JP2003238285A - 水性接着剤の使用による電気火工イニシエータの製造方法 - Google Patents

水性接着剤の使用による電気火工イニシエータの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】イニシエータの製造に関して、火工物質と抵抗
要素をしっかり接触させる必要がある為、溶媒に溶解さ
れたワニスを用いる工程がある。この工程では1)可燃
性物質の存在下で爆発性物質を取り扱う2)可燃性物質
を高温に加熱する或いは3)毒性蒸気が生成する等安全
性の問題がある。 【解決手段】抵抗加熱要素11により起爆される火工ワ
ニス6を含む電気火工イニシエータ1の製造方法に関し
て、該火工ワニスは、コポリマーを基剤とした水性懸濁
液中の爆発性物質および添加剤の分散液で構成された水
性接着剤を該抵抗要素上に付着させ、次いで該水性接着
剤を55℃と75℃の間の温度で乾燥することにより得
られる。該コポリマーは、エチレン/ビニルアセテート
コポリマーおよびビニルアセテート/エチレンアセテー
ト/エチレンコポリマーから選ばれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、電気火工イニシエータの技術分
野に関する。一層特定的には、本発明は、電気火工イニ
シエータの製造方法に関する。この製造方法は、いかな
るタイプのイニシエータについても適合する。それら
は、雷管としても知られた爆ごう性イニシエータまたは
推進薬用火薬のもしくは気体発生性物質の点火用に予定
された点火タイプのイニシエータのどちらかである。後
者の場合、最も普及している用途は、自動車の乗員を保
護するために予定された安全装置用の点火装置の用途で
ある。
【0002】電気火工イニシエータは、抵抗加熱要素お
よび感熱性物質で構成される。該抵抗要素は、フィラメ
ント、プリント回路支持体上に付着された小さくかつ非
常に薄い平要素、または薄層から作られた抵抗もしくは
半導体電橋の形態で存在し得る。
【0003】電流が抵抗要素を循環する時、後者はジュ
ール効果により加熱され、そしてこれに因り感熱性物質
を点火する。従って、後者は、抵抗要素と感熱性物質の
間の信頼できる熱伝達に備えるために、抵抗要素ときっ
ちりと接触していなければならない。これは、一般に、
抵抗要素の方へ向けられた有意圧縮力を微粉状態の該物
質に加えそしてかくして親密な接触およびその維持をも
たらすことにより達成される。かかる圧縮法は、不利を
有する。これは、変形されることなくかかる圧縮力に耐
えることが可能であるために、イニシエータの構造は、
たとえば圧縮リングのような、非常に頑丈な部品を含ま
なければならない故である。更に、イニシエータを組み
立てる方法は、微粉状の該物質を計量供給するおよび圧
縮するための有意手段の使用を必要とする。分配ホッパ
ーおよび液圧プレスが、一般に用いられる。かかる方法
は、一般に、1,000バール程度の圧力下で行われ
る。かかる方法がしばしば工業上用いられ、かくして乾
性爆発性物質の使用および圧縮に固有のリスクに対して
人員を保護するための有意手段を必要とする。更に、圧
縮中に、抵抗要素は損傷され得る。
【0004】上記に記載された圧縮技法の不利を克服す
るために並びに時間が経っても安定でありかつ固定され
ているように火工物質と抵抗要素とのきっちりとした接
触を与えるために、当業者はその際、感熱性物質を抵抗
要素に「接着的に結合させる」よう試みた。感熱性物質
はその際、支持体に接着するコンパクトペイントの形態
で付着される。
【0005】第1の製造方法は、溶媒を用いることであ
る。特許FR2,704,944およびその対応US
5,544,585は、かかる具体的態様を開示する。
この特許に開示された爆発性ワニスは、溶媒中に前もっ
て溶解された2ないし15%の皮膜形成性結合剤が添加
されている起爆薬または感熱性の酸化剤−還元剤混合物
で構成される。ワニスは抵抗要素上に付着され、そして
溶媒は蒸発される。
【0006】別の公知製造は、優先権主張US0927
5555の下で出願された特許出願FR2,794,2
35に開示されたものである。爆発性ワニスは、粒子の
形態の火工物質と、粒子状ポリマー樹脂で構成された結
合剤とを含む。ワニスは、追加的に、エチルアルコール
である溶媒を含み得る。ワニスがまず第一に抵抗要素上
