JP2003242464A - Icカード及びそれを用いる管理装置 - Google Patents

Icカード及びそれを用いる管理装置

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JP2003242464A
JP2003242464A JP2002035698A JP2002035698A JP2003242464A JP 2003242464 A JP2003242464 A JP 2003242464A JP 2002035698 A JP2002035698 A JP 2002035698A JP 2002035698 A JP2002035698 A JP 2002035698A JP 2003242464 A JP2003242464 A JP 2003242464A
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card
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JP2002035698A
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Tomokane Makino
智謙 牧野
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Dainippon Printing Co Ltd
大日本印刷株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】指紋認証機能を有するICカード、それを用い
る、かつ、カードの様々なカードの持ち方に対応できる
管理装置を提供する。 【解決手段】カード所有者の複数本の指の指紋パターン
と指紋認証プログラムとが記憶された記憶手段と、IC
カードの片面又は両面に設けられ、指の指紋パターンの
特徴部分を抽出する指紋抽出手段と、指紋抽出手段で抽
出された指紋パターンと記憶手段に記憶された複数本の
指の指紋パターンについて、指紋認証プログラムを実行
させ、指紋照合を行なう指紋照合手段とを有し、記憶手
段に、カード所有者の各指の使用回数が記憶されてお
り、指紋照合手段は、使用回数の多い指から指紋照合を
行なう。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、重要施設
への入退室管理などを行なう管理装置に関し、特に、個
人の指紋の特徴情報を用いた個人認証機能を有するIC
カードを用いた管理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、重要な施設の入退室管理などを
目的として、被認証者があらかじめ登録されている個人
かどうかを識別して認証を行なう入退室管理装置が従来
から使われていた。近年、集積回路技術の発展に伴っ
て、携帯可能な情報処理装置であるICカードが普及さ
れつつあり、ICカードを用い、個人認証ができる入退
室管理装置への関心が高まってきた。ICカードはCP
Uとメモリを持っており、演算や処理などができるの
で、ICカードを用いることによって、入退室管理装置
に様々な機能を加え、入退室管理装置の安全性、便利性
を含む、装置全体の性能を高めることができる。例え
ば、特開2001−167305号公報において、IC
カード又はICチップなどに個人情報を記録し、所持可
能なカードを用いたゲート管理システムが開示されてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ICカードには接触型
と非接触型がある。接触型のICカードは、リーダ・ラ
イタに差し込んで、リーダ・ライタと送受信し、処理を
行なう。一方、非接触ICカードは、リーダ・ライタと
接触する必要がなく、ICカード内に配置されたアンテ
ナ・コイルを介して、リーダ・ライタと送受信し、処理
を行なう。そのため、接触型ICカードを用いた入退室
管理装置においては、カードの所持者はカードをリーダ
・ライタ装置に挿入する必要があり、便利性に優れな
く、処理速度を高める限度がある。これに対して、非接
