス整合がとれていること
を特徴とするものである。前項いずれかに記載の光モジ
ュールにおいて、前記電気信号接続用配線基板と前記フ
レキシブル基板の間にバンプを搭載し接続させているこ
とを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1、2、3、4、5、6を参照
して、本発明の1実施形態に係る光モジュールを説明す
る。図1は、本発明に係わる光モジュールに1実施形態
の平面図、図2は、図1の光モジュールの断面図、図3
は、図1の光モジュールにおける電気配線接続用配線基
板の配線端子説明図、図4は、図1の光モジュールにお
けるフレキシブ基板の説明図、図5は、図1の光モジュ
ールにおける配線基板とフレキシブル基板の接続部の断
面図、図6は本発明に係わる光モジュールの他の実施形
態の説明図である。
【0015】図1、2において、光モジュール100
は、長方形の上面形状を有する光モジュール筺体100
aを有し、該光モジュール筺体100aの底板部6上の内
部に冷却器20が搭載され、該冷却器20の上部には金
属製ブロック5aが設けられ、該金属製ブロック5a上の
一部には搭載基板5が一体的に設けられている。前記搭
載基板5上には、通信用光を出射する半導体レーザ素子
1と、当該搭載基板5上の温度を検出し、前記冷却器2
0による温度制御を行うサーミスタ9が搭載されてい
る。サーミスタ9の搭載位置は、温度変化の応答速度を
速くするために半導体レーザ素子1に近い方が望ましい
のはいうまでもない。
【0016】冷却器20は、半導体レーザ素子1からの
発熱を搭載基板5及び金属製ブロック5aを介して吸熱
する吸熱体22と、該吸熱体22と接し、電流の方向に
よって吸排熱するペルチェ素子21と、該ペルチェ素子
21の吸排熱を筺体底板部6へ放熱する放熱部23とか
ら構成される。このようにして、搭載基板5上の部材か
ら発生した熱は、前記金属製ブロック5、前記吸熱体2
2、前記ペルチェ素子21、前記放熱部23、前記筺体
底板部6へと放熱される。前記吸熱体22及び放熱部2
3は高剛性、高熱伝導性であるセラミックを用いるのが
一般的である。
【0017】さらに、搭載基板5には、レーザ光を放射
する半導体レーザ素子1と、前記半導体レーザ素子1から
出射されたレーザ光をモニタして光強度の制御を行うモ
ニタ素子2と、前記半導体レーザ素子1から出射される
レーザ光を変換し光出力とし、ホルダ部8(後述)の光
出力部と結合するレンズ3と、戻り光を阻止するアイソ
レータ4とが光軸上に整列して搭載されている。
【0018】光モジュール筺体100aの長方形状の上
面における短手方向の相対向する側壁面の一辺7b1側
には、半導体レーザ素子1から出射された光を筺体10
0a外部に出射するための光出力部を有するホルダ8が
光軸上に配置されている。また、ホルダ8の先端には図
示しないが、光フアイバやレンズなどが接続される。本
発明ではホルダ8の先端以降の構成について省略する。
【0019】一方、光モジュール筺体100aの長方形
状の上面における長手方向の相対向する側壁面7a1の
一辺には近接して筺体底板部6上で、且つ冷却器20及
び金属製ブロック5aの近傍に台座10が設置され、該
台座10上にはドライバIC11が搭載されている。該
ドライバIC11はレーザ素子1に最も近接した位置に
設けられており、その発熱は台座10から筺体底板部6
へと伝熱して放熱される。
【0020】光モジュール筺体100aは長方形の上面
形状を有しており、該長方形の長手方向の相対向する側
壁面7a1、a2とそれぞれ交差する方向の平面にそれぞ
れ電気信号接続用配線基板12a、12bが設置されて
いる。該電気信号接続用配線基板12a、12bの表面
上には金属薄膜で所要のパターン配線が形成され、該パ
ターン配線131a1、132a2・・、131b1、1
32b2・・・と、リードピン13a1、13a2・・、
13a1、13a2・・・とで、配線端子131a、13
2a・・,131b、132b・・とが形成されてい
る。これらについては後述する。
【0021】配線基板12aは、レーザ素子1に近接し
て配置されており、この近接きせた配置のため、前記配
線基板12aの一部を延在させ、金属製台座10の上部
に接着されている。前記台座10の表面に前記配線基板
12aに近接してドライバIC11が搭載されている。
【0022】配線基板12aは、その表面には所要のパ
ターンの金属薄膜を形成し、ドライバIC11の制御信
