JP2003256344A

JP2003256344A - 情報提供システムと、携帯用通信端末と、情報提供人のＷｅｂサーバ

Info

Publication number: JP2003256344A
Application number: JP2002056056A
Authority: JP
Inventors: Akihiro Furukawa; 章浩古川
Original assignee: E-SYSTEM CORP; SYSTEM CORP E
Current assignee: E-SYSTEM CORP; SYSTEM CORP E
Priority date: 2002-03-01
Filing date: 2002-03-01
Publication date: 2003-09-12

Abstract

(57)【要約】【課題】携帯用通信用端末の利用者に、携帯用通信端
末の処理能力を超えるデータ量およびデータ形式の情報
をタイムリーに提供する。【解決手段】投資家向けの情報を開示する情報提供会
社５０のＷｅｂサーバ５１は、コンテンツデータベース
５２が更新されたら携帯電話１０に通知メールを送信す
る。通知メールには、テキスト情報へのアクセスアドレ
スと、このテキスト情報に関連する画像情報の送信先を
指定するコマンド行を含める。通知メールを受信した携
帯電話１０の利用者である投資家は、アクセスアドレス
を参照してテキスト情報を取得し、かつコマンド行によ
り画像情報の送信先を指定する。Ｗｅｂサーバ５１は、
投資家による送信先の指定に応じ、画像情報をパソコン
８０へ送信するメールの添付ファイルとして配信する
か、あるいはＦＡＸ９０に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報端末の利
用者にネットワークを介して情報を適宜提供する情報提
供システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、インターネットの普及により、パ
ソコン、携帯電話、携帯情報端末を介して様々な情報を
得ることができる。このようなインターネットによる情
報の取得は、通常、パソコンや携帯電話等の利用者がイ
ンターネットに接続されたＷｅｂサーバ上のホームペー
ジにアクセスし、その内容を自身のパソコン等にダウン
ロードすることにより実現されている。ホームページに
アクセスすれば提供される情報を参照することができる
ため、これらパソコンや携帯電話等のユーザにとって、
情報の取得は非常に簡便である。一方、情報を提供する
側にとっても、Ｗｅｂサーバ上にホームページを開設す
れば、国内はもとより海外へ向けても情報を発信するこ
とが可能となり、他の広告媒体に比べ、効率よく情報を
提供することが可能となる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところが、パソコンを
使用する場合、利用者はパソコンを起動して情報提供す
る企業のホームページへアクセスしなければならない。
デスクトップ型のパソコンを使用する場合、利用者はパ
ソコンの載置されている場所へ赴かなければならない。
したがって、刻一刻と内容が変動する情報を参照する場
合、その変動内容について常時タイムリーに取得するに
は、場所および時間的な制限がある。また、最新情報が
発生したら各利用者にメールとして通知する配信サービ
スもあるが、利用者がパソコンを立ち上げ、メーラーを
起動させなければ、配信される情報を得ることはできな
い。すなわち、必要とする情報をタイミングよく場所を
問わずに入手することが困難である。

【０００４】一方、携帯電話はパソコンに比べると携帯
性に優れているため、このような問題は生じないが、扱
える情報量および表示能力に限界があり、大量のテキス
ト情報や詳細な図面、表等の画像情報を受信して画面に
明示することはできない。また、携帯電話は、その携帯
性を向上させるべく全体的にコンパクト化されている。
したがって、テンキー部分も他の携帯情報端末やパソコ
ンに比べると微細に設計されており、操作性の面におい
ても問題がある。

【０００５】本発明は以上の問題を解決するものであ
り、インターネット上で提供される情報の取得を、その
データ量の大小にかかわらず容易にする情報提供システ
ムを提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明に係る情報提供シ
ステムは、携帯用通信端末と、携帯用通信端末に接続さ
れることにより、アクセス管理人により管理される、ホ
ームページアドレスに対応するアクセス情報の携帯用端
末への入力を可能にするアダプタと、アダプタが接続さ
れた状態で携帯用通信端末から発信され、インターネッ
トを介して受信されたアクセス情報に基づいて、携帯用
通信端末の送受信相手をアクセス情報に対応するホーム
ページアドレスにリダイレクトさせるためのアクセス管
理人のＷｅｂサーバと、ホームページアドレスを有する
情報提供人の第１のＷｅｂサーバと、携帯用通信端末の
利用者への提供情報を格納する情報提供人の提供情報格
納手段とを備え、提供情報は、テキスト情報と、このテ
キスト情報と関連付けられている付加情報とを含み、第
１のＷｅｂサーバは、携帯用通信端末から指定された送
信先に提供情報を送信することを特徴とする。

【０００７】アクセス情報はアダプタの識別コード、あ
るいはアダプタが接続された状態で利用者により携帯用
通信端末に入力される、ホームページアドレスに対応す
るアクセスコードである。

【０００８】好ましくは、第１のＷｅｂサーバは、提供
情報の更新時、テキスト情報へのアクセスアドレスと、
送信先を利用者に指定させるコマンド行とを含む通知メ
ールを編集し、携帯用通信端末へ送信する。

【０００９】より好ましくは、提供情報格納手段におい
て、付加情報は、送信先の出力媒体に対応した複数のデ
ータ形式で格納され、第１のＷｅｂサーバは、複数のデ
ータ形式で格納された付加情報の中から送信先に応じた
データ形式の付加情報を選択し、送信する。

