JP2003250701A - 電気貯湯容器 - Google Patents

電気貯湯容器

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JP2003250701A JP2002054003A JP2002054003A JP2003250701A JP 2003250701 A JP2003250701 A JP 2003250701A JP 2002054003 A JP2002054003 A JP 2002054003A JP 2002054003 A JP2002054003 A JP 2002054003A JP 2003250701 A JP2003250701 A JP 2003250701A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湯沸かしヒータおよび保温ヒータの熱効率の
向上を図り得るようにする。 【解決手段】 電気貯湯容器において、加熱手段4を、
熱良導体からなる筒体内に発熱体を配設したシーズヒー
タからなり、外周側に位置するU字状の湯沸かしヒータ
4Aと内周側に位置するU字状の保温ヒータ4Bとの二
重構造として、湯沸かし時においては、外周側に位置す
る大径の(換言すれば、加熱量の大きな)湯沸かしヒー
タ4Aでの加熱が行われ、保温時においては内周側に位
置する小径の(換言すれば、加熱量の小さな)保温ヒー
タ4Bでの加熱が行われるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、湯沸かし後にお
湯を保温する電気貯湯容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気貯湯容器の場合、内容器の
底部下面に加熱手段である電気ヒータを設け、該電気ヒ
ータにより内容器底部を加熱することにより、内容器内
に貯溜された液体(例えば、水)を加熱沸騰させ、その
後保温することとなっており、前記電気ヒータとして
は、雲母板の間に発熱体を挟持してなるマイカヒータが
多用されていた。
【0003】そして、上記構成の電気貯湯容器では、湯
沸かし時と保温時とでは加熱力が切り換えられることと
なっており、湯沸かし時には湯沸かしヒータ又は湯沸か
しヒータと保温ヒータの両方に通電され、保温時には保
温ヒータに通電されることとなっている。
【0004】また、電気ヒータとして、シーズヒータを
採用し、該シーズヒータへの通電量を切り換えることに
より、湯沸かし時と保温時との加熱量を調整するように
したものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
電気貯湯容器の場合、湯沸かしヒータと保温ヒータとの
配置が区別されていなかったり、通電量の切換だけで加
熱量調整を行うようになっているため、熱効率の向上に
限界があった。
【0006】また、従来のマイカヒータ方式の場合、マ
イカヒータを内容器外底部に取り付けるに当たって、遮
熱板とヒータ押さえとを介して取り付けられることとな
っているため、ヒータの熱が遮熱板に伝わり易くなり、
結果として熱効率の低下につながるという不具合があっ
た。
【0007】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、湯沸かしヒータおよび保温ヒータの熱効率の向上
を図り得るようにすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、貯湯用の内容器を
内蔵した容器本体と、該内容器内の水を加熱する加熱手
段と、前記容器本体の上部開口を覆蓋する蓋体とを備え
た電気貯湯容器において、前記加熱手段を、熱良導体か
らなる筒体内に発熱体を配設したシーズヒータからな
り、外周側に位置するU字状の湯沸かしヒータと内周側
に位置するU字状の保温ヒータとの二重構造としてい
る。
【0009】上記のように構成したことにより、湯沸か
し時においては、外周側に位置する大径の(換言すれ
ば、加熱量の大きな)湯沸かしヒータでの加熱が行わ
れ、保温時においては内周側に位置する小径の(換言す
れば、加熱量の小さな)保温ヒータでの加熱が行われる
こととなり、湯沸かしヒータおよび保温ヒータの熱効率
が向上することとなる。
【0010】請求項2の発明におけるように、請求項1
記載の電気貯湯容器において、前記保温ヒータの内側に
形成される余剰空間内に、前記内容器の温度を検出する
温度検出手段、又は(および)前記内容器内のお湯を導
