JP2003242061A - 配送処理システム、配送処理装置、端末装置 - Google Patents

配送処理システム、配送処理装置、端末装置

Info

Publication number
JP2003242061A
JP2003242061A JP2002043571A JP2002043571A JP2003242061A JP 2003242061 A JP2003242061 A JP 2003242061A JP 2002043571 A JP2002043571 A JP 2002043571A JP 2002043571 A JP2002043571 A JP 2002043571A JP 2003242061 A JP2003242061 A JP 2003242061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
delivery
time
authentication
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002043571A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Mizutani
修 水谷
Tsuyoki Inamura
剛樹 稲村
Tomoko Hirakawa
とも子 平川
Norihiko Nakamura
徳彦 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP2002043571A priority Critical patent/JP2003242061A/ja
Publication of JP2003242061A publication Critical patent/JP2003242061A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】媒体に出力可能な所望のデジタルデータを配送
し、配送時刻を証明可能な配送処理システム、配送処理
装置、および端末装置を提供する。 【解決手段】配送処理装置2には、記憶部と、配送デー
タを含み、配送データの時刻認証を要求し、宛先データ
に基づいて受信端末装置5を特定し認証付配送データを
送信させるCPUとを設け、時刻認証処理装置3には、
計時部と、記憶部と、認証要求を受信すると配送デー
タ、時刻情報に応じて時刻認証データを生成し、時刻認
証データおよび配送データに応じて認証付配送データを
生成し送信させ記憶部に記憶させ、標準時刻局3tの標
準時刻データに応じて時刻修正するCPUとを設け、送
信端末装置4には、宛先データおよび内容データが入力
される入力部と、配送データを生成し送信させるCPU
とを設け、受信端末装置5には、認証付配送データに応
じて配送可能な媒体に出力させるCPUとを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、ユーザ
により生成され、媒体に出力可能なデジタルデータを、
通信ネットワークを介して伝送し、所定の時刻認証を行
い、そのデジタルデータを媒体に出力して届け先に配送
する配送処理システム、配送処理装置、および端末装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば、ユーザにより撮影され
た写真を、遠方にいるユーザの知人等に送付する際に
は、たとえばユーザの操作によりデジタルカメラ等で生
成された画像データを、携帯型記録媒体(装置)に記録
し、その携帯型記録媒体を、カメラ店に持参して、カメ
ラ店に設置されたプリントアウト装置に画像データに応
じて写真として印刷させ、その写真を知人宛に郵送して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、たとえば、ユ
ーザが旅先においてデジタルカメラ等により撮影された
写真を、すばやく知人宛に送りたい場合には、上述のよ
うに一度プリントアウトして写真として印刷し、その写
真を郵送していたので、知人に届くまで数日という時間
がかかるという問題点があった。
【0004】また、上述した媒体に出力可能な所望の画
像データを含むデジタルデータを、たとえば、コンピュ
ータを所持しないユーザの知人宛に配送したいという要
望がある。
【0005】ところで、近年、通信技術および情報処理
技術の発達により、通信ネットワークを介してコンピュ
ータ間で大量かつ高速にデータを送受信できるようにな
ってきた。しかし、通信ネットワークを介したデータ通
信では、個々のコンピュータに備えられている時計で計
時される時刻が、一致していないために、データがその
時刻に存在したか否か、たとえば、データの正確な送受
信時刻等を証明をすることが困難であるという問題点が
ある。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、媒体に出力可能な所望のデジタ
ルデータを、コンピュータを所持しないユーザに対して
も配送可能な配送処理システム、配送処理装置、および
端末装置を提供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、配送時刻を証
明可能な配送処理システム、配送処理装置、および端末
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の配送処理システムは、通信機能を含む、送
信端末装置、配送処理装置、および受信端末装置とを有
する配送処理システムであって、前記送信端末装置は、
少なくとも、送信先を示す宛先データおよび所望の内容
データが入力される入力手段と、前記入力手段で入力さ
れた前記宛先データおよび前記内容データに基づいて配
送データを生成し、前記配送処理装置に前記生成した配
送データを送信する配送データ生成手段とを含み、前記
配送処理装置は、時刻を計時する計時手段と、前記配送
データが受信されると、前記受信した配送データおよび
前記計時手段で計時された時刻情報に応じて、前記配送
データが所定の時刻に存在したことを証明する時刻認証
データを生成し、前記生成した時刻認証データおよび前
記配送データに応じて認証付配送データを生成し、前記
宛先データに基づいて前記認証付配送データを送信すべ
き前記受信端末端末を特定し、前記特定した受信端末装
置に前記認証付配送データを送信する制御手段とを含
み、前記受信端末装置は、前記受信された認証付配送デ
ータに応じた出力を行う出力手段を含む。
【0009】本発明によれば、送信端末装置において、
入力手段では、少なくとも送信先を示す宛先データおよ
び所望の内容データが入力され、配送データ生成手段で
は、入力手段で入力された宛先データおよび内容データ
に基づいて配送データが生成され配送処理装置に送信さ
れる。配送処理装置において、計時手段では時刻が計時
され、制御手段では、配送データが受信されると、受信
した配送データおよび計時手段で計時された時刻情報に
応じて送信データが所定の時刻に存在したことを証明す
る時刻認証データが生成され、生成された時刻認証デー
タおよび配送データに応じて認証付配送データが生成さ
れ、宛先データに基づいて認証付配送データを送信すべ
き受信端末が特定され、特定された受信端末装置に認証
付送信データが送信される。受信端末装置において、出
力手段では、受信された認証付配送データに応じた出力
が行われる。
【0010】前記目的を達成するために、本発明の配送
処理システムは、通信機能を含む、送信端末装置、配送
処理装置、および受信端末装置とを有する配送処理シス
テムであって、前記送信端末装置は、少なくとも、送信
先を示す宛先データおよび所望の内容データが入力され
る入力手段と、前記入力手段で入力された前記宛先デー
タおよび前記内容データに基づいて配送データを生成
し、前記配送処理装置に前記生成した配送データを送信
する配送データ生成手段とを含み、前記配送処理装置
は、時刻を計時する計時手段と、前記配送データが受信
されると、前記受信した配送データおよび前記計時手段
で計時された時刻情報に応じて前記送信データが前記所
定の時刻に存在したことを証明する時刻認証データを生
成し、前記生成した時刻認証データおよび前記配送デー
タに応じて認証付配送データを生成し、前記宛先データ
に基づいて前記認証付配送データを送信すべき前記受信
端末を特定し、前記特定した受信端末装置に前記認証付
送信データを送信する制御手段とを含み、前記受信端末
装置は、前記受信された認証付配送データに応じた出力
を行う出力手段を含む。
【0011】さらに、前記目的を達成するために、本発
明の配送処理システムは、送信端末装置、配送処理装
置、時刻認証処理装置、および受信端末装置とを有する
配送処理システムであって、前記送信端末装置は、少な
くとも、送信先を示す宛先データおよび所望の内容デー
タが入力される入力手段と、前記入力手段で入力された
前記宛先データおよび前記内容データに基づいて配送デ
ータを生成し、前記生成した配送データを送信する配送
データ生成手段とを含み、前記配送処理装置は、前記配
送データが受信されると、前記時刻認証処理装置に、前
記受信した配送データを含み、前記配送データが所定の
時刻に存在していたことを証明する認証付配送データを
生成させる要求を送信し、前記要求に応じて前記時刻認
証処理装置により送信された認証付配送データが受信さ
れると、前記宛先データに基づいて前記受信した認証付
配送データを送信すべき受信端末装置を特定し、前記特
定した受信端末装置に前記認証付配送データを送信する
第1の制御手段とを含み、前記時刻認証処理装置は、時
刻を計時する計時手段と、前記要求を受信すると、前記
要求に含まれる配送データ、前記計時手段で計時される
時刻情報に応じて時刻認証データを生成し、前記生成し
た時刻認証データおよび前記配送データに応じて認証付
配送データを生成し、前記生成した認証付配送データを
前記要求元の配送処理装置に送信する第2の制御手段と
を含み、前記受信端末装置は、前記受信された認証付配
送データに応じた出力を行う出力手段を含む。
【0012】さらに、前記目的を達成するために、本発
明の配送処理システムは、通信機能を含む、送信端末装
置、配送処理装置、時刻認証処理装置、および受信端末
装置とを有する配送処理システムであって、前記送信端
末装置は、少なくとも、送信先を示す宛先データおよび
所望の内容データが入力される入力手段と、前記入力手
段で入力された前記宛先データおよび前記内容データに
基づいて配送データを生成し、前記生成した配送データ
を送信する配送データ生成手段とを含み、前記配送処理
装置は、前記配送データが受信されると、前記時刻認証
処理装置に、前記受信した配送データに関する関連デー
タを含み、前記配送データが所定の時刻に存在していた
ことを証明する時刻認証データを生成させる要求を送信
し、前記要求に応じて前記時刻認証処理装置により送信
された時刻認証データが受信されると、前記受信された
時刻認証データおよび前記配送データに基づいて認証付
配送データを生成し、前記宛先データに基づいて前記生
成した認証付配送データを送信すべき受信端末装置を特
定し、前記特定した受信端末装置に前記認証付配送デー
タを送信する第1の制御手段を含み、前記時刻認証処理
装置は、時刻を計時する計時手段と、前記要求を受信す
ると、前記要求に含まれる前記関連データ、前記計時手
段により計時される時刻情報に応じて、前記配送データ
が所定の時刻に存在したことを証明する時刻認証データ
を生成し、前記生成した時刻認証データを前記要求元の
配送処理装置に送信する第2の制御手段とを含み、前記
受信端末装置は、前記受信された認証付配送データに応
じた出力を行う出力手段を含む。
【0013】さらに、前記目的を達成するために、本発
明の配送処理装置は、通信機能を有する端末装置と、所
定のデータの送受信を行う配送処理装置であって、前記
端末装置とデータ通信を行う通信手段と、時刻を計時す
る計時手段と、前記端末装置から送信された、送信先を
示す宛先データおよび所望の内容データを含む配送デー
タが前記通信手段で受信されると、前記受信した配送デ
ータ、前記計時手段で計時される時刻情報、および前記
配送データが所定の時刻に存在していたことを証明する
時刻認証データを生成し、前記生成した時刻認証データ
および前記配送データに応じて、認証付配送データを生
成し、前記宛先データに基づいて前記生成した認証付配
送データを送信すべき前記端末装置を特定し、前記特定
した端末装置に前記生成した認証付配送データを送信
し、前記特定された端末装置に前記認証付配送データに
応じた出力を行わせる制御手段とを有する。
【0014】さらに、前記目的を達成するために、本発
明の配送処理装置は、通信機能を含む、端末装置、およ
び所望データの時刻認証処理を行う時刻認証処理装置と
データの送受信を行う配送処理装置であって、前記端末
装置および前記時刻認証処理装置とデータ通信を行う通
信手段と、前記通信手段で、前記端末装置から、送信先
を示す宛先データおよび所望の内容データを含む配送デ
ータが受信されると、前記時刻認証処理装置に、前記受
信された配送データを含み、前記配送データが所定の時
刻に存在していたことを証明する認証付配送データを前
記時刻認証処理装置に生成させる要求を前記通信手段に
