JP2003242441A - 帳票処理方法および装置並びにプログラム - Google Patents
帳票処理方法および装置並びにプログラムInfo
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Abstract
際に、その確認作業におけるオペレータの負担を低減す
ることのできる帳票処理方法および装置並びにプログラ
ムを提供する。 【解決手段】帳票画像取得部1が予め帳票種別毎に認識
すべき領域とその属性とを設定した帳票の帳票イメージ
を取得するとともに、帳票判別部2が帳票イメージの帳
票種別を判別し、当該判別結果に基づいてOCR部3が
領域の文字認識処理を実行し、表示・修正部4が各領域
の認識結果をその属性に応じて異なる態様で表示する。
Description
よび装置並びにプログラムに関し、特に、OCRを利用
して帳票データの入力を行う帳票処理方法および装置並
びにプログラムに関する。
て、様々な処理がコンピュータを利用して行われるよう
になってきた。このような処理の1つには、帳票に記入
された帳票データの処理も含まれる。
て各種処理を施す場合には、予め帳票データを電子化す
る必要がある。帳票データの電子化に際しては、オペレ
ータが帳票を目視してキーボード等からコンピュータへ
の入力を行う場合や帳票をスキャナ等でイメージ化した
帳票イメージに対してOCR(光学式文字認識)処理を
施して入力を行う場合等があるが、最近では、OCR処
理を施して帳票データの入力を行う機会が増大してい
る。
う場合、理想的には全て自動処理で行うこととなるが、
実際には、オペレータによる確認作業が伴うことが多
い。オペレータによる確認作業は、OCR処理により入
力されたデータをディスプレイ装置等に表示し、これを
帳票若しくはディスプレイ装置に表示した帳票イメージ
と比較することで行い、必要に応じて帳票データの修正
を行うこととなる。
データの入力に際してOCR処理を利用した場合には、
オペレータ等が、入力された帳票データを帳票若しくは
帳票イメージと比較して確認作業を行っている。
き帳票の数が多い場合には、オペレータ等に多大な負担
を強いることとなる。
て帳票データの入力を行う際に、その確認作業における
オペレータの負担を低減することのできる帳票処理方法
および装置並びにプログラムを提供することを目的とす
る。
ため、請求項1の発明は、種別毎に予め認識すべき領域
と該領域の属性とが設定された帳票の帳票イメージに文
字認識処理を施し、該認識結果を前記帳票イメージと併
せて表示する帳票処理方法において、前記領域の認識結
果を該領域の属性に応じた態様で、前記帳票イメージか
ら前記領域を切り出した領域イメージとともに表示する
ことを特徴とする。
において、前記領域イメージは、前記領域の属性に応じ
た態様で表示されることを特徴とする。
において、前記認識結果は、前記文字認識処理による信
頼度に応じて表示方法を変えることを特徴とする。
において、前記認識結果に対する修正方法を前記領域の
属性に応じて異ならせたことを特徴とする。
識すべき領域と該領域の属性とが設定された帳票の帳票
イメージに文字認識処理を施し、該認識結果を前記帳票
イメージと併せて表示する帳票処理装置において、前記
帳票イメージの種別を判別する帳票種別判別手段と、前
記帳票種別判別手段により判別された種別に基づいて文
字認識処理を施す領域を決定する領域決定手段と、前記
領域決定手段により決定された領域に文字認識処理を施
す認識手段と、前記認識手段による認識結果を対応する
領域の属性に応じた態様で、前記帳票イメージから前記
領域を切り出した領域イメージとともに表示する表示手
段とを具備することを特徴とする。
において、前記表示手段、前記領域イメージを該領域の
属性に応じた態様で表示することを特徴とする。
において、前記表示手段は、前記認識手段による認識結
果の信頼度に応じて該認識結果の表示方法を変えること
を特徴とする。
において、前記認識手段による認識結果を対応する属性
に応じた態様で修正させる認識結果修正手段をさらに具
