JP2003244428A - スキャンしたイメージを識別する方法 - Google Patents
スキャンしたイメージを識別する方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】コストを増大させずに、スキャンしたイメージ
をオリジナルイメージから識別する方法を提供するこ
と。 【解決手段】 スキャンしたイメージを識別する方法
は、複数のハーフトーン解像度（２２，２４，２６，２
８）でオリジナルイメージ（１２／１２‘／１２“）を
作成することを含む。オリジナルイメージは、次にある
スキャン解像度（２０）でスキャンされ、スキャンした
イメージが作成される。スキャン解像度が、少なくとも
オリジナルイメージのハーフトーン解像度の１つと関連
するとき、スタンプ（１８）がスキャンしたイメージに
生成される。
をオリジナルイメージから識別する方法を提供するこ
と。 【解決手段】 スキャンしたイメージを識別する方法
は、複数のハーフトーン解像度（２２，２４，２６，２
８）でオリジナルイメージ（１２／１２‘／１２“）を
作成することを含む。オリジナルイメージは、次にある
スキャン解像度（２０）でスキャンされ、スキャンした
イメージが作成される。スキャン解像度が、少なくとも
オリジナルイメージのハーフトーン解像度の１つと関連
するとき、スタンプ（１８）がスキャンしたイメージに
生成される。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、概してイメージ処
理に関し、特に、オリジナルイメージが光学スキャニン
グによって再現された時にスキャンしたイメージを識別
することに関する。 【０００２】 【従来の技術】高品質で低価格のカラーコピー機および
デスクトップ・パブリッシング・システムが幅広く利用
可能となることにより、紙幣等の文書の偽造がますます
深刻な問題となってきている。偽造防止および文書の認
証のためにあらゆる方法が導入されてきた。これら方法
には、特別な用紙、特別なインク、透かし、マイクロ文
字、セキュリティスレッド、ホログラム等の使用が含ま
れる。しかしながら、かかる方法では、オリジナルイメ
ージを製作するコストが大幅に増大する。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】したがって、オリジナ
ルイメージのコストを大幅に増大させることなく、スキ
ャンしたイメージをオリジナルイメージから識別し区別
する必要がある。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明は一態様による
と、スキャンしたイメージを識別する方法を提供する。
本方法は、複数のハーフトーン解像度でオリジナルイメ
ージを作成することを含む。そして、オリジナルイメー
ジはあるスキャン解像度でスキャンされ、スキャンした
イメージが作成される。スキャン解像度が、オリジナル
イメージの複数のハーフトーン解像度のうちの少なくと
も１つに関連する場合、スキャンしたイメージにスタン
プが生成される。 【０００５】 【発明の実施の形態】好ましい実施形態の以下の詳細な
説明では、その一部を形成し、例示の目的で本発明が実
施されて得る特定の実施形態が示されている、添付図面
を参照する。他の実施形態が利用されてよく、本発明の
範囲から逸脱することなく構造的または論理的変更が行
われてよい、ということが理解されなければならない。
したがって、以下の詳細な説明は限定する意味でとられ
るべきではなく、本発明の範囲は、併記の特許請求の範
囲によって限定される。 【０００６】図１は、本発明によるイメージ識別システ
ム１０の一部の一実施形態を示す。イメージ識別システ
ム１０は、オリジナルイメージ１２と、光学スキャナ１
４と、スタンプ１８を有するスキャンしたイメージ１６
と、を含む。イメージ識別システム１０は、オリジナル
イメージ１２が光学スキャナ１４によりスキャン解像度
２０でスキャンされる場合に、スキャンしたイメージ１
６をオリジナルイメージ１２から識別または区別するの
を容易にする。オリジナルイメージ１２がスキャン解像
度２０でスキャンされる場合、イメージ識別システム１
０は、スキャンしたイメージ１６上にスタンプ１８を生
成する。スタンプ１８は、スキャンしたイメージ１６を
オリジナルイメージ１２の再現として識別する。したが
って、スタンプ１８の存在により、スキャンしたイメー
ジ１６をオリジナルイメージ１２の偽造として識別する
ことができる。スタンプ１８には、たとえば、語、記
号、文字、マーク、デザイン、印章、パターン、オリジ
ナルイメージのゆがんだ形および／またはスキャンした
イメージ１６内のイメージアーティファクトが含まれ
る。 【０００７】１つの例示的な実施形態では、オリジナル
イメージ１２は、ハーフトーンプロセスによって生成さ
れたハーフトーンイメージを含む。ハーフトーン処理
は、本技術分野において周知であるように、個々のドッ
トのパターンを使用して、プリンタまたはディスプレイ
等の機器によってあらゆる色または階調を生成する。た
とえば、ハーフトーン処理を行うことにより、機器によ
って、陰影またはレベルの変化するものも含むシアン、
イエロー、マゼンタ、黒、赤、緑および／または青以外
の色を生成することができる。したがって、ハーフトー
ンイメージは、イメージを形成するためにイメージドッ
トの輝度または暗さの濃度が変化する複数のイメージド
ットを含む。ハーフトーンイメージは、ハーフトーン解
像度と少なくとも１つのハーフトーン角度とを有する。
したがって、行の間隔を空けることにより、ハーフトー
ンイメージのハーフトーン解像度が確立される。一般
に、ハーフトーン解像度は、２００ｈｐｉ、４００ｈｐ
