JP2003262114A - 排気ガス浄化装置の管理方法及び管理システム - Google Patents

排気ガス浄化装置の管理方法及び管理システム

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JP2003262114A JP2002061263A JP2002061263A JP2003262114A JP 2003262114 A JP2003262114 A JP 2003262114A JP 2002061263 A JP2002061263 A JP 2002061263A JP 2002061263 A JP2002061263 A JP 2002061263A JP 2003262114 A JP2003262114 A JP 2003262114A
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晋男 田上
Yuji Jo
祐治 城
Tetsuo Toyoda
哲郎 豊田
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    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2260/00Exhaust treating devices having provisions not otherwise provided for
    • F01N2260/24Exhaust treating devices having provisions not otherwise provided for for identifying exhaust parts or devices, e.g. by labels, stickers or directly printing

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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車に、指定された排気ガス浄化装置が装
着されていることを示すラベルの偽造を防止する。 【解決手段】 自動車に、指定された排気ガス浄化装置
が装着されていることを確認する排気ガス浄化装置の管
理方法であって、前記排気ガス浄化装置が装着されてい
ることを示すラベルに、前記排気ガス浄化装置を装着し
た自動車を特定する情報を電気的、かつ、書き換え不可
あるいは特定の条件のもとでのみ書き換え可能な状態で
記録し、前記自動車を特定する情報が記録されたラベル
を前記自動車に取り付け、前記ラベルに記録された情報
を読み出し、前記読み出した記録と前記ラベルが取り付
けられた自動車の情報を比較することにより確認するこ
とを特徴とする排気ガス浄化装置の管理方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気ガス浄化装置
の管理システムに関し、特に、ディーゼルエンジンを搭
載した自動車に装着した排気ガス浄化装置の状態の管理
に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のエンジンから排出される
排気ガスが大気汚染などの環境問題の原因となることか
ら、前記自動車に、前記排気ガスを浄化する排気ガス浄
化装置を装着するようになってきている。
【0003】特に、ディーゼルエンジンを搭載した自動
車(以下、ディーゼル車と称する)では、前記排気ガス
中に、窒素酸化物(NO)や微粒子状物質(Particul
ateMatter)が多く含まれている。そのため、行政機関
などでは、バスや大型自動車など、排気量の多いディー
ゼル車に、ディーゼル微粒子除去装置(Diesel Particu
late Filter)のような前記排気ガス浄化装置を装着す
るよう勧告したり、装着を義務付けたりするようになっ
てきている。
【0004】このとき、前記行政機関などでは、装着状
況を管理する管理手段を設け、前記排気ガス浄化装置を
装着する必要がある自動車、あるいは装着したほうがよ
い自動車の情報を一括して登録しておき、登録した自動
車に排気ガス浄化装置が装着されたときに、装着したこ
とを示す情報を追記する。そして、定期的に前記管理手
段をチェックし、未装着の車の所有者に、前記排気ガス
浄化装置の装着を促したり、装着の指示を出したりす
る。
【0005】しかしながら、前記管理手段による管理で
は、実際に前記排気ガス浄化装置を装着しているか確認
するのが難しい。また、日常において、一般に走行して
いる自動車に、前記排気ガス浄化装置が装着されている
か確認するために、例えば、前記管理手段に照会した
り、前記自動車の底面部を調べたりするのも効率が悪
い。そのため、前記排気ガス浄化装置が装着された自動
車には、装着されていることを示すラベルを貼り付ける
のが一般的である。このとき、前記ラベルは、前記行政
機関などの管理者、あるいは前記管理者から委託され
た、前記排気ガス浄化装置を装着する業者などの責任に
おいて貼り付けられるので、前記ラベルを見ることで前
記排気ガス浄化装置が装着されているか確認することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術では、前記排気ガス浄化装置の装着の有無を確
認するためのラベルは、一般に、紙やプラスチックなど
の表面に情報を印刷したものである。また、前記紙やプ
ラスチックなどの表面に印刷された情報の量も少ない。
そのため、前記ラベルを容易に偽造できるという問題が
あった。
【0007】また、前記排気ガス浄化装置は、自動車の
底面部に装着されており、直接確認するのが難しい。そ
のため、通常は前記ラベルを確認することにより、前記
排気ガス浄化装置の装着、あるいは未装着を判断してい
る。しかしながら、前記排気ガス浄化装置は高価である
ことと、前記ラベルを容易に偽造できることから、前記
排気ガス浄化装置を装着していない自動車に、偽造した
ラベルを貼り付けて、前記排気ガス浄化装置が取り付け
られているように装う可能性がある。そのため、大気汚
染などの環境問題の改善が難しいという問題があった。
【0008】また、前記排気ガス浄化装置は、定期的に
浄化能力の点検をし、必要に応じて修理、交換をするの
が好ましいが、前記排気ガス浄化装置が高価であるた
め、修理や交換等の整備を怠る可能性がある。そのた
め、前記排気ガス浄化装置の浄化能力が低下した状態で
使用し、前記窒素酸化物や微粒子状物質を十分に除去で
きず、環境問題の改善が難しいという問題があった。
【0009】本発明の目的は、自動車に、指定された排
気ガス浄化装置が装着されていることを示すラベルの偽