備することを特徴とする。
識すべき領域と該領域の属性とが設定された帳票の帳票
イメージに対する文字認識処理と、該認識結果を前記帳
票イメージと併せて表示する表示処理とをコンピュータ
に実行させる帳票処理プログラムにおいて、前記領域の
認識結果を該領域の属性に応じた態様で、前記帳票イメ
ージから前記領域を切り出した領域イメージとともに表
示させることを特徴とする。
明において、前記領域イメージは、前記領域の属性に応
じた態様で表示されることを特徴とする。
明において、前記認識結果は、前記文字認識処理による
信頼度に応じて表示方法を変えることを特徴とする。
明において、前記認識結果に対する修正方法を前記領域
の属性に応じて異ならせたことを特徴とする。
法および装置並びにプログラムの一実施の形態につい
て、添付図面を参照して詳細に説明する。
すブロック図である。同図(a)に示すように、帳票処
理装置は、帳票画像取得部1と帳票判別部2、OCR処
理部3、表示・修正部4を具備して構成される。帳票画
像取得部1は、図示しないスキャナ等で帳票を読み取っ
て得た帳票イメージ(画像)を取得する。帳票判別部2
は、帳票イメージからその罫線情報等に基づいて、当該
帳票イメージの帳票種別を判別する。OCR部3は、帳
票判別部2により判別された帳票種別に基づいて、予め
帳票種別毎に定められているフィールド(領域)の認識
を行う。表示・修正部4は、OCR部3が認識した認識
結果と該当するフィールドのフィールドイメージを表示
するとともに、認識結果の修正を受け付ける。なお、表
示・修正部4による処理の詳細は、後述する。
帳票イメージの生成から認識結果の修正までを一連の処
理として行うこととなるが、実際には、一連の処理とし
て行われるとは限らない。例えば、スキャナ等による帳
票イメージの生成を予めまとめて行い、その後に、帳票
種別の判別や認識処理を行うこととなる。この場合に
は、帳票処理装置の構成は、図1(b)に示すようにな
る。
は、帳票画像取得部1、帳票判別部2、OCR処理部
3、表示・修正部4は、それぞれ図1(a)に示したも
のと同様のものであり、蓄積部5は、帳票イメージや認
識結果等を蓄積、保存するものである。この構成におい
ては、スキャナ等が生成した帳票イメージは、蓄積部5
に蓄積される。その後、帳票画像取得部1が蓄積部5か
ら帳票イメージを取得し、帳票判別部2が帳票種別の判
別を行い、OCR部3で認識処理が施される。そして、
OCR部3での認識結果は、該当するフィールドイメー
ジとともに表示・修正部4に渡されるか蓄積部5に蓄積
される。また、表示・修正部4は、OCR部3から渡さ
れた若しくは蓄積部5に蓄積されている認識結果とフィ
ールドイメージを表示するとともに、その修正を受け付
ける。
構成しても良く、汎用のコンピュータ装置を用いて構成
しても良い。コンピュータ装置を用いる場合には、帳票
画像取得部1、帳票判別部2、OCR処理部3、表示・
修正部4の各部は、ソフトウェアおよびそのソフトウェ
アによって動作するCPU、メモリ等の周辺装置により
構成される。また、蓄積部5は、ハードディスクドライ
ブ等の外部記憶装置により構成される。
図2は、表示・修正部4の構成を示すブロック図であ
る。
ィールドイメージ・認識結果処理部41と表示部42、
認識結果修正部43を具備して構成される。フィールド
イメージ・認識結果処理部41は、OCR部3若しくは
蓄積部5から認識結果とフィールドイメージを取得して
保持し、認識結果に対する修正等があった場合には、修
正結果等を蓄積部5に登録する。表示部42は、フィー
ルドイメージ・認識結果処理部41が取得したフィール
ドイメージと認識結果を当該フィールドイメージに対し
て予め設定されている属性に応じた態様で図示しないデ
ィスプレイ装置等に表示する。認識結果修正部43は、
オペレータにより認識結果等の修正が指示された場合に
は、当該指示を受け付けてフィールドイメージ・認識結
果処理部41に保持されている認識結果を修正する。
明する。図3は、表示・修正部4の動作の流れを示すフ
ローチャートである。ただし、図3に示すフローチャー
