JP2003264231A - レイアウト設計方法および半導体装置 - Google Patents

レイアウト設計方法および半導体装置

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JP2003264231A
JP2003264231A JP2002064785A JP2002064785A JP2003264231A JP 2003264231 A JP2003264231 A JP 2003264231A JP 2002064785 A JP2002064785 A JP 2002064785A JP 2002064785 A JP2002064785 A JP 2002064785A JP 2003264231 A JP2003264231 A JP 2003264231A
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pattern
semiconductor device
capacitor electrode
unit circuit
capacitor
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JP2002064785A
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Makoto Kitagawa
真 北川
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外乱に対する充分な耐性を有するとともに、
不良の発生を抑制することが可能な半導体装置のレイア
ウト設計方法および半導体装置を提供する。 【解決手段】 スタンダードセルを用いた半導体装置の
レイアウト設計方法であって、端部にキャパシタ電極基
礎パターンを有するスタンダードセルを準備する工程
(S10、S20)と、スタンダードセルを複数個組合
せて機能回路パターンを構成する組合せ工程(S30、
S40)と、キャパシタ電極基礎パターンを変形するこ
とにより、キャパシタ電極パターンを形成する工程(S
50)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レイアウト設計
方法および半導体装置に関し、より特定的には、スタン
ダードセル方式のレイアウト設計方法およびそのレイア
ウト設計方法を用いて製造された半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の設計方法の1つとし
て、いわゆるスタンダードセル方式が知られている。ス
タンダードセル方式では、NOTゲートなどのように頻
繁に使用する回路パターンを予めスタンダードセルとし
て作成しておき、それらのスタンダードセルを複数個配
置することにより所定の機能を実現する大規模な回路の
レイアウト設計を行う。
【0003】図14および図15に、スタンダードセル
の一例を示す。図14は、従来のスタンダードセルおよ
び対応する回路図を示す模式図である。図14の左側に
示された図(図14(a)に示された図)は、いわゆる
NOTゲートの回路図を示し、図14の右側に示された
図(図14(b)に示された図)は、図14(a)に示
されたNOTゲートに対応するスタンダードセル101
を示している。図15は、従来のスタンダードセルのも
う1つの例を示す模式図である。
【0004】図15に示すように、スタンダードセル1
01の内部には、あらかじめ電源メタル配線(VDD配線
108)、pチャネル電界効果トランジスタパターン1
02、nチャネル電界効果トランジスタパターン10
3、接地配線パターン110およびセル内配線パターン
104などが配置されている。スタンダードセル101
に対応する半導体装置では、上述したpチャネル電界効
果トランジスタパターン102やnチャネル電界効果ト
ランジスタパターン103などに対応する回路素子を用
いて、入力データを与えた場合に所定の出力データが得
られるような小規模な論理回路が実現されている。
【0005】そして、複雑な論理回路を形成する場合、
形成されるべき論理回路を構成する要素となる小規模な
論理回路に対応する図14あるいは図15に示すような
スタンダードセルを、図16に示すように複数個並べて
配置することにより、上述の複雑な論理回路のレイアウ
ト設計を効率的に行うことができる。なお、図16は、
スタンダードセル101を2つ並べた状態を示す模式図
である。
【0006】また、従来、半導体装置のレイアウト設計
技術として、外部からのノイズといった外乱に対する半
導体装置の耐性を向上させるため、キャパシタ(容量素
子)を半導体装置の回路中に配置する技術が知られてい
る。このキャパシタに電源電位の電荷を蓄積しておくこ
とにより、半導体装置に対して外部からノイズなどが加
えられた場合、半導体装置中での電源電位の変動量を小
さくできる。この結果、半導体装置の雑音耐性を向上さ
せることができるので、半導体装置を安定して動作させ
ることができる。
【0007】このようなキャパシタは、たとえば図17
に示すような構造を備えている。図17は、半導体素子
の外乱に対する耐性を向上させるために形成されるキャ
パシタ(MOSCAP)を説明するための模式図であ
る。図17に示すように、キャパシタ131は、半導体
基板の主表面上に形成されたキャパシタ上部電極として
のトランスファーゲート112と、このトランスファゲ
ート下に位置するキャパシタ誘電体膜としての絶縁膜
(図示せず)と、半導体基板の主表面に形成されたキャ
パシタ下部電極としての拡散領域113とからなる。拡
散領域113は、半導体基板の主表面に導電性不純物を
導入することにより形成されている。
【0008】このようなキャパシタは、図16に示すよ
うにスタンダードセルを複数個並べて所定の論理回路の
レイアウトを決定した後、半導体装置において回路を構
成するpチャネル電界効果トランジスタやnチャネル電
界効果トランジスタといった素子が形成されていない領
域130に配置される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のレイアウト設計方法においては、以下のような問題が
あった。
【0010】すなわち、半導体装置の外乱に対する耐性
を十分な程度に保つためには、上述したキャパシタ13
1の容量をある程度大きくする必要がある。一方、近
年、半導体装置の複雑化、高集積化が進み、半導体装置
において形成されるべき論理回路も大規模かつ複雑にな
ってきている。その結果、外乱に対する耐性を向上させ
るためのキャパシタ131(図17参照)を形成する領
域130(図16参照)の形状や配置も複雑になってい
る。そのため、キャパシタ131(図17参照)のトラ
ンスファゲート112や拡散領域113の面積を十分に
確保することが難しくなってきている。このため、キャ
パシタ131の容量を十分確保することが困難になって
きている。この結果、半導体装置の外乱に対する耐性を
十分向上させることができないことにより、半導体装置
の電源電位が外乱により不安定になるといった問題が発
生する場合があった。
【0011】また、半導体装置を構成する電界効果トラ
ンジスタには、図18〜図21に示すように、VDD配線
や他の素子との電気的接続を図るため、コンタクトホー
ルを介して配線が接続される。図18は、半導体装置を
構成する電界効果トランジスタのレイアウトと対応する
断面を示した模式図である。図18では、上方に半導体
装置のレイアウトが示され、下方にそのレイアウトに対
応する半導体装置の断面模式図が示されている。図19
〜図21は、図18に示した電界効果トランジスタ上に
