JP2003232947A - 光実装基板、光デバイス、および光実装基板の製造方法 - Google Patents

光実装基板、光デバイス、および光実装基板の製造方法

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JP2003232947A JP2002032994A JP2002032994A JP2003232947A JP 2003232947 A JP2003232947 A JP 2003232947A JP 2002032994 A JP2002032994 A JP 2002032994A JP 2002032994 A JP2002032994 A JP 2002032994A JP 2003232947 A JP2003232947 A JP 2003232947A
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Kaoru Ishida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程を簡単に出来得るとともに、複雑な
構成や良好な性能を有する光導波路を備えた光実装基板
等を提供する。 【解決手段】 光ファイバを配置し固定するための第1
の光ファイバガイド部110および第2の光ファイバガ
イド部120が形成された、ガラス製基板140と、ガ
ラス製基板140の、第1の光ファイバガイド部110
および第2の光ファイバガイド部120が形成されてい
ない部分に設けられ、光導波路を配置するための光導波
路溝160が形成された樹脂製の第2の基台150とを
備え、前記ガラスは、前記樹脂が熱分解する温度より低
いガラス転移温度を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として光通信に
用いられる光電気の信号変換を行う光実装基板、光デバ
イス、および光実装基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの一般家庭への浸透、映
像メディアのデジタル化進展を迎えて、ギガビット級の
高速通信インフラの重要性が高まっている。このような
高速通信インフラとして期待されるのが光通信システム
である。
【0003】ところで、一般家庭などの加入者系にこの
ような高速システムを導入する障壁の一つはシステムの
性能とコストの両立である。
【0004】一般に光通信システムは無線システムに比
べて通信速度、通信品質において優っているが高価であ
るので、普及の障害となっている。
【0005】特に一般家庭への敷設の場合には各家庭に
光電変換用の光デバイスが必要で、これを低コストで供
給することが不可欠となっている。すなわち、光通信の
特長である高速性を備えた光デバイスを低コストで供給
する技術の確立が極めて重要である。
【0006】このような光デバイスを作成することので
きる光実装基板として、以下のような、本発明の出願人
にかかる出願である、特願2000−247686号に
記載の技術がある。
【0007】図14は、上記技術による光実装基板を模
式的に示す図である。図14に示すように、光実装基板
1400は、主に光ファイバを配置し固定するための光
ファイバガイド部1410と、光導波路が形成される光
伝達部1420とから構成されている。
【0008】光伝達部1420は、ガラス製基板143
0の一部に設けられた光導波路溝1440と、光導波路
溝1440を密閉するようにガラス製基板1430と貼
り合わされた、ガラス製基板1430と同等の屈折率を
持つ平板ガラス部材1450と、光導波路溝1440に
充填された、屈折率の高い紫外線硬化樹脂(図示せず)
とを有しており、ガラス製基板1430、平面ガラス部
材1450および紫外線硬化樹脂により形成された光導
波路によって、光信号の分岐合成を行うものである。
【0009】一方、光ファイバガイド部1410は、図
示しない光ファイバを光伝達部1420と光学的に結合
させるためのものであり、ガラス製基板1430上に形
成された、光ファイバを配置、固定するためのファイバ
配列V溝1460を有している。なお、図14におい
て、平面ガラス部材1450は破線にて示した。
【0010】このような光実装基板1400の製造方法
は、図15(a)〜(d)に示すように、凸状の光導波
路パターン1500a、およびファイバ配列V溝形成用
の凸部1500b、光素子位置決め用のマーカーパター
ン形成部(図示せず)を備えた上型1510と、下型1
520とを用いる。
【0011】即ち、先ずはじめに、加熱して軟化したガ
ラス製基板部材1530の上面および下面のそれぞれ
に、上記上型1510および下型1520とを押しつけ
て(図15(a))、ガラス製基板部材1530上に、