触型ICカードを用いた入退室管理装置において、カー
ド所持者の手動作業や、リーダ・ライタ装置のICカー
ドに対する機械的な動作はなく、カードの所持者はカー
ドをリーダ・ライタ装置にかざすだけで済むので、便利
性に優れており、リーダ・ライタ装置の使用寿命を延長
でき、処理速度を高める余地がある。特に、多数の人が
出入りする場所では、非接触型ICカードを用いた入退
室管理装置の利点が多い。 【0004】しかし、接触又は非接触ICカードを用い
た入退室管理装置において、従来は、ICカードのCP
Uの速度、メモリの容量など十分ではなく、処理能力が
制限されており、入退室者の個人認証が行なわれていな
かった。そのため、入退室用のカードを保持していれ
ば、誰でも入退室が可能である。入退室しようとしてい
る人が正しいカードの所有者であるかどうかは判断しな
いので、カードを不正に入手した場合であっても、入退
室ができ、防止策はなかった。以上の問題を防止するた
めに、個人の特徴情報を用いて本人であるかどうかの個
人認証を行なえば良い。様々な方式を適用した個人認証
装置は既に開発されて、様々な分野で使われている。例
えば、特開平2−178777、特開平7−16893
0、特開平10−187976、特開平10−2226
34、特開2001−92961号公報などにおいて、
カード所持者の指紋パターンを特徴情報としての個人認
証装置が開示されて、電話器、コンピュータのアクセ
ス、身分証明書、車のドアロックの解除などへの応用が
提案されている。 【0005】集積回路技術の発展につれて、ICカード
において、個人認証装置に必要な高処理速度のCPU
や、多量のデータを記憶する大容量メモリなどが実現さ
れつつある。また、ICカードに搭載可能な小型な個人
認証装置も開発されて、ICカードに個人認証装置を搭
載し、個人認証処理を行なうことができるようになって
きた。個人認証装置を用いる従来の指紋認証方法では、
指定された指の指紋照合により指紋認証が行なわれてい
た。固定された持ち方でICカードをリーダ・ライタと
接触させ使用される接触ICカードの場合は、その方法
を応用できるが、非接触ICカードの場合は、特定の指
で、言い換えれば、固定された持ち方でカードを持たな
ければならないので、利用者にとっては不便である。 【0006】本発明は、上記背景を鑑みてなされたもの
であり、その第1の目的は、指紋認証機能を有するIC
カード、及び、該ICカードを含みセキュリティ性を高
めた管理装置を提供することにある。また、本発明の第
2の目的は、カード所持者の様々なカードの持ち方に対
応でき、確実に指紋認証を行なうことができるICカー
ド、及び、該ICカードを含む管理装置を提供すること
にある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係わるICカードは、指紋認証機能を有す
るICカードであって、前記ICカードの所有者の複数
本の指の指紋パターンと指紋認証を行なう指紋認証プロ
グラムが記憶された記憶手段と、指の指紋パターンを抽
出する指紋抽出手段と、前記指紋抽出手段で抽出された
指紋パターンと前記記憶手段に記憶された複数本の指の
指紋パターンについて、前記指紋認証プログラムを実行
させ、指紋照合を行なう指紋照合手段とを有する。前記
記憶手段に、前記所有者の各指の前記ICカードを使用
した回数が記憶されており、前記指紋照合手段は、指紋
照合の時に、使用回数の多い指から指紋照合を行なう。
また、前記指紋抽出手段は、指の指紋パターンの特徴部
分だけを抽出する。また、前記指紋抽出手段は、前記I
Cカードの片面に設けられている。若しくは、前記指紋
抽出手段は、前記ICカードの両面に設けられている。 【0008】上記目的を達成するために、本発明に係わ
る管理装置は、指紋認証機能を有するICカードと、ホ
スト装置とを含む管理装置であって、前記ICカード
は、前記ICカードの所有者の複数本の指の指紋パター
ン、及び指紋認証プログラムが記憶された記憶手段と、
指の指紋パターンを抽出する指紋抽出手段と、前記指紋
抽出手段で抽出された指紋パターンと前記記憶手段に記
