JP2003259006A - サービス管理装置及びサービス管理装置における異常情報出力方法 - Google Patents

サービス管理装置及びサービス管理装置における異常情報出力方法

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JP2003259006A JP2002054435A JP2002054435A JP2003259006A JP 2003259006 A JP2003259006 A JP 2003259006A JP 2002054435 A JP2002054435 A JP 2002054435A JP 2002054435 A JP2002054435 A JP 2002054435A JP 2003259006 A JP2003259006 A JP 2003259006A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速かつ的確に異常に対処することを支援で
きるサービス管理装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係るサービス管理装置10は、
携帯電話60と通信可能に接続されると共に内部に格納
されたサービスを携帯電話60に提供する複数のサービ
ス制御装置50、を管理するサービス管理装置10であ
って、サービス制御装置50において所定のサービスが
提供不能となったときにサービス制御装置50から送信
される、その提供不能となったサービスに関する提供不
能サービス情報を受信すると、サービス制御装置50と
携帯電話60とを関連付けて格納した電話番号帯DB2
1を参照して送信元のサービス制御装置50がサービス
を提供する対象の携帯電話60を抽出し、抽出された携
帯電話60から提供不能となったサービスを受けること
となっている携帯電話60を抽出して、抽出された携帯
電話60の情報を異常情報として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動端末にサービ
スを提供する複数のサービス制御装置を管理するサービ
ス管理装置及びサービス管理装置における異常情報出力
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動端末からIP系サービスの利
用が急増しており、このような潮流に対応して早いスピ
ードでサービスの提供を行うことができるシステムが構
築されている。このようなシステムにおいては、発生し
た異常に迅速に対応することも早いスピードでサービス
を提供することと同様に重要である。
【0003】従来のシステムにおける異常情報は、シス
テム開発者がシステム開発時に設定する場合が多く、異
常状態の深刻さを示すランクは異常発生時にサービスへ
の影響度を予測して設定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、システ
ム開発時に設定されたランクは必ずしも正確ではなく、
また、同時に同一ランクの異常が複数発生した場合は、
対処する順番が明確ではなかった。このため、システム
の異常に迅速かつ的確に対処することができなかった。
【0005】そこで、本発明は上記課題を解決し、迅速
かつ的確に異常に対処することを支援できるサービス管
理装置及びサービス管理装置における異常情報出力方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るサービス管
理装置は、移動端末と通信可能に接続されると共に内部
に格納されたサービスを移動端末に提供する複数のサー
ビス制御装置、を管理するサービス管理装置であって、
サービス制御装置がサービスを提供する対象の移動端末
をサービス制御装置に関連付けて格納したサービス提供
対象端末情報格納手段と、それぞれの移動端末が受ける
ことができるサービスを移動端末に関連付けて格納した
移動端末属性格納手段と、サービス制御装置において所
定のサービスが提供不能となったときにサービス制御装
置から送信される、その提供不能となったサービスに関
する提供不能サービス情報を受信する提供不能サービス
情報受信手段と、提供不能サービス情報受信手段によっ
て提供不能サービス情報を受信した場合に、提供不能サ
ービス情報の送信元のサービス制御装置に関連付けられ
た移動端末をサービス提供対象端末情報格納手段から抽
出し、抽出された移動端末から、提供不能サービス情報
によって特定されるサービスに関連付けられた移動端末
をサービス利用不能端末として、移動端末属性格納手段
を参照して抽出するサービス利用不能端末抽出手段と、
サービス利用不能端末抽出手段によって抽出されたサー
ビス利用不能端末に関する情報を異常情報として出力す
る異常情報出力手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】このようにそれぞれのサービス制御装置に
よるサービスの提供対象となる移動端末についての情報
を格納したサービス提供対象端末格納手段と、それぞれ
の移動端末が受けることができるサービスに関する情報
を格納した移動端末属性格納手段を有していることによ
り、サービス制御装置からサービスが提供不能になった
ことの情報を受信した場合には、当該サービス制御装置
によってサービスの提供を受ける対象となる移動端末を
抽出でき、さらに、その移動端末の中から提供不能とな
ったサービスの影響を受ける移動端末を抽出することが
できる。そして、この情報を異常情報として異常情報出
力手段によって出力することにより、出力された異常情
報に基づいて、サービスに大きい影響を与えているのは
どのサービス制御装置の異常かを判定することができる
ので、迅速かつ的確に異常状態の復旧を行うことができ
る。
【0008】上記サービス管理装置は、サービス制御装
置によって提供されるサービスを構成する構成要素に関
する情報を格納するサービス構成情報格納手段をさらに
備え、提供不能サービス情報受信手段は、サービス制御
装置において故障した構成要素の情報を提供不能サービ
ス情報として受信し、サービス利用不能端末抽出手段
は、提供不能サービス情報受信手段によって受信した故
障した構成要素の情報に基づいて、サービス構成情報格
納手段を参照して提供不能となったサービスを特定し、
特定された提供不能のサービスに基づいてサービス利用
不能端末を抽出する、ことを特徴としても良い。
【0009】このようにサービスを構成する構成要素に
関する情報を格納したサービス構成情報格納手段を備え
ることにより、故障した構成要素の情報を提供不能サー
ビス情報として受信したときに、サービス構成情報格納
手段を参照することで故障した構成要素を含むサービス
を特定することができる。これにより、サービスが提供
不能となった原因の構成要素の情報を受信した場合に、
その構成要素の故障の影響によって提供できなくなるサ
ービスを容易に特定できると共に、故障した構成要素の
情報を受信することによって、サービス制御装置の復旧
をスムーズに行うことができる。
【0010】上記サービス管理装置は、提供不能サービ
ス情報受信手段によって提供不能サービス情報を受信し
た場合に、受信した提供不能サービス情報によって特定
されるサービスに関連付けられた移動端末を移動端末属
性格納手段から抽出し、その総数をサービス利用端末数
として求めるサービス利用端末数算出手段と、サービス
利用不能端末抽出手段によって抽出されたサービス利用
不能端末の数とサービス利用端末数算出手段によって算
出されたサービス利用端末数との割合を算出するサービ
ス利用不能割合算出手段と、をさらに備え、異常情報出
力手段は、サービス利用不能割合算出手段によって算出
された割合を異常情報として出力する、ことを特徴とし
ても良い。
【0011】このようにサービス利用端末数算出手段に
よって、あるサービス制御装置から送信された提供不能
サービス情報によって特定されるサービスの提供を受け
ることができる移動端末の総数を算出し、サービス利用
不能割合算出手段が前述のサービス利用不能端末が全体
のサービス利用端末数に占める割合を算出することで、
サービス制御装置の異常状態が与える影響を全体に対す
る割合で示すことができる。
【0012】上記サービス管理装置は、サービス利用不
能端末抽出手段によって抽出されたサービス利用不能端
末の情報に基づいて、サービス提供不能情報を送信した
複数のサービス制御装置の異常への対応の優先順位を決
定する優先順位決定手段をさらに備え、異常情報出力手
段は、優先順位決定手段によって決定された優先順位を
異常情報として出力する、ことを特徴としても良い。
【0013】このように対応すべきサービス制御装置の
優先順位を、サービス利用不能端末の情報に基づいて決
定することにより、影響の大きいサービス制御装置の異
常から対応することができる。
【0014】また、本発明に係るサービス管理装置は、
移動端末と通信可能に接続されると共に内部に格納され
たサービスを移動端末に提供する複数のサービス制御装
置、を管理するサービス管理装置であって、移動端末が
サービス制御装置によってサービスの提供を受けた履歴
を格納する履歴格納手段と、サービス制御装置において
所定のサービスが提供不能となったときにサービス制御
装置から送信される、当該提供不能のサービスに関する
提供不能サービス情報を受信する提供不能サービス情報
受信手段と、提供不能サービス情報受信手段によって提
供不能サービス情報を受信した場合に、提供不能サービ
ス情報によって特定されるサービスが提供不能となった
ときにサービスの提供が中断された移動端末をサービス
中断端末として、履歴格納手段に格納された履歴に基づ
いて抽出するサービス中断端末抽出手段と、サービス中
断端末抽出手段によって抽出されたサービス中断端末に
関する情報を異常情報として出力する異常情報出力手段
と、を備えることを特徴とする。
【0015】このようにサービス制御装置によって移動
端末がサービスの提供を受けた履歴を格納する履歴格納
手段を有することにより、サービス制御装置から提供不
能サービス情報が送信された場合に、そのサービスの提
供中にサービスが中断された移動端末を履歴格納手段に
格納された履歴に基づいて抽出することができる。そし
て、異常情報出力手段は、サービスが中断された移動端
末の情報を出力することにより、出力された異常情報に
基づいて、サービスに大きい影響を与えたのはどのサー
ビス制御装置の異常かを判定することができるので、迅
速かつ的確に異常状態の復旧を行うことができる。
【0016】また、本発明に係るサービス管理装置は、
移動端末と通信可能に接続されると共に内部に格納され
たサービスを移動端末に提供する複数のサービス制御装
置、を管理するサービス管理装置であって、サービス制
御装置がサービスを提供する対象の移動端末をサービス
制御装置に関連付けて格納したサービス提供対象端末情
報格納手段と、それぞれの移動端末が受けることができ
るサービスを移動端末に関連付けて格納した移動端末属
性格納手段と、移動端末がサービス制御装置によってサ
ービスの提供を受けた履歴を格納する履歴格納手段と、
サービス制御装置において所定のサービスが提供不能と
なったときにサービス制御装置から送信される、その提
供不能となったサービスに関する提供不能サービス情報
を受信する提供不能サービス情報受信手段と、提供不能
サービス情報受信手段によって提供不能サービス情報を
受信した場合に、提供不能サービス情報の送信元のサー
ビス制御装置に関連付けられた移動端末をサービス提供
対象端末情報格納手段から抽出し、抽出された移動端末
から、提供不能サービス情報によって特定されるサービ
スに関連付けられた移動端末をサービス利用不能端末と
して、移動端末属性格納手段を参照して抽出するサービ
ス利用不能端末抽出手段と、サービス利用不能端末抽出
手段によってサービス利用不能端末として抽出された移
動端末のうち、提供不能サービス情報によって特定され
るサービスが提供不能となったときにサービスの提供が
中断された移動端末をサービス中断端末として、履歴格
納手段に格納された履歴に基づいて抽出するサービス中
断端末抽出手段と、サービス中断端末抽出手段によって
抽出されたサービス中断端末に関する情報を異常情報と
して出力する異常情報出力手段と、を備えることを特徴
とする。
【0017】このように履歴を格納した履歴格納手段の
ほかに、それぞれのサービス制御装置によるサービスの
提供対象となる移動端末についての情報を格納したサー
ビス提供対象端末格納手段と、それぞれの移動端末が受
けることができるサービスに関する情報を格納した移動
端末属性格納手段を有していることにより、サービス制
