JP2003241589A - ユニット識別装置およびその制御方法 - Google Patents

ユニット識別装置およびその制御方法

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JP2003241589A JP2002044469A JP2002044469A JP2003241589A JP 2003241589 A JP2003241589 A JP 2003241589A JP 2002044469 A JP2002044469 A JP 2002044469A JP 2002044469 A JP2002044469 A JP 2002044469A JP 2003241589 A JP2003241589 A JP 2003241589A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒューズ溶断電流を制御するためのスイッチ
ング素子を必要とせず、溶断電流のピークを抑制して、
突入電流が流れることを防止できるユニット識別装置お
よびその制御方法を提供する。 【解決手段】 ユニット識別装置は、交換可能な交換ユ
ニット3内にヒューズF1を含み、装置本体1に装着された
ユニット3のヒューズF1が溶断されていなければそのユ
ニット3が新品であると判断するものであり、ヒューズF
1に通電してこれを溶断させる溶断回路7と、溶断回路7
に電力を供給する電源6と、溶断回路7に流れる電流の大
きさを検出する電流検出手段8,9と、電流の検出結果に
基づいてユニット3が新品であるか否かを検知する検知
手段9とを備えている。検知手段9が、電源6が起動され
たときの電流の検出結果に基づいてユニット3が新品で
あるか否かを検知するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置本体に対して
交換可能な交換ユニットが新品であるか否かを識別する
ユニット識別装置およびその制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば電子写真式複写機、レーザプリ
ンタ等の電子写真式画像形成装置では、感光体ドラムを
含む画像形成部(印字部)の全部または一部をユニット
化し、ユニットに故障が発生したり、ユニットが寿命に
達したときに、ユニットを新品に交換するようになって
いる。
【0003】ユニット化を採用した場合、装置本体で
は、ユニットが寿命に達したか否かを判断するために、
たとえば、ユニットが新品に交換されてからの印字枚数
をカウントしている。このため、装置には、ユニットが
交換されたとき、あるいは装置の電源が投入されたとき
に、そのときに装置本体に装着されているユニットが新
品であるか否かを識別するユニット識別装置が設けられ
る。
【0004】このようなユニット識別装置として、特開
平7−152289号公報に記載されているように、使
用前のユニットに、ユニットが新品であることを示すヒ
ューズを設けておき、装置本体に装着されたユニットの
ヒューズが溶断されていなければそのユニットが新品で
あると判断し、その後にヒューズを溶断するようになっ
たものが知られている。
【0005】さらに詳しく説明すると、ユニット識別装
置には、ユニットが装置本体に装着されたときにヒュー
ズに接続されるヒューズ検知回路およびヒューズ溶断回
路が設けられており、ヒューズ溶断回路には、溶断用ト
ランジスタ(スイッチング素子)が設けられている。ユ
ニットの識別を行うときには、まず、溶断用トランジス
タを開(オフ)にした状態で、電源からヒューズ検知回
路に電力を供給して、ヒューズ検知回路に流れる電流を
検出し、電流が流れれば新品であると判断し、電流が流
れなければ新品でないと判断する。そして、新品である
と判断した場合は、溶断用トランジスタを閉(オン)に
して、ヒューズ溶断回路に電流を流し、ヒューズを溶断
する。また、溶断用トランジスタを閉にしてもヒューズ
検知回路に電流が流れているときには、ヒューズ端子が
短絡された異常状態であると判断する。
【0006】上記のような画像形成装置では、1回使用
してヒューズが溶断されたユニットを、ヒューズ端子を
導線等で短絡して、不正に使用することがある。そのよ
うな場合、最初に溶断用トランジスタを開にしてヒュー
ズ検知回路に電力を供給したときに、導線等があるた
め、ヒューズ検知回路に電流が流れ、新品であると判断
され、ヒューズを溶断するために、溶断用トランジスタ
が閉になる。このとき、ユニットが、ヒューズを備えた
新品であれば、溶断用トランジスタを閉にして、溶断回
路に電流を流すことにより、ヒューズが溶断され、以後
は、ヒューズ検知回路に電流が流れなくなる。これに対
し、1回使用されたユニットのヒューズ端子が導線等で
短絡されている場合は、溶断用トランジスタを閉にし
て、溶断回路に電流を流しても、導線等が溶断されるこ
とがなく、したがって、ヒューズ検知回路にはいつまで
も電流が流れる。したがって、上記のようにして、不正
使用による異常状態を検知することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のユニット識別装置の場合、ヒューズの溶断を制御
するためのトランジスタ等のスイッチング素子が必要で
あり、また、ヒューズ溶断回路に最大電源電圧が印加さ
れてからトランジスタが閉になるため、最大通電電流が
いきなり突入電流としてトランジスタに流れるという問
題がある。このため、スイッチング素子として、高い定
格のトランジスタが必要であった。なお、ヒューズ溶断
回路に設ける抵抗の抵抗値を大きくすれば、突入電流が
小さくなり、トランジスタの定格は小さくてすむが、そ
うすると、ヒューズの溶断に時間を要するようになる。
【0008】本発明の目的は、上記の問題を解決し、ヒ
ューズ溶断電流を制御するためのスイッチング素子を必
要とせず、溶断電流のピークを抑制して、突入電流が流
れることを防止できるユニット識別装置およびその制御
方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
によるユニット識別装置は、装置本体に対して交換可能
な交換ユニット内にヒューズを含み、装置本体に装着さ
れた交換ユニットのヒューズが溶断されていなければそ
の交換ユニットが新品であると判断するユニット識別装
置において、ヒューズに通電してこれを溶断させる溶断
回路と、溶断回路に電力を供給する電源と、溶断回路に
流れる電流の大きさを検出する電流検出手段と、電流検
出手段による電流の検出結果に基づいて装着された交換
ユニットが新品であるか否かを検知する検知手段とを備
