JP2003263097A - 教材作成支援方法、教材利用管理方法、サーバ、及びプログラム - Google Patents

教材作成支援方法、教材利用管理方法、サーバ、及びプログラム

Info

Publication number
JP2003263097A
JP2003263097A JP2002067519A JP2002067519A JP2003263097A JP 2003263097 A JP2003263097 A JP 2003263097A JP 2002067519 A JP2002067519 A JP 2002067519A JP 2002067519 A JP2002067519 A JP 2002067519A JP 2003263097 A JP2003263097 A JP 2003263097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
teaching material
teaching
user
server
license
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002067519A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4001494B2 (ja
Inventor
Takahiro Ozoegawa
隆弘 小副川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2002067519A priority Critical patent/JP4001494B2/ja
Publication of JP2003263097A publication Critical patent/JP2003263097A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4001494B2 publication Critical patent/JP4001494B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザにとって分かり易く/判断し易くしつ
つ、教材の内容を自由に作成/編集できるようにし、ま
た的確な課金が行なえるようにする。 【解決手段】 サーバ1は、教材の内容(動画、テキス
ト等の素材)を階層構造(章、節等)で細かく分類/管
理する。そして、ユーザ(先生機2等)から要求がある
と、上記階層構造に従って教材内容を提示し、所望の素
材を選択/購入させる。その際、顧客課金TBL70、
素材評価テーブル80を用いて、そのユーザの過去の素
材選択経路や各素材の評価情報(推奨度)も提示する。
購入された素材は顧客領域1aに転送し、ここで各ユー
ザ・オリジナルの教材作成/編集を行なわせる。また、
素材購入に伴い登録されたライセンス数に応じて課金す
ると共に(課金情報1b)、実際の生徒機4からの上記
オリジナル教材に対する利用アクセス数をチェックし、
ライセンス数を越えた場合には追加課金する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを利
用した教育システムに係わり、特に個別の教材作成/編
集できる方法、その課金方法、装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、学校教育や、企業内の社内研
修の為に、学校内、企業内に構築されたLAN等のイン
トラネット上の情報処理装置(パソコン等)を利用した
オンライン教育システムが提案されている。
【0003】このようなオンライン教育システムでは、
当然、学習用の教材は、電子的な教材が使用されてい
る。このような電子的な教材は、基本的には、学習者に
提示する学習項目の順番(何をどういう順番で教えるの
か)を規定したシナリオ、このシナリオに沿って学習者
に提示する各画面(“シーン”と呼ぶ)及びこの“シー
ン”を構成する情報であるマルチメディア素材(静止画
/動画/音声/イラスト/テキスト等)、学習した内容
の習得状況を確認する為のテスト問題等から成る。
【0004】例えば学校教育を例にすると、各先生は、
自己の情報処理端末(以下、先生機と呼ぶ)より、イン
ターネット等の外部ネットワークを介して、教材会社の
サーバにアクセスして、所望の教材をダウンロードす
る。教材は、通常、コース毎にまとまって提供される
(例えば、小学校理科5年生)。そして、先生機にダウ
ンロードした教材を用いて、上記学校内LAN上の生徒
用の情報処理端末(生徒機)にその日の学習項目を提示
する等して、各生徒に学習を行なわせる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のオンライン
教育システムでは、まず先生等のような教材作成者にと
っては、以下の問題があった。・教材の内容を自由に編
集して生徒に提供することができなかった。・他の先生
(特に他校の先生)が使用している教材の情報が分から
なかった。
【0006】更に、教材の提供形態や導入方法を簡便化
し、また購入費用を削減したいという要望があった。一
方、教材会社側にとっては、教材のコピー等の不正使用
を防止し、以て教材のライセンス販売における課金管理
を正確に実施したいという要望があった。更に教材の提
供方法を工夫し、教材を提供し易くしたいという要望が
あった。
【0007】本発明の課題は、教材を細かく分割して階
層構造で分かり易く提示して、教材を部分的に提供可能
とし、ユーザが提供された部分に基づいて自由に教材を
作成/編集できるようにし、更に教材購入の判断材料と
なる参考情報を提示し、また使用状況をチェックして正
確な課金が行なえるようにする教材作成支援方法、教材
利用管理方法、サーバ、プログラムを提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による請求項1記
載の教材作成支援方法は、外部の情報処理端末からの要
求に応じて、分割して記憶されている教材の各内容を教
材構造に従って提示すると共に過去の選択経路または参
考情報を提示して、該教材の一部分または全部を教材材
料として選択させ、選択された教材材料を提供する。
【0009】上記教材作成支援方法によれば、教材を細
かく分割して階層構造で分かり易く提示して教材を部分
的に提供可能としており、ユーザは、提供された教材材
料に基づいて自由に教材を作成/編集できる。更に、過
去にそのユーザが教材材料を選択/購入した際の選択経
路を示すことで、ユーザは、過去に自己がどの経路でど
の部分を購入したのかが一目で分かり、例えばオリジナ
ルの教材に更に他の部分を追加したり、オリジナルの教
材を修正したりする際の作業が行ない易くなる。更に、
参考情報(アクセス数、ダウンロード数や、各教材作成
者の評価(推奨度)、平均得点等)が提示されるので、
ユーザは、他の教材作成者の動向等、素材購入の際に参
考となる判断材料が得られ、オリジナルの教材作成作業
に役立てることができる。
【0010】本発明による請求項2記載の教材利用管理
方法は、教材に対するライセンス数を登録させ、該ライ
センス数に応じて課金を行い、前記教材に対する実際の
利用数をチェックし、該利用数が前記ライセンス数より
多い場合には追加課金を行う。
【0011】上記教材利用管理方法によれば、使用状況
をチェックして正確な課金が行なえる。教材の不正使用
を防止できる。また、本発明による請求項3記載のサー
バは、教材を分割して教材構造と共に記憶する教材記憶
手段と、要求に応じて、前記分割した教材の各内容を前
記教材構造に従って提示して該教材の一部分または全部
を教材材料として選択させ、選択された教材材料を提供
する教材提供手段とを有する。
【0012】上記請求項3記載のサーバによれば、教材
を細かく分割して階層構造で分かり易く提示して教材を
部分的に提供可能としており、ユーザは、提供された教
材材料に基づいて自由に教材を作成/編集できる。
【0013】また、例えば、上記請求項3記載のサーバ
は、更に、請求項4記載のように、前記教材提供手段が
提供する前記教材材料を各ユーザ別の記憶領域に転送し
格納するユーザ別教材材料記憶手段と、該ユーザ別教材
材料記憶手段上で前記教材材料を用いた各ユーザ別の独
自の教材の作成/編集を支援する教材作成/編集支援手
段とを更に有するように構成してもよい。
【0014】また、本発明は、上記方法、装置(サー
バ)としての形態に限らず、これら方法、装置(サー
バ)の機能をコンピュータにより実現させる為のプログ
ラム自体または当該プログラムを記録した記録媒体自体
として構成することもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。尚、以下の実施の形態の
説明では、ユーザが先生/生徒である場合を例にして説
明するが、これに限るわけではなく、例えば企業等の教
育担当者/社員等であってもよい。
【0016】図1(a)、(b)は、本例による素材提
供型教材管理/実行システムの概略的なシステム構成図
であり、図1(a)は教材提供者側の構成、図1(b)
はユーザ側の構成をメインに示している。
【0017】図1(a)、(b)において、教材提供者
側である例えば教育機関、教材会社等のサーバ1は、イ
ンターネット3を介して教材提供サービスを行うWeb
サーバであり、教材作成者側である例えば先生機2よ
り、インターネット3を介してサーバ1にアクセスし
て、所望の教材を作成/編集できるようにするサービス
を提供する。本例では、教材は、コース毎にまとまって
(例えば、小学校理科5年生)提供するのではなく、図
1(a)の図上右側に概略的なイメージを示すように、
