JP2003241780A - 情報再生装置および情報再生方法 - Google Patents

情報再生装置および情報再生方法

Info

Publication number
JP2003241780A
JP2003241780A JP2002044087A JP2002044087A JP2003241780A JP 2003241780 A JP2003241780 A JP 2003241780A JP 2002044087 A JP2002044087 A JP 2002044087A JP 2002044087 A JP2002044087 A JP 2002044087A JP 2003241780 A JP2003241780 A JP 2003241780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
text
reproduction
predetermined
voice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002044087A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshizo Sato
義三 佐藤
Masuo Kondo
益生 近藤
Tetsuo Takeyama
哲夫 竹山
Koji Takemura
浩司 武村
Nagakatsu Nakazato
酉克 中里
Keiji Horiuchi
啓次 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2002044087A priority Critical patent/JP2003241780A/ja
Publication of JP2003241780A publication Critical patent/JP2003241780A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作にて上記ポーズ機能やリピート機
能等を設定および解除し得る情報再生装置および情報再
生方法を提供すること。 【解決手段】 音声情報とテキスト情報とをリンク情報
によって関連付けて再生する情報再生方法において、再
生対象のテキスト情報中に文末を示す対象文字(英文の
場合“?”や“.”等)が存在するかを識別するテキス
ト識別ステップ(S107)と、当該テキスト識別ステ
ップ(S107)によって当該対象文字が存在すること
が識別されたことに応じて、前記音声情報とテキスト情
報の再生を中止する再生制御ステップ(S108)とを
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報再生装置およ
び情報再生方法に関し、特に、音声情報とテキスト情報
とを同期再生する装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話装置の分野では、無線通信網を
利用して、様々なデータ配信サービスが実施されてい
る。特にPHS(Personal−Handypho
ne−System)の場合、データ通信を比較的安価
に行うことができるため、音楽配信の他、テキスト情報
や映像情報等の配信サービスも提案・検討されている。
【0003】たとえば、音声情報とテキスト情報とを同
時に配信することにより、携帯電話装置にて英会話学習
を行うことができる。携帯電話装置には、10文字×1
0行程度のテキストデータを表示させることができるモ
ニターが配備されており、よって、配信された英文テキ
スト情報をモニターに表示させながら、英会話音声情報
を同期再生することにより、英会話学習を行うことがで
きるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、音声情報を
再生する、いわゆるオーディオ再生装置においては、通
常、再生を中止するポーズ機能や、所定の曲、区間のみ
再生を繰り返すリピート機能が装備されている。かかる
機能は、操作パネル部に配された操作ボタンを操作する
ことによって設定される。
【0005】しかしながら、携帯電話装置等の小型装置
においては、スペース上、このように専用の機能を実行
するための操作ボタンを別途独立して配することはでき
ない。従って、通常、ファンクションキーによって当該
機能を呼び出し、しかる後、設定ボタンを操作すること
によって、当該機能を設定する方法が採られ得る。かか
る操作は、ユーザにとって面倒である。特に、英会話学
習を行うような場合には、所定のフレーズのみをポーズ
またはリピートすることが通常であるから、そのたび毎
にこれらの機能を設定するとなると、かなり面倒な作業
が強いられることになる。
