JP2003254010A - 蒸気タービン車室 - Google Patents

蒸気タービン車室

Info

Publication number
JP2003254010A
JP2003254010A JP2002056108A JP2002056108A JP2003254010A JP 2003254010 A JP2003254010 A JP 2003254010A JP 2002056108 A JP2002056108 A JP 2002056108A JP 2002056108 A JP2002056108 A JP 2002056108A JP 2003254010 A JP2003254010 A JP 2003254010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling air
steam turbine
outer casing
casing
upper outer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002056108A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Hamagami
義行 浜上
Kazuyuki Ueda
和行 植田
Akito Iwasako
昭人 祝迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002056108A priority Critical patent/JP2003254010A/ja
Publication of JP2003254010A publication Critical patent/JP2003254010A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気タービンの運転後の停止時に於ける上下
外車室のメタル温度差を抑制し、上部外車室の熱変形を
防止して、蒸気タービンの静止部と回転部との接触、損
傷を防止できる蒸気タービン車室。 【解決手段】 蒸気タービン車室を、内部にロータが貫
装され、上部外車室と下部外車室とを相互の水平フラン
ジ継手面で締結した蒸気タービン車室において、上部外
車室に設けられ上部外車室の内面に開口する冷却空気孔
と、冷却空気孔に接続し弁を介装して冷却空気供給源か
らの冷却空気を上部外車室の内面に接する空間に供給す
る冷却空気配管とを備えてなるように構成し、冷却空気
で上部外車室内面を冷却することで、コストの増大、停
止時間の延長を避け、且つ蒸気タービン運転後の停止時
の上下外車室のメタル温度の温度差を効果的に抑制し、
蒸気タービン車室の熱変形を防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気タービンの車
室に関し、特に運転後の停止時における熱変形を防止で
きる蒸気タービンの車室に関する。
【0002】
【従来の技術】図7、図8に基づき従来の蒸気タービン
車室について説明する。図7は従来の蒸気タービン車室
の縦断面図である。図8は従来の蒸気タービン車室にお
ける蒸気タービン停止後の外車室上下のメタル温度と上
下温度差のグラフである。
【0003】図7に示すように、蒸気タービン車室1
は、内部中心に蒸気タービンのロータ10を貫装して回
転自在に軸受け支持し、外側が上部外車室2a、下部外
車室2bに上下二分割され、図示しない相互の水平フラ
ンジ継手面でボルトナットにより締結されている。
【0004】図7に示す例のような高圧中圧タービンの
場合、上部外車室2a、下部外車室2b内には上部内車
室3a、下部内車室3bが備えられ、上下内車室3a、
3bには、ロータ10を囲んで翼環4、ダミー環7が取
り付けられ、翼環4はロータ10との間に高圧タービン
11を構成している。ダミー環7を挟んで翼環4と反対
側にはロータ10を囲んで翼環5、6が上下外車室2
a、2bに取り付けられ、翼環5、6はロータ10との
間に中圧タービン12を構成している。
【0005】ダミー環7と上下外車室2a、2bとの間
の空間には環状に熱遮断板8が設けられ空間を外側と内
側に分割している。なお、各翼環4、5、6、ダミー環
7、熱遮断板8も上下に二分割されたものがロータ10
を囲んで組み付けられている。
【0006】また、下部外車室2b側には、主蒸気入口
13、高圧排気口14、高温再熱蒸気管15等の配管が
取り付けられ、上部外車室2a側にも中圧排気口16等
の配管が取り付けられている。
【0007】以上のような蒸気タービン車室1において
は、蒸気タービンの運転後の停止時には、一般に、下部
外車室2b側は配管が多いこともあって冷却され易く、
また、上下内車室3a、3bの輻射熱と内部の空気の対
流によって、上部外車室2aの温度が下部外車室2bの
温度より高くなる。
【0008】図8に、上部外車室2aのメタル温度Tao
と、下部外車室2bのメタル温度Tboの蒸気タービン解
