JP2003254659A - コンテナ用冷凍装置 - Google Patents

コンテナ用冷凍装置

Info

Publication number
JP2003254659A
JP2003254659A JP2002050371A JP2002050371A JP2003254659A JP 2003254659 A JP2003254659 A JP 2003254659A JP 2002050371 A JP2002050371 A JP 2002050371A JP 2002050371 A JP2002050371 A JP 2002050371A JP 2003254659 A JP2003254659 A JP 2003254659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
evaporator
container
air
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002050371A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Hachisuga
勝巳 蜂須賀
Tetsuo Tominaga
哲雄 冨永
Takeshi Eguchi
剛 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002050371A priority Critical patent/JP2003254659A/ja
Publication of JP2003254659A publication Critical patent/JP2003254659A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
    • F25D2317/068Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the fans
    • F25D2317/0681Details thereof

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エバポレータファンによって消費されるエネ
ルギーを低減して冷凍装置の低コスト運転を可能にす
る。 【解決手段】 コンテナ用冷凍装置に具備されるエバポ
レータファンに、翼弦長をLとすると前縁から翼弦方向
に距離0.35Lから0.45Lまでの範囲で翼厚が最
大かつ翼型中心線の反りが極大となる翼型を採用すると
ともに、エバポレータファンよりも空気の流れ方向後方
かつエバポレータよりも前方にディフューザを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば船舶輸送用
のコンテナに具備される冷凍装置に関し、特に冷凍装置
の消費エネルギーを低減して低コストでの運転を可能に
する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍装置を具備するコンテナの構造の一
例を図10および図11に示す。図において符号100
はコンテナ、101はコンテナ100の長手方向の一方
の壁部100aに組み込まれた冷凍装置、102は冷凍
装置101の一部をなして冷凍装置101と庫内の収容
空間Sとを隔てる仕切壁、103は積荷Fを載置する内
部床である。
【0003】冷凍装置101は、冷媒を圧縮するコンプ
レッサ105と、圧縮された冷媒を庫内(コンテナ内
部)の空気と熱交換させるエバポレータ106と、庫内
の空気と熱交換した冷媒を外気と熱交換させるコンデン
サ107と、エバポレータ106に庫内の空気を強制的
に供給するエバポレータファン108と、エバポレータ
ファン108を駆動するモータ109と、コンデンサ1
07に外気を強制的に供給するコンデンサファン110
と、コンデンサファン110を駆動するモータ111と
を具備している。
【0004】エバポレータ106やエバポレータファン
108等の庫内に置かれるべき機器は壁部100aの上
部に、コンデンサ107やコンデンサファン110等の
庫外に置かれるべき機器は壁部100aの下部にそれぞ
れ配設されており、各機器は壁部100aの一部をなす
フレーム112に固定されている。フレーム112に
は、各機器をより小さなスペースに収めながら各機器を
支持するために十分な強度を備えるべく、コンデンサ1
07やコンデンサファン110を固定される部分を庫内
に突き出させた形状が与えられている。
【0005】エバポレータファン108には、空気を軸
方向に流入させる軸流ファンが採用されており、ファン
を構成する翼は、モータの軸方向から見ると翼面がカマ
のような円弧状をなすカマ形翼となっている。
【0006】上記のように構成された冷凍装置101を
流通する空気の流れについて説明すると、積荷Fの冷却
に寄与した庫内の空気は、エバポレータファン108の
送風作用により、コンテナ100の天井面と仕切壁10
2の上端縁との間に設けられた吸込口113を通じて装
置内に吸い込まれ、エバポレータ106を通過する過程
で冷媒と熱交換して冷却される。冷却された空気は、フ
レーム112の凸部112aを避けるようにして、コン
テナ100の両側の内壁面と凸部112aとの2つの間
隙を通じる流れ(図10参照)と、仕切壁102と凸部
112aの背面との間隙を通じる流れ(図11参照)の
3つに分かれ、コンテナ100の底部で再度合流し、二
重構造となったコンテナ100の底面と内部床103と
の間に設けられた空気流路114に流れ込む。空気流路
114に流れ込んだ空気はコンテナ100の長手方向に
広がり、内部床103の各所に設けられた吹出口115