教材を細かい単元毎(章、節、項等;またはページ毎)
に分割して階層構造で分類し、任意の素材(写真、動
画、イラスト、音声、テキスト等)を教材作成者(先生
等)が自由に選択して購入し(素材別教材購入と呼ぶも
のとする)、これに基づいて個々人のオリジナルの教材
を作成/編集できるようにしている。
【0018】尚、サーバ1は、上記の様に教育機関、教
材会社等のサーバであってもよいし、これら教育機関、
教材会社から委託を受けてWeb上での教材提供サービ
スを行なうASP(Applications Service Provider)
事業者等のサーバであってもよい。
【0019】サーバ1は、教材マスタ30、教材構成マ
スタ40、教材構造TBL(テーブル)50、顧客課金
TBL70、素材評価TBL80等(図1には示してい
ないが、これら以外にも様々なマスタ/テーブルが存在
する)の各種管理情報を格納したデータベースを有して
いる。詳しくは後述する。
【0020】また、図1(b)に示すように、選択され
た素材は、サーバ1側における顧客領域1aに転送され
る。教材作成者(先生等)は、例えば先生機2等から、
この顧客領域1aにアクセスして、上記選択した素材を
用いて教材の作成/編集作業(主に“シナリオ”と“シ
ーン”の作成/編集)を行う。これにより、各教材作成
者毎のオリジナルの教材が作成されることになる。
【0021】このオリジナルの教材は、顧客領域1aに
格納される。各生徒は、学習時間になると、各々が使用
する情報処理装置(生徒機4;図では2機のみを示す
が、実際には、例えば1クラス分(40名等)存在す
る)より、上記顧客領域1aにアクセスして教材内容を
表示させ(“シナリオ”に沿った各“シーン”の表示
(例えば画面6))、学習を行う。サーバ1は、その
際、課金情報1b等を用いて、使用状況をチェックす
る。すなわち、現在アクセスしている生徒機4の数(後
述する同時実行数)と後述するライセンス数とを比較/
チェックする。そして、必要に応じて、追加の課金を行
う。このようにすることで、教材の不正使用を防止で
き、実際の使用状況に応じた正確な課金が行なえる。
【0022】尚、先生機2、各生徒機4は、インターネ
ット接続/ブラウザ機能を有する情報処理端末であり、
例えば一般的なパーソナルコンピュータでよい。また、
パソコンに限らず、ゲーム機、情報家電、モバイル等で
あってもよい。また、図示の例では、ユーザ側の内部シ
ステム(イントラネット)の一例として、学校内システ
ム7を示してある。この学校内システム7は、先生機
2、各生徒機4がLAN5に接続して成る構成である。
また、特に図示していないが、学校内システム7からイ
ンターネット3に接続する為の構成として、IPルー
タ、ダイヤルアップルータ等が設けられており、専用線
または公衆回線網を介して、インターネット3に接続す
る。また、尚、先生機2/各生徒機4−サーバ1間の通
信には、HTTP(HyperText Transfer Protocol)を
用いる。
【0023】また、尚、図1(a)、(b)に示す構成
は、一例であり、これに限るわけではない。例えば、学
校内システム7にプロキシー・サーバ(Proxy Server)
を設けるようにしてもよい。よく知られているように、
プロキシー・サーバは、内部ネットワークとインターネ
ットの境界に置かれるゲートウェイである。そして、こ
のような構成において、図1(a)、(b)に示す構成
では顧客領域1aに転送していた教材(素材)データ
を、プロキシー・サーバにダウンロードするようにして
もよい。この場合は、先生機2からLAN5を介してプ
ロキシー・サーバにアクセスして教材の作成/編集を行
ない、各生徒機4からLAN5を介してプロキシー・サ
ーバにアクセスして学習を行うことになる。更に、後述
する登録ライセンス数と実際の利用状況とを比較して不
正利用をチェックする処理もプロキシー・サーバが行な
い、チェック結果をサーバ1に通知することになる。
【0024】図2は、サーバ1の構成/機能を概略的に
示すブロック図である。図示のサーバ10(サーバ1)
は、データベース11、教材提供部12、教材作成/編
集支援部13、使用状況チェック部14を有する。
【0025】データベース11には、各種マスタ/テー
ブルが格納されており、また、顧客領域1aが設けら
れ、各素材データファイル11a(静止画、動画、テキ
スト等)が記憶されている。
【0026】各種マスタ/テーブルとしては、教材マス
タ30、教材構成マスタ40、教材構造TBL(テーブ
ル)50、顧客課金テーブル70、素材評価テーブル8
0、成績管理テーブル90、顧客マスタ100、ライセ
ンス情報テーブル110等が格納されている。更に、実
際に購入された教材に関して、そのライセンス毎に、ラ
イセンス毎教材構造テーブル120、ライセンス毎教材
構成マスタ140、授業計画管理テーブル150、成績
分岐管理テーブル160、生徒ID管理テーブル17
0、生徒学習履歴テーブル180が作成され、格納され
る。尚、これらライセンス毎教材構造テーブル120〜
生徒学習履歴テーブル180は、顧客領域1a内に格納
されるものであってもよい。これら各種マスタ/テーブ
ルの詳細については、後に具体例を示して説明する。
【0027】教材提供部12は、教材作成者側の情報処
理端末(先生機2等)から要求があると、教材マスタ3
0、教材構成マスタ40、教材構造TBL(テーブル)
50等を用いて教材の内容を階層構造で示す(教材構造
を示す)。また、後述する過去の素材選択経路も示す。
そして、教材作成者に、この教材構造に従って所望の素
材を選択(購入)させる。その際、後述する参考情報も
表示する。つまり、素材選択(購入)の判断材料を提示
する。更に、その教材(後述するオリジナル教材)の利
用者数(例えば生徒数)を登録させる。そして、選択し
た素材及び登録利用者数に応じた課金を行う。
【0028】また、購入した素材は、顧客領域1aに転
送する(これは、後にオリジナルの教材を作成する為の
材料となるので、“教材材料”と呼ぶものとする)。詳
しくは、後述する。
【0029】教材作成/編集支援部13は、教材作成者
に、購入された素材を用いてオリジナルの教材作成(ま
たは作成した教材の編集)する作業を行なわせる。詳し
くは、後述する。
【0030】使用状況チェック部14は、例えば生徒等
が、生徒機4より、上記オリジナルの教材を用いた学習
を行うときに、実際の利用者数を検出して、これが上記
登録利用者数を越えていないかチェックする。つまり、
不正利用されていないかチェックする。そして、登録利
用者数を越えている場合には、追加課金を行う。
【0031】詳しくは、後述する。尚、サーバ10は、
例えばASP(Active ServerPages )機能を備えるも
のであってもよい。既に知られているように、ASP機
能は、Webサーバ・ソフトが備えるWebページ自動
生成機能であり、例えばCGIスクリプト等を記述せず
に、データベース(特に、ブラウザ側からデータを更新
できるデータベース)のWebページ等も自動生成でき
る(HTMLファイルを作成する)。
【0032】以下の説明では、特に記述しないが、例え
ば先生機2のディスプレイに表示される画面は、例えば
データベース11に格納される各種マスタ/テーブル又
は素材データファイル等に基づいて、上記ASP(Acti
ve Server Pages )機能により生成されたWebページ
を、先生機2のブラウザ機能により表示するものであ
る。
【0033】以下、教材提供部12、教材作成/編集支
援部13、使用状況チェック部14各々について、詳細
に説明していく。まず、教材提供部12による処理につ
いて、図3〜図6を参照して説明する。
【0034】図3は、教材提供部12による処理を説明
する為のフローチャート図である。図4は、図3の処理
中に教材作成者側の端末(先生機2)のディスプレーに
表示される画面の流れを示す図である。
【0035】図5(a)〜(c)、図6(a)〜(e)
は、各々、上記データベース11に格納されているテー
ブル/マスタであって、特に図3に示す処理で用いられ
るものの具体例を示す図である。
【0036】図3において、例えば教材作成者が自己の
端末(先生機2)からサーバ1にアクセスして、不図示
の画面上の素材別教材購入の申込手続き等を開始する
と、教材提供部12は、まず、教材マスタ30、教材構
成マスタ40、教材構成テーブル50を読み込み(ステ
ップS1)、これらマスタ/テーブルにより示される階
層構造(章/節/項)に従った教材(素材)選択画面
(一例を図4に示す)を表示する(ステップS2)。
【0037】ここで、これら教材マスタ30、教材構成
マスタ40、教材構成テーブル50について説明してお
く。図5(a)には教材マスタ30、図5(b)には教
材構成マスタ40、図5(c)には教材構成テーブル5
0の一例を示す。
【0038】図5(a)に示す教材マスタ30は、教材
番号と教材名とを対応付けて管理するものであり、教材
番号31、教材名32、コメント33の各データ項目よ
り成る。
【0039】図5(b)に示す教材構成マスタ40は、
各教材の教材構造である章/節/項を管理するものであ
り、教材番号41、章番号42、節番号43、項番号4
4、タイトル名45の各データ項目より成る。タイトル
名45は、“章”又は“節”又は“項”のタイトル名で
あり、図では節番号43及び項番号44が‘000’ であ
るレコードのタイトル名45は“章”のタイトル名を意
味し、項番号44のみが‘000’ であるレコードのタイ
トル名45は“節”のタイトル名を意味し、それ以外は
“項”のタイトル名を意味する。これより、例えば、
「星の明るさ」は“章”のタイトル名、「夏の空」は
“節”のタイトル名として表示される。
