JP2003238440A - 線維化抑制剤 - Google Patents

線維化抑制剤

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JP2003238440A
JP2003238440A JP2002039844A JP2002039844A JP2003238440A JP 2003238440 A JP2003238440 A JP 2003238440A JP 2002039844 A JP2002039844 A JP 2002039844A JP 2002039844 A JP2002039844 A JP 2002039844A JP 2003238440 A JP2003238440 A JP 2003238440A
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follistatin
fibrosis
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dmn
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Toshibumi Azuma
俊文 東
Naoto Kitamura
直人 北村
Hiromasa Ishii
裕正 石井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線維化を予防および/または治療するのに
有効な薬剤を提供すること。 【解決手段】 フォリスタチンを有効成分として含む
線維化抑制剤。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、線維化抑制剤に関
する。 【0002】 【従来の技術】臓器組織の局所に線維成分が増加するこ
とは線維化と呼ばれる。このような線維化は、肺、肝
臓、皮膚などで見られる。臓器における過剰な線維化は
硬化性疾患を引き起こすが、臓器における線維化を予防
および/または治療するのに有効な薬剤は数少ない。 【0003】フォリスタチンは、部分肝切除後の肝再生
の促進に有効であることが知られている(GASTROENTERO
LOGY 1995;108:1136-1142)が、線維化の予防および/
または治療に有効であることは知られていなかった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、線維化を予
防および/または治療するのに有効な薬剤を提供するこ
とを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、フォリス
タチンの投与による肝線維化に対する影響を調べたとこ
ろ、フォリスタチンの投与により肝線維化が有意に抑制
されることを見出し、本発明を完成させるに至った。す
なわち、本発明は、フォリスタチンを有効成分として含
む線維化抑制剤を提供する。フォリスタチンは、胎児の
胎盤、卵巣、肝臓などでつくられる生体由来の物質であ
るため、ヒトに投与した場合にも、安全でアレルギー反
応も少ないと考えられる。 【0006】本明細書において、「フォリスタチン」と
は、FSH分泌抑制作用をもつ不活性複合体を形成する
分子量40000〜45000の一本鎖の糖蛋白で、アクチビン1
分子にフォリスタチン2分子が結合し、不活性複合体を
形成する。複合体形成により、アクチビンは受容体への
結合能を消失する(Science 247 (1990) 836-838; Mol.
Cell. Endocrinol. 1996 15; 116 (1): 105-14)。その
アミノ酸配列は、例えば、NP_037541、NP_006341に記載
されている。 【0007】「線維化抑制剤」とは、皮膚、臓器などの
生体組織における線維化の進展を予防および/または治
療するのに有効な薬剤をいう。臓器とは、呼吸、排泄、
消化などの特別な機能を営む身体の部分をいい、肺、肝
臓、骨髄、腎臓、心臓、膵臓、皮膚などが含まれる。本
発明の線維化抑制剤は、臓器、特に肝臓における線維化
の予防および/または治療に効果的である。 【0008】本発明の線維化抑制剤は、肝硬変、肺線維
症、硬化性腹膜炎、腎硬化症、心筋症の一部(異常心筋
症など)、心筋虚血(心筋梗塞)、慢性関節リウマチ、
強皮症をはじめとする線維化によって引き起こされる種