【００１０】データ形式には、例えば、出力媒体で稼動
するアプリケーションソフトウエアで使用される、図、
表、グラフ、イメージ、テキストのデータ形式が含まれ
る。

【００１１】出力媒体は、例えば、インターネットに接
続されたパーソナルコンピュータおよび／またはファク
シミリおよび／または携帯用通信端末である。

【００１２】好ましくは、第１のＷｅｂサーバは、利用
者の情報を管理する。

【００１３】好ましくは、第１のＷｅｂサーバは、携帯
用通信端末に所定の質問事項を送信し、携帯用通信端末
から返信される質問事項に対する回答を収集し、その回
答結果に基づいて利用者情報を更新する。

【００１４】好ましくは、第１のＷｅｂサーバは、携帯
用通信端末に所定の質問事項を送信し、利用者が携帯用
通信端末を介して返信する質問事項に対する回答を収集
し、その回答結果に基づいて通知メールが送信される携
帯用通信端末を取捨選択する。

【００１５】より好ましくは、情報提供人の第２のＷｅ
ｂサーバを備え、この第２のＷｅｂサーバは、アダプタ
が接続された状態で携帯用通信端末がアクセスしている
ことを認証し、第１のＷｅｂサーバは、認証がなされた
状態で携帯用通信端末に所定の質問事項を送信し、利用
者がアダプタが接続された状態の携帯用通信端末を介し
て返信する質問事項に対する回答を収集する。

【００１６】第２のＷｅｂサーバによる認証は、例えば
携帯用通信端末に接続されたアダプタと第２のＷｅｂサ
ーバとの間で発行されるワンタイムパスワードに基づい
て行われる。

【００１７】また、本発明に係る携帯用通信端末は、ア
クセス管理人により管理される、ホームページアドレス
に対応するアクセス情報の入力を可能にするアダプタが
接続された状態において、アクセス情報に対応するホー
ムページアドレスに送受信相手をリダイレクトさせるた
めのアクセス管理人のＷｅｂサーバにアクセス情報を発
信する携帯用通信端末であって、ホームページアドレス
を有する情報提供人が提供する提供情報の送信先を指定
することが可能なことを特徴とする。

【００１８】また、本発明に係る情報提供人のＷｅｂサ
ーバは、アクセス管理人により管理される、ホームペー
ジアドレスに対応するアクセス情報の入力を可能にする
アダプタが接続された状態の携帯用通信端末から、アク
セス情報に対応するホームページアドレスに送受信相手
をリダイレクトさせるためのアクセス管理人のＷｅｂサ
ーバにアクセス情報が発信されると、アクセス管理人の
Ｗｅｂサーバにより携帯用通信端末の送受信相手をリダ
イレクトさせるホームページアドレスを有する情報提供
人のＷｅｂサーバであって、情報提供人の提供情報の更
新時、提供情報の送信先を携帯用通信端末の利用者に指
定させるコマンド行とを含む通知メールを編集し、携帯
用通信端末に送信し、送信先に提供情報を配信すること
を特徴とする。

【００１９】好ましくは、情報提供人のＷｅｂサーバ
は、利用者の情報を管理する。

【００２０】好ましくは、情報提供人のＷｅｂサーバ
は、携帯用通信端末に所定の質問事項を送信し、携帯用
通信端末から返信される質問事項に対する回答を収集す
る。また、より好ましくは、その回答結果に基づいて、
上述の利用者の情報を更新する。また、より好ましく
は、その回答結果に基づいて、通知メールが送信される
携帯用通信端末を取捨選択する。

【００２１】好ましくは、情報提供人のＷｅｂサーバ
は、アダプタが接続された状態で携帯用通信端末がアク
セスしていることを認証する認証Ｗｅｂサーバにより正
当なアクセスを行っていると認証された携帯用通信端末
にのみ所定の質問事項を送信し、かつアダプタが接続さ
れた状態の携帯用通信端末から返信される質問事項に対
する回答を収集する。

【００２２】以上のように本発明によれば、携帯用通信
端末にアダプタを接続することにより、携帯用通信端末
の利用者がアクセスを希望する情報提供人のＷｅｂサー
バ上のホームページに確実かつ用意にアクセスできる
上、情報提供人が提供する情報の送信先を指定すること
ができる。したがって、携帯用通信端末の処理能力を超
える容量を有する情報であっても、確実に得ることがで
きる。

【００２３】情報提供人のＷｅｂサーバが、提供情報格
納手段の更新時、テキスト情報のアクセスアドレスと、
送信先を利用者に指定させるコマンド行とを含むメール
を携帯用通信端末へ送信することにより、重要情報の発
生をタイムリーに携帯用通信端末の利用者に報知するこ
とができる。

【００２４】付加情報を、送信先の出力媒体に対応した
複数のデータ形式で格納し、第１のＷｅｂサーバによ
り、付加情報の中から送信先の出力媒体に応じたデータ
形式の付加情報を選択し送信させれば、携帯用通信端末
では処理できないデータ形式の情報を利用者に提供する
ことができ、利用者の満足度がより向上する。

【００２５】第２のＷｅｂサーバによる認証を行うこと
により、特定の利用者との間でのみ行わなければならな
い高い秘匿性が要求される情報の送受信の安全性が高ま
る。

【００２６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１は、本発明の実施形態が適用
される情報提供システムのシステム構成を示す図であ
る。携帯電話１０、２０、３０は、それぞれの通信事業
者のゲートウェイ１１、２１、３１を介してインターネ
ットに接続される。アダプタ１２、２２、３２は、携帯
電話１０〜３０の外部接続端子に対して着脱可能な外部
アタッチメントである。アダプタ１２、２２、３２が携
帯電話１０〜３０の外部接続端子に装着されると、アダ
プタ内のマイコンに組み込まれた自動接続プログラムが
起動され、後述する情報提供会社が提供するホームペー
ジアドレス（ＵＲＬ）と関連付けられたアクセス情報を
情報管理会社４０（アクセス管理人）へ発信する。