ｉ、６００ｈｐｉ等の１００の倍数のハーフトーン／イ
ンチ（ｈｐｉ）の解像度で表される。 【０００８】光学スキャナ１４は、プリンタ、デジタル
複合機（multi-functional peripheral（ＭＦＰ））、
ファックス装置、コピー機、ハードコピーイメージング
機器、通信および電話機器等の多種多様の機器に含まれ
てよい。一般に、光学スキャナは、２００ｄｐｉ、３０
０ｄｐｉ、６００ｄｐｉ等、１００の倍数のｄｐｉの物
理的またはスキャン解像度を採用する。したがって、光
学スキャナ１４のスキャン解像度２０は、オリジナルイ
メージ１２のハーフトーン解像度に対し数学的関係を有
する。光学スキャナ１４のスキャン解像度２０が、単純
な数学的公式（たとえば、１００倍）によりオリジナル
イメージ１２のハーフトーン解像度に数学的に関連する
場合、光学スキャナ１４は、オリジナルイメージ１２の
交互の明るい部分と暗い部分とをピックアップすること
により、スキャンしたイメージ１６上にスタンプ１８を
生成する。オリジナルイメージ１２がスキャンされる時
に光学スキャナ１４によってスキャンしたイメージ１６
上にスタンプ１８が生成されることにより、スキャンし
たイメージ１６がオリジナルイメージ１２から区別され
る。 【０００９】図２は、オリジナルイメージ１２の一部の
１つの例示的な実施形態を概略的に示す。オリジナルイ
メージ１２は、２２、２４、２６および２８として識別
される複数のハーフトーン解像度Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、
…、Ｒｎを有する。ハーフトーン解像度２２、２４、２
６および２８は、ハーフトーンイメージ１２および１
２’の異なるイメージ部分を表し、オリジナルイメージ
１２を作成し、スキャンしたイメージ１６上にスタンプ
１８を生成するために光学スキャナ１４のスキャン解像
度２０と相互作用するために、使用される。好ましく
は、光学スキャナ１４のスキャン解像度２０は、オリジ
ナルイメージ１２のハーフトーン解像度２２、２４、２
６および２８のうちの少なくとも１つに関連する。より
詳細には、スキャン解像度２０は、オリジナルイメージ
１２を作成するために使用されるハーフトーン解像度２
２、２４、２６および２８のうちの少なくとも１つと一
致する。したがって、オリジナルイメージ１２が光学ス
キャナ１４によってスキャンされると、光学スキャナ１
４は、オリジナルイメージ１２の交互の明るい部分と暗
い部分とをピックアップすることにより、スキャンした
イメージ１６の、光学スキャナ１４のスキャン解像度２
０がオリジナルイメージ１２のハーフトーン解像度２
２、２４、２６および２８のうちの少なくとも１つに関
連するかまたは一致する場所にスタンプ１８を生成す
る。 【００１０】一実施形態では、オリジナルイメージ１２
のハーフトーン解像度２２、２４、２６および２８は、
オリジナルイメージ１２を通しておよそ７５ｈｐｉから
およそ６００ｈｐｉまで垂直方向に変化することによ
り、オリジナルイメージ１２を生成する。代替実施形態
では、ハーフトーン解像度２２、２４、２６および２８
は、およそ７５ｈｐｉからおよそ６００ｈｐｉまで垂直
方向にスケーリング（scale）されることにより、オリ
ジナルイメージ１２を生成する。ハーフトーン解像度２
２、２４、２６および２８の変化および／またはスケー
リングは、オリジナルイメージ１２の頂部から底部にか
けてであっても底部から頂部にかけてであってもよい。 【００１１】図３は、オリジナルイメージ１２の別の実
施形態の一部の別の例示的な実施形態の概略図である。
一実施形態では、ハーフトーン解像度２２、２４、２６
および２８は、オリジナルイメージ１２’を通しておよ
そ７５ｈｐｉからおよそ６００ｈｐｉまで水平方向に変
化することにより、オリジナルイメージ１２’を生成す
る。別の実施形態では、ハーフトーン解像度２２、２
４、２６および２８は、およそ７５ｈｐｉからおよそ６
００ｈｐｉまで水平方向にスケーリングされることによ
り、オリジナルイメージ１２’を生成する。ハーフトー
ン解像度２２、２４、２６および２８の変化および／ま
たはスケーリングは、オリジナルイメージ１２’におい
て左から右にかけてであっても右から左にかけてであっ
てもよい。 【００１２】図２におけるオリジナルイメージ１２およ
び図３におけるオリジナルイメージ１２’を通してハー
フトーン解像度２２、２４、２６および２８を変化させ
ることにより、スキャン解像度２０が、オリジナルイメ
ージ１２または１２’のハーフトーン解像度２２、２
４、２６および２８のうちの少なくとも１つに関連する
かまたは一致することが確実になる。したがって、オリ
ジナルイメージ１２または１２’が光学スキャナ１４に
よってスキャンされる時、スキャンしたイメージ１６上
にスタンプ１８が生成される。したがって、オリジナル
イメージ１２または１２’をスキャンするために使用さ
れる光学スキャナ１４のスキャン解像度２０にかかわら
ず、光学スキャナ１４は、スキャンしたイメージ１６上
のいずれかにスタンプ１８を生成する。より詳細には、
スキャン解像度２０がハーフトーン解像度２２、２４、
２６および２８のうちの少なくとも１つに関連するかま
たは一致する場合、光学スキャナ１４はスタンプ１８を
生成する。たとえば、光学スキャナ１４のスキャン解像
度２０が２００ｄｐｉであり、オリジナルイメージ１２
が、２００ｈｐｉであるハーフトーン解像度２２で生成
されたイメージ部分を含む場合、スキャン解像度２０が
ハーフトーン解像度２２と一致するために、スキャンし
たイメージ１６上の、オリジナルイメージ１２がハーフ
トーン解像度２２で生成された場所にスタンプ１８が生
