JP2003260149A - 水槽からの水を圧送する装置 - Google Patents

水槽からの水を圧送する装置

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JP2003260149A
JP2003260149A JP2002062405A JP2002062405A JP2003260149A JP 2003260149 A JP2003260149 A JP 2003260149A JP 2002062405 A JP2002062405 A JP 2002062405A JP 2002062405 A JP2002062405 A JP 2002062405A JP 2003260149 A JP2003260149 A JP 2003260149A
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fire
pump
building
gas
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JP2002062405A
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English (en)
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Kazumasa Fujita
一誠 藤田
Yoichi Suga
洋一 菅
Shinji Ayabe
慎治 綾部
Mitsuyuki Nonaka
光之 野中
Koji Kagawa
洸二 香川
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PAL KOZO KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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PAL KOZO KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、建物の頂部に設置される高架水槽
から排出される水を建物の火災時に消火用水として建物
内に送出する装置を提供する。 【解決手段】 本発明の装置は、建物屋上の高架水槽
と、水を吸引・送出する加圧ポンプと、ポンプに圧縮空
気を付与する手段と、ポンプから送出された水の脈動を
消失させるチャンバとを備えている。本装置によれば、
火災時に圧縮空気が加圧ポンプに付与され該ポンプが作
動することにより水を建物内に運搬し、その際運搬され
る水は、チャンバを用いて予め空気と水とを混合した脈
動のない噴射水を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の頂部に設置
される高架水槽等から排出される水を建物の火災時に消
火用水として建物内に送出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルには、その火災時にビル内の消火を
するために消火用水供給システムが設置されている。通
常従来の消火用水供給システムでは、水が充填された地
下タンクをビルに併設させ、火災時には地下タンクから
水をポンプでビルの最頂部まで汲み上げ、汲み上げられ
た水をビルの下方の階に順次に給水することによって
し、各階毎に設置されたスプリンクラー等で消火させる
構造を有している。この場合、ビルの建造時に地下タン
クをビルと別途に建造する必要があり、コストが掛か
り、地下タンク用のスペースの確保も必要となる。ま
た、地下タンクから汲み上げるためのポンプは、特に高
層ビルにおいては水を最頂部まで汲み上げるに足る駆動
力を有する必要があり、大型化しコスト高となる。さら
に、上記ポンプは通常電動駆動のものが用いられるた
め、火災時に停電が生じた場合に対応できない又は停電
に対応し得る自家発電装置又は蓄電装置を別途必要とす
る。
【0003】高層ビルの場合、上記問題を解決するため
に消火用水供給システムに地震等の際にビルを制振させ
るためにビルの頂部に設置される制振用高架水槽を消火
用水槽と兼用することが考えられている(2000年1
1月7日付建設通信新聞及び同日付建設産業新聞参
照)。制振用高架水槽はビルの最頂部に設置されるため
該水槽内の水を火災時の消火用水に使用すれば、重力を
利用して下方に水を概ね供給することができる。
【0004】さらに、制振用高架水槽が設置されていな
い雑居ビル等の場合には、ビル屋上に飲料用高架水槽が
設置されているため、非火災時における該水槽内への雑
菌等の進入さえ回避できれば水槽内の水を消火用水に使
用することができる。