に付着され、そして次いで溶媒を追い払うために100
℃程度の第1温度にそして次いで結合剤の粒子を互いに
凝集させるためにおよびワニスを抵抗要素に結合させる
ために150℃程度の第2温度に加熱される。
【0007】これらの2つの製造方法には、不利があ
る。これは、大生産容量用に予定されたプラントにおい
て、揮発性の可燃性物質の存在下で爆発性物質を取り扱
うことおよびかかる物質を高温に加熱することの必要性
が安全に関して有意でなくはない制限を成す故である。
更に、毒性蒸気が、揮発性溶媒の除去中に生成され得
る。
【0008】感熱性物質を抵抗要素に接着的に結合させ
るための別の公知製造方法は、その場重合である。特許
FR2,781,878は、かかる製造方法を開示す
る。感熱性物質は、重合により硬化することの可能な6
0ないし40重量%の不活性結合剤中の懸濁状態の40
から60重量パーセントの微粉状火工物質より成る。感
熱性物質は抵抗要素上に付着され、そして重合は加熱に
よりまたは放射線でもって達成される。実際には、この
製造方法は、結合剤の高含有率を必要とする。従って、
これは感熱性物質中の火工物質の割合を制限し、その分
散度を増し、そしてこれに因りイニシエータの感度を低
減する。
【0009】従って、当業者は、人員の安全にリスクを
呈さないところの並びに時間が経っても信頼できかつ安
定であるように感熱性物質を抵抗要素上に付着させかつ
接着的に結合させることを可能にするところの、電気火
工イニシエータを製造する方法を常に探し求めている。
【0010】かかる方法が、本発明の主題である。
【0011】本発明は、抵抗加熱要素により起爆される
火工ワニスを含む電気火工イニシエータの製造方法にお
いて、エチレン/ビニルアセテートコポリマーおよびビ
ニルアセテート/エチレンアセテート/エチレンコポリ
マーから選ばれたコポリマーを基剤とした水性懸濁液中
の爆発性物質および添加剤の分散液で構成された水性接
着剤を該抵抗要素上に付着させ、次いで該水性接着剤を
55℃と75℃の間の温度で乾燥することにより、該火
工ワニスを得ることを特徴とする方法に関する。本明細
書において、用語「ワニス」は、イニシエータにおいて
付着された水性接着剤の液滴中に存在する水の蒸発によ
り得られた固体成分を指す。このワニスはまた、時に
は、「点火ビード」と称される。
【0012】本発明は、揮発性および可燃性溶媒を用い
ないという利点を示す。これは、水のみが用いられる故
である。特許FR2,781,878に指摘された予想
に反して、水は容易に除去され、乾燥段階は長くなく、
また感熱性物質の性能は損なわれない。
【0013】本発明の別の利点は、コポリマーを基剤と
した水性懸濁液中の爆発性物質の分散液を生成すること
である。これは、爆発性物質を非感受性にすること並び
にそれを液体状態で危険なく取り扱うことを可能にす
る。
【0014】水性接着剤は、空気圧式計量供給装置を含
むワニス施用装置を用いて、較正された液滴の形態で、
抵抗要素上に液体状態で付着される。引き続いて、水性
接着剤の液滴は、55℃と75℃の間の温度で好ましく
は60℃で乾燥される。80℃未満の温度で加熱するこ
とにより、気泡の形成およびかくして抵抗要素との劣っ
た接触を避けることが可能にされる。
【0015】乾燥は、赤外線、パルス状熱空気または誘
導のような工業上標準的な乾燥方法により行われる。赤
外線が、好ましい乾燥方法である。
【0016】水性接着剤の組成物に加わる爆発性物質
は、起爆薬および酸化剤−還元剤混合物から成る群から
選ばれる。本発明の第1の好ましい選択形態によれば、
起爆薬はジニトロベンゾフロキサン塩であり、そして一
層好ましくは起爆薬はカリウムジニトロベンゾフロキサ
ンである。本発明の第2の好ましい選択形態によれば、
爆発性物質は、ジルコニウムと過塩素酸カリウムの混合
物である。
【0017】本製造方法は、鉛不含の水性接着剤を製造
することを可能にする。これは、組成物に加わる爆発性
物質が鉛のないものであり得る故であり、しかしてそれ
により環境と適合し得る水性接着剤を製造することが可
能にされる。
【0018】乾燥後の火工ワニス中の爆発性物質の含有
率は、火工ワニスの総重量に関して重量により65%と
95%の間にある。
【0019】乾燥前の水性接着剤の水含有率は、水性接
着剤の総重量に関して重量により55%と70%の間に
