JP2003230622A - 脱臭装置 - Google Patents

脱臭装置

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JP2003230622A
JP2003230622A JP2002030352A JP2002030352A JP2003230622A JP 2003230622 A JP2003230622 A JP 2003230622A JP 2002030352 A JP2002030352 A JP 2002030352A JP 2002030352 A JP2002030352 A JP 2002030352A JP 2003230622 A JP2003230622 A JP 2003230622A
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JP
Japan
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heater
deodorizing
outer case
case
catalyst
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Pending
Application number
JP2002030352A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kono
洋志 河野
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱臭効率のよい、安価な脱臭装置を得る。 【解決手段】 パイプ状の金属製の外郭ケース1と、こ
の外郭ケース1の一端側に設けられた吸気口2と、外郭
ケース1の他端に設けられたヒータ保持部4と、このヒ
ータ保持部4の中央部に固定されたヒータ3と、ヒータ
保持部4との間に隙間を設け、かつ外郭ケース1の一端
を貫通して一部を外郭ケース1外に突出して固定された
内部ケース5と、内部ケース5の他端側に設けられた排
気口6と、前記ヒータ3と排気口6間に設けられた脱臭
触媒7とで構成された脱臭装置。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、生ごみなどの処理
を行う厨芥処理機などの臭気ガスが発生する機器におけ
る、その臭気ガスの脱臭を行うための、脱臭装置の改良
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の触媒式の脱臭装置においては、そ
の脱臭の作用工程において、臭気を帯びた気体を触媒の
効果が十分に発揮することのできる触媒反応温度まで予
め加熱し、その後にその気体を、断面が格子状やハニカ
ム状に形成されたアルミナやコーディライトなどの基体
に酸化触媒を担持させた加熱触媒素子の断面に入射させ
てその内部を通過させることにより、触媒脱臭が行われ
るようにしたものが一般的に知られている。 【0003】この一般的な従来例を図2で説明する。 【0004】図において、1は外郭ケースであり、2は
吸気口、6は排気口、3はヒータ、4はヒータ保持部で
ある。前記外郭ケース1内には脱臭触媒7が触媒保持材
8で巻き回された状態で挿入されている。また、外郭ケ
ース1の片側は蓋9で覆われているものであり、外郭ケ
ース1の外側には断熱材10が取り付けられているもの
である。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の脱臭装置では、ヒータの電源がONしてヒー
タの温度が十分に上昇しても外郭ケースから外部への熱
損失が大きいため、脱臭触媒および臭気の温度低下を防
ぐため、ヒータの電力を大きくしたり、外郭ケースの外
側に分厚い断熱材を取り付けたりしなければならないと
いった問題があった。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、断熱材を廃止し、空気層を設けて熱吸収す
る構造とし、吸気口より取り入れる臭気ガスの流入経路
を前記空気層とすることにより、予備加熱と断熱とがで
きるものであり、予備加熱された臭気ガスはヒータにて
加熱され、脱臭触媒を通過し脱臭触媒を加熱して、脱臭
触媒により臭気を除去されたガスを排気口より排気する
ものである。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明は、パイプ状の金属製の外
郭ケースと、この外郭ケースの一端側に設けられた吸気
口と、外郭ケースの他端に設けられたヒータ保持部と、
このヒータ保持部の中央部に固定されたヒータと、ヒー
タ保持部との間に隙間を設け、かつ外郭ケースの一端を
貫通して一部を外郭ケース外に突出して固定された内部
ケースと、内部ケースの他端側に設けられた排気口と、
前記ヒータと排気口間に設けられた脱臭触媒とで構成し
た脱臭装置としたものである。 【0008】このような構成としたことにより、臭気ガ
スは吸気口より入り外郭ケースと内部ケースとでなる空
気層を通過し、内部ケース内に入るまでに内部ケースか
ら外側に熱伝導放出される熱により予備加熱された状態
となるものである。この状態で臭気ガスはヒータ部に送
られてヒータで加熱され、臭気ガスの温度はより高温と
なって脱臭触媒へ送ることができる。これにより、浄化
