JP2003259324A - 電子会議システム - Google Patents

電子会議システム

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JP2003259324A
JP2003259324A JP2002058346A JP2002058346A JP2003259324A JP 2003259324 A JP2003259324 A JP 2003259324A JP 2002058346 A JP2002058346 A JP 2002058346A JP 2002058346 A JP2002058346 A JP 2002058346A JP 2003259324 A JP2003259324 A JP 2003259324A
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Hiroshi Shiba
宏 柴
Junji Yamazaki
淳治 山崎
Masakazu Abe
正和 安部
Hitoshi Kojima
均 小島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手のよい電子会議システムを提供す
る。 【解決手段】 本発明になる電子会議システムは、少な
くとも2つの画像情報伝送装置がネットワーク接続され
た電子会議システムであって、前記画像情報伝送装置は
ポインタデータを入力する入力装置と、画像を表示可能
な表示装置と、この入力装置からのポインタデータの入
力を行い、この表示装置の画面内の座標に変換し、その
ポインタデータをこの表示装置に表示するとともに前記
ネットワークを介して他の前記画像情報伝送装置に伝送
し、この他の画像情報伝送装置から伝送されるポインタ
データをその座標に合わせて自己の表示装置に表示する
情報処理装置とからなることを特徴とする電子会議シス
テム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークを介し
て接続された複数の画像情報伝送装置にて発表用の画像
情報を伝送表示する電子会議システムに係り、特にその
画像情報の位置指定方法、画像情報の伝送方法、送信済
み画像の表示方法、議事録作成方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に地理的に離れた地点間で画像と音
声とを相互に伝送して会議を行う電子会議システムが知
られている。この種の電子会議システムにおいては会議
に参加している人物等を撮像した画像だけでなく会議で
使用する書画等の資料を撮像した画像も伝送する必要が
あり、そのような電子会議システムも知られている。
【0003】通常このような書画等の資料は会議に先立
って予め所要の相手先に送信しておく。会議中に資料が
途切れてスムーズな会議ができなくなるのを防止するた
めである。
【0004】また、このような資料を使用して会議を行
う時は、お互いの意思疎通を図るため今資料のどの部分
を説明しているのか判然とさせるため話し手がポインタ
で指示した情報がそのまま聞き手側の表示装置の該当部
分に表示されるようになっている。
【0005】さらにまた、電子会議中の音声を含めたす
べての会議の内容を議事録にまとめあげる議事録作成機
能の付加された電子会議システムも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、資料は
常に前もって準備されているとは限らず、また追加の資
料が必要となったり、あるいは資料を送信しながら会議
をしなければならない時が出てくる。このような場合従
来の電子会議システムでは資料の送信をしている間会議
が中断するという欠点があった。また、意思疎通を図る
ためのポインタは話し手側からのポインタ情報は聞き手
側には表示されるが、聞き手側が自分の意志を話し手側
に伝えようとする時には位置指示手段がないという欠点
があった。
【0007】また、議事録作成機能はあるが全体の議事
録であり、例えば、資料のみを読み出して確認したい時
や記録に残したくない資料なども記録に残されてしまう
など煩雑で使い勝手の悪いものであるという欠点があっ
た。本発明は、上記課題を解決するためになされたもの
で、操作性が良くスムーズに会議が行え、所望により簡
単に会議に使用した資料を検索したりすることができる
電子会議システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明になる第1の電子
会議システムは、少なくとも2つの画像情報伝送装置が
ネットワーク接続された電子会議システムであって、前
