JP2003235078A - 通信装置、通信装置の盗難防止方法、およびそのプログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の盗難防止方法、およびそのプログラム

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JP2003235078A
JP2003235078A JP2002032435A JP2002032435A JP2003235078A JP 2003235078 A JP2003235078 A JP 2003235078A JP 2002032435 A JP2002032435 A JP 2002032435A JP 2002032435 A JP2002032435 A JP 2002032435A JP 2003235078 A JP2003235078 A JP 2003235078A
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speaker
collation
score
communication device
digital signal
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Tatsuya Kimura
達也 木村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信装置が盗難等の後に不正使用された場合
のセキュリティ対策を充実させた通信装置、通信装置の
盗難防止方法、およびそのプログラムを提供すること。 【解決手段】 音を入力し、ディジタル信号にAD変換
する手段111、112と、ディジタル信号と、特定話
者のあらかじめ登録されている音声のデータとを照合
し、照合スコアを生成する話者照合手段114と、照合
スコアの累積値を算出し、算出された照合スコアの累積
値に基づいて特定話者の使用であるか否かを判定する判
定手段116と、照合において参照される音声のデータ
等の情報を格納し、判定において参照する照合スコアの
累積値を保持する記憶手段115、117と、判定の結
果が特定話者以外の使用を示す場合に、所定の通知先の
装置に不正使用の疑いがある旨の情報を送信する不正使
用情報送信手段119と、外部の装置との間で送受信を
行う手段113、120とからなる構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、話者認識を用いた
携帯電話端末等の通信装置およびプログラムに関し、話
者認識による個人認証を用いて実現される盗難防止機能
を有する通信装置、通信装置の盗難防止方法およびその
プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、話者認識を用いた通信装置に関す
る技術として例えば、特開2000−349865号公
報に記載されたものが知られている。図7に示す上記従
来技術による通信装置700では、マイクロホン711
およびAD変換部712により構成される音声入力部
と、特定の話者を認識可能な話者認識処理部713と、
話者認識のためのパラメータが記憶されている特定話者
識別パラメータ記憶部714と、話者認識の一致度を判
定する一致度判断部715と、音声通信処理部716と
から構成され、あらかじめ記憶された特定の話者の音声
であると判断された場合のみ、入力音声を通信に供する
信号に変換して通信の相手側に伝達する機能が実現され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通信装置では、話者認識の後に登録された話者以外の音
声が通信されるのを停止する機能は提供されるものの、
例えば所有者が、盗難や不正使用の事実を知ることがで
きない等のため、セキュリティの充実が図れないという
問題があった。
【0004】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、通信装置が盗難等の後に不正使用され
た場合に、不正使用の事実を所有者等の正当な利用者へ
通知し、使用を制限し、または警告メッセージを出力す
る等のセキュリティ対策の充実が図れる通信装置、通信
装置の盗難防止方法、およびそのプログラムを提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の通信装置は、音
を入力しディジタル信号にAD変換する手段と、前記デ
ィジタル信号と所定の話者である特定話者のあらかじめ
登録されている音声のデータとを照合し照合スコアを生
成する話者照合手段と、前記照合スコアの累積値を算出
し算出された前記照合スコアの累積値に基づいて前記特
定話者の使用であるか否かを判定する判定手段と、前記
照合において参照される前記音声のデータを含む情報を
格納し前記判定において参照する前記照合スコアの累積
値を保持する記憶手段と、前記判定の結果が特定話者以
外の使用を示す場合に所定の通知先の装置に不正使用の
疑いがある旨の情報を送信する不正使用情報送信手段
と、外部の装置との間で送受信を行う手段とを備えた構
成を有している。この構成により、不正使用と判定され
たときは、あらかじめ定められている通知先の装置へ不
正使用の疑いがある旨の情報を送信するように動作する
ため、通信装置の所有者が不正使用の事実を知ることが
可能な通信装置を実現することができる。
【0006】また、本発明の通信装置は、音を入力しデ
ィジタル信号にAD変換する手段と、前記ディジタル信
号と所定の話者である特定話者のあらかじめ登録されて
いる音声のデータとを照合し照合スコアを生成する話者
照合手段と、前記照合スコアの累積値を算出し算出され
た前記照合スコアの累積値に基づいて前記特定話者の使