列後の時間経緯の例を示すように、上部外車室2aのメ
タル温度Taoの方が高く、最大約60°Cの温度差ΔT
o がみられた。
【0009】この温度差ΔTo が大きくなると、上部外
車室2aと下部外車室2bの軸方向の熱膨張差が生じる
ため、上部外車室2aが凸状に上反りとなり、上下内車
室3a、3b、ダミー環7の静止部と、ロータ10の回
転部とのクリアランスが著しく減じ、その結果、最悪の
場合には静止部と回転部との接触が生じ、損傷に至る恐
れがある。
【0010】従来、この対策としては、例えば強制冷却
停止、すなわち、蒸気タービンを停止する際に予め蒸気
条件を下げ、蒸気タービン全体の温度を下げた後停止す
る方法があった。
【0011】しかし、強制冷却停止の場合は、上下外車
室2a、2bの上下温度差ΔTo が実質的に無くなるま
で低温の蒸気を流し続けるので、上部外車室2aのメタ
ル温度Taoを下げることはできるが、停止時間が長くな
り、燃料を余分に消費するため燃料コストが増大すると
いう問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題を解消し、燃料費の増大と蒸気タービンの停止時
間の延長を来さず、蒸気タービンの運転後の停止時に於
ける上下外車室のメタル温度差を抑制し、熱膨張差によ
る上部外車室の上反り変形を防止し、蒸気タービンの静
止部と回転部との接触と、損傷を防止できる構造を有す
る蒸気タービン車室を提供することを課題とするもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は、上記の
課題を解決するためになされたものであって、その第1
の手段として、内部にロータが貫装され、上部外車室と
下部外車室とを相互の水平フランジ継手面で締結した蒸
気タービン車室において、前記上部外車室に設けられ同
上部外車室の内面に開口する冷却空気孔と、同冷却空気
孔に接続し弁を介装して冷却空気供給源からの冷却空気
を前記上部外車室の内面に接する空間に供給する冷却空
気配管とを備えてなることを特徴とする蒸気タービン車
室を提供する。
【0014】上記の第1の手段によれば、蒸気タービン
が運転後停止して蒸気タービン車室内が真空停止となっ
た後、冷却空気供給源から冷却空気を上部外車室の内面
に接する空間内に導入し、上部外車室を内面から冷却す
ることで、蒸気タービン運転後の停止時の上下外車室の
メタル温度の温度差が抑制される。
【0015】(2)第2の手段としては、第1の手段の
蒸気タービン車室において、前記上部外車室の内面に、
前記冷却空気孔の開口に向かい合って間隔をあけて設け
られ、同開口から吹き出す冷却空気を上部外車室の内面
に沿う方向に向けるガイド板を備えてなることを特徴と
する蒸気タービン車室を提供する。
【0016】第2の手段によれば、第1の手段の作用に
加え、冷却空気がガイド板により上部外車室の内面に沿
う方向に流れるのでより効果的に外部外車室が内面から
冷却される。
【0017】(3)また、第3の手段として、第1の手
段または第2の手段の蒸気タービン車室において、前記
上部外車室の内面に接する空間に連通し弁を介装した空
気抜き管を備えてなることを特徴とする蒸気タービン車
室を提供する。
【0018】第3の手段によれば、第1の手段または第
2の手段の作用に加え、冷却空気の導入、加熱された空
気の排出が効率良く行われる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1から図6に基づき、本発明の
実施の一形態に係る蒸気タービン車室を説明する。図1
は本実施の形態の蒸気タービン車室の縦断面図であり、
図2は図1中A部拡大図、図3は図2中B−B矢視断面
図である。図4(a)は本実施の形態における冷却空気
孔近傍の断面を示すガイド板の例の説明図、(b)は
(a)中C−C矢視図であり、(a)は(b)中D−D
矢視断面にあたる。図5(a)は図4(a)と同様の向
きの断面を示す他のガイド板の例の説明図、(b)は
(a)中E−E矢視図であり、(a)は(b)中F−F
矢視断面にあたる。図6は本実施の形態の蒸気タービン
車室における蒸気タービン停止後の外車室上下のメタル
温度と上下温度差のグラフである。
【0020】図1おいて、本実施の形態の蒸気タービン
車室101は、図示しない(図3には示す)冷却空気供
給源となる冷却空気供給装置23と接続した冷却空気配
管20が上部外車室2aに接続されていることを除き、
図7に示し説明した従来の蒸気タービン車室1と同様で
あり、同様の部分には同じ符号を付して説明を省略し、
異なる点を主に以下説明する。
【0021】図1に示すように、上部外車室2aの上端
部には冷却空気配管20が接続し、上部外車室2aと熱
遮蔽板8との間の空間9aと連通している。
【0022】図2に拡大して示すように、上部外車室2
aの上端部には上部外車室2aの内面に開口する冷却空
気孔20aが設けられ、冷却空気配管20は冷却空気孔
20aに接続し、上部外車室2aと熱遮蔽板8の間の上
