JP2003248014A - 衝撃検知シートおよび衝撃検知機能付き配送伝票 - Google Patents

衝撃検知シートおよび衝撃検知機能付き配送伝票

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JP2003248014A
JP2003248014A JP2002050851A JP2002050851A JP2003248014A JP 2003248014 A JP2003248014 A JP 2003248014A JP 2002050851 A JP2002050851 A JP 2002050851A JP 2002050851 A JP2002050851 A JP 2002050851A JP 2003248014 A JP2003248014 A JP 2003248014A
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shock
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slip
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JP2002050851A
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English (en)
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Toshiyuki Minowa
寿幸 美濃和
Yukihiko Iseya
之彦 伊勢谷
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Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 たとえば精密機器のような配送物に容易に取
り付けられて、その衝撃の履歴を十分に把握することの
できる衝撃検知シート。 【解決手段】 衝撃を検知するための衝撃センサ(2)
と、衝撃センサで検知した衝撃情報を時間情報とともに
記録するための非接触型のICモジュール(3)と、I
Cモジュールに電力を供給するためのバッテリー(5)
と、バッテリーとICモジュールとの間の接続を切り換
えるためのスイッチ(6)と、衝撃センサ、ICモジュ
ール、バッテリー、およびスイッチが設けられたシート
状の基板(7)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衝撃検知シートお
よび衝撃検知機能付き配送伝票に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、精密機器の配送が急速に増加して
いるが、製造から客先に届くまでの間に落下などにより
過度の衝撃を受けることがないように慎重な取り扱いが
求められている。そこで、配送に際して破壊の原因にな
るような衝撃の発生をチェックする必要があり、精密機
器のような配送物に衝撃検知装置を取り付けるメーカー
やレンタル会社が増えている。
【0003】現在、この種の安価な衝撃検知装置とし
て、カプセル内の液体の色変化により衝撃を検知するタ
イプや、特開2001−108703号等に開示されて
いるように鐘部と梁部とを共有するタイプなどが知られ
ている。これらは、衝撃を一度検知するとその後の衝撃
の記録が残らない、不可逆反応タイプの衝撃検知装置で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
不可逆反応タイプの衝撃検知装置では、配送中の精密機
器が落下などにより少なくとも一度は衝撃を受けたこと
を検知することはできるが、衝撃を受けた日時および回
数を特定することはできない。換言すれば、従来技術で
は、精密機器のような配送物が受けた衝撃の履歴を十分
に把握することができない。
【0005】なお、メモリ機能を有する衝撃検知装置も
知られている。しかしながら、この種の衝撃検知装置で
は、衝撃データを確認するための表示用パネルやプリン
タ出力用端子や電源(乾電池)等が組み込まれているの
で、非常に大型で高価な装置になり易く、精密機器のよ
うな配送物に取り付けることは困難である。
【0006】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、たとえば精密機器のような配送物に容易に取
り付けられて、その衝撃の履歴を十分に把握することの
できる衝撃検知シートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第1発明では、衝撃を検知するための衝撃
センサと、前記衝撃センサで検知した衝撃情報を時間情
報とともに記録するための非接触型のICモジュール