記画像情報伝送装置はポインタデータを入力する入力装
置と、画像を表示可能な表示装置と、この入力装置から
のポインタデータの入力を行い、この表示装置の画面内
の座標に変換し、そのポインタデータをこの表示装置に
表示するとともに前記ネットワークを介して他の前記画
像情報伝送装置に伝送し、この他の画像情報伝送装置か
ら伝送されるポインタデータをその座標に合わせて自己
の表示装置に表示する情報処理装置とからなることを特
徴とするものである。
【0009】本発明になる第2の電子会議システムは少
なくとも2つの画像情報伝送装置がネットワーク接続さ
れた電子会議システムであって、前記画像情報伝送装置
は音声情報を入力する入力装置と、画像情報を入力する
入力装置と、これらの音声、画像情報を入力し前記ネッ
トワークを介して他の画像情報伝送装置に伝送する伝送
手段を有する情報処理装置とからなり、 前記ネットワ
ークの音声情報を伝送する音声ポートと画像情報を伝送
する画像ポートを使用して、すでに伝送済みの画像情報
の説明、質疑応答をしている間にこの画像ポートを使用
して未伝送の画像情報を伝送することを特徴とするもの
である。
【0010】本発明になる第3の電子会議システムは、
少なくとも2つの画像情報伝送装置がネットワーク接続
された電子会議システムであって、前記画像情報伝送装
置は画像情報を入力する入力装置と、画像を表示可能な
表示装置と、この入力装置から画像情報を入力し、前記
ネットワークを介して他の画像情報伝送装置に伝送する
伝送手段とサムネイル表示手段とを有する情報処理装置
とからなり、フォルダ単位で画像情報を伝送していると
き、送信側の情報処理装置のサムネイル表示手段によっ
て、このフォルダ単位の画像情報を前記表示装置にサム
ネイル表示させたとき伝送済みの画像情報のみが表示さ
れることを特徴とするものである。
【0011】本発明になる第4の電子会議システムは少
なくとも2つの画像情報伝送装置がネットワーク接続さ
れた電子会議システムであって、前記画像情報伝送装置
は所要の情報を記憶する記憶装置と、この記憶装置にヒ
ストリ情報作成手段を有する情報処理装置とからなり、
会議開始によってこの記憶装置にヒストリフォルダを作
成し、会議中に使用された画像情報をこのヒストリフォ
ルダに保存し、会議終了によってこの保存を停止するこ
とを特徴とするものである。
【0012】本発明になる第5の電子会議システムは、
前記第4の電子会議システム記載の画像情報の保存にお
いて、送信側から秘密扱いの指示がなされた画像情報は
送信側、受信側ともにヒストリフォルダに保存しないこ
とを特徴とするものである。
【0013】
【作用】第1の発明によれば、話し手側のポインタデー
タのみならず、聞き手側のポインタデータをそれぞれの
表示装置に表示するようにしたから、話し手、聞き手双
方が自分のポインタデータ入力装置を使用して画像情報
の所望の位置を指定できるので互いの意思疎通が容易に
なる。
【0014】また、第2の発明によれば、一つの画像情
報をもとに説明、質疑応答をしている間に他の画像を伝
送しているから、説明、質疑応答間に画像伝送が進み、
説明をしようとしたとき画像情報が未伝送であることが
少なくすることができる。
【0015】さらに、第3の発明によればフォルダ単位
で画像情報を伝送しているときサムネイル表示によって
未伝送画像は表示されないので、聞き手側には未伝送で
ある画像情報を説明資料として使用してしまうことがな
い。
【0016】さらにまた、第4、第5の発明によれば、
会議開始から終了まで、開始時刻をフォルダ名としたフ
ォルダに会議で使用した画像情報のうち記録に残したく
ない画像情報を除いて画像情報を保存できるのでそのま
ま秘匿性に優れた議事録として使用できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図を用いて本発明の実施の形
態を詳しく説明する。図1は本発明の一実施の形態であ
る電子会議システムの構成図である。図1において、ネ
ットワーク回線5には、伝送制御ユニット111、11
2が接続されている。そして、伝送制御ユニット111
には画像情報伝送装置1が、伝送制御ユニット112に
は画像情報伝送装置2が接続されている。本システムで
は、ネットワーク回線5を介して2つの画像情報伝送装
置が接続されているが、2つ以上であれば、いくつ接続
しても良いことは勿論である。それぞれの画像情報伝送
装置は地理的に離れた場所に設置される。
【0018】図2は画像情報伝送装置1の構成図であ
る。画像情報伝送装置2も同じ構成をもつ。図2におい
て、情報処理装置11は伝送制御ユニット1と接続され