えており、検知手段が、電源が起動されたときの電流検
出手段による電流の検出結果に基づいて装着された交換
ユニットが新品であるか否かを検知するものであること
を特徴とするものである。
【0010】交換ユニットにヒューズがない場合、すな
わち、新品でない場合は、電源が起動されても、溶断回
路には全く電流が流れない。
【0011】交換ユニットにヒューズがある場合、すな
わち、新品である場合は、電源が起動されると、ヒュー
ズを通して溶断回路に電流が流れ、電流の大きさは徐々
に増加する。そして、ある時点で、ヒューズが溶断し、
その後は、溶断回路に電流が流れなくなる。
【0012】したがって、電源を起動したときに溶断回
路に電流が流れるか否かを調べることにより、装着され
たユニットが新品であるか否かを識別することができ
る。
【0013】本発明のユニット識別装置によれば、電源
起動時の電源の立ち上がりでヒューズを溶断するので、
溶断電流のピークを抑制して、突入電流が流れることを
防止することができる。また、ヒューズの溶断を制御す
るためのスイッチング素子が不要になる。
【0014】本発明のユニット識別装置において、たと
えば、電流検出手段が、溶断回路に流れる電流を電圧に
変換する変換手段と、変換された電圧を保持する電圧保
持手段とを備え、電圧保持手段により保持された電圧に
よって溶断回路に流れる電流の大きさを検出するもので
ある。
【0015】電圧保持手段は、電流検出手段による電流
の大きさの検出が終了するまで電圧を保持するものであ
ればよく、電圧を長時間保持するものでなくてもよい。
電圧保持手段は、たとえば、コンデンサにより構成され
る。
【0016】検知手段による新品か否かの識別は、電源
の起動と同時に開始してもよいし、電源の起動後、保持
手段によって電圧が保持されている間に開始してもよ
い。
【0017】交換ユニットにヒューズがあった場合、前
記のようにしてヒューズが溶断すると、溶断回路に電流
が流れなくなるが、保持回路により、溶断回路に流れて
いた電流が電圧に変換されて保持されているので、電流
検出手段が、この保持された電圧を検出することによ
り、溶断回路に流れていた電流の大きさを検出すること
ができる。
【0018】したがって、電源から溶断回路に電力を供
給したときに溶断回路に電流が流れたか否かを調べるこ
とにより、装着されたユニットが新品であるか否かを識
別することができる。また、溶断回路を流れていた電流
が電圧に変換されてある時間保持されているので、検知
手段による新品か否かの識別を必ずしも電源の起動と同
時に開始する必要がなく、この識別の開始が電源の起動
より遅れても差支えがない。
【0019】本発明のユニット識別装置において、たと
えば、電源は、その出力の制御が可能なものであり、溶
断回路に流れる電流の大きさに基づいて電源の出力を制
御する電圧制御手段を備えている。
【0020】電圧制御手段が溶断回路に流れる電流の大
きさに基づいて電源の出力(電圧)を制御することによ
り、溶断回路に流れる電流の大きさが一定値以下に抑え
られる。
【0021】これによれば、溶断回路に流れる電流の上
限を電圧制御手段によって抑制することができ、装置の
信頼性が向上する。
【0022】本発明のユニット識別装置において、たと
えば、電源が駆動部および溶断回路に電力を供給するも
のであり、電源から駆動部および溶断回路への電力の供
給を制御する第1のスイッチング手段が設けられてお
り、この第1のスイッチング手段が閉じた後に電源が起
動されて溶断回路に電力が供給されるようになされてい
る。
【0023】この場合、第1のスイッチング手段が閉じ
た後に、電源が起動されて溶断回路に電力が供給され、
上記のように、ユニットが新品であるか否かの識別が行
われ、新品であったときにはヒューズが溶断される。
【0024】第1のスイッチング手段は、任意の時点で
閉じることができ、したがって、ユニットが新品である
か否かの識別を任意の時点で行うことができる。たとえ
ば、電流検出手段による電流の検出および検知手段によ
る識別が可能な状態になった時点で第1のスイッチング
手段を閉じることにより、電源が起動されて溶断回路に
電力が供給されたときに溶断回路に流れる電流を確実に
検出して、新品であるか否かの識別を確実に行うことが
でき、装置の信頼性が向上する。
【0025】電子写真式画像形成装置等の場合、第1の
スイッチング手段には、装置に元来備えられている省エ
ネ対策用のリレー等のスイッチング手段を用いることが
できる。
【0026】このようにすれば、装置に元来備えられて
いるスイッチング手段を用いて、溶断回路への電力の供
給を制御することができる。
【0027】本発明によるユニット識別装置の制御方法
は、上記のユニット識別装置であって溶断回路に第2の
スイッチング手段を備えたユニット識別装置の制御方法
において、第2のスイッチング手段を閉じるステップ、
電源を起動して溶断回路に電力を供給するステップ、ユ
ニットのヒューズの溶断を判別するステップおよび第2
のスイッチング手段を開くステップをこの順に行うこと
を特徴とするものである。
【0028】第2のスイッチング手段として、たとえ
ば、トランジスタ等のスイッチング素子が用いられる。
【0029】第2のスイッチング手段が閉じた後に、電
源が起動されて溶断回路に電力が供給され、上記と同様
に、ユニットが新品であるか否かの識別が行われ、新品
であったときにはヒューズが溶断される。また、第2の
スイッチング手段を閉じた後に、電源起動時の電源の立
ち上がりでヒューズを溶断するので、溶断電流のピーク
を抑制して、突入電流が流れることを防止することがで
きる。
【0030】交換ユニットには、その種類を特定するた
めの抵抗がヒューズと並列に接続されているものがあ
る。このようなユニットが装置に装着された場合、ヒュ
ーズがあれば、ヒューズが溶断するまでは、ヒューズを
通って電流が流れるので、溶断回路に流れる電流値は大
きく、ヒューズが溶断した後は、ユニットの種類特定用
の抵抗を通って電流が流れるので、溶断回路に流れる電
流値は小さくなる。また、ヒューズがない場合は、最初
からユニットの種類特定用の抵抗を通って電流が流れる
ので、溶断回路に流れる電流値は小さい。したがって、
第2のスイッチング手段を閉じて電源を起動したときに
溶断回路に流れる電流値を検出することにより、ヒュー
ズの有無を識別することができる。そして、ヒューズが
溶断した状態で、溶断回路に流れる電流値を検出するこ
とにより、ユニットの種類特定用の抵抗の抵抗値を検出
して、その種類を特定することができる。
【0031】このように、本発明のユニット識別装置の
