JP2003236317A - 水槽用浄水システム - Google Patents

水槽用浄水システム

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JP2003236317A
JP2003236317A JP2002370979A JP2002370979A JP2003236317A JP 2003236317 A JP2003236317 A JP 2003236317A JP 2002370979 A JP2002370979 A JP 2002370979A JP 2002370979 A JP2002370979 A JP 2002370979A JP 2003236317 A JP2003236317 A JP 2003236317A
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aquarium
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Kuniaki Terato
テラト クニアキ
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K63/00Receptacles for live fish, e.g. aquaria; Terraria
    • A01K63/04Arrangements for treating water specially adapted to receptacles for live fish
    • A01K63/045Filters for aquaria

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水槽底部に蓄積する残渣を効率的に除去す
ることによって、手間ひまかけずに高い水質を保つこ
と。 【解決手段】底部の直上に配置された砂利載せ手段を有
する水槽用浄水システムは、(a)第1および第2の端
部を有するほぼ垂直な第1の管状部材を含む、前記水槽
の一端部に配置された水噴射用チューブと、(b)第1
および第2の端部を有するほぼ垂直な第2の管状部材を
含む、前記水槽の反対端部に設置された排水用チューブ
と、(c)第1および第2の端部を有するほぼ垂直な第
3の管状部材を含む、前記水槽の反対端部に配置された
水循環用チューブとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は淡水用および海水用
の水槽の水の循環および濾過に関する。
【0002】
【従来の技術】水槽内の水質を高度に保つことは各種の
魚や水生生物を健康に育て維持するための必須条件であ
る。例えば、植物を植えてきれいに飾った水槽にディス
カス(discus fish)を入れて居間を飾るこ
とはディスカスを趣味とする人たちの夢である。しか
し、ディスカスは非常に高度の水質を要求するため、植
物で飾った水槽にディスカスを入れて飼育することは単
に手間暇がかかるだけでなく、素人にはもちろん専門家
にとっても現実的ではない。水槽内の主な汚染源は水槽
の砂利などの下に蓄積する食べ残しのエサや動植物の死
骸由来の残渣(debris)であり、それらが腐敗す
ることによってアンモニアや有機酸など過剰の分解代謝
産物や毒性のある物質が遊離される。さらに悪いことに
それらの残渣は病原バクテリアやカビ類の増殖を促す。
したがって、ディスカス飼育には残渣が水槽内に溜るこ
とをさけるため、まったくデコレーションを入れないベ
アタンク(bare tank)で飼育することが強く
推奨されている。したがって、水槽をもう少し魅力的に
飾るには鉢植えにした植物を入れることぐらいである。
【0003】水槽の水質を保つために多くの種類のフィ
ルターシステムが開発されてきた。しかし、どのような
特性の異なるフィルターを使用しようとも、どのシステ
ムも長期間に亘って有効に機能することは期待出来な
い。例えば、底掛けフィルターが広く使用されてきた。
しかし、残渣は水槽外部に除去されないため、砂利の間
や下に不溶性の残渣が著しく堆積する。そのため、この
フィルターシステムを使用する場合は、非常に手間ひま
のかかる砂利層の定期的な大掃除をする必要がある。し
たがって水槽の外に配置するフィルターが現在最も広く
用いられるようになった。外部式フィルターの例として
は水槽の横にかける横掛けフィルター、水槽の上に設置
する上掛けフィルター、さらにはキャニスターフィルタ
ー、サムシステムなどがあり、目的に応じて用いられて
いる。しかしながら、これらのフィルターシステムも底
掛けフィルターと同じ問題を抱えており、不溶性の残渣
を効率よく外部に排除できないため、砂利の間や下に残
渣が著しく堆積する。さらに外部式フィルターの欠点は
水槽底に敷いた砂利層などに十分な水の循環がないた
め、嫌気性層が形成されることである。したがって、ど
のようなフィルターシステムを用いようとも、多くの人
は魚が急激に死滅するなどの経験をしており、やはり定
期的な水槽底の大掃除が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】水槽内ではアンモニア