反転形状を転写して、ガラス製基板1430を得る(図
15(b))。
【0012】次に、光導波路溝1440内を埋め込むよ
うに、ガラス製基板1430よりも屈折率の高い紫外線
硬化樹脂1530を、ガラス製基板1430の、光導波
路溝1440を少なくとも含む部分の主面に塗布する。
塗布の際はスピンコーティングなどを用いて厚みを薄く
しておく(図15(c))。
【0013】最後にガラス製基板1430とほぼ同等の
屈折率をもつ平板ガラス部材1450を光導波路部分に
貼り合わせる(図15(d))。このようにして図14
の光実装基板が完成する。
【0014】このような光実装基板は、フォトリソ、エ
ッチング、薄膜堆積、高精度研磨などの工程を用いない
で作製でき、大量生産に適しているという利点がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
に示すような光実装基板において、光伝達部1420の
光導波路を、分岐枝を増やすなど、より複雑な構成に必
要とする場合、そのために必要な光導波路溝1440を
形成するには、より精密な工程が必要となる。
【0016】これに対し、光実装基板は一枚のガラス製
基板140から作成されているため、光導波路溝144
0を精密化するための、型の複雑な加工は困難であり、
また高コストを招くものであった。さらに、ガラス製基
板1430、平面ガラス部材1450および紫外線硬化
樹脂により形成された光導波路は、光導波路として望ま
しい性能を得ることが困難であった。
【0017】一方、特開2000−224410号公報
には、光導波路の製造方法として、基板上にポリイミド
等の高分子材料からなる樹脂を加圧成型することによ
り、精密な光導波路溝を作成すると共に、望ましい性能
を有する光導波路を得るようにした技術が開示されてい
る。
【0018】しかしながら、図14に示すような、光導
波路溝とファイバ配列V溝とが同一の基板上に一括して
形成される光実装基板を、樹脂のみを用いて実現しよう
とすると、光ファイバガイド部1410の強度が不足す
るため、充分に光ファイバを固定することができず、光
デバイスとして用いた場合、良好な光結合が得られなく
なるという問題があった。
【0019】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、製造工程を簡単に出来得るとともに、複雑な
構成や良好な性能を有する光導波路を得ることのできる
光実装基板、光実装基板の製造方法および光デバイスを
提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の本発明(請求項1に対応)は、光ファイバ
を配置し固定するための光ファイバ固定部が形成され
た、第1の基台部と、前記第1の基台部の、前記光ファ
イバ固定部が形成されていない部分に設けられ、光導波
路を配置するための光導波路溝が形成された樹脂製の第
2の基台部とを備え、前記第1の基台部は、前記樹脂が
熱分解する温度より低いガラス転移温度を有する光実装
基板である。
【0021】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、高熱伝導性を有する基板と、前記基板上に設けられ
た、光ファイバを配置し固定するための光ファイバ固定
部が形成された第1の基台部と、前記基板上に設けられ
た、光導波路を配置するための光導波路溝が形成され
た、樹脂製の第2の基台部とを備えた光実装基板であ
る。
【0022】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記第1の基台部は、ガラス材料により作成された
ものである第1または第2の本発明の光実装基板であ
る。
【0023】また、第4の本発明(請求項3に対応)
は、前記第1の基台部は、フィラーを含む樹脂により作
成されたものである第1または第2の本発明の光実装基
板である。
【0024】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、少なくとも前記光導波路溝に充填されるように設け
られた、光導波路をさらに備えた第1または第2の本発
明の光実装基板である。
【0025】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、第5の本発明の光実装基板と、前記光実装基板の前
記光ファイバ固定部に配置され、固定された光ファイバ
とを備えた光デバイスである。
【0026】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、ガラス製の第1の基台部材の一部に樹脂製の第2の
基台部材を配置し、所定の温度を維持しながら、前記第
