JP2003241643A - リーダ育成支援プログラム、リーダ育成支援方法およびリーダ育成支援装置 - Google Patents
リーダ育成支援プログラム、リーダ育成支援方法およびリーダ育成支援装置Info
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- JP2003241643A JP2003241643A JP2002036726A JP2002036726A JP2003241643A JP 2003241643 A JP2003241643 A JP 2003241643A JP 2002036726 A JP2002036726 A JP 2002036726A JP 2002036726 A JP2002036726 A JP 2002036726A JP 2003241643 A JP2003241643 A JP 2003241643A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 58
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- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 10
- 238000011161 development Methods 0.000 description 7
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 6
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プロジェクトリーダの育成に関し、専門技術
とリーダ技術の修得すべきスキル項目に対して修業者が
設定した目標スキル値が適正であるようにガイダンスを
行うリーダ育成支援プログラム、リーダ育成支援方法お
よびリーダ育成支援装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 専門技術とリーダ技術に対する望ましい
修得過程を示す習熟曲線と、現状のスキル値と習熟曲線
から目標設定の範囲を示す目標ゾーンとを生成して、修
業者が設定した目標スキル値が目標ゾーンから乖離して
いるとき目標の修正を促すガイダンスを行うように構成
する。
とリーダ技術の修得すべきスキル項目に対して修業者が
設定した目標スキル値が適正であるようにガイダンスを
行うリーダ育成支援プログラム、リーダ育成支援方法お
よびリーダ育成支援装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 専門技術とリーダ技術に対する望ましい
修得過程を示す習熟曲線と、現状のスキル値と習熟曲線
から目標設定の範囲を示す目標ゾーンとを生成して、修
業者が設定した目標スキル値が目標ゾーンから乖離して
いるとき目標の修正を促すガイダンスを行うように構成
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロジェクトリー
ダになるために修得を必要とする専門技術とリーダ技術
の目標設定を支援するリーダ育成技術に関する。
ダになるために修得を必要とする専門技術とリーダ技術
の目標設定を支援するリーダ育成技術に関する。
【0002】
【従来の技術】人材は企業の要であり、各企業において
は従来より人材の育成に力を入れている。一般に人材育
成の方法は、現場において実際に仕事を行いながら指導
を受けるOJT(On the Job Traini
ng)と、教育の場において集中的に知識や技術を身に
つけるOffJT(Off the Job Trai
ning)とがあり、企業ではこの二つの方法のいづれ
か、または混在した形で人材育成が行われている。
は従来より人材の育成に力を入れている。一般に人材育
成の方法は、現場において実際に仕事を行いながら指導
を受けるOJT(On the Job Traini
ng)と、教育の場において集中的に知識や技術を身に
つけるOffJT(Off the Job Trai
ning)とがあり、企業ではこの二つの方法のいづれ
か、または混在した形で人材育成が行われている。
【0003】これらの人材育成は、育成目的によってそ
の内容と方法が異なるのが一般的である。従来では専門
技術の育成が終了した後にリーダ技術の育成を行うこと
が多かった。しかし、数人から数十人規模で複数のプロ
ジェクトを組んで業務を遂行する企業あるいは企業内の
部門では、プロジェクトリーダの早期育成が求められ、
入社後から数年間の育成期間において専門技術育成とリ
ーダ技術育成とを平行して行う場合も多く見られるよう
になった。このような場合に、経験的に修業期間の前半
の段階では専門技術の育成を主体とし、後半ではリーダ
技術の育成が主体とすることが望ましいと考えられてい
るが、実際の育成は実務現場の指導者に任されていた。
の内容と方法が異なるのが一般的である。従来では専門
技術の育成が終了した後にリーダ技術の育成を行うこと
が多かった。しかし、数人から数十人規模で複数のプロ
ジェクトを組んで業務を遂行する企業あるいは企業内の
部門では、プロジェクトリーダの早期育成が求められ、
入社後から数年間の育成期間において専門技術育成とリ
ーダ技術育成とを平行して行う場合も多く見られるよう
になった。このような場合に、経験的に修業期間の前半
の段階では専門技術の育成を主体とし、後半ではリーダ
技術の育成が主体とすることが望ましいと考えられてい
るが、実際の育成は実務現場の指導者に任されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記に示したように、
プロジェクトリーダの育成を図るために専門技術育成と
リーダ技術育成とを平行して行うことが行われており、
OJTが主体の育成の場合に、育成指導は実務現場の指
導者に任されることが多かった。このような状況で人材
育成を計画的に行おうとするとき、従来の方法では実務
現場の指導者の経験に負うところが大きく、修業後の育
成効果に大きなバラツキが生じる恐れがあると共に、専
門技術とリーダ技術とが修業段階に応じて適切な配分で
育成することを現場に求めることが難しい、という問題
があった。
プロジェクトリーダの育成を図るために専門技術育成と
リーダ技術育成とを平行して行うことが行われており、
OJTが主体の育成の場合に、育成指導は実務現場の指
導者に任されることが多かった。このような状況で人材
育成を計画的に行おうとするとき、従来の方法では実務
現場の指導者の経験に負うところが大きく、修業後の育
成効果に大きなバラツキが生じる恐れがあると共に、専
門技術とリーダ技術とが修業段階に応じて適切な配分で
育成することを現場に求めることが難しい、という問題
があった。
【0005】また、このようなOJTにおいて修業者は
修得すべき全体のスキルはどのようなものであり、自身
のスキルレベルはどうなのか、といった把握ができなか
った、という問題もあった。更に、修業者の上司である
指導者(または評価者)にとってもスキルレベルが着実
に上がっているかどうかの把握もできなかった。即ち、
専門技術とリーダ技術との育成をOJT主体で行おうと
すると、体系だった指導で育成が行われることが難し
い、という問題があった。
修得すべき全体のスキルはどのようなものであり、自身
のスキルレベルはどうなのか、といった把握ができなか
