JP2003241798A - 情報再生装置および情報再生方法 - Google Patents
情報再生装置および情報再生方法Info
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- JP2003241798A JP2003241798A JP2002045885A JP2002045885A JP2003241798A JP 2003241798 A JP2003241798 A JP 2003241798A JP 2002045885 A JP2002045885 A JP 2002045885A JP 2002045885 A JP2002045885 A JP 2002045885A JP 2003241798 A JP2003241798 A JP 2003241798A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 音声情報とテキスト情報とを同期再生する装
置環境において、先に再生済みの再生位置をテキスト表
示によって簡易迅速に検索し得る、情報再生装置および
情報再生方法を提供する。 【解決手段】 再生位置をテキスト情報に対応付けて記
憶する再生位置記憶手段を配する。再生再開時には、再
生位置記憶手段から再生終端位置を読み出し、当該再生
終端位置前後のテキストを、両者が区別できるような形
態で表示する。表示されたテキストの内、未再生箇所を
指示して再生指令を行うと、その位置にリンクされた音
声情報が再生される。
置環境において、先に再生済みの再生位置をテキスト表
示によって簡易迅速に検索し得る、情報再生装置および
情報再生方法を提供する。 【解決手段】 再生位置をテキスト情報に対応付けて記
憶する再生位置記憶手段を配する。再生再開時には、再
生位置記憶手段から再生終端位置を読み出し、当該再生
終端位置前後のテキストを、両者が区別できるような形
態で表示する。表示されたテキストの内、未再生箇所を
指示して再生指令を行うと、その位置にリンクされた音
声情報が再生される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報再生装置およ
び情報再生方法に関し、特に、音声情報とテキスト情報
とを同期再生する装置に用いて好適なものである。
び情報再生方法に関し、特に、音声情報とテキスト情報
とを同期再生する装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話装置の分野では、無線通信網を
利用して、様々なデータ配信サービスが実施されてい
る。特にPHS(Personal−Handypho
ne−System)の場合、データ通信を比較的安価
に行うことができるため、音楽配信の他、テキスト情報
や映像情報等の配信サービスも提案・検討されている。
利用して、様々なデータ配信サービスが実施されてい
る。特にPHS(Personal−Handypho
ne−System)の場合、データ通信を比較的安価
に行うことができるため、音楽配信の他、テキスト情報
や映像情報等の配信サービスも提案・検討されている。
【0003】たとえば、音声情報とテキスト情報とを同
時に配信することにより、携帯電話装置にて英会話学習
を行うことができる。携帯電話装置には、10文字×1
0行程度のテキストデータを表示させることができるモ
ニターが配備されており、よって、配信された英文テキ
スト情報をモニターに表示させながら、英会話音声情報
を同期再生することにより、英会話学習を行うことがで
きるようになる。
時に配信することにより、携帯電話装置にて英会話学習
を行うことができる。携帯電話装置には、10文字×1
0行程度のテキストデータを表示させることができるモ
ニターが配備されており、よって、配信された英文テキ
スト情報をモニターに表示させながら、英会話音声情報
を同期再生することにより、英会話学習を行うことがで
きるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる英会
話学習は、通常、日または時間を跨いで継続的に行われ
るものであるから、次に学習する際に、前回学習済みの
箇所に続く英文および英会話を簡易迅速に検索して再生
できるようにするのが好ましい。かかる検索は、音声情
報を基に行うこともできるが、テキスト表示をもって視
覚的に行う方が、ユーザにとって検索しやすいものとな
る。
話学習は、通常、日または時間を跨いで継続的に行われ
るものであるから、次に学習する際に、前回学習済みの
箇所に続く英文および英会話を簡易迅速に検索して再生
できるようにするのが好ましい。かかる検索は、音声情
報を基に行うこともできるが、テキスト表示をもって視
覚的に行う方が、ユーザにとって検索しやすいものとな
る。
【0005】そこで、本発明は、上記英会話配信サービ
ス等、音声情報とテキスト情報とを同期再生する装置環
境において、先に再生済みの再生位置をテキスト表示に
よって簡易迅速に検索し得る、情報再生装置および情報
再生方法を提供することを課題とする。
ス等、音声情報とテキスト情報とを同期再生する装置環
境において、先に再生済みの再生位置をテキスト表示に
よって簡易迅速に検索し得る、情報再生装置および情報
再生方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み本発明
は、以下の特徴を有する。
は、以下の特徴を有する。
【0007】請求項1の発明は、音声情報とテキスト情
報とを関連付けるリンク情報を格納するリンク情報格納
手段と、前記音声情報の再生がなされたかどうかを前記
テキスト情報と対応付けて記憶する再生状態記憶手段
と、当該再生状態記憶手段に記憶された再生状態情報に
基づいて前記音声情報の再生がなされたかどうかが分か
るような形態で前記テキストを表示するテキスト情報表
示手段とを有することを特徴とする情報再生装置であ
る。
報とを関連付けるリンク情報を格納するリンク情報格納
手段と、前記音声情報の再生がなされたかどうかを前記
テキスト情報と対応付けて記憶する再生状態記憶手段
と、当該再生状態記憶手段に記憶された再生状態情報に
基づいて前記音声情報の再生がなされたかどうかが分か
るような形態で前記テキストを表示するテキスト情報表
示手段とを有することを特徴とする情報再生装置であ
る。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の情報
再生装置において、表示されたテキストをスクロールす
るスクロール手段をさらに有することを特徴とする。
再生装置において、表示されたテキストをスクロールす
るスクロール手段をさらに有することを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項1に記載の情報
再生装置において、前記再生状態記憶手段に記憶された
再生状態情報に基づいて既再生と未再生の分岐位置を検
索する検索手段をさらに有し、前記テキスト情報表示手
段は、前記検索手段によって検索された前記分岐位置近
傍のテキストを既再生と未再生が分かるように表示する
ことを特徴とする。
再生装置において、前記再生状態記憶手段に記憶された
再生状態情報に基づいて既再生と未再生の分岐位置を検
