JP2003235951A - 薬剤供給装置 - Google Patents

薬剤供給装置

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JP2003235951A
JP2003235951A JP2002038215A JP2002038215A JP2003235951A JP 2003235951 A JP2003235951 A JP 2003235951A JP 2002038215 A JP2002038215 A JP 2002038215A JP 2002038215 A JP2002038215 A JP 2002038215A JP 2003235951 A JP2003235951 A JP 2003235951A
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JP
Japan
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supply device
discharge
drug
narrowing
stenosis
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Pending
Application number
JP2002038215A
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English (en)
Inventor
Rihachi Kitamura
利八 北村
Hiroshi Kato
弘 加藤
Mariko Yamaguchi
麻理子 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T Hasegawa Co Ltd
Original Assignee
T Hasegawa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】芳香剤などの薬液剤を使用期間を通じて定量供
給又は定量揮散させることができ、かつ安価に製造する
ことができる薬剤供給装置を提供すること。 【解決手段】 薬液剤が収容されるとともに、吐出口を
下部に備えた軟包装体容器と、前記吐出口に配設された
吐出供給栓と、前記軟包装体容器を狭窄保持する狭窄部
材と、前記狭窄部材を支持する支持台と、前記支持台に
収容され、前記吐出供給栓から供給される薬液剤を揮散
させる揮散体とからなる薬剤供給装置であって、前記軟
包装体容器を狭窄保持する前記狭窄部材により薬液剤の
液位調節機能を具備することを特徴とする薬剤供給装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬剤供給装置に関
する。さらに詳しくは、玄関、トイレ、浴室、自動車内
等に設置して、芳香剤、消臭剤等の薬剤を周囲空間に揮
散させる薬剤供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、室内等で液体芳香剤などの薬剤を
揮散させる薬剤供給装置としては、正立型又は倒立型の
ものが知られている。倒立型の薬剤供給装置は、容器の
下部に配設された供給体から容器の下方にある揮散体へ
薬剤を移行させるものであることから、薬剤を上方に吸
い上げて揮散させる正立型のものに比べ、薬剤が供給体
を介して揮散体へ良好に供給される点で優れている。
【0003】しかしながら、従来の倒立型の薬剤供給装
置においては、容器内への空気の流入が容易に行われる
反面、容器外部への気体の排出が難しいため、温度変化
に伴う容器内圧力変化の影響を受け、薬液剤が異常吐出
されるなどの問題点があった。
【0004】上述した問題点を解決するため、例えば、
温度変化に応じて、容器上部空間内の気体を外部に逃す
パイプが形成されている揮散性薬剤除放器(特開平9−
253185号公報)、薬液剤の収容容器として柔軟性
を有する軟包装体を用いた揮散性薬剤除放器(特開平9
−276387号公報)などが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来提案され
ている倒立型の薬剤供給装置は、それなりに薬剤の異常
吐出の改善効果は見られるものの、例えば、薬液剤の液
位の調節、すなわち、ヘッド圧の一定化については考慮
されておらず、薬液剤の定量吐出の点では満足できるも
のではない。
【0006】従って、本発明の目的は、芳香剤などの薬
液剤を使用期間を通じて定量供給又は定量揮散させるこ
とができ、かつ安価に製造することができる薬剤供給装
置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上述の課題
を解決するために鋭意検討した結果、今回、薬液剤が収
容されるとともに、吐出口を下部に備えた軟包装体容器
を狭窄保持する狭窄部材を用いることにより、薬液剤の
液位を調節し、ヘッド圧を一定化することができ、芳香
剤などの薬液剤を使用期間を通じて定量供給又は定量揮
散させることができることを見出し本発明を完成するに
至った。
【0008】かくして、本発明によれば、薬液剤が収容
されるとともに、吐出口を下部に備えた軟包装体容器
と、前記吐出口に配設された吐出供給栓と、前記軟包装
体容器を狭窄保持する狭窄部材と、前記狭窄部材を支持
する支持台と、前記支持台に収容され、前記吐出供給栓
から供給される薬液剤を揮散させる揮散体とからなる薬
剤供給装置であって、前記軟包装体容器を狭窄保持する
前記狭窄部材により薬液剤の液位調節機能を具備せしめ
ることを特徴とする薬剤供給装置が提供される。
【0009】また本発明は、上記薬剤供給装置におい
て、狭窄部材にさらに狭窄補助部材を備え、自動又は手
動操作により薬液剤の液位調節機能を具備せしめること
を特徴とする薬剤供給装置を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付した図面を参照して、本
発明の薬剤供給装置を説明する。図1は本発明の薬剤供
給装置の説明図を、図2及び図3は本発明の薬剤供給装
置の液位調節機構を示す説明図を、図4は本発明の薬剤
供給装置の吐出供給栓の説明図を示す。
【0011】図1の(A)は、本発明の薬剤供給装置の