成される。また、スキャンしたイメージ１６上の、イメ
ージ部分が、１００ｈｐｉ、４００ｈｐｉ、６００ｈｐ
ｉ等の１００倍単位でスキャン解像度２０に関連するハ
ーフトーン解像度のうちの少なくとも１つで生成された
場所にも、スタンプ１８が生成される。したがって、ス
キャンしたイメージ１６にスタンプ１８を生成すること
により、スキャンしたイメージ１６がオリジナルイメー
ジ１２または１２’から明確に区別される。 【００１３】図４は、オリジナルイメージ１２の別の実
施形態の一部の別の例示的な実施形態の概略図である。
図４において、ハーフトーン解像度２２、２４、２６お
よび２８が、オリジナルイメージ１２”を作成するため
にオリジナルイメージ１２”を通して垂直と水平との両
方向に変化しており、光学スキャナ１４がオリジナルイ
メージ１２”をスキャンすると、スキャン解像度２０
が、図２および図３に示すようなハーフトーン解像度２
２、２４、２６および２８のうちの少なくとも１つに関
連するかまたは一致する場合、スキャンしたイメージ１
６上に、「ＣＯＰＹ」という語をスペルアウトするスタ
ンプ１８が生成される。スタンプ１８は、オリジナルイ
メージ１２”（またはオリジナルイメージ１２または１
２’）においては肉眼では見えない。しかしながら、光
学スキャナ１４のスキャン解像度２０が、オリジナルイ
メージ１２”（またはオリジナルイメージ１２または１
２’）のハーフトーン解像度２２、２４、２６および２
８のうちの少なくとも１つに関連すると、スタンプ１８
はスキャンしたイメージ１６において肉眼で見えるよう
になる。たとえば、ハーフトーン解像度２２、２４、２
６および２８を垂直と水平との両方向に変化させてオリ
ジナルイメージ１２”を生成することにより、オリジナ
ルイメージ１２”上にＣＯＰＹ１３２、ＣＯＰＹ２３
４、ＣＯＰＹ３３６、…ＣＯＰＹｎ３８が埋込まれる。
光学スキャナ１４がオリジナルイメージ１２”をスキャ
ンし、そして、たとえば、光学スキャナ１４のスキャン
解像度２０が、オリジナルイメージ１２”にＣＯＰＹ１
３２を埋込むために使用されるハーフトーン解像度２２
に関連するかまたは一致する場合、スキャンしたイメー
ジ１６上に「ＣＯＰＹ」という語が生成される。別の実
施形態では、スキャンしたイメージ１６を通してスタン
プ１８が繰返される。この場合もまた、オリジナルイメ
ージ１２”が生成される時にオリジナルイメージ１２”
を通してハーフトーン解像度２２、２３、２６および２
８を変化させることにより、光学スキャナ１４によって
採用されるスキャン解像度２０にかかわらず、スタンプ
１８によってスキャンしたイメージ１６がオリジナルイ
メージ１２”から明確に区別されることを確実にする。 【００１４】図５において、本発明によるスキャンした
イメージ１６を識別する方法の１つの例示的な実施形態
を示すフローチャートを、概して１００に示す。また図
１ないし図４も参照する。１１０において、たとえば図
２および図３に示すように、オリジナルイメージ１２ま
たは１２’が、ハーフトーン解像度Ｒ１２２、Ｒ２２
４、Ｒ３２６、…Ｒｎ２８で作成される。１１２におい
て、光学スキャナ１４によりスキャン解像度２０でオリ
ジナルイメージ１２または１２’がスキャンされること
により、スキャンしたイメージ１６が作成される。１１
４において、光学スキャナ１４がオリジナルイメージ１
２をスキャンする際、光学スキャナ１４のスキャン解像
度２０がオリジナルイメージ１２または１２’のハーフ
トーン解像度Ｒ１２２、Ｒ２２４、Ｒ３２６、…Ｒｎ２
８のうちの少なくとも１つに関連する場合に、光学スキ
ャナ１４はスキャンしたイメージ１６上にスタンプ１８
を生成する。 【００１５】図６において、本発明によるオリジナルイ
メージ１２（オリジナルイメージ１２’および１２”を
含む）をハーフトーンイメージとして作成する方法の１
つの例示的な実施形態を示すフローチャートを、概して
２００に示す。また図１ないし図４も参照する。２１０
において、第１のイメージ部分、たとえばオリジナルイ
メージ１２のＲ１２２が、第１のハーフトーン解像度、
たとえばＲ１２２で形成される。２１２において、第２
のイメージ部分、たとえばオリジナルイメージ１２のＲ
２２４が、第２のハーフトーン解像度、たとえばＲ２２
４で形成される。したがって、第２のイメージ部分の第
２の解像度は、第１のイメージ部分の第１のハーフトー
ン解像度とは異なる。一実施形態において、方法２００
のステップ２１０および２１２は、コンピュータ読取可
能媒体のコンピュータ実行可能命令を介して実行され
る。本明細書で使用するコンピュータ読取可能媒体は、
フロッピディスク、従来のハードディスク、ＣＤ−ＲＯ
Ｍ、フラッシュＲＯＭ、不揮発性ＲＯＭ、ＲＡＭ等、い
かなる種類のコンピュータメモリをも含むものと定義さ
れる。 【００１６】このように、ハーフトーンイメージと光学
スキャナとの既存の特性を利用することにより、識別シ
ステム１０は、スキャンしたイメージ１６をオリジナル
イメージ１２から識別および区別する。したがって、識
別システム１０は、それを、オリジナルイメージ１２の
コストを大幅に増大させずに行う。この発明は、例とし
て次のような実施形態を含む。 【００１７】（１） スキャンしたイメージ（１６）を
識別する方法であって、複数のハーフトーン解像度（２
２、２４、２６、２８）でオリジナルイメージ（１２／
１２’／１２”）を作成するステップと、あるスキャン
解像度（２０）で前記オリジナルイメージをスキャンす
ることによりスキャンしたイメージを作成するステップ
と、前記スキャン解像度が前記オリジナルイメージの前
記複数のハーフトーン解像度のうちの少なくとも１つに
関連する場合に、前記スキャンしたイメージにスタンプ
