JP2003232812A - 波形計測装置 - Google Patents

波形計測装置

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JP2003232812A
JP2003232812A JP2002034102A JP2002034102A JP2003232812A JP 2003232812 A JP2003232812 A JP 2003232812A JP 2002034102 A JP2002034102 A JP 2002034102A JP 2002034102 A JP2002034102 A JP 2002034102A JP 2003232812 A JP2003232812 A JP 2003232812A
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JP
Japan
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trigger
card
waveform
electronic device
electric signal
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Application number
JP2002034102A
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English (en)
Inventor
Seiji Inoue
井上  清次
Shigeki Teratani
茂樹 寺谷
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯に適した、価格が安い波形計測装置を提
供する。 【解決手段】 電気信号が入力されるプローブ5,9,
13,17と、前記プローブ5,9,13,17に接続
され、所望の設定条件に従い、前記電気信号を波形処理
するカード3と、前記カード3に接続され、少なくとも
表示部38を有する電子機器2とを備え、前記表示部3
8は前記電気信号の波形を表示し、前記カード3は前記
電子機器2に対し、着脱自在に構成されている。前記電
子機器は、携帯型パーソナルコンピュータである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は波形計測装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は例えば、特開平1
0−333798号公報に示されている。この公報の図
1によると、信号獲得システム122と、スコープ・イ
ンタフェース124と、ビデオ・コントロール126
と、入力部108、110と、表示部112と、メモリ
104と、プロセッサ102等から成るオシロスコープ
100が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記装置は、
据置型のものであり、大型で、重量が大きく、携帯に適
さない第1の欠点が有る。この欠点を解消するために、
最近は、携帯型の波形計測装置も市販されているが、価
格が50万円〜100万円と、高価である第2の欠点が
有る。
【0004】そこで、本発明はこの様な従来の欠点を考
慮して、携帯に適した、価格が安い波形計測装置を提供
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の本発明では、電気信号が入力されるプロ
ーブと、前記プローブに接続され、所望の設定条件に従
い、前記電気信号を波形処理するカードと、前記カード
に接続され、少なくとも表示部を有する電子機器とを備
え、前記表示部は前記電気信号の波形を表示し、前記カ
ードは前記電子機器に対し、着脱自在に構成されてい
る。
【0006】請求項2の本発明では、前記電子機器は、
携帯型パーソナルコンピュータである。
【0007】請求項3の本発明では、前記電子機器は入
力部を有し、前記入力部に対し、所定の入力がなされる
と、前記カードは、前記所望の設定条件が設定される。
【0008】請求項4の本発明では、前記所望の設定条
件は、前記表示部に表示される前記波形に関する、垂直
軸の条件と、水平軸の条件と、トリガの条件を含み、か
つ前記カード内に記憶される。
【0009】請求項5の本発明では、前記カードに設け
られた制御部は、前記垂直軸のスケールに応じて、入力
された前記電気信号の電圧を変換電圧に増幅又は圧縮さ
せ、前記水平軸のスケールによって決まる時間間隔に
て、前記変換電圧をデジタル値に順次変換させ、保存さ
せる。
【0010】請求項6の本発明では、前記トリガがオー
トトリガの場合、前記制御部は、前記電子機器に対し、