【0005】しかしながら、上述のように高架水槽を消
火用水に兼用する場合、供給される水の速度が上昇する
まで、すなわち初動の際及びビルの頂部付近の階への運
搬のために水を吸引・送出する一定の手段を備える必要
があった。また、消火活動を効率良く行うためにビル内
へ供給される水は一定以上の勢いを有する必要があり、
すなわち加圧された水を供給する必要があった。
【0006】また、ビル内の消火活動に使用する水は、
空気や不活性ガスに混合されたものが好ましく、通常、
各階での水を噴出口に特定のノズルを備えている。この
ように各階に特定ノズルを備える消火システムの場合、
最初に高架水槽から放出する水に大きな圧力を付与する
必要がある。
【0007】従って、高架水槽からの水を吸引・送出手
段するポンプ等の手段と各階に設置される気体混合ノズ
ルとを備えた消火システムの場合、一定以上の駆動力の
ポンプと複数のノズルとが必要となり、コストが増大し
ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、ビ
ル内に容易且つ安価に消火用水を送出させながら消火活
動の効率を維持する消火装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、本発
明は建物の水槽から排出される流体を送出する装置であ
って、前記水槽を閉鎖・開放する要素と、前記水槽内の
流体を吸引し且つ吸引された流体に圧力を付与して送出
する吸引・送出要素とを備え、前記吸引・送出要素は、
前記閉鎖・開放要素が開放されたときに作動する装置を
提供することを目的とする。
【0010】本装置によれば、水槽から排出された流体
(通常は水である:以下、主として「水」で説明する)
を加圧して送出するポンプ等の吸引・送出要素を備える
ことによりビル内へ消火用水を十分に給水することがで
きる。さらに、本装置によれば、高架水槽の開放と前記
吸引・送出要素の始動とを連動させるため、火災が生じ
た際に1つのアクションによりこの消火装置全体を作動
させることができる。従って、構造的に簡易であり故障
等を生じさせない消火装置を提供することができる。こ
れは非火災時には作動させない消火装置にとって重大な
要素である。
【0011】請求項2によれば、本発明は請求項1に記
載の装置であって圧縮気体を前記閉鎖・開放要素と前記
吸引・送出要素とに供給する要素をさらに備え、前記閉
鎖・開放要素は前記圧縮気体により開放され、前記吸引
・送出要素は、前記圧縮気体により作動することを特徴
とする装置を提供することを目的とする。
【0012】請求項1に記載の装置によれば、1つのア
クションで高架水槽を閉鎖・開放する要素を開放し、高
架水槽から排出された水を吸引・送出する要素を作動さ
せることとしているが、本装置によれば、上記アクショ
ンとして圧縮気体を送り込むこととしている。すなわち
この方法によれば、消火しようとする際にまとめて圧縮
気体を流し、任意の地点で分流させることにより容易に
前記2つの要素に圧縮気体を送り込むことができ、電気
指令等の場合と相違し複雑な回路を構成する必要もなく
誤作動を招致することを回避することができると共に火
災時に生じ得る停電にも迅速に対応することができる。
【0013】請求項3によれば、本発明は請求項2に記
載の装置であって、前記吸引・送出要素は、加圧ポンプ
であることを特徴とする装置を提供することを目的とす
る。
【0014】本装置によれば、水槽内の水は加圧ポンプ
によって吸引され、圧力が付加されて送出される。この
加圧ポンプは圧縮気体が流入されることにより作動する
機構を有する。従って、本装置によれば、火災時におい
て停電又は電力低下が生じた場合にも対応し得る消火装
置を提供することができる。
【0015】請求項4によれば、本発明は請求項2に記
載の装置であって、前記吸引・送出要素は、前記水槽か
ら排出された流体内に噴流を射出する要素であることを
特徴とする装置を提供することを目的とする。
【0016】本装置では、水槽内から排出された水の進
行途中に圧縮気体を射出するインゼクタとしての要素を
設けている。このインゼクタにより流水内に空気の噴流
が射出されると、噴流に作用する負圧効果により水が運
搬される、すなわち水を吸引し、送出するポンプと同様
の作用を奏することとなる。また、インゼクタを使用す
ると消火用水はインゼクタにより射出された圧縮気体等
と混合された状態でビル内の火元まで、給水させること
が可能となる。さらに、本装置によれば電力等を用いな
いため加圧ポンプを使用する場合と同様に火災時の停電
等にも対応することができる。
【0017】本装置によれば、インゼクタから送出され
た水と、空気や不活性ガスとを混合させてビル内に給水