々の疾患の予防・治療に応用できる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。 【0010】本発明において有効成分として用いられる
フォリスタチンは公知の方法、例えば、Biochem Biophy
s Res Commun. 1992 30; 185(3): 1148-54に記載の方法
により調製することができる。 【0011】フォリスタチンは単独で、あるいは、薬理
学的に許容され得る担体、希釈剤もしくは賦形剤ととも
に、適当な剤型の医薬組成物として、哺乳動物(例え
ば、ヒト、ウサギ、イヌ、ネコ、ラット、マウス)に対
して経口的または非経口的に投与することができる。投
与量は投与対象、対象疾患、症状、投与ルートなどによ
っても異なるが、例えば、成人の線維化(例えば、肝線
維化)の予防・治療のために使用する場合には、フォリ
スタチンを1回量として通常5〜20μg/kg体重程度、好
ましくは10〜15μg/kg体重程度を、1週間に3回程度の
頻度で、好ましくは2日に1回程度の頻度で、静脈注射
により投与(好ましくは、連続または隔日投与)すると
よい。他の非経口投与および経口投与の場合もこれに準
ずる量を投与することができる。症状が特に重い場合に
はその症状に応じて増量してもよい。 【0012】経口投与のための組成物としては、固体ま
たは液体の剤形、具体的には錠剤(糖衣錠、フィルムコ
ーティング錠を含む)、丸剤、顆粒剤、散剤、カプセル
剤(ソフトカプセル剤を含む)、シロップ剤、乳剤、懸
濁剤などがあげられる。かかる組成物は常法により製造
することができ、製剤分野において通常用いられる担
体、希釈剤もしくは賦形剤を含有してもよい。例えば、
錠剤用の担体、賦形剤としては、乳糖、でんぷん、庶
糖、ステアリン酸マグネシウムなどがあげられる。 【0013】非経口投与のための組成物としては、例え
ば、注射剤、坐剤などがあげられ、注射剤は静脈注射
剤、皮下注射剤、皮内注射剤、筋肉注射剤、点滴注射剤
などの剤型であるとよい。かかる注射剤は常法、すなわ
ちフォリスタチンを通常注射剤に用いられる無菌の水性
もしくは油性液に溶解、懸濁または乳化することによっ
て調製される。注射用の水性液としては生理食塩水、ブ
ドウ糖やその他の補助薬を含む等張液などがあげられ、
適当な溶解補助剤、例えば、アルコール(例えば、エタ
ノール)、ポリアルコール(例えば、プロピレングリコ
ール、ポリエチレングリコール)、非イオン界面活性剤
(例えば、ポリソルベート80、HCO−50(polyoxyethyle
ne(50mol)adduct of hydrogenated castor oil))な
どと併用してもよい。油性液としてはゴマ油、大豆油な
どがあげられ、溶解補助剤として安息香酸ベンジル、ベ
ンジルアルコールなどを併用してもよい。調製された注
射液は通常適当なアンプルに充填される。直腸投与に用
いられる坐剤は、フォリスタチンを通常の坐薬用基剤に
混合することによって調製することができる。 【0014】上記の経口用または非経口用医薬組成物
は、有効成分の投与量に適合するような投薬単位の剤形
に調製されるとよい。かかる投薬単位の剤形としては、
錠剤、丸剤、カプセル剤、注射剤(アンプル)、坐剤な
どが挙げられ、それぞれの投薬単位剤形当り通常0.125
〜1.000 mg、特に注射剤では0.125〜1.000 mg、その他
の剤形では0.125〜1.000 mgのフォリスタチンが含有さ
れていることが好ましい。 【0015】また、上記の医薬組成物は、フォリスタチ
ンとの配合により好ましくない相互作用を生じない限
り、他の有効成分を含有してもよい。 【0016】 【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
する。なお、これらの実施例は、本発明を説明するため
のものであって、本発明の範囲を限定するものではな
い。 【0017】[実施例1] フォリスタチン投与による
肝線維化の抑制方法 Wistar系雄ラット(体重380g)に、dimethylnitrosamin
e(東京化成工業(株)、DO761((CH3)NNO=74.08)、DM
N、生理食塩水で1000倍希釈し、10μg/g体重を週のうち
連続3日投与)を腹腔内投与した。同時に生理食塩水ま
たはフォリスタチン(味の素中央研究所の江藤譲氏の厚
意により提供、1μg又は2μg/個体)をhalothane麻酔下
に尾静脈より隔日投与した。対照群には、DMN投与群と