索する検索手段をさらに有し、前記テキスト情報表示手
段は、前記検索手段によって検索された前記分岐位置近
傍のテキストを既再生と未再生が分かるように表示する
ことを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか
に記載の情報再生装置において、前記テキスト情報表示
手段によって所定の未再生テキストが表示されている状
態で再生指令がなされると、当該未再生テキストにリン
ク付けられた音声情報が再生されることを特徴とする。
に記載の情報再生装置において、前記テキスト情報表示
手段によって所定の未再生テキストが表示されている状
態で再生指令がなされると、当該未再生テキストにリン
ク付けられた音声情報が再生されることを特徴とする。
【0011】請求項5の発明は、請求項4に記載の情報
再生装置において、前記未再生テキストにリンク付けら
れた音声情報が再生された後、それに続くテキスト情報
と音声情報が順次再生され出力されることを特徴とす
る。
再生装置において、前記未再生テキストにリンク付けら
れた音声情報が再生された後、それに続くテキスト情報
と音声情報が順次再生され出力されることを特徴とす
る。
【0012】請求項6の発明は、請求項5に記載の情報
再生装置において、テキスト情報と音声情報が順次再生
され出力されている際に、前記再生状態記憶手段に記憶
された再生状態情報に基づいて、既再生のテキスト情報
および音声情報の再生をスキップする再生スキップ手段
をさらに有することを特徴とする。
再生装置において、テキスト情報と音声情報が順次再生
され出力されている際に、前記再生状態記憶手段に記憶
された再生状態情報に基づいて、既再生のテキスト情報
および音声情報の再生をスキップする再生スキップ手段
をさらに有することを特徴とする。
【0013】請求項7の発明は、音声情報とテキスト情
報とを関連付けるリンク情報に基づいて前記音声情報と
テキスト情報とを同期再生する情報再生方法において、
前記音声情報の再生がなされたかどうかを前記テキスト
情報と対応付けて記憶する再生状態記憶ステップと、当
該記憶された再生状態情報に基づいて前記音声情報の再
生がなされたかどうかが分かるような形態で前記テキス
トを表示するテキスト情報表示ステップと、を有するこ
とを特徴とする。
報とを関連付けるリンク情報に基づいて前記音声情報と
テキスト情報とを同期再生する情報再生方法において、
前記音声情報の再生がなされたかどうかを前記テキスト
情報と対応付けて記憶する再生状態記憶ステップと、当
該記憶された再生状態情報に基づいて前記音声情報の再
生がなされたかどうかが分かるような形態で前記テキス
トを表示するテキスト情報表示ステップと、を有するこ
とを特徴とする。
【0014】請求項8の発明は、請求項7に記載の情報
再生方法において、前記テキスト表示ステップは、操作
指令に応じて表示テキストをスクロールさせることを特
徴とする。
再生方法において、前記テキスト表示ステップは、操作
指令に応じて表示テキストをスクロールさせることを特
徴とする。
【0015】請求項9の発明は、請求項7に記載の情報
再生方法において、前記テキスト表示ステップは、前記
記憶された再生状態情報に基づいて既再生と未再生の分
岐位置を検索し、当該検索した分岐位置近傍のテキスト
を既再生と未再生が分かるように表示することを特徴と
する。
再生方法において、前記テキスト表示ステップは、前記
記憶された再生状態情報に基づいて既再生と未再生の分
岐位置を検索し、当該検索した分岐位置近傍のテキスト
を既再生と未再生が分かるように表示することを特徴と
する。
【0016】請求項10の発明は、請求項7〜9の何れ
かに記載の情報再生方法において、前記テキスト情報表
示ステップによって所定の未再生テキストが表示されて
いる状態で再生指令がなされると、当該未再生テキスト
にリンク付けられた音声情報が再生されることを特徴と
する。
かに記載の情報再生方法において、前記テキスト情報表
示ステップによって所定の未再生テキストが表示されて
いる状態で再生指令がなされると、当該未再生テキスト
にリンク付けられた音声情報が再生されることを特徴と
する。
【0017】請求項11の発明は、請求項10に記載の
情報再生方法において、前記未再生テキストにリンク付
けられた音声情報が再生された後、それに続くテキスト
情報と音声情報が順次再生され出力されることを特徴と
する。
情報再生方法において、前記未再生テキストにリンク付
けられた音声情報が再生された後、それに続くテキスト
情報と音声情報が順次再生され出力されることを特徴と
する。
【0018】請求項12の発明は、請求項11に記載の
情報再生方法において、テキスト情報と音声情報が順次
再生され出力されている際に、前記再生状態情報に基づ
いて、既再生のテキスト情報および音声情報の再生がス
キップされることを特徴とする。
情報再生方法において、テキスト情報と音声情報が順次
再生され出力されている際に、前記再生状態情報に基づ
いて、既再生のテキスト情報および音声情報の再生がス
キップされることを特徴とする。
【0019】なお、上記発明は、再生・表示の対象とし
て音声とテキストを挙げたが、これら以外の情報の再生
を排除する趣旨のものではなく、上記情報に関連して他
の情報が再生される場合も含むものである。たとえば、
テキスト情報と音声情報の他、映像情報を同期再生する
ような場合(テキストの背景に会話者や風景を動画また
は静止画で表示するような場合)も、本発明の範囲に含
まれる。また、テキスト情報表示手段およびテキスト情
報表示ステップによる表示形態は、再生がなされたかど
うかが分かるような形態でテキストを表示するものであ
ればどのような表示形態でもよく、再生済み位置の前後
のテキストを区別して表示する形態の他、再生済み位置
の直前または直後のテキストのみを表示する形態であっ
ても良い。
て音声とテキストを挙げたが、これら以外の情報の再生
を排除する趣旨のものではなく、上記情報に関連して他
の情報が再生される場合も含むものである。たとえば、
テキスト情報と音声情報の他、映像情報を同期再生する
ような場合(テキストの背景に会話者や風景を動画また
は静止画で表示するような場合)も、本発明の範囲に含
まれる。また、テキスト情報表示手段およびテキスト情
報表示ステップによる表示形態は、再生がなされたかど
うかが分かるような形態でテキストを表示するものであ
ればどのような表示形態でもよく、再生済み位置の前後
のテキストを区別して表示する形態の他、再生済み位置
の直前または直後のテキストのみを表示する形態であっ
ても良い。
【0020】本発明の特徴は、以下に示す実施の形態の
説明により更に明らかとなろう。
説明により更に明らかとなろう。
【0021】なお、請求項における「リンク情報」は実
施の形態におけるリンクテーブルが対応する。請求項に
おける「再生状態情報」は実施の形態における再生位置
管理情報が対応する。請求項における「再生状態記憶手
段」は実施の形態におけるメモリ80が対応する。請求
項における「テキスト情報表示手段」は実施の形態にお
けるコントローラ50およびディスクプレイ60が対応
する。請求項における「スクロール手段」は実施の形態
におけるキー操作部20およびコントローラ50が対応
する。請求項における「検索手段」および「再生スキッ