層間絶縁膜およびコンタクトホールを形成する工程を説
明するための断面模式図である。
【0012】図18に示すように、半導体装置において
は、半導体基板121の主表面上に分離絶縁膜123に
よって囲まれた素子形成領域が形成されている。そし
て、この素子形成領域には、ゲート電極として作用する
トランスファゲート112と、ゲート絶縁膜として作用
する絶縁膜122と、絶縁膜122下に位置するチャネ
ル領域を介して対向するように配置され、導電性不純物
が注入されているソース/ドレイン領域としての拡散領
域113とからなる電界効果トランジスタが形成されて
いる。
【0013】そして、図18に示した電界効果トランジ
スタ上に、図19に示すように酸化膜からなる層間絶縁
膜124を形成する。このとき、層間絶縁膜124の上
部表面には、層間絶縁膜124の下に位置する電界効果
トランジスタや分離絶縁膜123の構造を反映した凹凸
が形成されている。
【0014】次に、層間絶縁膜124の上部表面を、た
とえばCMP法(ChemicalMechanica
l Polising)を用いて研磨する。この結果、
層間絶縁膜124の上部表面125を図20に示すよう
に平坦化できる。
【0015】次に、層間絶縁膜124上にフォトリソグ
ラフィー法を用いてパターンを有するレジスト膜(図示
せず)を形成する。このレジスト膜をマスクとしたエッ
チングにより、層間絶縁膜124を部分的に除去するこ
とにより、コンタクトホール126(図21参照)を形
成する。その後、レジスト膜を除去する。この結果、図
21に示すような構造を得る。そして、形成したコンタ
クトホール126を介して、電界効果トランジスタのゲ
ート電極としてのトランスファゲート112や拡散領域
113などを、層間絶縁膜124上に形成された配線層
と電気的に接続することができる。
【0016】しかし、半導体装置において、キャパシタ
131(図17参照)のトランスファゲート112や拡
散領域113の面積を充分に確保できない場合、図22
に示すように半導体基板121の主表面には相対的に大
きな面積を有する分離絶縁膜123が形成されることに
なる。図22は、従来の問題点を説明するための模式図
であって、図18に対応する。図22では、図18と同
様に、上方に半導体装置のレイアウトが示され、下方に
そのレイアウトに対応する半導体装置の断面模式図が示
されている。
【0017】そして、図22に示した半導体装置におい
て、電界効果トランジスタ上に層間絶縁膜124(図2
3参照)を形成するとともに、層間絶縁膜24の上部表
面を平坦化する。図23は、図22に示した半導体装置
において層間絶縁膜を形成した後、その上部表面を平坦
化した状態を示す断面模式図である。図23は図20に
対応する。図23に示すように、分離絶縁膜123のサ
イズが大きい場合、層間絶縁膜123の上部表面におい
て分離絶縁膜123の形状に対応して形成される凹凸が
大きくなるので、層間絶縁膜123の上部表面を平坦化
した後でも、トランスファゲート122や拡散領域11
3上における層間絶縁膜123の上部表面の形状に歪み
が生じる場合があった。
【0018】この結果、トランスファゲート112や拡
散領域113上にコンタクトホール126(図24参
照)を形成すると、図24に示すように、コンタクトホ
ール126の形状や位置にばらつきが生じることにな
る。図24は、従来の半導体装置においてコンタクトホ
ールを形成した状態を示す断面模式図である。このよう
にコンタクトホール126の形状や位置にばらつきが発
生すると、結果的に後工程においてコンタクトホール1
26中に導電体を充填する、あるいはコンタクトホール
126上に配線を形成する際、コンタクトホール126
を介してトランスファゲート112などと上層の配線と
を接続することができないといった構造不良の原因とな
る。
【0019】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、この発明の目的は、外乱に
対する充分な耐性を有するとともに、不良の発生を抑制
することが可能な半導体装置のレイアウト設計方法およ
び半導体装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明の1の局面に従
ったレイアウト設計方法は、スタンダードセルを用いた
半導体装置のレイアウト設計方法であって、端部にキャ
パシタ電極基礎パターンを有するスタンダードセルを準
備する工程と、スタンダードセルを複数個組合せて機能
回路パターンを構成する組合せ工程と、キャパシタ電極
基礎パターンを変形することにより、キャパシタ電極パ
ターンを形成する工程とを備える。
【0021】このように、あらかじめスタンダードセル
内にキャパシタ電極基礎パターンを配置しておくので、
スタンダードセルを組合せて機能回路パターンを構成す
る際、確実にキャパシタ電極パターンの領域を確保する
ことができる。したがって、このキャパシタ電極パター
ンに対応するキャパシタ電極を含むキャパシタの容量を
十分大きくすることが可能になる。このキャパシタを、
半導体装置の電源電位についての外乱の補償のために用
いれば、半導体装置の外乱に対する耐性(雑音耐性)を
十分高く保つことができるので、動作の安定した半導体
装置を得ることができる。
【0022】また、このように確実にキャパシタ電極パ
ターンの領域を確保することができるので、スタンダー
ドセル内に十分な大きさのキャパシタ電極を配置しない
場合のように、分離絶縁体の占める面積が必要以上に大
きくなることを抑制できる。したがって、本発明による
レイアウト設計方法により設計された半導体装置におい
て、半導体基板の主表面上に、キャパシタや電界効果ト
ランジスタなどを覆うように層間絶縁膜を形成する際、
層間絶縁膜の上部表面に分離絶縁体などの存在に起因す
る大きな凹凸部が形成されることを抑制できる。このた
め、層間絶縁膜の上部表面について容易に平坦化を行な
うことができるので、層間絶縁膜にコンタクトホールな
どを形成する際、層間絶縁膜の上部表面の凹凸部に起因
してコンタクトホールなどの位置精度や寸法精度が劣化
することを抑制できる。この結果、半導体装置の構造的
な不良の発生を抑制できる。
【0023】上記1の局面に従ったレイアウト設計方法
において、キャパシタ電極基礎パターンは、半導体装置
を構成する半導体基板の主表面上に形成されるべき導電
体からなるキャパシタ上部電極のパターンと、半導体基
板の主表面に形成されるべき導電性不純物拡散領域から
なるキャパシタ下部電極のパターンとを含んでいてもよ
い。
【0024】この場合、半導体基板の主表面上に形成さ
れる導電体(いわゆるトランスファゲート)と、上記導
電性不純物拡散領域とをそれぞれキャパシタ上部電極お
よびキャパシタ下部電極として用いるキャパシタを、ス
タンダードセル内に確実に配置することができる。
【0025】上記1の局面に従ったレイアウト設計方法
において、スタンダードセルは回路素子パターンを含
み、キャパシタ電極パターンを形成する工程は、回路素
子パターンが形成されていない領域にキャパシタ電極基
礎パターンの一部を伸展させることを含んでいてもよ
い。
【0026】この場合、回路素子パターンが形成されて
いない領域に延在する、十分な広さのキャパシタ電極パ
ターンを得ることができる。したがって、本発明による
レイアウト設計方法を用いて製造された半導体装置にお
いて、このキャパシタ電極パターンに対応するキャパシ
タの容量を十分大きくすることが可能になる。そして、
半導体装置の電源電位についての外乱の補償のためにこ
のキャパシタを用いれば、半導体装置の外乱に対する耐
性(雑音耐性)を十分高く保つことができる。