トには、一部、OCR部3での処理も含まれている。
は、まず、帳票判別部2で帳票種別が判別され、その判
別結果に基づいて、OCR部3が帳票イメージ中の所定
のフィールドの認識処理を行う(ステップ101)。O
CR部3での認識処理が終了すると、表示・修正部4の
フィールドイメージ・認識結果取得部41が全フィール
ドのフィールドイメージと認識結果を取得する(ステッ
プ102)。このフィールドイメージと認識結果は、O
CR部3から直接取得してもよく、蓄積部5に蓄積され
たものを取得してもよい。
は、フィールドイメージと認識結果を取得すると、変数
nをフィールド数に設定するとともに変数iを1に設定
する(ステップ103)。そして、変数iの値が変数n
の値以下であれば(ステップ104でYES)、i番目
のフィールドの種別を確認し(ステップ105)、表示
部42に確認したフィールド種別に応じた態様でフィー
ルドイメージと認識結果を表示させる(ステップ10
6)。
指示を認識結果修正部42が受け付けると(ステップ1
07でYES)、フィールドイメージ・認識結果取得部
41は、認識結果の修正を行う(ステップ108)。認
識結果の修正は、認識結果修正部42がオペレータによ
る確認指示を受け付けるまで(ステップ109でN
O)、修正指示がある毎に行われ、認識結果修正部42
が確認指示を受け付けると(ステップ109でYE
S)、フィールドイメージ・認識結果処理部41は、蓄
積部5等へフィールドイメージと認識結果を登録する
(ステップ110)。
理部41は、変数iの値を1だけインクリメントし(ス
テップ111)、変数iの値が変数nの値以下であれば
同様の処理を繰り返す。そして、変数iの値が変数nの
値を越えると(ステップ104でNO)、全てのフィー
ルドに対する処理が終了したこととなるので、処理を終
了する。
メージに対する処理であり、複数の帳票イメージに対し
て処理を行う場合には、この処理を繰り返して行うこと
となる。
ジと認識結果の表示について説明する。図4は、表示部
42により表示される表示画面の例を示した図である。
表示部42は、フィールドイメージと認識結果を表示す
る際に、図4に示す画面200を図示しないディスプレ
イ装置等に表示する。画面200は、フィールド表示欄
201とイメージ表示欄202、認識結果表示欄203
により構成される。
メージと対応する認識結果を表示する欄である。このフ
ィールド表示欄201での表示の態様は、対応するフィ
ールドの属性により異なる。イメージ表示欄202は、
帳票イメージ(全体イメージ)を表示し、認識結果表示
欄203は、全フィールドの認識結果を表示する。
の態様について説明する。図5は、フィールド表示欄2
01での表示態様の種別を示したものである。ここで
は、表示態様をAからJの10通り用意し、フィールド
イメージ・認識結果処理部41は、表示部42に表示す
るフィールドの属性に応じて表示態様を選択させる。
対象として英数カタカナの認識処理を行う場合の態様で
ある。表示態様Aを選択するフィールドとしては、郵便
番号欄やフリガナ欄等がある。
を文字・背景・定型情報の3値イメージとして表示し、
認識処理時のセグメント領域と認識結果を併せて表示す
る。また、表示態様Aでの認識結果の修正は、直接入力
若しくは候補文字の選択により行う。
場合には、図6に示すようにフィールド表示欄201−
A1には、認識結果210−A1とフィールドイメージ
211−A1が表示される。フィールドイメージ211
−A1は、文字・背景・定型情報が異色となる3値イメ
ージとして表示される(ただし、図では同色で示してい
る)。表示色としては、例えば、記入された文字が黒
色、背景が白色、定型情報が灰色となる。定型情報と
は、予め帳票に記載(印刷)されている同種の帳票で共
通の情報であり、この場合には、郵便番号記入枠が該当
する。
は、各文字に対してセグメント212−A1等が異なる
色、例えば、赤色で表示されるとともに、文字認識結果
213−A1等がさらに異なる色、例えば、青色で表示
される。
場合には、直接数字を入力する。ただし、修正は、候補