プ手段」は実施の形態におけるコントローラ50が対応
する。
施の形態におけるリンクテーブルが対応する。請求項に
おける「再生状態情報」は実施の形態における再生位置
管理情報が対応する。請求項における「再生状態記憶手
段」は実施の形態におけるメモリ80が対応する。請求
項における「テキスト情報表示手段」は実施の形態にお
けるコントローラ50およびディスクプレイ60が対応
する。請求項における「スクロール手段」は実施の形態
におけるキー操作部20およびコントローラ50が対応
する。請求項における「検索手段」および「再生スキッ
プ手段」は実施の形態におけるコントローラ50が対応
する。
【0022】また、請求項における「再生状態記憶ステ
ップ」は実施の形態におけるステップS70およびS8
0が対応する。請求項における「テキスト情報表示ステ
ップ」は実施の形態におけるステップS30およびS4
0が主として対応する。
ップ」は実施の形態におけるステップS70およびS8
0が対応する。請求項における「テキスト情報表示ステ
ップ」は実施の形態におけるステップS30およびS4
0が主として対応する。
【0023】ただし、以下の実施の形態は、あくまで
も、本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各
構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載され
たものに制限されるものではない。
も、本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各
構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載され
たものに制限されるものではない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。本実施の形態は、携帯電話装
置に本発明を適用した実施例である。また、説明の便宜
上、英会話学習用のファイル情報が配信される場合を例
に挙げて説明する。
図面を参照して説明する。本実施の形態は、携帯電話装
置に本発明を適用した実施例である。また、説明の便宜
上、英会話学習用のファイル情報が配信される場合を例
に挙げて説明する。
【0025】まず、図1に実施の形態に係る携帯電話装
置の構成を示す。なお、かかる携帯電話装置には、音楽
再生用の再生モジュール40が接続されている。また、
メモリカード90が所定のメモリカード装着部に装着さ
れている。
置の構成を示す。なお、かかる携帯電話装置には、音楽
再生用の再生モジュール40が接続されている。また、
メモリカード90が所定のメモリカード装着部に装着さ
れている。
【0026】図において、10は送受信部で、アンテナ
からの信号を受けてこれをベースバンド信号に変換する
と共に、バスを介して供給された信号を変調してこれを
アンテナに供給する。20はキー操作部で、タッチキー
やタッチパネルによって構成され、ユーザからの操作指
令をコントローラに供給する。30は音声再生部で、通
話時にアンテナから入力された受信情報に基づいて音声
再生データを出力する。40は音楽再生モジュールで、
音声再生部30から供給された音声データおよびメモリ
カード90から供給された音声データに基づいて音声信
号を生成し、これをイヤホンジャック等の接続端子に供
給する。
からの信号を受けてこれをベースバンド信号に変換する
と共に、バスを介して供給された信号を変調してこれを
アンテナに供給する。20はキー操作部で、タッチキー
やタッチパネルによって構成され、ユーザからの操作指
令をコントローラに供給する。30は音声再生部で、通
話時にアンテナから入力された受信情報に基づいて音声
再生データを出力する。40は音楽再生モジュールで、
音声再生部30から供給された音声データおよびメモリ
カード90から供給された音声データに基づいて音声信
号を生成し、これをイヤホンジャック等の接続端子に供
給する。
【0027】50は各部を制御するコントローラ、60
はコントローラ50からの制御に応じてテキスト等を表
示するディスクプレイ部、70はメモリカード90とデ
ータバスとの間のデータ授受を制御するメモリインタフ
ェース、80はメモリ、90はメモリカードである。
はコントローラ50からの制御に応じてテキスト等を表
示するディスクプレイ部、70はメモリカード90とデ
ータバスとの間のデータ授受を制御するメモリインタフ
ェース、80はメモリ、90はメモリカードである。
【0028】音楽再生モジュール40は、音楽再生部4
1、混合部42、DA変換部43および復号キー記憶部
44から構成されている。このうち、音楽再生部41
は、メモリインタフェース70を介してメモリカード9
0から供給される音楽コンテンツデータを復号キーにて
デスクランブルおよび復号する。混合部42は、音楽再
生部41からの音楽データおよび音声再生部30からの
音声データを受け、モードに応じて、何れかのデータを
選択しまたは両データを混合して出力する。復号キー記
憶部44は、メモリインタフェース70を介してメモリ
カード90から供給された復号キーを記憶し、適宜これ
を音楽再生部41に供給する。
1、混合部42、DA変換部43および復号キー記憶部
44から構成されている。このうち、音楽再生部41
は、メモリインタフェース70を介してメモリカード9
0から供給される音楽コンテンツデータを復号キーにて
デスクランブルおよび復号する。混合部42は、音楽再
生部41からの音楽データおよび音声再生部30からの
音声データを受け、モードに応じて、何れかのデータを
選択しまたは両データを混合して出力する。復号キー記
憶部44は、メモリインタフェース70を介してメモリ
カード90から供給された復号キーを記憶し、適宜これ
を音楽再生部41に供給する。
【0029】メモリ80は、メモリインタフォース70
を介してメモリカード90から供給されるリンクテーブ
ル情報およびプログラム管理情報を一時記憶すると共
に、再生位置管理情報を格納する。図2にメモリ80の
構成を示す。メモリ80は、ワーク領域と再生位置管理
情報記憶領域とに分割されている。このうち、ワーク領
域には、上記リンクテーブル情報やプログラム管理情報
等の情報が一時記憶される。また、再生位置管理情報領
域には、同図に示す再生位置管理情報が復号キー毎に区
分して記憶される。ここで、復号キーは、上記音楽コン
テンツ情報を復号するための復号キーである。再生位置
管理情報とテキスト情報および音楽コンテンツ情報は、
かかる復号キーによって対応付けられ、これにより再生
済みの位置が管理される。なお、かかる対応付けおよび
再生位置の管理方法については、追って説明する。
を介してメモリカード90から供給されるリンクテーブ
ル情報およびプログラム管理情報を一時記憶すると共
に、再生位置管理情報を格納する。図2にメモリ80の
構成を示す。メモリ80は、ワーク領域と再生位置管理
情報記憶領域とに分割されている。このうち、ワーク領
域には、上記リンクテーブル情報やプログラム管理情報
等の情報が一時記憶される。また、再生位置管理情報領
域には、同図に示す再生位置管理情報が復号キー毎に区
分して記憶される。ここで、復号キーは、上記音楽コン
テンツ情報を復号するための復号キーである。再生位置