出する導出口を設けた場合、保温ヒータの内側の余剰空
間(換言すれば、デッドスペース)を有効に利用するこ
とができる。また、湯沸かしヒータから離れた位置に温
度検出手段が設けられることとなるため、湯沸かしヒー
タからの熱影響を温度検出手段が受けることが少なくな
り、正確な温度検出を行うことができる。さらに、湯沸
かしヒータから離れた位置に導出口が設けられることと
なるため、湯沸かし時に湯沸かしヒータの近傍で発生す
る気泡が導出口へ吸い込まれにくくなり、導出口に連通
するポンプ装置が気泡を吸い込むことにより発生するキ
ャビテーション現象を防止することができる。
【0011】請求項3の発明におけるように、請求項2
記載の電気貯湯容器において、前記導出口を、前記余剰
空間における前記保温ヒータの導線部側によった位置に
設けた場合、導出口が加熱力の殆どない部分(換言すれ
ば、気泡発生の殆どない場所)に設けられることとなる
ため、導出口に連通するポンプ装置が気泡を吸い込むこ
とにより発生するキャビテーション現象をより確実に防
止することができる。
【0012】請求項4の発明におけるように、請求項2
および3のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、
前記温度検出手段を、前記余剰空間における前記保温ヒ
ータの導線部側によった位置に設けた場合、温度検出手
段が加熱力の殆どない部分に設けられることとなるた
め、温度検出手段への熱影響がより少なくなり、より一
層正確な温度検出を行うことができる。
【0013】請求項5の発明におけるように、請求項
2、3および4のいずれか一項記載の電気貯湯容器にお
いて、前記保温ヒータの導線部を、前記湯沸かしヒータ
の導線部より導線部引き出し方向に突出させた場合、湯
沸かしヒータへの通電により生じる輻射熱が保温ヒータ
により遮られることとなり、保温ヒータの内側に配設さ
れている機器(例えば、温度検出手段)への熱影響がよ
り一層小さくなる。
【0014】請求項6の発明におけるように、請求項
1、2、3、4および5のいずれか一項記載の電気貯湯
容器において、前記湯沸かしヒータおよび前記保温ヒー
タを、これらの導線部が斜め下方に傾斜するような姿勢
で取り付けた場合、導線部を鉛直姿勢としたときに比べ
て、高さ方向の寸法を小さく抑えることができ、電気貯
湯容器のコンパクト化に寄与する。また、冷水を貯水し
たとき、湯沸かしヒータおよび保温ヒータに結露が生じ
ると、該結露が斜め下方に傾斜するような姿勢で取り付
けられた導線部に沿って流下することとなり、結露の排
出が容易となる。
【0015】請求項7の発明におけるように、請求項
1、2、3、4、5および6のいずれか一項記載の電気
貯湯容器において、前記加熱手段を、前記内容器の外底
部に形成された上向き凹部内に配設した場合、加熱手段
の熱は内容器側にのみ伝導されることとなり、熱効率の
向上に寄与する。
【0016】請求項8の発明におけるように、請求項
1、2、3、4、5および6のいずれか一項記載の電気
貯湯容器において、前記加熱手段を、前記内容器の内底
部に取り付けられた熱良導体からなるヒータケース内に
設けた場合、加熱手段を内蔵したヒータケースは内容器
内の水に浸漬されることとなるため、加熱手段の熱効率
が大幅に向上する。また、加熱手段はヒータケース内に
内蔵されているため、蓋体を開けたとき、加熱手段が直
接見えるということがなくなり、見映えが良好となる。
【0017】請求項9の発明におけるように、請求項1
記載の電気貯湯容器において、前記加熱手段を、前記内
容器の内底部に配設した場合、加熱手段が裸の状態で内
容器内の水に浸漬されることとなり、加熱手段の熱効率
が大幅に向上する。
【0018】請求項10の発明におけるように、請求項
9記載の電気貯湯容器において、前記内容器を底部に非
真空部を有する真空二重容器で構成するとともに、前記
加熱手段を、前記内容器の底部における真空部上に配設
した場合、加熱手段から内容器を介して外部へ熱伝導さ
れにくくなり、熱効率が向上する。
【0019】請求項11の発明におけるように、請求項
10記載の電気貯湯容器において、前記加熱手段の導線
部を、前記非真空部から導出し且つ該導出部にはシール
部材を設けた場合、加熱手段で発生した熱が内容器に伝
わりにくくなり、熱効率がさらに向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0021】第1の実施の形態 図1および図2には、本願発明の第1の実施の形態にか