【0006】そこで、本発明は、かかる不都合を解消
し、簡単な操作にて上記ポーズ機能やリピート機能等を
設定および解除し得る情報再生装置および情報再生方法
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み本発明
は、以下の特徴を有する。
【0008】請求項1の発明は、再生対象のテキスト情
報中に所定のテキストが存在するかを識別するテキスト
識別手段と、当該テキスト識別手段によって前記所定の
テキストが存在することが識別されたことに応じて再生
を制御する再生制御手段とを有することを特徴とする情
報再生装置である。
【0009】請求項2の発明は、音声情報とテキスト情
報とをリンク情報によって関連付けて再生する情報再生
装置において、再生対象のテキスト情報中に所定のテキ
ストが存在するかを識別するテキスト識別手段と、当該
テキスト識別手段によって前記所定のテキストが存在す
ることが識別されたことに応じて、前記音声情報および
/若しくはテキスト情報の再生を制御する再生制御手段
とを有することを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項2に記載の情報
再生装置において、前記再生制御手段は、前記所定のテ
キストの識別に応じて、前記音声情報およびテキスト情
報の出力を所定期間だけ停止することを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項2に記載の情報
再生装置において、前記再生制御手段は、前記所定のテ
キストの識別に応じて、当該テキスト情報にリンクされ
た音声情報の出力を少なくとも1回繰り返すことを特徴
とする。
【0012】請求項5の発明は、請求項2に記載の情報
再生装置において、前記再生制御手段は、前記所定のテ
キストの識別に応じて、当該テキスト情報にリンクされ
た音声情報の出力を中止することを特徴とする。
【0013】請求項6の発明は、再生対象のテキスト情
報中に所定のテキストが存在するかを識別するテキスト
識別ステップと、当該テキスト識別手段によって前記所
定のテキストが存在することが識別されたことに応じて
再生を制御する再生制御ステップと、を有することを特
徴とする情報再生方法である。
【0014】請求項7の発明は、音声情報とテキスト情
報とをリンク情報によって関連付けて再生する情報再生
方法において、再生対象のテキスト情報中に所定のテキ
ストが存在するかを識別するテキスト識別ステップと、
当該テキスト識別ステップによって前記所定のテキスト
が存在することが識別されたことに応じて、前記音声情
報および/若しくはテキスト情報の再生を制御する再生
制御ステップと、を有することを特徴とする。
【0015】請求項8の発明は、請求項7に記載の情報
再生方法において、前記再生制御ステップは、前記所定
のテキストの識別に応じて、前記音声情報およびテキス
ト情報の出力を所定期間だけ停止することを特徴とす
る。
【0016】請求項9の発明は、請求項7に記載の情報
再生方法において、前記再生制御ステップは、前記所定
のテキストの識別に応じて、当該テキスト情報にリンク
された音声情報の出力を少なくとも1回繰り返すことを
特徴とする。
【0017】請求項10の発明は、請求項7に記載の情
報再生方法において、前記再生制御方法は、前記所定の
テキストの識別に応じて、当該テキスト情報にリンクさ
れた音声情報の出力を中止することを特徴とする。
【0018】なお、上記発明は、再生の対象として音声
とテキストを挙げたが、これら以外の情報の再生を排除
する趣旨のものではなく、上記情報に関連して他の情報
が再生される場合も含むものである。たとえば、テキス
ト情報と音声情報の他、映像情報を同期再生するような
場合(テキストの背景に会話者や風景を動画または静止
画で表示するような場合)も、本発明の範囲に含まれ
る。
【0019】本発明の特徴は、以下に示す実施の形態の
説明により更に明らかとなろう。
【0020】ただし、以下の実施の形態は、あくまでも
本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成
要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたも
のに制限されるものではない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。本実施の形態は、携帯電話装
置に本発明を適用した実施例である。また、説明の便宜
上、英会話学習用のファイル情報が配信される場合を例
に挙げて説明する。
【0022】まず、図1に実施の形態に係る携帯電話装
置の構成を示す。なお、かかる携帯電話装置には、音楽
再生用の再生モジュール40が接続されている。また、
