JP2003236028A - スポーツ支援用携帯機器及びプログラム - Google Patents

スポーツ支援用携帯機器及びプログラム

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JP2003236028A
JP2003236028A JP2002036260A JP2002036260A JP2003236028A JP 2003236028 A JP2003236028 A JP 2003236028A JP 2002036260 A JP2002036260 A JP 2002036260A JP 2002036260 A JP2002036260 A JP 2002036260A JP 2003236028 A JP2003236028 A JP 2003236028A
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JP
Japan
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sports
portable device
portable
sound
sports support
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Application number
JP2002036260A
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English (en)
Inventor
Akira Momose
明 百瀬
Hiroyuki Tanaka
宏幸 田中
Akiyoshi Nakamura
明善 中村
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキー、スノーボード、マウンテンバイク等
のスポーツをする際に最適なスポーツ支援用携帯機器及
びプログラムを提供する。 【解決手段】 CPU30、GPS回路部32、表示部
14及びメモリ34を備える。CPU30は、GPS回
路部32により得られたデータに基づいて、標高変化推
移、平均斜度、最大斜度等の各記録データを求め、記録
データを表示部14に表示させ、或いはメモリ34に格
納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスポーツ支援用携帯
機器に関し、特にスキー、スノーボード、マウンテンバ
イク等の各種のスポーツに利用される携帯機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から各種のスポーツに利用される携
帯機器があり、例えば次のようなものがある。 汎用的なストップウォッチ 多機能ストップウォッチ(気圧センサーを内蔵し、標
高の推移をグラフ表示するもの) GPS内蔵速度計、距離計(:実用新案登録番号第3
039260号「携帯用移動速度及び距離計測器」) GPS内蔵ストップウォッチ(:特開平10−390
59号公報「GPS内蔵ストップウォッチ」) 気圧センサなどを内蔵し、ゴールに設定した標高に到
達したらストップとなる装置(:米国特許第200010014056
号明細書、「ストップウオッチ」) GPS受信機などにて時間と標高の推移を記録する装
置(既存製品にて時間と標高の変化をグラフ表示する型
式のもの) GPS受信機で滑走軌跡記録をとり、後にPCで処理
して地図上にプリントアウトする装置(米国特許第6198
431号明細書「Compact GPS tracker and customized ma
pping system」)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来から各種のスポー
ツに利用される携帯機器としては、上記のようなものが
あるが、例えばスキー、スノーボード、マウンテンバイ
ク等のスポーツに適した、標高変化推移、平均斜度及び
最大斜度の記録データがとれるものがなかった。また、
その記録データがその場で確認でき、或いは、その記録
データを保存しておいて活用できるというものがなかっ
た。
【0004】本発明は、スキー、スノーボード、マウン
テンバイク等のスポーツをする際に最適なスポーツ支援
用携帯機器及びプログラムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の一つの態
様に係るスポーツ支援用携帯機器は、GPS受信装置
と、 該GPS受信装置により得られたデータに基づい
て、標高変化推移、平均斜度及び最大斜度の各記録デー
タを求める演算手段とを備えたものである。本発明にお
いては、GPS受信装置により得られたデータ(緯度・
経度・標高)に基づいて、標高変化推移、平均斜度及び
最大斜度の各記録データを求める。このため、スキー、
スノーボード、マウンテンバイク等のスポーツに適した
記録データが得られる。
【0006】(2)本発明の他の態様に係るスポーツ支
援用携帯機器は、上記(1)のスポーツ支援用携帯機器
において、表示装置を備え、前記演算手段は、前記記録
データを前記表示装置に表示させる。本発明において
は、記録データを表示装置に表示させることで、その場
で記録内容を確認することができる。
【0007】(3)本発明の他の態様に係るスポーツ支
援用携帯機器は、上記(1)又は(2)のスポーツ支援
用携帯機器において、第1の記憶手段を備え、前記演算
手段は、前記記録データを前記第1の記憶手段に記憶さ
せる。本発明においては、記録データを第1の記録手段
に記憶させることができる。したがって、その後で、そ
の記録データをパソコン等に転送し、編集等を行うこと
ができる。
【0008】(4)本発明の他の態様に係るスポーツ支
援用携帯機器は、上記(1)乃至(3)のスポーツ支援
用携帯機器において、各種の操作信号を入力するための
操作手段を備え、前記演算手段は、操作手段の操作信号
