JP2003252578A - 油圧ジャッキ - Google Patents

油圧ジャッキ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧抜き弁における操作感覚とジャッキ部の収
縮速度とをマッチングし得る。 【解決手段】 ポンプ1からの圧油で伸長するジャッキ
部3からの油をタンク5に戻してジャッキ部3を収縮さ
せる圧抜き弁4がハウジング41に螺装された操作ロッ
ド43を捻じ込むようにして前進させるときに先端プッ
シュ部43bでジャッキ部3とタンク5との連通を許容
する連通孔42aをジャッキ部3側から閉塞するスチー
ルボール44を後退させてこの連通孔42aを開放する
と共に、上記の操作ロッド43を抜き出すようにして後
退させるときに上記のスチールボール44をその背後か
ら附勢する附勢バネ45のバネ力で前進させて上記の連
通孔42aを閉塞させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油圧ジャッキに
関し、特に、手動操作で伸縮する油圧ジャッキの改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】手動操作で伸縮する油圧ジャッキは、原
理的には、図3に示すように、ポンピング操作でポンプ
1から吐出される圧油をチェック弁2の介在下にジャッ
キ部3に供給してこのジャッキ部3を伸長させると共
に、圧抜き弁4の回動操作でジャッキ部3に供給した油
をタンク5に戻してこのジャッキ部3を収縮させるとし
ている。
【0003】そして、圧抜き弁4は、図4に示すよう
に、ハウジング41に対してカラー部材42の配在下に
出没可能に螺装された操作ロッド43を有してなり、こ
の操作ロッド43を捻じ込むようにして前進させるとき
にいわゆるバルブ閉とし、これとは逆に、この操作ロッ
ド43を抜き出すようにして後退させるときにいわゆる
バルブ開とするように設定されている。
【0004】このとき、この圧抜き弁4にあっては、操
作ロッド43が先端テーパー部43aを有していて、こ
の先端テーパー部43aが上記のカラー部材42に形成
されてジャッキ部3をタンク5に連通させる連通孔42
aを開閉するとしている。
【0005】それゆえ、この油圧ジャッキにあっては、
ポンプ1におけるポンピング操作と圧抜き弁4における
操作ロッド43の回動操作でジャッキ部3を自在に伸縮
させ得ることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た油圧ジャッキにあっては、その圧抜き弁4の構成から
して、この圧抜き弁4の操作感覚とジャッキ部3の収縮
作動とがマッチングしないと指摘される可能性がある。
【0007】すなわち、上記した圧抜き弁4にあって
は、操作ロッド43の先端テーパー部43aがカラー部
材42に形成の連通孔42aを閉鎖するときに、ジャッ
キ部3に供給された油のタンク5への流出を阻止すると
している。
【0008】それゆえ、この圧抜き弁4をバルブ開にす
るには、先端テーパー部43aを後退させて連通孔42
aを開口することになるが、このとき、操作ロッド43
の回動操作と同時に先端テーパー部43aが連通孔42
aを開口するから、油圧ジャッキに作用している負荷が
大きい場合には、ジャッキ部3が急速に収縮することに
なり、操作ロッド43に対する操作感覚とジャッキ部3
の収縮作動とがマッチングしない不具合がある。
【0009】この発明は、上記した事情を鑑みて創案さ
れたものであって、その目的とするところは、ジャッキ
部の収縮速度を当初の設定通りに維持し得て、その汎用
性の向上を期待するのに最適となる油圧ジャッキを提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、この発明による油圧ジャッキの構成を、基本的
には、ポンピング操作でポンプから吐出される圧油をチ
ェック弁の介在下にジャッキ部に供給してこのジャッキ
部を伸長させると共に、圧抜き弁の回動操作でジャッキ
部に供給した油をタンクに戻してこのジャッキ部を収縮
させる油圧ジャッキにあって、圧抜き弁が回動操作でハ
ウジングに対して出没する操作ロッドを有してなり、こ
の操作ロッドを捻じ込むようにして前進させるときに先
端プッシュ部でジャッキ部とタンクとの連通を許容する
連通孔をジャッキ部側から閉塞するスチールボールを後
退させてこの連通孔を開放すると共に、上記の操作ロッ
ドを抜き出すようにして後退させるときに上記のスチー
ルボールをその背後から附勢する附勢バネのバネ力で前
進させて上記の連通孔を閉塞させてなるとする。
【0011】それゆえ、ジャッキ部とタンクとの連通を
許容する連通孔をジャッキ部側からのスチールボールで
閉塞するときには、操作ロッドからの操作力がスチール
ボールに作用しないことになる。
【0012】したがって、操作ロッドを捻じ込むように
