JP2003228870A - 光出力制御装置およびオプティカル・データ・ストレージ装置 - Google Patents

光出力制御装置およびオプティカル・データ・ストレージ装置

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JP2003228870A
JP2003228870A JP2002028604A JP2002028604A JP2003228870A JP 2003228870 A JP2003228870 A JP 2003228870A JP 2002028604 A JP2002028604 A JP 2002028604A JP 2002028604 A JP2002028604 A JP 2002028604A JP 2003228870 A JP2003228870 A JP 2003228870A
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flop
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Tomokazu Takasaki
知一 高崎
Makoto Kobayashi
誠 小林
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Asahi Kasei Microsystems Co Ltd
Asahi Kasei Microdevices Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロントモニタICからの出力信号の劣化を
抑制しつつ、フロントモニタICのダイナミックレンジ
を向上させる。 【解決手段】 リード時には、I/VアンプIVの帰還
抵抗をR1+R2とするとともに、ライト時には、I/
VアンプIVの帰還抵抗をR1として、ライト時のI/
VアンプIVの利得をリード時に比べて下げるととも
に、I/VアンプIVからの出力をピークホールドおよ
びサンプルホールドして、メイン基板MBに送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光出力制御装置お
よびオプティカル・データ・ストレージ装置に関し、特
に、半導体レーザの発光パワーを制御する場合に適用し
て好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来のオプティカル・データ・ストレー
ジ装置(例えば、CD−R/RW、DVD−RAM、D
VD−R/RW、MO、MDなど)では、例えば、特開
昭63−241733号公報、特開平1−204224
号公報、特開平2000−215451号公報に記載さ
れているように、リード/ライト時の半導体レーザの発
光パワーを最適に制御するために、フロントモニタを行
う方法がある。
【0003】図6は、従来のオプティカル・データ・ス
トレージ装置の概略構成を示すブロック図である。図6
において、オプティカル・データ・ストレージ装置OD
S2には、光ピックアップOPU2およびメイン基板M
B2が設けられ、光ピックアップOPU2とメイン基板
MB2とは、フレキシブルケーブルFC2を介して接続
されている。
【0004】ここで、光ピックアップOPU2には、半
導体レーザダイオードLD2、半導体レーザダイオード
ドライバLDD2、集光レンズLZ11、コリメータレ
ンズLZ12、対物レンズLZ13、ハーフミラーHM
2、フォトダイオード回路PDI2およびフロントモニ
タ回路FP2が設けられている。また、フロントモニタ
回路FP2には、フロントモニタ用フォトダイオードF
PD2、I/VアンプIV2、利得調整アンプGA2お
よび抵抗R11、R12が設けられ、可変抵抗VR2が
外付けされている。
【0005】そして、I/VアンプIV2の反転入力端
子は、フロントモニタ用フォトダイオードFPD2のカ
ソードが接続され、I/VアンプIV2の正転入力端子
は、利得調整アンプGA2の正転入力端子に接続され、
I/VアンプIV2の出力端子は、抵抗R12を介して
利得調整アンプGA2の反転入力端子に接続され、I/
VアンプIV2の反転入力端子と出力端子との間には抵
抗R11が接続され、利得調整アンプGA2の反転入力
端子と出力端子との間には抵抗VR2が接続され、利得
調整アンプGA2の出力端子は、フレキシブルケーブル
FC2を介してRF回路RF2に接続されている。
【0006】また、メイン基板MB2は、主に、サンプ
ルホールド/マトリクス演算、サーボ処理、RFイコラ
イザ処理、ウォブル抽出、APC(Auto Powe
