JP2003245363A - 多チャンネル式低周波治療器 - Google Patents

多チャンネル式低周波治療器

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JP2003245363A JP2002045782A JP2002045782A JP2003245363A JP 2003245363 A JP2003245363 A JP 2003245363A JP 2002045782 A JP2002045782 A JP 2002045782A JP 2002045782 A JP2002045782 A JP 2002045782A JP 2003245363 A JP2003245363 A JP 2003245363A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】刺激付与部位が移動して「さすり」のマッサー
ジ効果を得る。 【解決手段】治療用の低周波電気信号を出力する複数の
出力部1〜4を有する。各出力部(チャンネル)1〜4
に、一対の導子1a、1b〜4a、4bが接続される。
各一対の導子は、患者Kの治療部位に、間隔をあけて装
着される。各出力部1〜4からは、互いに時間をずらし
て順次低周波電気信号が出力されて、患者Kへの刺激
が、例えば導子1a、1bの装着部位から、2a、2b
の装着部位、3a、3bの装着部位、4a、4bの装着
部位へと順次移動する。各出力部1〜4からの出力は、
所定時間一定値で出力され続ける持続出力状態と、持続
出力状態まで徐々に出力が大きくされる漸増出力状態
と、持続出力状態から徐々に出力が低下される漸減出力
状態とを有するように設定することができる。各出力部
1〜4からの出力タイミングは、ある出力部からの出力
が持続出力状態であるときに、次の出力部からの出力が
開始されるように設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多チャンネル式低周
波治療器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気信号を利用した治療装置として、従
来から低周波治療器が知られている。この低周波治療器
では、患者の体表面に装着された一対の導子間に低周波
電気信号(低周波治療用信号)を付与することにより行
われる。そして、一対の導子を複数組設けた多チャンネ
ル式の低周波治療器も実用化されている。ただし、この
多チャンネル式の低周波治療器にあっては、患者の体表
面の複数箇所に対して同時に低周波電気信号を付与する
ものであって、一度に多くの箇所に低周波電気信号を付
与するためのものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マッサージ
の種類として、患者の体表面を適度な力でもって手でな
ぞっていく「さすり」がある。この「さすり」は、患者
に刺激を与える部分が順次移動する必要があるため、導
子が患者の体表面に固定したまま使用される低周波治療
器にあっては実現不可能なものと考えられていた。
【0004】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その目的は、さすりのマッサージ感覚を得
られるようにした多チャンネル式低周波治療器を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明はその解決手法として次のようにしてある。
すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載のよ
うに、それぞれ治療用の低周波信号を出力する複数の出
力部を有する多チャンネル式低周波治療器において、前
記複数の出力部からの出力を互いに時間をずらして順次
行わせる特定モードを有している、ようにしてある。上
記解決手法によれば、各出力部毎に設けられる一対の導
子が複数組存在することになるが、この複数組の一対の
導子間においては、与えられる低周波電気信号が互いに
時間的なずれを有することになる。このため、複数組の
一対の導子を患者の体表面に分散して装着することによ
って、患者に与えられる刺激はある一対の導子間から次