【0027】上記1の局面に従ったレイアウト設計方法
において、キャパシタ電極パターンを形成する工程は、
組合せ工程を実施する前に行なわれてもよい。
【0028】この場合、スタンダードセルを準備する工
程においてスタンダードセル内にキャパシタ電極パター
ンを配置することが可能になる。
【0029】上記1の局面に従ったレイアウト設計方法
において、キャパシタ電極パターンを形成する工程は、
組合せ工程の途中で実施されてもよい。
【0030】この場合、組合せ工程の途中において、ス
タンダードセルをある程度の個数集積配置したセルの集
合体(中規模セル)について、その中規模セルにおける
回路素子などの全体的な配置などを考慮した上で、キャ
パシタ電極パターンの形状を配置を決定することができ
る。
【0031】上記1の局面に従ったレイアウト設計方法
において、キャパシタ電極パターンを形成する工程は、
組合せ工程の後で実施されてもよい。
【0032】この場合、組合せ工程により形成された機
能回路のパターン(大規模セル)について、その大規模
セルにおける回路素子などの全体的な配置などを考慮し
た上で、キャパシタ電極パターンの形状や配置を決定で
きる。
【0033】上記1の局面に従ったレイアウト設計方法
は、キャパシタ電極パターンを形成する工程を実施した
後、キャパシタ電極パターンに接続するように配置され
る電位固定用配線パターンを配置する工程を備えていて
もよい。上記1の局面に従ったレイアウト設計方法にお
いて、機能回路パターンは電源配線パターンと接地配線
パターンとを含み、電位固定用配線パターンはキャパシ
タ電極パターンと電源配線パターンおよび接地配線パタ
ーンの少なくともいずれか一方とを接続するものであっ
てもよい。
【0034】この場合、本発明によるレイアウト設計方
法を用いて製造された半導体装置において、電位固定用
配線パターンに対応する電位固定用配線によってキャパ
シタ電極の電位を固定することができる。
【0035】上記1の局面に従ったレイアウト設計方法
において、電位固定用配線パターンはスタンダードセル
の外部に形成されていてもよい。また、上記1の局面に
従ったレイアウト設計方法において、機能回路パターン
を構成するスタンダードセルの1つに配置されたキャパ
シタ電極パターンは、当該スタンダードセルに隣接する
他のスタンダードセルに配置された他のキャパシタ電極
パターンと接続されていてもよい。
【0036】この場合、個々のスタンダードセルにおい
て電位固定用配線パターンを個別に配置する場合より、
複数のスタンダードセルに配置されたキャパシタ電極パ
ターンについて共用される電位固定用配線パターンを形
成するので、半導体装置のサイズを小さくすることがで
きる。
【0037】上記1の局面に従ったレイアウト設計方法
において、電位固定用配線パターンはスタンダードセル
の内部に形成されていてもよい。
【0038】この場合、電位固定用配線パターンのため
の領域をスタンダードセルの外部に確保する必要がない
ので、スタンダードセルの外部に電位固定用配線パター
ンのための領域を確保する場合より機能回路パターンの
サイズを小さくできる。
【0039】また、スタンダードセルの内部に電位固定
用配線パターンを配置するので、機能回路パターンを構
成する組合せ工程に先だって、電位固定用配線パターン
を配置することも可能である。
【0040】また、機能回路パターンを構成した後、ス
タンダードセルの外部(たとえば機能回路パターンの端
部の外側)に電位固定用配線パターンを形成する必要が
ないので、この機能回路パターンの外部(あるいは端
部)におけるレイアウトの自由度が小さくなる事を避け
ることができる。
【0041】この発明の他の局面に従った半導体装置
は、半導体基板上に形成された単位回路ブロックを備え
る半導体装置であって、単位回路ブロックは、半導体素
子と、単位回路ブロックの外周における対向する2辺か
ら、単位回路ブロック内の半導体素子が形成されていな
い領域に延在するようにそれぞれ形成された2つのキャ
パシタとを含む。
【0042】この場合、単位回路ブロックの内部に十分
な大きさのキャパシタ(すなわち、十分な静電容量を有
するキャパシタ)を配置することができる。したがっ
て、半導体装置の電源電位についての外乱の補償のため
にこのキャパシタを用いれば、半導体装置の外乱に対す
る耐性(雑音耐性)を十分高く保つことができる。この
ため、安定した動作の可能な半導体装置を得ることがで
きる。
【0043】上記他の局面に従った半導体装置におい
て、キャパシタは単位回路ブロックの外部にまで延在す
る延在部を有するキャパシタ電極を含んでいてもよく、
上記他の局面に従った半導体装置は、キャパシタ電極の
延在部と電気的に接続されている電位固定用配線を備え
ていてもよい。
【0044】この場合、単位回路ブロックの外部に電位
固定用配線を配置するので、単位回路ブロックの内部に
電位固定用配線を配置する必要が無い。また、単位回路
ブロックの対向する2辺から単位回路ブロックの内部に
延在するようにキャパシタが形成されているので、この
ような単位回路ブロックを複数個集積した際、各単位機
能ブロックのキャパシタ同士を容易に接続できる。この
ため、単位回路ブロックの外部に配置された電位固定用
配線を、複数の単位回路ブロックに配置されたキャパシ
タにおいて共有することができる。したがって、半導体
装置において電位固定用配線を単位回路ブロック毎に形
成する必要が無い。この結果、半導体装置の構成を簡略
化できる。
【0045】上記他の局面に従った半導体装置におい
て、キャパシタはキャパシタ電極を含んでいてもよく、
上記他の局面に従った半導体装置は、キャパシタ電極と
単位回路ブロック内部において電気的に接続されている
電位固定用配線を備えていてもよい。
【0046】この場合、単位回路ブロックの外部に電位
固定用配線のための領域を確保する必要が無い。したが
って、単位回路ブロックの外部に電位固定用配線のため
の領域を確保する場合より半導体装置のサイズを小さく
する事ができる。
【0047】上記他の局面に従った半導体装置におい
て、単位回路ブロックの外周形状は四角形状であっても
よく、2つのキャパシタは、対向する2辺の端部におい
て、対向する2辺以外の2辺と接触するように形成され
ていてもよい。
【0048】この場合、上述のような単位回路ブロック
をマトリックス状に配置することにより機能回路を実現
する際、1つの単位回路ブロックに隣接する他の単位回
路ブロックとの間で、キャパシタ同士を容易に接続する
事ができる。したがって、機能回路における複数の単位
回路ブロックに形成されたキャパシタについて、いずれ
か1箇所において電位固定用配線との接続を行なえば、
機能回路におけるキャパシタの電位固定を容易に行なう
ことができる。
【0049】上記他の局面に従った半導体装置は、マト
リックス状に隣接するように配置した複数個の単位回路
ブロックを備えていてもよく、単位回路ブロックは、対
向する2辺の延在する方向に対してほぼ垂直方向に並ぶ
ように、半導体基板の主表面に形成された第1導電型ウ
ェルと、第1導電型とは異なる導電型である第2導電型
ウェルとを含んでいてもよく、複数の単位回路ブロック
のうち、隣接する2つの単位回路ブロックでは、この2
つの単位回路ブロックのうちの一方に含まれる第1導電
型ウェルおよび第2導電型ウェルのうちの一方のウェル
と、2つの単位回路ブロックのうちの他方に含まれ、第
1導電型ウェルおよび第2導電型ウェルのうち上記一方
のウェルと同じ導電型のウェルとが対向して接続するよ
うに、上記複数の単位回路ブロックの配置が決定されて
いる。
【0050】この場合、隣接する単位回路ブロックにつ
いて、同じ導電型のウェルを接続することができる。こ
