JP2003260921A - ダクトおよびその成形方法 - Google Patents

ダクトおよびその成形方法

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JP2003260921A
JP2003260921A JP2002064305A JP2002064305A JP2003260921A JP 2003260921 A JP2003260921 A JP 2003260921A JP 2002064305 A JP2002064305 A JP 2002064305A JP 2002064305 A JP2002064305 A JP 2002064305A JP 2003260921 A JP2003260921 A JP 2003260921A
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duct
molding
urethane
molding die
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JP2002064305A
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Hiroshi Suzuki
浩 鈴木
Yasutoshi Kitani
泰敏 木谷
Seiji Takasugi
政二 高杉
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Inoac Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
Inoac Corp
Toyota Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 結露防止、異音発生防止および騒音吸収等を
図り得るダクトと、このダクトを低コストで好適に成形
する方法を提供する。 【解決手段】 ダクトは、成形型32,34の成形面3
2a,34aに吹付けたウレタン材料を硬化させて得ら
れる第1基材12および第2基材14からなる。これら
第1基材12および第2基材14は、硬化過程における
前記ウレタン材料の接着力を利用することで長手方向へ
対応的に接合され、接着剤や両面テープ等の使用を不要
とする。そして、第1基材12および第2基材14がウ
レタン材料から成形されるので、結露防止、異音発生防
止および騒音吸収等に優れた特性を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダクトおよびそ
の成形方法に関し、更に詳細には、車両搭載のエアコン
ユニットから送出される調温空気を、車両内装部材の所
要位置に設けた空気吹出口へ案内するようにしたダクト
と、このダクトを好適に成形する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】乗用車における乗員室内には、計器盤や
空調操作パネルおよびオーディオ等の各種車載機器等を
設置したインストルメントパネル、運転席および助手席
の間のフロアに設置されるフロアコンソール、乗員室天
井に取付けられるルーフパネル等の各種車両内装部材が
設置されている。図10および図11は、基材58、発
泡材59および表皮材57から構成され、乗員室前方に
取付けられる3層タイプのインストルメントパネル50
を例示した側断面図であるが、該インストルメントパネ
ル50の内側には、前記空調操作パネルでの所要操作に
基いて運転制御されるエアコンユニット52が搭載され
ている。このエアコンユニット52で所定温度に調節さ
れた調温空気は、前記インストルメントパネル50の所
要位置に設けた空気吹出口54から乗員室内へ吹出し、
該乗員室の空調が実施されるようになっている。
【0003】従って前記インストルメントパネル50の
裏側(内側)には、該インストルメントパネル50に設け
た前記空気吹出口54および前記エアコンユニット52
の空気送出口56を連通接続して、エアコンユニット5
2から送出される調温空気を空気吹出口54へ案内する
ようにしたダクト60が設けられている。ここで前記ダ
クト60は、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン
(PP)等の樹脂素材をブロー成形した異形断面形状の中
空体62から構成され、該中空体62をインストルメン
トパネル50における基材58の裏面にビス64等で組
付けるタイプ(図10)、前記樹脂素材をインジェクシ