憶された複数本の指の指紋パターンについて、前記指紋
認証プログラムを実行させ、指紋照合を行なう指紋照合
手段とを有し、前記指紋照合手段は、前記指紋照合の結
果を前記ホスト装置に送信し、前記ホスト装置は、前記
ICカードと送受信し、前記ICカードについての処理
を行なう。 【0009】前記ICカードは、上記したICカードと
同じ構成を有する。 【0010】以上のように、指紋認証機能をICカード
に付加し、ICカードで個人認証を行なうことから、本
発明の管理装置のセキュリティ性を高めることができ
る。また、あらかじめICカードの所有者の複数本の指
の指紋パターンをICカード内に登録し、また、カード
所有者の指の使用頻度を記録することから、本発明の管
理装置は、カードの持ち方によらずに個人認証を行なう
ことができるので、利用者に便利であり、確実かつ迅速
に指紋認証を行なうことができる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下に、本発明のICカード及び
管理装置の実施の形態について、添付の図面を参照して
述べる。第1の実施形態 本実施形態では、本発明の管理装置の一例として、重要
施設の出入りを管理する入退室管理装置を用い、本発明
のICカードの一例として非接触ICカードを用いる。
図1(A)は、本発明の実施形態に係わるICカード1
の外観図である。図1(A)に示すように、ICカード
1に、例えば、入退室する際にカード所持者の指紋を抽
出する指紋読取部2が取り付けられており、また、IC
カード1の表面に、例えば、該カードの正規の所有者の
写真、氏名、社員番号などが載せられている。図1
(B)は、図1(A)に示すICカード1の側面図であ
る。図1(B)に示すように、入退室する際に、カード
所持者(不図示)は指3を指紋読取部2に押し付けるよ
うにカード1を持ち、指紋読取部2は指3の指紋を抽出
し、指紋認証を行なう。 【0012】図2は、ICカード1の内部の概略図であ
る。図2において、ICカード1は、指紋読取部2と、
外部装置と送受信するためのアンテナ・コイル5と、I
Cチップ6とを有する。入退室の時に、カード所持者は
指を指紋読取部2に置き、指紋読取部4は、該指の指紋
パターンの特徴を抽出し、指紋データを得る。その指紋
データは、ICチップ6に記録されたカード1の正規の
所有者の指紋データと照合されて、個人確認が行なわれ
る。照合の結果はアンテナ・コイル5を介して、外部装
置に送信される。 【0013】図3は、本実施形態のICカードを用いた
管理装置の概略構成図である。図3に示す管理装置は、
非接触ICカード1と、リーダ・ライタ20と、ホスト
・コンピュータ30と有する。リーダ・ライタ20が非
接触ICカード1を管理するホスト・コンピュータ30
の端末装置であり、ホスト・コンピュータ30からの指
示に基づいて、非接触ICカード1に対する様々な処理
を行なう。 【0014】リーダ・ライタ20は、例えば、重要施設
を出入りするゲートに取り付けられている。リーダ・ラ
イタ20は、該施設を出入りする入退室者が持つ非接触
ICカードと送受信し、例えば、ICカード1において
行なわれた入退室者の個人認証の結果を受信する。ホス
ト・コンピュータ30は、例えば、管理人室、又は、警
備室に設置されて、ICカード1において行なわれた入
退室者の個人認証の結果に基づいて、ゲートの開閉を制
御し、出入りの記録をする。 【0015】ICカード1は、前述したように、指紋読
取部2と、リーダ・ライタ20と送受信するためのアン
テナ・コイル5と、ICチップ6とを有し、ICチップ
6は、CPU11、ランダム・アクセス・メモリ(RA
M)14、読み出し専用メモリ(ROM)15、及び書
き換え可能な不揮発性メモリEEPROM16を有す
る。CPU11は、リーダ・ライタ20から送信された
コマンド、あるいは、あらかじめICカード1に設定さ
れたコマンドに従って、EEPROM16に記憶されて
いるアプリケーションにに基づいて、アンテナ・コイル
5を介してリーダ・ライタ20と適宜通信を行ないなが
ら、所望の処理、例えば、ICカード自身の認証及びカ