の一対の導子間へと順次移動していくことになり、さす
りの感覚を受けることになる。
【0006】上記解決手法を前提とした好ましい態様
は、次のとおりである。前記複数の出力部からの出力の
うち、今回出力されている今回出力部からの出力が終了
する前に、次に出力される次回出力部からの出力が開始
されるように設定されている、ようにすることができる
(請求項2対応)。この場合、今回出力されている出力
部からの出力を終了した後に次の出力部から出力を行う
場合に比して、さすりの感覚により近い感覚を得ること
ができる。
【0007】前記各出力部からの出力が、当初は所定値
に向けて徐々に大きくなる漸増出力状態とされ、その後
該所定値での出力が所定時間持続される持続出力状態と
され、その後該所定値から徐々に出力が小さくされる漸
減出力状態とされる、ようにすることができる(請求項
3対応)。この場合、出力を一挙に所定値にまで大きく
し、かつ該所定値から一挙に出力を零とする場合に比し
て、刺激が順次移動していく感覚が強くなって、より十
分にさすりの感覚を得ることができる。
【0008】前記複数の出力部のうち今回出力が行われ
ている今回出力部での出力状態が前記持続出力状態の間
に、次に出力される次回出力部からの出力が開始され
る、ようにすることができる(請求項4対応)。この場
合、刺激される感覚の移動をより十分にさすりの感覚に
近いものとすることができる。
【0009】前記複数の出力部のうち今回出力が行われ
ている今回出力部での出力状態が前記漸減出力状態の終
期のときに、次に出力が行われる次回出力部からの出力
状態が前記持続出力状態とされる、ようにすることがで
きる(請求項5対応)。この場合、刺激される感覚の移
動をより十分にさすりの感覚に近いものとする上で好ま
しいものとなる。
【0010】前記漸増出力状態における出力増加割合
が、前記漸減出力状態における出力低下割合よりも小さ
くされている、ようにすることができる(請求項6対
応)。この場合、新たに刺激を受ける部分への移行感覚
を強調することができる。
【0011】前記複数の出力部のうち今回出力が行われ
ている今回出力部での出力状態が前記持続出力状態から
前記漸減出力状態に移行する付近の過渡期に、次に出力
される次回出力部からの出力が前記持続出力状態の開始
時期となるようにされている、ようにすることができる
(請求項7対応)。この場合、今回刺激を受けている部
位から新たに刺激を受ける部位への刺激移動感覚を連続
的なものとする上で好ましいものとなる。
【0012】マニュアル操作され、前記複数の出力部か
らの出力の大きさを個々独立して調整するための独立調
整手段と、マニュアル操作され、前記独立調整手段によ
って調整された後の前記複数の出力部からの各出力の大
きさの割合を維持しつつ、該複数の出力部からの出力の
大きさを同時に調整するための共通調整手段と、を有し
ているようにすることができる(請求項8対応)。この
場合、各複数組の一対の導子による刺激を同程度なもの
に維持しつつ、刺激の強さを容易に変更することができ
る。
【0013】前記独立調整手段で調整された前記複数の
出力部からの各出力の大きさの割合を記憶する記憶手段
をさらに備え、前記共通調整手段は、前記記憶手段に記
憶されている出力の大きさの割合に基づいて、各出力部
からの出力の大きさを調整する、ようにすることができ
る(請求項9対応)。この場合、複数組の一対の導子の
間での出力の大きさの割合が記憶されているので、共通
調整手段による出力の大きさ調整を所望の時期に行うこ
とを可能にする等の上で好ましいものとなる。
【0014】前記複数の出力部から出力される低周波信
号に対して、中周波の搬送波が重合されて出力される、
ようにすることができる(請求項10対応)。この場
合、中周波の搬送波によって、身体の深部にまで刺激を
与えて刺激効果を長時間維持する上で好ましいものとな
る。
【0015】前記複数の出力部の数が、少なくとも3個
以上とされている、ようにすることができる(請求項1
1対応)。この場合、複数の出力部の数、つまり対とな
る導子の組が少なくとも3組以上となって、各一対の導
子によって直接刺激を与える部位の数が多くなり、広い
面積範囲に渡ってさすりのマッサ−ジ効果を得る上で好
ましいものとなる。