造を防止することが可能な技術を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、自動車に装着された
排気ガス浄化装置の保守管理を容易にすることが可能な
技術を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、自動車に排気ガス浄
化装置を装着させるとともに、装着された排気ガス浄化
装置の保守管理を促し、自動車から排出される汚染物質
を低減することが可能な技術を提供することにある。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明の概要を説明すれば、以下の通りである。 (1)自動車に、指定された排気ガス浄化装置が装着さ
れていることを確認する排気ガス浄化装置の管理方法で
あって、前記排気ガス浄化装置を装着した自動車を特定
する情報を電気的、かつ、書き換え不可あるいは特定の
条件のもとでのみ書き換え可能な状態で記録したラベル
を前記自動車に取り付け、前記ラベルに記録された情報
を読み出して確認する排気ガス浄化装置の管理方法であ
る。
【0014】前記(1)の手段によれば、前記自動車を
特定する情報を電気的に記録したラベルを取り付けるこ
とにより、前記ラベルに記録された情報の記録形式を直
接確認することが難しい。そのため、前記ラベルを偽造
することが難しくなる。
【0015】また、前記自動車を特定する情報を、書き
換え不可あるいは特定の条件のもとでのみ書き換え可能
な状態で記録することにより、前記ラベルに記録された
情報を、故意に書き換えることは非常に難しい。すなわ
ち、正規の手続きを踏んで得た前記ラベルを他の自動車
に張り替えたとしても、前記ラベルか読み出した情報が
前記他の自動車の情報と一致する可能性は非常に低くな
る。そのため、前記ラベルを他の自動車に張り替えて、
前記排気ガス浄化装置を装着しているように装うことが
難しくなる。
【0016】以上のようなことから、前記排気ガス浄化
装置の装着、未装着を容易に確認することができる。ま
た、前記排気ガス浄化装置が未装着の自動車に、前記排
気ガス浄化装置の装着を勧告することが容易になる。そ
のため、前記自動車の排気ガスに含まれる窒素酸化物や
微粒子浮遊物を低減することができ、大気汚染などの環
境問題に有効である。
【0017】(2)自動車に装着された排気ガス浄化装
置の保守管理をする排気ガス浄化装置の管理方法であっ
て、前記排気ガス浄化装置が装着された自動車を特定す
る情報を電気的、かつ、書き換え不可あるいは特定の条
件のもとでのみ書き換え可能な状態で記録したラベルを
前記自動車に取り付け、前記排気ガス浄化装置の点検を
したときに、前記ラベルに記録された情報と前記点検結
果を前記保守管理手段に記録し、前記保守管理手段に記
録された前記点検結果に基づいて、前記排気ガス浄化装
置を保守管理する排気ガス浄化装置の管理方法である。
【0018】前記(2)の手段によれば、前記排気ガス
浄化装置の点検結果と前記ラベルに記録された情報を、
前記保守管理手段に電気的に記録することにより、各自
動車に装着された前記排気ガス浄化装置の状態を一括し
て管理することができる。そのため、前記保守管理手段
に記録された情報に基づいて、前記排気ガス浄化装置の
修理、交換の時期を容易に判断することができる。ま
た、前記点検結果と前記ラベルに記録された情報を前記
保守管理手段に記録することにより、コンピュータプロ
グラムを利用して、前記排気ガス浄化装置の修理、交換
の時期を自動的に判断し、前記自動車の所有者などに連
絡することも可能である。
【0019】またこのとき、前記排気ガス浄化装置の点
検結果を、前記ラベルにも記録することで、前記ラベル
に記録された情報を読み出したときに、前記自動車を特
定する情報と、前記点検結果を読み出すことができ、ラ
ベルの偽造などの不正を防げるとともに、前記排気ガス
浄化装置の点検履歴を確認することができる。すなわ
ち、前記ラベルに記録された情報を読み出し、前記排気
ガス浄化装置が装着されていることを確認するととも
に、前記排気ガス浄化装置を定期的に点検しているか、
そして正常に動作しているか容易に確認することができ
る。そのため、前記排気ガス浄化装置が未装着の自動
車、あるいは整備不良の排気ガス浄化装置を装着した自
動車の確認、低減が容易になり、大気汚染などの環境問
題への悪影響を低減することができる。
【0020】(3)自動車に、指定された排気ガス浄化
装置が装着されていることを確認する排気ガス浄化装置
の管理システムであって、前記排気ガス浄化装置を装着
した自動車を特定する情報を電気的、かつ、書き換え不
可あるいは特定の条件のもとでのみ書き換え可能な状態
で記録する情報記録手段を有するラベルとを備え、前記
排気ガス浄化装置を装着した自動車に前記ラベルを取り
付け、前記情報記録手段に記録された情報を読み出して
確認する排気ガス浄化装置の管理システムである。
【0021】前記(3)の手段によれば、前記情報記録
手段を設けることにより、前記情報記録手段に記録され
た情報の記録形式を直接確認することが難しい。そのた
め、前記ラベルを偽造することが難しくなる。
【0022】また、前記自動車を特定する情報を電気
的、かつ、書き換え不可あるいは特定の条件のもとでの
み書き換え可能な状態で記録することにより、前記ラベ
ルに記録された情報を、故意に書き換えることは非常に
難しい。すなわち、正規の手続きを踏んで得た前記ラベ
ルを他の自動車に張り替えたとしても、前記ラベルから
読み出した情報が前記他の自動車の情報と一致する可能
性は非常に低くなる。そのため、前記ラベルを他の自動
車に張り替えて、前記排気ガス浄化装置を装着している
ように装うことが難しくなる。
【0023】以上のようなことから、前記排気ガス浄化
装置の装着、未装着を容易に確認することができる。ま
た、前記排気ガス浄化装置が未装着の自動車に、前記排
気ガス浄化装置の装着を勧告することが容易になる。そ
のため、前記自動車の排気ガスに含まれる窒素酸化物や
微粒子浮遊物を低減することができ、大気汚染などの環
境問題に有効である。
【0024】またこのとき、前記ラベルに加えて、前記
排気ガス浄化装置の装着あるいは未装着の情報を登録し
ておく登録手段を設けることにより、異なる地域にある
複数台の自動車の情報を一括して管理することができ、
未装着の自動車に前記排気ガス浄化装置の装着を促した
り、装着の指示を出したりすることが容易になる。
【0025】(4)自動車に装着された排気ガス浄化装
置の保守管理をする排気ガス浄化装置の管理システムで
あって、前記自動車に装着された排気ガス浄化装置の保
守管理をする保守管理手段と、前記自動車を特定する情
報を電気的、かつ、書き換え不可あるいは特定の条件の
もとでのみ書き換え可能なの状態で記録する情報記録手
