JP2003244228A - ストリーム配信装置,方法及びプログラム、並びにストリーム配信プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ストリーム配信装置,方法及びプログラム、並びにストリーム配信プログラムを記録した記録媒体

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JP2003244228A
JP2003244228A JP2002038094A JP2002038094A JP2003244228A JP 2003244228 A JP2003244228 A JP 2003244228A JP 2002038094 A JP2002038094 A JP 2002038094A JP 2002038094 A JP2002038094 A JP 2002038094A JP 2003244228 A JP2003244228 A JP 2003244228A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上流サーバのバースト送出現象による放送品
質劣化を防止するとともに、上流サーバのダウンによる
放送品質劣化を防止する。 【解決手段】 上流サーバとの間のストリーム制御セッ
ションを設定及び維持するとともに、該セッションの設
定維持とは独立してクライアント又は下流サーバとの間
のストリーム制御セッションを設定及び維持し、上流サ
ーバからの主信号データをクライアント又は下流サーバ
に配信する。そして、バースト送出現象が発生する前に
予防的に、若しくはバースト送出現象を検出した時点
で、上流サーバとのストリーム制御セッションと主信号
データストリームを同一又は別の上流サーバとの間で再
設定し、再設定時にはクライアント又は下流サーバとの
間のストリーム制御セッションを切断せずに処理する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声・映像を含む
ストリーム放送において、サーバがストリーム放送の主
信号データパケットをバースト的に送出することを防止
し、クライアントにおける放送品質劣化を低減できる技
術と、サーバがダウンした場合でもクライアントへの放
送を中断することなく別サーバに切り替えることが可能
な高信頼化技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のストリーム配信装置は、米国Re
al Networks社などの製品が代表的である。
従来のストリーム配信装置では、クライアント又は下流
サーバに対して一定間隔で主信号データを送出する実装
がなされていた。また、従来のストリーム配信装置は、
クライアントの視聴要求にしたがい上流サーバに接続し
て一旦ストリーム制御セッションを確立すると、クライ
アントが当該ストリーム配信装置に接続しつづける限り
上流サーバとのストリーム制御セッションを変更するこ
とはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のストリ
ーム配信装置では、クライアント又は下流サーバが長時
間連続して接続しつづけた場合、主信号データを一時蓄
積し送出停止し、又は一時蓄積していた主信号データパ
ケットを一度に送出(バースト送出)することがあっ
た。これは、従来のストリーム配信装置では、汎用オペ
レーティングシステム上で動作するアプリケーションソ
フトで実現されており、主信号データパケットの送出は
汎用オペレーティングシステムの内部処理であるためで
ある。したがって、バースト発生を回避する根本的な解
決策を講じることはできなかった。さらに、ストリーム
配信装置が上流サーバに一旦接続すると、クライアント
又は下流サーバが接続しつづける限り上流サーバとのセ
ッションを維持しつづけるため、上流サーバがバースト
送出を引き起こしやすいという問題があった。このバー
スト送出現象が起こるタイミングは確定していないが、
ある程度の時間内は一定間隔で送出することが分かって
いる。
【0004】また、上流サーバとストリーム配信装置と
の間のストリーム制御セッションと、ストリーム配信装
置とクライアント又は下流サーバとの間のストリーム制
御セッションは相互連携しているため、上流サーバがダ
ウンした場合、上流サーバからストリーム制御セッショ
ンの切断(リセット)通知は、クライアント又は下流サ
ーバにも同様に通知されてしまい、その結果クライアン
ト又は下流サーバとのストリーム制御セッションは切断
されていた。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、上流サーバのバース
ト送出現象による放送品質劣化を防止するとともに、上
流サーバのダウンによる放送品質劣化を防止できるスト
リーム配信装置、方法及びプログラム、並びにストリー
ム配信プログラムを記録した記録媒体を提供することに
ある。
【0006】本発明の他の目的は、明細書、図面、特に
特許請求の範囲の各請求項の記載から自ずから明らかに
なろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、上流サーバとの間のストリーム制御セ
ッションを設定及び維持するとともに、該セッションの
設定維持とは独立してクライアント又は下流サーバとの
間のストリーム制御セッションを設定及び維持し、上流
サーバからの主信号データをクライアント又は下流サー
バに配信する。そして、バースト送出現象が発生する前
に予防的に、若しくはバースト送出現象を検出した時点
で、上流サーバとのストリーム制御セッションと主信号
データストリームを同一又は別の上流サーバとの間で再