送信させ、前記要求に応じて前記時刻認証処理装置によ
り送信された認証付配送データが受信されると、前記宛
先データに基づいて前記受信した認証付配送データを送
信すべき端末装置を特定し、前記特定した端末装置に前
記認証付配送データを前記通信手段に送信させ、前記端
末装置に前記認証付配送データに応じた出力を行わせる
制御手段とを有する。
【0015】さらに、前記目的を達成するために、本発
明の配送処理装置は、通信機能を含む、端末装置、およ
び所望のデータの時刻認証処理を行う時刻認証処理装置
と、データの送受信を行う配送処理装置であって、前記
端末装置、および前記時刻認証処理装置とデータ通信を
行う通信手段と、前記通信手段で、前記端末装置から、
送信先を示す宛先データおよび所望の内容データを含む
配送データが受信されると、前記時刻認証処理装置に、
前記受信された配送データに関する関連データを含み、
前記配送データが所定の時刻に存在していたことを証明
する時刻認証データを生成させる要求を前記通信手段に
送信させ、前記要求に応じて前記時刻認証処理装置によ
り送信された時刻認証データが受信されると、前記受信
した時刻認証データおよび前記配送データに基づいて、
認証付配送データを生成し、前記宛先データに基づいて
前記生成した認証付配送データを送信すべき端末装置を
特定し、前記特定した端末装置に前記認証付配送データ
を、前記通信手段に送信させ、前記特定した端末装置に
前記認証付配送データに応じた出力を行わせる制御手段
とを有する。
【0016】さらに、前記目的を達成するために、本発
明の端末装置は、通信機能を含み、所望のデータの時刻
認証処理を行う配送処理装置とデータの送受信を行う端
末装置であって、送信先を示す宛先データおよび所望の
内容データを含む配送データ、計時手段により計時され
る時刻情報に応じて、前記配送データが所定の時刻に存
在していたことを証明する時刻認証データを生成し、前
記生成した時刻認証データおよび前記配送データに応じ
て認証付配送データを生成し、前記宛先データに基づい
て前記生成した認証付配送データを送信すべき端末装置
を特定し、前記特定した端末装置に前記生成した認証付
配送データを送信する配送処理装置から送信された前記
認証付配送データを受信する通信手段と、前記通信手段
で受信された前記認証付配送データに応じた出力を行う
出力手段とを有する。
【0017】さらに、前記目的を達成するために、本発
明の端末装置は、通信機能を含み、所望のデータの時刻
認証処理を行う時刻認証処理装置および配送処理装置
と、データの送受信を行う端末装置であって、少なくと
も前記配送処理装置とデータ通信を行う通信手段と、送
信先を示す宛先データおよび所望の内容データを含む配
送データが受信されると、前記時刻認証処理装置に、前
記受信した配送データを含み、前記配送データが所定の
時刻に存在していたことを証明する認証付配送データを
生成させる要求を送信し、前記要求に応じて前記時刻認
証処理装置により送信された認証付配送データが受信さ
れると、前記宛先データに基づいて前記受信した認証付
配送データを送信すべき端末装置を特定し、前記特定し
た端末装置に前記認証付配送データを送信する前記配送
処理装置から送信された前記認証付配送データが、前記
通信手段で受信されると、前記受信された認証付配送デ
ータに応じた出力を行う出力手段とを含む。
【0018】さらに、前記目的を達成するために、本発
明の端末装置は、通信機能を含み、所望のデータの時刻
認証処理を行う時刻認証処理装置および配送処理装置
と、データの送受信を行う端末装置であって、前記配送
処理装置とデータ通信を行う通信手段と、送信先を示す
宛先データおよび所望の内容データを含む配送データが
受信されると、前記時刻認証処理装置に、前記受信され
た配送データに関する関連データを含み、前記配送デー
タが所定の時刻に存在していたことを証明する時刻認証
データを生成させる要求を送信させ、前記要求に応じて
前記時刻認証処理装置により送信された時刻認証データ
が受信されると、前記受信した時刻認証データおよび前
記配送データに基づいて認証付配送データを生成し、前
記宛先データに基づいて前記生成した認証付配送データ
を送信すべき端末装置を特定し、前記特定した端末装置
に前記認証付配送データを送信する配送処理装置から送
信された前記認証付配送データが前記通信手段で受信さ
れると、前記受信した認証付配送データに応じた出力を
行う出力手段とを含む。
【0019】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 図1は、本発明の配送処理システムに係る第1の実施の
形態の全体の構成を示す図である。本実施に係る配送処
理システム1は、図1に示すように、配送処理装置2、
時刻認証処理装置3、標準時刻局3t、送信端末装置
4、および受信端末装置5を有する。配送処理装置2
は、時刻認証処理装置3、送信端末装置4、および受信
端末装置5と不図示の通信ネットワークを介して接続さ
れている。たとえば、通信ネットワークは、LAN(Lo
cal area network)や、WAN(Wide area network )
や、インターネット等である。たとえば、各装置間で
は、所望の暗号化方式により暗号化されたデータが送受
信される。
【0020】送信端末装置4は、ユーザにより入力され
た内容データ、たとえば画像データや動画データ等と、
送信先を示す宛先データとに応じて配送データを生成し
て、配送処理装置2に送信する。配送処理装置2は、配
送データを受信すると、その配送データがその時刻に存
在したという証明、たとえば、所望の時刻認証処理を行
わせる要求を、時刻認証処理装置3に送信する。
【0021】時刻認証処理装置3は、たとえば、計時し
ている時刻を、標準時刻を提供する標準時刻局3tから
供給される標準時刻データに応じて、所定のタイミング
で時刻修正処理を行う。時刻認証処理装置3は、計時さ
れた時刻情報、および配送処理装置2から送信された時
刻認証処理を行わせる要求に応じて時刻認証処理を行
い、処理結果を配送処理装置2に送信する。
【0022】配送処理装置2は、たとえば、時刻認証処
理結果に基づいて生成した認証付配送データを受信端末
装置5に送信する。受信端末装置5は、受信された認証
付配送データに応じた出力を行う。たとえば、受信端末
装置5により配送可能な媒体に出力する。たとえば、受
信端末装置5は複数ありそれぞれ所定の場所に設置され
ている。
【0023】たとえば、具体的には、送信端末装置4は
観光地に設置される。ユーザは旅先の観光地でデジタル
カメラ等で撮影した画像データを写真として知人等に送
付したい場合に、送信端末装置4に画像データと知人宅
の宛先を入力すると所定の処理が行われ、時刻認証付、
たとえばタイムスタンプ付、宛先および画像が印刷され
た配送物hとして知人宅の近くに設置された受信端末装
置5から出力される。配送物hは、たとえば配送員によ
り知人宅(届け先)6に配送される。
【0024】図2は、図1に示した配送処理装置の構成
を示すブロック図である。配送処理装置2は、図2に示
すように、通信I/F21、計時部22、入力部23、
出力部24、RAM25、ROM26、記憶部27、C
PU28、およびバスBSを有する。通信I/F21、
計時部22、入力部23、出力部24、RAM25、R
OM26、記憶部27、およびCPU28は、バスBS
に接続されている。
【0025】通信I/F21は、CPU28の管理の
下、たとえば有線方式により不図示の通信ネットワーク
を介して、送信端末装置4、受信端末装置5、および時
刻認証処理装置3とデータ通信を行う。たとえば、通信
I/F21は、無線方式により通信を行ってもよい。ま
た、たとえば、通信I/F21は不図示の無線基地局と
の間で無線方式によりデータ通信を行い、その無線基地
局から有線方式により各装置にデータ通信を行ってもよ
いし、無線基地局との間で有線方式によりデータ通信を
行い、その無線基地局から有線方式で各装置にデータ通
信を行ってもよい。たとえば、通信I/F21によるデ
ータは、所定の暗号化方式により暗号化されて送受信さ
れる。
【0026】計時部22は、時刻の計時を行う。たとえ
ば、計時部22は、所定の振動数の信号を生成する発振
器を含み、生成された所定の振動数の信号に基づいて時
刻の計時を行う。計時部22は、計時された時刻に関す
るデータをCPU28に出力する。
【0027】入力部23は、たとえば、配送処理装置2
の管理者等による操作に応じたデータを生成してCPU
28に出力する。たとえば、入力部23は、キーボード
やマウス等を含む。出力部24は、たとえば、ディスプ
レイ等を含み、CPU28の制御の下、所定の配送処理
に関するデータに応じた表示を行う。
【0028】RAM25は、CPU28の制御処理に伴
って生成されるデータが格納され、いわゆるワーキング
エリアとして用いられる。ROM26には、CPU28
において実行されるプログラムや、初期データ、種々の
パラメータ等が格納されている。記憶部27は、配送デ
ータdh、認証付配送データdht、および場所データ
ddを有する。たとえば、記憶部27は、いわゆるハー
ドディスクである。
【0029】配送データdhは、画像データdv、文字
データdc、宛先データdaを含む。画像データdv
は、送信される所望の画像データであり、たとえば、ユ
ーザの操作により入力部23に入力される所望の画像デ
ータである。文字データdcは、送信される所望の文字
データであり、たとえば、ユーザの操作により入力部2
3に入力される所望の文字データである。宛先データd
aは、少なくとも配送データの送信先を特定する情報で
ある。たとえば、宛先データdaは、郵便番号、住所、
氏名等を含む。また、宛先データdaは、たとえば、郵
便番号および住所から、送信先の近くに設置されている
受信端末装置5を特定する際に参照される。
【0030】認証付配送データdhtは、配送データd
hが時刻認証処理装置により時刻認証された配送データ
dhであり、たとえば、配送データdhや、送信時刻や
受信時刻等に関する時刻情報が含まれる。たとえば、認
証付配送データdhtは、年データ、月データ、日デー
タ、時データ、分データ、および秒データ等が含まれ
る。場所データddは、たとえば、受信端末装置5の設
置場所に関する情報であり、たとえば、認証付配送デー
タdhtを送信先に配送する際に、送信先の近くに設置
された受信端末装置5を特定する際に参照される。
【0031】CPU28は、RAM25をワークスペー
スとして、ROM26に記憶されている所定のプログラ
ムおよび記憶部27に記憶されているデータに応じた所
定の処理を行う。
【0032】CPU28は、たとえば、各データを送受
信した時刻、およびその各データを記憶部27に記憶さ
せる。CPU28は、通信I/F21により配送データ
dhが受信されると、時刻認証処理装置3に、配送デー
タdhが所定の時刻に存在していたことを証明する所望
の時刻認証方式に応じた時刻認証処理を行わせる要求
を、通信I/F21に送信させる。たとえば、具体的に
は、CPU28は、通信I/F21により配送データd
hが受信されると、時刻認証処理装置3に、その配送デ
ータdhを含む時刻認証処理を行わせる要求を通信I/
F21に送信させる。時刻認証処理装置3は、通信ネッ
トワークを介して配送処理装置2から、その要求を受信
すると、要求に含まれる配送データdh、および、たと
えば要求が受信された時刻情報とに応じた時刻認証処理
を行い時刻認証データを生成し、生成した時刻認証デー
タおよび配送データdhに応じて認証付配送データdh
tを生成し、生成した認証付配送データdhtを、通信
ネットワークを介して配送処理装置2に送信する。
【0033】CPU28は、通信I/F21により送信
端末装置4から送信された配送データdhを受信する
と、配送データdhを記憶部27に記憶させる。CPU
28は、時刻認証処理装置3により送信された認証付配
送データdhtの所定の確認処理を行う。CPU28
は、確認処理により時刻認証が正常であると判別した場
合には、認証付配送データdhtを記憶部27に記憶さ
せ、時刻認証処理装置3に認証付配送データdhtを送
信して、時刻認証処理装置3に認証付配送データdht
を記憶させる。また、CPU28は時刻認証が正常でな
いと判別した場合には、所望の処理、たとえば再度、時
刻認証処理装置3に時刻認証要求を通信I/F21に送
信させる。上述のように配信処理装置2と時刻認証処理
装置3に、認証付配送データdhtを記憶することで、
認証付配送データdhtの改竄や訂正を防止することが
できる。
【0034】また、CPU28は認証付配送データdh
tに関する確認処理を行い、認証付配送データdhtの
時刻認証が正常であると判別した場合には、正常である
旨を示す確認データを時刻認証処理装置に送信してもよ
い。この場合には、時刻認証処理装置3は、確認データ
を受信すると、送信した認証付配送データdhtを正式
なデータとして記憶する。
【0035】CPU28は、認証付配送データdhtに
含まれる宛先データdaに応じて、受信端末装置5を特
定し、特定された受信端末装置5に生成された認証付配
送データdhtを通信I/F21に送信させる。たとえ
ば、具体的には、CPU28は、あらかじめ記憶部27
に、受信端末装置5の設置場所に関する場所データdd
