JP2003263387A - 個人間通信方法および個人間通信装置 - Google Patents

個人間通信方法および個人間通信装置

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JP2003263387A
JP2003263387A JP2002061607A JP2002061607A JP2003263387A JP 2003263387 A JP2003263387 A JP 2003263387A JP 2002061607 A JP2002061607 A JP 2002061607A JP 2002061607 A JP2002061607 A JP 2002061607A JP 2003263387 A JP2003263387 A JP 2003263387A
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Eiichi Nagahama
栄一 長浜
Yasuhiro Niihori
恭裕 新堀
Naoto Tanba
直人 丹波
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、発言者と複数の閲覧者が所定タイ
トルの同一の画面上に入力して相互に通信する際に、発
言者と閲覧者とが1対1に私信通信する個人間通信方法
および個人間通信システムに関するものであって、フォ
ーラムや電子掲示板などで発言者と閲覧者(読者など)
との間で、発言者と発言のタイトルと閲覧者の組み合わ
せで1対1の私信を実現すと共に、閲覧者の匿名性およ
び私信入力内容の有効期限管理を実現することを目的と
する。 【解決手段】 閲覧者あるいは発信者が特定の前記公開
情報を選択した選択情報を受信し、閲覧者、発信者、公
開情報に対応づけて蓄積された発言情報を参照し、選択
された特定の公開情報に関する閲覧者および発信者が発
言した発言情報を抽出し、選択情報を発信した閲覧者あ
るいは発信者に対してのみ、抽出された発言情報を閲覧
可能な状態とすることを特徴とする個人間通信方法およ
び個人間通信装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発言者の特定発言
について、該発言者と閲覧者が過去の情報履歴を参照し
ながら相互に情報交換する個人間通信方法および個人間
通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット上で複数のユーザ
が情報交換を行なうための技術としては、電子掲示板機
能が知られている(登録制により電子掲示板利用できる
利用者を制限するフォーラム機能も含む)。この電子掲
示板機能により記録される発言内容は、電子掲示板にア
クセスする閲覧者全員に公開されるのが普通である。そ
して、内容によって発言者と閲覧者が1対1で議論した
い場合は、個別に電子メールや電話などで行なうため
に、お互いがメールアドレスや電話番号などを公開して
情報交換を行なう。また、電子掲示板機能には、ある発
言に対して閲覧者からコメントが投稿されると、発言毎
の複数の閲覧者からのコメントをまとめて公開表示する
スレッド表示機能を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に発言者と閲覧者とが1対1で議論する場合に、電子メ
ールアドレスなどを公開したのでは、匿名性が保持でき
ないという問題があった。また、発言内容との継続性が
遮断されてしまう。また、閲覧者が発言者との情報交換
を他者には見せたくないと思っても、電子掲示板機能お
よびスレッド表示機能では、他者にもその情報交換の内
容が公開されてしまう。このため、電子掲示板から、個
々の発言にリンクし、メールアドレスなどを知らせなく
ても閲覧者と発言者との間で1対1の私信を出せる仕組
みを導入することが望まれている。
【0004】本発明は、これらの問題を解決するため、
電子掲示板で発言者と閲覧者との間で、発言者の特定の
発言に関する私信、つまり、1対1の非公開の情報交換
を実現することを目的としている。さらに、本発明は、
発言者と閲覧者の間で、実名や連絡情報(電話番号やメ
ールアドレス)を知らせず互いに匿名性を保持すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。
【0006】図1において、通信システム1は、ネット
ワーク12を介して端末11との間で通信するものであ
って、生成手段3、保存手段4、参照手段5、管理手段
6および私信フォルダ8、および、ここでは図示してい
ないが電子掲示板を実施する手段などから構成されるも
のである。
【0007】生成手段3は、特定発言に関して、その発
言者あるいは特定の閲覧者が登録した私信情報を管理す
る私信フォルダ8を生成するものである。
【0008】保存手段4は、発言者あるいは閲覧者が1
対1の情報交換をするために設けられた書き込み画面上
から入力された私信内容を私信フォルダ8に保存するも
のである。
【0009】参照手段5は、特定の発言について発言者
あるいは閲覧者からの私信参照指示を受付け、該当する
私信フォルダ8から該当する私信内容を読み出して画面
上に表示するものである。また、参照手段5は、該当す
る私信フォルダ8が存在しない場合、新たに私信フォル
ダ8を生成するために生成手段3を起動させる。さら
に、参照手段5は、特定の発言に対する発言者あるいは