ある。かくして、本製造方法は、乾燥前に高割合の水
(加工を容易にする)および乾燥後に高割合の爆発性物
質(イニシエータを高反応性にする)を有することを可
能にする。
【0020】本発明の好ましい選択形態によれば、コポ
リマーを基剤とした水性懸濁液は、界面活性剤の存在下
でエチレン/ビニルアセテートまたはビニルアセテート
/エチレンアセテート/エチレンコポリマーを乳化する
ことにより得られる。好ましい界面活性剤は、アニオン
性界面活性剤およびポリ(ビニルアルコール)である。
用いられる界面活性剤の量は、コポリマーを基剤とした
水性懸濁液の重量に関して重量により0.1%と2%の
間にある。
【0021】本発明の別の好ましい選択形態によれば、
コポリマーを基剤とした水性懸濁液は、追加的に可塑剤
を含む。この可塑剤は、フタレートから選ばれる。ジブ
チルフタレートが、好ましい可塑剤である。この化合物
は、抵抗要素への接着剤の付着を改善すること並びに接
着剤の硬さを調整することを可能にする。可塑剤の量
は、コポリマーを基剤とした水性懸濁液の重量に関して
重量により0%と20%の間にある。
【0022】好ましくは、コポリマーはエチレン/ビニ
ルアセテートコポリマーであり、しかもエチレンの割合
はエチレン/ビニルアセテートコポリマーの総重量に関
して重量により10%と30%の間にある。コポリマー
の量は、該コポリマーを基剤とした水性懸濁液の総重量
に関して重量により50%と60%の間にある。
【0023】本発明の好ましい選択形態によれば、水性
接着剤は、追加的に、増粘剤およびX線マーカーのよう
な添加剤を含む。
【0024】増粘剤は、変性セルロースを基剤とする。
これは、付着過程について接着剤の粘度を6.5と9P
a.sの間に調整することを可能にする。増粘剤とし
て、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロースおよびカルボキシメチルヒド
ロキシエチルセルロースが特に挙げられ得る。増粘剤の
量は、乾燥前の水性接着剤の総重量に関して重量により
0.5%と2.5%の間にある。
【0025】最後に、接着剤はまた、X線マーカーを含
み得る。その役割は、水性接着剤のその他の成分特に爆
発性物質が重金属を含まない場合において、接着剤をX
線に対して不透過性にすることである。X線マーカーは
金属粉末または金属塩で構成され、しかも該金属は環境
と適合し得る一方、X線を十分に吸収しなければならな
い。それは、好ましくは、タングステン、ジルコニウ
ム、ビスマスおよび銀から成る群から選ばれる。かくし
て、このマーカーは、イニシエータをその製造過程中監
視することを可能にする。
【0026】本発明の基本的新規性は、水中の懸濁状態
の爆発性物質およびコポリマーを含む水性接着剤を用い
ることにある。接着剤は、空気圧式計量供給装置を含む
ワニス施用装置を用いて、較正された液滴の形態で抵抗
加熱要素上に付着され、そして次いで水が蒸発される。
水の蒸発およびコポリマーの特質により、行われた試験
において示されているように、抵抗要素への接着剤の非
常に良好な接着を達成することが可能にされる。
【0027】本発明はまた、抵抗加熱要素により起爆さ
れる火工ワニスを含むところの、上記に記載された方法
により製造された電気火工イニシエータにおいて、該火
工ワニスが − 60から95重量%の爆発性物質、 − 5から15重量%の、界面活性剤およびエチレン/
ビニルアセテートまたはビニルアセテート/エチレンア
セテート/エチレンコポリマー、 − 0から25重量%の添加剤を含むことを特徴とする
電気火工イニシエータに関する。
【0028】界面活性剤は、アニオン性界面活性剤およ
びポリ(ビニルアルコール)から選ばれる。
【0029】添加剤は、増粘剤およびX線マーカーを含
む。増粘剤は、接着剤の粘度を調整することを可能にす
る。それは、変性セルロースを基剤とする。X線マーカ
ーは、火工ワニスをX線に対して不透過性にすることを
可能にする。それは金属粉末または金属塩であり、しか
も該金属はタングステン、ジルコニウム、ビスマスおよ
び銀から成る群から選ばれる。
【0030】爆発性物質は、起爆薬および酸化剤−還元
剤混合物から成る群から選ばれる。好ましい起爆薬はジ
ニトロベンゾフロキサン塩一層好ましくはカリウムジニ
トロベンゾフロキサンであり、そして好ましい酸化剤−