段を有するラベルとを備え、前記排気ガス浄化装置を点
検したときに、前記点検結果と前記情報記録手段に記録
された情報とを前記保守管理手段に電気的に記録し、前
記保守管理手段に記録された前記点検結果に基づいて前
記排気ガス浄化装置の保守管理をする排気ガス浄化装置
の管理システムである。
【0026】前記(4)の手段によれば、前記排気ガス
浄化装置の点検結果と前記ラベルに記録された情報を、
前記保守管理手段に電気的に記録することにより、各自
動車に装着された前記排気ガス浄化装置の状態を一括し
て管理することができる。そのため、前記保守管理手段
に記録された情報に基づいて、前記排気ガス浄化装置の
修理、交換の時期を容易に判断することができる。ま
た、前記点検結果と前記ラベルに記録された情報を前記
保守管理手段に記録することにより、コンピュータプロ
グラムを利用して、前記排気ガス浄化装置の修理、交換
の時期を自動的に判断し、前記自動車の所有者などに連
絡することも可能である。
【0027】またこのとき、前記保守管理手段に、前記
点検結果を記録する点検結果管理手段と、前記情報記録
手段に記録された情報を読み出す情報読み出し手段と、
前記情報読み出し手段で読み出した情報と、前記点検結
果を前記点検結果管理手段に送信する点検結果送信手段
とを設けることにより、異なる地域にある複数台の自動
車に装着された排気ガス浄化装置の点検結果を一括して
管理することができる。また、前記情報読み出し手段と
前記送受信手段を設けることにより、前記排気ガス浄化
装置の装着、あるいは未装着の状況や、前記排気ガス浄
化装置の状態を、どこでも容易に確認することができ
る。
【0028】また、前記送受信手段には、例えば、公衆
回線や専用回線を利用したインターネット通信、LAN
(Local Area Network)やWAN(Wide Area Networ
k)などを用いることができる。このとき、通信方法は
有線通信であってもよいし、無線通信であってもよい。
【0029】また、前記(4)の手段において、前記情
報読み出し手段の代わりに、情報読み書き手段を設け、
前記排気ガス浄化装置の点検結果を、前記ラベルにも記
録することで、前記ラベルに記録された情報を読み出し
たときに、前記自動車を特定する情報と、前記点検結果
を読み出すことができ、ラベルの偽造などの不正を防げ
るとともに、前記排気ガス浄化装置の点検履歴を確認す
ることができる。すなわち、前記ラベルに記録された情
報を読み出し、前記排気ガス浄化装置が装着されている
ことを確認するとともに、前記排気ガス浄化装置を定期
的に点検しているか、そして正常に動作しているか容易
に確認することができる。そのため、前記排気ガス浄化
装置が未装着の自動車、あるいは整備不良の排気ガス浄
化装置を装着した自動車の確認、低減が容易になり、大
気汚染などの環境問題への悪影響を低減することができ
る。
【0030】また、前記(3)及び(4)の手段におい
て、前記ラベルには、電子タグを用いることが好まし
い。前記電子タグは、専用の読み出し装置(リーダ
ー)、もしくは読み書き装置(リーダライター)がない
と情報の読み出し、書き込みができない。また、記録で
きる情報量が多く、暗号化して記録することも可能であ
るため偽造が難しい。また、前記電子タグは、前記読み
出し装置もしくは前記読み書き装置との間での情報のや
り取りに、無線通信を利用している。そのため、情報の
やり取りや取り扱いが容易である。
【0031】以下、本発明について、図面を参照して実
施の形態(実施例)とともに詳細に説明する。なお、実
施例を説明するための全図において、同一機能を有する
ものは、同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略す
る。
【0032】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1及び図2は、
本発明による実施形態1の排気ガス浄化装置管理システ
ムの概略構成を示す模式図であり、図1は管理システム
全体の構成を示すブロック図、図2は図1のラベル及び
情報確認手段の構成を示すブロック図である。
【0033】図1において、1は排気ガス浄化装置、2
は自動車、3はラベル(電子タグ)、4は装着情報確認
手段、401は登録手段、402は情報確認手段であ
る。また、図2において、301はコイルアンテナ、3
02は通信制御手段、303は情報処理手段、304は
情報記録手段であり、402Aはアンテナ、402Bは
通信制御手段、402Cは情報処理手段、402Dは表
示手段である。
【0034】本実施形態1の排気ガス浄化装置管理シス
テムは、自動車に、指定された排気ガス浄化装置が適正
に装着されているか確認、管理をするシステムであっ
て、図1に示すように、排気ガス浄化装置1が装着され
た自動車2を特定する情報を電気的、かつ、書き換え不
可の状態で記録されたラベル3と、前記自動車2に前記
排気ガス浄化装置1が装着されている、あるいは未装着
であることを管理する装着情報確認手段4とにより構成
されている。また、前記装着情報確認手段4は、複数台
の自動車の情報と、前記排気ガス浄化装置1の装着状況
を登録した登録手段401と、前記ラベル3に記録され
た情報を確認する情報確認手段402により構成されて
いる。またこのとき、前記登録手段401及び前記情報
確認手段402は、例えば、行政機関などが管理する。
【0035】また、前記ラベル3は、例えば、電子タグ
であって、図2に示すように、無線通信を行うためのコ
イルアンテナ301と、前記コイルアンテナ301で送
受信する情報(信号)の通信制御及び変復調を行う通信
制御手段302と、前記送受信する情報(信号)の処理
を行う情報処理手段303と、前記自動車を特定する情
報などを記録する情報記録手段304により構成されて
いる。
【0036】また、前記情報確認手段402は、図2に
示すように、前記ラベル3と無線通信を行うアンテナ4
02Aと、前記アンテナ402Aで送受信する情報の通
信制御及び変復調を行う通信制御手段402Bと、送受
信する情報の処理を行う情報処理手段402Cと、前記
ラベル3から受信した情報を表示する表示手段402D
とにより構成されている。
【0037】前記ラベル3と前記情報確認手段402と
の間で情報の送受信を行うときには、まず、例えば、前
記情報確認手段402の情報処理手段402Cで、前記
ラベル3に記録された情報を要求する信号を生成し、前
記通信制御手段402Bで前記情報を無線信号に変換し
て前記アンテナ402Aから送信する。
【0038】このとき、前記アンテナ402Aから送信
された無線信号が届く範囲内に前記ラベル3があると、
前記ラベル3のコイルアンテナ301で前記無線信号が
受信され、前記通信制御手段302で電気信号に変換さ