【0016】設定された治療時間内において、前記特定
モードでの出力状態が繰り返し行われる、ようにするこ
とができる(請求項12対応)。この場合、さすりのマ
サージ感覚を、設定された治療時間内で繰り返し反復し
て与えることができる。
【0017】前記各出力部からの出力が、当初は所定値
に向けて徐々に大きくなる漸増出力状態とされ、その後
該所定値での出力が所定時間持続される持続出力状態と
され、その後該所定値から徐々に出力が小さくされる漸
減出力状態とされ、前記複数の出力部のうち今回出力が
行われている今回出力部での出力状態が前記持続出力状
態の間に、次に出力される次回出力部からの出力が開始
され、前記複数の出力部のうち今回出力が行われている
今回出力部での出力状態が前記漸減出力状態の終期のと
きに、次に出力が行われる次回出力部からの出力状態が
前記持続出力状態とされる、ようにすることができる
(請求項13対応)。この場合、請求項3〜請求項5に
対応した利点をそれぞれ得ることができ、実際に手でさ
する感覚に十分近い感覚を得る上で極めて好ましいもの
となる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、さすりのマッサージ感
覚を患者に与えることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1において、Hは多チャンネル
式低周波治療器の本体である。この本体Hは、実施形態
では4チャンネル式とされて、合計4つの出力部1〜4
を有する。各出力部1〜4は、それぞれ一対の導子が接
続可能とされている。すなわち、第1チャンネルとなる
第1出力部1には、配線1A、1Bを介して、一対の導
子1a、1bが接続される。同様に、第2チャンネルと
なる第2出力部2には、配線2A、2Bを介して、一対
の導子2a、2bが接続される。第3チャンネルとなる
第3出力部3には、配線3A、3Bを介して、一対の導
子3a、3bが接続される。第4チャンネルとなる第4
出力部4には、配線4A、4Bを介して、一対の導子4
a、4bが接続される。
【0020】図1中、Tは治療台、Kは治療台T上にう
つ伏せとなった患者である。上記導子1a、1b〜4
a、4bは、患者Kの治療部位としての例えば背中に対
して、吸着盤等を利用して装着される。これにより、出
力部1〜4からの後述する治療用の低周波信号(低周波
の電気信号)を出力することにより、各一対の導子1a
と1bとの間、2aと2bとの間、3aと3bとの間、
および4aと4bとの間という各部位に刺激が与えられ
る。
【0021】図2は、本発明に用いる制御系統をブロッ
ク図的に示すものであり、特に、さすり感覚のマッサー
ジを行うための特定モードに着目したものとなっている
(通常の低周波治療のための回路部分については図示を
略す部分もある)。この図2において、Uはマイクロコ
ンピュータを利用して構成された制御ユニット(コント
ローラ)である。制御ユニットUは、CPU、ROM、
RAM、システムタイマ等を有する。この制御ユニット
Uには、各出力部1〜4からの出力の大きさをマニュア
ル調整するための独立調整手段としてのスイッチ11〜
14からの信号が入力される。このスイッチ11〜14
は、出力を低下させる低下用操作部11a〜14aと、
出力を増大させる増大用操作部11b〜14bとを有す
る。低下用操作部11aは、例えば押圧操作されること
により、出力を低下させる指令信号を制御ユニットUに
出力する(12a〜14aについても同じ)。また、増
大用操作部11bは、例えば押圧操作されることによ
り、出力を増大させる指令信号を制御ユニットUに出力
する(12b〜14bについても同じ)。
【0022】スイッチ5は、マニュアル操作される決定
スイッチであり、例えば押圧操作されることにより、各
出力部1〜4からの現在の出力状態を記憶すべき指令、
特に各出力部1〜4の間での現在の出力の大きさの割合
を記憶すべき指令信号を制御ユニットUに出力するもの
である。スイッチ6は、共通調整手段としてのマニュア
ル操作される共通スイッチであり、各出力部1〜4から
の出力の大きさを同時に変更する指令信号を制御ユニッ
トUに指令する。この共通スイッチ6は、例えばボリュ
ーム式とされて、所定の一方向へ回転させることにより