った、という問題もあった。更に、修業者の上司である
指導者(または評価者)にとってもスキルレベルが着実
に上がっているかどうかの把握もできなかった。即ち、
専門技術とリーダ技術との育成をOJT主体で行おうと
すると、体系だった指導で育成が行われることが難し
い、という問題があった。
【0006】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
で、専門技術とリーダ技術が修業段階に応じて適切に育
成できるように、修業者および指導者(または、評価
者)にとって適切な目標設定が可能なリーダ育成支援プ
ログラムとリーダ育成支援方法およびリーダ育成支援装
置とを提供することを目的とする。
で、専門技術とリーダ技術が修業段階に応じて適切に育
成できるように、修業者および指導者(または、評価
者)にとって適切な目標設定が可能なリーダ育成支援プ
ログラムとリーダ育成支援方法およびリーダ育成支援装
置とを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の原理
を図1を用いて説明する。本発明は、スキル設定手順
1、目標ゾーン生成手順2およびガイダンス表示手順3
から構成する。スキル設定手順1は、目標設定の時点に
おいて端末より入力された修業者の専門技術とリーダ技
術に対する現状と目標のスキル値とをスキルテーブルに
記憶するものである。スキル値とは、専門技術およびリ
ーダ技術の習熟度を示すレベル値である。現状のスキル
値は目標設定の時点における修業者の専門技術とリーダ
技術の習熟レベルの値であり、目標のスキル値は修業者
が掲げた次の評価時点における習熟レベルの値である。
この目標値は後述するように目標ゾーンから外れている
場合に修正を求められるので仮目標スキル値と称してい
る。
を図1を用いて説明する。本発明は、スキル設定手順
1、目標ゾーン生成手順2およびガイダンス表示手順3
から構成する。スキル設定手順1は、目標設定の時点に
おいて端末より入力された修業者の専門技術とリーダ技
術に対する現状と目標のスキル値とをスキルテーブルに
記憶するものである。スキル値とは、専門技術およびリ
ーダ技術の習熟度を示すレベル値である。現状のスキル
値は目標設定の時点における修業者の専門技術とリーダ
技術の習熟レベルの値であり、目標のスキル値は修業者
が掲げた次の評価時点における習熟レベルの値である。
この目標値は後述するように目標ゾーンから外れている
場合に修正を求められるので仮目標スキル値と称してい
る。
【0008】目標ゾーン生成手順2は、スキル設定手順
でスキルテーブルに記憶した現状のスキル値と予め作成
されている習熟曲線とを基に、次の評価時点で修得され
るべき望ましい目標値設定の範囲を示す目標ゾーンを生
成するものである。また、習熟曲線は、修業者が修得す
る専門技術とリーダ技術において、修業期間中の過程で
望ましい修得する技術の配分を示す曲線である。生成し
た目標ゾーンは、入力された仮目標スキル値が適切であ
るかを判断するためのものであり、現状のスキル値と習
熟曲線との関係によって目標ゾーンを生成する。例え
ば、現状のスキル値が習熟曲線上にあれば目標ゾーンも
習熟曲線上にあるように生成し、現状のスキル値が習熟
曲線から外れていれば(即ち、望ましい2つの技術の修
得状況がアンバランスになっていた)、習熟曲線に近づ
けるように目標ゾーンを生成する。即ち、目標ゾーンに
よって修業者が設定した目標値(仮目標スキル値)を習
熟曲線上に近づけるよう誘導するものである。
でスキルテーブルに記憶した現状のスキル値と予め作成
されている習熟曲線とを基に、次の評価時点で修得され
るべき望ましい目標値設定の範囲を示す目標ゾーンを生
成するものである。また、習熟曲線は、修業者が修得す
る専門技術とリーダ技術において、修業期間中の過程で
望ましい修得する技術の配分を示す曲線である。生成し
た目標ゾーンは、入力された仮目標スキル値が適切であ
るかを判断するためのものであり、現状のスキル値と習
熟曲線との関係によって目標ゾーンを生成する。例え
ば、現状のスキル値が習熟曲線上にあれば目標ゾーンも
習熟曲線上にあるように生成し、現状のスキル値が習熟
曲線から外れていれば(即ち、望ましい2つの技術の修
得状況がアンバランスになっていた)、習熟曲線に近づ
けるように目標ゾーンを生成する。即ち、目標ゾーンに
よって修業者が設定した目標値(仮目標スキル値)を習
熟曲線上に近づけるよう誘導するものである。
【0009】ガイダンス表示手順3は、入力された仮目
標スキル値が目標ゾーンから外れている場合に、修業者
に対して入力した目標値、即ち仮目標スキル値が目標ゾ
ーンに入るように修正を促すガイダンスを表示するもの
である。上記のように構成することにより、現状のスキ
ルレベルに対して適切な目標設定が行われ、計画的な技
術修得によりリーダの早期育成が計れるようになる。
標スキル値が目標ゾーンから外れている場合に、修業者
に対して入力した目標値、即ち仮目標スキル値が目標ゾ
ーンに入るように修正を促すガイダンスを表示するもの
である。上記のように構成することにより、現状のスキ
ルレベルに対して適切な目標設定が行われ、計画的な技
術修得によりリーダの早期育成が計れるようになる。
【0010】請求項2の発明は、習熟曲線を1/4円の
関数で表すものである。x軸をリーダ技術のスキル値、
y軸を専門技術のスキル値としたとき、請求項2の数式
は図2で示される曲線となる。例えば、専門技術とリー
ダ技術のスキルの上限値(最高のレベル値)を100、
修業期間5年、各年毎に目標を設定(0年〜4年の時点
で目標設定)し、且つ毎年両技術合わせて一定のスキル
値を得るように修業するとすれば、図3に示す習熟曲線
となり、1〜5年のスキル値は星印の位置となる。1年
目のスキル値は図3に示されるようにリーダ技術が6、
専門技術が34であるが、この値は最初の1年間の修業
期間にそれぞれのスキル値に達するよう修得することを
求めている値である。即ち、最初の1年間は専門技術を
主体に修業を行うことを示すものである。また2年目に
はリーダ技術と専門技術のスキル値はそれぞれ20、6
0に、そして最終の5年目には、両技術のスキル値とも
100に達することを求めている。図3に示す各年の両
技術のスキル値は修業期間を横軸にすれば図4に示すよ
うになる。また、図4では両技術を合わせた修得するス
キル値も示しており、毎年1年間に両技術合わせて40
のスキル値を習得し、最終(5年目)には両技術合わせ
て200のスキル値を習得することを示している。
関数で表すものである。x軸をリーダ技術のスキル値、
y軸を専門技術のスキル値としたとき、請求項2の数式
は図2で示される曲線となる。例えば、専門技術とリー
ダ技術のスキルの上限値(最高のレベル値)を100、
修業期間5年、各年毎に目標を設定(0年〜4年の時点
で目標設定)し、且つ毎年両技術合わせて一定のスキル
値を得るように修業するとすれば、図3に示す習熟曲線
となり、1〜5年のスキル値は星印の位置となる。1年
目のスキル値は図3に示されるようにリーダ技術が6、
専門技術が34であるが、この値は最初の1年間の修業
期間にそれぞれのスキル値に達するよう修得することを
求めている値である。即ち、最初の1年間は専門技術を
主体に修業を行うことを示すものである。また2年目に
はリーダ技術と専門技術のスキル値はそれぞれ20、6
0に、そして最終の5年目には、両技術のスキル値とも