が最も毒性の高い物質であり、アンモニアを亜硝酸と硝
酸に代謝する好気生バクテリアを、さらには亜硝酸を窒
素ガスに変換する嫌気性バクテリアを水槽中で培養して
アンモニアを除去することが推奨された。この概念は海
水用水槽の愛好家の間で広く知られているモナコシステ
ムで用いられてきた。しかし、このシステムは嫌気性バ
クテリアが有毒な亜硫酸ガスなどを放出するため、家庭
やオフィス内の小さな水槽には不向きである。
【0005】より効率的な水槽のフィルターシステムを
改善、開発するため、水槽内の有毒物質であるアンモニ
ア、亜硝酸、硝酸などを除去するため如何に効率よく窒
素固定バクテリアをフィルター物質上で培養するかに多
くの努力が払わられた。この概念は水槽内の主要な窒素
源が魚などの放出する代謝産物であるとの誤解に基づい
ている。すなわち、一般に水に可溶性の動物の代謝産物
である尿素、クレアチニン、各種のアミノ酸、有機酸は
その量からして水槽内の主な汚染源ではない。主な汚染
源は水槽底部に蓄積される不溶性の残渣、すなわち、食
べ残しの餌、動物の糞、動植物の死骸、さらには過剰に
繁殖したバクテリアなどである。これらの残渣の組成は
蛋白質、脂肪、炭水化物やセルロースであり、腐敗菌に
よってアミノ酸、糖、アンモニア、尿素、有機酸、硝
酸、亜硝酸、硫酸などの小さな分子に分解される。した
がって、不溶性有機物が水槽底部に蓄積されてくると、
腐敗によってそれらから遊離される汚染源物質量が著明
に増加する。
【0006】それに加え、栄養素に富んだ水槽内におけ
るバクテリアの異常増殖もバクテリアそのものが主要な
窒素ならびの毒素源となるため大きな問題である。植物
により水の清浄効果は現在まだ低く評価されているが、
最も効率的な可溶性の窒素化合物の除去方法は淡水水槽
では水草、海水水槽ではライブロック(live ro
ck)の上に生えるサンゴアルジやさらには増殖の早い
マクロアルジを利用することである。
【0007】一方、水槽の底に敷く砂利、サンゴ砂、さ
らにはライブロックなどは可溶性並びに不溶性有機物を
分解代謝する有用なバクテリアを培養するために十分な
表面積を持っている。したがって水槽のフィルターシス
テムの最も重要な機能は有用なバクテリアを培養するこ
とよりも、残渣が腐敗菌によって分解代謝される以前に
それらを効率良く除去することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】1の実施態様では、本発
明は、底部の直上に配置された砂利載せ手段を有する水
槽用浄水システムであって、(a)第1および第2の端
部を有するほぼ垂直な第1の管状部材を含む、前記水槽
の一端部に配置された水噴射用チューブと、(b)第1
および第2の端部を有するほぼ垂直な第2の管状部材を
含む、前記水槽の反対端部に設置された排水用チューブ
と、(c)第1および第2の端部を有するほぼ垂直な第
3の管状部材を含む、前記水槽の反対端部に配置された
水循環用チューブとを含み、前記第1の管状部材は、前
記第1の端部で、ほぼ直角に曲がった水噴出用チューブ
に接続され、前記第2の端部で、給水源または逆流ポン
プ(reversepower−head pump)
に接続されるホースに接続されており、前記水噴出用チ
ューブの開口は、前記水槽の底部の近傍で、前記砂利載
せ手段の下方に配置されており、前記第2の管状部材
は、前記第1の端部で、ほぼ直角に曲がった水吸引チュ
ーブに接続されており、前記第2の端部で、水を前記水
槽の外部に排出するためのホースに接続されており、前
記水吸引チューブの開口は、前記水槽の底部の近傍で、
前記砂利載せ手段の下方に配置されており、前記第3の
管状部材は、前記第1の端部に開口を有し、前記第2の
端部で、前記水槽の外部に配置されたフィルターに接続
することができ、前記開口は前記水槽の底部の近傍で前
記砂利載せ手段の下方に配置されている、水槽用浄水シ
ステムである。好ましい実施態様では、前記水槽は砂利
載せ手段である砂利スクリーン(gravel scr
een)を備え、水噴射用チューブ、水循環用チューブ
および排水用チューブの開口が前記砂利載せ手段である
砂利スクリーンの下方に配置される。
【0009】代替的な実施態様では、水噴射用チューブ
は、前記水槽の少なくとも1つの内側に沿って配置され
た、すなわち、前記水槽の少なくとも一辺の長さを有す
る水平なチューブであって、その長さに沿って設けられ
た複数の穴すなわち間隔を置いて設けられた複数の開口
を有する水平なチューブに接続されている。前記開口は
水槽の底部に向かって直角(perpendicula
r)に開いている。同様に、水循環用チューブおよび排
水用チューブは、前記水槽の少なくとも1つの反対側に
沿って配置された第2の水平なチューブであって、その
長さに沿って設けられた複数の開口を有するチューブに
接続されている。好ましくは、前記第2の水平なチュー
ブの開口は、前記水槽の底部に向いている。
【0010】上記の発明の方法では、水は、給水源から
か、あるいは逆流ポンプの手段によるかのいずれかで、
水噴射用チューブを通って流れ、前記水槽の反対側に向