【0040】図5(c)に示す教材構成テーブル50
は、教材毎の教材構造(章/節/項)に対応付けて各素
材の詳細情報(ファイル名、課金価格等)を管理するも
のであり、教材番号51、章番号52、節番号53、項
番号54、データ名55、種別56、サイズ57、作成
日58、課金価格59、ファイル名60の各データ項目
より成る。
【0041】図4は、上記教材(素材)選択画面の一例
を示す図である。教材(素材)選択画面上で、教材作成
者(先生等)が、同図の画面22〜画面25に示すよう
に階層構造に従って段階的に所望の教材名、章/節のタ
イトル名を選択していくことで、例えば画面21、画面
25のように、所望の教材、章、節における素材名が表
示される。
【0042】尚、教材作成者が2回目以降の利用者であ
る場合には、画面21〜画面25の各画面表示におい
て、図6(a)に示す顧客課金テーブル70のパス情報
74を用いて、前回までに選択している教材名、タイト
ル名の表示形態を変える(例えば表示色を変える)よう
にしてもよい。本例によるサービスでは、1つの教材に
ついて、必要に応じて少しずつ(例えば1回に1単元
等)素材を購入して教材を作成することもできるので
(この意味で、“教材作成/編集”には教材の一部分を
作成/追加する概念も含まれる)、前回までに素材を選
択した経緯が一目で分かり易く表示することで、教材作
成者の作業負担を軽減できる。
【0043】ここで、図6(a)に示す顧客課金テーブ
ル70は、顧客情報やライセンス番号、課金額、参照教
材頁を管理する為のものであり、顧客ID71、ライセ
ンス番号72、課金額73、パス情報74の各データ項
目より成る。顧客ID71は、第1回目の利用の際に教
材(素材)を購入したときに教材作成者に割り当てられ
るIDである。また、ライセンス番号72は、当該購入
した教材の教材番号と顧客ID71とにより生成される
(ライセンス番号=顧客ID+教材番号)。課金額73
は、これまでに選択/購入した素材とライセンス数(後
述する同時使用可能数115)に応じて算出された課金
額であり、パス情報74はこれまでに行なわれた素材選
択の経路を示すログ情報である。課金額73、パス情報
74は、本サービスを利用する毎に随時更新される。
【0044】尚、画面21〜画面25における教材構造
や教材名、タイトル名は、上記教材名32、タイトル名
45、データ名55と完全に一致するものではない。画
面21は、教材構造に従って任意の選択を行なって素材
名を表示させたときの画面全体を示し、画面21〜画面
25は上記任意の選択を行うプロセスを示す。
【0045】まず、画面22は、サーバ1がインターネ
ット上で公開するホームページのトップページ等であ
り、この画面22上で所望の科目(ここでは理科)が選
択されると、この科目=理科用の教材マスタ30の教材
名32を一覧表示し(画面23)、所望の教材名を選択
させる。次に、選択された教材名32に対応する教材番
号31を用いて、教材構成マスタ40を検索し、教材番
号41が一致するレコード全てを検出すると共に、ま
ず、“章”のタイトル名(節番号43及び項番号44が
‘000’ であるレコードのタイトル名45)全てを抽出
し、これを一覧表示して(画面24)、所望の“章”を
選択させる。
【0046】以下、図示していないが、同様にして、選
択された“章”内の各“節”のタイトル名を一覧表示し
て所望の“節”を選択させ、更に選択された“節”内の
各“項”のタイトル名を一覧表示して所望の“項”を選
択させた結果(この例では“夏の空(西)が選択された
ものとする)、教材構造テーブル50に基づいて例えば
画面25のように、夏の空(西)に属する各素材名(写
真、説明、動画、クイズ等)が表示されると共に、各素
材に対する現在までのアクセス数、ダウンロード数が表
示される。更に、その後、教材作成者が任意の素材を選
択後、当該画面25に戻ると、現在どの素材が選択され
ているのかを示す情報(レ点)が表示される。
【0047】図示の例では、画面25上で所望の素材名
をクリックすると、その素材に関する詳細情報表示/選
択画面26が表示される(ステップS3)。この詳細情
報表示/選択画面26には、この素材の詳細情報(実際
の画面イメージ26a)や、教材作成者がその素材を購
入するか否かを判断するのに参考になる/役立つ情報
(以下、参考情報と呼ぶ)と、各種操作ボタン(「ダウ
ンロードする」ボタン26b、「選択する」ボタン26
c、「戻る」ボタン26d)等が表示される。
【0048】詳細情報(実際の画面イメージ26a)
は、教材構造テーブル50を検索して、選択された素材
のファイル名60を取得し、このファイル名60のファ
イルのデータを用いて表示する。
【0049】参考情報は、推奨度、平均得点等であり、
これらは素材評価テーブル80、成績管理テーブル90
に基づいて該当するデータを取得して表示する。尚、上
記アクセス数、ダウンロード数も、参考情報の一部と考
えてもよい。また、尚、平均得点は各素材毎ではなく、
各単元(例えば章/節/項)毎にあるので、例えば夏の
空(西)に属するどの素材名をクリックしても、表示さ
れる平均得点データは同じである。
【0050】上記推奨度とは、これまでにその素材を購
入したユーザからアンケートをとって、このアンケート
に基づいて算出された値であり、例えば値が高いものほ
ど評価が高いことを意味する。推奨度の算出方法は、様
々であってよく、例えば100点満点で点数を付けさせ
て平均値を求めてもよいし、推奨する/推奨しないを回
答させて、各々の数を集計して、これを何等かの度数で
表したものであってもよい。
【0051】また、平均得点は、これまでにその素材を
購入して教材を作成して授業を行ないテスト(クイズ)
を行なったユーザから集計した、当該テストの平均点で
ある。
【0052】図6(b)には素材評価テーブル80、図
6(c)には成績管理テーブル90の一例を示す。図6
(b)に示す素材評価テーブル80は、各教材の各素材
毎のアクセス数/ダウンロード数/推奨度を管理する為
のものであり、教材番号81、章番号82、節番号8
3、項番号84、データ名85、アクセス数86、ダウ
ンロード数87、推奨度88の各データ項目より成る。
【0053】図6(c)に示す成績管理テーブル90
は、各学校(又は各教諭)の教材の単元毎の平均得点と
その公開/非公開を管理する為のものであり、ライセン
ス番号91、章番号92、節番号93、項番号94、平
均得点95、公開/非公開96の各データ項目より成
る。公開/非公開96が“公開”となっているレコード
の平均得点95は、上記参考情報の1つとして、詳細情
報表示/選択画面26に表示されることになる。
【0054】上記ステップS3の処理では、教材構造テ
ーブル50より、上記クリックされた素材名(データ
名)に対応するレコードの教材番号51、章番号52、
節番号53、項番号54を取得し、これらをキーにして
素材評価テーブル80、成績管理テーブル90を検索し
て、キーが一致するレコードのアクセス数86、ダウン
ロード数87、推奨度88や、平均得点95(但し、公
開/非公開96が“公開”となっているものだけ)を取
得して表示する。尚、成績管理テーブル90では、教材
番号は無く、ライセンス番号91があるが、上記の通り
ライセンス番号=顧客ID+教材番号であるので、顧客
IDの部分は無視して、教材番号の部分が教材番号41
と一致するものを検索すればよい。
【0055】更に、図4に示すように平均得点がどの学
校/教諭の生徒の平均得点であるかを表示するには、成
績管理テーブル90のライセンス番号91を用いて、顧
客マスタ100を検索すればよい。ライセンス番号91
は上記の通り“顧客ID+教材番号”であるので、この
ライセンス番号91中の顧客IDの部分を用いて顧客マ
スタ100を検索して、顧客ID101が一致するレコ
ードの顧客名103、学校名105等を表示すればよ
い。
【0056】次に、素材選択頁(詳細情報表示/選択画
面26)において、その素材が選択されたか否かを判定
する(ステップS4)。これは、図4の例では、「選択
する」ボタン26cが押下されたか否かにより判定す
る。素材が選択された場合には(ステップS4,YE
S)、素材評価テーブル80において、選択された素材
に対応するダウンロード数87を更新(+1インクリメ
ント)する(ステップS5)。
【0057】更に、顧客課金テーブル70のパス情報7
4を更新する(ステップS6)。これは、例えば、成績
管理テーブル90を参照することで、選択された素材に
対応するライセンス番号91が分かるので、顧客課金テ
ーブル70を検索してライセンス番号72が一致するレ
コードのパス情報74を更新(素材選択に至る経路情報
を追加)する。但し、ステップS6の処理は、ユーザ
(教材作成者)が既に顧客マスタ100、顧客課金テー
ブル70に登録済みの者である場合に限り行う。未登録
者の場合は、後述するステップS8の処理の際にまとめ
てパス情報74に記録する。また、ステップS5の処理
は、実際にダウンロードしたときに(後述するステップ
S10の処理の際)まとめて行うようにしてもよい(一
度選択したが、後に取り消す場合も考えられるので)。
また、特に図示/説明しなかったが、素材の詳細情報
(詳細情報表示/選択画面26)を表示する際に、その
素材のアクセス数86を更新(+1インクリメント)す
る。
【0058】続いて、更に他の素材を選択する場合に
は、図4の詳細情報表示/選択画面26の「戻る」ボタ
ン26dを押下すれば(ステップS7,NO)、ステッ
プS2の処理に戻る。
【0059】ユーザ(教材作成者)は、所望の素材を全
て選択したら、図4の素材選択頁上の「ダウンロードす
る」ボタン26bを押下すれば(ステップS7,YE
S)、ステップS8〜ステップS11の処理(素材の購
