JP2003259476A - マイクロホン接触雑音消去の方法及び装置 - Google Patents

マイクロホン接触雑音消去の方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロホン接触雑音消去の方法及び装置の
提供。 【解決手段】 本発明のマイクロホン接触雑音消去の方
法は、集音ステップ、逆相ステップ、及び消去ステップ
を含む。該集音ステップでは二つの集音器でそれぞれマ
イクロホンが接触されることで発生する雑音波を受信
し、並びに該雑音波に対応する電気信号を出力し、さら
に該逆相ステップでその一つの集音器の出力する電気信
号をもう一つの集音器の出力する電気信号と位相が逆の
逆相電気信号に変換し、最後に該消去ステップにおい
て、該逆相電気信号と該電気信号を相加し、該逆相電気
信号と該電気信号を相殺させて、接触雑音を消去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロホン接触雑
音消去の方法及び装置に係り、特に、マイクロホン接触
雑音消去の装置をマイクロホンの増幅回路と電気的に連
接し、該装置を利用し、マイクロホンに接触する時に発
生する雑音波に、電気信号を形成させて反対の逆相電気
信号と相加し、消去させ、これにより雑音の発生を防止
する、マイクロホン接触雑音消去の方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1に示されるように、一般の無線マイ
クロホン1は内部に増幅回路111を具えたハウジング
11、該ハウジング11の上に連接された集音体12、
及びハウジング11上に設けられると共に該増幅回路1
11と電気的に連接されたスイッチ13を具えている。
該集音体12は複数の網状分布を呈する開孔122を有
するケース体121とされ、該ケース体121が各一つ
の開孔122と連通する収容空間123を画定し、該収
容空間123中に電気的に該増幅回路111と連接され
た集音装置124(図中方形ブロックで表示されている
もの)が設けられている。スイッチ13がオンとされる
と、該集音装置124と該増幅回路111が電気的に連
接状態を呈し、集音体12付近の音源より発生した音波
が、これら開孔122を透過して該収容空間123中に
進入し、並びに該集音装置124が感応して該音波に対
応する電気信号を発生して増幅回路111に出力し、電
気信号が増幅された後に、図1中に未表示の発射回路に
出力され、並びにアンテナ2より音波変調波が発射さ
れ、さらに一つの受信機が復調して音波となし、並びに
増幅拡声する。ゆえに使用者が音量を大きくして放送し
たい時は、ただマイクロホン1の集音体12に対して音
声を発すれば、マイクロホン1を透過して拡声の効果が
得られる。反対に音声を拡声したくない時は、ただスイ
ッチをオフとするか、或いはマイクロホン1より遠く離
れて、音波が収容空間123中に進入しないようにすれ
ばよく、これらはいずれも使用者が相当容易且つ自主的
にコントロールできる。しかし、使用者が該スイッチを
オン或いはオフとする時、更には使用時にマイクロホン
1の任意の一か所に接触すると、いずれも雑音波が発生
し、これにより集音装置124が該雑音波に対応する電
気信号を発生し、その後、受信機が非常に耳障りな雑音
を放送し、この雑音は大衆にとって不必要且つ好ましく
ない。しかし、上述の雑音はただ手で該マイクロホンを
握持して、手で接触することだけで発生する。特に演説
の場合にあって、講演者は経常的に掌で無線マイクロホ
ンを握持して演説し、その過程で無線マイクロホンに接
触するのを回避することはできず、前述の接触雑音が発
生する。その改善の道は、使用時にマイクロホンへの接
触を減らすことしかなく、このため接触雑音は現在市販
されている一般のマイクロホンが発生する共通の問題で
あり、即ち、各メーカーが解決に向けて努力している問
題である。今まで業界で工夫されてきた解決の方式は、
サスペンションスプリング或いはゴムクッションを上述
の集音装置に組み合わせることにより、接触雑音を低減
するというものである。しかし、このような改善はその
価格をアップさせ、効果も好ましくなく、ゆえにマイク
ロホンの発生する接触雑音は非常に手を焼く問題であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一つの目的
