JP2003231588A - 開封装置 - Google Patents

開封装置

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JP2003231588A
JP2003231588A JP2002030946A JP2002030946A JP2003231588A JP 2003231588 A JP2003231588 A JP 2003231588A JP 2002030946 A JP2002030946 A JP 2002030946A JP 2002030946 A JP2002030946 A JP 2002030946A JP 2003231588 A JP2003231588 A JP 2003231588A
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Hideto Sakamoto
英登 坂本
Hiroyuki Ogura
弘之 小倉
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NIPPON SUPPORT SYSTEM KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、液体の試薬等が入っている多数の試
験管等を液体の試薬等が流出しないように、それぞれの
試験管等に蓋がされている場合に、多数の試験管の蓋を
同時に取り外すことができる開封装置の改良に関する発
明である。 【構成】 本発明は、基台上面に第1支柱、第2支柱、
第3支柱及び第4支柱を四隅に垂直に設けた基台部と、
前記基台部の各支柱に上下動可能に取り付けた基板部上
に、第1縦枠、第2縦枠、第3縦枠、第4縦枠、第1横
枠、第2横枠、第3横枠、第4横枠、第5横枠、第6横
枠、第1連結枠、第2連結枠、第3連結枠、第4連結
枠、第5連結枠及び第6連結枠からなる枠体部を設け、
前記枠体部に左右ハンドルを設けるとともに開封部を設
けた駆動部とからなることを特徴とする開封装置の構成
とした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、液体の試薬等が入
っている多数の試験管から液体の試薬等が流出しないよ
うに、それぞれの試験管に蓋がされている場合に、多数
の試験管の蓋を同時に取り外すことができる開封装置の
改良に関する発明である。 【0002】 【従来の技術】従来、試験管等に蓋されている蓋を取り
外す場合には、1本1本の試験管に蓋されている蓋を手
指で摘んで開封したり、又は、2本〜3本の試験管に蓋
されている蓋を同時に取り外すための開封器があり、こ
のような開封器により2本〜3本の試験管に蓋されてい
る蓋を同時に試験管から取り外している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
開封器では、試験管等にされている蓋を取り外し後、蓋
が試験管等から取り外すことはできるが、蓋を取り外し
た開封装置が保持することができずに途中で落下してし
まうとの欠点があった。また、開封装置により蓋の取り
外しはできても、試験管等に取り外した蓋を取り付ける
ことができないとの欠点があった。更に、同時に多数の
試験管等に蓋されている蓋を同時にかつ一気に試験管等
から取り外すことのできる開封器は存在しなかった。 【0004】そこで、本発明である開封装置は、多数の
試験管等にされている多数の蓋を試験管等から同時かつ
一気に取り外すことができるとともに、試験管等から掴
み取った蓋が開封装置から落下することがなく、取り外
した蓋を取り外した元の試験管等にそのままそっくり取
り付けることができる開封装置を提供することを目的と
する。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、基台上面に第1支柱、第2支柱、第3
支柱及び第4支柱を四隅に垂直に設けた基台部と、前記
基台部の各支柱に上下動可能に取り付けた基板部上に、
第1縦枠、第2縦枠、第3縦枠、第4縦枠、第1横枠、
第2横枠、第3横枠、第4横枠、第5横枠、第6横枠、
第1連結枠、第2連結枠、第3連結枠、第4連結枠、第
5連結枠及び第6連結枠からなる枠体部を設け、前記枠