ョン成形した樋状部材66を有し、この樋状部材66を
前記基材58の裏面に振動溶着等で組付けて両部材6
6,58で空気流通路を画成するタイプ(図11)、等に
大別される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たタイプおよびタイプのダクト60では、次のよう
な課題を内在していた。先ず、タイプのダクト60で
は、中空体62がPEやPP等を材質とすると共に比較
的薄肉に形成されるため、該中空体62の内部と外部と
の温度差が大きい場合に結露し易い欠点があった。ま
た、ダクト60の周囲に配設した車載部品やワイヤハー
ネス等(図示せず)が車体振動時に中空体62の外面に接
触すると、衝突する音や擦れる音等の不快な異音が発生
する問題もあった。更には、エアコンユニット52の運
転作動音が、中空体62内で反響して乗員室内へ洩れて
しまう課題もあった。このため、前記中空体62の外面
または内面に、断熱性能や防音性能に優れたゴム、プラ
スチック、ウレタン等の樹脂からなる発泡体シート68
を貼着して結露防止や異音発生防止等を図る対応策が採
られている。しかしながら、発泡体シート68の材料費
が別途追加されると共に該発泡体シート68の貼着作業
を要するから、成形コストが一段と嵩んでしまう不都合
が発生していた。しかも前記中空体52の内面および外
面は、曲面および凹凸面から構成される複雑な3次元形
状となっているため、前記発泡体シート68を適切に貼
着できないという新たな問題を内在していた。
【0005】一方、タイプのダクト60では、PP材
等から成形された前記基材58および樋状部材66から
空気流通路を形成されているため、タイプのダクト6
0と同様の問題および課題を内在している。このため、
前記基材58の裏面および前記樋状部材66の外面また
は内面に前述の発泡体シート68を貼着して結露防止や
異音発生防止等を図る必要が生じ、発泡体シート68の
材料費が別途追加されると共に該発泡体シート68の貼
着作業を要するから、成形コストが一段と嵩んでしまう
不都合が発生する。しかも、前記基材58の裏面および
前記樋状部材52の内・外面は、何れも曲面および凹凸
面から構成される複雑な3次元形状となっているため、
前記発泡体シート68を適切に貼着できないという問題
もある。なお、図11に示した3層タイプのインストル
メントパネル50では、前記発泡材59が前記発泡体シ
ート68と同等の特性を具有しているので基材58の裏
面に対する前記発泡体シート68の貼着は不要とされる
ものの(図中2点鎖線で示す)、樋状部材66に対する発
泡体シート68の貼着は必要とされるので、前述した問
題は解決されないままである。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく提案されたもので、成形型の成形面に吹付けたウ
レタン材料を硬化させて得られる第1基材および第2基
材から構成することで、結露防止、異音発生防止および
騒音吸収等を図り得るようにしたダクトと、このダクト
を低コストで好適に成形する方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決して、所
期の目的を達成するため本発明は、車両搭載のエアコン
ユニットから送出される調温空気を、車両内装部材の所
要位置に設けた空気吹出口へ案内するようにしたダクト
において、前記ダクトは、成形型の成形面に吹付けたウ
レタン材料を硬化させて得られるダクト半体としての第
1基材および第2基材からなり、硬化過程における前記
ウレタン材料の接着力を利用して、前記第1基材と第2
基材とを長手方向へ対応的に接合することで構成したこ
とを特徴とする。
【0008】同じく前記課題を解決して、所期の目的を
達成するため別の発明は、車両搭載のエアコンユニット
から送出される調温空気を、車両内装部材の所要位置に
設けた空気吹出口へ案内するようにしたダクトの成形方
法において、第1成形型の成形面にウレタン材料を吹付
けることで、ダクト壁部および鍔部を一体的に有する第
1基材を予備成形し、前記第1成形型に型閉め可能に設
けた第2成形型の成形面にウレタン材料を吹付けること
で、ダクト壁部および鍔部を一体的に有する第2基材を
予備成形し、前記夫々の成形型に吹付けたウレタン材料
のうち、少なくとも一方のウレタン材料が完全に硬化す
る前に両成形型を相互に型閉めして、前記第1基材の鍔
部および第2基材の鍔部を対応的に密着させ、硬化過程
における前記ウレタン材料の接着力を利用して、前記第
1基材と第2基材とを長手方向へ対応的に接合するよう
