JP2003260317A - エレクトレット濾材およびその製造方法 - Google Patents

エレクトレット濾材およびその製造方法

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JP2003260317A
JP2003260317A JP2002063924A JP2002063924A JP2003260317A JP 2003260317 A JP2003260317 A JP 2003260317A JP 2002063924 A JP2002063924 A JP 2002063924A JP 2002063924 A JP2002063924 A JP 2002063924A JP 2003260317 A JP2003260317 A JP 2003260317A
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Seiji Tokuda
省二 徳田
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 表面電荷密度が高く、初期および高温雰囲気
に暴露された後も粒子捕集効率が高く、かつ生分解処理
が可能なエレクトレット濾材およびその製造方法を提供
する。 【解決手段】 乳酸重合体100重量部に対して、結晶
核剤を0.01乃至0.3重量部配合し、この乳酸重合
体を主成分とする繊維からなる不織布を、60〜140
℃に加熱した状態で直流コロナ電界を印加し、その後電
界を印加した状態で40℃以下まで冷却することによっ
て得られる、表面電荷密度が1.2×10-9C/cm2
以上であるエレクトレット濾材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生分解性と優れたエ
レクトレット性を両立したエレクトレット濾材である。
すなわち生分解処理が可能な乳酸重合体を主成分とし、
表面電荷密度が高く、初期および高温雰囲気に暴露され
た後も粒子捕集効率の高いエレクトレット濾材に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来、エレクトレット濾材にはポリオレフ
ィン系繊維の不織布を用い、これに高電圧コロナ処理等
により電気分極を付与したものが主に用いられてきた。
しかしながらポリオレフィンは、使用後に自然界に放置
されると分解されにくく、焼却処分する等の処理が必要
であった。一方近年、環境負荷低減の観点から、従来の
高分子素材に代わって乳酸系重合体を主成分とする生分
解性繊維を用いた生活資材、農業資材、漁業資材、土木
建築資材、衣料などの開発が進んでいる。
【0003】結晶核剤を配合した高分子材料をエレクト
レットとして適用することは既に知られており、例えば
特開昭63−151326号公報、特開平5−7712
号公報に開示されている。しかしながらこれらは生分解
性を有しないポリプロピレンを主成分とするものであ
る。
【0004】乳酸重合体は乳酸モノマーから直接重合あ
るいは開環重合によって製造され、その物性は原料であ
る乳酸モノマーのD体とL体の混合比(光学純度)によ
って大きく異なる。ポリマーをエレクトレット材料とし
て適用するためには電荷の耐熱安定性が重要であり、こ
れはポリマーの結晶性、ガラス転移点、融点などに大き
く関連する。一般的に乳酸重合体の場合、ガラス転移点
は60〜70℃、融点は170〜180℃がそれぞれの
最高温度であるが、なかでも前記ガラス転移点は、この
温度域での電荷安定性に大きく影響する。
【0005】また表面電荷密度を規定したエレクトレッ
ト材料は、例えば特公平4−42812号公報、登録特
許第2672329号等に開示されている。しかしなが
らこれら公報の実施例では、何れもポリプロピレン繊維
のメルトブロー不織布が用いられ、その表面電荷密度は
最大でも1.2×10-9C/cm2に留まる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を鑑みてなされたものであり、生分解性と優れたエレク
トレット性を両立したエレクトレット濾材である。すな
わち生分解処理が可能であって、表面電荷密度が高く、
初期および高温雰囲気に暴露された後も粒子捕集効率の
高いエレクトレット濾材を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、乳酸重合体を
主成分とする繊維からなるエレクトレット濾材であっ
て、乳酸重合体100重量部に対して、結晶核剤を0.