は、有効にマイクロホンの雑音を消去する方法を提供す
ることにある。
【0004】本発明のもう一つの目的は、完全にマイク
ロホンの雑音を消去する装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、マイ
クロホンが接触されることにより形成する雑音波がマイ
クロホンの増幅回路に出力されて増幅されて発生する雑
音を消去するマイクロホン接触雑音消去の方法におい
て、二つの集音器でそれぞれマイクロホンが接触される
ことで発生する雑音波を受信し、並びに該二つの集音器
に該雑音波に対応する電気信号を出力させる、集音ステ
ップと、そのうち一つの集音器の出力する電気信号をも
う一つの集音器の出力する電気信号と位相が逆の逆相電
気信号に変換する、逆相ステップと、該逆相電気信号と
該電気信号を相加し、該逆相電気信号と該電気信号を相
殺させる、消去ステップと、を含むことを特徴とする、
マイクロホン接触雑音消去の方法としている。請求項2
の発明は、前記方法において、該逆相ステップで、一つ
の集音器の電気信号を180°の位相差を以て変換する
ことにより、変換して形成された逆相電気信号ともう一
つの集音器の出力する電気信号との位相差を180°と
することを特徴とする、請求項1に記載のマイクロホン
接触雑音消去の方法としている。請求項3の発明は、マ
イクロホン接触雑音消去の装置において、該装置はマイ
クロホンの増幅回路と電気的に連接され、マイクロホン
が接触されることにより形成する雑音波がマイクロホン
の増幅回路に出力され、増幅されることにより発生する
雑音を消去するのに用いられ、該装置は、二つの集音器
とされ、それぞれ第1集音器と第2集音器とされ、且つ
これら集音器がいずれも雑音波を受信し、感応して該雑
音波に対応する電気信号を出力する、上記二つの集音器
と、逆相処理ユニットとされ、該第1集音器の出力端に
連接され、該第1集音器の出力する電気信号を受信し、
並びに該電気信号を逆相処理し、並びに逆相電気信号を
出力する、上記逆相処理ユニットと、相加ユニットとさ
れ、それぞれ該2集音器の出力端、該逆相処理ユニット
及び該マイクロホンの増幅回路にそれぞれ連接され、該
第2集音器の出力する電気信号と該逆相処理ユニットの
出力する逆相電気信号を受信し、並びに該逆相電気信号
と該電気信号を相加し、これにより該逆相電気信号と該
電気信号を相殺させた後、該増幅回路に出力する、上記
相加ユニットと、を具えたことを特徴とする、マイクロ
ホン接触雑音消去の装置としている。請求項4の発明
は、前記逆相処理ユニットの行う逆相処理で、該電気信
号を180°の位相差変換し、変換して形成された逆相
電気信号と該電気信号の位相差を180°することを特
徴とする、請求項3に記載のマイクロホン接触雑音消去
の装置としている。請求項5の発明は、前記第1集音器
が外界と隔離され、該第1集音器は該マイクロホンが接
触されて発生する雑音波のみ受信し、外界音波を受信せ
ず、第2集音器が外界と連通し、外界の音波を受信でき
ることを特徴とする、請求項3に記載のマイクロホン接
触雑音消去の装置としている。請求項6の発明は、前記
第1集音器がコンデンサ式集音器とされ、第2集音器が
ムービングコイル式集音器とされたことを特徴とする、
請求項3に記載のマイクロホン接触雑音消去の装置とし
ている。請求項7の発明は、前記第1集音器がムービン
グコイル式集音器とされ、第2集音器がコンデンサ式集
音器とされたことを特徴とする、請求項3に記載のマイ
クロホン接触雑音消去の装置としている。請求項8の発
明は、前記逆相処理ユニットが第1集音器に連接された
クロスリンクコンデンサと、該クロスリンクコンデンサ
に連接された逆相増幅回路を具えたことを特徴とする、
請求項3に記載のマイクロホン接触雑音消去の装置とし
ている。請求項9の発明は、前記相加ユニットが第2集
音器に連接されたクロスリンクコンデンサと、該クロス
リンクコンデンサと逆相増幅回路に連接されたアダーを
具えたことを特徴とする、請求項8に記載のマイクロホ
ン接触雑音消去の装置としている。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のマイクロホン接触雑音消
去の方法は、集音ステップ、逆相ステップ、及び消去ス
テップを含む。該集音ステップでは二つの集音器でそれ