設定し、再設定時にはクライアント又は下流サーバとの
間のストリーム制御セッションを切断せずに処理すると
いう特徴としている。
【0008】本発明によれば、上流サーバがバースト送
信を行う前に予防的に上流サーバとのストリーム制御セ
ッションをリフレッシュし主信号データパケットの送出
間隔を新規調整するため、クライアント又は下流サーバ
に対して連続して一定間隔の主信号データパケットを送
出することが可能となる。又は、バースト送出現象が発
生した時点で、上流サーバとのストリーム制御セッショ
ンをリフレッシュし主信号データパケットの送出間隔を
新規調整するため、クライアント又は下流サーバに対し
て連続して一定間隔の主信号データパケットを送出する
ことが可能となる。
【0009】さらに、上流サーバとストリーム配信装置
間、ストリーム配信装置とクライアント又は下流サーバ
間は独立してストリーム制御セッションを設定及び維持
するため、上流サーバがダウンして切断信号がストリー
ム配信装置に到着しても、クライアント又は下流サーバ
には当該切断信号を通知することなく、直ちに別の上流
サーバと新規にストリーム制御セッションを確立し、主
信号データをクライアント又は下流サーバに配信するこ
とが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の第
1の実施の形態について図面を参照して説明する。図1
はストリーム配信装置の構成図である。
【0011】本実施の形態は、1又は複数の上流サーバ
1から1又は複数のストリーム放送を本実施の形態に係
るストリーム配信装置2に配信し、このストリーム配信
装置2に接続する1又は複数のクライアント3に対して
ストリーム放送を配信する。そして、上流サーバ1から
の主信号データパケットの到着間隔が規定の範囲外にな
った場合、ストリーム制御セッションの継続時間が規定
の時間を超えた場合、ストリーム配信装置に対して特定
の上流ストリームを切り替える指示(図中符号210)
が入力された場合、又は、上流サーバがダウンして上流
サーバとのストリーム制御セッションの切断を検出した
場合の何れかで、ストリーム配信装置2が切替設定表2
07に指示された上流サーバ1に切り替える。以下、本
実施の形態について詳細に説明する。なお、図1におい
ては、各上流サーバ1を1−n(nは自然数)という符
号で個別に示すとともに、各クライアント3を3−n
(nは自然数)という符号で個別に示している。
【0012】ストリーム配信装置2は、ストリーム制御
セッション管理部201,主信号配信処理部202,ネ
ットワークインタフェイスカード(以下NICと略す)
203、下流ストリーム制御セッション管理部204、
上流ストリーム制御セッション管理部205、ストリー
ム切替制御部206、切替設定表207、上流サーバか
らの主信号データパケットの到着間隔を監視し、到着間
隔が乱れた場合(規定の範囲外になった場合)に制御信
号線209を経由して到着間隔の乱れを通知するパケッ
ト到着間隔監視部208とを備えている。以下、各部の
機能について説明する。
【0013】ストリーム制御セッション管理部201
は、上流サーバ1とストリーム配信装置2との間のスト
リーム制御セッションを維持すると上流ストリーム制御
セッション管理部205と、該上流ストリーム制御セッ
ション管理部205とは独立してストリーム配信装置2
とクライアント3との間のストリーム制御セッションと
を設定及び維持する下流ストリーム制御セッション管理
部204とを備えている。また、ストリーム制御セッシ
ョン管理部201は、上流ストリーム制御セッションを
切り替える上流ストリーム切替制御部206と、切り替
え時のタイミングや切替先を記述している切替設定表2
07を有している。また、ストリーム制御セッション管
理部201は、特定の上流ストリームを強制的に切り替
える切替指示210を受け付け、それを上流ストリーム
切替制御部206に通知する機能を有している。
【0014】主信号配信処理部202は、ストリーム制
御セッション管理部201から制御信号線209を経由
して通知されたコンテンツ情報にしたがって、上流サー
バ1より受信した主信号パケットをクライアント3に対
してコピー配信する。
【0015】下流ストリーム制御セッション管理部20
4は、ストリーム配信装置2とクライアント3との間の
ストリーム制御セッションを確立しセッションを維持す
る。ここで、セッション確立時には、クライアント3が
要求するコンテンツ情報を抽出し、制御信号線209を
経由して主信号配信処理部2020に当該コンテンツ情
報を通知する。
【0016】上流ストリーム制御セッション管理部20
5は、上流サーバ1とストリーム配信装置2との間のス
トリーム制御セッションを確立しセッションを維持す
る。ここで、セッション確立は、当該ストリームを初め
てクライアント3が要求してきた場合(当該ストリーム
の最初のセッション確立)、若しくは上流ストリーム切
替制御部206から指示された場合(当該ストリームの
セッション切替)に行われる。
【0017】上流ストリーム切替制御部206は、上流
ストリームのパケット到着間隔が規定の範囲外であるこ
とをパケット到着間隔監視部208から通知を受けた場
合、予め切替設定表207に設定されている上流ストリ
ームの最大接続時間を超えた場合、強制的に上流ストリ
ームを切り替える指示210を受けた場合、又は、上流
サーバの切断を検知した場合、切替設定表207に設定
されている上流サーバ1に切り替える処理を行う。
【0018】切替設定表207について図2を参照して
説明する。図2は切替設定表の一例を示す図である。図
中2−1は、上流サーバのIPアドレスが10.10.
