JP2003260682A - 吸着パッド、及び、それを用いた吸着システム - Google Patents

吸着パッド、及び、それを用いた吸着システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 展示用の台や壁などに傷を残すことなく展示
物を保持でき、また、複数方向に向けて吸着力を発生さ
せることができる、使い勝手のよい吸着パッド、及び、
それを用いた吸着システムを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 吸着パッド20は、被吸着物を吸着する
2つのスカート部26A、26Bを有する。スカート部
26A、26Bは、互いに離反する方向に向いている。
これにより、1個の吸着パッド20で互いに異なる方向
に向けて被吸着物を吸着、保持することができ、この吸
着パッド20を用いることにより、台や壁などに傷を残
すことなく展示物を保持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被吸着物を着脱自
在に吸着、保持する吸着パッド、及び、それを用いた吸
着システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワーク(被搬送物)を吸着して搬
送するために、真空発生源に接続された吸着パッドが用
いられている。図12には、従来の吸着パッドの一例が
断面図にて示されている。
【0003】この吸着パッド110では、真空吸引ポン
プ等の真空発生源に、パイプやチューブなどを介して接
続される基部112と、この基部112に一体的に設け
られた蛇腹部114、及び蛇腹部114からさらに一体
的に設けられた略円錐状のスカート部116を有してい
る。なお、吸着パッド110は複数個(例えば4個)設
けられていることが多い。
【0004】図13に示すように、この吸着パッド11
0によって被吸着物(ワーク)111を吸着する場合に
は、スカート部116の外縁部116Tを被吸着物11
1に密着させた状態で真空発生源を作動させ、基部11
2から真空発生源によって吸着パッド110内の空気を
吸引する。これにより、吸着パッド110内が減圧さ
れ、スカート部116の密着面側に高い吸引力が発生す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、展示会など
では、釘、ねじ、両面テープなどによってパネルが展示
用の台や壁に固定されている。このため、台や壁に傷が
残るという問題があった。
【0006】また、従来の吸着パッドでは吸着面は一方
向にしか向けられていなく、複数方向に向けて吸着力を
発生させることができる吸着パッドが望まれていた。
【0007】本発明は、上記事実を考慮して、展示用の
台や壁などに傷を残すことなく展示物を保持でき、ま
た、複数方向に向けて吸着力を発生させることができ
る、使い勝手のよい吸着パッド、及び、それを用いた吸
着システムを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、被吸着物を吸着する吸着面を、互いに異なる方向に
向けて複数設けたことを特徴とする。
【0009】これにより、1個の吸着パッドで、複数の
被吸着物を互いに異なる方向、すなわち複数方向に向け
て保持することができ、使い勝手のよい吸着パッドが実
現される。
【0010】請求項2に記載の発明では、互いに離反す
る方向に向けて2つの前記吸着面を設けたことを特徴と
する。
【0011】これにより、台や壁などの固定物の側壁面
に被吸着物を保持させる際に使い勝手のよい吸着パッド
が実現される。
【0012】請求項3に記載の発明では、前記吸着面
は、吸着により展示物を保持する展示物保持用吸着部に
形成された吸着面と、吸着によりパッド自体を固定する
自己固定用吸着部に形成された吸着面と、で構成され、
前記展示物保持用吸着部及び前記自己固定用吸着部にそ
れぞれ空気吸引孔が形成され、前記空気吸引孔からの空
気吸引により吸着力が発生することを特徴とする。
【0013】これにより、展示物を展示物保持用吸着部
で吸着、保持させ、自己固定用吸着部で吸着パッド自体
を台や壁などの固定物に吸着させておくことができ、こ
の固定物に傷が残ることを回避できる。また、吸着パッ
