JP2003242422A - 決済センタ、決済システムおよび決済方法 - Google Patents

決済センタ、決済システムおよび決済方法

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JP2003242422A
JP2003242422A JP2002037878A JP2002037878A JP2003242422A JP 2003242422 A JP2003242422 A JP 2003242422A JP 2002037878 A JP2002037878 A JP 2002037878A JP 2002037878 A JP2002037878 A JP 2002037878A JP 2003242422 A JP2003242422 A JP 2003242422A
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Japan
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remittance
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electronic
network
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JP2002037878A
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English (en)
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Yasumune Yamazaki
康旨 山崎
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、会員の個人間同士で小額資金を送
金または受領させて決済する小額資金のやり取りに適し
た電子決済ネットワークを構築して、小額資金の流動性
を高めた決済センタ、決済システムおよび決済方法の提
供を目的とする。 【解決手段】この発明は、会員との間および決済機関と
の間を結ぶ電子決済ネットワークを構築して電子マネー
を決済する決済センタであって、前記会員から送金依頼
情報を電子決済ネットワークを介して受付けたとき、そ
の送金元会員の予め登録されている決済機関の口座残高
から送金額および手数料を引出し、引出した送金額を受
領先会員の予め登録されている決済機関の口座に入金さ
せる電子決済手段を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、会員間を結ぶ電
子決済ネットワークを介して会員間での送金、受領を可
能にした決済センタに関し、さらに詳しくは会員同士で
の電子マネーのやり取りを許容して利便性およびサービ
ス性を高めた決済センタ、決済システムおよび決済方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子マネーを送金者から受領者
に送金する送金システムとして、例えば特願平9−50
4997号公報に示すような送金システムが知られてい
る。この送金システムを利用した場合、 (1)送金者からの電子マネーは電子マネーサーバが受
信し、この受信した電子マネーを電子マネーサーバがメ
ールにて受領者に送信する。 (2)受領者は電子マネーサーバを介して送金者からの
電子マネーを受信すると、電子マネーを受取る。 (3)電子マネーサーバ内には電子マネーが長期間滞留
しないように指定期間を計時するタイムマネージメント
サーバが備えられている。
【0003】(4)指定期間内に受領者が電子マネーを受
取らない場合は、電子マネーサーバが受領者に注意喚起
を促すか、または送金者に返金する送金システムを構築
している。
【0004】しかし、このような送金システムは電子メ
ールを利用して送金、あるいは受領者側から料金を請求
するものであり、利用者は定められた金融機関の口座の
開設が前提となり、さらにこのときは送金処理毎に金融
機関が定めた定額の手数料が発生し、小額の送金時にあ
っては手数料の占める割合が高くなっていた。
【0005】このほかにも、電話、携帯電話などの他の
通信手段を用いた送金システムの運用が考えられるが、
現状にあっては金融機関の口座開設を前提とした同一金
融機関内での送金システムの構築であるため他の金融機
関の場合は利用制限されていた。さらに、送金を即時決
済して手数料を徴収することが考えられるが、個人間同