性能がより向上し、脱臭効率が向上するものである。 【0009】 【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す断面図であ
る。 【0010】図において、1はパイプ状の金属製の外郭
ケースであり、1aは外郭ケース1の一端側の外郭ケー
ス上板である。また、2はこの外郭ケース1の一端の外
郭ケース上板1a側に設けられた吸気口である。4は外
郭ケース1の吸気口2と反対側の他端を塞ぐ如くに設け
られたヒータ保持部であり、このヒータ保持部4の中央
部にヒータ3が固定されている。また、ヒータ3はU字
形状のシーズヒータよりなり、両方の端子部を外郭ケー
ス1のヒータ保持部4より外部に突出させているもので
ある。 【0011】5はパイプ状の金属製の内部ケースであ
り、開口部をヒータ3挿入部側とし、上端を外郭ケース
1の外郭ケース上板1aを貫通して一部を外郭ケース1
外に突出して外郭ケース上板1aに固定されている。ま
た、内部ケース5は内部ケース5の開口部側とヒータ保
持部4とは適宜な隙間tを有して固定されているもので
ある。 【0012】6は脱臭後のガスを排出する排気口であ
り、内部ケース5の上端側の外郭ケース1外に突出した
部分に設けられている。また、内部ケース5内のヒータ
3と排気口6間に位置して脱臭触媒7が設けられてい
る。この脱臭触媒7は触媒保持材8により巻き回されて
内部ケース5内に圧入状態で挿入され固着されている。
なお、触媒保持材8は断熱材的な作用をするもので、フ
ァインセラミックなどで構成されている。 【0013】9は脱臭触媒7を内部ケース5に取り付け
固定した後に固定する蓋であり、内部ケース5の排気口
6側の開口端に挿入され外側からネジにより固定されて
いる。外郭ケース1と内部ケース5間は、ヒータ3挿入
側には吸気ガス通路用の隙間tがあり、その他は密閉さ
れ固定されている。 【0014】次に、このように構成された本発明の一実
施例による脱臭装置の作用について説明する。 【0015】厨芥処理機(図示せず)から発生した生ご
みなどの臭気ガスは、吸気口2から吸い込まれて外郭ケ
ース1と内部ケース5とで形成される空気層を通り予備
加熱される。さらに、臭気ガスは外郭ケース1と内部ケ
ース5が接続されていない開口部(隙間t)より内部ケ
ース5に進入しヒータ3により加熱され、加熱された脱
臭触媒7を通過することにより触媒脱臭させるものであ
る。 【0016】脱臭触媒7は、ハニカム状に形成されたコ
ーディライトやアルミナなどの基体に酸化触媒を担持さ
せた加熱触媒素子の断面に入射させて、その内部を通過
させることにより、触媒脱臭させるものであり、脱臭さ
れたガスは排気口6より排出される。 【0017】 【発明の効果】以上、本発明はこのような構成としたこ
とにより、臭気ガスは外郭ケースと内部ケースの間を通
過し内部ケースに進入するまでに、内部ケースから外側
に熱伝導放出される熱により吸気口より入ったときより
も温度が上昇し予備加熱された状態になり、さらにヒー
タ部に送られてヒータで加熱されるが、臭気ガスの温度
は予備加熱の温度上昇分により、さらに高温にして脱臭
触媒へ送ることができるものである。 【0018】また、外郭ケースと内部ケースの隙間の臭
気ガスは、熱を吸収するため断熱効果があり、断熱材を
廃止できるものである。 【0019】上記の構成により、臭気ガスは予備加熱後
ヒータにより本加熱され高温となり、高温の臭気ガスが
通過することにより脱臭触媒も十分触媒反応温度まで加
熱され、触媒と接触して浄化されて十分な脱臭効果を得
て排気口より放出される。 【0020】また、外郭ケースと内部ケースとの隙間の
空気層にある臭気ガスが、内部ケースの外面より放出さ
れる熱を吸収することは断熱材の効果も有しているもの
である。 【0021】従って、ヒータの電力を上げずに脱臭触媒
の温度を十分触媒反応温度まで上昇させ脱臭性能を上げ
ることができ、外郭ケースの周辺は、常にきれいな空気
が保たれ、また外郭ケースの外側に断熱材を設ける必要
がなくなり、断熱材などの高額な部品を使用せずに、熱
効率の良い安価な脱臭装置を提供することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す脱臭装置の断面図であ
る。 【図2】従来例を示す脱臭装置の断面図である。 【符号の説明】 1:外郭ケース 2:吸気口 3:ヒータ 4:ヒータ保持部 5:内部ケース 6:排気口 7:脱臭触媒 8:触媒保持材 9:蓋

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 パイプ状の金属製の外郭ケース(1)
    と、この外郭ケース(1)の一端側に設けられた吸気口
    (2)と、外郭ケース(1)の他端に設けられたヒータ
    保持部(4)と、このヒータ保持部(4)の中央部に固
    定されたヒータ(3)と、ヒータ保持部(4)との間に
    隙間を設け、かつ外郭ケース(1)の一端を貫通して一
    部を外郭ケース(1)外に突出して固定された内部ケー
    ス(5)と、内部ケース(5)の他端側に設けられた排
    気口(6)と、前記ヒータ(3)と排気口(6)間に設
    けられた脱臭触媒(7)とで構成されたことを特徴とす
    る脱臭装置。
JP2002030352A 2002-02-07 2002-02-07 脱臭装置 Pending JP2003230622A (ja)

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