1の基台部材上に、光ファイバを配置し固定するための
光ファイバ固定部を、前記第2の基台部材上に、光導波
路が配置される光導波路溝を、それぞれ同時に形成する
光実装基板の製造方法である。
【0027】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、前記ガラスは、低温ガラス転移温度を有し、前記所
定の温度は、前記樹脂がガラス転移する温度および前記
ガラスの低温ガラス転移温度よりも高く、前記樹脂が熱
分解する温度よりも低い第7の本発明の光実装基板の製
造方法である。
【0028】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、高熱伝導性をを有する基板上に、ガラス製の第1の
基台部材を配置し、プレス形成により前記基板と前記第
1の基台部材とを直接接合するとともに、前記第1の基
台部材上に、光ファイバを配置し固定するための光ファ
イバ固定部を形成し、その後に、前記基板上の、前記第
1の基台部材が配置されていない部分に、樹脂製の第2
の基台部を配置し、前記第2の基台部に光導波路を配置
するための光導波路溝を形成する光実装基板の製造方法
である。
【0029】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、前記ガラスは、低温ガラス転移温度を有する第
9の本発明の光実装基板の製造方法である。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について説明する。
【0031】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における光実装基板の構成を示す斜視図である。図
に示すように、本実施の形態の光実装基板100は、主
に光ファイバを配置し固定するための第1の光ファイバ
ガイド部110および第2の光ファイバガイド部120
と、光導波路が形成される光伝達部130とから構成さ
れている。
【0032】光伝達部130は、ガラス製基板140の
一部に設けられた、樹脂製の基台150上に形成された
光導波路溝160を有する。光導波路溝160は、光信
号の分岐合成を行うため、一方の端部は一本、他方の端
部は一本の溝が分岐した2本の溝をそれぞれ有してい
る。ここで樹脂の一例として、フッ化ポリイミドを用い
た。
【0033】一方、第1の光ファイバガイド部110
は、図示しない光ファイバを光伝達部130の一方の端
部と光学的に結合させるためのものであり、ガラス製基
板140上に形成された、光ファイバを配置、固定する
ためのファイバ配列V溝170を有している。
【0034】第2の光ファイバガイド部120は、第1
の光ファイバガイド部110と同様に、図示しない光フ
ァイバを光伝達部130の他方の端部と光学的に結合さ
せるためのものである。図に示すように、光導波路溝1
60の他方は、光信号の分岐合成を行うために2本の溝
を有しており、第2の光ファイバガイド部120は、上
記2本の溝にそれぞれ対応する、ファイバ配列V溝18
0aおよびファイバ配列V溝180bの、2本のファイ
バ配列V溝を有している。
【0035】次に、このような本実施の形態による光実
装基板の望ましい製造手順の一例を図2および図3に示
す。
【0036】はじめに、図2(a)に示す、ガラス製基
板140の原型となるガラス製の基台部材200の一部
を加工して、凹部210を形成する(図2(b))。こ
のとき、凹部210の加工は、基台部材200の切削、
もしくは、凹部210の反転形状を有するプレス型を印
圧し、この反転形状を転写することによって行えばよ
い。
【0037】次に、凹部210に、樹脂製の基台150
の原型となる樹脂製の基台部材220を形成し、基材2
30を完成させる。このとき、樹脂製の基台部材20と
ガラス製の基台部材200との固定は、凹部210に、
ガラス製の基台部材200と樹脂との密着強度を高める
カップリング剤を塗布語、溶剤に溶かした樹脂をスピン
コート後ベーキングすれば、樹脂製の基台部材220を
形成する事ができる。
【0038】次に、図2(c)に示す基材230を、所
定の温度で加熱して軟化した状態にし、その上面に、図
3に示す、凸状の光導波路パターン300、光ファイバ
配列V溝170形成用の凸部310、光ファイバ配列V
溝180a、180b形成用の凸部320a、320b
をそれぞれ備えた上型330を押しつけて、基材230
上に、上型330の反転形状を転写する。基材230に
転写された形状が、光導波路溝160、ファイバ配列V
溝170、ファイバ配列V溝180aおよびファイバ配
列V溝180bとなり、図1に示す光実装基板を完成す
る。
【0039】このとき、基材230を軟化させる所定の