01乃至0.3重量部配合したエレクトレット濾材であ
る。
【0008】本発明の好ましい実施態様は、前記エレク
トレット材料において表面電荷密度が1.2×10-9
/cm2以上である。
【0009】また本発明は、乳酸重合体を主成分とする
繊維からなる不織布を60〜140℃に加熱した状態で
直流コロナ電界を印加し、その後電界を印可したままの
状態で40℃以下まで冷却するエレクトレット濾材の製
造方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のエレクトレット濾材は、
乳酸重合体を主成分とする繊維の不織布、好ましくはメ
ルトブロー不織布によって構成される。乳酸重合体を製
造するための乳酸としては、D体のみ、L体のみ、D体
とL体の混合物のいずれでもよいが、光学純度は85%
以上が好ましい。また乳酸重合体の分子鎖末端のカルボ
キシル基を、水酸基を持つ化合物によってエステル化さ
れてなるものであっても良い。水酸基を持つ化合物とし
ては、例えばオクチルアルコール、ラウリルアルコー
ル、ステアリルアルコール等の炭素数が6以上の高級ア
ルコール類、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール等のグリコール類が挙げら
れる。これら乳酸重合体のガラス転移温度、および融点
の好ましい範囲はそれぞれ50℃以上、150℃以上で
ある。
【0011】本発明のエレクトレット濾材は、前記乳酸
重合体100重量部に対して、結晶核剤を0.01乃至
0.3重量部配合していることが重要である。結晶核剤
は結晶性高分子化合物の結晶化過程において微細結晶を
生成させるとともに結晶化速度を速める効果がある。結
晶核剤には種々の無機化合物および有機化合物がある
が、有機リン酸塩系化合物およびカルボン酸金属塩系化
合物が好ましい。具体的にはリン酸2,2−メチレンビ
ス(4,6−ジ−tert−ブチルフェニル)ナトリウ
ム、リン酸ビス(4−tert−ブチルフェニル)ナト
リウム、パラ−tert−ブチル安息香酸アルミニウ
ム、ステアリン酸ナトリウムが好適である。
【0012】本発明において、前記結晶核剤が乳酸重合
体のエレクトレット性向上にどのように作用しているか
は、未だ明らかではない。乳酸重合体のエレクトレット
では、荷電電極から注入された電荷と、電界によって配
向した双極子が主に非晶部分および結晶非晶界面部分に
存在していると考えられ、これがエレクトレット電荷の
正体と考えられる。ガラス転移点付近まで加熱されると
分子運動によって非晶部分の電荷はほとんど失われるで
あろう。一方結晶非晶界面部分の電荷は比較的安定であ
る。結晶核剤には安定な結晶非晶界面量を増やし、不安
定な非晶量を減らす効果があるものと考えられる。
【0013】本発明の前記結晶核剤の配合量は、乳酸重
合体100重量部に対して0.01乃至0.3重量部で
ある。配合量がこれよりも少ないと、高温時の電荷安定
効果が十分ではない。また配合量が多すぎても電荷安定
効果は一定レベルで飽和し、逆に紡糸性が悪くなる等の
影響があり好ましくない。
【0014】本発明において、乳酸重合体に結晶核剤を
配合するには、乳酸重合体樹脂の粉末またはペレットに
所定量の結晶核剤を混合添加し、ブレンダー、ヘンシェ
ルミキサー等で均一に分散させた後、押出機、混練機な
どで溶融混練する方法がある。
【0015】本発明のエレクトレット濾材は、熱刺激脱
分極電流測定によって求められる表面電荷密度が1.2
×10-9C/cm2以上であることが重要である。表面
電荷密度の大きいエレクトレット濾材の方が粒子捕集効
率が高い。熱刺激脱分極電流は図1に示す装置によって
測定される。すなわち温度制御可能な加熱槽1中の測定
電極2にエレクトレット濾材試料3を挟み、加熱槽を一
定速度で昇温したときのエレクトレット濾材からの脱分
極電流を高感度電流計4で計測し、これをデータ処理装
置5を経てレコーダー6によって記録する。温度に対し
てプロットされた電流曲線の積分値より、特定の温度領
域における脱分極電荷量が計算され、これを測定試料の
面積で割った商を表面電荷密度とする。この方法は特公
平4−42812号公報、登録特許第2672329号
等に記載されている方法とほぼ同じである。
【0016】本発明のエレクトレット濾材は、乳酸重合
体を主成分とする繊維の不織布、好ましくはメルトブロ
ー不織布をコロナ荷電することによって製造することが
できる。コロナ荷電の方法は、中実質誘電体シートを被
せたアース板上に不織布を重ねてコロナ放電を行う方法
が好ましい。コロナ荷電は室温雰囲気で行ってもよい
が、不織布を60〜140℃に加熱した状態で直流コロ
ナ電界を印加し、その後電界を印可したままの状態で4