100に達することを求めている。図3に示す各年の両
技術のスキル値は修業期間を横軸にすれば図4に示すよ
うになる。また、図4では両技術を合わせた修得するス
キル値も示しており、毎年1年間に両技術合わせて40
のスキル値を習得し、最終(5年目)には両技術合わせ
て200のスキル値を習得することを示している。
【0011】請求項2の発明は、習熟曲線の作成に1/
4円の数式を用いることを示しており、これにより、修
業期間の序盤の段階では専門技術を主体に、中盤では同
程度に、終盤ではリーダ技術を主体に修得することを表
すことができる。請求項3の発明は、スキル設定手順に
おける専門技術とリーダ技術が複数のスキル項目として
定義してあり、それぞれのスキル項目に対して現状と目
標のスキル値を数値化して入力した値をスキルテーブル
に記憶する。そして現状のスキル値は専門技術とリーダ
技術の複数のスキル項目の現状値の平均値とし、同様に
仮目標スキル値は両技術の複数のスキル項目の目標値の
平均値とするものである。
4円の数式を用いることを示しており、これにより、修
業期間の序盤の段階では専門技術を主体に、中盤では同
程度に、終盤ではリーダ技術を主体に修得することを表
すことができる。請求項3の発明は、スキル設定手順に
おける専門技術とリーダ技術が複数のスキル項目として
定義してあり、それぞれのスキル項目に対して現状と目
標のスキル値を数値化して入力した値をスキルテーブル
に記憶する。そして現状のスキル値は専門技術とリーダ
技術の複数のスキル項目の現状値の平均値とし、同様に
仮目標スキル値は両技術の複数のスキル項目の目標値の
平均値とするものである。
【0012】専門技術とリーダ技術を複数のスキル項目
で定義し、それぞれに対して数値化したスキル値を設定
することにより、修得者が有するスキル値と目標とする
スキル値を正確に把握できる。
で定義し、それぞれに対して数値化したスキル値を設定
することにより、修得者が有するスキル値と目標とする
スキル値を正確に把握できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図5
〜図14を用いて説明する。図5は、リーダ育成支援装
置の構成を示すもので、習熟曲線作成部11、スキル設
定部12、目標ゾーン生成部13、ガイダンス表示部1
4、専門スキルテーブル15、リーダスキルテーブル1
6、表示装置17および入力装置18より成る。
〜図14を用いて説明する。図5は、リーダ育成支援装
置の構成を示すもので、習熟曲線作成部11、スキル設
定部12、目標ゾーン生成部13、ガイダンス表示部1
4、専門スキルテーブル15、リーダスキルテーブル1
6、表示装置17および入力装置18より成る。
【0014】習熟曲線作成部11は、専門技術とリーダ
技術に対するスキルの修得が望ましい形で行われること
を示す習熟曲線を作成することを行う。習熟曲線の作成
法は後述する。スキル設定部12は、専門技術とリーダ
技術それぞれに対して定義した複数のスキル項目に対し
て、現状のスキルと次の評価時点をターゲットにした目
標とするスキルとをそれぞれ数値化して入力装置18か
ら取り込み、それぞれの値を専門スキルテーブル15と
リーダスキルテーブル16に記憶することを行う。
技術に対するスキルの修得が望ましい形で行われること
を示す習熟曲線を作成することを行う。習熟曲線の作成
法は後述する。スキル設定部12は、専門技術とリーダ
技術それぞれに対して定義した複数のスキル項目に対し
て、現状のスキルと次の評価時点をターゲットにした目
標とするスキルとをそれぞれ数値化して入力装置18か
ら取り込み、それぞれの値を専門スキルテーブル15と
リーダスキルテーブル16に記憶することを行う。
【0015】目標ゾーン生成部13は、専門スキルテー
ブル15とリーダスキルテーブル16から専門技術とリ
ーダ技術の各スキル項目の現状値の平均を求め、これを
現状スキル値として先に作成した習熟曲線とから後述す
るアルゴリズムにより目標ゾーンを生成する。具体的に
は目標ゾーンの下限値と上限値とを求め、その範囲を目
標ゾーンとする。また目標ゾーン生成部13は、専門ス
キルテーブル15とリーダスキルテーブル16から専門
技術とリーダ技術の各スキル項目の目標値の平均を求
め、これを仮目標スキル値として記憶して置く。
ブル15とリーダスキルテーブル16から専門技術とリ
ーダ技術の各スキル項目の現状値の平均を求め、これを
現状スキル値として先に作成した習熟曲線とから後述す
るアルゴリズムにより目標ゾーンを生成する。具体的に
は目標ゾーンの下限値と上限値とを求め、その範囲を目
標ゾーンとする。また目標ゾーン生成部13は、専門ス
キルテーブル15とリーダスキルテーブル16から専門
技術とリーダ技術の各スキル項目の目標値の平均を求
め、これを仮目標スキル値として記憶して置く。
【0016】ガイダンス表示部14は、目標ゾーン生成
部13で求めた現状スキル値と仮目標スキル値、および
目標ゾーンを習熟曲線作成部11で作成した習熟曲線と
合わせて表示装置17に表示し、修業者が入力した各項
目の目標値の平均である仮目標スキル値が目標ゾーンか
ら外れているときは、仮目標スキル値が目標ゾーンに入
るように修正を促すガイダンスの表示を行う。
部13で求めた現状スキル値と仮目標スキル値、および
目標ゾーンを習熟曲線作成部11で作成した習熟曲線と
合わせて表示装置17に表示し、修業者が入力した各項
目の目標値の平均である仮目標スキル値が目標ゾーンか
ら外れているときは、仮目標スキル値が目標ゾーンに入
るように修正を促すガイダンスの表示を行う。
【0017】ここで、専門スキルテーブル15とリーダ
スキルテーブル16はそれぞれ専門技術とリーダ技術の
現状と目標のスキル値を記憶するテーブルであって、こ
れらのデータ例を図6および図7に示す。図6の専門ス
キルテーブル15は、区分、スキル項目、現状値、目標
値の各フィールドから構成し、区分は専門技術のカテゴ
リを示し、各スキル項目はカテゴリに属する専門技術を
細分化して定義したものである。各スキル項目に対し
て、現状値と目標値のフィールドがあり、それぞれに現
状のスキル値と目標とするスキル値を数値化して記憶し
ている。本例ではスキル値を5つのレベルで数値化して
おり、「0」は入門レベル、「1」は基礎的な学習が終
了しているレベル、「2」はトレーナについて訓練が終
了したレベル、「3」は実践できるレベル、「4」は他
の人に指導できるレベルである。各スキル項目の現状値
と目標値には最低レベルの「0」から最高レベルの
「4」のいずれかが修業者からの入力によって記憶され
ている。また少なくとも現状のスキル値は、修業者と修
業者の上司または評価者とのインタビューを行うことに
より決められ、相互の了解が得られた値である。リーダ
スキルテーブル16のデータ例である図7も、専門スキ
ルテーブル15と同様である。現状スキル値および仮目
標スキル値は、専門スキルテーブル15とリーダスキル
テーブル16の現状値フィールドおよび目標値フィール
ドの値の平均値である。
スキルテーブル16はそれぞれ専門技術とリーダ技術の
現状と目標のスキル値を記憶するテーブルであって、こ
れらのデータ例を図6および図7に示す。図6の専門ス
キルテーブル15は、区分、スキル項目、現状値、目標
値の各フィールドから構成し、区分は専門技術のカテゴ
リを示し、各スキル項目はカテゴリに属する専門技術を
細分化して定義したものである。各スキル項目に対し