けられて、前記水槽の底部に蓄積した残渣を前記排水用
チューブおよび水循環用チューブの方向に押し流す。そ
して、水および残渣は前記水槽から、前記排水用チュー
ブを通って外部の容器または下水管(drain)に除
去され、および/または、水循環用チューブを通って前
記フィルターに除去される。好ましくは、水および残渣
は前記水循環用チューブにより前記水槽から連続的に除
去され、残渣は前記外部式フィルターにより捕捉される
が、浄化された水は水噴射用チューブを通って前記水槽
に戻る。さらに、水および残渣は、前記排水用チューブ
を通って、流し(sink)、下水管または容器のよう
な外部に、必要に応じて除去される。
【0011】別の実施態様では、本発明のシステムは、
(a)互いに直列に接続された少なくとも最初の濾過槽
および最後の濾過槽と、(b)排水用チューブと、
(c)前記濾過槽の後に配置されたポンプと、(d)水
噴射用チューブとを含み、前記最後の濾過槽は個別のフ
ィルターカートリッジを収容し、前記排水用チューブの
一端部は前記最初の濾過槽に接続され、前記排水用チュ
ーブの他端部は前記水槽の一端部に配置された開口を有
しており、前記水噴射用チューブは、一端部で前記ポン
プに接続され、他端部に開口を有し、該開口は前記水槽
の反対端部に配置されている。本発明のシステムは4つ
の濾過用フィルターを含むことが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】上記のとおり、本発明は水槽内に
蓄積する不溶性の残渣を自動的にしかも効率よく除去す
るための水の循環および濾過システムを提供する。
【0013】本発明のシステムは、水噴射用チューブ
と、水循環用チューブと、排水用チューブとを含み、こ
れらのチューブは全て水槽の底部の直上で開口する。図
1に示す実施態様では、水噴射用チューブ2は水槽4の
一端部にほぼ垂直に取り付けられ、給水源か、逆流ポン
プ47(図6参照)かに接続されたホース6に接続され
ている。逆流ポンプの使用は海水の水槽について特に有
用であるが、それは、水道水のような淡水を噴射するこ
とができないからである。水槽4は、砂利を載せるため
の手段である砂利スクリーンまたはメッシュ9を備える
ことが好ましい。砂利スクリーン9は、水槽底から少な
くとも0.5cm上方に配置され、水槽4の底部8をほ
ぼ覆う。砂利スクリーンは、デッドスペースが小さく、
水の流れが最大になるように、プラスチックの丸い棒で
製造されるのが好ましい。水噴射用チューブの開口部1
0は水槽4の底部8の直上で、砂利スクリーン9の下方
に配置されている。
【0014】水槽4の反対側には、水循環用チューブ1
2がほぼ垂直に取り付けられ、ポンプ(図には示してい
ない)が内臓されている外部式フィルター14か、水槽
4の下に設置される外部式パワーフィルター(図には示
していない)かに接続される。外部式フィルター14お
よびパワーフィルターはいかなる既製品でもよく、前記
水から残渣を除去する作用をそうする。具体的には、水
は、水循環用チューブ12を通って外部式フィルター1
4に入り、水槽4の上に設置された外部式フィルター1
4から水槽4にオーバーフローする。同様に、水は水循
環用チューブ12を通って吸引されパワーフィルターに
入り、該パワーフィルターからポンプによって水槽4に
戻る。排水用チューブ16は、ほぼ垂直な方向に取り付
けられ、水循環用チューブ12の近傍に配置され、ホー
ス18により、流し、下水管または外部の容器に接続さ
れる。水循環用チューブ12の開口20および排水用チ
ューブの開口22は、水槽4の底部8の直上で前記スク
リーンの下方に配置されている。代替的な実施態様で
は、水循環用チューブ12および排水用チューブ16
は、2方向ストップコックを用いて接続されることもあ
る。
【0015】図3に示すとおり、水噴射用チューブ2の
開口10は、管状部材26の底部に動くことができるよ
うに取り付けられたコネクタ24の表面に設けられるこ
とが好ましく、噴射する水の方向を変えるために、90
°の角度にわたり回転することがある。水噴射用チュー
ブ2は砂利スクリーン9に取り付けられた支持具28を
貫通し、支持具28により安定に保持される。コネクタ
30は管状部材26をホース6(図には示されていな
い)に接続するために用いられることがある。前記水槽
の美感を保つため、通常の動作の間は、管状部材26を
取り除き、止め栓32に交換してもよい。図4に示すと
おり、排水用チューブ16は水噴射用チューブ2と同様
に組み立てられることが好ましく、広口の開口22が、
残渣の回収方向の変更を可能にするように、90°の角
度にわたり寒天可能なコネクタ34の表面に設けられて
おり、前記コネクタは管状部材36の上に取り付けられ
ている。コネクタ38は管状部材36をホース18(図
には示されていない)に接続するために用いられること
がある。排水用チューブ16は砂利スクリーン9の上に
取り付けられた持具37を貫通し、支持具37により安
定に保持される。
【0016】図5は、水循環用チューブ12の分解斜視
図である。ここに図示する実施態様では、水循環用チュ
ーブ12は、砂利が水循環用チューブ12を通って前記