から収容空間Sに吹き出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構造の冷
凍装置101においては、エバポレータ106に空気を
流通させるために、エバポレータ106の上流側の静圧
を高くする、言い換えればエバポレータ106の上流側
にある空気の圧力エネルギーを高くする必要があるが、
従来の構造では、エバポレータファン108によって空
気に与えられる運動エネルギーに比べて圧力エネルギー
が小さいために、エバポレータ106に送り込める空気
の量が十分ではなかった。これはエバポレータファン1
08の構造(カマ形翼のファン)に起因すると見られる
が、十分な量の空気をエバポレータ106に送り込もう
とすれば、エバポレータファン108に余計な仕事をさ
せなければならず、冷凍装置のエネルギー消費量が増大
する。
【0008】また、従来の冷凍装置101においては、
エバポレータファン108を駆動するモータ109がフ
ァンよりも空気の流れ方向上流側に配置されており、エ
バポレータファン108に流れ込もうとする空気が乱さ
れるとともに、空気の通り道に局所的に空気の流速が増
加するので、圧力損失が増大する。そのため、エバポレ
ータ106に十分な量の空気を供給しようとすれば、や
はりエバポレータファン108に余計な仕事をさせなけ
ればならず、これによっても冷凍装置のエネルギー消費
量が増大する。
【0009】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、エバポレータファンによって消費されるエネル
ギーを低減して冷凍装置の低コスト運転を可能にするこ
とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、次のような構成のコンテナ用冷凍装置
を採用する。すなわち本発明に係る請求項1記載のコン
テナ用冷凍装置は、コンテナ内部に画成された積荷の収
容空間から空気を吸い込むファンと、該ファンによって
供給される空気を冷却する蒸発器とを備え、前記ファン
を構成する翼は、翼弦長をLとすると前縁から翼弦方向
に距離0.35Lから0.45Lまでの範囲で翼厚が最
大かつ翼型中心線の反りが極大となる翼型をなすことを
特徴とすることを特徴とする。
【0011】本発明においては、上記のような翼型のフ
ァンを採用することにより、翼の翼弦方向の前半部分で
は、翼に沿って流れる空気の圧力が積極的に上昇し、翼
の後半部分では圧力上昇の変化が緩やかになって、翼の
負圧面(凸の翼面)での剥離が抑制される。これによ
り、ファンの送風作用が高まり、ファンの駆動源に過度
の仕事をさせなくても、十分な量の空気を蒸発器に送り
込むことが可能になって、エネルギー消費量を低減させ
ることができる。
【0012】請求項2記載のコンテナ用冷凍装置は、コ
ンテナ内部に画成された積荷の収容空間から空気を吸い
込むファンと、該ファンによって供給される空気を冷却
する蒸発器とを備え、前記ファンよりも前記空気の流れ
方向後方かつ前記蒸発器よりも前方に、前記ファンによ
って前記蒸発器に供給される空気のもつ運動エネルギー
を圧力エネルギーに変換するディフューザが設けられて
いることを特徴とする。
【0013】本発明においては、ファンによって空気に
与えられた運動エネルギーが、ディフューザによって圧
力エネルギーに変換されるので、蒸発器に押し込まれる
空気の量が増加する。これにより、ファンの送風作用が
高まり、ファンの駆動源に過度の仕事をさせなくても、
十分な量の空気を蒸発器に送り込むことが可能になっ
て、エネルギー消費量を低減させることができる。
【0014】請求項3記載のコンテナ用冷凍装置は、請
求項2記載のコンテナ用冷凍装置において、前記ディフ
ューザが、前記ファンを囲うベルマウスに連続して設け
られた円筒状の外側シュラウドと、該外側シュラウドの
内側に設けられて前記ファンを駆動するモータを囲う内
側シュラウドからなることを特徴とする。
【0015】本発明においては、外側シュラウドと内側
シュラウドとによってディフューザとしての空気の通り
道が画成されるので、ディフューザによる効果が高めら
れる。これにより、冷凍装置のエネルギー消費量をさら
に低減させることができる。
【0016】請求項4記載のコンテナ用冷凍装置は、請
求項3記載のコンテナ用冷凍装置において、前記外側シ
ュラウドの両頂角が20°以上45°以下であることを
特徴とする。
【0017】本発明においては、ディフューザの後方に
圧力損失を生む大きな要因となる蒸発器が配置されてお
り、ディフューザに隣接して配置された(後述する実施
の形態では直下に位置する)蒸発器の表面近傍に圧力の
高い領域ができるので、ディフューザから吹き出される
空気が外側シュラウドに押し付けられるような作用が生
まれる。このため、外側シュラウドの両頂角を大きくし
ても外側シュラウドに沿って流れる空気が剥離し難くな
ってディフューザによる効果がさらに高められる。加え
て、ディフューザの両頂角を大きくすることにより圧力
エネルギーへの回復量がより大きくなるので、ディフュ
ーザと蒸発器との間隔を狭くすることが可能になり、装
置の小型化が図れる。
【0018】このような効果が最も良好に得られるの
は、外側シュラウドの両頂角が20°以上45°以下の
場合である。両頂角が20°よりも小さいと、蒸発器の
側面に生じる圧力分布に、場所によって大きな圧力差が
生じて空気の導通が良好に行えず、圧力差を改善しよう
とすればディフューザと蒸発器との間隔を広げるしかな
く、装置の大型化に繋がりかねない。両頂角が45°よ
りも大きいと、外側シュラウドに沿って流れる空気が剥
離し易くなってディフューザによる効果が減じてしまう
からである。
【0019】請求項5記載のコンテナ用冷凍装置は、請
求項3または4記載のコンテナ用冷凍装置において、前