するときの操作力でテーパーなどの介在下に上記の連通
孔を閉塞する場合に比較して、連通孔の閉塞が繰り返さ
れても連通孔の径を大きくせず、連通孔における油の流
量を増やさないことになる。
【0013】また、操作ロッドを抜き出すようにして後
退させるときには、操作ロッドの先端プッシュ部とスチ
ールボールとの接触を解消するだけでなく、先端プッシ
ュ部とスチールボールとの間に積極的に適宜の間隔を有
するようにすることが可能になる。
【0014】それゆえ、操作ロッドを再度捻じ込むよう
にして上記のスチールボールを後退させるようにすると
きに、先端プッシュ部がスチールボールに接触するまで
の間を不感帯に設定できることになる。
【0015】そして、上記した構成において、より具体
的には、ジャッキ部とタンクとの連通を許容する連通孔
に操作ロッドの先端プッシュ部が臨在されて、この先端
プッシュ部の外周と連通孔の内周との間に環状オリフィ
スを形成してなるとする。
【0016】それゆえ、先端プッシュ部がスチールボー
ルを後退させてジャッキ部からの油が上記の連通孔を通
過するときに、環状オリフィスによるオリフィス効果が
得られることになり、ジャッキ部の高速収縮を未然に阻
止できることになる。
【0017】また、ジャッキ部とタンクとの連通を許容
する連通孔をジャッキ部側から閉塞するスチールボール
を背後から附勢する附勢バネの基端がジャッキ部からの
油のポンプへの逆流を阻止するチェック弁を構成するス
チールボールに担持されてなるとする。
【0018】それゆえ、附勢バネは、連通孔をジャッキ
部側から閉塞するスチールボールだけでなく、ジャッキ
部からの油がポンプに戻ることを阻止するチェック弁を
構成するスチールボールも附勢することになり、それぞ
れの附勢バネが配在されることに比較して、部品点数の
削減を可能にすることになる。
【0019】さらに、圧抜き弁における操作ロッドにお
いて、基端操作部側と先端プッシュ部側との間に弾性に
富むバネ部が配在され、基端操作部が回動されて前進す
るときに、先端プッシュ部が上記のバネ部の変形を伴い
ながら前進するように設定されてなるとする。
【0020】それゆえ、操作ロッドを再度捻じ込むよう
にしてジャッキ部とタンクとの連通を許容する連通孔を
閉塞するスチールボールを後退させるときに、先端プッ
シュ部がスチールボールに接触してから実際にスチール
ボールが後退し始めるまでの間を不感帯に設定できるこ
とになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、図示した実施形態に基づ
いて、この発明を説明するが、この発明による油圧ジャ
ッキ(図示せず)にあっても、原理的には、前記した図
3に示す従来の油圧ジャッキと同様に構成されている。
【0022】また、この発明による油圧ジャッキに具現
化される圧抜き弁4にあっても、基本的には、前記した
図4に示す圧抜き弁4と同様の構成を有している。
【0023】それゆえ、以下の説明において、その構成
が前記した従来の場合と同様となるところについては、
図中に同一の符号を付するのみとして、要する場合を除
き、その詳しい説明を省略し、以下には、この発明にお
いて特徴となるところを中心に説明する。
【0024】ちなみに、ハウジング41には、ポンプ1
に連通するポート41aと、ジャッキ部3に連通するポ
ート41bと、タンク5に連通するポート41cとが開
穿されている。
【0025】そして、ポート41aとポート41bとの
連通部にジャッキ部3からの油がポンプ1に戻ることを
阻止するチェック弁2(図3参照)を構成するスチール
ボール2aが配在されるとしている。
【0026】また、ポート41bとポート41cとの連
通部にこの発明における圧抜き弁4が配在されるとして
おり、このとき、この圧抜き弁4を構成する操作ロッド
43における先端部が先端プッシュ部43bとされてい
ながら、この先端プッシュ部43bがジャッキ部3とタ
ンク5との連通を許容するカラー部材42に形成の連通
孔42aに臨在されるとしている。
【0027】すなわち、この発明における圧抜き弁4に
あっては、操作ロッド43における基端操作部43cを
適宜の手段で回動して操作ロッド43をねじ込むように
して前進させるときに先端プッシュ部43bで上記の連
通孔42aをジャッキ部3側から閉塞するスチールボー
ル44を後退させてこの連通孔42aを開放するとして
いる。
【0028】そして、上記したところと逆に、操作ロッ
ド43を抜き出すようにして後退させるときに上記のス
チールボール44をその背後から附勢する附勢バネ45
のバネ力で前進させて上記の連通孔42aを閉塞させる
としている。
【0029】それゆえ、図示するところでは、上記の連
通孔42aをジャッキ部3側からのスチールボール44
で閉塞するときには、前記した従来例の場合と異なり、
操作ロッド43からの操作力がスチールボール44に作