保存された前記デジタル値を送信させる。
【0011】請求項7の本発明では、前記トリガがノー
マルトリガの場合、前記制御部は、保存された前記デジ
タル値の中から、トリガ条件の前後に位置するデジタル
値のみを選択し、前記電子機器に対し、選択された該デ
ジタル値を送信させる。
【0012】請求項8の本発明では、前記電子機器は、
送信された前記デジタル値に従い、前記表示部に対し、
前記波形を表示させる。
【0013】請求項9の本発明では、前記トリガがシン
グルトリガの場合、前記カードは前記電気信号の取込み
動作を1回で終了し、前記トリガがシングルトリガでな
い場合、前記カードは前記電気信号の取込み動作を複数
回行う。
【0014】請求項10の本発明では、前記カードに入
力側コネクタを設け、前記入力側コネクタに接続される
ケーブルセットを設け、前記複数個のプローブは前記ケ
ーブルセットに接続可能に構成された。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、図1ないし図3に従い、
本発明の実施の形態に係る波形計測装置1を説明する。
図1は波形計測装置1の斜視図、図2は上記装置1に用
いられる電子機器2のブロック図、図3は上記装置1に
用いられるカード3等のブロック図である。
【0016】これらの図に於て、プローブセット4は、
プローブ5と、コード6と、プローブ用コネクタ7等か
ら成る。プローブ5は、被測定物の電気信号を入力する
ために、先端に、フックが形成されている。コード6
は、プローブ5とプローブ用コネクタを接続するもので
ある。
【0017】同様に、プローブセット8は、プローブ9
と、コード10と、プローブ用コネクタ11等から成
る。プローブセット12は、プローブ13と、コード1
4と、プローブ用コネクタ15等から成る。プローブセ
ット16は、プローブ17と、コード18と、プローブ
用コネクタ19等から成る。
【0018】ケーブルセット20は、雌コネクタ21
と、ケーブル22と、雄コネクタ23等から成る。雌コ
ネクタ21は、4個の雌部(図示せず)を有している。
4個の雌部には、各々、プローブ用コネクタ7、11、
15、19が挿入され、電気的接続される。
【0019】ケーブル22は4本のリード線から成り、
各リード線の右端は、雌コネクタ21の各雌部に接続さ
れている。
【0020】雄コネクタ23は4ピンのものであり、各
ピンは、ケーブル22を構成する4本のリード線の各左
端に接続されている。
【0021】カード3の適所には、4ピンの雌コネクタ
から成る入力側コネクタ24が設けられている。雄コネ
クタ23は入力側コネクタ24に挿入され、電気的接線
される。
【0022】上記構成をまとめる。カード3には、入力
側コネクタ24が設けられている。ケーブルセット20
の一側(雄コネクタ23)は、入力側コネクタ24に接
線される。複数個のプローブ5、9、13、17は、ケ
ーブルセット20の他側(雌コネクタ21)に接続され
ている。
【0023】カード3は例えば、入力側コネクタ24
と、出力側コネクタ25と、波形処理部26、27、2
8、29等により、構成されている。
【0024】出力側コネクタ25は例えば、PCMCI
Aコネクタであり、電子機器2のスロットル30(図1
参照)の奥側に設けられたコネクタ(図示せず)に挿入
され電気的接続される様に、構成されている。
【0025】波形処理部27、28、29は、波形処理
部26と同一の構成である。
【0026】波形処理部26に於て、入力部31の入力
側は、入力側コネクタ24を構成する第1番目のピン
(図示せず)に電気的接続されている。
【0027】プローブ5と、コード6と、プローブ用コ
ネクタ7と、雌コネクタ21と、ケーブル22と、雄コ
ネクタ23と、入力側コネクタ24(以下、プローブ5
等と呼ぶ)を介して、入力部31に入力される被測定物
(図示せず)の電気信号の電圧が異常に高い場合、入力
部31は上記電圧をカットするものである。
【0028】電圧変換部32の入力側は、入力部31の
出力側に接続されている。電圧変換部32の制御端子
(図示せず)は、制御部33に接続されている。電圧変
換部32は、制御部33が出力する第1制御信号Aに従
い、プローブ5等と入力部31とを介して入力される電
気信号のゲインを変更するものである。即ち、電圧変換
部32は、電気信号の電圧を、変換電圧に増幅又は圧縮
するものである。制御部33は例えば、論理回路にて構
成されている。
【0029】A/D変換部34の入力側は、電圧変換部
32の出力側に接続されている。A/D変換部34の制
御端子(図示せず)は、制御部33に接続されている。
A/D変換部34は、制御部33が出力する第2制御信
号Bに従い、電圧変換部32が出力する変換電圧(アナ