記内側シュラウドが前記モータの筐体外面との間に隙間
を設けて配置されていることを特徴とする。
【0020】本発明においては、内側シュラウドとモー
タの筐体外面との間に隙間を設けることにより、ディフ
ューザから吹き出される圧力の高い空気の一部がこの隙
間を通ってファン側に向かって流れてモータが冷却され
る。これにより、モータの加熱を防止して無駄なエネル
ギー消費をなくすことができる。
【0021】請求項6記載のコンテナ用冷凍装置は、請
求項3または4記載のコンテナ用冷凍装置において、前
記モータの筐体外面が前記内側シュラウドをなすことを
特徴とする。
【0022】本発明においては、モータの筐体外面を内
側シュラウドとすることにより、ファンから吹き出され
る空気がモータに直に吹き付けてモータが冷却される。
これにより、モータの加熱を防止して無駄なエネルギー
消費をなくすことができる。また、部品の共通化による
製作コストの削減も可能になる。
【0023】請求項7記載のコンテナ用冷凍装置は、請
求項3ないし6のいずれか記載のコンテナ用冷凍装置に
おいて、前記外側シュラウドと前記内側シュラウドとの
間に、前記ファンによって前記蒸発器に供給される空気
のもつ運動エネルギーを圧力エネルギーに変換する静翼
が設けられていることを特徴とする。
【0024】請求項8記載のコンテナ用冷凍装置は、請
求項7記載のコンテナ用冷凍装置において、前記静翼
が、翼型中心線を直線状とし、該翼型中心線を前記ファ
ンの回転軸方向に沿わせて配設されていることを特徴と
する。
【0025】請求項9記載のコンテナ用冷凍装置は、請
求項7記載のコンテナ用冷凍装置において、前記静翼
が、翼型中心線を直線状とし、該翼型中心線を前記ファ
ンの回転軸方向に対して傾斜させて配設されていること
を特徴とする。
【0026】請求項10記載のコンテナ用冷凍装置は、
請求項7記載のコンテナ用冷凍装置において、前記静翼
が、翼型中心線を円弧状とし、翼弦線を前記ファンの回
転軸方向に対して傾斜させて配設されていることを特徴
とする。
【0027】本発明においては、ファンによって空気に
与えられた運動エネルギーが、静翼によって圧力エネル
ギーに変換され、ディフューザの作用と相まって蒸発器
に押し込まれる空気の量がさらに増加する。これによ
り、エネルギー消費量をさらに低減させることができ
る。
【0028】請求項11記載のコンテナ用冷凍装置は、
請求項7ないし10のいずれか記載のコンテナ用冷凍装
置において、前記静翼が、前記外側シュラウドを定位置
に配置するディフューザ用支持部材をなすことを特徴と
する。
【0029】本発明においては、静翼を外側シュラウド
のディフューザ用支持部材とすることにより、両シュラ
ウド間に空気の流通を阻害する部材を他に設けなくて
も、外側シュラウドが定位置に配置される。これによ
り、複数部品の一体化による組立作業の効率化、部品数
の減少による製作コストの削減が可能になる。
【0030】請求項12記載のコンテナ用冷凍装置は、
コンテナ内部に画成された積荷の収容空間から空気を吸
い込むファンと、該ファンによって供給される空気を冷
却する蒸発器と、前記ファンを駆動するモータとを備
え、該モータが、下方に設けたモータ用支持部材によっ
て支持されていることを特徴とする。
【0031】本発明においては、モータを下方から支持
することにより、モータの取り付けや交換作業の際、モ
ータを落としたとしてもモータ用支持部材がモータを受
け止めることで蒸発器への落下が防止される。これによ
り、組立作業やメインテナンス作業の効率化が可能にな
るとともに安全性の向上が図れる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明に係る第1の実施形態を図
1ないし図8に示して説明する。図1および図2に示す
ように、コンテナ用の冷凍装置1は、冷媒を圧縮するコ
ンプレッサ5と、圧縮された冷媒を庫内の空気と熱交換
させるエバポレータ(蒸発器)6と、庫内の空気と熱交
換した冷媒を外気と熱交換させるコンデンサ7と、エバ
ポレータ6に庫内の空気を強制的に供給するエバポレー
タファン(ファン)8と、エバポレータファン8を駆動
するモータ9と、コンデンサ7に外気を強制的に供給す
るコンデンサファン10と、コンデンサファンを駆動す
るモータ11とを具備している。
【0033】エバポレータ6やエバポレータファン8等
の庫内に置かれるべき機器はコンテナ100の一方の壁
部100aの上部に、コンデンサ7やコンデンサファン
10等の庫外に置かれるべき機器は壁部100aの下部
にそれぞれ配設されており、各機器は壁部100aの一
部をなすフレーム12に固定されている。フレーム12
には、各機器をより小さなスペースに収めながら各機器
を支持するために十分な強度を備えるべく、コンデンサ
7やコンデンサファン10を固定される部分を庫内に突
き出させた形状が与えられている。以上、基本的な構成
は従来と同じである。
【0034】エバポレータファン8は従来と同じく軸流
ファンであるが、ファンを構成する翼は、翼の断面すな
わち翼型が翼幅方向のいずれの箇所でもほぼ同一である
矩形翼8aが採用されている。この矩形翼8aには、図
3に示すように、翼弦長をLとすると前縁leから翼弦
方向に距離0.35Lから0.45Lまでの間で翼厚T
が最大となり、かつ翼型中心線mlの反りCが極大とな
る(翼弦線clから翼型中心線mlまでの距離が最大と
なる)翼型が採用されている。
【0035】壁部100aと仕切壁102の上端との間
には、エバポレータファン8のみを露出させるファンパ
ネル13が配設されている。エバポレータ6およびファ
ンパネル13の側面には、エバポレータファン8に吸い
込まれた空気がすべてエバポレータ6を通過するよう
に、側方からの空気の回り込みを防止する閉塞板14が