入/登録手続き)に移行する。
【0060】まず、もしユーザが未登録者である場合に
は、図4に示す顧客情報入力画面27を、先生機2のデ
ィスプレイに表示して、名前、学校名、電話番号、電子
メールアドレス等のユーザ情報を入力させる。更に、図
示していないが、顧客IDを割り当てて表示すると共に
パスワードを設定させる。もしユーザが既登録者である
場合には、不図示の顧客ID/パスワード入力画面を表
示して、これらを入力させればよい(ステップS1の処
理の前に入力させてもよい)。
【0061】そして、顧客情報入力画面27上での入力
内容に基づいて、顧客マスタ100、顧客課金テーブル
70に新たなレコードを追加すると共に、顧客課金テー
ブル70において新たに作成されたレコードのパス情報
74に、上記選択された素材に係わるパス情報を格納す
る。更に、ライセンス番号(顧客ID+教材番号)を作
成し、これをライセンス番号72に格納する(ステップ
S8)。また、ライセンス番号は、ユーザ(先生機2)
に通知する。
【0062】図6(d)に示す顧客マスタ100は、顧
客毎のID、パスワード、固有情報を管理する為のもの
であり、顧客ID101、パスワード102、顧客名1
03、種別104、学校名105、住所106、電話番
号107、email(電子メールアドレス)108の
各データ項目より成り、上記顧客情報入力画面27等で
ユーザにより入力された情報が格納される。
【0063】更に、先生機2のディスプレイに不図示の
ライセンス数申込画面を表示させる等してライセンス数
(同時使用可能数)を入力させると共に、当該ライセン
スに対するパスワードを入力させる。このパスワード
は、上記パスワード102とは異なり、各ライセンス毎
に設定される(同一ユーザであっても、教材毎にライセ
ンス契約する)。ライセンス数は、例えばこの教材を利
用する生徒の数とする。
【0064】そして、これらライセンス数(同時使用可
能数)、パスワードと、上記ステップS8で作成したラ
イセンス番号、教材番号等を、ライセンス情報テーブル
110に格納する(ステップS9)。
【0065】図6(e)に示すライセンス情報テーブル
110は、ライセンス契約内容と、実際の使用状況等を
管理する為のものであり、ライセンス番号111、パス
ワード112、教材名113、課金額114、同時使用
可能数115、現在使用数116、追加課金額117の
各データ項目より成る。
【0066】このライセンス情報テーブル110におい
て、ステップS9の処理時点では、ライセンス番号11
1、パスワード112、教材名113、及び同時使用可
能数115のデータが格納される。課金額114には、
後述するステップS11で算出された課金額が格納され
る。現在使用数116、追加課金額117は、実際に生
徒により教材が利用される際に格納/更新されるもので
あり、この段階ではデータは格納されていない。
【0067】上記購入手続きが完了したら、選択された
素材を顧客領域1aに転送(ダウンロード)する(ステ
ップS10)。つまり、“教材材料”を顧客領域1aに
転送する。これが、後にオリジナルの教材を作成する為
の材料となる。
【0068】最後に、教材構造テーブル50の課金価格
59を用いて、上記ダウンロードされた全素材の課金価
格合計(課金額)を算出し、算出した課金額を用いて顧
客課金テーブル70の課金額73、ライセンス情報テー
ブル110の課金額114を更新する(ステップS1
1)。
【0069】そして、教材作成者が終了を指示したら
(ステップS12,YES)、当該処理を終了する。
尚、特に図示していないが、ステップS10の処理の
際、図10に示す各種マスタ/テーブル(各顧客のオリ
ジナル教材毎の管理情報)を作成する。
【0070】以上説明した教材提供部12が提供するサ
ービスによれば、各教材が細かい単元毎(章/節/項)
やページ毎に分割されて階層構造(教材構造)に従って
提示されるので、各教材作成者にとっては、分かり易く
提示される教材中の任意の好きな部分を購入して自己の
オリジナルの教材を作成/編集するのに役立てることが
できる。これにより、教材の内容を自由に作成/編集し
て授業に使えるので、各先生毎の教え方や経験にあった
自由度の高い教育が可能となる。更に、同一教材につい
て2回目以降の利用の場合には、過去に自己がどの経路
でどの部分(素材)を購入したのか(パス情報)が一目
で分かり易く表示されるので、オリジナルの教材に更に
他の部分を追加したり、オリジナルの教材を修正したり
する際の作業が行ない易くなる。更に、各素材に対する
他の教材作成者のアクセス状況(アクセス数、ダウンロ
ード数)や、各教材作成者の評価(推奨度)、平均得点
等が表示されるので、素材購入の際に参考となる判断材
料が得られ、オリジナルの教材作成作業に役立てること
ができる。更に、購入した素材毎に課金が行なわれるの
で、教材全体の中で必要な部分にのみ料金を支払うこと
ができる。
【0071】一方、教材会社等にとっては、上記パス情
報やアクセス数/ダウンロード数等に基づいて、どの教
材作成者がどのような分野に興味があるのか等を分析で
き、以て以後の教材(素材)開発や販売活動に役立てる
ことができる。
【0072】上述した処理により所望の素材を得た後、
いつでも、教材作成者は、自己の端末(例えば先生機
2)よりサーバ1にアクセスして、以下に説明する教材
作成/編集作業を行なえる。
【0073】尚、上述した説明は、一例を示したに過ぎ
ず、このような例に限るものではない。例えば、上述し
た例では、ダウンロード(購入)するデータを、素材単
位で選択/指定していたが、これに限るわけではなく、
例えば章、節、項の各単位で選択/指定することもでき
る。例えば、ある“節”を選択すると、この“節”に属
する全ての“項”の全ての素材がダウンロードされる。
また、アクセス数、ダウンロード数、推奨度について
も、素材単位のものに限らず、章、節、項の各単位で集
計して表示するようにしてもよい。要するに、教材を部
分的に選択/購入でき、また各部分を購入するか否かを
判断するのに役立つ情報が、各部分に対応付けて提示さ
れればよい。
【0074】以下、図7〜図10を参照して、教材作成
/編集支援部13による処理について詳細に説明する。
図7は、教材作成/編集支援部13による処理を説明す
る為のフローチャート図である。
【0075】図8(a)〜(d)、図9(a)〜(c)
は、教材の作成/編集作業において先生機2のディスプ
レイに表示される教材編集画面の一例を示す図である。
図7において、サーバ1にアクセスした先生機2から、
教材の作成/編集支援サービスの要求があると、教材作
成/編集支援部13は、まず、ユーザID(顧客I
D)、パスワード、ライセンス番号を入力させ、顧客認
証とライセンス契約チェックを行う(ステップS2
1)。
【0076】例えば、まず、図8(a)に示す教材編集
画面上でユーザID、パスワードを入力させて、顧客マ
スタ100に登録済みであるか否かを調べる。ユーザ認
証が完了したら、図8(b)に示す教材選択画面を表示
する。これは、まず、入力されたユーザIDを用いて顧
客課金テーブル70を検索して、顧客IDが一致する全
てのレコードのライセンス番号72を取得し、このライ
センス番号を用いてライセンス情報テーブル110を検
索して、ライセンス番号111が一致するレコードの教
材名113を取得して、図8(b)に示す教材一覧を表
示する。つまり、この教材作成者が上記図3の処理によ
り顧客領域にダウンロードした教材一覧を表示する。
【0077】教材作成者は、この教材選択画面上で所望
の教材を選択後、選択した教材に対応するライセンス番
号を入力する。更に、図8(b)には示していないが、
パスワードも入力させるようにしてもよい。教材作成/
編集支援部13は、入力されたライセンス番号、パスワ
ードと、ライセンス情報テーブル110のライセンス番
号111、パスワード112とを比較/チェックし、ラ
イセンス契約者であるか否かを確認する。
【0078】ステップS21のチェックで確認がとれた
ら、上記図3の処理の際に当該ライセンスに対応して作
成されている各種マスタ/テーブルを用いて、以下に説
明する処理を実行する。各種マスタ/テーブルとは、図
10に示すライセンス毎教材構造テーブル130、ライ
センス毎教材構成マスタ120、授業計画管理テーブル
150、成績分岐管理テーブル160である。これら各
種マスタ/テーブルは、各ライセンス番号に対応付けて
各ライセンス毎に存在するものであり、ステップS21
で入力されたライセンス番号に対応するマスタ/テーブ
ルが、以下の処理で用いられることになる。尚、この意
味で、ライセンス番号131、ライセンス番号152、
ライセンス番号161のデータ項目は、特に必要ない。
すなわち、例えば図10(b)に示すライセンス毎教材
構造テーブル130は、ライセンス番号=‘001001’専
用のライセンス毎教材構造テーブルであるので、ライセ
ンス番号131は特に必要ないことになる。
【0079】教材作成/編集支援部13は、まず、ライ
センス毎教材構造テーブル130、ライセンス毎教材構
成マスタ120を読み込み(ステップS22)、例えば
図8(c)に示すように、オリジナル教材の教材構造を
表示する(ステップS23)。但し、図8(c)におけ
る「開始/終了」、「合格点」は、ユーザによる入力領
域であり、最初はこれらのデータは表示されていない。
図8(d)についても同様である。
【0080】図10(b)に示すライセンス毎教材構造
テーブル130は、上記顧客領域1aにダウンロードし
た素材に関する情報(ファイル名、その他詳細情報)
を、教材構造に対応付けて管理する為のものであり、ラ
イセンス番号131、章番号132、節番号133、項
番号134、データ名135、種別136、サイズ13