て、現状値と目標値のフィールドがあり、それぞれに現
状のスキル値と目標とするスキル値を数値化して記憶し
ている。本例ではスキル値を5つのレベルで数値化して
おり、「0」は入門レベル、「1」は基礎的な学習が終
了しているレベル、「2」はトレーナについて訓練が終
了したレベル、「3」は実践できるレベル、「4」は他
の人に指導できるレベルである。各スキル項目の現状値
と目標値には最低レベルの「0」から最高レベルの
「4」のいずれかが修業者からの入力によって記憶され
ている。また少なくとも現状のスキル値は、修業者と修
業者の上司または評価者とのインタビューを行うことに
より決められ、相互の了解が得られた値である。リーダ
スキルテーブル16のデータ例である図7も、専門スキ
ルテーブル15と同様である。現状スキル値および仮目
標スキル値は、専門スキルテーブル15とリーダスキル
テーブル16の現状値フィールドおよび目標値フィール
ドの値の平均値である。
【0018】次に、習熟曲線はリーダ技術のスキル値を
x軸に、専門技術のスキル値をy軸とし、専門技術とリ
ーダ技術の最高レベルを「4」として下記に示す1/4
円の関数を用いる。 (x−4)2 +y2 =16 但し、0≦x≦4、0≦y≦4次に目標ゾーンの求め方
のアルゴリズムについて説明する。具体的には、目標ゾ
ーンの下限値である目標点(a1,b1)を求め、この
値に一定の許容値(w)を加えて目標の範囲とする。即
ち、 (a1,b1)≦目標ゾーン≦((1+w)a1+(1
+w)b1) 目標点は、現状スキル値と習熟曲線との関係によって次
の3つのいづれかの方法によって求める。
x軸に、専門技術のスキル値をy軸とし、専門技術とリ
ーダ技術の最高レベルを「4」として下記に示す1/4
円の関数を用いる。 (x−4)2 +y2 =16 但し、0≦x≦4、0≦y≦4次に目標ゾーンの求め方
のアルゴリズムについて説明する。具体的には、目標ゾ
ーンの下限値である目標点(a1,b1)を求め、この
値に一定の許容値(w)を加えて目標の範囲とする。即
ち、 (a1,b1)≦目標ゾーン≦((1+w)a1+(1
+w)b1) 目標点は、現状スキル値と習熟曲線との関係によって次
の3つのいづれかの方法によって求める。
【0019】まず、現状のスキル値(リーダ技術と専門
技術のそれぞれに複数あるスキル項目の現状値の平均
値)が習熟曲線上に位置する場合であり、図8を用いて
説明する。この場合の目標点(a1,b1)は、次の2
つの式を解くことにより求める。 (a1-4)2 + b12 =16 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(式A) (a1-α) + (b1-β) = ((4-α) + (4- β))/n ・・・・(式B) 但し、αとβはリーダ技術と専門技術の現状のスキル値 nは残りの修業期間 上記の式Aは習熟曲線の式であり、式Bは現時点から次
の評価時点までの期間(以降、目標設定単位期間と称
す)で修得するスキルが、最終までに修得してなければ
ならないスキル値の平均値であることを示す式である。
両式を満足するa1とb1が目標点である。
技術のそれぞれに複数あるスキル項目の現状値の平均
値)が習熟曲線上に位置する場合であり、図8を用いて
説明する。この場合の目標点(a1,b1)は、次の2
つの式を解くことにより求める。 (a1-4)2 + b12 =16 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(式A) (a1-α) + (b1-β) = ((4-α) + (4- β))/n ・・・・(式B) 但し、αとβはリーダ技術と専門技術の現状のスキル値 nは残りの修業期間 上記の式Aは習熟曲線の式であり、式Bは現時点から次
の評価時点までの期間(以降、目標設定単位期間と称
す)で修得するスキルが、最終までに修得してなければ
ならないスキル値の平均値であることを示す式である。
両式を満足するa1とb1が目標点である。
【0020】例えば、上記の例で示したように修業期間
5年として1年毎に現状スキル値の評価と次の1年後の
目標を設定することとし、現時点が修得期間の1年目で
あるとき(即ち、2年目の目標を設定することになる)
の目標点を求める。この時点での目標点は、まず現状ス
キル値のαとβ(図8の★印で示す))は習熟曲線上に
あるから0.24と1.36であり(図3では、スキル
値の上限を100としたが、本実施例では4としたの
で、図3の1年目のリーダ技術と専門技術のスキル値の
1/25とすれば求まる)、nを4(残りの修業期間は
4年間)として式Aと式Bからa1とb1を求め、それ
ぞれ0.8と2.4となる。この値は当然のことながら
習熟曲線上の位置となる。目標ゾーンの上限値(a2,
b2)は、習熟曲線で示されるスキル値より目標を少し
高めに設定することとして許容値wを上限値の10%で
ある0.4として、目標ゾーンの範囲は(0.8、2.
4)、(1.2、2.8)となる。
5年として1年毎に現状スキル値の評価と次の1年後の
目標を設定することとし、現時点が修得期間の1年目で
あるとき(即ち、2年目の目標を設定することになる)
の目標点を求める。この時点での目標点は、まず現状ス
キル値のαとβ(図8の★印で示す))は習熟曲線上に
あるから0.24と1.36であり(図3では、スキル
値の上限を100としたが、本実施例では4としたの
で、図3の1年目のリーダ技術と専門技術のスキル値の
1/25とすれば求まる)、nを4(残りの修業期間は
4年間)として式Aと式Bからa1とb1を求め、それ
ぞれ0.8と2.4となる。この値は当然のことながら
習熟曲線上の位置となる。目標ゾーンの上限値(a2,
b2)は、習熟曲線で示されるスキル値より目標を少し
高めに設定することとして許容値wを上限値の10%で
ある0.4として、目標ゾーンの範囲は(0.8、2.
4)、(1.2、2.8)となる。
【0021】次に、現状スキル値が習熟曲線より上に位
置する場合の目標点を求める方法を図9を用いて説明す
る。図9で示すように現状スキル値が習熟曲線より上の
位置にあり、この場合はリーダ技術の向上が遅れている
ことを示す状態にある。このような場合は、現状スキル
値から習熟曲線に対する接線(y=g’x+t)を引
き、目標点(a1,b1)がこの接線上にあるようにす
る。具体的には、下記の式Cと前述の式Bとを満足する
a1とb1の解を求める。
置する場合の目標点を求める方法を図9を用いて説明す
る。図9で示すように現状スキル値が習熟曲線より上の
位置にあり、この場合はリーダ技術の向上が遅れている
ことを示す状態にある。このような場合は、現状スキル
値から習熟曲線に対する接線(y=g’x+t)を引
き、目標点(a1,b1)がこの接線上にあるようにす
る。具体的には、下記の式Cと前述の式Bとを満足する
a1とb1の解を求める。
【0022】
b1 = g' a1 + t ・・・・・・・・・・・・・・・(式C)
図9では、a1は接点(γ,δ)のγと現状のスキル値
(α、β)のαとの間に位置しているが、現状スキル値
が習熟曲線に近くなると、a1はγの値より大きくなっ
てしまう。この場合(即ち、a1がγ以上の値となる場
合)は、現状スキル値が習熟曲線上にあるものと見なし
て式Aと式Bによって求まるa1とb1が目標点となる
ようにする。
(α、β)のαとの間に位置しているが、現状スキル値
が習熟曲線に近くなると、a1はγの値より大きくなっ