出力増大要求となり、他方向へ回転させることにより出
力低下要求となる。この共通スイッチ6による各出力部
1〜4の出力の変更要求を受けたとき、制御ユニットU
は、前述した決定スイッチ5が操作された時点での記憶
されている出力割合を維持した状態で出力の大きさを変
更するような制御を行う。なお、共通スイッチ6は、制
御ユニットUによって制御されるモータ7によって、自
動的に出力零の状態に復帰可能とされている。
【0023】図2中、符号8は、マニュアル操作される
治療時間の設定用スイッチであり、所望の治療時間(例
えば15分等)を指令する。制御ユニットUからは、D
/A回路(デジタルーアナログ変換回路)21〜24に
対して、治療用低周波電気信号に対応した制御信号が出
力される。すなわち、出力部1〜4は、アンプ31〜3
4からの電気信号(治療用低周波電気信号)を外部へ出
力するものとなっており、この制御ユニットUからアン
プ31〜34への制御信号が、上記D/A変換回路21
〜31介して行われるようになっている。また、制御ユ
ニットUからは、各出力部1〜4からの出力状態を示す
信号が、本体Hの目視易い場所に設けた表示器9に出力
される。表示器9は、各出力部1〜4の出力状態を個々
独立して表示するもので、実施形態では、各出力部1〜
4から出力されている電圧と電流とが表示されるように
なっている。さらに、制御ユニットUからは、アンプ3
5を介して、スピーカ(ブザー)36に出力されるよう
になっている。
【0024】次に、各出力部1〜4からの出力波につい
て、図3〜図5を参照しつつ説明する。なお、出力部1
〜4からの出力(の大きさ)は、実施形態では電圧値と
してあるが、電流値することも可能である。まず、各出
力部1〜4から出力される電気信号は、図3に示すよう
に、基本的に、方形の所定幅(時間幅)のパルスが低周
波でもって出力される低周波電気信号とされる(図3の
パルス間隔となる周期が低周波対応となっており、例え
ば周波数で1HZ〜999HZ)。実施形態では、この
低周波電気信号に、搬送波としての中周波が重合される
(例えば周波数で2KHZ〜10KHZ)。すなわち、
低周波信号となる方形のパルス幅内において、中周波数
の電気信号が重合され、重合割合となるバーストデュー
ティ比は実施形態では常時一定値(例えば30%)とさ
れている。これにより、低周波成分を持ちつつ、患者K
の体表面から奥深く入った部分への刺激付与に効果的と
なる。
【0025】各出力部1〜4からの出力は、図4に示す
ように、所定時間一定値が持続される持続出力状態とさ
れるが、持続出力状態とするまでは出力が徐々に大きく
なる漸増出力状態とされ、また持続出力状態から徐々に
出力が低下される漸減出力状態とされる。この場合、漸
増出力状態における出力増大割合(単位時間あたりの出
力の増加割合)は、漸減出力状態における出力減少割合
(単位時間あたりの出力の減少割合)よりも小さくされ
ている。換言すれば、出力の増加はゆっくりで、出力の
低下は急速に行われるようになっている。なお、各出力
部1〜4の間での漸増出力状態における出力増大割合は
互いにほぼ等しくなるようい設定され、同様に漸減出力
状態における出力低下割合も互いにほぼ等しくなるよう
に設定されている。
【0026】各出力部1〜4からの出力は、互いに時間
をずらして順次行われる。例えば、第1出力部2(導子
1a、1b)、第2出力部2(導子2a、2b)、第3
出力部3(導子3a、3b)、第4出力部4(導子4
a、4b)の順に出力される。この出力の順序は、さす
りの方向に対応するものであり、例えば図1の場合、上
記出力順において、左回り(反時計方向回り)にさすっ
た感覚が与えられる。上記出力順とは逆に、第4出力部
4から第3出力部3、第2出力部2、第1出力部1の順
に出力したときは、図1において右回り(時計方向回
り)にさすった感覚が与えられる。
【0027】図5には、好ましい出力例が示される。こ
の図5において、第1出力部1、第2出力部2、第3出
力部3、第4出力部というように順次出力して、この順
序での出力が繰り返し行われる場合が示される。そし
て、図5の例では、出力(持続出力状態)の大きさは、
第2出力部2がもっとも大きく、第3出力部3がもっと
も小さく、第1出力部1と第4出力部4とがその中間の