用しないことになる。
【0030】そして、スチールボール44で連通孔42
aを閉塞する際には、操作ロッド43を抜き出すように
して後退させるから、このときには、操作ロッド43の
先端プッシュ部43bとスチールボール44との接触を
解消し得るだけでなく、先端プッシュ部43bとスチー
ルボール44との間に積極的に適宜の間隔を形成するこ
とが可能になる(図1参照)。
【0031】それゆえ、操作ロッド43を再度捻じ込む
ようにして上記のスチールボール44を後退させるとき
には、先端プッシュ部43bがスチールボール44に接
触するまでの間を不感帯に設定できることになる。
【0032】その結果、この発明にあっては、操作ロッ
ド43の回動操作と同時にスチールボール44を後退さ
せない、すなわち、圧抜き弁4をバルブ開にしないか
ら、ジャッキ部3が収縮し始めるタイミングを図ること
が可能になる。
【0033】したがって、このことからすれば、前記し
た従来の場合には、操作ロッド43を回動操作すると、
直ちにバルブ開になり、それゆえ、圧抜き弁4を過度に
開放し過ぎる可能性があることに比較して、この発明に
よる場合には、操作ロッド43の回動操作で直ちにバル
ブ開にならず、それゆえ、いわゆる誤操作を招来させな
い点で有利となる。
【0034】つぎに、この発明による圧抜き弁4にあっ
て、図示するところでは、操作ロッド43における先端
プッシュ部43bは、前記した連通孔42aに臨在され
ていて、この先端プッシュ部43bの外周と連通孔42
aの内周との間に環状オリフィス(符示せず)を形成し
ている。
【0035】この環状オリフィスを形成することで、先
端プッシュ部43bがスチールボール44を後退させて
ジャッキ部3からの油が上記の連通孔42aを通過する
ときに環状オリフィスによるオリフィス効果が得られる
ことになり、したがって、ジャッキ部3をいたずらな高
速下に収縮させないことが可能になる。
【0036】そして、この発明による圧抜き弁4にあっ
て、前記したスチールボール44を背後から附勢する附
勢バネ45は、その基端が前記したスチールボール2a
に担持されてなるとしており、したがって、附勢バネ4
5は、スチールボール44とスチールボール2aを同時
に附勢することになり、その結果、それぞれの附勢バネ
が配在されることに比較して、部品点数の削減を可能に
することになる。
【0037】図2に示すところは、圧抜き弁4における
操作ロッド43に変形を加えたもので、操作ロッド43
において、基端操作部43c側と先端プッシュ部43b
側との間に弾性に富むバネ部43dを配在してなるとし
ている。
【0038】それゆえ、この実施形態による場合には、
基端操作部43cを回動して操作ロッド43を前進させ
るときに、先端プッシュ部43bが上記のバネ部43d
の変形を伴いながら前進することになる。
【0039】したがって、操作ロッド43を捻じ込むよ
うにして連通孔42aを閉塞するスチールボール44を
後退させるときに、先端プッシュ部43bがスチールボ
ール44に接触してから実際にスチールボール44が後
退し始めるまでの間を不感帯に設定できることになる。
【0040】その結果、仮に操作ロッド43を速く回動
することで先端プッシュ部43bが速く移動して、スチ
ールボール44を速く後退させるような事態を招来しな
いで済むことになる。
【0041】すなわち、基端操作部43cの回動量に比
較して先端プッシュ部43bの移動量をバネ部43dが
変形する分だけ遅くし得るから、スチールボール44を
ゆっくり後退させることが可能になり、スチールボール
44が速く後退することで油の流量が急激に増えて、ジ
ャッキ部3が急速に収縮する不具合を招来しないで済む
ことになる。
【0042】以上からすれば、上記のバネ部43dは、
図示するところではゴム材からなると共に基端操作部4
3c側および先端プッシュ部43b側にそれぞれ接着さ
れてなるとしているが、これに代えて、図示しないが、
バネ部43dがどちらか一方に接着され、あるいは、各
側から分離されているとしても良く、また、他のバネ部
材、たとえば、軟質プラスチックやコイルスプリングか
らなるとしても良い。
【0043】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明にあって
は、圧抜き弁における操作ロッドを回動してジャッキ部
とタンクとを連通する連通孔を開弁するときに、操作ロ
ッドの操作と同時にバルブ開にならないから、油圧ジャ
ッキが急速に収縮する事態を回避でき、操作感覚にマッ
チングした操作を実現できる。
【0044】すなわち、スチールボールで連通孔を閉塞
する際には、操作ロッドを抜き出すようにして後退させ
るから、このときに、操作ロッドの先端プッシュ部とス
チールボールとの接触を解消するだけでなく、先端プッ
シュ部とスチールボールとの間に積極的に適宜の間隔を
形成することが可能になる。