にしたことを特徴とする。
【0009】同じく前記課題を解決して、所期の目的を
達成するため更に別の発明は、車両搭載のエアコンユニ
ットから送出される調温空気を、車両内装部材の所要位
置に設けた空気吹出口へ案内するようにしたダクトの成
形方法において、第1成形型の成形面に第1のウレタン
材料を吹付けることで外面層を成形すると共に、前記第
1成形型に型閉め可能に設けた第2成形型の成形面に第
1のウレタン材料を吹付けることで外面層を成形し、前
記第1成形型の成形面に成形した前記外面層の外面に第
2のウレタン材料を吹付けることで、ダクト壁部および
鍔部を一体的に有する第1基材を予備成形し、前記第2
成形型の成形面で成形した前記外面層の外面に第2のウ
レタン材料を吹付けることで、ダクト壁部および鍔部を
一体的に有する第2基材を予備成形し、前記夫々の成形
型に吹付けた第2のウレタン材料のうち、少なくとも一
方の第2のウレタン材料が完全に硬化する前に両成形型
を相互に型閉めして、前記第1基材の鍔部および第2基
材の鍔部を対応的に密着させ、硬化過程における前記第
2のウレタン材料の接着力を利用して、外面層を外面に
設けた前記第1基材と第2基材とを長手方向へ対応的に
接合するようにしたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るダクトおよび
その成形方法につき、好適な実施例を挙げ、添付図面を
参照しながら以下説明する。本願のダクトは、例えば図
10または図11に示したインストルメントパネル50
の内側に配設され、該インストルメントパネル50に設
けた空気吹出口54および車両搭載の前記エアコンユニ
ット52の空気送出口56を連通接続して、該エアコン
ユニット52から送出される調温空気を該空気吹出口5
4へ案内するために供される。
【0011】図1は、本発明の好適実施例に係るダクト
を、簡略化した単純形状で示した概略斜視図であって、
本実施例のダクト10は、後述すると共に図3〜図8に
示すように、例えばウレタンスプレー成形法に基き、ダ
クト成形型30における第1成形型32および第2成形
型34の夫々の成形面32a,34aにウレタン材料U
(U2)を吹付けることで成形されたものである。すなわ
ちダクト10は、前記ダクト成形型30における第1成
形型32の成形面32aおよび第2成形型34の成形面
34aに吹付けたウレタン材料U(U2)を硬化させ、こ
れにより得られるダクト半体としての第1基材12およ
び第2基材14から構成されている。そして第1基材1
2と第2基材14とは、硬化過程における前記ウレタン
材料U(U2)の接着力を利用することで長手方向へ対応
的に接合され、内部に空気流通路16を画成すると共に
両端に空気流入口18および空気流出口20を有してい
る。
【0012】前記第1基材12は、前記空気流通路16
を実質的に画成するダクト壁部22と、このダクト壁部
22の短手方向の両側端縁に沿って該ダクト壁部22に
一体成形された鍔部24,24とからなり、厚みが2〜
5mm程度で横断面形状が所謂ハット形状を呈してい
る。また前記第2基材14は、前記空気流通路16を実
質的に画成するダクト壁部22と、このダクト壁部22
の短手方向の両側端縁に沿って該ダクト壁部22に一体
成形された鍔部24,24とからなり、厚みが2〜5m
m程度で横断面形状が所謂逆ハット形状を呈している。
そして、これら第1基材12および第2基材14は、夫
々の基材12,14における各鍔部24,24同士が対応
的に接着することで、長手方向へ対応的に接合されてい
る。
【0013】ここで、前記第1基材12および第2基材
14を成形するための前記ウレタン材料U(U2)は、例
えば発泡ソフトタイプのものが好適に使用される。従っ
て第1基材12および第2基材14は、成形された発泡
ウレタンの物性をそのまま具有しており、軽量で、適度
の弾力性および柔軟性を有し、更には高い吸音性能や断
熱性能をも有している。但し前記ウレタン材料U(U2)
は、発泡ソフトタイプに限るものではなく、例えば無発
泡タイプ等を使用してもよい。
【0014】また実施例のダクト10では、前記第1基
材12および第2基材14の外面に、適宜剛性を有する
外面層26,26が密着積層状態で設けられている。こ
れら外面層26,26は、後述すると共に図4に示すよ
うに、前記ダクト成形型30の第1成形型32および第
2成形型34において前記第1基材12および第2基材
14を成形するに先立ち、例えば無発泡ソリッドタイプ
の第1のウレタン材料U1を夫々の成形面32a,34