部外車室2aの内面に接する空間9aに連通している。
なお、空間9aはタービン軸方向を上部内車室3aと翼
環5によって遮られている。
【0023】上部外車室2aの内面には、冷却空気孔2
0aに向かい合って間隔をあけたガイド板21が設けら
れており、冷却空気配管20を送られてきて冷却空気孔
20aの開口から吹き出す冷却空気aはガイド板21に
当たって側方に向きを変え、上部外車室2aの内面に沿
う方向に向けて流れることとなる。
【0024】冷却空気配管20は、図3に示すように、
途中電磁弁22を介装して上部外車室2a外に設けられ
た冷却空気供給源としての冷却空気供給装置23と接続
している。したがって、蒸気タービンが停止(解列)
し、蒸気タービン車室101内が真空停止となった後、
電磁弁22を操作して冷却空気供給装置23から冷却空
気aを送り、冷却空気配管20を介して冷却空気孔20
aから空間9a内に導入し、上部外車室2aを内面から
冷却することができる。なお、冷却空気供給装置23と
しては特段の仕様のものを用いず、通常の常温の加圧空
気源を用いることができる。
【0025】冷却空気孔20aは上部外車室2a内面に
接する空間9aに冷却空気aを送入できる位置に設けれ
ば、上記のように必ずしも上端部でなくてもよく、また
複数設けてもよく、上部外車室2a内面を効果的に冷却
できるように設ければよい。
【0026】空間9aは、通常、下部外車室2bと熱遮
蔽板8の間の空間とも連通部分を有し、また他のクリア
ランスで外部と連通することが多いので、特段の排気手
段を設けなくとも、冷却空気aの送入に支障はないが、
冷却空気aの送入、加熱された空気の排出を効率よく行
い、或いは加熱された冷却空気の熱の回収を積極的に行
なう場合は、別途上部外車室2aの適宜な箇所に電磁弁
31を介装した空気抜き管30を設けることができる。
【0027】なお、17、18はそれぞれ、上下外車室
2a、2bを締結するボルト、ナットである。
【0028】ガイド板21の具体例を図4、図5で説明
する。図4に示されるものは、ステー121aを介して
冷却空気孔20aに向かい合って間隔をあけて設けられ
たガイド板121であり、円錐状の頂部121bを冷却
空気孔20aに向け、縁部121cがやや反り上がった
断面を有する円板である。
【0029】したがって、空気配管20を送られて来て
冷却空気孔20aから吹き出す冷却空気aは、ガイド板
121の頂部121bで周囲に向きを変え、さらに縁部
121cによって上部外車室2aの内面に向けて吹きつ
けられることとなり内面に沿う流れが強まり、周囲を一
様に冷却できる。
【0030】図5に示されるものは、ステー221aを
介して冷却空気孔20aに向かい合って間隔をあけて設
けられたガイド板221であり、切妻屋根状の頂部22
1bを冷却空気孔20aに向け、側方の縁部221cが
やや反り上がった断面を有する矩形板である。
【0031】したがって、空気配管20を送られて来て
冷却空気孔20aから吹き出す冷却空気aは、ガイド板
221の頂部221bで左右に向きを変え、さらに縁部
221cによって上部外車室2aの内面に向けて吹きつ
けられることとなり内面に沿う流れが強まり、特に左右
を効果的に冷却できる。
【0032】上記ガイド板121、221は、ガイド板
21の例であり、上部外車室2aの内面を効率よく冷却
するように適宜の形状のものを適宜配置できる。
【0033】上記のような本実施の形態の蒸気タービン
車室においては、蒸気タービンが停止(解列)して蒸気
タービン車室101内が真空停止となった後、電磁弁2
2を操作して冷却空気供給装置23から冷却空気aを送
り、冷却空気配管20を介して冷却空気孔20aから空
間9a内に導入し、ガイド板21により上部外車室2a
の内面に沿う方向に流して、上部外車室2aを内面から
冷却することができる。
【0034】冷却空気孔20a出口に設けられたガイド
板21が図4、図5に例示したガイド板121、221
のように冷却空気aを上部外車室2aの内面に向けて流
すように向きを変えるものとした場合は特に冷却効果が
高い。
【0035】また、冷却効果を調整するために電磁弁2
2により冷却空気a量をコントロールすることができ
る。そして、別途上部外車室2aに電磁弁31を介装し
た空気抜き管30を設けた場合は、冷却空気aの導入、
加熱された空気の排出を効率よく行い、或いは熱利用機
器を接続し加熱された空気の熱を積極的に回収利用でき
る。
【0036】上記、本実施の形態の蒸気タービン車室に
おける、タービン停止(解列)、真空停止後の、上部外
車室2aのメタル温度Ta と、下部外車室2bのメタル
温度Tb の時間経緯の例を図6に示す。
【0037】図6に示すように、上部外車室2aのメタ
ル温度Ta は下部外車室2bのメタル温度Tb よりやや
高いが、温度差ΔTは、最大約20°Cと、図8で示し
た従来の例よりも大幅に改善された。
【0038】しかも、蒸気タービンが通常の停止を行な
った後の冷却操作であり、燃料の増大、停止時間の延長