号パターン配線131a1、ドライバIC11の制御信
号パターン配線132a2、ドライバIC11の制御信
号パターン配線133a3、入力信号パターン配線13
5a5、GND電極パターン配線134a4、GND電極
パターン配線136a6、ドライバIC11の制御信号
パターン配線137a7、ドライバIC11の制御信号
パターン配線138a8、ドライバIC11の制御信号
パターン配線139a9となっている。該パターン配線
131a1、132a2、・・139a9と外部配線(図
示せず)との接続用に設置されたリードピン13a1、
a2、a3、a4、a5、a6・・・・a9とが、ハンダ材等
で機械的、電気的に接続され、配線端子131a、13
2a、133a、134a、135a、136a、13
7a、138a、139aを形成している。なお、図示
では、配線端子131a、139a以外の符号は図3が
煩瑣となるので省略する。さらに、フレキシブル基板1
4と接続されるパターン配線141、142、143が
設けられている。
【0023】この内、入力信号パターン配線135a
5、GND電極パターン配線134a4、136a6はコ
プレーナ配線(後述)として構成し、前記リードピン1
3a5、13a4、13a6からドライバIC11に向け
て直線上に配設されている。前記入力信号パターン配線
135a5、GND電極パターン配線134a4、136
a6とドライバIC11との間及び該ドライバIC11
と半導体レーザ素子1との間は、インピーダンス不整合
を起さないように短いワイヤ11a、1aで接続されて
いる。同様に、ドライバIC11の制御信号パターン配
線131a1、制御信号パターン配線132a2、制御信
号パターン配線133a3、制御信号パターン配線13
7a7、制御信号パターン配線138a8、制御信号パタ
ーン配線139a9も前記ドライバIC11と短いワイ
ヤ(符号なし)で接続されている。
【0024】一方、筺体100aの相対向する側壁面7
a2に設けられた配線基板12bには、電配線基板12
aから移設されたドライバIC11の電源用パターン配
線(+)131b1、ドライバIC11の電源用パター
ン配線(GND)132b2、ドライバIC11の電源
用パターン配線(−)133b3が配設されている。さ
らに、配線基板12bにはモニタ素子2のパターン配線
(+)134b4、モニタ素子9のパターン配線(−)
135b5、サーミスタ素子9のパターン配線(+)1
36b6、サーミスタ素子9のパターン配線(−)13
7b7、ペルチェ素子21のパターン配線(+)138
b8、ペルチェ素子21のパターン配線(−)139b9
が形成されている。該パターン配線131b1、132
b2、・・・・139b9と外部配線(図示せず)との接
続用に設置されたリードピン13b1,b2,b3,b4,
b5,b6、・・・・b9とが、またハンダ材等で機械
的、電気的に接続され、配線端子131b、132b、
133b、134b、135b、136b、137b、
138b、139bを形成している。なお、図示では、
配線端子131b、139b以外の符号は図3が煩瑣と
なるので省略する。
【0025】また、モニタ素子2のパターン配線(+)
134b4、モニタ素子9のパターン配線(−)135
b5、サーミスタ素子9のパターン配線(+)136b
6、サーミスタ素子9のパターン配線(−)137b7、
ペルチェ素子21のパターン配線(+)138b8、ペ
ルチェ素子21のパターン配線(+)139b9もそれ
ぞれモニタ素子2,サーミスタ素子9、ペルチェ素子2
1と電気配線(図1参照、符号なし)で接続されてい
る。
【0026】この配線基板12bには、一般的に高周波
といわれている制御信号パターン配線131、入力信号
パターン配線134とドライバIC11を搭載していな
い。このように構成された配線基板12bと配線基板1
2a間は、フレキシブル基板14で接続されている。
【0027】次に、配線基板12aと配線基板12b間
のフレキシブル基板14による電気的接続を説明する。
前記フレキシブル基板14には高周波用、低周波用の種
々あり、ここでは、ドライバIC11の電源用パターン
配線(+)131b1、ドライバIC11の電源用パタ
ーン配線(GND)132b2、ドライバIC11の電
源用パターン配線(−)133b3は配線基板12a側
に配設されるべき配線を配線基板12b側に移設させ、
前記配線基板12bと配線基板12a間を低周波用フレ
キシブル基板14で接続するものである。フレキシブル