外部式フィルターに吸引されることを防止するために、
砂利捕捉装置である砂利止めトラップまたはブロック
(gravel trap or block)42を
有する管状部材40を含む。排水用チューブ16と同様
に、水循環用チューブ12は砂利スクリーン上に取り付
けられた支持具42を貫通し、支持具42により安定に
保持される。管状部材40は、外部式フィルター14に
直接接続されてもよく、コネクタ44により、パワーフ
ィルターに接続されてもよい。
【0017】水噴射用チューブ2、水循環用チューブ1
2および排水用チューブ16は、プラスチックまたはス
テンレス鋼のような、水槽に使用するのに適当ないかな
る硬質または半硬質の材料で製造されてもよく、1cm
から20cmの間の直径を有するものが好ましい。前記
チューブの好ましい直径は、部分的には、水槽の大きさ
に依存する。
【0018】使用に際しては、水が水噴射用チューブ2
を通って水槽4に注入され、水槽4の底部8に蓄積した
残渣を水循環用チューブ12および排水用チューブ16
の方向に押し流す。代替的には、残渣は、前記水を水槽
4の中で循環されるために水噴射用チューブ2に接続さ
れた逆流ポンプによって、水循環用チューブ12および
排水チューブ16の方向に押し流されてもよい。前記残
渣は、水槽4から排水用チューブ16を通って、流し、
下水管または外部の容器に吸引されることもある。さら
に、外部式フィルター14のポンプを連続運転すること
により、水槽4の底部8の残渣は水循環用チューブ12
を通って外部フィルター14に1日24時間吸引される
こともある。
【0019】図2に示される代替的な実施態様では、水
噴射用チューブ2、水循環用チューブ12および排水用
チューブ16は、水槽4の縁の周りと、前記スクリーン
と水槽の底部8との間とに配置された水平チューブ4
2’および44’に接続される。水平チューブ42’お
よび44’は、その長さに沿って設けられた複数の穴ま
たは開口46および46’を含み、水槽の底部8に相対
することが好ましい。水平なチューブ42’および4
4’は水槽4の境界線のほぼ全てを覆うことが好まし
い。使用に際しては、水が水噴射用チューブ2から、水
平なチューブ42’を通って、開口46から出て行き、
水槽の底部8に蓄積した残渣が水平なチューブ44’の
方向に向かって押し流される。水および残渣は開口4
6’を通って水平なチューブに吸引されて入り、水循環
用チューブ12および/または排水用チューブ16を通
って、外部式フィルター14に入るか、あるいはホース
18に入って外部の下水管または容器に廃棄される。
【0020】別の実施態様では、本発明の水濾過システ
ムは、複数の濾過槽と、該濾過槽の前ではなく後に配置
されたポンプとを含む。図7および図8に示す実施態様
では、前記濾過システムの本体は4つの独立した濾過槽
50、52、54および56と、独立した蓋58とでで
きている。最初の濾過槽50は、砂利層62の下に蓄積
した不溶性残渣を集めるための排水用チューブ60に接
続されるか(図7)、または、複数の開口66が野受け
られ水槽の底部につるされた水平のチューブ64に接続
される(図8参照)。排水用チューブ60は濾過槽50
の内部のチューブ68にワンタッチ式チューブコネクタ
70を介して接続される(図9)。水噴射用チューブ7
2は、濾過槽56の下に配置されるポンプ74に、パイ
プクリップ78で固定された水導入パイプ76を介して
接続されている。水導入パイプ76は、ワンタッチ脱着
式チューブコネクタ80を介して水噴射用チューブ72
に接続されている。水噴射用チューブ72は、前記水槽
内に水流を起こすために前記水槽内に開口するか(図
7)、あるいは前記水槽の底部に配置された複数の開口
(図示されない)を有する水平なチューブネットワーク
82に接続される(図8)。これにより、サンゴ砂のよ
うな前記底部の基質をかき混ぜる水流を起こして、特に
ライブロックの下などにできることが一般的な嫌気性層
の形成を防ぎ、ライブロックその他のデコレーションの
下に不溶性の残渣が堆積するのを邪魔する。
【0021】濾過槽52および濾過槽54は、ナイロン
ウールまたはポリスチレンウールのような濾過材をつめ
たカートリッジをそれぞれ収容し、また濾過槽56は、
ナイロンウールのような繊維性の材料に保持された活性
炭をつめたカートリッジを収容する。
【0022】濾過槽50の蓋には、図9に示すとおり、
チューブ固定ストッパ84付きワンタッチ脱着式コネク
タ70を有し、チューブ固定ストッパ84はワンタッチ
式で排水用チューブ60に接続し、その接続部を締めて
固定する。濾過槽50、52、54、56は、しっかり
と密封し必要に応じて個々の濾過槽を独立に開閉するた
めのゴム製のOリング86付きの蓋をそれぞれ有する。
【0023】この濾過システムを用いと、水は最初の濾
過槽50にポンプで吸引され、それから第2の濾過槽5
2に移される。不溶性の残渣は濾過槽52のカートリッ
ジ88内の濾過材により捕捉され、定期的にカートリッ
ジを交換することにより除去することができる。濾過さ
れた水は、濾過槽54のカートリッジ90に移され、濾
過槽54から濾過槽56に移されてさらに浄化される。