等の問題を生ずることはなく、通常の加圧空気の導入に
係るコストは追加装置のコストを含め軽微である。
【0039】したがって、本実施の形態の蒸気タービン
車室101によれば、コストの増大を抑え、且つ、蒸気
タービン運転後の停止時の上下外車室2a、2bのメタ
ル温度の温度差を効果的に抑制でき、蒸気タービン車室
101の熱変形を防止して、蒸気タービンの静止部と回
転部とのクリアランスを保持でき、静止部と回転部との
接触、損傷の恐れのないものとなった。
【0040】以上本発明の実施の形態を説明したが、上
記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲
内でその具体的構造に種々の変更を加えてもよいことは
言うまでもない。
【0041】たとえば、上記実施の形態は、冷却空気配
管20を上部外車室2aと熱遮蔽板8との間の空間9a
に連通するように接続した例で説明したが、冷却空気配
管20を上部外車室2aと上部内車室3aとの間の図1
中に示す空間9bに連通するように設け冷却空気aを空
間9bに導入してもよく、同様の作用効果が得られ、空
間9a、9bの両方に冷却空気aの導入を行なってもよ
いことは勿論である。
【0042】また、電磁弁22、31は、ニューマチッ
ク弁、手動弁等他の種の操作によるものであってもよ
く、制御のレベルに合わせて開閉弁、制御弁等を選択し
てよい。
【0043】
【発明の効果】(1)請求項1の発明によれば、蒸気タ
ービン車室を、内部にロータが貫装され、上部外車室と
下部外車室とを相互の水平フランジ継手面で締結した蒸
気タービン車室において、前記上部外車室に設けられ同
上部外車室の内面に開口する冷却空気孔と、同冷却空気
孔に接続し弁を介装して冷却空気供給源からの冷却空気
を前記上部外車室の内面に接する空間に供給する冷却空
気配管とを備えてなるように構成したので、蒸気タービ
ンが運転後停止して蒸気タービン車室内が真空停止とな
った後、冷却空気供給源から冷却空気を上部外車室の内
面に接する空間内に導入し、上部外車室を内面から冷却
することができるため、コストの増大、停止時間の延長
を避け、且つ、蒸気タービン運転後の停止時の上下外車
室のメタル温度の温度差を効果的に抑制でき、蒸気ター
ビン車室の熱変形を防止して、蒸気タービンの静止部と
回転部とのクリアランスを保持でき、静止部と回転部と
の接触、損傷の恐れのないものとなった。
【0044】(2)請求項2の発明によれば、請求項1
に記載の蒸気タービン車室において、前記上部外車室の
内面に、前記冷却空気孔の開口に向かい合って間隔をあ
けて設けられ、同開口から吹き出す冷却空気を上部外車
室の内面に沿う方向に向けるガイド板を備えてなるよう
に構成したので、請求項1の発明の効果に加え、冷却空
気がガイド板により上部外車室の内面に沿う方向に流れ
るため、より効果的に外部外車室を内面から冷却するこ
とができる。
【0045】(3)請求項3の発明によれば、請求項1
または請求項2に記載の蒸気タービン車室において、前
記上部外車室の内面に接する空間に連通し弁を介装した
空気抜き管を備えてなるように構成したので、請求項1
または請求項2の発明の効果に加え、冷却空気の導入、
加熱された空気の排出を効率良く行うことができ、ま
た、熱利用機器を接続し加熱された空気の熱を積極的に
回収利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る蒸気タービン車室
の縦断面図である。
【図2】図1中A部拡大図である。
【図3】図2中B−B矢視断面図である。
【図4】(a)は本実施の形態における冷却空気孔近傍
の断面を示すガイド板の例の説明図であり、(b)は
(a)中C−C矢視図である。
【図5】(a)は本実施の形態における冷却空気孔近傍
の断面を示すガイド板の他の例の説明図であり、(b)
は(a)中E−E矢視図である。
【図6】本実施の形態の蒸気タービン車室における蒸気
タービン停止後の外車室上下のメタル温度と上下温度差
のグラフである。
【図7】従来の蒸気タービン車室の縦断面図である。
【図8】従来の蒸気タービン車室における蒸気タービン
停止後の外車室上下のメタル温度と上下温度差のグラフ
である。
【符号の説明】 1、101 蒸気タービン車室 2a 上部外車室 2b 下部外車室 3a 上部内車室 3b 下部内車室 4、5、6 翼環 7 ダミー環 8 熱遮蔽板 9a、9b 空間 10 ロータ 11 高圧タービン 12 中圧タービン 20 冷却空気配管 20a 冷却空気孔 21 ガイド板 22 電磁弁 23 冷却空気供給装置 30 空気抜き管 31 電磁弁 121、221 ガイド板 121a、221a ステー 121b、221b 頂部 121c、221c 縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 祝迫 昭人 長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工業株式 会社長崎造船所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にロータが貫装され、上部外車室と