0℃以下まで冷却すると、室温で荷電する場合よりも電
気分極が大きくなるため好ましい。
【0017】乳酸重合体のエレクトレットでは、電極か
ら注入された電荷と、電界によって配向した双極子が電
荷の正体と推定されることは既に述べた。双極子の配向
は室温で直流コロナ電界を印加する場合にもいくぶん起
こると考えられるが、60〜140℃に加熱した状態で
は極めて容易に起こると考えられる。その後電界を印可
したままの状態で40℃以下まで冷却すると、その配向
が凍結されて電気分極が維持され、その結果極めて高い
表面電荷密度を発現することができると推定される。
【0018】従来エレクトレット材料として用いられて
いるポリプロピレンの場合にも、結晶核剤を配合するこ
とにより安定な結晶非晶界面量を増やし、不安定な非晶
量を減らす効果が期待される。しかしながらポリプロピ
レンの場合は配向すべき極性基をほとんど有しないた
め、上記の方法で荷電処理を行っても、表面電荷密度は
常温で荷電処理した場合とほとんど同等である。
【0019】本発明のエレクトレット濾材を製造するた
めには、例えば図2に模式的に示したような荷電処理装
置を使用することができる。まず不織布は予備加熱ゾー
ンにて加熱荷電ゾーンの温度まで昇温する。加熱荷電ゾ
ーンでは不織布を60〜140℃の一定温度で保持した
まま直流コロナ電界を印加する。加熱荷電ゾーンでの不
織布の滞留時間は5〜20秒が好ましく、これよりも短
いと荷電効果が不十分であり、逆にこれより長くても効
果は変わらない。その後高電界を印加したまま冷却荷電
ゾーンにおいて不織布温度が40℃以下になるまで冷却
する。冷却荷電ゾーンの滞留時間は特に限定されない。
加熱荷電ゾーン、冷却加熱ゾーンともアースコンベアに
は誘電体シートが巻かれており、その上方に設置した針
状電極に直流高電圧を印加して荷電処理を行う。
【0020】上記製造方法において、加熱時と冷却時の
電界強度は同じでもよいし、異なっていてもよい。後者
の場合は冷却時の電界強度を大きめにするのが好まし
い。その理由は、加熱荷電によって配向させた双極子を
確実に凍結させるために配向時以上の電界強度を印可す
るのが好ましいこと、また加熱時はアースコンベアの誘
電体シートの導電率が大きくなるため電界強度が大きす
ぎると火花放電が多発するためである。電界強度の好ま
しい範囲を例示すると、加熱時は12〜20kV/c
m、冷却時は15〜20kVである。電界強度がこれよ
りも小さいと荷電効果が不十分であり、逆にこれよりも
大きいと火花放電が多発して好ましくない。
【0021】本発明における不織布はメルトブロー不織
布が好ましい。その平均繊維径は通気抵抗の観点から1
〜5μmが好ましい。またその目付は効率的にエレクト
レット化を行う観点から5g/m2以上100g/m2
下が好ましく、10g/m2以上50g/m2以下が特に
好ましい範囲として挙げることができる。
【0022】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら限
定されるものではない。
【0023】(荷電処理)図2に示した装置にて荷電処
理を行った。電界強度と滞留時間は加熱荷電ゾーンが+
15kV/cmで7秒、冷却荷電ゾーンが+19kV/
cmで40秒とした。
【0024】(濾過特性および熱処理後の性能保持率の
評価)エレクトレット濾材試料の圧力損失は、エレクト
レット濾材試料をダクト内に設置し、空気濾過速度が1
0cm/秒になるようコントロールし、エレクトレット濾
材上流、下流の静圧差を圧力計で読み取り求めた。また
粒子捕集効率(%)の評価は粒子径0.3μmのNaC
l粒子を用い、10cm/秒にて行った。まず荷電処理1
日後の粒子捕集効率(E0)を測定し、その後試料を8
0℃雰囲気で24時間保持した後の粒子捕集効率
(E1)を測定し、数1により性能保持率を求めた。
【0025】
【数1】
【0026】(表面電荷密度の測定)熱刺激脱分極電流
の測定装置の模式図を図1に示した。20mmφのエレ
クトレット濾材試料を測定電極間に挟み、4℃/分の昇
温速度にて30℃〜170℃の温度範囲で測定を実施し
た。得られた脱分極電流曲線から、30〜170℃にお
ける脱分極電荷量を算出し、これを試料面積(20mm
φ)で割った商を、その試料の表面電荷密度とした。
【0027】(実施例1)光学純度が95%以上のポリ
乳酸樹脂100重量部に対してリン酸2,2−メチレン
ビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェニル)ナトリ
ウム0.05重量部を配合した。この樹脂を用いて平均
繊維径が2.3μm、目付40g/m2のポリ乳酸メル