配設されている。エバポレータファン8の周囲には、フ
ァンへの空気の流入を促すベルマウス15が設けられて
いる。ベルマウス15は、ファンパネル13に連続して
設けられている。
【0036】また、エバポレータファン8よりも空気の
流れ方向前方には、ファンのスピンドル8bを覆う整流
部16が設けられている。整流部16は頭頂部で曲率が
小さく、外周部に近づくにつれて曲率が大きくなる略半
球状をなし、その球面の部分を空気の流入方向に対向さ
せて配置されている。
【0037】図4には、エバポレータファン8およびそ
の周辺機器からなるファンユニットの構造を示す。エバ
ポレータファン8よりも空気の流れ方向後方かつエバポ
レータ6の前方、すなわちエバポレータファン8とエバ
ポレータ6との間には、エバポレータファン8の送風作
用により冷凍装置1内に吸い込まれた空気のもつ運動エ
ネルギーを圧力エネルギーに変換するディフューザ20
が設けられている。
【0038】ディフューザ20は、エバポレータファン
8を囲うベルマウス15と一体となってファンの下方に
設けられた筒状の外側シュラウド21と、モータ9の筐
体外面9aによって構成される内側シュラウド22とに
よって構成されている。外側シュラウド21、内側シュ
ラウド22はいずれも、モータ9の回転軸方向下方に向
かうに従い径を拡大させる円錐台形の側面形状をなして
おり、外側シュラウド21の両頂角は20°以上45°
以下に設定され、内側シュラウド22の両頂角は外側シ
ュラウド21の両頂角よりも小さく設定されている。両
シュラウド21,22間に形成される流路は、回転軸O
に垂直な平断面を見ると下方に向かうほど断面積を拡大
させている。
【0039】外側シュラウド21と内側シュラウド22
との間には、図5に示すように、ディフューザ20と同
じく空気の運動エネルギーを圧力エネルギーに変換する
静翼23が、周方向に等間隔に離間して4枚設けられて
いる。静翼23には、図6に示すように、翼型中心線が
円弧状をなし翼厚はほぼ一定である翼型が採用されてお
り、翼弦線をエバポレータファン8の回転軸方向(図面
上下方向)に対して傾斜させて配設されている。静翼2
3は、外側シュラウド21の内周面から半径方向内方に
突出するようにして外側シュラウド21と一体に成形さ
れている。
【0040】ベルマウス15、外側シュラウド21およ
び4枚の静翼23は、エバポレータファン8の回転軸方
向に等しい中心軸に沿い、上下および側方から型抜きさ
れて一体成形されるが、上記のように外側シュラウド2
1は下部に向かって裾広がりのテーパ形状をなしている
ので、静翼23の凸の翼面23a側に、上下の型抜きで
は成型不可能な部分が生まれる。この部分は、一体成形
されたベルマウス15、外側シュラウド21および静翼
23を上方から見た場合に外側シュラウド21の"影"に
なって視認できない静翼23の基端部にあたる。ベルマ
ウス15、外側シュラウド21および静翼23の一体成
形品では、上下方向の型抜きを可能にするため、この部
分に余剰の肉部24が残された形状となっている。肉部
24は、外側シュラウド21の半径方向内方に向く側面
24aが外側シュラウド21の最小径部と同曲率の円弧
曲面をなし、外側シュラウド21の周方向に向く側面2
4bが中心軸方向に平行な平面をなしている。
【0041】モータ9は、コンテナ100の壁部100
aと仕切壁102との間に架設された2つのブラケット
(モータ用支持部材)30,30によって下方から支持
されている。ブラケット30,30間はモータ9下部と
ほぼ同じ幅に離間して配設されており、各ブラケット3
0には内側に張り出す張出部31がそれぞれ設けられて
いる。モータ9は、これら向かい合う張出部31,31
上に載置され、ブラケット30の外側からネジ止めされ
ている。各ブラケット30の上縁には、空気の流れを妨
げないように面取りが施されている。
【0042】一体成形されたベルマウス15、外側シュ
ラウド21および静翼23は、4つの静翼23をディフ
ューザ用支持部材としてモータ9に係止されている。各
静翼23の翼端面23cは、モータ9の筐体外面9aの
形状に合わせて斜めに成形されるとともに、向かい合う
翼端面23c,23cの間隔が最も広いところでもモー
タ9の筐体外面9aの最大径より狭くなっている。外側
シュラウド21は、内周面から内方に延びる4つの静翼
23の翼端面23cがモータ9の筐体外面9aに当接す
ることで、内側シュラウド22に対して位置合わせされ
るとともに定位置に固定されている。
【0043】ファンユニットを設置する際は、図7に示
すように、壁部100aと仕切壁102との間に架設さ
れたブラケット30,30にモータ9をネジ止めし、ベ
ルマウス15、外側シュラウド21および静翼23の一
体成形品を上方からモータ9に被せて静翼23の翼端面
23cをモータ9の筐体外面9aに当接させたのち、モ
ータ9の回転軸にエバポレータファン8と整流部16と
を取り付ける。
【0044】上記のように構成された冷凍装置1を流通
する空気の流れについて説明すると、積荷Fの冷却に寄
与した庫内の空気は、エバポレータファン8の送風作用
により吸込口113を通じて装置内に吸い込まれ、エバ
ポレータ6を通過する過程で冷媒と熱交換して冷却され
る。
【0045】エバポレータ6を通過して冷却された空気
は、フレーム12の凸部12aを避けるようにして、コ
ンテナ100の両側の内壁面100b,100cと凸部
12aとの2つの間隙と、仕切壁102と凸部12aの
背面との間隙とを流れ、コンテナ100の底部で再度合
流し、空気流路114に流れ込む。空気流路114に流
れ込んだ空気はコンテナ100の長手方向に広がり、内
部床103の各所に設けられた吹出口115から収容空
間Sに吹き出される。
【0046】上記の冷凍装置1においては、図3のよう