aに吹付けて成形されたもので、厚みが1mm程度とさ
れている。これにより第1基材12および第2基材14
は、それ単体では剛性が低くて容易に変形してしまうも
のの、前記外面層26,26により変形が規制されて形
状保持されている。
【0015】このような実施例のダクト10では、ダク
ト半体としての第1基材12および第2基材14がウレ
タン材料U(U2)が発泡・硬化した発泡ウレタンを材質
としているから、該発泡ウレタンの物性(特性)をそのま
ま具有しており、例えば図10に示したPP材からなる
ブロー成形製のダクト60よりも軽量に形成されてい
る。そして第1基材12および第2基材14が、適度の
厚みを有しているので断熱性能も優れており、該ダクト
10の内部と外部との温度差が大きい場合でも結露し難
くなっている。また、第1基材12および第2基材14
が吸音性能も優れているから、ダクト10の周囲に配設
した車載部品やワイヤハーネス等(図示せず)が、車体振
動時に該ダクト10に接触して不快な異音が発生したと
しても、これを好適に吸収して伝播させることがない。
更には、前記エアコンユニット52の運転作動音がダク
ト10内で吸収されるから、この運転作動音が乗員室内
へ洩れることをも防止し得る。従って、ダクト10の外
面または内面に、断熱性能や防音性能に優れたゴム、プ
ラスチック、ウレタン等の樹脂からなる前記発泡体シー
ト等を別途貼着する必要がないから、結露防止や異音発
生防止等を図る対応策を講ずるためにコストが嵩むこと
もない。
【0016】但し、ダクト10に剛性が要求されない場
合は、前記外面層26,26を省略して、前記第1基材
12および第2基材14のみから構成するようにしても
よい(図9)。この形態のダクト10では、剛性の低下が
あるものの、断熱性能および吸音性能は略同等とされ
る。
【0017】次に、前述のように構成されたダクト10
の成形方法につき、図3〜図8をもとに説明する。な
お、ここでは、前記外面層26を有するタイプのダクト
10の成形方法につき例示する。
【0018】本実施例のダクト10を構成する第1基材
12および第2基材14は、前述した如く、図3に示し
たダクト成形型30を使用してウレタンスプレー法に基
いて成形される。このダクト成形型30は、前記第1基
材12の全体形状に成形された凹状の成形面32aを設
けた電鋳型である第1成形型32と、前記第2基材14
の全体形状に成形された凹状の成形面34aを設けた電
鋳型である第2成形型34とからなり、これら第1成形
型32と第2成形型34とはヒンジ36により開閉自在
にヒンジ接合され、第1成形型32に対して第2成形型
34が型閉め可能となっている(図3、図6)。また、両
成形型32,24における成形面32a,34aの裏側に
は、例えば水またはオイル等の熱媒体が流通する加熱パ
イプ38が蛇行状に敷設され、対応の成形面32a,3
4aの表面温度を前記ウレタン材料U1,U2(U)の硬
化に最適な温度(例えば65℃程度)に加熱し得るように
なっている。なお第1成形型32および第2成形型34
は、合成樹脂、アルミニウム、鋼鉄等から形成したもの
も実施可能である。
【0019】このようなダクト成形型30を使用したウ
レタンスプレー成形法では、成形準備工程として、第1
成形型32と第2成形型34とを型開きしたもとで、前
記加熱パイプ38へ熱媒体を供給して第1成形型32お
よび第2成形型34の夫々の成形面32a,34aを所
要温度に加熱保持すると共に、該成形面32a,34a
に適当な離型剤を塗布する(図3)。
【0020】成形準備が完了したら、先ず前記外面層2
6,26の成形工程として、図4に示すように、第1成
形型32の成形面32aおよび第2成形型34の成形面
34aの上方へスプレーガン40を到来させ、該スプレ
ーガン40を所定速度で移動させつつ第1のウレタン材
料U1を夫々の成形面32a,34aへ吹付けていく。
すなわち、第1成形型32の成形面32aに第1のウレ
タン材料U1を吹付けることで薄肉(1mm程度)の外面
層26を成形すると共に、第2成形型34の成形面34
aに第1のウレタン材料U1を吹付けることで薄肉(1
mm程度)の外面層26を成形する。夫々の成形面32
a,34aに吹付けられた前記第1のウレタン材料U1
は、該成形面32a,34aが前述した温度に加熱され
ているから、吹付け直後から硬化が促進されて短時間で
硬化が完了する。なお、2基のスプレーガン40を準備
して、第1成形型32の成形面32aおよび第2成形型
34の成形面34aの夫々へ、第1のウレタン材料U1
を同時に吹付けるようにすれば、成形サイクルタイムの