体部に左右ハンドルを設けるとともに開封部を設けた駆
動部とからなることを特徴とする開封装置の構成とし
た。 【0006】 【実施例】以下に添付図面に基づき、本発明である開封
装置について詳細に説明する。図1は本発明である開封
装置の正面図、図2は本発明である開封装置の左側面
図、図3は本発明である開封装置の右側面図、図4は本
発明である開封装置の平面図、図5は本発明である開封
装置の駆動部の拡大左側面図、図6は本発明である開封
装置の開封部の拡大正面図である。 【0007】図1、図2、図3及び図4に示すように、
本発明である開封装置1は、基台部2と駆動部3からな
る。そして、駆動部3は、基台部2に上下動可能に取り
付けられている。 【0008】図1、図2、図3及びから図4に示すよう
に、本発明である開封装置1を構成する基台部2は、略
正方形状に形成されている基台2eと、第一支柱2a、
第二支柱2b、第三支柱2c及び第四支柱2dからなる
4本の支柱が基台2eの表面の四隅に垂直に固定されて
いる。 【0009】また、基台2eの背面の四隅には、下方に
突出するように支持脚2f、2f、2f、2fが固定さ
れている。この支持脚2f、2f、2f、2fは、ゴム
等の軟性素材である。 【0010】基台2eの上面には、ストッパー2g、2
gが垂直に突設している。これは、駆動部3の基板7a
が基台2eの表面に落下しないようにするためのストッ
パーである。ストッパー2g、2gは、基台2eの表面
の前方の位置と後方の位置の2個所に突設されている。 【0011】図1、図2、図3及びから図4に示すよう
に、本発明である開封装置1を構成する駆動部3は、枠
体部4、左ハンドル5、右ハンドル6、基板部7及び開
封部8からなる。枠体部4、左ハンドル5、右ハンドル
6及び開封部8は、基板部7の基板7a上に設置されて
いる。 【0012】枠体部4は、図1、図2、図3及びから図
4に示すように、第1縦枠4a、第2縦枠4b、第3縦
枠4c及び第4縦枠4dの4本と、第1横枠4e、第2
横枠4f、第3横枠4g、第4横枠4l、第5横枠4n
及び第6横枠4oの6本と、第1連結枠4i、第2連結
枠4j、第3連結枠4k、第4連結枠4r、第5連結枠
4s及び第6連結枠4tとからなる。 【0013】即ち、枠体部4は、4本の縦枠4a〜4d
と6本の横枠4e〜4g、4l、4n、4oと連結枠4
i〜4k、4r〜4tとを留め具4m、4m、4m、4
m・・・・により連結して立方体形状の枠体部を組み立
てる。 【0014】枠体部4を構成する第2横枠4f及び第3
横枠4gには、等間隔に多数の貫通孔4u、4u、4u
・・・・・が穿設されているとともに、第5横枠4n及
び第6横枠4oにも前記第2横枠4f及び第3横枠4g
と同じように等間隔に多数の貫通孔4u、4u・・・4
v、4v・・・・・が穿設されている。 【0015】枠体部4を組み立てるには、先ず、図1、
図2及び図3に示すように、基板部7の基板7aの上面
の4個所に固定されている取付部材4h、4h、4h、
4hに第1縦枠4a、第2縦枠4b、第3縦枠4c及び
第4縦枠4dの4本を留め具4m、4m、4m、4mに
より回動可能に取り付ける。 【0016】次に、図1に示すように、第1縦枠4a及
び第2縦枠4bに上部から下部に第1横枠4e、第2横
枠4f、第3横枠4gの順で、しかも等間隔に留め具4
m、4m、4mにより取り付ける。 【0017】図2及び図3に示すように、第3縦枠4c
と第4縦枠4dに上から下に第4横枠4l、第5横枠4
n、第6横枠4oの順で、しかも等間隔に留め具4m、
4m、4mにより取り付ける。 【0018】最後に、第1横枠4eの左端部と第4横枠
4lの左端部間には第1連結枠4iを、第1横枠4eの
右端部と第4横枠4lの右端部間には第4連結枠4r
を、第2横枠4fの左端部と第5横枠4nの左端部間に
は第2連結枠4jを、第2横枠4fの右端部と第5横枠
4nの右端部間には第5連結枠4sを、第3横枠4gの
左端部と第6横枠4oの左端部間には第3連結枠4k
を、第3横枠4gの右端部と第6横枠4oの右端部間に
は第6連結枠4tを留め具4m、4mにより取り付け
る。 【0019】図1、図2及び図3に示すように、第1縦
枠4a、第2縦枠4b、第3縦枠4c及び第4縦枠4d