rControl)処理などを行なうもので、メイン基
板MB2には、RF回路RF2が設けられ、RF回路R
F2には、APC回路AP2が設けられ、APC回路A
P2には、サンプルホールド回路SC11、SC12が
設けられている。
【0007】そして、半導体レーザダイオードLD2か
ら出射されたレーザ光の一部はハーフミラーHM2で反
射され、コリメータレンズLZ12および対物レンズL
Z13を介してオプティカルディスクOD2上に集光さ
れる。そして、オプティカルディスクOD2で反射され
たレーザ光はハーフミラーHM2を透過し、集光レンズ
LZ11で集光されて、フォトダイオード回路PDI2
に設けられたフォトダイオードPD2に入射する。
【0008】そして、フォトダイオードPD2に入射し
たレーザ光は光電変換され、オプティカルディスクOD
2から読み取られた信号が、フレキシブルケーブルFC
2を介してRF回路RF2に送出される。一方、半導体
レーザダイオードLD2から出射されたレーザ光の一部
はハーフミラーHM2を透過し、フロントモニタ用フォ
トダイオードFPD2に入射する。
【0009】そして、フロントモニタ用フォトダイオー
ドFPD2に入射したレーザ光は光電変換され、このフ
ロントモニタ用フォトダイオードFPD2から出力され
る電流値が、I/VアンプIV2により電圧値に変換さ
れる。そして、I/VアンプIV2から出力された電圧
値は、利得調整アンプGA2により利得調整され、FP
D出力FPO2がフレキシブルケーブルFC2を介して
メイン基板MBに送出される。
【0010】メイン基板MBに送出されたFPD出力F
PO2は、APC回路AP2に設けられたサンプルホー
ルド回路SC11、SC12に入力され、サンプルホー
ルド信号S/H11のタイミングで、リード時のFPD
出力FPO2がサンプルホールド回路SC11によりサ
ンプリングされるとともに、サンプルホールド信号S/
H12のタイミングで、ライト時のFPD出力FPO2
がサンプルホールド回路SC12によりサンプリングさ
れる。
【0011】そして、サンプルホールド回路SC11、
SC12によりサンプリングされた信号は、APC回路
AP2内でオフセット調整および利得調整が行なわれた
後、リード制御電圧RC、ライト制御電圧WCとして、
フレキシブルケーブルFC2を介して、半導体レーザダ
イオードドライバLDD2に送出される。そして、半導
体レーザダイオードドライバLDD2は、リード制御電
圧RCに基づいて、リード時の半導体レーザダイオード
LD2の駆動電流を制御するとともに、ライト制御電圧
WCに基づいて、ライト時の半導体レーザダイオードL
D2の駆動電流を制御し、半導体レーザダイオードLD
の発光パワーを最適に制御する。
【0012】図7は、従来のオプティカル・データ・ス
トレージ装置の動作を示すタイミングチャートである。
図7において、EFM信号がハイレベルになり、LD制
御信号LDC2がハイレベルになると、半導体レーザダ
イオードドライバLDD2は、ライト制御電圧WCに基
づいて、半導体レーザダイオードLD2の駆動電流を制
御する。
【0013】一方、EFM信号がロウレベルになりし、
LD制御信号LDC2がロウレベルになると、半導体レ
ーザダイオードドライバLDD2は、リード制御電圧R
Cに基づいて、半導体レーザダイオードLD2の駆動電
流を制御する。このため、LD制御信号LDC2がハイ
レベルになると、半導体レーザダイオードLD2からの
発光パワーが上がり、フロントモニタ用フォトダイオー
ドFPD2から出力される電流値が増加する。
【0014】この結果、I/VアンプIV2から出力さ
れる電圧値も上昇し、このI/VアンプIV2から出力
される電圧値が利得調整アンプGA2により反転増幅さ
れて、FPD出力FPO2として出力される。一方、L
D制御信号LDC2がロウレベルになると、半導体レー
ザダイオードLD2からの発光パワーが下がり、フロン
トモニタ用フォトダイオードFPD2から出力される電
流値が減少する。
【0015】この結果、I/VアンプIV2から出力さ
れる電圧値も下降し、このI/VアンプIV2から出力
される電圧値が利得調整アンプGA2により反転増幅さ
れて、FPD出力FPO2として出力される。図8は、
従来のフロントモニタICの他の回路構成を示す図であ
る。図8において、フロントモニタ回路FP3には、フ
ロントモニタ用フォトダイオードFPD3、I/Vアン
プIV3および抵抗R21が設けられている。
【0016】ここで、I/VアンプIV3の反転入力端
子は、フロントモニタ用フォトダイオードFPD3のア
ノードが接続され、I/VアンプIV3の正転入力端子
は、基準電圧Vrefの入力端子に接続され、I/Vア