温度は、基台部材220を構成する樹脂および基台部材
200を構成するガラスの、それぞれのガラス転移温度
よりも高く、また樹脂が熱分解する温度よりも低くなる
ようにする。フッ化ポリイミドのガラス転移温度は34
0℃であって、熱分解する温度は484℃である。一
方、基台部材200に用いられるガラスのガラス転移温
度は380℃であるから、基材230を軟化させる温度
は、380℃よりも高く、480℃近傍より低くするこ
とが望ましい。また、低温ガラス転移温度を有するガラ
スの他の例として、住田光学ガラスから販売されている
PG375(商品名「ヴィドロン」)は、ガラス転移温
度が343℃であるから、これをガラス製の基台部材2
00に用いた場合、基台230を軟化させる温度は、3
70〜375℃とすることができる。
【0040】さらに、光実装基板100において、光伝
達部130の光導波路を完成させる工程を、図4(a)
〜(c)を参照して説明する。ただし図4(a)〜
(c)は、光実装基板100における光伝達部130の
樹脂製の基台150の、A−A′線による部分断面図で
ある。
【0041】はじめに、図4(a)に示す光伝達部13
0の、光導波路溝160を含む主面上にコア層400を
スピンコートし、ベーキングする(図4(b)を参
照)。このときコア層400に用いる材料としては、基
台に使ったものとは異なる組成を有する。すなわち、フ
ッ化ポリイミドはフッ素含量を多くすればするほど、屈
折率が低下するため、コア層400に用いるフッ化ポリ
イミドは、樹脂製の基台150に用いるものよりも、フ
ッ素含量を減らしたものとする。
【0042】次いで、コア層400の全面に、基台15
0と同一組成のフッ化ポリイミド製の上部クラッド層4
10をスピンコートし、ベーキングして、光導波路を完
成する(図4(c)を参照)。なお、図4(c)に示す
工程においては、コア層400は光導波路溝160に充
填されるとともに、光伝達部130の主面上に形成され
るものとしたが、完全な埋め込み型の光導波路を形成す
る場合は、以下のような工程を行う。
【0043】まず、図4(b)に示す、基台150の主
面を覆うコア層400から、光導波路溝160に充填さ
れた部分以外の部分を、研磨等の手段により除去する。
【0044】次いで、図4(c)の工程と同様、基台1
50の主面および、残ったコア層430の露出面上に、
基台150と同一組成の樹脂製の上部クラッド層410
をスピンコートし、ベーキングして、光導波路を完成す
る(図4(d)を参照)。
【0045】以上のように、本実施の形態の光実装基板
によれば、加工性に優れ、良好な光学特性が得られる樹
脂により光導波路を、また光ファイバを確実に固定でき
る光ファイバガイド部を可塑性、可撓性が低く硬いガラ
スによって得ることができ、さらに両者をプレス成形に
より一括して成形することができるため、製造工程の簡
略化と、光導波路の構成の複雑化、性能の向上とを併せ
て得ることのできる光実装基板が得られる。
【0046】なお、上記の各構成において、第1の光フ
ァイバガイド部110および第2の光ファイバガイド部
120は、本発明の第1の基台部に相当し、光伝達部1
30は、本発明の樹脂製の第2の基台部に相当し、ファ
イバ配列V溝170、ファイバ配列V溝180a、ファ
イバ配列V溝180bは、本発明の光ファイバ固定部に
相当し、光導波路溝160は本発明の光導波路溝に相当
する。
【0047】また、ガラス製の基台部材200は、本発
明の第1の基台部材に相当し、樹脂製の基台部材150
は、本発明の第2の基台部材に相当し、凹部210は、
本発明の第1の基台部材の一部に相当する。
【0048】なお、本実施の形態では、第1の光ファイ
バガイド部110と、光伝達部130と、第2の光ファ
イバガイド部120とを備えた例を示したが、本発明
は、必ずしもこれら全ての構成を備えている必要はな
い。
【0049】例えば、図5に示すように、ガラス製基板
140の上部に、第2の光ファイバガイド部120の代
わりに、光導波路と光学的に接続するレーザダイオード
(以下LDと称す)500、フォトダイオード(以下P
Dと称す)510、および高周波回路520等の回路を
搭載可能にするための配置部530を形成するようにし
てもよい、また、図6に示すように、配置部530は、
光伝達部130と同一の樹脂製の基台600上に一体形
成するようにしてもよい。このとき、ビアホール610
a、610bを樹脂製の基台150から、ガラス製基板
140を貫通するように設けてもよい。この場合、ビア
ホール610a、610bは、PD510、LD50
0、高周波回路520からの熱を、光実装基板が配置さ
れる外部装置に逃がすための放熱ビアとして用いてもよ
いし、PD510、LD500、高周波回路520を、
光実装基板の外部へ電気的に接地させるための導電性ビ