することができる。ビル内の火災を消火する際、広く水
を散布することによって火元を冷却させ且つ酸欠状態に
させる必要がある。従って、消火の際には噴霧状の水を
散布することが効果的である。従って、通常は各水噴射
口に特定のノズルやスプリンクラ等を付加させている。
本装置によればビルの各階へ水が供給される前に予め気
体と水とを混合させておくため、上記ノズル等を付加す
る必要がなく、コストを削減することができる。さら
に、遠隔地点にある多数のノズル等を水噴射口に備えた
場合、給水する消火用水内を高圧にする又は噴射口近傍
に気体と混合させる追加の手段を設ける必要が生じるが
本装置によれば、ノズル等を備える必要がないためこの
ような追加手段を設ける必要がない。従って、消火装置
のコストを削減することができると共に追加手段に必要
な駆動力等も削減することができ火災時への対応が十分
なものとなる。
【0018】請求項5によれば、本発明は、請求項1に
記載の装置であって、前記吸引・送出要素は、電気駆動
ポンプであることを特徴とする装置を提供することを目
的とする。
【0019】本装置によれば、水槽内の水を加圧ポンプ
等の圧縮気体を用いた吸引・送出要素を使用する替りに
電気駆動ポンプを使用することとしている。通常、ビ
ル、特に大型のビルにおいては火災時の停電を想定し、
少なくともOA機器等の一定時間停止させない程度の電
力を供給し得るシステムを設置している。本装置によれ
ば、従来の消火システムのごとき地下タンクからのビル
屋上まで水を汲み上げるために大電力を必要とする電動
駆動ポンプは必要とせず、ビル屋上から順次下方の階に
水を給水するための小電力の電動ポンプで足りるため、
火災時の停電の際、上述するような他の用途に使用する
電力供給システムと兼用することにより消火装置を作動
させることが可能となる。
【0020】請求項6によれば、本発明は請求項2〜4
のいずれか1項に記載の装置であって、前記圧縮気体を
供給する要素は、圧縮気体の供給を遮断する遮断要素を
備えることを特徴とする装置を提供することを目的とす
る。
【0021】本装置では、本装置の作動のために使用す
る圧縮気体を遮断要素の直前まで充填させておき、火災
時には該遮断要素を開放し一気に圧縮気体を供給させる
こととしている。従って、本装置によれば該遮断要素を
開放させるだけで火災時に迅速に消火活動を開始させる
ことができると共に、該遮断要素を閉鎖させるだけで消
火装置の作動を停止させる消火システムを提供すること
ができる。
【0022】請求項7によれば、本発明は請求項2〜4
のいずれか1項に記載の装置であって、前記吸引・送出
要素は圧縮気体の供給を遮断する遮断手段を備えること
を特徴とする装置を提供することを目的とする。
【0023】本装置では、水が流れていないときには構
造上圧縮気体が付与された状態で作動しない機能を有す
るポンプ等の吸引・送出要素、すなわち圧縮気体の供給
を遮断する手段を備えた吸引・送出要素を提供する。従
って本装置によれば、圧縮気体を供給する手段に遮断要
素を備える必要がなく、加圧ポンプ等に既存する機能を
利用することができるため消火装置の構成部品の数を減
少させる、すなわちコストを削減させることができる。
【0024】請求項8によれば、本発明は請求項2、
3、5、6又は7のいずれか1項に記載の装置であっ
て、前記吸引・送出要素から送出された流体の脈動を防
止する要素を備えることを特徴とする装置を提供するこ
とを目的とする。
【0025】本装置によれば、通常、ポンプ等の吸引・
送出要素は脈動する水を放出する。このような脈動する
水をそのまま運搬し、ビル内の水噴射口から放出させる
こととすると、水の圧力・流れが定常にならず適正に水
を放出することができない。本装置では、ビル内に運搬
する前に予め上記脈動を消失させることによって、火元
へ適正に水を放出させることとしている。
【0026】請求項9によれば、本発明は請求項8に記
載の装置であって、前記脈動防止要素は、容積拡大部分
であることを特徴とする装置を提供することを目的とす
る。
【0027】本装置によれば、加圧又は電動ポンプ等の
吸引・送出要素から送出された水を容積拡大部分に通過
させる。ポンプ等から送出された加圧水は容積拡大部分
内に流入した際、断面積が急速に拡大し水の流れが剥離
・一部逆流し、流れが拡大していく。この際、流入時の
水の脈動が消失される。従って、本装置によればポンプ
による水の脈動を消失させることが可能となる。
【0028】請求項10によれば、本装置は請求項1〜
4、6〜9のいずれか1項に記載の装置であって、前記
圧縮気体を供給する手段は、一定の圧力が付加された気
体が充填された要素を備えてなることを特徴とする装置
を提供することを目的とする。
【0029】本装置によれば、加圧ポンプやインゼクタ
