JP2003244942A - Dc−dcコンバータ - Google Patents
Dc−dcコンバータInfo
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Abstract
に接続された装置の誤動作や破損を防止することができ
る新規なDC−DCコンバータを提供する。 【解決手段】 主スイッチング素子Q1と制御回路IC
とを備えたDC−DCコンバータにおいて、前記主スイ
ッチング素子Q1と前記制御回路ICとの間に起動回路
1を備え、この起動回路1に、トランジスタTr1を備
えたゲート駆動回路2と、ゲート駆動を遅らせる時限回
路3とを設け、前記ゲート駆動回路2を前記主スイッチ
ング素子Q1と前記制御回路ICとの間に接続し、前記
時限回路3の一端を前記制御回路ICと前記ゲート駆動
回路2との間の接続部に接続し、この時限回路3の他端
を前記ゲート駆動回路2に接続して、能動領域を介して
徐々にメインスイッチが駆動できるようにし、装置の誤
動作や破損を防止することを特徴とするDC−DCコン
バータ。
Description
と制御回路とを備えたDC−DCコンバータに関するも
のである。
を備えた要部について図3に示す。また、この回路にお
ける電流モード波形を図4に示す。この従来のDC−D
Cコンバータの起動回路は、図3に示すように、主スイ
ッチング素子Q1と制御回路ICとを何も介さずに接続
してある。
スの最小幅が変換周波数に対し若干大きい場合、起動波
形は起動時のデューティの変化に同調する動きをとるた
め、出力電圧が急激に上昇し、起動途中で出力電圧がオ
ーバーシュートしたり、出力電圧が定格電圧になる前に
一定の電圧を出すといった特性を示すため、出力に接続
された装置の誤動作や破損を招くおそれがあった。
鑑みてなされたものであり、起動特性を改善すること
で、コンバータ出力に接続された装置の誤動作や破損を
防止することができる新規なDC−DCコンバータを提
供する。
めになされた本発明は、最小パルス幅時には制御回路の
出力を十分にメインスイッチに伝えず、デューティが開
き始めて、能動領域を介して徐々にメインスイッチが駆
動できるようにしたため、出力電圧がオーバーシュート
したり、定格電圧になる前に一定の電圧を出してしまう
といった動作を防ぎ、装置の誤動作や破損を防止する事
を可能にした。
C−DCコンバータに係る実施例を説明する。図1は本
発明の実施例において起動回路を備えた要部についての
回路図であって、1は起動回路、2はゲート駆動回路、
3は時限回路、Q1は主スイッチング素子、ICは制御
回路、Tr1はトランジスタ、Tr2はドライブ回路、
Rxは抵抗、Reは温度補償回路、Cxはコンデンサ、
D1,Dxはダイオードである。また、図2には起動波
形図を示してある。
は、主スイッチング素子Q1と制御回路ICとを備え、
主スイッチング素子Q1と制御回路ICとの間に起動回
路1を備えてある。この起動回路1は、トランジスタを
備えたゲート駆動回路2と、ゲート駆動を遅らせる時限
回路3とを備えてある。
型トランジスタTr1を備え、このトランジスタTr1
のコレクタを制御回路ICに接続し、エミッタを主スイ
ッチング素子Q1に接続し、ベースを時限回路3に接続
してある。また、本実施例では、制御回路ICからの出
力信号がロー電位のときに主スイッチング素子Q1のゲ
ート電圧を下げるために、このゲート駆動回路2にダイ
オードD1を備えてある。このダイオードD1をトラン
ジスタTr1と並列に接続してあり、このダイオードD
1のカソードを制御回路ICに接続し、アノードを主ス
イッチング素子Q1と向き合う位置ように接続してあ
る。
Cxと抵抗RxとダイオードDxとを備えてある。コン
デンサCxはゲート駆動回路2のゲート駆動を遅らせる
ために設けられており、時限回路3の要となる。抵抗R
xはコンデンサCxと直列に接続し、この抵抗Rxの一
端をゲート駆動回路2と制御回路ICとの間の接続部に
接続してあり、コンデンサCxの時定数を決定する。こ
の接続部と制御回路ICとの間にもう一つ接続部を設
け、この接続部にカソードが向くように、ダイオードD
xを接続し、このダイオードDxにコンデンサCxを直
列に接続し、抵抗RxがこのダイオードDxと並列にな
るように接続することにより、コンデンサCxの電荷を
引き抜くことができるようにしてある。
ランジスタからなるドライブ回路Tr2を備えてある。
このドライブ回路Tr2のベースを抵抗Rxとコンデン
サCxとの接続部に接続し、コレクタをゲート駆動回路
2のトランジスタTr1のベースに接続してある。ま
た、本実施例では、ドライブ回路Tr2のエミッタに抵
抗から構成する温度補償回路Reを接続してある。
源において、以下のように作用する。制御回路ICが信
号を出力すると、先ずは信号のパルス幅がせまく、制御
回路ICから流れる電流は抵抗Rxを流れてコンデンサ
Cxに電荷が蓄積される。これにより、ゲート駆動回路
2に信号が出力されることを遅らせることができる。図
2に示すように、この時点で主スイッチング素子Q1は
オフの状態にあり、出力電圧は発生しない。
ルス幅が徐々に広くなっていくのに連れて、コンデンサ
Cxに電荷が十分に蓄積され、制御回路ICから送られ
る信号は時限回路3の抵抗Rxを介して、ドライブ回路
Tr2に送られ、ゲート駆動回路2のトランジスタTr
1に信号が出力される。これにより、主スイッチング素
子Q1はオンになり、出力電圧が発生する。
号を出力することにより、直ちに主スイッチング素子Q
1がオンすることなく、一定の時間が経過した後に主ス
イッチング素子Q1が出力することにより、パルスの最
小幅で主スイッチング素子Q1の出力電圧が閾値に達せ
ず、通常この時点で発生する定格出力電圧に対して中途
半端な出力電圧やその際に生じるオーバーシュートを防
ぐことができる。
常の起動時と同様になり、徐々に出力電圧が上昇する。
出力電圧が定格になると、定常動作に入り、制御回路I
Cの出力が主スイッチング素子Q1の出力電圧と略等し
くなる。
の起動部分のみしか示していないが、起動回路1と主ス