ぞれマイクロホンが接触されることで発生する雑音波を
受信し、並びに該雑音波に対応する電気信号を出力し、
さらに該逆相ステップでその一つの集音器の出力する電
気信号をもう一つの集音器の出力する電気信号と位相が
逆の逆相電気信号に変換し、最後に該消去ステップにお
いて、該逆相電気信号と該電気信号を相加し、該逆相電
気信号と該電気信号を相殺させて、接触雑音を消去す
る。
【0007】さらに本発明のマイクロホン接触雑音消去
の装置は、マイクロホンの増幅回路と電気的に連接さ
れ、且つ該装置は二つの集音器、一つの逆相処理ユニッ
ト、及び相加ユニットを含む。該二つの集音器はそれぞ
れ第1集音器と第2集音器とされ、且つこれら集音器は
いずれも雑音波を受信し、該雑音波に対応する電気信号
を出力し、該逆相処理ユニットは該第1集音器の出力端
に連接され、該第1集音器の出力する電気信号を受信
し、並びに該電気信号を逆相処理し、並びに逆相電気信
号を出力し、該相加ユニットはそれぞれ該2集音器の出
力端に連接され、該逆相処理ユニットと該マイクロホン
の増幅回路が連接され、これにより該第2集音器の出力
する電気信号と該逆相処理ユニットの出力する逆相電気
信号を受信し、並びに該逆相電気信号と該電気信号を相
加し、これにより該逆相電気信号と該電気信号を相殺さ
せた後、該増幅回路に出力し、雑音の発生を防止する。
【0008】
【実施例】図2に示されるように、該マイクロホン接触
雑音消去の方法3は、集音ステップ31、逆相ステップ
32、及び消去ステップ33を含む。該集音ステップ3
1では第1集音器と第2集音器の二つの集音器を以て、
同時にマイクロホンに接触する時に発生する雑音波を受
信し、並びに該雑音波に対応する二つの同位相の電気信
号を出力し、並びに逆相ステップ32で第1集音器の出
力する電気信号を第2集音器の出力する電気信号と位相
が逆の逆相電気信号に変換し、且つ変換前後の電気信号
と逆相電気信号の位相差が180°とされ、即ち変換後
の逆相電気信号と第2集音器の出力する電気信号の位相
差も180°とされ、最後に、該消去ステップ33にお
いて、該逆相電気信号と該電気信号を相加し、該逆相電
気信号と該電気信号を相殺させて、マイクロホンに接触
する時に発生する電気信号を消去し、これにより該電気
信号増幅後に形成される雑音を防止する。
【0009】図3に示されるように、該マイクロホン接
触雑音消去の装置5は、マイクロホンの増幅回路4と電
気的に連接され、二つの集音器51及び52、一つの逆
相処理ユニット53、及び相加ユニット54を含む。該
二つの集音器51、52はそれぞれ第1集音器51と第
2集音器52とされ、且つ第1集音器はコンデンサ式或
いはムービングコイル式集音器とされ、該マイクロホン
の内部に設けられて外界と隔離され、外界の音波は該第
1集音器51中に進入せず、僅かに該マイクロホン自身
が接触により形成する雑音波のみ受信し、第2集音器5
2はムービングコイル式或いはコンデンサ式集音器とさ
れて、外界と連通するようにマイクロホンに設けられ、
その設置位置は一般の集音器と同じとされ、外界の音波
を受信可能で、且つ該マイクロホン自身が接触により形
成する雑音波も受信可能で、以上に記載のコンデンサ式
或いはムービングコイル式の集音器はいずれも既存の装
置であり、いずれも受信した音波を電気信号に変換で
き、ゆえにこれについては詳細な説明を行わない。
【0010】該逆相処理ユニット53は第1集音器51
に連接されたクロスリンクコンデンサC1と、それぞれ
クロスリンクコンデンサC1と電圧源VCCに連接され
た逆相増幅回路531を具え、且つ該逆相増幅回路53
1は逆相増幅器U1、該クロスリンクコンデンサC1と
該逆相増幅器U1のマイナス入力端間に連接された抵抗
R2、該逆相増幅器U1のマイナス入力端と出力端間に
連接されたフィードバック抵抗R3、該電圧源VCCと
該逆相増幅器U1のプラス入力端間に連接された二つの
分圧抵抗R4、R5、及び一つのコンデンサC2を具
え、これにより該逆相増幅回路531が分圧抵抗R4、
R5及びコンデンサC2により電圧源VCCを分圧後に
該逆相増幅器U1の直流参考電圧となし、並びに−R3
/R2の増幅倍率で該逆相増幅回路531に入力された
信号を180°反転させ並びにR3/R2倍し、且つフ
ィードバック抵抗R3が可変抵抗とされ、ゆえに該フィ
ードバック抵抗R3の抵抗値を調整することにより、該
