JP2003240415A - ドレンパン - Google Patents
ドレンパンInfo
- Publication number
- JP2003240415A JP2003240415A JP2002040552A JP2002040552A JP2003240415A JP 2003240415 A JP2003240415 A JP 2003240415A JP 2002040552 A JP2002040552 A JP 2002040552A JP 2002040552 A JP2002040552 A JP 2002040552A JP 2003240415 A JP2003240415 A JP 2003240415A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain pan
- water
- water storage
- stored
- partition wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
Abstract
ンでの運搬時における貯留水の溢水を回避する。 【解決手段】 幅の異なる複数の貯水領域27,28を
備えるドレンパン20において、複数の貯水領域27,
28の連通箇所に、この連通箇所を仕切る仕切壁32が
設けられる。これにより、仕切壁32を越える貯留水の
移動が抑制され、貯留水のドレンパン20からの溢水を
回避可能となる。また、仕切壁32の高さを、ドレンパ
ン20の周囲壁25の高さより低く形成することで、貯
水領域27内の貯留水の水位が仕切壁32を越えたとき
は貯水領域28も貯水領域として利用され、ドレンパン
20の貯水可能な領域を最大限利用することができる。
Description
着脱可能に取付けられて除霜水や結露水等を受けるドレ
ンパンに関し、更に詳細には、冷蔵庫等の底部から取外
すときにドレンパン内の水がこぼれ難い構造を持ったド
レンパンに関するものである。
の正面図であり、図2(b)はその側面図である。図示例
の冷蔵庫1の食品貯蔵室前面にはガラス扉2,3がレー
ル4上にスライド可能に取付けられており、ガラス扉
2,3を横にスライドさせることで、食品貯蔵室を開閉
するようになっている。食品貯蔵室の下部には、機械室
5が設けられており、この機械室5内部に、冷凍機構を
構成する圧縮機や凝縮器等の機械類(図示せず)が収容さ
れる。
ると、食品貯蔵室の底部または天井部に設置されている
冷却器の表面に霜が層状に成長して冷却能力が低下して
しまうため、冷却器の着霜量が所定値を越えたときは除
霜運転を行なって着霜を溶融除去するようになってお
り、このときに除霜水が発生する。また、外気温度と食
品貯蔵室内温度との温度差により、ガラス扉2,3の外
面側に結露が発生し、結露水がレール4に溜まる。この
ようにして発生した除霜水や結露水等は、冷蔵庫1の底
部に取付けられているドレンパン(蒸発皿)6に排出さ
れ、ここに貯留される。
からの排熱を受けて効率的に蒸発が促進されるが、貯留
水がドレンパン6に溜まりすぎたときには、人手で貯留
水を廃棄するために、該ドレンパン6を冷蔵庫1の底部
から手前に引出すことができるようになっている。
あり、図3(b)は正面図、図3(c)は底面図である。ド
レンパン6は、上面から見て全体として矩形形状を呈し
ている。しかし、冷蔵庫1における機械室5底面の構造
や機械室5内部の機能維持等の理由により、この矩形形
状の全領域をドレンパンとして利用できない場合があ
る。図3(a)に示す例では、ドレンパン6の右肩部分の
領域に、適宜の目的で4つの貫通孔7,8,9,10が設
けられており、この貫通孔7,8,9,10の領域に除霜
水等を貯留することはできず、大部分の除霜水等は、ド
レンパン6の左側の貯水領域11に貯留されることにな
る。
分にも狭い貯水領域12があり、なるべく多くの除霜水
等を貯留することができるように、この貯水領域12も
利用するようになっている。そして、貯水領域11,1
2内には、薄いトレー形状のドレンパン6の強度を補強
し、更に、ドレンパン6内の貯留水の移動を制限するた
めに、堰板13が各所に設けられている。
冷蔵庫1の本体底面と据付け床面との間の狭い空間に設
置する関係で、底が浅く、広さが広いトレータイプが基
本となっており、貯留水を廃棄するためにドレンパン6
を冷蔵庫1の底部から引出して貯留水廃棄場所まで運ぶ
ときは、貯留水がこぼれないように、静かにかつドレン
パン6を水平に保持して作業を行なう必要がある。しか
し、ドレンパン6を完全に水平に保持したまま運搬する
ことは難しく、少し傾いてしまうのが普通である。
と狭い幅の貯水領域12で構成されるドレンパン6の場
合、右に少し傾いただけで、広い幅の貯水領域11内の
貯留水が狭い幅の貯水領域12に流れ込んで溢れ、貯水
領域12の端壁を越えて貯留水が床にこぼれてしまい易
いという問題がある。
に内在している前記欠点に鑑み、これを好適に解決する
べく提案されたものであって、ドレンパンを貯留水廃棄
場所まで運ぶときに貯留水がこぼれ難い構造を持ったド
レンパンを提供することを目的とする。
の目的を達成するため、本発明に係るドレンパンは、幅
の異なる複数の貯水領域を備えるドレンパンにおいて、
前記複数の貯水領域の連通箇所に設けられて該連通箇所
を仕切る仕切壁を備えたことを特徴とする。
つき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら
以下説明する。
ンパンの平面図であり、図1(b)は一部切欠き正面図、