同量の生理食塩水を腹腔内投与し、さらに尾静脈に静注
した。3週間の投与の後、各ラットの下大静脈より採血
し、4%paraformaldehydeを門脈灌流して、肝臓を固定
した。H−E染色・Masson-trichrome染色・鍍銀染色を施
行し(図1および2)、α-smooth muscle actin、TGF-
βの局在を免疫組織化学的に検討した(図3)。血中GO
T・GPT・ALP・ヒアルロン酸活性値は常法(GPT/GOT: Cl
in. Chim. Acta.70, F19 (1976),: ibid., 80. F21 (19
77); Clin. Clim., 24, 58 (1978), ALP:Klin. Chem. K
lin. Biochem., 8 658 (1970), : ibid., 10 182 (197
2), ヒアルロン酸: Hepatology, 6: 392-395, 1986)を
用い、albuminはELISA法(Clin. Chim. Acta 31: 87-9
6, 1971)により測定した(図4〜7)。また、肝臓中
のhydroxyproline濃度をHPLC法により測定した(Medica
l Technology 6 (13): 1128-1132, 1978; Anal. Bioche
m. 166: 72-78, 1987)(図8)。さらに、TUNEL法(Cir
culation 1999; 100: 1909-1916)にて、アポトーシス
(細胞レベルでの死)を定量した(図9)。最後に3週
間での生存率を評価した。DMNを腹腔内投与しながら生
理食塩水を静注したラット計20匹(DMN+saline)、DMN
を腹腔内投与しながらフォリスタチン1μg(5匹)もし
くは2μg(6匹)を静注したラット計11匹(DMN+フォリ
スタチン)で生存率を比較した(図10)。 【0018】成績 3週間後の生存率は生理食塩水投与群で50%(20匹中10
匹)、フォリスタチン投与群で90.1%(11匹中10匹)で
あった(図10)。血清中のGOT・GPT・ALP・albumin・
ヒアルロン酸値は、対照群→フォリスタチン 2μg投与
群の比較において、224.2±47.5IU/l→153.6±14.6IU/l
、152.4±38.7IU/l→70.0±14.5IU/l、1147.6±44
8.4IU/l→654.0±224.8IU/l、2.8±0.3g/dl→3.8±0.
5 g/dl、586.2±223.2ng/ml→104.6±130.0ng/ml
(*:p<0.05v.s.生理食塩水投与群)であり、いずれ
もフォリスタチン投与群で有意に改善を認めた(図4〜
7)。これらのことから、フォリスタチンの投与によ
り、DMNによる肝機能障害を用量依存的に抑制できるこ
とがわかった。H−E染色・Masson-trichrome染色・鍍銀
染色では、生理食塩水投与群は肝小葉の構築が著しく破
壊され、線維化、限界板の破壊、piecemeal necrosisが
認められたが、フォリスタチン2μg投与群では著明に改
善を認めた(図1および2)。免疫組織化学的検討(図
3)では、線維化した範囲にはコラーゲンが染色される
が、図3の下図のように生理食塩水投与群(左図)では
コラーゲンで染色される部位が広く認められたが、フォ
リスタチン2μg投与群(右図)では染色される範囲はご
くわずかで、線維化が抑制されていることがよく分かっ
た。また、線維化するとα-actin陽性細胞が検出される
ようになるが、図3の上図のように生理食塩水投与群
(左図)ではα-actin陽性細胞が多数検出されたが、フ
ォリスタチン2μg投与群(右図)ではほとんど検出され
なかった。また、DMNの投与によりhydroxyproline濃度
が上昇しており、肝組織の線維化を伴っていることが分
かった(図8)。これもまた、フォリスタチンを同時に
投与する事で用量依存的に増加を抑制できており、フォ
リスタチン2μg投与群では有意差も認めた。これらのこ
とから、フォリスタチン投与により、DMNによる線維化
を用量依存的に抑制できることがわかった。DMN投与に
て18%にアポトーシスを認めたが、フォリスタチンを同
時に投与する事でアポトーシスは抑制され、2μg投与群
では8%と有意差も認めた(図9)。 【0019】結論 DMNによる肝機能障害・肝線維化は、フォリスタチン投
与により有意に抑制され、その程度は用量依存性であ