士で小額資金を頻繁に流動させるような場合には適して
おらず、個人間同士で簡単に、しかも低額の手数料で小
額資金をやり取りできるようなサービス性の高い送金シ
ステムの開発が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、会
員の個人間同士で小額資金を簡単に、しかも低額の手数
料で送金または受領させて決済する電子決済ネットワー
クを実現して会員間同士での小額資金のやり取りおよび
流動性を高めることができる決済センタ、決済システム
および決済方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、会員との間
および決済機関との間を結ぶ電子決済ネットワークを構
築して電子マネーを決済する決済センタであって、前記
会員から送金依頼情報を電子決済ネットワークを介して
受付けたとき、その送金元会員の予め登録されている決
済機関の口座残高から送金額および手数料を引出し、こ
の引出した送金額を受領先会員の予め登録されている決
済機関の口座に入金させる電子決済手段を備えたことを
特徴とする。
【0008】前記会員とは、個人の登録制度で会を組織
している人々である。
【0009】前記決済機関とは、個人の口座を開設して
いる銀行、郵便局、農協などの各種の金融機関と、クレ
ジット会社やローン会社などの信販機関とで構成するこ
とができる。
【0010】前記電子決済ネットワークとは、全ての会
員と決済センタとの間を通信許容する通信網であり、さ
らに決済センタと決済機関との間を通信許容する通信網
で構築することができる。
【0011】前記電子マネーとは、実際の現金は動かさ
ず、ネットワーク上で金額情報を送受信してやり取りす
る電子的な現金情報である。
【0012】前記決済センタとは、会員と決済機関との
間に仲介して決済する機能を有し、通信装置、記憶装
置、決済処理装置などの電子決済処理に必要な装置を備
えたサーバで構成することができる。
【0013】前記電子決済手段とは、電子決済ネットワ
ークを介して送信される電子マネーを入出金決済する電
子決済処理装置で構成することができる。
【0014】このように、会員間で送金利用するとき
は、送金元会員から送金されて来た送金依頼情報に基づ
いて、決済センタは送金元会員の口座残高から送金額お
よび手数料を引出し、この引出した送金額を受領先会員
の口座に入金させて電子決済を行うネットワークを構築
しているため、会員は決済センタに電子マネーを送金依
頼するだけで送金処理を完結することができ、受領先会
員に対しては送金があった旨を決済センタから知らせて
円滑に受領確認させることができる。
【0015】このため、会員は決済センタを利用すれ
ば、決済機関を直接利用せずに送金利用でき、また入会
した人に限られる会員組織内での送金利用であるため、
身元が確かで認証が容易であり、その取引信頼性が高い
ことから会員間同士での確かな送金または受領が行え
る。
【0016】さらに、会員別に異なる任意の決済機関に
決済センタが通信接続するため、決済機関先が制限され
ず、会員が開設した取引先の決済機関をそのまま利用す
ることができる。したがって、決済センタの運用管理に
際して、会員側とは会員間同士での送金取引と受領取引
とに限られるため管理が容易であり、また会員間同士で
確かな取引ができることから手数料は会員が直接決済機
関を利用したときの振込み手数料よりも低額に設定する
ことができる。
【0017】さらに、会員の利用口座残高を一定期間毎
にチェックして、負債になっている場合は、その負債に
なっている会員別の負債残高の清算を行う。このように
設定すれば、会員の決済不良が発生せず、適正な送金取
引の継続と、会の運用管理を安定して維持できる。
【0018】このため、会員間同士で手軽に、しかも低
額の手数料で頻繁にやり取りでき、ことに小額資金をや
り取りするのに適したサービス性の高い送金システムを
実現することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を以下図
面に基づいて詳述する。図面は会員が登録して結成する
会員組織による電子決済ネットワークを構築した決済シ
ステムを示し、この決済システムは、図1に示すよう
に、会員組織11と、会員ネットワーク12と、決済セ
ンタ13と、決済ネットワーク14と、決済機関15と
の主要素をシステム化して構成する。
【0020】上述の会員組織11は、会員11a,11
b…が加入したときに登録する登録制度で会を組織して