【0024】濾過槽54中のカートリッジ90は有機物
をアミノ酸、アンモニア、硝酸、硫酸または糖などの小
さな分子に代謝分解する有用なバクテリアを培養するた
め長期間にわたりそのまま放置して良い。これらの最終
代謝産物量は主要な有機物源である残渣を濾過槽52で
除去することにより、著明に減少させることが出来る。
濾過槽56では、繊維性の材料に保持された活性炭が、
動物から放出されるさまざまな代謝産物とともに、タン
パク質と、脂肪と、ある種のアミノ酸と、バクテリアお
よび動物が生産する有毒物質のような水溶性の有機物を
効率的に吸着する。
【0025】フィルターの本体である濾過槽50、5
2、54、56はヒンジ(図には示していない)を用い
て水槽の壁に取り付けることができる。
【0026】実施例1 水噴射用チューブ、循環用チューブおよび排水用チュー
ブ(半径=20mm)は、標準的な砂利スクリーンの穴
を通って水槽の底部に到達するように、垂直に取り付け
られた。砂利スクリーンは水槽の底から10mm上にな
るように設置した。水循環用チューブは、1日24時間
稼働する通常の外部式フィルターに接続された。全て高
温に耐性がある、3株のアマゾンソード、5株のジャイ
アントサジタリアおよび数株のチェインアマゾンが水槽
内に植えられた。水温を摂氏28−30℃に保った。水
は塩素中和剤で処理した水道水をそのままpHを合わせ
ることなく用いた。水は定期的に1週間に一度、1/4
ないし1/3程度を取り換えた。75ガロンの水槽にデ
ィスカス10匹、カーデイナルテトラ30匹とオレンジ
テトラ6匹を入れて6ヶ月間にわたり飼育した。餌は3
種でディスカス用凍結飼料を主とし、栄養補助剤として
乾燥テトラミン(登録商標、Tetra Min)およ
びテトラビッツ(登録商標、Tetra Bits)を
1日2回、毎日与えた。
【0027】その結果、頻繁な食餌にもかかわらず水は
常に清澄に保たれ、全ての魚は健康にしかも急激に成長
した。このコミュニテイータンク内でディスカスのペア
ーが出来、その後6ヶ月に亘り、毎週産卵を繰り返し
た。そこで、同様のフィルターを設置した30ガロンタ
ンクにディスカスのペアーを移したところ、卵の孵化率
は90%以上であった。
【0028】実施例2 人工海水(比重=1.240)を入れた75ガロンタン
クを用いた。まず、垂直の排水用チューブ(半径=20
mm)を水槽底に敷いたサンゴ砂から30mm程度上に
吊るした多数の穴の開いた水平チューブに連結した。ま
た、水噴射用チューブはサンゴ砂を常時撹拌するために
下方に多数の穴の開いた水平においたチューブネットワ
ークに連結した。水槽の底近くの水を排水用チューブを
通して図7に示した複数の濾過槽に導き、濾過し、濾過
された水は濾過槽4の下に設置したパワーヘッドポンプ
を用いて水噴射用チューブを通して水槽の底部に還し
た。ポンプは1日24時間作動させた。水が澄んだとこ
ろで外掛け式の小型の蛋白質除去器(Protein
Skimmer)、CRPバックパック(登録商標、B
ackPak)をセットし、1日24時間稼働させた。
ついで部分的に治癒したライブロック(75ポンド)を
水槽に敷いた水平に巡らしたチューブネットワーク上に
置き、25℃で1ヶ月間培養した。1週間に一度約5ガ
ロンの水取り換えと、第2の濾過槽内の濾過材(ポリス
チレン綿)の洗浄取りかえを行い、1ヶ月間観察した。
光源はVHO蛍光ランプ(20ワット、4本)を用い、
1日12時間、実験開始日より終了まで毎日照射した。
1ヶ月後にはライブロックは完全に治癒し、水中のアン
モニア濃度は検出限界以下までに低下した。
【0029】実施例3 実施例2に示した75ポンドの完治したライブロックを
入れた75ガロンタンクに2尾の クリーニング シュ
リンプ(Cleaning shrimps)、3尾の
ペパーミント シュリンプ(Peppermint s
hrimps)、10匹のハミット クラブ(Herm
it crabs)、10匹のスネール(Snail
s)、2尾のコモン クラゥン フィシュ(Commo
n clown fish)、3尾のブルー グリーン
クロミ(Blue greenchromis)を入
れた。餌は朝には凍結生餌、夜には乾燥したフレーク餌
を毎日与えた。水は2週間に1度、5ガロンづつ定期的
に取り換えた。
【0030】最初の1ヶ月間は赤色ならびに黄色の毛髪
状のアルジがサンゴ砂上とガラス壁上にそれぞれ著しく
増殖し、手で除いた。しかし、水の取り換えごとに徐々
に減少していった。3ヶ月目に入ると全てのライブロッ
ク上には赤、紫、緑色をした種々のコーラル アルジ
(Coral algae)が増殖し、その表面を覆い
尽くし、タンクの全ての生物学的機能が確立したことが
明らかとなった。4ヶ月目には毛髪状のアルジ対策とし
てそれらを餌とするイエロー スング(Yellow
Tang)1尾と、ソフト コーラル(Soft Co
ral)の種類であるグリーン トター ポリプ(Gr
een star polyp)、ゾアンサード(Zo
anthird)、パープル マッシュルーム(Pur
ple mushroom)、カペラ(Cappell
a)をそれぞれをタンクに加えた。このタンクは全くメ