短縮化が図られる。
【0021】前記外面層26,26の成形が完了した
ら、次いで前記第1基材12および第2基材14の成形
工程として、図5に示すように、第1成形型32の成形
面32aの上方へスプレーガン42を到来させ、該成形
面32aで成形した前記外面層26の外面(成形される
ダクト10においては内面)に第2のウレタン材料U2
(U)を吹付けて鍔部24、ダクト壁部22、鍔部24を
連続的に成形することで、ダクト壁部22および鍔部2
4,24を一体的に有する第1基材12を予備成形す
る。一方、第2成形型34の成形面34aの上方へスプ
レーガン42を到来させ、該成形面34aで成形した前
記外面層26の外面(成形されるダクト10においては
内面)に第2のウレタン材料U2(U)を吹付けて鍔部2
4、ダクト壁部22、鍔部24を連続的に成形すること
で、ダクト壁部22および鍔部24,24を一体的に有
する第2基材14を予備成形する。なお、2基のスプレ
ーガン42を準備して、第1成形型32の成形面32a
および第2成形型34の成形面34aの夫々へ、第2の
ウレタン材料U2を同時に吹付けるようにすれば、成形
サイクルタイムの短縮化が図られる。
【0022】そして、前記第1成形型32および第2成
形型34に対して夫々の第2のウレタン材料U2(U)の
吹付けが完了したら、図6に示すように、少なくとも一
方の第2のウレタン材料U2(U)が完全に硬化する前
に、第1成形型32に対して第2成形型34を閉成して
両成形型32,34を相互に型閉めする。これにより、
第1成形型32に予備成形した第1基材12の各鍔部2
4,24に対して、第2成形型34に予備成形した第2
基材14の各鍔部24,24が対応的に密着するように
なる。ここで、前記第2のウレタン材料U2(U)は完全
に硬化する前では接着性を有しているから、両成形型3
2,34に吹付けた夫々の第2のウレタン材料U2(U)
のうち、少なくとも一方の第2のウレタン材料U2(U)
が硬化する前に第1基材12の鍔部24,24と第2基
材14の鍔部24,24とを密着させることにより夫々
の鍔部24,24/24,24が相互に接着され、硬化過
程における第2のウレタン材料U2(U)の接着力を利用
して第1基材12と第2基材14とが長手方向へ対応的
に接合されるに至る。
【0023】前記ダクト成形型30の型閉め状態におい
て、第2のウレタン材料U2(U)が完全に発泡・硬化し
て、外面層26を外面に被着した第1基材12および第
2基材14の成形が完了したら、図7に示すように、第
1成形型32から第2成形型34を開放させたもとで、
成形されたダクト10を脱型する。
【0024】更に、脱型後に、前記鍔部24,24が不
要な場合には、必要に応じて該鍔部24,24を部分的
に切除してもよい(図8)。
【0025】なお、前記外面層26,26を不要とする
タイプのダクト10を成形する場合には、図4に示した
外面層の成形工程を省略すればよい。すなわち、具体的
な図示は省略するが、スプレーガン42を利用して成形
準備が完了した第1成形型32の成形面32aに前記第
2のウレタン材料U2(U)を直接吹付け、該成形面32
aに第1基材12を予備成形すると共に、スプレーガン
42を利用して第2成形型34の成形面34aに第2の
ウレタン材料U2(U)を直接吹付け、該成形面34aに
第2基材14を予備成形する。そして、第1成形型32
および第2成形型34に吹付けた夫々の第2のウレタン
材料U2(U)のうち、少なくとも一方の第2のウレタン
材料U2(U)が完全に硬化する前に両成形型32,34
を相互に型閉めすることで、第1基材12および第2基
材14を接合させる。これにより図9に示すように、外
面層26,26を有さずに第1基材12および第2基材
14からなるダクト10が成形される。そして成形完了
後に、前記鍔部24,24が不要な場合には、必要に応
じて該鍔部24,24を部分的に切除すればよい。
【0026】このように本実施例の成形方法では、第1
成形型32の成形面32aにウレタン材料U(U2)を吹
付けて第1基材12を予備成形すると共に、第2成形型
34の成形面34aにウレタン材料U(U2)を吹付けて
第2基材14を予備成形した後、夫々のウレタン材料U
(U2)のうちの少なくとも一方が完全に硬化する前に両
成形型32,34を相互に型閉めすることで、硬化過程
における該ウレタン材料U(U2)の接着力を利用して第
1基材12と第2基材14とを長手方向へ対応的に接合
し得る。従って、第1基材12および第2基材14の成
形工程と、これら第1基材12と第2基材14との接合