ており、画像情報伝送装置2から伝送制御ユニット11
2を介して音声および画像情報の送受信を制御する。情
報処理装置11には情報処理装置11からの画像を表示
する表示装置12、キー入力装置であるキーボード1
3、所要の情報を記憶するハードディスクでなる記憶装
置14、画像情報の1つの入力装置であるメモリカード
(図示せず。)の駆動装置であるメモリカードドライブ
15、ポインタデータの入力装置であるマウス16、会
議における音声情報の入出力装置であるマイク付きスピ
ーカ26が接続されている。情報処理装置11はこれら
の入出力制御、サムネイル表示、ヒストリデータの作成
を行う。
【0019】また、印刷物等の情報をそのまま読み取り
アナログ画像データとして出力するもう1つの画像情報
の入力装置である書画カメラ21、情報処理装置11の
出力画像を拡大投影するプロジェクタ22がインターフ
ェース装置24を介して接続されている。インタフェー
ス装置24は書画カメラ21からのアナログ画像データ
をA/D変換し、所定の圧縮を行い、イーサネット(登
録商標)等の通信回線に乗せられるようにデータ処理し
て情報処理装置11に送信するとともに情報処理装置1
1からの出力画像を何の処理もせずそのままスルーさせ
てプロジェクタ22へ接続する。
【0020】ここで書画カメラ21は画像を精細に読み
込み可能なように、少なくともXGA(eXtende
d Graphics Array)の画像サイズの画
像を取扱い可能なものとする。また、記憶装置14は電
子会議に必要なファイルを格納するフォルダとして、少
なくとも送信用のファイルを格納する送信用ファイルフ
ォルダ、受信用のファイルを格納する受信用ファイルフ
ォルダ、会議に使った画像情報を履歴ファイルとして格
納するヒストリファイルフォルダからなる。また、マウ
ス16の位置情報を互いにやり取りするために、「送信
長、コマンド、X座標、Y座標」からなるマウスポイン
タ位置送信コマンドが用いられる。このコマンドは10
0msに一回の割合で送信される。
【0021】このような電子会議システムでは、図示し
ないメモリカードをメモリカードドライブ15に挿入
し、予めメモリカードに格納された画像情報を情報処理
装置11で読み取り、キーボード13やマウス16で所
定の画像情報を選択して記憶装置14の送信用ファイル
フォルダに格納する。その後この格納情報を伝送制御ユ
ニット111を介して他の画像情報伝送装置に送信し
て、その画像情報を互いの表示装置12に表示させ、あ
るいはプロジェクタ22で拡大表示させ、マイク付きス
ピーカ26を使用して表示内容の説明、質疑応答を行
う。
【0022】このとき画像情報だけでなく互いのマウス
16の位置情報も送受信し、それぞれ相手の表示装置1
2に表示させる。このようにしたのは質疑応答時に表示
内容のどの点についてかポインタ情報として使用し、お
互いの意思疎通を円滑にするためである。画像情報は画
像情報用のポートを使用して伝送し、音声は音声用ポー
トを使用して伝送する。従って音声による質疑応答など
の会話をしながら、画像を伝送することが可能である。
【0023】次に、このような電子会議システムの動作
について説明する。今、画像情報伝送装置1、2が地理
的に離れた地点に設置されており、この電子会議システ
ムを用いて画像伝送装置1側から画像伝送装置2側へ画
像情報を伝送し、それに基づいて画像伝送装置1側から
説明し、説明内容について質疑応答する場合を考える。
以下説明の便宜上画像情報伝送装置1側を話し手側、画
像情報伝送装置2側を聞き手側と呼ぶこととする。また
ここでは、ある装置Aの保守について10ページからな
る保守説明書と5ページからなる回路図と必要に応じて
使われる3枚からなるタイミングチャート図からなる資
料を用いて説明と質疑応答を行う会議を想定する。
【0024】資料の準備と情報処理装置11への登録に
ついて説明する。保守説明書と回路図は予め話し手側で
書画カメラ21や情報処理装置11または図示しない他
の情報処理装置で電子的に作成し、図示しないメモリカ
ードに記憶させておく。このとき保守説明書、回路図と
も1ページごとにファイル名(例えば、保守説明書00
1、保守説明書002…保守説明書010、回路図00
1…回路図005のようにである。)が付与されてお
り、それらのファイルが保守説明書というフォルダ、回
路図というフォルダに記憶されている。
【0025】話し手はこのメモリカードを情報処理装置
11のメモリカードドライブ15に挿入してキーボード
13、マウス16を使用してメモリカードから保守説明
書と回路図を読み出し、送信用ファイルフォルダに送信