ドの吸着力が時間経過に伴なって低下することが回避さ
れ、常に充分な保持力で長時間保持させることが可能に
なる。
【0014】請求項4に記載の発明では、前記展示物保
持用吸着部では、前記自己固定用吸着部に比べ、前記空
気吸引孔の孔径が小さいことを特徴とする。
【0015】これにより、吸着パッドを固定物から引き
剥がすことなく、展示物保持用吸着部で保持された展示
物を人手で吸着パッドから容易に取外すことができる。
このことは、展示会などでパネルを展示する際に著しく
有効であり、パネルの着脱が極めて容易になる。
【0016】請求項5に記載の発明では、前記展示物保
持用吸着部に形成された前記空気吸引孔を開閉する開閉
手段が設けられ、前記開閉手段は、前記空気吸引孔から
外方へ突出する脚部と、前記脚部の基端側に形成され、
前記空気吸引孔を内側から開閉する蓋部と、前記蓋部を
前記空気吸引孔に向けて付勢する付勢手段と、を有する
ことを特徴とする。
【0017】これにより、展示物を展示物保持用吸着部
で吸着していないときには、展示物保持用吸着部の空気
吸引孔から空気吸引されないので、空気吸引孔から空気
吸引する吸引ラインへの負担を大幅に低減できる。
【0018】請求項6に記載の発明では、請求項3〜請
求項5のうち何れか1項に記載された吸着パッドと、前
記空気吸引孔から空気吸引する吸引ラインと、を備え、
前記吸引ラインには、真空度を検出する真空センサと、
前記真空センサよりも下流側に設けられた電磁弁と、前
記真空センサで計測された真空度が設定値以上では前記
電磁弁を閉鎖させ、設定値以下では前記電磁弁を開放さ
せるコントローラと、が設けられたことを特徴とする。
【0019】これにより、空気吸引を間欠的に行っても
被吸着物を充分に保持できるので、吸引ラインにかかる
負荷を低減でき、吸引ラインのランニングコストを大幅
に下げた吸着システムが実現される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、実施形態を挙げ、本発明の
実施の形態について説明する。
【0021】[第1形態]まず、第1形態に係る吸着パ
ッドを説明する。図1に示すように、第1形態に係る吸
着パッド10は、短円柱状の基部12と、この基部12
の両底面側に一体的にそれぞれ設けられてスカート状に
広がり、被吸着物を吸着して保持するスカート部16
A、16Bと、を有している。スカート部16A、16
Bはそれぞれ吸着面18A、18Bを有しており、吸着
面18A、18Bは互いに離反する方向、すなわち逆方
向を向いている。
【0022】吸着パッド10は柔軟性の樹脂からなるこ
とが多く、また、被吸着物の重量を想定し、スカート部
16の寸法、肉厚などが決定されている。
【0023】第1形態に係る吸着パッド10を用いるこ
とにより、台や壁などの固定物の側壁面に被吸着物を保
持させる際に使い勝手がよい。
【0024】[第2形態]次に、第2形態について説明
する。図2、図3に示すように、第2形態に係る吸着パ
ッド20は、短円柱状の基部22と、この基部22の両
底面側に一体的にそれぞれ設けられてスカート状に広が
り、被吸着物を吸着して保持するスカート部26A、2
6Bと、を有している。スカート部26Aは、パネル等
の展示物を吸着して保持するために、スカート部26B
は、展示用の台や壁などの固定物にパッド自体を吸着さ
せるために、それぞれ設けられており、スカート部26
A、26Bはそれぞれ吸着面28A、28Bを有する。
【0025】この吸着パッド20には、空気吸引する空
気吸引路30が形成されている。この空気吸引路30
は、基部22を貫通する貫通孔32と、基部22の側面
に開口36を有し貫通孔32に連通する連通孔34と、
で構成される。開口36には、真空吸引するチューブが
接続される。
【0026】図4〜図6に示すように、この吸着パッド
20を用い、開口36に接続されたチューブ40から真
空吸引して、スカート部26Bで展示用の台W(壁など
の一般的な固定物であっても可)に吸着パッド20自体
を吸着させると共に、スカート部26Aで展示物Pを吸
着、保持させることにより、展示物Pを壁等に直接に保
持させなくても済む。これにより、台Wに傷が付くこと
を回避できる。
【0027】また、スカート部26Aの側に形成され、