7、作成日138、課金価格139、ファイル名140
の各データ項目より成る。つまり、教材構造テーブル5
0から、購入(ダウンロード)した素材に関するレコー
ドをコピーして作成したものである。
【0081】図10(a)に示すライセンス毎教材構成
マスタ120は、ダウンロード後の顧客毎の各オリジナ
ル教材の教材構成(章/節/項)と順番(シナリオ)を
管理する為のものであり、管理番号121、章番号12
2、節番号123、項番号124、タイトル名125の
各データ項目より成る。シナリオ順番は、管理番号12
1の番号順となる。もし、後述する編集(章/節/項の
追加/削除)があった場合には、管理番号121が変更
される。ライセンス毎教材構成マスタ120は、教材構
成マスタ40から、購入した素材に関係するレコードを
コピーし、これらに管理番号を割り当てて作成したもの
である。
【0082】例えば図8(c)に示す表示例は、図4で
説明した例と同様に、初期画面では全ての“章”のタイ
トル名125が表示され、教材作成者が任意の“章”の
タイトル名をクリックすると、この“章”の各“節”の
タイトル名125が表示され、更にこの中から任意の
“節”のタイトル名をクリックすると、この“節”の各
“項”のタイトル名125が表示される。更に、任意の
“項”のタイトル名をクリックすると、その項に属する
素材のデータ名135が表示される。このような操作を
行なった後の表示例を図8(d)に示す。尚、図8
(d)では、“節”のタイトル名や、“項”のタイトル
名の一部を省略して示してある。
【0083】また、図8(d)に示す素材名の順番は、
そのまま上から順番に、授業において表示する画面(シ
ーン)の流れを意味する。この例では、写真、説明、動
画、クイズの順番で授業が行なわれることになる。この
シーンの流れの順番は、例えば後述するマウスの右ボタ
ン操作による他の素材選択により、変更することができ
る。尚、これら素材の順番は、ライセンス毎教材構造テ
ーブル130のレコード順(上から順番)である。つま
り、ライセンス毎教材構造テーブル130は、各授業に
おける画面(シーン)の表示順番を管理する役目も持つ
ものであり、上記のように表示順番が変更されると、ラ
イセンス毎教材構造テーブル130のレコード順を変更
する。
【0084】教材作成者は、図8(c)、(d)等の画
面上で、任意に選択した部分をカット&ペーストするこ
とにより、章/節/項の編集等が行なえる。また、新た
な章/節/項の追加や、既存の章/節/項の削除等も行
なえる。この編集内容に応じて、ライセンス毎教材構成
マスタ120、授業計画管理テーブル150の内容が更
新される(ステップS24)。
【0085】また、図8(c)、(d)の画面上では、
教材作成者は、各単元毎(各章/節/項毎)に開始/終
了予定日や合格点を設定できる。設定内容は、授業計画
管理テーブル150の開始年月日156、終了年月日1
57、成績分岐管理テーブル160の合格得点165に
格納される(ステップS25)。
【0086】図10(c)に示す授業計画管理テーブル
150は、授業計画、すなわち教材(各単元(章、節、
項))を学習させる順番(シナリオ)と、各単元(章、
節、項)の学習期間とを管理する為のものであり、順番
は例えば管理番号151が小さいものから順となる。授
業計画管理テーブル150は、管理番号151、ライセ
ンス番号152、章番号153、節番号154、項番号
155、開始年月日156、終了年月日157の各デー
タ項目より成り、学習期間は開始年月日156〜終了年
月日157の間となる。
【0087】図10(d)に示す成績分岐管理テーブル
160は、各教材の単元毎の合格得点(テストを行う場
合)を管理するものであり、ライセンス番号161、章
番号162、節番号163、項番号164、合格得点1
65の各データ項目より成る。この合格得点165に達
しない生徒に対しては再受講や別の同レベルの教材を行
うように制御する。
【0088】また、図8(d)の画面上で任意の素材名
をクリックすると、例えば図9(a)に示す画面(シー
ン)設定画面にジャンプする。図9(a)に示す画面設
定画面は、例えば素材表示領域A、テキスト入力領域
B、編集操作ボタンCから成る。これは、予め用意され
ているテンプレートに従って表示されるものである。
【0089】素材表示領域Aには、上記クリックした素
材(写真、動画等、説明、クイズ等)が表示される。こ
こでは、写真が表示されている。教材作成者等が素材表
示領域上でマウスの右ボタンをクリックする操作を行う
と、例えば図9(b)に示す素材選択画面が表示され、
他の素材一覧(ここでは説明、動画、クイズ)が表示さ
れ、この中から任意の素材を選択することができる(つ
まり、上記シーンの流れの変更)。クイズとは、テスト
のことであり、上述してある成績管理テーブル90の平
均得点95や成績分岐管理テーブル160の合格得点1
65は、このテスト(クイズ)に関係するものである。
【0090】テキスト入力領域Bには、教材作成者が任
意の文章を入力/修正できる。編集操作ボタンCには、
編集作業に係わる各種操作ボタンが表示される。例え
ば、「次」矢印を操作すれば、次の素材に関するシーン
設定画面に移る。「前」矢印を操作すれば、前の素材の
シーン設定画面に戻る。あるいは、動画、音声のリピー
トを行う操作ボタンもある。
【0091】尚、図9(c)は、例えば上記「次」矢印
を何回か操作するか、あるいは素材選択画面でクイズを
選択した結果、クイズの画面が表示された状態を示す。
尚、特に図示しない「画面追加」ボタンを用いて、ダウ
ンロードした素材に基づかない、オリジナルの画面を作
成/追加することもできる。
【0092】以上説明した処理で、オリジナルの教材を
作成する作業が完了したら、授業時間、補習時間、ある
いは任意の時間に、各生徒が生徒機4を用いて学習を行
うことになるが、その前に、教材作成者は、先生機2に
おいて、各教材毎に、利用できる生徒を登録させる。各
教材毎に登録する生徒数は、基本的には、図3のステッ
プS9で設定したライセンス数(ライセンス情報テーブ
ル110の同時使用可能数115)以内とするが、この
ライセンス数を越える生徒数を登録してもよい。この場
合には、もし実際にライセンス数を越える数の使用があ
った場合には、後述する図13の処理により、追加課金
を行うことになる。
【0093】以下、図11、図12を参照して、生徒の
登録処理について説明する。尚、当該生徒登録処理は、
教材提供部12、教材作成/編集支援部13、使用状況
チェック部14の何れが行なってもよいし、サーバ1内
の他の不図示の機能部が行なってもよい。あるいは、登
録処理は先生機2において行ない、登録データをサーバ
1に送って格納させるようにしてもよい。
【0094】図11は、生徒の登録処理の一例を説明す
る為のフローチャート図である。図12は、生徒登録処
理により作成/格納される生徒ID管理テーブルの一例
を示す図である。
【0095】図11において、教材作成者は、先生機2
のキーボード等を操作して、生徒IDの入力(ステップ
S31)、生徒名の入力(ステップS32)、及びこの
生徒に利用させる教材のライセンス番号を入力する(ス
テップS33)。尚、生徒IDは、例えば学生番号、出
席簿の番号、任意の通し番号等、何でもよい。
【0096】ステップS31〜S33で入力された情報
は、サーバ1側に通知され、生徒ID管理テーブル17
0に格納される(ステップS34)。以上の処理を、登
録すべき生徒の人数分行なったら、当該処理は終了す
る。
【0097】その後、先生は、各生徒に、生徒ID及び
学習する教材のライセンス番号とパスワードを教えてお
くものとする。図12に、生徒ID管理テーブルの一例
を示す。
【0098】図示の例の生徒ID管理テーブル170
は、生徒ID171、生徒名172、ライセンス番号1
73の各データ項目より成る。生徒ID管理テーブル1
70は、サーバ1側に格納され、後述する図13の処理
で用いられる。
【0099】図13は、各生徒が学習する際(授業
中)、サーバ1側で実行するチェック処理を説明する為
のフローチャート図である。この処理は、主に使用状況
チェック部14が行う。
【0100】図13において、学習開始時に各生徒は各
生徒機4より、サーバ1にアクセスして、サーバ1側に
用意されている不図示の授業用ホームページを表示させ
る。この授業用ホームページでは、まず、生徒ID入力
欄が表示される。各生徒は、各々、自己の生徒IDを入
力する。使用状況チェック部14は、生徒ID管理テー
ブル170を検索して、この生徒IDが予め登録されて
いるかをチェックする(ステップS41)。
【0101】ステップS41のチェックが正常終了した
ら、生徒ID管理テーブル170においてこの生徒ID
171に対応するライセンス番号を取得して、この取得
したライセンス番号に対応する教材名113をライセン
ス情報テーブル110を検索して求め、この教材名11
3を生徒機4のディスプレイに表示する。尚、生徒ID
管理テーブル170において、入力された生徒IDと生
徒ID171とが一致するレコードが複数ある場合には
(つまり、その生徒が例えば国語教材、算数教材等の複
数の教材の利用が許されている場合、取得するライセン
ス番号は複数ある)、これらの教材名一覧を表示する。
【0102】そして、生徒に、その授業で使う教材名を
選択させると共に、この教材名に対応するライセンス番
号、パスワードを入力させ、一致するか否かをライセン
ス情報テーブル110でチェックする(ステップS4
2)。チェック完了したら、そのライセンス番号に対応
する現在使用数116、同時使用可能数115を取得す
る(ステップS43)。
【0103】そして、取得した現在使用数116に+1