のため、複数の単位回路ブロックについて、ウェルの電
位固定を1箇所で行なうことができる。したがって、半
導体装置の構造を簡略化できる。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一ま
たは相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は
繰返さない。
【0052】(実施の形態1)図1は、本発明による半
導体装置のレイアウト設計方法を説明するためのフロー
チャートを示す図である。図2は、図1に示したレイア
ウト設計方法において用いるスタンダードセルを示す模
式図である。図3は、図2に示したスタンダードセルに
おける領域IIIの部分拡大模式図である。図4は、図
1に示したレイアウト設計方法における中規模セルパタ
ーン作成工程を説明するための模式図である。図5は、
図1に示したレイアウト設計方法における大規模セルパ
ターン作成工程を説明するための模式図である。図1〜
図5を参照して、本発明による半導体装置のレイアウト
設計方法を説明する。
【0053】図1に示すように、本発明による半導体装
置のレイアウト設計方法においては、まずスタンダード
セルを作成する工程(S10)を実施する。このとき、
スタンダードセル内には、所定の機能を実現するための
電界効果トランジスタなどの回路素子パターンが配置さ
れる。次に、作成したスタンダードセル内にキャパシタ
パターン(MOSCAPパターン)を配置する工程(S
20)を実施する。この結果、図2に示すように、たと
えばpチャネル電界効果トランジスタパターン2と、n
チャネル電界効果トランジスタパターン3とを備えるス
タンダードセル1において、その両端部にMOSCAP
パターンを構成するキャパシタ電極基礎パターンとして
のトランスファゲートパターン12および拡散領域パタ
ーン13が配置される。このようにして、キャパシタ上
部電極のパターンとしてのトランスファゲートパターン
12およびキャパシタ下部電極のパターンとしての拡散
領域パターン13を有するスタンダードセル1を準備す
る工程が実施される。図3に示すように、トランスファ
ゲートパターン12の幅Xは、拡散領域パターン13の
幅Yよりも大きくなっている。
【0054】図2に示すように、スタンダードセル1に
おけるpチャネル電界効果トランジスタパターン2は、
ゲート電極パターン5aと、ゲート電極パターン5a下
に位置するゲート絶縁膜パターン(図示せず)と、ゲー
ト絶縁膜パターン下に位置するチャネル領域パターン
(図示せず)を挟んで対向するように配置されたソース
/ドレイン領域パターン6aとからなる。ソース/ドレ
イン領域パターン6aの一方は、セル内配線パターン4
aによってVDD配線パターン8と接続されている。すな
わち、図2に示したスタンダードセル1に対応する半導
体装置の単位機能セルでは、セル内配線パターン4aに
対応するセル内配線の一方端部が、VDD配線パターン8
に対応するVDD配線とビアホールパターン9に対応する
ビアホール内に充填された導電体(図示せず)を介して
電気的に接続される。また、ソース/ドレイン領域パタ
ーン6aに対応するソース/ドレイン領域の一方とセル
内配線とはコンタクトホールパターン7に対応するコン
タクトホール内に形成された導電体(図示せず)を介し
て電気的に接続された状態となる。
【0055】nチャネル電界効果トランジスタパターン
3は、ゲート電極パターン5b、5cと、このゲート電
極パターン5b、5c下に位置するゲート絶縁膜パター
ン(図示せず)と、ゲート電極パターン5b、5c下に
位置するチャネル領域パターン(図示せず)を挟んで対
向するように配置されたソース/ドレイン領域パターン
6bとからなる。pチャネル電界効果トランジスタパタ
ーン2のソース/ドレイン領域パターン6aの一方と、
nチャネル電界効果トランジスタパターン3のソース/
ドレイン領域パターン6bとはセル内配線パターン4b
を介して接続される。セル内配線パターン4bとpチャ
ネル電界効果トランジスタパターン2のソース/ドレイ
ン領域パターン6aの一方との重なり部には、コンタク
トホールパターン7が形成されている。また、セル内配
線パターン4bとnチャネル電界効果トランジスタパタ
ーン3のソース/ドレイン領域パターン6bとの重なり
部にもコンタクトホールパターン7が形成されている。
【0056】また、nチャネル電界効果トランジスタパ
ターン3におけるソース/ドレイン領域パターン6bの
うちの1つと接地配線パターン10(GND配線パター
ン)とは、セル内配線パターン4cを介して接続されて
いる。すなわち、セル内配線パターン4cの一方端部と
接地配線パターン10との重なり部には、ビアホールパ
ターン11が形成されている。一方、セル内配線パター
ン4cの他方端部とnチャネル電界効果トランジスタパ
ターン3におけるソース/ドレイン領域パターン6bの
1つとの重なり部には、コンタクトホールパターン7が
形成されている。
【0057】そして、このVDD配線パターン8および接
地配線パターン10の外側に、上述したMOSCAPパ
ターンとなるべきトランスファゲートパターン12およ
び拡散領域パターン13をそれぞれ配置する。
【0058】なお、図2では、pチャネル電界効果トラ
ンジスタパターン2およびnチャネル電界効果トランジ
スタパターン3を備えるスタンダードセル1を例示した
が、その他必要な機能を実現するための異なる構成を有
するスタンダードセルにおいても、同様にその両端部に
MOSCAPパターンとなるべきトランスファゲートパ
ターン12および拡散領域パターン13(図2参照)を
配置する。
【0059】次に、トランスファゲートパターン12お
よび拡散領域パターン13(図2参照)が内部に配置さ
れたスタンダードセル1を用いて、中規模セルパターン
を作成する工程(S30)を実施する(図1参照)。こ
こで、中規模セルパターンとは、たとえば図4に示すよ
うに複数個のスタンダードセル1を集積配置して形成さ
れるセルパターンをいう。集積されるスタンダードセル
の数としては、たとえば2〜9程度である。図4では、
2つのスタンダードセル1を集積した中規模セルパター
ン14が示されている。
【0060】そして、図4に示すように、中規模セルパ
ターン14を組上げた後に、キャパシタ電極パターンを
形成する工程としてのトランスファゲートパターンおよ
び拡散領域パターンを伸縮する工程(S50)を実施す
る(図1参照)。具体的には、スタンダードセル1内に
おいてMOSCAPパターンを配置可能な領域(すなわ
ちpチャネル電界効果トランジスタパターン2(図2参
照)およびnチャネル電界効果トランジスタパターン3
(図2参照)の構成要素が配置されていない領域)に、
スタンダードセル1の両端部からトランスファゲートパ
ターン12および拡散領域パターン13(図2参照)を
変形して伸展させる。その結果、図4に示すように、中
規模セルパターン14の回路素子などの全体的な配置を
考慮して、トランスファゲートパターン12の一部がス
タンダードセル1内の回路素子の間に伸展したトランス
ファゲート進展部15が形成される。なお、図4におい
ては図示していないが、トランスファゲート進展部15
に隣接するように拡散領域パターン13(図2参照)が
伸展した拡散領域進展部も形成される。
【0061】次に、図1に示すように、大規模セルパタ
ーンを作成する工程(S40)を実施する。ここで、大
規模セルパターンとは、ある特定の機能を実現できる程
度の集積回路のパターン(機能回路パターン)であっ
て、中規模セルを複数個、あるいは中規模セルとスタン
ダードセルとをそれぞれ複数個集積することにより形成
される。たとえば、図5に示すように、図4に示した中