ンプIV3の出力端子は、FPD出力FPO3の出力端
子に接続され、I/VアンプIV3の反転入力端子と出
力端子との間には、抵抗R21が接続されている。
【0017】そして、フロントモニタ用フォトダイオー
ドFPD3に入射したレーザ光は光電変換され、このフ
ロントモニタ用フォトダイオードFPD3から出力され
る電流値が、基準電圧Vrefを基準としてI/Vアン
プIV3により電圧値に変換された後、FPD出力FP
O3として出力される。ここで、従来のフロントモニタ
回路FP2、FP3では、例えば、特開平11−396
88号公報に記載されているように、フロントモニタ用
フォトダイオードFPD2、FPD3で受光された光量
に比例した電圧が、FPD出力FPO2、FPO3とし
て出力される。
【0018】図9は、従来のオプティカル・データ・ス
トレージ装置のFPD入出力特性を示す図である。図9
において、図6、8のフロントモニタ回路FP2、FP
3では、フロントモニタ用フォトダイオードFPD2、
FPD3への入力光量(FPD入力光量)に対して、フ
ロントモニタ回路FP2、FP3からの出力電圧(FP
D出力電圧)がリニアに増加している。
【0019】特に、ライト時のFPD出力電圧は、リー
ド時のFPD出力電圧を基準とすると、ライト時の倍速
が上がるに従って、FPD出力電圧もリニアに増加し、
書き込み速度が高速化すると、ライト時とリード時の半
導体レーザダイオードLD2の発光パワー比が著しく増
加する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フロントモニタ回路FP2、FP3では、リード/ライ
トの高速化に伴って、ライト時とリード時の発光パワー
比が著しく増加し、FPD入力光量に対して、FPD出
力電圧がリニアに増加するため、フロントモニタ回路F
P2、FP3のダイナミックレンジを上げる必要があ
る。
【0021】一方、フロントモニタ回路FP2、FP3
のダイナミックレンジは、フロントモニタ回路FP2、
FP3の温度ドリフトを含めた精度や電源電圧に制限さ
れる。このため、従来のフロントモニタ回路FP2、F
P3では、FPD出力電圧のダイナミックレンジを上げ
るには限界があり、リード/ライトの高速化の障害にな
るという問題があった。
【0022】また、従来のオプティカル・データ・スト
レージ装置ODS2では、フロントモニタ回路FP2、
FP3から出力されたFPD出力FPO2、FPO3
が、フレキシブルケーブルFC2を介してメイン基板M
Bに送出される。このため、図7に示すように、フロン
トモニタ回路FP2、FP3でのFPD出力の応答速度
の劣化に加え、フレキシブルケーブルFC2の寄生容量
に起因するFPD出力の伝送時の劣化も発生する。
【0023】この結果、従来のオプティカル・データ・
ストレージ装置ODS2では、FPD出力の波形が鈍
り、リード/ライトの高速化に伴って、正確なリード制
御電圧RCおよびライト制御電圧WCを半導体レーザダ
イオードドライバLDD2に伝えることが不可能になる
ことから、半導体レーザダイオードLDの発光パワーを
最適に制御することができなくなるという問題があっ
た。
【0024】特に、DVDでは、図7に示すように、F
PD出力が櫛形になり、応答特性への要求はより一層厳
しいものになる。そこで、本発明の目的は、フロントモ
ニタICからの出力信号の劣化を抑制しつつ、フロント
モニタICのダイナミックレンジを向上させることが可
能な光出力制御装置およびオプティカル・データ・スト
レージ装置を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載の光出力制御装置によれば、半導
体レーザの出射光を光電変換するフォトダイオードと、
前記光電変換された電流を電圧に変換する電流/電圧変
換アンプと、前記電圧に変換された信号をピークホール
ドするピークホールド回路と、前記ピークホールドされ
た信号をサンプルホールドする第1サンプルホールド回
路と、前記第1サンプルホールド回路によりサンプルホ
ールドされた信号を伝送する伝送手段と、前記伝送され
た信号をサンプルホールドする第2サンプルホールド回
路と、前記第2サンプルホールド回路によりサンプルホ
ールドされた信号に基づいて、前記半導体レーザの駆動
電流を制御する電流制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0026】これにより、フロントモニタされた信号を
伝送する前にサンプルホールドすることが可能となり、
フロントモニタされた信号レベルの劣化を抑制しつつ、
その信号レベルを効率よく伝送することができる。この
