JP2003246164A - バインダー、紙束取付け具及びノート - Google Patents

バインダー、紙束取付け具及びノート

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JP2003246164A
JP2003246164A JP2002047885A JP2002047885A JP2003246164A JP 2003246164 A JP2003246164 A JP 2003246164A JP 2002047885 A JP2002047885 A JP 2002047885A JP 2002047885 A JP2002047885 A JP 2002047885A JP 2003246164 A JP2003246164 A JP 2003246164A
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Sachiko Otsuka
幸子 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の用紙差し替え式のノートや手帳におけ
る問題点を改良し、互換性や取扱いの容易性を向上した
手軽な記録用文具を提供すること。 【解決手段】 表裏2枚のカバーを備えたバインダー
と、該バインダー内に保持される紙束とからなり、前記
バインダーの背部分の内側には面ファスナーが設けられ
るとともに、前記紙束の合綴部分の外縁部には前記バイ
ンダーの面ファスナーに係着する面ファスナーが取り付
けられ、前記紙束が面ファスナー同士の係着によってバ
インダーに着脱自在に取り付けられているノート。バイ
ンダーに対する紙束の取り付けには、可撓性を有するシ
ートの半分の裏面側に接着層が設けられ、他の半分の表
面側には面ファスナーが設けられている紙束取付け具を
用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手帳やノート等の文具
に関するものであり、より詳しくは、複数枚の用紙を束
ねてバインダーで差し替え可能に保持するようにした文
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録用に使用するノートブック(以下、
単に「ノート」と呼ぶ)や手帳は、厚紙で作られた表裏
の表紙(カバー)の間に、所定サイズの用紙を紐、接着
剤等で多数束ねて綴じたものが一般的である。この種の
手帳やノートは、記録用の用紙が表紙と一体に綴じ込ま
れていて、用紙を使用し尽くしたときは表紙ごと新しい
ものに取り替えなければならないので、不経済であると
ともに、記録の連続性が失われるので不便であるという
問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような問題の生じ
ないものとして、いわゆるシステム手帳のように、表紙
に挟んで保持した用紙を差し替えることができるものも
ある。このようにしておけば、不要な用紙を取り外して
新たな用紙を差し替えることができるので便利である。
しかしながら、従来の差し替え式のノートや手帳では、
以下に述べるような問題点があった。
【0004】まず、従来の差し替え式のノートは、用紙
の一辺に複数の穴を所定間隔で穿孔し、これらの穴にバ
インダーに設けた綴じ込み用の棒状金具を挿通すること
により用紙をバインダーに取り付けるものが多かった
が、用紙を綴じるための穴の数やピッチは、メーカーご
とに異なっていたので、互換性に乏しかった。また、多
数の穴に金具を嵌め込んで綴じる方式では、その都度穴
の位置合わせを行わなければならないので、実用上煩雑
であるという問題点もあった。さらに、紙束の取り付け
に金具を用いる方式では、当該金具の性質上、使用感が
硬くて違和感があり、しかも全体の厚みが不必要に厚く
なって、携行に不便であるという問題点もあった。
【0005】そこで本発明は、上記従来の用紙差し替え
式のノートや手帳における問題点を改良し、互換性や取
扱いの容易性を向上した手軽な記録用文具を提供するこ
とを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成を採用した。まず、請求項
1に記載の発明にかかるバインダーは、表裏2枚のカバ
ーと該2枚のカバーの間に位置する背部分とを備えたバ
インダーにおいて、前記背部分の内側に面ファスナーが
設けられていることを特徴としている。このバインダー
には、合綴部に面ファスナーを取り付けた用紙の束を簡
単に着脱することができる。
【0007】また、請求項2に記載の発明にかかる紙束
取付け具は、可撓性を有するシートの半分の面に接着層