に基づいて計測開始及び計測終了のタイミングを得て、
その計測期間におけるGPS受信装置からのデータに基
づいて前記記録データを求める。
【0009】(5)本発明の他の態様に係るスポーツ支
援用携帯機器は、上記(1)乃至(4)のスポーツ支援
用携帯機器において、前記演算手段は、更に、移動時
間、移動距離、標高差、平均速度及び最大速度の内、少
なくとも1以上の記録データを求める。
【0010】(6)本発明の他の態様に係るスポーツ支
援用携帯機器は、上記(2)乃至(5)のスポーツ支援
用携帯機器において、前記演算手段は、前記記録データ
を前記表示装置の1画面に表示させる。
【0011】(7)本発明の他の態様に係るスポーツ支
援用携帯機器は、上記(6)のスポーツ支援用携帯機器
において、前記演算手段は、時間及び距離を横軸にし、
標高及び速度を縦軸にして、前記表示装置に標高及び速
度をグラフ表示させる。
【0012】(8)本発明の他の態様に係るスポーツ支
援用携帯機器は、上記(6)又は(7)のスポーツ支援
用携帯機器において、前記演算手段は、平均速度及び最
大速度と、平均斜度及び最大斜度とを前記表示装置に数
値表示させる。
【0013】(9)本発明の他の態様に係るスポーツ支
援用携帯機器は、上記(1)乃至(8)のスポーツ支援
用携帯機器において、音声発生手段を備え、前記演算手
段は前記音声発生手段を駆動して音声を発生させる。
【0014】(10)本発明の他の態様に係るスポーツ
支援用携帯機器は、上記(4)乃至(9)のスポーツ支
援用携帯機器において、前記演算手段は、動作モードが
タイマースタートモードに設定されていると、前記操作
手段による操作信号が入力した後に、設定された時間を
経過した時点から計測を開始する。
【0015】(11)本発明の他の態様に係るスポーツ
支援用携帯機器は、上記(9)又は(10)のスポーツ
支援用携帯機器において、前記演算手段は、前記操作手
段による操作信号が入力した後に、設定された時間を経
過するまでの間、前記音声発生手段による音声発生によ
ってカウントダウンをさせる。
【0016】(12)本発明の他の態様に係るスポーツ
支援用携帯機器は、上記(10)又は(11)のスポー
ツ支援用携帯機器において、前記演算手段は、前記操作
手段による操作信号が入力した後に、設定された時間を
経過するまでの間、前記表示装置による画面表示によっ
てカウントダウンをさせる。
【0017】(13)本発明の他の態様に係るスポーツ
支援用携帯機器は、上記(9)乃至(12)のスポーツ
支援用携帯機器において、前記演算手段は、計測期間中
に前記音声ファイルを再生して、その再生信号に基づい
て前記音声発生手段を駆動させる。
【0018】(14)本発明の他の態様に係るスポーツ
支援用携帯機器は、上記(9)乃至(13)のスポーツ
支援用携帯機器において、前記演算手段は、計測開始か
らの経過時間を計測して、前記音声発生手段を駆動して
前記経過時間を知らせる。
【0019】(15)本発明の他の態様に係るスポーツ
支援用携帯機器は、上記(9)乃至(14)のスポーツ
支援用携帯機器において、カウントダウンに対応した音
声信号、音楽データ、経過音及び効果音の内、少なくと
も2以上のデータを再生の時系列に従って合成した音声
ファイルが格納された第2の記憶手段を備え、前記演算
手段は、前記操作手段による操作信号が入力した後に前
記音声ファイルを再生して前記音声発生手段を駆動させ
る。
【0020】(16)本発明の他の態様に係るスポーツ
支援用携帯機器は、上記(9)乃至(15)のスポーツ
支援用携帯機器において、前記演算手段は、前記GPS
受信装置により得られた位置、標高、又は速度が予め設
定された特定の範囲に入った場合には前記音声発生手段
を駆動して、予め設定された音声を再生させる。
【0021】(17)本発明の他の態様に係るスポーツ
支援用携帯機器は、上記(9)乃至(16)のスポーツ
支援用携帯機器において、前記演算手段は、前記GPS
受信装置によりデータに基づいて移動方向を検出し、そ
の移動方向と目標地点の方向とのずれ量が、予め設定さ
れた特定の範囲に入った場合には前記音声発生手段を駆
動して、予め設定された音声を再生させる。
【0022】(18)本発明の他の態様に係るスポーツ
支援用携帯機器は、上記(9)のスポーツ支援用携帯機
器において、経過時間又は移動距離に対応した音声信号
の音声ファイルが格納された第3の記憶手段を備え、前
記演算手段は、経過時間又は移動距離に応じて前記音声
ファイルを再生して前記音声発生手段を駆動させる。
【0023】(19)本発明の他の態様に係るスポーツ
支援用携帯機器は、上記(9)乃至(18)のスポーツ
支援用携帯機器において、前記音声発生手段を機器本体
と別体とし、機器本体をスポーツウェアに装着し、前記
音声発生手段を聞き取り易い部位(例えばデイパックの
ショルダー)に装着する。
【0024】(20)本発明の他の態様に係るプログラ
ムは、上記(1)乃至(19)の何れかに記載のスポー
ツ支援用携帯機器の演算手段の処理を中央処理装置に行
なわせるものである。
【0025】
【発明の実施の形態】実施形態1.図2は本発明の実施
形態1に係るスポーツ支援用携帯機器(以下、携帯機器
という)の斜視図であり、図3(A)乃至(C)は図2
の携帯機器の左側面図、正面図及び右側面図である。図
2及び図3において、携帯機器10は携帯用の小型機器
から構成されており、機器本体12の前面に表示部14
を備えている。表示部14は大きさ数インチ程度の液晶
パネルから形成されている。機器本体12には各種の操
作ボタン16(16a乃至16h)が設けられており、
操作ボタン16の操作に対応した処理がそれぞれ行われ
る。
【0026】操作ボタン16の内、コントロールボタン
16aは、上下左右4方向に動き、候補選択の際に使う
ものであり、押し込み方向にも作動し、「決定」「実
行」の機能をもっている。つまり1つのボタンに5つの
機能が割り当てられている。ミュージックボタン16b