れた後、前記情報処理手段303で処理される。そし
て、前記ラベル3の情報処理手段303での処理結果に
基づき、前記情報記録手段304から要求された情報を
取り出す。前記情報処理手段304から取り出された情
報は、前記情報処理手段303を介して前記通信制御手
段302に送られ、前記通信制御手段302で無線信号
に変換した後、前記コイルアンテナ301から送信され
る。
【0039】前記コイルアンテナ301から送信された
信号は、前記情報確認手段402のアンテナ402Aで
受信され、前記通信制御手段402Bで電気信号に変換
した後、前記情報処理手段402Cで処理され、前記表
示手段402Dに表示される。
【0040】本実施形態1の排気ガス浄化装置管理シス
テムは、例えば、ディーゼルエンジンを搭載した自動車
のように、排気ガスに窒素酸化物(NO)や微粒子状
物質が多く含まれる自動車2の、前記排気ガス浄化装置
1の装着状況を管理するシステムである。以下、本実施
形態1の排気ガス浄化装置管理システムによる管理方法
について説明する。
【0041】まず、行政機関などの前記排気ガス浄化装
置1の装着状況を管理する管理者が前記装着情報確認手
段4を設け、前記登録手段401に、前記排気ガス浄化
装置1を装着する対象となる自動車2の情報や、前記自
動車2の所有者の情報を登録しておく。
【0042】次に、前記登録手段401に登録されてい
る自動車2に、前記排気ガス浄化装置1が装着されたと
きに、前記登録手段401に、前記排気ガス浄化装置1
を装着したことを示す情報を追記する。
【0043】このとき、前記排気ガス浄化装置1は、例
えば、前記装着情報確認手段4を管理する管理者が設定
した基準値を満たすものとし、前記装着情報確認手段4
の管理者、あるいは前記装着情報確認手段4の管理者が
委託した業者が装着する。
【0044】前記装着情報確認手段4の管理者は、前記
登録手段401に登録された情報に基づいて、管理対象
となる自動車が、前記排気ガス浄化装置1を装着してい
るか、あるいは未装着であるかを一括して管理できるた
め、管理対象の自動車の数が多くても、前記排気ガス浄
化装置1の装着状況の確認が容易であり、前記排気ガス
浄化装置1を未装着の自動車の所有者に、装着の指示を
出しやすい。
【0045】しかしながら、前記登録手段401を確認
しただけでは、日常において、一般に走行している自動
車2に、実際に前記排気ガス浄化装置1が装着されてい
るか確認をすることが難しい。そのため、例えば、定
期、あるいは不定期に前記自動車2を実際に確認する必
要があるが、実際に自動車の底面部を調べるのは非常に
効率が悪い。そこで、前記自動車2に前記排気ガス浄化
装置1を装着するときに、前記排気ガス浄化装置1が装
着されていることを示すラベル3を前記自動車2に貼り
付け、前記ラベル3を確認することで、前記排気ガス浄
化装置1の装着状況を確認するのが一般的である。この
とき、従来の技術では、前記ラベル3は紙製、あるいは
プラスチック製であり、表面に前記排気ガス浄化装置1
が装着されていることを示す情報が印刷されているため
偽造が容易で、未装着の自動車に偽造したラベルを貼り
付け、前記排気ガス浄化装置1を装着しているように装
う不正が起こりやすかった。
【0046】そこで、本実施形態1のように、前記ラベ
ル3に電子タグを用い、前記図2に示したような前記情
報記録手段304に、前記排気ガス浄化装置1を装着し
た自動車2を特定する情報を電子的、かつ、書き換え不
可の状態で記録する。このとき、前記ラベル3は、前記
装着情報確認手段4の管理者、あるいは前記装着情報確
認手段4の管理者が委託した業者が管理し、前記管理者
もしくは前記管理者に委託された業者が、前記排気ガス
浄化装置1を前記自動車2に装着するときに、前記ラベ
ルの前記情報記録手段304に前記自動車2を特定する
情報を記録して前記自動車2に貼り付ける。
【0047】ここで、書き換え不可の状態というのは、
例えば、前記自動車を特定する情報をROM(Read Onl
y Memory)などの読み出し専用メモリに書き込み、情報
を書き換えられない状態である。また、前記自動車を特
定する情報を、前記ROMに記録する代わりに、例え
ば、RAM(Random Access Memory)やEEPROM
(Electrical Erasable and Programmable ROM)などの
書き換え可能なメモリに、特定の条件のもとでのみ書き
換えが可能な状態で記録してもよい。このとき、前記特
定の条件の設定方法としては、例えば、記録する情報を
暗号化する、あるいはパスワードを設定しておき、復号
化のキーあるいはパスワードを入力しないと書き換えら
れないようにする方法がある。
【0048】図3は、本実施形態1の排気ガス浄化装置
管理システムを用いた管理方法を説明するための模式図
であり、前記ラベル3に記録する情報の一例を示す図で
ある。
【0049】本実施形態1の管理システムのように、前
記ラベル3として電子タグを用いた場合、前記情報記録
手段304は、例えば、前記ROMや、前記RAM、前
記EEPROM等の半導体メモリである。このとき、前
記情報記録手段304には、例えば、図3に示すよう
に、領域0に前記半導体メモリが設けられたICチップ
の固有番号が記録されている。そこで、例えば、前記排
気ガス浄化装置1を前記自動車2に装着する業者など
が、前記自動車2を特定する情報として、例えば、領域
1に装着する自動車2の分類を記録し、領域2に装着す
る自動車2のナンバーを記録する。このとき、前記自動
車2の分類としては、例えば、前記自動車2に搭載され
たエンジンの種類や排気量などの情報を記録する。
【0050】前記ラベル3に記録された情報を確認する
ときには、前記情報確認手段402を用いて、前記ラベ
ル3の情報記録手段304に記録された前記自動車2を
特定する情報を読み出し、前記情報確認手段402の前
記表示手段402Dに表示する。このとき、前記表示手
段402Dには、例えば、自動車2のナンバーや分類が
表示されるので、表示された前記自動車2のナンバー
と、確認する自動車の実際のナンバーとが一致するかを
容易に確認することができる。
【0051】このとき、前記ラベル3には、前記自動車
2を特定する情報が電気的に記録されているので、前記
情報記録手段304に記録された情報の記録形式を調べ
ることが難しい。そのため、前記ラベル3を偽造するこ
とが難しい。またこのとき、前記自動車2を特定する情
報が、書き換え不可の状態で記録されているため、例え
ば、正規の手続きを経て前記自動車2に貼り付けられた
前記ラベル3を、他の未装着の自動車に貼り付けた場合
にも、前記ラベル3に記録された情報を確認すれば、例
えば、確認の対象としている自動車のナンバーと異なる
ため、不正が行われていることを容易に確認することが