と、前記ICモジュールに電力を供給するためのバッテ
リーと、前記バッテリーと前記ICモジュールとの間の
接続を切り換えるためのスイッチと、前記衝撃センサ、
前記ICモジュール、前記バッテリー、および前記スイ
ッチが設けられたシート状の基板とを備えていることを
特徴とする衝撃検知シートを提供する。この場合、前記
衝撃センサは、圧電素子で形成された加速度センサを有
することが好ましい。
【0008】本発明の第2発明では、第1発明の衝撃検
知シートが配送伝票本体に取り付けられていることを特
徴とする、衝撃検知機能付き配送伝票を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を、添付図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる
衝撃検知シートの構成を概略的に示す図である。また、
図2は、本実施形態の衝撃検知シートが取り付けられた
衝撃検知機能付きの配送伝票の構成を概略的に示す図で
ある。さらに、図3は、本実施形態の衝撃検知機能付き
の配送伝票が取り付けられた配送物の取り扱いを説明す
る図である。
【0010】図1(a)に示す全体構成を参照すると、
本実施形態の衝撃検知シート1は、衝撃を検知するため
の衝撃センサ2と、衝撃センサ2で検知した衝撃情報を
時間情報とともに記録するためのICモジュール3とを
備えている。ICモジュール3には、送受信用のアンテ
ナ4と、ICモジュール3に電力を供給するためのペー
パー状のバッテリー5とが接続されている。バッテリー
5とICモジュール3との間には、その接続を導通状態
と遮断状態との間で切り換えるためのスイッチ6が設け
られている。
【0011】なお、衝撃センサ2として、たとえば圧電
素子で形成された薄型の加速度センサを用いることがで
きる。また、ペーパー状のバッテリー5として、たとえ
ば特表2000−502206号公報に開示されたバッ
テリーを用いることができる。さらに、スイッチ6とし
て、たとえば周知の感圧式スイッチを用いることができ
る。衝撃センサ2、ICモジュール3、アンテナ4、バ
ッテリー5およびスイッチ6は、シート状の基板7の上
に設けられている。
【0012】また、図1(b)に示すICモジュール3
の内部構成を参照すると、衝撃センサ2の出力信号は、
インターフェース3aを介して、制御部3bに供給され
る。制御部3bは、衝撃センサ2からの信号に基づい
て、衝撃センサ2が検知した衝撃情報を内部時計からの
時間情報とともに、メモリ3cに記録する。メモリ3c
に記録された情報は、制御部3b、インターフェース3
dおよび送受信用のアンテナ4を介して、外部へ読み出
し可能である。
【0013】一方、図2を参照すると、本実施形態にか
かる衝撃検知機能付きの配送伝票11は、上から順に、
依頼主控票(お客様控票)12と、運賃請求票13と、
売上票14と、貼付票15と、届け先控票16と、配達
票17と、剥離紙18とから構成されている。依頼主控
票12は、配送伝票11の最も上側に配置された帳票で
あって、その裏面にはバックカーボン印刷が施され、そ
の表面には配送物に関わる情報を記載するための各種の
情報欄が設けられている。
【0014】運賃請求票13は、依頼主控票12の下側
に配置された帳票であって、その裏面にはバックカーボ
ン印刷が施されている。運賃請求票13は、配送伝票1
1から切り離されて、依頼主控票12とともに送り主に
手渡される。売上票14は、運賃請求票13の下側に配
置された帳票であって、その裏面にはバックカーボン印
刷が施されている。売上票14は、配送会社の売上管理
のために配送伝票11から切り離されて保管される。
【0015】貼付票15は、売上票14の下側に配置さ
れた帳票であって、その裏面にはバックカーボン印刷が
施されている。貼付票15の裏面には、衝撃検知シート
1が取り付けられている。届け先控票16は、貼付票1
5の下側に配置された帳票であって、その裏面にはバッ
クカーボン印刷が施されている。貼付票15および届け
先控票16は、配送物に貼付された状態で届け先に届け
られる。配達票17は、配送伝票11の最も下側に配置
された帳票であって、その裏面には粘着層19を介して
剥離紙18が貼付されている。配送伝票11は、その使
用に際して剥離紙18が剥がされ、粘着層19の作用に
より配送物(またはその包装物)に随時貼り付けられ
る。
【0016】本実施形態の衝撃検知シート1では、スイ
ッチ6の作用により、バッテリー5からICモジュール
3への電力供給、および必要に応じてバッテリー5から
衝撃センサ2への電力供給が開始される。そして、IC
モジュール3のメモリ3cには、衝撃センサ2で検知し
た衝撃情報が、時間情報(たとえば電力供給開始からの
経過時間情報)とともに記録される。メモリ3cに記録