インテナンスのスケジュールを変えることなしに現在ま
で7ヶ月以上に亘り維持されてきたが、すべての魚、エ
ビ、カニ、スネールさらにソフトコーラルも健康に生き
続けている。
【0031】
【発明の効果】本発明は水槽内の水を濾過清浄するため
のシステムに関するものであり、水槽底部に蓄積する残
渣を、自動的におよび/または効率的に除去することに
よって、手間ひまかけずに高い水質を保つことを可能に
したものである。
【0032】本発明の実施態様では、水の吸引、すなわ
ちサイフォンが途切れて水の循環が止まったり、水槽に
水を戻すためのチューブがつまって水が水槽外部に流出
するような事故の可能性を避けるため、密閉した水濾過
システムを用いる。濾過槽の後にポンプを配置すること
により、大きな固形物がポンプに吸い込まれることを予
防するためのプレフィルターを必要とせず、それゆえ
に、本システムは、水槽底部に蓄積する不溶性の残渣を
吸引し排出するために連続的に運転することができる。
また、脱着可能なカートリッジを収容する別々の濾過槽
を使用することにより、個々の濾過槽を別々に掃除する
ことができる。例えば、残渣を集積する第2の濾過槽の
フィルターカートリッジのみを他の濾過槽に影響を与え
ることなく換えることができるので、前記他の濾過槽は
バクテリアの繁殖に有利である。
【0033】本発明のシステムと方法を用いることによ
り、水槽内の魚、水草、砂利などを除かずに、水槽内に
蓄積した残渣を容易にしかも効率よく除去することが可
能である。したがって、最低限の労力と費用で水槽内の
水質を高く維持することが出来る。さらに、本発明のシ
ステムを用いることにより動物の排泄物などを利用して
育つ植物の生物学的清浄作用を有効に活用することがで
きる。植物を密着植えした水槽の水質は何も入れないベ
アータンクの水質とは比べ物にならないほど高い。しか
し、現在使用されているフィルターシステムでは一定の
期間が過ぎると残渣の量は著しく増加し、植物の生物学
的清浄作用の能力を遥かに超えてしまう。本発明のシス
テムを用いることにより、不溶性物質は常時水槽底部か
ら除かれるため、大量の不溶性物質の水槽底部への蓄積
が防がれる。植物の生育がよいと、窒素化合物の取込み
も増し、したがって、水槽内の水の取り換えの頻度も少
なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施態様の水循環システムを含
む水槽の斜視図。
【図2】本発明の第2の実施態様の水循環システムを含
む水槽の斜視図。
【図3】本発明の水噴射用チューブの分解斜視図。
【図4】本発明の排水用チューブの分解斜視図。
【図5】本発明の砂利避けのついた水循環用チューブの
分解斜視図。
【図6】本発明の第3の実施態様の水循環システムを含
む水槽の斜視図。
【図7】4つの濾過槽とポンプとを有する水濾過システ
ムの模式図。
【図8】代替的な実施態様の水濾過システムの模式図。
【図9】排水チューブと、主要な濾過槽の1つの蓋との
接続部分の拡大断面図。
【符号の説明】
2 水噴射用チューブ 4 水槽 6 ホース 8 底部 9 砂利載せ手段、砂利スクリーン 12 水循環用チューブ 14 外部式フィルター 16排水用チューブ 26 第1の管状部材 36 第2の管状部材 40 第3の管状部材 42 砂利捕捉装置 42’ 第1の水平なチューブ 44’ 第2の水平なチューブ 47 逆流ポンプ 50、52、54、56 濾過槽 64 第3の水平なチューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 3/34 101 B01D 29/08 520A 520C 530B 540A Fターム(参考) 2B104 ED01 ED09 ED21 EE11 4D024 AA06 BA02 BB01 BB08 DB03 DB15 DB16 4D040 BB02 BB42 BB52 BB82 4D064 AA07 BD11 BD12 BD16 BD18 4D066 AA05 AA07 BB02

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部の直上に配置された砂利載せ手段を
    有する水槽用浄水システムであって、 (a)第1および第2の端部を有するほぼ垂直な第1の
    管状部材を含む、前記水槽の一端部に配置された水噴射
    用チューブと、 (b)第1および第2の端部を有するほぼ垂直な第2の
    管状部材を含む、前記水槽の反対端部に設置された排水
    用チューブと、 (c)第1および第2の端部を有するほぼ垂直な第3の
    管状部材を含む、前記水槽の反対端部に配置された水循
    環用チューブとを含み、 前記第1の管状部材は、前記第1の端部で、ほぼ直角に
    曲がった水噴出用チューブに接続され、前記第2の端部
    で、給水源または逆流ポンプに接続されるホースに接続
    されており、前記水噴出用チューブの開口は、前記水槽
    の底部の近傍で、前記砂利載せ手段の下方に配置されて
    おり、 前記第2の管状部材は、前記第1の端部で、ほぼ直角に
    曲がった水吸引チューブに接続されており、前記第2の