り、さらには肝機能障害・肝線維化の抑制により、死亡
率の低下につながるものと推測される。 【0020】 【発明の効果】本発明の薬剤は、線維化抑制剤として効
果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】DMNを3週間、腹腔内投与しながら、生理食塩水
を静注したラット(DMN)とフォリスタチン 2μgを静注
したラット(DMN+Follistatin)の肝臓切片をH−E染色
(HE)・Masson-trichrome染色(MT)にて比較したものであ
る。上の図がH−E染色、下の図がMasson-trichrome染色
による比較をしたものである。 【図2】上の図は生理食塩水を静注したラット(DMN)
とフォリスタチン 2μgを静注したラット(DMN+Follis
tatin)の肝臓切片をH−E染色(HE)にて比較したもので
ある。下の図は生理食塩水を静注したラット(DMN)と
フォリスタチン 2μgを静注したラット(DMN+Follista
tin)の肝臓切片を鍍銀染色(Silver)したものである。 【図3】生理食塩水を静注したラット(DMN)とフォリ
スタチン 2μgを静注したラット(DMN+Follistatin)
の両群を免疫組織学的に検討した結果である。下の図は
コラーゲンで染色される部位を示し、上の図はα-smoot
h muscle actin(SMA)で染色される部位を示す。 【図4】肝機能障害の程度を血清学的に評価するため、
血清中のGOTおよびGPTを測定した結果である。左からそ
れぞれ、生理食塩水を腹腔内投与および静注したラット
(control)、DMNを腹腔内投与しながら生理食塩水を静
注したラット(saline)、DMNを腹腔内投与しながらフ
ォリスタチン1μgを静注したラット(F=1μg)、DMNを
腹腔内投与しながらフォリスタチン2μgを静注したラッ
ト(F=2μg)である。DMNの投与によりGOT・GPTともに
上昇し、高度な肝機能障害を認めた。フォリスタチン投
与群でも上昇は認めたが、その程度は生理食塩水投与群
に比べると有意差をもって抑制されていた。 【図5】血清中のALPを調べた結果である。DMNの投与に
より高度な肝機能障害を伴ったことがよく分かる。しか
し、フォリスタチンを同時に投与する事で、その障害の
抑制を認め、フォリスタチン2μg投与群では有意差も認
めた。 【図6】肝予備能評価のため、血清中のalbuminを測定
した結果である。DMNの投与により肝予備能の低下を認
めたが、フォリスタチンを同時に投与する事で、その低
下は抑制され、フォリスタチン2μg投与群では有意差も
認めた。 【図7】線維化を定量するため、肺や肝臓の線維化マー
カーであるヒアルロン酸(hyaluronic acid)を評価し
た結果である。DMNの投与によりヒアルロン酸の著しい
増加が認められ、高度な線維化を伴っていることが分か
る。フォリスタチンを同時に投与する事で、ヒアルロン
酸の増加は抑制され、1μg・2μgともに有意差も認め
た。 【図8】肝臓中のhydroxyproline濃度を測定した結果で
ある。DMNの投与によりhydroxyproline濃度が上昇して
おり、肝組織の線維化を伴っていることが分かる。これ
もまた、フォリスタチンを同時に投与する事で用量依存
的に増加を抑制できており、フォリスタチン2μg投与群
では有意差も認めた。 【図9】TUNEL法にて、アポトーシス(細胞レベルでの
死)を定量した結果である。DMN投与にて18%にアポト
ーシスを認めたが、フォリスタチンを同時に投与する事
でアポトーシスは抑制され、2μg投与群では8%と有意
差も認めた。 【図10】3週間での生存率を評価した結果である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 裕正 東京都新宿区信濃町35番地 慶應義塾大学 医学部内 Fターム(参考) 4C084 AA02 BA44 NA14 ZA022 ZA752 ZA892

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 フォリスタチンを有効成分として含む線
    維化抑制剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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