メモリカード90が所定のメモリカード装着部に装着さ
れている。
【0023】図において、10は送受信部で、アンテナ
からの信号を受けてこれをベースバンド信号に変換する
と共に、バスを介して供給された信号を変調してこれを
アンテナに供給する。20はキー操作部で、タッチキー
やタッチパネルによって構成され、ユーザからの操作指
令をコントローラに供給する。30は音声再生部で、通
話時にアンテナから入力された受信情報に基づいて音声
再生データを出力する。40は音楽再生モジュールで、
音声再生部30から供給された音声データおよびメモリ
カード90から供給された音声データに基づいて音声信
号を生成し、これをイヤホンジャック等の接続端子に供
給する。
【0024】50は各部を制御するコントローラ、60
はコントローラ50からの制御に応じてテキスト等を表
示するディスクプレイ部、70はメモリカード90とデ
ータバスとの間のデータ授受を制御するメモリインタフ
ェース、80はメモリカード90から読み出されたプロ
グラム管理情報やリンクテーブル情報等を一時記憶する
メモリ、90はメモリカードである。
【0025】音楽再生モジュール40は、音楽再生部4
1、混合部42、DA変換部43および復号キー記憶部
44から構成されている。このうち、音楽再生部41
は、メモリインタフェース70を介してメモリカード9
0から供給される音楽コンテンツデータを復号キーにて
デスクランブルおよび復号する。混合部42は、音楽再
生部41からの音楽データおよび音声再生部30からの
音声データを受け、モードに応じて、何れかのデータを
選択しまたは両データを混合して出力する。復号キー記
憶部44は、メモリインタフェース70を介してメモリ
カード90から供給された復号キーを記憶し、適宜これ
を音楽再生部41に供給する。
【0026】次に、外部の配信サーバから配信される情
報ファイルの構成について図2を参照して説明する。
【0027】図示の如く、情報ファイルは、復号キー
と、プログラム管理情報と、リンクテーブル情報と、音
楽コンテンツ情報と、テキスト情報とから構成されてい
る。このうち、音楽情報は復号キーによって暗号化され
ている。かかる音楽情報は、一連のフレーム情報によっ
て構成されている。また、テキスト情報は、一連のブロ
ック情報によって構成されている。
【0028】プログラム管理情報は、当該ファイルに格
納された英会話レッスンの内容をチャプター毎に管理す
るためのものである。図示の如く、それぞれの「チャプ
ター」に含まれるテキストのブロック番号が、各チャプ
ターと対応付けて管理されている。
【0029】図3に、リンク情報の内容を示す。同図
(a)(b)に示す如く、1つのブロック情報に対して
複数のフレーム情報が対応付けられている。ここで、各
ブロックのテキスト情報は、英文の1行を表示するため
のものである。また、当該ブロックにリンクされている
音声データは、当該1行を音声にて出力するためのもの
である。かかるブロックとフレームの対応付けは、同図
の下表のようになされる。すなわち、そのブロックに対
応付けられる一連のフレームのうち、先頭のフレーム
(スタートフレーム)と末尾のフレーム(エンドフレー
ム)のフレーム番号を、当該ブロックに対応付ける。上
記図2のリンクテーブル情報は、図4の下表に示すよう
にして、ブロック番号とスタートフレーム番号およびエ
ンドフレーム番号を対応付けている。
【0030】かかる配信情報ファイルは、メモリカード
90にファイル毎に記憶される。そして、ユーザからの
再生指令に応じて適宜読み出され、ディスプレイおよび
接続端子上に再生され、出力および表示される。
【0031】次に、上記構成を備える携帯電話装置の動
作について、図1を参照しながら説明する。
【0032】通常の通話モードにおいて、アンテナによ
って音声信号が受信されると、かかる音声信号は送受信
部10によってベースバンド信号に変換された後、音声
再生部30によって音声データに変換され、混合部42
に供給される。しかる後、かかる音声データは、混合部
42からDA変換部43に供給され、アナログ音声信号
に変換される。しかして、接続端子に接続されたスピー
カ装置(イヤホン等)によって受話音声が出力される。
【0033】データ通信モードにおいて、アンテナによ
ってファイル情報が受信されると、かかる情報は、送受
信部10、データバスおよびメモリインタフェース70
を介してメモリカード90に供給される。そして、ファ
イル毎に区分された状態で、メモリカード90に記憶さ
れる。
【0034】しかる後、ユーザがキー操作部20を操作
して所定のファイル情報の再生指令を入力すると、当該
ファイル情報に対する復号キーがメモリカード91から
読み出され、これが音楽再生モジュール40の復号キー