20.30であり番組名がliveであるストリーム放
送を、セッション確立してから6時間経過後に、IPア
ドレスが10.10.20.30で番組名がliveで
あるストリームに切り替えることを意味する。これは、
同じ上流サーバ1の同じ番組のストリームについてセッ
ションをリフレッシュすることを意味する。また、図中
2−2で最大接続時間が空白なのは、接続時間によって
切替を行わないことを意味する。さらに、図中2−3で
切替先IPアドレスと切替先番組名が複数記述されてい
るのは、上流サーバの切断検知以外は上段のIPアドレ
スを有する上流サーバの、上段の番組名に切り替えるこ
とを意味する。つまり、同じ上流サーバの同じ番組のス
トリームについてセッションをリフレッシュする。一
方、上流サーバの切断切替時の切り替えは、下段のIP
アドレスを有する上流サーバの、下段の番組名に切り替
えることを意味する。
【0019】パケット到着間隔監視部208は、主信号
データパケットをある短い時間だけ内部保持するバッフ
ァを持ち、そのバッファの蓄積スピードをリアルタイム
に監視して、パケット到着間隔を監視している。監視部
内部に規定されたパケット到着間隔の最大値を超える
か、最小値を下回るパケット間隔を検出した場合、制御
信号線209を経由して上流ストリーム切替制御部20
6に当該ストリームを切り替える指示を発出する。
【0020】次に、ストリーム配信装置の動作について
図3乃至図5のフローチャートを参照して説明する。図
3はストリーム配信装置の動作を説明するフローチャー
トである。ここでは、既に、ストリーム配信装置2が上
流サーバ1からストリームを受信しているとともに、ク
ライアント3に当該ストリームをコピー配信しているも
のとする。
【0021】ストリーム配信装置2は、図3に示すよう
に、まず、切替判定ルーチンのフラグをセットする(ス
テップS1)。切替判定フラグが立っている場合(ステ
ップS2)、切替設定表207を参照し上流サーバ1の
ストリームを切り替える(ステップS3)。一方、切替
判定フラグが立っていない場合、再度各切替判定ルーチ
ンでフラグをセットする。ストリームを切り替えた場合
で、且つ、番組終了でない場合(ステップS4)、再度
各切替判定ルーチンでフラグをセットする。
【0022】次に、切替判定ルーチンについて図4のフ
ローチャートを参照して説明する。図4はストリーム配
信装置における切替判定ルーチンの動作を説明するフロ
ーチャートである。
【0023】この切替判定ルーチンでは、まず、パケッ
ト到着間隔監視部208から通知が到着する(ステップ
S11)。当該通知が乱れを通知してきた場合(ステッ
プS12)、切替フラグを立てる(ステップS16)。
そうでない場合で且つ上流サーバ1との接続時間が切替
設定表207に記述された最大接続時間を超えた場合
(ステップS13)、切替フラグを立てる(ステップS
16)。そうでない場合で且つ外部からの切替要求21
0を受信した場合(ステップS14)、切替フラグを立
てる(ステップS16)。そうでない場合で且つ上流サ
ーバ1の切断を検知した場合(ステップS15)、切替
フラグを立てる(ステップS16)。そうでない場合
は、切替フラグをおろす(ステップ17)。
【0024】次に、パケット到着間隔監視部208での
乱れの通知について図5のフローチャートを参照して説
明する。図5はストリーム配信装置のパケット到着間隔
監視部における乱れの通知を説明するフローチャートで
ある。
【0025】パケット到着間隔監視部208は、パケッ
ト到着間隔を監視し(ステップS21)、該間隔が監視
部内部で保持している最小値を下回る場合(ステップS
22)、乱れカウンタをインクリメントする(ステップ
S23)。パケット到着間隔が監視部内部で保持してい
る最大値を上回る場合(ステップS24)、乱れカウン
トをインクリメントする(ステップS25)。次いで、
監視回数カウンタをインクリメントする(ステップS2
6)。この監視回数カウンタが規定数を超えている場合
(ステップS27)、乱れカウンタの値が規定した値を
超えるか判定する(ステップS28)。乱れカウンタの
値が規定した値を超える場合、上流サーバ1からのパケ
ット送出間隔が乱れていると判定し、切替判定ルーチン
に到着間隔間隔乱れを通知する(ステップS29)。
【0026】以上詳述したストリーム配信装置2によれ
ば、1)上流ストリームのパケット到着間隔に所定の乱
れが生じた場合、2)予め切替設定表207に設定され
ている上流ストリームの最大接続時間を超えた場合、
3)強制的に上流ストリームを切り替える指示210を