逆相増幅回路531の増幅倍率を適当な値に調整する。
【0011】該相加ユニット54は第2集音器52に連
接されたクロスリンクコンデンサC3、該クロスリンク
コンデンサC3に連接され及び該逆相増幅回路531に
連接されたアダー541を具え、且つ該アダー541の
出力端はマイクロホンの増幅回路4に連接されている。
【0012】図2、3及び図4に示されるように、該マ
イクロホンに接触し雑音波が発生する度に、該集音ステ
ップ31が行われ、第1集音器51と第2集音器52が
同時に受信し、感応により対応する電気信号S1を出力
し、逆相ステップ32中において、第1集音器51の電
気信号が該クロスリンクコンデンサC1に出力されてク
ロスリンクされて逆相増幅回路531に至り、該逆相増
幅回路531で−R3/R2の倍率で増幅された後、逆
相電気信号S2が出力され、該逆相電気信号S2の、第
1集音器51と第2集音器52の出力する電気信号S
1、S3との位相差はいずれも180°とされ、大きさ
は即ち第1集音器51の出力する電気信号S1のR3/
R2倍とされ、該R3の値を調整することにより、該逆
相増幅回路531のA点で出力される逆相電気信号S2
と第2集音器52の出力する電気信号S3が該コンデン
サC3を経由してクロスリンクしてアダー541に至
り、アダー541により相加され、該アダー541に入
力された逆相電気信号S2TO電気信号S3が大きさが
等しく位相差が180°とされ、これにより相殺され、
該アダー541の出力端において、いかなる雑音信号も
該マイクロホンの増幅回路4に出力されることがなく、
接触により発生する雑音を防止でき、即ち有効にマイク
ロホン接触雑音消去の機能を達成できる。
【0013】さらに、発声源の発声する音波は僅かに第
2集音器52に進入し、第1集音器51に進入せず、該
音波は第2集音器52の感応を経て電気信号に変換され
て該相加ユニット54に至り、第1集音器51は該音波
を受信せず、ゆえに出力信号がなく、相対的に該逆相処
理ユニット53もまたいかなる信号も該相加ユニット5
4に出力せず、ゆえに該第2集音器52が感応し出力す
る電気信号が直接相加ユニット54を経由してマイクロ
ホンの増幅ユニット4に出力されて増幅出力される。
【0014】さらに、上述の本発明の方法と装置は無線
マイクロホンだけに使用されるわけではなく、任意の形
態のマイクロホン、例えば有線、無線或いはその他の種
類のマイクロホンに使用可能であるが、それぞれの説明
は省略する。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例の説明から分かるように、
本発明のマイクロホン接触雑音消去の方法及び装置は、
二つの集音器を利用しマイクロホンの発生する波動を同
時に受信し、そのうち一つの集音器が感応により発生し
た電気信号が逆相処理並びに増幅され、第2集音器が感
応し発生した電気信号の大きさと同じく位相が逆の逆相
電気信号が形成され、相互相殺により、接触により発生
する電気信号がマイクロホンの増幅回路に進入して出力
されるのを防止し、雑音消去の機能を達成する。
【0016】ただし、以上の説明は、僅かに本発明の好
ましい実施例に係るものに過ぎず、ゆえに、本発明の明
細書及び特許請求の範囲の記載に基づきなしうる等しい
効果の構造変化は、本発明の請求範囲に属するものとす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知のマイクロホンの表示図である。
【図2】本発明の好ましい実施例のステップブロック図
である。
【図3】本発明の好ましい実施例の電気回路図である。
【図4】本発明の好ましい実施例の各信号の表示図であ
る。
【符号の説明】
3 マイクロホン接触雑音消去の方法 31 集音ステップ 32 逆相
ステップ 33 消去ステップ 4 マイク
ロホンの増幅回路 5 マイクロホン接触雑音消去の装置 51 第1集音器 52 第2
集音器 53 逆相処理ユニット 531 逆
相増幅回路 U1 逆相増幅器 R2 抵抗 R3 フィードバック抵抗 R4、R5
分圧抵抗 C1、C3 クロスリンクコンデンサ C2 コン
デンサ VCC 電圧源 54 相加
ユニット 541 アダー S1、S3
電気信号 S2 逆相電気信号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロホンが接触されることにより形