おり、個々の会員11a,11b…の登録情報がパソコ
ン,携帯電話等の端末機器(Web端末)11A,11B
…から会員ネットワーク12を介して決済センタ13に
通信接続され、ここでデータが管理される。
【0021】この場合、会員間での確かな送金利用を確
保するために会員条件として、例えばVISA会員11
a,VISA会員11b…のようにクレジットカード所
有者を対象サービスとした決済システムである。
【0022】会員ネットワーク12は、全ての会員11
a,11b…の端末機器11A,11B…と決済センタ
13との間を送受信可能に公衆回線あるいは専用回線に
より通信接続している。
【0023】決済センタ13は、決済システムを運用管
理するものであって、通信装置13a、電子決済処理装
置13b、記憶装置13cを備え、このうち通信装置1
3aは会員ネットワーク12を介して、全会員11a,
11b…と通信許容して会員の個人情報を送受信し、ま
た決済ネットワーク14を介して決済機関15側と通信
接続して金融情報を送受信する通信機能を有している。
【0024】電子決済処理装置13bは、電子マネーを
決済するための各種プログラムを格納して構成され、先
ず、送金元会員から送金依頼されたときの送金額および
その宛先となる受領先会員の情報を含む送金依頼情報を
受付ける受付プログラムと、送金元会員の予め登録され
ている金融機関の口座残高から送金額および手数料を減
額する減額プログラムと、受領先会員の予め登録されて
いる金融機関の口座残高に送金額を積算する積算プログ
ラムと、利用残高が負債になっている会員を抽出する抽
出プログラムと、抽出された会員について負債残高分を
クレジット処理またはローン処理する清算処理プログラ
ムとを格納し、これらのプログラムに基づいて会員間で
の送金または受領したときの決済処理を行う。
【0025】記憶装置13cは、登録した会員の新規登
録情報がデータベース(D/B)に記憶されており、会員
との通信時に先ず会員のデータを読出して認証し、次に
送金や受領要請に応じて記憶された会員のデータから減
額および積算した情報を記憶する。
【0026】このデータベースは会員組織毎に設置さ
れ、図2に示すように、例えばVISA用の会員組織デ
ータベース21、JCB用の会員組織データベース22
…のそれぞれに、会員ID、メールアドレス、金融機関
決済口座番号、クレジット種別/クレジット番号、電子
マネー残高、取引履歴(用件付き)の項目別のデータを記
憶管理している。
【0027】このうち、会員ID、メールアドレス、金
融機関決済口座番号、クレジット種別/クレジット番号
の項目は、会員登録の際に新規登録を行い。クレジット
カードを所有していない申請者は、入会時にクレジット
契約が必要となるのでクレジット契約を行う。個人向け
ローン利用時は、ローン契約が必要となるのでローン契
約を行う。
【0028】また、クレジットカード所有者を対象とし
た電子決済以外にも、So−net,Biglobe等
の同一インターネットプロバイダを対象とした電子決済
を利用してもよく、またCITIBANK,IY銀行等
の同一金融機関を対象とした電子決済を利用してもよ
く、またYahoo,GAZOO等の人気のポータルサ
イトを対象とした電子決済を利用してもよい。
【0029】決済ネットワーク14は、決済センタ13
と金融取引先の決済機関15である金融機関15a、ク
レジット会社15b、ローン会社15cとの間を専用回
線により通信接続している。
【0030】決済機関15は、入出金に利用される銀
行、郵便局、農協等の金融機関15aと、負債残高の清
算に利用されるクレジット会社15bおよびローン会社
15cとから構成される。
【0031】金融機関15aには会員の取引口座が開設
されており、この口座から会員間同士で送金あるいは受
領させることができる。クレジット会社15bは会員が
取引利用したときに発生した負債残高の清算用の代替機
関として使用される。さらに、クレジット会社15bで
の清算が不可の場合は、引続き代替用として設けられた
個人向けのローン会社15cが代替機関として利用され
る。
【0032】このように、会員は決済センタ13を利用
すれば、金融機関を直接利用せずに送金利用でき、また
入会した人に限られる会員組織内での送金利用であるた
め、身元が確かで認証が容易であり、その取引信頼性が
高いことから会員間同士での確かな送金または受領が行
える。
【0033】さらに、会員11a,11b…別に開設口
座先の異なる任意の金融機関15aを利用していても決
済センタ13が仲介して該当する金融機関先に通信して