用であるか否かを判定する判定手段と、前記照合におい
て参照される前記音声のデータを含む情報を格納し前記
判定において参照する前記照合スコアの累積値を保持す
る記憶手段と、前記判定の結果が特定話者以外の使用を
示す場合に所定の通知先の装置に不正使用の疑いがある
旨の情報を送信する不正使用情報送信手段と、外部の装
置との間で送受信を行う手段とを備え、前記話者照合手
段、前記判定手段、前記記憶手段、および前記不正使用
情報送信手段は前記外部の装置との間の前記送受信を行
う機能に影響を与えることなく、前記所定の通知先へ不
正使用の疑いがある旨の情報を送信する構成を有してい
る。この構成により、不正使用と判定されたときは、あ
らかじめ定められている通知先の装置へ不正使用の疑い
がある旨の情報を前記外部の装置との間の送受信処理を
行う機能に影響を与えることなく、送信するように動作
するため、不正使用者に知られることなく、通信装置の
所有者が不正使用の事実を知ることが可能な通信装置を
実現することができる。
【0007】また、本発明の通信装置は、音を入力しデ
ィジタル信号にAD変換する手段と、前記ディジタル信
号と所定の話者である特定話者のあらかじめ登録されて
いる音声のデータとを照合し照合スコアを生成する話者
照合手段と、前記照合スコアの累積値を算出し算出され
た前記照合スコアの累積値に基づいて前記特定話者の使
用であるか否かを判定する判定手段と、前記照合におい
て参照される前記音声のデータを含む情報を格納し前記
判定において参照する前記照合スコアの累積値を保持す
る記憶手段と、外部の装置との間で送受信を行う手段
と、前記判定の結果が特定話者以外の使用を示す場合
に、少なくとも外部の装置との間の前記送受信を行う機
能の全部または一部を使用不能にする制御手段とを備え
た構成を有している。この構成により、不正使用と判定
されたときは、通信装置の機能の全部または一部を使用
不能にするように動作するため、不正使用を防御するこ
とが可能な通信装置を実現することができる。
【0008】また、本発明の通信装置は、音を入力しデ
ィジタル信号にAD変換する手段と、前記ディジタル信
号と所定の話者である特定話者のあらかじめ登録されて
いる音声のデータとを照合し照合スコアを生成する話者
照合手段と、前記照合スコアの累積値を算出し算出され
た前記照合スコアの累積値に基づいて前記特定話者の使
用であるか否かを判定する判定手段と、前記照合におい
て参照される前記音声のデータを含む情報を格納し前記
判定において参照する前記照合スコアの累積値を保持す
る記憶手段と、外部の装置との間で送受信を行う手段
と、前記判定の結果が特定話者以外の使用を示す場合
に、少なくとも外部の装置との間の前記送受信を行う機
能の全部または一部を使用不能にする制御手段とを備
え、前記話者照合手段、前記判定手段、および前記記憶
手段は前記外部の装置との間の前記送受信を行う機能に
影響を与えることなく動作する構成を有している。この
構成により、前記外部の装置との間の前記送受信機能に
影響を与えることなく不正使用であるか否かを判定し、
不正使用と判定されたときに、通信装置の機能の全部、
または一部を使用不能にするように動作するため、前記
特定話者の前記外部の装置との間の前記送受信機能に影
響を与えることなく不正使用を防御することが可能な通
信装置を実現することができる。
【0009】また、本発明の通信装置は、音を入力しデ
ィジタル信号にAD変換する手段と、前記ディジタル信
号と所定の話者である特定話者のあらかじめ登録されて
いる音声のデータとを照合し照合スコアを生成する話者
照合手段と、前記照合スコアの累積値を算出し算出され
た前記照合スコアの累積値に基づいて前記特定話者の使
用であるか否かを判定する判定手段と、前記照合におい
て参照される前記音声のデータを含む情報を格納し前記
判定において参照する前記照合スコアの累積値を保持す
る記憶手段と、前記判定の結果が特定話者以外の使用を
示す場合に、文字を表示しあるいは音声を発して不正使
用である旨の警告を発する警告出力手段と、外部の装置
との間で送受信を行う手段とを備えた構成を有してい
る。この構成により、不正使用と判定されたときは、通
信装置のディスプレイまたはスピーカ等を介して、文字
を表示しあるいは音声を発する等をもって不正使用であ
る旨の警告を発するため、不正使用を防御することが可
能な通信装置を実現することができる。
【0010】また、本発明の通信装置の盗難防止方法
は、音を入力しディジタル信号にAD変換するステップ
と、前記ディジタル信号と所定の話者である特定話者の
あらかじめ登録されている音声のデータとを照合して照
合スコアを生成し前記照合スコアの累積値を算出する照
合スコア累積ステップと、前記照合スコアの累積値に基
づいて前記特定話者の使用であるか否かを判定する判定
ステップと、前記判定の結果が特定話者以外の使用を示
す場合に、所定の通知先の装置に不正使用の疑いがある
旨の情報を送信する不正使用情報送信ステップとを備え
た構成を有している。この構成により、不正使用と判定
されたときは、あらかじめ定められている通知先の装置
へ不正使用の疑いがある旨の情報を送信するように動作
するため、通信装置の所有者が不正使用の事実を知るこ
とが可能な通信装置の盗難防止方法を実現することがで
きる。
【0011】また、本発明の通信装置の盗難防止方法
は、音を入力しディジタル信号にAD変換するステップ
と、前記ディジタル信号と所定の話者である特定話者の
あらかじめ登録されている音声のデータとを照合して照
合スコアを生成し前記照合スコアの累積値を算出する照
合スコア累積ステップと、前記照合スコアの累積値に基
づいて前記特定話者の使用であるか否かを判定する判定
ステップと、前記判定の結果が特定話者以外の使用を示
す場合に、所定の通知先の装置に不正使用の疑いがある