したものを新たな現在使用数とする(現在使用数=現在
使用数+1)(ステップS44)。つまり、現在使用数
116を更新する。更に、もし「同時使用可能数115
−(新たな)現在使用数<0」であったなら、使用限度
を越えている旨の警告を生徒機4または先生機2に通知
すると共に、「|同時使用可能数115−(新たな)現
在使用数116|×追加課金額117」を追加課金す
る。また、これに伴って、ライセンス情報テーブル11
0の課金額114、及び顧客課金テーブル70の課金額
73を、「現在の課金額+上記追加課金した金額」へと
更新する。更に、ライセンス情報テーブル110の同時
使用可能数115を、上記“(新たな)現在使用数”へ
と更新する。
【0104】次に、生徒機4のディスプレイには、上記
図7の処理で作成された教材構造が表示される(ライセ
ンス毎教材構成マスタ120、授業計画管理テーブル1
50を用いる)。この教材構造を参照し、生徒は、今回
学習する単元(章/節/項)を選択する。これに応じ
て、生徒ID、ライセンス番号、選択された単元の章/
節/項番号を用いて生徒学習履歴テーブル180を検索
して、選択された単元の前の単元の合否をチェックし、
不合格時は例えば「前の単元を先に学習して下さい」等
の警告を、この生徒の生徒機4に表示して、当該処理を
終了する(ステップS46)。
【0105】ここで、生徒学習履歴テーブル180は、
例えば上記生徒ID管理テーブル170作成の際に、授
業計画管理テーブル150に基づいて作成されているの
で、そのレコードは授業計画に沿った順番通りに上から
順に並んでいる。よって、選択された単元に該当するレ
コードの前のレコードが、前の単元に該当するので、そ
の合/否をチェックすればよい。図14に、生徒学習履
歴テーブル180の一例を示す。
【0106】図14に示す生徒学習履歴テーブル180
は、各生徒の単元毎の開始/終了年月日、得点、合否判
定、実行回数を管理するものであり、生徒ID181、
生徒名182、ライセンス番号183、章番号184、
節番号185、項番号186、得点187、開始年月日
188、終了年月日189、合否190、実行回数19
1の各データ項目より成る。
【0107】得点187は、単元毎の上記クイズ(テス
ト)の点数である。合否190は、得点187と、成績
分岐管理テーブル160の合格得点165とを比較する
ことで判定できる。
【0108】実行回数191は、その単元を学習した回
数である。例えば、図14において、実行回数191が
‘2’、合否190が‘合’となっているのは、この生
徒が1回目の学習時には不合格となり、2回目の学習時
に合格となっていることを意味する。
【0109】ステップS46の処理で、選択した単元の
前の単元が「合格」である場合、次に、開始年月日18
8、終了年月日189とに基づいて、その日が開始年月
日188前であるか、または終了年月日189を過ぎて
いる場合には(つまり、この単元に対する学習期間内で
はない場合)、この単元の学習は行なわせずに、当該処
理を終了する(ステップS47)。
【0110】一方、学習期間内である場合には、この単
元の学習を行なわせ、クイズ(テスト)の結果を生徒学
習履歴テーブル180の得点187に書き込む(ステッ
プS48)。更に、合否判定を行なって、判定結果を合
否190に書き込む。更に、実行回数191を更新する
(+1インクリメントする)。
【0111】以上、本例の処理によれば、教材会社等の
教材提供者側にとっては、登録されるライセンス数に応
じた課金を行うと共に、実際の利用状況をチェックし
て、これがライセンス数を上回る場合には追加課金を行
うので、実際の利用に応じた正確な料金徴収が行なえる
と共に、不正利用を防止できる。
【0112】各単元の学習終了後、または任意のとき
に、成績集計処理を行う。図15は、成績終了処理を説
明する為のフローチャート図である。同図において、サ
ーバ1は、まず、生徒学習履歴テーブル180を読み込
み、単元毎の得点を集計する(ステップS51)。そし
て、集計した得点を生徒の人数で除して、平均得点を求
め、成績管理テーブル90の平均得点95に書き込む
(ステップS52)。尚、成績管理テーブル90の公開
/非公開96は、予め先生機2等から設定されているも
のとする。
【0113】図16は、本実施の形態による上記素材毎
教材提供/編集サービスを提供するWebサイト(サー
バ)のハードウェア構成の一例を示す図である。同図に
示す情報処理装置200は、CPU201、メモリ20
2、入力装置203、出力装置204、外部記憶装置2
05、媒体駆動装置206、ネットワーク接続装置20
7等を有し、これらがバス208に接続された構成とな
っている。同図に示す構成は一例であり、これに限るも
のではない。
【0114】CPU201は、当該情報処理装置200
全体を制御する中央処理装置である。メモリ202は、
プログラム実行、データ更新等の際に、外部記憶装置2
05(あるいは可搬記録媒体209)に記憶されている
プログラムあるいはデータを一時的に格納するRAM等
のメモリである。CPU201は、メモリ202に読み
出したプログラム/データを用いて、上述してある各種
処理を実行する。
【0115】入力装置203は、例えばキーボード、マ
ウス、タッチパネル等である。出力装置204は、例え
ばディスプレイ、プリンタ等である。外部記憶装置20
5は、例えばハードディスク装置等であり、上述してき
た(サーバ1(Webサーバ)の各種機能を実現させる
為のプログラム/データ等(図5、図6、図10、図1
2、図14に示すデータや、図3、図7、図11、図1
3、図15に示す処理を実行するプログラム)が格納さ
れている。
【0116】媒体駆動装置206は、可搬記録媒体20
9に記憶されているプログラム/データ等を読み出す
(または書込む)。可搬記録媒体209は、例えば、F
D(フレキシブルディスク)、CD−ROM、その他、
DVD、光磁気ディスク等である。
【0117】ネットワーク接続装置207は、ネットワ
ーク(インターネット等)に接続して、外部の情報処理
装置とプログラム/データ等の送受信を可能にする構成
である。
【0118】図17は、記録媒体の一例を示す図であ
る。図示のように、上記本発明の機能を実現するプログ
ラム/データが記憶されている可搬記録媒体209を情
報処理装置200の本体に挿入する等して、当該プログ
ラム/データを読み出してメモリ202に格納し実行す
るものであってもよいし、また、上記プログラム/デー
タは、ネットワーク接続装置207により接続している
ネットワーク220(インターネット等)を介して、外
部のプログラム/データ提供者側のサーバ210に記憶
されているプログラム/データ211をダウンロードす
るものであってもよい。
【0119】また、本発明は、装置/方法に限らず、上
記プログラム/データを格納した記録媒体(可搬記録媒
体209等)自体として構成することもできるし、これ
らプログラム自体として構成することもできる。
【0120】(付記1) 教材を分割して教材構造と共
に記憶する教材記憶手段と、要求に応じて、前記分割し
た教材の各内容を前記教材構造に従って提示して該教材
の一部分または全部を教材材料として選択させ、選択さ
れた教材材料を提供する教材提供手段と、を有すること
を特徴とするサーバ。
【0121】(付記2) 前記教材提供手段は、過去の
選択経路または教材の各部分に関する参考情報を提示す
ることを特徴とする付記1記載のサーバ。 (付記3) 前記参考情報は、アクセス数またはダウン
ロード数または推奨度または平均得点であることを特徴
とする付記1または2記載のサーバ。
【0122】(付記4) 前記教材提供手段が提供する
前記教材材料を各ユーザ別の記憶領域に転送し格納する
ユーザ別教材材料記憶手段と、該ユーザ別教材材料記憶
手段上で前記教材材料を用いた各ユーザ別の独自の教材
の作成/編集を支援する教材作成/編集支援手段と、を
更に有することを特徴とする付記1〜3の何れかに記載
のサーバ。
【0123】(付記5) 前記独自の教材毎にライセン
ス数を登録させ、該ライセンス数に応じて課金を行う課
金手段と、前記ライセンス数を記憶するライセンス数記
憶手段と、前記独自の教材に対する利用数をチェック
し、該利用数が前記ライセンス数より多い場合には追加
課金を行う使用状況チェック手段と、を更に有すること
を特徴とする付記4記載のサーバ。
【0124】(付記6) コンピュータに、教材を分割
して教材構造と共に記憶する機能と、要求に応じて、前
記分割した教材の各内容を前記教材構造に従って提示し
て該教材の一部分または全部を教材材料として選択さ
せ、選択された教材材料を提供する機能と、を実現させ
るためのプログラム。
【0125】(付記7) 前記提供する教材材料を各ユ
ーザ別の記憶領域に転送し格納する機能と、前記ユーザ
別の記憶領域上で前記教材材料を用いた各ユーザ別の独
自の教材の作成/編集を支援する機能と、を更に前記コ
ンピュータに実現させるための付記6記載のプログラ
ム。
【0126】(付記8) コンピュータに、教材に対す
るライセンス数を登録させ、該ライセンス数に応じて課
金を行う機能と、前記ライセンス数を記憶する機能と、
前記教材に対する利用数をチェックし、該利用数が前記
ライセンス数より多い場合には追加課金を行う機能と、
を実現させるためのプログラム。
【0127】(付記9) コンピュータに、教材を分割
して教材構造と共に記憶する機能と、要求に応じて、前
記分割した教材の各内容を前記教材構造に従って提示し
て該教材の一部分または全部を教材材料として選択さ
せ、選択された教材材料を提供する機能と、を実現させ
るプログラムを記録した前記コンピュータ読取り可能な
記録媒体。
【0128】(付記10) 外部の情報処理端末からの