（１８）を生成するステップと、を含む方法。 【００１８】（２） 前記オリジナルイメージを作成す
るステップは、該オリジナルイメージを通して該オリジ
ナルイメージの前記複数のハーフトーン解像度をスケー
リングすることと変化させることとのうちの少なくとも
１つを含む（１）記載の方法。 【００１９】（３） スキャンしたイメージ（１６）を
識別するシステムであって、複数のハーフトーン解像度
（２２、２４、２６、２８）を有するオリジナルイメー
ジ（１２／１２’／１２”）と、該オリジナルイメージ
の前記複数のハーフトーン解像度のうちの少なくとも１
つに関連するスキャン解像度（２０）を有する光学スキ
ャナ（１４）と、を具備し、前記光学スキャナは、該光
学スキャナの前記スキャン解像度が前記オリジナルイメ
ージの前記複数のハーフトーン解像度のうちの前記少な
くとも１つに関連する場合に、前記オリジナルイメージ
をスキャンして、スキャンしたイメージにスタンプ（１
８）を生成するように適合する、システム。 【００２０】（４） 前記オリジナルイメージの前記複
数のハーフトーン解像度には、該オリジナルイメージを
通してスケーリングされることと変化させることとのう
ちの少なくとも一方が施される（３）記載のシステム。 【００２１】（５） ハーフトーンイメージ（１２／１
２’／１２”）を作成する方法であって、第１のハーフ
トーン解像度（Ｒ１）で前記ハーフトーンイメージの第
１のイメージ部分（２２）を形成するステップと、少な
くとも第２のハーフトーン解像度（Ｒ２、Ｒ３、Ｒｎ）
で前記ハーフトーンイメージの少なくとも第２のイメー
ジ部分（２４、２６、２８）を形成するステップであっ
て、該少なくとも第２のイメージ部分の該少なくとも第
２のハーフトーン解像度を前記第１のイメージ部分の前
記第１のハーフトーン解像度と異なるものにすることを
含むように形成することと、を含む方法。 【００２２】（６） 前記少なくとも第２のハーフトー
ン解像度で前記ハーフトーンイメージの前記少なくとも
第２のイメージ部分を形成するステップは、複数のハー
フトーン解像度で該ハーフトーンイメージの複数のイメ
ージ部分を形成するステップを含み、前記少なくとも第
２のイメージ部分の前記少なくとも第２のハーフトーン
解像度を前記第１のイメージ部分の前記ハーフトーン解
像度と異なるものにすることは、前記ハーフトーンイメ
ージを通して前記複数のイメージ部分の前記複数のハー
フトーン解像度を異なるものにすることを含む（５）記
載の方法。 【００２３】（７） ハーフトーンイメージ（１２／１
２’／１２”）であって、第１のハーフトーン解像度
（Ｒ１）を有する第１のイメージ部分（２２）と、該第
１のイメージ部分の該第１のハーフトーン解像度とは異
なる少なくとも第２のハーフトーン解像度（Ｒ２、
Ｒ３、Ｒｎ）を有する、少なくとも第２のイメージ部分
（２４、２６、２８）と、を具備するハーフトーンイメ
ージ。 【００２４】（８） 前記少なくとも第２のイメージ部
分は、複数のハーフトーン解像度の複数のイメージ部分
を含む（７）記載のハーフトーンイメージ。 【００２５】（９） スキャンしたイメージ（１６）を
識別する方法を実行するコンピュータ実行可能命令を有
するコンピュータ読取可能媒体であって、該方法が、複
数のハーフトーン解像度（２２、２４、２６、２８）で
オリジナルイメージ（１２／１２’／１２”）を作成す
るステップと、スキャン解像度（２０）で前記オリジナ
ルイメージをスキャンすることにより前記スキャンした
イメージを作成するステップと、前記スキャン解像度が
前記オリジナルイメージの前記複数のハーフトーン解像
度のうちの少なくとも１つに関連する場合に、前記スキ
ャンしたイメージにスタンプ（１８）を生成するステッ
プと、を含むコンピュータ読取可能媒体。 【００２６】（１０） ハーフトーンイメージ（１２／
１２’／１２”）を作成する方法を実行するコンピュー
タ実行可能命令を有するコンピュータ読取可能媒体であ
って、該方法が、第１のハーフトーン解像度（Ｒ１）で
前記ハーフトーンイメージの第１のイメージ部分（２
２）を形成するステップと、少なくとも第２のハーフト
ーン解像度（Ｒ２、Ｒ３、Ｒｎ）で前記ハーフトーンイ
メージの少なくとも第２のイメージ部分（２４、２６、
２８）を形成することであって、該少なくとも第２のイ
メージ部分の該少なくとも第２のハーフトーン解像度を
前記第１のイメージ部分の前記第１のハーフトーン解像
度と異なるものにすることを含むように形成すること
と、を含むコンピュータ読取可能媒体。 【００２７】好ましい実施形態を説明する目的のため
に、本明細書において特定の実施形態を例示し説明した
が、当業者には、本発明の範囲から逸脱することなく、
示し説明した特定の実施形態を多種多様の代替および／
または等価の実施形態に置換えてよいことが認められよ
う。化学、機械、電気機械、電気およびコンピュータ技
術の当業者は、本発明が非常に多種多様の実施形態で実
現されてよい、ということを容易に認めるであろう。こ
の出願は、本明細書で論考した好ましい実施形態のいか
なる適応または変形をも包含することが意図されてい
る。したがって、本発明は、特許請求の範囲とその等価
物とによってのみ限定されることが明白に意図されてい
る。
理に関し、特に、オリジナルイメージが光学スキャニン
グによって再現された時にスキャンしたイメージを識別
することに関する。 【０００２】 【従来の技術】高品質で低価格のカラーコピー機および
デスクトップ・パブリッシング・システムが幅広く利用
可能となることにより、紙幣等の文書の偽造がますます
深刻な問題となってきている。偽造防止および文書の認
証のためにあらゆる方法が導入されてきた。これら方法
には、特別な用紙、特別なインク、透かし、マイクロ文