ード所持者の個人認証を行なう。 【0016】RAM14、ROM15、及び、EEPR
OM16がICカード1のメモリシステムを構成する。
RAM14には、実行中のプログラムが格納されてお
り、また、CPU11が処理を行なう際に一時的に発生
するデータもRAM14に記憶する。ROM15には、
カードOS(或は、OSのカーネル部)が記憶されてお
り、OS上に動作するシステム用プログラムや、サービ
スを提供するアプリケーション・プログラムなどがEE
PROM16に記憶されている。例えば、後述するよう
に、ICカード1の正規の所有者の両手全部10本指の
指紋データは、EEPROM16の所定のアドレスに記
録されている。また、ICカード1において、指紋照合
を行なう指紋照合プログラムや、認証された指の使用回
数なども記録されている。 【0017】指紋読取部2は、リーダ・ライタ20から
送信された指示にしたがって、入退室者の指紋読取部2
に置いてある指の指紋データを抽出する。CPU11は
該指紋データをEEPROM16に記録されている正規
のカード所有者の指紋データと照合し、本人認証を行な
う。指紋読取部2は、例えば、複数の長細い電極アレイ
からなり、皮膚の接触により生じる電気特性の変化に対
応して形成された一次元の電気信号分布を測定し、指の
皮膚表面の凹凸パターンデータを得る。このような指紋
読取部2は、簡単な構成で実現できるので、小型化がで
き、ICカードに搭載することが容易に行なえる。な
お、ICカードにおいて、CPUの処理速度、RAM1
4の容量が限られているので、指紋認証の処理は遅くな
らないために、指紋読取部2は、指の特徴部分の指紋パ
ターンだけを抽出すれば良い。 【0018】図4は、ICカードを用いた入退室管理装
置の模式図である。入退室者は、指紋読取部2に指3を
押し付けるようにICカード1を持ってリーダ・ライタ
20に近付くと、ICカード1は、アンテナ・コイル5
を介して、リーダ・ライタ20から電力とクロックの供
給を受けるとともに、リーダ・ライタ20と信号の送受
信を行なう。CPU11はリーダ・ライタ20に送信し
て、リーダ・ライタ20はICカード1の認証を行な
う。また、リーダ・ライタ20はCPU11に指示を送
信し、CPU11はその指示にしたがって、例えば、I
Cカード1を所持する人の指紋を読取って、所持者の本
人確認を行なう。カード所持者が正規なカード所有者で
あれば、ホスト・コンピュータ30はゲート22へ送信
し、ゲート22を開き、カード所持者を入退室させる。
カード所持者が正規なカード所有者でなければ、ホスト
・コンピュータ30はゲート22を開かず、例えば、入
退室を拒否するメッセージを出力する。 【0019】図5は、ICカード1のEEPROM16
におけるファイル格納イメージの一例を示す。図5にお
いて、EEPROM16の先頭は、システムエリアが配
置され、ICカード1全体の構成などの情報が記録され
ている。例えば、ICカードを認証するためのカード固
有認識番号が記憶されている。その次の領域は、アプリ
ケーション・プログラムが記憶されている領域であり、
例えば、指紋照合を行なう指紋照合プログラムが記憶さ
れている。アプリケーション・プログラム領域の次は、
データ領域であり、例えば、ICカード1の正規の所有
者の両手10本指の指紋データ、及び認証されたカード
所有者の使用された指の使用回数(指紋照合記録と称す
る)が記録されている。ICカードにおいて、EEPR
OM16の容量が限られているので、登録された指紋デ
ータは、指紋の違いが識別できる程度のデータでよい。 【0020】ICカード1はリーダ・ライタ20から指
紋認証の実行コマンドを受け取ると、指紋照合プログラ
ムはCPU11に起動されて、指紋読取部2を駆動し、
カード所持者の指紋を抽出させて、登録されている10
本指の指紋データと比較照合する。そのとき、指紋照合
プログラムは指紋照合記録を参照し、今まで使用回数の
一番多い指から使用回数順に比較していき、本人認証を
行なう。認証が終ったら、CPU11はその結果をリー
ダ・ライタ20に送信する。 【0021】図6は、本発明の実施形態に係わる入退室
