JP2003236589A - 水域内に設置する、水域の浄化装置において、水域の一部を利用した浄化装置 - Google Patents

水域内に設置する、水域の浄化装置において、水域の一部を利用した浄化装置

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JP2003236589A
JP2003236589A JP2001402709A JP2001402709A JP2003236589A JP 2003236589 A JP2003236589 A JP 2003236589A JP 2001402709 A JP2001402709 A JP 2001402709A JP 2001402709 A JP2001402709 A JP 2001402709A JP 2003236589 A JP2003236589 A JP 2003236589A
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water
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Kazumi Kobayashi
一三 小林
Yoshiji Sakamoto
義司 酒本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、水域の一部を沈殿池として利用
した浄化装置を水深の変動に対応出来る様にした浄化装
置である。 【解決手段】本発明は、水域の一部を沈殿池として利
用する浄化装置において、エアリフトポンプ▲15▼の
下部をフレキシブル管とし浄化装置を移動させた時の水
深の変動に対応出来る様にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、水域内に設置して、
水域の一部を利用し水域を乱すことなく汚濁物質
を浄化出来る浄化装置に於いて、水域の水深が変化し
た時でも、水域内を移動し運転が可能となる浄化装置
である。発明の詳細を図−1に示す。図−1の詳細断面
を図−2に示す。図−2のA面、B面を図−5に示す。
浄化装置は、架台、浮き、推進パドル、ロープ巻
取装置、ロープ、リング、ポール▲10▼、送風
機▲11▼、操作盤▲12▼、整流壁▲13▼、揚水筒
▲14▼、エアリフトポンプ▲15▼、フレキシブル管
▲16▼、ノズル▲17▼、水中浮き▲21▼、接続金
具▲22▼、アンカー▲23▼、により構成され、浮き
の浮力により水域内の水面上に浮かんでいる。浄化
装置は、水域内に設置される。水域内の底部▲18
▼には嫌気化した汚濁物質が沈殿している。エアリフ
トポンプ▲15▼、に空気を送風機▲11▼より送気す
ると、底部▲18▼に沈殿している汚濁物質はフレキ
シブル管▲16▼を経て揚水筒▲14▼内部へ揚泥され
る。揚泥筒▲14▼の内部には空気ノズル▲17▼が設
置してある。空気ノズル▲17▼には送風機▲11▼よ
り空気が送気される。この時、送気機▲11▼は、エア
リフトポンプ▲15▼用、空気ノズル▲17▼用、同一
でも別々でも良い。この空気により汚濁物質は好気化
され浄化汚泥となる。浄化した汚濁物質は整流壁▲
13▼を経て飛散せず水域の底部▲18▼に沈殿す
る。浄化装置は推進パドルにより推力を発生させ、水
域内の水面をポール▲10▼を中心に回転し移動す
る。この時、ロープ巻取装置によりロープの長さを
可変してやることにより、ポール▲10▼を中心に回転
している浄化装置の回転半径が変化し、浄化装置の移動
する円内全ての底部▲18▼汚濁物質が揚泥され浄化
される。エアリフトポンプ▲15▼にフレキシブル管▲
16▼を接続することにより、浄化装置が移動し水域
の水深が変化しても常時フレキシブル管▲16▼の下端
は底部▲18▼に接触しているので汚濁物質を吸込む
ことが出来る。ポール▲10▼とロープはポール▲1
0▼を円滑に回転するリングにより接続されている。
この事により、ロープがポール▲10▼に巻き付くこ
とを防止する。ポール▲10▼は底部▲18▼に設置し
たアンカー▲23▼により固定される。尚、ポール▲1
0▼は底部▲18▼に差し込む事により固定することも
出来る。ポール▲10▼を他の場所へ移動することによ