    下部外車室とを相互の水平フランジ継手面で締結した蒸
    気タービン車室において、前記上部外車室に設けられ同
    上部外車室の内面に開口する冷却空気孔と、同冷却空気
    孔に接続し弁を介装して冷却空気供給源からの冷却空気
    を前記上部外車室の内面に接する空間に供給する冷却空
    気配管とを備えてなることを特徴とする蒸気タービン車
    室。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の蒸気タービン車室にお
    いて、前記上部外車室の内面に、前記冷却空気孔の開口
    に向かい合って間隔をあけて設けられ、同開口から吹き
    出す冷却空気を上部外車室の内面に沿う方向に向けるガ
    イド板を備えてなることを特徴とする蒸気タービン車
    室。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の蒸気タ
    ービン車室において、前記上部外車室の内面に接する空
    間に連通し弁を介装した空気抜き管を備えてなることを
    特徴とする蒸気タービン車室。
JP2002056108A 2002-03-01 2002-03-01 蒸気タービン車室 Withdrawn JP2003254010A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002056108A JP2003254010A (ja) 2002-03-01 2002-03-01 蒸気タービン車室

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002056108A JP2003254010A (ja) 2002-03-01 2002-03-01 蒸気タービン車室

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003254010A true JP2003254010A (ja) 2003-09-10

Family

ID=28666771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002056108A Withdrawn JP2003254010A (ja) 2002-03-01 2002-03-01 蒸気タービン車室

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003254010A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006011465A1 (ja) * 2004-07-28 2006-02-02 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. 車室ケーシング及びガスタービン
JP2006342783A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン及び空気供給制御方法、並びに空気供給制御用コンピュータプログラム
JP2006342784A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン及び空気供給制御方法、並びに空気供給制御用コンピュータプログラム
US7987660B2 (en) 2005-06-10 2011-08-02 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Gas turbine, method of controlling air supply and computer program product for controlling air supply
JP2015148232A (ja) * 2011-09-05 2015-08-20 シーメンス アクティエンゲゼルシャフト 蒸気タービンの温度補償のための方法
JP2016518544A (ja) * 2013-04-03 2016-06-23 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft ガスタービンエンジン用のノズル噴射を備えたタービンエンジンシャットダウン温度制御システム
US9624788B2 (en) 2012-03-26 2017-04-18 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Method of preventing deformation in gas turbine casing, purging device for executing this method, and gas turbine provided with this device
