JP2003250412A - 竿先用化学発光体 - Google Patents

竿先用化学発光体

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昭憲 有吉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣具として釣竿の竿先に装着される竿先用化
学発光体であって、糸の送出し操作などの際の糸の絡み
を一層低減し得る様に改良された竿先用化学発光体を提
供する。 【解決手段】 竿先用化学発光体は、溶液が充填された
ガラスアンプル(2)並びに当該ガラスアンプル内の溶
液と化学ルミネセンス反応を生じる溶液を透光性樹脂か
ら成る細長の容器本体(1)に封入して構成され、容器
本体(1)の長さ方向に沿った下端縁側には、竿先
(5)を挟込み可能な円弧状断面の装着溝(4)が備え
られる。そして、容器本体(1)の先端部(1A)及び
後端部(1B)は略流線形に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、竿先用化学発光体
に関するものであり、詳しくは、夜釣などにおいて釣竿
の竿先の挙動を認識するために竿先に装着される竿先用
化学発光体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】化学発光体は、溶液が充填されたガラス
アンプル並びに当該ガラスアンプル内の溶液と化学ルミ
ネセンス反応を生じる溶液を透光性の容器に収容して構
成され、容器内のガラスアンプルを割って2種の溶液を
混合することにより発光させるものである。化学発光体
は、通常、非常用あるいは簡易的な照明具、表示灯、発
光玩具として使用されるが、昨今では、釣具としても使
用される。
【0003】例えば、実開平6−13001号公報に
は、釣具の目印(マーカー)として使用される化学発光
体であって、上記の2液を筒状透明プラスチック容器に
封入して成り、かつ、プラスチック容器の断面形状が略
馬蹄形となる様に中心部に到達する深さの溝を長さ方向
に沿って設けたものが開示されている。上記の化学発光
体は、馬蹄形の溝を利用することにより、糸、針金、竿
先、鉤針などに装着可能になされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の様な
化学発光体は、釣竿の竿先に装着した場合、容器本体の
太さが竿先の直径に比べて大きく且つ容器本体の先端部
および後端部が竿先から立ち上がった状態になるため、
キャスティング等により糸(ライン)を送り出した際、
実際、糸絡みを生じ易いと言う問題がある。
【0005】本発明は、上記の実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、釣具として釣竿の竿先に装着さ
れる竿先用化学発光体であって、糸の送出し操作などの
際の糸の絡みを一層低減し得る様に改良された竿先用化
学発光体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の竿先用化学発光体は、釣竿の竿先に装着さ
れる竿先用化学発光体であって、溶液が充填されたガラ
スアンプル並びに当該ガラスアンプル内の溶液と化学ル
ミネセンス反応を生じる溶液を透光性樹脂から成る細長
の容器本体に封入して構成され、かつ、前記容器本体の
長さ方向に沿った下端縁側には竿先を挟込み可能な円弧
状断面の装着溝が備えられており、そして、前記容器本
体の先端部および後端部が略流線形に形成されているこ
とを特徴とする。
【0007】すなわち、上記の竿先用化学発光体は、竿
先に装着して糸の送出し操作などを行った場合、容器本
体の先端部および後端部が略流線形に形成されているた
め、竿先の周囲で遊動する糸が接触してもこれを引掛け
ることがない。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る竿先用化学発光体の
一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に
係る竿先用化学発光体の外形および構造を示す図であ
り、分図(a)は長手方向の中心線に沿って破断した縦
断面図、分図(b)は上面図、分図(c)は先端側から
視た正面図である。また、図2は竿先に装着された竿先
用化学発光体を示す斜視図である。
【0009】本発明の竿先用化学発光体は、釣具として
釣竿の竿先に装着される化学発光体であり、夜釣などに
おいて釣竿の竿先の挙動を認識するために使用される。
図1及び図2にいて符号(5)が竿先を示す。本発明の
竿先用化学発光体は、図1に示す様に、溶液が充填され
たガラスアンプル(2)並びに当該ガラスアンプル内の
溶液と化学ルミネセンス反応を生じる溶液を透光性樹脂
から成る細長の容器本体(1)に封入して構成される。
図1(a)に示す様に、一方の溶液が充填されたガラス
アンプル(2)及び他方の溶液は、容器本体(1)の上
半部に形成された空間部(3)に封入される。
【0010】竿先用化学発光体において発光のための基
本的な構成は従来公知の化学発光体と同様であり、通
常、容器本体(1)に封入される溶液は、シュウ酸誘導
体などの反応物質とこの反応物質の反応により励起して
発光する蛍光物質とを含有し、また、ガラスアンプル
(2)内の溶液は、触媒や過酸化水素などを含有する。
勿論、容器本体(1)内の溶液とガラスアンプル(2)
内の溶液とは逆に収容されていてもよい。上記の竿先用
化学発光体においては、容器本体(1)を折り曲げてガ
ラスアンプル(2)を割ると、容器本体(1)内の反応
物質がガラスアンプル(2)内の過酸化水素と混合して
反応し、その結果、容器内の蛍光物質が励起されて発光
する。
【0011】また、竿先用化学発光体は、図示する様
に、通常は容器本体(1)内に1本のガラスアンプル