ログ値)を、所定の時間間隔にて、デジタル値に順次変
換するものである。
【0030】取込部35の入力側は、A/D変換部34
の出力側に接続されている。取込部35の制御端子(図
示せず)は、制御部33に接続されている。取込部35
は、制御部33が出力する第3制御信号Cに従い、A/
D変換部34が出力する複数のデジタル値を、取込むも
のである。
【0031】記憶部36は例えばバッファから成り、そ
の入力側は、取込部35の出力側に接続されている。記
憶部36の制御端子(図示せず)は、制御部33に接続
されている。
【0032】記憶部36は、取込部35が出力する複数
のデジタル値を保存し、制御部33が出力する第4制御
信号Dに従い、上記保存されたデジタル値を、出力側コ
ネクタ25に対し、出力するものである。
【0033】ゲイン設定部37は例えばレジスタ等から
成る。ゲイン設定部37の入力側は出力側コネクタ25
に接続され、ゲイン設定部37の出力側は、制御部33
に接続されている。
【0034】ゲイン設定部37には、電子機器2の表示
部38に表示される電気信号の波形に係る垂直軸(電
圧)のスケール(ゲイン)が入力され、ゲイン設定部3
7は上記スケールを保存する。このスケールとは、垂直
軸の一目盛当りの電圧値を示し例えば1V/DIV等で
ある。
【0035】トリガ等設定部39は、例えばレジスタ等
から成る。トリガ等設定部39の入力側は、出力側コネ
クタ25に接続されている。トリガ等設定部39の出力
側は制御部33に接続されている。
【0036】トリガ等設定部39には、上記電気信号の
波形に係る垂直軸のポジション、オフセット等が入力さ
れ、保存する。ポジションとは、波形表示の基準(0
V)をどの位置にするかの指定値である。オフセット
は、波形表示の基準を0Vから、プラス位置又はマイナ
ス位置にずらすかの指示値である。
【0037】また、トリガ等設定部39には、上記電気
信号の波形に係る水平軸(時間)のスケールと、トリガ
位置等が入力され、保存する。上記スケールとは、水平
軸の一目盛当りの時間を示し、例えば1ms/DIV等
である。トリガ位置とは、波形表示を、トリガの以後に
するか、又はトリガの以前にするかを指示する指示値で
ある。
【0038】更に、トリガ等設定部39には、トリガソ
ースと、トリガレベルと、トリガスロープと、シングル
等が入力され、保存される。トリガソースとは、プロー
ブ5と9、13、17のどのチャンネルの信号をトリガ
にするかの指示値である。トリガレベルとは、信号が何
Vになればトリガにするかの指示値である。
【0039】トリガスロープとは、トリガレベルの立上
り又は立下りのどちらをトリガにするかの指示値であ
る。シングルとは、波形取込を1回でやめるか、否かの
指示値である。また、トリガ等設定部39には、カーソ
ル表示などの設定を指示する指示値が入力される。
【0040】この様に、ゲイン設定部37およびトリガ
等設定部39には、波形表示に対する、使用者による所
望の設定条件が入力され、保存する。
【0041】上記設定条件とは、上述した様に、垂直軸
のスケール、垂直軸のポジション、垂直軸のオフセッ
ト、水平軸のスケール、水平軸のトリガ位置、トリガソ
ース、トリガレベル、トリガスロープ、シングル、カー
ソル表示設定等である。以上の部品により、このカード
3は構成されている。上述した様に、カード3は電子機
器2に対し、着脱自在に構成されている。
【0042】次に、主に、図1と図2に従い、電子機器
2を説明する。これらの図に於て、電子機器2は例え
ば、携帯型パーソナルコンピュータであり、使用者は、
既に購入した携帯型パーソナルコンピュータを使用する
事ができる。
【0043】電子機器2の側面には、スロットル30が
形成され、その奥側には、コネクタが設けられている。
使用者は、カード3をスロットル30に挿入する事によ
り、カード3と上記コネクタは電気的接続される。
【0044】上記コネクタは、インターフェース部40
の片側に接続され、インターフェース部40の他側はバ
ス41に接続されている。表示部38は例えば、表示制
御部と液晶表示装置等から成り、バス41に接続されて
いる。
【0045】入力部42は例えば、キーボードと、マウ
ス(図示せず)等から成り、バス41に接続されてい
る。制御手段43は例えばCPU等から成り、バス41
に接続されている。
【0046】記憶部44は例えば、ROMとRAMとハ
ードディスク等から成り、バス41に接続されている。
ハードディスクには、オペレーティングシステム(O
S)およびアプリケーションプログラムが記憶されてい
る。制御手段43は、オペレーティングシステムおよび
アプリケーションプログラムを実行する。以上の部品に
より、電子機器2は構成されている。以上の様に、プロ