【００２７】情報管理会社４０は、携帯電話１０〜３０
の利用者が参照を希望するインターネット上のホームペ
ージへのアクセスを容易かつ確実に行わせるための支援
サービスを行う。情報管理会社４０は、Ｗｅｂサーバ４
１とデータベース４２とを有する。データベース４２に
は、複数のホームページアドレスと、それに対応する複
数のアクセス情報とが関連付けられて格納されている。
アクセス情報には、アダプタ１２、２２、３２を個別に
識別するための識別コードと、アダプタ１２、２２、３
２を携帯電話１０〜３０に装着した状態で、利用者がテ
ンキーから入力する短縮アクセスコードの２種類があ
る。

【００２８】Ｗｅｂサーバ４１は、携帯電話１０〜３０
を介した利用者からのアクセスに対し自動応答するとと
もに、データベース４２内の情報の検索を行う。すなわ
ち、携帯電話１０〜３０にそれぞれアダプタ１２、２
２、３２が接続され、携帯電話１０〜３０から発信され
たアクセス情報（識別コード若しくは短縮アクセスコー
ド）を受信すると、Ｗｅｂサーバ４１は、データベース
４２内を検索し、受信したアクセス情報に対応するホー
ムページアドレスを取得し、携帯電話１０〜３０の送受
信相手をそのホームページアドレスへリダイレクトさせ
る。

【００２９】また、情報管理会社４０は、複数の短縮ア
クセスコードを週刊誌、月刊誌、専門誌、新聞、ダイレ
クトメール、中吊り広告等の各種媒体を介して、携帯電
話１０〜３０の利用者に公開する。これにより、アダプ
タを携帯電話に接続した状態で、利用者自身が短縮アク
セスコードを入力することにより、希望するホームペー
ジへアクセスすることも可能となる。尚、短縮アクセス
コードには、所定の桁数の数字の組合せ、若しくは文字
列が用いられる。例えば、３３３、５５５、７７７とい
った覚えやすい数字の組合せを用いてもよいし、０１２
３、０００１、１００１００等のように、ホームページ
を提供する企業をイメージし易い数字の組み合わせを用
いてもよい。また、特定の企業名を示す短縮文字、例え
ば警視庁を示すＮＰＡや特許庁を示すＪＰＯ等を用いて
もよい。利用者は、これらの短縮アクセスコードを入力
し、つづけて入力終了を示す文字列（例えば「＃＃」
「＊＊」）を入力する。

【００３０】情報提供会社５０〜７０（情報提供人）
は、上述の情報管理会社４０の支援サービスによりホー
ムページにアクセスする利用者に情報を提供する企業で
ある。情報提供会社５０（６０、７０）は、Ｗｅｂサー
バ５１（６１、７１）、コンテンツデータベース５２
（６２、７２）、利用者情報を格納するデータベース５
３（６３、７３）と、アクセスの認証を行うＷｅｂサー
バ５４（６４、７４）とを有する。以降の説明は情報提
供会社５０を例にとって行う。尚、情報提供会社５０は
投資家向けの情報を開示する企業であり、携帯電話１０
〜３０の利用者は投資家である。したがって、以降の説
明において「投資家」とは、携帯電話１０〜３０の利用
者を指す。

【００３１】Ｗｅｂサーバ５１には、投資家に提供する
ためのホームページが作成されており、コンテンツとし
て、ポートフォリオ、銘柄情報、市況ニュース、株価指
数等の投資家向け情報が提供される。

【００３２】コンテンツデータベース５２には、上述の
ホームページで提供されるコンテンツの一部であるテキ
スト情報と、このテキスト情報に関連した画像情報（付
加情報）が関連付けられて格納される。画像情報には画
像情報として、パソコン上で稼動するアプリケーション
ソフトウェアで使用されるデータ形式に対応した複数種
類の情報があり、例えば図面、表、グラフ等が含まれ
る。すなわち、コンテンツデータベース５２には、１つ
のテキスト情報に対して、データ形式の異なる複数の画
像情報が関連付けられて格納される。

【００３３】投資家情報データベース５３には、携帯電
話１０〜３０の投資家の情報が格納される。投資家情報
には、投資家の名称、住所、電話番号、携帯電話のメー
ルアドレス、上述のテキスト情報および画像情報を配信
するパソコン８０のメールアドレスおよびＦＡＸ９０の
ＦＡＸ番号等が含まれる。

【００３４】各投資家がアダプタ１２、２２、３２を携
帯電話１０〜３０に装着し、情報管理会社４０による支
援サービスにより情報提供会社５０のホームページにア
クセスすると、携帯電話１０〜３０にホームページのコ
ンテンツがダウンロードされ、投資家はコンテンツを参
照することができる。

【００３５】さらに、Ｗｅｂサーバ５１は、コンテンツ
データベース５２に新たな投資家向け情報を登録した場
合や既存の投資家向け情報を更新した場合、投資家にメ
ールを通知する。通知メールには、通知内容を示す簡略
なテキスト、コンテンツデータベース５２に格納された
テキスト情報へのアクセスアドレス、テキスト情報およ
び関連付けられた画像情報からなる配信情報をメールの
添付ファイルとして送信させるためのコマンド行、同配
信情報をＦＡＸへ送信させるためのコマンド行が含まれ
る。

【００３６】メールを受信した投資家は、テキスト情報
へのアクセスアドレスを選択することによりテキスト情
報をダウンロードしてその内容を参照することができ
る。また、配信情報の送信先をコマンド行から適宜選択
することにより、パソコン８０若しくはＦＡＸ９０へ出
力させることができる。

【００３７】図２〜図４を参照して、携帯電話にアダプ
タを取り付けた場合の処理シーケンスについて説明す
る。図２は、アダプタに内蔵されるアクセス支援プログ
ラムの処理手順を示すフローチャートである。ここで
は、携帯電話１０を例にとって説明する。