アとして用いてもよい。
【0050】要するに、本発明の光実装基板は、光ファ
イバを配置し固定するための光ファイバ固定部が形成さ
れた第1の基台部と、ガラス製の第1の基台部の、前記
光ファイバガイド部が形成されていない部分に設けら
れ、光導波路を配置するための光導波路溝が形成された
樹脂製の第2の基台部とを少なくとも備えていればよ
く、第1の基台部および樹脂製の第2の基台部の具体的
な位置や個数によって限定されるものではない。
【0051】また、本発明の第1の基台部は、ガラス製
であるとして説明を行ったが、本発明の光実装基板の製
造方法を用いずに作成する場合は、第1の基台部は、ガ
ラス製に限定する必要はなく、他にガラスフィラー等の
フィラーを含んだ樹脂や、シリコンによって形成するも
のとしてもよい。
【0052】(実施の形態2)図7は本発明の実施の形
態2における光実装基板の構成を示す斜視図である。図
に示すように、本実施の形態の光実装基板700は、主
に光ファイバを配置し固定するための第1の光ファイバ
ガイド部710および第2の光ファイバガイド部720
と、光導波路が形成される光伝達部730から構成され
ている。
【0053】光伝達部730は、金属製の基板701の
一部に設けられた、樹脂製の基台750上に形成された
光導波路溝760を有する。光導波路溝760は、光信
号の分岐合成を行うため、一方の端部は一本、他方の端
部は一本の溝が分岐した2本の溝をそれぞれ有してい
る。ここで樹脂の一例として、フッ化ポリイミドを用い
た。
【0054】一方、第1の光ファイバガイド部710
は、図示しない光ファイバを光伝達部730の一方の端
部と光学的に結合させるためのものであり、ガラス製の
基台702上に形成された、光ファイバを配置、固定す
るためのファイバ配列V溝700を有している。
【0055】第2の光ファイバガイド部720は、第1
の光ファイバガイド部710と同様に、図示しない光フ
ァイバを光伝達部730の他方の端部と光学的に結合さ
せるためのものである。図に示すように、光導波路溝7
60の他方は、光信号の分岐合成を行うために2本の溝
を有しており、したがって第2の光ファイバガイド部7
20は、ファイバ配列V溝780aおよびファイバ配列
V溝780bの、2本のファイバ配列V溝を有してい
る。
【0056】以上の構成は実施の形態の光実装基板の構
成に酷似するが、本実施の形態は第1の光ファイバガイ
ド部710を構成するガラス製の基台702、第2の光
ファイバガイド部720を構成するガラス製基台70
3、および光伝達部730を構成するを構成する樹脂製
の基台750が、さらに金属製の基板701上に設けら
れている点が異なる。
【0057】次に、このような本実施の形態による光実
装基板の望ましい製造手順の一例を図8から図11に示
す。
【0058】はじめに、図8(a)に示すように、金属
製の基板701の主面と実質同一形状の底面を有する容
器800内に金属製の基板701を載置する。
【0059】次に、図8(b)に示すように、金属製の
基板701上の、光ファイバガイド部を設けようとする
所定の位置に、低温ガラス転移温度を有するガラス製の
基台部材810aおよび810bを配置する。
【0060】さらに、図9に示すように、ガラス製の基
台部材810aおよび810bを、容器800ごと所定
の温度で加熱して軟化した状態にし、容器800の開口
部から、光ファイバ配列V溝770形成用の凸部90
0、光ファイバ配列V溝780a、780b形成用の凸
部910a、910bをそれぞれ備えた第1の上型92
0を押しつけて、ガラス製の基台部材810aおよび8
10b上に、第1の上型920の反転形状を転写する。
基材部材810aに転写された形状はファイバ配列V溝
770に、基台部材810bに転写された形状はファイ
バ配列V溝780aおよびファイバ配列V溝780bと
なり、図10(a)に示すように、ガラス製の基台70
2、703がプレス成形され、第1の光ファイバガイド
部710および第2の光ファイバガイド部720が得ら
れたことになる。
【0061】このとき、ガラス製の基台部材810a、
810bを軟化させる所定の温度は、基台部材801
a、810bを構成するガラスのガラス転移温度よりも
高くなるようにする。基台部材810a、810bに用
いられるガラスのガラス転移温度は380℃であるか
ら、基台部材を軟化させる温度は、少なくとも380℃
よりも高くすることが望ましい。
【0062】続いて、金属製の基板701上の、第1の
光ファイバガイド部710および第2の光ファイバガイ
ド部720が形成されていない領域に、カップリング剤
1000をコーティングする。ここで図10(a)は、
金属製の基板701上に、第1の光ファイバガイド部7
10および第2の光ファイバガイド部720が形成さ