規模セルパターン14をマトリックス状に6つ(2行×
3列)集積することにより、大規模セルパターン16を
構成する。大規模セルパターン16では、隣接するスタ
ンダードセル1(図4参照)におけるトランスファゲー
トパターン12および拡散領域パターン同士がそれぞれ
接続されている。
【0062】このように、組合せ工程としての中規模セ
ルパターンを作成する工程(S30)および大規模セル
パターンを作成する工程(S40)を実施することによ
り、図5に示すように機能回路パターンとしての大規模
セルパターン16を形成した後、この大規模セルパター
ン16の端部(スタンダードセルの外部)においてV DD
配線パターン8および接地配線パターン10とトランス
ファゲートパターン12とを接続する。この結果、MO
SCAPパターンに対応するMOSCAPのキャパシタ
電極(トランスファゲートパターン12に対応するトラ
ンスファゲート電極)の電位を固定できる。
【0063】トランスファゲートパターン12にVDD
線パターン8を接続する方法としては、たとえば図5に
示すように、大規模セルパターン16の上端に位置する
DD配線パターン8と大規模セルパターン16のほぼ中
央部に位置するトランスファゲートパターン12の延在
部30aとを接続するように、電位固定用配線パターン
としての配線パターン17を形成する。配線パターン1
7と延在部30aおよびVDD配線パターン8との重なり
部にはビアホールパターン18が形成されている。
【0064】また、同様に大規模セルパターン16の下
端に位置するVDD配線パターン8と大規模セルパターン
16の中央部に位置するもう1つのトランスファゲート
パターン12の延在部30bとを接続するように、電位
固定用配線パターンとしての配線パターン17を形成す
る。配線パターン17と延在部30bおよびVDD配線パ
ターン8との重なり部には、それぞれビアホールパター
ン18が形成されている。
【0065】また、同様に大規模セルパターン16の中
央部に位置する接地配線パターン10と大規模セルパタ
ーン16の上部に位置するトランスファゲートパターン
12の延在部30cとを接続するように、電位固定用配
線パターンとしての配線パターン19を形成する。配線
パターン19と延在部30cおよび接地配線パターン1
0との重なり部には、それぞれビアホールパターン20
が形成されている。
【0066】また、同様に大規模セルパターン16の中
央部に位置する接地配線パターン10と、大規模セルパ
ターン16の下端に位置するトランスファゲートパター
ン12の延在部30dとを接続するように、電位固定用
配線パターンとしての配線パターン19を形成する。配
線パターン19と延在部30dおよび接地配線パターン
10との重なり部には、それぞれビアホールパターン2
0が形成されている。この結果、大規模セルパターン1
6の端部において複数のスタンダードセル1に対する電
位固定用の配線パターン17、19を配置できるので、
複数のスタンダードセル1(図4参照)のそれぞれにつ
いて、トランスファゲートパターン12に対応するトラ
ンスファゲートの電位固定のための配線を配置する場合
より半導体装置の小型化を図ることができる。このよう
にして、トランスファゲートの電位固定を行なう工程
(S60)(図1参照)を実施する。
【0067】なお、上述したレイアウト設計方法におい
ては、中規模セルパターン作成工程(S30)を実施し
た後、中規模セルパターン14(図4参照)を組上げた
段階でトランスファゲートパターン12および拡散領域
パターンを伸縮する工程(S50)を実施したが、この
トランスファゲートパターンおよび拡散領域パターンを
伸縮する工程(S50)は、大規模セルパターンを作成
する工程(S40)を行なった後に行なってもよい。こ
の場合、大規模セルパターンにおける回路素子などの全
体的な配置を考慮した上で、トランスファゲートパター
ン12および拡散領域パターン13を伸縮させることが
できる。
【0068】また、このトランスファゲートパターンお
よび拡散領域パターンを伸縮する工程(S50)を、ス
タンダードセル内にMOSCAPパターンを配置する工
程(S20)を実施した後に行なってもよい。この場
合、ある程度大きな面積を有するトランスファゲートパ
ターン12および拡散領域パターン13を有するスタン
ダードセルを準備できる。また、トランスファゲートの
電位固定工程(S60)は、上述のように大規模セルパ
ターンを作成する工程(S40)の後に実施してもよい
が、中規模セルパターンを作成する工程(S30)を行
なった後に実施してもよい。
【0069】このように、予めスタンダードセル1(図
2参照)内に、MOSCAP用のトランスファゲートパ
ターン12および拡散領域パターン13(図2参照)を
配置しておくので、スタンダードセル1において予めM
OSCAPのための領域(トランスファゲートパターン
12のための領域)を確保することになる。そして、ス
タンダードセル1内に配置されたpチャネル電界効果ト
ランジスタパターン2(図2参照)およびnチャネル電
界効果トランジスタパターン3(図2参照)などのよう
な機能素子の間に形成された領域に、これらのトランス
ファゲートパターン12および拡散領域パターン13
(図2参照)を伸展させることによって、効率的に大面
積のトランスファゲートパターン12(図5参照)およ
び拡散領域を形成することができる。この結果、半導体
装置におけるMOSCAPの容量を十分大きくすること
ができる。したがって、このMOSCAP(容量素子)
を半導体装置の電源電位などについての外乱に対する補
償のために用いれば、半導体装置の雑音耐性を向上させ
ることができるので、動作の安定した半導体装置を得る
ことができる。
【0070】また、スタンダードセル1(図4参照)の
両端部は必ずトランスファゲートパターン12が配置さ
れた状態となるので、図4および図5に示したように中
規模セルパターン14あるいは大規模セルパターン16
を組上げたときに、隣接するスタンダードセル1間でト
ランスファゲートパターン12を容易に接続することが
できる。このため、たとえば図5に示したような大規模
セルパターン16を組上げた後に、大規模セルパターン
16の一方端部においてMOSCAPの電極電位を固定
するための配線パターン17、19(図5参照)を配置
することができる。つまり、スタンダードセル1(図4
参照)内に配置されたMOSCAPのトランスファゲー
トパターン12(図4参照)毎に個別に接地配線パター
ン10あるいはVDD配線パターン8などとの接続を行な
うための配線を形成する必要がない。この結果、半導体
装置の配線構造を簡略化することができる。したがっ
て、半導体装置の小型化に特に効果的である。
【0071】また、本発明によるレイアウト設計方法を
用いて製造された半導体装置では、図4および図5から
わかるように、スタンダードセル1(図4参照)に対応
する単位回路ブロックが複数個半導体基板の主表面に形
成される。単位回路ブロックは、その外周形状がほぼ四
角形状であり、pチャネル電界効果トランジスタパター
ン2(図2参照)などに対応する半導体素子と、単位回
路ブロックの外周における対向する2辺から、半導体素
子が形成されていない領域に延在するようにそれぞれ形
成され、トランスファゲートパターン12に対応するキ
ャパシタ電極を含む2つのキャパシタ(MOSCAP)
とを含む。このような充分な大きさのキャパシタを半導
体装置の外乱に対する補償のために用いれば、半導体装
置の雑音耐性を向上させることができる。
【0072】また、このキャパシタは、上記対向する2
辺の端部において、上記対向する2辺以外の2辺と接触