【００３８】ステップＳ１００においてアダプタ１２が
携帯電話１０の外部接続端子に接続されたことが検出さ
れると、ステップＳ１０２へ進み、携帯電話１０のテン
キーから短縮アクセスコードの入力があるかチェックさ
れる。短縮アクセスコードの入力がなければステップＳ
１０４へ進み、アダプタ１２に内蔵されている識別コー
ドが検索命令文に連結される。検索命令文には、データ
ベース４２からホームページアドレスを検索するための
検索プログラム（Ｗｅｂサーバ４１上で起動）のプログ
ラム名が含まれる。次いでステップＳ１０６へ進み、こ
の検索命令文が実行される。検索命令文が実行される
と、携帯電話１０の通信事業者のゲートウエイ１１を介
してインターネットへの接続が実行され、検索命令文が
Ｗｅｂサーバ４１に受信され、Ｗｅｂサーバ４１におい
て検索プログラムが起動される。

【００３９】検索プログラムは検索命令文に連結された
識別コードを検索キーとしてデータベース４２を検索
し、対応するＷｅｂサーバ５１上のホームページアドレ
ス（ＵＲＬ）を取得する。Ｗｅｂサーバ４１は、取得し
たＵＲＬへリダイレクトするよう、携帯電話１０へ送信
する。ステップＳ１０８において、携帯電話１０は、Ｗ
ｅｂサーバ５１から返信されたＵＲＬを受信し、次いで
ステップＳ１０８において、そのＵＲＬにリダイレクト
する。その結果、ステップＳ１１２において、図３に示
すように、携帯電話の表示部にそのホームページが表示
される。

【００４０】一方、ステップＳ１０２において、携帯電
話１０のテンキーからの短縮アクセスコードの入力が確
認されたらステップＳ１１４へ進む。ステップＳ１１４
では、短縮アクセスコードに次いで、入力終了を示す文
字列（例えば「＃＃」「＊＊」等）が入力されたか確認
する。この文字列の入力が確認されたらステップＳ１１
６へ進み、入力された短縮アクセスコードが検索命令文
に連結される。次いでステップＳ１１８において、ステ
ップＳ１１２で生成された検索命令文を実行する。その
結果、上述のようにＷｅｂサーバ５１からＵＲＬが返信
され（Ｓ１０８）、そのＵＲＬにリダイレクトし（Ｓ１
１０）、携帯電話１０の表示部にそのホームページが表
示される（Ｓ１１２）。

【００４１】図４は、情報管理会社４０のＷｅｂサーバ
４１で実行される処理の手順を示すフローチャートであ
る。ステップＳ２００において、携帯電話１０から発信
された検索命令文の受信がチェックされる。検索命令文
の受信が確認されない間は検索プログラムの呼び出し待
状態が継続する。検索命令文の受信が確認されたらステ
ップＳ２０２へ進み、検索命令文から識別コード若しく
は短縮アクセスコードが取得される。次いでステップス
テップＳ２０４へ進み、取得した識別コード若しくは短
縮アクセスコードを検索キーとしてデータベース４２が
検索される。

【００４２】次いで、ステップＳ２０６において、検索
の結果、対応するＵＲＬが存在するかチェックされる。
対応するＵＲＬが存在することが確認されたらステップ
Ｓ２０８へ進み、そのＵＲＬへのリダイレクトを携帯電
話１０へを送信する。一方、ステップＳ２０６で、対応
するＵＲＬが存在しないことが確認されたら、ステップ
Ｓ２１０へ進み、例えば図５に示すエラー画面を携帯電
話１０の表示部に表示させる。

【００４３】ここで、図６を参照して、情報提供会社５
０のＷｅｂサーバ５１の管理システム５００について説
明する。管理システム５００のシステムコントローラ５
０１は、例えばマイコンであり、管理システム５００全
体を制御する。システムコントローラ５０１には画面表
示管理部５０２が接続されており、画面表示管理部５０
２を介して図８に示す管理画面が制御される。図８中、
左ウインドウＬＷには管理メニューが表示され、管理シ
ステム５００で扱う管理項目が表示される。右ウインド
ウＲＷには、管理メニューから選択された管理項目に応
じた画面が表示される。

【００４４】システムコントローラ５０１には、コンテ
ンツデータベース５２のデータ内容を更新するためのコ
ンテンツ管理部５０３、投資家情報データベース５３の
データ内容を更新するための投資家情報管理部５０４、
コンテンツデータベース５２が更新された際、携帯電話
１０の投資家へのメールを編集し送信するための通知メ
ール送信部５０５、コンテンツデータベース５２内の画
像情報等を投資家から指定された送信先へ配信する詳細
情報配信部５０６、各投資家のアクセス状況、各ホーム
ページや各コンテンツ等へのアクセス状況等を管理する
アクセス管理部５０７が接続されている。

【００４５】図７は、情報提供会社５０において、ホー
ムページのコンテンツを更新をする際、システム管理者
が行う作業の手順を示すフローチャートである。ステッ
プＳ３００でコンテンツデータベース５２の更新作業が
行われる。図８の左ウィンドウＬＷの管理メニューの
「新規登録」をクリックすると、コンテンツ管理部５０
３が起動され、図８中の右ウィンドウＲＷにコンテンツ
新規登録画面Ｗ０１が表示される。コンテンツ新規登録
画面Ｗ０１中のタイトル入力欄Ａ０１は、投資家への通
知メールのタイトルを入力する欄であり、内容入力欄Ａ
０２は、通知メールの本文を入力する欄である。詳細情
報ファイル入力欄Ａ０３は、通知内容に対応する詳細な
テキスト情報へのアクセスアドレス（例：http://xxx.
co.jp/ir/）を入力する欄である。各入力欄にデータを
入力後「登録」ボタンをクリックすると、コンテンツ管
理部５０３によりコンテンツデータベース５２に新規デ
ータが登録される。

【００４６】尚、管理メニューの「コンテンツ修正」を
クリックすると、コンテンツ新規登録画面とほぼ同様の
修正画面が右ウィンドウＲＷに表示され、上述の各入力
欄Ａ０１〜Ａ０３に登録済みデータが表示される。修正
画面には「登録」ボタンに代わって「修正」ボタンが表
示される。システム管理者が修正画面の各入力欄のデー
タ内容を適宜修正し、「修正」ボタンをクリックする
と、コンテンツ管理部５０３はコンテンツデータベース
５２に格納されている該当データを変更する。

【００４７】次いでステップＳ３０２へ進み、通知メー
ルの作成が行われる。管理メニュー（図８参照）の「メ
ール送信」を選択すると、通知メール送信部５０６が起
動され、図９に示すように、右ウィンドウＲＷにメール
送信の第１画面Ｗ１１が表示される。顧客リスト表示欄
Ｂ１１には、携帯電話１０の投資家を含む投資家の一覧
が表示される。尚、顧客リスト表示欄Ｂ１１の下の顧客
カテゴリ選択の各項目を適宜選択することにより、表示
される投資家一覧を変更することができる。

【００４８】表示された投資家一覧からメールを送信す
る投資家を選択し、「次へ」と表示されたボタンをクリ
ックすると、図１０に示すように、右ウィンドウＲＷに
はメール送信の第２画面Ｗ１２が表示される。タイトル
入力欄Ｂ２１は、各投資家の携帯電話のへ送信されるメ
ール内容を簡潔に示すタイトルを入力する欄であり、本
文入力欄Ｂ２２はテキスト情報を入力する欄であり、詳
細情報ファイル入力欄Ｂ２３は、コンテンツデータベー
ス５２に格納される詳細なテキスト情報へのアクセスア
ドレスを入力する欄である。すなわち、図８の詳細情報
ファイル入力欄Ａ０３に入力されたアクセスアドレス
（例：http://xxx.co.jp/ir/）が入力される。各入力欄
Ｂ２１〜Ｂ２３を入力し、「Ｍａｉｌ送信」ボタンをク
リックすると、メール送信部５０５により、選択された
各投資家へ通知メールが送信される（Ｓ３０４）。

【００４９】尚、図７に示す手順は一例であり、コンテ
ンツデータベース５２の更新をした後、必ずしも通知メ
ールの編集および送信を行う必要はない。

【００５０】図１１は、情報提供会社５０からの通知メ
ールを受信した投資家が行う携帯電話１０の操作手順を
示すフローチャートである。ステップＳ４００でメール
を受信すると、図１２に示す受信メール一覧画面に、情
報提供会社５０からの通知メールのタイトルが表示され
る。ステップＳ４０２で投資家が通知メールを選択する
と、図１３に示すように、通知メールのタイトル、通知
内容、およびテキスト情報アドレス（例：http://xxx.c
o.jp/ir/）が表示される。ステップＳ４０４でテキスト
情報アドレスが選択されると、図１４に示す詳細なテキ
スト情報、および詳細情報（図、表、グラフ等の画像情
報）を送信させるためのコマンド行（「詳細情報送信先
選択」）が表示される。

【００５１】ステップＳ４０６で、図１４のコマンド行
が選択されると、図１５に示す送信先選択画面が表示さ
れる。送信先選択画面には、詳細情報の送信先を選択さ
せるコマンド行（「ＰＣメール」「ＦＡＸ」「携帯メー
ル」）が表示される。本実施形態において、送信先とし
てパソコン、ＦＡＸ、携帯電話１０が選択可能である。
尚、送信先としてパソコンが選択される場合、詳細情報
はパソコンへ送信されるメールに添付される。ステップ
Ｓ４０８で送信先が選択されると、図１６にしめす送信
実行画面が表示される。「送信」を選択することによ
り、選択された送信先とテキスト情報へのアクセスアド
レスがゲートウェイ１１、インターネットを介してＷｅ
ｂサーバ５１へ送信される（Ｓ４１０）。その後、後述
するＷｅｂサーバ５１における送信処理が終了すると、
送信終了メッセージが携帯電話１０の表示部に表示さ
れ、詳細情報の送信が行われたことが投資家に報知され
る。

【００５２】図１１のステップＳ４１０の処理により、
投資家により選択された送信先が送信されると、Ｗｅｂ
サーバ５１では、詳細情報の配信処理が詳細情報配信部
５０６により実行される。図１７は、Ｗｅｂサーバ５１
の配信処理の手順を示すフローチャートである。Ｓ５０
０において、携帯電話１０から送信指示を受信したかチ
ェックされる。携帯電話１０からの受信が検知されるま
でステップＳ５００は繰り返される。受信を検知すると
ステップＳ５０２へ進み、投資家名とテキスト情報への
アクセスアドレスの取得が行われる。

【００５３】次いでステップＳ５０４へ進み、取得され
た投資家名を検索キーとして投資家情報データベース５
３が検索され、投資家により選択された送信先に応じて
パソコンのメールアドレス若しくはＦＡＸ番号が取得さ
れる。さらに、パソコンが送信先である場合、投資家名
を検索キーとして画像情報のデータ形式も取得される。

【００５４】次いでステップＳ５０６へ進み、取得され
た投資家名とテキスト情報へのアクセスアドレスとを検
索キーとして、コンテンツデータベース５２が検索さ
れ、テキスト情報と関連する画像情報が検索される。上
述のように、コンテンツデータベース５２において、テ
キスト情報には異なるデータ形式の複数の画像情報が関
連付けられている。ステップＳ５０６では、これら複数
の画像情報のうちステップＳ５０４で取得されたデータ
形式の画像情報が取得される。すなわち、投資家が予め
指定しているデータ形式の画像情報が取得される。

【００５５】ステップＳ５０８へ進み、テキスト情報お
よび画像情報が、ステップＳ５０４で取得されたメール
アドレス若しくはＦＡＸ番号へ配信される。次いで、ス
テップＳ５１０において配信結果がチェックされる。配
信が成功終了したことが確認されたらステップＳ５１２
へ進み、上述の図１６に示すような終了メッセージが携
帯電話１０へダウンロードされ、画面表示される。配信
が異常終了したことが確認されたらステップＳ５１４へ
進み、エラーメッセージが携帯電話１０へダウンロード
され、画面表示される。

【００５６】次に、投資家の個人情報の管理について説
明する。個人情報には、投資家属性と投資家に対して行
われるアンケートの回答結果が含まれる。管理メニュー
（図８参照）の「投資家情報メンテナンス」を選択する
と、投資家情報管理部５０４が起動され、図１８に示す
ように、右ウィンドウＲＷに一覧表示画面Ｗ２１が表示
される。リスト表示欄Ｃ１１には携帯電話の利用者であ
る投資家の一覧が表示される。新たな投資家を登録する
場合、「新規登録」ボタンをクリックする。「登録」ボ
タンがクリックされると、図１９に示すように、右ウィ
ンドウＲＷに投資家登録画面Ｗ２１が表示される。投資
家登録画面Ｗ２１には、「姓」、「名」、「メールアド
レス」（携帯電話のメールアドレス）、「ＰＣメールア
ドレス」（画像情報を添付したメールが送信されるパソ
コンのメールアドレス）、「住所」、「郵便番号」、
「電話番号」、および「ＦＡＸ番号」（画像情報が送信
されるＦＡＸ番号）を入力する入力欄Ｃ２１〜Ｃ２８が
表示される。

【００５７】各入力欄Ｃ２１〜Ｃ２８にデータが入力さ
れ、「登録」ボタンがクリックされると、投資家情報管
理部５０４により、投資家情報データベース５３へ新規
データが登録される。

【００５８】登録済みの投資家の投資家属性を修正する
場合、図１８に示す画面においてリスト表示欄Ｃ１１に
表示される投資家の一覧の中から該当する投資家を選択
し、「修正」ボタンをクリックする。その結果、図１９
とほぼ同様の画面が右ウィンドウＲＷに表示される。上
述の各入力欄Ｃ２１〜Ｃ２８に表示されたデータを適宜
修正し、「登録」ボタンに変わって表示される「修正」
ボタンをクリックすると、投資家情報管理部５０４によ
り、投資家情報データベース５３の該当データの修正が
行われる。

【００５９】尚、投資家属性の一部を、投資家自身が修
正することも可能である。携帯電話１０に表示される情
報提供会社５０のホームページのトップ画面の最下欄
は、図２０に示すように、「個人情報修正」というコマ
ンド行である。このコマンド行を選択すると、図２１に
示す個人情報修正画面が表示される。本実施形態では、
氏名、ＰＣメールアドレス、およびＦＡＸ番号が修正可
能である。投資家によりこれらの項目が修正されると、
図２２に示す確認画面が表示される。確認画面において
「ＯＫ」を選択すると、修正内容が情報提供会社５０の
Ｗｅｂサーバ５１へ発信される。その結果、投資家情報
管理部５０４を介して修正内容が投資家情報データベー
ス５３に反映され、図２３に示すメッセージが表示され
る。

【００６０】管理メニューから「アンケート作成」を選
択すると、アンケート管理部５０８が起動され、右ウィ
ンドウＲＷにアダプタの所有者である投資家、すなわち
携帯電話の利用者である投資家の一覧（図示せず）が表
示される。投資家一覧の中から送信対象となる投資家を
選択する。次いで、アンケート管理部５０８によりアン
ケート内容を作成・修正し、送信するための画面（図示
せず）が表示される。システム管理者はアンケート内容
を適宜作成若しくは修正し、選択済みの投資家の携帯電
話にアンケートを送信する。

【００６１】アンケート管理部５０８は、各投資家から
返信されたアンケート内容を投資家情報データベース５
３にアンケート結果として格納し、図２４に示すような
アンケート情報として表示する。

【００６２】管理メニューから「アクセス情報」を選択
すると、アクセス管理部５０７（図６参照）が起動さ
れ、右ウィンドウＲＷに、ホームページ単位のアクセス
状況、投資家単位のアクセス状況、コンテンツ単位のア
クセス状況が表示される。これらのアクセス状況はアク
セス管理部５０７により管理される。

【００６３】情報提供会社５０は、このアンケート情報
およびアクセス状況を分析することにより、各投資家の
要求を把握することができる。

【００６４】また、システムコントローラ５０１は、通
知メール送信部５０５を投資家情報管理部５０４と連動
させた制御を行う。すなわち、通知メール送信部５０５
を介して作成される通知メールの送信対象となる投資家
を、投資家情報管理部５０４を起動させることにより、
投資家情報データベース５３から取得される各投資家毎
のデータに基づいて取捨選択する。これにより、作成さ
れた通知メールに含まれる情報を真に必要とする投資家
にのみ当該通知メールが適切に送信される。