還元剤混合物はジルコニウムと過塩素酸カリウムの混合
物である。
【0031】かかる電気火工イニシエータは、いかなる
タイプの抵抗加熱要素でもっても動作する。好ましく
は、抵抗加熱要素は、円筒フィラメント、プリント回路
支持体上に直接的に光食刻された電橋、または薄層から
作られしかもプリント回路支持体上に表面実装された電
橋である。
【0032】本発明の好ましい選択形態によれば、爆発
性物質は起爆薬であり、そして抵抗要素は半導体電橋
(しばしば略語SCBにより表示される)である。
【0033】本発明の好ましい実施は、図1および2に
関して下記に記載される。
【0034】図1は、本発明の主題である方法により製
造された電気火工イニシエータの横断面図を表し、その
中で抵抗要素は表面実装されている。
【0035】図2は、本発明の主題である方法の実施を
可能にする装置の略図である。
【0036】一層特に図1に関して、本電気火工イニシ
エータ1は、金属スリーブ9と2つの電極3、4を担持
する絶縁部材2とを含むガラス/金属ブシュから製造さ
れる、ということが述べられる。それらの2つの電極
3、4の各々は、第1に、SMC(「表面実装部品」)
タイプの抵抗加熱要素11を含むプリント回路5にハン
ダ付けすることにより固定された上端、並びに第2に、
対応する管状ソケットに連結されるよう予定された下端
を示す。プリント回路5はそれ自体、絶縁部材2に取り
付けられる。火工ワニス6はプリント回路5および抵抗
要素11に接着的に結合され、そして強化火工組成物8
を包囲する金属キャップ7が冠され、しかしてこの金属
キャップ7はガラス/金属ブシュの円筒状金属スリーブ
9にハンダ付けされる。
【0037】熱可塑性樹脂のオーバーモールディング1
0は電極3、4を部分的に被覆し、また金属キャップ7
と共に、イニシエータ1が密封されることを確実にす
る。
【0038】図2に関して、上記に記載されたイニシエ
ータの好ましい製造方法が今や記載される。
【0039】まだ金属キャップ7および強化火工組成物
8と組み立てられていない電気火工イニシエータ1が、
ビークル13中に置かれる。このビークル13は、10
列の20個の点火装置を含有する。
【0040】ビークル13が、コンベヤーベルト14上
に置かれる。20gの水性接着剤が、ワニス施用装置1
5(横断面で表されている)中に入れられる。水性接着
剤は、2.5重量%のエチレン/ビニルアセテートコポ
リマーおよび界面活性剤、29重量%のカリウムジニト
ロベンゾフロキサン、8重量%のタングステンおよび5
9.5重量%の水で構成され、そして粘度をほぼ8P
a.sに調整するために1重量%のヒドロキシプロピル
セルロースが添加される。ワニス施用装置15は、回転
撹拌機16で構成される。この回転撹拌機16は、接着
剤の成分を懸濁状態に保つために、1分当たり35±5
回転の回転速度で駆動される。
【0041】0.85mmの直径を有するノズル19に
おいて水性接着剤の液滴の形成を可能にするために、空
気圧式計量供給装置18を用いて、水性接着剤上におけ
る一時的過剰圧が、接着剤の上にある雰囲気において発
生される。
【0042】引き続いて、抵抗要素11が水性接着剤の
液滴で覆われている点火装置を含有するビークル20
は、コンベヤーベルト14により、赤外線炉21に運ば
れる。炉の温度は60℃であり、そして炉中における点
火装置の滞留時間は30分である。
【0043】引き続いて、乾燥された点火装置すなわち
9mg±3mgの重量を有する火工ワニス6の液滴で覆
われた点火装置を含有するビークル22は、炉の出口に
おいて回収される。
【0044】乾燥後、火工ワニスは、72重量%のカリ
ウムジニトロベンゾフロキサン、6重量%のエチレン/
ビニルアセテートコポリマーおよび界面活性剤、2重量
%のヒドロキシプロピルセルロース並びに20重量%の
タングステン粉末で構成されている。
【0045】次の例は、本発明の主題である本方法によ
り製造された電気火工イニシエータの性能を例示する。
これらの性能を測定するために、本発明による組成物A
および当該技術の状況による組成物Bである2種の火工