イッチング素子Q1との間に、定常運転用回路その他の
回路を接続することが可能である。また、本発明は絶縁
型か非絶縁型かに関係なく、本発明に係る起動回路1を
設けることにより、上記作用をする。
p型トランジスタTr1を設けてあるが、このトランジ
スタTr1はnpn型トランジスタ、MOSFETその
他のトランジスタであってもよい。なお、トランジスタ
Tr1がnpn型トランジスタの場合、時限回路3にド
ライブ回路Tr2を設けなくとも作動する。ゲート駆動
回路2にはダイオードD1を設けてあるが、このダイオ
ードD1は制御回路ICからの出力信号がロー電位のと
きに主スイッチング素子Q1のゲート電圧を下げるもの
である。
n型トランジスタであるが、pnp型トランジスタ、M
OSFETその他のトランジスタであってもよい。ま
た、トランジスタTr1がnpn型トランジスタの場
合、時限回路3にドライブ回路Tr2を設けなくてもよ
いが、この場合、温度補償回路Reも設けなくてもよ
い。
御回路の出力を十分にメインスイッチに伝えず、デュー
ティが開き始めて、能動領域を介して徐々にメインスイ
ッチが駆動できるようにしたため、出力電圧がオーバー
シュートしたり、定格電圧になる前に一定の電圧を出し
てしまうといった動作を防ぎ、装置の誤動作や破損を防
止する事ができる効果がある。
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 主スイッチング素子と制御回路とを備え
たDC−DCコンバータにおいて、前記主スイッチング
素子と前記制御回路との間に起動回路を備え、この起動
回路に、トランジスタを備えたゲート駆動回路と、ゲー
ト駆動を遅らせる時限回路とを設け、前記ゲート駆動回
路を前記主スイッチング素子と前記制御回路との間に接
続し、前記時限回路の一端を前記制御回路と前記ゲート
駆動回路との間の接続部に接続し、この時限回路の他端
を前記ゲート駆動回路に接続してあることを特徴とする
DC−DCコンバータ。 - 【請求項2】 前記トランジスタのコレクタ・エミッタ
又はドレイン・ソースを前記主スイッチング素子並びに
前記制御回路を接続し、このトランジスタのベース又は
ゲートを前記時限回路に接続してあることを特徴とする
請求項1記載のDC−DCコンバータ。 - 【請求項3】 前記ゲート駆動回路にダイオードを備
え、このダイオードのカソードを前記制御回路と向き合
う位置に設け、前記トランジスタと並列に接続してある
ことを特徴とする請求項1又は2記載のDC−DCコン
バータ。 - 【請求項4】 前記時限回路に抵抗とダイオードとコン
デンサを備え、前記抵抗の一端を前記ゲート駆動回路と
前記制御回路との接続部に接続し、この抵抗の他端に前
記コンデンサを接続し、アノードが前記コンデンサに接
続するように、前記抵抗と並列に前記ダイオードを接続
してあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
記載のDC−DCコンバータ。 - 【請求項5】 前記時限回路にドライブ回路を設け、こ
のドライブ回路の一端を前記トランジスタのベース又は
ゲートに接続し、このドライブ回路の他端を前記抵抗と
前記コンデンサとの接続部に接続してあることを特徴と
する請求項1乃至4のいずれかに記載のDC−DCコン
バータ。 - 【請求項6】 前記ドライブ回路にトランジスタを備
え、このトランジスタのベース又はゲートを前記抵抗と
前記コンデンサとの接続部に接続し、このトランジスタ
のコレクタ・エミッタ又はドレイン・ソースのいずれか
を前記ゲート駆動回路に接続してあることを特徴とする
請求項5記載のDC−DCコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002042035A JP4439157B2 (ja) | 2002-02-19 | 2002-02-19 | Dc−dcコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002042035A JP4439157B2 (ja) | 2002-02-19 | 2002-02-19 | Dc−dcコンバータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003244942A true JP2003244942A (ja) | 2003-08-29 |
JP4439157B2 JP4439157B2 (ja) | 2010-03-24 |
Family
ID=27782276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002042035A Expired - Fee Related JP4439157B2 (ja) | 2002-02-19 | 2002-02-19 | Dc−dcコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4439157B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8872495B2 (en) | 2011-05-11 | 2014-10-28 | Funai Electric Co., Ltd. | DC-DC converter circuit |
-
2002
- 2002-02-19 JP JP2002042035A patent/JP4439157B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8872495B2 (en) | 2011-05-11 | 2014-10-28 | Funai Electric Co., Ltd. | DC-DC converter circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4439157B2 (ja) | 2010-03-24 |
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