等の吸引・送出要素に圧縮気体を供給する手段として一
定の要素に加圧された気体を充填させておき、火災時に
該要素から一気に圧縮気体を放出させることとしてい
る。火災後に作動を開始し気体をポンプ等に供給する装
置を圧縮気体源として使用する場合、一定以上の圧力の
気体を創出させるに足る大型の装置や該装置の電力源と
して必要な大型の蓄電池等を消火装置に備える必要があ
る。これに対し、本装置では火災時に必要な圧縮気体を
予め充填させておき火災が発生した際に充填された気体
を開放させるだけで消火装置が適正に作動し消火に十分
な水を火元に給水することができ、大型の圧縮気体源と
なる装置や大型の蓄電池等が必要とならない。従って、
消火装置のコストを削減することができると共に火災時
の停電等にも十分に対応し得る。
【0030】請求項11によれば、本発明は請求項10
に記載の装置であって、前記気体が充填された要素は、
該気体に一定圧力を付加して密閉した容器であることを
特徴とする装置を提供することを目的とする。
【0031】本装置によれば、火災時に加圧気体を密閉
されたボンベ等の容器を開放するだけで圧縮気体が放出
され、消火装置が作動する。従って、安価で小型な汎用
のボンベ等を利用することが可能となり、コストを削減
することができる。また、メンテナンスの際にも気体が
漏洩したボンベ等を交換するだけで良く、工費の節減も
可能となる。さらに、本装置によれば容易に窒素ガスや
炭酸ガス等の不活性ガスと混合された水を火元に散布す
ることができる。なぜなら、水の吸引・送出要素がイン
ゼクタである場合に不活性ガスが充填されたボンベ等を
用意すれば容易に消火用水の中に不活性ガスの噴流を水
の中に混合できるからである。
【0032】請求項12によれば、本発明は請求項10
に記載の装置であって、前記気体が充填された要素は、
該要素内の圧力を一定に保持する手段を備えることを特
徴とする装置を提供することを目的とする。
【0033】本装置によれば、火災時に放出するための
圧縮気体を常に一定圧力に保持することが可能となる。
従って、消火装置をビルに設置した後、長期間経過する
間に圧縮気体が漏洩し、火災時にポンプやインゼクタが
正常に作動しない事態を回避することができる。すなわ
ち、消火装置の信頼性を向上させることができる。
【0034】請求項13によれば、本発明は各請求項1
〜12に記載の装置同士の組合せること又は各請求項1
〜12に記載の装置と従来の給水装置との組合わせるこ
とを特徴とする建物に設置される水槽から排出された水
を送出する装置を提供することを目的とする。
【0035】本装置によれば、上述した請求項1〜12
に記載する水を送出する装置の同じ物を複数又は異なる
ものを複数それぞれ組合せることにより、ビルの屋上に
設置された高架水槽を使用する場合のみならず他の場
所、例えば地下タンクから水を汲み上げ、送出すること
も可能となる。本発明が提供する装置は、安価で機構上
も簡易であるという長所を有するが、その反面、従来の
地下タンクから水を汲み上げ送出する消火システムに比
して水を吸引する力が弱い。高架水槽を使用する場合に
は水を汲み上げる作業がないため本装置単独でも十分に
給水作業を行うことが可能であるが、本装置単独で地下
タンクに使用することは困難である。従って、請求項1
3に記載する装置のように本発明の装置を複数組合わせ
ると十分な水の汲み上げ力を発揮し、地下タンクから水
を汲み上げることが可能となる。また、従来の消火シス
テムに本発明で提供する装置を組合わせることにより、
従来システムの補助装置を提供することも可能となる。
例えば、地下タンクから最上階まで汲み上げるほどの駆
動力のない電気駆動ポンプを使用しても本発明の装置を
付加することにいより消火システム全体としては地下タ
ンクから屋上まで水を汲み上げ下方の各階へ消火用水を
給水することが可能となる。電気駆動ポンプの駆動源に
用いる蓄電池はその容量に比例してコストが上昇するも
のではなく、容量が一定以上になればコストが容量の増
加率に比してコストの上昇率が著しく大きくなる。従っ
て、従来の消火システムで用いる蓄電池の容量を制限
し、本発明の装置を補助的に組み合わすことにより消火
システム全体としてのコストを削減することができる。
【0036】本発明は、添付図面を参照しつつ本発明の
装置の実施の形態について以下説明することにより、さ
らに明白に理解できるであろう。
【0037】
【発明の実施の形態】図1を参照すれば、本発明の消火
装置を備える消火システム全体の概略を略示している。
通常、図示するようにビルの屋上に設置された高架水槽
10には制振用又は飲料用に常時、一定量以上の水が充
填されている。
【0038】上記高架水槽10には消火用配管16が接