が設けられ、他の半分の面には面ファスナーが設けられ
ていることを特徴としている。この紙束取付け具は、接
着層が設けられている部分を紙束の合綴部に接着し、そ
の面ファスナーをバインダーの面ファスナーに係着する
ことにより、紙束をバインダーに取り付けることができ
る。
【0008】さらに請求項3に記載の発明にかかる記録
用文具は、表裏2枚のカバーを備えたバインダーと、該
バインダー内に保持される紙束とからなり、前記バイン
ダーの背部分の内側には面ファスナーが設けられるとと
もに、前記紙束の合綴部分の外縁部には前記バインダー
の面ファスナーに係着する面ファスナーが取り付けら
れ、前記紙束が面ファスナー同士の係着によってバイン
ダーに着脱自在に取り付けられていることを特徴として
いる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例につい
て具体的に説明する。図1は、本発明にかかるバインダ
ーを例示するもので、このバインダー1は、ある程度剛
性を有する厚紙、プラスチック、合成皮革等の板状材で
形成された1対のカバー(表紙)2,3を備え、該1対
のカバーの間隔部には、柔軟な継ぎ目部分7,7を介し
て所定巾の背部分5が一体に設けられている。この背部
分5に対し、上記1対のカバー2,3を蝶番式に自在に
開閉することができる。上記カバーとして、厚紙の両面
を合成皮革で包んだものを使用すれば、美観、感触、強
度等に優れているのみならず、継ぎ目部分7を厚紙の入
っていない合成皮革自体で構成することができるので便
利である。
【0010】前記1対のカバー2,3の間隔部に位置す
る背部分5の内面側には面ファスナー10が固着されて
いる。面ファスナー10(又は11)は、シート材(布
等)の表面にフック又はループからなる係着手段を設け
たもので、布チャック等とも呼ばれているものである。
この面ファスナー10(11)の表面に係着手段として
フック(カギ状、先太の棒状等の部材)が設けられてい
る場合は、表面に係着手段としてループが設けられた面
ファスナー11(10)が係着し、逆にループが設けら
れている場合は、フックを有する面ファスナーが係着す
る。
【0011】1対のカバーのうちの一方には、先端部に
面ファスナー13が設けられたベルト15が設けられて
おり、他方には該ベルトの面ファスナー13が係着する
面ファスナー14が取り付けられている。したがって、
該ベルトにより、両カバーを閉じた状態で固定保持する
ことができる。このような面ファスナー式の固定具の代
わりに、ベルトとバックルでカバーを閉じた状態に固定
するバックル式の固定具を設けておいてもよい。
【0012】一方、このバインダー1に綴じ込まれる紙
束20は、所定寸法の用紙を複数枚重ね合わせて、その
一辺部分を接着剤等の合綴手段で互いに合綴したもので
ある。この紙束20の合綴部20a側の端縁部(背の部
分)には、バインダーの面ファスナー10に係着して該
紙束20をバインダーに取り付けるための面ファスナー
11が取り付けられている。この面ファスナー11の取
り付け法としては、最も簡単には、面ファスナー11の
基材11aの裏面に接着剤の層を設け、図5(a)に示
すように、接着剤で合綴した紙束の背の部分20bに接
着固定してもよい。
【0013】しかしながら、このように面ファスナー1
1自体の裏面に接着剤を塗って紙束20の背の部分に貼
り付ける方法では、強度的に問題があり、紙束が離脱す
るおそれがある。これを防止するには、若干複雑にはな
るが、図5(b)に示すように、面ファスナー11と一
体化したシート(布、金属板、プラスチック板、紙等)
で紙束20の合綴部を囲んで糊付けするか、または図5
(c)に示すように、その上から金属棒等(プラスチッ
ク棒、紐等でもよい)の固定手段25を紙束20に挿通
して固定するのが好ましい。この方法によると、紙束の
各紙葉の合綴強度が著しく向上する。この場合、各紙葉
を取り除く必要が生じたときのため、金属棒等による固
定部の手前にミシン目22を入れて切り離しやすくして
おくのが好ましい。
【0014】上記のように、表面に係着手段を、裏面に
接着剤層を設けた面ファスナー11を直接紙束20の背
部分に取り付ける代わりに、図4に示すような取付け具
30を用いることもできる。この取付け具30は、可撓
性を有するシート材(布、合成皮革、天然皮革、合成樹
脂シート等)31の半分(厳密な意味での半分ではな
く、該シート材を2分割した場合の一方の部分)31a
の面に接着層32が形成されている。この接着層32
は、接着剤を塗布することにより簡単に形成することが
できるが、あらかじめ接着層を設けておく場合は、他の
物体に接着しないように、当該接着層の表面を離型紙等