管理装置の処理方法を説明するフローチャートである。
カード所持者はICカード1を持ち、リーダ・ライタ2
0が取り付けられたゲート22に近付くと、ICカード
1は、アンテナ・コイル5を介して、リーダ・ライタ2
0から電力とクロックの供給を受け、起動される(ステ
ップ61)。 ステップ62:CPU11は、例えば、EEPROM1
6の所定のアドレスに記録されたICカード1を認証す
るカード固有番号をリーダ・ライタ20へ送信し、ホス
ト・コンピュータ30はリーダ・ライタ20からそのデ
ータを受け取って分析し、ICカード1は本入退室装置
に対応するカードかどうかを判断する。ホスト・コンピ
ュータ30はそのデータを認識した場合は、ICカード
1は本入退室装置に対応するカードであることが確認さ
れ、ステップ63に進む。ホスト・コンピュータ30は
ICカード1から送信された認証データを認識できない
場合は、ICカード1の認証が失敗し(ステップ63
b)、ICカード1の処理を終了する。 【0022】ステップ63:ICカード1が認証された
ら、ホスト・コンピュータ30は、リーダ・ライタ20
を介して、指紋認証によるカード所持者の本人確認を行
なう指示をCPU11に送信する。CPU11は、ホス
ト・コンピュータ30からの指紋認証の指示にしたがっ
て、EEPROM16の所定の番地に記憶されている指
紋照合プログラムをRAM14に読み込み、指紋照合プ
ログラムを実行する。指紋照合プログラムは、指紋読取
部2を参照して駆動し、起動させる。 ステップ64:指紋読取部2は、カード所持者の指の凹
凸パターン(指紋)を読取る。指紋照合プログラムは測
定された指紋パターンを解析し(ステップ65)、測定
された指紋パターンの特徴な部分を抽出し、指紋データ
を得る(ステップ66)。 【0023】ステップ67:指紋照合プログラムは、指
の使用回数(指紋照合記録)、及びICカード1の所有
者の10本指の指紋データを参照し、測定された指紋デ
ータと比較照合する。具体的に、指紋照合記録に記録さ
れた指使用回数の順にしたがって、良く使う指の指紋と
先に比較する。 ステップ68:登録された指紋データの中で、測定され
た指紋データと一致する指データが見つかった場合は、
該指の使用回数を一つ増やし、指紋照合記録を更新し、
指紋認証を終了し、ステップ69に進む。測定された指
紋データは、登録された全ての指紋データと一致しなか
った場合は、指紋認証を終了し、ステップ69に進む。 【0024】ステップ69:指紋照合を行なった後、指
紋照合プログラムは、CPU11はリーダ・ライタ20
に認証の結果を送信し、指紋照合プログラムの実行を終
了する。 ステップ70:本人認証が成功した場合、即ち、カード
所持者が正規なカード所有者である場合は、ホスト・コ
ンピュータ30は、認証が成功したことを入退室管理デ
ータベースに記録する(ステップ71)。そして、ホス
ト・コンピュータ30は、ゲート22へ送信し、ゲート
22を開き、カード所持者を入退室させ(ステップ7
3)、ICカード1に対する処理は終了する。本人認証
が失敗した場合、即ち、カード所持者が正規なカード所
有者ではない場合、ホスト・コンピュータ30は、認証
が失敗したことを入退室管理データベースに記録する
(ステップ72)。そして、ホスト・コンピュータ30
は、入退室を拒否するメッセージを出力し、ゲート22
を開かないままで、ICカード1に対する処理は終了す
る。 【0025】以上のように、ICカード1に、指紋読取
手段2を取り付け、ICカード1内にあらかじめ複数の
指紋データを登録しておくことから、カード所持者は指
紋読取部2に指を置いてゲートを通過する時に、ICカ
ード1とリーダ・ライタ20の間で通信を行ない、カー
ド認証をリーダ・ライタとの間で行ない、個人認証をカ
ード内部で行なう。カード内に登録された指紋データと
指紋読取部2が識別した指紋データの比較を行ない、そ
の結果、カード所持者が正しければ、ゲートを通過でき
る手続きをカードと非接触リーダ・ライタ間で行なう。
非接触ICカードを用いているので、入退室の管理が迅
速となり、利用者にとっても便利である。複数本の指の
指紋データが登録されているので、カード所持者のどの