用資料として保存する。フォルダの構成は装置Aのフォ
ルダの中に保守説明書と回路図の2つのフォルダがある
構成をとる。そして保守説明書のフォルダの中には10
個の保守説明書のファイルが、回路図のフォルダの中に
は5個の回路図のファイルが保存される。こうして資料
の送信の準備が終了する。
【0026】次に、この送信用資料の送信について説明
する。まず、話し手側からダイヤルアップネットワーク
で聞き手側を呼び出し、接続する。接続が完了した後、
話し手側は情報処理装置11の記憶装置14の送信用フ
ァイルフォルダに保存してあるすべての資料である保守
説明書および回路図を別途設けた転送ボタンをマウス1
6でクリックすることにより聞き手側に転送する。聞き
手側の画像情報伝送装置2はその構成要素である情報処
理装置11の記憶装置14の受信用ファイルフォルダに
転送されてきた保守説明書と回路図を話し手側と同じフ
ォルダ構成で保存する。こうして所要データの転送する
ことが終了する。
【0027】次に会議について説明する。話し手側がキ
ーボード13の会議開始キーに割り当てられたファンク
ションキーを押下することにより、「送信長、コマン
ド、種別、開始年月日時分」からなる会議開始コマンド
が聞き手側に送信される。このとき、話し手側情報処理
装置11は記憶装置14のヒストリフォルダにこの開始
年月日時分をフォルダ名としたヒストリフォルダを作成
する。同様に聞き手側はこのコマンドを受けて自分側の
情報処理装置11の記憶装置14のヒストリフォルダに
開始年月日時分をフォルダ名としたヒストリフォルダを
作成する。こうして会議が始まる。会議が開始されると
ヒストリデータの収集が開始される。
【0028】前述のようにして所要の保守説明書および
回路図を聞き手側に送信した後あるいは送信中に、話し
手側が説明するのに使用する画像情報を話し手側および
聞き手側の表示装置12、12に表示させる。これは、
次のように操作して実現する。話し手側の情報処理装置
11の表示装置12に表示されるコンテキストメニュー
として作成されているメニューの中の送信用資料オープ
ンをマウス16で選択すると資料ファイル説明モードに
切り替わる。ここで送信データ選択ダイアログが表示さ
れるようになっているので説明対象とする送信データを
選択してマウス16でOKボタンをクリックする。
【0029】このことにより選択した送信データの送信
済みの画像情報のサムネイルが表示され、この画像情報
の中から所望の画像情報をクリックするとサムネイル表
示ウィンドウを閉じ、その画像情報を表示し、同時にク
リックして指定された画像情報の識別子(例えば、ファ
イル名である。)を聞き手側に送信する。聞き手側は情
報処理装置11がこの識別子を受けて該当する画像情報
を記憶装置14の受信用フォルダの中から抽出して表示
装置12に表示する。こうして話し手側と聞き手側とで
同じ画像が瞬時にそれぞれの表示装置12、12に表示
される。これと同時に話し手側および聞き手側双方の情
報処理装置11、11の記憶装置14、14のヒストリ
フォルダに開始年月日時分をフォルダ名とするヒストリ
データとして、この画像情報とそのファイル名(例え
ば、保存フォルダ名である開始年月日時分に連続番号を
付与したものなどである。)を保存する。こうして、説
明するために必要な画像情報を送信するたびに双方のヒ
ストリフォルダにこの画像情報がファイル名とともに保
存される。
【0030】前述したように話し手側、聞き手側両方と
も自分の情報処理装置11、11のマウス16、16の
位置をマウスポインタ位置情報として相手側に送信して
いる。前述のようにして話し手側、聞き手側に同じ画像
情報を表示させて話し手側から説明を開始しても、説明
している部分を指示しないで説明していると聞き手側に
とって何を説明しているのか直ぐには判断できないこと
が多く、判断できた時はその前に説明していた所が良く
分からないうちに説明が進んでいってしまうことがよく
ある。
【0031】そこで、実際画像情報のどの部分を説明し
ているのか分かり易くするために話し手は情報処理装置
11のマウス16を使って所定の位置をマウス16でな
ぞることにより注目点を際立たせる。このマウスポイン
タの位置情報は前述のように約100ms単位で聞き手
側情報処理装置11に送信され、位置情報に基づいて、
聞き手側の情報処理装置11の表示装置12の該当位置
に表示される。こうして話し手がマウス16で指定した
位置が聞き手側にも伝わり、現在の説明箇所、注目点が
伝わる。一方聞き手側のマウスポインタ位置情報も話し
手側に送信できるようにしてあるので聞き手側からも位
置を指定できるので話し手側、聞き手側お互いの意思疎