てしまう。この場合(即ち、a1がγ以上の値となる場
合)は、現状スキル値が習熟曲線上にあるものと見なし
て式Aと式Bによって求まるa1とb1が目標点となる
ようにする。
【0023】続いて、現状スキル値が習熟曲線より下に
位置する場合の目標点を求める方法を図10を用いて説
明する。図10で示すように現状スキル値が習熟曲線よ
り下の位置にあり、この場合は専門技術の向上が遅れて
いる状況を示している。このような場合は、現状スキル
値(α,β)からx軸に平行に線を引き、習熟曲線との
交点(図10の(α’,β)の点)における接線を求
め、同じ傾きで現状スキル値(α,β)を通る直線(y
=g’x+t)を求める。目標点(a1,b1)がこの
接線上にあるようにすることで主として専門技術の向上
を計りながら習熟曲線への復帰を行う。従ってこの場合
も式Cと式Bとを満足するa1とb1の解が目標点とな
る。但し、この場合においても上述したように現状スキ
ル値が習熟曲線に近い場合は、a1が習熟曲線との交点
(γ,δ)のγより大きくなるので、現状スキル値が習
熟曲線上にあると見なして式Aと式Bを解いて目標点と
する。また、交点(γ,δ)のγが4を超える場合(図
11を参照)は、(γ,δ)=(4,4)として、この
点と現状スキル値(α,β)を結ぶ直線として、式Cと
式Bから目標点を求める。
位置する場合の目標点を求める方法を図10を用いて説
明する。図10で示すように現状スキル値が習熟曲線よ
り下の位置にあり、この場合は専門技術の向上が遅れて
いる状況を示している。このような場合は、現状スキル
値(α,β)からx軸に平行に線を引き、習熟曲線との
交点(図10の(α’,β)の点)における接線を求
め、同じ傾きで現状スキル値(α,β)を通る直線(y
=g’x+t)を求める。目標点(a1,b1)がこの
接線上にあるようにすることで主として専門技術の向上
を計りながら習熟曲線への復帰を行う。従ってこの場合
も式Cと式Bとを満足するa1とb1の解が目標点とな
る。但し、この場合においても上述したように現状スキ
ル値が習熟曲線に近い場合は、a1が習熟曲線との交点
(γ,δ)のγより大きくなるので、現状スキル値が習
熟曲線上にあると見なして式Aと式Bを解いて目標点と
する。また、交点(γ,δ)のγが4を超える場合(図
11を参照)は、(γ,δ)=(4,4)として、この
点と現状スキル値(α,β)を結ぶ直線として、式Cと
式Bから目標点を求める。
【0024】次に、図5で示したリーダ育成支援装置の
処理のフロー例を図12および図13により前述した条
件(リーダ技術および専門技術の各スキル項目に対する
スキルレベルは「0」〜「4」の5段階、修業期間は5
年間、1 年毎に目標設定)で説明する。図12におい
て、まず習熟曲線の作成を行う。即ち、半径を4とする
1/4円の関数により習熟曲線の作成を行う。次に目標
設定の時期(m)を入力する。現時点が修業を始めて1
年目であれば、2年目の目標を設定を行うことになり、
この場合は「2」を入力する。修業期間を5年としたの
でmは1〜5が入力されることになる。入力した目標設
定時期(m)から、残りの修業期間(n=修業期間−m
+1)を求める。2年目の目標設定ではnは「4」とな
る。このnは目標ゾーンの生成の際に用いる。(S1〜
S3) 続いて、リーダ技術と専門技術の各スキル項目に対して
現状値と目標値の入力を行う。入力したリーダ技術と専
門技術の各項目のスキル値は、それぞれリーダスキルテ
ーブル16と専門スキルテーブル15とに記憶する。さ
らに、両技術の各スキル項目の現状値と目標値の平均を
求め、それぞれ現状のスキル値と仮目標スキル値とす
る。(S4〜S5) 前ステップで求めた現状スキル値と残りの修業期間
(n)、およびS1のステップで求めた習熟曲線を用い
て後述するフローで目標ゾーンの生成を行う。次に習熟
曲線の平面上に現状スキル値、仮目標スキル値、目標ゾ
ーンを表示し、先に求めた仮目標スキル値が目標ゾーン
から乖離している場合は、仮目標スキル値の修正を促す
ガイダンスを表示する。ガイダンスの内容は、目標ゾー
ンの目標点の数値が判っているので目標スキル値との差
分を計算して具体的に専門技術およびリーダ技術に対す
る平均のスキル値をどの程度上げる必要がある、と言っ
た表示を行う。図14にガイダンスの表示例を示す。
(S6〜S9) 次に、目標ゾーンの生成のフローを図13を用いて説明
する。このフローの処理の際には、図12のフローで説
明した現状スキル値、残りの修業期間(n)および習熟
曲線が既に求められており、これらを用いて目標ゾーン
を生成する。現状スキル値は、リーダ技術のスキル値を
α、専門技術のスキル値をβとする(即ち、現状スキル
値(α,β)である)。まず図13に示す式Aと式Bと
を解き、目標ゾーンの下限値である目標点(a1,b
1)を求める。式Aは習熟曲線を表す式であるから、目
標点は習熟曲線上にあることになる。続いて、現状スキ
ル値(α,β)の位置が習熟曲線上にあるか、習熟曲線
より上にあるか、さらには習熟曲線より下にあるかを判
断する。(S21、S22) 最初に現状スキル値(α,β)が習熟曲線より下にある
場合について説明する。まず、現状スキル値(α,β)
を通る直線をx軸に平行に引き、習熟曲線との交点
(α’,β)を求め、この交点における接線の傾きg’
を求める。次に現状スキル値(α,β)を通り、傾き
g’の直線(y=g’x+t)と習熟曲線との交点
(γ,δ)とy軸との切片tを求める。もし、γが4を
超えるときは(γ,δ)=(4,4)とする。(S23
〜S26) 続いて、式Bと式Cのa1,b1をそれぞれa1’とb
1’としてこの2つの式を解き、a1’とb1’を求め
る。ここまでに目標点として(a1,b1)と(a
1’,b1’)の2つを求めことになる。この2つの目
標点のいづれを採用するかを次にステップにより決定す
る。a1’がγより小さい場合は、a1およびb1を棄
却しa1' およびb1’を採用する。即ち、a1’をa
1に、b1’をb1に置き換える。以上のステップで現
状スキル値(α,β)が習熟曲線より下にある場合の目
標ゾーンの目標点の位置が求められた。(S27〜S2
9) 次に目標ゾーンの上限値である(a2,b2)を求め
る。a2およびb2は、目標点(a1,b1)に許容値
を加えたものである。ここでは、リーダ技術、専門技術
とも許容値を0.4とし、a1とb1にそれぞれ0.4
を加えてa2とb2を求める。(S30) 次に、現状スキル値(α,β)が習熟曲線より上にある
場合の目標ゾーンを求めるフローについて説明する。こ
の場合は、現状スキル値(α,β)を通る習熟曲線との
接線を引き、その接点(γ,δ)と接線の傾きg’およ
びy軸切片tとを求める。(S31) 以降は、上述したステップ(S27〜S30)により目
標点(a1’,b1’)を求め、先に求めた目標点(a
1,b1)といづれを採用するかの判断を同様に行い、
更に目標ゾーンの上限値(a2,b2)を求める。
処理のフロー例を図12および図13により前述した条
件(リーダ技術および専門技術の各スキル項目に対する
スキルレベルは「0」〜「4」の5段階、修業期間は5
年間、1 年毎に目標設定)で説明する。図12におい
て、まず習熟曲線の作成を行う。即ち、半径を4とする
1/4円の関数により習熟曲線の作成を行う。次に目標
設定の時期(m)を入力する。現時点が修業を始めて1
年目であれば、2年目の目標を設定を行うことになり、