続される。詳細には、配管16の一方の端部が水槽の底
部に設けられた開口(図示せず)に接続され、他方の端
部は圧縮気体を付与することにより作動する加圧ポンプ
26の流入口(図2参照番号114)に接続される。ま
た加圧ポンプ26の流出口(図2参照番号112)は接
続管30の一方側に接続される。また接続管30の他方
側は容積拡大部分(以下、「チャンバ」という)28に
接続される。そしてチャンバ28は、最終的にビル内の
消火システム、例えば各階に設置された複数の水噴出口
(図示せず)に接続され、ビル内の雰囲気に開放されて
いる。また、消火用配管16には、水槽の底部に設けら
れた開口付近に排水弁18が取付けられている。
【0039】次に、加圧ポンプ26について説明する。
図2を参照すれば加圧ポンプ26の1例としてエア駆動
式ダイヤフラムポンプ(商品名:エアクションポンプ)
の構造の断面図を略示している。
【0040】まず加圧気体が空気吸入口100から吸入
され、センターブロック108に内蔵されたエア切替弁
(図示せず)により気体が左側の空気室102−Lに送
出され、左側のダイヤフラム106−Lがポンプ室10
4−L方向に押出される。その結果、左側のポンプ室1
04−Lは加圧され、左上方のチャッキ弁110−L1
が開放され左上方のチャッキ弁110−L2は、該チャ
ッキ弁110−L2前後の圧力差により閉じられ、ポン
プ室内104−L内の水が吐出口112に給水される。
さらに、上記ダイヤフラム106−Lが左側に押出され
る動作に対応して連結棒113を介して機械的に連結さ
れた右側のダイヤフラム106−Rも左側に引張られ
る。その結果、右側のポンプ室104−Rが減圧され、
右下方のチャッキ弁110−R2が開放され同時に右上
のチャッキ弁110−R1が圧閉されて水吸入口114
から水がポンプ室104−R内に給水される。
【0041】次に上記センターブロック108に内蔵す
るエア切替弁が切替わり、加圧気体が右側の空気室10
2−Rに送出され、同時に左側の空気室102−L内の
気体は大気に排出される。その後は上述の工程と同様の
工程を行う。この一連の工程を反復することにより加圧
ポンプは空気吸引口100に加圧気体を付与し続けるだ
けで水を脈動しながら送出し続けることとなる。
【0042】再び図1を参照すれば、水槽10を閉鎖・
開放する排水弁18の開放と、加圧ポンプ26の作動と
を1つの工程により達成する手段が点線で示されてい
る。図示する点線は、圧縮気体が通過する配管である。
【0043】まず圧縮気体の生成は、図1では圧力ボン
ベ22により行われる場合を示している。圧力ボンベ2
2は、加圧された空気又は加圧された不活性ガス(例え
ば窒素ガスや炭酸ガス)を充填し密閉した容器である。
このボンベは通常、高圧で気体を密閉できるため小型の
もので足りる。また、不活性ガスを充填した圧力ボンベ
22を後述するインゼクタ方式の装置(図4参照)の圧
縮気体源として使用した場合には、火元に水と不活性ガ
スとの混合物を散布することができるため消火効率が向
上するとい利点を有する。
【0044】圧力ボンベ22は遮断弁24に配管接続さ
れる。遮断弁24は、通常時すなわち非火災時には閉鎖
されており、排水指令を受容すると開放される構造を有
し、電磁弁が好ましい。また、遮断弁24と圧力ボンベ
22との間には減圧弁32が取付けられている。
【0045】さらに、遮断弁24の流出側に接続された
配管は、参照番号34の地点で2方向に分岐され、一方
は加圧ポンプ26の空気吸入口(図2参照番号100参
照)に接続され、他方は排水弁18の空気流入口36に
接続される。なお、排水弁18は通常閉鎖されており、
流入口36に圧縮気体が付与されると開放される構造を
有する。
【0046】また、図1では圧縮気体源として圧力ボン
ベ22を使用する場合について示しているが、圧力ボン
ベ22の代替として図3に示すようなコンプレッサ25
に接続された蓄圧ボンベ23を使用しても良い。圧力ボ
ンベ22の場合、予め圧縮気体を充填したボンベを取付
けるだけで良いという利点がある一方、長期間不使用状
態が続き圧縮気体が漏洩していった場合に該ボンベを新
たなボンベに取り替える作業が必要となる。これに対し
て、図3に示す蓄圧タンク23を使用する場合には、蓄
圧タンク23内の気体の圧力が一定に保持されるように
コンプレッサ25を作動させるので圧縮気体の漏洩によ
る上記弊害を回避することができる。具体的には、蓄圧
ボンベ23内の圧縮気体の圧力が一定以下になった場合
にはコンプレッサ25が作動しタンク23内に気体を送
り込み、ボンベ23内の圧縮気体の圧力が一定以上に達
した場合にはコンプレッサ25が停止することとなる。
なお、蓄圧タンク23への気体充填にコンプレッサ25