り浄化装置を移動する事が出来る。ポール▲10▼を複
数設置することにより、ポール▲10▼を移動せず、リ
ングを移動することにより浄化装置を移動することも
出来る。推進パドル、ロープ巻取装置、送風機▲1
1▼は、架台上に設置する。架台は浮きで水域
内の水面に浮上している。整流壁▲13▼、揚水筒▲1
4▼、エアリフトポンプ▲15▼は架台に吊下げてい
る。送風機▲11▼は操作盤▲12▼により運転され
る。架台に太陽電池▲19▼を設置することにより、
陸地より水域内の浄化装置へ電力の供給を省略するこ
とが出来る。エアリフトポンプ▲15▼の数量は1台で
も良い。複数台設置する事により底部▲18▼の汚濁物
質の揚泥範囲を拡大することも出来る。推進パドル
は常時ロープに張力が発生する方向に浄化装置を推進
させる。揚水筒▲14▼の底部を清流壁▲13▼に接続
して使用することも出来る。又、エアリフトポンプ▲1
5▼を揚水筒▲14▼の下部に接続して使用することも
出来る。
【0002】
【従来の技術】水域を浄化する為の従来の技術は ・水域内の水を浄化する。 ・底部▲18▼汚濁物質を浚渫し除去する であり、沈殿した汚濁物質を直接浄化し元へ戻すもの
ではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】水域とは、湖沼、河
川、海、ため池、運河、の様に、自然、又は、人工的に
作られた水が存在する場所を言う。水域内の水が汚染
されると汚濁物質が水域全面の底部▲18▼に沈殿
する。その沈殿した汚濁物質を直接浄化出来れば浄化
効率が上昇する。しかし、従来の技術では、底部▲18
▼汚濁物質を直接浄化すると、汚濁物質が水域内
に飛散した。その為、水域内の魚類等が悪影響を受け
るので、従来の技術では、底部▲18▼汚濁物質を直
接浄化することは出来なかった。本発明の技術によれば ・水域の底部▲18▼汚濁物質を整流壁▲13▼に
より、水域に飛散させず、浄化汚泥を底部▲18▼
に沈殿させることが出来る。 ・浄化装置が水域全面を移動することが出来る。 ・浄化装置は水深の変化に対応して運転することが出来
る。 以上の条件を満たす必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、整流壁▲13
▼を有した水域に設置した浄化装置に対して、下記の
機能を付加して、課題を解決する。 ・水域内を浄化装置が移動して水深が変化しても、エ
アリフトポンプ▲15▼の下部にフレキシブル管▲16
▼を設置することにより、水深が変化しても、フレキシ
ブル管▲16▼の吸込口が常時底部▲18▼に接触する
ので汚濁物質の連続揚泥が可能となる。尚、揚泥はエ
アリフトポンプ▲15▼以外のポンプでも可能である。
その場合、ポンプの設置位置はフレキシブル管▲16▼
下端、中間でも良い。又、フレキシブル管▲16▼の全
てをフレキシブルにする必要はない。フレキシブル管▲
16▼の下端が自由に水深の変動に追随し底部▲18▼
に接触出来れれば良い。 ・推進パドル、ロープ巻取装置、ポール▲10▼を
設置することにより、水域内の全ての場所に浄化装置
を移動させる事とが可能となる。この事により、広大な
水域の底部▲18▼全面に沈殿した汚濁物質を揚泥
することが可能となる。又、エアリフトポンプ▲15▼
を1台以上設置することにより、水域の底部▲18▼
に沈殿した汚濁物質の揚泥可能面積を増加することが
可能となる。 ・推進パドルは浄化装置が水域内の移動を可能にさ
せるものである。プロペラ式、スクリュウ式、帆掛け式
でも良い。水域に設置したロープを架台に設置した
駆動装置で引っ張っても良い。又、浄化装置を水域内
を移動させる手段として、推進方向を変更し運転するこ
とにより水域内の全ての場所に移動することも出来
る。尚、浮きと架台を一体化して船型状としても良
い。 ・揚水筒▲14▼の長さを底部▲18▼まで達する長さ
にすることにより、直接揚水筒▲14▼で汚濁物質を
揚泥することも可能である。 ・フレキシブル管▲16▼の下端に吸込カバー▲20▼
を設置することも出来る。この時、吸込カバー▲20▼
の重量により浄化装置の推進力が影響を受ける事を防止
する為、水中浮き▲21▼を設置しても良い。フレキシ