要求に応じて、分割して記憶されている教材の各内容を
教材構造に従って提示して該教材の一部分または全部を
教材材料として選択させ、選択された教材材料を提供す
る教材作成支援方法。
【0129】(付記11) 外部の情報処理端末からの
要求に応じて、分割して記憶されている教材の各内容を
教材構造に従って提示すると共に過去の選択経路または
参考情報を提示して、該教材の一部分または全部を教材
材料として選択させ、選択された教材材料を提供する教
材作成支援方法。
【0130】(付記12) 教材に対するライセンス数
を登録させ、該ライセンス数に応じて課金を行い、前記
教材に対する実際の利用数をチェックし、該利用数が前
記ライセンス数より多い場合には追加課金を行うことを
特徴とする教材利用管理方法。
【0131】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
教材作成支援方法、教材利用管理方法、サーバ、プログ
ラム等によれば、教材を細かく分割して階層構造で分か
り易く提示して、教材を部分的に提供可能とし、ユーザ
は提供された部分(教材材料)に基づいて自由に教材を
作成/編集できる。更に参考情報を提示して教材材料購
入の判断材料を与えることができ、より適切な教材材料
の選択が可能となる。また使用状況をチェックして正確
な課金が行なえるようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例による素材提供型教材管理/実行システム
全体の概略的なシステム構成図であり、(a)は教材提
供者側の構成、(b)はユーザ側の構成をメインに示し
ている。
【図2】サーバの構成/機能/データベース構造を概略
的に示すブロック図である。
【図3】教材提供部による処理を説明する為のフローチ
ャート図である。
【図4】図3の処理中に教材作成者側の端末のディスプ
レイに表示される画面の流れを示す図である。
【図5】(a)〜(c)は、サーバに格納されているテ
ーブル/マスタの具体的な一例を示す図(その1)であ
る。
【図6】(a)〜(e)は、サーバに格納されているテ
ーブル/マスタの具体的な一例を示す図(その2)であ
る。
【図7】教材作成/編集支援部による処理を説明する為
のフローチャート図である。
【図8】(a)〜(d)は、教材の作成/編集作業にお
いて先生機のディスプレイに表示される教材編集画面の
一例を示す図(その1)である。
【図9】(a)〜(c)は、教材の作成/編集作業にお
いて先生機のディスプレイに表示される教材編集画面の
一例を示す図(その2)である。
【図10】(a)〜(d)は、サーバにおいて各ライセ
ンス(オリジナル教材)毎に作成/格納されるテーブル
/マスタの具体的な一例を示す図である。
【図11】生徒の登録処理の一例を説明する為のフロー
チャート図である。
【図12】生徒登録処理により作成/格納される生徒I
D管理テーブルの一例を示す図である。
【図13】各生徒が学習する際にサーバ側で実行するチ
ェック処理を説明する為のフローチャート図である。
【図14】生徒学習履歴テーブルの一例を示す図であ
る。
【図15】成績終了処理を説明する為のフローチャート
図である。
【図16】本実施の形態による上記素材毎教材提供/編
集サービスを提供するWebサイト(サーバ)のハード
ウェア構成の一例を示す図である。
【図17】記録媒体の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 サーバ 1a 顧客領域 1b 課金情報 2 先生機 3 インターネット 4 生徒機 5 LAN 6 画面 7 学校内システム 10 サーバ 11 データベース 11a 素材データファイル 12 教材提供部 13 教材作成/編集支援部 14 使用状況チェック部 21〜25 画面 26 詳細情報表示/選択画面 26a 実際の画面イメージ 26b 「ダウンロードする」ボタン 26c 「選択する」ボタン 26d 「戻る」ボタン 27 顧客情報入力画面 30 教材マスタ 31 教材番号 32 教材名 33 コメント 40 教材構成マスタ 41 教材番号 42 章番号 43 節番号 44 項番号 45 タイトル名 50 教材構成テーブル 51 教材番号 52 章番号 53 節番号 54 項番号 55 データ名 56 種別 57 サイズ 58 作成日 59 課金価格 60 ファイル名 70 顧客課金テーブル 71 顧客ID 72 ライセンス番号 73 課金額 74 パス情報 80 素材評価テーブル 81 教材番号 82 章番号 83 節番号 84 項番号 85 データ名 86 アクセス数 87 ダウンロード数 88 推奨度 90 成績管理テーブル 91 ライセンス番号 92 章番号 93 節番号 94 項番号 95 平均得点 96 公開/非公開 100 顧客マスタ 101 顧客ID 102 パスワード 103 顧客名 104 種別 105 学校名 106 住所 107 電話番号 108 email(電子メールアドレス) 110 ライセンス情報テーブル 111 ライセンス番号 112 パスワード 113 教材名 114 課金額 115 同時使用可能数 116 現在使用数 117 追加課金額 120 ライセンス毎教材構成マスタ 121 管理番号 122 章番号 123 節番号 124 項番号 125 タイトル名 130 ライセンス毎教材構造テーブル 131 ライセンス番号 132 章番号 133 節番号 134 項番号 135 データ名 136 種別 137 サイズ 138 作成日 139 課金価格 140 ファイル名 150 授業計画管理テーブル 151 管理番号 152 ライセンス番号 153 章番号 154 節番号 155 項番号 156 開始年月日 157 終了年月日 160 成績分岐管理テーブル 161 ライセンス番号 162 章番号 163 節番号 164 項番号 165 合格得点 170 生徒ID管理テーブル 171 生徒ID 172 生徒名 173 ライセンス番号 180 生徒学習履歴テーブル 181 生徒ID 182 生徒名 183 ライセンス番号 184 章番号 185 節番号 186 項番号 187 得点 188 開始年月日 189 終了年月日 190 合否 191 実行回数 200 情報処理装置 201 CPU 202 メモリ 203 入力装置 204 出力装置 205 外部記憶装置 206 媒体駆動装置 207 ネットワーク接続装置 208 バス 209 可搬記録媒体 210 サーバ 211 プログラム/データ 220 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 5/08 G09B 5/08 19/00 19/00 G

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の情報処理端末からの要求に応じ
    て、分割して記憶されている教材の各内容を教材構造に
    従って提示すると共に過去の選択経路または参考情報を
    提示して、該教材の一部分または全部を教材材料として
    選択させ、選択された教材材料を提供する教材作成支援
    方法。
  2. 【請求項2】 教材に対するライセンス数を登録させ、 該ライセンス数に応じて課金を行い、 前記教材に対する実際の利用数をチェックし、該利用数
    が前記ライセンス数より多い場合には追加課金を行うこ
    とを特徴とする教材利用管理方法。
  3. 【請求項3】 教材を分割して教材構造と共に記憶する
    教材記憶手段と、 要求に応じて、前記分割した教材の各内容を前記教材構
    造に従って提示して該教材の一部分または全部を教材材
    料として選択させ、選択された教材材料を提供する教材
    提供手段と、 を有することを特徴とするサーバ。
  4. 【請求項4】 前記教材提供手段が提供する前記教材材
    料を各ユーザ別の記憶領域に転送し格納するユーザ別教
    材材料記憶手段と、 該ユーザ別教材材料記憶手段上で前記教材材料を用いた
    各ユーザ別の独自の教材の作成/編集を支援する教材作
    成/編集支援手段と、 を更に有することを特徴とする請求項3記載のサーバ。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、 教材を分割して教材構造と共に記憶する機能と、 要求に応じて、前記分割した教材の各内容を前記教材構
    造に従って提示して該教材の一部分または全部を教材材
    料として選択させ、選択された教材材料を提供する機能
    と、 を実現させるためのプログラム。
JP2002067519A 2002-03-12 2002-03-12 教材作成支援方法、教材利用管理方法、サーバ、及びプログラム Expired - Fee Related JP4001494B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002067519A JP4001494B2 (ja) 2002-03-12 2002-03-12 教材作成支援方法、教材利用管理方法、サーバ、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002067519A JP4001494B2 (ja) 2002-03-12 2002-03-12 教材作成支援方法、教材利用管理方法、サーバ、及びプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006085008A Division JP2006244512A (ja) 2006-03-27 2006-03-27 教材作成支援方法、教材利用管理方法、サーバ、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003263097A true JP2003263097A (ja) 2003-09-19