ワニス組成物が試験された。組成物A*乾燥前の本発明による水性接着剤 − カリウムジニトロベンゾフロキサン・・・・・・・ 29.0±1.0% − 水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59.5±1.0% − エチレン/ビニルアセテートコポリマー(EVA) +ポリ(ビニルアルコール)・・・・・・・・・・ 2.5±0.2% − ヒドロキシプロピルセルロース・・・・・・・・・ 1.0±0.05% − タングステン粉末・・・・・・・・・・・・・・・ 8.0±1.0% エチレン/ビニルアセテートコポリマーの水性懸濁液
は、名称239M下でLabord SAにより販売されてい
る。
【0046】 *乾燥後の本発明による火工ワニス − カリウムジニトロベンゾフロキサン・・・・・・・ 72.0±1.0% − エチレン/ビニルアセテートコポリマー(EVA) +ポリ(ビニルアルコール)・・・・・・・・・・ 6.0±0.5% − ヒドロキシプロピルセルロース・・・・・・・・・ 2.0±0.05% − タングステン粉末・・・・・・・・・・・・・・・ 20.0±1.0%組成物B*乾燥前の当該技術の状況(特許FR2,704,944およびそ の対応US5,544,585)による溶媒使用の接着剤 − 超微粉状中性鉛トリニトロレゾルシナート・・・・ 59.1±1.0% − ビニルアセテート/ビニルクロライドコポリマー・ 5.8±0.5% − メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・ 19.8±1.0% − ブチルアセテート・・・・・・・・・・・・・・・ 14.9±1.0% − ジブチルスズジラウレート(安定剤)・・・・・・ 0.4±0.05% *乾燥後の当該技術の状況による火工ワニス − 超微粉状中性鉛トリニトロレゾルシナート・・・・ 90.5±1.0% − ビニルアセテート/ビニルクロライドコポリマー・ 8.9±0.5% − ジブチルスズジラウレート(安定剤)・・・・・・ 0.6±0.05%例1 : 抵抗要素への火工ワニスの接着性 2つのタイプの試験が、抵抗要素への火工ワニスの接着
性を定量化することを可能にする。上記に記載された電
気火工イニシエータが、これらの2つの試験を行う際に
用いられる。
【0047】第1試験は、火工ワニスの接着結合面に垂
直なイニシエータの軸の正方向において20,000g
より大きいすなわち196,000m/s2より大きい
加速度をイニシエータにかけることにある。
【0048】この試験は、接着的に結合されている抵抗
要素からの火工ワニスの分離が示されるまで、同じイニ
シエータについて繰り返される。
【0049】第2試験は、金属支持体への不活性火工ワ
ニス(すなわち、爆発性物質が、安全性の理由のため
に、不活性物質で置き換えられている)の接着性を試験
することにある。これを行うために、2つの試験試料片
が該不活性火工ワニスで接着的に結合され、引張り試験
がこれらの2つの試験試料片について行われ、そして火
工ワニスが耐えられ得る最大応力が測定される。
【0050】
【表1】
【0051】第1試験は、本発明の主題である本方法に
より製造されたイニシエータを構成する点火装置が2
0,000gの加速度に6回まですなわち196,00
0m/s2の加速度に6回まで耐え得ることを示す。
【0052】かくして、本発明による火工ワニス(組成
物A)は、抵抗要素に対する一層良好な接着性を示す。
第2試験に関して、組成物Aのすなわち本発明による点
火ビードにより接着的に結合された2つの試験試料片の
剥離を達成する測定最大応力は、組成物Bのすなわち当
該技術の状況による点火ビードにより接着的に結合され
た2つの試験試料片の剥離を達成する測定最大応力より
8.5倍大きい、ということが分かる。例2 : 本発明の主題である本方法により製造されたイ
ニシエータの性能 上記に記載された電気火工イニシエータが、この性能試
験を行う際に用いられる。
【0053】この試験は、イニシエータを−40℃で2
時間状態調節しそして次いでそれをマノメトリックボン
ベ(「測圧ボンベ」)中に入れそしてそれを1.2Aの
振幅を有する電気インパルスに2ミリセカンド間付すこ
とにある。次いで、ボンベ内にイニシエータにより発生
された圧力が測定される。用語「圧力の出現時間」は、
0.2×105Paすなわち0.2バールの圧力が測圧
ボンベ内に発生されるのに必要な時間を指すのに用いら
れる。
【0054】時間t0は、電気インパルスが発せられる
瞬間であると取られる。
【0055】
【表2】
【0056】抵抗要素が本発明による火工ワニス(組成