閲覧者のハンドル名(ニックネーム)を管理し、私信内
容を表示する時に発言者あるいは閲覧者のハンドル名を
表示する。
【0010】管理手段6は、私信フォルダ8の有効期限
を管理し、有効期限を経過したフォルダを削除する。
【0011】次に、動作を説明する。閲覧者から特定の
発言に対して私信参照指示を受けた際、参照手段5が存
在する私信フォルダ8を検索し、その結果、該当する発
言タイトル・発明者・閲覧者を対応づけた私信フォルダ
8が存在しない場合は、生成手段3が新規に該当する発
言者と発言タイトルと閲覧者を対応づけた新規フォルダ
を作成し、保存手段4が閲覧者からの私信を受付け、そ
の私信内容を作成した新規私信フォルダ8に保存する。
【0012】また、発明者あるいは閲覧者からの私信内
容の参照指示を受付け、参照手段5が存在する私信フォ
ルダ8を検索し、その結果、該当する発言者と発言タイ
トルと閲覧者を対応づけた私信フォルダ8が存在する場
合は、参照手段5が該当する私信フォルダ8に保存され
る私信内容を読み出して表示するともに、新たな私信追
加がある場合は、保存手段4が私信を受付け、その私信
内容を同一の私信フォルダ8に保存する。
【0013】また、参照手段5は、発言者と閲覧者とハ
ンドル名とを対応づけて登録する匿名管理テーブルを参
照し、参照手段5が私信内容を画面上に表示させる際
に、発言者および閲覧者をハンドル名に置き換えて表示
する。
【0014】また、管理手段6は、特定発言タイトルの
有効期限を管理する有効期限管理テーブルを参照し、有
効期限を経過した該当する発言タイトルの私信フォルダ
8を削除する。
【0015】従って、電子掲示板において、特定の発言
について、その発言者と閲覧者との間で非公開の1対1
の私信交換を実現することが可能となると共に、閲覧者
の匿名性保持および私信交換の有効期限管理を自動的に
実現することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図1から図8を用いて本発
明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、通信システム1は、ネットワーク12を
介して発言者や閲覧者(読者)が操作する端末11との
間で通信するものであって、私信ボタン付加手段2、生
成手段3、保存手段4、参照手段5、管理手段6および
私信フォルダ8、および、図示していないが電子掲示板
機能を実施する掲示板手段から構成される。
【0018】私信ボタン付加手段2は、発言者が電子掲
示板上に公開される自らの発言に対して閲覧者から私信
を受付けることを認める旨の信号を受信すると、電子掲
示板上の該当する発言部分に私信ボタンを付加する。こ
の私信ボタンは、当該ボタンが押下されると、例えばC
GIにより、本発明に係わる参照手段5を起動させるよ
うにしたものである(図6b参照)。
【0019】生成手段3は、私信フォルダ8を生成する
ものであって、発言者とタイトルと閲覧者の情報が対応
づけて識別できるようなフォルダ名を付与したフォルダ
を作成するものである(図4参照)。
【0020】保存手段4は、表示した発言者および閲覧
者の私信内容を表示する私信表示画面(図6e)で追記ボ
タンを押下すると、参照手段5によって起動され、端末
11に私信書き込み画面(図6c)を表示し、情報入力
後、発言者あるいは閲覧者により送信ボタンが押下され
ると、その入力内容を該当する該当発言者とタイトルと
閲覧者が対応づけられた私信フォルダ8に保存する。
【0021】なお、この私信表示画面は、参照手段5が
該当する既存フォルダ8が検索できず生成手段3を起動
させ新規フォルダを生成した場合、つまり、電子掲示板
上に公開された特定の発言に対してこの閲覧者が初めて
私信を出す場合、生成手段3が新規私信フォルダ8を生
成した後直ぐに、保存手段4は参照手段5によって起動
され、私信入力画面を表示し、情報入力を完了した送信
ボタンが押下されると、さらに、閲覧者自身のハンドル
名が設定できる画面を表示し、その送信ボタンが押下さ
れた時点で、保存手段4は、私信内容を該当する新規に
生成された私信フォルダ8に保存するとともに、匿名管
理テーブルに閲覧者、ハンドル名、私信フォルダ名を対
応づけて記録する。
【0022】参照手段5は、特定の発言について発言者
あるいは閲覧者からの私信参照指示を受付け、該当する
私信フォルダ8から該当する私信内容を読み出して画面
上に表示するものである。また、参照手段5は、該当す
る私信フォルダ8が存在しない場合、新たに私信フォル
ダ8を生成するために生成手段3を起動させる。さら
に、参照手段5は、特定の発言に対する発言者あるいは
閲覧者のハンドル名(ニックネーム)を管理し、私信内
容を表示する時に発言者あるいは閲覧者のハンドル名を
表示する。
【0023】管理手段6は、特定発言タイトルの有効期
限を管理する有効期限管理テーブルを参照し、有効期限
を経過した該当する発言タイトルの私信フォルダ8を削
除する。
【0024】端末11は、発言者、閲覧者が操作する端
末(パソコンなど)であって、電子掲示板にアクセスす
るための端末である。ここで、発言者は電子掲示板など
に公開される発言を登録する者であり、閲覧者は電子掲
示板上に公開された発言を閲覧する者である。
【0025】ネットワーク12は、インターネットなど
のネットワークであって、多数の端末11と通信システ
ム1を接続するものである。
【0026】以下、図2から図8を用いて、図1の構成