御装置からサービスが提供不能になったことの情報を受
信した場合に、まず、当該サービス制御装置によってサ
ービスの提供を受ける対象の移動端末を抽出でき、さら
に、その移動端末の中から提供不能となったサービスの
影響を受けるサービスを抽出し、その後に履歴格納手段
を参照してサービスの提供中にサービスが中断された移
動端末を履歴格納手段に格納された履歴に基づいて抽出
することができる。このような順序で移動端末の範囲を
絞り込んでいくことによって、サービスが中断された移
動端末を効率良く抽出することができる。そして、この
情報を異常情報として異常情報出力手段によって出力す
ることにより、出力された異常情報に基づいて、サービ
スに大きい影響を与えたのはどのサービス制御装置の異
常かを判定することができるので、迅速かつ的確に異常
状態の復旧を行うことができる。
【0018】上記サービス管理装置は、サービス制御装
置によって提供されるサービスを構成する構成要素に関
する情報を格納するサービス構成情報格納手段をさらに
備え、提供不能サービス情報受信手段は、サービス制御
装置において故障した構成要素の情報を提供不能サービ
ス情報として受信し、サービス中断端末抽出手段は、提
供不能サービス情報受信手段によって受信した故障した
構成要素の情報に基づいて、サービス構成情報格納手段
を参照して提供不能となったサービスを特定し、特定さ
れた提供不能のサービスに基づいてサービス中断端末を
抽出する、ことを特徴としても良い。
【0019】このようにサービスを構成する構成要素に
関する情報を格納したサービス構成情報格納手段を備え
ることにより、故障した構成要素の情報を提供不能サー
ビス情報として受信したときに、サービス構成情報格納
手段を参照することで故障した構成要素を含むサービス
を特定することができる。これにより、サービスが提供
不能となった原因の構成要素の情報を受信した場合に、
その構成要素の故障の影響によって提供できなくなるサ
ービスを容易に特定できると共に、故障した構成要素の
情報を受信することによって、サービス制御装置の復旧
をスムーズに行うことができる。
【0020】上記サービス管理装置は、所定時間帯にお
けるサービスごとのアクセス情報を格納したサービスト
ラフィック格納手段と、提供不能サービス情報受信手段
によって提供不能サービス情報を受信した場合に、その
サービスが提供不能となった時間帯にそのサービスと同
じサービスの提供を正常に受けることができた移動端末
の数を正常終了端末数として、サービストラフィック格
納手段に格納されたアクセス情報に基づいて算出する正
常終了端末数算出手段と、サービス中断端末抽出手段に
よって抽出されたサービス中断端末の数と正常終了端末
数算出手段によって算出された正常終了端末数との割合
を算出するサービス中断割合算出手段と、をさらに備
え、異常情報出力手段は、サービス中断割合算出手段に
よって算出された割合を異常情報として出力する、こと
を特徴としても良い。
【0021】このように、例えば1分刻み等の所定の時
間帯におけるサービスごとのアクセス情報を格納するサ
ービストラフィック格納手段を有することにより、ある
サービスが提供不能となった時間帯において正常にその
サービスの提供を受けることができた正常完了端末数を
正常完了端末数算出手段によって算出することができ
る。そして、サービス中断割合算出手段によって、前述
のサービス中断端末が全体の正常完了端末数に占める割
合を算出することで、サービス制御装置の異常状態が与
えた影響を全体に対する割合で示すことができる。
【0022】上記サービス管理装置は、サービス中断端
末抽出手段によって抽出されたサービス中断端末の情報
に基づいて、サービス提供不能情報を送信したサービス
制御装置の異常への対応の優先順位を決定する優先順位
決定手段をさらに備え、異常情報出力手段は、優先順位
決定手段によって決定された優先順位を異常情報として
出力する、ことを特徴としても良い。
【0023】このように対応すべきサービス制御装置の
優先順位を、サービス中断端末の情報に基づいて決定す
ることにより、影響の大きいサービス制御装置の異常状
態から対応することができる。
【0024】上記サービス管理装置において、異常情報
出力手段は、提供不能サービス情報受信手段によって提
供不能サービス情報を受信した時刻からの経過時間につ
いての情報を異常情報として出力することを特徴として
も良い。
【0025】このように提供不能サービス情報の受信時
刻からの経過時間を異常情報として出力することによっ
て、異常に対する対処の優先性を決定する上での目安を
して用いることができる。
【0026】上記サービス管理装置は、提供不能サービ
ス情報受信手段によって受信した提供不能サービス情報
に基づいて更新される、それぞれのサービス制御装置に
おけるサービスの提供状態を格納したサービス提供状態
格納手段と、移動端末を特定する情報が入力されると、
サービス提供対象端末格納手段を参照して、その移動端
末にサービスを提供するサービス制御装置を特定し、特
定されたサービス制御装置のサービス提供状態をサービ
ス提供状態格納手段から抽出すると共に、その移動端末
に関連付けられたサービスを移動端末属性格納手段から
抽出し、サービス制御装置のサービス提供状態と比較し
て、移動端末が受けるサービスの提供状態を判定するサ
ービス提供可否判定手段と、サービス提供可否判定手段
によって判定されたサービス提供可否の情報を出力する
サービス提供可否情報出力手段と、をさらに備えること
を特徴としても良い。
【0027】このようにそれぞれのサービス制御装置に
おけるサービスの提供状態を格納するサービス提供状態
格納手段に備えることにより、それぞれのサービス制御
装置におけるサービスの稼動状態を把握できる。そし
て、移動端末を特定する情報からその移動端末が受ける
ことができるサービスを抽出し、抽出されたサービスの
提供状態をサービス提供状態格納手段から抽出すること
により、移動端末のユーザから問合せがあった場合に
は、そのユーザの移動端末を特定する情報を入力すれ
ば、サービスの提供状態を判定して出力することがで
き、問合せに迅速に対応することができる。
【0028】本発明に係る異常情報出力方法は、移動端
末と通信可能に接続されると共に内部に格納されたサー
ビスを移動端末に提供する複数のサービス制御装置、を
管理するサービス管理装置における異常情報の出力方法
であって、サービス制御装置がサービスを提供する対象
の移動端末をサービス制御装置に関連付けてサービス提
供対象端末情報格納手段にあらかじめ格納し、それぞれ
の移動端末が受けることができるサービスを移動端末に
関連付けて移動端末属性格納手段にあらかじめ格納して
おき、サービス制御装置において所定のサービスが提供
不能となったときに、その提供不能となったサービスに
関する提供不能サービス情報を、サービス制御装置から
サービス管理装置に送信する提供不能サービス情報送信
ステップと、提供不能サービス情報送信ステップにおい
て提供不能サービス情報を送信したサービス制御装置に
関連付けられた移動端末をサービス提供対象端末情報格
納手段から抽出し、抽出された移動端末から、提供不能
サービス情報によって特定されるサービスに関連付けら
れた移動端末をサービス利用不能端末として、移動端末
属性格納手段を参照して抽出するサービス利用不能端末
抽出ステップと、サービス利用不能端末抽出ステップに
おいて抽出されたサービス利用不能端末に関する情報を
異常情報として出力する異常情報出力ステップと、を備
えることを特徴とする。
【0029】このようにそれぞれのサービス制御装置に
よるサービスの提供対象となる移動端末についての情報
をサービス提供対象端末格納手段に格納し、それぞれの
移動端末が受けることができるサービスに関する情報を
移動端末属性格納手段に格納しておき、提供不能サービ
ス情報送信ステップにおいてサービスが提供不能になっ
たことの情報がサービス制御装置からサービス管理装置
に送信された場合には、当該サービス制御装置によって
サービスの提供を受ける対象となる移動端末を抽出し、
さらに、その移動端末の中から提供不能となったサービ
スの影響を受ける移動端末を抽出する。そして、この情
報を異常情報として異常情報出力ステップにおいて出力
することにより、出力された異常情報に基づいて、サー
ビスに大きい影響を与えるのはどのサービス制御装置の
異常かを判定することができるので、迅速かつ的確に異
常状態の復旧を行うことができる。
【0030】上記異常情報出力方法では、サービス制御
装置によって提供されるサービスを構成する構成要素に
関する情報をあらかじめサービス構成情報格納手段に格
納しておき、提供不能サービス情報送信ステップでは、
サービス制御装置において故障した構成要素の情報を提
供不能サービス情報としてサービス管理装置に送信し、
サービス利用不能端末抽出ステップでは、提供不能サー
ビス情報ステップにおいて送信された故障した構成要素
の情報に基づいて、サービス構成情報格納手段を参照し
て提供不能となったサービスを特定し、特定された提供
不能のサービスに基づいてサービス利用不能端末を抽出
する、ことを特徴としても良い。
【0031】このようにサービスを構成する構成要素に
関する情報をサービス構成情報格納手段に格納してお
き、故障した構成要素の情報が提供不能サービス情報と
して送信されたときに、サービス構成情報格納手段を参
照することで故障した構成要素を含むサービスを特定す
ることができる。これにより、サービスが提供不能とな
った原因の構成要素の情報を受信した場合に、その構成
要素の故障の影響によって提供できなくなるサービスを
容易に特定できると共に、故障した構成要素の情報を受
信することによって、サービス制御装置の復旧をスムー
ズに行うことができる。
【0032】上記異常情報出力方法は、提供不能サービ
ス情報送信ステップにおいて送信された提供不能サービ
ス情報によって特定されるサービスに関連付けられた移
動端末を移動端末属性格納手段から抽出し、その総数を
サービス利用端末数として求めるサービス利用端末数算
出ステップと、サービス利用不能端末抽出ステップにお
いて抽出されたサービス利用不能端末の数とサービス利
用端末数算出ステップにおいて算出されたサービス利用
端末数との割合を算出するサービス利用不能割合算出ス
テップと、をさらに備え、異常情報出力ステップは、サ
ービス利用不能割合算出ステップにおいて算出された割
合を異常情報として出力する、ことを特徴としても良
い。
【0033】このようにサービス利用端末数算出ステッ
プにおいて提供不能サービス情報によって特定されるサ
ービスと同じサービスの提供を受けることができる移動
端末数を算出し、サービス利用不能割合算出ステップで
前述のサービス利用不能端末が全体のサービス利用端末
数に占める割合を算出することで、サービス制御装置の
異常状態が与えた影響を全体に対する割合で示すことが
できる。
【0034】上記異常情報出力方法は、サービス利用不
能端末抽出ステップにおいて抽出されたサービス利用不
能端末の情報に基づいて、サービス提供不能情報を送信
した複数のサービス制御装置の異常への対応の優先順位
を決定する優先順位決定ステップをさらに備え、異常情
報出力ステップでは、優先順位決定ステップにおいて決
定された優先順位を異常情報として出力する、ことを特
徴としても良い。
【0035】このように対応すべきサービス制御装置の
優先順位を、サービス利用不能端末の情報に基づいて決
定することにより、影響の大きいサービス制御装置の異
常から対応することができる。
【0036】また、本発明に係る異常情報出力方法は、
移動端末と通信可能に接続されると共に内部に格納され
たサービスを移動端末に提供する複数のサービス制御装
置、を管理するサービス管理装置における異常情報の出
力方法であって、移動端末がサービス制御装置によって
サービスの提供を受けた履歴を履歴格納手段に格納して
おき、サービス制御装置において所定のサービスが提供
不能となったときに、当該提供不能のサービスに関する
提供不能サービス情報をサービス制御装置からサービス
管理装置に送信する提供不能サービス情報送信ステップ
と、提供不能サービス情報送信ステップにおいて送信さ
れた提供不能サービス情報を受信した場合に、提供不能
サービス情報によって特定されるサービスが提供不能と
なったときにサービスの提供が中断された移動端末をサ
ービス中断端末として、履歴格納手段に格納された履歴
に基づいて抽出するサービス中断端末抽出ステップと、
サービス中断端末抽出ステップにおいて抽出されたサー
ビス中断端末に関する情報を異常情報として出力する異
常情報出力ステップと、を備えることを特徴とする。
【0037】このようにサービス制御装置によって移動