ーブセット4、8、12と16と、ケーブルセット20
と、カード3と、電子機器2等により、この波形計測装
置1は構成されている。
【0047】次に、図1ないし図4に従い、この波形計
測装置1の動作を説明する。図4は波形計測装置1の主
要な動作を説明するためのフローチャートである。
【0048】これらの図に於て、最初に使用者は、カー
ド3の入力側コネクタ24に対し、ケーブルセット20
を挿入する。そして、使用者は、ケーブルセット20の
雌コネクタ21に対し、プローブセット4、8、12、
16を挿入する。そして、使用者は、電子機器2に対
し、カード3を挿入する。次に、使用者は被測定物に対
し、例えば、プローブ5のフックを取り付ける。
【0049】その後、使用者は、波形表示の設定条件を
設定する。即ち、使用者は電子機器2の入力部42に対
し、所定の入力を行う。
【0050】その結果、カード3には、使用者が所望す
る設定条件が設定される。上記所望の設定条件とは、表
示部38に表示される波形に関する、垂直軸の条件と、
水平軸の条件と、トリガの条件を含む。
【0051】即ち、上記垂直軸の条件は、上述した様
に、垂直軸のスケールと、垂直軸のボジションと、垂直
軸のオフセット等に係る、使用者が所望する指示値であ
る。
【0052】また、上記水平軸の条件とは、水平軸のス
ケールと、水平軸のトリガ位置等に係る、使用者が所望
する指示値である。
【0053】更に、上記トリガの条件とは、トリガソー
スと、トリガレベルと、トリガスロープと、シングル等
に係る、使用者が所望する指示値である。
【0054】この様に、使用者が所望する設定条件は、
電子機器2のインターフェース部40と、カード3の出
力側コネクタ25を介して、カード3に設けられたゲイ
ン設定部37およびトリガ等設定部39に保存される
(図4のS1を参照)。
【0055】次に、カード3に設けられた制御部33
は、電子機器2に設けられた実行キー42a(図1参
照)が押されたか否かを判定する(図4のS2を参
照)。
【0056】仮に、使用者が実行キー42aを押せば、
制御部33は、S2の判定を肯定する。
【0057】その後、制御部33は、波形取込を行う
(図4のS3を参照)。即ち、制御部33は、電圧変換
部32をして、ゲイン設定部37に保存された垂直軸の
スケールに係る指示値(第1制御信号A)に応じて、プ
ローブ5等および入力部31を介して入力された電気信
号の電圧を、変換電圧に増幅又は圧縮させる。
【0058】次に、制御部33は、A/D変換部34を
して、トリガ等設定部39に保存された水平軸のスケー
ルに係る指示値(第2制御信号B)によって決まる時間
間隔にて、上記変換電圧をデジタル値に順次変換させ
る。
【0059】その後、制御部33は取込部35をして、
上記複数の連続したデジタル値を取込ませる。そして、
制御部33は記憶部36をして、上記デジタル値を保存
させる。
【0060】次に、制御部33は、トリガの設定がオー
トか又はノーマルかを判定する(図4のS4を参照)。
仮に、トリガの設定がオートトリガの場合、制御部33
は、記憶部36に対し、第4制御信号Dを出力する。
【0061】その結果、記憶部36は、出力側コネクタ
25を介して、電子機器2のインターフェース部40に
対して、保存されていた連続するデジタル値を送信する
(図4のS5を参照)。
【0062】次に、電子機器2は、送信された上記デジ
タル値に従い、表示部38に対し、使用者が所望する設
定条件にて、電気信号の波形を表示させる。
【0063】なお、上記オートトリガの場合、トリガ条
件が満足される毎に、繰り返し、トリガ信号を発生す
る。そして、所定のタイムアウト時間内にトリガ条件が
満足されなかった場合でも、自動的にトリガ信号を発生
するものである。
【0064】この様に、カード3は、プローブ5に接続
され、所望の設定条件に従い、プローブ5が検出した電
気信号を波形処理するものである。また、電子機器2の
表示部38は、上記電気信号の波形を表示する。
【0065】また、仮に、トリガの設定がノーマルトリ
ガの場合、制御部33はトリガを検出したか否かを判定
する(図4のS6を参照)。
【0066】なお、上記ノーマルトリガの場合、トリガ
条件が満足される毎に、繰り返し、トリガ信号を発生す
る。ただし、トリガ条件が満足されるまで、トリガ信号
発生待ちの状態を持続するものである。
【0067】仮に、トリガが検出された場合は(図4の
S6を参照)、制御部33は、データ有効範囲を確定す
る(図4のS7を参照)。そして、制御部33は、有効
データを電子機器2に対し、送信させる(図4のS5を
参照)。
【0068】言い換えれば、トリガがノーマルトリガの
場合(図4のS4を参照)、制御部33は、トリガを検