(2)を封入した単色発光のタイプであるが、複数本の
ガラスアンプルを容器本体(1)内に封入して多色発光
させることも可能である。この場合、容器本体(1)内
には、触媒や過酸化水素などを含有する溶液が封入さ
れ、各ガラスアンプル内には、それぞれ反応物質および
発光色の異なる蛍光物質を含有する溶液が封入される。
【0012】容器本体(1)は、透光性を有する樹脂、
すなわち、透明性の樹脂によって構成される。図1に示
す様に、容器本体(1)は、後述の装着溝(4)の部位
を含めた場合、長さ方向に直交する断面が略四角形、円
形、楕円形などになされた細長の筒状に形成される。容
器本体(1)の断面形状が上記の何れの形状であって
も、糸(ライン)の絡みを防止するため、断面の外形形
状(外郭の形状)は、角部が円弧状に形成された滑らか
な形状とされる。通常、容器本体(1)の長さは、20
〜100mm程度に設計される。
【0013】また、容器本体(1)の長さ方向に沿った
下端縁側には、竿先(5)を挟込み可能な円弧状断面の
装着溝(4)が備えられている。すなわち、装着溝
(4)は、容器本体(1)の長手方向に沿って下端縁側
に設けられ、容器本体(1)の長手方向に直交する装着
溝(4)の断面は、下端が開放された円弧状に形成され
る。装着溝(4)の内径は、装着する竿の規格に応じて
適宜に設定できるが、通常は1〜7mm程度である。
【0014】更に、上記の装着溝(4)と竿先(5)の
境界部分に糸が挟まれるのを防止するため、装着溝
(4)の深さは、当該装着溝に竿先(5)を挟み込んだ
状態において竿先(5)の外周部が装着溝(4)に埋没
しない深さに設定されるのが好ましい。換言すれば、本
発明の竿先用化学発光体は、竿先(5)に装着された状
態において、容器本体(1)の下端縁(装着溝(4)の
開口側の先端縁)が竿先(5)の外周面よりも突出しな
い様に形成されている。
【0015】本発明の竿先用化学発光体は、糸の送出し
操作などにおける糸絡みを確実に防止するため、容器本
体(1)の先端部(1A)及び後端部(1B)が略流線
形に形成されていることが重要である。
【0016】具体的には、図1(a)に示す様に、竿先
(5)に装着された状態で側面視した場合、容器本体
(1)の先端部(1A)及び後端部(1B)は、装着溝
(4)の奥端の部位の先端および後端を中心として形成
された曲率半径が2〜7mm程度の曲面と、当該曲面か
ら上下端縁に向けて各30〜60度の傾斜で連続する滑
らかな傾斜面と、これら傾斜面と上下端縁をそれぞれ繋
ぐ曲率半径が4〜10mm程度の曲面とから構成され
る。また、図1(b)に示す様に、竿先(5)に装着さ
れた状態で平面視した場合、容器本体(1)の先端部
(1A)及び後端部(1B)は、曲率半径が2〜5mm
程度の円弧面によって構成される。
【0017】本発明の竿先用化学発光体は、図2に示す
様に、竿の竿先(5)に装着される(竿先用化学発光体
を符号(S)で示す)。竿先用化学発光体の装着にあた
っては、予め、容器本体(1)を長手方向の略中央部で
屈曲させ、ガラスアンプル(2)を割ることにより発光
させておく。また、竿先(5)への装着においては、装
着溝(4)を構成する容器本体(1)の下半部の樹脂の
弾性変形を利用し、装着溝(4)に対して相対的に竿先
(5)を嵌め込む。
【0018】本発明の竿先用化学発光体は、夜間などの
暗い環境においても魚のあたり等による竿先(5)の挙
動を正確に認識できる。そして、キャスティングを含む
糸の送出し操作などを行った場合、容器本体(1)の先
端部(1A)及び後端部(1B)が略流線形に形成され
ているため、竿先(5)の周囲で遊動する糸が接触して
もこれを引掛けることがない。従って、本発明の竿先用
化学発光体によれば、糸の絡みを一層低減でき、日中に
おけるのと同様に容易に竿操作を行うことが出来る。
【0019】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の竿先用化学
発光体によれば、容器本体の先端部および後端部が略流
線形に形成されており、糸が接触してもこれを引掛ける
ことがないため、糸の絡みを一層低減でき、日中におけ
るのと同様に容易に竿操作を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る竿先用化学発光体の外形および構
造を示す図である。
【図2】竿先に装着された竿先用化学発光体を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 :容器本体 1A: 1B: 2 :ガラスアンプル 4 :装着溝 5 :竿先 S :竿先用化学発光体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宗廣 和夫 福岡県遠賀郡岡垣町手野1002の2 日本オ ムニグロー株式会社内 Fターム(参考) 2B109 EA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣竿の竿先に装着される竿先用化学発光
    体であって、溶液が充填されたガラスアンプル並びに当
    該ガラスアンプル内の溶液と化学ルミネセンス反応を生
    じる溶液を透光性樹脂から成る細長の容器本体に封入し
    て構成され、かつ、前記容器本体の長さ方向に沿った下
    端縁側には竿先を挟込み可能な円弧状断面の装着溝が備
    えられており、そして、前記容器本体の先端部および後
    端部が略流線形に形成されていることを特徴とする竿先
    用化学発光体。
  2. 【請求項2】 装着溝の深さが、当該装着溝に竿先を挟
    み込んだ状態において竿先の外周部が装着溝に埋没しな
    い深さに設定されている請求項1に記載の竿先用化学発
    光体。
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