な翼型の矩形翼8aによって構成される軸流型のエバポ
レータファン8を採用することにより、矩形翼8aの翼
弦方向の前半部分では矩形翼8aに沿って流れる空気の
圧力が積極的に上昇し、矩形翼8aの後半部分では圧力
上昇の変化が緩やかになって、矩形翼8aの負圧面での
剥離が抑制される。また、エバポレータファン8によっ
て空気に与えられた運動エネルギーが、ディフューザ2
0によって圧力エネルギーに変換されるので、エバポレ
ータ6に押し込まれる空気の量が増加する。これによ
り、エバポレータファン8の送風作用が高まり、モータ
9に過度の仕事をさせなくても、十分な量の空気をエバ
ポレータ6に送り込むことか可能になって、エネルギー
消費量を低減させることができる。
【0047】また、ディフューザ20の後方に圧力損失
を生む大きな要因となるエバポレータ6が配置されてお
り、ディフューザ20の直下に位置するエバポレータ6
の表面近傍に圧力の高い領域ができるので、ディフュー
ザ20から吹き出される空気が外側シュラウド21に押
し付けられるような作用が生まれる。このため、外側シ
ュラウド21の両頂角を大きくしても外側シュラウド2
1に沿って流れる空気が剥離し難くなってディフューザ
20による効果がさらに高められる。加えて、ディフュ
ーザ20の両頂角を大きくすることにより圧力エネルギ
ーの回復量が大きくなるので、ディフューザ20とエバ
ポレータ6との間隔を狭くすることが可能になり、装置
が小型で省スペース化されている。
【0048】このような効果が最も良好に得られるの
は、外側シュラウド21の両頂角が20°以上45°以
下の場合である。両頂角が20°よりも小さいと、エバ
ポレータ6に生じる圧力分布に、場所によって大きな差
が生じて空気の導通が良好に行えず、圧力差を改善しよ
うとすればディフューザ20とエバポレータ6との間隔
を広げるしかなく、装置の大型化に繋がりかねない。一
方、両頂角が45°よりも大きいと、外側シュラウド2
1に沿って流れる空気が剥離し易くなってディフューザ
20による効果が減じてしまうからである。
【0049】さらに、ディフューザ20には静翼23が
設けられており、エバポレータファン8によって空気に
与えられた運動エネルギーが静翼23によっても圧力エ
ネルギーに変換され、ディフューザ20の作用と相まっ
てエバポレータ6に押し込まれる空気の量がさらに増加
する。これにより、エネルギー消費量をさらに低減させ
ることができる。
【0050】上記の冷凍装置1においては、モータ9の
筐体外面9aを内側シュラウド22とすることにより、
エバポレータファン8から吹き出される空気がモータ9
に直に吹き付けてモータ9が冷却される。これにより、
モータ9の加熱を防止して無駄なエネルギー消費をなく
すことができる。また、部品の共通化による製作コスト
の削減も可能である。
【0051】上記の冷凍装置1においては、静翼23を
外側シュラウド21のディフューザ用支持部材とするこ
とにより、両シュラウド21,22間に空気の流通を阻
害する部材を他に設けなくても、外側シュラウド21が
定位置に配置される。これにより、複数部品の一体化に
よる組立作業の効率化、部品数の減少による製作コスト
の削減が可能になる。
【0052】上記の冷凍装置1においては、モータ9を
下方から支持することにより、モータ9の取り付けや交
換作業の際、モータ9を落としたとしてもブラケット3
0がモータ9を受け止めるので、エバポレータ6への落
下が防止される。これにより、組立作業やメインテナン
ス作業の効率化が可能になるとともに機器の保全が保た
れる。
【0053】ところで、上記の冷凍装置1においては、
静翼23に図6のような形状を採用したが、図8に示す
ような形状の静翼を採用しても構わない。図8(a)の
静翼23'は、翼型中心線が直線状をなし、該その型中
心線をエバポレータファン8の回転軸方向に沿わせて配
設されている。この形状を採用した場合、ベルマウス1
5、外側シュラウドおよび静翼23'の一体成型品を製
作する際に上記のような型抜きの際の考慮が要らず、加
工性が高められて製作コストの削減に効果がある。図8
(b)の静翼23''は、翼型中心線が直線状をなし、そ
の翼型中心線をエバポレータファン8の回転軸方向に対
して傾斜させて配設されている。この形状を採用した場
合は、上記のような型抜きの際の考慮が必要になるが、
図8(a)の静翼23'と比較してエネルギーの変換効
率が高く性能向上への寄与が大きい。
【0054】また、上記の冷凍装置1においては、静翼
23を4枚、等間隔に十字配置したが、静翼23の数は
これに限らず、エネルギーの変換効率と外側シュラウド
21のサポートを十分に果たせるのであれば何枚であっ
ても構わない。
【0055】本発明に係る第2の実施形態を図9に示し
て説明する。なお、上記第1の実施形態において既に説
明した構成要素には同一符号を付して説明は省略する。
図9には、エバポレータファン8およびその周辺機器か
らなるファンユニットの構造を示す。本実施形態のディ
フューザ40は、ベルマウス15と一体となった外側シ
ュラウド21と、モータ9とは別個に設けられた内側シ
ュラウド41とによって構成されている。
【0056】外側シュラウド21と内側シュラウド41
とは、静翼23によって繋がっている。内側シュラウド
41も、モータ9の回転軸方向下方に向かうに従い径を
拡大させる円錐台形の側面形状をなしており、内周面に
は周方向に離間して突出量(長さ)が等しい突起42が
複数設けられいる。内側シュラウド41は、モータ9を
囲い、突起42をモータ9の筐体外面9aに当接させる
ことで筐体外面9aとの間に隙間qを設けて配置されて
いる。
【0057】上記の冷凍装置1においては、内側シュラ
ウド41とモータ9の筐体外面9aとの間に隙間qを設