かる電気貯湯容器が示されている。
【0022】この電気貯湯容器は、図1および図2に示
すように、お湯を貯溜する湯沸かし用の内容器3を備え
た容器本体1と、該容器本体1の上部開口を開閉する蓋
体2と、前記内容器3内の水を加熱する加熱手段である
電気ヒータ4と、前記内容器3内のお湯を外部へ注出す
るための給湯通路5と、該給湯通路5の途中に設けられ
た電動ポンプ6とを備えて構成されている。
【0023】前記容器本体1は、外側面を構成する合成
樹脂製の外ケース7と、内周面を構成する前記内容器3
と、前記外ケース7の上部と内容器3の上部とを結合す
る合成樹脂製の環状の肩部材(図示省略)と、底面を構
成する合成樹脂製の底板8とからなっている。
【0024】前記内容器3は、ステンレス製の有底円筒
形状の内筒9と、ステンレス製の略円筒形状の下部外筒
10aおよび前記内筒9の上端部と前記下部外筒10a
の上端部とを連結する環状の上部外筒10bからなる外
筒10との間に真空空間11を形成してなる真空二重容
器からなっており、その底部には、前記内筒9の底部の
みからなる非真空部3aが形成されている。また、この
内容器3の上部は、胴体部3bより小径の給水口3cと
されており、前記非真空部3aの外周側は真空部3dと
されている。前記内容器3における非真空部3aは、前
記内筒9の接合部の内径側を上方に凸となすことにより
形成された凹部15とされている。該凹部15内には、
後に詳述するように、加熱手段である電気ヒータ4が取
り付けられている。
【0025】また、前記内容器3の下方には、容器本体
1の底部側への熱輻射を防止する遮熱板13が内容器3
を構成する下部外筒10bにおける前記凹部15の外周
側部分に対して取付具12を介してビス14で取り付け
られている。そして、前記遮熱板13と前記内容器3の
底真空部3dとの間には、断熱材16が設けられてい
る。なお、該断熱材16は、前記凹部15内に配設され
た電気ヒータ4と遮熱板13との間にのみ設ければ足り
るが、本実施の形態においては、前記遮熱板13と断熱
材16とを同一のビス14で取り付けることができるよ
うに、凹部15の外周側をも覆うこととされている。つ
まり、内容器3は、前記真空空間11と断熱材16とに
よって断熱構造とされているのである。なお、内容器3
を、外周全周に断熱材を取り付けた板金製の容器で構成
したり、後述する温度センサ30の当接部を除いて全周
を真空二重構造とする場合もある。
【0026】前記蓋体2には、電源が接続されていない
状態でも給湯通路5を介しての液体注出が可能なよう
に、手動操作により駆動されるエアーポンプ17が配設
されている。該エアーポンプ17は、ベーローズタイプ
のものとされており、押圧板18を介しての押圧操作に
より加圧空気が内容器3内に吹き込まれ、該加圧空気の
圧力により内容器3内のお湯が給湯通路5を介して外部
へ押し出されることとなっている。符号19は蒸気排出
通路、20は蒸気排出通路19の途中に配設された転倒
止水弁である。
【0027】前記蓋体2の下面には、金属製のカバー部
材21が固定されており、該カバー部材21の外周縁に
は、蓋体2の閉蓋時において前記内容器3の給水口3c
に圧接されるシールパッキン22が設けられている。
【0028】該電気ヒータ4は、熱良導体からなる筒体
23内に発熱体となるニクロム線24を配設したシーズ
ヒータからなっており(図3参照)、外周側に位置する
U字状の湯沸かしヒータ4Aと内周側に位置するU字状
の保温ヒータ4Bとの二重構造とされている(図2参
照)。つまり、前記湯沸かしヒータ4Aおよび保温ヒー
タ4Bは、大部分の発熱部4Aa,4Baと、導線部
(換言すれば、非発熱部)4Ab,4Bbとからなって
いるのである。このようにすると、湯沸かし時において
は、外周側に位置する大径の(換言すれば、加熱量の大
きな)湯沸かしヒータ4Aでの加熱が行われ、保温時に
おいては内周側に位置する小径の(換言すれば、加熱量
の小さな)保温ヒータ4Bでの加熱が行われることとな
り、湯沸かしヒータ4Aおよび保温ヒータ4Bの熱効率
が向上することとなる。
【0029】そして、前記湯沸かしヒータ4Aおよび保
温ヒータ4Bは、前記非真空部3aの下面に当接された
放熱板25に対してその発熱部4Aa,4Baを溶接等
により接合することにより取り付けられている。該放熱
板25における外周部および後述する導出口33を臨ま
せるための切欠部26(図2参照)には、取付片27,
27,27が形成されており、該取付片27,27,2