JP4001494B2 JP4001494B2 (ja) 2007-10-31

Family

ID=29198889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002067519A Expired - Fee Related JP4001494B2 (ja) 2002-03-12 2002-03-12 教材作成支援方法、教材利用管理方法、サーバ、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4001494B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008191320A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Hitachi Electronics Service Co Ltd 教材作成システム及び登録管理システム
JP2016122256A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
CN105931512A (zh) * 2016-07-14 2016-09-07 大连大学 一种数控类课程教学系统及其工作方法
JP2018077633A (ja) * 2016-11-08 2018-05-17 株式会社半導体エネルギー研究所 文書管理システム、コンテンツ管理方法、学習サービスシステム、プログラム、及び記録媒体
JP6419924B1 (ja) * 2017-11-05 2018-11-07 株式会社ウーノラボ 学習支援システムおよび学習支援方法
JPWO2018142766A1 (ja) * 2017-02-03 2019-11-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 学習済みモデル提供方法および学習済みモデル提供装置
CN110689463A (zh) * 2019-09-27 2020-01-14 大连和捷科技有限公司 一种教学管理平台
CN116150110A (zh) * 2023-04-20 2023-05-23 广东省出版集团数字出版有限公司 基于ai深度学习的自动化数字教材建模系统

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008191320A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Hitachi Electronics Service Co Ltd 教材作成システム及び登録管理システム
JP2016122256A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
CN105931512A (zh) * 2016-07-14 2016-09-07 大连大学 一种数控类课程教学系统及其工作方法
CN105931512B (zh) * 2016-07-14 2019-09-27 大连大学 一种数控类课程教学系统及其工作方法
JP2018077633A (ja) * 2016-11-08 2018-05-17 株式会社半導体エネルギー研究所 文書管理システム、コンテンツ管理方法、学習サービスシステム、プログラム、及び記録媒体
JPWO2018142766A1 (ja) * 2017-02-03 2019-11-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 学習済みモデル提供方法および学習済みモデル提供装置
JP7065266B2 (ja) 2017-02-03 2022-05-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 学習済みモデル提供方法および学習済みモデル提供装置
JP6419924B1 (ja) * 2017-11-05 2018-11-07 株式会社ウーノラボ 学習支援システムおよび学習支援方法
JP2019086602A (ja) * 2017-11-05 2019-06-06 株式会社ウーノラボ 学習支援システムおよび学習支援方法
CN110689463A (zh) * 2019-09-27 2020-01-14 大连和捷科技有限公司 一种教学管理平台
CN116150110A (zh) * 2023-04-20 2023-05-23 广东省出版集团数字出版有限公司 基于ai深度学习的自动化数字教材建模系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4001494B2 (ja) 2007-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11189185B2 (en) Video management system for interactive online instruction
US7558853B2 (en) Internet-based education support system and methods
CA2378200C (en) Internet-based education support system and methods
US7124357B1 (en) Screen maker
JP2006244512A (ja) 教材作成支援方法、教材利用管理方法、サーバ、及びプログラム
O'Droma et al. Architectural and functional design and evaluation of e-learning VUIS based on the proposed IEEE LTSA reference model
JP4001494B2 (ja) 教材作成支援方法、教材利用管理方法、サーバ、及びプログラム
Arnold et al. Does anyone need help out there? Lessons from designing online help
US7568157B1 (en) Screen book maker
Di Domenico et al. Analysis of commercial and experimental e-learning systems
US7197532B2 (en) Electronic leaflet distribution/browsing method and electronic leaflet system
JP2004126401A (ja) 履歴情報活用型教育方法及び履歴情報活用型教育システム
Cruz-Cruz et al. DOING ETHICS ACROSS THE CURRICULUM: THE EAC TOOLKIT.
Chen Design and development of a prototype electronic textbook for teacher education
Hartzer et al. Web information services at the University of South Africa Library: a work in progress
WO2004017245A2 (en) Internet-based education support system, method and medium providing security attributes in modular, extensible components
JP3799980B2 (ja) 学習教室システム
Carriere et al. 42. Contrasting LMS Marketing Approaches
JP2002099631A (ja) 学習教室システム、データ処理装置、及び記録媒体
JP2002099632A (ja) ネットワークシステム、データ処理装置、及び記録媒体
JP2002099633A (ja) ネットワークシステム、データ処理装置、及び記録媒体
Bailey et al. Handbook on Developing Curriculum Materials for Teachers: Lessons From Museum Education Partnerships
Stanchev et al. Teaching Materials Repository
Bains et al. Using Macromedia Flash to create online information skills materials at Edinburgh University Library
Williams How to develop an online course

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20030626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070814

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070814

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130824

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees