JP2003255079A - 耐震キャスク安定装置 - Google Patents
耐震キャスク安定装置Info
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Abstract
ャスクが転倒する危険性を、大規模且つ高価でしかも職
員の作業条件に悪影響を及ぼす拘束システムを使用する
ことなく防止する。 【解決手段】 本発明は、使用済み核燃料貯蔵キャスク
の安定を図り、設計基準地震条件下での転倒を防止する
ための装置及び方法を提供する。ある態様では、本装置
は、薄板と、前記薄板と面接触しているスライドプレー
トとを備え、この薄板とスライドプレートで滑動可能界
面を形成しており、この滑動可能界面は、摩擦係数が、
設計基準地震条件下で装置上に据えられたキャスクの正
味水平変位が許容レベルになるような範囲内にある。
Description
貯蔵及び移送の分野に、更に厳密には使用済み核燃料の
貯蔵及び移送に使用されるキャスクが地震発生時に倒れ
ないことを確実なものとするための方法及び装置に関す
る。
ブリは、そのエネルギーを所定レベルまで使い果たした
後、除去するのが慣例になっている。除去の際、使用済
み核燃料はなお放射性が高く相当な熱を発生するので、
梱包、輸送、及び貯蔵に当たっては十分な注意を払う必
要がある。放射線被曝から環境を守るため、使用済み核
燃料は、キャスクと呼ばれる大型の円筒形容器に入れて
輸送し、貯蔵する。使用済み核燃料をある場所から別の
場所に輸送する際には移送キャスクを使用し、使用済み
核燃焼を所定期間貯蔵するためには乾式貯蔵キャスクを
使用する。
ャスクと移送キャスクを垂直姿勢に配列しなければなら
ない工程がいくつかある。汎用キャニスター(MPC)
蓋の溶接、MPCからの水分除去、MPCのヘリウム充
填のような工程は数時間を要し、その間原子炉施設の職
員は移送キャストを垂直姿勢に保ったまま移送キャスト
の近くで作業をせねばならない。移送キャスクは、高さ
(約16フィート)に比べてフットプリント(約8フィ
ート)が相当大きく、従って大部分の施設では必要な操
作を行うために支柱なし構造で立たせておくのにかなり
適している。しかしながら、ある種の原子炉施設では、
想定されている設計基準地震(DBE)において、特に
地震活動の活発な地域では、垂直姿勢に配置されたキャ
スクが地震発生時に倒れてしまう危険性が出てくる。こ
れは、信頼できる安全性に関わる問題である。
されている設計基準地震の影響の分析的シミュレーショ
ンにおいてキャスクが倒れることが分かった場合には、
一時的拘束システムを組み立てることが必要となる。構
造的に質量や嵩が非常に大きい(例えば、充填後のキャ
スクは通常250,000ポンド近い重量になる)ため
に、拘束システムもまた嵩張った構造となる。そういう
わけで、充填作業中にキャスクが転倒するのを防止する
ため斯様に大型の構造体を建設、設置することは、非常
に費用がかかるものとなる。更には、充填工程が全て一
箇所で行われるわけではないので、燃料充填作業中に地
震が起きた場合にキャスクの転倒を防止するためには、
通常、複数の一時的拘束システムが必要となる。
拘束システムを施設内部に設置することには、システム
組み立ての間の職員に対する放射線量の問題が伴い、燃
料充填中には拘束構造体が在るためアクセスが制限され
ることからそのような状況は更に深刻になる。施設職員
がMCPの充填及び「準備」に費やさねばならない時間
は、拘束システムが在るため少なくとも二倍になると推
定される。
は、薄板と、前記薄板と面接触したスライドプレートを
備え、両者で滑動可能界面を形成し、使用済み核燃料格
納キャスクを安定させて設計基準地震条件下での転倒の
防止を図る装置であり、これにより当該技術分野におけ
る上記問題と不十分な事項は解決される。
据えられたキャスクの正味水平変位が設計基準地震条件
下で許容レベルに落ち着くような範囲内にある。滑動可
能界面の摩擦係数は、薄板又はスライドプレートの何れ
か、或いはその両方を形成する材料を変更することによ
り制御される。好適な実施形態では、スライドプレート
はオーステナイト系ステンレス鋼で作られ、薄板は金属
材料又は重合体材料で構成されている。スライドプレー
トはキャスクの底面、上方にキャスクが設置されるカバ
ープレート、又は薄板の下方の底板とすることができ
る。
は、滑動可能界面の摩擦係数は、所与の設計パラメータ
ーを有するキャスクを転倒させることなく許容レベルの
正味水平変位を20インチとした場合、0.12乃至
0.34となる。装置の合計厚さは、スライドプレート
の上面から薄板の底面までとして3インチ未満にでき
る。スライドプレート及び薄板は矩形でも円形でもよ
い。更に、スライドプレートは滑動可能界面を汚染から
保護するために逆つば部を有していてもよい。
ャスクを装置上に設置した場合、キャスクをカバープレ
ートに対して機械的に固定するか、停止手段を設ける
か、又はキャスクとカバープレートの間の摩擦係数がス
ライド式界面の摩擦係数よりも確実に大きくなるように
することにより、カバープレートに対するキャスクの横
方向への動きを制限するのが望ましい。
は、底面を有する薄板の頂部上のカバープレートであ
り、装置には、上面と底面を有しその上面は薄板の底面
と接している敷板が更に設けられている。このような実
施形態では、薄板を敷板に対して機械的に固定するか、
停止手段を設けるか、又は薄板と敷板の間の摩擦係数が
滑動可能界面の摩擦係数よりも確実に大きくなるように
することにより、敷板に対する薄板の横方向の動きを制
限することも望ましい。また、敷板を装置が設置される
面に対して機械的に固定するか、停止手段を設けるか、
又は敷板と装置が設置される面との間の摩擦係数が滑動
可能界面の摩擦係数よりも確実に大きくなるようにする
ことによって、装置が設置される面に対する敷板の横方
向の動きを制限することも望ましい。
供する段階と、底部と上部を有するキャスクをキャスク
の底面がスライドプレート上に載るように該装置上に配
置する段階とから成る、地震発生時にキャスクの安定を
図る方法である。摩擦係数の範囲は、設計基準地震条件
下での正味水平変位の許容レベルに合わせて決められ
る。ある代表的なキャスクの実施形態では、滑動可能界
面の摩擦係数の範囲は、正味水平変位の許容レベルを2
0インチとした場合、0.12乃至0.34である。
料は、キャスクと呼ばれる筒状容器に入れられて貯蔵及
び移送される。意図する機能を履行するにあたり、円筒
形キャスクは頻繁に垂直姿勢に配置しなければならな
い。環境への放射線被曝を回避するために、これらのキ
ャスクは、一旦使用済み核燃料を詰め込んだら又は詰め
込み中には、決して倒れてはならない。キャスクを倒し
かねない事象の1つとして震動事象(地震)が挙げられ
る。特定の設計パラメーター(即ち、重量、重心、基礎
部直径など)を有するキャスクが、想定される地震(即
ち、設計基準地震)の影響の分析的シミュレートにおい
て倒れるのであれば、この危険性を取り除くために、あ
る種の拘束システムが必要となる。
を安定させるために使用される代表的な先行技術による
拘束システム2を示している。拘束システム2は、通
常、複数のサポートビーム4、ジョイント5、及びキャ
スク係合アーム6で構成されている。図1から分かるよ
うに、先行技術による拘束システム2は、嵩張っており
キャスク3へのアクセスが妨げられる。更に、拘束シス
テム2は、支えるために壁7に取り付けるので、原子力
発電施設内でキャスク3を配置できる場所が限定される
ことになる。本願で開示する耐震キャスク安定装置で
は、世界中どの陸上原子力施設においても最も厳格な想
定地震条件下でさえキャスクが倒れないことを確実なも
のとすることにより、耐震拘束具が全く必要なくなる。
更には、耐震キャスク安定装置は、支柱を必要としない
ので、キャスクの配置場所が壁際に限定されない。
れた垂直姿勢のキャスク3を示している。耐震キャスク
安定装置8はプレート状の構造体である。キャスク3に
は上部9と基礎部10がある。地震発生時に垂直姿勢の
キャスク3の安定を図るために耐震キャスク安定装置8
を使用する場合、キャスク3は、耐震キャスク安定装置
8上に、基礎部10が耐震キャスク安定装置8の上面1
5上に載るように配置する。図示の実施形態では、耐震
キャスク安定装置8は円形プレートである。しかしなが
ら、耐震キャスク安定装置8は別の形状、例えば矩形で
もよい。
えている耐震キャスク安定装置8の好適な実施形態を示
す側面図である。図示の実施形態では、耐震キャスク安
定装置8は、スライドプレート12、薄板13、敷板1
4を備えている。しかしながら、耐震キャスク安定装置
8は、スライドプレート12と薄板13だけで構成して
も、地震発生時に垂直姿勢のキャスク3を安定させると
いう意図した機能を発揮させることができる。スライド
プレート12は、キャスクを支えるのに適したカバープ
レートとしても、或いは薄板13の下に配置された底板
としても、又は機械加工により適した仕上げがされる場
合にはキャスク3の底部とすることもできる。図示の実
施形態では、スライドプレート12は薄板13の上に配
置されたカバープレートとなっている。従って、スライ
ドプレート12は、図示の実施形態の以下の論議では、
カバープレート12と呼ぶことにする。
ト12には上面15と底面16がある。薄板13には上
面17と底面18がある。敷板14には上面19と底面
20がある。耐震キャスク安定装置8は、カバープレー
ト12の底面16が薄板13の上面17と接して、摩擦
係数が精密に規定された範囲内にある滑動可能界面21
を形成するように構成されている。本願では、特に明記
しない場合は「摩擦係数」という用語は静摩擦係数と動
摩擦係数の両方を含む。更に、薄板13の底面18は敷
板14の上面19に接して第2の界面23を形成してい
る。耐震キャスク安定装置8に載せられると、キャスク
3の基礎部10がカバープレート12の上面15に接し
てキャスク界面24を形成する。敷板14の底面20は
地面11に接して、地面界面26を形成している。
置8の厚さは、カバープレート12の上面15から敷板
14の底面20までとして測定して、3インチ未満であ
る。更に、耐震キャスク安定装置8をカバープレート1
2と薄板13だけで構成する場合、厚さは、カバープレ
ート12の上面15から薄板13の底面18までとして
測定し、やはり3インチ未満となる。
の固体の表面を互いに接触させて表面界面を形成する場
合、物体間の相対運動(即ち、滑動)を起こすのに必要
な横力は、双方の物体の表面を互いに押す力(即ち、垂
直力)と摩擦係数とに比例する。所与の垂直力が掛かっ
ているものとして、横力で表面界面に滑動が起きるか否
かは、その表面界面の摩擦係数の値によって決まる。こ
の摩擦係数の値は、物体の表面を形成している材料の種
類と、その表面の粗さによって決まる。表面の粗さ程度
は同じと仮定して、一方の物体はガラス製で他方の物体
はスチール製である場合には、両方がスチール製である
場合とは異なる摩擦係数が表面界面に存在することにな
る。互いに接している物体を形成する材料を変えること
により、表面界面の摩擦係数を変えることができるの
で、特定の横力によって界面に滑動が起きるか否かを制
御することができる。本発明はこの現象を利用してい
る。
てはめてみると、地震による横力を受けたときにカバー
プレート12が滑動可能界面21において薄板13に対
して滑動するか否かは、滑動可能界面21の摩擦係数の
値によって決まる。上に述べたように、摩擦係数は、カ
バープレート12と薄板13を形成する材料を変更する
ことにより変えることができる。本発明では、表面粗さ
は考慮に入れず、全ての面が適切に仕上げ加工がされて
いるものと仮定する。従って、所与の横力により滑動可
能界面21で滑動が起きるか否かは、カバープレート1
2と薄板13とを形成する材料を変えることにより制御
することができる。
え地震活動による横力を受けるときに発生する横方向の
移動(即ち、滑動)は、滑動可能界面21でしか起きな
いことが望ましい。これは、第2の界面23、キャスク
界面24、及び地面界面26(本発明の実施形態によっ
ては、あってもなくてもよい)での滑動を制限すること
により達成される。第2の界面23での滑動を制限する
のは、キャスク界面24と地面界面26の滑動を制限す
るやり方と実質的に同じやり方で行われる。そこで、以
下の記述はキャスク界面24並びに地面界面26にも適
用できるものであるとの理解に立ち、第2界面23の滑
動を制限することについて説明するだけに留める。
板13を敷板14に機械的に固定するか、停止手段を設
けるか、又は第2界面23の摩擦係数を滑動可能界面2
1の摩擦係数よりも確実に大きくするかによって実現す
ることができる。図示の実施形態には示していないが、
薄板13を敷板14に機械的に固定するやり方として
は、薄板13と敷板14を一体にボルト締めすること、
薄板13と敷板14を一体にクランプすること、又は第
2界面に接着剤を設けることが含まれる。
で停止手段を設けて、第2界面23の滑動を制限するこ
ともできる。例えば、間隔をおいて釘を敷板14に固定
し、薄板13が敷板14に対して滑らないようにしても
よい。停止手段を利用する場合には、停止手段とカバー
プレート12との間にクリアランスが確保できるように
設計すればよい。これにより、滑動可能界面21での望
ましい滑動への干渉を防止できる。
係数を滑動可能界面21の摩擦係数よりも確実に大きく
することにより、第2界面23での滑動を制限してい
る。これは、カバープレート12が敷板14と同じ材料
で形成されている場合、薄板13の底面18又は敷板1
4の上面19の何れかの表面粗さを増すことにより実現
できる。第2界面23の摩擦係数を滑動可能界面21の
摩擦係数より確実に大きくする第2の方法は、第2界面
23の摩擦係数が滑動可能界面21の摩擦係数よりも大
きくなるように、敷板14をカバープレート12とは異
なる材料で作ることである。
カー25を使用して地面11に対して敷板14を機械的
に固定することにより、地面界面26での滑動を制限し
ている。
21の摩擦係数が特定の範囲に入るような材料で構成さ
れている。この範囲は、以下に説明する分析的シミュレ
ーションにより求められる。
重心、及び所与の基礎部10の直径(即ち、設計パラメ
ーター)を有するキャスク3が、特定の設計基準地震の
影響の分析的シミュレートにおいて、倒れることが分か
れば、キャスク拘束システム2(図1)が必要となる。
同じ数値シミュレーションを使って、キャスク3を耐震
キャスク安定装置8上に配置した場合のキャスク3への
設計基準地震の影響を評価する。耐震キャスク安定装置
8は、キャスク3を倒れるのではなく水平方向に滑らせ
ることによって想定される設計基準地震に対するキャス
ク3への「振動遮断装置」として機能する。シミュレー
ションの結果、キャスク3の正味水平変位の時間履歴が
得られる。正味水平変位は、キャスク3の印を付けた位
置が設計基準地震のシミュレーション中に移動した合計
水平距離である。シミュレーションは、キャスク3(重
量、重心、基礎部10の表面寸法が同一)について、設
計基準地震条件を同じにして、しかし滑動可能界面21
の摩擦係数を変化させて行った。シミュレーション中、
滑動可能界面21の摩擦係数を変化させてキャスク3の
正味水平変位を測定する。シミュレーションの結果をグ
ラフにして、滑動界面21の摩擦係数を様々に変えた場
合の正味水平変位を図5に示す。この「正味水平変位」
対「摩擦係数」の関係を表す曲線の形状は、設計基準地
震とキャスク3の設計パラメーターを変えた場合のシミ
ュレーションでも略同一である。
と、カバープレート12は薄板13に対して滑らず、シ
ミュレートした設計基準地震ではキャスク3は転倒する
ことが分かった。しかしながら、滑動可能界面21の摩
擦係数が低すぎると、滑動があまりに容易に起きてキャ
スク3の正味水平変位が大きくなりすぎ、結果的にキャ
スク3とカバープレート12が耐震キャスク安定装置8
から落ちるか、又はキャスク3が壁などの障壁に接触す
ることになってしまう。このように、滑動可能界面21
の摩擦係数の望ましい範囲としては、摩擦係数が、規定
の設計基準地震に遇うとキャスク3が転倒するのではな
く滑動可能界面21に滑動が起きる程度に低く、しかも
キャスクの正味水平変位が許容レベルの正味水平変位以
内に納まる程度に高い範囲である。
は、薄板13の寸法、及びキャスク3とカバープレート
13との組合せ重心の初期位置によって異なる。図6及
び図7に示すように、例えば、耐震キャスク安定装置8
は円形で、キャスク3は底10が円形をした筒状(図
2)であると仮定する。更に、キャスク3はカバープレ
ート12上に、キャスク3とカバープレート12の中心
が合うように、従って水平方向の組合せ重心CGも中心
にくるように配置されるものとする。薄板13の直径は
D、半径はRである。耐震キャスク安定装置8及びその
上のキャスク3のこの配置では、キャスク3(並びにカ
バープレート12)は、滑動可能界面21での滑動の
間、CGが薄板13の縁部Aのすぐ外側の位置に到達す
る(図6B)までは、薄板13により直立姿勢に支持さ
れる。CGが薄板の縁部Aの外側に到ると、キャスク3
とカバープレート12は両方とも傾いて薄板13から外
れる。従って、キャスク3を薄板13から傾けて外すこ
となくCGが移動できる水平距離はRとなる。このよう
に、この耐震キャスク安定装置8の論理上許容できる正
味水平変位は距離Rである。しかしながら、実際には、
許容正味水平変位は安全係数により下げられるので、許
容正味水平変位はRより幾らか短い距離となる。安全係
数による下げ幅は、政府の規制規格又は原子炉施設所有
者の自由裁量の何れかにより制御される。例えば、直径
8フィート(及び理論上の許容正味水平変位が4フィー
ト)のキャスクの場合は、許容正味水平変位は実際には
約2−3フィートとなるはずである。
容正味水平変位は、薄板13の寸法と形状が分かってお
り、キャスク3とカバープレート12の組合せ重心の水
平方向位置も分かっている限り、上記の原理を適用して
求めることができる。
の床面積全体を覆うように造ることができる。このよう
な場合には、壁又は他の障害物のせいで、キャスク3と
カバープレート12の組合せ重心の水平方向位置が薄板
13の縁部より外に移動することは起こりえない。この
ような場合、理論上の許容正味水平変位は、キャスク3
とカバープレート12が、壁又は他の障害物との接触が
起きる前に移動することのできる距離となる。しかしな
がら、上記の場合のように、この距離はある安全係数分
だけ短くなる。特許請求の範囲で使用する場合「許容正
味水平変位」という用語は、安全係数分を差し引いた理
論上の距離をいう。
状は、異なる設計基準地震及び/又はキャスク3の異な
る設計パラメーターを用いたシミュレーションの場合も
ほぼ同じであるので、ここに述べた概念は、世界中何れ
の地域の場所の何れのキャスクについても、滑動可能界
面21の摩擦係数の望ましい範囲を求める場合に使用す
ることができる。如何なる所与の状況においても、滑動
可能界面21の摩擦係数の範囲がどうなるかということ
については、キャスクの重量、キャスクの重心位置、キ
ャスク基礎部の寸法、及び関係する特定の設計基準地震
の関数となる。従って、本発明は、図5に示すグラフを
作るのに使った設計基準地震条件又はキャスク設計パラ
メーターに限定されるわけではなく、これらは一例に過
ぎない。
状況における許容正味水平変位を20インチとすると、
シミュレートした出力データから、正味水平変位が許容
レベル(20インチ以内)になるのは、摩擦係数が0.
15乃至0.34の範囲内にあるときである。従って、
シミュレートしたキャスク設計パラメーター及び設計基
準地震条件では、滑動可能界面21の摩擦係数の範囲は
0.15乃至0.34となる。
範囲が分かると、耐震キャスク安定装置8は、滑動可能
界面21の摩擦係数がその範囲内になるように作ればよ
い。これは、薄板13及びカバープレート12を、滑動
可能界面21の摩擦係数(静摩擦及び動摩擦の両方)が
この範囲内になる材料で作ることにより実現できる。
な施設によって決まる最小値より低く、狭くて正確な範
囲内にあることが分かっている材料で作るのが望まし
い。また、薄板13を作る材料は、相対精度(?0.0
5)を使えばその摩擦係数が分かる表面を有しているの
が望ましい。この基準を満たし、従って薄板13にふさ
わしい材料と見なされているものとして、金属材料又は
重合体材料がある。例として、Lubrite?、テク
ノロジー社(www.lubritebearing
s.com)製のLubriteよりつくられる材料
?、及びエクストリーム・マテリアル社(www.ex
tremematerials.com)製のNyla
toron?が挙げられる。
テナイト系ステンレス鋼のような環境面での要求に適う
金属から形成し、カバープレート12の底面16には適
した仕上げ加工を施すのが望ましい。
態を明らかにし説明したものに過ぎない。当技術に精通
している者には理解頂けるように、本発明はその精神又
は本質的な特性から逸脱することなく他の具体的な形態
で実施することができる。従って、本発明の開示内容は
説明を目的としたものであり、本発明の範囲を限定する
ものではなく、その範囲は上記特許請求の範囲の内容に
より定義するものとする。
術による機械的拘束システムを示す。
垂直姿勢で配置されたキャスクを示す。
側面図である。
の、設計基準地震下での正味水平変位を、滑動可能界面
の摩擦係数を変化させシミュレートしたデータのグラフ
である。
したキャスクの側面図であり、キャスクとカバープレー
トとの組合せ重心を示す。
あり、キャスクとカバープレートは滑動して、組合せ重
心が薄板の縁部の丁度外側にきているところを示してい
る。
Claims (21)
- 【請求項1】 設計基準地震条件下で使用済核燃料封入
キャスクの安定を図り転倒を防止する装置において、薄
板と、前記薄板に面接触しているスライドプレートとを
備え、前記薄板と前記スライドプレートは滑動可能界面
を形成している装置。 - 【請求項2】 前記滑動可能界面は、摩擦係数が、設計
基準地震条件下で、装置上に据えられたキャスクの正味
水平変位が許容レベルとなるような範囲内にある、請求
項1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記スライドプレートは、前記キャスク
の底面、前記キャスクが載せられるカバープレート、又
は前記薄板の下の底板である、請求項1に記載の装置。 - 【請求項4】 前記スライドプレートは、底面を有する
薄板の頂部上のカバープレートであり、前記装置は、上
面と底面を有し前記上面は前記薄板の底面と接触してい
る敷板を更に備えている、請求項1に記載の装置。 - 【請求項5】 前記敷板に対する前記薄板の横方向移動
は制限されている、請求項4に記載の装置。 - 【請求項6】 前記敷板に対する前記薄板の前記横方向
移動は、前記敷板に対して前記薄板を機械的に固定する
か、又は停止手段を設けることにより制限される、請求
項5に記載の装置。 - 【請求項7】 前記敷板に対する前記薄板の前記横方向
移動は、前記敷板及び薄板に前記滑動可能界面の摩擦係
数よりも大きい摩擦係数を持たせることにより制限され
る、請求項5に記載の装置。 - 【請求項8】 前記装置が載せられる面に対する前記敷
板の横方向移動は制限されている、請求項4に記載の装
置。 - 【請求項9】 前記装置が載せられる面に対する前記敷
板の前記横方向移動を制限するのは、前記装置が載せら
れる面に対して前記敷板を機械的に固定することによ
り、又は停止手段を設けることにより実現される、請求
項8に記載の装置。 - 【請求項10】 前記装置が載せられる面に対する前記
敷板の前記横方向移動は、前記敷板と、前記装置が載せ
られる面に、前記滑動可能界面の摩擦係数よりも大きい
摩擦係数を持たせることにより制限される、請求項8に
記載の装置。 - 【請求項11】 前記スライドプレートは、オーステナ
イト系ステンレス鋼で作られ、前記薄板は金属材料又は
重合体材料で作られる、請求項1に記載の装置。 - 【請求項12】 正味水平変位の許容レベルは20イン
チであり、前記滑動可能界面の摩擦係数の算出範囲は
0.15乃至0.34である、請求項1に記載の装置。 - 【請求項13】 前記装置の厚さは3インチ未満であ
る、請求項1に記載の装置。 - 【請求項14】 前記スライドプレートと前記薄板は矩
形である、請求項1に記載の装置。 - 【請求項15】 前記スライドプレートと前記薄板は円
形である、請求項1に記載の装置。 - 【請求項16】 前記スライドプレートは、前記滑動可
能界面を汚染から保護するための逆つば部を有してい
る、請求項1に記載の装置。 - 【請求項17】 前記スライドプレートは、前記薄板の
頂部上のカバープレートであり、前記キャスクは前記カ
バープレート上に載せられ、前記カバープレートに対す
る前記キャスクの横方向移動は制限されている、請求項
1に記載の装置。 - 【請求項18】 前記カバープレートに対する前記キャ
スクの前記横方向移動は、前記カバープレートに対して
前記キャスクを機械的に固定するか、停止手段を設ける
か、又は前記キャスクとカバープレートとの間の摩擦係
数を前記滑動可能界面の摩擦係数よりも確実に大きくす
るか、によって制限される、請求項17に記載の装置。 - 【請求項19】 地震発生時にキャスクの安定を図る方
法において、上記請求項1に記載の装置を提供する段階
と、底面と上面を有するキャスクを、前記キャスクの底
面が前記装置に載るように前記装置上に配置する段階か
ら成る方法。 - 【請求項20】 前記滑動可能界面の摩擦係数の算出範
囲は、設計基準地震条件下での前記キャスクの正味水平
変位の許容レベルに対して決められる、請求項19に記
載の方法。 - 【請求項21】 前記正味水平変位の許容レベルは20
インチであり、前記摩擦係数の算出範囲は0.15乃至
0.34である、請求項19に記載の方法。
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