するように形成されているので、隣接する単位回路ブロ
ックの間で容易に接続されることになる。キャパシタを
構成するキャパシタ上部電極としてのトランスファゲー
トパターン12(図5参照)に対応するトランスファゲ
ートは、図5の延在部30a〜30dに対応し単位回路
ブロックの外側に延在する延在部を有している。この延
在部とトランスファゲートとを接続するように、配線パ
ターン17、19に対応する電位固定用配線としての配
線が形成されている。このように、複数の単位回路ブロ
ックにおいて共用できる電位固定用配線を形成すること
で、半導体装置の構成を簡略化できる。
【0073】また、本発明によるレイアウト設計方法に
よれば、MOSCAPの面積を十分大きくすることがで
きる(トランスファゲートパターン12(図4参照)の
大きさを十分大きくすることができる)ため、以下のよ
うな利点がある。以下、図6および図7に基づいて説明
する。
【0074】図6は、本発明によるレイアウト設計方法
によって製造された半導体装置において、MOSCAP
が形成された部分の断面模式図である。図7は、図6に
示した半導体装置において、MOSCAPを構成するト
ランスファゲートおよび拡散領域上にコンタクトホール
を形成した状態を示す断面模式図である。図6および図
7を参照して、本発明によるレイアウト設計方法による
効果を説明する。
【0075】図6に示すように、半導体装置は、半導体
基板21の主表面に形成された分離絶縁膜23と、この
分離絶縁膜23に囲まれた領域において、半導体基板2
1の主表面に形成された拡散領域42と、拡散領域42
に隣接する半導体基板21の主表面上に形成された絶縁
膜22と、絶縁膜22上に形成されたトランスファゲー
ト41とを備える。トランスファゲート41と絶縁膜2
2と拡散領域42とからMOSCAPが構成される。ト
ランスファゲート41および拡散領域は、それぞれMO
SCAPのキャパシタ上部電極およびキャパシタ下部電
極として作用する。また、絶縁膜22はキャパシタ誘電
体膜として作用する。そして、図6に示すように、トラ
ンスファゲート41上には層間絶縁膜24が形成されて
いる。
【0076】図6に示すように、本発明によるレイアウ
ト設計方法によれば、トランスファゲートパターン12
(図5参照)のサイズを充分大きくできることから、こ
のトランスファゲートパターン12に対応するトランス
ファゲート41のサイズを充分大きくできる。そして、
トランスファゲート41が十分大きく形成されていれ
ば、結果的に分離絶縁膜23のサイズは小さくなる。こ
のため、分離絶縁膜23の存在に起因する層間絶縁膜2
4の上部表面25における凸部31の占有面積や高さを
小さくすることができる。そのため、図7に示すよう
に、層間絶縁膜24にコンタクトホール26を形成する
場合、層間絶縁膜24の上部表面25(図6参照)の平
坦性が悪いことに起因してコンタクトホール26の位置
精度が劣化するといった問題の発生を抑制できる。この
結果、半導体装置の製造ばらつきを小さくすることがで
きる。したがって、半導体装置の製造歩留りを向上させ
ることができると同時に、高性能な半導体装置を得るこ
とができる。
【0077】また、本発明によるレイアウト方法によっ
て十分な広さのMOSCAP(容量素子)を形成するこ
とによって、半導体装置における電源電位のノイズに対
する耐性(雑音耐性)を向上させることができる。すな
わち、VDD配線などの電源供給線に接続されたMOSC
APの大きさが不十分である場合には、図8に示すよう
に電源電位の変動が、ΔV0と相対的に大きくなる。つ
まり、このような半導体装置では、外部からの雑音の影
響を大きく受けるといった問題がある。
【0078】一方、本発明によるレイアウト設計方法を
用いた半導体装置では、十分な大きさのMOSCAPを
確保しているので、電源供給線に接続されたMOSCA
Pの容量を十分大きくすることができる。この結果、外
部からのノイズがある場合でも、図9に示すように電源
電位の変動をΔV1というように、図8に示したΔV0
より相対的に小さくすることができる。これは、MOS
CAPにおいて電源電荷を大量に蓄積することが可能で
あるので、外部からのノイズ(外乱)によって電源電位
が変動する場合でもMOSCAPに蓄積した電源電荷に
よってその外乱を打消すことが可能になるためである。
なお、図8は、MOSCAPの容量が不十分な場合の外
乱による電源電位の変化を表すグラフを示す図である。
また、図9は、本発明によるレイアウト設計方法を用い
て製造された半導体装置における電源電位の外乱による
変化を表わすグラフを示す図である。このように、本発
明によれば半導体装置の雑音耐性を向上させることがで
きる。
【0079】また、図2に示したスタンダードセル1で
は、図10に示すように、pチャネル電界効果トランジ
スタパターン2はnウェル27上に形成され、nチャネ
ル電界効果トランジスタパターン3はpウェル28上に
形成されていることが好ましい。図10は、本発明によ
るレイアウト設計方法において用いるスタンダードセル
を示す模式図である。図11は、図10に示したスタン
ダードセルにより構成した中規模セルパターンを示す模
式図である。この場合、中規模セルパターン作成工程
(S30)(図1参照)において図11に示すような中
規模セルパターンとしてのセルパターン列29を形成す
ると、MOSCAPのトランスファゲートパターン12
および拡散領域パターン13、さらにnウェル27およ
びpウェル28が隣接するスタンダードセル1の間でそ
れぞれ互いに横方向に接続可能となる。つまり、図11
に示した中規模セルパターンに対応する半導体装置で
は、トランスファゲート、拡散領域、さらに第1導電型
ウェルとしてのnウェルおよび第2導電型ウェルとして
のpウェルが隣接する単位回路ブロック間で対向して配
置されるとともに電気的に接続された状態となるよう
に、単位回路ブロックの配置が決定されている。nウェ
ル27、pウェル28、トランスファゲートおよび拡散
領域の電位は等しいため、このように単位回路ブロック
間でそれぞれが互いに接続されても特に問題は発生しな
い。
【0080】また、このようにセルパターン列29にお
いてnウェル27、pウェル28、トランスファゲート
パターン12および拡散領域パターン13が隣接するス
タンダードセル1間で接続されることにより、それぞれ
複数のスタンダードセル1に対してある1箇所におい
て、上記各構成要素の電位固定を行なうための配線を配
置すればよい。この結果、本発明によるレイアウト設計
方法により製造される半導体装置の構造を簡略化するこ
とが可能になる。
【0081】次に、図11に示したようなセルパターン
列29を図12に示すように複数個集積する場合を考え
る。図12は、図11に示したセルパターン列を3つ積
層した大規模セルパターンを示す模式図である。図12
に示すように、3つのセルパターン列29a〜29c
が、それぞれのセルパターン列29a〜29cにおける
スタンダードセル1(図11参照)の整列方向とほぼ垂
直な方向(MOSCAPのためのトランスファゲートパ
ターン12(図11参照)が形成された対向する2辺の
延在する方向に対してほぼ垂直方向)に集積されてい
る。そして、図12に示した大規模セルパターンでは、
隣り合うセルパターン列29a〜29cの接続部におい
て、nウェル27同士あるいはpウェル28同士がそれ
ぞれ対向するように配置されている。この場合も、隣接
する複数のnウェル27または複数のpウェル28に対
して、1箇所に電位固定のための配線を配置できる。し
たがって、図12に示したセルパターンに対応する半導
体装置の配線構造を簡略化できる。
【0082】また、図12に示した大規模セルパターン