は音楽再生モードへの切り替えに使う。ビューボタン1
6cはビュー切り替えに使う。キャンセルボタン16d
は各種機能のキャンセル、解除に使う。メニューボタン
16eはメニュー機能の呼び出しに使う。ズームアウト
ボタン16fは地図の縮小に、ズームインボタン16g
は地図の拡大に、電源ボタン16hは電源のON/OF
Fに使う。
【0027】また、機器本体12の側部に設けられてい
る電源ボタン16hの下方には、PC(パソコン)との
間でデータの授受を行う際に用いられる外部出力端子
(シリアル/USB)18が設けられている。この外部
出力端子18にケーブル(図示せず)を介してPCと接
続することにより、携帯機器10とPCとの間でデータ
の授受を行うことができる。機器本体12の底部にはオ
ーディオコネクタ(出力プラグ)20が設けられてい
る。
【0028】図1は図2及び図3の携帯機器10の回路
構成を示したブロック図である。携帯機器10はCPU
30を備えており、このCPU30には、表示部(ディ
スプレイ)14、操作ボタン(キースイッチ)16、外
部出力端子18、GPS回路部32、方位センサ33、
メモリ34、オーディオ回路部36がそれぞれ接続され
ている。オーディオ回路部36にはオーディオコネクタ
20及びスピーカ38がそれぞれ接続されている。この
スピーカ38は機器本体12の背面側に配置されてい
る。また、携帯機器10の機器本体12には電池40が
内蔵されており、電池40は上記のCPU30、GPS
回路部32、オーディオ回路部36等の駆動電源として
用いられる。GPS回路部32にはGPSアンテナ42
が接続されており、このGPSアンテナ42は機器本体
12に内蔵されている。
【0029】携帯機器10のGPS回路部32は、GP
Sアンテナ42を介して人工衛星(GPS衛星)から供
給される信号を受信して、その受信信号を演算して現在
位置(経度、緯度、標高(高度))を割り出すグローバ
ルポジショニングシステム(GPS)のための回路を内
蔵しており、現在位置を検出するとCPU30に供給す
る。なお、このGPSは、全地球上を覆域とする衛星を
利用した測位システムであり、地表からの軌道高度2018
3km の軌道上を周回する衛星群を各頂点とする面を角錐
の底とし、これらの衛星からの信号を受信測距する稜線
が作る角錐の頂点を受信装置の現在位置として得るシス
テムである。このシステムのGPS衛星は地球に対する
6個の周回軌道に各4個、合計24個が周回している。
【0030】また、方位センサ33は、例えば2つの磁
気センサを互いに直角となる方向に配置し、その各磁気
センサにより磁界の大きさを検出し、その両方向の磁界
検出値から地磁気の方位を求めるものであり、その方位
情報をCPU30に供給する。
【0031】また、メモリ34には、CPU30の動作
を規定するためのプログラム、地図データ等の各種のデ
ータが格納されている。地図データは、縮尺レベルに応
じて適当な大きさの経度幅及び緯度幅の地域に区切られ
た図葉(地図片)として管理されており、そして、各図
葉は、例えば(a)道路、河川、公園等を表示するため
の背景レイヤ、(b)市町村名、道路名、記号等を表示
するための文字・記号レイヤ、(c)道路レイヤから構
成されている。道路レイヤには、道路位置を特定するた
めのリンク情報等が含まれており、道路は緯度及び経度
の座標で表現された頂点(ノード)の集合で示され、2
以上のノードを連結した部分がリンクと呼ばれる。ま
た、この道路レイヤには、例えば交差点情報、交差点間
距離等の情報が含まれる。表示部14に表示される地図
画像は、複数の図葉(地図片)の各レイヤを合成して形
成された信号に基づいて描画される。
【0032】また、図1の外部出力端子18には必要に
応じてパソコン(PC)50がケーブル(図示せず)を
介して接続され、携帯機器10とパソコン(PC)50
との間で信号の授受がなされる。また、オーディオコネ
クタ20にはヘッドホン52又は外部スピーカ54が選
択的に接続可能になっている。
【0033】図4は図1の携帯機器10の基本操作の体
系図を示したものである。図4に基づいてこの携帯機器
10の基本的な操作体系を説明する。図4に示されるよ
うに、電源ボタン16hを操作して電源を入れるとま
ず、初期画面が現れる。そして、その数秒後ににサテラ
イトビュー画面(121)が現れる。ここで、ビューボ
タン16cを押すことにより5つのビューを順番に切り
替えることができる。この5つのビューは良く使われる
機能であるために、このように構成されている。5つの
ビューはそれぞれ以下のような機能がある。
【0034】サテライトビュー(Satellite View)画
面(121):GPS衛星の捕捉状態を表示する。何番
の衛星がどれくらいの受信強度で捕捉できているかとい
う内容を表示する。 アクティブログビュー(ActiveLog View)画面(12
2):本実施形態に関する高機能ストップウォッチの計
測モードである。 コンパスビュー(Compass View)画面(123):
実方位を示すビューであり、目的地として設定した位置
がどの方向にどれくらいの距離かという内容も示すこと
ができる。 マップビュー(Map View)画面(124):地図表
示画面であり、この中で現在地や目的地との関係や、軌
跡等が表示できる。 スピードビュー(Speed View)画面(125):車で
言えばスピードメータのイメージであり、現在の速度を
表示したり、累計走行距離を表示したりすることができ
る。
【0035】上記の乃至のどの画面からでも、ミュ
ージックボタン16bを押すことによりミュージック
(Music)画面(126)を呼び出し、音楽モードにす
ることができる。音楽モードでは、一般的な音楽再生装
置と同じように再生、停止、早送り、巻き戻し等の操作
を行うことができる。また、同じようにどのビューから
でもメニューボタン16eを押すことにより、図示のよ
うにメニュー画面(127)を呼び出すことができる。