できる。
【0052】またこのとき、前記ラベル3として電子タ
グを用いた場合には、前記自動車2を特定する情報を、
暗号化して記録することも可能であるため、前記ラベル
3に記録された情報の安全性が高く、前記ラベル3の偽
造がさらに難しくなる。
【0053】以上説明したように、本実施形態1の排気
ガス浄化装置管理システムによれば、前記ラベル3とし
て電子タグを用い、前記排気ガス浄化装置1を装着した
自動車2の情報を電気的、かつ、書き換え不可の状態で
記録しておくことにより、前記ラベル3の偽造を防ぐこ
とができる。
【0054】また、前記ラベル3の偽造や、前記ラベル
3を他の自動車に貼り付けて前記排気ガス浄化装置1を
装着しているように装う不正を防ぐことができるため、
前記排気ガス浄化装置1の装着を徹底させることが容易
になり、大気汚染などの環境問題に対しても有効であ
る。
【0055】また、前記実施形態1の排気ガス浄化装置
管理システムでは、前記ラベル3は、前記排気ガス浄化
装置1を装着した自動車2に貼り付けているが、これに
限らず、例えば、前記排気ガス浄化装置1の装着が完了
するまでの猶予期間を設けた自動車に貼り付けてもよ
い。
【0056】このとき、前記ラベル3の前記情報記録手
段304に、前記自動車を特定する情報とともに、前記
排気ガス浄化装置1の装着完了までの猶予期間を電気
的、かつ、書き換え不可の状態で記録しておくことによ
り、前記猶予期間の書き換えが非常に難しくなる。その
ため、例えば、前記猶予期間を書き換えて、猶予期間中
であることを装う不正を防ぐことができる。
【0057】(実施形態2)図4及び図5は、本発明に
よる実施形態2の排気ガス浄化装置管理システムの概略
構成を示す模式図であり、図4は管理システム全体の構
成を示すブロック図、図5は図4のラベル及び情報読み
書き手段、ならびに前記通信処理手段の構成を示すブロ
ック図である。
【0058】図4において、1は排気ガス浄化装置、2
は自動車、3はラベル(電子タグ)、4は装着情報確認
手段、401は登録手段、402は情報確認手段、5は
点検手段、6は保守管理手段、601は点検結果管理手
段、602は情報読み書き手段、603は点検結果送信
手段、604は中継局である。また、図5において、3
01はコイルアンテナ、302は通信制御手段、303
は情報処理手段、304は情報記録手段、602Aはア
ンテナ、602Bは通信制御手段、602Cは情報処理
手段、603Aは点検結果処理手段、603Bは通信手
段である。
【0059】本実施形態2の排気ガス浄化装置管理シス
テムは、自動車に装着された排気ガス浄化装置が正常に
機能しているか確認し、前記排気ガス浄化装置の保守管
理を行うシステムであって、図4に示すように、排気ガ
ス浄化装置1が装着された自動車2を特定する情報を電
気的、かつ、書き換え不可の状態で記録されたラベル3
と、前記自動車2に前記排気ガス浄化装置1が装着され
ている、あるいは未装着であることを管理する装着情報
確認手段4と、前記排気ガス浄化装置1を点検する点検
手段5と、前記点検手段5で点検した結果を記録し、前
記排気ガス浄化装置1の保守管理を行う保守管理手段6
とにより構成されている。
【0060】また、前記装着情報確認手段4は、複数台
の自動車の情報と、前記排気ガス浄化装置1の装着状況
を登録した登録手段401と、前記ラベル3に記録され
た情報を確認する情報確認手段402により構成されて
いる。このとき、前記装着情報確認手段4は、例えば、
行政機関などが管理する。
【0061】また、前記保守管理手段6は、前記点検手
段5で点検した結果を記録して、管理する点検結果管理
手段601と、前記ラベル3に記録された情報を読み出
すとともに、前記点検手段5で点検した結果を前記ラベ
ル3に書き込む情報読み書き手段602と、前記点検手
段5で点検した結果を処理し、前記点検結果記録手段6
01に送信する点検結果送信手段603と、前記点検結
果送信手段603と前記点検結果管理手段601との通
信を中継する中継局604とにより構成されている。こ
のとき、前記中継局604は、図示は省略するが、複数
箇所に設けられており、例えば、公衆回線あるいは専用
回線で前記点検結果管理手段601と接続され、通信が
できる状態になっている。またこのとき、前記保守管理
手段6は、例えば、前記排気ガス浄化装置1の製造業
者、あるいは前記排気ガス浄化装置1の製造業者から委
託された業者などが管理する。
【0062】また、前記ラベル3は、例えば、電子タグ
であって、図5に示すように、無線通信を行うためのコ
イルアンテナ301と、前記コイルアンテナ301で送
受信する情報(信号)の通信制御及び変復調を行う通信
制御手段302と、前記送受信する情報(信号)の処理
を行う情報処理手段303と、前記自動車を特定する情
報などを記録する情報記録手段304により構成されて
いる。
【0063】また、前記情報読み書き手段602は、図
5に示すように、前記ラベル3と無線通信を行うアンテ
ナ602Aと、前記アンテナ602Aで送受信する情報
の通信制御及び変復調を行う通信制御手段602Bと、
送受信する情報の処理を行う情報処理手段602Cとに
より構成されている。
【0064】また、前記点検結果送信手段603は、前
記点検手段5による点検結果と前記情報読み書き手段6
02で読み出した前記ラベル3の情報を合成処理する点
検結果処理手段603Aと、前記中継局604を介して
前記点検結果管理手段601と通信し、前記点検結果処
理手段603Aで処理した情報を送信する通信手段60
3Bとにより構成されている。このとき、前記通信手段
603Bには、例えば、PHSなどが用いられ、前記中
継局604との間で無線通信を行い、前記点検結果管理
手段601に情報を送信する。
【0065】前記情報読み書き手段602を用いて前記
ラベル3の情報を読み出すときには、まず、例えば、前
記情報読み書き手段602の情報処理手段602Cで情
報を要求する信号を生成し、前記通信制御手段602B
で前記情報を無線信号に変換して前記アンテナ602A
から送信する。
【0066】このとき、前記情報読み書き手段602の
アンテナ602Aから送信された無線信号が届く範囲内
に前記ラベル3があると、前記ラベル3のコイルアンテ
ナ301で前記無線信号が受信され、前記通信制御手段
302で電気信号に変換された後、前記情報処理手段3
03で処理される。そして、前記ラベル3の情報処理手
段303での処理結果に基づき、前記情報記録手段30
4から要求された情報を取り出す。前記情報処理手段3
04から取り出された情報は、前記情報処理手段303
を介して前記通信制御手段302に送られ、前記通信制
御手段302で無線信号に変換した後、前記コイルアン
テナ301から送信される。