端末がサービスの提供を受けた履歴を履歴格納手段に格
納しておき、サービス制御装置から提供不能サービス情
報が送信された場合に、そのサービスの提供中にサービ
スが中断された移動端末を履歴格納手段に格納された履
歴に基づいて抽出することができる。そして、異常情報
出力ステップでは、サービスが中断された移動端末の情
報を出力することにより、出力された異常情報に基づい
て、サービスに大きい影響を与えたのはどのサービス制
御装置の異常かを判定することができるので、迅速かつ
的確に異常状態の復旧を行うことができる。
【0038】また、本発明に係る異常情報出力方法は、
移動端末と通信可能に接続されると共に内部に格納され
たサービスを移動端末に提供する複数のサービス制御装
置、を管理するサービス管理装置における異常情報の出
力方法であって、サービス制御装置がサービスを提供す
る対象の移動端末をサービス制御装置に関連付けてあら
かじめサービス提供対象端末情報格納手段に格納し、そ
れぞれの移動端末が受けることができるサービスを移動
端末に関連付けて移動端末属性格納手段にあらかじめ格
納し、移動端末がサービス制御装置によってサービスの
提供を受けた履歴を履歴格納手段に格納しておき、サー
ビス制御装置において所定のサービスが提供不能となっ
たときに、その提供不能となったサービスに関する提供
不能サービス情報をサービス制御装置からサービス管理
装置に送信する提供不能サービス情報送信ステップと、
提供不能サービス情報送信ステップにおいて提供不能サ
ービス情報を送信したサービス制御装置に関連付けられ
た移動端末をサービス提供対象端末情報格納手段から抽
出し、抽出された移動端末から、提供不能サービス情報
によって特定されるサービスに関連付けられた移動端末
をサービス利用不能端末として、移動端末属性格納手段
を参照して抽出するサービス利用不能端末抽出ステップ
と、サービス利用不能端末抽出ステップにおいてサービ
ス利用不能端末として抽出された移動端末のうち、提供
不能サービス情報によって特定されるサービスが提供不
能となったときにサービスの提供が中断された移動端末
をサービス中断端末として、履歴格納手段に格納された
履歴に基づいて抽出するサービス中断端末抽出ステップ
と、サービス中断端末抽出ステップにおいて抽出された
サービス中断端末に関する情報を異常情報として出力す
る異常情報出力ステップと、を備えることを特徴として
も良い。
【0039】このように履歴を履歴格納手段に格納して
おくほかに、それぞれのサービス制御装置によるサービ
スの提供対象となる移動端末についての情報をサービス
提供対象端末格納手段に格納し、それぞれの移動端末が
受けることができるサービスに関する情報を移動端末属
性格納手段に格納しておき、サービスが提供不能になっ
たことの情報がサービス制御装置からサービス管理装置
に送信された場合に、まず、当該サービス制御装置によ
ってサービスの提供を受ける対象の移動端末を抽出し、
さらに、その移動端末の中から提供不能となったサービ
スの影響を受けるサービスを抽出し、その後に履歴格納
手段を参照してサービスの提供中にサービスが中断され
た移動端末を履歴格納手段に格納された履歴に基づいて
抽出する。このような順序で移動端末の範囲を絞り込ん
でいくことによって、サービスが中断された移動端末を
効率良く抽出することができる。そして、この情報を異
常情報として異常情報出力ステップにおいて出力するこ
とにより、出力された異常情報に基づいて、サービスに
大きい影響を与えたのはどのサービス制御装置の異常か
を判定することができるので、迅速かつ的確に異常状態
の復旧を行うことができる。
【0040】上記異常情報出力方法では、サービス制御
装置によって提供されるサービスを構成する構成要素に
関する情報をあらかじめサービス構成情報格納手段に格
納しておき、提供不能サービス情報送信ステップでは、
サービス制御装置において故障した構成要素の情報を提
供不能サービス情報としてサービス管理装置に送信し、
サービス中断端末抽出ステップでは、提供不能サービス
情報ステップにおいて送信された故障した構成要素の情
報に基づいて、サービス構成情報格納手段を参照して提
供不能となったサービスを特定し、特定された提供不能
のサービスに基づいてサービス中断端末を抽出する、こ
とを特徴としても良い。
【0041】このようにサービスを構成する構成要素に
関する情報をサービス構成情報格納手段に格納してお
き、故障した構成要素の情報が提供不能サービス情報と
して送信されたときに、サービス構成情報格納手段を参
照することで故障した構成要素を含むサービスを特定す
ることができる。これにより、サービスが提供不能とな
った原因の構成要素の情報を受信した場合に、その構成
要素の故障の影響によって提供できなくなるサービスを
容易に特定できると共に、故障した構成要素の情報を受
信することによって、サービス制御装置の復旧をスムー
ズに行うことができる。
【0042】上記異常情報出力方法では、所定時間帯に
おけるサービスごとのアクセス情報をサービストラフィ
ック格納手段に格納しておき、提供不能サービス情報送
信ステップにおいて提供不能サービス情報が送信された
場合に、そのサービスが提供不能となった時間帯にその
サービスと同じサービスの提供を正常に受けることがで
きた移動端末の数を正常終了端末数として、サービスト
ラフィック格納手段に格納されたアクセス情報に基づい
て算出する正常終了端末数算出ステップと、サービス中
断端末抽出ステップにおいて抽出されたサービス中断端
末の数と正常終了端末数算出ステップにおいて算出され
た正常終了端末数との割合を算出するサービス中断割合
算出ステップと、をさらに備え、異常情報出力ステップ
は、サービス中断割合算出ステップにおいて算出された
割合を異常情報として出力する、ことを特徴としても良
い。
【0043】このように、例えば1分刻み等の所定の時
間帯におけるサービスごとのアクセス情報をサービスト
ラフィック格納手段に格納しておき、正常完了端末数算
出ステップにおいて、あるサービスが提供不能となった
時間帯において正常にそのサービスの提供を受けること
ができた正常完了端末数を算出する。そして、サービス
中断割合算出ステップで前述のサービス中断端末が全体
の正常完了端末数に占める割合を算出することで、サー
ビス制御装置の異常状態が与えた影響を全体に対する割
合で示すことができる。
【0044】上記異常情報出力方法は、サービス中断端
末抽出ステップにおいて抽出されたサービス中断端末の
情報に基づいて、サービス提供不能情報を送信したサー
ビス制御装置の異常への対応の優先順位を決定する優先
順位決定ステップをさらに備え、異常情報出力ステップ
では、優先順位決定ステップにおいて決定された優先順
位を異常情報として出力する、ことを特徴としても良
い。
【0045】このように対応すべきサービス制御装置の
優先順位を、サービス中断端末の情報に基づいて決定す
ることにより、影響の大きいサービス制御装置の異常か
ら対応することができる。
【0046】上記異常情報出力方法において、異常情報
出力ステップは、提供不能サービス情報受信ステップに
おいて提供不能サービス情報を受信した時刻からの経過
時間についての情報を異常情報として出力することを特
徴としても良い。
【0047】このように提供不能サービス情報の受信時
刻からの経過時間を異常情報として出力することによっ
て、異常に対する対処の優先性を決定する上での目安を
して用いることができる。
【0048】上記異常情報出力方法では、提供不能サー
ビス情報送信ステップにおいて送信された提供不能サー
ビス情報に基づいて更新される、それぞれのサービス制
御装置におけるサービスの提供状態をサービス提供状態
格納手段に格納しておき、移動端末を特定する情報が入
力されると、サービス提供対象端末格納手段を参照し
て、その移動端末にサービスを提供するサービス制御装
置を特定し、特定されたサービス制御装置のサービス提
供状態をサービス提供状態格納手段から抽出すると共
に、その移動端末に関連付けられたサービスを移動端末
属性格納手段から抽出し、サービス制御装置のサービス
提供状態と比較して、移動端末が受けるサービスの提供
状態を判定するサービス提供可否判定ステップと、サー
ビス提供可否判定ステップにおいて判定されたサービス
提供可否の情報を出力するサービス提供可否情報出力ス
テップと、をさらに備えることを特徴としても良い。
【0049】このようにそれぞれのサービス制御装置に
おけるサービスの提供状態をサービス提供状態格納手段
に格納しておくことにより、それぞれのサービス制御装
置におけるサービスの稼動状態を把握できる。そして、
移動端末を特定する情報からその移動端末が受けること
ができるサービスを抽出し、抽出されたサービスの提供
状態をサービス提供状態格納手段から抽出することによ
り、移動端末のユーザから問合せがあった場合には、そ
のユーザの移動端末を特定する情報を入力すれば、サー
ビスの提供状態を判定して出力することができ、問合せ
に迅速に対応することができる。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明に係るサ
ービス管理装置の好適な実施形態について詳細に説明す
る。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号
を付し、重複する説明を省略する。
【0051】図1は、サービス管理装置10が適用され
る環境を示す図である。サービス管理装置10が適用さ
れる環境は、携帯電話(移動端末)60の通信を行うコ
アネットワーク(移動体通信網)61とインターネット
64とを有する複合ネットワークであって、サービス管
理装置10はコアネットワーク61とインターネット6
4との間に介在されるシェルネットワーク62内に配置
される。シェルネットワーク62は、携帯電話60から
コアネットワーク61を介してインターネット64にア
クセスすることを支援するネットワークである。従来は
コアネットワーク61からインターネット64にアクセ
スする場合には、各携帯電話60がインターネット64
上でどのようなアクセスをしているか把握できなかった
が、シェルネットワーク62を介在させることによって
各携帯電話60のアクセス状態を把握できるようになっ
た。
【0052】次に、図2を参照しながら、シェルネット
ワーク62の構成について説明する。シェルネットワー
ク62は、コアネットワーク61及びインターネットサ
ービスプロバイダ(SP)を接続する複数のサービス伝
達装置(ゲートウェイ、以下「GW」という)63と、
携帯電話60にサービスを提供する複数のサービス制御
装置50と、複数のサービス制御装置50を管理するサ
ービス管理装置10と、を有している。ここで、それぞ
れのサービス制御装置50がサービスを提供する対象と
なる携帯電話60はあらかじめ定められている。例え
ば、サービス制御装置50Aによってサービスを提供さ
れる、サービス制御装置50A配下の携帯電話60は、
電話番号が「090−123」「090−124」「0
90−125」で始まる携帯電話60である。また、そ
れぞれのサービス制御装置50によって提供されるサー
ビスの種類は同じであっても良いし、異なっても良い。
【0053】次に、携帯電話60にサービスを提供する
サービス制御装置50について説明する。サービス制御
装置50には、インターネット64上で提供されるサー
ビスと同じサービスが格納され、携帯電話60からのア
クセスに応じてサービスを提供する。図3は、サービス
制御装置50の構成を示すブロック図である。サービス
制御装置50は、サービスを提供するサービス提供手段
54と、サービスの提供状況等の情報をサービス管理装
置10に送信するサービス情報送信手段55と、を有し
ている。また、サービス制御装置50は、サービスの実
行手順を記述したシナリオを格納したシナリオデータベ
ース(以下、「シナリオDB」という)51と、それぞ
れのサービスがどのシナリオによって構成されているか
を示すサービス構成データベース(以下、「サービス構
成DB」という)53と、携帯電話60のユーザに関す
るユーザ属性データベース(以下、「ユーザ属性DB」
という)52と、を有する。
【0054】図4は、サービス構成DB53に格納され
たデータの例を示す図である。サービス構成DB23に
は、「サービスID」「構成シナリオ」の各情報が格納
されている。「サービスID」は、サービス制御装置5
0によって提供されるサービスを特定する識別子であ
る。「構成シナリオ」は、サービスIDによって特定さ
れるサービスを構成するシナリオについての情報であ
る。例えば、「S001」のサービスは、シナリオ「C