ため、伝送時の寄生容量に起因して応答特性の劣化が発
生する場合においても、伝送時の信号レベルの劣化を抑
制することができ、リード/ライトの高速化を図った場
合においても、フロントモニタされた信号の伝送先の構
成を変更することなく、半導体レーザの発光パワーを適
正に制御することが可能となる。
【0027】また、請求項2記載の光出力制御装置によ
れば、ライト時の前記電流/電圧変換アンプの利得を、
リード時の利得よりも小さくする利得制御手段をさらに
備えることを特徴とする。これにより、ライト時とリー
ド時の発光パワーの比が増加した場合においても、ライ
ト時とリード時の出力電圧の比を抑制することができ、
電源電圧の値が制限されている場合においても、リード
時の利得をそのまま維持しつつ、フロントモニタ時のダ
イナミックレンジを向上させることが可能となることか
ら、リード時の温度ドリフトを含めた精度を確保しつ
つ、リード/ライトのより一層の高速化を容易に図るこ
とができる。
【0028】また、請求項3記載の光出力制御装置によ
れば、前記電流/電圧変換アンプに接続された第1およ
び第2の帰還抵抗と、ライト時に、前記第2の帰還抵抗
を短絡させる第1スイッチをさらに備えることを特徴と
する。これにより、スイッチを切り替えるだけで、ライ
ト時の電流/電圧変換アンプの利得を、リード時の利得
よりも小さくすることができ、ライト時とリード時の出
力電圧の比を容易に抑制することが可能となることか
ら、フロントモニタ時のダイナミックレンジを容易に向
上させることができる。
【0029】また、請求項4記載の光出力制御装置によ
れば、リード時に、前記ピークホールド回路および前記
第1サンプルホールド回路を介すことなく、前記電流/
電圧変換アンプから出力された信号を前記伝送手段に送
出させる第2スイッチをさらに備えることを特徴とす
る。これにより、ライト時にのみフロントモニタ側でサ
ンプルホールドすることが可能となるとともに、リード
時にはフロントモニタ側でサンプルホールドすることな
く、電流/電圧変換アンプからの出力信号を送出するこ
とができ、リード/ライトのより一層の高速化に容易に
対応することが可能となる。
【0030】また、請求項5記載の光出力制御装置によ
れば、ライト時に、第1スイッチをオンさせるSW1信
号、前記ピークホールド回路にピークホールドさせるP
/H信号、前記第1サンプルホールド回路にピークホー
ルドさせるS/H信号および前記第2スイッチを前記ピ
ークホールド回路側に切り替えるSW2信号を順次発生
させるタイミング発生回路をさらに備えることを特徴と
する。
【0031】これにより、フロントモニタ側にタイミン
グ発生回路を設けることで、フィードスルーノイズを抑
制しつつ、フロントモニタ側でモニタ信号をサンプルホ
ールドすることが可能となるとともに、ライト時とリー
ド時の出力電圧の比を抑制することが可能となり、フロ
ントモニタICからの出力信号の劣化を抑制しつつ、フ
ロントモニタICのダイナミックレンジを向上させるこ
とが可能となることから、リード/ライトのより一層の
高速化に容易に対応することができる。
【0032】また、請求項6記載の光出力制御装置によ
れば、前記タイミング発生回路は、LD制御信号よりも
速い周期で発振する発振回路と、前記発振回路からの出
力がクロック端子に入力されるとともに、前記LD制御
信号の立ち上がりエッジに基づいて、ハイレベル状態に
変化する第1フリップフロップと、前記発振回路からの
出力がクロック端子に入力されるとともに、前記第1フ
リップフロップから出力されるハイレベル信号の立ち上
がりエッジに基づいて、ハイレベル状態に変化する第2
フリップフロップと、前記第1フリップフロップの出力
と前記第2フリップフロップの出力との論理積を出力す
るAND回路と、入力がハイレベルに維持されるととも
に、前記AND回路からの出力がクロック端子に入力さ
れる第3フリップフロップと、前記発振回路からの出力
がクロック端子に入力されるとともに、前記第3フリッ
プフロップから出力されるハイレベル信号の立ち上がり
エッジに基づいて、ハイレベル状態に変化する第4フリ
ップフロップと、前記発振回路からの出力がクロック端
子に入力されるとともに、前記第4フリップフロップか
ら出力されるハイレベル信号の立ち上がりエッジに基づ
いて、ハイレベル状態に変化する第5フリップフロップ
と、前記発振回路からの出力がクロック端子に入力され
るとともに、前記第5フリップフロップから出力される
ハイレベル信号の立ち上がりエッジに基づいて、ハイレ
ベル状態に変化する第6フリップフロップと、前記LD
制御信号の幅を前記発振回路からの出力でカウントする
ことにより、メディアの種類を判定するメディア判定回