管理情報とテキスト情報および音楽コンテンツ情報は、
かかる復号キーによって対応付けられ、これにより再生
済みの位置が管理される。なお、かかる対応付けおよび
再生位置の管理方法については、追って説明する。
【0030】次に、外部の配信サーバから配信される情
報ファイルの構成について図3を参照して説明する。
報ファイルの構成について図3を参照して説明する。
【0031】図示の如く、情報ファイルは、復号キー
と、プログラム管理情報と、リンクテーブル情報と、音
楽コンテンツ情報と、テキスト情報とから構成されてい
る。このうち、音楽情報は復号キーによって暗号化され
ている。かかる音楽情報は、一連のフレーム情報によっ
て構成されている。また、テキスト情報は、一連のブロ
ック情報によって構成されている。
と、プログラム管理情報と、リンクテーブル情報と、音
楽コンテンツ情報と、テキスト情報とから構成されてい
る。このうち、音楽情報は復号キーによって暗号化され
ている。かかる音楽情報は、一連のフレーム情報によっ
て構成されている。また、テキスト情報は、一連のブロ
ック情報によって構成されている。
【0032】プログラム管理情報は、当該ファイルに格
納された英会話レッスンの内容を項目別に管理するため
のものである。図示の如く、当該英会話プログラムは、
大項目「レッスン」と、中項目「チャプター」に区分さ
れている。そして、それぞれの「チャプター」に含まれ
るテキストのブロック番号が、各チャプターと対応付け
て管理されている。
納された英会話レッスンの内容を項目別に管理するため
のものである。図示の如く、当該英会話プログラムは、
大項目「レッスン」と、中項目「チャプター」に区分さ
れている。そして、それぞれの「チャプター」に含まれ
るテキストのブロック番号が、各チャプターと対応付け
て管理されている。
【0033】図4に、リンク情報の内容を示す。同図
(a)(b)に示す如く、1つのブロック情報に対して
複数のフレーム情報が対応付けられている。ここで、各
ブロックのテキスト情報は、英文の1センテンスを表示
するためのものである。また、当該ブロックにリンクさ
れている音声データは、当該センテンスを音声にて出力
するためのものである。かかるブロックとフレームの対
応付けは、同図の下表のようになされる。すなわち、そ
のブロックに対応付けられる一連のフレームのうち、先
頭のフレーム(スタートフレーム)と末尾のフレーム
(エンドフレーム)のフレーム番号を、当該ブロックに
対応付ける。上記図3のリンク情報は、図4の下表に示
すようにして、ブロック番号とスタートフレーム番号お
よびエンドフレーム番号を対応付けている。
(a)(b)に示す如く、1つのブロック情報に対して
複数のフレーム情報が対応付けられている。ここで、各
ブロックのテキスト情報は、英文の1センテンスを表示
するためのものである。また、当該ブロックにリンクさ
れている音声データは、当該センテンスを音声にて出力
するためのものである。かかるブロックとフレームの対
応付けは、同図の下表のようになされる。すなわち、そ
のブロックに対応付けられる一連のフレームのうち、先
頭のフレーム(スタートフレーム)と末尾のフレーム
(エンドフレーム)のフレーム番号を、当該ブロックに
対応付ける。上記図3のリンク情報は、図4の下表に示
すようにして、ブロック番号とスタートフレーム番号お
よびエンドフレーム番号を対応付けている。
【0034】かかる配信情報ファイルは、メモリカード
90にファイル毎に記憶される。そして、ユーザからの
再生指令に応じて適宜読み出され、ディスプレイおよび
接続端子上に再生され、出力および表示される。
90にファイル毎に記憶される。そして、ユーザからの
再生指令に応じて適宜読み出され、ディスプレイおよび
接続端子上に再生され、出力および表示される。
【0035】次に、上記構成を備える携帯電話装置の動
作について、図1を参照しながら説明する。
作について、図1を参照しながら説明する。
【0036】通常の通話モードにおいて、アンテナによ
って音声信号が受信されると、かかる音声信号は送受信
部10によってベースバンド信号に変換された後、音声
再生部30によって音声データに変換され、混合部42
に供給される。しかる後、かかる音声データは、混合部
42からDA変換部43に供給され、アナログ音声信号
に変換される。しかして、接続端子に接続されたスピー
カ装置(イヤホン等)によって受話音声が出力される。
って音声信号が受信されると、かかる音声信号は送受信
部10によってベースバンド信号に変換された後、音声
再生部30によって音声データに変換され、混合部42
に供給される。しかる後、かかる音声データは、混合部
42からDA変換部43に供給され、アナログ音声信号
に変換される。しかして、接続端子に接続されたスピー
カ装置(イヤホン等)によって受話音声が出力される。
【0037】データ通信モードにおいて、アンテナによ
ってファイル情報が受信されると、かかる情報は、送受
信部10、データバスおよびメモリインタフェース70
を介してメモリカード90に供給される。そして、ファ
イル毎に区分された状態で、メモリカード90に記憶さ
れる。
ってファイル情報が受信されると、かかる情報は、送受
信部10、データバスおよびメモリインタフェース70
を介してメモリカード90に供給される。そして、ファ
イル毎に区分された状態で、メモリカード90に記憶さ
れる。
【0038】しかる後、ユーザがキー操作部20を操作
して所定のファイル情報の再生指令を入力すると、当該
ファイル情報に対する復号キーがメモリカード91から
読み出され、これが音楽再生モジュール40の復号キー
メモリ44に格納される。また、リンクテーブル情報と
プログラム管理情報がメモリカード90から読み出さ
れ、それぞれメモリ80に記憶される。
して所定のファイル情報の再生指令を入力すると、当該
ファイル情報に対する復号キーがメモリカード91から
読み出され、これが音楽再生モジュール40の復号キー
メモリ44に格納される。また、リンクテーブル情報と
プログラム管理情報がメモリカード90から読み出さ
れ、それぞれメモリ80に記憶される。
【0039】しかる後、コントローラ50はプログラム
管理情報に基づいて所定の初期画面(選択画面)を作成
し、これをディスプレイ部60に表示させる。かかる初
期画面に従いユーザが所定のプログラム(「レッスン」
や「チャプター」等)の再生を指示すると、コントロー
ラ50は、当該プログラムに含まれるテキスト情報をメ
モリカード90から順次読み出し、これをディスプレイ
部60に表示させる。同時に、コントローラ50は、メ
モリ80上のリンクテープル情報を参照し、各テキスト
情報にリンクされた音楽コンテンツ情報をメモリカード
90から読み出し、順次これを音楽再生部41に供給す
る。
管理情報に基づいて所定の初期画面(選択画面)を作成
し、これをディスプレイ部60に表示させる。かかる初
期画面に従いユーザが所定のプログラム(「レッスン」
や「チャプター」等)の再生を指示すると、コントロー
ラ50は、当該プログラムに含まれるテキスト情報をメ
モリカード90から順次読み出し、これをディスプレイ
部60に表示させる。同時に、コントローラ50は、メ
モリ80上のリンクテープル情報を参照し、各テキスト
情報にリンクされた音楽コンテンツ情報をメモリカード