メモリ44に格納される。また、リンクテーブル情報と
プログラム管理情報がメモリカード90から読み出さ
れ、それぞれメモリ80に記憶される。
【0035】しかる後、コントローラ50はプログラム
管理情報に基づいて所定の初期画面(選択画面)を作成
し、これをディスプレイ部60に表示させる。かかる初
期画面に従いユーザが所定の「チャプター」の再生を指
示すると、コントローラ50は、当該チャプターに含ま
れるテキスト情報をメモリカード90から順次読み出
し、これをディスプレイ部60に表示させる。同時に、
コントローラ50は、メモリ80上のリンクテープル情
報を参照し、各テキスト情報にリンクされた音楽コンテ
ンツ情報をメモリカード90から読み出し、順次これを
音楽再生部41に供給する。
【0036】音楽再生部41は、供給された音楽コンテ
ンツ情報を、復号キーを用いて復号し、これを混合部4
2に供給する。しかして、音楽コンテンツ情報はDA変
換部43によってアナログ信号に変換され、接続端子に
接続されたスピーカ装置(イヤホン等)によってユーザ
に聴取される。
【0037】かかる再生動作に先立ち、ユーザは、キー
操作部20を操作して、ポーズ機能やリピート機能等の
特殊機能を予め設定することができる。
【0038】このうち、ポーズ機能を設定すると、コン
トローラ50は、再生するブロックのテキスト情報中に
文末を示すテキスト、すなわち“.”、“?”、“!”
が存在しないかを識別する。そして、かかるテキストが
存在する場合に、次のブロックおよびフレームの再生を
一定期間だけ中止する。
【0039】また、リピート機能を設定すると、コント
ローラ50は、再生するブロックのテキスト情報中に文
末を示すテキスト、すなわち“.”、“?”、“!”が
存在しないかを識別する。そして、かかるテキストが存
在する場合に、当該ブロックをリピート終了位置と設定
し、前回リピート終了位置に設定されたブロックの次の
ブロックから今回リピート終了位置に設定されたブロッ
クまでの一連のブロックにリンクされたフレームを読み
出し、これを再生してリピート音声出力する。
【0040】以下、これら動作機能が設定された場合の
再生制御について説明する。
【0041】A.ポーズ機能の設定 図4に、ポーズ機能が設定された場合のフローチャート
を示す。ポーズ機能が設定された状態において、ユーザ
により所定のチャプターの再生指令がなされると、ステ
ップS101にて、当該チャプターの先頭のブロック
(テキスト情報)がメモリカード90から読み出される
と共に、ステップS102にて、当該ブロックに対応す
るフレーム(音声情報)が、リンク情報をもとに、メモ
リカード90から読み出される。このようにして読み出
されたブロックとフレームは、ステップS104、S1
05にてそれぞれ再生出力される。
【0042】次に、ステップS106にて、当該ブロッ
クのテキスト情報が解析され、さらにステップS107
にて、当該テキスト中に文末を示す上記対象文字が存在
するかが判別される。そして、当該ブロックのテキスト
情報中に対象文字が存在しない場合には、ステップS1
01に戻り、次のブロックとそれにリンクされたフレー
ムの再生が、上記と同様にして行われる。他方、ステッ
プS107にて、対象文字が存在すると判別されると、
ステップS108に進み、予め設定された時間Tだけ次
のブロックおよびフレームの再生が中止される。そし
て、当該時間Tが経過すると、ステップS101に戻
り、次のブロックとフレームの再生が行われる。
【0043】かかるステップS106〜S108の処理
により、再生出力が所定フレーズの文末に達したタイミ
ングで、自動的に、一定時間のポーズが掛かることにな
る。
【0044】図5に、ポーズ機能設定時の再生出力例を
示す。ポーズ機能を設定した状態で、たとえばユーザが
チャプター1の再生を指令したとする。すると、チャプ
ター1の見出しが表示された後(同図a)、一行目のテ
キストと音声が出力される(同図b)。当該一行目(最
初のブロック)のテキストには文末に対象文字“?”が
存在するから、T秒間だけ、次の行の再生が中止され
る。
【0045】しかる後、T秒が経過すると、次の行(2
番目のブロック)の再生が開始され、そのテキストと音
声が出力される(同図c)。同様に、この行のテキスト
にも文末に対象文字“.”が存在するから、T秒だけ再
生が中止される。そしてその後、次の行(3番目のブロ
ック)の再生が開始される。しかし上記と異なり、この
行のテキストには対象文字が存在しないので、ポーズが
掛かることなく次の行(4番目のブロック)の再生が継
続して行われる。これにより、4番目の行の再生出力が
連続的に行われる(同図d)。
【0046】B.リピート機能の設定 図6に、リピート機能が設定された場合のフローチャー