字、セキュリティスレッド、ホログラム等の使用が含ま
れる。しかしながら、かかる方法では、オリジナルイメ
ージを製作するコストが大幅に増大する。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】したがって、オリジナ
ルイメージのコストを大幅に増大させることなく、スキ
ャンしたイメージをオリジナルイメージから識別し区別
する必要がある。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明は一態様による
と、スキャンしたイメージを識別する方法を提供する。
本方法は、複数のハーフトーン解像度でオリジナルイメ
ージを作成することを含む。そして、オリジナルイメー
ジはあるスキャン解像度でスキャンされ、スキャンした
イメージが作成される。スキャン解像度が、オリジナル
イメージの複数のハーフトーン解像度のうちの少なくと
も１つに関連する場合、スキャンしたイメージにスタン
プが生成される。 【０００５】 【発明の実施の形態】好ましい実施形態の以下の詳細な
説明では、その一部を形成し、例示の目的で本発明が実
施されて得る特定の実施形態が示されている、添付図面
を参照する。他の実施形態が利用されてよく、本発明の
範囲から逸脱することなく構造的または論理的変更が行
われてよい、ということが理解されなければならない。
したがって、以下の詳細な説明は限定する意味でとられ
るべきではなく、本発明の範囲は、併記の特許請求の範
囲によって限定される。 【０００６】図１は、本発明によるイメージ識別システ
ム１０の一部の一実施形態を示す。イメージ識別システ
ム１０は、オリジナルイメージ１２と、光学スキャナ１
４と、スタンプ１８を有するスキャンしたイメージ１６
と、を含む。イメージ識別システム１０は、オリジナル
イメージ１２が光学スキャナ１４によりスキャン解像度
２０でスキャンされる場合に、スキャンしたイメージ１
６をオリジナルイメージ１２から識別または区別するの
を容易にする。オリジナルイメージ１２がスキャン解像
度２０でスキャンされる場合、イメージ識別システム１
０は、スキャンしたイメージ１６上にスタンプ１８を生
成する。スタンプ１８は、スキャンしたイメージ１６を
オリジナルイメージ１２の再現として識別する。したが
って、スタンプ１８の存在により、スキャンしたイメー
ジ１６をオリジナルイメージ１２の偽造として識別する
ことができる。スタンプ１８には、たとえば、語、記
号、文字、マーク、デザイン、印章、パターン、オリジ
ナルイメージのゆがんだ形および／またはスキャンした
イメージ１６内のイメージアーティファクトが含まれ
る。 【０００７】１つの例示的な実施形態では、オリジナル
イメージ１２は、ハーフトーンプロセスによって生成さ
れたハーフトーンイメージを含む。ハーフトーン処理
は、本技術分野において周知であるように、個々のドッ
トのパターンを使用して、プリンタまたはディスプレイ
等の機器によってあらゆる色または階調を生成する。た
とえば、ハーフトーン処理を行うことにより、機器によ
って、陰影またはレベルの変化するものも含むシアン、
イエロー、マゼンタ、黒、赤、緑および／または青以外
の色を生成することができる。したがって、ハーフトー
ンイメージは、イメージを形成するためにイメージドッ
トの輝度または暗さの濃度が変化する複数のイメージド
ットを含む。ハーフトーンイメージは、ハーフトーン解
像度と少なくとも１つのハーフトーン角度とを有する。
したがって、行の間隔を空けることにより、ハーフトー
ンイメージのハーフトーン解像度が確立される。一般
に、ハーフトーン解像度は、２００ｈｐｉ、４００ｈｐ
ｉ、６００ｈｐｉ等の１００の倍数のハーフトーン／イ
ンチ（ｈｐｉ）の解像度で表される。 【０００８】光学スキャナ１４は、プリンタ、デジタル
複合機（multi-functional peripheral（ＭＦＰ））、
ファックス装置、コピー機、ハードコピーイメージング
機器、通信および電話機器等の多種多様の機器に含まれ
てよい。一般に、光学スキャナは、２００ｄｐｉ、３０
０ｄｐｉ、６００ｄｐｉ等、１００の倍数のｄｐｉの物
理的またはスキャン解像度を採用する。したがって、光
学スキャナ１４のスキャン解像度２０は、オリジナルイ
メージ１２のハーフトーン解像度に対し数学的関係を有
する。光学スキャナ１４のスキャン解像度２０が、単純
な数学的公式（たとえば、１００倍）によりオリジナル
イメージ１２のハーフトーン解像度に数学的に関連する
場合、光学スキャナ１４は、オリジナルイメージ１２の
交互の明るい部分と暗い部分とをピックアップすること
により、スキャンしたイメージ１６上にスタンプ１８を
生成する。オリジナルイメージ１２がスキャンされる時
に光学スキャナ１４によってスキャンしたイメージ１６
上にスタンプ１８が生成されることにより、スキャンし
たイメージ１６がオリジナルイメージ１２から区別され
る。 【０００９】図２は、オリジナルイメージ１２の一部の
１つの例示的な実施形態を概略的に示す。オリジナルイ
メージ１２は、２２、２４、２６および２８として識別
される複数のハーフトーン解像度Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、
…、Ｒｎを有する。ハーフトーン解像度２２、２４、２
６および２８は、ハーフトーンイメージ１２および１
２’の異なるイメージ部分を表し、オリジナルイメージ
１２を作成し、スキャンしたイメージ１６上にスタンプ
１８を生成するために光学スキャナ１４のスキャン解像
度２０と相互作用するために、使用される。好ましく
は、光学スキャナ１４のスキャン解像度２０は、オリジ
ナルイメージ１２のハーフトーン解像度２２、２４、２