メニュー画面(127)では、各種の環境設定などが行
えるようになっている。
【0036】なお、上記のコンパスビュー画面(12
3)では、図1の方位センサ33の出力に基づいて実方
位が表示される。また、マップビュー画面(124)で
はメモリ34の地図データ及びGPS回路部32からの
現在位置の情報に基づいて、例えば現在位置を中心とし
た地図画像が表示される。
【0037】図5は図1の携帯機器10のアクティブロ
グモードの基本操作の体系図を示したものである。図5
に基づいてアクティブログモードにおける操作方法を説
明する。なお、本実施形態において、アクティブログモ
ードとはストップウォッチ機能(計測モード)のことで
あり、後述の各種の計測を行う。なお、図5において、
コントロールボタン16aを操作して決定をする場合に
は、その機能に着目して「決定ボタン」と記載してあ
る。このことは後述の図6においても同様である。
【0038】サテライトビュー画面(121)が現れて
いる状態で、ビューボタン16cによる切り替えによ
り、アクティブログビュー画面(122)を表示させる
と、その時点で画面の下部にある「New」というボタン
アイコンがフォーカスが当たった状態で表示される。こ
の「New」は新規の記録を作成するという意味であり、
この状態でコントロールボタン16aを操作して決定を
すると、計測開始の画面(122a)に遷移する。これ
が準備完了の状態である。その際に、携帯機器10のG
PS回路部32がまだ現在位置を取得していないとき、
即ち、GPS衛星を捕捉して、現在地の緯度・経度を計
算するに至っていない場合には例えば「現在地が捕捉で
きていないため、時間以外の記録はできない」旨のメッ
セージがその表示画面に表示される。
【0039】計測開始画面(122a)においては、
「Start」というボタンアイコンがフォーカスが当たっ
た状態で表示されており、この状態でコントロールボタ
ン16aを押して決定すると計測が開始される。計測が
開始されると、計測画面(122b)の状態になる。計
測中は計測画面(122b)に示されるように経過時間
及び現在の速度がそれぞれ表示される。ここでは、「St
op」のボタンアイコンが、「Start」と同じようにフォ
ーカスが当たった状態で表示されており、この状態でコ
ントロールボタン16aを押して決定すると計測が終了
し、最新の記録データがアクティブログビュー画面(1
22)に表示される。また、過去のログ(記録データ)
を見たい場合は画面(122)からメニューボタン16
eを押すと画面(122c)が現れて記録のリストが表
示がされる。このリストの中からコントロールボタン1
6aにて適宜選択、決定をするとアクティブログビュー
画面(122)に示されるように記録データを表示する
ことができる。
【0040】図6は上記のアクティブログモードにおい
て音楽等の設定をする際の操作の体系図を示したもので
ある。ここではアクティブログ(ActiveLog)モード時
に音楽を再生させる場合の設定及びカウントダウン(カ
メラのセルフタイマーのような機能)の設定について説
明する。
【0041】アクティブログモード時に音楽を再生させ
る場合の設定では、まず、各種の画面からメニューボタ
ン16eを押すことでメニュー画面(127)に遷移す
る。ここで、コントロールボタン16aにより画面上の
「Setting」アイコンを選択し、決定するとセッティン
グ画面(127a)に遷移する。次に、コントロールボ
タン16aにより、画面上の「ActiveLog」というメニ
ューを選択し、決定するとアクティブログセット(Acti
ve Log Set)画面(127b)に遷移する。ここで、ま
ず上段の「Music」のところで曲選択ボックスにフォー
カスが当たった状態(選択された状態)でコントロール
ボタン16aを操作して決定をすると、画面(127
c)に示されるように、メモリ34に登録(保存)され
ている曲データのリストが候補一覧として表示される。
この中から選択、決定することでアクティブログ(Acti
veLog)モード時の音楽が設定される。リスト中の一番
上にある「Non」(なし)を選択した場合には音楽は再
生されない。
【0042】また、上記の設定方法の他に、例えば「Ac
tivelog.mp3」というファイル名の音声ファイルだけが
再生されるようにしておいて、このファイルがあれば自
動的に再生するが、なければ再生しないという再生方法
も考えられる。その場合にはユーザーが予めPC50に
て好みの音楽ファイルを「Activelog.mp3」という名前
にリネームしておいて、携帯機器10へ転送する。この
ようにすれば、携帯機器10における処理が簡単にな
る。
【0043】次に、カウントダウンの設定について説明
する。図6の画面(127b)の下段の「Count」(カ
ウント)という項目のところで、Non(カウントダウ
ンなし)か「5秒」又は「10秒」の何れかを選択す
る。カウントダウンなしが選択された場合には、アクテ
ィブログモードにおいてコントロールボタン16aを押
した瞬間に計測が開始され、音楽が設定されていれば音
楽の再生も同時に始まる。また、「5秒」又は「10
秒」に設定された場合には、所定のカウントダウンの音
声ファイルを再生して例えば「5,4,3,2,1,
0」という音声がスピーカ38により再生され「0」と
同時に計測及び音楽再生が始まる。
【0044】図7は図1の携帯機器10がアクティブロ
グモードに設定されときの処理過程を示したフローチャ
ートである。 (S11)CPU30は、ユーザーにより電源ボタン1
6hが操作されて電源がオンになると、GPS回路部3
2に対して計測を開始させ、GPS回路部32は現在位
置を計測する。 (S12)GPS回路部32はGPS衛星からの信号を
捕捉して現在位置を取得すると、現在位置での計測結果
(経度、緯度、高度)をCPU30に出力する。なお、
このGPS回路部32による計測は爾後も引き続き継続
される。
【0045】(S13)CPU30は、ユーザーの操作