大きさとされている。なお、各出力部1〜4の大きさが
相違するのは、出力が同じ大きさであっても患者Kが感
じる刺激の強さは導子の装着部位によって相違を生じる
ことを勘案してなされたものである。換言すれば、導子
が装着されている部位毎に同じ刺激の強さを感じるよう
に、各出力部1〜4の間での出力の大きさの調整が行わ
れているものである。
【0028】図5から明らかなように、実施形態では、
各出力部1〜4の間での出力遅延時間(ディレイ時間)
は、互いにほぼ等しくなるように設定されている(例え
ば第1出力部1からの出力開始から一定遅延時間tだけ
遅れて第2出力部2からの出力が開始され、第2出力部
2からの出力開始から上記tだけ遅れて第3出力部3か
らの出力が開始される)。
【0029】今回出力されている今回出力部(例えば第
1出力部1)での出力が行われている間に、次に出力が
行われる出力部(例えば第2出力部2)からの出力が開
始される。より具体的には、今回出力部での出力状態が
前述した持続出力状態の間に、次の出力部からの出力が
開始されるようになっている。そして、今回出力部から
の出力が中止(出力零)となる時点(漸減出力状態の終
期)においては、次回の出力部での出力状態が持続出力
状態となるようにされている。このような設定によっ
て、特に、出力されているある一対の導子から次に出力
される別の導子へ向けて連続的に刺激が移動するような
感覚が強く得られることになる。以上に加えて、複数の
出力部1〜4のうち今回出力が行われている今回出力部
での出力状態が前記持続出力状態から前記漸減出力状態
に移行する付近の過渡期に、次に出力される次回出力部
からの出力が前記持続出力状態の開始時期となるように
されている。
【0030】なお、今回出力されている出力部からの出
力が完全に中止(出力零)になった後に、次の出力部か
らの出力を開始したのでは、さすりの感覚がが途中でと
ぎれるような感じとなってしまい、好ましくないもので
ある。また、各出力部1〜4からの出力の状態として持
続出力状態のみとすることも考えられるが(漸増出力状
態および漸減出力状態共になしとした場合)、この場合
は、刺激が連続的に徐々に移動するような感覚が得にく
いものとなる。
【0031】次に、上述した制御を行う制御ユニットU
の制御内容について、図6、図7のフローチャートを参
照しつつ説明する。なお、複数組の導子1a、1b〜4
a、4bの患者Kへの装着状態は、例えば図1に示すよ
うな場合としてあり、図1中左回りにさする感覚を与え
るために、出力順序は第1出力部1、第2出力部2、第
3出力部3、第4出力部4の順としてある。また、以下
の説明でQはステップを示す。
【0032】まず、Q1において、スイッチ8を操作す
ることによって、治療時間が例えば15分というように
設定される。Q2では、各出力部1〜4からの出力が、
調整スイッチ11〜14を利用して、個々独立して調整
される。より具体的には、Q1での治療時間設定が行わ
れた後に、まず第1出力部1からのみ出力が行われて、
スイッチ11(の低下用操作部11a、増大用操作部1
1b)を操作することによって、患者Kが刺激を感じる
最小限の出力となるように調整され、この調整値が一時
的に記憶される。次いで、第2出力部2からのみ出力が
行われて、スイッチ12(の操作部12a、12b)を
操作することによって、患者Kが感じる最小限の出力と
なるように調整され、この調整値が一時的に記憶され
る。この後、第3出力部3からのみ出力が行われて、ス
イッチ13(の操作部13a、13b)を操作すること
によって、患者Kが感じる最小限の出力となるように調
整され、この調整値が一時的に記憶される。最後に、第
4出力部4からのみ出力が行われて、スイッチ14(の
操作部14a、14b)を操作することによって、患者
Kが感じる最小限の出力となるように調整され、この調
整値が一時的に記憶される。このようにして、各出力部
1〜4に対応した導子1a、1b〜4a、4bの装着部
位において刺激を感じる最小限の出力の大きさが、各出
力部1〜4について個々独立して設定、記憶されること
になる。なお、現在出力されている1つの出力部がどれ
であるかを、表示器9に表示するようにすることもでき
る。
【0033】Q3では、決定スイッチ5がON操作され