001」「C003」「C012」を実行すれば良いこ
とが分かる。従って、サービス「S001」を提供する
場合には、シナリオDB51からシナリオ「C001」
「C003」「C012」を読み出して実行する。
【0055】図5は、ユーザ属性DB52に格納された
データの例を示す図である。ユーザ属性DB52には、
「電話番号」「提供サービスID」「性別」「年齢」の
各情報が格納されている。「電話番号」は、ユーザがサ
ービスの提供を受けるために使用する携帯電話60の電
話番号であり、これによって携帯電話60及びユーザを
特定することができる。「提供サービスID」は、その
携帯電話60によって受けることができるサービスを特
定するための識別子である。ユーザがどのサービスの提
供を受けたいかについてあらかじめ決めて契約等を行う
ことによって、それぞれの携帯電話60について受ける
ことができるサービスとして提供サービスが登録され
る。以下において、説明の便宜上、携帯電話60が受け
得るサービスを「提供が予定されているサービス」等と
いう。「性別」はユーザの性別に関する情報、「年齢」
はユーザの年齢に関する情報である。なお、ユーザ属性
DB52は、そのサービス制御装置50配下の携帯電話
60についてのユーザ属性情報のみを有する。
【0056】サービス情報送信手段55は、サービス制
御装置50におけるサービス提供の履歴や、サービス制
御装置50に異常が発生した場合に、それによってどの
サービスを提供することができなくなったかに関する提
供不能サービス情報を送信する機能を有する。
【0057】次に、サービス管理装置10について説明
する。図6は、サービス管理装置10の構成を示すブロ
ック図である。サービス管理装置10は、それぞれのサ
ービス制御装置50の配下にある携帯電話60の情報を
格納した電話番号帯データベース(以下、「電話番号帯
DB」という)21と、それぞれの携帯電話60に対し
て提供が予定されているサービス等の情報を格納したユ
ーザ属性データベース(以下、「ユーザ属性DB」とい
う)22と、サービスを構成するシナリオの情報を格納
したサービス構成データベース(以下、「サービス構成
DB」という)23と、を有している。また、サービス
管理装置10は、それぞれのサービス制御装置50から
送信されるサービスの提供状況等を受信するサービス情
報受信手段31を有し、サービス情報受信手段31によ
って受信したサービス情報等に基づいて更新される履歴
データベース(以下、「履歴DB」という)24と、サ
ービストラフィックデータベース(以下、「サービスト
ラフィックDB」という)25と、稼動状況データベー
ス(以下、「稼動状況DB」という)26と、を有して
いる。これらのデータベースの内容については後に詳し
く説明する。また、サービス管理装置10は、提供でき
なくなったサービスに関する情報(提供不能サービス情
報)をサービス情報受信手段31によって受信した場合
に、サービスを利用できなくなる携帯電話(以下、「サ
ービス利用不能端末」という)60の情報を抽出するサ
ービス利用不能端末抽出手段32と、サービス利用不能
端末が全体に占める割合を算出するサービス利用不能割
合算出手段33と、サービスが中断された携帯電話(以
下、「サービス中断端末」という)60の情報を抽出す
るサービス中断端末抽出手段35と、サービス中断端末
の全体に対する割合と算出するサービス中断割合算出手
段36と、これらのサービス利用不能端末の情報やサー
ビス中断端末の情報を出力する異常情報出力手段37
と、を有している。さらに、サービス管理装置10は、
携帯電話60を特定する情報を入力する携帯電話情報入
力手段41と、携帯電話情報入力手段41によって入力
された携帯電話60に提供が予定されているサービスを
現在利用できるかどうかを判定するサービス提供可否判
定手段42と、サービス提供可否判定手段42によって
判定された結果を出力するサービス提供可否情報出力手
段43と、を有している。
【0058】次に、サービス管理装置10を構成する各
要素について説明する。
【0059】電話番号帯DB21は、それぞれのサービ
ス制御装置50の配下にある携帯電話60についての情
報を格納したデータベースであり、請求項に記載の「サ
ービス提供対象端末格納手段」に対応する。図7は、電
話番号帯DB21に格納されたデータの例を示す図であ
る。電話番号帯DB21には、「サービス制御装置」
「電話番号帯」の各情報が格納されている。「サービス
制御装置」は、サービス管理装置10によって管理され
るサービス制御装置50を特定する情報である。「電話
番号帯」は、そのサービス制御装置50の配下の携帯電
話を電話番号によって特定するための情報である。例え
ば、サービス制御装置50Aの配下にあって、サービス
制御装置50Aによってサービスを提供される携帯電話
60は、「090−123」「090−124」「09
0−125」で始まる電話番号の携帯電話60である。
【0060】ユーザ属性DB22は、携帯電話60のユ
ーザの属性に関するデータを格納しており、その内容は
サービス制御装置50が有するユーザ属性DB52(図
5参照)と基本的に同じであるが、サービス管理装置1
0が有するユーザ属性DB22は、すべての携帯電話6
0のユーザ属性に関する情報を格納している点が異な
る。ユーザ属性DB22は、請求項に記載の「移動端末
属性格納手段」に対応する。
【0061】サービス構成DB23は、サービスを構成
するシナリオについての情報を格納しており、その内容
はサービス制御装置50が有するサービス構成DB53
(図4参照)と同じである。
【0062】履歴DB24は、携帯電話60のユーザが
サービス制御装置50によってサービスの提供を受けた
履歴を格納している。図8は、履歴DB24に格納され
たデータの例を示す図である。履歴DB24には、「電
話番号」「提供サービスID」「利用時間」「終了フラ
グ」の各情報が格納されている。「電話番号」は、携帯
電話60の電話番号についての情報であり、これにより
サービスの提供を受けた携帯電話60を特定することが
できる。「提供サービスID」は、電話番号によって特
定された携帯電話60が受けたサービスを特定する識別
子である。「利用時間」は、電話番号によって特定され
た携帯電話60が提供サービスIDによって特定される
サービスを利用した時間に関する情報である。「利用時
間」は、利用開始時刻と利用終了時刻によって表され
る。「終了フラグ」は、サービスの提供を正常に受けて
終了することができたか、あるいは、サービスの提供中
に中断されて終了したかを表す情報であり、「OK」
「NG」の2値で表される。図8に示す履歴DB24を
参照すると、例えば、「090−1234−5678」
という電話番号の携帯電話60のユーザは、「S00
1」という提供サービスIDによって特定されるサービ
スを「2/20 10:00〜10:02」に受けて、
正常に終了したことが分かる。なお、ここでは、そのサ
ービス制御装置50によってサービスの提供を受けたか
の情報を有していないが、サービスを提供したサービス
制御装置50の情報を履歴DB24に含ませることとし
ても良い。
【0063】サービストラフィックDB25は、所定時
間帯におけるサービスごとのアクセス情報を格納したデ
ータベースである。サービストラフィックDB25に
は、すべてのサービス制御装置50においてユーザに提
供されたサービスについての情報が集約されて格納され
ている。図9は、サービストラフィックDB25に格納
されたデータの例を示す図である。サービストラフィッ
クDB25には、「サービスID」「時刻」「総アクセ
ス数」の各情報が格納されている。「サービスID」
は、サービスを特定する識別子である。「時刻」は、ト
ラフィックの計測対象となった時間帯を表す情報であ
る。ここでは、1分ごとのトラフィックが格納されてい
るので、時刻は1分刻みになっている。「総アクセス
数」は、その時刻に示される時間帯にサービスIDによ
って特定されるサービスに対し、すべてのサービス制御
装置50にあった総アクセス数の情報である。図9に示
すサービストラフィックDB25を参照すると、「2/
20 10:00」の1分間に「S001」というサー
ビスIDによって特定されるサービスに対して、100
0件のアクセスがあったということが分かる。
【0064】稼動状況DB26は、それぞれの前記サー
ビス制御装置50におけるサービスの提供状態を格納す
るデータベースであり、請求項に記載の「サービス提供
状態格納手段」に対応するものである。図10は、稼動
状態DBに格納されたデータの例を示す図である。稼動
状況DB26には、「サービス制御装置」「提供サービ
スID」「稼動状況」の各情報が格納されている。「サ
ービス制御装置」は、サービス管理装置10によって管
理されるサービス制御装置50を特定する情報である。
「提供サービスID」は、「サービス制御装置」が提供
するサービスを特定する識別子である。「稼動状態」
は、提供サービスIDによって特定されるサービスを提
供可能な状態にあるか、またはサービスを提供不能の状
態にあるかを示す情報であり、稼動状態は「OK」「N
G」の2値によって表される。なお、稼動状況DB26
は、稼動状態がNGの場合には、いつからサービスの提
供が不能となっているか、又はその復旧見込み等の付加
情報を有することとしても良い。
【0065】サービス情報受信手段31は、サービス管
理装置10に接続されたサービス制御装置50から送信
されるサービスに関する情報を受信する機能を有する。
サービスに関する情報としては、それぞれのサービス制
御装置50がサービスを提供した履歴の情報や、サービ
ス制御装置50においてサービスが提供できなくなった
ときに送信される提供不能サービス情報等がある。サー
ビス情報受信手段31は、提供不能サービス情報を受信
する機能を有するので、請求項に記載の「提供不能サー
ビス情報受信手段」としての機能を有する。ここで、提
供不能サービス情報には、サービス提供不能の原因とな
ったシナリオの情報と、サービス制御装置50自体の故
障の情報とがある。また、サービス情報受信手段31
は、サービスの提供履歴の情報を受信した場合には、そ
の情報を履歴DB24やサービストラフィックDB25
に入力し、履歴DB24やサービストラフィックDB2
5を更新させ、提供不能サービス情報を受信した場合に
は、稼動状況DB26に入力して稼動状況を更新させる
と共に、サービス利用不能端末抽出手段32やサービス
中断抽出手段に入力する。
【0066】サービス利用不能端末抽出手段32は、サ
ービス情報受信手段31から入力された提供不能サービ
ス情報に基づいて、その提供不能サービス情報によって
特定されるサービスを受けることができない携帯電話6
0を抽出する機能を有する。具体的には、次のような機
能を有する。まず、サービス利用不能端末抽出手段32
は、サービス情報受信手段31から提供不能サービス情
報として故障したシナリオの情報が入力されると、その
シナリオを有するサービスをサービス構成DB23から
抽出する機能を有する。この機能により、故障したシナ
リオの情報から実際に提供できないサービスを特定する
ことができる。第二に、サービス利用不能端末抽出手段
32は、入力された提供不能サービス情報の送信元のサ
ービス制御装置50の配下にある携帯電話60を電話番
号帯DB21から抽出する機能を有する。この機能によ
り、サービスが提供できなくなることによって影響を受
ける携帯電話60を、その提供不能サービス情報を送信
したサービス制御装置50配下の携帯電話60に絞り込
むことができる。第三に、サービス利用不能端末抽出手
段32は、抽出された電話番号を有する携帯電話60か
ら、提供不能サービス情報によって特定されるサービス
の提供が予定されている携帯電話60をユーザ属性DB
22に基づいて抽出する機能を有する。
【0067】サービス利用不能割合算出手段33は、サ
ービス利用不能端末抽出手段32によって抽出されたサ
ービス利用不能端末が全体に占める割合を算出する機能
を有する。具体的には、サービス利用不能割合算出手段
33はサービス利用端末数算出手段34を有し、サービ
ス利用端末数算出手段34はユーザ属性DB22に基づ
いて、あるサービス制御装置50においてサービスが提
供不能となっているサービスと同じサービスの提供が予
定されている携帯電話60が全体で何台存在するか算出
する機能を有する。サービス利用不能割合算出手段33
は、サービス利用不能端末抽出手段32によって抽出さ
れたサービスを利用できなくなった携帯電話60の台数
と、サービス利用端末数算出手段34によって算出され
たそのサービスの提供が予定されている携帯電話60の
台数との割合を算出する機能を有する。これにより、サ