を使用する場合には、蓄圧タンク23内に充填される気
体は通常、大気と同じ成分となる。
【0047】以下、火災が生じた際に本消火装置を作動
させ、消火用水をビル(建物)内の水噴射口に運搬する
工程について図1を参照して説明する。まず排水弁18
を開放すると同時に加圧ポンプ26を始動させる第1工
程について説明する。非火災時には遮断弁24は閉鎖さ
れており、圧力ボンベ22と遮断弁24とを接続する配
管は圧縮空気で充満されている。そして火災が生じた場
合には、図示しない手動スイッチを入力すること又はビ
ル内を自動でモニタリングするシステムが入力信号を送
信することにより、排水指令が遮断弁24に付与され
る。
【0048】遮断弁24は、上記排水指令を受容すると
開放され、圧力ボンベ22から該遮断弁に至る配管を経
て加圧気体を放出する。この際、過度に高圧の気体を放
出させず一定圧力の気体を放出させるために、圧力ボン
ベ22と遮断弁24との間の配管には減圧弁32が取付
けられている。加圧ポンプ26及び排水弁18へ圧縮気
体が供給された際に該ポンプ及び排水弁を破壊させない
又は圧力ボンベ22内の空気を短時間で消費させないよ
うにするためである。
【0049】遮断弁24から放出された圧縮気体は遮断
弁に接続された配管内を流れ、地点34において2方向
の配管内に分流される。一方の流れは、排水弁18にま
で流れ排水弁18を開放させる。また他方の流れは、加
圧ポンプ26にまで流れ加圧ポンプを作動させる。
【0050】次に、排水弁が開放され且つ加圧ポンプが
作動を開始した後に消火用水をビル内まで運搬するため
の第二工程について説明する。上述する第一工程により
加圧ポンプ26が作動されると消火用配管16内の水槽
10側の水を吸引する。排水弁18は開放されているた
め加圧ポンプの吸引により水がポンプまで到達する。ポ
ンプに吸引された水は上述するような機能により圧力が
付加されて脈動しながら接続管30に送出される。
【0051】さらに、送出された水は接続管30を流
れ、接続管30より容積が拡大されたチャンバ28に到
達する。チャンバ28内に水が流入されると上述するよ
うに急激に流路が拡大される。従って、水流は剥離さ
れ、外側で渦等を形成しながら一定距離後に脈動流を消
失させる。
【0052】次に図4を参照すれば、配管16内の水を
ビル内の噴射口へ送出する要素として図1に示す加圧ポ
ンプ26の替りにインゼクタ40を使用する場合につい
て示している。インゼクタ40は、図4に示すように圧
縮気体の噴流を水槽から排出された水の中に射出する機
能を有する。具体的には、火災が発生すると遮断弁24
が開放され高速の圧縮気体がチャンバ28内に差し込ま
れた配管40を通過して消火用水配管16のチャンバ2
8より下流側の地点42に射出される。圧縮気体噴流の
射出がなされると高速の圧縮気体流はその周囲の水を巻
き込み水と気体とを混合させて下流側に運搬する。従っ
て、ポンプと同様に消火用水を吸引・送出する機能を奏
することとなる。さらに、インゼクタを使用した場合に
は、圧縮気体噴流と配管16内の水とが混合され噴霧状
の流れを形成する。従って、本装置によれば予め気体等
と混合され、そのままビル内の噴射口から消火活動に使
用できる水を提供することができる。また、圧縮気体源
として上述するような不活性ガスが充填された圧力ボン
ベを使用すればより効率的な消火活動を行うことが可能
となる。
【0053】以上、図1、3、4に示す本実施形態では
遮断弁24を必須の構成要素として説明してきたが図1
に示す加圧ポンプ26が上述するエア駆動式ダイヤフラ
ムポンプの如きを使用する場合には、図5に示すように
遮断弁が存在しない構成をなす場合もある。
【0054】ダイヤフラムポンプは、水の流れが遮断さ
れ且つ圧縮気体が加圧されている場合には作動しない。
すなわち図5に示すようにチャンバ28より下流側に何
らかの遮断手段34を設け消火用水の流れを閉鎖させた
場合には図2に示すダイヤフラム106が一定限度しか
膨張していない状態になりポンプは作動せず中立状態と
なる。すなわち、左右のダイヤフラム106が同程度膨
張した状態で釣り合うこととなる。そして火災時に遮断
手段34を開放すれば、接続管30内の水が減圧され水
が流れ始めると、これに呼応してダイヤフラムが膨張し
ポンプが作動し始める。従って、この構成によれば、図
1に示すような遮断弁24は必要なく、さらに非火災時
には遮断手段34で消火用水を閉鎖しているため図1に
示す排水弁18がなくても良い。
【0055】なお、図5においては遮断手段34として
弁を例示しているが、これは消火用水を閉鎖する手段で
あれば他の手段であっても良く、例えば一定圧力が生じ
るとディスクが破れるラプチャーハッチや、これと汎用
の安全弁との結合であっても良い。