出したかを判定する(図4のS6を参照)。
【0069】トリガを検出した場合、制御部33は、記
憶部36に記憶された複数のデジタル値の中から、トリ
ガ条件の前後に位置するデジタル値のみを選択し(確定
する事であり、図4のS7を参照)、電子機器2に対
し、上記選択されたデジタル値を送信する(図4のS5
を参照)。
【0070】そして、電子機器2は、送信され、選択さ
れた上記デジタル値に従い、表示部38に対し、電気信
号の波形を表示させる。
【0071】次に、制御部33は、上記設定されたトリ
ガの条件がシングルか否かを判定する(図4のS8を参
照)。仮に、トリガの条件がシングルならば、制御部3
3はS8を肯定し、制御動作を終了する。
【0072】仮に、上記設定されたトリガの条件がシン
グルでないならば、制御部33はS8を否定する。
【0073】次に、制御部33は、電子機器2に設けら
れた終了キー42b(図1参照)が押されたか否かを判
定する(図4のS9を参照)。
【0074】仮に、使用者が上記終了キー42bを押し
た場合、制御部33はS9を肯定し、制御動作を終了す
る。
【0075】仮に、使用者が上記終了キー42bを押し
ていない場合、制御部33はS9を否定し、S3の直前
へ戻る。この様にして、制御部33はS3からS9まで
の動作を繰り返す。
【0076】上述の動作の特徴をまとめる。電子機器2
へ送信されたトリガがシングルトリガの場合(図4のS
8を参照)、カード3は、電気信号の取込み動作(図4
のS3〜S5を参照)を1回で終了する。
【0077】また、上記トリガがシングルトリガでない
場合(図4のS8を参照)、カード3は、電気信号の取
込み動作(図4のS3〜S9を参照)を複数回行う。
【0078】
【発明の効果】請求項1の本発明では、電気信号が入力
されるプローブと、前記プローブに接続され、所望の設
定条件に従い、前記電気信号を波形処理するカードと、
前記カードに接続され、少なくとも表示部を有する電子
機器とを備え、前記表示部は前記電気信号の波形を表示
し、前記カードは前記電子機器に対し、着脱自在に構成
されている。この様にして、波形を表示する電子機器に
対し、電気信号を波形処理するカードを着脱自在に構成
したので、電子機器は小型、軽量化、携帯可能となる。
【0079】請求項2の本発明では、前記電子機器は、
携帯型パーソナルコンピュータである。この様に、電子
機器として、携帯型パーソナルコンピュータを用いる事
ができるので、使用者は、既に購入しているパーソナル
コンピュータを用いる事ができ、コストが安くて済む。
しかも、携帯可能となる。
【0080】請求項3の本発明では、前記電子機器は入
力部を有し、前記入力部に対し、所定の入力がなされる
と、前記カードは、前記所望の設定条件が設定される。
上記構成により、使用者は、電子機器に入力するだけ
で、所望の設定条件が得られ、使い勝手が向上する。
【0081】請求項4の本発明では、前記所望の設定条
件は、前記表示部に表示される前記波形に関する、垂直
軸の条件と、水平軸の条件と、トリガの条件を含み、か
つ前記カード内に記憶される。上記構成により、カード
は所望の設定条件を記憶しているので、使用者は、電子
機器からカードを抜き取った状態で移動しても、カード
を電子機器に挿入すれば、所望の設定条件が得られるの
で、携帯し易く、かつ使い勝手が良い。
【0082】請求項5の本発明では、前記カードに設け
られた制御部は、前記垂直軸のスケールに応じて、入力
された前記電気信号の電圧を変換電圧に増幅又は圧縮さ
せ、前記水平軸のスケールによって決まる時間間隔に
て、前記変換電圧をデジタル値に順次変換させ、保存さ
せる。上記構成により、使用者は、自分が最も好む設定
条件にて、波形を表示させる事ができる。
【0083】請求項6の本発明では、前記トリガがオー
トトリガの場合、前記制御部は、前記電子機器に対し、
保存された前記デジタル値を送信させる。この様に、オ
ートトリガの場合、カードの制御部は、自動的にデジタ
ル値を送信するので、使い勝手が向上する。
【0084】請求項7の本発明では、前記トリガがノー
マルトリガの場合、前記制御部は、保存された前記デジ
タル値の中から、トリガ条件の前後に位置するデジタル
値のみを選択し、前記電子機器に対し、選択された該デ
ジタル値を送信させる。この様に、ノーマルトリガの場
合、カードの制御部は、トリガ条件の前後に位置するデ
ジタル値のみを選択し、送信するので、使い勝手が向上
する。
【0085】請求項8の本発明では、前記電子機器は、
送信された前記デジタル値に従い、前記表示部に対し、
前記波形を表示させる。上記構成により、使用者は、自
分が最も好む設定条件にて、波形を表示させる事ができ
る。
【0086】請求項9の本発明では、前記トリガがシン