けることにより、ディフューザ40から吹き出される圧
力の高い空気の一部が隙間qを通り抜けてファン側に向
かって流れてモータ9が冷却される。これにより、モー
タ9の加熱を防止して無駄なエネルギー消費をなくすこ
とができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るコン
テナ用冷凍装置によれば、ファンの翼に、翼弦長をLと
すると前縁から翼弦方向に距離0.35Lから0.45
Lまでの範囲で翼厚が最大かつ翼型中心線の反りが極大
となる翼型を採用することにより、翼の翼弦方向の前半
部分では、翼に沿って流れる空気の圧力が積極的に上昇
し、翼の後半部分では圧力上昇の変化が緩やかになっ
て、翼の負圧面(凸の翼面)での剥離が抑制される。こ
れにより、ファンの送風作用が高まり、ファンの駆動源
に過度の仕事をさせなくても、十分な量の空気を蒸発器
に送り込むことか可能になるので、エネルギー消費量を
低減させることができる。
【0059】本発明に係るコンテナ用冷凍装置によれ
ば、ファンによって空気に与えられた運動エネルギー
が、ディフューザによって圧力エネルギーに変換される
ので、蒸発器に押し込まれる空気の量が増加する。これ
により、ファンの送風作用が高まり、ファンの駆動源に
過度の仕事をさせなくても、十分な量の空気を蒸発器に
送り込むことが可能になって、エネルギー消費量を低減
させることができる。
【0060】本発明に係るコンテナ用冷凍装置によれ
ば、外側シュラウドと内側シュラウドとによってディフ
ューザとしての空気の通り道が画成されるので、ディフ
ューザによる効果が高められる。これにより、冷凍装置
のエネルギー消費量をさらに低減させることができる。
【0061】本発明に係るコンテナ用冷凍装置によれ
ば、ディフューザに向いた蒸発器の側面に圧力の高い領
域ができ、ディフューザから吹き出される空気が外側シ
ュラウドに押し付けられるような作用が生まれる。この
ため、外側シュラウドの両頂角を大きくしても外側シュ
ラウドに沿って流れる空気が剥離し難くなってディフュ
ーザによる効果がさらに高められる。加えて、蒸発器の
側面に生じる圧力分布が均されるので、ディフューザと
蒸発器との間隔を狭くすることが可能になり、装置の小
型化が図れる。
【0062】本発明に係るコンテナ用冷凍装置によれ
ば、内側シュラウドとモータの筐体外面との間に隙間を
設けることにより、ディフューザから吹き出される圧力
の高い空気の一部がこの隙間を通って流れるためにモー
タが冷却される。これにより、モータの加熱を防止して
無駄なエネルギー消費をなくすことができる。
【0063】本発明に係るコンテナ用冷凍装置によれ
ば、モータの筐体外面を内側シュラウドとすることによ
り、ファンから吹き出される空気がモータに直に吹き付
けてモータが冷却される。これにより、モータの加熱を
防止して無駄なエネルギー消費をなくすことができる。
また、部品の共通化による製作コストの削減も可能にな
る。
【0064】本発明に係るコンテナ用冷凍装置によれ
ば、ファンによって空気に与えられた運動エネルギー
が、静翼によって圧力エネルギーに変換され、ディフュ
ーザの作用と相まって蒸発器に押し込まれる空気の量が
さらに増加する。これにより、エネルギー消費量をさら
に低減させることができる。
【0065】本発明に係るコンテナ用冷凍装置によれ
ば、静翼を外側シュラウドのディフューザ用支持部材と
することにより、両シュラウド間に空気の流通を阻害す
る部材を他に設けなくても、外側シュラウドが定位置に
配置される。これにより、複数部品の一体化による組立
作業の効率化、部品数の減少による製作コストの削減が
可能になる。
【0066】本発明に係るコンテナ用冷凍装置によれ
ば、モータを下方から支持することにより、モータの取
り付けや交換作業の際、モータを落としたとしてもモー
タ用支持部材がモータを受け止めることで蒸発器への落
下が防止される。これにより、組立作業やメインテナン
ス作業の効率化が可能になるとともに安全性の向上が図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1の実施形態であって、コン
テナ用冷凍装置の構造を示す側断面図である。
【図2】 図1におけるII-II線矢視断面図である。
【図3】 エバポレータファンの翼型を示す断面図であ
る。
【図4】 エバポレータファンおよびその周辺機器から
なるファンユニットの構造を示す側断面図である。
【図5】 図4におけるV-V線矢視断面図である。
【図6】 図4におけるVI-VI線矢視断面図である。
【図7】 エバポレータファンユニットの分解図であ
る。
【図8】 エバポレータファンに採用され得る翼型の他
の形態を示す断面図である。
【図9】 本発明に係る第2の実施形態であって、コン
テナ用冷凍装置に具備されるエバポレータファンユニッ
トの構造を示す側断面図である。
【図10】 コンテナおよびコンテナに具備された従来
のコンテナ用冷凍装置の構造を示す側断面図である。
【図11】 図10におけるXI-XI線矢視断面図であ
る。
【符号の説明】
1 冷凍装置 6 エバポレータ(蒸発器) 8 エバポレータファン(ファン) 12 フレーム 8a 矩形翼(翼) 20 ディフューザ 21 外側シュラウド 22 内側シュラウド 23 静翼 30 ブラケット(モータ用支持部材) 100 コンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25D 17/06 304 F25D 17/06 304 17/08 302 17/08 302 Fターム(参考) 3H033 AA02 AA18 BB02 BB08 BB20 CC01 CC03 DD03 EE19 3H034 AA02 AA18 BB02 BB08 BB20 CC01 CC03 DD06 DD07 EE18 3L045 AA04 PA04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナ内部に画成された積荷の収容空