制御方法によれば、溶断電流のピークを抑制して、突入
電流が流れることを防止することができ、しかも、交換
ユニットが種類特定用の抵抗を備えている場合にも対応
することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
電子写真式画像形成装置に適用したいくつかの実施形態
について説明する。
【0033】図1および図2は、第1実施形態を示して
いる。
【0034】図1は、画像形成装置の装置本体(1)にお
けるユニット識別装置(2)の部分と、装置本体(1)に交換
可能に装着される交換ユニット(3)の識別に関する部分
を示す回路図である。
【0035】ユニット(3)には、外部に露出した2つの
接点(4a)(4b)が設けられている。そして、新品のユニッ
ト(3)の場合、2つの接点(4a)(4b)の間に、識別用のヒ
ューズ(F1)が接続されている。
【0036】装置本体(1)には、外部に露出した2つの
接点(5a)(5b)が設けられている。ユニット(3)が装置本
体(1)に装着されたとき、これらの第1接点(4a)(5a)同
士が互いに圧接するとともに、第2接点(4b)(5b)同士が
互いに圧接する。第1接点(5a)に対応する点をA、第2
接点(5b)に対応する点をBとする。
【0037】識別装置(2)は、第1接点(5a)側に設けら
れた駆動電源(6)、ならびに第2接点(5b)側に設けられ
たヒューズ溶断回路(7)、電流検出回路(8)および検知部
(9)を備えている。電流検出回路(8)は、電流検出手段の
一部を構成する。検知部(9)は、電流検出手段の一部お
よび検知手段を構成する駆動電源(6)は、装置本体(1)に
装着されたユニット(3)のヒューズ(F1)を介して溶断回
路(7)に電力を供給するためのものであり、その出力端
子は第1接点(5a)に接続されている。電源(6)の規定電
圧(最大電圧)は、たとえば、24Vであり、電源(6)
が起動されると、点Aにおける電源電圧VAは0Vから
24Vに徐々に増加する。駆動電源(6)は、装置本体(1)
に設けられた図示しない駆動部にも電力を供給する。図
示は省略したが、装置本体(1)には、制御部に電力を供
給する制御電源が設けられている。なお、共通の電源か
ら駆動部と制御部の両方にそれぞれ電力を供給するよう
にしてもよい。
【0038】溶断回路(7)は、ヒューズ(F1)に溶断電流
を流すための回路であり、第2接点(5b)と接地線(G)と
間に設けられた第1抵抗(R1)を備えている。
【0039】電流検出回路(8)は、溶断回路(7)に流れる
電流の大きさを検出するための回路であり、第2接点(5
b)に対応する点Bと接地線(G)との間に直列に接続され
たダイオード(D1)、第2抵抗(R2)および第3抵抗(R3)、
ならびにダイオード(D1)の第2抵抗(R2)側の点Cと接地
線(G)との間に設けられたコンデンサ(C1)を備えてい
る。第2抵抗(R2)および第3抵抗(R3)は、溶断回路(7)
に流れる電流を電圧に変換する変換手段を構成してい
る。コンデンサ(C1)は、変換された電圧を保持する電圧
保持手段を構成している。
【0040】検知部(9)は、点Dにおける第3抵抗(R3)
の端子電圧VD(電源電圧VAに対する分圧値)を検出す
ることにより溶断回路(7)に流れる電流の大きさを検出
し、この検出結果に基づいてユニット(3)が新品である
か否かを検知するものである。なお、この例では、点A
と点Bとが短絡された状態において、点Aにおける規定
電圧24Vに対する点Dにおける分圧値が5Vになるよ
うに、溶断回路(7)および電流検出回路(8)を構成する各
素子の特性が決められている。検知部(9)には、時計(1
0)が接続されている。
【0041】新品のユニット(3)が装置本体(1)に装着さ
れた場合、電源(6)、ヒューズ(F1)および溶断回路(7)が
直列に接続される。1回使用されてヒューズ(F1)のない
ユニット(3)が装置本体(1)に装着された場合、電源(6)
と溶断回路(7)との間が、2つの接点(4a)(4b)の間で遮
断される。不正使用の目的で、1回使用して溶断された
ヒューズ(F1)の代わりに接点(4a)(4b)間を導線等で短絡
したユニット(3)が装置本体(1)に装着された場合、電源
(6)と溶断回路(7)が導線等で短絡される。
【0042】上記の画像形成装置では、電源(6)が起動
されたときに、制御部のイニシャル動作が完了した後
に、装着されているユニット(3)が新品であるか否かの
識別が行われる。
【0043】次に、図2のフローチャートを参照して、
このような新品識別処理の1例について説明する。
【0044】図2において、電源(6)が起動されると(S
1)、電源(6)が立ち上って(S2)、電源電圧VAが徐々に増
加し、制御部のイニシャル動作が完了するまで待機する
(S3)。制御部のイニシャル動作が完了すると、検知部
(9)により第3抵抗(R3)の端子電圧が検出されて、検出
電圧値VDが判別される(S4)。S4において、検出電圧値
VDが0Vの場合、新品でないと判断されて、所定の継
続品処理が行われ(S5)、新品識別処理を終了する。S4に
おいて、検出電圧値VDが0Vより大きくて電源規定電
圧24Vの分圧値5Vより小さい場合は、新品であると
判断されて、所定の新品処理が行われ(S6)、新品識別処
理を終了する。S4において、検出電圧値VDが規定分圧
値5Vに等しい場合は、所定の第1設定時間が経過した
か否かが判断され(S7)、経過していなければ、S4に戻
る。S7において、第1設定時間が経過すれば、ユニット
(3)の接点(4a)(4b)間が短絡された異常状態であると判
断されて、所定の異常処理が行われ(S8)、新品識別処理
を終了する。
【0045】装置本体(1)に装着されたユニット(3)が新
品でなくて、接点(4a)(4b)間にヒューズ(F1)も導線もな
い場合、電源(6)が起動されて電源電圧VAが増加して
も、溶断回路(7)には電流は全く流れない。このため、S
4において検出された電圧値VDは0Vであり、新品でな
いと判断されて、S5に進む。
【0046】装置本体(1)に装着されたユニット(3)が新
品である場合、電源(6)が起動されて電源電圧VAが増加
すると、溶断回路(7)に電流が流れ、コンデンサ(C1)に
電荷が蓄積される。そして、電源電圧が規定電圧24V
に達する前あるいは24Vに達した後のある時点で、ヒ
ューズ(F1)が溶断する。ヒューズ(F1)が溶断すると、溶
断回路(7)に電流が流れなくなり、コンデンサ(C1)に蓄
積された電荷が放電されて、点Dにおける電圧値VDが
徐々に低下するが、ある時間は、正の値に保持される。