を記憶させておき、その場所データddおよび宛先デー
タdaに応じて、認証付配送データdhtを送信すべき
受信端末装置5を特定し、特定された受信端末装置5に
生成された認証付配送データdhtを通信I/F21に
送信させてもよい。
【0036】図3は、図1に示した配送処理装置の動作
を説明するためのフローチャートである。配送処理装置
2の動作を、図3を参照しながら、CPU28の処理を
中心に説明する。ステップST1において、CPU28
では、通信I/F21で受信されるデータを監視する。
ステップST2において、CPU28では、通信I/F
21で、配送データdhが受信されたか否かが判別され
る。配送データdhが受信されたと判別された場合に
は、受信された配送データdhが記憶部27に記憶され
(ST3)、通信I/F21では、配送データdhの時
刻認証を行わせる要求が送信され(ST4)、記憶部2
7には、送信時刻や配送データ等がログとして記憶され
る(ST5)。そして、ステップST1の処理に戻る。
【0037】一方、ステップST2の判別において、C
PU28では、通信I/F21で、受信されたデータ
が、配送データdhでないと判別された場合には、受信
されたデータが認証付配送データdhtであるか否かが
判別される(ST6)。ステップST6において、通信
I/F21で受信されたデータが、認証付配送データd
htであると判別された場合には、その認証付配送デー
タdhtの確認処理が行われる。具体的には認証付配送
データdhtが適正に時刻認証されているか否かが判別
される(ST7)。
【0038】ステップST7の確認処理において、適正
に時刻認証されていると判別された場合には、その認証
付配送データdhtが記憶部27に記憶される(ST
8)。ステップST9において、CPU28では、認証
付配送データdhtを送信すべき受信端末装置5が特定
される。たとえば、具体的には、CPU28では、認証
付配送データdhtに含まれる宛先データdaに応じ
て、認証付配送データdhtを送信すべき受信端末装置
5が特定される。この際、たとえば、記憶部27に記憶
されている場所データdd、および宛先データdaに基
づいて、認証付配送データdhtを送信すべき受信端末
装置5の特定が行われてもよい。
【0039】ステップST10において、CPU28で
は、通信I/F21では、特定された受信端末装置5
に、認証付配送データdhtが送信され、記憶部27に
送信時刻等がログとして記憶される。そして、ステップ
ST1の処理に戻る。一方、ステップST7の確認処理
において、適正に時刻認証されていないと判別された場
合には、再度、時刻認証処理装置3に認証処理を行わせ
る要求が通信I/F21から送信され(ST11)、ス
テップST1の処理に戻る。
【0040】一方、ステップST6の判別において、通
信I/F21で受信されたデータが認証付配送データd
htでないと判別された場合には、所望のデータでない
と判断し、所定のエラー処理を行い、たとえば、そのデ
ータを消去する処理等を行い、ステップST1の処理に
戻る。
【0041】以上、説明したように、本実施の形態に係
る配送処理装置2では、データ通信を行う通信I/F2
1と、時刻の計時を行う計時部22と、配送データd
h、認証付配送データdht、および場所データddを
記憶する記憶部27と、配送データdhが通信I/F2
1で受信されると、時刻認証処理装置3に、受信された
配送データdhを含み、配送データdhが所定の時刻に
存在していたことを証明する認証付配送データdhtを
生成させる要求を送信させ、要求に応じて時刻認証処理
装置3により送信された認証付配送データdhが受信さ
れると、宛先データdaに基づいて受信された認証付配
送データdhtを送信すべき受信端末装置5を特定し、
特定された受信端末装置5に認証付配送データdhtを
通信I/F21に送信させるCPU28とを設けたの
で、配送データdhを時刻認証付の認証付配送データd
htとして、所望の受信端末装置5に送信することがで
きる。
【0042】図4は、図1に示した時刻認証処理装置の
構成を示すブロック図である。時刻認証処理装置3は、
図4に示すように、通信I/F31、計時部32、入力
部33、出力部34、RAM35、ROM36、記憶部
37、CPU38、およびバスBSを有する。通信I/
F31、計時部32、入力部33、出力部34、RAM
35、ROM36、記憶部37、およびCPU38は、
バスBSに接続されている。
【0043】通信I/F31は、CPU38の管理の
下、たとえば有線方式により不図示の通信ネットワーク
を介して、配送処理装置2とデータ通信を行う。たとえ
ば、通信I/F31は、無線方式により通信を行っても
よい。また、たとえば、通信I/F31は、不図示の無
線基地局との間で無線方式によりデータ通信を行い、そ
の無線基地局から有線方式によりデータ通信を行っても
よいし、無線基地局との間で有線方式によりデータ通信
を行い、その無線基地局から有線方式でデータ通信を行
ってもよい。たとえば、通信I/F31によるデータ
は、所定の暗号化方式により暗号化されて送受信され
る。また、通信I/F31は、たとえば、無線方式によ
り標準時刻局3tから送信される標準時刻電波信号を受
信して出力する受信回路を含んでいてもよい。
【0044】計時部32は、時刻の計時を行う。たとえ
ば、計時部32は、所定の振動数の信号を生成する発振
器を含み、生成された所定の振動数の信号に基づいて時
刻の計時を行う。計時部32は、計時された時刻に関す
るデータをCPU38に出力する。
【0045】たとえば、CPU38は、計時部32によ
り計時されている時刻を、所定のタイミングで、たとえ
ば通信ネットワークを介して標準時刻局3tの標準時刻
データを提供するNTP(Network time protocol )サ
ーバやSNTP(Simple network time protocol)サー
バ等にアクセスして、計時される時刻を、標準時刻局3
tにより供給される標準時刻データに基づいて修正す
る。また、CPU38は、標準時刻電波信号を供給する
標準時刻局3tから送信される標準時刻電波信号に含ま
れる標準時刻データを利用して、計時部32で計時され
る時刻の修正を行ってもよい。
【0046】入力部33は、たとえば、時刻認証処理装
置3の管理者等による操作に応じたデータを生成してC
PU38に出力する。たとえば、入力部33は、キーボ
ードや、マウス等を含む。出力部34は、たとえば、デ
ィスプレイ等を含み、CPU38の制御の下、時刻認証
処理に関するデータに応じた表示を行う。
【0047】RAM35は、CPU38の制御処理に伴
って生成されるデータが格納され、いわゆるワーキング
エリアとして用いられる。ROM36には、CPU38
において実行されるプログラムや、初期データ、種々の
パラメータ等が格納されている。記憶部37は、配送デ
ータdh、および認証付配送データdhtを有する。配
送データdhは、配送処理装置2から送信されたデータ
である。認証付配送データdhtは、配送処理装置2か
ら送信されたデータである。
【0048】CPU38は、RAM35をワークスペー
スとして、ROM36に記憶されている所定のプログラ
ムおよび記憶部37に記憶されているデータに応じた所
定の処理を行う。CPU38は、通信I/F31で配送
処理装置2から送信された、配送データdhを含み、配
送データdhが所定の時刻に存在していたことを証明す
る認証付配送データdhtを生成させる要求が受信され
ると、その要求に含まれる配送データdh、および計時
部32で計時される時刻情報に応じて、配送データdh
が所定の時刻に存在したことを証明する時刻認証データ
を生成し、生成した時刻認証データおよび配送データd
hに応じて、認証付配送データdhtを生成し、生成し
た認証付配送データdhtを要求元の配送処理装置2に
送信させる。
【0049】時刻認証の方式としては種々の方式があ
る。たとえば、ISO1388に規定されている送受信
証明に応じた時刻認証方式がある。また、送受信証明を
実現するためのプロトコルに関しても種々のプロトコル
がある。この種のプロトコルは、たとえば、同時契約交
換プロトコル、送達郵便電子メールプロトコルや、タイ
ムスタンププロトコルや、内容証明郵便プロトコル等が
ある。
【0050】タイムスタンププロトコルには種々の方式
があり、たとえば、連鎖型プロトコルや、分散型プロト
コルがある。連鎖型プロトコルでは、他のタイムスタン
プに含まれる情報を用いてタイムスタンプを生成する方
式であり、タイムスタンプを時系列に結びつける連鎖情
報と呼ばれるデータを利用する。
【0051】連鎖情報は、タイムスタンプが生成される
たびに生成され、対応するタイムスタンプに含まれる情
報(たとえば、タイムスタンプ対象データのハッシュ値
や時刻情報)と直前の連鎖情報等から一方向ハッシュ関
数によって生成される。また、タイムスタンプ検証時に
は、連鎖情報が正しく再生されるか否かが確認される。
また、ハッシュ関数が安全であり、再生した連鎖情報が
正しく再生されるか否かを確認するための検証情報を再
生してもよい。
【0052】この検証情報を改竄することが困難な状況
で保管する場合には、タイムスタンプを改竄することは
極めて困難である。また、検証情報の改竄を困難にする
方法としては、検証情報を大勢の人の目に触れるメディ
ア(新聞等)に掲載する方法や、たとえば、複数の時刻
認証処理装置を設け、検証情報を他の時刻認証処理装置
に送信して時刻認証を行う方法等がある。
【0053】分散型プロトコルでは、時刻認証処理装置
を複数設けて、所定の数以上の時刻認証処理装置によ
り、たとえば電子署名が集まらないと、時刻証明を行う
ことが出来ず、また所定の数以下の時刻認証処理装置で
は、時刻認証の偽造や改竄をすることが出来ないように
する。こうすることで、より時刻認証の信頼性を高める
ことができる。たとえば、上述した所望の時刻認証方式
により時刻認証を行う。また、上述した時刻認証方式に
限られるものではない。上述した時刻認証方式以外で
も、配送データdhに所望の時刻認証を行うことができ
ればよい。
【0054】CPU38は、生成した認証付配送データ
dhtを、記憶部37に記憶させる。CPU38は、所
定のタイミングで、計時部32で計時される時刻の修正
処理を行う。たとえば、CPU38は、修正時刻である
と判別された場合には、所望の時刻修正処理が行われ
る。たとえば、CPU38は、通信I/F31に標準時
刻データを提供する標準時刻局3tのNTPサーバやS
NTPサーバ等にアクセスして、供給される標準時刻デ
ータに基づいて、計時部32で計時される時刻の修正処
理を行う。また、CPU38は、標準時刻電波信号を供
給する標準時刻局3tから送信される標準時刻電波信号
に含まれる標準時刻データを利用して、計時部32で計
時される時刻の修正処理を行ってもよい。
【0055】図5は、図1に示した時刻認証処理装置の
動作を説明するためのフローチャートである。時刻認証
処理装置3の動作を、図5を参照しながら、CPU38
の動作を中心に説明する。
【0056】ステップST21において、CPU38で
は、通信I/F31で受信されるデータを監視する。ス
テップST22において、CPU38では、通信I/F
31で受信されたデータが配送データdhであるか否か
が判別される。ステップST22において、配送データ
dhであると判別された場合には、配送データdhが記
憶部37に記憶される(ST23)。
【0057】ステップST24において、CPU38で
は、認証付配送データdhtが生成される。たとえば、
具体的には、CPU38では、配送データdh、計時部
32で計時される時刻情報に応じて配送データdhが所
定の時刻に存在したことを証明する時刻認証データが生
成され、生成された時刻認証データおよび配送データd
hに応じて認証付配送データdhtが生成される。ステ
ップST25において、生成された認証付配送データd
htが通信I/F31から送信され、記憶部37に認証
付配送データdhtおよび送信時刻等が記憶され(ST
26)、ステップST27の処理に進む。一方、ステッ
プST22の判別において、配送データdhでないと判
別された場合には、ステップST27の処理に進む。
【0058】ステップST27において、CPU38で
は、通信I/F31で、認証付配送データdhtが確認
された旨を含む確認データが受信されたか否かが判別さ
れる。たとえば、配送処理装置2では、認証付配送デー
タdhtの確認処理が行われ、時刻認証が適正であると
判別された場合には、確認データが時刻認証処理装置3
に送信される。時刻認証処理装置3のCPU38では、
通信I/F31で、確認データであるか否かが判別され
る。ステップST27において、CPU28では、通信
I/F31で、確認データであると判別された場合に
は、所望の確認処理が行われ(ST28)、認証付配送
データdhtや所定の時刻等が記憶され(ST29)、
ステップST30の処理に進む。
【0059】たとえば、具体的には、配送処理装置2で
は、時刻認証が適正に行われたと確認すると、認証付配
送データdhtが記憶され、その認証付配送データを含
む確認データが時刻認証処理装置3に送信される。時刻
認証処理装置3では、認証付配送データdhtを含む確
認データが受信されると、記憶部37に共有データとし
て記憶される。こうすることにより、認証付配送データ