通に便利となる。そのため互いの表示装置12、12に
は相手側のマウスポインタが必要でない限り表示されて
いる。ここで自系のマウスと他系のマウスを区別するた
めに他系のマウスの色を選択できるようにしてある。
【0032】最初の説明画像情報を互いの表示装置1
2、12に表示させた後話し手は説明を開始する。この
とき必要によりマウス16を用いて注目点を指定する。
聞き手側も確認等のため必要に応じてマウス16を用い
て指定をすることができる。
【0033】こうして説明を進めているとき未伝送の資
料がある場合はバックグラウンドで未伝送資料を送信し
ている。前述したように、画像用ポートと音声用ポート
を別に指定してあるからである。1枚目の画像情報の説
明が終了すると別の画像を選択してその識別子を聞き手
側に送信してその画像情報を聞き手側の表示装置12へ
表示させる。この画像の指定方法には前の画像、次の画
像、サムネイル表示からの選択、ヒストリ表示からの選
択がある。サムネイル表示では送信済みの画像しか表示
できないようにして、聞き手側がまだ受信していない画
像の表示要求を出力しないようにしている。こうするこ
とによってプレゼンテーションをスムーズに行うことが
できるようにするためである。
【0034】前述のように説明を続けていく中でタイミ
ングチャート図を示して回路の動作を説明する必要が出
てくる場合がある。このときタイミングチャート図を書
画カメラ21の所定位置に置き、キーボード13の読込
開始キーに割り当てられたファンクションキーを押下
し、このタイミングチャートの画像情報を情報処理装置
11に取り込む。このとき話し手は表示装置12に表示
されるタイミングチャート図の撮像状態を確認しながら
所定の取り込み状態となった時、キーボード13の送信
キーに割り当てられたファンクションキーを押下し、聞
き手側にこのタイミングチャート図を送信する。このと
き送信済みの画像情報の場合と同様に話し手側と聞き手
側のヒストリフォルダのこの会議の開始年月日時分フォ
ルダに開始年月日時分に連続番号を付与したファイル名
でこのタイミング画像情報が保存される。
【0035】なお、このときヒストリフォルダに記録と
して残したくない画像情報の伝送の場合は、キーボード
13の秘密扱いキーに割り当てられているファンクショ
ンキーと送信キーに割り当てられたファンクションキー
を同時に押下する。こうすることによって話し手側、聞
き手側双方のヒストリフォルダにこのときの画像情報は
保存されない。
【0036】以上説明したような流れで話し手の説明が
進み会議が終了の時間を迎える。このとき話し手側がキ
ーボード13の会議終了キーに割り当てられたファンク
ションキーを押下することによって「送信長、コマン
ド」からなる会議終了コマンドが聞き手側の情報処理装
置11に送信され会議が終了する。このとき話し手側、
聞き手側双方のヒストリフォルダへのヒストリデータの
保存を終了させる。こうして作成が終了したヒストリデ
ータはそのまま議事録データとして使用することができ
る。
【0037】また、互いの情報処理装置11、11はそ
れぞれのメモリカードドライブ15、15にメモリカー
ドを挿入してこの議事録データをメモリカードに保存さ
せることができる。また、メモリカードに議事録データ
を保存した後は、互いの記憶装置14、14に保存され
ている送信用データ、受信用データ、およびヒストリデ
ータを削除するようにする。所定の保存行為後、不要な
データを残さないためである。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、話し手側のポ
インタデータのみならず、聞き手側のポインタデータを
それぞれの表示装置に表示するようにしたから、話し
手、聞き手双方が自分のポインタデータ入力装置を使用
して画像情報の所望の位置を指定できるので互いの意思
疎通が容易な電子会議システムを提供できる。
【0039】また、請求項2の発明によれば、一つの画
像情報をもとに説明、質疑応答をしている間に他の画像
を伝送しているから、説明、質疑応答間に画像伝送が進
み、説明をしようとしたとき画像情報が未伝送であるこ
とが少なくすることができるので、スムーズな説明、質
疑応答が可能な電子会議システムを提供できる。
【0040】さらに、請求項3の発明によればフォルダ
単位で画像情報を伝送しているときサムネイル表示によ
って未伝送画像は表示されないので、聞き手側にない画
像情報を説明資料として使用してしまうことがないの
で、不用意に未伝送の画像情報を選択してしまうことが
ないので適切な画像情報の提示ができる電子会議システ
ムを提供できる。