この例では、電源電圧VAが規定電圧24Vに達する前
の最短時間でヒューズ(F1)が溶断した場合でも、電源電
圧VAが規定電圧24Vに達してからしばらくの間は、
点Dにおける電圧値VDが正の値に保持され、電源電圧
VAが規定電圧24Vに達してから点Dにおける電圧値
VDが正の値に保持されている間に、制御部のイニシャ
ル動作が完了するようになっている。また、S7における
第1設定時間は、ヒューズ(F1)の最長溶断時間よりも少
し長い値に設定されている。電源電圧VAが規定電圧2
4Vに達する前にヒューズ(F1)が溶断した場合でも、制
御部のイニシャル動作が完了して、S4において点Dの電
圧を検出するときには、同電圧値VDは正の値に保持さ
れており、また、規定分圧値5Vより小さいので、S4に
おいて、新品であると判断されて、S6に進む。電源電圧
VAが規定電圧24Vに達した後であって制御部のイニ
シャル動作が完了する前にヒューズ(F1)が溶断した場合
は、制御部のイニシャル動作が完了して、S4において点
Dの電圧を検出するときには、同電圧値VDは正の値に
保持されており、また、規定分圧値5Vより低下してい
るので、S4において、新品であると判断されて、S6に進
む。制御部のイニシャル動作が完了した後にヒューズ(F
1)が溶断した場合は、制御部のイニシャル動作が完了し
てからヒューズ(F1)が溶断するまでの間は、点Dにおけ
る電圧値VDは規定分圧値5Vに等しいので、S4からS7
に進むが、第1設定時間が経過するまでは、S7およびS4
が繰り返され、第1設定時間が経過する前に、ヒューズ
(F1)が溶断して、点Dにおける電圧値VDが規定分圧値
5Vから低下するため、S4において、新品であると判断
されて、S6に進む。
【0047】1回使用して溶断されたヒューズ(F1)の代
わりに接点(4a)(4b)間を導線等で短絡したユニット(3)
が装置本体(1)に装着された場合、制御部のイニシャル
動作が完了して、S4において点Dの電圧を検出するとき
には、電源電圧VAが規定電圧24Vに達しているの
で、点Dにおける電圧値VDは規定分圧値5Vに等し
く、S4からS7に進み、第1設定時間が経過するまで、S7
およびS4が繰り返される。この場合は、第1設定時間が
経過しても、点Dにおける電圧値VDが規定分圧値5V
より低下しないので、第1設定時間が経過した時点で、
S7において、異常であると判断されて、S8に進む。
【0048】次に、図3のタイムチャートを参照して、
新品のユニット(3)が装着された場合に識別装置(2)の各
部の電圧値および上記の新品識別処理について、より詳
細に説明する。この場合、溶断回路(7)および電流検出
回路(8)を構成する各素子の特性を次のようにする。ヒ
ューズ(F1)は250mA溶断品、第1抵抗(R1)、第2抵
抗(R2)および第3抵抗(R3)の抵抗値はそれぞれ36Ω、
390kΩおよび100kΩ、コンデンサ(C1)の容量値
は10μFである。
【0049】図3の横軸は時間を示し、縦軸は各部にお
ける電圧値を示している。すなわち、実線Aは点Aにお
ける電源電圧値VA、破線Dは点Dにおける電圧値VD、
斜線(ハッチング)を施した部分Cは点Cにおける電圧
値VCの範囲を示している。
【0050】時点t0において電源(6)が起動されると、
直後の時点t1において、電源(6)のスイッチング電源
(図示略)が発振を開始し、電源電圧VAが徐々に増加
し、時点t0から約500ms後の時点t2において、電
源電圧VAが規定電圧24Vに達し、その後は規定電圧
24Vに保持される。時点t2までにヒューズ(F1)が溶
断しない場合、点Dにおける電圧値VDは、破線Dで示
すように、電源電圧値VAに比例して、規定分圧値5V
まで増加する。
【0051】制御部のイニシャル動作は、時点t2から
約500ms後の時点t3において完了し、この時点t3
から点Dにおける電圧値VDの検出が可能になる。
【0052】時点t2までヒューズ(F1)が溶断しなかっ
た場合、点Bにおける電圧値VBも電源電圧と同じよう
に規定電圧24Vまで上昇し、ヒューズ(F1)の通電電流
は約670mAに達する。普通溶断のヒューズ(F1)は、
定格の275%(=687.5mA)通電で最長2秒後
の時点t4で溶断し、定格の150%(=375mA)
で60分以上で溶断するので、最短では、点Bにおける
電圧値VBが13.5Vになった時点t11で溶断し、通
常は、500mA通電で0.1秒程度で溶断する。ヒュ
ーズ(F1)が最短の時点t11で溶断した場合、点Cにおけ
る電圧値VCは、実線Caで示すように、徐々に低下し、
点Dにおける電圧値VDもこれに比例して徐々に低下す
る。また、ヒューズ(F1)が最長の時点t4で溶断した場
合、点Cにおける電圧値VCは、実線Cbで示すように、
徐々に低下し、点Dにおける電圧値VDもこれに比例し
て徐々に低下する。
【0053】図2のS7における第1設定時間は、t0か
ら時点t4より少し後の時点t5までの時間に設定されて
いる。
【0054】ヒューズ(F1)が最短の時点t11で溶断した
場合、上記のように、点Dにおける電圧値VDは徐々に
低下するが、制御部のイニシャル動作が完了した時点t
3では、点Dにおける電圧値VDは0Vまで低下していな
いので、新品であると判断することができる。また、ヒ
ューズ(F1)が最長の時点t4で溶断した場合、時点t5に
達するまでに点Cにおける電圧値VCは定格電圧値24
Vより低下しているので、新品であると判断することが
できる。したがって、ヒューズ(F1)が時点t11と時点t
3の間のどの時点で溶断しても、新品であると正確に判
断することができる。
【0055】第1実施形態では、電流検出回路(8)にコ
ンデンサ(C1)が設けられていて、ヒューズ(F1)が溶断し
た後も、ある時間電圧が保持されるため、電源(6)の起
動と同時に電圧の検出を開始しなくても、新品であるこ
とを判断することができる。しかし、電流検出回路にコ
ンデンサ等の電圧保持手段を設けずに、制御系のイニシ
ャル動作が完了して、電圧の検出が可能になった時点
で、電源を起動して、新品の識別を行うようにしてもよ
い。このようにすると、新品である場合、電源が起動し
てある時間が経過すると、ヒューズが溶断するが、ヒュ
ーズが溶断するまでは溶断回路に電流が流れるので、こ
れを検出して、新品であると判断することができる。
【0056】図4および図5は、第2実施形態を示して
いる。
【0057】図4は第1実施形態の図1に相当する図面
であり、図1のものに相当する部分には同一の符号を付
している。
【0058】第2実施形態のユニット識別装置(2)にお
いて、溶断回路(7)は、第1実施形態の場合と同様、第