貫通孔32に連通する空気吸引孔32Aの径dは、スカ
ート部26Bの側に形成され、貫通孔32に連通する空
気吸引孔32Bの径Dに比べ、小さくなっており、スカ
ート部26Aの側で生じる吸引力がスカート部26Bの
側に比べて弱くなっている。
【0028】これにより、展示会などでパネルを展示す
る際、展示物としてパネルPをスカート部26Aで吸
着、保持させ、スカート部26Bで吸着パッド20自体
を台Wに吸着させておくことにより、パネルPを人手で
F方向(図6参照)に引っ張ることによって、吸着パッ
ド20を台Wから引き剥がすことなくパネルPを吸着パ
ッド20から容易に取外すことができる(図6参照)。
【0029】また、図7に示すように、チューブ40の
下流側には、逆止弁42、電磁弁44、真空源(真空ポ
ンプであることが多い)46が順次設けられている。更
に、チューブ40内の真空度を電磁弁44の上流側で測
定する真空センサ48と、真空センサ48での計測値に
基づいて電磁弁44の開閉を制御するコントローラ50
と、が設けられている。コントローラ50は、、真空セ
ンサ48で計測された真空度が設定真空度よりも高くな
ると電磁弁44を閉鎖させ、低くなると電磁弁44を開
放させる。
【0030】これにより、真空源46からの真空吸引を
間欠的に行うことにより展示物を充分に保持できるの
で、真空源46にかかる負荷を低減でき、真空源46の
ランニングコストを大幅に下げた吸着システム52が実
現されている。
【0031】[第3形態]次に、第3形態について説明
する。図8に示すように、第3形態に係る吸着パッド6
0は、第2形態に比べ、基部62がエルボ形状であっ
て、この基部62の両端部に、被吸着物を吸着して保持
するスカート部66A、66Bが一体的に設けられてい
る。スカート部66A、66Bはそれぞれ吸着面68
A、68Bを有する。
【0032】第2形態と同様、基部62に貫通孔72が
形成され、貫通孔72は、スカート部66A、66Bの
側にそれぞれ形成された空気吸引孔72A、72Bと連
通している。また、基部62には、基部62の側面に開
口76を有し貫通孔72に連通する連通孔74が形成さ
れている。開口76には、真空吸引するチューブが接続
される。
【0033】第2形態に係る吸着パッド60により、台
や壁等の固定物に対し、展示物を直交させる向きに保持
する必要がある場合、この向きに保持させることを著し
く容易に実現できる。
【0034】[第4形態]次に、第4形態について説明
する。図9に示すように、第4形態に係る吸着パッド8
0は、パネル状の壁掛部材82と、壁掛部材82の正面
側に配設された多数の吸引部84と、吸引部84から空
気を吸引する吸引路88と、を有する。
【0035】吸引部84は、壁掛部材82の取付口に差
し込まれて取付けられた基部92と、基部92の正面側
端部に一体的に設けられてスカート状に広がり、展示物
を吸着するスカート部96と、で構成される。基部92
には、吸引路88に連通する空気吸引孔94が形成され
ており、空気吸引孔94からの真空吸引により、展示物
がスカート部96で吸着、保持される。
【0036】第4形態では、吸引部84の数が多いの
で、総合的な吸着力が大きい。これにより、展示物の重
量が大きくても吸着、保持できる。また、壁掛部材82
の寸法を大きくし、吸引部84の配置領域を広くしてお
くことで、寸法が大きい展示物であっても吸着、保持で
きる。
【0037】なお、吸引路88の接続口86に接続する
吸引ライン90に、第3形態で説明した逆止弁、電磁
弁、真空センサ、真空源等を設けてもよい。これによ
り、第3形態と同様、真空吸引を間欠的に行うことによ
り展示物を充分に保持できるので、真空源にかかる負荷
を低減でき、真空源のランニングコストを大幅に下げる
ことができる。
【0038】[第5形態]次に、第5形態について説明
する。第5形態では、第2形態と同じ構成要素には同じ
符号を付してその説明を省略する。
【0039】図10に示すように、第5形態に係る吸着
パッド100では、基部22に短円柱状の空隙部101
が形成され、基部22の側面に形成された開口36と、
空気吸引孔32Bと、が連通している。また、展示物P
を吸着するスカート部28Aの側に、第2形態で説明し
た空気吸引孔32Aよりも径が大きい空気吸引孔102
Aが形成されており、この空気吸引孔102Aも空隙部