図1(c)は底面図である。本実施例に係るドレンパン2
0は、上面から見て全体として矩形形状を呈しており、
平面図で示す右肩部分の領域に、正方形の4つの角穴2
1,22,23,24が上下方向に貫通して設けられてい
る。
22,23,24との境界壁(周囲壁として機能)26とは
同一高さに形成されており、ドレンパン20の左側の広
い幅の貯水領域27と右側前部の狭い幅の貯水領域28
とが、これらの周囲壁25および境界壁26によって囲
まれて画成される。そして、この貯水領域27,28内
に、除霜水等が貯留される構造としてある。
レンパン20を冷蔵庫底部に着脱するときに加わる前後
方向(双頭矢印A方向)の加速度で貯留水が前後方向に移
動してこぼれないように、貯留水の前後方向の移動を制
限する複数の分離された堰板30が、横方向に延びるよ
うに設けられている。また同様に、ドレンパン20が横
(図1の左右方向)に傾いたときに貯留水の横方向の移動
を制限する複数の分離された堰板31が、前後方向に延
びるように設けてある。
幅の貯水領域27と狭い幅の貯水領域28との連通箇所
に、この連通箇所を遮断するような仕切壁32が設けら
れている。この仕切壁32は、図示例では、狭い幅の貯
水領域28を画成する前後に対向する周囲壁25と境界
壁26との間の全長に亘って設けられると共に、その高
さは、周囲壁25や境界壁26よりも若干低く設定され
る。この仕切壁32は、貯留水の移動を制限するために
設けられているが、前述した堰板30,31と同様に、
底が浅く面積が広いドレンパン20の強度を高める機能
も有する。
作用について説明する。実施例に係るドレンパン20を
冷蔵庫の底部に装着した状態で、冷蔵庫から除霜水や結
露水等が排出されてくると、この除霜水等は、最初は広
い幅の貯水領域27にだけ貯留される。しかし、広い幅
の貯水領域27の水位が上昇して仕切壁32を越えたと
きには、該貯留水は狭い幅の貯水領域28に流れ込み、
この領域28も貯水領域として利用され、ドレンパン2
0の貯水可能な領域が最大限利用されることとなる。
からの排熱風などを受けて効率的に蒸発するため、内部
の貯留水が溢れて床にこぼれないようになっているが、
貯留水量が増加して廃棄する必要が生じた場合には、ド
レンパン20を人手によって手前に引出し、ドレンパン
20を流し台などに運んで貯留水を捨てることになる。
前に引出すとき、前後方向の加速度が貯留水に加わり、
貯留水はドレンパン20内で波立つことになるが、堰板
30の存在により貯留水の過度の移動は制限され、貯留
水は容易にドレンパン20からこぼれることはない。引
出されたドレンパン20は、水平に保持されて流し台な
どに運ばれるが、このとき、ドレンパン20が傾いて横
方向に貯留水が移動しようとしても、堰板31の存在に
より貯留水の過度の移動は制限される。
重さは重いため、ドレンパン20の両脇を持って運ぶと
きにドレンパン20は撓むことになるが、前記堰板3
0,31や仕切壁32の存在によりドレンパン20の強
度が高くなっているので、実施例に係るドレンパン20
はこの撓み量が少なく、運搬が容易となる。
ン20が横方向に傾き、広い幅の貯水領域27内の貯留
水が狭い幅の貯水領域28内に流れ込もうとした場合、
図3に示す従来のドレンパン6では、広い幅の領域11
から狭い幅の領域12に流れ込むことで流速が速まった
貯留水が領域12の端壁から外部に溢れ出たが、実施例
のドレンパン20では、仕切壁32の存在によって貯留
水の移動が制限されるため、容易に貯留水がドレンパン
20からこぼれてしまうということはない。
7,28で構成された本実施例のドレンパン20によれ
ば、複数の貯水領域27,28を仕切る仕切壁32を設
けたため、広い幅の貯水領域27の貯留水が大量に狭い
幅の貯水領域28に流れ込んでドレンパン20から貯留
水が溢水してしまうという事態を回避可能となる。また
仕切壁32の高さを、周囲壁25や境界壁26より低く
設定したので、容積の小さい狭い幅の貯水領域28に多
量の水(除霜水や結露水等)が流れ込んだ際には、仕切壁
32を越えて容積の大きな広い幅の貯水領域27に流れ
込むので、狭い幅の貯水領域28から貯留水が溢れて床
面等を濡らすのを防止し得る。
ンの前側に設けられた形態で説明したが、該狭い幅の貯
水領域が設けられる位置は限定されない。また、狭い幅
の貯水領域が複数箇所に分かれて設けられている形態で
あっても、各狭い幅の貯水領域と広い幅の貯水領域との
連通箇所に仕切壁が夫々設けられていればよい。更に、
実施例では前後方向での幅が異なる貯水領域を左右の関
係で設けたが、前後の関係で設けてもよく、その場合に
は貯水領域の左右方向での幅寸法が異なることとなる。
レンパンによれば、ドレンパンの貯水領域を最大限に利
用することができると共に、幅の異なる複数の貯水領域
間を流れる貯留水量を制限できるため、ドレンパンの運
搬時における貯留水の溢水を回避可能となる。
のであって、(a)は平面図、(b)は一部切欠き正面図、
(c)は底面図である。
って、(a)は正面図、(b)は側面図である。
は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図である。
貯水領域,32 仕切壁
Claims (2)
- 【請求項1】 幅の異なる複数の貯水領域(27,28)を備
えるドレンパンにおいて、 前記複数の貯水領域(27,28)の連通箇所に設けられ、該
連通箇所を仕切る仕切壁(32)を備えたことを特徴とする
ドレンパン。 - 【請求項2】 前記仕切壁(32)の高さは、ドレンパンの
周囲壁(25)の高さより低く設定されている請求項1記載