基板14が、低周波用の場合(例えば、電源系)はイン
ピーダンス整合を考慮する必要がなく断面形状に変化が
なく、同形状の断面の配線を用いればよい。一般に、フ
レキシブル基板は、インピーダンス整合ができると共
に、熱変形に強い構成となっている。
【0028】図4を参照して、制御信号、入力信号配線
の場合に用いた場合の高周波用フレキシブル基板14を
説明する。図4(a)は図1の光モジュールにおける高
周波信号の接続に用いられた高周波用フレキシブル基板
14の平面図、(b)は(a)のB−B部の断面図であ
る。フレキシブル基板14は柔軟性を有する絶縁性フィ
ルム30例えばポリイミド膜と、金属箔31例えば銅か
ら構成されており、前記フレキシブル基板14はコプレ
ーナ配線構造となっている。該コプレナー構造は、金属
箔31の導体が基板上面にあり、信号線路が接地線路に
挟まれた構造であり、断面構造をインピーダンス整合が
取れるように設定されている。前記絶縁性フィルム30
には切り欠け部32が設けられており、該切り欠け部3
2から金属箔31が露出され、配線基板12a、bと接
続されている。
【0029】図5を参照して、フレキシブル基板14と
配線基板12(前記配線基板12a、配線基板12bの
総称)との接続構造の一例を説明する。フレキシブル基
板14の金属箔31と配線基板12とがバンプ33で接
続されている。通常バンプ33は、例えばハンダボール
や金バンプで構成されている。バンプ33による接続
は、高速で且つ精度良く同時加工ができる。
【0030】図6を参照して、フレキシブル基板14の
他の構造について説明する。図6(a)はストリップ構
造、図6(b)はマイクロストリップ構造になっている。
これらを用いる場合は、インピーダンス整合が取れるよ
うに金属箔の断面寸法を最適したのを用いるのはいうま
でもない。また、どのような構造にするかはコストと使
用する周波数帯域で決められることはいうまでもない。
【0031】このような構成の光モジュールの機能を説
明する。入力信号パターン配線135a5から入力信号
がドライバIC11に入力すると同時に、ドライバIC
の制御信号パターン配線131a1、a2、a3、a4、a
5、a6、・・・等から信号が入力する。ドライバICの
電源用パターン配線131b1、132b2、133b3
が図示右側の配線基板12bからバンプ33を介してフ
レキシブル基板14の金属箔31を経て再びバンプ33
を介して図示左側配線基板12aのパターン配線14
1、142、143を経てドライバIC11に接続され
ているので電源が供給される。
【0032】この結果、ドライバIC11が駆動され、
半導体レーザ素子1からレーザ光を出射する。出射した
レーザ光はレンズ3で光に変換され、光出力部が設けら
れているホルダ8から外部に出力される。また、モニタ
素子2が半導体レーザ素子1からの光強度の制御を行う
と共に、アイソレータ4により戻り光が阻止されてい
る。
【0033】ドライバIC11は、その下部に台座10
が接触して設けられているので、この台座10を経て光
モジュール筺体100aの底部から放熱される。半導体
レーザ素子1は、その下部に搭載基板5、ペルチェ素子
21、吸熱体22、放熱部23からなる冷却器20が設
けられているので、これらを通じて前記半導体レーザ素
子1の発熱は放熱される。
【0034】このような構成の光モジュール100は、
従来、配線基板12aは、ドライバIC11の制御信号
配線端子131a、ドライバIC11の制御信号配線端
子132a、ドライバIC11の制御信号配線端子13
3a、入力信号配線端子135a、GND電極配線端子
134a、136a、ドライバIC11の制御信号配線
端子137a、ドライバIC11の制御信号配線端子端
子138a、ドライバIC11の制御信号配線端子13
9a、ドライバICの電源用配線端子131b、132
b、133bの12本であり、配線基板12bは、モニ
タ素子2の配線端子(+)134b、モニタ素子9の配
線端子(−)135b、サーミスタ素子9の配線端子
(+)136b、サーミスタ素子9の配線端子(−)1
37b、ペルチェ素子21の配線端子(+)138b、
ペルチェ素子21の配線端子(−)139bの6本とな
って光モジュール100の長手方向が大となる。
【0035】これらドライバICの電源用配線端子13
1b、132b、133bが、図示左側の配線基板12
aに配設されるべきものを、図示右側の配線基板12b
に配設することにより、外部基板との接続に用いるリー