1抵抗(R1)よりなる。電流検出回路(8)は、第1実施形
態の電流検出回路(8)からダイオード(D1)とコンデンサ
(C1)が除かれたものであり、第2抵抗(R2)および第3抵
抗(R3)よりなる。ユニット識別装置(2)の他の部分につ
いては、第1実施形態の場合と同様である。
【0059】第2実施形態における駆動電源(6)はスイ
ッチング電源であり、この電源(6)において、商用電源
からの電力が1次側整流平滑回路(11)、スイッチング回
路(12)、トランス(13)および2次側整流平滑回路(14)に
順に通され、2次側整流平滑回路(14)の出力が電源電力
としてユニット識別装置(2)および図示しない駆動部に
供給される。また、電源(6)には、ユニット識別装置(2)
の検知部(9)の出力すなわち溶断回路(7)に流れる電流値
に基づいて、スイッチング回路(12)を制御することによ
り、電源(6)の出力を制御する電圧制御手段としての電
圧制御部(15)が設けられている。
【0060】第2実施形態の画像形成装置では、装置の
主電源が投入されたときに、まず、制御部に通電し、制
御部のイニシャル動作が完了した時点で、駆動電源(6)
を起動し、そのときに、装着されているユニット(3)が
新品であるか否かの識別が行われる。
【0061】次に、図5のフローチャートを参照して、
このような新品識別処理の1例について説明する。
【0062】図5において、画像形成装置の主電源が投
入されると、まず、駆動部の全駆動負荷が停止され(S1
0)、制御部のイニシャル動作が完了した時点で、駆動電
源(6)が起動される(S11)。そして、検知部(9)により点
Dの電圧が検出されて、検出電圧値VDが判別される(S1
2)。S12において、検出電圧値が0Vである場合、第2
設定時間が経過したか否かが判断され(S13)、経過して
いなければ、S12に戻る。S13において、第2設定時間が
経過すれば、新品でないと判断されて、所定の継続品処
理が行われる(S14)。第2設定時間は、電源(6)の起動か
ら電源電圧VAが所定の値に増加するまでの時間に設定
される。S12において、検出電圧値VDが正の値であれ
ば、点Dの電圧が検出されて、検出電圧値VDと第1の
しきい値Th1とが比較され(S15)、検出電圧値VDがしき
い値Th1より大きければ、電圧制御部(15)により、電源
(6)の電圧を下降させる(S16)。S15において、検出電圧
値VDがしきい値Th1以下であれば、電圧制御部(15)によ
り、電源(6)の電圧を上昇させる(S17)。第1のしきい値
Th1は、電源(6)の規定電圧24Vに対する点Dにおける
分圧値5Vよりも低い所定の値に設定される。S16ある
いはS17の処理が終了すると、第1設定時間が経過した
か否かが判断され(S18)、経過していなければ、点Dの
電圧が検出されて、検出電圧値VDが判別される(S19)。
S19において、検出電圧値VDが正の値であれば、S15に
戻る。S19において、検出電圧値VDが0Vであれば、新
品であると判断されて、所定の新品処理が行われる(S2
0)。S20における新品処理あるいは前記のS14における継
続品処理が終了すると、電源(6)が通常制御に戻され(S2
1)、新品識別処理を終了する。S18において、第1設定
時間が経過すれば、ユニット(3)の接点(4a)(4b)間が短
絡された異常状態であると判断されて、電源(6)が停止
され(S22)、所定の異常処理が行われ(S23)、新品識別処
理を終了する。
【0063】装置本体(1)に装着されたユニット(3)が新
品でなくて、接点(4a)(4b)間にヒューズ(F1)も導線もな
い場合、電源(6)が起動されて電源電圧VAが増加して
も、溶断回路(7)には電流は全く流れない。このため、S
12およびS13が繰り返され、S13において、第2設定時間
が経過した時点で、新品でないと判断されて、S14に進
む。
【0064】装置本体(1)に装着されたユニット(3)が新
品である場合、電源(6)が起動されると、ヒューズ(F1)
を通して溶断回路(7)に電流が流れ、第1設定時間が経
過するまでのある時点でヒューズ(F1)が溶断する。ヒュ
ーズ(F1)が溶断するまでは、検出電圧値VDは正の値で
あるから、S12からS15に進み、S15〜S19が繰り返され
て、点Dにおける電圧VDが第1のしきい値Th1以下に保
たれる。そして、ヒューズ(F1)が溶断すると、溶断回路
(7)に電流が流れなくなり、点Dの電圧VDが0Vになる
ため、S19において、新品であると判断され、S20に進
む。
【0065】1回使用して溶断されたヒューズ(F1)の代
わりに接点(4a)(4b)間を導線等で短絡したユニット(3)
が装置本体(1)に装着された場合、電源(6)が起動される
と、溶断回路(7)に電流が流れ、点Dの電圧VDが正の値
になるため、S12からS15に進み、S15〜S19が繰り返され
て、点Dにおける電圧VDが第1のしきい値Th1以下に保
たれる。この場合は、第1設定時間が経過しても、点D
の電圧VDが0Vにならないので、第1設定時間が経過
した時点で、S18において、異常であると判断されて、S
22に進む。
【0066】この場合、点Dの電圧VDが第1しきい値T
h1以下に押えられ、その結果、溶断回路(7)に流れる電
流が抑制されるため、装置の信頼性が向上する。また、
ユニット(3)の接点(4a)(4b)間が短絡された異常時に
は、それを識別した後に、S22において、電源(6)が停止
されるので、溶断回路(7)および電流検出回路(8)にいつ
までの電流が流れることがない。
【0067】図6および図7は、第3実施形態を示して
いる。
【0068】図6は第2実施形態の図4に相当する図面
であり、図4のものに相当する部分には同一の符号を付
している。
【0069】第3実施形態における駆動電源(6)は、第
2実施形態における駆動電源(6)から電圧制御部(15)を
除いたものである。また、電源(6)の出力である2次側
整流平滑回路(14)の出力と、図示しない駆動部およびユ
ニット識別装置(2)の溶断回路(7)との間に、第1のスイ
ッチング手段を構成するリレー(16)が設けられており、
リレー(16)が閉じたときにのみ、電源(6)から駆動部お
よび溶断回路(7)に電力が供給されるようになってい
る。リレー(16)は省エネ対策用のスイッチング手段を兼
ねており、省エネモードのときに、リレー(16)が開かれ
る。他は、第2実施形態の場合と同様である。
【0070】第3実施形態の画像形成装置では、装置の
主電源が投入されたときに、まず、制御部に通電し、制
御部のイニシャル動作が完了した時点で、リレー(16)を
閉じた後、駆動電源(6)を起動し、そのときに、装着さ