ービスを利用できなくなった携帯電話60が、同じサー
ビスの提供が予定されている全携帯電話の何%にあたる
かを算出し、その影響度を測ることができる。
【0068】サービス中断端末抽出手段35は、サービ
ス情報受信手段31から入力された提供不能サービス情
報に基づいて、その提供不能サービス情報によって特定
されるサービスが、サービス利用中に中断された携帯電
話60を抽出する機能を有する。具体的には、次の機能
を有する。まず、サービス中断端末抽出手段35は、サ
ービス情報受信手段31から提供不能サービス情報とし
て故障したシナリオの情報が入力されると、そのシナリ
オを有するサービスをサービス構成DB23から抽出す
る機能を有する。この機能により、故障したシナリオの
情報から実際に提供できないサービスを特定することが
できる。第二に、サービス中断端末抽出手段35は、サ
ービス情報受信手段31から提供不能サービス情報が入
力されると、入力された提供不能サービス情報の送信元
のサービス制御装置50の配下の携帯電話60を電話番
号帯DB21から抽出する機能を有する。この機能によ
り、サービスが提供できなくなることによって影響を受
ける携帯電話60を、その提供不能サービス情報を送信
したサービス制御装置50配下の携帯電話60に絞り込
むことができる。第三に、サービス中断端末抽出手段3
5は、抽出された電話番号を有する携帯電話60から、
提供不能サービス情報によって特定されるサービスの提
供が予定されている携帯電話60をユーザ属性DB22
に基づいて抽出する機能を有する。第四に、サービス中
断端末抽出手段35は、提供不能となっているサービス
を利用する携帯電話60から、サービスが提供不能とな
ったときにサービスの提供が中断された携帯電話60
を、履歴DB24に基づいて抽出する。履歴DB24に
格納された「終了フラグ」をチェックすることにより、
中断された携帯電話60を抽出することができる。な
お、履歴DB24のみを参照することとしてもサービス
が中断された携帯電話60を抽出することは可能である
が、提供不能サービス情報から、その提供不能サービス
情報の送信元のサービス制御装置50を特定し、さらに
その中から提供不能となったサービスの提供が予定され
ている携帯電話60を抽出することにより、履歴DB2
4に格納された大量のデータをすべて検索する必要がな
くなり、サービスが中断された携帯電話60を効率的に
抽出することができる。
【0069】サービス中断割合算出手段36は、サービ
ス中断端末抽出手段35によって抽出されたサービス中
断端末が、同じ時間帯に同じサービスの提供を受けてい
た携帯電話60全体に占める割合を算出する機能を有す
る。より具体的には、サービス中断割合算出手段36
は、あるサービス制御装置50において、サービスが提
供不能となった時間帯にそのサービスと同じサービスの
提供を受けていた携帯電話60が何台存在するか、履歴
DB24に基づいて算出する機能を有する。そして、サ
ービス中断割合算出手段36は、算出された同じ時間帯
に同じサービスを受けた携帯電話60の台数と、サービ
ス中断端末抽出手段35によって抽出されたサービス中
断に係る携帯電話60の台数との割合を算出する機能を
有する。
【0070】携帯電話情報入力手段41は、携帯電話6
0を特定する情報を入力させる機能を有する。携帯電話
60を特定する情報としては、携帯電話60の番号が用
いられる。
【0071】サービス提供可否判定手段42は、携帯電
話情報入力手段41によって入力された携帯電話60へ
の提供が予定されているサービスについて、現在そのサ
ービスの提供を受けることができるか否か判定する機能
を有する。具体的には、次の機能を有する。まず、サー
ビス提供可否判定手段42は、電話番号帯DB21を参
照して、入力された電話番号の携帯電話60にサービス
を提供するサービス制御装置50を特定し、特定された
サービス制御装置50におけるサービスの提供状態を稼
動状況DB26に基づいて抽出する機能を有する。第二
に、サービス提供可否判定手段42は、入力された電話
番号の携帯電話60への提供が予定されているサービス
をユーザ属性DB22から抽出する機能を有する。第三
に、サービス提供可否判定手段42は、携帯電話60へ
の提供が予定されているサービスについて、サービス制
御装置50によるサービスの提供状態を見ることによっ
てサービスの提供可否を判定する機能を有する。
【0072】サービス提供可否情報出力手段43は、サ
ービス提供可否判定手段42によって判定された結果を
出力する機能を有する。
【0073】次に、実施形態に係るサービス管理装置1
0が提供不能サービス情報を受信した場合の動作につい
て説明し、併せて、実施形態に係るサービス管理装置1
0の異常情報出力方法について説明する。図11は提供
不能サービス情報を受信したときにサービス利用不能端
末に関する情報を出力するまでの動作を示すフローチャ
ート、図12は提供不能サービス情報を受信したときに
サービス中断端末に関するの情報を出力するまでの動作
を示すフローチャートである。図11及び図12は、説
明の便宜上別個のものとしているが、提供不能サービス
情報を受信した場合に、両方の情報を同時に出力するこ
とができるのは言うまでもない。
【0074】最初に、図11を参照しながら、異常情報
としてサービス利用不能端末に関する情報を出力する動
作について説明する。
【0075】まず、サービス制御装置50において異常
が検出され、所定のシナリオが故障すると、サービス制
御装置50は、当該シナリオの情報を提供不能サービス
情報としてサービス管理装置10に送信する(S1
0)。サービス管理装置10は、サービス制御装置50
から送信されたシナリオの情報をサービス情報受信手段
31によって受信する(S12)と、受信したシナリオ
の情報を当該シナリオ情報の送信元のサービス制御装置
50の情報と共にサービス利用不能端末抽出手段32に
入力する。ここでは、サービス制御装置50Aからシナ
リオC003が故障したという情報が送信されたものと
する。
【0076】サービス利用不能端末抽出手段32は、受
信したシナリオ情報に基づいてサービス構成DB23を
参照して、どのサービスを提供することができないかを
特定する(S14)。すなわち、故障したシナリオを含
むサービスは提供できないので、受信したシナリオを含
むサービスを抽出することにより、提供できないサービ
スを特定する。ここで受信したシナリオ情報は、シナリ
オC003であるので、サービス構成DB23(図4参
照)を参照すると、シナリオC003を含むサービスS
001は提供不能であることが分かる。一方、サービス
S002は、シナリオC003を含んでいないので正常
にサービスの提供を行うことができる。
【0077】次に、サービス利用不能端末抽出手段32
は、電話番号帯DB21を参照してシナリオ情報の送信
元であるサービス制御装置50の配下の携帯電話60を
抽出する(S16)。ここでは、提供不能サービス情報
の送信元はサービス制御装置50Aであるので、電話番
号帯DB21(図7参照)を参照すると、電話番号が
「090−123」「090−124」「090−12
5」で始まる携帯電話60がサービス制御装置50A配
下の携帯電話60であることが抽出される。続いて、制
御装置50Aの配下の携帯電話として抽出された携帯電
話60の中から、提供不能となったサービスの提供が予
定されている携帯電話60をユーザ属性DB22を参照
して抽出する(S18)。ここでは、ユーザ属性DB2
2(図5参照)を参照すると、サービス制御装置50A
配下の携帯電話60として抽出された携帯電話60のう
ち、提供不能のサービス「S001」の提供が予定され
ている携帯電話60は、「090−1234−567
8」「090−1234−5555」の携帯電話60で
あることが分かる。このようにして抽出された携帯電話
60は、所定のシナリオが故障したことによってサービ
スを利用できなくなる携帯電話60である。
【0078】次に、サービス利用不能割合算出手段33
のサービス利用端末数算出手段34は、ユーザ属性DB
22を参照して、提供不能となったサービスの提供が予
定されている携帯電話60の総数を算出する(S2
0)。すなわち、ここで総数算出のために抽出される携
帯電話60は、提供不能サービス情報の送信元のサービ
ス制御装置50配下の携帯電話60に限られず、サービ
ス管理装置10によって管理されるすべてのサービス制
御装置50の配下の携帯電話60から抽出される。そし
て、サービス利用不能割合算出手段33は、サービス利
用端末数算出手段34によって算出された総数に対する
サービス利用不能端末の数の割合を算出する(S2
2)。
【0079】続いて、異常情報出力手段37は、サービ
ス利用不能端末の情報及びサービス利用不能割合の情報
を出力する(S24)。サービス利用不能端末の情報と
しては、サービスが利用できない携帯電話60の台数の
ほか、どの携帯電話60がサービスを利用できないのか
の情報を含むこととしても良い。
【0080】以上で、提供不能サービス情報を受信し
て、サービス利用不能端末の情報を出力する動作は完了
する。なお、上記フローチャートにおいては、サービス
利用不能端末の情報とサービス利用不能割合の情報を出
力することとしているが、サービス利用不能割合の情報
は必ずしも出力しなくても良く、ステップS20、S2
2は省略することが可能である。
【0081】次に、図12を参照しながら、異常情報と
してサービス中断端末に関する情報を出力する動作につ
いて説明する。
【0082】まず、サービス制御装置50において異常
が検出され、所定のシナリオが故障すると、サービス制
御装置50は、当該シナリオの情報を提供不能サービス
情報としてサービス管理装置10に送信する(S1
0)。サービス管理装置10は、サービス制御装置50
から送信されたシナリオの情報をサービス情報受信手段
31によって受信する(S12)と、受信したシナリオ
の情報を当該シナリオ情報の送信元のサービス制御装置
50の情報と共にサービス中断端末抽出手段35に入力
する。ここでは、サービス制御装置50Aからシナリオ
C003が故障したという情報が送信されたものとす
る。
【0083】サービス中断端末抽出手段35は、受信し
たシナリオ情報に基づいてサービス構成DB23を参照
して、どのサービスを提供することができないかを特定
する(S14)。すなわち、故障したシナリオを含むサ
ービスは提供できないので、受信したシナリオを含むサ
ービスを抽出することにより、提供できないサービスを
特定する。ここで受信したシナリオ情報は、シナリオC
003であるので、サービス構成DB23(図4参照)
を参照すると、シナリオC003を含むサービスS00
1は提供不能であることが分かる。
【0084】次に、サービス中断端末抽出手段35は、
電話番号帯DB21を参照してシナリオ情報の送信元で
あるサービス制御装置50の配下の携帯電話60を抽出
する(S16)。ここでは、提供不能サービス情報の送
信元はサービス制御装置50Aであるので、電話番号帯
DB21(図7参照)を参照すると、電話番号が「09
0−123」「090−124」「090−125」で
始まる携帯電話がサービス制御装置50Aの配下の携帯
電話60であることが抽出される。続いて、制御装置5
0Aの配下の携帯電話として抽出された携帯電話60の
中から、提供不能となったサービスの提供が予定されて
いる携帯電話60をユーザ属性DB22を参照して抽出
する(S18)。ここでは、ユーザ属性DB22(図5
参照)を参照すると、サービス制御装置50A配下の携
帯電話60として抽出された携帯電話60のうち、提供
不能のサービス「S001」の提供が予定されている携
帯電話60は、「090−1234−5678」「09
0−1234−5555」の携帯電話60であることが
分かる。ここで抽出された携帯電話60は、所定のシナ
リオが故障したことによってサービスを利用できなくな
る携帯電話60である。ここで抽出された携帯電話60
は、所定のシナリオが故障したことによってサービスを
利用できなくなる携帯電話60である。
【0085】次に、履歴DB24を参照して、サービス
を利用できなくなる携帯電話60から、サービスが提供
不能となったときに、サービスの提供が中断された携帯
電話60を抽出する(S26)。履歴DB24は「終了
フラグ」の情報を有し、この情報を参照することによっ
てサービスが正常に終了されたか、途中で中断されたか
を判定することができる。履歴DB24(図8参照)を
参照すると、「090−1234−5678」の携帯電
話60のユーザは、2/24の9:00〜9:01にサ
ービス「S001」を利用している途中で中断されたこ