れ、カップリング剤1000がコーティングされている
状態を示す。また、図11(a)に、図10(a)のA
−A′直線による断面図を示す。
【0063】次に、図10(b)に示すように、カップ
リング剤1000がコーティングされた領域に、ポリイ
ミド前駆体1010をスピンコートする。ここで図11
(b)に、図10(b)のA−A′直線による断面図を
示す。スピンコートが完了すると、ポリイミド前駆体1
010を、金属製の基板701ごと窒素中でベーキング
し、フッ化ポリイミド樹脂1020を得る。ベーキング
の温度は、最終的には上限が350℃となるようにす
る。
【0064】最後に、金属製の基板701他を含むポリ
イミド樹脂1020を、さらに所定の温度で加熱して軟
化した状態にし、その上面に、図10(c)に示す、凸
状の光導波路パターン1030を備えた第2の上型10
40を押しつけて、フッ化ポリイミド樹脂1020上
に、第2の上型1040の反転形状を転写させる。これ
により、光導波路溝760を形成し、光伝達部730を
完成させて、図7に示す光実装基板を完成する。ここで
図11(c)に、図7のA−A′直線による断面図を示
す。
【0065】このとき、フッ化ポリイミド樹脂1020
を軟化させる所定の温度は、フッ化ポリイミド樹脂10
20および第1の光ファイバガイド部710、第2の光
ファイバガイド部720を構成するガラスの、それぞれ
のガラス転移温度よりも高く、またフッ化ポリイミド樹
脂が熱分解する温度よりも低くなるようにする。フッ化
ポリイミドのガラス転移温度は340℃であって、熱分
解する温度は484℃である。一方、基台部材810
a、810bに用いられるガラスのガラス転移温度は3
80℃であるから、フッ化ポリイミド樹脂1020を軟
化させる温度は、380℃よりも高く、480℃近傍よ
り低くすることが望ましい。
【0066】光実装基板700において、光伝達部73
0の光導波路を完成させる工程は、実施の形態1と同様
に行われるので、詳細な説明は省略する。
【0067】このように、本実施の形態の光実装基板に
よれば、光導波路を加工性に優れ、良好な光学特性が得
られる樹脂によって、また光ファイバを確実に固定でき
る光ファイバガイド部を、硬度があり可塑性、可撓性が
低いガラスによってそれぞれ得ることができ、複雑な構
成を有する光導波路を備え、光ファイバを確実に固定す
ることができる。
【0068】さらにまた、光導波路および光ファイバガ
イド部を、同一の金属製の基板上に設けた構成とするこ
とにより、光実装基板全体の強度を増すことができると
ともに、放熱性を高めて、光実装基板に実装される高周
波回路等の素子の動作を安定させることができる。
【0069】なお、上記の各構成において、金属製の基
板701は、本発明の高熱伝導性を有する基板に相当
し、第1の光ファイバガイド部710および第2の光フ
ァイバガイド部720は、本発明のガラス製の第1の基
台部に相当し、光伝達部730は、本発明の樹脂製の第
2の基台部に相当し、ファイバ配列V溝770、ファイ
バ配列V溝780a、ファイバ配列V溝780bは、本
発明の光ファイバ固定部に相当し、光導波路溝760は
本発明の光導波路溝に相当する。
【0070】また、ガラス製の基台部材801a、81
0bは、本発明の第1の基台部材に相当し、樹脂製の基
台部材750は、本発明の第2の基台部材に相当し、凹
部210は、本発明の第1の基台部材の一部に相当す
る。
【0071】なお、本実施の形態では、第1の光ファイ
バガイド部710と、光伝達部730と、第2の光ファ
イバガイド部720とを備えた例を示したが、本発明
は、必ずしもこれら全ての構成を備えている必要はな
い。
【0072】例えば、図12に示すように、金属製の基
板701の上部に、第2の光ファイバガイド部720を
設ける代わりに、光導波路と光学的に接続するLD12
10、PD1220および高周波回路1230等の回路
を搭載可能にするための配置部1240を形成するよう
にしてもよい。このとき高周波回路1230は、金属製
の基板701の上部に、第1の光ファイバガイド部71
0と同質もしくは異なる性質のガラスを形成し、その上
面に設けるようにする。
【0073】また、図13に示すように、配置部124
0は、樹脂製の基台1300上に、光伝達部730と一
体形成するようにしてもよい。このとき、PD122
0,LD1210が配置される場所は、図においては基
台1300上としたが、金属製の基板701上としても
よい。ただし、高周波回路1230は、樹脂製の基台7
50上に直接設けるようにするのが望ましい。さらに、
ビアホール1310a、1310bを、樹脂製の基台7
50を貫通して、金属製の基板701に設置するように
設けてもよい。この場合、ビアホール1310a、13