の動作を順次詳細に説明する。図2は、本発明の動作説
明フローチャート(発言者の処理)を示す。
【0027】図2において、S1は、フォーラム(電子
掲示板)に入る。これは、図1の発言者が端末11を操
作してネットワーク12を介して通信システム1にアク
セス(所定URLをアクセス)し、ログイン画面で発言
者ID、パスワードを入力してフォーラム(電子掲示
板)に発言者資格でログインして入る。
【0028】S2は、図示していない電子掲示板機能を
実施する掲示板手段が発言者の端末11から発言要求指
示を受けると、私信ボタン付加手段2が起動し、発言者
の端末11上に、発言に対して私信を受付けるか否かの
確認を行なう入力フォーム画面(図6a参照)を表示す
る。
【0029】S3は、私信ボタン付加手段2は、発言者
が選択したボタンが押下された信号を受信して、私信を
受付けるか否か、また、私信受付けの有効期限を設定す
るか否かを識別する。
【0030】S4は、発言者が端末11より入力フォー
ム画面に発言内容を入力する。そして、入力画面上に用
意された登録ボタンが押下されると、図示していない掲
示板手段は、さらに、この発言に関する発言者自身のハ
ンドル名が設定できる画面(図7b)を発言者の端末1
1に表示して、ハンドル名を受付け匿名管理テーブル
(図7c)に記録する処理も併せて行う。ハンドル名設
定に関する処理フローは、図7aを用いて後に説明す
る。こうして、図示していない掲示板手段は、入力内容
・入力内容に対する一意に決定された発言タイトル(あ
るいは発言識別情報)・発言者の識別情報を、これらの
情報を図示していない掲示板情報データベースに記憶す
るとともに、匿名管理テーブルに、この発言入力内容に
対する発言者のハンドル名を記録する。
【0031】S5は、フォーラム(電子掲示板)の画面
に入力完了した発言を表示する。この際、私信ボタン付
加手段2がこの発言は私信受付け可と識別すると、この
発言に対して参照手段5を起動させるCGIを組み込ん
だ私信ボタンを生成し、この発言の表示領域に併せて私
信ボタンを電子掲示板の該当発言に付して表示する(図
6b)。同時に、私信ボタン付加手段2は、私信受付け
の有効期限が設定されていると判定した場合は、図8b
の有効期限管理テーブルに、発言者および発言の識別情
報を組み合わせたフォルダ名情報およびその有効期限情
報を記録する。尚、有効期限を管理する処理は、図8を
用いて後述する。
【0032】私信ボタンを生成する際は、私信ボタン
に、どの発言に付された私信ボタンなのかを識別するた
め、発言のタイトル(あるいは発言の識別情報)および
発言者の識別情報が埋め込まれる。また、私信ボタンに
は、誰によって私信ボタンが押下されたかを現在のログ
イン情報から特定し、上記識別情報とともに操作者の識
別情報を通信システム1に送信するようなCGI、Ja
vascript等のプログラムが設定されている。
【0033】以上によって、発言者が自己のフォーラム
の画面上に、私信を受け付けると選択すると、図6bに
示すように、フォーラム画面上に「私信ボタン」が表示
され、後述するようにして、私信を入力した閲覧者ある
いは発言者が当該私信ボタンを押下して、閲覧者と発言
者とが1対1で私信内容を相互に通信して画面上で1対
1の私信入力内容を表示することが可能となる。
【0034】図3は、本発明の動作説明フローチャート
(読者A)を示す。このフローチャートは、電子掲示板
上で公開されている発言に付された私信ボタンが閲覧者
によって押下された際に、生成手段3・保存手段・参照
手段5がどのように動作するかを説明するものである。
尚、以下の説明は、特定の読者「A」が発言者「X」が
発言した「タイトル1」の発言に付された私信ボタンを
押下した場合を想定している。
【0035】図3において、S11は、読者A(閲覧
者)が図1の端末11を操作して通信システム1にアク
セスし、電子掲示板に公開されている発言に付された私
信ボタンを押すと、該私信ボタンに埋め込まれた発言の
タイトル(あるいは、発言の識別情報であり、この場合
はタイトル1)、発言者の識別情報(発言者X)、およ
び、ログイン情報に基づく操作者の識別情報(読者A)
が通信システム1に送信される。そして、通信システム
1が、私信ボタンの信号を受信すると、参照手段5が起
動される。
【0036】参照手段5は、操作者の識別情報(この場
合、読者A)を発言者の識別情報(発言者X)と比較し
て、両者が一致せず読者Aが私信ボタンを押下したもの
と判定すれば、S12へ進む。万一、操作者と発言者の
識別情報が一致しており発言者が私信ボタンを押下と判
定した場合は、参照手段5は図5のS22へと進む。
【0037】S12で、参照手段5は、S11で通信シ
ステム1が受信した私信ボタンからの送信情報に基づ
き、図示していない記憶装置に記憶されている複数の私
信フォルダ8の中から「発言者X+タイトル1+読者
A」の名称を持つ私信フォルダ8があるか否かを参照す
る。
【0038】S13は、参照手段5が、S12における
該当フォルダの参照結果を判別する。そして、YESの
場合、すなわち、既に該当私信フォルダ8が格納されて
いた場合は、S17に進む。
【0039】一方、NOの場合、すなわち、「発言者X
+タイトル1+読者A」の名称を持つフォルダ8が未だ
格納されていない場合は、読者Aが今回初めてこの発言
に対する私信ボタンを押下したことになるので、参照手
段5は生成手段3を起動させ、生成手段3が図示してい