受けた場合、又は、4)上流サーバの切断を検知した場
合に、上流サーバ1との間のストリーム制御セッション
が新規に設定される。このとき、ストリーム配信装置2
とクライアント3との間のストリーム制御セッションは
維持されたままである。
【0027】このように、本実施の形態によれば、上流
ストリームのパケット到着間隔に所定の乱れが生じた場
合に、上流サーバ1側でバースト送出現象が生じたい場
合にも放送品質を劣化させることなくクライアント3に
対して良好なストリーム配信が可能となる。また、予め
切替設定表207に設定されている上流ストリームの最
大接続時間を超えた場合にストリーム制御セッションが
新規なものに切り替わるので、上流サーバ1側でのバー
スト送出現象を未然に防止することができる。したがっ
て、良好なストリーム配信が可能となる。さらに、切り
替え指示により任意にストリームを切り替えることがで
きるので、他の方法でバースト送出現象が生じた場合や
バースト送出現象の発生が予想される場合を認識した際
に、容易にストリームを切り替えてストリーム配信の品
質を維持できる。さらに、上流サーバ1がダウンした場
合にもその切断信号がクライアント3に通知されないの
で、ストリーム配信装置2とクライアント3間の接続が
途切れることなく、良好なストリーム配信が可能とな
る。
【0028】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態について図面を参照して説明する。図6はストリ
ーム配信装置の構成図である。
【0029】本実施の形態は、図6に示すように、1又
は複数の上流サーバ1から1又は複数のストリーム放送
を本実施の形態に係るストリーム配信装置2に配信し、
このストリーム配信装置2に接続する1又は複数の下流
サーバ4に対してストリーム放送を配信する。ストリー
ム配信装置2など他の構成や動作については第1の実施
の形態と同様であるので説明は省略する。
【0030】本実施の形態によれば、第1の実施の形態
と同様に、上流ストリームのパケット到着間隔に所定の
乱れが生じた場合に、上流サーバ1側でバースト送出現
象が生じたい場合にも放送品質を劣化させることなく下
流サーバ4に対して良好なストリーム配信が可能とな
る。また、予め切替設定表207に設定されている上流
ストリームの最大接続時間を超えた場合にストリーム制
御セッションが新規なものに切り替わるので、上流サー
バ1側でのバースト送出現象を未然に防止することがで
きる。したがって、良好なストリーム配信が可能とな
る。さらに、切り替え指示により任意にストリームを切
り替えることができるので、他の方法でバースト送出現
象が生じた場合やバースト送出現象の発生が予想される
場合を認識した際に、容易にストリームを切り替えてス
トリーム配信の品質を維持できる。さらに、上流サーバ
1がダウンした場合にもその切断信号が下流サーバ4に
通知されないので、ストリーム配信装置2と下流サーバ
4間の接続が途切れることなく、良好なストリーム配信
が可能となる。したがって、下流サーバ4は、理想的な
主信号パケット間隔を保ってストリーム放送の中継を行
うことができる。
【0031】以上本発明の実施形態について説明したが
本発明はこれに限定されるものではない。本発明の範囲
は特許請求の範囲によって示されており、全ての変形例
は本発明に含まれるものである。
【0032】例えば、上記各実施の形態では、下流スト
リームの受信はクライアント3のみ又は下流サーバ4の
みであったが、クライアント3と下流サーバ4とを混在
する実施形態もあり得る。
【0033】また、上記各実施の形態では、パケット到
着間隔の乱れを判定する方法として、所定の最小値より
小さいパケット間隔であった回数及び所定の最大値より
大きいパケット間隔のであった回数の和が、所定の基準
回数を越えた場合にパケット到着間隔に乱れがあると判
定していたが、何れか一方のみを判定基準としてもよ
い。また、本実施の形態のように、所定の基準外のパケ
ット間隔であった回数の和と所定の基準回数との大小を
判定基準としているが、種々の統計的手法を利用するこ
とにより、パケット到着間隔の乱れを判定するようにし
てもよい。さらに、本実施の形態では、パケット到着間
隔の最大値又は最小値を内部保持していたが、別途手動
で設定した設定表を設けて、これを参照するようにして
もよい。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るスト
リーム配信装置により予防的に上流サーバとのセッショ
ンをリフレッシュすることで、上流サーバがバースト的
に主信号パケットを送出する現象を回避することができ