では、たとえば1つのスタンダードセルから見て上下左
右のスタンダードセル間でMOSCAPのトランスファ
ゲートパターン12あるいは拡散領域パターン13を容
易に接続することができる。この結果、図5に示した大
規模セルパターンと同様に、複数のスタンダードセルに
おけるトランスファゲートパターン12あるいは拡散領
域パターン13に対して、電位固定のための配線を1箇
所に配置することができる。この結果、図12に示した
大規模セルパターンにより形成される半導体装置の配線
構造を簡略化できる。
【0083】また、各スタンダードセル内で回路素子が
形成されていない領域にトランスファゲートパターン1
2や拡散領域パターン13を伸展させれば、トランスフ
ァゲートパターン12や拡散領域パターン13の面積を
充分大きくすることができる。この結果、形成されるM
OSCAPの容量を大きくできる。
【0084】このようにして、十分広い領域にわたって
MOSCAPを配置することができるので、電源電位が
安定するとともに雑音耐性に優れた半導体装置を得るこ
とができる。
【0085】また、MOSCAPの面積を充分大きくで
きることから、トランスファゲート41あるいは拡散領
域42(図7参照)へのコンタクトホール26(図7参
照)を形成する際の層間絶縁膜24(図7参照)の表面
の平坦化を効果的に行なうことができる。この結果、正
確なコンタクトホール26を形成することができる。
【0086】(実施の形態2)図13は、本発明による
レイアウト設計方法の実施の形態2を用いて製造される
半導体装置の大規模セルパターンを示す模式図である。
図13を参照して、本発明によるレイアウト設計方法の
実施の形態2を説明する。
【0087】図13に示した大規模セルパターン16を
得るためのレイアウト設計方法は、基本的には本発明に
よるレイアウト設計方法の実施の形態1と同様である
が、トランスファゲートの電位固定を行なう工程(S6
0)(図1参照)の内容が異なる。図13に示した大規
模セルパターン16においては、トランスファゲートの
電位固定を行なうための配線に対応する配線パターン1
7、19がスタンダードセル内部に配置されている。
【0088】すなわち、図13に示すように、VDD配線
パターン8と、大規模セルパターン16の下端に位置す
るトランスファゲートパターン12とを接続するよう
に、配線パターン17が配置されている。配線パターン
17とVDD配線パターン8およびトランスファゲートパ
ターン12との重なり領域には、ビアホールパターン2
0a、20bが形成されている。
【0089】また、接地配線パターン10と、大規模セ
ルパターン16の中央部に位置するトランスファゲート
パターン12とを接続するように、配線パターン19が
配置されている。配線パターン19と接地配線パターン
10およびトランスファゲートパターン12との重なり
領域には、ビアホールパターン18a、18bが形成さ
れている。
【0090】このような電位固定のための配線パターン
17、19の配置は、スタンダードセル内にMOSCA
Pパターンを配置する工程(S20)(図1参照)を実
施した後、中規模セルパターン作成工程(S30)(図
1参照)を行なう前にスタンダードセルに対して実施し
てもよい。また、本発明によるレイアウト設計方法の実
施の形態1に示したように、中規模セルパターンあるい
は大規模セルパターンを組上げた後、大規模セルパター
ンあるいは中規模セルパターンの端部においてトランス
ファゲートの電位固定を行なうための配線パターンを配
置すると同時に、半導体装置のレイアウトによって部分
的に図13に示したようにスタンダードセル内部におい
て配線パターン17、19を配置してもよい。(図5に
示した配線パターン17、19の配置と、図13に示し
た配線パターン17、19の配置とを併用してもよ
い)。
【0091】また、スタンダードセル内に配線パターン
17、19を配置し、スタンダードセルを組上げた段階
で先にトランスファゲートなどの電位固定のための配線
パターンを図13に示したように配置しておけば、中規
模セルパターンあるいは大規模セルパターンを組上げた
後に電位固定のための配線パターンを配置する工程を行
なう必要がない。また、大規模セルパターンあるいは中
規模セルパターンの端部において一括して電位固定のた
めの配線パターン17、19を配置する方法と、図13
に示したようなスタンダードセル内に配線パターン1
7、19を配置する手法とを適宜組合せることにより、
半導体装置のレイアウトに対応して最適な配線配置を実
現することができる。
【0092】また、図13に示すように、スタンダード
セル内において他の機能素子などのレイアウトの自由度
を損ねることなくMOSCAPに対する電位固定のため
の配線パターンを配置することが可能な領域(配線パタ
ーン17、19およびビアホールパターン18a、18
b、20a、20bを形成することが可能な領域)が存
在する場合、当該領域で配線パターン17、19を配置
することによりてMOSCAPのトランスファゲートな
どの電位固定を行なっておけば、本発明の実施の形態2
におけるレイアウト設計方法を用いて製造された半導体
装置(図13に示したようなレイアウトを有する半導体
装置)のセルサイズが大きくなることを抑制できる。ま
た、大規模セルパターン16(図13参照)の端部にお
いてトランスファゲートの電位固定を行なうための配線
パターン17、19を配置する必要がないので、大規模
セルパターン16(図13参照)あるいは中規模セルパ
ターンの端部におけるレイアウトの自由度を大きくする
ことができる。
【0093】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0094】
【発明の効果】本発明によれば、スタンダードセルの端
部において、予めキャパシタ電極パターンであるトラン
スファゲートパターンを配置しておくので、スタンダー
ドセル内に確実にキャパシタ電極パターンの領域を確保
できる。したがって、本発明によるレイアウト設計方法
により製造された半導体装置において、外乱に対する補
償のためのキャパシタの容量を充分大きくできる。した
がって、動作の安定した半導体装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による半導体装置のレイアウト設計方
法を説明するためのフローチャートを示す図である。
【図2】 図1に示したレイアウト設計方法において用
いるスタンダードセルを示す模式図である。
【図3】 図2に示したスタンダードセルにおける領域
IIIの部分拡大模式図である。
【図4】 図1に示したレイアウト設計方法における中
規模セルパターン作成工程を説明するための模式図であ
る。
【図5】 図1に示したレイアウト設計方法における大
規模セルパターン作成工程を説明するための模式図であ
る。
【図6】 本発明によるレイアウト設計方法によって製
造された半導体装置において、MOSCAPが形成され
た部分の断面模式図である。
【図7】 図6に示した半導体装置において、MOSC
APを構成するトランスファゲートおよび拡散領域上に
コンタクトホールを形成した状態を示す断面模式図であ
る。
【図8】 MOSCAPの容量が不十分な場合の外乱に
よる電源電位の変化を表すグラフを示す図である。
【図9】 本発明によるレイアウト設計方法を用いて製
造された半導体装置における電源電位の外乱による変化
を表わすグラフを示す図である。
【図10】 本発明によるレイアウト設計方法において
用いるスタンダードセルを示す模式図である。
【図11】 図10に示したスタンダードセルにより構
成した中規模セルパターンを示す模式図である。
【図12】 図11に示したセルパターン列を3つ積層