送金処理を実行するため、指定された金融機関先に制限
されず、会員取引先の金融機関をそのまま利用すること
ができる。
【0034】したがって、決済センタ13の運用管理に
際しては、会員側とは会員間同士での送金取引と受領取
引とに限られるため管理が容易であり、また会員間同士
で確かな取引ができることから手数料は会員が直接金融
機関15aを利用したときの振込み手数料よりも低額に
設定することができる。このときの手数料としては、一
律の定額料金に定めてもよく、送金額に応じたスライド
料金に定めてもよく、取引回数に比例して割引くように
サービス性を持たせた料金体制に定めてもよい。
【0035】さらに、会員の利用残高を一定期間(例え
ば1ヶ月)毎にチェックして、負債になっている場合
は、その負債になっている会員別の負債残高をクレジッ
ト処理またはローン処理により清算する。このように設
定すれば、会員の決済不良が発生せず、適正な送金取引
の継続と、会の運用管理を安定して維持できる。このた
め、会員間同士で手軽に、しかも低額の手数料で頻繁に
やり取りでき、ことに小額資金をやり取りするのに適し
たサービス性の高い送金システムを実現することができ
る。
【0036】このように構成された決済システムの送金
依頼処理動作を図3のフローチャートを参照して説明す
る。今、VISA会員11aから会員ネットワーク12
を介して送金依頼情報が決済センタ13に送信される
と、電子決済処理装置13bは、その送金元VISA会
員11aのVISAクレジット番号や会員ID等の認証
情報を確認した後 (ステップn1)、送金依頼情報から
受領先VISA会員11bのVISAクレジット番号や
会員IDにより認証情報を照合確認する(ステップn
2)。
【0037】照合確認後は、送金元VISA会員11a
から送金されて来た送金依頼情報に基づいて、電子決済
処理装置13bが送金元VISA会員11aの口座残高
から送金額および手数料を減額および残高更新するよう
演算し、このときの減額データを記憶装置13cに記憶
する(ステップn3)。
【0038】同じく、送金依頼された送金額を受領先V
ISA会員11bの口座残高に積算および残高更新する
よう演算し、このときの積算データを記憶装置13cに
記憶する(ステップn4)。
【0039】これと同時に電子決済処理装置13bは会
員ネットワーク12を介して受領先VISA会員11b
に対し、送金があった旨を、例えば電子メールにより知
らせて受領確認させる(ステップn5)。
【0040】このように、送金元VISA会員11aは
端末機器11Aを利用して決済センタ13に送金依頼す
るだけで電子マネーによる送金処理を完了することがで
きる。
【0041】次に、決済システムの受領要請処理動作を
図4のフローチャートを参照して説明する。
【0042】決済センタ13から例えば電子メールによ
って送金があった旨の通知を受けたとき、受領先VIS
A会員11bは、その通知に応答すべく受領要請情報を
決済センタ13に折返し返信すれば (ステップn1
1)、電子決済処理装置13bは、受領先VISA会員
11bのVISAクレジット番号や会員IDの認証情報
を照合確認し(ステップn12)、照合確認後は、記憶装
置13に記憶されている減額データおよび積算データを
読出し (ステップn13)、読出したデータに基づいて
送金元VISA会員11aの口座からは減額データに応
じた送金額と手数料を減額するよう該当する金融機関に
通信して引出し処理を実行し、減額に応じた残高更新を
行う (ステップn14)。
【0043】一方、受領先VISA会員11bに対して
は、受領先VISA会員11bの金融機関先の口座に送
金額を積算して残高更新させることにより、受領要請処
理が完了する(ステップn15)。
【0044】次に、決済システムの清算処理動作を図5
のフローチャートを参照して説明する。
【0045】会の取引信頼性を高めるため負債会員に対
する清算処理期限を予め定めておく、例えば月末を清算
処理日に設定した場合、月末になると、決済センタ13
の電子決済処理装置13bは登録会員のチェック数をク
リアして零に初期セットし、またクレジット会社への通
知編集データ領域をクリアして初期セットする。この場
合、登録会員によってクレジット種別が異なれば、その
数に応じた複数の通知編集データ領域が必要となる。と
ころが、この実施の形態では会員組織をVISA会員と
1社に限定しているため、クレジット種別は全てVIS
Aとなり、通知編集データ領域は1つだけとなり、以下
単一の通知編集データ領域として説明する (ステップn