この場合は「2」を入力する。修業期間を5年としたの
でmは1〜5が入力されることになる。入力した目標設
定時期(m)から、残りの修業期間(n=修業期間−m
+1)を求める。2年目の目標設定ではnは「4」とな
る。このnは目標ゾーンの生成の際に用いる。(S1〜
S3) 続いて、リーダ技術と専門技術の各スキル項目に対して
現状値と目標値の入力を行う。入力したリーダ技術と専
門技術の各項目のスキル値は、それぞれリーダスキルテ
ーブル16と専門スキルテーブル15とに記憶する。さ
らに、両技術の各スキル項目の現状値と目標値の平均を
求め、それぞれ現状のスキル値と仮目標スキル値とす
る。(S4〜S5) 前ステップで求めた現状スキル値と残りの修業期間
(n)、およびS1のステップで求めた習熟曲線を用い
て後述するフローで目標ゾーンの生成を行う。次に習熟
曲線の平面上に現状スキル値、仮目標スキル値、目標ゾ
ーンを表示し、先に求めた仮目標スキル値が目標ゾーン
から乖離している場合は、仮目標スキル値の修正を促す
ガイダンスを表示する。ガイダンスの内容は、目標ゾー
ンの目標点の数値が判っているので目標スキル値との差
分を計算して具体的に専門技術およびリーダ技術に対す
る平均のスキル値をどの程度上げる必要がある、と言っ
た表示を行う。図14にガイダンスの表示例を示す。
(S6〜S9) 次に、目標ゾーンの生成のフローを図13を用いて説明
する。このフローの処理の際には、図12のフローで説
明した現状スキル値、残りの修業期間(n)および習熟
曲線が既に求められており、これらを用いて目標ゾーン
を生成する。現状スキル値は、リーダ技術のスキル値を
α、専門技術のスキル値をβとする(即ち、現状スキル
値(α,β)である)。まず図13に示す式Aと式Bと
を解き、目標ゾーンの下限値である目標点(a1,b
1)を求める。式Aは習熟曲線を表す式であるから、目
標点は習熟曲線上にあることになる。続いて、現状スキ
ル値(α,β)の位置が習熟曲線上にあるか、習熟曲線
より上にあるか、さらには習熟曲線より下にあるかを判
断する。(S21、S22) 最初に現状スキル値(α,β)が習熟曲線より下にある
場合について説明する。まず、現状スキル値(α,β)
を通る直線をx軸に平行に引き、習熟曲線との交点
(α’,β)を求め、この交点における接線の傾きg’
を求める。次に現状スキル値(α,β)を通り、傾き
g’の直線(y=g’x+t)と習熟曲線との交点
(γ,δ)とy軸との切片tを求める。もし、γが4を
超えるときは(γ,δ)=(4,4)とする。(S23
〜S26) 続いて、式Bと式Cのa1,b1をそれぞれa1’とb
1’としてこの2つの式を解き、a1’とb1’を求め
る。ここまでに目標点として(a1,b1)と(a
1’,b1’)の2つを求めことになる。この2つの目
標点のいづれを採用するかを次にステップにより決定す
る。a1’がγより小さい場合は、a1およびb1を棄
却しa1' およびb1’を採用する。即ち、a1’をa
1に、b1’をb1に置き換える。以上のステップで現
状スキル値(α,β)が習熟曲線より下にある場合の目
標ゾーンの目標点の位置が求められた。(S27〜S2
9) 次に目標ゾーンの上限値である(a2,b2)を求め
る。a2およびb2は、目標点(a1,b1)に許容値
を加えたものである。ここでは、リーダ技術、専門技術
とも許容値を0.4とし、a1とb1にそれぞれ0.4
を加えてa2とb2を求める。(S30) 次に、現状スキル値(α,β)が習熟曲線より上にある
場合の目標ゾーンを求めるフローについて説明する。こ
の場合は、現状スキル値(α,β)を通る習熟曲線との
接線を引き、その接点(γ,δ)と接線の傾きg’およ
びy軸切片tとを求める。(S31) 以降は、上述したステップ(S27〜S30)により目
標点(a1’,b1’)を求め、先に求めた目標点(a
1,b1)といづれを採用するかの判断を同様に行い、
更に目標ゾーンの上限値(a2,b2)を求める。
【0025】最後に、現状スキル値が習熟曲線上にある
場合について説明する。この場合は、先に求めた目標点
(a1,b1)をそのまま採用し、S30のステップに
より目標ゾーンの上限値(a2,b2)を求める。以上
により、現状スキル値(α,β)が習熟曲線に対してど
の位置にあっても目標ゾーンを求めることができた。
場合について説明する。この場合は、先に求めた目標点
(a1,b1)をそのまま採用し、S30のステップに
より目標ゾーンの上限値(a2,b2)を求める。以上
により、現状スキル値(α,β)が習熟曲線に対してど
の位置にあっても目標ゾーンを求めることができた。
【0026】本実施例では、目標ゾーンの上限値を目標
点に対する許容値として最高レベルのスキル値(即ち、
「4」)の10%としたが、例えば上限値を最高レベル
の値(即ち、a2=4、b2=4)としてもよく、許容
値を目標設定時点に応じて可変するようにしてもよい。
また、リーダ技術と専門技術のスキル値の最高レベル値
が異なる場合は、どちらかに係数を掛けて同じ値になる
ようにすればよい。
点に対する許容値として最高レベルのスキル値(即ち、
「4」)の10%としたが、例えば上限値を最高レベル
の値(即ち、a2=4、b2=4)としてもよく、許容
値を目標設定時点に応じて可変するようにしてもよい。
また、リーダ技術と専門技術のスキル値の最高レベル値
が異なる場合は、どちらかに係数を掛けて同じ値になる
ようにすればよい。
【0027】(付記1) 予め作成された、専門技術と
リーダ技術との修得過程における修得配分を示す習熟曲
線を用いて、定められた時点で修得目標の設定を行うリ
ーダ育成支援プログラムであって、目標設定時点で入力
された、前記専門技術と前記リーダ技術とに対する現状
のスキル値と次の評価時点を目標とした仮目標スキル値
とを、スキルテーブルに記憶するスキル設定手順と、前
記スキルテーブルの現状の前記スキル値と前記習熟曲線
との乖離状態を判定し、望ましい目標スキル値の目標ゾ
ーンを生成する目標ゾーン生成手順と、前記スキルテー
ブルの前記仮目標スキル値が前記目標ゾーンから乖離し
ているとき、前記仮目標スキル値が前記目標ゾーンに入
るように修正を促すガイダンスの表示を行うガイダンス
表示手順とをコンピュータに実行させることを特徴とす
るリーダ育成支援プログラム。
リーダ技術との修得過程における修得配分を示す習熟曲
線を用いて、定められた時点で修得目標の設定を行うリ
ーダ育成支援プログラムであって、目標設定時点で入力
された、前記専門技術と前記リーダ技術とに対する現状
のスキル値と次の評価時点を目標とした仮目標スキル値
とを、スキルテーブルに記憶するスキル設定手順と、前
記スキルテーブルの現状の前記スキル値と前記習熟曲線
との乖離状態を判定し、望ましい目標スキル値の目標ゾ
ーンを生成する目標ゾーン生成手順と、前記スキルテー
ブルの前記仮目標スキル値が前記目標ゾーンから乖離し
ているとき、前記仮目標スキル値が前記目標ゾーンに入
るように修正を促すガイダンスの表示を行うガイダンス
表示手順とをコンピュータに実行させることを特徴とす
るリーダ育成支援プログラム。
【0028】(付記2) 前記習熟曲線は、xをリーダ
技術のスキル値、yを専門技術のスキル値、rをリーダ
技術と専門技術とのスキル値の上限値としたとき、 (x−r)**2+y**2=r**2 但し、0≦x≦r、0≦y≦r ことを特徴とする付記1記載のリーダ育成支援プログラ
ム。
技術のスキル値、yを専門技術のスキル値、rをリーダ