10bは、PD1220、LD1210、高周波回路1
230からの熱を金属製の基板701に逃がすための放
熱ビアとして用いてもよいし、PD1220、LD12
10、高周波回路1230を金属製の基板701に電気
的に接地させるための導電性ビアとして用いてもよい。
【0074】要するに、本発明の光実装基板は、高熱伝
導性を有する基板と、基板上に設けられた、光ファイバ
を配置し固定するための光ファイバ固定部が形成され
た、ガラス製の第1の基台部と、基板上に設けられた、
光導波路を配置するための光導波路溝が形成された、樹
脂製の第2の基台部とを備えていればよく、ガラス製の
第1の基台部および樹脂製の第2の基台部の具体的な位
置や個数によって限定されるものではない。
【0075】また、本発明の第1の基台部は、ガラス製
であるとして説明を行ったが、本発明の光実装基板の製
造方法を用いずに作成する場合は、第1の基台部は、ガ
ラス製に限定する必要はなく、他にガラスフィラー等の
フィラーを含んだ樹脂や、シリコンによって形成するも
のとしてもよい。
【0076】また、上記の説明において、金属製の基板
701を本発明の高熱伝導性を有する基板に相当するも
のとしたが、本発明の高熱伝導性を有する基板は、金属
の他に、SiC、AlN、ダイヤモンド類(結晶、DL
C等)を材料とするものであってもよい。ただし、導電
性ビアを用いる場合は、基板は金属のように、高熱伝導
性に加えて、導電性を有する材料を用いることが望まし
い。
【0077】また、樹脂としては、フッ化ポリイミドで
あるとしたが、他の素材を用いてもよい。
【0078】また、ガラス製の基台部材の低温ガラス転
移温度は380℃であるとしたが、本発明のガラスの低
温ガラス転移温度は、少なくとも前記樹脂が熱分解する
温度より低いガラス転移温度であればよく、その具体的
な値で限定されるものではない。
【0079】また、実施の形態2において、光伝達部7
30の光導波路溝760を形成する工程は、型によるプ
レス成形であるとしたが、フォトリソ、エッチングなど
他の加工方法であってもよい。
【0080】また、上記の各実施の形態においては、光
導波路基板100、700は、光導波路溝に光導波路が
形成されるものとして説明を行ったが、本発明の光導波
路基板は、光ファイバ固定部と光導波路溝のみを有する
ものであってもよい。
【0081】また、光ファイバ固定部に光ファイバが搭
載された光デバイスも、本発明に含まれるものである。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
製造工程を簡単に出来得るとともに、複雑な構成や良好
な性能を有する光導波路を得ることのできる光実装基
板、光実装基板の製造方法および光デバイスを提供する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における光実装基板の構
成を示す斜視図である。
【図2】(a)本発明の実施の形態1における光実装基
板の製造方法を説明するための図である。 (b)本発明の実施の形態1における光実装基板の製造
方法を説明するための図である。 (c)本発明の実施の形態1における光実装基板の製造
方法を説明するための図である。
【図3】本発明の実施の形態1における光実装基板の製
造方法を説明するための図である。
【図4】(a)本発明の実施の形態1における光実装基
板の、光導波路の製造方法を説明するための図である。 (b)本発明の実施の形態1における光実装基板の、光
導波路の製造方法を説明するための図である。 (c)本発明の実施の形態1における光実装基板の、光
導波路の製造方法を説明するための図である。 (d)本発明の実施の形態1における光実装基板の、光
導波路の製造方法を説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態1における光実装基板の、
他の構成例を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態1における光実装基板の、
他の構成例を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態2における光実装基板の構
成を示す斜視図である。
【図8】(a)本発明の実施の形態2における光実装基
板の製造方法を説明するための図である。 (b)本発明の実施の形態2における光実装基板の製造
方法を説明するための
【図9】本発明の実施の形態2における光実装基板の製
造方法を説明するための図である。
【図10】(a)本発明の実施の形態2における光実装
基板の製造方法を説明するための図である。 (b)本発明の実施の形態2における光実装基板の製造
方法を説明するための図である。 (c)本発明の実施の形態2における光実装基板の製造