たか否かが判別される。このQ3の判別でNOのとき
は、Q2に戻る。Q3の判別でYESのときは、Q4に
おいて、上述したように記憶された各出力部1〜4の間
での出力割合の大きさが記憶される。この記憶として
は、例えばもっとも小さい出力値となった第3出力部3
の出力値を100%としたとき、第1出力部1の出力値
が110%、第2出力部2の出力値が140%、第4出
力部4の出力値が120%というように記憶される。
【0034】Q5では、上述のように記憶されている出
力の割合でもって、各出力部1〜4から同時に出力され
る(実施形態では、Q2で設定、記憶されている出力値
をそのまま出力)。この各出力部1〜4から同時に出力
が行われている状態では、患者Kは、各出力部1〜4に
対応した導子1aと1bとの間〜4aと4bの間の全て
の装着部位において、ほぼ同じような強さの刺激を感じ
状態となっている。この状態で、Q6では、共通スイッ
チ6を操作することにより、患者Kが心地よいと感じる
強さとなるように、各出力部1〜4からの出力の大きさ
が調整される(実施形態では、当初はもっとも弱い刺激
を与える出力となっているので、共通スイッチ6によっ
て刺激を強くする方向、つまり出力を大きくする方向の
調整となる)。この共通スイッチ6による出力調整のと
き、各出力部1〜4からの出力の大きさは、Q4で記憶
されている出力の大きさ割合が維持されるように行われ
る。これにより、患者Kは、全ての導子装着部位につい
てほぼ同じ大きさの刺激を感じることになる。
【0035】Q7では、Q3での決定スイッチ5がON
されてから所定時間(例えば15秒)が経過したか否か
が判別される。このQ7の判別でNOのときは、Q5へ
戻る。Q7の判別でYESのときは、Q8において、各
出力部1〜4からの同時出力が中止されて、所定順序で
の順次出力が開始される。すなわち、例えば図5に示す
ようなさすり感覚を得るためのさすりモード(特定モー
ド)での出力態様でもって出力が開始される。
【0036】Q9においては、Q8でのさすりモードで
の出力開始時点から、Q1で設定された治療時間が経過
したか否かが判別される。このQ9の判別でNOのとき
は、Q8の処理が繰り返されて、さすりモードでの出力
態様が継続される。Q9の判別でYESのときは、Q1
0において、治療の終了を示すべくブザー36が作動さ
れる。この後、Q11において、モータ7によって共通
スイッチ6の操作状態が強制的に出力零の状態に駆動、
復帰されて、全ての出力部1〜4からの出力が中止され
る。
【0037】Q8のさすりモードでの出力を行っている
とき、各出力部1〜4からの出力の大きさを個々独立し
て調整したり、あるいは全出力部1〜4からの出力の大
きさを同時に変更することもできる。この場合は、例え
ば図7に示すフローチャートが、図6に示すフローチャ
ートに対して所定時間毎に割り込み処理される。なお、
図7のフローチャートは、スイッチ11〜14あるいは
共通スイッチ6のいずれか1つが操作されたときに図6
のフローチャートに割り込み処理されるものであっても
よい。
【0038】図7のフローチャートにおいて、まずQ2
1において、スイッチ11〜14のいずれかが操作され
たか否かが判別される。このQ21の判別でYESのと
きは、Q22において、操作されたスイッチ(例えばス
イッチ11)に対応した出力部(例えば第1出力部1)
からの出力が変更される。また、このQ22では、一部
の出力部からの出力が変更されたことに伴って、各出力
部1〜4の間での出力割合が変更、記憶される。
【0039】Q22の後、あるいはQ21の判別でNO
のときは、それぞれQ23において、共通スイッチ6が
操作されたか否かが判別される。このQ23の判別でY
ESのときは、Q24において、記憶されている出力割
合を維持しつつ、各出力部1〜4からの出力の大きさが
同時に変更される。なお、出力の同時変更は、ソフト的
な同時変更であって、実際に出力の変化として具現され
るのは、各出力部1〜4の出力タイミング毎である(出
力の順次変更)。Q23の判別でNOのときは、そのま
まリーンされる。
【0040】以上実施形態について説明したが、本発明
はこれに限らず例えば次のような場合をも含むものであ
る。一対の導子の組数(出力部の数)としては、2組以