ボタン16の操作信号を取り込んで表示部14に準備完
了の画面を表示させる。この準備完了の画面は図5の画
面(122a)が相当し、上記のように、サテライトビ
ュー画面(121)が現れている状態で、ビューボタン
16cによる切り替えによりアクティブログビユー画面
(122)を表示させ、更に、コントロールボタン16
aを操作することにより、計測開始の画面(122a)
に遷移する。
【0046】(S14)CPU30は、ユーザーにより
コントロールボタン16aが操作されることにより計測
を開始する。例えばこの携帯機器10をスキーに利用し
た場合には、ユーザーがスタート地点においてスタート
とともにコントロールボタン16aを押すことにより計
測が開始される。 (S15)CPU30は、例えば1秒毎に緯度・経度・
標高・速度を計算して、その計算結果をメモリ34に格
納し、その時間までの経過時間等を随時表示部14に表
示する。このとき、例えば時間経過を定期的に音声で知
らせたり、経過距離を音声で知らせたり、また、或る速
度に達すると所定の音声が流れるようにする。この計測
期間中の処理の詳細は後述する。
【0047】(S16)CPU30は、ユーザーにより
コントロールボタン16aが操作されることにより計測
を終了する。例えばユーザーがゴール地点にてコントロ
ールボタン16aを押すことにより終了する。
【0048】(S17)CPU30は、上記の処理(S
15)で得られたデータに基づいて各種のデータを計算
する。この計算処理の詳細は後述する。 (S18)CPU30は、計算された記録データを表示
部14に表示させる。 (S19)図5には図示されていないが、CPU30
は、上記の処理(S18)までのフローによって計算、
表示された該記録データを保存するかどうかを、ユーザ
ーに判断させるために、表示部14に「この記録データ
を保存するか?」という内容を表示し、ユーザーの操作
を待つ。この状態では「Yes」のアイコンにフォーカス
が当たっている。 (S20)CPU30は、上記の処理(S19)の判断
待ちの状態からユーザーによりコントロールボタン16
が操作される(保存に意志が示される)と、記録データ
をメモリ34に保存する。
【0049】図8は図1の携帯機器10がアクティブロ
グモードにおいてタイマースタートモードに設定された
ときの処理過程を示したフローチャートである。このフ
ローチャートにおいては、処理(S14a)、(S14
b)及び(S14c)の処理が図7の処理(S14)と
置き換えられているので、その相違部分について説明す
る。
【0050】(S14a)ユーザーがタイマーモードに
設定した状態で(図6の画面(127b)参照)、コン
トロールボタン16aを操作すると、CPU30はタイ
マーをスタートさせる。 (S14b)CPU30はカウントダウンを開始する。
例えば図6の画面(127b)において「5秒」が設定
されると、例えばスピーカ34からビープ音により「ピ
ッ、 ピッ、 ピッ、 ピッ、ピーン」という合図にな
る音を発生したり、音声(ファイブ、フォー、スリー、
ツウ、ワン、ゴー)を出力したり、又は表示部14に適
当な表示例えば「5 4 3 2 1 0」と表示して
も良い。
【0051】(S14c)CPU30はカウントダウン
してカウントが「0」になった時点で計測を開始する。
この後の処理は、図7に示された処理と同一である。な
お、このタイマースタートモードによれば、ユーザー
は、スタートの時に同時にコントロールボタン16aを
押さなくてはならないという煩わしい作業が回避でき
る。
【0052】次に、上記の処理(S15)又は(S14
b)期間における音声再生機能について説明する。本実
施形態においては上述のように音声再生機能(オーディ
オ回路部36、スピーカ38、オーディオコネクタ2
0)を有しており、以下のようなスポーツをより楽しま
せる演出ができる。 前述のアクティブログモード(ストップウォッチ機
能)での滑走中(スキーの場合)に予め設定した音楽を
再生する。 経過時間を定期的に知らせる。例えば10秒毎に「○
十秒経過」という音声を再生させる。
【0053】上述のカウントダウンや経過時間の告知の
実現方法としては、携帯機器10のメモリ34にカウン
トダウンの音声や、経過時間告知音声のファイルを格納
しておいて、CPU30の管理下にて再生することも考
えられるが、携帯機器10の構成を複雑にしないように
するための最適な手段としては、例えばPC50で予め
好みの編集をしておいて、携帯機器10では単なる音楽
ファイルとして再生する、ということが考えられる。具
体的には、図9に示されるように、PC50上の専用ア
プリケーションソフトにて、カウントダウンの音声、B
GM(バックグランドミュージック)となるファイル、
経過時間、効果音等をタイムテーブル上に好みの方法で
時系列に並べていき、それぞれの音量変化を決めて、合
成して1つの音楽ファイルとして携帯機器10に転送す
る。このときのアプリケーションソフトの仕様として、
例えば好まれやすい効果音や、カウントダウン音声など
はを予め登録しておくことにより、編集作業の操作性を
向上させることができる。このファイルを携帯機器10
に転送して、アクティブログモード(ストップウォッチ
機能)のBGMファイルとして設定すれば滑走中(計測
中)に再生することができる。
【0054】また、上述の機能とは別に、或る速度の範
囲(例えば50Km/h以上)、或る標高(例えば50
0m〜600m)、或る緯度・経度などの値を予め設定
しておき、機器の使用中(計測中)に設定値と、随時測
定された各種の値を比較することにより、その値に達し
た際に効果音を再生することも可能となる。例えば、5
0Km/hという時速に適すると「ウワォ(Wao)!」
という音声が再生されたり、或る標高に達し、又は或る
地点(範囲)に来ると「ウェルカム(Welcome)!」な
どの特定の音声が再生されるというゲーム性を持った機
能を実現することもできる。危険個所として記憶してお