ない記憶装置に新たに「発言者X+タイトル1+読者
A」の名称を持つ私信フォルダ8を作成し、S14に進
む。
【0040】S14は、参照手段5が保存手段4を起動
させる。保存手段4は、書き込み用フォーム(例えば、
図6c)の信号を読者Aの端末11上に送信し、端末1
1の画面上に表示する。
【0041】S15は、読者Aが私信内容を入力して書
き込み用フォーム(図6c)の送信ボタンを押下する。
すると、読者Aの端末11から、この私信内容が保存手
段4に送信される。
【0042】書き込み用フォームの送信ボタンが押下さ
れた際、読者Aが初めて私信を送る場合は、保存手段4
は、さらに、この発言に関する読者A自身のハンドル名
が設定できる画面(図7b)を読者Aの端末11に表示
して、ハンドル名を受付け匿名管理テーブル(図7c)
に記録する処理を行う。ハンドル名設定に関する処理フ
ローは、図7aを用いて後に説明する。
【0043】また、図示していないが、書き込み用フォ
ーム(図6c)には閉じるボタンも用意されており、も
し、閉じるボタンが押下された信号を保存手段4が受信
すると、書き込み用フォーム画面を閉じる作業を行なう
とともに、生成手段3が新規に作成した私信フォルダ8
を削除し、保存処理を終了する。そして、参照手段5
は、この保存手段4の処理終了を識別し、一連の参照処
理を終了する。
【0044】S16は、保存手段4が、S15で読者A
の端末11から送信された私信内容および読者Aの識別
情報を日時ファイルに記録し、図示していない通信シス
テム1のシステム時計の現在日時をそのファイル名と
し、フォルダ名「発言者X+タイトル1+読者A」の私
信フォルダ内8に格納する。そして、保存手段4は、参
照手段5に私信受付け処理が終了し、参照手段5は、保
存手段4の処理終了を識別して、以上の参照処理を終了
する。
【0045】S17は、S13で参照手段5が、図示し
ていない記憶装置に既に「発言者X+タイトル1+読者
A」の名称を持つ私信フォルダ8が存在すると判定した
場合に進む処理ステップである。すなわち、参照手段5
は、まず、図示していない掲示板情報データベースから
上記フォルダ名の「発言者X+タイトル1」の部分と合
致するデータから電子掲示板に公開された発言内容を読
込み、その後、フォルダ名「発言者X+タイトル1+読
者A」の私信フォルダ内8に存在する全ての日時ファイ
ルのデータをファイル名の昇順(日時の古い順)に順次
読込む。こうすることで、電子掲示板上に公開された発
言を起点として発信順に、発言者と読者Aの私信を配列
することが可能になる。
【0046】この際、私信内容とともに私信の作成者
(発言者あるいは読者A)の情報も読込まれるが、ここ
で、参照手段5は、匿名管理テーブル(図7c)のフォ
ルダ名項目に、フォルダ名「発言者X+タイトル1+読
者A」と一致する情報が登録されていないか参照し、も
し登録されていれば、読込んだ読者Aのデータを、読者
Aのハンドル名に変換する。さらに、参照手段5は、フ
ォルダ名「発言者X+タイトル1」と一致する情報が、
匿名管理テーブルのフォルダ名項目に登録されていない
か参照し、もし登録されていれば、読込んだ発言者のデ
ータを、発言者のハンドル名に変換する。
【0047】以上のような処理を経たデータに基づき、
参照手段5は、私信表示画面(図6e)のような画面情
報を作成し、読者Aの端末11へ送信して、端末11の
画面上に表示させる。
【0048】S18は、参照手段5が、私信表示画面
(図6e)に付されているボタンが読者Aによって押下
された信号が読者Aの端末11から送信された場合、そ
の信号が追記ボタンのものか、閉じるボタンのものかを
判別する。そして、追記ボタン押下信号が送信されたと
判別した場合は、S14に進み、参照手段5が保存手段
4を起動させ、既述したように、私信入力し、日時ファ
イルに格納する処理を行わせる。
【0049】一方、閉じるボタンの信号と判別した場
合、参照手段5は、私信表示画面を閉じて、一連の参照
処理を終了する。
【0050】以上によって、読者Aはフォーラムにログ
インして電子掲示板に公開された発言に付された私信ボ
タンを押下すると、その発言に対する私信が初めての時
は新規に私信フォルダ8が生成された上で、私信内容お
よび読者A自身のハンドル名を記録される。また、その
発言に対する読者Aの私信が2回目以降のときは、その
発言について発言者および読者Aが行なった現在までの
私信内容を確認でき、また、新たに追加する私信を入力
することもできる。こうして格納された読者Aから発言
者に対する私信内容は、後述する図5のフローチャート
に従い発言者によって確認され、また、読者Aの私信に
対する回答が入力されることになる。これらにより、読
者Aは、フォーラム内で随時必要に応じて、発言者との
間で1対1の私信通信を行なうことが可能となる。
【0051】図4は、本発明の私信フォルダ8の管理例
を示す。私信フォルダ8は、図示されていない記憶装置
内のルートディレクトリの配下に、図4のようなディレ
クトリ構造で管理される。
【0052】各私信フォルダ8は、例えば、 ・発言者 ・タイトル ・読者(閲覧者) のこれら3項目に関する情報に基づき、フォルダ名が作
成される。例えば、発言者の項目は、発言者の氏名で
も、あるいは、発言者に付与された発言者識別子でも構
わない。タイトル、読者の項目についても、同様のこと
が言える。
【0053】各私信フォルダ8内には、既述したよう
に、日時ファイル(作成日時をファイル名としたファイ