６および２８のうちの少なくとも１つに関連する。より
詳細には、スキャン解像度２０は、オリジナルイメージ
１２を作成するために使用されるハーフトーン解像度２
２、２４、２６および２８のうちの少なくとも１つと一
致する。したがって、オリジナルイメージ１２が光学ス
キャナ１４によってスキャンされると、光学スキャナ１
４は、オリジナルイメージ１２の交互の明るい部分と暗
い部分とをピックアップすることにより、スキャンした
イメージ１６の、光学スキャナ１４のスキャン解像度２
０がオリジナルイメージ１２のハーフトーン解像度２
２、２４、２６および２８のうちの少なくとも１つに関
連するかまたは一致する場所にスタンプ１８を生成す
る。 【００１０】一実施形態では、オリジナルイメージ１２
のハーフトーン解像度２２、２４、２６および２８は、
オリジナルイメージ１２を通しておよそ７５ｈｐｉから
およそ６００ｈｐｉまで垂直方向に変化することによ
り、オリジナルイメージ１２を生成する。代替実施形態
では、ハーフトーン解像度２２、２４、２６および２８
は、およそ７５ｈｐｉからおよそ６００ｈｐｉまで垂直
方向にスケーリング（scale）されることにより、オリ
ジナルイメージ１２を生成する。ハーフトーン解像度２
２、２４、２６および２８の変化および／またはスケー
リングは、オリジナルイメージ１２の頂部から底部にか
けてであっても底部から頂部にかけてであってもよい。 【００１１】図３は、オリジナルイメージ１２の別の実
施形態の一部の別の例示的な実施形態の概略図である。
一実施形態では、ハーフトーン解像度２２、２４、２６
および２８は、オリジナルイメージ１２’を通しておよ
そ７５ｈｐｉからおよそ６００ｈｐｉまで水平方向に変
化することにより、オリジナルイメージ１２’を生成す
る。別の実施形態では、ハーフトーン解像度２２、２
４、２６および２８は、およそ７５ｈｐｉからおよそ６
００ｈｐｉまで水平方向にスケーリングされることによ
り、オリジナルイメージ１２’を生成する。ハーフトー
ン解像度２２、２４、２６および２８の変化および／ま
たはスケーリングは、オリジナルイメージ１２’におい
て左から右にかけてであっても右から左にかけてであっ
てもよい。 【００１２】図２におけるオリジナルイメージ１２およ
び図３におけるオリジナルイメージ１２’を通してハー
フトーン解像度２２、２４、２６および２８を変化させ
ることにより、スキャン解像度２０が、オリジナルイメ
ージ１２または１２’のハーフトーン解像度２２、２
４、２６および２８のうちの少なくとも１つに関連する
かまたは一致することが確実になる。したがって、オリ
ジナルイメージ１２または１２’が光学スキャナ１４に
よってスキャンされる時、スキャンしたイメージ１６上
にスタンプ１８が生成される。したがって、オリジナル
イメージ１２または１２’をスキャンするために使用さ
れる光学スキャナ１４のスキャン解像度２０にかかわら
ず、光学スキャナ１４は、スキャンしたイメージ１６上
のいずれかにスタンプ１８を生成する。より詳細には、
スキャン解像度２０がハーフトーン解像度２２、２４、
２６および２８のうちの少なくとも１つに関連するかま
たは一致する場合、光学スキャナ１４はスタンプ１８を
生成する。たとえば、光学スキャナ１４のスキャン解像
度２０が２００ｄｐｉであり、オリジナルイメージ１２
が、２００ｈｐｉであるハーフトーン解像度２２で生成
されたイメージ部分を含む場合、スキャン解像度２０が
ハーフトーン解像度２２と一致するために、スキャンし
たイメージ１６上の、オリジナルイメージ１２がハーフ
トーン解像度２２で生成された場所にスタンプ１８が生
成される。また、スキャンしたイメージ１６上の、イメ
ージ部分が、１００ｈｐｉ、４００ｈｐｉ、６００ｈｐ
ｉ等の１００倍単位でスキャン解像度２０に関連するハ
ーフトーン解像度のうちの少なくとも１つで生成された
場所にも、スタンプ１８が生成される。したがって、ス
キャンしたイメージ１６にスタンプ１８を生成すること
により、スキャンしたイメージ１６がオリジナルイメー
ジ１２または１２’から明確に区別される。 【００１３】図４は、オリジナルイメージ１２の別の実
施形態の一部の別の例示的な実施形態の概略図である。
図４において、ハーフトーン解像度２２、２４、２６お
よび２８が、オリジナルイメージ１２”を作成するため
にオリジナルイメージ１２”を通して垂直と水平との両
方向に変化しており、光学スキャナ１４がオリジナルイ
メージ１２”をスキャンすると、スキャン解像度２０
が、図２および図３に示すようなハーフトーン解像度２
２、２４、２６および２８のうちの少なくとも１つに関
連するかまたは一致する場合、スキャンしたイメージ１
６上に、「ＣＯＰＹ」という語をスペルアウトするスタ
ンプ１８が生成される。スタンプ１８は、オリジナルイ
メージ１２”（またはオリジナルイメージ１２または１
２’）においては肉眼では見えない。しかしながら、光
学スキャナ１４のスキャン解像度２０が、オリジナルイ
メージ１２”（またはオリジナルイメージ１２または１
２’）のハーフトーン解像度２２、２４、２６および２
８のうちの少なくとも１つに関連すると、スタンプ１８
はスキャンしたイメージ１６において肉眼で見えるよう
になる。たとえば、ハーフトーン解像度２２、２４、２
６および２８を垂直と水平との両方向に変化させてオリ
ジナルイメージ１２”を生成することにより、オリジナ
ルイメージ１２”上にＣＯＰＹ１３２、ＣＯＰＹ２３
４、ＣＯＰＹ３３６、…ＣＯＰＹｎ３８が埋込まれる。
光学スキャナ１４がオリジナルイメージ１２”をスキャ
ンし、そして、たとえば、光学スキャナ１４のスキャン
解像度２０が、オリジナルイメージ１２”にＣＯＰＹ１
３２を埋込むために使用されるハーフトーン解像度２２