工程とを連続して行なうことができるので、ダクト10
の成形作業の簡素化および合理化が図られて成形コスト
低減を図り得る。また、第1基材12と第2基材14の
接合に際して別途の接着剤等を一切使用しないから、こ
れにより一層の成形コスト低減が可能となる。
【0027】ここで、多数の機器や部品等を搭載した前
記インストルメントパネル50の裏側の狭い空間に配設
されるダクト10は、図1に示した単純形状を呈するこ
とは少なく、実際には曲面や凹凸面を有する複雑な外面
形状となる場合が多い。しかし前述したウレタンスプレ
ー成形法は、曲面形状や凹凸形状とされている前記第1
成形型32および第2成形型34の成形面32a,34
aにウレタン材料U1,U2(U)の吹付けが可能である
から、曲面や凹凸面を有する複雑な外面形状を有する第
1基材12および第2基材14を成形することができ、
従って複雑な外面形状を有するダクト10を好適に成形
することが可能である。すなわち、断熱性能や防音性能
に優れたゴム、プラスチック、ウレタン等の樹脂からな
る発泡体シートを貼着する必要がないので、図10およ
び図11に示した従来のダクト60に内在していた不都
合が好適に解決される。しかも、各成形面32a,34
aの形状が第1基材12および第2基材14に忠実に転
写されるから、従来のブロー成形製のダクト10よりも
寸法精度を高めることが可能である。
【0028】なお本願のダクト10は、前記インストル
メントパネル50の裏側に配設されるものに限定される
ものではなく、これ以外にフロアコンソール、ルーフパ
ネル等の各種車両内装部材の裏側に配設されるものも対
象とされる。
【0029】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るダクト
によれば、ウレタン材料を硬化させて得られた第1基材
および第2基材から構成されているので断熱性能に優れ
ており、該ダクトの内部と外部との温度差が大きい場合
でも結露し難くなる有益な効果を奏する。また、第1基
材および第2基材が吸音性能にも優れているから、ダク
トの周囲に配設した車載部品やワイヤハーネス等が車体
振動時に該ダクトに接触した際に衝突する音や擦れる音
等が発生しても、これを好適に吸収すると共に伝播させ
ない。更には、エアコンユニットの運転作動音がダクト
内で吸収されるから、この運転作動音が乗員室内へ洩れ
ることをも防止し得る利点もある。すなわち、ダクトの
外面または内面に、断熱性能や吸音性能に優れた発泡体
シート等を貼着する必要がないから、結露防止や異音発
生防止等を図る対応策を講ずるためにコストが嵩むこと
がない。なお、第1基材および第2基材の外面に適宜剛
性を有する外面層を設けるようにすれば、両基材の形状
保持を図ることも可能である。
【0030】同じく、別の発明に係るダクトの成形方法
によれば、第1成形型の成形面にウレタン材料を吹付け
て第1基材を予備成形すると共に、第2成形型の成形面
にウレタン材料を吹付けて第2基材を予備成形した後、
少なくとも一方のウレタン材料が完全に硬化する前に両
成形型を相互に型閉めすることで、硬化過程における該
ウレタン材料の接着力を利用して第1基材と第2基材と
を長手方向へ対応的に接合することができる。従って、
第1基材および第2基材の成形工程と、これら第1基材
と第2基材との接合工程とを連続して行なうことができ
るので、ダクトの成形作業の簡素化および合理化が図ら
れて成形コスト低減を図り得る利点がある。また、第1
基材と第2基材の接合に際して別途の接着剤等を一切使
用しないから、これにより一層の成形コスト低減が可能
となる。
【0031】また、更に別の発明に係るダクトの成形方
法によれば、第1成形型の成形面に第1のウレタン材料
を吹付けて外面層を成形した後に該外面層の外面に第2
のウレタン材料を吹付けて第1基材を予備成形すると共
に、第2成形型の成形面に第1のウレタン材料を吹付け
て外面層を成形した後に該外面層の外面に第2のウレタ
ン材料を吹付けて第2基材を予備成形し、少なくとも一
方の第2のウレタン材料が完全に硬化する前に両成形型
を相互に型閉めすることで、硬化過程における該第2の
ウレタン材料の接着力を利用して外面層を外面に設けた
第1基材と第2基材とを長手方向へ対応的に接合するこ
とができる。従って、外面層の成形工程および第1基材
および第2基材の成形工程と、外面層を外面に被着した
第1基材と第2基材との接合工程とを連続して行なうこ
とができるので、ダクトの成形工程の簡素化および合理
化が図られて成形コスト低減を図り得る。また、第1基