【００６５】ここで、図１を参照して、Ｗｅｂサーバ５
４の動作について説明する。Ｗｅｂサーバ５４は、携帯
電話１０からのアクセスの認証を行う。携帯電話１０に
装着されたアダプタ１２との間でワンタイムパスワード
を用いることにより、携帯電話１０からのアクセスが正
当であるか否かを判断する。携帯電話１０からのアクセ
スが発生する度に異なるパスワードがアダプタ１２にお
いて生成される。パスワードの生成は、例えばＷｅｂサ
ーバ５４とアダプタ１２との間で取り決められた所定の
計算式により生成される。携帯電話１０から発信される
データは、このパスワード付でＷｅｂサーバ５１を経由
してＷｅｂサーバ５４に送信される。このパスワード付
のデータを受信したＷｅｂサーバ５４は、上述の計算式
に基づいて解読し、正当なアクセスであることを確認す
る。

【００６６】これにより、携帯電話１０単独でのブック
マーク機能によるＷｅｂサーバ５１上のホームページへ
のアクセスを防止することができる。この認証機能を上
述した通知メール送信部５０５による投資家への通知メ
ールの送信機能と共に用いることにより、例えば、ある
株式会社の株主を対象とした株主総会の議決を、アダプ
タ１２を装着した携帯電話１０を用いて行うことができ
る。すなわち、予めその株式会社の株主にのみアダプタ
１２を配布しておく。通知メール送信部５０５を起動
し、株主総会の議題を内容とする通知メールを作成し、
投資家のうち対象となる株主にのみその通知メールを送
信する。この通知メールを受け取った株主は、携帯電話
１０にアダプタ１２を装着した状態で、通知メールに対
する返信を実行する。その結果、株主のみを対象とした
通知メールの送信・返信が可能となる。このように、携
帯電話１０からのアクセスの認証機能と通知メールの編
集・送信機能とを連動させれば、機密性の高い情報の送
受信を特定の投資家との間でのみ行うことが可能とな
り、情報提供会社５０の信頼性が向上する。

【００６７】

【発明の効果】以上のように本発明によれば、インター
ネット上で提供される情報を、そのデータ容量およびデ
ータ形式にかかわらず、携帯用通信端末の利用者に確実
かつ容易に提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る実施形態が適用される情報提供シ
ステムのシステム構成を示す図である。