トを示す。リピート機能が設定された状態において、ユ
ーザにより所定のチャプターの再生指令がなされると、
ステップS201にて、当該チャプターの先頭のブロッ
ク(テキスト情報)がメモリカード90から読み出され
ると共に、ステップS202にて、当該ブロックに対応
するフレーム(音声情報)が、リンク情報をもとに、メ
モリカード90から読み出される。このようにして読み
出されたブロックとフレームは、ステップS204、S
205にてそれぞれ再生出力される。
【0047】次に、ステップS206にて、当該ブロッ
クのテキスト情報が解析され、さらにステップS207
にて、当該テキスト中に文末を示す上記対象文字が存在
するかが判別される。そして、当該ブロックのテキスト
情報中に対象文字が存在しない場合には、ステップS2
01に戻り、次のブロックとそれにリンクされたフレー
ムの再生が、上記と同様にして行われる。他方、ステッ
プS107にて、対象文字が存在すると判別されると、
ステップS208に進み、リピートの最終位置として当
該再生中のブロックが設定される。
【0048】次に、リピートの開始位置が既に設定され
ているかがステップS209にて判別される。ここで、
Noと判別されると、当該チャプターの先頭のブロック
が開始位置として設定される。
【0049】しかる後、ステップS211に進み、リピ
ート開始位置のブロックから当該設定されたリピート終
了位置のブロックまでの一連のブロックにリンク付けさ
れたフレーム(音声情報)が順次読み出される。読み出
されたフレームは、ステップS213によって再生音声
出力される。なお、かかる場合のテキスト表示は、ステ
ップS212にて、先のテキスト表示がそのまま保持さ
れる。
【0050】しかる後、ステップS214にて、ユーザ
からスキップ指令が入力されたかが識別され、ここで、
Noであれば、ステップS211に戻り、上記音声再生
出力が繰り返される。かかる音声再生出力は、ステップ
S214にてYesと判別されるまで、すなわちユーザ
からスキップ指令が入力されるまで繰り返される。そし
て、ユーザからスキップが入力されると、ステップS2
15に進み、上記リピート終了位置として設定されたブ
ロックの次のブロックがリピート開始位置として設定さ
れる。
【0051】このようにして、1つのフレーズのリピー
ト再生が終了すると、ステップS201に戻り、次のフ
レーズの再生が開始される。すなわち、次のブロックと
それにリンクされたフレームが読み出され、これが再生
出力される。かかるブロックおよびフレームの再生は、
ステップS207にて、そのブロック中に上記対象文字
が存在するまで行われる。そして、ステップS207に
て、ブロック中に対象文字が存在すると判別されると、
そのブロックをリピート最終位置として、上記と同様、
ステップS208〜S214にて、当該リピート期間の
音声再生出力が繰り返される。
【0052】以上のように、かかる制御フローチャート
に従えば、フレーズ毎に音声リピートが自動的に繰り返
される。そして、ユーザがスキップ指令を入力すること
によって、次のフレーズの再生出力に移行する。
【0053】図7に、リピート機能設定時の再生出力例
を示す。リピート機能を設定した状態で、たとえばユー
ザがチャプター1の再生を指令したとする。すると、チ
ャプター1の見出しが表示された後(同図a)、一行目
のテキストと音声が出力される。当該一行目(最初のブ
ロック)のテキストには文末に対象文字“?”が存在す
るから、当該1行目のリピート再生が行われる(同図
b)。
【0054】しかる後、ユーザがスキップ指令を入力す
ると、次の行(2番目のブロック)の再生が開始され、
そのテキストと音声が出力される。同様に、この行のテ
キストにも文末に対象文字“.”が存在するから、当該
行のリピート再生が行われる(同図c)。さらにユーザ
がスキップ指令を入力すると、次の行(3番目のブロッ
ク)の再生が開始される。しかし上記と異なり、この行
のテキストには対象文字が存在しないので、リピート再
生が行われることなく次の行(4番目のブロック)の再
生が継続して行われる。これにより、4番目の行の再生
出力が連続的に行われる(同図d)。
【0055】B.ロールプレイ機能の設定 図8に、ロールプレイ機能が設定された場合のフローチ
ャートを示す。なお、ロールプレイ機能とは、特定話者
の音声出力のみをミュートする機能である。
【0056】ロールプレイ機能が設定された状態におい
て、ユーザにより所定のチャプターの再生指令がなされ
ると、ステップS301にて、当該チャプターの先頭の
ブロック(テキスト情報)がメモリカード90から読み
出されると共に、ステップS302にて、当該ブロック
に対応するフレーム(音声情報)が、リンク情報をもと
に、メモリカード90から読み出される。このようにし