ル)として私信入力内容が格納され保存されている。
【0054】フォルダ名に発言者と読者(閲覧者)の情
報を持つのは、先に既述した通り、フォルダ名を利用し
て参照手段5が匿名管理テーブルを参照して、両者夫々
にハンドル名が無いか否かの確認を行うためである。フ
ォルダ名における読者の情報については、電子掲示板上
に公開された同一の発言に対して、複数の読者(閲覧
者)から私信が寄せられた場合は、個別の私信フォルダ
8で私信情報を管理する必要があるためでもある。
【0055】また、フォルダ名にタイトルの情報を持つ
のは、同一発言者が電子掲示板上に複数の公開発言をす
る場合があるためである。
【0056】以上のように、フォーラムなどで閲覧者が
私信ボタンを押下するのみで、自動的に「発言者+タイ
トル+読者」の情報でフォルダ名を作成し、当該フォル
ダ名のフォルダ内に、作成の日時をファイル名として私
信入力内容を格納して保存することにより、発言者、タ
イトル、閲覧者の3つに対応づけて私信入力内容を保存
でき、発言者と閲覧者とがタイトル毎に1対1通信を簡
易に行なうことが可能となる。
【0057】図5は、本発明の動作説明フローチャート
(発言者X)を示す。このフローチャートは、電子掲示
板上で公開されている発言に付された私信ボタンがその
発言者によって押下された際に、生成手段3・保存手段
4・参照手段5がどのように動作するかを説明するもの
である。以下の説明は、特定の発言者「X」が「タイト
ル1」の発言に付された私信ボタンを押下した場合を想
定している。
【0058】図5において、S21は、発言者Xが図1
の端末11を操作して通信システム1にアクセスし、電
子掲示板に公開されている発言に付された私信ボタンを
押すと、該私信ボタンに埋め込まれた発言のタイトル
(あるいは、発言の識別情報であり、この場合はタイト
ル1)、発言者の識別情報(発言者X)、および、ログ
イン情報に基づく操作者の識別情報(発言者X)が通信
システム1に送信される。そして、通信システム1が、
私信ボタンの信号を受信すると、参照手段5が起動され
る。
【0059】参照手段5は、操作者の識別情報(この場
合,発言者X)を発言者の識別情報(発言者X)と比較
して、操作者と発言者の識別情報が一致しており発言者
が私信ボタンを押下したと判定すると、S22へと進
む。この際、万一、両者の識別情報が一致せず閲覧者が
私信ボタンを押下したものと判定すれば、図3のS12
へ進む。
【0060】S22は、参照手段5は、S11で通信シ
ステム1が受信した私信ボタンからの送信情報に基づ
き、図示していない記憶装置に記憶されている複数の私
信フォルダ8の中から該当する「発言者X+タイトル
1」を含む名称を持つ私信フォルダ8があるか否かを参
照する。この際、参照手段5は、「タイトル1」を含む
名称を持つ私信フォルダ8があるか否かを参照するよう
にしても良い。
【0061】S23は、参照手段5が、S22における
該当フォルダの参照結果を判別する。そして、該当する
「発言者X+タイトル1」を含む名称を持つ私信フォル
ダ8が存在すると判定した場合は、参照手段5はS24
に進む。一方、該当する私信フォルダ8が一つも存在し
ないと判定した場合は、参照手段5は、発言者Xのタイ
トル1の発言に対する私信はどの閲覧者からも発信され
ていない旨の画面情報を、発言者の端末11に送信し、
端末11の画面に表示して、参照処理を終了する。
【0062】S24は、参照手段5が、「発言者X+タ
イトル1」を含む名称を持つ私信フォルダ8が図示して
いない記憶装置内に複数あるか判別する。そして、複数
存在すると判定した場合は、参照手段5はS25に進
み、検索された複数の私信フォルダ8のフォルダ名から
「読者」部分の情報を抽出し、さらに、匿名管理テーブ
ルを参照しながら、私信選択メニュー(図6d)を作成
し、S26で発言者Xの端末11に画面情報を送信し表
示させ、発言者Xの端末11から何れが選択されたかの
信号を受信し、該当する私信フォルダ8にアクセスし、
S27に進む。
【0063】今、図4のようなディレクトリ構成を想定
すると、「発言者X+タイトル1」を含む私信フォルダ
8は、「発言者X+タイトル1+読者A」および「発言
者X+タイトル1+読者B」の2フォルダが存在する。
したがって、作成される私信選択メニューは、図6dの
例のように、読者Aと読者Bの2つの選択肢が生成され
ることになる。さらに、図6dの例では、発言者Xは読
者Aの私信を選択しているので、参照手段5は、フォル
ダ名「発言者X+タイトル1+読者A」の私信フォルダ
8をアクセスすることになる。
【0064】一方、S24で「発言者X+タイトル1」
を含む名称を持つ私信フォルダ8が1つしか存在しない
と判定した場合は、参照手段5は、該当私信フォルダ8
にアクセスしてS27に進む。
【0065】S27は、該当フォルダ(この場合、フォ
ルダ名「発言者X+タイトル1+読者A」の私信フォル
ダ8)内の日時ファイルを利用して、私信表示画面(図
6e)を作成し、発言者Xの端末11に画面情報を送信
し画面に表示させる。このステップの詳細は、既に説明
した図3のS17と同じなので、ここでは省略する。
【0066】また、S28〜S31についても、読者A
の端末11が発言者Xの端末11に変更されるのみで、
既に説明した図3のS18、S14〜S16と重複する
ので、詳細は省略し、以下に概要のみを記す。但し、S
15では読者Aが初めてタイトル1の発言に私信を作成