    端部で、水を前記水槽の外部に排出するためのホースに
    接続されており、前記水吸引チューブの開口は、前記水
    槽の底部の近傍で、前記砂利載せ手段の下方に配置され
    ており、 前記第3の管状部材は、前記第1の端部に開口を有し、
    前記第2の端部で、前記水槽の外部に配置されたフィル
    ターに接続することができ、前記開口は前記水槽の底部
    の近傍で前記砂利載せ手段の下方に配置されている、水
    槽用浄水システム。
  2. 【請求項2】 前記水噴射用チューブおよび水吸引用チ
    ューブは90度にわたり角度を変えることができる、請
    求項1に記載の水槽用浄水システム。
  3. 【請求項3】 前記水循環用チューブは砂利捕捉装置を
    含む、請求項1に記載の水槽用浄水システム。
  4. 【請求項4】 水槽用浄水システムであって、 (a)第1および第2の端部を有するほぼ垂直な第1の
    管状部材を含む、水槽の一端部に配置された水噴射用チ
    ューブと、 (b)第1および第2の端部を有するほぼ垂直な第2の
    管状部材を含む、前記水槽の反対端部に配置された排水
    用チューブと、 (c)第1および第2の端部を有するほぼ垂直な第3の
    管状部材を含む、前記水槽の反対端部に配置された水循
    環用チューブとを含み、 前記第1の管状部材は、前記第1の端部で、前記水槽の
    底部の近傍に配置された第1の水平なチューブに接続さ
    れ、前記第2の端部で、給水源または逆流ポンプに接続
    されたホースに接続されており、前記第1の水平なチュ
    ーブは、前記水槽の少なくとも一辺の長さを有し、間隔
    を置いて設けられた複数の開口を有し、 前記第2の管状部材は、前記第1の端部で、前記水槽の
    底部の近傍に配置された第2の水平チューブに接続さ
    れ、前記第2の端部で、水を前記水槽の外部に排出する
    ためのホースに接続されており、第2の水平チューブ
    は、前記水槽の少なくとも一辺の長さを有し、間隔を置
    いて設けられた複数の開口を有し、 前記第3の管状部材は、前記第1の端部に、前記水槽の
    底部の近傍に配置された開口を有し、前記第2の端部
    で、前記水槽の外部に配置されたフィルターと接続する
    ことができる、水槽用浄水システム。
  5. 【請求項5】 前記水循環用チューブは前記第1の端部
    で前記第2の水平なチューブと接続される、請求項4に
    記載の浄水システム。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の浄水システムを有する
    水槽。
  7. 【請求項7】 水槽内の水質を維持するための方法であ
    って、 (a)第1および第2の端部を有するほぼ垂直な第1の
    管状部材を含む水噴射用チューブを前記水槽の一端部に
    用意すること、 (b)第1および第2の端部を有するほぼ垂直な第2の
    管状部材を含む排水用チューブを前記水槽の反対端部に
    用意すること、 (c)第1および第2の端部を有するほぼ垂直な第3の
    管状部材を含む水循環用チューブを前記水槽の反対端部
    に用意すること、 (d)前記水槽の底部に蓄積している残渣が前記排水用
    チューブおよび水循環用チューブに向けて押し流される
    ように、前記水噴射用チューブから前記排水用チューブ
    および水循環用チューブに向けて水を噴射すること、 (e)前記排水用チューブおよび水循環用チューブの少
    なくとも1つを通して、水および残渣を前記水槽から除
    去することを含み、 前記第1の管状部材は、前記第1の端部に開口を有し、
    該開口は前記水槽の底部の近傍に配置されており、前記
    第2の端部で給水源または逆流ポンプに接続されてお
    り、 前記第2の管状部材は、前記水槽の底部の近傍に配置さ
    れた第1の端部に開口を有し、第2の端部で水を前記水
    槽の外部に排出するためのホースに接続されており、 前記第3の管状部材は、前記水槽の底部の近傍に配置さ
    れた第1の端部に開口を有し、第2の端部でフィルター
    に接続されている、水槽内の水質を維持するための方
    法。
  8. 【請求項8】 前記水槽はその底部の上方に配置された
    砂利載せ手段を備えており、前記第1、第2および第3
    の管状部材は前記砂利載せ手段の下方に配置されてい
    る、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 水槽内の水質を維持するための方法であ
    って、 (a)第1および第2の端部を有するほぼ垂直な第1の
    管状部材を含む水噴射用チューブを前記水槽の一端部に
    用意すること、 (b)第1および第2の端部を有するほぼ垂直な第2の
    管状部材を含む排水用チューブを前記水槽の反対端部に
    用意すること、 (c)第1および第2の端部を有するほぼ垂直な第3の
    管状部材を含む水循環用チューブを前記水槽の反対端部