の接着防止フィルムで保護しておく必要がある。また、
シート材31の残りの半分31bの表面側には面ファス
ナー11が設けられている。この面ファスナーは、シー
ト材31と一体であってもよく、シート材31の表面に
ステープラーや、縫着等の手段で固着しておいてもよ
い。
【0015】この取付け具30を用いて紙束20をバイ
ンダー1に取り付けるには、まず紙束20の合綴部20
aの表面に前記面ファスナー11が設けられていない半
分31aを接着剤を利用して接着固定する。この状態で
は、面ファスナー11を取り付けた部分31bが紙束か
ら浮き上がったり垂れ下がったりするフリーの状態とな
っている。
【0016】上記取付け具30を取り付けた紙束20を
バインダー1に取り付ける。この取り付けは、前記紙束
に対しフリーの状態となっている部分31bの面ファス
ナー11をバインダー1の面ファスナー10に係着する
ことにより行う。この取り付けは簡単であり、取り外し
も簡単である。
【0017】この場合、面ファスナー11は紙束20に
直接固着されているわけではないので、紙束20はバイ
ンダー1に対し若干の揺動が可能である。このため、い
くぶん不安定ではあるが、図6(a)に示すように、複
数の紙束20,…を重ねて綴じ込んだときにもバインダ
ーを開くのが簡単である。すなわち、上記面ファスナー
11自体を紙束20の背に取り付けたものでは、複数の
紙束がきつく固定されているので、紙束の所望のページ
を開くとき開きにくいが、上記保持具30を用いて紙束
を綴じ込んだ場合は、紙束同士が図6(b)に示すよう
に互いにずれることができるので、所望のページを開く
時の抵抗が少なくてすむという利点がある。
【0018】このノートは、記録用の紙を合綴した紙束
20をバインダー1に取り付けるのが容易であり、不要
となった紙束を取り外すのも簡単である。この紙束の紙
にはバインダー用の穴を穿孔する必要がないので、穴の
寸法やピッチの相違による互換性の欠如の問題はない。
また、面ファスナーは比較的柔軟であるから、携行時や
使用時の感触も良好である。なお、以上の説明では、ノ
ートを例に取って説明したが、手帳の場合も同様であ
り、例えば辞書その他の書物の保持に利用することが可
能であることは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、多数の紙を綴じたノート等における紙の差し
替えを容易に行うことが可能となった。また、綴じ込み
用の穴列や金具を設けなくてもよいので、構造的に簡単
で使用感も良好であり、規格の相違による互換性の問題
も生じないものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバインダーの1例を表す斜視図であ
る。
【図2】このバインダーに綴じ込む紙束の例を表す斜視
図である。
【図3】紙束をバインダーに綴じ込んだ状態を表す平面
図である。
【図4】紙束取付け具の断面図(a)及びその使用状態
の斜視図(b)である。
【図5】紙束に対する面ファスナー取付け部の説明図で
ある。
【図6】取付け具を利用したバインダーの綴じ込み部の
説明図である。
【符号の説明】
1 バインダー 2 カバー 3 カバー 10 面ファスナー 11 面ファスナー 30 保持具
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B42F 7/00 B42F 7/00 A 11/00 11/00 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏2枚のカバーと該2枚のカバーの間
    に位置する背部分とを備えたバインダーにおいて、前記
    背部分の内側に面ファスナーが設けられていることを特
    徴とするバインダー。
  2. 【請求項2】 可撓性を有するシートの半分の面に接着
    層が設けられ、他の半分の面には面ファスナーが設けら
    れていることを特徴とする紙束取付け具。
  3. 【請求項3】 表裏2枚のカバーを備えたバインダー
    と、該バインダー内に保持される紙束とからなり、前記
    バインダーの背部分の内側には面ファスナーが設けられ
    るとともに、前記紙束の合綴部分の外縁部には前記バイ
    ンダーの面ファスナーに係着する面ファスナーが取り付
    けられ、前記紙束が面ファスナー同士の係着によってバ
    インダーに着脱自在に取り付けられていることを特徴と
    するノート。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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