WO2017068615A1 (ja) * 2015-10-23 2017-04-27 株式会社 東芝 軸流タービン
WO2020195627A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 三菱日立パワーシステムズ株式会社 タービン車室、ガスタービン及びタービン車室の変形防止方法
JP7492417B2 (ja) 2020-09-25 2024-05-29 三菱重工業株式会社 ガスタービンの車室の冷却装置、ガスタービン及びガスタービンの車室の冷却方法

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006011465A1 (ja) * 2004-07-28 2006-02-02 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. 車室ケーシング及びガスタービン
US7798767B2 (en) 2004-07-28 2010-09-21 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd Casing and gas turbine
CN1993535B (zh) * 2004-07-28 2011-08-31 三菱重工业株式会社 机匣壳体及燃气轮机
JP2006342783A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン及び空気供給制御方法、並びに空気供給制御用コンピュータプログラム
JP2006342784A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン及び空気供給制御方法、並びに空気供給制御用コンピュータプログラム
JP4523877B2 (ja) * 2005-06-10 2010-08-11 三菱重工業株式会社 ガスタービン及び空気供給制御方法、並びに空気供給制御用コンピュータプログラム
JP4523876B2 (ja) * 2005-06-10 2010-08-11 三菱重工業株式会社 ガスタービン及び空気供給制御方法、並びに空気供給制御用コンピュータプログラム
US7987660B2 (en) 2005-06-10 2011-08-02 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Gas turbine, method of controlling air supply and computer program product for controlling air supply
US8087251B2 (en) 2005-06-10 2012-01-03 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Gas turbine, method of controlling air supply and computer program product for controlling air supply
US8578715B2 (en) 2005-06-10 2013-11-12 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Gas turbine, method of controlling air supply and computer program product for controlling air supply
JP2015148232A (ja) * 2011-09-05 2015-08-20 シーメンス アクティエンゲゼルシャフト 蒸気タービンの温度補償のための方法
US9416684B2 (en) 2011-09-05 2016-08-16 Siemens Aktiengesellschaft Method for a temperature compensation in a steam turbine
US9624788B2 (en) 2012-03-26 2017-04-18 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Method of preventing deformation in gas turbine casing, purging device for executing this method, and gas turbine provided with this device
JP2016518544A (ja) * 2013-04-03 2016-06-23 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft ガスタービンエンジン用のノズル噴射を備えたタービンエンジンシャットダウン温度制御システム
WO2017068615A1 (ja) * 2015-10-23 2017-04-27 株式会社 東芝 軸流タービン