した大規模セルパターンを示す模式図である。
【図13】 本発明によるレイアウト設計方法の実施の
形態2を用いて製造される半導体装置の大規模セルパタ
ーンを示す模式図である。
【図14】 従来のスタンダードセルおよび対応する回
路図を示す模式図である。
【図15】 従来のスタンダードセルのもう1つの例を
示す模式図である。
【図16】 スタンダードセルを2つ並べた状態を示す
模式図である。
【図17】 半導体素子の外乱に対する耐性を向上させ
るために形成されるキャパシタを説明するための模式図
である。
【図18】 半導体装置を構成する電界効果トランジス
タのレイアウトと対応する断面を示した模式図である。
【図19】 図18に示した電界効果トランジスタ上に
層間絶縁膜およびコンタクトホールを形成する工程の第
1工程を説明するための断面模式図である。
【図20】 図18に示した電界効果トランジスタ上に
層間絶縁膜およびコンタクトホールを形成する工程の第
2工程を説明するための断面模式図である。
【図21】 図18に示した電界効果トランジスタ上に
層間絶縁膜およびコンタクトホールを形成する工程の第
3工程を説明するための断面模式図である。
【図22】 従来の問題点を説明するための模式図であ
る。
【図23】 図22に示した半導体装置において層間絶
縁膜を形成した後、その上部表面を平坦化した状態を示
す断面模式図である。
【図24】 従来の半導体装置においてコンタクトホー
ルを形成した状態を示す断面模式図である。
【符号の説明】
1 スタンダードセル、2 pチャネル電界効果トラン
ジスタパターン、3nチャネル電界効果トランジスタパ
ターン、4a〜4c セル内配線パターン、5a〜5c
ゲート電極パターン、6a,6b ソース/ドレイン
領域パターン、7 コンタクトホールパターン、8 V
DD配線パターン、9,11 ビアホールパターン、10
接地配線パターン、12 トランスファゲートパター
ン、13 拡散領域パターン、14 中規模セルパター
ン、15 トランスファゲート進展部、16 大規模セ
ルパターン、17,19 配線パターン、18,18
a,18b,20,20a,20b ビアホールパター
ン、21 半導体基板、22 絶縁膜、23 分離絶縁
膜、24 層間絶縁膜、25 上部表面、26 コンタ
クトホール、27 nウェル、28 pウェル、29,
29a〜29c セルパターン列、30a〜30d 延
在部、31 凸部、41 トランスファゲート、42
拡散領域。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/04 C

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタンダードセルを用いた半導体装置の
    レイアウト設計方法であって、 端部にキャパシタ電極基礎パターンを有するスタンダー
    ドセルを準備する工程と、 前記スタンダードセルを複数個組合せて機能回路パター
    ンを構成する組合せ工程と、 前記キャパシタ電極基礎パターンを変形することによ
    り、キャパシタ電極パターンを形成する工程とを備え
    る、レイアウト設計方法。
  2. 【請求項2】 前記キャパシタ電極基礎パターンは、 半導体装置を構成する半導体基板の主表面上に形成され
    るべき導電体からなるキャパシタ上部電極のパターン
    と、 前記半導体基板の主表面に形成されるべき導電性不純物
    拡散領域からなるキャパシタ下部電極のパターンとを含
    む、請求項1に記載のレイアウト設計方法。
  3. 【請求項3】 前記スタンダードセルは回路素子パター
    ンを含み、 前記キャパシタ電極パターンを形成する工程は、前記回
    路素子パターンが形成されていない領域に前記キャパシ
    タ電極基礎パターンの一部を伸展させることを含む、請
    求項1または2に記載のレイアウト設計方法。
  4. 【請求項4】 前記キャパシタ電極パターンを形成する
    工程は、前記組合せ工程の途中で実施される、請求項1
    〜3のいずれか1項に記載のレイアウト設計方法。
  5. 【請求項5】 前記キャパシタ電極パターンを形成する
    工程は、前記組合せ工程の後で実施される、請求項1〜
    3のいずれか1項に記載のレイアウト設計方法。
  6. 【請求項6】 前記キャパシタ電極パターンを形成する
    工程を実施した後、前記キャパシタ電極パターンに接続
    するように配置される電位固定用配線パターンを配置す
    る工程を備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    レイアウト設計方法。
  7. 【請求項7】 前記電位固定用配線パターンは前記スタ
    ンダードセルの外部に形成されている、請求項6に記載
    のレイアウト設計方法。
  8. 【請求項8】 前記電位固定用配線パターンは前記スタ
    ンダードセルの内部に形成されている、請求項6に記載
    のレイアウト設計方法。
  9. 【請求項9】 半導体基板上に形成された単位回路ブロ
    ックを備える半導体装置であって、 前記単位回路ブロックは、 半導体素子と、 前記単位回路ブロックの外周における対向する2辺か
    ら、前記単位回路ブロック内の前記半導体素子が形成さ
    れていない領域に延在するようにそれぞれ形成された2
    つのキャパシタとを含む、半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記キャパシタは、前記単位回路ブロ
    ックの外部にまで延在する延在部を有するキャパシタ電
    極を含み、 前記キャパシタ電極の前記延在部と電気的に接続されて
    いる電位固定用配線を備える、請求項9に記載の半導体
    装置。
  11. 【請求項11】 前記キャパシタはキャパシタ電極を含
    み、 前記キャパシタ電極と前記単位回路ブロック内部におい
    て電気的に接続されている電位固定用配線を備える、請
    求項9に記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記単位回路ブロックの外周形状は四
    角形状であり、 前記2つのキャパシタは、前記対向する2辺の端部にお
    いて、前記対向する2辺以外の2辺と接触するように形
    成されている、請求項9〜11のいずれか1項に記載の
    半導体装置。
  13. 【請求項13】 (従属:マトリックス状、p、nウェ
    ル対向配置)マトリックス状に隣接するように配置した
    複数個の前記単位回路ブロックを備え、 前記単位回路ブロックは、前記対向する2辺の延在する
    方向に対してほぼ垂直方向に並ぶように、前記半導体基
    板の主表面に形成された第1導電型ウェルと、前記第1
    導電型とは異なる導電型である第2導電型ウェルとを含
    み、 前記複数の単位回路ブロックのうち、隣接する2つの単
    位回路ブロックでは、前記2つの単位回路ブロックのう
    ちの一方に含まれる前記第1導電型ウェルおよび前記第
    2導電型ウェルのうちの一方のウェルと、前記2つの単
    位回路ブロックのうちの他方に含まれ、前記第1導電型
    ウェルおよび前記第2導電型ウェルのうち前記一方のウ
    ェルと同じ導電型のウェルとが対向して接続するよう
    に、前記複数の単位回路ブロックの配置が決定されてい
    る、請求項12に記載の半導体装置。
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