90から読み出し、順次これを音楽再生部41に供給す
る。
【0040】音楽再生部41は、供給された音楽コンテ
ンツ情報を、復号キーを用いて復号し、これを混合部4
2に供給する。しかして、音楽コンテンツ情報はDA変
換部43によってアナログ信号に変換され、接続端子に
接続されたスピーカ装置(イヤホン等)によってユーザ
に聴取される。
ンツ情報を、復号キーを用いて復号し、これを混合部4
2に供給する。しかして、音楽コンテンツ情報はDA変
換部43によってアナログ信号に変換され、接続端子に
接続されたスピーカ装置(イヤホン等)によってユーザ
に聴取される。
【0041】次に、上記メモリカード90上の情報を再
生する際における再生済み位置の管理動作にてついて説
明する。
生する際における再生済み位置の管理動作にてついて説
明する。
【0042】上記音楽コンテンツ情報の再生が開始され
ると、コントローラ50は、復号キーKcを基に、メモ
リ80に格納されている再生位置管理情報と再生開始フ
ァイルの各テキストブロックとを図3のように対応付け
る。そして、各ブロックにリンク付けられた全てのフレ
ームの再生(音声出力)と当該ブロックの再生(テキス
ト表示)が終了したタイミングで、当該ブロックに対応
する再生位置管理情報のフラグを0から1に変更する。
かかるフラグの変更は、再生期間中に継続して行われ
る。したがって、再生が進行するにしたがって、開始ブ
ロックから順番に、対応する再生位置情報のフラグが逐
次0から1に変更される。しかして、ユーザによって当
該ファイルの再生終了が指示されると、それまで再生の
再生履歴が再生位置管理情報のフラグとして保持され
る。
ると、コントローラ50は、復号キーKcを基に、メモ
リ80に格納されている再生位置管理情報と再生開始フ
ァイルの各テキストブロックとを図3のように対応付け
る。そして、各ブロックにリンク付けられた全てのフレ
ームの再生(音声出力)と当該ブロックの再生(テキス
ト表示)が終了したタイミングで、当該ブロックに対応
する再生位置管理情報のフラグを0から1に変更する。
かかるフラグの変更は、再生期間中に継続して行われ
る。したがって、再生が進行するにしたがって、開始ブ
ロックから順番に、対応する再生位置情報のフラグが逐
次0から1に変更される。しかして、ユーザによって当
該ファイルの再生終了が指示されると、それまで再生の
再生履歴が再生位置管理情報のフラグとして保持され
る。
【0043】しかる後、ユーザが再び当該ファイル情報
の再生を指示すると、コントローラ50は、当該ファイ
ルに対応する再生位置管理情報をメモリ80から読み出
し、当該再生位置管理情報を参照して前回の再生済み位
置を検索する。そして、当該再生済み位置終端近傍のテ
キスト情報(ブロック情報)をメモリカード90から読
み出し、再生済み位置の終端が分かる形態(たとえば、
再生済み位置の終端を白黒反転表示)にて、ディスプレ
イ60上にテキスト情報を表示する。これにより、ユー
ザは、前回学習済みのフレーズを確認することができ
る。しかる後、ユーザが再生指令を行うと、当該位置か
ら再生が開始される。かかる再生時には、上記と同様に
して、再生位置管理情報のフラグが逐次変更されて行
く。
の再生を指示すると、コントローラ50は、当該ファイ
ルに対応する再生位置管理情報をメモリ80から読み出
し、当該再生位置管理情報を参照して前回の再生済み位
置を検索する。そして、当該再生済み位置終端近傍のテ
キスト情報(ブロック情報)をメモリカード90から読
み出し、再生済み位置の終端が分かる形態(たとえば、
再生済み位置の終端を白黒反転表示)にて、ディスプレ
イ60上にテキスト情報を表示する。これにより、ユー
ザは、前回学習済みのフレーズを確認することができ
る。しかる後、ユーザが再生指令を行うと、当該位置か
ら再生が開始される。かかる再生時には、上記と同様に
して、再生位置管理情報のフラグが逐次変更されて行
く。
【0044】図6に、かかる再生再開時の制御フローチ
ャートを示す。ユーザが、当該ファイルの再生を指示す
ると、コントローラ50は、当該ファイルの音楽コンテ
ンツ情報とテキスト情報を参照し(ステップS10)、
当該ファイルにテキスト情報が含まれているかを判別す
る(ステップS20)。ここで、テキスト情報が含まれ
ていない場合には、通常の音楽情報再生を実行する。
ャートを示す。ユーザが、当該ファイルの再生を指示す
ると、コントローラ50は、当該ファイルの音楽コンテ
ンツ情報とテキスト情報を参照し(ステップS10)、
当該ファイルにテキスト情報が含まれているかを判別す
る(ステップS20)。ここで、テキスト情報が含まれ
ていない場合には、通常の音楽情報再生を実行する。
【0045】ステップS20にて、テキスト情報が含ま
れていると判別すると、次に、ステップS30にて、当
該ファイルの再生位置管理情報をメモリ80から読み出
し、再生済み位置の終端を検索する。そして、ステップ
S40にて、当該再生済み終端近傍のテキストを、終端
位置が分かるような形態で表示する。
れていると判別すると、次に、ステップS30にて、当
該ファイルの再生位置管理情報をメモリ80から読み出
し、再生済み位置の終端を検索する。そして、ステップ
S40にて、当該再生済み終端近傍のテキストを、終端
位置が分かるような形態で表示する。
【0046】しかる後、ユーザが、当該終端部からの再
生開始を指示すると(ステップS50)、当該位置から
順次ブロック情報とフレーム情報を読み出し、これをデ
ィスプレイ部60および音楽再生モジュール40の接続
端子上に再生する(ステップS60)。かかる再生時に
おいて、ステップS70にて、再生済み位置と再生位置
管理情報上のフラグとの対応付けがなされ、ステップS
80にて、再生済み位置のフラグが1に変更される。し
かして、再生位置管理情報上に再生済み位置が逐次記憶
されて行く。
生開始を指示すると(ステップS50)、当該位置から
順次ブロック情報とフレーム情報を読み出し、これをデ
ィスプレイ部60および音楽再生モジュール40の接続
端子上に再生する(ステップS60)。かかる再生時に
おいて、ステップS70にて、再生済み位置と再生位置
管理情報上のフラグとの対応付けがなされ、ステップS
80にて、再生済み位置のフラグが1に変更される。し
かして、再生位置管理情報上に再生済み位置が逐次記憶
されて行く。
【0047】次に、上記携帯電話装置におけるディスプ
レイ部60の表示例について、図7および図8を参照し
て説明する。
レイ部60の表示例について、図7および図8を参照し
て説明する。
【0048】先ず、初期動作時の表示について図7
(a)〜(e)に示す。情報ファイルをダウンロード
後、ユーザが当該ファイルの再生を指示すると、上記プ
ログラム管理情報に基づいて同図(a)に示す初期画面
が表示される。かかる表示中、ユーザが「レッスン1」
の再生を指示すると、同図(a)の如く、当該「レッス
ン1」の見出し項目が白黒反転表示される。しかる後、
ユーザが確定指令を入力すると、次に、同図(b)に示
す如く、当該「レッスン1」に含まれる「チャプター」
が一覧表示される。
(a)〜(e)に示す。情報ファイルをダウンロード
後、ユーザが当該ファイルの再生を指示すると、上記プ
ログラム管理情報に基づいて同図(a)に示す初期画面