とが分かる。このように履歴DB24を参照することで
サービスが中断された携帯電話60を抽出する。この際
に、サービス制御装置50Aの配下で提供不能となった
サービスの提供が予定されている携帯電話60は絞り込
まれているので、履歴DB24の全範囲を検索する必要
はなく、サービスが中断された携帯電話60を効率的に
抽出することができる。
【0086】次に、サービス中断割合算出手段36は、
ユーザ属性DB22を参照して、サービスの提供ができ
なくなった時間帯に同じサービスの提供を受けていた携
帯電話60の総数を算出する(S28)。ここで、総数
算出のために抽出される携帯電話60は、提供不能サー
ビス情報の送信元のサービス制御装置50配下の携帯電
話60に限られず、サービス管理装置10によって管理
されるすべてのサービス制御装置50配下の携帯電話6
0から抽出される。そして、サービス中断割合算出手段
36は、算出された総数に対するサービス中断端末の数
の割合を算出する(S30)。
【0087】続いて、異常情報出力手段37は、サービ
ス中断端末の情報及びサービス中断割合の情報を出力す
る。サービス中断端末の情報としては、サービスが中断
された携帯電話60の数のほか、どの携帯電話60がサ
ービスを中断されたかの情報を含むこととしても良い。
【0088】以上で、提供不能サービス情報を受信し
て、サービス中断端末の情報を出力する動作は完了す
る。なお、上記フローチャートにおいては、サービス中
断端末の情報とサービス中断割合の情報を出力すること
としているが、サービス中断割合の情報は必ずしも出力
しなくても良く、ステップS28、S30は省略するこ
とが可能である。
【0089】なお、図11及び図12に示すフローチャ
ートでは、提供不能サービス情報として所定のシナリオ
が故障したという情報をサービス制御装置50からサー
ビス管理装置10に送信しているが、サービス制御装置
50自体に異常が発生した場合には、提供不能サービス
情報として装置故障が送信される。この場合には、当該
サービス制御装置50の配下の携帯電話60は、すべて
のサービスを利用できないこととなる。
【0090】続いて、本実施形態に係るサービス管理装
置10、及びサービス管理装置10による異常情報出力
方法の効果について説明する。
【0091】本実施形態に係るサービス管理装置10
は、それぞれのサービス制御装置50の配下にある携帯
電話60の情報を格納した電話番号帯DB21と、各携
帯電話60への提供が予定されているサービスの情報を
格納したユーザ属性DB22を有しているので、サービ
ス制御装置50からサービスが提供できなくなったこと
を示す提供不能サービス情報を受信した場合に、その送
信元のサービス制御装置50の配下の携帯電話60を抽
出し、抽出された携帯電話60から、提供不能となった
サービスの提供が予定されている携帯電話60を抽出す
ることができる。そして、サービスを受けることができ
ない携帯電話60に関する情報を異常情報として出力す
ることにより、保守員は異常情報に基づいて各異常状態
の影響の大きさを見て、どのサービス制御装置50の異
常から対処すれば良いかを判断することができる。ま
た、本実施形態に係るサービス管理装置10は、サービ
ス利用不能割合算出手段33を有し、サービスの提供を
受けることができない携帯電話60は、同じサービスの
提供が予定されている携帯電話60の何%にあたるか、
その割合を算出することにより、全体からみたサービス
利用不能端末の影響を測ることができる。
【0092】また、本実施形態に係るサービス管理装置
10は、それぞれのサービス制御装置50がサービスを
提供した履歴を格納した履歴DB24を有しているの
で、サービス制御装置50から提供不能サービス情報を
受信したときに、履歴DB24を参照することでサービ
スが中断された携帯電話60の情報を抽出することがで
きる。そして、サービス中断端末の情報を異常情報とし
て出力することにより、保守員は異常情報に基づいて各
異常状態の影響の大きさを見て、どのサービス制御装置
50の異常から対処すれば良いかを判断することができ
る。また、電話番号帯DB21及びユーザ属性DB22
を有しているので、サービス中断端末を抽出する際に
は、サービス制御装置50配下の携帯電話60の抽出及
び提供不能サービスの提供が予定されている携帯電話6
0の抽出を行った後に、サービス中断端末を抽出するこ
とで、効率的にサービス中断端末を抽出できる。さら
に、サービス管理装置10は、所定時間帯のサービスご
とのアクセス情報を格納したサービストラフィックDB
25を有し、サービストラフィックDB25を参照する
ことで、サービスが中断されたのと同じ時間に同じサー
ビスを受けていた携帯電話60の総数を把握でき、サー
ビス中断割合算出手段36によって、サービス中断端末
が全体の何%にあたるか、その割合を算出することがで
きる。
【0093】本発明に係る異常情報出力方法は、サービ
ス制御装置50から送信された提供不能サービス情報に
基づいて、サービスが利用できなくなる携帯電話60に
関する情報、及びサービスが中断された携帯電話60に
関する情報を出力することにより、保守員は異常情報に
基づいて異常状態に基づく影響の大きさを見て、どのサ
ービス制御装置50の異常から対処すれば良いかを判断
することができる。
【0094】次に、図13を参照しながら、ユーザから
の故障申告へ対応する場合のサービス管理装置10の動
作について説明する。
【0095】まず、所定のサービスが利用できないなど
の申告をユーザから受けた場合には、ユーザに携帯電話
60の電話番号を尋ねて対象となっている携帯電話60
を特定する。ここまでは、オペレータ等が行うサービス
管理装置10の外のフローであり、図13には示されて
いない。
【0096】オペレータ等は、携帯電話情報入力手段4
1によって携帯電話60の電話番号をサービス管理装置
10に入力する(S40)。ここでは、「090−12
34−5678」という電話番号が入力されたとする。
携帯電話情報入力手段41は、入力された電話番号をサ
ービス提供可否判定手段42に入力する。
【0097】サービス提供可否判定手段42は、入力さ
れた電話番号の携帯電話60にサービスを提供するサー
ビス制御装置50を電話番号帯DB21を参照して特定
する(S42)。入力された電話番号は「090−12
34−5678」は、電話番号帯DB21(図7参照)
を参照すると、サービス制御装置50Aの配下にあるこ
とが分かるので、入力された電話番号の携帯電話60に
サービスを提供するのは、サービス制御装置50Aであ
ると特定できる。
【0098】次に、サービス提供可否判定手段42は、
稼動状況DB26に基づいて特定されたサービス制御装
置50におけるサービスの提供状態を抽出する(S4
4)。ここで、稼動状況DB26(図10参照)を参照
すると、サービス制御装置50Aのサービス提供状態は
サービス「S001」「S002」は正常、サービス
「S003」は提供不能の状態にあることが分かる。
【0099】次に、ユーザ属性DB22を参照して、入
力された携帯電話60への提供が予定されているサービ
スを抽出する(S46)。ユーザ属性DB22(図5参
照)を参照すると、「090−1234−5678」の
携帯電話60は、サービス「S001」「S002」の
提供が予定されていることが分かる。
【0100】続いて、携帯電話60への提供が予定され
ているサービス「S001」「S002」のサービス提
供状態をサービス制御装置50Aのサービス提供状態と
比較して判定する(S48)。ここでは、サービス制御
装置50Aは、「090−1234−5678」の携帯
電話に提供することが予定されているサービス「S00
1」「S002」については、正常にサービス提供可能
となっていると判定される。そして、サービス提供可否
判定手段42による判定結果は、サービス提供可否情報
出力手段43に入力される。
【0101】サービス提供可否情報出力手段43は、入
力された判定結果を出力する(S50)。ここでは、
「090−1234−5678」の携帯電話への提供が
予定されているサービス「S001」「S002」はい
ずれも正常にサービス提供中という結果が出力される。
【0102】このように携帯電話60の電話番号を入力
することによって、その携帯電話60への提供が予定さ
れているサービスの提供状態が出力されるので、ユーザ
から故障などの問合せがあった場合にスムーズに対応す
ることができる。例えば、上記の例では、提供が予定さ
れているサービスも正常に提供中であったので、故障の
原因はサービス制御装置50にあるのではないことが明
らかとなり、ユーザの操作ミスなどの可能性も指摘する
ことができる。
【0103】以上、本発明のサービス管理装置10及び
サービス管理装置10における異常情報出力方法につい
て実施形態を用いて詳細に説明したが、本発明は上記実
施形態に限定されるものではない。
【0104】上記実施形態に係るサービス管理装置10
においては、提供不能サービス情報として、サービスを
構成するシナリオの故障情報を送信することとしている
が、所定のシナリオが故障した場合に、そのサービス制
御装置50が、利用できなくなるサービスをサービス構
成DB23に基づいて求め、提供できないサービス自体
の情報を送信することとしても良い。
【0105】また、上記サービス管理装置10の異常情
報出力手段37は、提供不能サービス情報受信手段31
から提供不能サービス情報を受信した時刻の情報を受信
して、提供不能サービス情報を受信した時刻からの経過
時間を併せて異常情報を出力することとしても良い。こ
の場合に、提供不能サービス情報を受信した時刻と実際
にサービスが提供不能となった時刻との間に隔たりがあ
る場合には、実際にサービスが提供不能となった時刻に
基づいて経過時間を求めて出力しても良い。
【0106】また、上記サービス管理装置10では、サ
ービスを利用できなくなる携帯電話60に関する情報
や、サービスを中断された携帯電話60に関する情報を
異常情報として出力し、これらの情報に基づいて異常情
報を見た保守員に異常への対処の順序を示唆するが、さ
らに、サービス管理装置10は、サービスを利用できな
くなる携帯電話60の情報やサービスを中断された携帯
電話60の情報などから、異常に対処すべき順番をつけ
る優先順位決定手段を備えることとしても良い。優先順
位決定手段による優先順位の決定の方法は様々なものが
考えられ、サービスを提供する者の運用方法に基づいて
設計することができるが、例えば、サービスを利用でき
なくなる携帯電話60の台数が大きい異常から順番に優
先順位をつけても良いし、サービスを利用できなくなる
携帯電話60の台数がほぼ等しい場合には、サービスが
中断された携帯電話60の台数が多い方を優先させるよ
うにしても良い。
【0107】
【発明の効果】本発明によれば、それぞれのサービス制
御装置によるサービスの提供対象となる移動端末につい
ての情報を格納したサービス提供対象端末格納手段と、
それぞれの移動端末が受けることができるサービスに関
する情報を格納した移動端末属性格納手段を有している
ことにより、サービス制御装置からサービスが提供不能
になったことの情報を受信した場合には、当該サービス
制御装置によってサービスの提供を受ける対象の移動端
末を抽出でき、さらに、その移動端末の中から提供不能
となったサービスの影響を受ける移動端末を抽出するこ
とができる。そして、この情報を異常情報として異常情
報出力手段によって出力することにより、出力された異
常情報に基づいて、サービスに大きい影響を与えている
のはどのサービス制御装置の異常かを判定することがで
きるので、迅速かつ的確に異常状態の復旧を行うことが
できる。
【0108】また、本発明によれば、サービス制御装置
によって移動端末がサービスの提供を受けた履歴を格納
した履歴格納手段を有することにより、サービス制御装
置から提供不能サービス情報が送信された場合に、その
サービスの提供中にサービスが中断された移動端末を履
歴格納手段に格納された履歴に基づいて抽出することが
できる。そして、異常情報出力手段は、サービスが中断
された移動端末の情報を出力することにより、出力され
た異常情報に基づいて、サービスに大きい影響を与えた
のはどのサービス制御装置の異常かを判定することがで
きるので、迅速かつ的確に異常状態の復旧を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るサービス管理装置が適用される
環境を示す図である。
【図2】実施形態に係るサービス管理装置が適用される
環境を示す図である。
【図3】サービス制御装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】サービス構成DBに格納されたデータの例を示