技術と専門技術とのスキル値の上限値としたとき、 (x−r)**2+y**2=r**2 但し、0≦x≦r、0≦y≦r ことを特徴とする付記1記載のリーダ育成支援プログラ
ム。
【0029】(付記3) 前記スキル設定手順は、前記
専門技術と前記リーダ技術とが複数のスキル項目を有
し、前記スキルテーブルには複数の前記スキル項目に対
して現状と目標のスキル値とが数値化して入力された値
を記憶し、現状の前記スキル値と前記仮目標スキル値は
それぞれの複数の前記スキル項目の平均値とすることを
特徴とする付記1および付記2記載のリーダ育成支援プ
ログラム。
専門技術と前記リーダ技術とが複数のスキル項目を有
し、前記スキルテーブルには複数の前記スキル項目に対
して現状と目標のスキル値とが数値化して入力された値
を記憶し、現状の前記スキル値と前記仮目標スキル値は
それぞれの複数の前記スキル項目の平均値とすることを
特徴とする付記1および付記2記載のリーダ育成支援プ
ログラム。
【0030】(付記4) 予め作成された、専門技術と
リーダ技術との修得過程における修得配分を示す習熟曲
線を用いて、定められた時点で修得目標の設定を行うリ
ーダ育成支援方法であって、目標設定時点で入力され
た、前記専門技術と前記リーダ技術とに対する現状のス
キル値と次の評価時点を目標とした仮目標スキル値と
を、スキルテーブルに記憶するスキル設定手順と、前記
スキルテーブルの現状の前記スキル値と前記習熟曲線と
の乖離状態を判定し、望ましい目標スキル値の目標ゾー
ンを生成する目標ゾーン生成手順と、前記スキルテーブ
ルの前記仮目標スキル値が前記目標ゾーンから乖離して
いるとき、前記仮目標スキル値が前記目標ゾーンに入る
ように修正を促すガイダンスの表示を行うガイダンス表
示手順とを備えることを特徴とするリーダ育成支援方
法。
リーダ技術との修得過程における修得配分を示す習熟曲
線を用いて、定められた時点で修得目標の設定を行うリ
ーダ育成支援方法であって、目標設定時点で入力され
た、前記専門技術と前記リーダ技術とに対する現状のス
キル値と次の評価時点を目標とした仮目標スキル値と
を、スキルテーブルに記憶するスキル設定手順と、前記
スキルテーブルの現状の前記スキル値と前記習熟曲線と
の乖離状態を判定し、望ましい目標スキル値の目標ゾー
ンを生成する目標ゾーン生成手順と、前記スキルテーブ
ルの前記仮目標スキル値が前記目標ゾーンから乖離して
いるとき、前記仮目標スキル値が前記目標ゾーンに入る
ように修正を促すガイダンスの表示を行うガイダンス表
示手順とを備えることを特徴とするリーダ育成支援方
法。
【0031】(付記5) 予め作成された、専門技術と
リーダ技術との修得過程における修得配分を示す習熟曲
線を用いて、定められた時点で修得目標の設定を行うリ
ーダ育成支援装置であって、目標設定時点で入力され
た、前記専門技術と前記リーダ技術とに対する現状のス
キル値と次の評価時点を目標とした仮目標スキル値と
を、スキルテーブルに記憶するスキル設定手段と、前記
スキルテーブルの現状の前記スキル値と前記習熟曲線と
の乖離状態を判定し、望ましい目標スキル値の目標ゾー
ンを生成する目標ゾーン生成手段と、前記スキルテーブ
ルの前記仮目標スキル値が前記目標ゾーンから乖離して
いるとき、前記仮目標スキル値が前記目標ゾーンに入る
ように修正を促すガイダンスの表示を行うガイダンス表
示手段とを有することを特徴とするリーダ育成支援装
置。
リーダ技術との修得過程における修得配分を示す習熟曲
線を用いて、定められた時点で修得目標の設定を行うリ
ーダ育成支援装置であって、目標設定時点で入力され
た、前記専門技術と前記リーダ技術とに対する現状のス
キル値と次の評価時点を目標とした仮目標スキル値と
を、スキルテーブルに記憶するスキル設定手段と、前記
スキルテーブルの現状の前記スキル値と前記習熟曲線と
の乖離状態を判定し、望ましい目標スキル値の目標ゾー
ンを生成する目標ゾーン生成手段と、前記スキルテーブ
ルの前記仮目標スキル値が前記目標ゾーンから乖離して
いるとき、前記仮目標スキル値が前記目標ゾーンに入る
ように修正を促すガイダンスの表示を行うガイダンス表
示手段とを有することを特徴とするリーダ育成支援装
置。
【0032】(付記6)予め作成された、専門技術とリ
ーダ技術との修得過程における修得配分を示す習熟曲線
を用いて、定められた時点で修得目標の設定を行うリー
ダ育成支援プログラム記録した記録媒体であって、目標
設定時点で入力された、前記専門技術と前記リーダ技術
とに対する現状のスキル値と次の評価時点を目標とした
仮目標スキル値とを、スキルテーブルに記憶するスキル
設定手順と、前記スキルテーブルの現状の前記スキル値
と前記習熟曲線との乖離状態を判定し、望ましい目標ス
キル値の目標ゾーンを生成する目標ゾーン生成手順と、
前記スキルテーブルの前記仮目標スキル値が前記目標ゾ
ーンから乖離しているとき、前記仮目標スキル値が前記
目標ゾーンに入るように修正を促すガイダンスの表示を
行うガイダンス表示手順とを実行させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
ーダ技術との修得過程における修得配分を示す習熟曲線
を用いて、定められた時点で修得目標の設定を行うリー
ダ育成支援プログラム記録した記録媒体であって、目標
設定時点で入力された、前記専門技術と前記リーダ技術
とに対する現状のスキル値と次の評価時点を目標とした
仮目標スキル値とを、スキルテーブルに記憶するスキル
設定手順と、前記スキルテーブルの現状の前記スキル値
と前記習熟曲線との乖離状態を判定し、望ましい目標ス
キル値の目標ゾーンを生成する目標ゾーン生成手順と、
前記スキルテーブルの前記仮目標スキル値が前記目標ゾ
ーンから乖離しているとき、前記仮目標スキル値が前記
目標ゾーンに入るように修正を促すガイダンスの表示を
行うガイダンス表示手順とを実行させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0033】
【発明の効果】本発明のリーダ育成支援装置によれば、
OJTによりリーダ育成を行うとき、指導者の経験と感
に頼ることなく育成段階において適正なリーダ技術と専
門技術の修得が計れ、リーダの早期育成が可能となる。
また、修業者および指導者(または評価者)にとって、
身に付けるスキルおよび現状のスキルレベルが判断でき
ると共に、適正に目標の設定ができる。
OJTによりリーダ育成を行うとき、指導者の経験と感
に頼ることなく育成段階において適正なリーダ技術と専
門技術の修得が計れ、リーダの早期育成が可能となる。
また、修業者および指導者(または評価者)にとって、
身に付けるスキルおよび現状のスキルレベルが判断でき
ると共に、適正に目標の設定ができる。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の原理図(習熟曲線)である。
【図3】習熟曲線における修得技術の配分例である。
【図4】修業期間に対する修得スキル値である。。
【図5】リーダ育成支援装置の実施例である。
【図6】専門スキルテーブルのデータ例である。
【図7】リーダスキルテーブルのデータ例である。
【図8】目標ゾーンの生成例(現状スキル値が習熟曲線
上にある場合)である。
上にある場合)である。
【図9】目標ゾーンの生成例(現状スキル値が習熟曲線
より上にある場合)である。
より上にある場合)である。