けば、この範囲に入ると警告メッセージが再生されると
いった安全面での効果も期待できる。パラグライダーな
どの場合には標高の変化(下がっているのか上がってい
るのか)を、ビープ音パターンや音声などで知らせても
良い。また、GPS回路部32の出力に基づいて移動方
向を検出し、その移動方向と目標地点の方向とのずれ量
が、予め設定された特定の範囲に入った場合(または特
定の範囲から外れた場合)には適当な音を発生させて警
告するようにしてもよい。
【0055】更に、上述の内容を複合化することによ
り、複雑なシナリオを予め作成することも可能となる。
その場合にはPC50で予めシナリオを作成し、携帯機
器10へ転送することも可能であり、そのようにした場
合には操作性が向上する。具体的な使用例としては、例
えばクロスカントリーなどの遠距離スキーや、ハイキン
グ、軽登山といった数時間程度の長い時間での軌跡記録
を想定し、ある区間では「A」という音楽ファイルを再
生しながら、中間地点までの残り距離を定期的に知ら
せ、その後の区間では「B」という音楽ファイルを再生
しながら、ゴールまでの距離を定期的に知らせ、そし
て、全ての区間で、速度2km/h以下の状態が2分以
上続いたら警告音声を発するといったシーンが考えられ
るが、このように複雑な制御も可能となる。その実現に
際しては、例えばPC50上の専用アプリケーションに
よって、音楽ファイル、タイムテーブル、比較判断処理
命令などをまとめた1つのプログラムとして作成し、こ
れを携帯機器10へ転送して実行するという方法が考え
られる
【0056】次に、上記の処理(S17)における計算
方法について説明する。 (a)GPS回路部32は4ケ以上のGPS衛星からの
信号をGPSアンテナから受信し、GPS回路部32に
て信号処理することによって、携帯機器10の現在位置
(緯度、経度、標高(高度))が1秒毎にCPU30に
送信される。この1秒毎の緯度・経度・標高(高度)を
3次元座標としてプロットすることで軌跡ログが生成さ
れる。 (b)次に距離及び速度の計算方法について説明する。
或る時間(T0)に出力された緯度、経度、高度(X
0、Y0、Z0)とT0から1秒後の時間(T1)に出
力された緯度、経度、高度(X1、Y1、Z1)から、
この時間(T1)−(T0)=1秒間の距離(D)が次
式から求められる。
【0057】
【数1】
【0058】この計算方法によって求められた各間隔の
距離を積算することによって、スタート(計測開始)か
らストップ(計測終了)までの移動距離が求められる。
速度(V)については次式のように求められる。V=D
/T平均速度については、スタートからストップまでの
積算で得られた移動距離及び時間を前式に代入すること
で求められる。 (c)次に斜度については、次式にて求められる。
【0059】
【数2】
【0060】平均斜度については、前式のX0,Y0,
Z0にそれぞれ、スタート地点の座標を、X1,Y1,
Z1にそれぞれストップ地点の座標を代入することによ
って簡易的に求められるが、実際に使用者が滑走したコ
ースと異なることが予想される(直滑降のみでなく蛇行
する)ため、単位時間あたりの斜度を平均化することが
望ましい。
【0061】図10は上記の計測結果を表示したアクテ
ィブログビュー画面(122)である。この画面(12
2)において、「lap」は」スタートからストップま
での計測された時間を示しており、「MaxSpee
d」は計測された中で最も早かった速度を示し、「Av
eSpeed」は計測された時間中の平均速度を示し
て、「Distance」は計測された時間中に移動し
た距離を示し、「Alt.Dis.」は計測された時間
中に変化した標高差を示している。なお、グラフの部分
はスタート(Start)からゴール(Goal)(コ
ントロールボタンが押された時間、位置)までの距離又
は時間をとり、縦軸には左に標高、右に速度をとってい
る。計測時間中の標高の変化を実線でプロットして、速
度の変化を中間色で塗りつぶして表示している。
【0062】また、上記の処理(S20)において記録
を保持する場合には、記録された全ての情報を1つの滑
走記録(ファイル)としてメモリ34に保存をすること
ができる。その際、基本的には日時がファイル名とされ
るが、好みに応じて好きなファイル名とすることができ
る。
【0063】また、上記の滑走記録は、携帯機器10の
外部出力端子18からプリンタに接続して、所望の様式
にて印刷出力することができる。PC50に接続して印
刷することも可能である。
【0064】また、保存された滑走記録をPC50に転
送し、編集することで様々な応用方法が考えられる。携
帯機器10では経過時間(距離)を横軸にした2次元表
示となっていたが、滑走記録には例えば1秒毎の正確な
緯度・経度・標高・スピードが記録されているため、P
C50での編集により3次元表示とすることも可能であ
る。同じコースなら何回分かを比較したり、アニメーシ
ョン表示したりもできる。1シーズン分をためて、総合
何Kmの滑走をしたかなどもわかる。
【0065】次に、スキーをする際に本実施形態の携帯
機器10の使用方法について説明する。ユーザーはゲレ
ンデにてリフトから降り、滑走を始める前に、携帯機器
10の準備を前述の方法で完了し、滑走を始めると同時
にコントロールボタン16aを押す。ユーザーは滑走終
了地点に到達したところで、コントロールボタン16a
を押す。この時点で携帯機器10は瞬時に計算を終え、
図10に示されるように画面に滑走記録を表示する。こ
の記録は1つのファイルとしていくつも保存でき、閲覧
も可能である。これによってユーザーはその場で自分の
滑った記録を視覚的に振り返ることができる。滑り始め
てから終わるまでの斜面の変化や、その時点でのスピー
ドの変化などがわかる。
【0066】また、単に滑走時間だけではなく、平均速
度や、最大速度が分かるため、違うコースでもどれだけ
早く滑ったかを比較することもできる。また、平均斜