旨の情報を送信する不正使用情報送信ステップとを備
え、前記不正使用情報送信ステップで、外部の装置との
間の送受信機能に影響を与えることなく、前記所定の通
知先の装置に不正使用の疑いがある旨の情報を送信する
構成を有している。この構成により、不正使用と判定さ
れたときは、あらかじめ定められている通知先の装置へ
不正使用の疑いがある旨の情報を前記外部の装置との間
の前記送受信機能に影響を与えることなく、送信するよ
うに動作するため、不正使用者に知られることなく、通
信装置の所有者が不正使用の事実を知ることが可能な通
信装置の盗難防止方法を実現することができる。
【0012】また、本発明の通信装置の盗難防止方法
は、音を入力しディジタル信号にAD変換するステップ
と、前記ディジタル信号と所定の話者である特定話者の
あらかじめ登録されている音声のデータとを照合して照
合スコアを生成し前記照合スコアの累積値を算出する照
合スコア累積ステップと、前記照合スコアの累積値に基
づいて前記特定話者の使用であるか否かを判定する判定
ステップと、前記判定の結果が特定話者以外の使用を示
す場合に、少なくとも外部の装置との間の送受信機能の
全部または一部を使用不能にする制御ステップとを備え
た構成を有している。この構成により、不正使用と判定
されたときは、通信装置の機能の全部または一部を使用
不能にするように動作するため、不正使用を防御するこ
とが可能な通信装置の盗難防止方法を実現することがで
きる。
【0013】また、本発明の通信装置の盗難防止方法
は、音を入力しディジタル信号にAD変換するステップ
と、前記ディジタル信号と所定の話者である特定話者の
あらかじめ登録されている音声のデータとを照合して照
合スコアを生成し前記照合スコアの累積値を算出する照
合スコア累積ステップと、前記照合スコアの累積値に基
づいて前記特定話者の使用であるか否かを判定する判定
ステップと、前記判定の結果が特定話者以外の使用を示
す場合に、文字を表示しあるいは音声を発して不正使用
である旨の警告を発する警告出力ステップとを備えた構
成を有している。この構成により、不正使用と判定され
たときは、通信装置のディスプレイまたはスピーカ等を
介して、文字を表示しあるいは音声を発する等をもって
不正使用である旨の警告を発するため、不正使用を防御
することが可能な通信装置の盗難防止方法を実現するこ
とができる。
【0014】また、本発明の通信装置の盗難防止方法
は、音を入力しディジタル信号にAD変換するステップ
と、前記ディジタル信号と所定の話者である特定話者の
あらかじめ登録されている音声のデータとを照合して照
合スコアを生成し前記照合スコアの累積値を算出する照
合スコア累積ステップと、前記照合スコアの累積値に基
づいて前記特定話者の使用であるか否かを判定する判定
ステップと、前記判定の結果が特定話者以外の使用を示
す場合に、少なくとも外部の装置との間の送受信機能の
全部または一部を使用不能にする制御ステップとを備
え、あるいは、音を入力しディジタル信号にAD変換す
るステップと、前記ディジタル信号と所定の話者である
特定話者のあらかじめ登録されている音声のデータとを
照合して照合スコアを生成し前記照合スコアの累積値を
算出する照合スコア累積ステップと、前記照合スコアの
累積値に基づいて前記特定話者の使用であるか否かを判
定する判定ステップと、前記判定の結果が特定話者以外
の使用を示す場合に、文字を表示しあるいは音声を発し
て不正使用である旨の警告を発する警告出力ステップと
を備え、前記照合スコア累積ステップおよび前記判定ス
テップは外部の装置との間の送受信機能に影響を与える
ことなく処理する構成を有している。この構成により、
前記外部の装置との間の前記送受信機能に影響を与える
ことなく不正使用であるか否かを判定し、不正使用と判
定されたときは、通信装置の機能の全部または一部を使
用不能にするように動作するため、あるいは、上記不正
使用と判定されたときは、通信装置のディスプレイまた
はスピーカ等を介して、文字を表示しあるいは音声を発
する等をもって不正使用である旨の警告を発するため、
前記特定話者の前記外部の装置との間の前記送受信機能
に影響を与えることなく不正使用を防御することが可能
な通信装置の盗難防止方法を実現することができる。
【0015】また、本発明の通信装置の盗難防止方法の
プログラムは、コンピュータに入力された音をAD変換
したディジタル信号と、所定の話者である特定話者のあ
らかじめ登録されている音声のデータとを照合して照合
スコアを生成し前記照合スコアの累積値を算出する照合
スコア累積ステップと、前記照合スコアの累積値に基づ
いて前記特定話者の使用であるか否かを判定する判定ス
テップと、前記判定の結果が特定話者以外の使用を示す
場合に、所定の通知先の装置に不正使用の疑いがある旨
の情報を送信するための制御信号を生成する制御ステッ
プとを備えた構成を有している。この構成により、不正
使用と判定されたときは、あらかじめ定められている通
知先の装置に不正使用の疑いがある旨の情報を送信する
ように動作するため、通信装置の所有者が不正使用の事
実を知ることが可能な通信装置の盗難防止方法のプログ
ラムを実現することができる。
【0016】また、本発明の通信装置の盗難防止方法の
プログラムは、コンピュータに入力された音をAD変換
したディジタル信号と、所定の話者である特定話者のあ
らかじめ登録されている音声のデータとを照合して照合
スコアを生成し前記照合スコアの累積値を算出する照合
スコア累積ステップと、前記照合スコアの累積値に基づ
いて前記特定話者の使用であるか否かを判定する判定ス
テップと、前記判定の結果が特定話者以外の使用を示す
場合に、少なくとも外部の装置との間の送受信機能の全
部または一部を使用不能にするための制御信号を生成す