21)。
【0046】初期セット後は、電子決済処理装置13b
が記憶装置13cのデータベースから登録会員数を読出
し (ステップn22)、読出した会員をチェックする
と、そのチェック数を+1して加算し、同様にして次の
会員をチェックする (ステップn23)。
【0047】このようにして全ての会員をチェックする
まで繰返し次の会員のデータを読出し (ステップn24
〜n25)、読出した記憶情報から会員毎に設けられた
利用口座の電子マネー残高を読出す(ステップn26)。
【0048】その読出した電子マネーの残高が有残高
(プラス)か負債(マイナス)かを電子決済処理装置13
bが判定し、有残高であれば適正と判定して次の会員の
残高を同様に判定し、このようにして記憶装置13cに
記憶されている会員データベースから利用残高が負債に
なっている会員を抽出し(ステップn27)、その負債会
員のデータを0円にリセットし、その会員のデータ内容
を更新する(ステップn28)。
【0049】この場合、電子決済処理装置13bはクレ
ジット会社への通知編集データ領域に、当該負債会員の
電子マネー残高をクレジット利用代金として請求するク
レジット番号や利用代金の情報を記憶装置13cに書込
む(ステップn29)。
【0050】そして、上述の負債会員に対するクレジッ
ト取引が許容されている会員か否かを確認した後(ステ
ップn30)、その負債会員の負債残高分をクレジット
利用代金としてクレジット会社に通知し、通知を受けた
クレジット会社は、次回のクレジット代金請求金額に計
上して、該当する負債会員へ通知する。その後、決済セ
ンタ内の記憶装置13に保持している負債会員の利用残
高データを0円にリセットして清算処理が終了する(ス
テップn31)。
【0051】上述のように、会員間で送金利用するとき
は、送金元会員から送金されて来た送金依頼情報に基づ
いて、決済センタは送金元会員の口座残高から送金額お
よび手数料を引出し、この引出した送金額を受領先会員
の口座に入金させて電子決済を行うネットワークを構築
しているため、会員は決済センタに電子マネーを送金依
頼するだけで送金処理を完結でき、受領先会員に対して
は送金があった旨を決済センタから知らせて円滑に受領
確認させることができる。
【0052】このため、会員は決済センタを利用すれ
ば、金融機関を直接利用せずに送金利用でき、また入会
した人に限られる会員組織内での送金利用であるため、
身元が確かなことにより認証が容易であり、その取引信
頼性が高いことから会員間同士での確かな送金または受
領が行える。
【0053】さらに、会員別に異なる任意の金融機関に
決済センタが通信接続するため、金融機関先が制限され
ず、会員が開設した取引先の金融機関をそのまま利用す
ることができる。
【0054】この発明の構成と、上述の一実施の形態の
構成との対応において、この発明の会員は、実施の形態
の送金元VISA会員11aと、受領先VISA会員1
1bに対応し、以下同様に、電子決済ネットワークは、
会員ネットワーク12と、決済ネットワーク14に対応
し、電子決済手段および各種プログラムは、電子決済処
理利装置13bに対応し、端末は、端末機器11A,1
1Bに対応するも、この発明は上述の一実施の形態の構
成のみに限定されるものではない。
【0055】
【発明の効果】この発明によれば、会員間同士で手軽
に、しかも低額の手数料で頻繁にやり取りでき、ことに
小額資金をやり取りするのに適したサービス性の高い送
金システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電子決済ネットワークを構築した決済システ
ムの概略構成図。
【図2】 記憶装置のデータベースの構成例を示す説明
図。
【図3】 決済システムの送金依頼処理動作を示すフロ
ーチャート。
【図4】 決済システムの受領要請処理動作を示すフロ
ーチャート。
【図5】 決済システムの清算処理動作を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
11…会員組織 11a,11b…会員 11A,11B…端末機器 12,14…ネットワーク 13…決済センタ 13b…電子決済処理装置 13c…記憶装置 15…決済機関

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】会員との間および決済機関との間を結ぶ電
    子決済ネットワークを構築して電子マネーを決済する決
    済センタであって、前記会員から送金依頼情報を電子決