【0056】また、図6を参照すれば、水槽内の水を加
圧ポンプ等の圧縮気体を用いた吸引・送出要素を使用す
る替りに電気駆動ポンプ44を使用しても良い。通常、
ビル、特に大型のビルにおいては火災時の停電を想定
し、少なくともOA機器等の一定時間停止させない程度
の電力を供給し得るシステムを設置している。本装置に
よれば、ビル屋上から順次下方の階に水を給水するため
の小電力の電動ポンプ44で足りるため、火災時の停電
の際、上述するような他の用途に使用する電力供給シス
テムと兼用することにより消火装置を作動させることが
可能となる。
【0057】以上、ビル火災時においてビル屋上に設置
された高架水槽を用いた消火装置について説明してきた
が、ビルの耐震構造の1つとして設置される制振用水槽
等の大型水槽が設置されていない雑居ビル等の場合には
さらに留意する事項が存在する。雑居ビル等の場合、そ
の屋上に飲料用タンクしか設けられていない場合があ
る。従って、本消火装置を使用するとすれば高架水槽と
して飲料用タンクを消火装置に兼用する必要がある。
【0058】飲料用タンクは衛生上、非火災時すなわち
通常時においてタンク内に雑菌等が進入しないように密
閉状態を確保しなければならない。従って、飲料タンク
を使用する場合には、上述する実施の形態の構成に加え
密閉状態を確保する手段を設ける必要が生じる。
【0059】この手段を例示すれば、配管16内に空気
層を設けること(図7)や、配管16に逆止弁を設ける
こと(図8)が考えられる。また、加圧ポンプとしてエ
ア駆動式ダイヤフラムポンプを使用する場合には密閉状
態を確保する手段は必要ないと考えられる。該ポンプは
逆止弁の効果をも備えているからである。
【0060】さらに、本発明の装置を組合わせると地下
タンクから水を汲み上げて火元に供給する従来の消火シ
ステムとしても使用することも可能である(図示せ
ず)。
【0061】添付図面に示す消火用水を給水する装置
は、ビル屋上から下方の各階に消火用水を給水すること
ができる程度の駆動力しか有さないため単独では、地下
タンクから水をビル屋上まで汲み上げることは困難であ
る。しかしながら、これらを連結させると地下タンクか
らの汲み上げにも十分に対応し得る消火システムを構築
することが可能となる。
【0062】さらに、添付図面に示す装置を従来の消火
システムの補助給水装置として組合わせることも可能で
ある。例えば、従来のような大型の電動駆動ポンプより
小型のポンプでビルの途中の高さまで水を汲み上げ、そ
れ以上の高さの汲み上げを本装置で担保させる等が考え
られる。
【0063】以上、本発明の種々の実施の形態について
説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の概念と精神とを逸脱しない
他の変形例や改良例が多数存在することが当業者にとっ
て明白であろう。
【0064】
【発明の効果】本発明の消火装置は、建物の屋上に設置
された水槽を消火用水として利用することにより消火時
に一旦地下タンクから屋上に大型ポンプで水の汲み上げ
る作業を必要とせず、ビル建造費を大幅に削減すること
ができる。
【0065】また本発明の消火装置によれば、消火用水
の吸引・送出に大型電気駆動ポンプを必要としないため
停電時に効率良く対応することができる。また本発明の
消火装置によれば、ビルの各階毎にノズル等の水噴射要
素を設ける必要がないため消火システムの構成部品数を
減少させることができ、ひいてはコストを削減すること
ができる。
【0066】また、本発明の消火装置は消火時において
一つの排水開始手段を講じるだけで水をビル内に運搬す
ることができるため機能上故障等の問題が発生する可能
性が低く安全且つ確実な消火システムを提供することが
できる。
【0067】さらに、本発明の消火装置を複数組合わせ
る又は従来の消火システムと組合わせることにより、大
型の電動ポンプ及び大型の蓄電池を使用しないで地下タ
ンクの水を消火用水に使用する装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加圧ポンプを使用した本発明の消火装置の1つ
の実施形態を示す概略図である。
【図2】エア駆動式ダイヤフラムポンプの構造を示す断
面図である。
【図3】図1の消火装置の変形例を示す概略図である。
【図4】インゼクタを使用した本発明の消火装置の実施
形態を示す概略図である。
【図5】図1の消火装置の他の変形例を示す概略図であ
る。
【図6】電動駆動ポンプを使用した本発明の消火装置の
実施形態を示す概略図である。
【図7】高架水槽として飲料タンクを使用する場合の図
1に示す消火装置の一例を示す部分図である。
【図8】高架水槽として飲料タンクを使用する場合の図