する際にハンドル名の設定ができるが、発言者Xはタイ
トル1の発言を電子掲示板に登録する際にハンドル名は
設定しているので、S30で改めてハンドル名設定画面
を表示することは無い。
【0067】S28は、参照手段5が追記ボタンが押さ
れたか判別する。これは、S27で読者Aから送信され
た私信入力内容を表示させ、そのうち私信入力内容を入
力して返信する必要がある(追記ボタンを押す)か判別
する。YESの場合には、S29に進む。NOの場合に
は、私信入力が不要と判明したので、終了する。
【0068】S29は、S28のYESで私信が入力さ
れると判明したので、参照手段5は保存手段4を起動さ
せ、保存手段4が書き込み用フォームを表示する。この
書き込み用フォームは、図6c画面形式に順ずる。
【0069】S30は、発言者Xが私信情報を入力して
送信ボタンを押した旨の信号を、保存手段4が受信す
る。
【0070】S31は、保存手段4が、日時でファイル
名を作成し、該当フォルダ内(この場合、フォルダ名
「発言者X+タイトル1+読者A」の私信フォルダ8)
に格納する。
【0071】以上のような処理が実行されることで、発
言者は電子掲示板に公開した発言に対する閲覧者からの
私信を参照することが可能になるとともに、閲覧者と発
言者とが1対1の私信通信を行うことが可能となる。
【0072】図6は、本発明の画面例を示す。図6a
は、私信を受け付けるかどうかの私信受付け確認画面の
例を示す。このメニュー画面は、既述した図2のS2で
表示する入力フォーム画面の例であって、 ・私信を受け付ける ○はい ○いいえ ○有効期限:2002年12月31日 を選択入力する画面である。ここで、発言者が自分のフ
ォーラムのタイトルについて、私信を受け付ける「は
い」を選択すると、図6bに示すように、フォーラムの
画面上に「私信ボタン」を表示し、発言者あるいは閲覧
者が当該「私信ボタン」を押下したとき、読者(閲覧
者)と発言者との間で1対1の私信通信を行なうことが
可能となる。
【0073】図6aにおいて有効期限日は、通信システ
ム1内に有効期間が設定されていて、私信ボタンが押下
された時点のシステム時刻を起点に該有効期間に基づき
有効期限日が自動計算されるようになっている。しか
し、この有効期限日は、発言者が自ら設定することも可
能である。
【0074】図6bは、私信ボタンの表示画面の例を示
す。これは、図6aで、発言者Xがタイトル1の発言に
ついて、私信を受け付ける「はい」を選択したときに、
電子掲示板の画面上に「私信ボタン」が表示される例を
示す。「私信ボタン」を押下すると、後述する図6cの
私信ファイルへの書き込み画面が表示され、発言者ある
いは閲覧者が私信内容を入力して1対1で相互に通信す
ることが可能となる(既述した図3、図5参照)。
【0075】図6cは、私信ファイルへの書き込み画面
の例を示す。図示の画面上で私信を入力して送信ボタン
を押下して読者(閲覧者)と発言者との間で1対1の私
信通信が可能都なる(既述した図3、図5参照)。
【0076】図6dは、私信ファイルの選択メニュー画
面の例を示す。これは、発言者が特定の発言の私信ボタ
ンを押下して、この発言に対して複数の閲覧者から私信
があるときに、表示されるリストの例を示す。このリス
トから発言者が1つの閲覧者を選択すると、図6eのよ
うな私信表示画面が表示される。
【0077】図6eは、私信ファイルの表示画面の例を
示す。これは、既述した図3のS17、および、図5の
S27で表示される私信表示画面の例である。この画面
上から、発言者あるいは閲覧者が私信を送信する必要が
あるときは、追加ボタンを押下することで、図3のS1
4〜S16、あるいは、図5のS29〜S31の処理が
実行され、私信を送信することが可能となる。
【0078】発言者が電子掲示板に公開される発言を登
録する際に図示していない掲示板手段がこの発言に対す
る発言者のハンドル名を受け付ける匿名処理(図2のS
4)、および、閲覧者が初めて私信を作成する際に保存
手段4がこの発言に対する閲覧者のハンドル名を受け付
ける匿名処理(図3のS15)を、図7を用いて説明す
る。
【0079】図7aに、匿名処理フローチャートを示
す。以下、図3での読者A(閲覧者)のハンドル名設定
時における場合を中心に、説明する。
【0080】S41は、読者Aの端末11に表示された
書き込み用フォーム(図6c)の送信ボタンが押下され
た旨の信号を、端末11より通信システム1の保存手段
4が受信する。
【0081】S42は、保存手段4が、匿名入力画面の
情報を端末11に送信し画面表示させる。この匿名入力
画面は、例えば図7bのような画面構成である。
【0082】S43は、読者Aがハンドル名欄に、私信
表示画面に表示される時に使用される読者A自身のハン
ドル名を入力する。図7bの例では、ハンドル名、未入
力の場合は、実名で私信表示画面に表示されるようにな
っている。
【0083】S44は、端末11より送信された読者A
がハンドル名入力後した送信ボタンを押下した旨の情報
を、保存手段4が受信する。送信される情報には、ハン
ドル名が設定されていれば、入力されたハンドル名の情
報を含むものとする。
【0084】S45は、保存手段4が、受信した情報に
基づき、信号ハンドル名の入力ありか否かを判別する。
YESの場合には、S46で、保存手段4が匿名管理テ
ーブルに、読者の識別情報(この場合、読者A)、入力
されたハンドル名(×××)、および、該当する私信フ
ォルダ8(「発言者X+タイトル1+読者A」)を登録