dhtの改竄や、訂正等を防止することができる。一
方、ステップST27の判別において、確認データでは
ないと判別された場合には、所望のデータではないと判
断し所望のエラー処理、たとえば受信されたデータを消
去する処理等が行われ、ステップST30の処理に進
む。
【0060】ステップST30において、CPU38で
は、修正時刻であるか否かが判別される。たとえば、C
PU38では、計時部32で計時される時刻が、あらか
じめ定められた修正時刻、たとえば午前1時であるか否
かが判別される。ステップST30の判別において、修
正時刻であると判別された場合には、所望の時刻修正処
理が行われる。たとえば、CPU38では、通信I/F
31では、標準時刻データを提供する標準時刻局3tの
NTPサーバやSNTPサーバ等にアクセスして、供給
される標準時刻データに基づいて、計時部32で計時さ
れる時刻の修正処理が行われ(ST31)、ステップS
T21の処理に戻る。
【0061】また、ステップST31では、CPU38
は、標準時刻電波信号を供給する標準時刻局3tから送
信される標準時刻電波信号に含まれる標準時刻データを
利用して、計時部32で計時される時刻の修正処理を行
ってもよい。一方、ステップST30において、修正時
刻でないと判別されると、ステップST21の処理に戻
る。
【0062】以上、説明したように、本実施の形態に係
る時刻認証処理装置3では、データ通信を行う通信I/
F31と、時刻を計時する計時部32と、認証付配送デ
ータdhtを記憶する記憶部37と、通信I/F31
で、時刻認証要求を受信すると、要求に含まれる配送デ
ータdh、計時部32により計時される時刻情報に応じ
て、配送データdhが所定の時刻に存在したことを証明
する時刻認証データを生成し、生成された時刻認証デー
タおよび配送データdhに応じて認証付配送データdh
tを生成し、要求元の配送処理装置2に、生成した認証
付配送データdhtを通信I/F31に送信させ、生成
した認証付配送データdhtを記憶部37に記憶させ、
所望のタイミングで、たとえば、標準時刻局3tから供
給される標準時刻データに応じて、計時部32で計時さ
れる時刻の修正処理を行う、CPU38とを設けたの
で、所望のデータ、たとえば、配送処理装置2から送信
された配送データdhに対して、時刻認証処理を行い認
証付配送データdhtを生成し要求元の配送処理装置2
に送信することができる。
【0063】図6は、図1に示した送信端末装置の構成
を示すブロック図である。送信端末装置4は、図6に示
すように、通信I/F41、計時部42、入力部43、
出力部44、RAM45、ROM46、CPU48、お
よびバスBSを有する。通信I/F41、計時部42、
入力部43、出力部44、RAM45、ROM46、お
よびCPU48は、バスBSに接続されている。
【0064】通信I/F41は、CPU48の管理の
下、たとえば有線方式により不図示の通信ネットワーク
を介して、配送処理装置2とデータ通信を行う。たとえ
ば、通信I/F41は、無線方式によりデータ通信を行
ってもよい。また、たとえば、通信I/F41は、不図
示の無線基地局との間で無線方式によりデータ通信を行
い、その無線基地局から有線方式により配送処理装置2
とデータ通信を行ってもよいし、無線基地局との間で有
線方式によりデータ通信を行い、その無線基地局から有
線方式で配送処理装置2とデータ通信を行ってもよい。
たとえば、通信I/F41によるデータは、所定の暗号
化方式により暗号化されて送受信される。
【0065】計時部42は、時刻の計時を行う。たとえ
ば、計時部42は、所定の振動数の信号を生成する発振
器を含み、生成された所定の振動数の信号に基づいて時
刻の計時を行う。計時部42は、計時された時刻に関す
るデータをCPU48に出力する。
【0066】入力部43は、たとえば、ユーザ等による
操作に応じたデータを生成してCPU48に出力する。
たとえば、入力部43は、承諾ボタン431、テンキー
432、キーボード433、および画像入力部434を
有する。承諾ボタン431は、ユーザにより入力された
データに対して確認される際に操作されるスイッチであ
る。CPU48は、承諾ボタン431が操作されると、
所望の処理、たとえば配送データdhを、通信I/F4
1に送信させる。テンキー432およびキーボード43
3は、ユーザにより操作され、操作に応じて所望のデー
タ、たとえば、送信先に送信させる所望の内容データ、
および、宛先データda、たとえば送信先の郵便番号、
住所、氏名等のデータが入力される。
【0067】画像入力部434は、所望の画像データd
vが入力される。画像入力部434は、たとえば、ユー
ザによりデジタルカメラ等により生成された画像データ
dvが入力される。また、画像入力部434は、いわゆ
るデジタルカメラであってもよい。出力部44は、たと
えば、ディスプレイ441、プリンタ442等を含み、
CPU48の制御の下、所定の配送処理に関するデータ
に応じた出力を行う。プリンタ442は、たとえば、入
力部43に入力された所望のデータ、たとえば、画像デ
ータdvや内容データに応じた印字出力を行う。
【0068】RAM45は、CPU48の制御処理に伴
って生成されるデータが格納され、いわゆるワーキング
エリアとして用いられる。ROM46には、CPU48
において実行されるプログラムや、初期データ、種々の
パラメータ等が格納されている。
【0069】CPU48は、入力部43で入力された宛
先データおよび内容データに基づいて配送データdhを
生成し、配送処理装置2に生成された配送データdhを
通信I/F41に送信させる。CPU48は、たとえ
ば、入力された画像データに対して、ユーザの操作によ
り所定の画像処理、たとえば、画像の縁に所望の模様や
キャラクタを合成する処理等を行う。
【0070】図7は、図1に示した送信端末装置の動作
を説明するためのフローチャートである。送信端末装置
4の配送データを生成する処理に関する動作を、図7を
参照しながら、CPU48の動作を中心に説明する。
【0071】ステップST41において、CPU48で
は、データ生成であるか否かが判別される。たとえば、
具体的には、データ生成であるか否かを入力させる旨を
示す画像を出力部44のディスプレイ441に表示さ
せ、ユーザの操作により入力部43に入力されるデータ
に応じて、データ生成であるか否かが判別される。ステ
ップST41の判別において、データ生成ではないと判
別された場合には、処理を終了する。一方、ステップS
T41において、データ生成であると判別された場合に
は、所望のデータが入力部43に入力される(ST4
2)。
【0072】ステップST43において、CPU48で
は、配送データが生成される。たとえば、具体的には、
CPU48では、入力部43に入力された、所望のデー
タ、たとえば、画像データdv、宛先データda等に応
じて配送データdhが生成される。ステップST44に
おいて、CPU48では、生成された配送データdhを
送信するか否かの確認処理が行われる。たとえば、具体
的には、CPU48では、出力部44に生成された配送
データに応じた画像、および、この配送データを送信し
てよいか否かの入力を促す画面を出力させ、入力部4
3、たとえば、承諾ボタン431が操作されたか否かに
応じて確認処理が行われる。CPU48では、入力部4
3の承諾ボタン431が操作されたと判別された場合に
は、生成された配送データdhを通信I/F41に送信
させ、処理を終了する。
【0073】一方、ステップST44において、入力部
43に送信しない旨が入力された場合には、所望の処
理、たとえば、出力部44のプリンタ442に配送デー
タに応じたプリントアウト等が行われ、一連の配送デー
タdhの生成処理に関する動作を終了する。
【0074】以上、説明したように、本実施の形態の送
信端末装置4は、データ通信を行う通信I/F41と、
少なくとも、送信先を示す宛先データおよび所望の内容
データが入力される入力部43と、入力部43で入力さ
れた宛先データdaおよび内容データに基づいて配送デ
ータdhを生成し、配送処理装置2に生成した配送デー
タdhを通信I/F41に送信させるCPU48とを設
けたので、ユーザの操作により所望の配送データdhを
生成し、配送処理装置2に送信することができる。
【0075】図8は、図1に示した受信端末装置の構成
を示すブロック図である。受信端末装置5は、図8に示
すように、通信I/F51、計時部52、入力部53、
出力部54、RAM55、ROM56、記憶部57、C
PU58、およびバスBSを有する。通信I/F51、
計時部52、入力部53、出力部54、RAM55、R
OM56、記憶部57、およびCPU58は、バスBS
に接続されている。
【0076】通信I/F51、計時部52、入力部5
3、出力部54、RAM55、ROM56等は、送信端
末装置4の通信I/F41、計時部42、入力部43、
出力部44、RAM45、ROM46にそれぞれ同等の
機能を有するので、同様な機能については説明を省略す
る。入力部53は、たとえば、承諾ボタン531、テン
キー532、およびキーボード533を有し、出力部5
4は、たとえば、ディスプレイ541、およびプリンタ
542を有する。各構成要素については、送信端末装置
4と同様な機能に対しては説明を省略する。
【0077】プリンタ542では、たとえば、CPU5
8の制御の下、たとえば、認証付配送データdhtに応
じた出力が行われる。たとえば、プリンタ542では、
認証付配送データdhtに応じた印刷や、年データ、月
データ、日データ、時データ、分データ、秒データ等を
含むタイムスタンプが印刷される。また、プリンタ54
2では、たとえば、認証付配送データに含まれる宛先デ
ータdaに応じた出力、たとえば、住所、郵便番号、氏
名等が印刷される。たとえば、プリンタ542は、認証
付配送データdhtに応じて、配送される媒体に出力す
る。たとえば、具体的には、郵便ハガキや郵便封筒など
に印刷される。
【0078】記憶部57は、認証付配送データdhtを
記憶する。たとえば、CPU58は、通信I/F51で
認証付配送データdhtが受信されると、認証付配送デ
ータdhtを記憶部57に記憶する。
【0079】CPU58は、通信I/F51で受信され
た認証付配送データdhtに応じた出力を出力部54に
行わせる。たとえば、CPU58は、認証付配送データ
に応じて、たとえば、出力部54のプリンタ542に、
認証付配送データdhtに応じた出力を行わせる制御信
号を出力し、プリンタ542に、所望の出力を行わせ
る。たとえば、認証付配送データdhtに応じた印刷、
所望の画像データdvや内容データに応じた印刷や、年
データ、月データ、日データ、時データ、分データ、秒
データ等を含むタイムスタンプを印刷させる。
【0080】図9は、図1に示した受信端末装置の動作
を説明するためのフローチャートである。受信端末装置
5の動作を、図9を参照しながら、CPU58の動作を
中心に説明する。
【0081】ステップST51において、CPU58で
は、通信I/F51で、配送処理装置2から送信され通
信ネットワークを介して、認証付配送データdhtが受
信される。ステップST52において、CPU58で
は、認証付配送データdhtに応じた出力を、出力部5
4に行わせる。たとえば、出力部54では、認証付配送
データに応じて、たとえば、プリンタ542に、認証付
配送データdhtに応じた出力を行わせる。たとえば、
プリンタ542では、認証付配送データdhtに応じた
印刷、所望の画像データdvや内容データに応じた印刷
や、年データ、月データ、日データ、時データ、分デー
タ、秒データ等を含むタイムスタンプが印刷される。
【0082】また、たとえば、認証付配送データに含ま
れる宛先データdaに応じた出力、たとえば、住所、郵
便番号、氏名等が印刷される。たとえば、プリンタ54
2は、認証付配送データdhtに応じて、配送される媒
体に出力する。たとえば、具体的には、郵便ハガキや郵
便封筒などに印刷される。出力された媒体、たとえば、
郵便ハガキや郵便封筒等は、配送物hとして、たとえば
配送員により、所定の住所まで配送される。
【0083】以上、説明したように、本実施の形態の受
信端末装置5は、データ通信を行う通信I/F51と、
入力される制御信号に応じた出力を行う出力部54と、
出力部54に、通信I/F51で受信された認証付配送
データdhtに応じて、たとえば、画像データdv、宛
先データda、タイムスタンプ等を、配送される媒体に
出力させるCPU58とを設けたので、所望の配送デー
タに応じて配送される媒体に出力され、その媒体を配送
物hとして、宛先に配送させることができる。
【0084】図10,11,12,13,および14
は、図1に示した配送処理システムの全体の動作の一具
体例を説明するためのフローチャートである。配送処理
システム1の全体の動作の一具体例を、図10,11,
12,13,および14を参照しながら説明する。たと
えば、本具体例では、配送処理システム1を、送信端末
装置4が観光地等に設置され、複数の受信端末装置5が
全国の所定の場所に設置され、ユーザは、観光地でデジ
タルカメラ等で撮影した記念写真および所望の文字等を
所望の届け先、たとえば知人宅6に郵送する、自動郵便
はがきサービスとして用いた場合を説明する。