    成する雑音波がマイクロホンの増幅回路に出力されて増
    幅されて発生する雑音を消去するマイクロホン接触雑音
    消去の方法において、 二つの集音器でそれぞれマイクロホンが接触されること
    で発生する雑音波を受信し、並びに該二つの集音器に該
    雑音波に対応する電気信号を出力させる、集音ステップ
    と、 そのうち一つの集音器の出力する電気信号をもう一つの
    集音器の出力する電気信号と位相が逆の逆相電気信号に
    変換する、逆相ステップと、 該逆相電気信号と該電気信号を相加し、該逆相電気信号
    と該電気信号を相殺させる、消去ステップと、 を含むことを特徴とする、マイクロホン接触雑音消去の
    方法。
  2. 【請求項2】 前記方法において、該逆相ステップで、
    一つの集音器の電気信号を180°の位相差を以て変換
    することにより、変換して形成された逆相電気信号とも
    う一つの集音器の出力する電気信号との位相差を180
    °とすることを特徴とする、請求項1に記載のマイクロ
    ホン接触雑音消去の方法。
  3. 【請求項3】 マイクロホン接触雑音消去の装置におい
    て、該装置はマイクロホンの増幅回路と電気的に連接さ
    れ、マイクロホンが接触されることにより形成する雑音
    波がマイクロホンの増幅回路に出力され、増幅されるこ
    とにより発生する雑音を消去するのに用いられ、該装置
    は、 二つの集音器とされ、それぞれ第1集音器と第2集音器
    とされ、且つこれら集音器がいずれも雑音波を受信し、
    感応して該雑音波に対応する電気信号を出力する、上記
    二つの集音器と、 逆相処理ユニットとされ、該第1集音器の出力端に連接
    され、該第1集音器の出力する電気信号を受信し、並び
    に該電気信号を逆相処理し、並びに逆相電気信号を出力
    する、上記逆相処理ユニットと、 相加ユニットとされ、それぞれ該2集音器の出力端、該
    逆相処理ユニット及び該マイクロホンの増幅回路にそれ
    ぞれ連接され、該第2集音器の出力する電気信号と該逆
    相処理ユニットの出力する逆相電気信号を受信し、並び
    に該逆相電気信号と該電気信号を相加し、これにより該
    逆相電気信号と該電気信号を相殺させた後、該増幅回路
    に出力する、上記相加ユニットと、 を具えたことを特徴とする、マイクロホン接触雑音消去
    の装置。
  4. 【請求項4】 前記逆相処理ユニットの行う逆相処理
    で、該電気信号を180°の位相差変換し、変換して形
    成された逆相電気信号と該電気信号の位相差を180°
    することを特徴とする、請求項3に記載のマイクロホン
    接触雑音消去の装置。
  5. 【請求項5】 前記第1集音器が外界と隔離され、該第
    1集音器は該マイクロホンが接触されて発生する雑音波
    のみ受信し、外界音波を受信せず、第2集音器が外界と
    連通し、外界の音波を受信できることを特徴とする、請
    求項3に記載のマイクロホン接触雑音消去の装置。
  6. 【請求項6】 前記第1集音器がコンデンサ式集音器と
    され、第2集音器がムービングコイル式集音器とされた
    ことを特徴とする、請求項3に記載のマイクロホン接触
    雑音消去の装置。
  7. 【請求項7】 前記第1集音器がムービングコイル式集
    音器とされ、第2集音器がコンデンサ式集音器とされた
    ことを特徴とする、請求項3に記載のマイクロホン接触
    雑音消去の装置。
  8. 【請求項8】 前記逆相処理ユニットが第1集音器に連
    接されたクロスリンクコンデンサと、該クロスリンクコ
    ンデンサに連接された逆相増幅回路を具えたことを特徴
    とする、請求項3に記載のマイクロホン接触雑音消去の
    装置。
  9. 【請求項9】 前記相加ユニットが第2集音器に連接さ
    れたクロスリンクコンデンサと、該クロスリンクコンデ
    ンサと逆相増幅回路に連接されたアダーを具えたことを
    特徴とする、請求項8に記載のマイクロホン接触雑音消
    去の装置。
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