る。また、クライアント又は下流サーバに対してはセッ
ション切断が生じないので一定間隔での主信号データパ
ケットを配信できる。したがって、クライアントにおけ
る放送は継続的に高品質なものとなり、また下流サーバ
も理想的な主信号パケット間隔を保って中継することが
可能となる。さらに、本発明に係るストリーム配信装置
が上流サーバのダウンを検知し、瞬時に別の上流サーバ
に切り替えるため、ストリーム放送サービスの可用率を
向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ストリーム配信装置の構成図
【図2】切替設定表の一例を示す図
【図3】ストリーム配信装置の動作を説明するフローチ
ャート
【図4】ストリーム配信装置における切替判定ルーチン
の動作を説明するフローチャート
【図5】ストリーム配信装置のパケット到着間隔監視部
における乱れの通知を説明するフローチャート
【図6】ストリーム配信装置の構成図
【符号の説明】
1…上流サーバ、2…ストリーム配信装置、201…ス
トリーム制御セッション管理部、202…主信号配信処
理部、203…ネットワークインタフェイスカード、2
04…下流ストリーム制御セッション管理部、205…
上流ストリーム制御セッション管理部、206…上流ス
トリーム切替制御部、207…切替設定表、208…パ
ケット到着間隔監視部、3…クライアント、4…下流サ
ーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷川 真樹 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 柳本 清 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GA12 GA21 GB02 JA33 JB22 KA12 5C064 BA07 BB05 BC10 BC18 BC20 BD02 BD08 BD09 5K030 GA11 HB02 JT04 LD13

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上のストリーム放送を1以上の上流
    サーバから1以上のクライアント又は下流サーバに向け
    てネットワークを経由して中継するストリーム配信装置
    において、 上流サーバとの間のストリーム制御セッションを設定及
    び維持する手段と、 クライアント又は下流サーバとの間のストリーム制御セ
    ッションを設定及び維持する手段と、 上流サーバからの主信号データをクライアント又は下流
    サーバに配信する手段と、 クライアント又は下流サーバとのストリーム制御セッシ
    ョンを切断することなく、既にストリーム制御セッショ
    ンが設定されている上流サーバを含む任意の上流サーバ
    との間でストリーム制御セッションを新規設定するとと
    もに、既設定の上流サーバとのストリーム制御セッショ
    ンを削除する上流ストリーム制御セッション切替手段を
    備えた、 ことを特徴とするストリーム配信装置。
  2. 【請求項2】 前記上流ストリーム制御セッション切替
    手段は、所定の時間間隔で上流サーバとの間のストリー
    ム制御セッションを切り替えることを特徴とする請求項
    1記載のストリーム配信装置。
  3. 【請求項3】 前記上流ストリーム制御セッション切替
    手段は、上流サーバから受信する主信号データのパケッ
    ト到着間隔に所定の基準以上の乱れがあるかを判定し、
    所定の基準以上の乱れがある場合に上流サーバとの間の
    ストリーム制御セッションを切り替えることを特徴とす
    る請求項1又は2何れか1項記載のストリーム配信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記パケット到着間隔の乱れ判定は、パ
    ケット到着間隔が所定の最小間隔より小さくなった回数
    又は所定の最大間隔より大きくなった回数の何れか一方
    又は両者の回数の和が所定の基準回数以上となった場合
    に、所定の基準以上の乱れがあると判定することを特徴
    とする請求項3記載のストリーム配信装置。
  5. 【請求項5】 前記上流ストリーム制御セッション切替
    手段は、任意に割り込み可能な切替命令を受信した場合
    に上流サーバとの間のストリーム制御セッションを切り
    替えることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載