【0045】それゆえ、操作ロッドを再度捻じ込むよう
にして上記のスチールボールを後退させるときには、先
端プッシュ部がスチールボールに接触するまでの間を不
感帯に設定でき、したがって、操作ロッドを回動操作す
ると、直ちにいわゆるバルブ開になり、それゆえ、圧抜
き弁を過度に開放し過ぎる可能性がある従来装置に比較
して、操作ロッドの回動操作で直ちにバルブ開になら
ず、いわゆる誤操作を招来させない点で有利となる。
【0046】そして、請求項2の発明にあっては、先端
プッシュ部がスチールボールを後退させてジャッキ部か
らの油が連通孔を通過するときに環状オリフィスによる
オリフィス効果が得られることになり、したがって、ジ
ャッキ部をいたずらに急降下させないようにし得ること
になる。
【0047】また、請求項3の発明にあっては、圧抜き
弁を構成するスチールボールを附勢する附勢バネがジャ
ッキ部からの油のポンプへの逆流を阻止するチェック弁
を構成するスチールボールをも同時に附勢するから、そ
れぞれの附勢バネが配在されることに比較して、部品点
数の削減を可能にすることになる。
【0048】さらに、請求項4の発明にあっては、操作
ロッドを捻じ込むようにして連通孔を閉塞するスチール
ボールを後退させるときに、先端プッシュ部がスチール
ボールに接触してから実際にスチールボールが後退し始
めるまでの間を不感帯に設定でき、それゆえ、仮に操作
ロッドを速く回動することで先端プッシュ部が速く移動
して、スチールボールを速く後退させるような事態を招
来しないで済むことになる。
【0049】すなわち、基端操作部の回動量に比較して
先端プッシュ部の移動量をバネ部が変形する分だけ遅く
し得るから、スチールボールをゆっくり後退させること
が可能になり、スチールボールが速く後退することで油
の流量が急激に増えて、ジャッキ部が急速に収縮する不
具合を招来しないで済むことになる。
【0050】その結果、この発明によれば、当初に設定
された収縮速度を恒久的に維持し得ることになり、その
汎用性の向上を期待するのに最適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の油圧ジャッキにおける圧抜き弁の一
実施形態を示す図である。
【図2】他の実施形態による圧抜き弁を図1と同様に示
す図である。
【図3】手動操作型の油圧ジャッキを原理的に示す図で
ある。
【図4】従来例とされる圧抜き弁を図1と同様に示す図
である。
【符号の説明】
1 ポンプ 2 チェック弁 2a,44 スチールボール 3 ジャッキ部 4 圧抜き弁 5 タンク 41 ハウジング 41a,41b,41c ポート 42 カラー部材 42a,42b 連通孔 43 操作ロッド 43b 先端プッシュ部 43c 基端操作部 45 附勢バネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンピング操作でポンプから吐出される
    圧油をチェック弁の介在下にジャッキ部に供給してこの
    ジャッキ部を伸長させると共に、圧抜き弁の回動操作で
    ジャッキ部に供給した油をタンクに戻してこのジャッキ
    部を収縮させる油圧ジャッキにあって、圧抜き弁が回動
    操作でハウジングに対して出没する操作ロッドを有して
    なり、この操作ロッドを捻じ込むようにして前進させる
    ときに先端プッシュ部でジャッキ部とタンクとの連通を
    許容する連通孔をジャッキ部側から閉塞するスチールボ
    ールを後退させてこの連通孔を開放すると共に、上記の
    操作ロッドを抜き出すようにして後退させるときに上記
    のスチールボールをその背後から附勢する附勢バネのバ
    ネ力で前進させて上記の連通孔を閉塞させてなることを
    特徴とする油圧ジャッキ
  2. 【請求項2】 ジャッキ部とタンクとの連通を許容する
    連通孔に操作ロッドの先端プッシュ部が臨在されて、こ
    の先端プッシュ部の外周と連通孔の内周との間に環状オ
    リフィスを形成してなる請求項1に記載の油圧ジャッキ
  3. 【請求項3】 ジャッキ部とタンクとの連通を許容する
    連通孔をジャッキ部側から閉塞するスチールボールを背
    後から附勢する附勢バネの基端がジャッキ部からの油の
    ポンプへの逆流を阻止するチェック弁を構成するスチー
    ルボールに担持されてなる請求項1に記載の油圧ジャッ
  4. 【請求項4】 圧抜き弁における操作ロッドにおいて、
    基端操作部側と先端プッシュ部側との間に弾性に富むバ
    ネ部が配在され、基端操作部が回動されて前進するとき
    に、先端プッシュ部が上記のバネ部の変形を伴いながら
    前進するように設定されてなる請求項1に記載の油圧ジ
    ャッキ
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