    に用意すること、 (d)前記水槽の底部に蓄積した残渣を前記排水用チュ
    ーブおよび水循環用チューブに向けて押し流すように、
    前記水噴射用チューブから前記排水用チューブおよび水
    循環用チューブに向けて水を噴射すること、 (e)前記排水用チューブおよび水循環用チューブのう
    ち少なくとも1つを通して水および残渣を除去すること
    を含み、 前記第1の管状部材は、前記第1の端部で、前記水槽の
    底部の近傍に配置された第1の水平なチューブに接続さ
    れており、前記第2の端部で、給水源および逆流ポンプ
    に接続されており、前記第1の水平なチューブは、前記
    水槽の少なくとも一辺の長さを有し、間隔を置いて設け
    られた複数の開口を有しており、 前記第2の管状部材は、前記第1の端部で、前記水槽の
    底部の近傍に配置された第2の水平なチューブに接続さ
    れており、前記第2の端部で、前記水槽の外部へ水を排
    出するためのホースに接続されており、前記第2の水平
    なチューブは、前記水槽の少なくとも一辺の長さを有
    し、間隔を置いて設けられた複数の開口を有し、 前記第3の管状部材は、第1の端部で、第2の水平なチ
    ューブと接続されており、前記第2の端部で、フィルタ
    ーと接続されている、水槽内の水質を維持するための方
    法。
  10. 【請求項10】 水槽用浄水システムであって、 (a)第1および第2の端部を有する前記水槽の一端部
    に配置された排水用チューブと、 (b)前記最初の濾過槽と直列に接続された最後の濾過
    槽と、 (c)前記最後の濾過槽と接続されたポンプであって、
    水流の方向に、前記最後の濾過槽の後に配置されている
    ポンプと、 (d)第1および第2の端部を有する前記水槽の反対端
    部に配置された水噴射用チューブとを含み、 前記排水用チューブは、前記第1の端部に開口を有し、
    前記第2の端部で、最初の濾過槽に接続されており、前
    記開口は前記水槽の底部の近傍に配置されており、 前記水噴射用チューブは、前記第1の端部で前記ポンプ
    に接続されており、第2の端部に開口を有し、前記開口
    は前記水槽の底部の近傍に配置されている、水槽用浄水
    システム。
  11. 【請求項11】 前記最初および最後の濾過槽と直列に
    接続されており、水流の方向に、前記最初の濾過槽と最
    後の濾過槽との間に配置された、少なくとも1つの追加
    の濾過槽を含む、請求項10に記載の浄水システム。
  12. 【請求項12】 前記最後の濾過槽はフィルターカート
    リッジを含む、請求項10に記載の浄水システム。
  13. 【請求項13】 前記フィルターカートリッジは、ナイ
    ロンウール、ポリスチレンウール、プラスチックスポン
    ジおよび活性炭からなるグループから選択される物質を
    含む、請求項12に記載の浄水システム。
  14. 【請求項14】 水槽用浄水システムであって、 (a)第1および第2の端部を有する、前記水槽の一端
    部に配置された排水用チューブと、 (b)前記最初の濾過槽に直列に接続されている最後の
    濾過槽と、 (c)前記最後の濾過槽に接続されたポンプであって、
    水流の方向に見て、前記最後の濾過槽の後に位置するポ
    ンプと、 (d)第1および第2の端部を有する、前記水槽の反対
    端部に配置された水噴射用チューブとを含み、 前記排水用チューブは、前記第1の端部で、前記水槽の
    底部の近傍に配置された第1の水平なチューブに接続さ
    れており、前記第2の端部で、前記最初の濾過槽に接続
    されており、前記第1の水平なチューブは、前記水槽の
    少なくとも一辺の長さを有し、間隔を置いて設けられた
    複数の開口を有し、 前記水噴射用チューブは、前記第1の端部で、前記ポン
    プに接続されており、前記第2の端部で、前記水槽の底
    部の近傍に配置された第2の水平なチューブに接続され
    ており、前記第2の水平なチューブは、前記水槽の少な
    くとも一辺の長さを有し、間隔を置いて設けられている
    複数の開口を有する、水槽用浄水システム。
  15. 【請求項15】 前記最初および最後の濾過槽に直列に
    接続されており、水流の方向に見て、前記最初の濾過槽
    と最後の濾過槽との間に配置された、少なくとも1つの
    追加の濾過槽を含む、請求項14に記載の浄水システ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記最後の濾過槽はフィルターカート
    リッジを含む、請求項14に記載の浄水システム。
  17. 【請求項17】 前記フィルターカートリッジは、ナイ
    ロンウール、ポリスチレンウール、プラスチックスポン
    ジおよび活性炭からなるグループから選択される物質を
    含む、請求項16に記載の浄水システム。
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