    のストリーム配信装置。
  6. 【請求項6】 1以上のストリーム放送を1以上の上流
    サーバから1以上のクライアント又は下流サーバに向け
    てネットワークを経由して中継するストリーム配信装置
    において、 上流サーバとの間のストリーム制御セッションを設定及
    び維持する手段と、 クライアント又は下流サーバとの間のストリーム制御セ
    ッションを設定及び維持する手段と、 上流サーバからの主信号データをクライアント又は下流
    サーバに配信する手段と、 既に設定されている上流サーバとの間のストリーム制御
    セッションが切断した場合に、クライアント又は下流サ
    ーバとのストリーム制御セッションを切断することな
    く、該上流サーバとは異なる上流サーバとの間でストリ
    ーム制御セッションを新規設定する上流ストリーム制御
    セッション切替手段を備えた、 ことを特徴とするストリーム配信装置。
  7. 【請求項7】 1以上のストリーム放送を1以上の上流
    サーバから1以上のクライアント又は下流サーバに向け
    てネットワークを経由して中継するストリーム配信方法
    において、 上流サーバとの間のストリーム制御セッションを設定及
    び維持し、 クライアント又は下流サーバとの間のストリーム制御セ
    ッションを設定及び維持し、 上流サーバからの主信号データをクライアント又は下流
    サーバに配信し、 所定の切替タイミングで、クライアント又は下流サーバ
    とのストリーム制御セッションを切断することなく、既
    にストリーム制御セッションが設定されている上流サー
    バを含む任意の上流サーバとの間でストリーム制御セッ
    ションを新規設定するとともに、既設定の上流サーバと
    のストリーム制御セッションを削除することを特徴とす
    るストリーム配信方法。
  8. 【請求項8】 所定の時間間隔で上流サーバとの間のス
    トリーム制御セッションを切り替えることを特徴とする
    請求項7記載のストリーム配信方法。
  9. 【請求項9】 上流サーバから受信する主信号データの
    パケット到着間隔に所定の基準以上の乱れがあるかを判
    定し、所定の基準以上の乱れがある場合に上流サーバと
    の間のストリーム制御セッションを切り替えることを特
    徴とする請求項7又は8何れか1項記載のストリーム配
    信方法。
  10. 【請求項10】 前記パケット到着間隔の乱れ判定は、
    パケット到着間隔が所定の最小間隔より小さくなった回
    数又は所定の最大間隔より大きくなった回数の何れか一
    方又は両者の回数の和が所定の基準回数以上となった場
    合に、所定の基準以上の乱れがあると判定することを特
    徴とする請求項9記載のストリーム配信方法。
  11. 【請求項11】 任意に割り込み可能な切替命令を受信
    した場合に上流サーバとの間のストリーム制御セッショ
    ンを切り替えることを特徴とする請求項7乃至10何れ
    か1項記載のストリーム配信方法。
  12. 【請求項12】 1以上のストリーム放送を1以上の上
    流サーバから1以上のクライアント又は下流サーバに向
    けてネットワークを経由して中継するストリーム配信方
    法において、 上流サーバとの間のストリーム制御セッションを設定及
    び維持し、 クライアント又は下流サーバとの間のストリーム制御セ
    ッションを設定及び維持し、 上流サーバからの主信号データをクライアント又は下流
    サーバに配信し、 既に設定されている上流サーバとの間のストリーム制御
    セッションが切断した場合に、クライアント又は下流サ
    ーバとのストリーム制御セッションを切断することな
    く、該上流サーバとは異なる上流サーバとの間でストリ
    ーム制御セッションを新規設定することを特徴とするス
    トリーム配信方法。
  13. 【請求項13】 ストリーム配信装置に請求項7乃至1
    2何れか1項記載の方法を実行させることを特徴とする
    ストリーム配信プログラム。
  14. 【請求項14】 ストリーム配信装置に請求項7乃至1
    2何れか1項記載の方法を実行させるストリーム配信プ
    ログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
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