文字からの選択も可能であるが、候補文字からの選択に
ついては、次の例で説明する。
合には、図7に示すようにフィールド表示欄201−A
2には、認識結果210−A2とフィールドイメージ2
11−A2が表示される。フィールドイメージ211−
A2は、文字・背景・定型情報が異色となる3値イメー
ジとして表示される。この場合の定型情報は、フリガナ
記入枠が該当する。
は、各文字に対してセグメント212−A2等が異なる
色、例えば、赤色で表示されるとともに、文字認識結果
213−A2等がさらに異なる色、例えば、青色で表示
されるが、認識結果の信頼度が低場合には、結果が注目
できるように、さらに異なる色、例えば、緑色で表示さ
れる(図中の文字認識結果213−A2は、緑色表示で
あるものとする)。
場合には、各文字の認識結果に基づく候補文字を選択す
ることで行う。例えば、文字認識結果213−A2を修
正する場合には、候補文字選択欄214−A2を表示さ
せ、表示された候補文字から適切な文字を選択する。も
ちろん、直接文字を入力して修正を行ってもよい。
行うフィールドを対象として英数カタカナの認識処理を
行う場合の態様である。表示態様Bを選択するフィール
ドとしては、日付欄等がある。
を文字・背景・定型情報の3値イメージとして表示し、
認識結果の修正は、直接入力により行う。
には、図8に示すようにフィールド表示欄201−Bに
は、認識結果210−Bとフィールドイメージ211−
Bが表示される。フィールドイメージ211−Bは、文
字・背景・定型情報が異色となる3値イメージとして表
示される。この場合の定型情報は、「年」、「月」、
「日」の各文字と文字が記入される外枠が該当する。
Bに認識結果の信頼度が低いものが存在する場合には、
表示方法を変えて認識結果210−Bの表示自体を行わ
ない。これは、1部のみを「?」等で表示するとオペレ
ータの見落としを誘発する恐れがあるとともに、英数カ
タカナの入力であれば直接入力を行った方が早い場合が
多いからである。
ィールドを対象として日本語(漢字を含む)の認識処理
を行う場合の態様である。表示態様Cを選択するフィー
ルドとしては、氏名欄等がある。
を文字・背景・定型情報の3値イメージとして表示し、
認識処理時のセグメント領域と認識結果を併せて表示す
る。また、表示態様Cでの認識結果の修正は、直接入力
若しくは候補文字列、候補文字の選択により行う。
には、図9に示すようにフィールド表示欄201−Cに
は、認識結果210−Cとフィールドイメージ211−
Cが表示される。フィールドイメージ211−Cは、文
字・背景・定型情報が異色となる3値イメージとして表
示される。この場合の定型情報は、「様」の文字と文字
が記入される外枠が該当する。
合には、文字列の認識結果に基づく候補文字列を選択す
ることで行う。例えば、認識結果210−Cを修正する
場合には、候補文字列選択欄214−Cを表示させ、表
示された候補文字から適切な文字列を選択する。もちろ
ん、直接文字を入力して修正を行ってもよく、各文字を
個別に選択して修正を行ってもよい。なお、候補文字
(列)は、例えば、イメージ画像上で、マウスを右クリ
ックすると表示される。
の修正方法について説明する。図10および図11は、
表示態様Cにおける認識結果の修正例を示した図であ
る。
しては、まず、図10(a)に示す画面300−C1を
ポップアップ表示し、この画面300−C1の表示に従
って修正を行う方法がある。画面300−C1には、フ
ィールドイメージ301−C1が表示され、このフィー
ルドイメージ301−C1上の各文字に対してセグメン
ト302−C1等と文字認識結果303−C1等が表示
される。セグメント302−C1等や文字認識結果30
3−C1等は、図6に示したフィールド表示欄201−
A1の場合と同様にそれぞれ異なる色で表示される。
合には、文字認識結果303−C1をマウス等のポイン
ティングデバイスで指示することで行う。
合には、文字列候補選択欄304−C1から所望の文字
列を選択すると、選択された文字列が文字列表示欄30
5−C1に表示されることとなる。文字列候補選択欄3