【0085】具体的には、たとえば、図10に示すよう
に、ステップST101において、送信端末装置4で
は、自動郵便はがきサービスを受けつける所定の初期動
作が行われる。ステップST102において、送信端末
装置4では、出力部44のディスプレイ441にサービ
スを受けますかと画像表示させ、入力部43にサービス
を受ける旨を示すデータが入力されたか否かが判別され
る。サービスを受けない旨を示すデータが入力された場
合には処理を終了する。一方、ステップST102の判
別において、CPU48では、サービスを受ける旨を示
すデータが入力されたと判別された場合には、「スター
トボタン」を押してくださいと、出力部44のディスプ
レイ441に表示させ、たとえば、入力部43の不図示
のスタートボタンが操作されるのを確認する(ST10
3)。
【0086】ステップST104において、CPU48
では、写真データがありますかと出力部44に表示さ
せ、写真データがある旨を示すデータが入力部43に入
力されたか否かが判別される。ステップST104にお
いて、写真データがある旨を示すデータが入力された場
合には、CPU48では、出力部44に写真データを入
力してくださいと表示させ(ST105)、ユーザの操
作により入力部43に画像データdvが入力される。そ
して、CPU48では、ユーザの操作により入力部43
に入力された、画像データdvに対して所望の画像処理
を行わせるデータに応じた、所定の画像処理が行われ、
画像処理結果が出力部44に出力される。
【0087】ステップST106において、CPU48
では、写真の校正は出来ましたかと出力部44に表示さ
せ、入力部43に写真の校正が出来た旨を示すデータが
入力されたか否かの判別が行われる。CPU48では、
写真の校正が出来ない旨を示すデータが入力された場合
には、ステップST105の処理に戻る。
【0088】一方、ステップST107において、CP
U48では、写真の校正が出来た旨を示すデータが入力
されたと判別された場合には、送り元および送り先両方
の、郵便番号、住所、および宛名を記入してください
と、出力部44に表示させる。ステップST108にお
いて、CPU48では、すべての入力を入れましたかと
出力部44に表示させ、入力部43に、すべての記入事
項を入力した旨を示すデータが入力されたか否かが判別
される。
【0089】ステップST108の判別において、CP
U48では、入力部43にすべての記入事項を入力した
旨を示すデータが入力されていないと判別された場合に
は、ステップST104の処理に戻る。一方、ステップ
ST108の判別において、CPU48では、入力部4
3にすべての記入事項を入力した旨を示すデータが入力
された判別された場合には、メッセージ入力しますかと
出力部44に表示させ、入力部43に、メッセージを入
力する旨を示すデータが入力されるか否かが判別される
(ST109)。
【0090】ステップST109の判別において、CP
U48では、入力部43にメッセージを入力する旨を示
すデータが入力されていないと判別された場合には、ス
テップST112の処理に戻る。一方、ステップST1
09の判別において、CPU48では、入力部43にメ
ッセージを入力する旨を示すデータが入力されたと判別
された場合には、メッセージを書いてくださいと、出力
部44のディスプレイ441に表示させる(ST11
0)。
【0091】ステップST111において、CPU48
では、メッセージは終わりましたかと、出力部44のデ
ィスプレイ441に表示させ、入力部43にメッセージ
の入力が終わった旨を示すデータが入力されたか否かが
判別される。ステップST111の判別において、CP
U48では、入力部43にメッセージの入力が終わった
旨を示すデータが入力されていないと判別された場合に
は、ステップST110の処理に戻る。一方、ステップ
ST111の判別において、CPU48では、入力部4
3にメッセージの入力が終わった旨を示すデータが入力
されたと判別された場合には、記入漏れはないですかと
出力部44のディスプレイ441に表示させる(ST1
12)。
【0092】ステップST113において、CPU48
では、承諾いたしますかと出力部44のディスプレイ4
41に表示させ、入力部43に、承諾する旨を示すデー
タが入力されたか否かが判別される。ステップST11
3において、CPU48では、承諾する旨を示すデータ
が入力されないと判別された場合には、完成品をプリン
トアウトしますかと出力部44のディスプレイ441に
表示させ、入力部43に、完成品をプリントアウトする
旨を示すデータが入力されたか否かが判別される(ST
114)。
【0093】ステップST114において、プリントア
ウトする旨を示すデータが入力されたと判別された場合
には、入力されたデータに応じた出力を出力部44に行
わせ(ST115)、たとえば、具体的には画像データ
dvや文字データに応じたプリントアウトを行わせて、
処理を終了する。たとえば、ステップST115におい
て、出力部44が印刷する前に、ユーザに対して使用料
金を請求してもよい。これはプリントサービスに対する
対価であり、たとえばプリントサービスメーカが料金を
回収する。
【0094】一方、ステップST114の判別におい
て、完成品をプリントアウトする旨を示すデータが入力
されないと判別された場合には、処理を終了する。一
方、ステップST113において、CPU48では、入
力部43に、承諾する旨を示すデータが入力されたと判
別された場合には、承諾ボタンを押してくださいと出力
部44のディスプレイ441に表示させ、入力部43の
承諾ボタン431が操作されたか否かが判別される(S
T116)。ステップST116の判別において、承諾
ボタンが操作されたと判別された場合には、手続きを開
始いたしますと出力部44のディスプレイ441に表示
させ(ST117)、通信I/F41に配送データdh
を配送処理装置2に送信させる。
【0095】たとえば、配送システムにおいて配送デー
タの作成料金、時刻認証、および配送業務の利用料金を
請求するために、送受信記録を配送処理装置2の不図示
の課金サーバや時刻認証処理装置3に記憶し、その送受
信記録や通信データ量に応じて課金を行うようにしても
よい。たとえば、所定の関連事業者、具体的には、通信
事業者や端末利用者には、その送受信記録や通信データ
量に応じた料金を請求することができる。一方、ステッ
プST116の判別において、承諾ボタンが操作されて
いないと判別された場合には、処理を終了する。
【0096】ステップST118において、配送処理装
置2のCPU28では、通信I/F21で、配送データ
dhが受信されると、ユーザより「はがき」データが入
力されましたと、出力部24に表示させる。ステップS
T119において、郵便番号の照合が行われる。具体的
には、CPU28において、配送データdhの宛先デー
タdaに含まれる郵便番号が、既存の番号であるか否か
が判別される。ステップST119において、郵便番号
が既存の番号であると判別された場合に、つまり、番号
が不明であると判別された場合には、出力部44に、も
う一度確認くださいと表示させ(ST120)、送信端
末装置4に、郵便番号を入力させる旨を示すデータを通
信I/F21に送信させ、ステップST107の処理に
戻る。
【0097】一方、ステップST119の判別におい
て、郵便番号が適正であると判別された場合には、フォ
ーマットを「はがき」に添付する処理が行われる(ST
121)。たとえば、デジタルデータとしてタイムスタ
ンプst1が添付される。ステップST122におい
て、認証局(時刻認証処理装置3)にデータを送付する
か否かが判別される。ステップST122の判別におい
て、時刻認証処理装置3にデータを送付すると判別され
た場合には、通信I/F21では、時刻認証処理装置3
に配送データdhが送付され、ステップST123の処
理に進む。
【0098】一方、ステップST122の判別におい
て、時刻認証処理装置3にデータを送付しないと判別さ
れた場合には、ステップST119の処理に戻る。ステ
ップST123において、時刻認証処理装置3のCPU
38において、タイムスタンピングが行われる。たとえ
ば、具体的には、CPU38において、通信I/F31
に、配送処理装置2から送信された配送データdhが入
力されると、配送データdh、および計時部32で計時
される時刻情報に応じて時刻認証データが生成され、時
刻認証データおよび配送データdhに応じて認証付配送
データdhtが生成される。たとえば、デジタルデータ
としてスタンプst2が添付される。
【0099】ステップST124において、CPU38
では、配送処理装置2に、生成された認証付配送データ
dhtを通信I/F31に送信させる。ステップST1
25において、配送処理装置2のCPU28では、通信
I/F21で認証付配送データdhtが受信されると、
時刻認証の確認処理が行われ、認証が適正であるか否か
が判別される。
【0100】ステップST125において、認証付配送
データdhtの認証が適正でないと判別された場合に
は、ステップST122の処理に戻る。一方、ステップ
ST125の判別において、認証付配送データの認証が
適正であると判別された場合には、CPU28では、時
刻認証処理装置3に、認証付配送データdhtを正式デ
ータとして、通信I/F21に送信させる(ST12
6)。時刻認証処理装置3のCPU38においては、通
信I/F31において、認証付配送データdhtが受信
されると、受信された認証付配送データdhtを記憶部
37に記憶させる。このように、認証付配送データdh
tを配送処理装置2および時刻認証処理装置3に相互に
記憶させることにより、認証付配送データdhtの改竄
および訂正処理を防止することができる。
【0101】ステップS127において、配送処理装置
(センターともいう)2において送信先の選定が行われ
る。たとえば、配送処理装置2のCPU28では、認証
付配送データdhtに含まれる宛先データdaに応じて
受信端末装置5が特定される。より具体的には、送付先
に一番近い場所に設置されている受信端末装置5が選択
される。
【0102】ステップST128において、配送処理装
置(センター)2より宛先に送信される。たとえば、配
送処理装置2のCPU28では、通信I/F21に、認
証付時刻データdhtを受信端末装置5に送信させる。
ステップST129において、受信端末装置(自動郵便
サービス機ともいう)5のCPU58では、通信I/F
51で、認証付配送データdhtが受信される。この
際、受信時刻や通信データ量の記録等が配送処理装置2
の不図示の課金サーバに送信されてもよい。この記録は
配送システムの利用料金を回収する際に参照される。
【0103】ステップST130において、CPU58
では、はがきをプリントしますと出力部54のディスプ
レイ541に表示させ、プリンタ542に認証付配送デ
ータdhtに応じた出力が行われる。たとえば、具体的
には、CPU58では、プリンタ542に、はがきに画
像データdvに応じた画像を印刷させ、宛先データに応
じて郵便番号、住所、および宛名を印字させ、タイムス
タンプを印刷させる。
【0104】ステップST131において、「はがき」
が完成する。ステップST132において、完成した
「はがき」が郵便局の人により配達され、届け先に本人
が確認できない場合には、送り先に送信される(ST1
33,134)。一方、届け先に本人が確認できた場合
には、「はがき」を届け一連の処理が完了する。
【0105】以上、説明したように、本実施の形態で
は、配送処理装置2には、データ通信を行う通信I/F
21と、時刻の計時を行う計時部22と、配送データd
h、認証付配送データdht、および場所データddを
記憶する記憶部27と、配送データdhが通信I/F2
1で受信されると、時刻認証処理装置3に、受信された
配送データdhを含み、配送データdhが所定の時刻に
存在していたことを証明する認証付配送データdhtを
生成させる要求を送信させ、要求に応じて時刻認証処理
装置3により送信された認証付配送データdhが受信さ
れると、宛先データdaに基づいて受信された認証付配
送データdhtを送信すべき受信端末装置5を特定し、
特定した受信端末装置5に認証付配送データdhtを通
信I/F21に送信させるCPU28とを設け、時刻認
証処理装置3には、データ通信を行う通信I/F31
と、時刻を計時する計時部32と、認証付配送データd
htを記憶する記憶部37と、通信I/F31で、時刻
認証要求を受信すると、要求に含まれる配送データd
h、計時部32により計時される時刻情報に応じて配送
データdhが所定の時刻に存在したことを証明する時刻
認証データを生成し、生成した時刻認証データおよび配
送データdhに応じて認証付配送データdhtを生成
し、要求元の配送処理装置2に、生成した認証付配送デ
ータdhtを通信I/F31に送信させ、生成した認証
付配送データdhを記憶部37に記憶させ、所望のタイ
ミングで、たとえば、標準時刻局3tから供給される標
準時刻データに応じて、計時部32で計時される時刻の
修正処理を行う、CPU38とを設け、送信端末装置4
には、データ通信を行う通信I/F41と、少なくと
も、送信先を示す宛先データおよび所望の内容データが
入力される入力部43と、入力部43で入力された宛先