1に示す消火装置の他の例を示す部分図である。
【符号の説明】
10…高架水槽 16…消火用配管 18…排水弁 22…圧力ボンベ 23…蓄圧タンク 24…遮断弁 25…コンプレッサ 26…加圧ポンプ 28…容積拡大部分(チャンバ) 34…分岐点 40…インゼクタ 44…電気駆動ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅 洋一 長崎県長崎市旭町8−20 株式会社パル構 造内 (72)発明者 綾部 慎治 長崎県長崎市旭町8−20 株式会社パル構 造内 (72)発明者 野中 光之 長崎県長崎市深堀町五丁目717番地1 長 菱エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 香川 洸二 福岡県糟屋郡新宮町桜山手3丁目16−16 Fターム(参考) 2E189 BA03 BA07 BB08 CB10

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物に設置される水槽から排出された流
    体を送出する装置であって、 前記水槽を閉鎖・開放する要素と、前記水槽内の流体を
    吸引し且つ吸引された流体に圧力を付与して送出する吸
    引・送出要素とを備え、 前記吸引・送出要素は、前記閉鎖・開放要素が開放され
    たときに作動する装置。
  2. 【請求項2】 圧縮気体を前記閉鎖・開放要素と前記吸
    引・送出要素とに供給する手段をさらに備えた装置であ
    って、 前記閉鎖・開放要素は前記圧縮気体により開放され、前
    記吸引・送出要素は、前記圧縮気体により作動すること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記吸引・送出要素は、加圧ポンプであ
    ることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記吸引・送出要素は、前記水槽から排
    出された流体内に噴流を射出する要素であることを特徴
    とする請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記吸引・送出要素は、電気駆動ポンプ
    であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記圧縮気体を供給する手段は、圧縮気
    体の供給を遮断する遮断要素を備えることを特徴とする
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記吸引・送出要素は圧縮気体の供給を
    遮断する遮断手段を備えることを特徴とする請求項2〜
    4のいずれか1項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記吸引・送出要素から送出された流体
    の脈動を防止する要素を備えることを特徴とする請求項
    2、3、5、6又は7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記脈動防止要素は、容積拡大部分であ
    ることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記圧縮気体を供給する手段は、一定
    の圧力が付加された気体が充填された要素を備えてなる
    ことを特徴とする請求項1〜4、6〜9のいずれか1項
    に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記気体が充填された要素は、該気体
    に一定圧力を付加して密閉した容器であることを特徴と
    する請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記気体が充填された要素は、該要素
    内の気体の圧力を一定に保持する手段を備えることを特
    徴とする請求項10に記載の装置。
  13. 【請求項13】 各請求項1〜12に記載の装置同士の
    組合せること又は各請求項1〜12に記載の装置と従来
    の給水装置との組合わせることを特徴とする建物に設置
    される水槽から排出された水を送出する装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007301494A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Nippon Shiigatekku Kk 土壌浄化装置

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