の上部には、円形状の貫通孔4w、4w、4w、4wが
穿設されている。第2横枠4f及び第5横枠4nが上下
動できるようにするためである。 【0020】符号4p及び符号4qはストッパーであ
る。ストッパー4p、4qは、基板7aの上面に垂直に
起立している。ストッパー4pは、第3横枠4gが下降
した時に第3横枠4gの下面が当たる位置に設けてあ
る。 【0021】また、ストッパー4qは第6横枠4oが下
降した時に第6横枠4oの下面が当たる位置に設けてあ
る。このように、ストッパー4p、4qは、駆動部3が
基板7aの上面に接触しないようにするためのストッパ
ーである。 【0022】左ハンドル5は、図2に示すように、コ字
状型のハンドルである。左ハンドル5は、L字型の左枠
5aとL字型の右枠5bと、前記左枠5aと前記右枠5
b間に留め具5g、5gにより固定した横枠5eとから
なる。 【0023】このコ字状型の左ハンドル5は、左ハンド
ル5の左枠5aが屈曲する部分及び右枠5bが屈曲する
部分で第1連結枠4iに取り付けられている。そして、
左右枠5a、5bの下端部には左ハンドル5に左右連動
部材5c、5dを連結するための連結部材5fが固定さ
れている。 【0024】そして、図1、図2及び図4に示すよう
に、連結部材5fの左端部には左連動部材5cの一端部
が取り付けられ、連結部材5fの右端部には右連動部材
5dの一端部が取り付けられている。 【0025】図2に示すように、左連動部材5cの他端
部は第2連結枠4jの左端部に固定されているととも
に、右連動部材5dの他端部は前記第2連結枠4jの右
端部に固定されている。 【0026】同様に、右ハンドル6は、図3に示すよう
に、コ字状型のハンドルである。右ハンドル6は、L字
型の左枠6aとL字型の右枠6bと、前記左枠6aと前
記右枠6b間に留め具6g、6gにより固定した横枠6
eとからなる。 【0027】このコ字状型の右ハンドル6は、右ハンド
ル6の左枠6aが屈曲する部分及び右枠6bが屈曲する
部分で第1連結枠4rに取り付けられている。そして、
左右枠6a、6bの下端部には右ハンドル6に左右連動
部材6c、6dを連結するための連結部材6fが固定さ
れている。 【0028】そして、図1、図2及び図4に示すよう
に、連結部材6fの左端部には左連動部材6cの一端部
が取り付けられ、連結部材6fの右端部には右連動部材
6dの一端部が取り付けられている。 【0029】図3に示すように、左連動部材6cの他端
部は第5連結枠4sの左端部に固定されているととも
に、右連動部材6dの他端部は前記第5連結枠4sの右
端部に固定されている。 【0030】基板部7は、略正方形状に形成されている
基板7aと、基板7aの上面に固定されている取付部材
4h、4h、4h、4hと、基板7aの側面に固定され
ているストッパー7gと、基板7aの上面の2個所に固
定されているストッパー4p、4qと、駆動部3が第1
支柱〜第4支柱2a〜2dをスムーズに上下動するよう
にガイドするための上下ガイド7b〜7e、7l〜7o
からなる。 【0031】基板7aの上面に固定されている取付部材
4h、4h、4h、4hには、前述したように、第1縦
枠4a、第2縦枠4b、第3縦枠4c及び第4縦枠4d
が留め具4m、4m、4m、4mにより回動可能に取り
付けられている。 【0032】基板7aの側面に固定されているストッパ
ー7gは、支柱7fと取付棒7hと調節ナット7iと留
め具7jとゴム材7rとからなる。支柱7fが基板7a
の側面に留め具7j、7jにより基板7aに垂直に固定
されている。 【0033】支柱7fの上部には、支柱7fに直角に先
端にゴム材7rが取り付けられている取付棒7hが、支
柱7fに取付棒7hの後端部が突出するように螺合され
ていてる。そして、取付棒7hの後端部には調節ナット
7iが螺合されている。ゴム材7rの先端は、第3連結
枠4kに接触し、駆動部3が傾かないように支えてい
る。 【0034】基板7aの上面の2個所に固定されている
ストッパー4p、4qは、駆動部3にあるピン8b、8
b、8bの先端が基板7aの上面に接触しないようにす
るためのストッパーである。 【0035】図1、図2及び図3に示すように、駆動部
3が第1支柱〜第4支柱2a〜2dをスムーズに上下動