上であればよいが、3組以上、特に実施形態で示すよう
な4組以上とするのが、さすりの感覚を十分に得る上で
好ましいものとなる。複数組の導子は、全体的に直列配
置するようにしてもよく、この場合、直線的な刺激の移
動(直線的なさすり)を得ることができる。
【0041】複数の出力部からの出力順序は、同じ順序
で繰り返す場合に限らず、例えば、初回に出力する例え
ば第1出力部1から出力を開始して、最後に出力する例
えば第4出力部4の後は、出力順序を逆にするようにし
てもよい。より具体的には、例えば図5の例において、
第1出力部1、第2出力部2、第3出力部3、第4出力
部4、第3出力部3、第2出力部2、第1出力部1、第
2出力部2、第3出力部3・・・・・というようにする
ことによって、さすり方向が反転するような出力を行わ
せるようにしてもよい。このように、複数の出力部の出
力順序を変更しないで同じ出力順序を繰り返す繰り返し
モードと、上述のようにさすり方向が反転するような反
転モードとをマニュアル操作によって選択するスイッチ
を別途設けるようにすることもできる。
【0042】全ての出力部からの順次出力が1回終了す
るまでの1サイクルあたりの時間を変更可能としてもよ
く、この場合、上記1サイクルあたりの時間を変更指令
するためのマニュアル操作されるスイッチを別途設けれ
ばよい。この場合、特に持続出力状態の時間の長短が変
更されることとなり、これによって、さすりの早さを変
更すること、つまりさすりを早く行う感覚や遅く行う感
覚を任意に得ることができる。
【0043】低周波電気信号としては、中周波の搬送波
を重合させないものであってもよい。フロ−チャ−トに
示す各ステップ(ステップ群)あるいはスイッチ等の各
種部材は、その機能の上位表現に手段の名称を付して表
現することができる。また、フロ−チャ−トに示す各ス
テップ(ステップ群)の機能は、制御ユニット(コント
ローラ)内に設定された機能部の機能として表現するこ
ともできる(機能部の存在)。勿論、本発明の目的は、
明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利
点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含
むものである。さらに、本発明は、制御方法として表現
することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を患者に適用した場合の一例を示す
簡略上面図。
【図2】本発明の制御系統例を示すブロック図。
【図3】治療用の低周波信号の一例を示す図。
【図4】各出力部からの好ましい出力例を1回あたりの
出力に着目して示す図。
【図5】各出力部から順次出力する場合の好ましい出力
例を示す図。
【図6】本発明の制御例を示すフローチャート。
【図7】本発明の制御例を示すフローチャート。
【符号の説明】
H:多チャンネル式低周波治療器の本体 K:患者 U:制御ユニット 1〜4:出力部 1a、1b〜4a、4b:導子 5:決定スイッチ 6:共通調整用スイッチ 7:出力の零復帰用モータ 8:治療時間設定スイッチ 9:出力状態の表示器 11〜14:独立調整用スイッチ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ治療用の低周波信号を出力する複
    数の出力部を有する多チャンネル式低周波治療器におい
    て、 前記複数の出力部からの出力を互いに時間をずらして順
    次行わせる特定モードを有している、ことを特徴とする
    多チャンネル式低周波治療器。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記複数の出力部からの出力のうち、今回出力されてい
    る今回出力部からの出力が終了する前に、次に出力され
    る次回出力部からの出力が開始されるように設定されて
    いる、ことを特徴とする多チャンネル式低周波治療器。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、 前記各出力部からの出力が、当初は所定値に向けて徐々
    に大きくなる漸増出力状態とされ、その後該所定値での