04−C1に表示される候補文字列は、文字認識の結果
に加え、知識辞書が用いられて文字列としての認識処理
を施した結果選択されたものとなる。
合には、基本的には、候補文字列からの選択を行い、候
補文字列に正確な文字列がない場合に、文字毎の修正を
行うこととなる。文字毎の修正を行う際には、候補文字
は、セグメントの違いにより異なるため、セグメントが
異なる場合には、セグメントが正しい候補文字列を選択
してから候補文字を選択する。
予」を選択した場合、画面300−C1は、図10
(b)に示す画面300−C2のように変化する。この
場合、セグメント302−C2は、誤りであるため、候
補文字303−C2に対する候補文字群306−C2に
は、正解となる文字は存在しない。
選択した場合、画面300−C1は、図11に示す画面
300−C3のように変化する。この場合、セグメント
302−C3は、正しいため、候補文字303−C3に
対する候補文字群306−C3には、正解となる文字が
存在する(図11の場合には、既に正解である「太」の
文字が候補とされている)。
を対象として日本語(漢字を含む)の認識処理を行う場
合の態様である。表示態様Dを選択するフィールドとし
ては、住所欄等がある。
を文字・背景・定型情報の3値イメージとして表示し、
認識処理時のセグメント領域と認識結果を併せて表示す
る。また、表示態様Dでの認識結果の修正は、直接入力
若しくは候補文字列、候補文字の選択、郵便番号変換に
より行う。
には、図12に示すようにフィールド表示欄201−D
には、認識結果210−Dとフィールドイメージ211
−Dが表示される。フィールドイメージ211−Dは、
文字・背景・定型情報が異色となる3値イメージとして
表示される。
合には、文字列の認識結果に基づく候補文字列を選択す
ることで行う。例えば、認識結果210−Dを修正する
場合には、候補文字列選択欄214−Dを表示させ、表
示された候補文字から適切な文字列を選択する。もちろ
ん、直接文字を入力して修正を行ってもよく、各文字を
個別に選択して修正を行ってもよい。
に、郵便番号の入力を住所の入力に代えることができ
る。この場合には、図13に示す画面400−Dをポッ
プアップ表示させて郵便番号の入力を行う。画面400
−Dでは、郵便番号入力欄401−Dに郵便番号を入力
して、変換ボタン402−Dを押下すると、住所表示欄
403−Dに郵便番号に対応する住所が表示される。こ
の状態でOKボタン404−Dを押下すると認識結果2
10−Dは、住所表示欄403−Dに表示されている文
字列と置き換えられる。また、キャンセルボタン405
−Dを押下した場合には、認識結果210−Dは、その
まま保持される。
よび表示態様Dと同じ処理となるが、候補文字列を選出
する際に利用する知識辞書が、ユーザ定義辞書である点
が異なる。
場合、例えば、氏名欄に記入される可能性のある氏名
(顧客の氏名)を辞書に登録しておくことで、より正確
な候補文字列を選出することができる。
処理を行う場合の態様である。住所や氏名のような知識
辞書がないため、候補文字列を選出することができな
い。表示態様Fでの読み取り結果の修正は、直接入力も
しくは文字単位の候補を選択することにより行う。
ドを対象としてマーク位置の認識処理を行う場合の態様
である。表示態様Gを選択するフィールドとしては、男
女選択欄等がある。
を文字(マーク)・背景・定型情報の3値イメージとし
て表示する。また、表示態様Gでの認識結果の修正は、
マーク位置の選択により行う。
場合には、図14(a)に示すようにフィールド表示欄
201−G1には、認識結果210−G1とフィールド
イメージ211−G1が表示される。フィールドイメー
ジ211−G1は、マーク・背景・定型情報が異色とな
る3値イメージとして表示される。この場合の定型情報
は、「男」、「女」の文字が該当する。また、フィール
ドイメージ211−G1上には、検出位置212−G
1、212−G2がさらに異なる色として表示される。
検出位置212−G1、検出位置212−G2をマウス
等のポインティングデバイスで選択指示することで行