る制御ステップとを備えた構成を有している。この構成
により、不正使用と判定されたときは、通信装置の機能
の全部または一部を使用不能にするように動作するた
め、不正使用を防御することが可能な通信装置の盗難防
止方法のプログラムを実現することができる。
【0017】また、本発明の通信装置の盗難防止方法の
プログラムは、コンピュータに入力された音をAD変換
したディジタル信号と、所定の話者である特定話者のあ
らかじめ登録されている音声のデータとを照合して照合
スコアを生成し前記照合スコアの累積値を算出する照合
スコア累積ステップと、前記照合スコアの累積値に基づ
いて前記特定話者の使用であるか否かを判定する判定ス
テップと、前記判定の結果が特定話者以外の使用を示す
場合に、文字を表示しあるいは音声を発して不正使用で
ある旨の警告を発するための制御信号を生成する制御ス
テップとを備えた構成を有している。この構成により、
不正使用と判定されたときは、通信装置のディスプレイ
またはスピーカ等を介して、文字を表示しあるいは音声
を発する等をもって不正使用である旨の警告を発するた
め、不正使用を防御することが可能な通信装置の盗難防
止方法のプログラムを実現することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について、図面を用いて説明する。図1に示すように、
本発明の第1の実施の形態の通信装置100は、音声を
入力するためのマイクロホン111、入力音声をディジ
タル信号にAD変換するAD変換手段112、公知の送
信処理を実行する通信処理手段113、特定話者の音声
のデータ等が格納されている第1の記憶手段115、A
D変換後の信号と第1の記憶手段115に格納されてい
る音声のデータ等とを照合し、照合スコアを生成する話
者照合手段114、照合スコアの累積値を算出し、算出
した照合スコアの累積値に基づいて特定話者の使用であ
るか否かを判定する判定手段116、照合スコアの累積
値を保持する第2の記憶手段117、特定話者以外の使
用と判定された場合は不正使用とみなし、後述の不正使
用情報送信手段119に所定の制御信号を出力する制御
手段118、制御信号が入力された際に、所定の通知先
の装置へ不正使用の疑いがある旨の情報を送信する不正
使用情報送信手段119、および公知の受信処理を実行
する受信手段120によって構成される。なお、マイク
ロホン111、AD変換手段112、通信処理手段11
3、および受信手段120によって公知の移動体通信装
置の機能が実現される。
【0019】マイクロホン111は、外部からの音声を
入力とし、音声を電気信号に変換してAD変換手段11
2に出力するための手段である。AD変換手段112
は、マイクロホン111から入力された音声の電気信号
をディジタル信号にAD変換し、通信処理手段113お
よび話者照合手段114に出力するための手段である。
【0020】通信処理手段113は、AD変換手段11
2から入力された上記ディジタル信号に公知の送信処理
を施し、アンテナを介して入力音声等を送信信号として
出力するための手段である。
【0021】話者照合手段114は、AD変換手段11
2から入力された上記ディジタル信号と後述の第1の記
憶手段115に格納されている特定話者の音声のデータ
等とに基づいて、入力音声に対する照合スコアを生成
し、判定手段116に出力するための手段である。ここ
で、特定話者とは、あらかじめ登録された所定の話者で
ある。また、照合スコアとは、入力音声を発している者
の音声から抽出された音声のデータと特定話者の音声の
データを比較した結果として求められる、入力音声を発
している者が特定話者以外である確からしさを示す値な
どである。
【0022】第1の記憶手段115は、特定話者の音声
のデータおよび音響パラメータ等であって、話者照合手
段114によって参照されるデータ等を格納するための
手段である。ここで、音響パラメータとは、話者照合手
段114において話者を照合するための処理において用
いられるパラメータである。
【0023】判定手段116は、話者照合手段114に
よって得られた照合スコアと、後述の第2の記憶手段1
17に格納されている累積照合スコアとを加算すること
により、新たな累積照合スコアを算出し、新たな累積照
合スコアを後述の第2の記憶手段117に格納し、新た
な累積照合スコアに応じて特定話者の使用であるか否か
を判定し、判定結果を制御手段118に出力するための
手段である。ここで、累積照合スコアとは、照合スコア
を時間、または頻度等に関して累積したものであり、例
えば照合スコアと時間との積に関する情報、または照合
スコアと頻度との積に関する情報等である。
【0024】第2の記憶手段117は、判定手段116
から入力された累積照合スコアを保持し、判定手段11
6における新たな累積照合スコアの算出のために、保持
している累積照合スコアを判定手段116に出力するた
めの手段である。制御手段118は、判定手段116か
ら入力された判定結果に基づいて、判定結果が特定話者
以外の使用を示すときは不正使用とみなし、後述の不正
使用情報送信手段119に所定の送信を実行する旨の制
御信号を出力するための手段である。
【0025】不正使用情報送信手段119は、制御手段
118から入力された制御信号に応じて、特定話者等に
よってあらかじめ設定された通知先へ不正使用の疑いが
ある旨の情報を送信するための手段である。受信手段1
20は、アンテナを介して入力された受信信号に公知の
受信処理を施し、受信された音声を出力するための手段
である。
【0026】図4は、本発明の第1の実施の形態の、通
信装置の盗難防止方法における処理の流れを示すフロー
チャートである。ステップS410で、マイクロホン1
11は、外部からの音声を入力し、AD変換手段112
は、外部から入力された音声の電気信号をディジタル信