する。
【0085】以上によって、読者(閲覧者)が私信表示
画面上で読者自身を匿名で表示するための登録されたこ
とになる。
【0086】発言者が電子掲示板に公開される発言を登
録する際(図2のS4)は、上記の匿名処理を図示して
いない掲示板手段が処理することになる。また、匿名管
理テーブルに記録する際は、発言者の識別情報、入力さ
れたハンドル名、および、「発信者+タイトル」部分ま
での情報を記録する点が、閲覧者のハンドル名設定時の
場合と異なる。
【0087】図7bに、匿名入力画面の例を示す。この
画面は、既述した図7aのS42で表示するハンドル名
の入力画面の例であって、ハンドル名の右側の入力フィ
ールドに読者(閲覧者)あるいは発言者が自己のハンド
ル名を入力して送信ボタンを押下すると、図7cの匿名
管理テーブルに私信作成者(発言者あるいは閲覧者)の
識別情報に対応づけてハンドル名が自動的に登録され
る。
【0088】図7cは、匿名管理テーブル例を示す。こ
こでは、匿名管理テーブルには図示の下記の情報を対応
づけて登録する。
【0089】・私信作成者の識別情報: ・ハンドル名: ・私信フォルダ名(発言者の場合は「発言者+タイト
ル」まで); 図8は、本発明の管理手段6が実行する有効期限管理処
理を示す。この処理は、発言者が設定した私信受付有効
期限に達すると、電子掲示板上の該当発言部分の私信ボ
タンを削除するとともに、該当発言タイトルを含む全て
の私信フォルダ8を削除するものである。
【0090】図8aは、有効期限管理処理のフローチャ
ートを示す。図8aにおいて、S51は、管理手段6
が、有効期限管理テーブル(図8b)の第一レコードの
情報を読み込む。
【0091】S52は、管理手段6が、読込んだレコー
ドのフォルダ名項目「発言者+タイトル」を含む名称を
持つ私信フォルダ8があるか判別する。YESの場合に
は、S53に進む。NOの場合には、S58に進む。
【0092】S53は、管理手段6が、読込んだレコー
ドの有効期限項目に有効期限が設定されているか判別す
る。YESの場合には、S54に進む。NOの場合に
は、S58に進む。
【0093】S54は、管理手段6が、現在のシステム
日時がその有効期限を経過しているか否か判別する。Y
ESの場合には、有効期限経過していると判明したの
で、S55で該当する私信フォルダ8を削除するととも
に電子掲示板上の該当発言に付されている私信ボタンを
削除して、S56に進む。一方、NOの場合には、S5
8に進む。
【0094】S56は、管理手段6が、削除した私信フ
ォルダ8以外にも同一の「発言者+タイトル」を含む名
称を持つ私信フォルダ8があるか判別する。YESの場
合には、S53に戻り処理を繰り返す。一方、NOの場
合には、S57で有効期限管理テーブルから読込んだ該
当レコードを削除し、S58に進む。
【0095】S58は、管理手段6が、有効期限管理テ
ーブルに現在読込んだレコード以外にレコードがありか
判別する。YESの場合には、S51に戻り処理を繰り
返す。NOの場合には、一連の処理を終了する。
【0096】以上のような管理手段6による有効期限管
理処理によって、電子掲示板に公開されるべき発言を登
録する際に設定された有効期限に応じて、その発言に付
された私信ボタンは表示されることになる。
【0097】図8bに、有効期限管理テーブル例を示
す。この有効期限管理テーブルは、図2のS5で私信ボ
タン付加手段2によって各情報が記録されるものであ
る。有効期限管理テーブルには、図示の下記の情報が対
応づけられて登録される。
【0098】・フォルダ名:(「発言者+タイトル」ま
での情報) ・有効期限: ここで、フォルダ名は「発言者+タイトル」までの情報
である。有効期限は該当フォルダの有効期限であって、
経過すると削除する期限である。 (付記1)特定の公開情報について、該公開情報の発信
者および閲覧者が入力した発言情報を交換するコンピュ
ータを用いた個人間通信方法において、前記閲覧者ある
いは前記発信者が特定の前記公開情報を選択した選択情
報を受信し、閲覧者、発信者、公開情報に対応づけて蓄
積された前記発言情報を参照し、前記選択された特定の
公開情報に関する前記閲覧者および前記発信者が発言し
た発言情報を抽出し、前記選択情報を発信した前記閲覧
者あるいは前記発信者に対してのみ、前記抽出された発
言情報を閲覧可能な状態とすることを特徴とする個人間
通信方法。 (付記2)さらに、前記閲覧者あるいは前記発信者が新
たに入力した発言情報を受信し、受信した該発言情報
を、前記閲覧者、前記特定の公開情報、前記発信者に対
応づけて蓄積することを特徴とする付記1記載の個人間
通信方法。 (付記3)前記抽出された発言内容を閲覧可能な状態と
する際、前記公開情報に対応づけられた発信者あるいは
閲覧者の仮称情報を参照し、該発言内容を発言した発言
者を該仮称情報で表示することを特徴とする付記1記載
の個人間通信方法。 (付記4)さらに、前記公開情報は前記発言情報が交換
可能な有効期限を対応づけられて記録され、該有効期限
を経過した公開情報については前記閲覧者あるいは前記
発信者の選択を受け付けないことを特徴とする付記1記
載の個人間通信方法。 (付記5)前記発言情報を記録する際に発言順序を併せ
て記録し、前記抽出された発言情報を閲覧可能な状態に
する際、該発言順序に沿って配列することを特徴とする
付記1あるいは付記2に記載の個人間通信方法。 (付記6)特定の公開情報について、該公開情報の発信