グルトリガの場合、前記カードは前記電気信号の取込み
動作を1回で終了し、前記トリガがシングルトリガでな
い場合、前記カードは前記電気信号の取込み動作を複数
回行う。上記構成により、シングルトリガの場合でも、
シングルトリガでない場合でも、電気信号の取込み動作
を正確に行う事ができる。
【0087】請求項10の本発明では、前記カードに入
力側コネクタを設け、前記入力側コネクタに接続される
ケーブルセットを設け、前記複数個のプローブは前記ケ
ーブルセットに接続可能に構成された。上記構成によ
り、カードと、ケーブルセットと、プローブを取り外し
て携帯でき、使用者が被測定物の所へ行った時、上記部
品を組立てば良く、携帯性が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る波形計測装置1の斜
視図である。
【図2】上記装置1に用いられる電子機器2のブロック
図である。
【図3】上記装置1に用いられるカード3のブロック図
である。
【図4】上記装置1の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2 電子機器 3 カード 5、9、13、17 プローブ 38 表示部
フロントページの続き (72)発明者 寺谷 茂樹 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気信号が入力されるプローブと、前記
    プローブに接続され所望の設定条件に従い、前記電気信
    号を波形処理するカードと、前記カードに接続され、少
    なくとも表示部を有する電子機器とを備え、前記表示部
    は前記電気信号の波形を表示し、前記カードは前記電子
    機器に対し、着脱自在に構成されている事を特徴とする
    波形計測装置。
  2. 【請求項2】 前記電子機器は、携帯型パーソナルコン
    ピュータである事を特徴とする請求項1の波形計測装
    置。
  3. 【請求項3】 前記電子機器は入力部を有し、前記入力
    部に対し、所定の入力がなされると、前記カードは、前
    記所望の設定条件が設定される事を特徴とする請求項1
    の波形計測装置。
  4. 【請求項4】 前記所望の設定条件は、前記表示部に表
    示される前記波形に関する、垂直軸の条件と、水平軸の
    条件と、トリガの条件を含み、かつ前記カード内に記憶
    される事を特徴とする請求項1の波形計測装置。
  5. 【請求項5】 前記カードに設けられた制御部は、前記
    垂直軸のスケールに応じて、入力された前記電気信号の
    電圧を変換電圧に増幅又は圧縮させ、前記水平軸のスケ
    ールによって決まる時間間隔にて、前記変換電圧をデジ
    タル値に順次変換させ、保存させる事を特徴とする請求
    項4の波形計測装置。
  6. 【請求項6】 前記トリガがオートトリガの場合、前記
    制御部は、前記電子機器に対し、保存された前記デジタ
    ル値を送信させる事を特徴とする請求項5の波形計測装
    置。
  7. 【請求項7】 前記トリガがノーマルトリガの場合、前
    記制御部は、保存された前記デジタル値の中から、トリ
    ガ条件の前後に位置するデジタル値のみを選択し、前記
    電子機器に対し、選択された該デジタル値を送信させる
    事を特徴とする請求項5の波形計測装置。
  8. 【請求項8】 前記電子機器は、送信された前記デジタ
    ル値に従い、前記表示部に対し、前記波形を表示させる
    事を特徴とする請求項6又は請求項7の波形計測装置。
  9. 【請求項9】 前記トリガがシングルトリガの場合、前
    記カードは前記電気信号の取込み動作を1回で終了し、
    前記トリガがシングルトリガでない場合、前記カードは
    前記電気信号の取込み動作を複数回行う事を特徴とする
    請求項8の波形計測装置。
  10. 【請求項10】 前記カードに入力側コネクタを設け、
    前記入力側コネクタに接続されるケーブルセットを設
    け、前記複数個のプローブは前記ケーブルセットに接続
    可能に構成された事を特徴とする請求項1の波形計測装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011505568A (ja) * 2007-12-04 2011-02-24 ローデ ウント シュワルツ ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー 高精度のdc電圧測定によるプローブ

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