う。例えば、フィールドが男女選択欄であれば、「男」
と「女」のいずれか一方しか選択することができないた
め、検出位置212−G1、検出位置212−G2のい
ずれかのうち、最後に選択された方に対応する文字が認
識結果210−G1と置き換えられる。
をON、OFFとして認識する場合には、図14(b)
に示すように、フィールド表示欄201−G3には、認
識結果210−G3とフィールドイメージ211−G3
が表示される。フィールドイメージ211−G3は、マ
ーク・背景・定型情報が異色となる3値イメージとして
表示される。この場合の定型情報は、「男」、「女」の
文字が該当する。また、フィールドイメージ211−G
3上には、検出位置212−G3、212−G4がさら
に異なる色として表示される。
検出位置212−G3、検出位置212−G4をマウス
等のポインティングデバイスで選択指示することで行
う。例えば、検出位置212−G3を選択すると、その
選択毎にONとOFFが切り替わり、検出位置212−
G4を選択した場合にも同様に、その選択毎にONとO
FFが切り替わる。
5(a)に示すように、縦方向に項目(銀行、信用金
庫、農協や本店、支店)が並んでいる場合、同様に、図
15(b)に示すようにフィールド表示欄201−G5
に、認識結果210−G5とフィールドイメージ211
−G5を表示してもよいが、図16(a)に示すフィー
ルド表示欄201−G6のように、フィールドイメージ
を各項目(検出位置)毎に切り出して、フィールドイメ
ージ211−G7、フィールドイメージ211−G8、
フィールドイメージ211−G9として横方向に並べて
表示するようにしても良い。
場合と同様に検出位置を選択する他にも、図16(b)
に示す画面500−Gをポップアップ表示して認識結果
を修正してもよい。画面500−Gには、検出位置イメ
ージ501−G1等や認識結果欄502−G1、502
−G2等が表示される。この場合、認識結果は、認識結
果欄502−G2に示すように、マークが検出された検
出位置の定型情報が文字として表示され、この文字を修
正することを可能としている。
を対象として英数カタカナの認識処理を行う場合の態様
である。表示態様Hを選択するフィールドとしては、E
13B文字欄等がある。
を濃淡イメージとして表示し、認識結果の修正は、直接
入力により行う。
った場合には、図17に示すようにフィールド表示欄2
01−Hには、認識結果210−Hとフィールドイメー
ジ211−Hが表示される。フィールドイメージ211
−Hは、濃淡イメージとして表示される。
Hに認識結果の信頼度が低いものが存在する場合には、
認識結果210−Hの表示自体を行わない。これは、1
部のみを「?」等で表示するとオペレータの見落としを
誘発する恐れがあるとともに、英数カタカナの入力であ
れば直接入力を行った方が早い場合が多いからである。
う場合の態様である。この表示態様Iでは、フィールド
イメージを濃淡イメージとして表示し、認識結果の修正
は、直接入力により行う。
た場合には、図18に示すようにフィールド表示欄20
1−Iには、認識結果210−Iとフィールドイメージ
211−Iが表示される。フィールドイメージ211−
Iは、濃淡イメージとして表示される。
取り結果210−Iは、信頼度がなく、リジェクトかリ
ジェクトでないかの判定しかないため、リジェクトの場
合は認識結果210−Iの表示を行うことができない。
態様である。この表示態様Jでは、フィールドイメージ
を濃淡イメージとして表示する。そして、認識処理自体
を行わないため、修正は必要としない。
に示すようにフィールド表示欄201−Jには、フィー
ルドイメージ211−Jが表示される。フィールドイメ
ージ211−Jは、濃淡イメージとして表示される。
この他にも、適宜表示態様を変更すること等も可能であ
る。
ば、予め帳票種別毎に認識すべき領域とその属性とを設
定した帳票の帳票イメージに文字認識処理を施す際に、
各領域の認識結果をその属性に応じて異なる態様で表示
するように構成したので、オペレータは、領域の属性毎