て読み出されたブロックは、ステップS304にてテキ
スト解析された後、S308にて再生出力される。
【0057】次に、上記テキスト解析をもとに、ステッ
プS305にて、当該テキスト中に設定話者を示す対象
文字が存在するかが判別される。なお、設定話者の対象
文字とは、たとえば、「B:」(ベティの会話パート)
や、「L:」(リンの会話パート)等である。そして、
当該ブロックのテキスト情報中に対象文字が存在しない
場合には、ステップS307にて、メモリカード90か
ら読み出されたフレームが再生出力される。他方、ステ
ップS305にて設定話者を示す対象文字が含まれてい
ると判別されると、ステップS306にて当該ブロック
にリンクされたフレームのの再生期間だけ音声がミュー
トされる。
【0058】しかる後、ステップS301に戻り、次の
ブロックとフレームが読み出される。そして、上記と同
様にして、ブロックとフレームの再生が行われる。
【0059】以上のように、かかる制御フローチャート
に従えば、設定話者のフレーズの出力タイミングにおい
て、音声出力が自動的にミューとされる。これによりユ
ーザは、当該話者のパートを発生練習することができ、
これにより、いわゆるロールプレイ学習を実行すること
ができるようになる。
【0060】図9に、ロールプレイ機能設定時の再生出
力例を示す。たとえば、「L:」のパートをミュートす
るようにロールプレイ機能を設定した状態で、ユーザが
チャプター1の再生を指令したとする。すると、チャプ
ター1の見出しが表示された後(同図a)、一行目のテ
キストが表示される。当該一行目(最初のブロック)の
テキストには、対象文字「L:」が存在しないから、当
該一行目のテキスト表示と同時に1行目の音声も出力さ
れる(同図b)。
【0061】かかる出力がなされると、次に、2行目
(2番目のブロック)のテキストが再生され表示され
る。当該二行目(2番目のブロック)のテキストには、
対象文字「L:」が存在するから、当該二行目のテキス
ト表示の際、音声出力は一定期間だけミュートされる
(同図c)。
【0062】ミュート期間が終了すると、3行目のテキ
ストの再生表示が開始される。当該三行目(3番目のブ
ロック)のテキストには、対象文字「L:」が存在しな
いから、当該三行目のテキスト表示と同時に三行目の音
声も出力される(同図c)。
【0063】以上、本実施の形態によれば、ポーズ、リ
ピート、ロールプレイの機能を設定しておけば、テキス
ト情報中の対象文字が出現したタイミングで、これら各
機能が自動的に実行される。よって、一々、フレーズ毎
に機能を設定変更するといった面倒な操作を回避でき、
円滑かつ良好な英会話学習を実現することができるよう
になる。
【0064】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、他に種々の変更が可能であることは言
うまでもない。たとえば、上記実施の形態において示し
た配信情報ファイルは上記構成に限らず適宜変更可能で
ある。また、テキスト表示形態も、ファイルの内容や利
用形態に応じて適宜変更され得る。その他、上記実施の
形態では、メモリカード90を用いてファイルを記憶す
るようにしたが、内蔵メモリにファイルを格納するよう
にしても良い。
【0065】その他、本発明の実施の形態は、本発明の
技術的思想の範囲内において、適宜種々の変更が可能で
ある。
【0066】
【発明の効果】以上、本発明によれば、再生対象のテキ
スト情報中に所定のテキストが存在するかを識別・監視
することによってポーズやリピート等の再生制御を自動
的に行うものであるから、再生途中における面倒な機能
設定操作を回避でき、もって、円滑かつ良好な再生動作
を実現することができる。特に、テキスト情報に着目し
て、ポーズやリピート等の実行の要否を予測、決定する
ものであるから、適切なタイミングで機能を作動させる
ことができ、よって、ユーザにとって使い勝手の良い情
報再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る携帯電話装置の構成を示す
【図2】 実施の形態に係る配信ファイルの構成を示す
【図3】 実施の形態に係るリンク情報の構成を示す図
【図4】 実施の形態に係る再生ポーズ制御のフローチ
ャート
【図5】 当該再生ポーズ時の動作例を示す図
【図6】 実施の形態に係る再生リピート制御のフロー
チャート
【図7】 当該再生リピート時の動作例を示す図
【図8】 実施の形態に係るロールプレイ再生制御のフ
ローチャート
【図9】 当該ロールプレイ再生時の動作例を示す図
【符号の説明】