    済ネットワークを介して受付けたとき、その送金元会員
    の予め登録されている決済機関の口座残高から送金額お
    よび手数料を引出し、引出した送金額を受領先会員の予
    め登録されている決済機関の口座に入金させる電子決済
    手段を備えた決済センタ。
  2. 【請求項2】会員との間および決済機関との間を結ぶ電
    子決済ネットワークを構築して電子マネーを決済する決
    済センタであって、前記会員との間を通信接続する会員
    ネットワークと、決済機関との間を通信接続する決済ネ
    ットワークとの両ネットワークに通信許容する通信装置
    と、前記会員ネットワークを介して送金元会員から送金
    される送金額および受領先会員の情報を含む送金依頼情
    報を受付けたとき、受付けた送金依頼情報に基づいて前
    記送金元会員の予め登録されている決済機関の口座残高
    から送金額および手数料を減額する減額データと、前記
    送金額を受領先会員の予め登録されている決済機関の口
    座残高に積算する積算データとを記憶する記憶装置と、
    前記会員ネットワークを介して受領先会員から受領要請
    があったとき、前記記憶装置から減額データを読出し、
    前記決済ネットワークを介して該当する決済機関に通信
    接続して送金元会員の開設された口座より引出し処理を
    実行し、かつ記憶装置から積算データを読出し、前記決
    済ネットワークを介して該当する決済機関に通信接続し
    て受領先会員の開設された口座に積算する積算処理を実
    行する電子決済処理装置と、を格納する決済センタ。
  3. 【請求項3】会員との間および決済機関との間を結ぶ電
    子決済ネットワークを構築して電子マネーを決済する決
    済センタであって、前記電子決済ネットワークを介して
    送金元会員から送金される送金額および受領先会員の情
    報を含む送金依頼情報を受付ける受付プログラムと、前
    記送金元会員の予め登録されている決済機関の口座残高
    から送金額および手数料を減額する減額プログラムと、
    前記送金額を受領先会員の予め登録されている決済機関
    の口座残高に積算する積算プログラムと、を格納する決
    済センタ。
  4. 【請求項4】利用残高が負債になっている会員を抽出す
    る抽出プログラムと、抽出された会員について負債残高
    分を清算処理する清算処理プログラムと、を格納した請
    求項3に記載の決済センタ。
  5. 【請求項5】前記手数料は、直接決済機関を利用して送
    金したときの送金手数料よりも低く設定したことを特徴
    とする請求項1、2、3または4に記載の決済センタ。
  6. 【請求項6】一定期間毎に会員別の清算処理を行うこと
    を特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の決
    済センタ。
  7. 【請求項7】会員との間および決済機関との間を結ぶ電
    子決済ネットワークを構築して電子マネーを決済する決
    済システムであって、前記会員からの送金依頼情報を受
    付けたとき、その送金元会員の予め登録されている決済
    機関の口座残高から送金額および手数料を減額し、受領
    先会員の予め登録されている決済機関の口座残高に送金
    額を積算する決済プログラムを備えた決済センタと、前
    記決済センタと通信接続し、該決済センタからの決済情
    報に基づいて送金元会員の指定された決済機関の口座か
    ら受領先会員の指定された決済機関の口座へ送金額を振
    込み処理する決済機関と、前記決済センタに電子決済ネ
    ットワークを介して問合せる端末と、からなる決済シス
    テム。
  8. 【請求項8】会員との間および決済機関との間を結ぶ電
    子決済ネットワークを構築して電子マネーを決済する決
    済方法であって、前記電子決済ネットワークを介して送
    金元会員から送金される送金額および受領先会員の情報
    を含む送金依頼情報を受付けたとき、その送金元会員の
    予め登録されている決済機関の口座残高から送金額およ
    び手数料を減額し、このうち送金額を、受領先会員の予
    め登録されている決済機関の口座残高に積算することを
    特徴とする決済方法。
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