【0067】前記コイルアンテナ301から送信された
信号は、前記情報読み書き手段602のアンテナ602
Aで受信され、前記通信制御手段602Bで電気信号に
変換した後、前記情報処理手段602Cで処理され、例
えば、前記点検結果処理手段603Aに送られる。
【0068】また、前記情報読み書き手段602を用い
て前記ラベル3に情報を書き込むときには、まず、例え
ば、前記点検結果処理手段603Aから前記情報読み書
き手段602の情報処理手段602Cに送られた情報
を、前記通信制御手段602Bで無線信号に変換した
後、前記アンテナ602Aから送信する。
【0069】前記アンテナ602Aから送信された信号
は、前記ラベル3のコイルアンテナ301で受信され、
前記通信制御手段302で電気信号に変換された後、前
記情報処理手段303で処理される。そして、前記ラベ
ル3の情報処理手段303での処理結果に基づき、前記
情報記録手段304に記録される。
【0070】また、前記情報確認手段402は、図2に
示したように、前記ラベル3と無線通信を行うアンテナ
402Aと、前記アンテナ402Aで送受信する情報の
通信制御及び変復調を行う通信制御手段402Bと、送
受信する情報の処理を行う情報処理手段402Cと、前
記情報処理手段402Cで処理された情報を表示する表
示手段402Dにより構成されている。
【0071】前記ラベル3と前記情報確認手段402と
の間で情報の送受信を行うときには、前記実施形態1で
説明した手順で行うため、詳細な説明は省略する。
【0072】前記実施形態1の排気ガス浄化装置管理シ
ステムは、前記排気ガス浄化装置1の装着状況を管理す
るシステムであったが、前記排気ガス浄化装置1は、使
用しているうちに浄化能力が低下するため、装着、ある
いは未装着の管理のほかに、例えば、前記排気ガス浄化
装置を定期的に点検し、修理や部品の交換等の保守管理
を行うことも重要である。そこで、本実施形態2では、
前記排気ガス浄化装置の保守管理方法について説明す
る。
【0073】なお、本実施形態2の排気ガス浄化装置管
理システムも、前記実施形態1の排気ガス浄化装置管理
システムと同様で、例えば、ディーゼルエンジンを搭載
した自動車のように、排気ガスに窒素酸化物(NO
や微粒子状物質が多く含まれる自動車2の、前記排気ガ
ス浄化装置1の装着状況を管理する必要があるとする。
【0074】そのため、あらかじめ、前記実施形態1で
説明したように、前記行政機関などの前記排気ガス浄化
装置1の装着状況を管理する管理者が前記装着情報確認
手段4を設け、前記登録手段401に、前記排気ガス浄
化装置1を装着する対象となる自動車2の情報や、前記
自動車2の所有者の情報を登録しておき、前記排気ガス
浄化装置1が装着されたときに、前記登録手段401
に、前記排気ガス浄化装置1を装着したことを示す情報
を追記する。また、前記排気ガス浄化装置1を前記自動
車2に装着したときに、図3に示したような、前記自動
車2を特定する情報が記録された前記ラベル(電子タ
グ)3を前記自動車2に貼り付けておく。
【0075】このとき、前記ラベル3には、前記自動車
2を特定する情報が電気的、かつ、書き換え不可の状態
で記録されているため、前記実施形態1で説明したよう
に、前記ラベル3の偽造、あるいは前記ラベル3を他の
自動車に貼り付けて前記排気ガス浄化装置1が装着され
ているように装う不正を防ぐことができる。
【0076】また、前記排気ガス浄化装置1は、使用し
ているうちに浄化能力が低下するため、図4に示したよ
うな点検手段5により、定期的に点検する必要がある。
このとき、前記点検手段5には、例えば、前記排気ガス
浄化装置1から排出される排気ガスの圧力を測定するガ
ス圧測定装置、あるいは、前記排気ガス浄化装置1から
排出される排気ガスに含まれる窒素酸化物や微粒子状物
質の量を測定する装置を用いる。またこのとき、前記点
検手段5は、前記点検結果送信手段603の点検結果処
理手段603Aと接続されており、測定結果が前記点検
結果処理手段603Aに送られる。
【0077】また、前記点検手段5により前記排気ガス
浄化装置1を点検する際には、前記情報読み書き手段6
02を用いて、前記ラベル3に記録された、前記自動車
2を特定する情報を読み出し、前記点検結果処理手段6
03Aに送る。
【0078】前記点検結果処理手段603Aは、前記点
検手段5から送られた測定結果と前記ラベル3から読み
出した情報を合成し、合成した情報を前記通信手段60
3Bに送る。
【0079】このとき、前記通信手段603Bは、例え
ば、PHSや携帯電話などの、無線通信機器であり、前
記中継局604と無線通信をし、前記点検結果処理手段
603Aから送られてくる情報を、前記中継局604を
介して前記点検結果管理手段601に送信する。
【0080】またこのとき、前記点検結果処理手段60
3Aとして、例えば、パーソナルコンピュータを用い、
前記パーソナルコンピュータに前記通信手段603Bが
接続されてもよいし、例えば、前記点検結果処理手段6
03A及び前記通信手段603Bが一体型になっていて
もよい。また、前記点検結果処理手段603A及び前記
通信手段603B、ならびに前記情報読み書き手段60
2が一体型になっていてもよい。
【0081】またさらに、前記通信手段602Bと前記
中継局604の間は、無線通信に限らず、公衆回線や専
用回線を用いた有線通信であってもよい。
【0082】前記通信手段603Bから前記点検結果管
理手段601に送られた情報は、前記自動車2を特定す
る情報によって整理され、前記排気ガス浄化装置1の点
検履歴として前記点検結果管理手段601に記録され
る。そこで、前記保守管理手段6を管理する管理者は、
前記点検結果管理手段601に記録された点検履歴に基
づいて、前記排気ガス浄化装置1の点検、あるいは修理
や部品の交換などの、保守管理に関する情報を、前記自
動車2の所有者などに知らせることができる。このと
き、あらかじめ、コンピュータプログラムに、点検の間
隔や、前記排気ガス浄化装置1の浄化能力の基準値を設
定しておけば、前記点検結果の履歴に基づいて、自動的
に保守管理が必要な排気ガス浄化装置の情報を選び出す
ことができ、保守管理に関する情報を容易に得ることが
できる。
【0083】しかしながら、前記点検結果管理手段60
1を確認するだけでは、日常において、一般に走行して
いる自動車2が、定期的に点検を行い、前記排気ガス浄
化装置が正常に動作していることを確認するのが難し
い。そのため、例えば、前記ラベル3にも、前記排気ガ
ス浄化装置1の点検結果を記録するのが好ましい。
【0084】図6は、本実施形態2の排気ガス浄化装置
管理システムを用いた管理方法を説明するための模式図
であり、前記ラベル3に記録する情報の一例を示す図で
ある。
【0085】本実施形態2の管理システムように、前記