40 音楽再生モジュール 50 コントローラ 60 ディスプレイ部 90 メモリカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 9/18 J (72)発明者 竹山 哲夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 武村 浩司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 中里 酉克 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 堀内 啓次 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2C028 AA03 AA04 BA01 BB04 BB06 BD03 CA12 CA13 5D045 AA02 AA04 AB04 AB12 AB26 DB02 DB03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生対象のテキスト情報中に所定のテキ
    ストが存在するかを識別するテキスト識別手段と、 当該テキスト識別手段によって前記所定のテキストが存
    在することが識別されたことに応じて再生を制御する再
    生制御手段と、 を有することを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 音声情報とテキスト情報とをリンク情報
    によって関連付けて再生する情報再生装置において、 再生対象のテキスト情報中に所定のテキストが存在する
    かを識別するテキスト識別手段と、 当該テキスト識別手段によって前記所定のテキストが存
    在することが識別されたことに応じて、前記音声情報お
    よび/若しくはテキスト情報の再生を制御する再生制御
    手段と、 を有することを特徴とする情報再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記再生制御手段
    は、前記所定のテキストの識別に応じて、前記音声情報
    およびテキスト情報の出力を所定期間だけ停止すること
    を特徴とする情報再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記再生制御手段
    は、前記所定のテキストの識別に応じて、当該テキスト
    情報にリンクされた音声情報の出力を少なくとも1回繰
    り返すことを特徴とする情報再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記再生制御手段
    は、前記所定のテキストの識別に応じて、当該テキスト
    情報にリンクされた音声情報の出力を中止することを特
    徴とする情報再生装置。
  6. 【請求項6】 再生対象のテキスト情報中に所定のテキ
    ストが存在するかを識別するテキスト識別ステップと、 当該テキスト識別手段によって前記所定のテキストが存
    在することが識別されたことに応じて再生を制御する再
    生制御ステップと、 を有することを特徴とする情報再生方法。
  7. 【請求項7】 音声情報とテキスト情報とをリンク情報
    によって関連付けて再生する情報再生方法において、 再生対象のテキスト情報中に所定のテキストが存在する
    かを識別するテキスト識別ステップと、 当該テキスト識別ステップによって前記所定のテキスト
    が存在することが識別されたことに応じて、前記音声情
    報および/若しくはテキスト情報の再生を制御する再生
    制御ステップと、 を有することを特徴とする情報方法装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記再生制御ステッ
    プは、前記所定のテキストの識別に応じて、前記音声情
    報およびテキスト情報の出力を所定期間だけ停止するこ
    とを特徴とする情報再生方法。
  9. 【請求項9】 請求項7において、前記再生制御ステッ
    プは、前記所定のテキストの識別に応じて、当該テキス
    ト情報にリンクされた音声情報の出力を少なくとも1回
    繰り返すことを特徴とする情報再生方法。
  10. 【請求項10】 請求項7において、前記再生制御方法
    は、前記所定のテキストの識別に応じて、当該テキスト
    情報にリンクされた音声情報の出力を中止することを特
    徴とする情報再生方法。