が表示される。かかる表示中、ユーザが「レッスン1」
の再生を指示すると、同図(a)の如く、当該「レッス
ン1」の見出し項目が白黒反転表示される。しかる後、
ユーザが確定指令を入力すると、次に、同図(b)に示
す如く、当該「レッスン1」に含まれる「チャプター」
が一覧表示される。
【0049】かかる表示において、ユーザが「チャプタ
ー1」〜「チャプター3」を選択すると、同図(b)の
如く、当該「チャプター1」〜「チャプター3」の見出
し項目が白黒反転表示される。しかる後、ユーザが確定
指令を入力すると、次に、同図(c)に示す如く、当該
「チャプター1」〜「チャプター3」のフレーズが順次
表示される。
ー1」〜「チャプター3」を選択すると、同図(b)の
如く、当該「チャプター1」〜「チャプター3」の見出
し項目が白黒反転表示される。しかる後、ユーザが確定
指令を入力すると、次に、同図(c)に示す如く、当該
「チャプター1」〜「チャプター3」のフレーズが順次
表示される。
【0050】しかして、英文フレーズが表示されると、
これと共に、当該フレーズにリンクされた音楽コンテン
ツが上記の如くして再生される。これによりユーザは当
該フレーズの英文音声を聴取することができる。そし
て、かかる英文音声の再生がなされると、上記の如く、
当該再生済みの英文フレーズに対応した再生位置管理情
報のフラグが1に変更され、それに伴って、同図(d)
の如く、当該再生済みの英文フレーズが順次白黒反転表
示される。そして、再生が進むにしたがって、英文フレ
ーズ表示はスクロールされ、同図(e)に示す如く、未
再生フレーズが順次表示される。
これと共に、当該フレーズにリンクされた音楽コンテン
ツが上記の如くして再生される。これによりユーザは当
該フレーズの英文音声を聴取することができる。そし
て、かかる英文音声の再生がなされると、上記の如く、
当該再生済みの英文フレーズに対応した再生位置管理情
報のフラグが1に変更され、それに伴って、同図(d)
の如く、当該再生済みの英文フレーズが順次白黒反転表
示される。そして、再生が進むにしたがって、英文フレ
ーズ表示はスクロールされ、同図(e)に示す如く、未
再生フレーズが順次表示される。
【0051】次に、再生再開時の表示動作について説明
する。たとえば、前回学習時に図7(e)の状態まで進
み、このタイミングで終了指示がなされたとする。かか
る終了指示によって、メモリ80上の再生位置管理情報
は「チャプター2」の“What are you d
oing ?”のブロックまでのフラグが1に変更されて
いる。しかる後、ユーザが再生再開の指令を行うと、当
該最終再生ブロックが含まれる「チャプター2」と「レ
ッスン1」がプログラム管理情報を基に識別され、図8
(f)の如く、「レッスン1」の見出し項目が白黒反転
された初期画面が表示される。かかる表示によりユーザ
は、前回学習時に「レッスン1」を学習したことを知る
ことができる。
する。たとえば、前回学習時に図7(e)の状態まで進
み、このタイミングで終了指示がなされたとする。かか
る終了指示によって、メモリ80上の再生位置管理情報
は「チャプター2」の“What are you d
oing ?”のブロックまでのフラグが1に変更されて
いる。しかる後、ユーザが再生再開の指令を行うと、当
該最終再生ブロックが含まれる「チャプター2」と「レ
ッスン1」がプログラム管理情報を基に識別され、図8
(f)の如く、「レッスン1」の見出し項目が白黒反転
された初期画面が表示される。かかる表示によりユーザ
は、前回学習時に「レッスン1」を学習したことを知る
ことができる。
【0052】しかる後、ユーザが確定指令を入力する
と、表示画面は同図(g)のように切り替わる。これに
よりユーザは、前回学習時に「チャプター2」を学習し
ていたことを知ることができる。かかる表示において、
ユーザが「チャプター2」〜「チャプター4」を選択す
ると、表示画面は同図(h)のように切り替わる。
と、表示画面は同図(g)のように切り替わる。これに
よりユーザは、前回学習時に「チャプター2」を学習し
ていたことを知ることができる。かかる表示において、
ユーザが「チャプター2」〜「チャプター4」を選択す
ると、表示画面は同図(h)のように切り替わる。
【0053】しかして、ユーザが確定指令を入力する
と、前回再生済みの最終ブロックの前後のブロックのテ
キスト情報が読み出され、これに基づき、同図(i)に
示す表示がなされる。しかる後、再生が進行すると、上
記と同様、画面はスクロールされ、新たなフレーズが順
次表示される。
と、前回再生済みの最終ブロックの前後のブロックのテ
キスト情報が読み出され、これに基づき、同図(i)に
示す表示がなされる。しかる後、再生が進行すると、上
記と同様、画面はスクロールされ、新たなフレーズが順
次表示される。
【0054】以上、本実施の形態によれば、再生再開時
に、前回学習時における再生終端部分と今回学習するス
タート部分のテキストが表示され、しかも終端部分は白
黒反転表示されるため、ユーザは前回学習済みのフレー
ズと、今回新たに学習するフレーズとを視覚的に識別す
ることができる。また、区切りの前後のフレーズが同時
に表示されるため、前回の学習内容と、今回の学習内容
への繋がりを容易に確認および理解することができ、こ
れにより学習効率を高めることができる。
に、前回学習時における再生終端部分と今回学習するス
タート部分のテキストが表示され、しかも終端部分は白
黒反転表示されるため、ユーザは前回学習済みのフレー
ズと、今回新たに学習するフレーズとを視覚的に識別す
ることができる。また、区切りの前後のフレーズが同時
に表示されるため、前回の学習内容と、今回の学習内容
への繋がりを容易に確認および理解することができ、こ
れにより学習効率を高めることができる。
【0055】ところで、上記実施形態においては、再生
位置管理情報に基づいて再生終了位置を装置側で自動的
に検索するものであった。しかしながら、ユーザは、レ
ッスン1から順番に再生して学習するとは限らず、たと
えば自己の興味のあるレッスンから断片的に学習を行う
場合もあり得る。かかる場合には、上記のように再生終
了位置を装置側で自動的に検索せずに、単に、学習済み
のパートと未学習のパートを識別可能な状態で表示する
ようにした方が良い。これにより、ユーザは、たとえば
テキスト表示をスクロールすることにより、自己が所望
する未学習パートを迅速に検索できる。
位置管理情報に基づいて再生終了位置を装置側で自動的
に検索するものであった。しかしながら、ユーザは、レ
ッスン1から順番に再生して学習するとは限らず、たと
えば自己の興味のあるレッスンから断片的に学習を行う
場合もあり得る。かかる場合には、上記のように再生終
了位置を装置側で自動的に検索せずに、単に、学習済み
のパートと未学習のパートを識別可能な状態で表示する
ようにした方が良い。これにより、ユーザは、たとえば
テキスト表示をスクロールすることにより、自己が所望
する未学習パートを迅速に検索できる。
【0056】図9に、その表示例を示す。ユーザが英会
話学習用ファイルの再生を指示すると、同図(a)に示
す初期画面が表示される。かかる表示中、「レッスン
2」、「レッスン3」、「レッスン5」、「レッスン
7」は既に再生済みであって、図示の如く各見出し項目
が白黒反転表示される。各レッスンが再生済みか否か