ラベル3として電子タグを用いた場合、前記情報記録手
段304には半導体メモリが用いられており、例えば、
図3に示したように、領域0に前記半導体メモリが設け
られたICチップの固有番号、領域1に装着する自動車
2の分類、領域2に装着する自動車2のナンバーが記録
されている。しかしながら、前記半導体メモリは、容量
が十分に大きいため、前記領域0、領域1、領域2に各
情報を記録した後でも十分に空き容量がある。そのた
め、前記半導体メモリには、読み出し専用のROMのほ
かにも、EEPROMなどの書き換え可能なメモリがあ
るため、前記書き換え可能なメモリ領域に、前記点検結
果を記録することができる。
【0086】前記ラベル3に、前記点検結果を記録する
際には、点検結果を前記点検結果処理手段603Aか
ら、前記情報読み書き手段602の前記情報処理手段6
02Cに送り、前記通信制御手段602Bで無線信号に
変換した後、前記アンテナ602Aから送信する。前記
アンテナ602Aから送信された信号は、前記ラベル3
のコイルアンテナ301で受信され、前記通信制御手段
302で電気信号に変換した後、前記情報処理手段30
3で処理し、前記情報記録手段304に記録される。
【0087】このとき、記録する点検結果としては、例
えば、図6に示すように、領域4に車両の所有者の情
報、領域5に整備者の認証情報、領域6以降に前記排気
ガス浄化装置の点検履歴を記録する。このとき、前記領
域6以降に記録する点検履歴は、例えば、点検した日付
け、前記点検手段5の点検結果等がある。またこのと
き、前記ラベル3には、前記過去の点検結果をいくつか
残しておき、追記する形で記録してもよいし、上書きし
て最新の点検結果だけを記録しておいてもよい。
【0088】このように、前記排気ガス浄化装置1の点
検結果を、前記ラベル3に記録することにより、例え
ば、前記実施形態1で説明したような、前記排気ガス浄
化装置1の装着状況を確認する管理者などが、前記情報
確認手段402で前記ラベル3に記録された情報を読み
出したときに、前記自動車2を特定する情報に加えて、
前記排気ガス浄化装置1の点検状況を確認することがで
きる。すなわち、前記装着情報管理手段4の管理者など
が、前記ラベルに記録された情報を読み出したときに、
前記排気ガス浄化装置が装着されていることを確認する
とともに、前記排気ガス浄化装置を定期的に点検してい
るか、そして正常に動作しているか容易に確認すること
ができる。そのため、前記排気ガス浄化装置が未装着の
自動車、あるいは整備不良の排気ガス浄化装置を装着し
た自動車の確認、低減が容易になり、大気汚染などの環
境問題への悪影響を低減することができる。
【0089】またこのとき、例えば、前記点検結果の記
録を書き換え可能な状態で記録しておくと、前記点検結
果を故意に書き換えて、点検をしているように装う不正
が起こる可能性がある。そのため、例えば、前記記録す
る情報を暗号化したり、あるいはパスワードを設定した
りすることで不正が起こりにくくすることができる。
【0090】以上説明したように、本実施形態2の排気
ガス浄化装置管理システムによれば、前記排気ガス浄化
装置の点検結果を、前記点検結果送信手段603を用い
て前記点検結果管理手段601に送信し、前記点検結果
管理手段601で一括して管理することで、前記排気ガ
ス浄化装置1の点検状況や、修理あるいは部品の交換な
どの保守管理を容易にすることができる。
【0091】また、前記点検結果の一部あるいは全部
を、前記ラベル(電子タグ)3にも記録することによ
り、前記ラベル3を確認したときに、前記排気ガス浄化
装置1が装着されていることを確認できるとともに、前
記排気ガス浄化装置1を定期的に点検し、正常に動作し
ているか確認することもできる。
【0092】以上のようなことから、前記排気ガス浄化
装置1の浄化能力の低下による大気汚染などの環境問題
への悪影響を低減することができる。
【0093】以上、本発明を、前記実施形態に基づき具
体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々変更可能であることはもちろんである。
【0094】例えば、前記実施形態1及び前記実施形態
2では、前記排気ガス浄化装置1を管理する管理システ
ムについて説明したが、前記排気ガス浄化装置1に限ら
ず、他の自動車用部品の装着状況を管理する管理システ
ムに、前記実施形態1及び前記実施形態2で説明した管
理システム及び管理方法を適用してもよいことは言うま
でもない。
【0095】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0096】(1)自動車に、指定された排気ガス浄化
装置が装着されていることを示すラベルの偽造を防止す
ることができる。 (2)自動車に装着された排気ガス浄化装置の保守管理
を容易にすることができる。 (3)自動車に排気ガス浄化装置を装着させるととも
に、装着された排気ガス浄化装置の保守管理を促し、自
動車から排出される汚染物質を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態1の排気ガス浄化装置管
理システムの概略構成を示す模式図であり、前記排気ガ
ス浄化装置管理システム全体のブロック図である。
【図2】本実施形態1の排気ガス浄化装置管理システム
の概略構成を示す模式図であり、ラベルと情報確認手段
の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態1の排気ガス浄化装置の管理方法を
説明するための模式図であり、前記ラベルに記録する情
報の一例を示す図である。
【図4】本発明による実施形態2の排気ガス浄化装置管
理システムの概略構成を示す模式図であり、前記排気ガ
ス浄化装置管理システム全体のブロック図である。
【図5】本実施形態2の排気ガス浄化装置管理システム
の概略構成を示す模式図であり、ラベル、情報読み書き
手段、点検結果送信手段の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】本実施形態2の排気ガス浄化装置の管理方法を
説明するための模式図であり、前記ラベルに記録する情
報の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…排気ガス浄化装置、2…自動車、3…ラベル(電子
タグ)、301…コイルアンテナ、302…通信制御手
段、303…情報処理手段、304…情報記録手段、4
…装着情報確認手段、401…登録手段、402…情報
確認手段、402A…アンテナ、402B…通信制御手
段、402C…情報処理手段、402D…表示手段、5
…点検手段、6…保守管理手段、601…点検結果管理
手段、602…情報読み書き手段、602A…アンテ