れているユニット(3)が新品であるか否かの識別が行わ
れる。
【0071】次に、図7のフローチャートを参照して、
このような新品識別処理の1例について説明する。
【0072】図7において、画像形成装置の主電源が投
入されると、まず、駆動部の全駆動負荷が停止され(S3
0)、制御部のイニシャル動作が完了した時点で、リレー
(16)が閉(オン)状態になり(S31)、駆動電源(6)が起動
される(S32)。そして、検知部(9)により点Dの電圧が検
出されて、検出電圧値VDが判別される(S33)。S33にお
いて、検出電圧値VDが0Vである場合、第2設定時間
が経過したか否かが判断され(S34)、経過していなけれ
ば、S33に戻る。S34において、第2設定時間が経過すれ
ば、新品でないと判断されて、所定の継続品処理が行わ
れる(S35)。S33において、検出電圧値VDが正の値であ
れば、点Dの電圧が検出されて、検出電圧値VDと第2
のしきい値Th2とが比較され(S36)、検出電圧値VDがし
きい値Th2以下であれば、第1設定時間が経過したか否
かが判断され(S37)、経過していなければ、点Dの電圧
が検出されて、検出電圧値VDが判別される(S38)。第2
のしきい値Th2は、電源(6)の規定電圧に対する点Dにお
ける分圧値に設定される。S38において、検出電圧値VD
が正の値であれば、S36に戻る。S38において、検出電圧
値VDが0Vであれば、新品であると判断されて、所定
の新品処理が行われる(S39)。S39における新品処理ある
いは前記のS35における継続品処理が終了すると、電源
(6)が通常制御に戻され(S40)、新品識別処理を終了す
る。S36において、検出電圧値VDがしきい値Th2より大
きければ、第3設定時間が初期化され(S41)、点Dの電
圧が検出されて、検出電圧値VDが第2しきい値Th2と比
較される(S42)。第3設定時間は、比較的短い時間に設
定される。S42において、検出電圧値VDがしきい値Th2
以下であれば、S37に進む。S42において、検出電圧値V
Dがしきい値Th2より大きければ、S41における初期化か
ら第3設定時間が経過したか否かが判断され(S43)、経
過していなければ、S42に戻る。S43において、第3設定
時間が経過すれば、ユニット(3)の接点(4a)(4b)間が短
絡された異常状態であると判断されて、電源(6)が停止
され(S44)、所定の異常処理が行われ(S45)、新品識別処
理を終了する。S37において、第1設定時間が経過した
場合も、ユニット(3)の接点(4a)(4b)間が短絡された異
常状態であると判断されて、S44に進む。
【0073】装置本体(1)に装着されたユニット(3)が新
品でなくて、接点(4a)(4b)間にヒューズ(F1)も導線もな
い場合、電源(6)が起動されて電源電圧VAが増加して
も、溶断回路(7)には電流は全く流れない。このため、S
33およびS34が繰り返され、S34において、第2設定時間
が経過した時点で、新品でないと判断されて、S35に進
む。
【0074】装置本体(1)に装着されたユニット(3)が新
品である場合、電源(6)が起動されると、ヒューズ(F1)
を通して溶断回路(7)に電流が流れ、第1設定時間が経
過するまでのある時点でヒューズ(F1)が溶断する。ヒュ
ーズ(F1)が溶断するまでは、点Dにおける検出電圧値V
Dは徐々に増加するが、規定分圧値すなわち第2しきい
値Th2より大きくなることはない。このため、S36〜S38
が繰り返され、ヒューズ(F1)が溶断すると、S38におい
て、電圧検出値VDが0Vになることにより、新品であ
ると判断され、S39に進む。
【0075】1回使用して溶断されたヒューズ(F1)の代
わりに接点(4a)(4b)間を導線等で短絡したユニット(3)
が装置本体(1)に装着された場合、電源(6)が起動される
と、導線等の短絡路を通して溶断回路(7)に電流が流
れ、点Dにおける検出電圧値VDは徐々に増加するが、
規定分圧値すなわち第2しきい値Th2より大きくなるこ
とはない。このため、S36〜S38が繰り返されるが、この
場合は、第1設定時間が経過しても、点Dの電圧VDが
0Vにならないので、第1設定時間が経過した時点で、
S37において、異常であると判断されて、S44に進む。ま
た、何らかの理由で、点Dの電圧VDが第2しきい値Th2
より大きい状態が第3設定時間続いた場合も、S43にお
いて、異常であると判断されて、S44に進む。
【0076】この場合、装置に元来備えられている省エ
ネ対策用のリレー(16)を用いて、ユニット識別装置(2)
への通電を制御することができ、制御部のイニシャル動
作が完了して、ユニット(3)の識別が可能な状態になっ
てから、リレー(16)を閉じて、電源(6)を起動すること
により、電源(6)が起動されたときに溶断回路(7)に流れ
る電流の大きさに基づいて、ユニット(3)が新品である
か否かの識別を確実に行うことができる。また、ユニッ
ト(3)の接点(4a)(4b)間が短絡された異常時には、それ
を識別した後に、S44において、電源(6)が停止されるの
で、溶断回路(7)および電流検出回路(8)にいつまでの電
流が流れることがない。
【0077】第4実施形態の場合、駆動電源(6)と、駆
動部およびユニット識別装置(2)との間にスイッチング
手段であるリレー(16)が設けられているが、スイッチン
グ手段は、商用電源と駆動電源(6)との間に設けられて
もよい。また、駆動電源(6)の前後にスイッチング手段
を設けずに、駆動電源(6)のスイッチング回路(12)をオ
ン・オフ制御することによってスイッチング手段を構成
するようにしてもよい。
【0078】図8および図9は、第4実施形態を示して
いる。
【0079】図8は第3実施形態の図6に相当する図面
であり、図6のものに相当する部分には同一の符号を付
している。
【0080】第4実施形態の場合、駆動電源(6)と駆動
部およびユニット識別装置(2)との間に、リレー等のス
イッチング手段は設けられていない。また、ユニット識
別装置(2)における溶断回路(7)は、接点(5b)と接地線
(G)との間に直列に接続された第1抵抗(R1)および第2
のスイッチング手段としてのトランジスタ(Q1)より構成
されている。他は、第3実施形態の場合と同様である。
【0081】第4実施形態におけるユニット識別装置
(2)は、図8に示すように、ユニット(3)の接点(4a)(4b)
間に種類特定用の抵抗(第4抵抗)(R4)がヒューズ(F1)
と並列に接続されている場合にも対応できるものであ
る。
【0082】第4実施形態の画像形成装置では、装置の