    間から空気を吸い込むファンと、該ファンによって供給
    される空気を冷却する蒸発器とを備え、 前記ファンを構成する翼は、翼弦長をLとすると前縁か
    ら翼弦方向に距離0.35Lから0.45Lまでの範囲
    で翼厚が最大かつ翼型中心線の反りが極大となる翼型を
    なすことを特徴とすることを特徴とするコンテナ用冷凍
    装置。
  2. 【請求項2】 コンテナ内部に画成された積荷の収容空
    間から空気を吸い込むファンと、該ファンによって供給
    される空気を冷却する蒸発器とを備え、 前記ファンよりも前記空気の流れ方向後方かつ前記蒸発
    器よりも前方に、前記ファンによって前記蒸発器に供給
    される空気のもつ運動エネルギーを圧力エネルギーに変
    換するディフューザが設けられていることを特徴とする
    コンテナ用冷凍装置。
  3. 【請求項3】 前記ディフューザが、前記ファンを囲う
    ベルマウスに連続して設けられた円筒状の外側シュラウ
    ドと、該外側シュラウドの内側に設けられて前記ファン
    を駆動するモータを囲う内側シュラウドからなることを
    特徴とする請求項2記載のコンテナ用冷凍装置。
  4. 【請求項4】 前記外側シュラウドの両頂角が20°以
    上45°以下であることを特徴とする請求項3記載のコ
    ンテナ用冷凍装置。
  5. 【請求項5】 前記内側シュラウドが前記モータの筐体
    外面との間に隙間を設けて配置されていることを特徴と
    する請求項3または4記載のコンテナ用冷凍装置。
  6. 【請求項6】 前記モータの筐体外面が前記内側シュラ
    ウドをなすことを特徴とする請求項3または4記載のコ
    ンテナ用冷凍装置。
  7. 【請求項7】 前記外側シュラウドと前記内側シュラウ
    ドとの間に、前記ファンによって前記蒸発器に供給され
    る空気のもつ運動エネルギーを圧力エネルギーに変換す
    る静翼が設けられていることを特徴とする請求項3ない
    し6のいずれか記載のコンテナ用冷凍装置。
  8. 【請求項8】 前記静翼は、翼型中心線が直線状をな
    し、該翼型中心線を前記ファンの回転軸方向に沿わせて
    配設されていることを特徴とする請求項7記載のコンテ
    ナ用冷凍装置。
  9. 【請求項9】 前記静翼は、翼型中心線が直線状をな
    し、該翼型中心線を前記ファンの回転軸方向に対して傾
    斜させて配設されていることを特徴とする請求項7記載
    のコンテナ用冷凍装置。
  10. 【請求項10】 前記静翼は、翼型中心線が円弧状をな
    し、翼弦線を前記ファンの回転軸方向に対して傾斜させ
    て配設されていることを特徴とする請求項7記載のコン
    テナ用冷凍装置。
  11. 【請求項11】 前記静翼が、前記外側シュラウドを定
    位置に配置するディフューザ用支持部材をなすことを特
    徴とする請求項7ないし10のいずれか記載のコンテナ
    用冷凍装置。
  12. 【請求項12】 コンテナ内部に画成された積荷の収容
    空間から空気を吸い込むファンと、該ファンによって供
    給される空気を冷却する蒸発器と、前記ファンを駆動す
    るモータとを備え、該モータが、下方に設けたモータ用
    支持部材によって支持されていることを特徴とするコン
    テナ用冷凍装置。
JP2002050371A 2002-02-26 2002-02-26 コンテナ用冷凍装置 Withdrawn JP2003254659A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002050371A JP2003254659A (ja) 2002-02-26 2002-02-26 コンテナ用冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002050371A JP2003254659A (ja) 2002-02-26 2002-02-26 コンテナ用冷凍装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003254659A true JP2003254659A (ja) 2003-09-10

Family

ID=28662639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002050371A Withdrawn JP2003254659A (ja) 2002-02-26 2002-02-26 コンテナ用冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003254659A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210191A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Mitsubishi Electric Corp 換気扇
JP2010530949A (ja) * 2007-06-22 2010-09-16 サーモ キング ドイチュラント ゲーエムベーハー 陸上、道路、及び鉄道車両用の冷凍コンテナ
JP2012026635A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Mitsubishi Electric Corp 換気扇