は、上記再生位置管理情報に基づいて判別される。すな
わち、当該レッスン中の全てのブロックに対する再生位
置管理情報が“1”の場合に、当該レッスンは再生済み
と判別される。
話学習用ファイルの再生を指示すると、同図(a)に示
す初期画面が表示される。かかる表示中、「レッスン
2」、「レッスン3」、「レッスン5」、「レッスン
7」は既に再生済みであって、図示の如く各見出し項目
が白黒反転表示される。各レッスンが再生済みか否か
は、上記再生位置管理情報に基づいて判別される。すな
わち、当該レッスン中の全てのブロックに対する再生位
置管理情報が“1”の場合に、当該レッスンは再生済み
と判別される。
【0057】しかる後、ユーザが「レッスン1」の再生
を指示すると、当該「レッスン1」に含まれるブロック
が先頭から順番に読み出され、再生表示される。ここ
で、読み出された各ブロックに対応する再生位置管理情
報が“1”であれば、当該ブロックのテキストは白黒反
転表示される。同図(b)においては、先頭部分のパー
トは既に再生済みのため、全て白黒反転表示されてい
る。
を指示すると、当該「レッスン1」に含まれるブロック
が先頭から順番に読み出され、再生表示される。ここ
で、読み出された各ブロックに対応する再生位置管理情
報が“1”であれば、当該ブロックのテキストは白黒反
転表示される。同図(b)においては、先頭部分のパー
トは既に再生済みのため、全て白黒反転表示されてい
る。
【0058】しかる後、ユーザがキー操作部20を操作
してテキスト表示をスクロールすると、やがて、同図
(c)に示す如く、未再生パートが白黒反転無しに表示
される。かかる表示においてユーザが再生指示を行う
と、当該未再生パートから順番に再生が再開される。こ
れにより、各フレーズのテキスト表示とその音声出力が
順次行われる。
してテキスト表示をスクロールすると、やがて、同図
(c)に示す如く、未再生パートが白黒反転無しに表示
される。かかる表示においてユーザが再生指示を行う
と、当該未再生パートから順番に再生が再開される。こ
れにより、各フレーズのテキスト表示とその音声出力が
順次行われる。
【0059】かかる再生は、当該レッスン1が終了する
まで実行される。しかる後、レッスン1が終了すると、
それに続く「レッスン2」および「レッスン3」は学習
済みであるから、再生位置は、その次の未学習のレッス
ンである「レッスン4」にジャンプされる。そして、上
記と同様、レッスン4のテキストが表示され、再生が開
始される(同図d)。そして、当該レッスン4の再生が
終了すると、同様に、レッスン5がスキップされ、レッ
スン6に移行する。
まで実行される。しかる後、レッスン1が終了すると、
それに続く「レッスン2」および「レッスン3」は学習
済みであるから、再生位置は、その次の未学習のレッス
ンである「レッスン4」にジャンプされる。そして、上
記と同様、レッスン4のテキストが表示され、再生が開
始される(同図d)。そして、当該レッスン4の再生が
終了すると、同様に、レッスン5がスキップされ、レッ
スン6に移行する。
【0060】以上、本発明に係る種々の実施形態を説明
したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものでは
なく、他に種々の変更が可能であることは言うまでもな
い。たとえば、上記実施の形態において示した配信情報
ファイルは上記構成に限らず適宜変更可能である。ま
た、表示例も、ファイルの内容や利用形態および検索の
方法に応じて変更され得る。その他、上記実施の形態で
は、メモリカード90を用いてファイルを記憶するよう
にしたが、内蔵メモリにファイルを格納するようにして
も良い。
したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものでは
なく、他に種々の変更が可能であることは言うまでもな
い。たとえば、上記実施の形態において示した配信情報
ファイルは上記構成に限らず適宜変更可能である。ま
た、表示例も、ファイルの内容や利用形態および検索の
方法に応じて変更され得る。その他、上記実施の形態で
は、メモリカード90を用いてファイルを記憶するよう
にしたが、内蔵メモリにファイルを格納するようにして
も良い。
【0061】本発明の実施の形態は、本発明の技術的思
想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
【0062】
【発明の効果】以上、本発明によれば、先に再生済みの
再生位置をテキストによって表示するものであるから、
目的とする音声情報を視覚により簡易迅速に検索するこ
とができる。加えて、前回の再生終了位置直前のテキス
ト情報と、当該再生終了位置直後のテキスト情報とを、
これら両テキスト情報が識別可能となるように表示する
ものであるから、たとえば、かかる発明を英会話学習に
適用したような場合には、前回の学習内容と、今回の学
習内容への繋がりを容易に確認および理解することがで
き、これにより学習効率を高めることができるようにな
る。
再生位置をテキストによって表示するものであるから、
目的とする音声情報を視覚により簡易迅速に検索するこ
とができる。加えて、前回の再生終了位置直前のテキス
ト情報と、当該再生終了位置直後のテキスト情報とを、
これら両テキスト情報が識別可能となるように表示する
ものであるから、たとえば、かかる発明を英会話学習に
適用したような場合には、前回の学習内容と、今回の学
習内容への繋がりを容易に確認および理解することがで
き、これにより学習効率を高めることができるようにな
る。
【図1】 実施の形態に係る携帯電話装置の構成を示す
図
図
【図2】 実施の形態に係るメモリの構成を示す図
【図3】 実施の形態に係る配信ファイルの構成を示す
図
図
【図4】 実施の形態に係るリンク情報の構成を示す図
【図5】 実施の形態に係る再生位置管理情報の対応付
けを示す図
けを示す図
【図6】 実施の形態に係る再生位置管理の方法を示す
フローチャート
フローチャート
【図7】 実施の形態に係る表示例を示す図
【図8】 実施の形態に係る表示例を示す図
【図9】 他の実施の形態に係る表示例を示す図
50 コントローラ
60 ディスプレイ部
80 メモリ
90 メモリカード
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 中里 酉克
大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三
洋電機株式会社内
(72)発明者 武村 浩司
大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三
洋電機株式会社内
(72)発明者 佐藤 義三
大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三
洋電機株式会社内
(72)発明者 堀内 啓次
大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三
洋電機株式会社内
Fターム(参考) 5C052 AB03 AC08 CC01 DD03
5D045 DB10
5K027 AA11 BB01 FF22 FF28 HH19