主電源が投入されたときに、まず、制御部に通電し、制
御部のイニシャル動作が完了した時点で、トランジスタ
(Q1)をオンにした後、駆動電源(6)を起動し、そのとき
に、装着されているユニット(3)が新品であるか否かの
識別が行われる。
【0083】次に、図9のフローチャートを参照して、
このような新品識別処理の1例について説明する。
【0084】図9において、画像形成装置の主電源が投
入されると、まず、駆動部の全駆動負荷が停止され(S5
0)、制御部のイニシャル動作が完了した時点で、トラン
ジスタ(Q1)がオンになり(S51)、駆動電源(6)が起動され
る(S52)。そして、検知部(9)により点Dの電圧が検出さ
れて、検出電圧値VDが判別される(S53)。S53におい
て、検出電圧値VDが第3しきい値Th3以下である場合、
第2設定時間が経過したか否かが判断され(S54)、経過
していなければ、S53に戻る。第3しきい値Th3は、抵抗
値の最も小さい第4抵抗(R4)ならびに第2および第3抵
抗(R2)(R3)を通って電流が流れるときの電源(6)の規定
電圧に対する点Dにおける分圧値より大きい値であっ
て、ヒューズ(F1)(あるいは導線)ならびに第2および
第3抵抗(R2)(R3)を通って電流が流れるときのヒューズ
(F1)の最短溶断電圧に対する点Dにおける分圧値より小
さい値に設定される。S54において、第2設定時間が経
過すれば、新品でないと判断されて、所定の継続品処理
が行われる(S55)。S53において、検出電圧値VDが第3
しきい値Th3より大きければ、点Dの電圧が検出され
て、検出電圧値VDと第2のしきい値Th2とが比較され(S
56)、検出電圧値VDがしきい値Th2以下であれば、第1
設定時間が経過したか否かが判断され(S57)、経過して
いなければ、点Dの電圧が検出されて、検出電圧値VD
が判別される(S58)。S58において、検出電圧値VDが第
3しきい値Th3より大きければ、S56に戻る。S58におい
て、検出電圧値VDが第3しきい値Th3以下であれば、新
品であると判断されて、所定の新品処理が行われる(S5
9)。S59における新品処理あるいは前記のS55における継
続品処理が終了すると、トランジスタ(Q1)がオフされ(S
60)、電源(6)が通常制御に戻され(S61)、ユニット(3)の
特定が行われて(S62)、新品識別処理を終了する。S56に
おいて、検出電圧値VDがしきい値Th2より大きければ、
第3設定時間が初期化され(S63)、点Dの電圧が検出さ
れて、検出電圧値VDが第2しきい値Th2と比較される(S
64)。S64において、検出電圧値VDがしきい値Th2以下で
あれば、S57に進む。S64において、検出電圧値VDがし
きい値Th2より大きければ、S63における初期化から第3
設定時間が経過したか否かが判断され(S65)、経過して
いなければ、S64に戻る。S65において、第3設定時間が
経過すれば、ユニット(3)の接点(4a)(4b)間が短絡され
た異常状態であると判断されて、電源(6)が停止され(S6
6)、所定の異常処理が行われ(S67)、新品識別処理を終
了する。S57において、第1設定時間が経過した場合
も、ユニット(3)の接点(4a)(4b)間が短絡された異常状
態であると判断されて、S66に進む。
【0085】第4抵抗(R4)を備えていないユニット(3)
が装置本体(1)に装着された場合の上記の処理を場合ご
とにさらに詳しく説明すると、次のとおりである。
【0086】装置本体(1)に装着されたユニット(3)が新
品でなくて、接点(4a)(4b)間に第4抵抗(R4)、ヒューズ
(F1)および導線のいずれもない場合、電源(6)が起動さ
れて電源電圧VAが増加しても、溶断回路(7)には電流は
全く流れない。このため、点Dの電圧VDは0Vすなわ
ち第3しきい値Th3以下であり、S53およびS54が繰り返
され、S54において、第2設定時間が経過した時点で、
新品でないと判断されて、S55に進む。
【0087】装置本体(1)に装着されたユニット(3)が新
品であって、接点(4a)(4b)間にヒューズ(F1)だけがある
場合、電源(6)が起動されると、ヒューズ(F1)を通して
溶断回路(7)に電流が流れ、第1設定時間が経過するま
でのある時点でヒューズ(F1)が溶断する。ヒューズ(F1)
が溶断するまでは、ヒューズ(F1)の部分で電圧降下がな
いので、点Dにおける検出電圧値VDは徐々に増加し、
第3しきい値Th3より大きくなるが、規定分圧値すなわ
ち第2しきい値Th2より大きくなることはない。このた
め、S56〜S58が繰り返され、ヒューズ(F1)が溶断する
と、S58において、検出電圧値VDが0Vすなわち第3し
きい値Th3以下になることにより、新品であると判断さ
れ、S59に進む。
【0088】S55の継続品処理あるいはS59の新品処理が
終了した後、S60およびS61においてトランジスタ(Q1)を
オフして電源(6)を通常制御に戻したときには、ユニッ
ト(3)の接点(4a)(4b)間には何もないので、電流検出回
路(8)の抵抗(R2)(R3)には電流が流れない、したがっ
て、この場合は、ユニット(3)の種類の特定は行われな
い。
【0089】1回使用して溶断されたヒューズ(F1)の代
わりに接点(4a)(4b)間を導線等で短絡したユニット(3)
が装置本体(1)に装着された場合、電源(6)が起動される
と、導線等の短絡路を通して溶断回路(7)に電流が流
れ、短絡路では電圧降下がないので、点Dにおける検出
電圧値VDは徐々に増加し、第3しきい値Th3より大きく
なるが、規定分圧値すなわち第2しきい値Th2より大き
くなることはない。このため、S56〜S58が繰り返される
が、この場合は、第1設定時間が経過しても、点Dの電
圧VDが第3しきい値Th3以下にならないので、第1設定
時間が経過した時点で、S57において、異常であると判
断されて、S66に進む。また、何らかの理由で、点Dの
電圧VDが第2しきい値Th2より大きい状態が第3設定時
間続いた場合も、S65において、異常であると判断され
て、S66に進む。
【0090】第4抵抗(R4)を備えているユニット(3)が
装置本体(1)に装着された場合の上記の処理を場合ごと
にさらに詳しく説明すると、次のとおりである。
【0091】装置本体(1)に装着されたユニット(3)が新
品でなくて、接点(4a)(4b)間に第4抵抗(R4)だけがある
場合、電源(6)が起動されると、第4抵抗(R4)を通して
溶断回路(7)の第1抵抗(R1)に電流が流れるが、第4抵
抗(R4)の部分で電圧降下があるので、電源電圧VAが規
定電圧になっても、点Dの電圧VDは第3しきい値Th3以