7を前記非真空部3aの下面に溶接接合された支持具2
8,28,28に対してビス29,29,29で結合す
ることにより前記放熱板25は取り付けられている。
【0030】前記放熱板25の中心部には、図2に示す
ように、温度検出手段として作用する温度センサ30を
取り付けるための取付穴31が形成されており、該温度
センサ30は、前記取付穴31を介して前記非真空部3
aの下面に当接された状態で前記遮熱板13に対して取
付金具32を介して取り付けられている。つまり、温度
センサ30は、前記保温ヒータ4Bの内側に形成される
余剰空間S内に配設されることとなっているのである。
また、前記内容器3の底部における非真空部3aには、
前記切欠部26内に位置してお湯を外部へ導出すべく給
湯通路5に連通する導出口33が設けられている。つま
り、該導出口33も、前記保温ヒータ4Bの内側に形成
される余剰空間S内に配設されることとなっているので
ある。このようにすると、保温ヒータ4Bの内側の余剰
空間S(換言すれば、デッドスペース)を有効に利用こ
とができる。また、湯沸かしヒータ4Aから離れた位置
に温度センサ30が設けられることとなるため、湯沸か
しヒータ4Aからの熱影響を温度センサ30が受けるこ
とが少なくなり、正確な温度検出を行うことができる。
さらに、湯沸かしヒータ4Aから離れた位置に導出口3
3が設けられることとなるため、湯沸かし時に湯沸かし
ヒータ4Aの近傍で発生する気泡が導出口33へ吸い込
まれにくくなり、導出口33に連通するポンプ装置6が
気泡を吸い込むことにより発生するキャビテーション現
象を防止することができる。
【0031】前記湯沸かしヒータ4Aおよび前記保温ヒ
ータ4Bは、これらの導線部(即ち、非発熱部)4A
b,4Bbが斜め下方に傾斜するような姿勢で取り付け
られている。このようにすると、導線部4Ab,4Bb
を鉛直姿勢としたときに比べて、高さ方向の寸法を小さ
く抑えることができ、電気貯湯容器のコンパクト化に寄
与する。また、冷水を貯水したとき、湯沸かしヒータ4
Aおよび保温ヒータ4Bに結露が生じると、該結露が斜
め下方に傾斜するような姿勢で取り付けられた導線部4
Ab,4Bbに沿って流下することとなり、結露の排出
が容易となる。
【0032】さらに、前記保温ヒータ4Bの導線部4B
bは、前記湯沸かしヒータ4Aの導線部4Abより導線
部引き出し方向に突出せしめられている。このようにす
ると、湯沸かしヒータ4Aへの通電により生じる輻射熱
が保温ヒータ4Bにより遮られることとなり、保温ヒー
タ4Bの内側に配設されている機器(例えば、温度セン
サ30)への熱影響がより一層小さくなる。
【0033】第2の実施の形態 図4ないし図7には、本願発明の第2の実施の形態にか
かる電気貯湯容器が示されている。
【0034】この場合、図4ないし図6に示すように、
加熱手段を構成するU字状の湯沸かしヒータ4Aおよび
U字状の保温ヒータ4Bは、内容器3の内底部(換言す
れば、非真空部3a)に取り付けられた熱良導体からな
るヒータケース34内に設けられており、全体としてヒ
ータユニットTを構成している。このようにすると、ヒ
ータユニットTは内容器3内の水Wに浸漬されることと
なるため、湯沸かしヒータ4Aおよび保温ヒータ4Bの
熱効率が大幅に向上する。また、湯沸かしヒータ4Aお
よび保温ヒータ4Bはヒータケース34内に内蔵されて
いるため、蓋体2を開けたとき、湯沸かしヒータ4Aお
よび保温ヒータ4Bが直接見えるということがなくな
り、見映えが良好となる。なお、このヒータユニットT
の最大幅は、組付時に内容器3の給水口3cからヒータ
ユニットTを挿入できるように、給水口3cの口径より
も小さくされている。
【0035】前記ヒータケース34は、図5および図6
に示すように、馬蹄形形状とされており、下方が開放さ
れている皿形状のケース本体35と、該ケース本体35
の開口に取り付けられた底板36とによって構成されて
いる。そして、前記湯沸かしヒータ4Aおよび保温ヒー
タ4Bは、湯沸かしヒータ4Aが外周側に位置し、保温
ヒータ4Bが内周側に位置するようにして、その発熱部
4Aa,4Baをヒータケース34の天面34aに対し
て溶接等により接合することにより取り付けられてお
り、ヒータ発熱部4Aa,4Baの下方には、空気層A
が形成されることとなっている。このようにすると、湯
沸かし時においては、外周側に位置する大径の(換言す
れば、加熱量の大きな)湯沸かしヒータ4Aでの加熱が
行われ、保温時においては内周側に位置する小径の(換
言すれば、加熱量の小さな)保温ヒータ4Bでの加熱が
行われることとなり、湯沸かしヒータ4Aおよび保温ヒ
ータ4Bの熱効率が向上することとなる。しかも、湯沸
かしヒータ4Aおよび保温ヒータ4Bの水Wとの接触部
分(即ち、ヒータケース34の天面34a)以外の部分
(即ち、ヒータ)が、対流の起こりにくい空気層Aに接
触することとなり、下方への放熱が極力抑えられること
となる。従って、湯沸かしヒータ4Aおよび保温ヒータ
4Bの熱の殆どがヒータケース34を介して水Wの加熱
用として放熱されることとなり、熱効率が極めて高いも
のとなる。
【0036】前記ヒータケース34は、その底板36の
外周部に配設された環状のシールパッキン37を介して
非真空部3aに対してビス38,38・・により取り付
けられている。なお、ビス38,38・・の螺合位置
は、前記シールパッキン37の内周側に位置されてい
る。このようにすると、ヒータユニットTと内容器非真
空部3aとの結合部位の防水を確保できるとともに、ヒ
ータユニットTで発生した熱が内容器非真空部3aに伝
わりにくくなる。
【0037】また、本実施の形態においても、前記湯沸
かしヒータ4Aおよび前記保温ヒータ4Bは、これらの
導線部(即ち、非発熱部)4Ab,4Bbが斜め下方に
傾斜するような姿勢で取り付けられており、該導線部4
Ab,4Bbは、前記ヒータケース34の底板36に形
成された開口39および内容器非真空部3aに形成され
た開口(図示省略)を介して下方へ引き出されている。
なお、前記開口39も、前記シールパッキン37の内周
側に形成されることは勿論である。このようにすると、
導線部4Ab,4Bbを鉛直姿勢としたときに比べて、
高さ方向の寸法を小さく抑えることができ、電気貯湯容
器のコンパクト化に寄与する。また、冷水を貯水したと
き、湯沸かしヒータ4Aおよび保温ヒータ4Bに結露が
生じると、該結露が斜め下方に傾斜するような姿勢で取
り付けられた導線部4Ab,4Bbに沿って流下するこ
ととなり、結露の排出が容易となる。
【0038】また、前記ヒータケース34の底板36の
中心部より両ヒータ4A,4Bの導線部4Ab,4Bb
側によった位置には、温度検出手段として作用する温度
センサ30を取り付けるための取付穴40が形成されて
おり、該温度センサ30は、前記取付穴40を介して前
記ヒータケース34の天面34aの下面に当接された状
態で内容器非真空部3aに対して取付金具41を介して
取り付けられている。つまり、温度センサ30は、前記
保温ヒータ4Bの内側に形成される余剰空間S内に配設
されることとなっているのである。このようにすると、
保温ヒータ4Bの内側の余剰空間S(換言すれば、デッ
ドスペース)を有効に利用ことができる。また、湯沸か
しヒータ4Aから離れた位置に温度センサ30が設けら
れることとなるため、湯沸かしヒータ4Aからの熱影響
を温度センサ30が受けることが少なくなり、正確な温
度検出を行うことができる。また、内容器3の非真空部
3aに取り付けられているヒータケース34内に温度セ
ンサ30が取り付けられる構造となっているため、内容
器3の底部における真空部3bを減らす必要がなくな
り、内容器3の保温効果を確保することができる。
【0039】また、前記ヒータケース34の天面34a
(ケース本体には、水Wとの接触面積を大きくするとと
もにヒータケース34の強度を上げるために、所定の径
以上の溝42,42が形成されている。なお、ヒータケ
ース34の側面にも前記溝42を形成する場合もある。
【0040】また、前記内容器3の底部における非真空
部3aには、前記ヒータユニットTの直線部43の外側
に位置してお湯を外部へ導出すべく給湯通路5に連通す
る導出口33が設けられている。このようにすると、湯
沸かし時に湯沸かしヒータ4Aの近傍で発生する気泡が
導出口33へ吸い込まれることがなくなり、導出口33
に連通するポンプ装置6が気泡を吸い込むことにより発
生するキャビテーション現象を防止することができる。
【0041】また、前記ヒータケース34の底板36に
は、ヒータケース34内が密封状態にならないように、
またなんらかの原因でヒータケース34内に水が侵入し
た場合にその水を抜くために所定径以下の水抜き穴44
が形成されている。この水抜き穴44の個数は必要最低
限とされる。
【0042】その他の構成および作用効果は、第1の実
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0043】第3の実施の形態 図8および図9には、本願発明の第3の実施の形態にか
かる電気貯湯容器が示されている。
【0044】この場合、内容器3は、略円筒形状のステ
ンレス製の内筒9と、有底円筒形状のステンレス製の外
筒10との間に真空空間11をを形成してなる真空二重
容器からなっており、その底部には、前記外筒10の底
部のみからなる非真空部3aが形成されている。また、
この内容器3の上部は、胴体部3bと同径の給水口3c
とされており、前記非真空部3aの外周側は真空部3d
とされている。そして、加熱手段を構成する湯沸かしヒ
ータ4Aおよび保温ヒータ4Bは、内容器3の底部外周
側に形成される真空部3d(換言すれば、内筒9の底
部)上に湯沸かしヒータ4Aが外周側に位置し且つ保温
ヒータ4Bが内周側に位置するように配設されている。
従って、湯沸かしヒータ4Aは、内容器3の内径と略同
径とされることとなる。これらのヒータ4A,4Bの断
面形状は、手入れがし易いように台形とされている。こ
のようにすると、湯沸かし時においては、外周側に位置
する大径の(換言すれば、加熱量の大きな)湯沸かしヒ
ータ4Aでの加熱が行われ、保温時においては内周側に
位置する小径の(換言すれば、加熱量の小さな)保温ヒ
ータ4Bでの加熱が行われることとなり、湯沸かしヒー
タ4Aおよび保温ヒータ4Bの熱効率が向上することと
なる。しかも、加熱手段である湯沸かしヒータ4Aおよ
び保温ヒータ4Bが裸の状態で内容器3内の水Wに浸漬
されることとなり、熱効率が大幅に向上する。また、加
熱手段である湯沸かしヒータ4Aおよび保温ヒータ4A
が真空部3dの内周面を構成する内筒9上に配設されて
いるため、湯沸かしヒータ4Aおよび保温ヒータ4Bか
ら内容器3を介して外部へ熱伝導されにくくなり、熱効
率が向上する。
【0045】前記湯沸かしヒータ4Aおよび保温ヒータ
4Bの導線部4Ab,4Bbは、前記非真空部3aから
導出され且つ該導出部にはシール部材45が設けられて
いる。符号46は取付座、47は取付用のビスである。
このようにすると、湯沸かしヒータ4Aおよび保温ヒー
タ4Bで発生した熱が内容器3に伝わりにくくなり、熱
効率がさらに向上する。
【0046】また、本実施の形態においては、内容器非
真空部3a(換言すれば、外筒10の底部)の中心部を
隆起させることにより円錐台形状の隆起部48が形成さ
れており、該隆起部48の天面48aの下面には、温度
検出手段として作用する温度センサ30が当接されてい
る。該温度センサ30は、取付金具32を介して遮熱板
13に取り付けられている。そして、前記隆起部48の
天面48aは、湯沸かしヒータ4Aおよび保温ヒータ4
Bの上面と同等の高さかそれより高い位置とされる。こ
のようにすると、少量の水(例えば、湯沸かしヒータ4
Aおよび保温ヒータ4Bが浸漬しない程度の水量)の湯
沸かし時においても、ヒータ4A,4Bからの熱は、内
容器3底部の隆起部48を経て温度センサ30に伝達さ
れることとなり、空炊き検知を容易に行うことができ
る。しかも、温度センサ30は、ヒータ4A,4Bが配
設されている内筒9ではなく、外筒10と一体構成の隆
起部48に当接されているため、ヒータ4A,4Bの熱
が温度センサ30に伝わりにくくなり、湯温を正確に検
出できる。
【0047】その他の構成および作用効果は、第1の実
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0048】本願発明の電気貯湯容器は、保温用として
のみならず、保冷用としても使用可能である。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、貯湯用の内容
器を内蔵した容器本体と、該内容器内の水を加熱する加
熱手段と、前記容器本体の上部開口を覆蓋する蓋体とを
備えた電気貯湯容器において、前記加熱手段を、熱良導
体からなる筒体内に発熱体を配設したシーズヒータから
なり、外周側に位置するU字状の湯沸かしヒータと内周
側に位置するU字状の保温ヒータとの二重構造として、
湯沸かし時においては、外周側に位置する大径の(換言
すれば、加熱量の大きな)湯沸かしヒータでの加熱が行
われ、保温時においては内周側に位置する小径の(換言
すれば、加熱量の小さな)保温ヒータでの加熱が行われ
るようにしたので、湯沸かしヒータおよび保温ヒータの
熱効率が向上するという効果がある。
【0050】請求項2の発明におけるように、請求項1
記載の電気貯湯容器において、前記保温ヒータの内側に
形成される余剰空間を利用して、前記内容器の温度を検
出する温度検出手段と、前記内容器内のお湯を導出する
導出口とを設けた場合、保温ヒータの内側の余剰空間
(換言すれば、デッドスペース)を有効に利用ことがで
きる。また、湯沸かしヒータから離れた位置に温度検出
手段が設けられることとなるため、湯沸かしヒータから
の熱影響を温度検出手段が受けることが少なくなり、正
確な温度検出を行うことができる。さらに、湯沸かしヒ
ータから離れた位置に導出口が設けられることとなるた
め、湯沸かし時に湯沸かしヒータの近傍で発生する気泡
が導出口へ吸い込まれにくくなり、導出口に連通するポ
ンプ装置が気泡を吸い込むことにより発生するキャビテ
ーション現象を防止することができる。
【0051】請求項3の発明におけるように、請求項2
記載の電気貯湯容器において、前記導出口を、前記余剰
空間における前記保温ヒータの導線部側によった位置に
設けた場合、導出口が加熱力の殆どない部分(換言すれ
ば、気泡発生の殆どない場所)に設けられることとなる
ため、導出口に連通するポンプ装置が気泡を吸い込むこ
とにより発生するキャビテーション現象をより確実に防
止することができる。
【0052】請求項4の発明におけるように、請求項2
および3のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、
前記温度検出手段を、前記余剰空間における前記保温ヒ
ータの導線部側によった位置に設けた場合、温度検出手
段が加熱力の殆どない部分に設けられることとなるた
め、温度検出手段への熱影響がより少なくなり、より一
層正確な温度検出を行うことができる。
【0053】請求項5の発明におけるように、請求項
2、3および4のいずれか一項記載の電気貯湯容器にお
いて、前記保温ヒータの導線部を、前記湯沸かしヒータ
の導線部より導線部引き出し方向に突出させた場合、湯
沸かしヒータへの通電により生じる輻射熱が保温ヒータ
により遮られることとなり、保温ヒータの内側に配設さ
れている機器(例えば、温度検出手段)への熱影響がよ
り一層小さくなる。
【0054】請求項6の発明におけるように、請求項
1、2、3、4および5のいずれか一項記載の電気貯湯
容器において、前記湯沸かしヒータおよび前記保温ヒー
タを、これらの導線部が斜め下方に傾斜するような姿勢
で取り付けた場合、導線部を鉛直姿勢としたときに比べ
て、高さ方向の寸法を小さく抑えることができ、電気貯
湯容器のコンパクト化に寄与する。また、冷水を貯水し
たとき、湯沸かしヒータおよび保温ヒータに結露が生じ
ると、該結露が斜め下方に傾斜するような姿勢で取り付
けられた導線部に沿って流下することとなり、結露の排
出が容易となる。
【0055】請求項7の発明におけるように、請求項
1、2、3、4、5および6のいずれか一項記載の電気
貯湯容器において、前記加熱手段を、前記内容器の外底
部に形成された上向き凹部内に配設した場合、加熱手段
の熱は内容器側にのみ伝導されることとなり、熱効率の
向上に寄与する。
【0056】請求項8の発明におけるように、請求項
1、2、3、4、5および6のいずれか一項記載の電気
貯湯容器において、前記加熱手段を、前記内容器の内底
部に取り付けられた熱良導体からなるヒータケース内に
設けた場合、加熱手段を内蔵したヒータケースは内容器
内の水に浸漬されることとなるため、加熱手段の熱効率
が大幅に向上する。また、加熱手段はヒータケース内に
内蔵されているため、蓋体を開けたとき、加熱手段が直
接見えるということがなくなり、見映えが良好となる。
【0057】請求項9の発明におけるように、請求項1
記載の電気貯湯容器において、前記加熱手段を、前記内
容器の内底部に配設した場合、加熱手段が裸の状態で内
容器内の水に浸漬されることとなり、加熱手段の熱効率
が大幅に向上する。
【0058】請求項10の発明におけるように、請求項
9記載の電気貯湯容器において、前記内容器を底部に非
真空部を有する真空二重容器で構成するとともに、前記
加熱手段を、前記内容器の底部における真空部上に配設
した場合、加熱手段から内容器を介して外部へ熱伝導さ
れにくくなり、熱効率が向上する。
【0059】請求項11の発明におけるように、請求項
10記載の電気貯湯容器において、前記加熱手段の導線
部を、前記非真空部から導出し且つ該導出部にはシール
部材を設けた場合、加熱手段で発生した熱が内容器に伝
わりにくくなり、熱効率がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる電気貯湯