物A)で覆われているイニシエータは、当該技術の状況
によるイニシエータ(組成物B)より短くかつ再現性の
ある動作時間を与える。例3 : 電気火工イニシエータの強化装薬を起爆する火
工ワニスの能力 上記に記載された電気火工イニシエータが、この試験を
行う際に用いられる。強化装薬は、イニシエータの本体
から物理的に分離される。
【0057】この目的のために、一方では火工ワニスで
覆われた抵抗要素のみを含むイニシエータおよび他方で
は強化装薬が、測圧ボンベ中に入れられる。これらの2
つの成分は、互いからのある較正された距離で置かれ
る。イニシエータは、周囲温度で、1.2Aの振幅を有
する電気インパルスに2ミリセカンド間付される。圧力
曲線が記録され、そして電気インパルスの開始に相当す
る時間t0から出発して圧力の第1上昇および圧力の第
2上昇に対応する時間が測定される。引き続いて、圧力
のこれらの2つの上昇間で経過する時間Δt(Δt=t
2−t1)が算出される。
【0058】圧力の第1上昇は火工ワニスの燃焼に因
り、そして圧力の第2上昇は強化装薬の燃焼に因る。
【0059】この試験は、新しいイニシエータおよび老
化イニシエータ(107℃で400時間の促進老化)に
ついて行われる。
【0060】
【表3】
【0061】従って、この試験は、本発明の主題である
火工ワニスが当該技術の状況による火工ワニスより良好
なイニシエータの強化装薬を点火する能力を有する(こ
れは老化イニシエータについて一層顕著である)ことを
示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の主題である方法により製造さ
れた電気火工イニシエータの横断面図を表し、その中で
抵抗要素は表面実装されている。
【図2】図2は、本発明の主題である方法の実施を可能
にする装置の略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C06B 47/14 C06B 47/14 F42B 3/103 F42B 3/103 Fターム(参考) 3D018 MA02 MA05 3D054 DD07 DD21 DD22 DD28 FF18

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗加熱要素(11)により起爆される
    火工ワニス(6)を含む電気火工イニシエータ(1)の
    製造方法において、エチレン/ビニルアセテートコポリ
    マーおよびビニルアセテート/エチレンアセテート/エ
    チレンコポリマーから選ばれたコポリマーを基剤とした
    水性懸濁液中の爆発性物質および添加剤の分散液で構成
    された水性接着剤を該抵抗要素上に付着させ、次いで該
    水性接着剤を55℃と75℃の間の温度で乾燥すること
    により、該火工ワニスを得ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 水性接着剤の乾燥を赤外線により行うこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 水性接着剤を、空気圧式計量供給装置
    (18)を含むワニス施用装置(15)を用いて、較正
    された液滴の形態で、抵抗要素上に液体状態で付着させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 爆発性物質を、起爆薬(primary explos
    ive)および酸化剤−還元剤混合物から成る群から選ぶ
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 起爆薬が、ジニトロベンゾフロキサン塩
    であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 起爆薬が、カリウムジニトロベンゾフロ
    キサンであることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 爆発性物質が、ジルコニウムと過塩素酸
    カリウムの混合物であることを特徴とする請求項4に記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 乾燥前の水性接着剤の水含有率が、水性