下になる。このため、S53およびS54が繰り返され、S54
において、第2設定時間が経過した時点で、新品でない
と判断されて、S55に進む。
【0092】装置本体(1)に装着されたユニット(3)が新
品であって、接点(4a)(4b)間に第4抵抗(R4)およびヒュ
ーズ(F1)がある場合、電源(6)が起動されると、まず、
ヒューズ(F1)を通して溶断回路(7)に電流が流れ、第1
設定時間が経過するまでのある時点でヒューズ(F1)が溶
断する。ヒューズ(F1)が溶断するまでは、ヒューズ(F1)
の部分で電圧降下がないので、点Dにおける検出電圧値
VDは徐々に増加し、第3しきい値Th3より大きくなる
が、規定分圧値すなわち第2しきい値Th2より大きくな
ることはない。このため、S56〜S58が繰り返されるが、
第1設定時間が経過する前に、ヒューズ(F1)が溶断し、
第4抵抗(R4)を通して溶断回路(7)に電流が流れるよう
になり、第4抵抗(R4)の部分で電圧降下があるので、点
Dの電圧VDは第3しきい値Th3以下になる。そして、S5
8において、検出電圧値VDが第3しきい値Th3以下にな
ることにより、新品であると判断され、S59に進む。
【0093】S55の継続品処理あるいはS59の新品処理が
終了した後、S60およびS61においてトランジスタ(Q1)を
オフして電源(6)を通常制御に戻したときには、ユニッ
ト(3)の接点(4a)(4b)間には、ヒューズ(F1)がなく、第
4抵抗(R4)だけがあるので、第4抵抗(R4)を通して電流
検出回路(8)の第2抵抗(R2)および第3抵抗(R3)に電流
が流れる。このとき、電源電圧VAは規格電圧であり、
第2抵抗(R2)および第3抵抗(R3)の抵抗値はわかってい
るので、電流検出回路(8)で点Dの電圧VDを検出するこ
とにより、第4抵抗(R4)の抵抗値すなわちユニット(3)
の種類を特定することができる。
【0094】1回使用して溶断されたヒューズ(F1)の代
わりに接点(4a)(4b)間を導線等で短絡したユニット(3)
が装置本体(1)に装着された場合、接点(4a)(4b)間に第
4抵抗(R4)があっても、導線等の短絡路を通して溶断回
路(7)に電流が流れるので、前記の第4抵抗(R4)がない
ユニット(3)の場合と同様にして、異常であることが識
別される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態を示す電子写真
式画像形成装置におけるユニット識別装置の概略回路図
である。
【図2】図2は、第1実施形態のユニット識別装置にお
ける処理の1例を示すフローチャートである。
【図3】図3は、駆動電源起動時のユニット識別装置の
各部における電流値の1例を示すタイムチャートであ
る。
【図4】図4は、本発明の第2実施形態を示す電子写真
式画像形成装置におけるユニット識別装置の概略回路図
である。
【図5】図5は、第2実施形態のユニット識別装置にお
ける処理の1例を示すフローチャートである。
【図6】図6は、本発明の第3実施形態を示す電子写真
式画像形成装置におけるユニット識別装置の概略回路図
である。
【図7】図7は、第3実施形態のユニット識別装置にお
ける処理の1例を示すフローチャートである。
【図8】図8は、本発明の第4実施形態を示す電子写真
式画像形成装置におけるユニット識別装置の概略回路図
である。
【図9】図9は、第4実施形態のユニット識別装置にお
ける処理の1例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
(1) 装置本体 (2) ユニット識別装置 (3) 交換ユニット (6) 駆動電源 (7) ヒューズ溶断回路 (8) 電流検出回路 (9) 検知部 (12) スイッチング回路 (15) 電圧制御部 (16) リレー (C1) コンデンサ (F1) ヒューズ (R1)(R2)(R3) 抵抗 (Q1) トランジスタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体に対して交換可能な交換ユニット
    内にヒューズを含み、装置本体に装着された交換ユニッ
    トのヒューズが溶断されていなければその交換ユニット
    が新品であると判断するユニット識別装置において、 ヒューズに通電してこれを溶断させる溶断回路と、 溶断回路に電力を供給する電源と、 溶断回路に流れる電流の大きさを検出する電流検出手段
    と、 電流検出手段による電流の検出結果に基づいて装着され
    た交換ユニットが新品であるか否かを検知する検知手段
    とを備えており、 検知手段が、電源が起動されたときの電流検出手段によ
    る電流の検出結果に基づいて装着された交換ユニットが
    新品であるか否かを検知するものであることを特徴とす
    るユニット識別装置。
  2. 【請求項2】電流検出手段が、溶断回路に流れる電流を
    電圧に変換する変換手段と、変換された電圧を保持する
    電圧保持手段とを備え、電圧保持手段により保持された
    電圧によって溶断回路に流れる電流の大きさを検出する
    ものであることを特徴とする請求項1のユニット識別装
    置。
  3. 【請求項3】電源は、その出力の制御が可能なものであ
    り、溶断回路に流れる電流の大きさに基づいて電源の出
    力を制御する電圧制御手段を備えていることを特徴とす
    る請求項1または2のユニット識別装置。
  4. 【請求項4】電源が駆動部および溶断回路に電力を供給
    するものであり、電源から駆動部および溶断回路への電
    力の供給を制御する第1のスイッチング手段が設けられ
    ており、この第1のスイッチング手段が閉じた後に電源
    が起動されて溶断回路に電力が供給されるようになされ
    ていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項の
    ユニット識別装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のユニット識別装置であって
    溶断回路に第2のスイッチング手段を備えたユニット識
    別装置の制御方法において、 第2のスイッチング手段を閉じるステップ、電源を起動
    して溶断回路に電力を供給するステップ、ユニットのヒ
    ューズの溶断を判別するステップおよび第2のスイッチ
    ング手段を開くステップをこの順に行うことを特徴とす
    るユニット識別装置の制御方法。
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