データdaおよび内容データに基づいて配送データdh
を生成し、配送処理装置2に生成した配送データdhを
通信I/F41に送信させるCPU48とを設け、受信
端末装置5には、データ通信を行う通信I/F51と、
入力される制御信号に応じた出力を行う出力部54と、
出力部54に、通信I/F51で受信された認証付配送
データdhtに応じて、たとえば、画像データdv、宛
先データda、タイムスタンプ等を、配送可能な媒体に
出力させるCPU58とを設けたので、媒体に出力可能
な所望の画像データを含むデジタルデータを、コンピュ
ータを所持しないユーザに対しても配送可能である。
【0106】また、時刻認証処理装置において、時刻認
証処理を行うことで、たとえば、ユーザにより生成され
た配送データを時刻認証処理装置で受信された時刻の認
証をすることができる。また、画像および文章を含むデ
ジタルデータを、配送物として配送することができる。
また、通信ネットワークを利用することで、一般的な物
流の経路に沿った配送と比べて、短時間、たとえば数分
から数時間で確実に宛先に届けることができる。また、
ユーザ自身による所望のオリジナル絵はがきを作成し、
たとえば、旅行先から家族等に短時間に、そのオリジナ
ル絵はがきを配送することができる。また、受信端末装
置の出力部において、たとえば、裏面がシール状の媒体
に、配送データdhに含まれる画像データdvに応じた
出力を行わせることで、配送処理システムをプリクラサ
ービスとして利用することができる。また、受信端末装
置の出力部において、たとえば、画像データdvに応じ
てTシャツやマグカップ等に画像を印刷することで、配
送処理システムをプリントサービスとして利用すること
ができる。
【0107】また、たとえば、送信端末装置4におい
て、配送データ生成部では、ユーザの操作によりデジタ
ルビデオカメラ等で生成された所望の動画像データに応
じて配送データを生成させ、受信端末装置5において出
力手段では、認証付配送データに含まれる動画像データ
に応じて記録媒体、たとえば、ビデオテープやCD―
R、CD−RW、DVD等に記録し、その記録媒体を届
け先に配送することで、配送処理システムをビデオ配送
サービスとして利用することができる。
【0108】また、本実施の形態では、観光地等に送信
端末装置4を設置したが、この形態に限られるものでは
ない。たとえば、ユーザ所有のパーソナルコンピュータ
等に画像データdvを含む内容データ、および宛先デー
タdaに基づいて配送データdhを生成させ、生成され
た配送データdhを配送処理装置2に送信させてもよ
い。こうすることで、ユーザは所有するパーソナルコン
ピュータから所望の画像を知人宛に配送物として送付す
ることができる。
【0109】第2の実施の形態 図15は、本発明の配送処理システムに係る第2の実施
の形態の全体の構成を示す図である。本実施の形態の配
送処理システム1bは、図15に示すように、配送処理
装置2b、時刻認証処理装置3b、送信端末装置4、お
よび受信端末装置5を有する。第1の実施の形態に係る
各構成要素と同様な機能の構成要素は、説明を省略し、
相違点を説明する。
【0110】本実施の形態の配送処理装置2bは、図示
しないが、通信I/F21、計時部22、入力部23、
出力部24、RAM25、ROM26、記憶部27、C
PU28b、およびバスBSを有する。CPU28b
は、通信I/F21で送信端末装置4から送信された、
配送データdhに関する関連データ、たとえば所定の一
方向性関数(ハッシュ関数)により配送データdhのハ
ッシュ値dhhを生成し、通信I/F21に、ハッシュ
値dhhを含む、配送データdhが所定の時刻に存在し
ていたことを証明する時刻認証データdtを生成させる
要求を時刻認証処理装置3bに送信させる。ハッシュ値
dhhは、所定のビット数のビット列である。また、C
PU28bは、通信I/F21で時刻認証データdtが
受信されると、受信された時刻認証データdtおよび対
応する配送データdhに基づいて、認証付配送データd
htを生成し、受信端末装置5に送信する。
【0111】時刻認証処理装置3bは、図示しないが、
通信I/F31、計時部32、入力部33、出力部3
4、RAM35、ROM36、記憶部37、CPU38
b、およびバスBSを有する。CPU38bは、通信I
/F31で配送データdhに関するハッシュ値dhhを
含む要求が受信されると、ハッシュ値dhh、計時部3
2で計時される時刻情報に応じて、配送データdhが所
定の時刻に存在したことを証明する時刻認証データdt
を生成し、通信I/F31に、生成された時刻認証デー
タdtを配送処理装置2bに送信させる。
【0112】以上、説明した構成の配送処理システム1
bの動作を簡単に説明する。送信端末装置4では、配送
データdhが配送処理装置2bに送信される。配送処理
装置2bのCPU28bでは、通信I/F21で配送デ
ータdhが受信されると、配送データdhに関する関連
データ、たとえば所定の一方向性関数(ハッシュ関数)
により配送データdhのハッシュ値dhhを生成し、通
信I/F21に、生成したハッシュ値dhhを含み、配
送データdhが所定の時刻に存在したことを証明する時
刻認証データdtを生成させる要求を時刻認証処理装置
3bに送信させる。
【0113】時刻認証処理装置3bのCPU38bで
は、通信I/F31で配送データdhに関するハッシュ
値dhhを含む要求が受信されると、ハッシュ値dh
h、計時部32で計時される時刻情報に応じて、配送デ
ータdhが所定の時刻に存在したことを証明する時刻認
証データdtを生成し、通信I/F31に、生成した時
刻認証データdtを配送処理装置2bに送信させる。
【0114】配送処理装置2bのCPU28bでは、通
信I/F21で時刻認証データdtが受信されると、受
信された時刻認証データdtおよび対応する配送データ
dhに基づいて、認証付配送データdhtを生成し、受
信端末装置5に送信する。受信端末装置5のCPU58
では、通信I/F51で認証付配送データdhtが受信
されると、認証付配送データdhtに応じた出力を出力
部54に行わせる。たとえば、配送物hに出力される。
配送物hは、たとえば、配送員により、届け先6に配送
される。
【0115】以上、説明したように、第2の実施の形態
に係る配送処理システム1bでは、配送処理装置2bに
は、データ通信を行う通信I/F21と、時刻の計時を
行う計時部22と、配送データdh、認証付配送データ
dht、および場所データddを記憶する記憶部27
と、配送データdhが通信I/F21で受信されると、
時刻認証処理装置3bに、受信された配送データdhに
関する関連データ、たとえばハッシュ値dhhを含み、
配送データdhが所定の時刻に存在していたことを証明
する認証付配送データdhtを生成させる要求を送信さ
せ、要求に応じて時刻認証処理装置3bにより送信され
た時刻認証データdtが受信されると、時刻認証データ
dtおよび対応する配送データdhに応じて認証付配送
データdhtを生成し、宛先データdaに基づいて認証
付配送データdhtを送信すべき受信端末装置5を特定
し、特定した受信端末装置5に認証付配送データdht
を通信I/F21に送信させるCPU28bとを設け、
時刻認証処理装置3bには、データ通信を行う通信I/
F31と、時刻を計時する計時部32と、時刻認証デー
タdtを記憶する記憶部37と、通信I/F31で、時
刻認証要求を受信すると、要求に含まれる関連データ、
たとえばハッシュ値dhh、計時部32により計時され
る時刻情報に応じて、配送データdhが所定の時刻に存
在したことを証明する時刻認証データdtを生成し、要
求元の配送処理装置2bに、生成した時刻認証データd
tを通信I/F31に送信させ、時刻認証データdtを
記憶部37に記憶させ、所望のタイミングで、たとえ
ば、標準時刻局から供給される標準時刻データに応じ
て、計時部32で計時される時刻の修正処理を行う、C
PU38bとを設け、送信端末装置4には、データ通信
を行う通信I/F41と、少なくとも、送信先を示す宛
先データおよび所望の内容データが入力される入力部4
3と、入力部43で入力された宛先データdaおよび内
容データに基づいて配送データdhを生成し、配送処理
装置2bに生成した配送データdhを通信I/F41に
送信させるCPU48とを設け、受信端末装置5には、
データ通信を行う通信I/F51と、入力される制御信
号に応じた出力を行う出力部54と、出力部54に、通
信I/F51で受信された認証付配送データdhtに応
じて、たとえば、画像データdv、宛先データda、タ
イムスタンプ等を、配送される媒体に出力させるCPU
58とを設けたので、媒体に出力可能な所望の画像デー
タを含むデジタルデータを、コンピュータを所持しない
ユーザに対しても配送可能である。また、第1の実施の
形態に係る配送処理システム1と比べて、配送処理装置
から時刻認証処理装置に送信するデータ量が少ないとい
う利点がある。
【0116】第3の実施の形態 図16は、本発明の配送処理システムに係る第3の実施
の形態の全体の構成を示す図である。本実施の形態の配
送処理システム1cは、図16に示すように、配送処理
装置2c、送信端末装置4、および受信端末装置5を有
する。本実施の形態では、配送処理装置2cは、第1の
実施の形態に係る配送処理装置2に時刻認証処理装置3
の時刻認証に関する機能を含めた機能を有する。第1の
実施の形態に係る各構成要素と同様な機能の構成要素
は、説明を省略し、相違点を説明する。
【0117】本実施の形態の配送処理装置2cは、図示
しないが、通信I/F21c、計時部22、入力部2
3、出力部24、RAM25、ROM26、記憶部2
7、CPU28c、およびバスBSを有する。通信I/
F21cは、CPU28cの管理の下、たとえば有線方
式により不図示の通信ネットワークを介して、送信端末
装置4、受信端末装置5、および標準時刻局3tとデー
タ通信を行う。たとえば、通信I/F21cは、無線方
式により通信を行ってもよい。また、たとえば、不図示
の無線基地局との間で無線方式によりデータ通信を行
い、その無線基地局から有線方式によりデータ通信を行
ってもよいし、無線基地局との間で有線方式によりデー
タ通信を行い、その無線基地局から有線方式でデータ通
信を行ってもよい。また、通信I/F21cは、たとえ
ば、無線方式により標準時刻局3tから送信される標準
時刻電波信号を受信して出力する受信回路を含んでいて
もよい。
【0118】CPU28cは、通信I/F21cで送信
端末装置4から送信された配送データdhが受信される
と、受信された配送データdh、計時部22で計時され
る時刻情報に応じて、配送データdhが所定の時刻に存
在していたことを証明する時刻認証データを生成し、生
成した時刻認証データおよび配送データdhに応じて認
証付配送データdhtを生成し、宛先データdaに基づ
いて、生成した認証付配送データdhtを送信すべき受
信端末装置5を特定し、特定した受信端末装置5に生成
した認証付配送データdhtを、通信I/F21cに送
信させる。
【0119】また、CPU28cは、所定のタイミング
で、計時部22で計時される時刻の修正処理を行う。た
とえば、CPU28cは、修正時刻であると判別した場
合には、所望の時刻修正処理を行う。たとえば、CPU
28cは、通信I/F21cに標準時刻データを提供す
る標準時刻局3tのNTPサーバやSNTPサーバ等に
アクセスして、供給される標準時刻データに基づいて、
計時部22で計時される時刻の修正処理を行う。また、
CPU28cは、標準時刻電波信号を供給する標準時刻
局3tから送信される標準時刻電波信号に含まれる標準
時刻データを利用して、計時部22で計時される時刻の
修正処理を行ってもよい。
【0120】以上、説明した構成の配送処理システム1
cの動作を簡単に説明する。送信端末装置4では、配送
データdhが配送処理装置2cに送信される。配送処理
装置2cのCPU28cでは、通信I/F21cで配送
データdhが受信されると、受信された配送データd
h、計時部22で計時される時刻情報に応じて、配送デ
ータdhが所定の時刻に存在したことを証明する時刻認
証データが生成され、生成された時刻認証データおよび
配送データdhに応じて、認証付配送データdhtが生
成され、受信端末装置5に認証付配送データdhtが通
信I/F21cから送信される。また、配送処理装置2
cのCPU28cでは、所望のタイミングで、標準時刻
局3tから供給される標準時刻データに応じて、計時部
22で計時される時刻が修正される。
【0121】受信端末装置5のCPU58では、通信I
/F51で認証付配送データdhtが受信されると、認
証付配送データdhtに応じた出力を出力部54に行わ
せる。たとえば、配送物hに出力される。配送物hは、
たとえば、配送員により、届け先6に配送される。
【0122】以上、説明したように、第3の実施の形態
に係る配送システム1cでは、配送処理装置2cには、
データ通信を行う通信I/F21cと、時刻の計時を行
う計時部22と、配送データdh、認証付配送データd
ht、および場所データddを記憶する記憶部27と、
配送データdhが通信I/F21cで受信されると、受
信された配送データdh、計時部22で計時される時刻
情報に応じて、配送データdhが所定の時刻に存在して
いたことを証明する時刻認証データを生成し、生成した