材と第2基材の接合に際して別途の接着剤等を一切使用
しないから、これにより一層の成形コスト低減が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例に係るダクトを、簡略化し
た単純形状で示した概略斜視図である。
【図2】第1基材および第2基材を分離させた状態で示
すダクトの概略斜視図である。
【図3】図1に示したダクトを成形するためのダクト成
形型を、第1成形型と第2成形型とを型開きした状態で
示す説明断面図である。
【図4】第1成形型および第2成形型の夫々の成形面に
第1のウレタン材料を吹付けることで、該成形面に外面
層を成形する状態を示す説明断面図である。
【図5】外面層の成形完了後に、該外面層の外面に第2
のウレタン材料を吹付けることで、第1基材および第2
基材を予備成形する状態を示す説明断面図である。
【図6】両成形型に吹付けた第2のウレタン材料のう
ち、少なくとも一方の第2のウレタン材料が硬化する前
に第2成形型を第1成形型に型閉めして第1基材および
第2基材の鍔部同士を密着させ、両鍔部の接着により第
1基材と第2基材とを対応的に接合する状態を示す説明
断面図である。
【図7】第1基材および第2基材の成形完了後に第1成
形型から第2成形型を型開きし、成形されたダクトを脱
型する状態を示す説明断面図である。
【図8】脱型後に、相互接着した鍔部の不要部分を適宜
に切除することで、ダクトの成形が完了した状態を示す
説明断面図である。
【図9】外面層を設けないタイプのダクトを、相互接着
した鍔部の不要部分を切除する状態で示す説明断面図で
ある。
【図10】車両内装部材であるインストルメントパネル
の内側に、ブロー成形製のダクトを組付けた状態を示す
断面図である。
【図11】車両内装部材であるインストルメントパネル
の内側に、該インストルメントパネルの基材および該基
材に接合した樋状部材により形成されるダクトを設けた
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ダクト 12 第1基材 14 第2基材 22 ダクト壁部 24 鍔部 26 外面層 32 第1成形型 32a 成形面 34 第2成形型 34a 成形面 50 インストルメントパネル(車両内装部材) 52 エアコンユニット 54 空気吹出口 U1 第1のウレタン材料 U2(U) 第2のウレタン材料(ウレタン材料)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16L 9/22 F16L 9/22 F24F 13/02 F24F 13/02 E // B29K 75:00 B29K 75:00 105:04 105:04 B29L 23:00 B29L 23:00 (72)発明者 鈴木 浩 愛知県安城市今池町3丁目1番36号 株式 会社イノアックコーポレーション安城事業 所内 (72)発明者 木谷 泰敏 愛知県安城市今池町3丁目1番36号 株式 会社イノアックコーポレーション安城事業 所内 (72)発明者 高杉 政二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3H111 AA01 BA15 CA32 CA39 DA13 DA26 DB11 DB19 EA14 3L011 BL01 3L080 AB04 AB07 AD02 4F205 AA42 AG03 AG08 AG20 AH17 GA05 GB01 GB26 GC04 GF01 GN03 GN07 GN28 GW22 4F211 AD20 AD25 AG09 AG20 AG24 AG28 AH26 TA08 TC10 TC14 TD07 TJ08 TN83 TN86

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両搭載のエアコンユニット(52)から送
    出される調温空気を、車両内装部材(50)の所要位置に設
    けた空気吹出口(54)へ案内するようにしたダクト(10)に
    おいて、 前記ダクト(10)は、成形型(32,34)の成形面(32a,34a)に
    吹付けたウレタン材料(U/U2)を硬化させて得られるダク
    ト半体としての第1基材(12)および第2基材(14)からな
    り、 硬化過程における前記ウレタン材料(U/U2)の接着力を利
    用して、前記第1基材(12)と第2基材(14)とを長手方向
    へ対応的に接合することで構成したことを特徴とするダ
    クト。
  2. 【請求項2】 前記第1基材(12)および第2基材(14)