【図２】携帯電話に接続されるアダプタに内蔵されるア
クセス支援プログラムの処理手順を示すフローチャート
である。

【図３】アダプタ接続後、携帯電話の表示部に表示され
る情報提供会社のホームページを示す図である。

【図４】アダプタ接続後の携帯電話からの発信に応じ
て、情報管理会社のＷｅｂサーバで実行される処理の手
順を示すフローチャートである。

【図５】短縮アクセスコードに対応するホームページが
存在しない場合に表示されるエラー画面である。

【図６】情報提供企業の管理システムのブロック図であ
る。

【図７】情報提供会社において、ホームページのコンテ
ンツを更新する際、システム管理者が行う作業の手順を
示すフローチャートである。

【図８】情報提供会社の管理システムにおいて、コンテ
ンツ新規登録時に表示される画面である。

【図９】情報提供会社の管理システムにおいて、メール
送信時に表示される第１画面である。

【図１０】メール送信時に表示される第２画面である。

【図１１】情報提供会社からの通知メールを受信した携
帯電話の利用者である投資家の操作手順を示すフローチ
ャートである。

【図１２】携帯電話の受信メール一覧画面である。

【図１３】受信メールの一覧から通知メールを選択する
と表示される画面である。

【図１４】図１３の画面において、テキスト情報へのア
クセスアドレスを選択すると表示される画面である。

【図１５】図１４の画面において、詳細情報を取得する
ためのコマンド行を選択すると表示される、送信先選択
画面である。

【図１６】詳細情報の送信終了を通知する画面である。

【図１７】情報提供会社のＷｅｂサーバ５１における、
詳細情報の配信処理の手順を示すフローチャートであ
る。

【図１８】利用者の属性情報を登録・更新するための、
投資家の一覧表示画面である。

【図１９】新たな投資家を登録する際に表示される、属
性入力画面である。

【図２０】携帯電話に表示される情報提供会社のホーム
ページのトップ画面である。

【図２１】携帯電話に表示される個人情報修正画面であ
る。

【図２２】携帯電話に表示される個人情報修正の確認画
面である。

【図２３】個人情報修正後、携帯電話に表示される終了
メッセージである。

【図２４】情報提供会社から送信されたアンケートに対
する回答結果を示す画面である。

【符号の説明】

１０、２０、３０携帯電話１１、２１、３１ゲートウェイ１２、２２、３２アダプタ４０情報管理会社４１情報管理会社のＷｅｂサーバ５０、６０、７０情報提供会社５１情報提供会社のＷｅｂサーバ５２コンテンツデータベース５３投資家情報データベース８０パソコン９０ＦＡＸ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】携帯用通信端末と、前記携帯用通信端末に接続されることにより、アクセス
管理人により管理される、ホームページアドレスに対応
するアクセス情報の前記携帯用端末への入力を可能にす
るアダプタと、前記アダプタが接続された状態で前記携帯用通信端末か
ら発信され、インターネットを介して受信された前記ア
クセス情報に基づいて、前記携帯用通信端末の送受信相
手を前記アクセス情報に対応するホームページアドレス
にリダイレクトさせるための前記アクセス管理人のＷｅ
ｂサーバと、前記ホームページアドレスを有する情報提供人の第１の
Ｗｅｂサーバと、前記携帯用通信端末の利用者への提供情報を格納する前
記情報提供人の提供情報格納手段とを備え、前記提供情報は、テキスト情報と、このテキスト情報と
関連付けられている付加情報とを含み、前記第１のＷｅｂサーバは、前記携帯用通信端末から指
定された送信先に前記提供情報を送信することを特徴と
する情報提供システム。
【請求項２】前記アクセス情報は前記アダプタの識別
コード、あるいは前記アダプタが接続された状態で前記
利用者により前記携帯用通信端末に入力される、前記ホ
ームページアドレスに対応するアクセスコードであるこ
とを特徴とする請求項１に記載の情報提供システム。
【請求項３】前記第１のＷｅｂサーバは、前記提供情
報の更新時、前記テキスト情報へのアクセスアドレス
と、前記送信先を前記利用者に指定させるコマンド行と
を含む通知メールを編集し、前記携帯用通信端末へ送信
することを特徴とする請求項１に記載の情報提供システ
ム。
【請求項４】前記提供情報格納手段において、前記付
加情報は、前記送信先の出力媒体に対応した複数のデー
タ形式で格納され、前記第１のＷｅｂサーバは、前記複
数のデータ形式で格納された前記付加情報の中から前記
送信先に応じたデータ形式の前記付加情報を選択し、送
信することを特徴とする請求項１に記載の情報提供シス
テム。
【請求項５】前記データ形式には、前記出力媒体で稼
動するアプリケーションソフトウエアで使用される、
図、表、グラフ、イメージ、テキストのデータ形式が含
まれることを特徴とする請求項４に記載の情報提供シス
テム。
【請求項６】前記出力媒体は、インターネットに接続
されたパーソナルコンピュータおよび／またはファクシ
ミリおよび／または前記携帯用通信端末であることを特
徴とする請求項４に記載の情報提供システム。
【請求項７】前記第１のＷｅｂサーバは、前記利用者
の情報を管理することを特徴とする請求項１に記載の情
報提供システム。
【請求項８】前記第１のＷｅｂサーバは、前記携帯用
通信端末に所定の質問事項を送信し、前記携帯用通信端
末から返信される前記質問事項に対する回答を収集し、
その回答結果に基づいて前記利用者情報を更新すること
を特徴とする請求項７に記載の情報提供システム。
【請求項９】前記第１のＷｅｂサーバは、前記携帯用
通信端末に所定の質問事項を送信し、前記利用者が前記
携帯用通信端末を介して返信する前記質問事項に対する
回答を収集し、その回答結果に基づいて前記通知メール
が送信される前記携帯用通信端末を取捨選択することを
特徴とする請求項３に記載の情報提供システム。
【請求項１０】前記情報提供人の第２のＷｅｂサーバ
を備え、前記第２のＷｅｂサーバは、前記アダプタが接
続された状態で前記携帯用通信端末がアクセスしている
ことを認証し、前記第１のＷｅｂサーバは、前記認証が
なされた状態で前記携帯用通信端末に所定の質問事項を
送信し、前記利用者が前記アダプタが接続された状態の
前記携帯用通信端末を介して返信する前記質問事項に対
する回答を収集することを特徴とする請求項１に記載の
情報提供システム。
【請求項１１】前記認証は、前記携帯用通信端末に接
続された前記アダプタと前記第２のＷｅｂサーバとの間
で発行されるワンタイムパスワードに基づいて行われる
ことを特徴とする請求項１０に記載の情報提供システ
ム。
【請求項１２】アクセス管理人により管理される、ホ
ームページアドレスに対応するアクセス情報の入力を可
能にするアダプタが接続された状態において、前記アク
セス情報に対応するホームページアドレスに送受信相手
をリダイレクトさせるための前記アクセス管理人のＷｅ
ｂサーバに前記アクセス情報を発信する携帯用通信端末
であって、前記ホームページアドレスを有する情報提供人が提供す
る提供情報の送信先を指定することが可能なことを特徴
とする携帯用通信端末。
【請求項１３】アクセス管理人により管理される、ホ
ームページアドレスに対応するアクセス情報の入力を可
能にするアダプタが接続された状態の携帯用通信端末か
ら、前記アクセス情報に対応するホームページアドレス
に送受信相手をリダイレクトさせるための前記アクセス
管理人のＷｅｂサーバに前記アクセス情報が発信される
と、前記アクセス管理人のＷｅｂサーバにより前記携帯
用通信端末の送受信相手をリダイレクトさせる前記ホー
ムページアドレスを有する情報提供人のＷｅｂサーバで
あって、前記情報提供人の提供情報の更新時、前記提供情報の送
信先を前記携帯用通信端末の利用者に指定させるコマン
ド行とを含む通知メールを編集し、前記携帯用通信端末
に送信し、前記送信先に前記提供情報を配信することを
特徴とする情報提供人のＷｅｂサーバ。
【請求項１４】前記利用者の情報を管理すること特徴
とする請求項１３に記載の情報提供人のＷｅｂサーバ。
【請求項１５】前記携帯用通信端末に所定の質問事項
を送信し、前記携帯用通信端末から返信される前記質問
事項に対する回答を収集することを特徴とする請求項１
３に記載の情報提供人のＷｅｂサーバ。
【請求項１６】前記回答結果に基づいて、前記利用者
の情報を更新することを特徴とする請求項１５に記載の
情報提供人のＷｅｂサーバ。
【請求項１７】前記回答結果に基づいて、前記通知メ
ールが送信される前記携帯用通信端末を取捨選択するこ
とを特徴とする請求項１５に記載の情報提供人のＷｅｂ
サーバ。
【請求項１８】前記アダプタが接続された状態で前記
携帯用通信端末がアクセスしていることを認証する認証
Ｗｅｂサーバにより正当なアクセスを行っていると認証
された前記携帯用通信端末にのみ所定の質問事項を送信
し、かつ前記アダプタが接続された状態の前記携帯用通
信端末から返信される前記質問事項に対する回答を収集
することを特徴とする請求項１３に記載の情報提供人の
Ｗｅｂサーバ。