指を使ってカードを持つかによらずに、指紋認証ができ
る。また、認証の時に、指紋読取部2が識別した指紋デ
ータが登録された全ての指紋データと照合を行ない、ど
の指の指紋で照合したかをICカード内に記録し、次回
照合には、回数の多い指紋データから照合する。このよ
うな学習機能を備えることによって、指紋認証処理を迅
速に行なえる。 【0026】第2の実施形態 本実施形態では、本発明の管理装置の一例として、重要
施設の出入りを管理する入退室管理装置を用い、本発明
のICカードの一例として接触ICカードを用いる。次
の説明では、図1〜図4に示された構成と同じ又は相当
する部分に同じ符号を用いる。図7は、本実施形態のI
Cカードを用いた管理装置の概略構成図である。また、
重複する説明を適宜に省略する。図7に示す管理装置
は、接触ICカード71と、リーダ・ライタ20と、ホ
スト・コンピュータ30と有する。リーダ・ライタ20
がホスト・コンピュータ30からの指示に基づいて、接
触ICカード71に対する様々な処理を行なう。 【0027】リーダ・ライタ20は、例えば、ICカー
ド71において行なわれた入退室者の個人認証の結果を
受信する。ホスト・コンピュータ30は、例えば、IC
カード71において行なわれた入退室者の個人認証の結
果に基づいて、ゲートの開閉を制御し、出入りの記録を
する。 【0028】ICカード71は、指紋読取部2と、リー
ダ・ライタ20と送受信するためのインタフェース(I
/F)75、CPU11、RAM14、ROM15、及
びメモリEEPROM16を有する。例えば、ICカー
ド71の正規の所有者の両手全部10本指の指紋データ
は、EEPROM16の所定のアドレスに記録されてい
る。また、ICカード71において、指紋照合を行なう
指紋照合プログラムや、認証された指の使用回数なども
記録されている。 【0029】指紋読取部2は、例えば、ICカード71
の片面に取り付けられ、入退室者の指は、そこに置く。
指紋読取部2は、リーダ・ライタ20から送信された指
示にしたがって、入退室者の該指の指紋データを抽出す
る。CPU11は該指紋データをEEPROM16に記
録されている正規のカード所有者の指紋データと照合
し、本人認証を行なう。指紋読取部2は、例えば、第1
の実施形態と同様な構成を有する。なお、ICカードの
CPUの処理速度、RAM14の容量を考えて、指紋読
取部2は、指の特徴部分の指紋パターンだけを抽出すれ
ば良い。 【0030】図8は、ICカードを用いた入退室管理装
置の模式図である。入退室者は、指紋読取部2に指3を
押し付けるようにICカード71をリーダ・ライタ20
に差し込むと、ICカード71は、I/F75を介し
て、リーダ・ライタ20から電力とクロックの供給を受
けるとともに、リーダ・ライタ20と信号の送受信を行
なう。CPU11はリーダ・ライタ20に送信して、リ
ーダ・ライタ20はICカード71の認証を行なう。ま
た、リーダ・ライタ20はCPU11に指示を送信し、
CPU11はその指示にしたがって、例えば、ICカー
ド71を所持する人の指紋を読取って、所持者の本人確
認を行なう。カード所持者が正規なカード所有者であれ
ば、ホスト・コンピュータ30はゲート22へ送信し、
ゲート22を開き、カード所持者を入退室させる。カー
ド所持者が正規なカード所有者でなければ、ホスト・コ
ンピュータ30はゲート22を開かず、例えば、入退室
を拒否するメッセージを出力する。 【0031】ICカード71のEEPROM16に、指
紋照合を行なう指紋照合プログラム、ICカード71の
正規の所有者の両手10本指の指紋データ、及び認証さ
れたカード所有者の使用された指の使用回数(指紋照合
記録と称する)が記録されている。ICカードにおい
て、EEPROM16の容量が限られているので、登録
された指紋データは、指紋の違いが識別できる程度のデ
ータでよい。 【0032】ICカード71はリーダ・ライタ20から
指紋認証の実行コマンドを受け取ると、指紋照合プログ
ラムはCPU11に起動されて、指紋読取部2を駆動
し、カード所持者の指紋を抽出させて、登録されている