JP2002044087A 2002-02-21 2002-02-21 情報再生装置および情報再生方法 Pending JP2003241780A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002044087A JP2003241780A (ja) 2002-02-21 2002-02-21 情報再生装置および情報再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002044087A JP2003241780A (ja) 2002-02-21 2002-02-21 情報再生装置および情報再生方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003241780A true JP2003241780A (ja) 2003-08-29

Family

ID=27783610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002044087A Pending JP2003241780A (ja) 2002-02-21 2002-02-21 情報再生装置および情報再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003241780A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012527007A (ja) * 2009-05-13 2012-11-01 ドハン イ マルチメディアファイル再生方法およびマルチメディア再生機器
CN108986784A (zh) * 2017-06-05 2018-12-11 卡西欧计算机株式会社 语音输出控制装置及语音输出控制方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012527007A (ja) * 2009-05-13 2012-11-01 ドハン イ マルチメディアファイル再生方法およびマルチメディア再生機器
CN108986784A (zh) * 2017-06-05 2018-12-11 卡西欧计算机株式会社 语音输出控制装置及语音输出控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6070053A (en) Radio communication system including independent calling sound notification
WO1998042110A1 (fr) Telephone mobile
EP1916851B1 (en) Controlling communication connection in mobile terminal
JPH1084404A (ja) 携帯電話
KR20020080557A (ko) 블루투스 통신기능을 갖는 휴대용 오디오 플레이어와 이를이용한 휴대폰 통화를 위한 신호처리방법
JPH10161621A (ja) 情報表示制御装置
JP2003241780A (ja) 情報再生装置および情報再生方法
US6885732B2 (en) Voice message vignettes
US20100081480A1 (en) Mobile apparatus, and calling method of mobile apparatus
JP2006211435A (ja) 携帯端末
KR100663493B1 (ko) Mp3 재생 기능을 구비한 휴대 단말기에서 멀티미디어 통화를 위한 장치 및 방법
JP2007323512A (ja) 情報提供システム、携帯端末及びプログラム
JP2001224066A (ja) 携帯電話機
KR20040023148A (ko) 휴대폰 바탕화면의 대기모드에서의 문자메시지 표시방법
JP3348213B2 (ja) 電話機
JP2003241798A (ja) 情報再生装置および情報再生方法
JP2005151067A (ja) 通信端末装置および再生方法
JP2001069205A (ja) 携帯無線電話端末を利用した音響装置
KR100689455B1 (ko) 휴대 단말기에 컨텐츠를 제공하는 메모리 확장팩
KR100312314B1 (ko) 무선 단말기에서의 어학 학습 방법
KR100606097B1 (ko) 휴대폰의 음성 녹음 및 재생방법
JP2003242066A (ja) 情報配信方法、情報再生装置および情報再生方法
JP2003241779A (ja) 情報再生装置および情報再生方法
KR100640382B1 (ko) 이동무선 단말기에서 영어회화 학습방법
KR101349799B1 (ko) 이동 단말기 및 이를 위한 통화 연결음 제공 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070614

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080930