方法を説明するための図である。
【図11】(a)本発明の実施の形態2における光実装
基板における、光伝達部の製造方法を説明するための図
である。 (b)本発明の実施の形態2における光実装基板におけ
る、光伝達部の製造方法を説明するための図である。 (c)本発明の実施の形態2における光実装基板におけ
る、光伝達部の製造方法を説明するための図である。
【図12】本発明の実施の形態2における光実装基板
の、他の構成例を示す斜視図である。
【図13】本発明の実施の形態2における光実装基板
の、他の構成例を示す斜視図である。
【図14】従来の技術における光実装基板の構成例を示
す斜視図である。
【図15】(a)従来の技術における光実装基板の製造
方法を説明するための図である。 (b)従来の技術における光実装基板の製造方法を説明
するための図である。 (c)従来の技術における光実装基板の製造方法を説明
するための図である。 (d)従来の技術における光実装基板の製造方法を説明
するための図である。
【符号の説明】
100 光実装基板 110 第1の光ファイバガイド部 120 第2の光ファイバガイド部 130 光伝達部 140 ガラス製基板 150 樹脂製の基台 160 光導波路溝 170、180a、180b ファイバ配列V溝 200 ガラス製の基台部材 210 凹部 220 樹脂製の基台部材 230 基材 300 光導波路パターン 310、320a、320b 凸部 330 上型 400、430 コア層 410 上部クラッド層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバを配置し固定するための光フ
    ァイバ固定部が形成された、第1の基台部と、 前記第1の基台部の、前記光ファイバ固定部が形成され
    ていない部分に設けられ、光導波路を配置するための光
    導波路溝が形成された樹脂製の第2の基台部とを備え、 前記第1の基台部は、前記樹脂が熱分解する温度より低
    いガラス転移温度を有する光実装基板。
  2. 【請求項2】 高熱伝導性を有する基板と、 前記基板上に設けられた、光ファイバを配置し固定する
    ための光ファイバ固定部が形成された第1の基台部と、 前記基板上に設けられた、光導波路を配置するための光
    導波路溝が形成された、樹脂製の第2の基台部とを備え
    た光実装基板。
  3. 【請求項3】 前記第1の基台部は、ガラス材料により
    作成されたものである請求項1または2に記載の光実装
    基板。
  4. 【請求項4】 前記第1の基台部は、フィラーを含む樹
    脂により作成されたものである請求項1または2に記載
    の光実装基板。
  5. 【請求項5】 少なくとも前記光導波路溝に充填される
    ように設けられた、光導波路をさらに備えた請求項1ま
    たは2に記載の光実装基板。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の光実装基板と、 前記光実装基板の前記光ファイバ固定部に配置され、固
    定された光ファイバとを備えた光デバイス。
  7. 【請求項7】 ガラス製の第1の基台部材の一部に樹脂
    製の第2の基台部材を配置し、 所定の温度を維持しながら、前記第1の基台部材上に、
    光ファイバを配置し固定するための光ファイバ固定部
    を、前記第2の基台部材上に、光導波路が配置される光
    導波路溝を、それぞれ同時に形成する光実装基板の製造
    方法。
  8. 【請求項8】 前記ガラスは、低温ガラス転移温度を有
    し、 前記所定の温度は、 前記樹脂がガラス転移する温度および前記ガラスの低温
    ガラス転移温度よりも高く、前記樹脂が熱分解する温度
    よりも低い請求項7に記載の光実装基板の製造方法。
  9. 【請求項9】 高熱伝導性を有する基板上に、ガラス製
    の第1の基台部材を配置し、 プレス形成により前記基板と前記第1の基台部材とを直
    接接合するとともに、前記第1の基台部材上に、光ファ
    イバを配置し固定するための光ファイバ固定部を形成
    し、 その後に、前記基板上の、前記第1の基台部材が配置さ
    れていない部分に、樹脂製の第2の基台部を配置し、前
    記第2の基台部に光導波路を配置するための光導波路溝
    を形成する光実装基板の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記ガラスは、低温ガラス転移温度を
    有する請求項9に記載の光実装基板の製造方法。
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