す図である。
【図5】ユーザ属性DBに格納されたデータの例を示す
図である。
【図6】サービス管理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】電話番号帯DBに格納されたデータの例を示す
図である。
【図8】履歴DBに格納されたデータの例を示す図であ
る。
【図9】サービストラフィックDBに格納されたデータ
の例を示す図である。
【図10】稼動状況DBに格納されたデータの例を示す
図である。
【図11】実施形態に係るサービス管理装置の動作を示
すフローチャートである。
【図12】実施形態に係るサービス管理装置の動作を示
すフローチャートである。
【図13】実施形態に係るサービス管理装置の動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10…サービス管理装置、21…電話番号帯DB、22
…ユーザ属性DB、23…サービス構成DB、24…履
歴DB、25…サービストラフィックDB、26…稼動
状況DB、31…サービス情報受信手段、32…サービ
ス利用不能端末抽出手段、33…サービス利用不能割合
算出手段、34…サービス利用端末数算出手段、35…
サービス中断端末抽出手段、36…サービス中断割合算
出手段、37…異常情報出力手段、41…携帯電話情報
入力手段、42…サービス提供可否判定手段、43…サ
ービス提供可否情報出力手段、50…サービス制御装
置、51…シナリオDB、52…ユーザ属性DB、53
…サービス構成DB、54…サービス提供手段、55…
サービス情報送信手段、60…携帯電話、61…コアネ
ットワーク、62…シェルネットワーク、63…サービ
ス伝達装置、64…インターネット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浪江 聡志 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 神谷 真治 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K024 CC11 FF03 5K051 BB05 CC07 FF03 FF06 5K067 AA21 BB04 BB21 DD51 EE02 EE10 EE16 FF02 HH11 HH22

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動端末と通信可能に接続されると共に
    内部に格納されたサービスを前記移動端末に提供する複
    数のサービス制御装置、を管理するサービス管理装置で
    あって、 前記サービス制御装置がサービスを提供する対象の移動
    端末を前記サービス制御装置に関連付けて格納したサー
    ビス提供対象端末情報格納手段と、 それぞれの前記移動端末が受けることができるサービス
    を前記移動端末に関連付けて格納した移動端末属性格納
    手段と、 前記サービス制御装置において所定のサービスが提供不
    能となったときに前記サービス制御装置から送信され
    る、その提供不能となったサービスに関する提供不能サ
    ービス情報を受信する提供不能サービス情報受信手段
    と、 前記提供不能サービス情報受信手段によって提供不能サ
    ービス情報を受信した場合に、前記提供不能サービス情
    報の送信元の前記サービス制御装置に関連付けられた移
    動端末を前記サービス提供対象端末情報格納手段から抽
    出し、抽出された移動端末から、前記提供不能サービス
    情報によって特定されるサービスに関連付けられた移動
    端末をサービス利用不能端末として、前記移動端末属性
    格納手段を参照して抽出するサービス利用不能端末抽出
    手段と、 前記サービス利用不能端末抽出手段によって抽出された
    サービス利用不能端末に関する情報を異常情報として出
    力する異常情報出力手段と、 を備えることを特徴とするサービス管理装置。
  2. 【請求項2】 前記サービス制御装置によって提供され
    るサービスを構成する構成要素に関する情報を格納する
    サービス構成情報格納手段をさらに備え、 前記提供不能サービス情報受信手段は、前記サービス制
    御装置において故障した前記構成要素の情報を提供不能
    サービス情報として受信し、 前記サービス利用不能端末抽出手段は、前記提供不能サ
    ービス情報受信手段によって受信した故障した構成要素
    の情報に基づいて、前記サービス構成情報格納手段を参
    照して提供不能となったサービスを特定し、特定された
    提供不能のサービスに基づいてサービス利用不能端末を
    抽出する、 ことを特徴とする請求項1に記載のサービス管理装置。
  3. 【請求項3】 前記提供不能サービス情報受信手段によ
    って提供不能サービス情報を受信した場合に、受信した
    提供不能サービス情報によって特定されるサービスに関
    連付けられた移動端末を前記移動端末属性格納手段から
    抽出し、その総数をサービス利用端末数として求めるサ
    ービス利用端末数算出手段と、 前記サービス利用不能端末抽出手段によって抽出された
    サービス利用不能端末の数と前記サービス利用端末数算
    出手段によって算出されたサービス利用端末数との割合
    を算出するサービス利用不能割合算出手段と、 をさらに備え、 前記異常情報出力手段は、前記サービス利用不能割合算
    出手段によって算出された割合を異常情報として出力す
    る、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載のサービス管理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記サービス利用不能端末抽出手段によ
    って抽出されたサービス利用不能端末の情報に基づい
    て、前記サービス提供不能情報を送信した複数のサービ
    ス制御装置の異常への対応の優先順位を決定する優先順
    位決定手段をさらに備え、 前記異常情報出力手段は、前記優先順位決定手段によっ
    て決定された優先順位を異常情報として出力する、 ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    サービス管理装置。
  5. 【請求項5】 移動端末と通信可能に接続されると共に
    内部に格納されたサービスを前記移動端末に提供する複
    数のサービス制御装置、を管理するサービス管理装置で
    あって、 前記移動端末が前記サービス制御装置によってサービス
    の提供を受けた履歴を格納する履歴格納手段と、 前記サービス制御装置において所定のサービスが提供不
    能となったときに前記サービス制御装置から送信され
    る、当該提供不能のサービスに関する提供不能サービス
    情報を受信する提供不能サービス情報受信手段と、 前記提供不能サービス情報受信手段によって提供不能サ
    ービス情報を受信した場合に、前記提供不能サービス情
    報によって特定されるサービスが提供不能となったとき
    にサービスの提供が中断された移動端末をサービス中断
    端末として、前記履歴格納手段に格納された履歴に基づ
    いて抽出するサービス中断端末抽出手段と、 前記サービス中断端末抽出手段によって抽出されたサー
    ビス中断端末に関する情報を異常情報として出力する異
    常情報出力手段と、 を備えることを特徴とするサービス管理装置。
  6. 【請求項6】 移動端末と通信可能に接続されると共に
    内部に格納されたサービスを前記移動端末に提供する複
    数のサービス制御装置、を管理するサービス管理装置で
    あって、 前記サービス制御装置がサービスを提供する対象の移動
    端末を前記サービス制御装置に関連付けて格納したサー
    ビス提供対象端末情報格納手段と、 それぞれの前記移動端末が受けることができるサービス
    を前記移動端末に関連付けて格納した移動端末属性格納
    手段と、 前記移動端末が前記サービス制御装置によってサービス
    の提供を受けた履歴を格納する履歴格納手段と、 前記サービス制御装置において所定のサービスが提供不
    能となったときに前記サービス制御装置から送信され
    る、その提供不能となったサービスに関する提供不能サ
    ービス情報を受信する提供不能サービス情報受信手段
    と、 前記提供不能サービス情報受信手段によって提供不能サ
    ービス情報を受信した場合に、前記提供不能サービス情
    報の送信元の前記サービス制御装置に関連付けられた移
    動端末を前記サービス提供対象端末情報格納手段から抽
    出し、抽出された移動端末から、前記提供不能サービス
    情報によって特定されるサービスに関連付けられた移動
    端末をサービス利用不能端末として、前記移動端末属性
    格納手段を参照して抽出するサービス利用不能端末抽出
    手段と、 前記サービス利用不能端末抽出手段によってサービス利
    用不能端末として抽出された移動端末のうち、前記提供
    不能サービス情報によって特定されるサービスが提供不
    能となったときに前記サービスの提供が中断された移動
    端末をサービス中断端末として、前記履歴格納手段に格
    納された履歴に基づいて抽出するサービス中断端末抽出
    手段と、 前記サービス中断端末抽出手段によって抽出されたサー
    ビス中断端末に関する情報を異常情報として出力する異
    常情報出力手段と、 を備えることを特徴とするサービス管理装置。
  7. 【請求項7】 前記サービス制御装置によって提供され
    るサービスを構成する構成要素に関する情報を格納する
    サービス構成情報格納手段をさらに備え、 前記提供不能サービス情報受信手段は、前記サービス制
    御装置において故障した前記構成要素の情報を提供不能
    サービス情報として受信し、 前記サービス中断端末抽出手段は、前記提供不能サービ
    ス情報受信手段によって受信した故障した構成要素の情
    報に基づいて、前記サービス構成情報格納手段を参照し
    て提供不能となったサービスを特定し、特定された提供
    不能のサービスに基づいてサービス中断端末を抽出す
    る、 ことを特徴とする請求項5又は6に記載のサービス管理
    装置。
  8. 【請求項8】 所定時間帯におけるサービスごとのアク
    セス情報を格納したサービストラフィック格納手段と、 前記提供不能サービス情報受信手段によって提供不能サ
    ービス情報を受信した場合に、そのサービスが提供不能
    となった時間帯にそのサービスと同じサービスの提供を
    正常に受けることができた移動端末の数を正常終了端末
    数として、前記サービストラフィック格納手段に格納さ
    れたアクセス情報に基づいて算出する正常終了端末数算
    出手段と、 前記サービス中断端末抽出手段によって抽出されたサー
    ビス中断端末の数と前記正常終了端末数算出手段によっ
    て算出された正常終了端末数との割合を算出するサービ
    ス中断割合算出手段と、 をさらに備え、 前記異常情報出力手段は、前記サービス中断割合算出手
    段によって算出された割合を異常情報として出力する、 ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の
    サービス管理装置。
  9. 【請求項9】 前記サービス中断端末抽出手段によって
    抽出されたサービス中断端末の情報に基づいて、前記サ
    ービス提供不能情報を送信したサービス制御装置の異常
    への対応の優先順位を決定する優先順位決定手段をさら
    に備え、 前記異常情報出力手段は、前記優先順位決定手段によっ
    て決定された優先順位を異常情報として出力する、 ことを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載の
    サービス管理装置。
  10. 【請求項10】 前記異常情報出力手段は、前記提供不
    能サービス情報受信手段によって提供不能サービス情報
    を受信した時刻からの経過時間についての情報を前記異
    常情報として出力することを特徴とする請求項1〜9の
    いずれか1項に記載のサービス管理装置。
  11. 【請求項11】 前記提供不能サービス情報受信手段に