ドピン13a1、13a2、13a3、・・・13a9、1
3b1、13b2、13b3、・・13b9の本数を配線基
板12a,12b上それぞれ9本となりで均等化するこ
とができる。このため、光モジュール100の筺体10
0aを小型化することができると共に、変形に起因する
光軸のずれの低減ができる。
【0036】すなわち。本実施形態では、両側に設けた
配線基板間がフレキシブル基板を介して電気的に接続さ
れることにより、光モジュールの外部との接続用配線端
子を二つの配線基板で負担することができ、筺体の長手
方向が小にすることができる。
【0037】本実施形態では、ドライバICの電源用配
線端子131b、132b、133bを図示右側の配線
基板12bに移設したが、高周波用フレキシブル基板を
配線基板12aと配線基板12b間の接続に用いること
により、他の信号配線端子も移設することができる。
【0038】光モジュール100の筺体100aの気密
を保つための蓋は、説明を省略したが必要であるのは言
うまでもない。また、搭載基板5のパターン配線、基板
や素子を接続する部材(ボンディングワイヤやリボンワ
イヤなど)、終端抵抗やチップコンデンサなどの部品も
説明を省略したが必要であるのは言うもでもない。搭載
基板5や底板部6や台座10は、高剛性、高熱伝導性の
材質(例えば窒化アルミニウム)が望ましい。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本発明の構成
によれば、配線基板と配線基板の間にフレキシブル基板
を介して電気的に接続することにより、外部基板との接
続に用いる配線基板の配線端子数を均等化することがで
き、小形化を容易に図ることができる効果がある。ま
た、小形化することにより筺体の変形量が小さくなり変
形に起因する光軸のずれの低減ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる光モジュールに1実施形態の平
面図である。
【図2】図1の光モジュールの断面図である。
【図3】図1の光モジュールにおける電気信号配線用配
線基板の配線端子説明図である。
【図4】図1の光モジュールにおけるフレキシブ基板の
説明図である。
【図5】図1の光モジュールにおける配線基板とフレキ
シブル基板の接続部の断面図である。
【図6】本発明に係わる光モジュールの他のフレキシブ
ル基板の説明図である。
【符号の説明】
1…半導体レーザ素子 2…モニタ素子 3…レンズ 5…搭載基板 5a…ブロック 7、7a1、7a2、7b1、7b2…筺体の側壁面 8…ホルダ部 9…サーミスタ素子 10…台座 11…ドライバIC 12、12a、12b…電気信号配線用配線基板 13a1、13a2、13a3・・・…リードビン 13b1、13b2、13b3・・・…リードビン 131a、132a、133a・・…端子 131b、132b、133b・・…端子 14…フレキシブル基板 20…冷却部 21…ペルチェ素子 22…吸熱体 23…放熱体 33…バンプ 100…光モジュール 100a…光モジュールの筺体 131a1…ドライバIC11の制御信号パターン配線 133a3…ドライバIC11の制御信号パターン配線 134a4…GND電極パターン配線 135a5…入力信号パターン配線 136a6…GND電極配線114b 137a7…ドライバIC11の制御信号パターン配線 138a8…ドライバIC11の制御信号パターン配線 139a9…ドライバIC11の制御信号パターン配線 131b1、132b2、133b3…ドライバICの電
源用パターン配線 134b4…モニタ素子2のパターン配線(+) 135b5…モニタ素子2のパターン配線(−) 136b6…サーミスタ素子9のパターン配線(+) 137b7…サーミスタ素子9のパターン配線(−) 138b8…ペルチェ素子21のパターン配線(+) 139b9…ペルチェ素子21のパターン配線(−) 131a…ドライバIC11の制御信号配線端子 132a…ドライバIC11の制御信号配線端子 133a…ドライバIC11の制御信号配線端子 134a…GND電極配線端子 135a…入力信号配線端子 136a…GND電極配線端子 137a…ドライバIC11の制御信号配線端子 138a…ドライバIC11の制御信号配線端子 139a…ドライバIC11の制御信号配線端子 131b、132b、133b…ドライバICの電源用