101に連通している。
【0040】吸着パッド100には、この空気吸引孔1
02Aを開閉する開閉弁部103と、開閉弁部103を
付勢する圧縮コイルバネ106と、が設けられている。
【0041】開閉弁部103は、空気吸引孔102Aか
ら吸着面の外方へ向けて突出した脚部104と、脚部1
04の基端側に形成され、空気吸引孔102Aを内側か
ら開閉する蓋部105と、を有する。上記の圧縮コイル
バネ106は、脚部104が空気吸引孔102Aから吸
着面側へ突出する方向へ蓋部105を常に付勢してお
り、また、圧縮コイルバネ106によって付勢されて蓋
部105が基部22に密着した状態では、脚部104の
先端がスカート部26Aの先端縁27Aよりも適度に突
出するように、脚部104の長さが調整されている。
【0042】図11に示すように、吸着パッド100を
用いるには、スカート部26Bで展示用の台Wに吸着パ
ッド100自体を吸着させると共に、スカート部26A
で展示物Pを吸着、保持させる。その際、展示物Pをス
カート部26Aに当接させて押圧する。
【0043】この結果、圧縮コイルバネ106に抗して
脚部104が押圧され、蓋部105が空気吸引孔102
Aの内側から離れる。従って、空隙部101を介して開
口36と空気吸引孔102Aとが連通し、スカート部2
6Aの吸着面側から空気が吸引され、展示物Pがスカー
ト部26Aに密着した状態で吸着される。
【0044】このように、第5形態に係る吸着パッド1
00では、いわゆるバルブ構造を有する開閉弁部103
が設けられているので、展示物Pを吸着していない状態
では、蓋部105の密着によって空気吸引孔102Aか
らは空気吸引されず、真空漏れがない。従って、第2形
態に比べ、開口36から真空吸引する真空源のランニン
グコストを更に大きく下げることができる。
【0045】以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形
態を説明したが、上記実施形態は一例であり、要旨を逸
脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発
明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは言う
までもない。
【0046】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、以下の効
果を奏することができる。
【0047】請求項1に記載の発明によれば、1個の吸
着パッドで、複数の被吸着物を互いに異なる方向、すな
わち複数方向に向けて保持することができ、使い勝手の
よい吸着パッドが実現される。
【0048】請求項2に記載の発明によれば、台や壁な
どの固定物の側壁面に被吸着物を保持させる際に使い勝
手のよい吸着パッドが実現される。
【0049】請求項3に記載の発明によれば、展示物を
展示物保持用吸着部で吸着、保持させ、自己固定用吸着
部で吸着パッド自体を台や壁などの固定物に吸着させて
おくことができ、この固定物に傷が残ることを回避でき
る。また、吸着パッドの吸着力が時間経過に伴なって低
下することが回避され、常に充分な保持力で長時間保持
させることが可能になる。
【0050】請求項4に記載の発明によれば、吸着パッ
ドを固定物から引き剥がすことなく、展示物保持用吸着
部で保持された展示物を人手で吸着パッドから容易に取
外すことができる。このことは、展示会などでパネルを
展示する際に著しく有効であり、パネルの着脱が極めて
容易になる。
【0051】請求項5に記載の発明によれば、展示物を
展示物保持用吸着部で吸着していないときには、展示物
保持用吸着部の空気吸引孔から空気吸引されないので、
空気吸引孔から空気吸引する吸引ラインへの負担を大幅
に低減できる。
【0052】請求項6に記載の発明によれば、空気吸引
を間欠的に行っても被吸着物を充分に保持できるので、
吸引ラインにかかる負荷を低減でき、吸引ラインのラン
ニングコストを大幅に下げた吸着システムが実現され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1形態に係る吸着パッドの構成を示す側面図
である。
【図2】第2形態に係る吸着パッドの構成を示す側面図
である。