するようにガイドするための上ガイド7b、7c、7
d、7eは、第1支柱2a、第2支柱2b、第3支柱2
c及び第4支柱2dの各支柱が挿通されている挿通孔7
q、7q、7q、7qが穿設されている基板7aの上面
に固定されている。 【0036】また、下ガイド7l、7m、7n、7o
は、第1支柱2a、第2支柱2b、第3支柱2c及び第
4支柱2dの各支柱が挿通されている挿通孔7q、7
q、7q、7qが穿設されている基板7aの下面に固定
されている。但し、上ガイド7b〜7eと下ガイド7l
〜7oとを一体型に成型し、挿通孔7qを内部に穿設し
たガイドとして基板7aに取り付けてもよい。 【0037】また、図4に示すように、基板7aの中央
部には試験管を収納した容器10を安定させて設置する
ための容器設置孔7kが基板7aを貫通して穿設されて
いる。この容器設置孔7kは、斜めに穿設されている。 【0038】開封部8は、図5及び図6に示すように、
中空管取付枠8iに穿設されている取付孔8kに取り付
けられていて先端部8fの位置にスリット8dが形成さ
れている中空管8aと、ピン取付枠8cに取り付けられ
ているとともに前記中空管8aに上下動可能に挿入され
ているピン8bとからなる。 【0039】図5に示すように、ピン8bが取り付けら
れているピン取付枠8cは、第2横枠4fと第5横枠4
n間に複数平行に固定されている。また、中空管取付枠
8iは第3横枠4gと第6横枠4o間に複数平行に固定
されている。 【0040】ピン8b、8b・・の上端は留め具8g、
8g、8g・・・によりピン取付枠8cに固定されてい
る。また、中空管8aの上端部は中空管取付枠8iに穿
設されている取付孔8k、8k、8k・・・・に取り付
けられている。 【0041】図5及び図6に示すように、中空管8a、
8a、8a、8a・・・・内には、ピン8b、8b、8
b、8b、8b・・・・・が挿入されているとともに、
中空管8a、8a、8a、8a・・・・の下端部には縦
方向にスリット8dが設けてある。 【0042】中空管8a、8a、8a、8a・・・・内
に挿入されているピン8b、8b、8b、8b、8b・
・・・・の先端部8f、8f、8f、8f、8f・・・
・は中空管8a、8a、8a、8a・・・・の下端より
下方に突出している。 【0043】そして、図6に示すように、中空管8a、
8a、8a・・・・の開口部8eはやや外方に拡開して
いるとともに、ピン8b、8b、8b、8b・・・・先
端部8f、8f、8f・・・もまた同様にラッパ状に形
成され外方に拡開している。 【0044】図7は、本発明である開封装置の左右ハン
ドルを外方に動かした状態の正面図である。図7に示す
ように、左右ハンドル5、6を構成する横枠5e、6e
を手で握りしめて矢印Aで示すように下方に押し下げる
ことができる。 【0045】左ハンドル5を矢印A方向に回動させる
と、左ハンドル5は第1連結枠4iを支点として下方に
回動する。また、右ハンドル6は、矢印A方向に押し下
げ回動させると第4連結枠4rを支点として下方に回動
する。 【0046】このように、左右ハンドル5、6を矢印A
方向に押し下げ回動させると、左右ハンドル5、6に連
結されている左右連動部材5c、5d、6c、6dを連
動し、第2横枠4f、第2連結枠4j、第5横枠4n及
び第5連結枠4sが各縦枠2a〜2dに穿設されててい
る貫通孔4w、4w、4w、4wの径の幅の範囲で上昇
する。 【0047】すると、前記左右連動部材5c、5dの他
端は第2連結枠4jに連結されているとともに、左右連
動部材6c、6dの他端は第5連結枠4sに連結されて
いるので、第2横枠4f、第2連結枠4j、第5横枠4
n及び第5連結枠4sは左右連動部材5c、5d、6
c、6dとともに矢印B方向に上昇するので、ピン8
b、8b、8b・・・・も同時に矢印B方向に上昇する
のである。 【0048】図8は、本発明である開封装置の駆動部を
上昇させた正面図である。図8に示すように、駆動部3
全体が、基台2eの四隅に垂直に取り付けられている第
1縦枠4a、第2縦枠4b、第3縦枠4c及び第4縦枠
4dに沿って矢印C方向に上昇し、又は下降させること
ができる。 【0049】以下に、本発明である開封装置1により容
器に収納され、蓋がされている試験管の蓋を試験管から