配線端子 134b…モニタ素子2の配線端子(+) 135b…モニタ素子2の配線端子(−) 136b…サーミスタ素子9の配線端子(+) 137b…サーミスタ素子9の配線端子(−) 138b…ペルチェ素子21の配線端子(+) 139b…ペルチェ素子21の配線端子(−)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 博康 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 Fターム(参考) 5F073 AB21 AB27 AB28 AB30 FA02 FA06 FA12 FA25 FA28 FA30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光モジュールの筺体の相対向する側壁面に
    第一及び第二の電気信号接続用配線基板を設け、該第一
    及び第二の電気信号接続用配線基板にはそれぞれ前記光
    モジュールを駆動させるための電気信号または電源等を
    導入する配線端子を備え、該配線端子は、外部と接続さ
    れるリードピンと、該リードピンに接続されるパターン
    配線とから構成される光モジュールにおいて、 前記第一の電気信号接続用配線基板と、前記第二の電気
    信号接続用配線基板をフレキシブル基板により接続する
    ようにしたことを特徴とする光モジュール。
  2. 【請求項2】光モジュールの筺体の相対向する側壁面に
    第一及び第二の電気信号接続用配線基板を設け、該第一
    及び第二の電気信号接続用配線基板にはそれぞれ前記光
    モジュールを駆動させるための電気信号または電源等を
    導入する配線端子を備え、該配線端子は、外部と接続さ
    れるリードピンと、該リードピンに接続されるパターン
    配線とから構成される光モジュールにおいて、 前記第一の電気信号接続用配線基板に新たにパターン配
    線を設けると共に、前記第一の電気信号接続用配線基板
    の配線端子の一部を前記第二の電気信号接続用配線基板
    に移設し、該移設した配線端子のパターン配線と、前記
    新たに設けたパターン配線間をフレキシブル基板により
    接続するようにしたことを特徴とする光モジュール。
  3. 【請求項3】請求項1,2のいずれかに記載の光モジュ
    ールにおいて、 前記光モジュールの筺体内の冷却器上に設けられた高熱
    伝導性ブロックと、該高熱伝導性ブロック上に設けた搭
    載基板と、前記高熱伝導性ブロックの近傍に設けられた
    高熱伝導性台座とを有し、 前記高熱伝導性ブロックには、通信用レーザ光を出射す
    る半導体レーザ素子からのレーザ光を光変換するレンズ
    と、戻り光を阻止するアイソーレータとが配設され、 前記搭載基板には、前記半導体レーザ素子と、該半導体
    レーザ素子からの通信用レーザ光の強度を制御するモニ
    タ素子と、当該搭載基板の温度を検出し前記冷却器の制
    御をするサーミスタ素子とが配設され、 前記高熱伝導性台座には、前記半導体レーザ素子に、外
    部からの入力信号を増幅して駆動信号として供給し、近
    接して設けられた増幅素子と、前記電気信号接続用配線
    基板とが配設され、 前記半導体レーザ素子は、前記筺体に設けた光出力部と
    光結合されていることを特徴とする光モジュール。
  4. 【請求項4】請求項1、2、3のいずれかに記載の光モ
    ジュールにおいて、 前記電気信号接続用配線基板のそれぞれの配線端子数を
    均一となるように構成したことを特徴とする光モジュー
    ル。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3のいずれかに記載の光モ
    ジュールにおいて、 前記フレキシブル基板がコプレーナ線路もしくはマイク
    ロストリップ線路またはストリップ線路のいずれかの構
    造で形成し、インピーダンス整合がとれていることを特
    徴とする光モジュール。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3のいずれかに記載の光モ
    ジュールにおいて、 前記電気信号接続用配線基板と前記フレキシブル基板の
    間にバンプを搭載し接続させていることを特徴とする光
    モジュール。
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