に関連するかまたは一致する場合、スキャンしたイメー
ジ１６上に「ＣＯＰＹ」という語が生成される。別の実
施形態では、スキャンしたイメージ１６を通してスタン
プ１８が繰返される。この場合もまた、オリジナルイメ
ージ１２”が生成される時にオリジナルイメージ１２”
を通してハーフトーン解像度２２、２３、２６および２
８を変化させることにより、光学スキャナ１４によって
採用されるスキャン解像度２０にかかわらず、スタンプ
１８によってスキャンしたイメージ１６がオリジナルイ
メージ１２”から明確に区別されることを確実にする。 【００１４】図５において、本発明によるスキャンした
イメージ１６を識別する方法の１つの例示的な実施形態
を示すフローチャートを、概して１００に示す。また図
１ないし図４も参照する。１１０において、たとえば図
２および図３に示すように、オリジナルイメージ１２ま
たは１２’が、ハーフトーン解像度Ｒ１２２、Ｒ２２
４、Ｒ３２６、…Ｒｎ２８で作成される。１１２におい
て、光学スキャナ１４によりスキャン解像度２０でオリ
ジナルイメージ１２または１２’がスキャンされること
により、スキャンしたイメージ１６が作成される。１１
４において、光学スキャナ１４がオリジナルイメージ１
２をスキャンする際、光学スキャナ１４のスキャン解像
度２０がオリジナルイメージ１２または１２’のハーフ
トーン解像度Ｒ１２２、Ｒ２２４、Ｒ３２６、…Ｒｎ２
８のうちの少なくとも１つに関連する場合に、光学スキ
ャナ１４はスキャンしたイメージ１６上にスタンプ１８
を生成する。 【００１５】図６において、本発明によるオリジナルイ
メージ１２（オリジナルイメージ１２’および１２”を
含む）をハーフトーンイメージとして作成する方法の１
つの例示的な実施形態を示すフローチャートを、概して
２００に示す。また図１ないし図４も参照する。２１０
において、第１のイメージ部分、たとえばオリジナルイ
メージ１２のＲ１２２が、第１のハーフトーン解像度、
たとえばＲ１２２で形成される。２１２において、第２
のイメージ部分、たとえばオリジナルイメージ１２のＲ
２２４が、第２のハーフトーン解像度、たとえばＲ２２
４で形成される。したがって、第２のイメージ部分の第
２の解像度は、第１のイメージ部分の第１のハーフトー
ン解像度とは異なる。一実施形態において、方法２００
のステップ２１０および２１２は、コンピュータ読取可
能媒体のコンピュータ実行可能命令を介して実行され
る。本明細書で使用するコンピュータ読取可能媒体は、
フロッピディスク、従来のハードディスク、ＣＤ−ＲＯ
Ｍ、フラッシュＲＯＭ、不揮発性ＲＯＭ、ＲＡＭ等、い
かなる種類のコンピュータメモリをも含むものと定義さ
れる。 【００１６】このように、ハーフトーンイメージと光学
スキャナとの既存の特性を利用することにより、識別シ
ステム１０は、スキャンしたイメージ１６をオリジナル
イメージ１２から識別および区別する。したがって、識
別システム１０は、それを、オリジナルイメージ１２の
コストを大幅に増大させずに行う。この発明は、例とし
て次のような実施形態を含む。 【００１７】（１） スキャンしたイメージ（１６）を
識別する方法であって、複数のハーフトーン解像度（２
２、２４、２６、２８）でオリジナルイメージ（１２／
１２’／１２”）を作成するステップと、あるスキャン
解像度（２０）で前記オリジナルイメージをスキャンす
ることによりスキャンしたイメージを作成するステップ
と、前記スキャン解像度が前記オリジナルイメージの前
記複数のハーフトーン解像度のうちの少なくとも１つに
関連する場合に、前記スキャンしたイメージにスタンプ
（１８）を生成するステップと、を含む方法。 【００１８】（２） 前記オリジナルイメージを作成す
るステップは、該オリジナルイメージを通して該オリジ
ナルイメージの前記複数のハーフトーン解像度をスケー
リングすることと変化させることとのうちの少なくとも
１つを含む（１）記載の方法。 【００１９】（３） スキャンしたイメージ（１６）を
識別するシステムであって、複数のハーフトーン解像度
（２２、２４、２６、２８）を有するオリジナルイメー
ジ（１２／１２’／１２”）と、該オリジナルイメージ
の前記複数のハーフトーン解像度のうちの少なくとも１
つに関連するスキャン解像度（２０）を有する光学スキ
ャナ（１４）と、を具備し、前記光学スキャナは、該光
学スキャナの前記スキャン解像度が前記オリジナルイメ
ージの前記複数のハーフトーン解像度のうちの前記少な
くとも１つに関連する場合に、前記オリジナルイメージ
をスキャンして、スキャンしたイメージにスタンプ（１
８）を生成するように適合する、システム。 【００２０】（４） 前記オリジナルイメージの前記複
数のハーフトーン解像度には、該オリジナルイメージを
通してスケーリングされることと変化させることとのう
ちの少なくとも一方が施される（３）記載のシステム。 【００２１】（５） ハーフトーンイメージ（１２／１
２’／１２”）を作成する方法であって、第１のハーフ
トーン解像度（Ｒ１）で前記ハーフトーンイメージの第
１のイメージ部分（２２）を形成するステップと、少な
くとも第２のハーフトーン解像度（Ｒ２、Ｒ３、Ｒｎ）
で前記ハーフトーンイメージの少なくとも第２のイメー
ジ部分（２４、２６、２８）を形成するステップであっ
て、該少なくとも第２のイメージ部分の該少なくとも第
２のハーフトーン解像度を前記第１のイメージ部分の前
記第１のハーフトーン解像度と異なるものにすることを
含むように形成することと、を含む方法。 【００２２】（６） 前記少なくとも第２のハーフトー
ン解像度で前記ハーフトーンイメージの前記少なくとも
第２のイメージ部分を形成するステップは、複数のハー