号にAD変換する。
【0027】ステップS420で、話者照合手段114
は、音声のディジタル信号と記憶手段115に格納され
ている特定話者の音声のデータおよび音響パラメータ等
とに基づいて、入力音声に対する照合スコアを生成し、
判定手段116は、上記照合スコアと第2の記憶手段1
17に格納されている照合スコアの累積値である累積照
合スコアとを加算することにより、新たな累積照合スコ
アを算出し、新たな累積照合スコアを後述の第2の記憶
手段117に格納する。
【0028】ステップS430で、判定手段116は、
ステップS420で算出した新たな累積照合スコアに応
じて特定話者の使用であるか否かを判定し、特定話者と
判定された場合は処理は終了し、特定話者以外の使用と
判定された場合は、不正使用とみなし処理はステップS
440に進む。
【0029】ステップS440で、制御手段118は、
不正使用と判定された結果を受けて、不正使用がある旨
を所定の通知先の装置に送信するように制御するための
制御信号を生成し、処理はステップS450に進む。ス
テップS450で、不正使用情報送信手段119は、特
定話者等によってあらかじめ設定された通知先へ不正使
用の疑いがある旨の情報を送信する。
【0030】なお、本発明の第1の実施の形態の、通信
装置の盗難防止方法は、通信装置100を用いて実施す
ることができるが、通信装置100の所定の構成手段
は、インターフェイス、制御・演算装置、記憶装置を有
する通信装置により構成することもできる。その場合、
話者照合手段114、第1の記憶手段115、判定手段
116、第2の記憶手段117、および制御手段118
は、それぞれ、制御・演算装置および記憶装置に対応さ
せることができる。
【0031】また、本発明の第1の実施の形態では、上
記のステップS410〜S450の各ステップでの処理
を行う通信装置の盗難防止方法について説明したが、こ
れらの各ステップのうちのステップS420〜S440
を含む通信装置の盗難防止処理動作を実行させるための
通信装置の盗難防止処理プログラムを生成し、そのプロ
グラムに基づいて、コンピュータに、これらのステップ
S420〜S440を含む通信装置の盗難防止動作を実
行させることも可能である。
【0032】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態の通信装置、通信装置の盗難防止方法、およびそ
のプログラムは、不正使用と判定されたときは、あらか
じめ定められている通知先へ不正使用の疑いがある旨の
情報を送信するように動作するため、通信装置の所有者
が不正使用の事実を知ることが可能である。
【0033】なお、本発明の第1の実施の形態の盗難防
止処理プログラムは、所定の記憶媒体に記憶された上記
の盗難防止処理プログラムを上記の通信装置にロードす
る方法のほかに、盗難防止処理プログラムを通信インタ
ーフェイスおよびネットワークからファイル形式で取得
し、上記通信装置で実施する方法によっても同様の効果
が得られる。さらに、ネットワークを用いることでプロ
グラムの更新や配布が容易となる。
【0034】図2は、本発明の第2の実施の形態の通信
装置200のブロック構成を示す図である。なお、第2
の実施の形態の通信装置200を構成する構成手段のう
ち、上記本発明の第1の実施の形態の通信装置100に
おける構成手段と同様の処理を行うものには同一の引用
番号を付し、その説明を省略する。
【0035】通信装置200は、音声を入力するマイク
ロホン111、入力音声をディジタル信号にAD変換す
るAD変換手段112、公知の送信処理を実行する通信
処理手段213、特定話者の音声のデータ等が格納され
ている第1の記憶手段115、AD変換後の信号と第1
の記憶手段115に格納されている音声のデータ等とを
照合し、照合スコアを生成する話者照合手段114、照
合スコアの累積値を保持する第2の記憶手段117、照
合スコアの累積値を算出し、算出した照合スコアの累積
値に基づいて特定話者の使用であるか否かを判定する判
定手段116、特定話者以外の使用と判定された場合は
不正使用とみなし、通信装置200の機能の全部、また
は一部を使用不能にする制御手段218、および公知の
受信処理を実行する受信手段220によって構成され
る。なお、マイクロホン111、AD変換手段112、
通信処理手段213、および受信手段220によって公
知の移動体通信装置の機能が実現される。
【0036】通信処理手段213は、AD変換手段11
2から入力された上記ディジタル信号に公知の送信処理
を施し、アンテナを介して入力音声等を送信信号として
出力するための手段である。また、後述の制御手段21
8から入力された制御信号に基づいて上記の送信処理機
能を停止することができるとするのでもよい。
【0037】制御手段218は、判定手段116から入
力された判定結果に基づいて、判定結果が特定話者以外
の使用を示すときは不正使用とみなし、通信処理手段2
13、または後述の受信手段220等に制御信号を出力
し、通信装置200の機能の全部、または一部を使用不
能にするための手段である。
【0038】受信手段220は、アンテナを介して入力
された受信信号に公知の受信処理を施し、受信された音
声を出力するための手段である。また、制御手段218
から入力された制御信号に基づいて上記の受信処理機能
を停止することができるとするのでもよい。
【0039】図5は、本発明の第2の実施の形態の、通
信装置の盗難防止方法における処理の流れを示すフロー
チャートである。なお、本発明の第2の実施の形態の通
信装置の盗難防止方法の処理のうち、上記本発明の第1
の実施の形態の、通信装置の盗難防止方法における処理
と同様なものには同一の引用番号を付し、その説明を省
略する。
【0040】ステップS430で、通話者が特定話者で