斜視図を示し、(B)は本発明の薬剤供給装置の縦断面
図である。本発明の薬剤供給装置1は、液体芳香剤など
の薬剤が隙間なく充填されるとともに、吐出口3を下部
に備えた柔軟性を有する軟包装体容器2と、吐出口3に
嵌合する吐出供給栓4と接触し、この吐出供給栓4から
から供給される薬液剤を周囲空間に揮散させる揮散体7
を備え、前記軟包装体容器2は、薬液剤の減少に伴う液
位の低下、すなわちヘッド圧の減少を調節するために、
軟包装体容器2の前・後面を挟みつけ保持する狭窄部材
5からなり、この狭窄部材5の一端は、前記揮散体を内
部に収容する支持台6によって支持されている。
【0012】軟包装体容器2は、柔軟性を有する合成樹
脂製又は合成樹脂とアルミニウムや酸化ケイ素をラミネ
ート及び/又は蒸着したフィルムからなる袋状成形品を
用いることができ、通常の製袋技術やブロー成形等によ
り調達することができる。この軟包装体容器2は透明部
材を採用することによりインテリア性も向上して好まし
い。また、軟包装体容器2の下部の吐出口3には、吐出
供給栓4が嵌合されている。吐出供給栓の詳細について
は後述する。
【0013】揮散体7は、図1に示すように支持台6の
底部又は背もたれ部に配置され、多孔質焼結体や発泡体
などの多孔質材あるいは濾紙などを例示することができ
るが、吸液性を有するものであれば特に制限されない。
【0014】図2および図3は、本発明の薬剤供給装置
1における液位調節機構の説明図である。軟包装体容器
2は、薬液剤の減少に伴う液位の低下、すなわちヘッド
圧の減少を調節するために、軟包装体容器2の前・後面
を挟みつけ保持する狭窄部材5を備えることにより使用
期間を通して薬液剤の定量供給を可能とすることができ
る。狭窄部材5には、液位調節を補助する狭窄補助部材
8が具備されている。図2の(A)は、支持台6に設け
られた溝に狭窄補助部材8であるフックを移動させる手
動調節型、図2の(B)は、狭窄補助部材8としてコイ
ルスプリングを用いた自動調節型、図2の(C)は、狭
窄部材5の前面に加重を配置した自動調節型の液位調節
機構の1実施態様を示している。また、図3の(A)
は、支持台6の底部の表面に凹凸を設け、狭窄部材5の
両端を移動させる多段調節型、図3の(B)は、狭窄補
助部材8としてネジを用いた無段調節型の液位調節機構
の1実施態様を示している。狭窄部材5は、軟包装体容
器2の液位を調節するとともに、薬液剤の自重による軟
包装体容器2の下部への液の下垂、軟包装体容器2の表
面の不整化(シワ、波打ち等)などの醜悪な形状の形成
を回避するためにも有効である。狭窄部材5の材質は特
に制限されず、例えば、アクリル樹脂、ポリエチレンテ
レフタレート、ガラスなどを利用することができる。こ
の狭窄部材5及び軟包装体容器2は透明部材を採用する
ことにより、例えば、カレンダー、写真などを狭窄部材
5と軟包装体容器2の中間部又は外面に装着することに
よりインテリア性を向上することができ好ましい。
【0015】図4は、軟包装体容器2の下部の吐出口3
に嵌合された吐出供給栓4の説明図である。吐出供給栓
4は、吸液性を有する、例えば、多孔質毛管体、繊維束
毛管体、中空毛管成形体、多壁毛管溝成形体などを挙げ
ることができる。吐出供給栓4は、例えば、メタルホル
ダーなどの吐出供給栓ホルダー9により固定され、吐出
口ホルダー10に装着されている。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、芳香剤などの薬液剤を
使用期間を通じて定量供給又は定量揮散させることがで
き、かつ安価に製造することができる薬剤供給装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明の薬剤供給装置の斜視図である。 (B)本発明の薬剤供給装置の縦断面図である。
【図2】本発明の薬剤供給装置の液位調節機構を示す説
明図である。
【図3】本発明の薬剤供給装置の液位調節機構を示す説
明図である。
【図4】本発明の薬剤供給装置の吐出供給栓の断面図で
ある。
【符号の説明】
1.薬剤供給装置 2.軟包装体容器 3.吐出口 4.吐出供給栓 5.狭窄部材 6.支持台 7.揮散体 8.狭窄補助部材 9.吐出供給栓ホルダー 10.吐出口ホルダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C002 AA01 AA03 BB03 BB09 DD02 FF02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬液剤が収容されるとともに、吐出口を下
    部に備えた軟包装体容器と、前記吐出口に配設された吐
    出供給栓と、前記軟包装体容器を狭窄保持する狭窄部材
    と、前記狭窄部材を支持する支持台と、前記支持台に収
    容され、前記吐出供給栓から供給される薬液剤を揮散さ
    せる揮散体とからなる薬剤供給装置であって、前記軟包
    装体容器を狭窄保持する前記狭窄部材により薬液剤の液
    位調節機能を具備せしめることを特徴とする薬剤供給装
    置。
  2. 【請求項2】狭窄部材にさらに狭窄補助部材を備え、自
    動又は手動操作により薬液剤の液位調節機能を具備せし
    めることを特徴とする請求項1記載の薬剤供給装置。
JP2002038215A 2002-02-15 2002-02-15 薬剤供給装置 Pending JP2003235951A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082248A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Dainippon Printing Co Ltd 薬剤揮散装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009082248A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Dainippon Printing Co Ltd 薬剤揮散装置

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