ナ、602B…通信制御手段、602C…情報処理手
段、603…点検結果送信手段、603A…点検結果処
理手段、603B…通信手段、604…中継局。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G09F 3/00 M 19/07 G06K 19/00 H 19/10 R G09F 3/00 Q (72)発明者 永井 雅大 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日 立電線株式会社内 (72)発明者 池田 大亮 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日 立電線株式会社内 (72)発明者 田上 晋男 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日 立電線株式会社内 (72)発明者 城 祐治 東京都千代田区大手町一丁目2番1号 三 井物産株式会社内 (72)発明者 豊田 哲郎 東京都千代田区大手町一丁目2番1号 三 井物産株式会社内 (72)発明者 矢野 元啓 東京都千代田区大手町一丁目2番1号 三 井物産株式会社内 Fターム(参考) 3D026 BA29 3G091 AA18 BA07 BA31 HB00 5B035 AA15 BB09 BB11 BC00 CA06 CA23 5B058 CA15 KA02 KA04 KA06 KA32 KA35 YA13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に、指定された排気ガス浄化装置
    が装着されていることを確認する排気ガス浄化装置の管
    理方法であって、前記排気ガス浄化装置が装着されてい
    ることを示すラベルに、前記排気ガス浄化装置を装着し
    た自動車を特定する情報を電気的、かつ、書き換え不可
    あるいは特定の条件のもとでのみ書き換え可能な状態で
    記録し、前記自動車を特定する情報が記録されたラベル
    を前記自動車に取り付け、前記ラベルに記録された情報
    を読み出し、前記読み出した記録と前記ラベルが取り付
    けられた自動車の情報を比較することにより確認するこ
    とを特徴とする排気ガス浄化装置の管理方法。
  2. 【請求項2】 自動車を特定する情報を、暗号化して前
    記ラベルに記録することを特徴とする請求項1に記載の
    排気ガス浄化装置の管理方法。
  3. 【請求項3】 自動車に装着された排気ガス浄化装置の
    保守管理をする排気ガス浄化装置の管理方法であって、
    前記排気ガス浄化装置が装着された自動車を特定する情
    報を電気的、かつ、書き換え不可あるいは特定の条件の
    もとでのみ書き換え可能な状態で記録したラベルを前記
    自動車に取り付け、前記排気ガス浄化装置の点検をした
    ときに、前記ラベルに記録された情報と前記点検結果を
    前記保守管理手段に記録し、前記保守管理手段に記録さ
    れた前記点検結果に基づいて、前記排気ガス浄化装置を
    保守管理することを特徴とする排気ガス浄化装置の管理
    方法。
  4. 【請求項4】 前記点検結果を前記ラベルに記録し、前
    記ラベルに記録された前記点検結果を読み出すことで、
    前記自動車に装着された排気ガス浄化装置の保守管理状
    況を確認することを特徴とする請求項3に記載の排気ガ
    ス浄化装置の管理方法。
  5. 【請求項5】 自動車に、指定された排気ガス浄化装置
    が装着されていることを確認する排気ガス浄化装置の管
    理システムであって、前記排気ガス浄化装置を装着した
    自動車を特定する情報を電気的、かつ、書き換え不可あ
    るいは特定の条件のもとでのみ書き換え可能な状態で記
    録する情報記録手段を有するラベルとを備え、前記排気
    ガス浄化装置を装着した自動車に前記ラベルを取り付
    け、前記情報記録手段に記録された情報を読み出して確
    認することを特徴とする排気ガス浄化装置の管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記ラベルに加え、前記排気ガス浄化装
    置の装着、あるいは未装着の情報を登録しておく登録手
    段を有することを特徴とする請求項5に記載の排気ガス
    浄化装置の管理システム。
  7. 【請求項7】 自動車に装着された排気ガス浄化装置の
    保守管理をする排気ガス浄化装置の管理システムであっ
    て、前記自動車に装着された排気ガス浄化装置の保守管
    理をする保守管理手段と、前記自動車を特定する情報を
    電気的、かつ、書き換え不可あるいは特定の条件のもと
    でのみ書き換えが可能な状態で記録する情報記録手段を
    有するラベルとを備え、前記排気ガス浄化装置を点検し
    たときに、前記点検結果と前記情報記録手段に記録され
    た情報とを前記保守管理手段に記録し、前記保守管理手
    段に記録された前記点検結果に基づいて前記排気ガス浄
    化装置の保守管理をすることを特徴とする排気ガス浄化
    装置の管理システム。
  8. 【請求項8】 前記保守管理手段は、前記排気ガス浄化
    装置の点検結果を記録、管理する点検結果管理手段と、
    前記情報記録手段に記録された情報を読み出す情報読み
    出し手段と、前記情報読み出し手段で読み出した情報
    と、前記点検結果を前記点検結果管理手段に送信する点
    検結果送信手段とを有することを特徴とする請求項7に
    記載の排気ガス浄化装置の管理システム。
  9. 【請求項9】 前記情報読み出し手段の代わりに、前記
    情報記録手段に記録された情報を読み出すとともに、前
    記情報記録手段に情報を記録する情報読み書き手段を設
    け、前記情報読み書き手段により、前記情報記録手段に
    前記排気ガス浄化装置の点検結果を記録し、前記情報記
    録手段に記録された情報を読み出して、前記排気ガス浄
    化装置の装着、あるいは未装着の状況、及び前記排気ガ
    ス浄化装置の点検履歴を確認することを特徴とする請求
    項7または請求項8に記載の排気ガス浄化装置の管理シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記情報記録手段を有するラベルは、
    電子タグであることを特徴とする請求項5乃至請求項9
    のいずれか1項に記載の排気ガス浄化装置の管理システ
    ム。
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