ないと判定された場合、ステップS540で、制御手段
218は、制御信号を生成し、通信処理手段213、お
よび受信手段220等の通信装置200の機能の全部、
または一部を使用不能にする。
【0041】なお、本発明の第2の実施の、形態の通信
装置の盗難防止方法は、通信装置200を用いて実施す
ることができるが、通信装置200の所定の構成手段
は、インターフェイス、制御・演算装置、記憶装置を有
する通信装置により構成することもできる。その場合、
話者照合手段114、第1の記憶手段115、判定手段
116、第2の記憶手段117、および制御手段218
は、それぞれ、制御・演算装置および記憶装置に対応さ
せることができる。
【0042】また、本発明の第2の実施の形態では、上
記のステップS410〜S430、S540、およびS
550の各ステップでの処理を行う通信装置の盗難防止
方法について説明したが、これらの各ステップのうちの
ステップS420、S430、およびS540を含む通
信装置の盗難防止処理動作を実行させるための通信装置
の盗難防止処理プログラムを生成し、そのプログラムに
基づいて、コンピュータに、これらのステップS42
0、S430、およびS540を含む通信装置の盗難防
止動作を実行させることも可能である。
【0043】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態の通信装置、通信装置の盗難防止方法、およびそ
のプログラムは、不正使用と判定されたときは、通信装
置の機能の全部、または一部を使用不能にするように動
作するため、不正使用を防御することが可能である。
【0044】なお、本発明の第2の実施の形態の盗難防
止処理プログラムは、所定の記憶媒体に記憶された上記
の盗難防止処理プログラムを上記の通信装置にロードす
る方法のほかに、盗難防止処理プログラムを通信インタ
ーフェイスおよびネットワークからファイル形式で取得
し、上記通信装置で実施する方法によっても同様の効果
が得られる。さらに、ネットワークを用いることでプロ
グラムの更新や配布が容易となる。
【0045】図3は、本発明の第3の実施の形態の通信
装置300のブロック構成を示す図である。なお、第3
の実施の形態の通信装置300を構成する構成手段のう
ち、上記本発明の第1の実施の形態の通信装置100に
おける構成手段と同様の処理を行うものには同一の引用
番号を付し、その説明を省略する。
【0046】通信装置300は、音声を入力するマイク
ロホン111、入力音声をディジタル信号にAD変換す
るAD変換手段112、公知の送信処理を実行する通信
処理手段113、特定話者の音声のデータ等が格納され
ている第1の記憶手段115、AD変換後の信号と第1
の記憶手段115に格納されている音声のデータ等とを
照合し、照合スコアを生成する話者照合手段114、照
合スコアの累積値を保持する第2の記憶手段117、照
合スコアの累積値を算出し、算出した照合スコアの累積
値に基づいて特定話者の使用であるか否かを判定する判
定手段116、特定話者以外の使用と判定された場合は
不正使用とみなし、後述の警告出力手段319に所定の
制御信号を出力する制御手段318、制御信号が入力さ
れた際に、所定の警告を発する警告出力手段319、お
よび公知の受信処理を実行する受信手段120によって
構成される。なお、マイクロホン111、AD変換手段
112、通信処理手段113、および受信手段120に
よって公知の移動体通信装置の機能が実現される。
【0047】制御手段318は、判定手段116から入
力された判定結果に基づいて、判定結果が特定話者以外
の使用を示すときは不正使用とみなし、警告出力手段3
19に制御信号を出力するための手段である。警告出力
手段319は、制御手段318から入力された制御信号
に応じて、通信装置300のディスプレイ、またはスピ
ーカ等を介して、文字を表示し、あるいは音声を発する
等をもって不正使用である旨の警告を発するための手段
である。
【0048】図6は、本発明の第3の実施の形態の、通
信装置の盗難防止方法における処理の流れを示すフロー
チャートである。なお、本発明の第3の実施の形態の通
信装置の盗難防止方法の処理のうち、上記本発明の第1
の実施の形態の通信装置の盗難防止方法における処理と
同様なものには同一の引用番号を付し、その説明を省略
する。
【0049】ステップS430で、通話者が特定話者で
ないと判定された場合、ステップS640で、制御手段
318は、不正使用である旨の警告を発するように制御
するための制御信号を生成し、処理はステップS650
に進む。ステップS650で、警告出力手段319は、
通信装置300のディスプレイ、またはスピーカ等を介
して、文字を表示し、あるいは音声を発する等をもって
不正使用である旨の警告を発する。
【0050】なお、本発明の第3の実施の形態の、通信
装置の盗難防止方法は、通信装置300を用いて実施す
ることができるが、通信装置300の所定の構成手段
は、インターフェイス、制御・演算装置、記憶装置を有
する通信装置により構成することもできる。その場合、
話者照合手段114、第1の記憶手段115、判定手段
116、第2の記憶手段117、および制御手段318
は、それぞれ、制御・演算装置および記憶装置に対応さ
せることができる。
【0051】また、本発明の第3の実施の形態では、上
記のステップS410〜S430、S640、およびS
650の各ステップでの処理を行う通信装置の盗難防止
方法について説明したが、これらの各ステップのうちの
ステップS420、S430、およびS640を含む通
信装置の盗難防止処理動作を実行させるための通信装置
の盗難防止処理プログラムを生成し、そのプログラムに
基づいて、コンピュータに、これらのステップS42