    よって受信した提供不能サービス情報に基づいて更新さ
    れる、それぞれの前記サービス制御装置におけるサービ
    スの提供状態を格納したサービス提供状態格納手段と、 移動端末を特定する情報が入力されると、前記サービス
    提供対象端末格納手段を参照して、その移動端末にサー
    ビスを提供するサービス制御装置を特定し、特定された
    サービス制御装置のサービス提供状態を前記サービス提
    供状態格納手段から抽出すると共に、その移動端末に関
    連付けられたサービスを前記移動端末属性格納手段から
    抽出し、前記サービス制御装置のサービス提供状態と比
    較して、前記移動端末が受けるサービスの提供状態を判
    定するサービス提供可否判定手段と、 前記サービス提供可否判定手段によって判定されたサー
    ビス提供可否の情報を出力するサービス提供可否情報出
    力手段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項1〜10のいず
    れか1項に記載のサービス管理装置。
  12. 【請求項12】 移動端末と通信可能に接続されると共
    に内部に格納されたサービスを前記移動端末に提供する
    複数のサービス制御装置、を管理するサービス管理装置
    における異常情報の出力方法であって、 前記サービス制御装置がサービスを提供する対象の移動
    端末を前記サービス制御装置に関連付けてサービス提供
    対象端末情報格納手段にあらかじめ格納し、それぞれの
    前記移動端末が受けることができるサービスを前記移動
    端末に関連付けて移動端末属性格納手段にあらかじめ格
    納しておき、 前記サービス制御装置において所定のサービスが提供不
    能となったときに、その提供不能となったサービスに関
    する提供不能サービス情報を、前記サービス制御装置か
    ら前記サービス管理装置に送信する提供不能サービス情
    報送信ステップと、 前記提供不能サービス情報送信ステップにおいて前記提
    供不能サービス情報を送信した前記サービス制御装置に
    関連付けられた移動端末を前記サービス提供対象端末情
    報格納手段から抽出し、抽出された移動端末から、前記
    提供不能サービス情報によって特定されるサービスに関
    連付けられた移動端末をサービス利用不能端末として、
    前記移動端末属性格納手段を参照して抽出するサービス
    利用不能端末抽出ステップと、 前記サービス利用不能端末抽出ステップにおいて抽出さ
    れたサービス利用不能端末に関する情報を異常情報とし
    て出力する異常情報出力ステップと、 を備えることを特徴とする異常情報出力方法。
  13. 【請求項13】 前記サービス制御装置によって提供さ
    れるサービスを構成する構成要素に関する情報をあらか
    じめサービス構成情報格納手段に格納しておき、 前記提供不能サービス情報送信ステップでは、前記サー
    ビス制御装置において故障した前記構成要素の情報を提
    供不能サービス情報として前記サービス管理装置に送信
    し、 前記サービス利用不能端末抽出ステップでは、前記提供
    不能サービス情報ステップにおいて送信された故障した
    構成要素の情報に基づいて、前記サービス構成情報格納
    手段を参照して提供不能となったサービスを特定し、特
    定された提供不能のサービスに基づいてサービス利用不
    能端末を抽出する、 ことを特徴とする請求項12に記載の異常情報出力方
    法。
  14. 【請求項14】 前記提供不能サービス情報送信ステッ
    プにおいて送信された提供不能サービス情報によって特
    定されるサービスに関連付けられた移動端末を前記移動
    端末属性格納手段から抽出し、その総数をサービス利用
    端末数として求めるサービス利用端末数算出ステップ
    と、 前記サービス利用不能端末抽出ステップにおいて抽出さ
    れたサービス利用不能端末の数と前記サービス利用端末
    数算出ステップにおいて算出されたサービス利用端末数
    との割合を算出するサービス利用不能割合算出ステップ
    と、 をさらに備え、 前記異常情報出力ステップは、前記サービス利用不能割
    合算出ステップにおいて算出された割合を異常情報とし
    て出力する、 ことを特徴とする請求項12又は13に記載の異常情報
    出力方法。
  15. 【請求項15】 前記サービス利用不能端末抽出ステッ
    プにおいて抽出されたサービス利用不能端末の情報に基
    づいて、前記サービス提供不能情報を送信した複数のサ
    ービス制御装置の異常への対応の優先順位を決定する優
    先順位決定ステップをさらに備え、 前記異常情報出力ステップでは、前記優先順位決定ステ
    ップにおいて決定された優先順位を異常情報として出力
    する、 ことを特徴とする請求項12〜14のいずれか1項に記
    載の異常情報出力方法。
  16. 【請求項16】 移動端末と通信可能に接続されると共
    に内部に格納されたサービスを前記移動端末に提供する
    複数のサービス制御装置、を管理するサービス管理装置
    における異常情報の出力方法であって、 前記移動端末が前記サービス制御装置によってサービス
    の提供を受けた履歴を履歴格納手段に格納しておき、 前記サービス制御装置において所定のサービスが提供不
    能となったときに、当該提供不能のサービスに関する提
    供不能サービス情報を前記サービス制御装置から前記サ
    ービス管理装置に送信する提供不能サービス情報送信ス
    テップと、 前記提供不能サービス情報送信ステップにおいて送信さ
    れた提供不能サービス情報を受信した場合に、前記提供
    不能サービス情報によって特定されるサービスが提供不
    能となったときにサービスの提供が中断された移動端末
    をサービス中断端末として、前記履歴格納手段に格納さ
    れた履歴に基づいて抽出するサービス中断端末抽出ステ
    ップと、 前記サービス中断端末抽出ステップにおいて抽出された
    サービス中断端末に関する情報を異常情報として出力す
    る異常情報出力ステップと、 を備えることを特徴とする異常情報出力方法。
  17. 【請求項17】 移動端末と通信可能に接続されると共
    に内部に格納されたサービスを前記移動端末に提供する
    複数のサービス制御装置、を管理するサービス管理装置
    における異常情報の出力方法であって、 前記サービス制御装置がサービスを提供する対象の移動
    端末を前記サービス制御装置に関連付けてあらかじめサ
    ービス提供対象端末情報格納手段に格納し、 それぞれの前記移動端末が受けることができるサービス
    を前記移動端末に関連付けて移動端末属性格納手段にあ
    らかじめ格納し、 前記移動端末が前記サービス制御装置によってサービス
    の提供を受けた履歴を履歴格納手段に格納しておき、 前記サービス制御装置において所定のサービスが提供不
    能となったときに、その提供不能となったサービスに関
    する提供不能サービス情報を前記サービス制御装置から
    前記サービス管理装置に送信する提供不能サービス情報
    送信ステップと、 前記提供不能サービス情報送信ステップにおいて前記提
    供不能サービス情報を送信した前記サービス制御装置に
    関連付けられた移動端末を前記サービス提供対象端末情
    報格納手段から抽出し、抽出された移動端末から、前記
    提供不能サービス情報によって特定されるサービスに関
    連付けられた移動端末をサービス利用不能端末として、
    前記移動端末属性格納手段を参照して抽出するサービス
    利用不能端末抽出ステップと、 前記サービス利用不能端末抽出ステップにおいてサービ
    ス利用不能端末として抽出された移動端末のうち、前記
    提供不能サービス情報によって特定されるサービスが提
    供不能となったときに前記サービスの提供が中断された
    移動端末をサービス中断端末として、前記履歴格納手段
    に格納された履歴に基づいて抽出するサービス中断端末
    抽出ステップと、 前記サービス中断端末抽出ステップにおいて抽出された
    サービス中断端末に関する情報を異常情報として出力す
    る異常情報出力ステップと、 を備えることを特徴とする異常情報出力方法。
  18. 【請求項18】 前記サービス制御装置によって提供さ
    れるサービスを構成する構成要素に関する情報をあらか
    じめサービス構成情報格納手段に格納しておき、 前記提供不能サービス情報送信ステップでは、前記サー
    ビス制御装置において故障した前記構成要素の情報を提
    供不能サービス情報として前記サービス管理装置に送信
    し、 前記サービス中断端末抽出ステップでは、前記提供不能
    サービス情報ステップにおいて送信された故障した構成
    要素の情報に基づいて、前記サービス構成情報格納手段
    を参照して提供不能となったサービスを特定し、特定さ
    れた提供不能のサービスに基づいてサービス中断端末を
    抽出する、 ことを特徴とする請求項16又は17に記載の異常情報
    出力手段。
  19. 【請求項19】 所定時間帯におけるサービスごとのア
    クセス情報をサービストラフィック格納手段に格納して
    おき、 前記提供不能サービス情報送信ステップにおいて提供不
    能サービス情報が送信された場合に、そのサービスが提
    供不能となった時間帯にそのサービスと同じサービスの
    提供を正常に受けることができた移動端末の数を正常終
    了端末数として、前記サービストラフィック格納手段に
    格納されたアクセス情報に基づいて算出する正常終了端
    末数算出ステップと、 前記サービス中断端末抽出ステップにおいて抽出された
    サービス中断端末の数と前記正常終了端末数算出ステッ
    プにおいて算出された正常終了端末数との割合を算出す
    るサービス中断割合算出ステップと、 をさらに備え、 前記異常情報出力ステップは、前記サービス中断割合算
    出ステップにおいて算出された割合を異常情報として出
    力する、 ことを特徴とする請求項16〜18のいずれか1項に記
    載の異常情報出力方法。
  20. 【請求項20】 前記サービス中断端末抽出ステップに
    おいて抽出されたサービス中断端末の情報に基づいて、
    前記サービス提供不能情報を送信したサービス制御装置
    の異常への対応の優先順位を決定する優先順位決定ステ
    ップをさらに備え、 前記異常情報出力ステップでは、前記優先順位決定ステ
    ップにおいて決定された優先順位を異常情報として出力
    する、 ことを特徴とする請求項16〜19のいずれか1項に記
    載の異常情報出力方法。
  21. 【請求項21】 前記異常情報出力ステップは、前記提
    供不能サービス情報受信ステップにおいて提供不能サー
    ビス情報を受信した時刻からの経過時間についての情報
    を前記異常情報として出力することを特徴とする請求項
    12〜20のいずれか1項に記載の異常情報出力方法。
  22. 【請求項22】 前記提供不能サービス情報送信ステッ
    プにおいて送信された提供不能サービス情報に基づいて
    更新される、それぞれの前記サービス制御装置における
    サービスの提供状態をサービス提供状態格納手段に格納
    しておき、 移動端末を特定する情報が入力されると、前記サービス
    提供対象端末格納手段を参照して、その移動端末にサー
    ビスを提供するサービス制御装置を特定し、特定された
    サービス制御装置のサービス提供状態を前記サービス提
    供状態格納手段から抽出すると共に、その移動端末に関
    連付けられたサービスを前記移動端末属性格納手段から
    抽出し、前記サービス制御装置のサービス提供状態と比
    較して、前記移動端末が受けるサービスの提供状態を判
    定するサービス提供可否判定ステップと、 前記サービス提供可否判定ステップにおいて判定された
    サービス提供可否の情報を出力するサービス提供可否情
    報出力ステップと、 をさらに備えることを特徴とする請求項12〜21のい
    ずれか1項に記載の異常情報出力方法。
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