【図3】第2形態に係る吸着パッドの構成を示す側面断
面図である。
【図4】第2形態に係る吸着パッドが用いられた例を示
す斜視図である。
【図5】第2形態に係る吸着パッドを用いて展示物を吸
着した状態を示す側面断面図である。
【図6】図5に示した状態から展示物を引き剥がすこと
を示す側面断面図である。
【図7】第2形態に係る吸着システムを示す構成図であ
る。
【図8】第3形態に係る吸着パッドの構成を示す側面図
である。
【図9】第4形態に係る吸着パッドを示す斜視図であ
る。
【図10】第5形態に係る吸着パッドの構成を示す側面
断面図である。
【図11】第5形態に係る吸着パッドを用いて展示物を
吸着した状態を示す側面断面図である。
【図12】従来の吸着パッドの構成を示す側面断面図で
ある(吸着していない状態)。
【図13】従来の吸着パッドの構成を示す側面断面図で
ある(吸着した状態)。
【符号の説明】
10 吸着パッド 18A 吸着面 18B 吸着面 20 吸着パッド 22 基部(自己固定用吸着部、展示物保持用吸着部) 26A スカート部(展示物保持用吸着部) 26B スカート部(自己固定用吸着部) 28A 吸着面 28B 吸着面 32A 空気吸引孔 32B 空気吸引孔 44 電磁弁 48 真空センサ 50 コントローラ 52 吸着システム 62 基部(自己固定用吸着部、展示物保持用吸着部) 66A スカート部(展示物保持用吸着部) 66B スカート部(自己固定用吸着部) 68A 吸着面 68B 吸着面 72A 空気吸引孔 72B 空気吸引孔 80 吸着パッド 84 吸引部(展示物保持用吸着部) 90 吸引ライン 94 空気吸引孔 100 吸着パッド 102A 空気吸引孔 104 脚部 105 蓋部 106 圧縮コイルバネ(付勢手段) 110 吸着パッド 111 被吸着物 P 展示物、パネル(被吸着物) W 台(被吸着物)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 穂満 正博 東京都大田区下丸子2−6−18 株式会社 妙徳内 Fターム(参考) 3C007 FS01 FT04 FU00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被吸着物を吸着する吸着面を、互いに異
    なる方向に向けて複数設けたことを特徴とする吸着パッ
    ド。
  2. 【請求項2】 互いに離反する方向に向けて2つの前記
    吸着面を設けたことを特徴とする請求項1に記載の吸着
    パッド。
  3. 【請求項3】 前記吸着面は、吸着により展示物を保持
    する展示物保持用吸着部に形成された吸着面と、吸着に
    よりパッド自体を固定する自己固定用吸着部に形成され
    た吸着面と、で構成され、 前記展示物保持用吸着部及び前記自己固定用吸着部にそ
    れぞれ空気吸引孔が形成され、前記空気吸引孔からの空
    気吸引により吸着力が発生することを特徴とする請求項
    1又は2に記載の吸着パッド。
  4. 【請求項4】 前記展示物保持用吸着部では、前記自己
    固定用吸着部に比べ、前記空気吸引孔の孔径が小さいこ
    とを特徴とする請求項3に記載の吸着パッド。
  5. 【請求項5】 前記展示物保持用吸着部に形成された前
    記空気吸引孔を開閉する開閉手段が設けられ、 前記開閉手段は、前記空気吸引孔から外方へ突出する脚
    部と、 前記脚部の基端側に形成され、前記空気吸引孔を内側か
    ら開閉する蓋部と、 前記蓋部を前記空気吸引孔に向けて付勢する付勢手段
    と、を有することを特徴とする請求項3に記載の吸着パ
    ッド。
  6. 【請求項6】 請求項3〜請求項5のうち何れか1項に
    記載された吸着パッドと、前記空気吸引孔から空気吸引
    する吸引ラインと、を備え、 前記吸引ラインには、真空度を検出する真空センサと、 前記真空センサよりも下流側に設けられた電磁弁と、 前記真空センサで計測された真空度が設定値以上では前
    記電磁弁を閉鎖させ、設定値以下では前記電磁弁を開放
    させるコントローラと、 が設けられたことを特徴とする吸着システム。
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