度、最大斜度もわかるため、例えば同じコースを滑った
場合でも蛇行して降りてきた場合に比べ、直滑降で降り
たときの斜度の違いなどが体感でき、どれくらい難易度
の高い滑りをしてきたかが、数値でわかる。違う人が同
じコースを滑った場合でもどれだけ難易度の高いコース
取りをしたかが、斜度等の記録を基に競い合ったりする
ことができる。これらの機能により、スキーをより楽し
めるだけでなく、例えば同じコースを何度も滑り続けた
場合に、数字的な比較ができ技量の向上が図れるという
効果もある。
【0067】また、ユーザーはそれぞれの滑走記録をロ
グとして保存しておき、帰宅してからPC50にそのロ
グを転送する。PC上では前述のように山岳の3次元地
図上に滑走軌跡を3次元表示させたり、いくつかの滑走
記録を統計処理することにより、日毎の比較やシーズン
毎の比較が可能となる。
【0068】実施形態2.図11は図1の携帯機器10
をスキーをする際に装着した状態を示した図であり、図
12は図11のデイパックの説明図である。機器本体1
2は図11に示されるように、ウェア60の腕62に固
定されている。この固定方法は図示していないが、マジ
ックテープ(登録商標)付きのバンドのような手段や、
クリップのような手段も考えられる。機器本体12のオ
ーディオコネクタ(出力端子)20に接続されたケーブ
ルはユーザーが背中に背負ったデイパック64につなが
れている。このデイパック64は市販されているデイパ
ックであり、オーディオ入力端子と電源(電池ボック
ス)、アンプ、スピーカを備えている。電源及びアンプ
はバックの袋部分にあり、ケーブルはそのアンプ入力部
に接続される(何れも図示せず)。スピーカ54は図示
されているようにショルダーベルト部66に装備されて
おり、ユーザーはここから音楽、音声を聞くことかで
き、イヤホンのように周囲の音が聞こえなくなることが
なく、スポーツをしながら安全に音楽を聴くことができ
る。滑走時の計測にあたっては、ユーザーは予めアクテ
ィブログモード(ストップウオッチ機能)にしておけ
ば、コントロールボタン16aをその状態で右手の指で
押すだけで済む。なお、スピーカ54はについては、聞
き取りやすい部位であれば、上記のショルダーベルト6
6以外の他の部位(又は物)に装備してもよい。
【0069】実施形態3.なお、上記の実施形態2の携
帯機器10においては、コントロールボタン16aを機
器本体12から分離した例について説明したが、その他
に、電源(電池ボックス)40やGPSアンテナ42を
別体にしたり、表示部14をストックに取り付けたりし
てもよい。また、携帯機器10をウェアに装着する態様
についても図11及び図12に示された態様に限定され
るものでなく、必要に応じて各種の態様が考えられる。
【0070】実施形態4.また、図1の携帯機器におい
ては音楽再生機能(オーディオ回路部36、スピーカ3
8、オーディオコネクタ20)及び方位センサ33があ
る場合の例であるが、それらを省略してもよい。また、
高所での使用を考慮すると、気圧センサを付加してもよ
い。
【0071】実施形態5.また、上記の説明ではスキー
に利用する例を中心に説明したが、その他、例えばスノ
ーボード、マウンテンバイク、スカイダイビング、ハン
ググライダー、パラグライダー、登山等にも同様に利用
することができる。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、GPS受
信装置により得られたデータに基づいて、標高変化推
移、平均斜度及び最大斜度の各記録データを求めるよう
にしたので、スキー、スノーボード、マウンテンバイク
等のスポーツをする際に最適なスポーツ支援用携帯機器
が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る携帯機器の回路構成
を示したブロック図である。
【図2】図1の携帯機器の斜視図である。
【図3】図2の携帯機器の左側面図、正面図及び右側面
図である。
【図4】図1の携帯機器の基本操作の体系図である。
【図5】図1の携帯機器のアクティブログモードの基本
操作の体系図である。
【図6】図1の携帯機器のアクティブログモードにおけ
るタイマースタートモードの基本操作の体系図である。
【図7】図1の携帯機器のアクティブログモードの処理
過程を示したフローチャートである。
【図8】図1の携帯機器のタイマースタートモードの処
理過程を示したフローチャートである。
【図9】PCでの音声ファイルの作成方法の説明図であ
る。
【図10】アクティブログビュー画面(計測画面)の説
明図である。
【図11】図1の携帯機器をスキーの際に装着した状態
を示した図である。
【図12】図11のデイパックの説明図である。
【符号の説明】
10 携帯機器 12 機器本体 14 表示部(ディスプレイ) 16 操作ボタン(キースイッチ) 16a コントロールボタン 16b ミュージックボタン 16c ビューボタン 16d キャンセルボタン 16e メニューボタン 16f ズームアウトボタン 16g ズームインボタン 16h 電源ボタン 18 外部出力端子 20 オーディオコネクタ 32 GPS回路部 33 方位センサ 34 メモリ 36 オーディオ回路部 38 スピーカ 40 電池 42 アンテナ 52 ヘッドホン 54 外部スピーカ 60 ウェア 62 腕 64 デイパック 66 ショルダーベルト部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 明善 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5J062 AA01 CC07 FF06 HH05

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPS受信装置と、 該GPS受信装置により得られたデータに基づいて、標
    高変化推移、平均斜度及び最大斜度の各記録データを求