時刻認証データおよび配送データに応じて認証付配送デ
ータdhtを生成し、宛先データdaに基づいて認証付
配送データdhtを送信すべき受信端末装置5を特定
し、特定した受信端末装置5に認証付配送データdht
を通信I/F21cに送信させ、所望のタイミングで、
たとえば、標準時刻局3tから供給される標準時刻デー
タに応じて、計時部22で計時される時刻の修正処理を
行う、CPU28cとを設け、送信端末装置4には、デ
ータ通信を行う通信I/F41と、少なくとも、送信先
を示す宛先データdaおよび所望の内容データが入力さ
れる入力部43と、入力部43で入力された宛先データ
daおよび内容データに基づいて配送データdhを生成
し、配送処理装置2cに生成した配送データdhを通信
I/F41に送信させるCPU48とを設け、受信端末
装置5には、データ通信を行う通信I/F51と、入力
される制御信号に応じた出力を行う出力部54と、出力
部54に、通信I/F51で受信された認証付配送デー
タdhtに応じて、たとえば、画像データdv、宛先デ
ータda、タイムスタンプ等を、配送される媒体に出力
させるCPU58とを設けたので、媒体に出力可能な所
望の画像データを含むデジタルデータを、コンピュータ
を所持しないユーザに対しても配送可能である。また、
第1の実施の形態に係る配送処理システム1と比べて、
配送データdhの時刻認証を配送処理装置2cで行って
いるので、より配送時間を短縮することができる。
【0123】なお、本発明は本実施の形態に限られるも
のではなく、任意好適な種々の改変が可能である。たと
えば、本実施の形態では、配送員により配送物hが配送
される形態であったが、この形態に限られるものではな
い。たとえば、送信元であるユーザが、電話等により送
信先の受取人にアカウント(ユーザ名、およびパスワー
ド等)を知らせ、受信端末装置5では、そのアカウント
が入力されると受取人の確認処理を行い、受取人の確認
が適正に行われた場合に、認証付配送データdhtに応
じた出力を行うようにしてもよい。こうすることで、配
送時間を短縮することができる。また、配送データの時
刻認証処理を、電子認証局に行わせてもよい。
【0124】
【発明の効果】本発明によれば、媒体に出力可能な所望
の画像データを含むデジタルデータを、コンピュータを
所持しないユーザに対しても配送可能な配送処理システ
ム、配送処理装置、および端末装置を提供することがで
きる。また、配送時刻を証明可能な配送処理システム、
配送処理装置、および端末装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配送処理システムに係る第1の実施の
形態の全体の構成を示す図である。
【図2】図1に示した配送処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1に示した配送処理装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】図1に示した時刻認証処理装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図1に示した時刻認証処理装置の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図6】図1に示した送信端末装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】図1に示した送信端末装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図8】図1に示した受信端末装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】図1に示した受信端末装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図10】図1に示した配送処理システムの全体の動作
の一具体例を説明するためのフローチャートである。
【図11】図1に示した配送処理システムの全体の動作
の一具体例を説明するためのフローチャートである。
【図12】図1に示した配送処理システムの全体の動作
の一具体例を説明するためのフローチャートである。
【図13】図1に示した配送処理システムの全体の動作
の一具体例を説明するためのフローチャートである。
【図14】図1に示した配送処理システムの全体の動作
の一具体例を説明するためのフローチャートである。
【図15】本発明の配送処理システムに係る第2の実施
の形態の全体の構成を示す図である。
【図16】本発明の配送処理システムに係る第3の実施
の形態の全体の構成を示す図である。
【符号の説明】
1,1b、1c…配送処理システム、2,2b,2c…
配送処理装置、3,3b…時刻認証処理装置、3t…標
準時刻局、4…送信端末装置、5…受信端末装置、6…
届け先、21…通信I/F、22…計時部、23…入力
部、24…出力部、25…RAM、26…ROM、27
…記憶部、28…CPU、31…通信I/F、32…計
時部、33…入力部、34…出力部、35…RAM、3
6…ROM、37…記憶部、38…CPU、41…通信
I/F、42…計時部、43…入力部、44…出力部、
45…RAM、46…ROM、48…CPU、51…通
信I/F、52…計時部、53…入力部、54…出力
部、55…RAM、56…ROM、57…記憶部、58
…CPU、431…承諾ボタン、432…テンキー、4
33…キーボード、434…画像入力部、441…ディ
スプレイ、442…プリンタ、531…承諾ボタン、5
32…テンキー、533…キーボード、541…ディス
プレイ、542…プリンタ、BS…バス、c…カメラ、
h…配送物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平川 とも子 東京都墨田区錦糸1丁目2番1号 リズム 時計工業株式会社内 (72)発明者 中村 徳彦 東京都墨田区錦糸1丁目2番1号 リズム 時計工業株式会社内

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信機能を含む、送信端末装置、配送処理
    装置、および受信端末装置とを有する配送処理システム
    であって、 前記送信端末装置は、少なくとも、送信先を示す宛先デ
    ータおよび所望の内容データが入力される入力手段と、 前記入力手段で入力された前記宛先データおよび前記内
    容データに基づいて配送データを生成し、前記配送処理
    装置に前記生成した配送データを送信する配送データ生
    成手段とを含み、 前記配送処理装置は、時刻を計時する計時手段と、 前記配送データが受信されると、前記受信した配送デー
    タおよび前記計時手段で計時された時刻情報に応じて、
    前記配送データが所定の時刻に存在したことを証明する
    時刻認証データを生成し、前記生成した時刻認証データ
    および前記配送データに応じて認証付配送データを生成
    し、前記宛先データに基づいて前記認証付配送データを
    送信すべき前記受信端末装置を特定し、前記特定した受
    信端末装置に前記認証付配送データを送信する制御手段
    とを含み、 前記受信端末装置は、前記受信された認証付配送データ
    に応じた出力を行う出力手段を含む配送処理システム。
  2. 【請求項2】前記配送処理装置は、前記制御手段で生成
    された認証付配送データを記憶する記憶手段を有する請
    求項1に記載の配送処理システム。
  3. 【請求項3】通信機能を含む、送信端末装置、配送処理
    装置、時刻認証処理装置、および受信端末装置とを有す
    る配送処理システムであって、 前記送信端末装置は、少なくとも、送信先を示す宛先デ
    ータおよび所望の内容データが入力される入力手段と、 前記入力手段で入力された前記宛先データおよび前記内
    容データに基づいて配送データを生成し、前記生成した
    配送データを送信する配送データ生成手段とを含み、 前記配送処理装置は、前記配送データが受信されると、
    前記時刻認証処理装置に、前記受信した配送データを含
    み、前記配送データが所定の時刻に存在していたことを
    証明する認証付配送データを生成させる要求を送信し、
    前記要求に応じて前記時刻認証処理装置により送信され
    た認証付配送データが受信されると、前記宛先データに
    基づいて前記受信した認証付配送データを送信すべき受
    信端末装置を特定し、前記特定した受信端末装置に前記
    認証付配送データを送信する第1の制御手段とを含み、 前記時刻認証処理装置は、時刻を計時する計時手段と、
    前記要求を受信すると、前記要求に含まれる配送デー
    タ、前記計時手段で計時される時刻情報に応じて時刻認
    証データを生成し、前記生成した時刻認証データおよび
    前記配送データに応じて認証付配送データを生成し、前
    記生成した認証付配送データを前記要求元の配送処理装
    置に送信する第2の制御手段とを含み、 前記受信端末装置は、前記受信された認証付配送データ
    に応じた出力を行う出力手段を含む配送処理システム。
  4. 【請求項4】通信機能を含む、送信端末装置、配送処理
    装置、時刻認証処理装置、および受信端末装置とを有す
    る配送処理システムであって、 前記送信端末装置は、少なくとも、送信先を示す宛先デ
    ータおよび所望の内容データが入力される入力手段と、 前記入力手段で入力された前記宛先データおよび前記内
    容データに基づいて配送データを生成し、前記生成した
    配送データを送信する配送データ生成手段とを含み、 前記配送処理装置は、前記配送データが受信されると、
    前記時刻認証処理装置に、前記受信した配送データに関
    する関連データを含み、前記配送データが所定の時刻に
    存在していたことを証明する時刻認証データを生成させ
    る要求を送信し、前記要求に応じて前記時刻認証処理装
    置により送信された時刻認証データが受信されると、前
    記受信された時刻認証データおよび前記配送データに基
    づいて認証付配送データを生成し、前記宛先データに基
    づいて前記生成した認証付配送データを送信すべき受信
    端末装置を特定し、前記特定した受信端末装置に前記認
    証付配送データを送信する第1の制御手段を含み、 前記時刻認証処理装置は、時刻を計時する計時手段と、 前記要求を受信すると、前記要求に含まれる前記関連デ
    ータ、前記計時手段により計時される時刻情報に応じ
    て、前記配送データが所定の時刻に存在したことを証明
    する時刻認証データを生成し、前記生成した時刻認証デ
    ータを前記要求元の配送処理装置に送信する第2の制御
    手段とを含み、 前記受信端末装置は、前記受信された認証付配送データ
    に応じた出力を行う出力手段を含む配送処理システム。
  5. 【請求項5】前記関連データは、前記配送データに関す
    るハッシュ値である請求項4に記載の配送処理システ
    ム。
  6. 【請求項6】前記配送処理装置は、第1の制御手段で生
    成された認証付配送データを記憶する第1の記憶手段を
    含み、 前記時刻認証処理装置は、前記認証付配送データを記憶
    する第2の記憶手段を含む請求項3〜5のいずれかに記
    載の配送処理システム。
  7. 【請求項7】前記時刻認証処理装置は、標準時刻データ
    を供給する標準時刻局から供給される前記標準時刻デー
    タに応じて、所望のタイミングで、前記計時手段で計時
    される時刻を修正する時刻修正手段を有する請求項3〜
    6のいずれかに記載の配送処理システム。
  8. 【請求項8】前記認証付配送データは、年データ、月デ
    ータ、日データ、時データ、分データ、および秒データ
    のいずれか1つを含み、 前記出力手段は、前記認証付配送データに応じたタイム
    スタンプを印刷する請求項1〜7のいずれかに記載の配
    送処理システム。
  9. 【請求項9】前記出力手段は、配送される媒体に、前記
    受信された認証付配送データに含まれる宛先データに応
    じた出力を行う請求項1〜8のいずれかに記載の配送処
    理システム。
  10. 【請求項10】前記内容データは、少なくとも画像デー
    タを含む請求項1〜9のいずれかに記載の配送処理シス
    テム。
  11. 【請求項11】通信機能を有する端末装置と、所定のデ
    ータの送受信を行う配送処理装置であって、 前記端末装置とデータ通信を行う通信手段と、 時刻を計時する計時手段と、 前記端末装置から送信された、送信先を示す宛先データ
    および所望の内容データを含む配送データが前記通信手
    段で受信されると、前記受信した配送データ、前記計時
    手段で計時される時刻情報、および前記配送データが所
    定の時刻に存在していたことを証明する時刻認証データ
    を生成し、前記生成した時刻認証データおよび前記配送
    データに応じて、認証付配送データを生成し、前記宛先
    データに基づいて前記生成した認証付配送データを送信