【0041】さらにまた、請求項4および請求項5の発
明によれば、会議開始から終了まで、開始時刻をフォル
ダ名としたフォルダに会議で使用した画像情報のうち記
録に残したくない画像情報を除いて画像情報を保存でき
るのでそのまま秘匿性に優れた議事録として使用できる
電子会議システムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の1実施の形態を示す電子会議シ
ステムの構成図である。
【図2】図1の画像情報伝送装置の構成図である。
【符号の説明】
1、2 画像情報伝送装置 5 ネットワーク 11 情報処理装置 12 表示装置 13 キーボード 14 記憶装置 15 メモリカードドライブ 16 マウス 21 書画カメラ 22 プロジェクタ 24 インタフェース装置 26マイク付きスピーカ 111、112 伝送制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 均 東京都港区西新橋三丁目20番1号 日本ア ビオニクス株式会社内 Fターム(参考) 5C064 AA02 AC04 AC06 AC12 AC16 AC18 AD08 5K015 AB01 JA01 JA10 JA11 5K101 KK04 KK07 LL05 NN06 NN18 TT06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの画像情報伝送装置がネ
    ットワーク接続された電子会議システムであって、 前記画像情報伝送装置はポインタデータを入力する入力
    装置と、画像を表示可能な表示装置と、この入力装置か
    らのポインタデータの入力を行い、この表示装置の画面
    内の座標に変換し、そのポインタデータをこの表示装置
    に表示するとともに前記ネットワークを介して他の前記
    画像情報伝送装置に伝送し、この他の画像情報伝送装置
    から伝送されるポインタデータをその座標に合わせて自
    己の表示装置に表示する情報処理装置とからなることを
    特徴とする電子会議システム。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つの画像情報伝送装置がネ
    ットワーク接続された電子会議システムであって、 前記画像情報伝送装置は音声情報を入力する入力装置
    と、画像情報を入力する入力装置と、これらの音声、画
    像情報を入力し前記ネットワークを介して他の画像情報
    伝送装置に伝送する伝送手段を有する情報処理装置とか
    らなり、前記ネットワークの音声情報を伝送する音声ポ
    ートと画像情報を伝送する画像ポートを使用して、すで
    に伝送済みの画像情報の説明、質疑応答をしている間に
    この画像ポートを使用して未伝送の画像情報を伝送する
    ことを特徴とする電子会議システム。
  3. 【請求項3】 少なくとも2つの画像情報伝送装置がネ
    ットワーク接続された電子会議システムであって、 前記画像情報伝送装置は画像情報を入力する入力装置
    と、画像を表示可能な表示装置と、この入力装置から画
    像情報を入力し、前記ネットワークを介して他の画像情
    報伝送装置に伝送する伝送手段とサムネイル表示手段と
    を有する情報処理装置とからなり、 フォルダ単位で画像情報を伝送しているとき、送信側の
    情報処理装置のサムネイル表示手段によって、このフォ
    ルダ単位の画像情報を前記表示装置にサムネイル表示さ
    せたとき伝送済みの画像情報のみが表示されることを特
    徴とする電子会議システム。
  4. 【請求項4】 少なくとも2つの画像情報伝送装置がネ
    ットワーク接続された電子会議システムであって、 前記画像情報伝送装置は所要の情報を記憶する記憶装置
    と、この記憶装置にヒストリ情報作成手段を有する情報
    処理装置とからなり、 会議開始によってこの記憶装置にヒストリフォルダを作
    成し、会議中に使用された画像情報をこのヒストリフォ
    ルダに保存し、会議終了によってこの保存を停止するこ
    とを特徴とする電子会議システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像情報の保存におい
    て、 送信側から秘密扱いの指示がなされた画像情報は送信
    側、受信側ともにヒストリフォルダに保存しないことを
    特徴とする請求項4記載の電子会議システム。
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