に最適な表示で認識結果を確認することができ、文字認
識処理の確認作業を容易に行うことができる。
である。
る。
ートである。
した図である。
示したものである。
例を示した図(1)である。
例を示した図(2)である。
例を示した図である。
例を示した図である。
た図(1)である。
た図(2)である。
示例を示した図である。
示画面例を示した図である。
示例を示した図(1)である。
示例を示した図(2)である。
示例を示した図(3)である。
示例を示した図である。
示例を示した図である。
示例を示した図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 種別毎に予め認識すべき領域と該領域の
属性とが設定された帳票の帳票イメージに文字認識処理
を施し、該認識結果を前記帳票イメージと併せて表示す
る帳票処理方法において、 前記領域の認識結果を該領域の属性に応じた態様で、前
記帳票イメージから前記領域を切り出した領域イメージ
とともに表示することを特徴とする帳票処理方法。 - 【請求項2】 前記領域イメージは、 前記領域の属性に応じた態様で表示されることを特徴と
する請求項1記載の帳票処理方法。 - 【請求項3】 前記認識結果は、 前記文字認識処理による信頼度に応じて表示方法を変え
ることを特徴とする請求項1記載の帳票処理方法。 - 【請求項4】 前記認識結果に対する修正方法を前記領
域の属性に応じて異ならせたことを特徴とする請求項1
記載の帳票処理方法。 - 【請求項5】 種別毎に予め認識すべき領域と該領域の
属性とが設定された帳票の帳票イメージに文字認識処理
を施し、該認識結果を前記帳票イメージと併せて表示す
る帳票処理装置において、 前記帳票イメージの種別を判別する帳票種別判別手段
と、 前記帳票種別判別手段により判別された種別に基づいて
文字認識処理を施す領域を決定する領域決定手段と、 前記領域決定手段により決定された領域に文字認識処理
を施す認識手段と、 前記認識手段による認識結果を対応する領域の属性に応
じた態様で、前記帳票イメージから前記領域を切り出し
た領域イメージとともに表示する表示手段とを具備する
ことを特徴とする帳票処理装置。 - 【請求項6】 前記表示手段、 前記領域イメージを該領域の属性に応じた態様で表示す
ることを特徴とする請求項5記載の帳票処理装置。 - 【請求項7】 前記表示手段は、前記認識手段による認
識結果の信頼度に応じて該認識結果の表示方法を変える
ことを特徴とする請求項5記載の帳票処理装置。 - 【請求項8】 前記認識手段による認識結果を対応する
属性に応じた態様で修正させる認識結果修正手段をさら
に具備することを特徴とする請求項5記載の帳票処理装
置。 - 【請求項9】 種別毎に予め認識すべき領域と該領域の
属性とが設定された帳票の帳票イメージに対する文字認
識処理と、該認識結果を前記帳票イメージと併せて表示
する表示処理とをコンピュータに実行させる帳票処理プ
ログラムにおいて、 前記領域の認識結果を該領域の属性に応じた態様で、前
記帳票イメージから前記領域を切り出した領域イメージ
とともに表示させることを特徴とする帳票処理プログラ
ム。 - 【請求項10】 前記領域イメージは、 前記領域の属性に応じた態様で表示されることを特徴と
する請求項9記載の帳票処理プログラム。 - 【請求項11】 前記認識結果は、 前記文字認識処理による信頼度に応じて表示方法を変え
ることを特徴とする請求項9記載の帳票処理プログラ
ム。 - 【請求項12】 前記認識結果に対する修正方法を前記
領域の属性に応じて異ならせたことを特徴とする請求項
9記載の帳票処理プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2002038479A JP2003242441A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | 帳票処理方法および装置並びにプログラム |
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