10本指の指紋データと比較照合する。そのとき、指紋
照合プログラムは指紋照合記録を参照し、今まで使用回
数の一番多い指から使用回数順に比較していき、本人認
証を行なう。認証が終ったら、CPU11はその結果を
リーダ・ライタ20に送信する。 【0033】本実施形態の入退室管理装置の処理方法
は、第1の実施形態と同じである。 【0034】以上のように、複数本の指の指紋データが
ICカードに登録されているので、カード所持者のどの
指を使ってカードを持つかによらずに、指紋認証ができ
る。また、認証の時に、指紋読取部2が識別した指紋デ
ータが登録された全ての指紋データと照合を行ない、ど
の指の指紋で照合したかをICカード内に記録し、次回
照合には、回数の多い指紋データから照合する。このよ
うな学習機能を備えることによって、指紋認証処理を迅
速に行なえる。 【0035】第3の実施形態 本実施形態では、第1の実施形態と同じ、管理装置の一
例として、入退室管理装置を用い、ICカードの一例と
して非接触ICカードを用いる。ただし、本実施形態で
は、指読取部をICカードの両面に取り付ける。図9
は、本実施形態のICカード91の側面図である。図9
に示すように、ICカード91の裏表両面に、指紋を抽
出する指紋読取部2と2aが1個ずつ取り付けられてい
る。入退室する際に、カード所持者(不図示)は指3と
3aを指紋読取部2と2aに置いて、カード91を持
つ。指紋読取部2と2aは指3と3aの指紋を抽出し、
指紋認証を行なう。 【0036】ICカード91の他の構成は、第1実施形
態のICカード1と同様である。ここで、説明を省略す
る。本実施形態の管理装置も、第1実施形態の管理装置
と同じである。指紋読取部2と2aは、第1実施形態の
管理装置と同じように、入退室者の指3と3aの指紋デ
ータを抽出し、例えば、指の皮膚表面の凹凸パターンデ
ータを得る。前述したように、ICカードのCPUの処
理速度、RAMの容量を考慮して、指紋認証の処理は遅
くならないために、指紋読取部は、指の特徴部分の指紋
パターンだけを抽出すれば良い。本実施形態では、2つ
の指紋読取部2と2aがICカード91の両面に取り付
けられているので、毎回2つの指紋パターンが同時に得
られ、同時に照合するので、安全性が高まる。そのた
め、1つの指紋読取部に対して、指紋パターンを抽出す
る指の領域を更に縮小でき、処理速度を上げることがで
きる。 【0037】ICカード91のEEPROM16のアプ
リケーション領域に、2つの指紋パターンを同時に照合
できる指紋照合プログラムが記憶されており、また、ア
プリケーション・プログラム領域の次に、例えば、IC
カード91の正規の所有者の両手10本指の指紋デー
タ、及び認証されたカード所有者の使用された指の使用
回数(指紋照合記録と称する)が記録されている。IC
カード91と管理装置の他の構成と処理方法は、第1の
実施形態と同じである。 【0038】以上のように、ICカードの両面に指紋読
取手段を取り付ける事によって、安全性と処理速度を高
めることができる。他の効果は、第1の実施形態と同じ
である。 【0039】以上、本発明を好ましい実施の形態に基づ
き説明したが、本発明は以上に説明した実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の改変が可能である。指紋データが登録される指の
本数を調整できる。例えば、カード所有者によって決め
られた少なく1本指の指紋データを登録しても良い。 【0040】 【発明の効果】本発明によれば、ICカードに指紋認証
による個人認証機能を付加することによって、カード所
有者以外の人物がカードを利用しようとしても、カード
内での指紋認証が失敗するため、入退室ができず、不正
なカード利用を防止し、セキュリティ性が高い。すべて
の指の指紋データがICカード内に登録されているた
め、カードの持ち方によらずに、個人認証を行なえ、便
利性が高い。指紋照合の時に、ICカードは学習機能を
備えたため、よく使う指の識別は早く照合され、指紋認
証の処理速度が速くなる。ICカードの両面に指紋読取
手段を複数を設ける場合は、安全性と処理速度を高める
ことができる。