のドレンパン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002040552A JP2003240415A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | ドレンパン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002040552A JP2003240415A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | ドレンパン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003240415A true JP2003240415A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27781265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002040552A Pending JP2003240415A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | ドレンパン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003240415A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112080915A (zh) * | 2019-06-13 | 2020-12-15 | 松下家电(中国)有限公司 | 家用电器的储水盒水位检测系统、水位检测方法及干衣机 |
-
2002
- 2002-02-18 JP JP2002040552A patent/JP2003240415A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112080915A (zh) * | 2019-06-13 | 2020-12-15 | 松下家电(中国)有限公司 | 家用电器的储水盒水位检测系统、水位检测方法及干衣机 |
CN112080915B (zh) * | 2019-06-13 | 2023-08-15 | 松下家电(中国)有限公司 | 家用电器的储水盒水位检测系统、水位检测方法及干衣机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1447633A2 (en) | Mullion shelf assembly | |
CN109154445B (zh) | 空调机的室内机 | |
JP2007333248A (ja) | ドレン水蒸発装置 | |
JP2010054063A (ja) | 空気調和機の室外ユニット | |
RU2419753C2 (ru) | Полка для холодильного аппарата | |
JP2003240415A (ja) | ドレンパン | |
JP2003172576A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2007183061A (ja) | ショーケース | |
JP2771740B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP2005009836A (ja) | 貯蔵庫 | |
JP2006275474A (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP2004012092A (ja) | 冷蔵庫及び除霜水貯留容器 | |
JP2000346532A (ja) | 冷却装置 | |
JP4203662B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2006336984A (ja) | 冷蔵庫 | |
KR200297299Y1 (ko) | 제상수에 의해 냉각되는 냉장고용 응축기 | |
JP2015001325A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP4627347B2 (ja) | 冷凍・冷蔵ショーケースのドレン処理装置 | |
JPH10238933A (ja) | 冷蔵庫等の排水構造 | |
KR200290387Y1 (ko) | 냉장고 | |
JPH0674643A (ja) | 冷蔵庫の露受け装置 | |
JP2003240414A (ja) | 冷却庫 | |
JPH07122544B2 (ja) | 高湿度低温貯蔵庫 | |
JPH11159942A (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH11173742A (ja) | 冷蔵庫 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040909 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060927 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061114 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070112 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070605 |