された情報は、たとえば所定のリーダー・ライターを用
いることにより、送受信用のアンテナ4を介して外部へ
読み出し可能である。
【0017】一方、本実施形態にかかる衝撃検知機能付
きの配送伝票11では、図3に示すように、たとえば精
密機器のような配送物(またはその包装物)21に貼り
付けると同時に、スイッチ6の作用により衝撃検知シー
ト1の動作を開始させる。その結果、配送中における配
送物21の衝撃情報が時間情報とともにICモジュール
3のメモリ3cに記録される。こうして、配送物21が
届け先に到達した時点で、メモリ3cに記録された情報
をリーダー・ライター22で読み出すことにより、配送
中における配送物21の衝撃履歴を把握することができ
る。
【0018】なお、上述の実施形態では、配送物(また
はその包装物)21に配送伝票11を貼り付けている
が、配送伝票とは関係なく衝撃検知シート1自体を配送
物(またはその包装物)に取り付けたりすることもでき
る。また、上述の実施形態では、配送伝票11の貼付票
15の裏面に衝撃検知シート1を取り付けているが、こ
れに限定されることなく、他の適当な帳票に衝撃検知シ
ート1を取り付けることもできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の衝撃検知
シートでは、スイッチの作用により、バッテリーからI
Cモジュールへの電力供給が開始され、ICモジュール
のメモリには衝撃センサで検知した衝撃情報が時間情報
とともに記録されるので、メモリに記録された情報は送
受信用のアンテナを介して外部へ読み出し可能である。
【0020】したがって、たとえば精密機器のような配
送物(またはその包装物)に貼り付ける配送伝票に適用
すると、配送中における配送物の衝撃情報が時間情報と
ともにICモジュールのメモリに記録され、配送物が届
け先に到達した時点でメモリに記録された情報を読み出
すことにより、配送中における配送物の衝撃履歴を把握
することができる。その結果、配送中に配送物が破壊し
た場合に、必要に応じてその責任の所在を明らかにする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる衝撃検知シートの構
成を概略的に示す図である。
【図2】本実施形態の衝撃検知シートが取り付けられた
衝撃検知機能付きの配送伝票の構成を概略的に示す図で
ある。
【図3】本実施形態の衝撃検知機能付きの配送伝票が取
り付けられた配送物の取り扱いを説明する図である。
【符号の説明】
1 衝撃検知シート 2 衝撃センサ 3 ICモジュール 4 送受信用のアンテナ 5 ペーパー状のバッテリー 6 スイッチ 7 シート状の基板 11 衝撃検知機能付きの配送伝票 12〜17 帳票 18 剥離紙 19 粘着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G06K 19/00 H 19/07 Q H01L 41/08 J H01L 41/08 Z Fターム(参考) 5B035 BA03 BB09 BB11 BC00 CA01 CA04 CA05 CA23 5B058 CA15 KA02 YA20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衝撃を検知するための衝撃センサと、 前記衝撃センサで検知した衝撃情報を時間情報とともに
    記録するための非接触型のICモジュールと、 前記ICモジュールに電力を供給するためのバッテリー
    と、 前記バッテリーと前記ICモジュールとの間の接続を切
    り換えるためのスイッチと、 前記衝撃センサ、前記ICモジュール、前記バッテリ
    ー、および前記スイッチが設けられたシート状の基板と
    を備えていることを特徴とする衝撃検知シート。
  2. 【請求項2】 前記衝撃センサは、圧電素子で形成され
    た加速度センサを有することを特徴とする請求項1に記
    載の衝撃検知シート。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の衝撃検知シー
    トが配送伝票本体に取り付けられていることを特徴とす
    る、衝撃検知機能付き配送伝票。
JP2002050851A 2002-02-27 2002-02-27 衝撃検知シートおよび衝撃検知機能付き配送伝票 Pending JP2003248014A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010197111A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Nec Corp イベント記録装置及び電子機器

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