5K039 BB05 CC01 DD02 EE01 JJ02
JJ03 JJ09
Claims (12)
- 【請求項1】 音声情報とテキスト情報とを関連付ける
リンク情報を格納するリンク情報格納手段と、 前記音声情報の再生がなされたかどうかを前記テキスト
情報と対応付けて記憶する再生状態記憶手段と、 当該再生状態記憶手段に記憶された再生状態情報に基づ
いて前記音声情報の再生がなされたかどうかが分かるよ
うな形態で前記テキストを表示するテキスト情報表示手
段と、 を有することを特徴とする情報再生装置。 - 【請求項2】 請求項1において、表示されたテキスト
をスクロールするスクロール手段をさらに有することを
特徴とする情報再生装置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記再生状態記憶手
段に記憶された再生状態情報に基づいて既再生と未再生
の分岐位置を検索する検索手段をさらに有し、 前記テキスト情報表示手段は、前記検索手段によって検
索された前記分岐位置近傍のテキストを既再生と未再生
が分かるように表示することを特徴とする情報再生装
置。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記テ
キスト情報表示手段によって所定の未再生テキストが表
示されている状態で再生指令がなされると、当該未再生
テキストにリンク付けられた音声情報が再生されること
を特徴とする情報再生装置。 - 【請求項5】 請求項4において、前記未再生テキスト
にリンク付けられた音声情報が再生された後、それに続
くテキスト情報と音声情報が順次再生され出力されるこ
とを特徴とする情報再生装置。 - 【請求項6】 請求項5において、テキスト情報と音声
情報が順次再生され出力されている際に、前記再生状態
記憶手段に記憶された再生状態情報に基づいて、既再生
のテキスト情報および音声情報の再生をスキップする再
生スキップ手段をさらに有することを特徴とする情報再
生装置。 - 【請求項7】 音声情報とテキスト情報とを関連付ける
リンク情報に基づいて前記音声情報とテキスト情報とを
同期再生する情報再生方法において、 前記音声情報の再生がなされたかどうかを前記テキスト
情報と対応付けて記憶する再生状態記憶ステップと、 当該記憶された再生状態情報に基づいて前記音声情報の
再生がなされたかどうかが分かるような形態で前記テキ
ストを表示するテキスト情報表示ステップと、 を有することを特徴とする情報再生方法。 - 【請求項8】 請求項7において、前記テキスト表示ス
テップは、操作指令に応じて表示テキストをスクロール
させることを特徴とする情報再生方法。 - 【請求項9】 請求項7において、前記テキスト表示ス
テップは、前記記憶された再生状態情報に基づいて既再
生と未再生の分岐位置を検索し、当該検索した分岐位置
近傍のテキストを既再生と未再生が分かるように表示す
ることを特徴とする情報再生方法。 - 【請求項10】 請求項7〜9の何れかにおいて、前記
テキスト情報表示ステップによって所定の未再生テキス
トが表示されている状態で再生指令がなされると、当該
未再生テキストにリンク付けられた音声情報が再生され
ることを特徴とする情報再生方法。 - 【請求項11】 請求項10において、前記未再生テキ
ストにリンク付けられた音声情報が再生された後、それ
に続くテキスト情報と音声情報が順次再生され出力され
ることを特徴とする情報再生方法。 - 【請求項12】 請求項11において、テキスト情報と
音声情報が順次再生され出力されている際に、前記再生
状態情報に基づいて、既再生のテキスト情報および音声
情報の再生がスキップされることを特徴とする情報再生
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002045885A JP2003241798A (ja) | 2002-02-22 | 2002-02-22 | 情報再生装置および情報再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002045885A JP2003241798A (ja) | 2002-02-22 | 2002-02-22 | 情報再生装置および情報再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003241798A true JP2003241798A (ja) | 2003-08-29 |
Family
ID=27784429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002045885A Pending JP2003241798A (ja) | 2002-02-22 | 2002-02-22 | 情報再生装置および情報再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003241798A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005189454A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Casio Comput Co Ltd | テキスト同期音声再生制御装置及びプログラム |
JP2006317876A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 音声読み上げ装置およびプログラム |
WO2012173186A1 (ja) * | 2011-06-14 | 2012-12-20 | シャープ株式会社 | コンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法およびコンテンツ再生プログラム |
-
2002
- 2002-02-22 JP JP2002045885A patent/JP2003241798A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005189454A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Casio Comput Co Ltd | テキスト同期音声再生制御装置及びプログラム |
JP2006317876A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 音声読み上げ装置およびプログラム |
WO2012173186A1 (ja) * | 2011-06-14 | 2012-12-20 | シャープ株式会社 | コンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法およびコンテンツ再生プログラム |
JP2013003740A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-07 | Sharp Corp | コンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法およびコンテンツ再生プログラム |
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