JP2013011420A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Daikin Industries Ltd コンテナ用冷凍装置
JP2013139944A (ja) * 2011-12-28 2013-07-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd パネル
WO2016042715A1 (ja) * 2014-09-16 2016-03-24 ダイキン工業株式会社 コンテナ用冷凍装置
JP2019056309A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 ミネベアミツミ株式会社 軸流ファン
US10422349B2 (en) 2014-07-08 2019-09-24 Daikin Industries, Ltd. Propeller fan and blower unit

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010530949A (ja) * 2007-06-22 2010-09-16 サーモ キング ドイチュラント ゲーエムベーハー 陸上、道路、及び鉄道車両用の冷凍コンテナ
JP2009210191A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Mitsubishi Electric Corp 換気扇
JP2012026635A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Mitsubishi Electric Corp 換気扇
JP2013011420A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Daikin Industries Ltd コンテナ用冷凍装置
JP2013139944A (ja) * 2011-12-28 2013-07-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd パネル
US10422349B2 (en) 2014-07-08 2019-09-24 Daikin Industries, Ltd. Propeller fan and blower unit
WO2016042715A1 (ja) * 2014-09-16 2016-03-24 ダイキン工業株式会社 コンテナ用冷凍装置
JP2016061465A (ja) * 2014-09-16 2016-04-25 ダイキン工業株式会社 コンテナ用冷凍装置
US10499660B2 (en) 2014-09-16 2019-12-10 Daikin Industries, Ltd. Refrigeration device for container
JP2019056309A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 ミネベアミツミ株式会社 軸流ファン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102489427B1 (ko) 팬 가드 조립체 및 이를 구비하는 실외기
EP2781844B1 (en) Turbo fan and ceiling type air conditioner using the same
EP2241830A2 (en) Outdoor unit of air conditioner
EP2957443B1 (en) Outdoor cooling unit for air conditioning device for vehicle
EP2570756B1 (en) Cooling apparatus for machine room of refrigerator using nacelle shape
US9335059B2 (en) Ceiling type air conditioner
TW200530539A (en) Integral air conditioner
JP2008144753A (ja) ターボファン及びこれを備えた空気調和機
EP3460254B1 (en) Air conditioner
JP2003254659A (ja) コンテナ用冷凍装置
CN107850318B (zh) 空调机的室内机
JP2003314500A (ja) 送風機及び冷蔵庫
JP3082453B2 (ja) 空気調和機
WO2019153872A1 (zh) 压缩机及空调器
EP3985262A1 (en) Centrifugal blower, air conditioning device, and refrigeration cycle device
JPWO2016170652A1 (ja) 室内機および空気調和装置
JP2006275311A (ja) ファンフィルターユニット
CN109891101B (zh) 螺旋桨风扇、室外机和制冷循环装置
JPH10238817A (ja) 空気調和機用室外機
CN114174726A (zh) 冷冻循环装置的室内机以及叶轮
KR100697593B1 (ko) 공기 조화기용 실외기의 모터 마운트 구조
KR100677517B1 (ko) 공기 조화기
JPH0988889A (ja) 冷却装置
US20240117975A1 (en) Outdoor unit of air conditioner
KR20000013831A (ko) 천장형 에어컨의 실내기

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510