    出力が所定時間持続される持続出力状態とされ、その後
    該所定値から徐々に出力が小さくされる漸減出力状態と
    される、ことを特徴とする多チャンネル式低周波治療
    器。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記複数の出力部のうち今回出力が行われている今回出
    力部での出力状態が前記持続出力状態の間に、次に出力
    される次回出力部からの出力が開始される、ことを特徴
    とする多チャンネル式低周波治療器。
  5. 【請求項5】請求項3または請求項4において、 前記複数の出力部のうち今回出力が行われている今回出
    力部での出力状態が前記漸減出力状態の終期のときに、
    次に出力が行われる次回出力部からの出力状態が前記持
    続出力状態とされる、ことを特徴とする多チャンネル式
    低周波治療器。
  6. 【請求項6】請求項3において、 前記漸増出力状態における出力増加割合が、前記漸減出
    力状態における出力低下割合よりも小さくされている、
    ことを特徴とする多チャンネル式低周波治療器。
  7. 【請求項7】請求項3において、 前記複数の出力部のうち今回出力が行われている今回出
    力部での出力状態が前記持続出力状態から前記漸減出力
    状態に移行する付近の過渡期に、次に出力される次回出
    力部からの出力が前記持続出力状態の開始時期となるよ
    うにされている、ことを特徴とする多チャンネル式低周
    波治療器。
  8. 【請求項8】請求項1ないし請求項7のいずれか1項に
    おいて、 マニュアル操作され、前記複数の出力部からの出力の大
    きさを個々独立して調整するための独立調整手段と、 マニュアル操作され、前記独立調整手段によって調整さ
    れた後の前記複数の出力部からの各出力の大きさの割合
    を維持しつつ、該複数の出力部からの出力の大きさを同
    時に調整するための共通調整手段と、を有していること
    を特徴とする多チャンネル式低周波治療器。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記独立調整手段で調整された前記複数の出力部からの
    各出力の大きさの割合を記憶する記憶手段をさらに備
    え、 前記共通調整手段は、前記記憶手段に記憶されている出
    力の大きさの割合に基づいて、各出力部からの出力の大
    きさを調整する、ことを特徴とする多チャンネル式低周
    波治療器。
  10. 【請求項10】請求項1ないし請求項9のいずれか1項
    において、 前記複数の出力部から出力される低周波信号に対して、
    中周波の搬送波が重合されて出力される、ことを特徴と
    する多チャンネル式低周波治療器。
  11. 【請求項11】請求項1ないし請求項10のいずれか1
    項において、 前記複数の出力部の数が、4個以上とされている、こと
    を特徴とする多チャンネル式低周波治療器。
  12. 【請求項12】請求項1ないし請求項11のいずれか1
    項において、 設定された治療時間内において、前記特定モードでの出
    力状態が繰り返し行われる、ことを特徴とする多チャン
    ネル式低周波治療器。
  13. 【請求項13】請求項1において、 前記各出力部からの出力が、当初は所定値に向けて徐々
    に大きくなる漸増出力状態とされ、その後該所定値での
    出力が所定時間持続される持続出力状態とされ、その後
    該所定値から徐々に出力が小さくされる漸減出力状態と
    され、 前記複数の出力部のうち今回出力が行われている今回出
    力部での出力状態が前記持続出力状態の間に、次に出力
    される次回出力部からの出力が開始され、 前記複数の出力部のうち今回出力が行われている今回出
    力部での出力状態が前記漸減出力状態の終期のときに、
    次に出力が行われる次回出力部からの出力状態が前記持
    続出力状態とされる、ことを特徴とする多チャンネル式
    低周波治療器。
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