ブル管▲16▼が複数設置されている場合、吸込カバー
▲20▼は、接続金具▲22▼で接続される。又は、複
数の吸込カバー▲20▼を一体で作成しても良い。 ・エアリフトポンプ▲15▼を揚水筒▲14▼の下部に
直接又は間接で設置する。又は、揚水筒▲14▼の低部
を整流壁▲13▼に接続する事により、汚濁物質が揚
水筒▲14▼を短絡することを防止する。
【0005】
【発明の実施形態】次に本発明の実施形態について説明
する 第I例 図−1、図−2は、水域内に設置した、整流壁▲13
▼を有する浄化装置を推進パドル、ロープ巻き取り装
置を用いて水域内を移動させ、複数のフレキシブル
管▲16▼を使用した場合の実施例外形図を示す。尚、
吸込カバー▲20▼は設置しなくても良い。 第2例 図−3は、揚水筒▲14▼の底部を清流壁▲13▼に接
続した場合の実施例を示す。尚、図−5に、図−3のC
面を記す。 第3例 図−4は、揚水筒▲14▼の下部にエアリフトポンプ▲
15▼を設置した場合の実施例を示す。
【0006】
【発明の効果】本発明は、水域内の浄化装置であり、
水域内に設置した浄化装置を、水域の環境条件の変
化に対応出来るようにしたものであり、下記の効果があ
る。 ・清流壁▲13▼の設置により、汚濁物質は水域に
飛散する事無く低部▲18▼に浄化汚泥として沈殿す
る。 ・水域の水深が変化してもフレキシブル管▲16▼の
下端が常時汚染物質と接触している条件で揚泥するの
で、水域の水深が変化しても全ての場所で汚染物質
の浄化が可能である。 ・ポール▲10▼の移動のみで浄化装置の移動が出来、
水域全面の沈殿汚染物質の揚泥が可能となる。 ・ポールを複数設置すること。又、複数のフレキシブル
管▲16▼を設置すること。により、汚染物質の揚泥
面積が増加する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態…全体外形図
【図2】本発明の実施形態…図1の断面詳細図
【図3】本発明の実施形態…揚水筒▲14▼の下にエア
リフトポンプを設置した場合の実施例の断面図
【図4】本発明の実施形態…揚水筒▲14▼の底面を整
流壁▲13▼に接続した場合の実施例の断面図
【図5】本発明の実施形態…図2、図3、の平面図
【符号の説明】 は水域、 は汚濁物質、 は浄化汚泥 は架
台、 は浮き、は推進パドル、 ロープ巻取装
置、 はロープ はリング、▲10▼はポール、
▲11▼は送風機、 ▲12▼は操作盤 ▲13▼は整流壁、 ▲14▼は揚水筒、 ▲15▼は
エアリフトポンプ▲16▼はフレキシブル管、 ▲17
▼はノズル、 ▲18▼は底部、▲19▼は太陽電池
▲20▼は吸込カバー、 ▲21▼は水中浮き、▲22
▼は接続金具、 ▲23▼はアンカー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】整流壁▲13▼を有する、水域内に設置
    する浄化装置において、水域の水深が変化しても浄化
    装置が対応出来る様、汚濁物質の揚泥管にフレキシブ
    ル管▲16▼を使用し、フレキシブル管▲16▼の下端
    部が常時底部▲18▼に接触している浄化装置。
  2. 【請求項2】整流壁▲13▼を有する、水域内に設置
    する浄化装置において、汚濁物質の揚泥用フレキシブ
    ル管▲16▼、を複数本設置した浄化装置。
  3. 【請求項3】整流壁▲13▼を有する、水域内に設置
    する浄化装置において、推進パドルにて浄化装置が水
    域を移動可能とした浄化装置。
  4. 【請求項4】整流壁▲13▼を有する、水域内に設置
    する浄化装置において、揚水筒▲14▼の底部を清流壁
    ▲13▼に接続した浄化装置。
  5. 【請求項5】整流壁を有する、水域内に設置する浄
    化装置において、揚水筒▲14▼の下部にエアリフトポ
    ンプ▲15▼を設置した浄化装置、
JP2001402709A 2001-12-10 2001-12-17 水域内に設置する、水域の浄化装置において、水域の一部を利用した浄化装置 Pending JP2003236589A (ja)

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