者および閲覧者が入力した発言情報を交換するコンピュ
ータを用いた個人間通信装置において、前記閲覧者ある
いは前記発信者が特定の前記公開情報を選択した選択情
報を受信する選択受信手段、閲覧者、発信者、公開情報
に対応づけて蓄積された前記発言情報を参照し、前記選
択された特定の公開情報に関する前記閲覧者および前記
発信者が発言した発言情報を抽出する抽出手段、前記選
択情報を発信した前記閲覧者あるいは前記発信者に対し
てのみ、前記抽出された発言情報を閲覧可能な状態とす
る表示手段を備えることを特徴とする個人間通信装置。 (付記7)さらに、前記閲覧者あるいは前記発信者が新
たに入力した発言情報を受信する発言受信手段、受信し
た前記発言情報を、前記閲覧者、前記特定の公開情報、
前記発信者に対応づけて記録する記録手段、を有するこ
とを特徴とする付記6記載の個人間通信装置。 (付記8)前記表示手段は、前記公開情報に対応づけら
れた発信者あるいは閲覧者の仮称情報を参照し、該発言
内容を発言した発言者を該仮称情報で表示することを特
徴とする付記6記載の個人間通信装置。 (付記9)前記公開情報は前記発言情報が交換可能な有
効期限を対応づけられて記録され、前記選択受信手段
は、該有効期限を経過した公開情報については前記閲覧
者あるいは前記発信者の選択を受け付けないことを特徴
とする付記6記載の個人間通信装置。 (付記10)前記記録手段は、前記発言情報を記録する
際に発言順序を併せて記録し、前記表示手段は該発言順
序に沿って配列することを特徴とする付記6あるいは付
記7に記載の個人間通信方法。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子掲示板で発言者と閲覧者との間で、発言者の特定の
発言に関して私信、つまり、1対1の非公開の情報交換
が可能になるとともに、実名や連絡情報(電話番号やメ
ールアドレス)を知らせず互いに匿名性を保持すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャート(発言者の処
理)である。
【図3】本発明の動作説明フローチャート(読者A)で
ある。
【図4】本発明の私信フォルダのディレクトリ構成例で
ある。
【図5】本発明の動作説明フローチャート(発言者X)
である。
【図6】本発明の画面例である。
【図7】本発明の説明図(匿名性)である。
【図8】本発明の説明図(有効期限管理)である。
【符号の説明】
1:通信システム 2:私信ボタン付加手段 3:生成手段 4:保存手段 5:参照手段 6:管理手段 8:私信フォルダ 11:端末 12:ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹波 直人 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK43 KK54 PQ02 UU24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定の公開情報について、該公開情報の発
    信者および閲覧者が入力した発言情報を交換するコンピ
    ュータを用いた個人間通信方法において、 前記閲覧者あるいは前記発信者が特定の前記公開情報を
    選択した選択情報を受信し、 閲覧者、発信者、公開情報に対応づけて蓄積された前記
    発言情報を参照し、前記選択された特定の公開情報に関
    する前記閲覧者および前記発信者が発言した発言情報を
    抽出し、 前記選択情報を発信した前記閲覧者あるいは前記発信者
    に対してのみ、前記抽出された発言情報を閲覧可能な状
    態とすることを特徴とする個人間通信方法。
  2. 【請求項2】さらに、前記閲覧者あるいは前記発信者が
    新たに入力した発言情報を受信し、受信した該前記発言
    情報を、前記閲覧者、前記特定の公開情報、前記発信者
    に対応づけて蓄積することを特徴とする請求項1記載の
    個人間通信方法。
  3. 【請求項3】前記抽出された発言内容を閲覧可能な状態
    とする際、前記公開情報に対応づけられた発信者あるい
    は閲覧者の仮称情報を参照し、該発言内容を発言した発
    言者を該仮称情報で表示することを特徴とする請求項1
    記載の個人間通信方法。
  4. 【請求項4】さらに、前記公開情報は前記発言情報が交
    換可能な有効期限を対応づけられて記録され、該有効期
    限を経過した公開情報については前記閲覧者あるいは前
    記発信者の選択を受け付けないことを特徴とする請求項
    1記載の個人間通信方法。
  5. 【請求項5】特定の公開情報について、該公開情報の発
    信者および閲覧者が入力した発言情報を交換するコンピ
    ュータを用いた個人間通信装置において、 前記閲覧者あるいは前記発信者が特定の前記公開情報を
    選択した選択情報を受信する手段、 閲覧者、発信者、公開情報に対応づけて蓄積された前記
    発言情報を参照し、前記選択された特定の公開情報に関
    する前記閲覧者および前記発信者が発言した発言情報を
    抽出する手段、 前記選択情報を発信した前記閲覧者あるいは前記発信者
    に対してのみ、前記抽出された発言情報を閲覧可能な状
    態とする手段を備えることを特徴とする個人間通信装
    置。
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