    すべき前記端末装置を特定し、前記特定した端末装置に
    前記生成した認証付配送データを送信し、前記特定され
    た端末装置に前記認証付配送データに応じた出力を行わ
    せる制御手段とを有する配送処理装置。
  12. 【請求項12】通信機能を含む、端末装置、および所望
    データの時刻認証処理を行う時刻認証処理装置とデータ
    の送受信を行う配送処理装置であって、 前記端末装置および前記時刻認証処理装置とデータ通信
    を行う通信手段と、 前記通信手段で、前記端末装置から、送信先を示す宛先
    データおよび所望の内容データを含む配送データが受信
    されると、前記時刻認証処理装置に、前記受信された配
    送データを含み、前記配送データが所定の時刻に存在し
    ていたことを証明する認証付配送データを前記時刻認証
    処理装置に生成させる要求を前記通信手段に送信させ、
    前記要求に応じて前記時刻認証処理装置により送信され
    た認証付配送データが受信されると、前記宛先データに
    基づいて前記受信した認証付配送データを送信すべき端
    末装置を特定し、前記特定した端末装置に前記認証付配
    送データを前記通信手段に送信させ、前記端末装置に前
    記認証付配送データに応じた出力を行わせる制御手段と
    を有する配送処理装置。
  13. 【請求項13】通信機能を含む、端末装置、および所望
    のデータの時刻認証処理を行う時刻認証処理装置と、デ
    ータの送受信を行う配送処理装置であって、 前記端末装置、および前記時刻認証処理装置とデータ通
    信を行う通信手段と、 前記通信手段で、前記端末装置から、送信先を示す宛先
    データおよび所望の内容データを含む配送データが受信
    されると、前記時刻認証処理装置に、前記受信された配
    送データに関する関連データを含み、前記配送データが
    所定の時刻に存在していたことを証明する時刻認証デー
    タを生成させる要求を前記通信手段に送信させ、前記要
    求に応じて前記時刻認証処理装置により送信された時刻
    認証データが受信されると、前記受信した時刻認証デー
    タおよび前記配送データに基づいて、認証付配送データ
    を生成し、前記宛先データに基づいて前記生成した認証
    付配送データを送信すべき端末装置を特定し、前記特定
    した端末装置に前記認証付配送データを、前記通信手段
    に送信させ、前記特定した端末装置に前記認証付配送デ
    ータに応じた出力を行わせる制御手段とを有する配送処
    理装置。
  14. 【請求項14】前記制御手段で生成された認証付配送デ
    ータを記憶する記憶手段を有する請求項11〜13のい
    ずれかに記載の配送処理装置。
  15. 【請求項15】標準時刻データを供給する標準時刻局か
    ら供給される前記標準時刻データに応じて、所望のタイ
    ミングで、前記計時手段で計時される時刻を修正する時
    刻修正手段を有する請求項11に記載の配送処理装置。
  16. 【請求項16】前記関連データは、前記配送データに関
    するハッシュ値である請求項13に記載の配送処理装
    置。
  17. 【請求項17】前記配送処理装置は、制御手段で生成さ
    れた認証付配送データを記憶する第1の記憶手段を含
    み、 前記時刻認証処理装置は、前記認証付配送データを記憶
    する第2の記憶手段を含む請求項12〜16のいずれか
    に記載の配送処理装置。
  18. 【請求項18】前記認証付配送データは、年データ、月
    データ、日データ、時データ、分データ、および秒デー
    タの少なくとも1つを含む請求項11〜17のいずれか
    に記載の配送処理装置。
  19. 【請求項19】前記内容データは、少なくとも画像デー
    タを含む請求項11〜18のいずれかに記載の配送処理
    装置。
  20. 【請求項20】通信機能を含み、所望のデータの時刻認
    証処理を行う配送処理装置とデータの送受信を行う端末
    装置であって、 送信先を示す宛先データおよび所望の内容データを含む
    配送データ、計時手段により計時される時刻情報に応じ
    て、前記配送データが所定の時刻に存在していたことを
    証明する時刻認証データを生成し、前記生成した時刻認
    証データおよび前記配送データに応じて認証付配送デー
    タを生成し、前記宛先データに基づいて前記生成した認
    証付配送データを送信すべき端末装置を特定し、前記特
    定した端末装置に前記生成した認証付配送データを送信
    する配送処理装置から送信された前記認証付配送データ
    を受信する通信手段と、 前記通信手段で受信された前記認証付配送データに応じ
    た出力を行う出力手段とを有する端末装置。
  21. 【請求項21】通信機能を含み、所望のデータの時刻認
    証処理を行う時刻認証処理装置および配送処理装置と、
    データの送受信を行う端末装置であって、 少なくとも前記配送処理装置とデータ通信を行う通信手
    段と、 送信先を示す宛先データおよび所望の内容データを含む
    配送データが受信されると、前記時刻認証処理装置に、
    前記受信した配送データを含み、前記配送データが所定
    の時刻に存在していたことを証明する認証付配送データ
    を生成させる要求を送信し、前記要求に応じて前記時刻
    認証処理装置により送信された認証付配送データが受信
    されると、前記宛先データに基づいて前記受信した認証
    付配送データを送信すべき端末装置を特定し、前記特定
    した端末装置に前記認証付配送データを送信する前記配
    送処理装置から送信された前記認証付配送データが、前
    記通信手段で受信されると、前記受信された認証付配送
    データに応じた出力を行う出力手段とを含む端末装置。
  22. 【請求項22】通信機能を含み、所望のデータの時刻認
    証処理を行う時刻認証処理装置および配送処理装置と、
    データの送受信を行う端末装置であって、 前記配送処理装置とデータ通信を行う通信手段と、 送信先を示す宛先データおよび所望の内容データを含む
    配送データが受信されると、前記時刻認証処理装置に、
    前記受信された配送データに関する関連データを含み、
    前記配送データが所定の時刻に存在していたことを証明
    する時刻認証データを生成させる要求を送信させ、前記
    要求に応じて前記時刻認証処理装置により送信された時
    刻認証データが受信されると、前記受信した時刻認証デ
    ータおよび前記配送データに基づいて認証付配送データ
    を生成し、前記宛先データに基づいて前記生成した認証
    付配送データを送信すべき端末装置を特定し、前記特定
    した端末装置に前記認証付配送データを送信する配送処
    理装置から送信された前記認証付配送データが前記通信
    手段で受信されると、前記受信した認証付配送データに
    応じた出力を行う出力手段とを含む端末装置。
  23. 【請求項23】前記認証付配送データは、年データ、月
    データ、日データ、時データ、分データ、および秒デー
    タの少なくとも1つを含み、 前記出力手段は、前記認証付配送データに応じたタイム
    スタンプを印刷する請求項20〜22に記載の端末装
    置。
  24. 【請求項24】前記出力手段は、配送される媒体に、前
    記受信された認証付配送データに含まれる宛先データに
    応じた出力を行う請求項20〜23のいずれかに記載の
    端末装置。
  25. 【請求項25】前記内容データは、少なくとも画像デー
    タを含む請求項20〜24のいずれかに記載の端末装
    置。
JP2002043571A 2002-02-20 2002-02-20 配送処理システム、配送処理装置、端末装置 Pending JP2003242061A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002043571A JP2003242061A (ja) 2002-02-20 2002-02-20 配送処理システム、配送処理装置、端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002043571A JP2003242061A (ja) 2002-02-20 2002-02-20 配送処理システム、配送処理装置、端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003242061A true JP2003242061A (ja) 2003-08-29

Family

ID=27783313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002043571A Pending JP2003242061A (ja) 2002-02-20 2002-02-20 配送処理システム、配送処理装置、端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003242061A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008084200A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008084200A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6608256B2 (ja) 電子データの存在証明プログラムおよび存在証明サーバ
CA2292933C (en) Method and apparatus for securely transmitting keys from a postage metering apparatus to a remote data center
US20040078337A1 (en) Electronic document management system and method
US20020004800A1 (en) Electronic notary method and system
JP6275302B2 (ja) 存在証明装置、存在証明方法、及びそのためのプログラム
US8417958B2 (en) Systems and methods for electronic postmarking of data including location data
US5926551A (en) System and method for certifying content of hard-copy documents
JP2007243574A (ja) タイムスタンプ取得装置、タイムスタンプ取得方法及びタイムスタンプ取得プログラム
JP2003510962A (ja) 電子メッセージを認証するシステムおよび方法
CN110060403A (zh) 基于区块链的一人多票电子投票方法及系统
JP3929759B2 (ja) 位置証明装置、時刻証明装置、位置認証装置、時刻認証装置、位置認証システム、及びプログラム
CN104145454A (zh) 用于电子邮件传递的验证的方法
JP7072964B1 (ja) データ処理システム、データ処理方法及びデータ処理装置
JP4901272B2 (ja) 情報生成処理プログラム、情報生成装置及び情報生成方法
CN100515074C (zh) 图像处理装置及其方法
US20040083365A1 (en) Method of certifying transmission, reception and authenticity of electronic documents and related network unit
EP2216729B1 (en) Method and system for protection of user information registers for use in electoral processes
JP2003242061A (ja) 配送処理システム、配送処理装置、端末装置
US7266696B2 (en) Electronic postmarking without directly utilizing an electronic postmark server
JP4322455B2 (ja) 記録情報の原本性確認方法およびシステム
JP4704576B2 (ja) 時間情報設定装置及び時刻証明検証装置
JP4125975B2 (ja) タイムスタンプシステム及びそのプログラム
JP2020150343A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム
JP4800825B2 (ja) 暗号通信方法
JP2004070786A (ja) 印刷文書内容証明システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060606

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061017