    接着剤の重量に関して55と70重量%の間にあること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 乾燥後の火工ワニス中の爆発性物質の含
    有率が、火工ワニスの総重量に関して65と95重量%
    の間にあることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 コポリマーの量が、該コポリマーを基
    剤とした水性懸濁液の総重量に関して50と60重量%
    の間にあることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 コポリマーを基剤とした水性懸濁液
    が、追加的に、アニオン性界面活性剤およびポリ(ビニ
    ルアルコール)から成る群から選ばれた界面活性剤を含
    むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 コポリマーを基剤とした水性懸濁液
    が、追加的に、フタレートから選ばれた可塑剤を含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 水性接着剤が、追加的に、変性セルロ
    ースを基剤とした増粘剤を含むことを特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 水性接着剤が、追加的に、X線に対し
    て不透過性である金属粉末または金属塩を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 金属を、タングステン、ジルコニウ
    ム、ビスマスおよび銀から成る群から選ぶことを特徴と
    する請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 抵抗加熱要素(11)により起爆され
    る火工ワニス(6)を含むところの、請求項1に従って
    製造された電気火工イニシエータ(1)において、該火
    工ワニスが− 60から95重量%の爆発性物質、−
    5から15重量%の、界面活性剤およびエチレン/ビニ
    ルアセテートまたはビニルアセテート/エチレンアセテ
    ート/エチレンコポリマー、− 0から25重量%の添
    加剤を含むことを特徴とする電気火工イニシエータ
    (1)。
  17. 【請求項17】 添加剤が、増粘剤およびX線マーカー
    を含むことを特徴とする請求項16に記載の電気火工イ
    ニシエータ(1)。
  18. 【請求項18】 増粘剤が、変性セルロースを基剤とす
    ることを特徴とする請求項17に記載の電気火工イニシ
    エータ(1)。
  19. 【請求項19】 X線マーカーが金属粉末または金属塩
    であり、しかも該金属がタングステン、ジルコニウム、
    ビスマスおよび銀から成る群から選ばれることを特徴と
    する請求項17に記載の電気火工イニシエータ(1)。
  20. 【請求項20】 爆発性物質が、起爆薬および酸化剤−
    還元剤混合物から成る群から選ばれることを特徴とする
    請求項16に記載の電気火工イニシエータ(1)。
  21. 【請求項21】 抵抗加熱要素(11)が、円筒フィラ
    メントであることを特徴とする請求項20に記載の電気
    火工イニシエータ(1)。
  22. 【請求項22】 抵抗加熱要素(11)が、プリント回
    路支持体上に直接的に光食刻された電橋であることを特
    徴とする請求項20に記載の電気火工イニシエータ
    (1)。
  23. 【請求項23】 抵抗加熱要素(11)が、薄層から作
    られしかもプリント回路支持体上に表面実装されている
    電橋であることを特徴とする請求項20に記載の電気火
    工イニシエータ(1)。
  24. 【請求項24】 爆発性物質が起爆薬であることを特徴
    とする請求項20に記載の電気火工イニシエータ
    (1)。
  25. 【請求項25】 抵抗加熱要素(11)が、SCBと称
    される半導体電橋であることを特徴とする請求項24に
    記載の電気火工イニシエータ(1)。
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