取り外す工程を説明する。 【0050】図9は本発明である開封装置の基台上に蓋
がされた試験管を収納した容器をセットした状態を示し
た正面図、図10は本発明である開封装置の基台上に試
験管を収納した容器をセットした状態を示した平面図で
ある。 【0051】図8に示すように、先ず、駆動部3を上昇
させる。その後、図9に示すように、蓋を開封しようと
する多数の試験管9を収納した容器10を駆動部3の真
下の基台2e上に設置する。 【0052】図10に示すように、多数の試験管9、
9、9、9・・・・を収納した容器10を設置する場合
にはやや斜め方向に傾けた状態で設置する。これは、基
板7aに穿設されている容器設置孔7kに入り込むよう
にするためである。 【0053】また、駆動部3に対して容器10を斜め方
向に傾けたように置くことで、容器10の各試験管9、
9、9・・・同士の間隔が広いところを利用し、蓋を開
ける際に開封を容易にするためでもある。 【0054】図11は本発明である開封装置により開封
しようとする試験管が容器に収納されている状態を示し
た斜視図、図12は本発明である開封装置により開封し
ようとする試験管の正面図である。 【0055】図11に示すように、容器10には、試験
管9が多数収納されている。そして、図12に示すよう
に、収納されている試験管9、9、9・・・・の収納部
9aには収納液9cが入っていて、試験管9の開口部に
は蓋9bがされている。 【0056】本発明である開封装置1では、このよう
に、容器10に蓋9bがされた多数の試験管9が収納さ
れている状態で、同時にかつ一気に試験管9にされてい
る蓋9bを取り外すのである。 【0057】図13は本発明である開封装置の開封部の
筒体及び芯枠の先端部が試験管の蓋に挿入されている状
態を示した正面図、図14は本発明である開封装置の開
封部の先端部が試験管の蓋に接触した状態を示した縦断
面図である。 【0058】図13に示すように、基台2e上に設置し
た容器10に対して駆動部3を下降させて、図14に示
すように、容器10内の試験管9、9・・・の蓋9b、
9b・・・の凹部9dに中空管8aの開口部8e及びピ
ン8bの先端部8fを同時に差し込む。 【0059】図15は、本発明である開封装置の左右ハ
ンドルを矢印A方向に回動させた状態を示した正面図、
図16は本発明である開封装置の中空管の先端部が広が
り試験管の蓋の凹部に係止した状態を示した断面図であ
る。 【0060】容器10内の試験管9、9・・・の蓋9
b、9b・・・の凹部9dに中空管8aの開口部8e及
びピン8bの先端部8fを同時に差し込まれた状態で、
左右ハンドル5、6を同時に矢印A方向に回動させて押
し下げる。 【0061】すると、図16に示すように、中空管8a
内にあるピン8bが矢印D方向に上昇する。ピン8bが
上昇するとピン8bの先端部8fが中空管8aの開口部
8eの内面に接触するとともに、中空管8aの開口部8
eを矢印E方向に強制的に広げる。符号8jは、スリッ
ト8dが開いてできた隙間である。 【0062】中空管8aの開口部8eが矢印E、E方向
に広がると、スリット8dが形成されている中空管8a
の開口部8eの外周面が蓋9bの凹部9dの内周面に接
触し係止する。 【0063】図17は、本発明である開封装置により試
験管の蓋を同時に開封した状態を示した正面図である。
図17に示すように、図16の状態で、左右ハンドル
5、6を掴んで、枠体部4を矢印F方向に動かし、第1
縦枠4aを回動可能に取り付けた取付部材4hの留め具
4m及び第2縦枠4bを回動可能に取付部材4hに取り
付けた留め具4mの個所を支点として傾けると、容器1
0内にある試験管9の蓋9bが中空管8a及びピン8b
の下端部に係止された状態で、蓋9bを取り外すことが
できる。 【0064】 【発明の効果】本発明である開封装置は、以上に説明し
たような構成であるから、多数の試験管の蓋を同時かつ
一気に取り外すことができるととともに、試験管に蓋を
同時かつ一気に取り付けることができる。また、試験管
から取り外された蓋は、開封装置から落下することがな
く保持することができる。 【0065】更に、試験管の蓋を同時に一気に取り外す
ことができるので、それぞれの蓋を手で取り外すよりも