容器の縦断面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる電気貯湯
容器における内容器の底面図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる電気貯湯
容器における電気ヒータの拡大断面図である。
【図4】
【図5】本願発明の第2の実施の形態にかかる電気貯湯
容器の横断平面図である。
【図6】本願発明の第2の実施の形態にかかる電気貯湯
容器におけるヒータユニットの拡大下面図である。
【図7】本願発明の第2の実施の形態にかかる電気貯湯
容器におけるヒータユニットの拡大縦断面図である。
【図8】本願発明の第3の実施の形態にかかる電気貯湯
容器の要部を示す縦断面図(図9のVIII−VIII
断面相当図)である。
【図9】本願発明の第3の実施の形態にかかる電気貯湯
容器における外ケースを省略した横断面図である。
【符号の説明】
1は容器本体、2は蓋体、3は内容器、3aは非真空
部、3bは胴体部、3cは給水口、3dは真空部、4は
加熱手段(電気ヒータ)、4Aは湯沸かしヒータ、4B
は保温ヒータ、4Aa,4Baは発熱部、4Ab,4B
bは導線部(非発熱部)、5は給湯通路、6はポンプ装
置、9は内筒、10は外筒、11は真空空間、15は凹
部、30は温度検出手段(温度センサ)、34はヒータ
ケース、45はシール部材、Aは空気層、Sは余剰空
間。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯湯用の内容器を内蔵した容器本体と、
    該内容器内の水を加熱する加熱手段と、前記容器本体の
    上部開口を覆蓋する蓋体とを備えた電気貯湯容器であっ
    て、前記加熱手段を、熱良導体からなる筒体内に発熱体
    を配設したシーズヒータからなり、外周側に位置するU
    字状の湯沸かしヒータと内周側に位置するU字状の保温
    ヒータとの二重構造としたことを特徴とする電気貯湯容
    器。
  2. 【請求項2】 前記U字状の保温ヒータの内側に形成さ
    れる余剰空間内には、前記内容器の温度を検出する温度
    検出手段、又は(および)前記内容器内のお湯を導出す
    る導出口を設けたことを特徴とする前記請求項1記載の
    電気貯湯容器。
  3. 【請求項3】 前記導出口を、前記余剰空間における前
    記保温ヒータの導線部側によった位置に設けたことを特
    徴とする前記請求項2記載の電気貯湯容器。
  4. 【請求項4】 前記温度検出手段を、前記余剰空間にお
    ける前記保温ヒータの導線部側によった位置に設けたこ
    とを特徴とする前記請求項2および3のいずれか一項記
    載の電気貯湯容器。
  5. 【請求項5】 前記保温ヒータの導線部を、前記湯沸か
    しヒータの導線部より導線部引き出し方向に突出させた
    ことを特徴とする前記請求項2、3および4のいずれか
    一項記載の電気貯湯容器。
  6. 【請求項6】 前記湯沸かしヒータおよび前記保温ヒー
    タを、これらの導線部が斜め下方に傾斜するような姿勢
    で取り付けたことを特徴とする前記請求項1、2、3、
    4および5のいずれか一項記載の電気貯湯容器。
  7. 【請求項7】 前記加熱手段を、前記内容器の外底部に
    形成された上向き凹部内に配設したことを特徴とする前
    記請求項1、2、3、4、5および6のいずれか一項記
    載の電気貯湯容器。
  8. 【請求項8】 前記加熱手段を、前記内容器の内底部に
    取り付けられた熱良導体からなるヒータケース内に設け
    たことを特徴とする前記請求項1、2、3、4、5およ
    び6のいずれか一項記載の電気貯湯容器。
  9. 【請求項9】 前記加熱手段を、前記内容器の内底部に
    配設したことを特徴とする前記請求項1記載の電気貯湯
    容器。
  10. 【請求項10】 前記内容器を底部に非真空部を有する
    真空二重容器で構成するとともに、前記加熱手段を、前
    記内容器の底部における真空部上に配設したことを特徴
    とする前記請求項9記載の電気貯湯容器。
  11. 【請求項11】 前記加熱手段の導線部を、前記非真空
    部から導出し且つ該導出部にはシール部材を設けたこと
    を特徴とする前記請求項10記載の電気貯湯容器。
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