【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施形態に係わるICカードの
概略図であり、(A)は該ICカードの外観図であり、
(B)は該ICカードの側面図である。 【図2】本発明の第1の実施形態に係わるICカードの
内部の概略図を示す。 【図3】本発明の第1の実施形態に係わるICカード及
び管理装置の構成図である。 【図4】本発明の第1の実施形態に係わるICカード及
び管理装置の模式図である。 【図5】本発明の第1の実施形態に係わるICカードの
メモリマップである。 【図6】本発明の第1の実施形態に係わる管理装置の処
理方法を説明するフローチャートである。 【図7】本発明の第2の実施形態に係わるICカード及
び管理装置の構成図である。 【図8】本発明の第2の実施形態に係わるICカード及
び管理装置の模式図である。 【図9】本発明の第3の実施形態に係わるICカードの
側面図である。 【符号の説明】 1…ICカード、2、2a…指紋読取部、3、3a…
指、5…アンテナ・コイル、6…ICチップ、11…C
PU、14…RAM、15…ROM、16…EEPRO
M、20…リーダ・ライタ、22…ゲート、30…ホス
ト・コンピュータ、71…ICカード、75…インタフ
ェース、91…ICカード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】指紋認証機能を有するICカードであっ
    て、 前記ICカードの所有者の複数本の指の指紋パターンと
    指紋認証を行なう指紋認証プログラムとが記憶された記
    憶手段と、 指の指紋パターンを抽出する指紋抽出手段と、 前記指紋抽出手段で抽出された指紋パターンと前記記憶
    手段に記憶された複数本の指の指紋パターンについて、
    前記指紋認証プログラムを実行させ、指紋照合を行なう
    指紋照合手段とを有するICカード。 【請求項2】前記記憶手段に、前記所有者の各指の前記
    ICカードを使用した回数が記憶されており、 指紋照合の際に、前記指紋照合手段は、記憶された使用
    回数の多い指の指紋パターンから指紋照合を行なう請求
    項1に記載のICカード。 【請求項3】前記指紋抽出手段は、指の指紋パターンの
    特徴部分だけを抽出する請求項1に記載のICカード。 【請求項4】前記指紋抽出手段は、前記ICカードの片
    面に設けられている請求項1に記載のICカード。 【請求項5】前記指紋抽出手段は、前記ICカードの両
    面に設けられている請求項1に記載のICカード。 【請求項6】指紋認証機能を有するICカードと、ホス
    ト装置とを含む管理装置であって、 前記ICカードは、該ICカードの所有者の複数本の指
    の指紋パターンと指紋認証プログラムとが記憶された記
    憶手段と、指の指紋パターンを抽出する指紋抽出手段
    と、前記指紋抽出手段で抽出された指紋パターンと前記
    記憶手段に記憶された複数本の指の指紋パターンについ
    て、前記指紋認証プログラムを実行させ、指紋照合を行
    なう指紋照合手段とを有し、 前記指紋照合手段は、前記指紋照合の結果を前記ホスト
    装置に送信し、 前記ホスト装置は、前記ICカードと送受信し、前記I
    Cカードについての処理を行なう管理装置。 【請求項7】前記ICカードの記憶手段に、前記所有者
    の各指の前記ICカードを使用した回数が記憶されてお
    り、 指紋照合の際に、前記指紋照合手段は、記憶された使用
    回数の多い指の指紋パターンから指紋照合を行なう請求
    項6に記載の管理装置。 【請求項8】前記指紋抽出手段は、指の指紋パターンの
    特徴部分だけを抽出する請求項6に記載の管理装置。 【請求項9】前記指紋抽出手段は、前記ICカードの片
    面に設けられている請求項6に記載の管理装置。 【請求項10】前記指紋抽出手段は、前記ICカードの
    両面に設けられている請求項6に記載の管理装置。
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