フトーン解像度で該ハーフトーンイメージの複数のイメ
ージ部分を形成するステップを含み、前記少なくとも第
２のイメージ部分の前記少なくとも第２のハーフトーン
解像度を前記第１のイメージ部分の前記ハーフトーン解
像度と異なるものにすることは、前記ハーフトーンイメ
ージを通して前記複数のイメージ部分の前記複数のハー
フトーン解像度を異なるものにすることを含む（５）記
載の方法。 【００２３】（７） ハーフトーンイメージ（１２／１
２’／１２”）であって、第１のハーフトーン解像度
（Ｒ１）を有する第１のイメージ部分（２２）と、該第
１のイメージ部分の該第１のハーフトーン解像度とは異
なる少なくとも第２のハーフトーン解像度（Ｒ２、
Ｒ３、Ｒｎ）を有する、少なくとも第２のイメージ部分
（２４、２６、２８）と、を具備するハーフトーンイメ
ージ。 【００２４】（８） 前記少なくとも第２のイメージ部
分は、複数のハーフトーン解像度の複数のイメージ部分
を含む（７）記載のハーフトーンイメージ。 【００２５】（９） スキャンしたイメージ（１６）を
識別する方法を実行するコンピュータ実行可能命令を有
するコンピュータ読取可能媒体であって、該方法が、複
数のハーフトーン解像度（２２、２４、２６、２８）で
オリジナルイメージ（１２／１２’／１２”）を作成す
るステップと、スキャン解像度（２０）で前記オリジナ
ルイメージをスキャンすることにより前記スキャンした
イメージを作成するステップと、前記スキャン解像度が
前記オリジナルイメージの前記複数のハーフトーン解像
度のうちの少なくとも１つに関連する場合に、前記スキ
ャンしたイメージにスタンプ（１８）を生成するステッ
プと、を含むコンピュータ読取可能媒体。 【００２６】（１０） ハーフトーンイメージ（１２／
１２’／１２”）を作成する方法を実行するコンピュー
タ実行可能命令を有するコンピュータ読取可能媒体であ
って、該方法が、第１のハーフトーン解像度（Ｒ１）で
前記ハーフトーンイメージの第１のイメージ部分（２
２）を形成するステップと、少なくとも第２のハーフト
ーン解像度（Ｒ２、Ｒ３、Ｒｎ）で前記ハーフトーンイ
メージの少なくとも第２のイメージ部分（２４、２６、
２８）を形成することであって、該少なくとも第２のイ
メージ部分の該少なくとも第２のハーフトーン解像度を
前記第１のイメージ部分の前記第１のハーフトーン解像
度と異なるものにすることを含むように形成すること
と、を含むコンピュータ読取可能媒体。 【００２７】好ましい実施形態を説明する目的のため
に、本明細書において特定の実施形態を例示し説明した
が、当業者には、本発明の範囲から逸脱することなく、
示し説明した特定の実施形態を多種多様の代替および／
または等価の実施形態に置換えてよいことが認められよ
う。化学、機械、電気機械、電気およびコンピュータ技
術の当業者は、本発明が非常に多種多様の実施形態で実
現されてよい、ということを容易に認めるであろう。こ
の出願は、本明細書で論考した好ましい実施形態のいか
なる適応または変形をも包含することが意図されてい
る。したがって、本発明は、特許請求の範囲とその等価
物とによってのみ限定されることが明白に意図されてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明によるイメージ識別システムの一実施
形態の概略図である。 【図２】 本発明による、垂直方向に変化する複数のハ
ーフトーン解像度を含むオリジナルイメージの一部の一
実施形態の概略図である。 【図３】 本発明による、水平方向に変化する複数のハ
ーフトーン解像度を含むオリジナルイメージの一部の一
実施形態の概略図である。 【図４】 本発明によるイメージ識別システムの一実施
形態の概略図である。 【図５】 本発明によるスキャンしたイメージを識別す
る方法の一実施形態を示すフローチャートである。 【図６】 本発明によるハーフトーンイメージを作成す
る方法の一実施形態を示すフローチャートである。
形態の概略図である。 【図２】 本発明による、垂直方向に変化する複数のハ
ーフトーン解像度を含むオリジナルイメージの一部の一
実施形態の概略図である。 【図３】 本発明による、水平方向に変化する複数のハ
ーフトーン解像度を含むオリジナルイメージの一部の一
実施形態の概略図である。 【図４】 本発明によるイメージ識別システムの一実施
形態の概略図である。 【図５】 本発明によるスキャンしたイメージを識別す
る方法の一実施形態を示すフローチャートである。 【図６】 本発明によるハーフトーンイメージを作成す
る方法の一実施形態を示すフローチャートである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ブラッドリー・ジェイ・アンダーソン
アメリカ合衆国83713アイダホ州ボイジー、
ノース・ヒッコリー・バー 5424
Ｆターム(参考） 5C076 AA14 AA21 AA22 BA01 BA06
BB44
5C077 LL14 MP01 MP08 NN04 PP20
PP23 TT06
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 スキャンしたイメージを識別する方法で
あって、 複数のハーフトーン解像度でオリジナルイメージを作成
するステップと、 あるスキャン解像度で前記オリジナルイメージをスキャ
ンすることによりスキャンしたイメージを作成するステ
ップと、 前記スキャン解像度が前記オリジナルイメージの前記複
数のハーフトーン解像度のうちの少なくとも１つに関連
する場合に、前記スキャンしたイメージにスタンプを生
成するステップと、を含む方法。
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