トブロー不織布を得た。この不織布を上述の装置を用い
て90℃で加熱荷電し、電界印加しながら35℃まで冷
却して荷電処理を行い、実施例1のエレクトレット濾材
試料を得た。表面電荷密度および濾過特性評価結果を表
1に示した。
【0028】(実施例2)光学純度が95%以上のポリ
乳酸樹脂100重量部に対してパラ−tert−ブチル
安息香酸アルミニウム0.1重量部を配合した。この樹
脂を用いて平均繊維径が2.3μm、目付40g/m2
のポリ乳酸メルトブロー不織布を得た。この不織布を実
施例1と同様の荷電処理を行い、実施例2のエレクトレ
ット濾材試料を得た。表面電荷密度および濾過特性評価
結果を表1に示した。
【0029】(比較例1)結晶核剤を配合しない以外は
実施例1と全く同様のポリ乳酸樹脂を用いて、平均繊維
径が2.3μm、目付40g/m2のポリ乳酸メルトブ
ロー不織布を得た。この不織布を実施例1と同様の荷電
処理を行い、比較例1のエレクトレット濾材試料を得
た。表面電荷密度および濾過特性評価結果を表1に示し
た。
【0030】(比較例2)ポリプロピレン樹脂100重
量部に対してリン酸2,2−メチレンビス(4,6−ジ
−tert−ブチルフェニル)ナトリウム0.05重量
部を配合した。この樹脂を用いて平均繊維径が2.3μ
m、目付40g/m2のポリプロピレンメルトブロー不
織布を得た。この不織布を上述の装置を用いて90℃で
加熱荷電し、電界印加しながら35℃まで冷却して荷電
処理を行い、比較例2のエレクトレット濾材試料を得
た。表面電荷密度および濾過特性評価結果を表1に示し
た。
【0031】
【表1】
【0032】上記の結果より、結晶核剤を配合したポリ
乳酸メルトブロー不織布を荷電処理することにより得た
実施例のエレクトレット濾材は、表面電荷密度が大き
く、初期および80℃処理後において高い捕集効率を有
していることがわかる。結晶核剤を配合しないポリ乳酸
メルトブロー不織布の場合(比較例1)は、初期の捕集
効率は高いが80℃処理後は捕集効率が大きく低下して
いる。またポリプロピレンに結晶核剤を配合した場合
(比較例2)は、初期の表面電荷密度および捕集効率が
大きくない。
【0033】
【発明の効果】本発明のエレクトレット濾材は表面電荷
密度が高く、初期および高温雰囲気に暴露された後も粒
子捕集効率が高い。また乳酸重合体を主成分とする繊維
不織布で構成されるため生分解性を有し、使用後の廃棄
が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 熱刺激脱分極電流の測定装置の模式図例であ
る。
【図2】 本発明のエレクトレット濾材を製造するため
の、荷電処理装置例の模式図例である。
【符号の説明】
1:温度制御可能な加熱槽 2:測定電極 3:エレクトレット濾材試料 4:高感度電流計 5:データ処理装置 6:レコーダー 7:不織布 8:予備加熱ゾーン 9:加熱荷電ゾーン 10:冷却荷電ゾーン 11:直流高電圧電源 12:コロナ針電極 13:誘電体シートを巻いたアースコンベア 14:アース 15:エレクトレット濾材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳酸重合体を主成分とする繊維からなる
    エレクトレット濾材において、乳酸重合体100重量部
    に対して、結晶核剤を0.01乃至0.3重量部配合し
    たことを特徴とするエレクトレット濾材。
  2. 【請求項2】 表面電荷密度が1.2×10-9C/cm
    2以上であることを特徴とする請求項1に記載のエレク
    トレット濾材。
  3. 【請求項3】 乳酸重合体を主成分とする繊維からなる
    不織布を60〜140℃に加熱した状態で直流コロナ電
    界を印加し、その後電界を印可したままの状態で40℃
    以下まで冷却したことを特徴とする請求項1乃至2のい
    ずれかに記載のエレクトレット濾材の製造方法。
JP2002063924A 2002-03-08 2002-03-08 エレクトレット濾材およびその製造方法 Withdrawn JP2003260317A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010119998A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Ambic Co Ltd エレクトレット濾過布
JP2018040098A (ja) * 2016-08-31 2018-03-15 東レ株式会社 エレクトレット繊維シート、およびエアフィルター濾材

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