【図10】目標ゾーンの生成例(現状スキル値が習熟曲
線より下にある場合−その1)である。
線より下にある場合−その1)である。
【図11】目標ゾーンの生成例(現状スキル値が習熟曲
線より下にある場合−その2)である。
線より下にある場合−その2)である。
【図12】フロー実施例である。
【図13】目標ゾーン生成のフロー実施例である。
【図14】ガイダンスの表示例である。
1:スキル設定手順
2:目標ゾーン生成手順
3:ガイダンス表示手順
4:スキルテーブル
11:習熟曲線作成部
12:スキル設定部
13:目標ゾーン生成部
14:ガイダンス表示部
15:専門スキルテーブル
16:リーダスキルテーブル
17:表示部
18:入力部
Claims (5)
- 【請求項1】 予め作成された、専門技術とリーダ技術
との修得過程における修得配分を示す習熟曲線を用い
て、定められた時点で修得目標の設定を行うリーダ育成
支援プログラムであって、 目標設定時点で入力された、前記専門技術と前記リーダ
技術とに対する現状のスキル値と次の評価時点を目標と
した仮目標スキル値とを、スキルテーブルに記憶するス
キル設定手順と、 前記スキルテーブルの現状の前記スキル値と前記習熟曲
線との乖離状態を判定し、望ましい目標スキル値の目標
ゾーンを生成する目標ゾーン生成手順と、 前記スキルテーブルの前記仮目標スキル値が前記目標ゾ
ーンから乖離しているとき、前記仮目標スキル値が前記
目標ゾーンに入るように修正を促すガイダンスの表示を
行うガイダンス表示手順とをコンピュータに実行させる
ことを特徴とするリーダ育成支援プログラム。 - 【請求項2】 前記習熟曲線は、xをリーダ技術のスキ
ル値、yを専門技術のスキル値、rをリーダ技術と専門
技術とのスキル値の上限値としたとき、 (x−r)**2+y**2=r**2 但し、0≦x≦r、0≦y≦r ことを特徴とする請求項1記載のリーダ育成支援プログ
ラム。 - 【請求項3】 前記スキル設定手順は、前記専門技術と
前記リーダ技術とが複数のスキル項目を有し、前記スキ
ルテーブルには複数の前記スキル項目に対して現状と目
標のスキル値とが数値化して入力された値を記憶し、現
状の前記スキル値と前記仮目標スキル値はそれぞれの複
数の前記スキル項目の平均値とすることを特徴とする請
求項1および請求項2記載のリーダ育成支援プログラ
ム。 - 【請求項4】 予め作成された、専門技術とリーダ技術
との修得過程における修得配分を示す習熟曲線を用い
て、定められた時点で修得目標の設定を行うリーダ育成
支援方法であって、 目標設定時点で入力された、前記専門技術と前記リーダ
技術とに対する現状のスキル値と次の評価時点を目標と
した仮目標スキル値とを、スキルテーブルに記憶するス
キル設定手順と、 前記スキルテーブルの現状の前記スキル値と前記習熟曲
線との乖離状態を判定し、望ましい目標スキル値の目標
ゾーンを生成する目標ゾーン生成手順と、 前記スキルテーブルの前記仮目標スキル値が前記目標ゾ
ーンから乖離しているとき、前記仮目標スキル値が前記
目標ゾーンに入るように修正を促すガイダンスの表示を
行うガイダンス表示手順とを備えることを特徴とするリ
ーダ育成支援方法。 - 【請求項5】 予め作成された、専門技術とリーダ技術
との修得過程における修得配分を示す習熟曲線を用い
て、定められた時点で修得目標の設定を行うリーダ育成
支援装置であって、 目標設定時点で入力された、前記専門技術と前記リーダ
技術とに対する現状のスキル値と次の評価時点を目標と
した仮目標スキル値とを、スキルテーブルに記憶するス
キル設定手段と、 前記スキルテーブルの現状の前記スキル値と前記習熟曲
線との乖離状態を判定し、望ましい目標スキル値の目標
ゾーンを生成する目標ゾーン生成手段と、 前記スキルテーブルの前記仮目標スキル値が前記目標ゾ
ーンから乖離しているとき、前記仮目標スキル値が前記
目標ゾーンに入るように修正を促すガイダンスの表示を
行うガイダンス表示手段とを有することを特徴とするリ
ーダ育成支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002036726A JP2003241643A (ja) | 2002-02-14 | 2002-02-14 | リーダ育成支援プログラム、リーダ育成支援方法およびリーダ育成支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002036726A JP2003241643A (ja) | 2002-02-14 | 2002-02-14 | リーダ育成支援プログラム、リーダ育成支援方法およびリーダ育成支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003241643A true JP2003241643A (ja) | 2003-08-29 |
Family
ID=27778533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002036726A Withdrawn JP2003241643A (ja) | 2002-02-14 | 2002-02-14 | リーダ育成支援プログラム、リーダ育成支援方法およびリーダ育成支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003241643A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005301257A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-10-27 | Kanazawa Inst Of Technology | ポートフォリオを用いた学習支援装置 |
JP2006107159A (ja) * | 2004-10-06 | 2006-04-20 | Aprica Kassai Inc | 乳幼児発育診断装置およびそのプログラム |
JP5681305B1 (ja) * | 2014-01-22 | 2015-03-04 | 秀太郎 武田 | 効率的な学習時間配分装置及び学習時間配分プログラム |
-
2002
- 2002-02-14 JP JP2002036726A patent/JP2003241643A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005301257A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-10-27 | Kanazawa Inst Of Technology | ポートフォリオを用いた学習支援装置 |
JP4564869B2 (ja) * | 2004-03-19 | 2010-10-20 | 学校法人金沢工業大学 | ポートフォリオを用いた学習支援装置 |
JP2006107159A (ja) * | 2004-10-06 | 2006-04-20 | Aprica Kassai Inc | 乳幼児発育診断装置およびそのプログラム |
JP5681305B1 (ja) * | 2014-01-22 | 2015-03-04 | 秀太郎 武田 | 効率的な学習時間配分装置及び学習時間配分プログラム |
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