WO2020195627A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 三菱日立パワーシステムズ株式会社 タービン車室、ガスタービン及びタービン車室の変形防止方法
JP2020165311A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 三菱日立パワーシステムズ株式会社 タービン車室、ガスタービン及びタービン車室の変形防止方法
KR20210094044A (ko) * 2019-03-28 2021-07-28 미츠비시 파워 가부시키가이샤 터빈 차실, 가스 터빈 및 터빈 차실의 변형 방지 방법
CN113272525A (zh) * 2019-03-28 2021-08-17 三菱动力株式会社 涡轮机室、燃气轮机以及涡轮机室的变形防止方法
CN113272525B (zh) * 2019-03-28 2023-01-13 三菱重工业株式会社 涡轮机室、燃气轮机以及涡轮机室的变形防止方法
KR102568027B1 (ko) 2019-03-28 2023-08-17 미츠비시 파워 가부시키가이샤 터빈 차실, 가스 터빈 및 터빈 차실의 변형 방지 방법
US11781445B2 (en) 2019-03-28 2023-10-10 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Turbine casing, gas turbine, and method for preventing deformation of turbine casing
JP7492417B2 (ja) 2020-09-25 2024-05-29 三菱重工業株式会社 ガスタービンの車室の冷却装置、ガスタービン及びガスタービンの車室の冷却方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003254010A (ja) 蒸気タービン車室
US7488157B2 (en) Turbine vane with removable platform inserts
CN1950589B (zh) 燃气轮机的叶片
JP2002523661A (ja) タービン車室
JPH06117204A (ja) 蒸気タ−ビンの強制冷却装置
CN105008672A (zh) 翼片承载件热管理布置和用于间隙控制的方法
US9810094B2 (en) Steam turbine forced air cooling system, equipment, and steam turbine equipped with it
JP2005030402A (ja) ターボジェット・エンジンの拡張ケーシングの熱膨張を受動的に制御する装置
JPH0754669A (ja) ガスタービン冷却空気制御装置
EP3192971B1 (en) Gas turbine blade with platform cooling and method
JP3970116B2 (ja) タービンおよびタービンの温度調整システム
EP1394361B1 (en) Gas turbine
US20040184908A1 (en) Steam turbine and method for operating a steam turbine
US6632069B1 (en) Step of pressure of the steam and gas turbine with universal belt
US11719123B1 (en) Integral cooling system for turbine casing and guide vanes in aeroengine
CN107407163A (zh) 支承装置、涡轮机、旋转机械的组装方法、以及旋转机械的拆卸方法
JP3051560B2 (ja) 蒸気タービンにおける外車室上下半部間温度差の低減方法及び装置
JP2000328904A (ja) 蒸気タービン車室
JP2003328702A (ja) 蒸気タービンの内部強制冷却システム
JP3746676B2 (ja) 蒸気タービン
US20150159512A1 (en) Method and system for use in cooling a joint flange bolt of a rotary machine
US20120073293A1 (en) Steam turbine valve having integral pressure chamber
JPH0281905A (ja) 蒸気タービンの強制冷却方法、及び同冷却装置
JPH06193407A (ja) タ−ビンケ−シング強制冷却装置
JPH11200801A (ja) 蒸気タービンのロータ冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510