作業能率が極めて良い。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明である開封装置の正面図である。 【図2】本発明である開封装置の左側面図である。 【図3】本発明である開封装置の右側面図である。 【図4】本発明である開封装置の平面図である。 【図5】本発明である開封装置の駆動部の拡大左側面図
である。 【図6】本発明である開封装置の開封部の拡大正面図で
ある。 【図7】本発明である開封装置の左右ハンドルを外方に
動かした状態の正面図である。 【図8】本発明である開封装置の駆動部を上昇させた正
面図である。 【図9】本発明である開封装置の基台上に試験管を収納
した容器を設置した状態を示した正面図である。 【図10】本発明である開封装置の基台上にに試験管を
収納した容器を設置した状態を示した平面図である。 【図11】本発明である開封装置により蓋を取り外され
る蓋がある多数試験管が容器に収納された状態を示した
斜視図である。 【図12】本発明である開封装置により蓋が取り外され
る試験管の正面図である。 【図13】本発明である開封装置の開封部の筒体及び芯
枠の先端部が試験管の蓋に挿入されている状態を示した
正面図である。 【図14】本発明である開封装置の開封部の先端部が試
験管の蓋に接触した状態を示した縦断面図である。 【図15】本発明である開封装置の左右ハンドルを矢印
A方向に回動させた状態を示した正面図である。 【図16】本発明である開封装置の中空管の先端部が広
がり試験管の蓋の凹部に係止した状態を示した断面図で
ある。 【図17】本発明である開封装置により試験管の蓋を同
時に開封した状態を示した正面図である。 【符号の説明】 1 開封装置 2 基台部 2a 第1支柱 2b 第2支柱 2c 第3支柱 2d 第4支柱 2e 基台 2f 支持脚 2g ストッパー 3 駆動部 4 枠体部 4a 第1縦枠 4b 第2縦枠 4c 第3縦枠 4d 第4縦枠 4e 第1横枠 4f 第2横枠 4g 第3横枠 4h 取付部材 4i 第1連結枠 4j 第2連結枠 4k 第3連結枠 4l 第4横枠 4m 留め具 4n 第5横枠 4o 第6横枠 4p ストッパー 4q ストッパー 4r 第4連結枠 4s 第5連結枠 4t 第6連結枠 4u 貫通孔 4v 貫通孔 5 左ハンドル 5a 左枠 5b 右枠 5c 左連動部材 5d 右連動部材 5e 横枠 5f 連結部材 5g 留め具 5h 留め具 6 右ハンドル 6a 左枠 6b 右枠 6c 左連動部材 6d 右連動部材 6e 横枠 6f 連結部材 6g 留め具 6h 留め具 7 基板部 7a 基板 7b 上ガイド 7c 上ガイド 7d 上ガイド 7e 上ガイド 7f 支柱 7g ストッパー 7h 取付棒 7i 調節ナット 7j 留め具 7k 容器設置孔 7l 下ガイド 7m 下ガイド 7n 下ガイド 7o 下ガイド 7p 留め具 7q 挿通孔 7r ゴム材 8 開封部 8a 中空管 8b ピン 8c ピン取付枠 8d スリット 8e 開口部 8f 先端部 8g 留め具 8h 挿通孔 8i 中空管取付枠 8j 隙間 8k 取付孔 9 試験管 9a 収納部 9b 蓋 9c 収納液 9d 凹部 10 容器 A 矢印 B 矢印 C 矢印 D 矢印 E 矢印 F 矢印
フロントページの続き Fターム(参考) 3E081 AA10 AB06 AC01 AC07 BB14 BB20 BC08 EE21 FF04

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 基台上面に第1支柱、第2支柱、第3支
    柱及び第4支柱を四隅に垂直に設けた基台部と、前記基
    台部の各支柱に上下動可能に取り付けた基板部上に、第
    1縦枠、第2縦枠、第3縦枠、第4縦枠、第1横枠、第
    2横枠、第3横枠、第4横枠、第5横枠、第6横枠、第
    1連結枠、第2連結枠、第3連結枠、第4連結枠、第5
    連結枠及び第6連結枠からなる枠体部を設け、前記枠体
    部に左右ハンドルを設けるとともに開封部を設けた駆動
    部とからなることを特徴とする開封装置。
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