    は、ダクト壁部(22)および該ダクト壁部(22)に一体成形
    された鍔部(24)とからなり、夫々の鍔部(24,24)が接着
    することで長手方向へ対応的に接合される請求項1記載
    のダクト。
  3. 【請求項3】 前記ウレタン材料(U/U2)は発泡ソフトタ
    イプである請求項1または2記載のダクト。
  4. 【請求項4】 前記第1基材(12)および第2基材(14)の
    外面に、ウレタン材料(U1)から形成されて適宜剛性を有
    する外面層(26)を設けた請求項1〜3の何れかに記載の
    ダクト。
  5. 【請求項5】 車両搭載のエアコンユニット(52)から送
    出される調温空気を、車両内装部材(50)の所要位置に設
    けた空気吹出口(54)へ案内するようにしたダクト(10)の
    成形方法において、 第1成形型(32)の成形面(32a)にウレタン材料(U)を吹付
    けることで、ダクト壁部(22)および鍔部(24)を一体的に
    有する第1基材(12)を予備成形し、 前記第1成形型(32)に型閉め可能に設けた第2成形型(3
    4)の成形面(34a)にウレタン材料(U)を吹付けることで、
    ダクト壁部(22)および鍔部(24)を一体的に有する第2基
    材(14)を予備成形し、 前記夫々の成形型(32,34)に吹付けたウレタン材料(U,U)
    のうち、少なくとも一方のウレタン材料(U)が完全に硬
    化する前に両成形型(32,34)を相互に型閉めして、前記
    第1基材(12)の鍔部(24)および第2基材(14)の鍔部(24)
    を対応的に密着させ、 硬化過程における前記ウレタン材料(U)の接着力を利用
    して、前記第1基材(12)と第2基材(14)とを長手方向へ
    対応的に接合するようにしたことを特徴とするダクトの
    成形方法。
  6. 【請求項6】 車両搭載のエアコンユニット(52)から送
    出される調温空気を、車両内装部材(50)の所要位置に設
    けた空気吹出口(54)へ案内するようにしたダクト(10)の
    成形方法において、 第1成形型(32)の成形面(32a)に第1のウレタン材料(U
    1)を吹付けることで外面層(26)を成形すると共に、前記
    第1成形型(32)に型閉め可能に設けた第2成形型(34)の
    成形面(34a)に第1のウレタン材料(U1)を吹付けること
    で外面層(26)を成形し、 前記第1成形型(32)の成形面(32a)に成形した前記外面
    層(26)の外面に第2のウレタン材料(U2)を吹付けること
    で、ダクト壁部(22)および鍔部(24)を一体的に有する第
    1基材(12)を予備成形し、 前記第2成形型(34)の成形面(34a)で成形した前記外面
    層(26)の外面に第2のウレタン材料(U2)を吹付けること
    で、ダクト壁部(22)および鍔部(24)を一体的に有する第
    2基材(14)を予備成形し、 前記夫々の成形型(32,34)に吹付けた第2のウレタン材
    料(U2,U2)のうち、少なくとも一方の第2のウレタン材
    料(U2)が完全に硬化する前に両成形型(32,34)を相互に
    型閉めして、前記第1基材(12)の鍔部(24)および第2基
    材(14)の鍔部(24)を対応的に密着させ、 硬化過程における前記第2のウレタン材料(U2)の接着力
    を利用して、外面層(26)を外面に有する前記第1基材(1
    2)と第2基材(14)とを長手方向へ対応的に接合するよう
    にしたことを特徴とするダクトの成形方法。
  7. 【請求項7】 前記第1基材(12)および第2基材(14)の
    接合完了後に、必要に応じて前記鍔部(24,24)を部分的
    に切除するようにした請求項5または6記載のダクトの
    成形方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011075121A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Inoac Corp ダクト及びその製造方法
WO2017004631A1 (de) * 2015-07-03 2017-01-12 Plansee Se Rohr mit innenbeschichtung

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