0、S430、およびS640を含む通信装置の盗難防
止動作を実行させることも可能である。
【0052】以上説明したように、本発明の第3の実施
の形態の通信装置、通信装置の盗難防止方法、およびそ
のプログラムは、不正使用と判定されたときは、通信装
置のディスプレイ、またはスピーカ等を介して、文字を
表示し、あるいは音声を発する等をもって不正使用であ
る旨の警告を発するため、不正使用を防御することが可
能である。
【0053】なお、本発明の第3の実施の形態の、盗難
防止処理プログラムは、所定の記憶媒体に記憶された上
記の盗難防止処理プログラムを上記の通信装置にロード
する方法のほかに、盗難防止処理プログラムを通信イン
ターフェイスおよびネットワークからファイル形式で取
得し、上記通信装置で実施する方法によっても同様の効
果が得られる。さらに、ネットワークを用いることでプ
ログラムの更新や配布が容易となる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、通信装
置が盗難等の後に不正使用された場合に、不正使用の事
実を所有者等の正当な利用者へ通知し、使用を制限し、
または警告メッセージを出力する等のセキュリティ対策
の充実が図れる通信装置、通信装置の盗難防止方法、お
よびそのプログラムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の通信装置の概略の
ブロック構成を示す図
【図2】本発明の第2の実施の形態の通信装置の概略の
ブロック構成を示す図
【図3】本発明の第3の実施の形態の通信装置の概略の
ブロック構成を示す図
【図4】本発明の第1の実施の形態の通信装置の盗難防
止方法における処理の流れを示すフローチャート
【図5】本発明の第2の実施の形態の、通信装置の盗難
防止方法における処理の流れを示すフローチャート
【図6】本発明の第3の実施の形態の、通信装置の盗難
防止方法における処理の流れを示すフローチャート
【図7】従来の通信装置の概略のブロック構成を示す図
【符号の説明】
100、200、300 通信装置 111、711 マイクロフォン 112 AD変換手段 113、213 通信処理手段 114 話者照合手段 115 第1の記憶手段 116 判定手段 117 第2の記憶手段 118、218、318 制御手段 119 不正使用情報送信手段 120、220 受信手段 319 警告出力手段 712 AD変換部 713 話者認識処理部 714 特定話者識別パラメータ記憶部 715 一致度判定部 716 音声通信処理部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音を入力しディジタル信号にAD変換す
    る手段と、前記ディジタル信号と所定の話者である特定
    話者のあらかじめ登録されている音声のデータとを照合
    し照合スコアを生成する話者照合手段と、前記照合スコ
    アの累積値を算出し算出された前記照合スコアの累積値
    に基づいて前記特定話者の使用であるか否かを判定する
    判定手段と、前記照合において参照される前記音声のデ
    ータを含む情報を格納し前記判定において参照する前記
    照合スコアの累積値を保持する記憶手段と、前記判定の
    結果が特定話者以外の使用を示す場合に所定の通知先の
    装置に不正使用の疑いがある旨の情報を送信する不正使
    用情報送信手段と、外部の装置との間で送受信を行う手
    段とを備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記話者照合手段、前記判定手段、前記
    記憶手段、および前記不正使用情報送信手段は前記外部
    の装置との間の前記送受信を行う機能に影響を与えるこ
    となく、前記所定の通知先へ不正使用の疑いがある旨の
    情報を送信することを特徴とする請求項1記載の通信装
    置。
  3. 【請求項3】 音を入力しディジタル信号にAD変換す
    る手段と、前記ディジタル信号と所定の話者である特定
    話者のあらかじめ登録されている音声のデータとを照合
    し照合スコアを生成する話者照合手段と、前記照合スコ
    アの累積値を算出し算出された前記照合スコアの累積値
    に基づいて前記特定話者の使用であるか否かを判定する
    判定手段と、前記照合において参照される前記音声のデ
    ータを含む情報を格納し前記判定において参照する前記
    照合スコアの累積値を保持する記憶手段と、外部の装置
    との間で送受信を行う手段と、前記判定の結果が特定話
    者以外の使用を示す場合に、少なくとも外部の装置との
    間の前記送受信を行う機能の全部または一部を使用不能
    にする制御手段とを備えたことを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 前記話者照合手段、前記判定手段、およ
    び前記記憶手段は前記外部の装置との間の前記送受信を
    行う機能に影響を与えることなく動作することを特徴と
    する請求項3記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 音を入力しディジタル信号にAD変換す
    る手段と、前記ディジタル信号と所定の話者である特定
    話者のあらかじめ登録されている音声のデータとを照合
    し照合スコアを生成する話者照合手段と、前記照合スコ
    アの累積値を算出し算出された前記照合スコアの累積値
    に基づいて前記特定話者の使用であるか否かを判定する
    判定手段と、前記照合において参照される前記音声のデ
    ータを含む情報を格納し前記判定において参照する前記
    照合スコアの累積値を保持する記憶手段と、前記判定の