    める演算手段とを備えたことを特徴とするスポーツ支援
    用携帯機器。
  2. 【請求項2】 表示装置を備え、前記演算手段は、前記
    記録データを前記表示装置に表示させることを特徴とす
    る請求項1記載のスポーツ支援用携帯機器。
  3. 【請求項3】 第1の記憶手段を備え、前記演算手段
    は、前記記録データを前記第1の記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のスポーツ支援用
    携帯機器。
  4. 【請求項4】 各種の操作信号を入力するための操作手
    段を備え、前記演算手段は、前記操作手段の操作信号に
    基づいて計測開始及び計測終了のタイミングを得て、そ
    の計測期間におけるGPS受信装置からのデータに基づ
    いて前記記録データを求めることを特徴とする請求項1
    乃至3の何れかに記載のスポーツ支援用携帯機器。
  5. 【請求項5】 前記演算手段は、更に、移動時間、移動
    距離、標高差、平均速度及び最大速度の内、少なくとも
    1以上の記録データを求めることを特徴とする請求項1
    乃至4の何れかに記載のスポーツ支援用携帯機器。
  6. 【請求項6】 前記演算手段は、前記記録データを前記
    表示装置の1画面に表示させることを特徴とする請求項
    2乃至5の何れかに記載のスポーツ支援用携帯機器。
  7. 【請求項7】 前記演算手段は、時間及び距離を横軸に
    し、標高及び速度を縦軸にして、前記表示装置に標高及
    び速度をグラフ表示させることを特徴とする請求項6記
    載のスポーツ支援用携帯機器。
  8. 【請求項8】 前記演算手段は、平均速度及び最大速度
    と、平均斜度及び最大斜度とを前記表示装置に数値表示
    させることを特徴とする請求項6又は7記載のスポーツ
    支援用携帯機器。
  9. 【請求項9】 音声発生手段を備え、前記演算手段は前
    記音声発生手段を駆動して音声を発生させることを特徴
    とする請求項1乃至8の何れかに記載のスポーツ支援用
    携帯機器。
  10. 【請求項10】 前記演算手段は、動作モードがタイマ
    ースタートモードに設定されていると、前記操作手段に
    よる操作信号が入力した後に、設定された時間を経過し
    た時点から計測を開始することを特徴とする請求項4乃
    至9の何れかに記載のスポーツ支援用携帯機器。
  11. 【請求項11】 前記演算手段は、前記操作手段による
    操作信号が入力した後に、設定された時間を経過するま
    での間、前記音声発生手段による音声発生によってカウ
    ントダウンをさせることを特徴とする請求項9又は10
    記載のスポーツ支援用携帯機器。
  12. 【請求項12】 前記演算手段は、前記操作手段による
    操作信号が入力した後に、設定された時間を経過するま
    での間、前記表示装置による画面表示によってカウント
    ダウンをさせることを特徴とする請求項10又は11記
    載のスポーツ支援用携帯機器。
  13. 【請求項13】 前記演算手段は、計測期間中に音声フ
    ァイルを再生して、その再生信号に基づいて前記音声発
    生手段を駆動させることを特徴とする請求項9乃至12
    の何れかに記載のスポーツ支援用携帯機器。
  14. 【請求項14】 前記演算手段は、計測開始からの経過
    時間を計測して、前記音声発生手段を駆動して前記経過
    時間を知らせることを特徴とする請求項9乃至13の何
    れかに記載のスポーツ支援用携帯機器。
  15. 【請求項15】 カウントダウンに対応した音声信号、
    音楽データ、経過音及び効果音の内、少なくとも2以上
    のデータを再生の時系列に従って合成した音声ファイル
    が格納された第2の記憶手段を備え、前記演算手段は、
    前記操作手段による操作信号が入力した後に前記音声フ
    ァイルを再生して前記音声発生手段を駆動させることを
    特徴とする請求項9乃至14の何れかに記載のスポーツ
    支援用携帯機器。
  16. 【請求項16】 前記演算手段は、前記GPS受信装置
    により得られた位置、標高、又は速度が予め設定された
    特定の範囲に入った場合には前記音声発生手段を駆動し
    て、予め設定された音声を再生させることを特徴とする
    請求項9乃至15の何れかに記載のスポーツ支援用携帯
    機器。
  17. 【請求項17】 前記演算手段は、前記GPS受信装置
    によりデータに基づいて移動方向を検出し、その移動方
    向と目標地点の方向とのずれ量が、予め設定された特定
    の範囲に入った場合には前記音声発生手段を駆動して、
    予め設定された音声を再生させることを特徴とする請求
    項9乃至16の何れかに記載のスポーツ支援用携帯機
    器。
  18. 【請求項18】 経過時間又は移動距離に対応した音声
    信号の音声ファイルが格納された第3の記憶手段を備
    え、前記演算手段は、経過時間又は移動距離に応じて前
    記音声ファイルを再生して前記音声発生手段を駆動させ
    ることを特徴とする請求項9記載の記載のスポーツ支援
    用携帯機器。
  19. 【請求項19】 前記音声発生手段を機器本体と別体と
    し、機器本体をスポーツウェアに装着し、前記音声発生
    手段を聞き取り易い部位に装着することを特徴とする請
    求項9乃至18の何れかに記載のスポーツ支援用携帯機
    器。
  20. 【請求項20】 請求項1乃至19の何れかに記載のス
    ポーツ支援用携帯機器の演算手段の処理を中央処理装置
    に行なわせることを特徴とするプログラム。
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