    結果が特定話者以外の使用を示す場合に、文字を表示し
    あるいは音声を発して不正使用である旨の警告を発する
    警告出力手段と、外部の装置との間で送受信を行う手段
    とを備えたことを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 音を入力しディジタル信号にAD変換す
    るステップと、前記ディジタル信号と所定の話者である
    特定話者のあらかじめ登録されている音声のデータとを
    照合して照合スコアを生成し前記照合スコアの累積値を
    算出する照合スコア累積ステップと、前記照合スコアの
    累積値に基づいて前記特定話者の使用であるか否かを判
    定する判定ステップと、前記判定の結果が特定話者以外
    の使用を示す場合に、所定の通知先の装置に不正使用の
    疑いがある旨の情報を送信する不正使用情報送信ステッ
    プとを備えたことを特徴とする通信装置の盗難防止方
    法。
  7. 【請求項7】 前記不正使用情報送信ステップで、外部
    の装置との間の送受信機能に影響を与えることなく、前
    記所定の通知先の装置に不正使用の疑いがある旨の情報
    を送信することを特徴とする請求項6記載の通信装置の
    盗難防止方法。
  8. 【請求項8】 音を入力しディジタル信号にAD変換す
    るステップと、前記ディジタル信号と所定の話者である
    特定話者のあらかじめ登録されている音声のデータとを
    照合して照合スコアを生成し前記照合スコアの累積値を
    算出する照合スコア累積ステップと、前記照合スコアの
    累積値に基づいて前記特定話者の使用であるか否かを判
    定する判定ステップと、前記判定の結果が特定話者以外
    の使用を示す場合に、少なくとも外部の装置との間の送
    受信機能の全部または一部を使用不能にする制御ステッ
    プとを備えたことを特徴とする通信装置の盗難防止方
    法。
  9. 【請求項9】 音を入力しディジタル信号にAD変換す
    るステップと、前記ディジタル信号と所定の話者である
    特定話者のあらかじめ登録されている音声のデータとを
    照合して照合スコアを生成し前記照合スコアの累積値を
    算出する照合スコア累積ステップと、前記照合スコアの
    累積値に基づいて前記特定話者の使用であるか否かを判
    定する判定ステップと、前記判定の結果が特定話者以外
    の使用を示す場合に、文字を表示しあるいは音声を発し
    て不正使用である旨の警告を発する警告出力ステップと
    を備えたことを特徴とする通信装置の盗難防止方法。
  10. 【請求項10】 前記照合スコア累積ステップおよび前
    記判定ステップは外部の装置との間の送受信機能に影響
    を与えることなく処理することを特徴とする請求項8又
    は9に記載の通信装置の盗難防止方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータに入力された音をAD変
    換したディジタル信号と、所定の話者である特定話者の
    あらかじめ登録されている音声のデータとを照合して照
    合スコアを生成し前記照合スコアの累積値を算出する照
    合スコア累積ステップと、前記照合スコアの累積値に基
    づいて前記特定話者の使用であるか否かを判定する判定
    ステップと、前記判定の結果が特定話者以外の使用を示
    す場合に、所定の通知先の装置に不正使用の疑いがある
    旨の情報を送信するための制御信号を生成する制御ステ
    ップとを実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 【請求項12】 コンピュータに入力された音をAD変
    換したディジタル信号と、所定の話者である特定話者の
    あらかじめ登録されている音声のデータとを照合して照
    合スコアを生成し前記照合スコアの累積値を算出する照
    合スコア累積ステップと、前記照合スコアの累積値に基
    づいて前記特定話者の使用であるか否かを判定する判定
    ステップと、前記判定の結果が特定話者以外の使用を示
    す場合に、少なくとも外部の装置との間の送受信機能の
    全部または一部を使用不能にするための制御信号を生成
    する制御ステップとを実行させることを特徴とするプロ
    グラム。
  13. 【請求項13】 コンピュータに入力された音をAD変
    換したディジタル信号と、所定の話者である特定話者の
    あらかじめ登録されている音声のデータとを照合して照
    合スコアを生成し前記照合スコアの累積値を算出する照
    合スコア累積ステップと、前記照合スコアの累積値に基
    づいて前記特定話者の使用であるか否かを判定する判定
    ステップと、前記判定の結果が特定話者以外の使用を示
    す場合に、文字を表示しあるいは音声を発して不正使用
    である旨の警告を発するための制御信号を生成する制御
    ステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011034382A (ja) * 2009-08-03 2011-02-17 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、情報漏洩防止方法およびプログラム
JP2023510518A (ja) * 2020-07-24 2023-03-14 ヨプ リ,ジョン 音声端末機の音声検証及び制限方法

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