路と、前記メディアの種類の判定結果に基づいて、倍速
判定を行なう倍速判定回路と、前記倍速判定結果および
前記LD制御信号に基づいて、リード/ライトを判定
し、前記発振回路からの出力に同期して、前記第5フリ
ップフロップ、前記第4フリップフロップ、前記第3フ
リップフロップおよび前記第6フリップフロップに順次
リセット信号を出力する制御回路とを備えることを特徴
とする。
【0033】これにより、簡単な回路構成を用いるだけ
で、CD−R/RW、DVD−RAM、DVD−R/R
Wなどのメディアの種類に対応しつつ、フィードスルー
ノイズを抑制して、フロントモニタ側でモニタ信号をサ
ンプルホールドすることが可能となるとともに、ライト
時とリード時の出力電圧の比を抑制することが可能とな
る。
【0034】このため、フロントモニタICからの出力
信号が矩形または櫛形のいずれにおいても、フロントモ
ニタICからの出力信号の劣化を抑制しつつ、フロント
モニタICのダイナミックレンジを容易に向上させるこ
とが可能となることから、様々のメディアのリード/ラ
イト時のより一層の高速化に容易に対応することができ
る。
【0035】また、請求項7記載の光出力制御装置によ
れば、ライト時に、前記電流/電圧変換アンプの出力に
オフセット電圧を印加するオフセット電圧印加手段をさ
らに備えることを特徴とする。これにより、電源電圧の
値が制限されている場合においても、リード/ライト時
の利得をそのまま維持しつつ、フロントモニタ時のダイ
ナミックレンジを向上させることが可能となることか
ら、温度ドリフトを含めた精度を確保しつつ、リード/
ライトのより一層の高速化を容易に図ることができる。
【0036】また、請求項8記載の光出力制御装置によ
れば、前記電流/電圧変換アンプの利得特性は対数特性
であることを特徴とする。これにより、電流/電圧変換
アンプの利得特性を変更するだけで、ライト時とリード
時の出力電圧の比を抑制することができ、フロントモニ
タ時のダイナミックレンジを向上させることが可能とな
ることから、リード/ライトのより一層の高速化を容易
に図ることができる。
【0037】また、請求項9記載のオプティカル・デー
タ・ストレージ装置によれば、半導体レーザと、前記半
導体レーザを駆動するドライバと、前記半導体レーザか
らの出射光の一部を反射させるとともに、前記出射光の
一部を透過させるハーフミラーと、前記ハーフミラーで
反射された出射光をオプティカルディスク上で集光させ
るレンズと、前記オプティカルディスクで反射された反
射光を光電変換する信号検出用フォトダイオードと、前
記信号検出用フォトダイオードで検出された信号の処理
を行なう信号処理回路と、前記ハーフミラーを透過した
出射光を光電変換するフロントモニタ用フォトダイオー
ドと、前記フロントモニタ用フォトダイオードで光電変
換された電流を電圧に変換する電流/電圧変換アンプ
と、前記電圧に変換された信号をピークホールドするピ
ークホールド回路と、前記ピークホールドされた信号を
サンプルホールドする第1サンプルホールド回路と、前
記第1サンプルホールド回路によりサンプルホールドさ
れた信号を伝送するフレキシブルケーブルと、前記伝送
された信号をサンプルホールドし、前記フレキシブルケ
ーブルを介して前記ドライバにリード/ライト制御信号
を送出するAPC回路とを備えることを特徴とする。
【0038】これにより、フロントモニタされた信号の
伝送前後でダブルサンプルホールドすることが可能とな
り、フロントモニタ時および伝送時の応答特性の劣化が
発生する場合においても、APC回路側の構成を変更す
ることなく、半導体レーザの発光パワーを適正に制御す
ることが可能となることから、リード/ライトのより一
層の高速化を容易に図ることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係るオ
プティカル・データ・ストレージ装置について、図面を
参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態
に係るオプティカル・データ・ストレージ装置の概略構
成を示すブロック図である。
【0040】図1において、オプティカル・データ・ス
トレージ装置ODSには、光ピックアップOPUおよび
メイン基板MBが設けられ、光ピックアップOPUとメ
イン基板MBとは、フレキシブルケーブルFCを介して
接続されている。ここで、光ピックアップOPUには、
半導体レーザダイオードLD、半導体レーザダイオード
ドライバLDD、集光レンズLZ1、コリメータレンズ
LZ2、対物レンズLZ3、ハーフミラーHM、フォト
ダイオード回路PDIおよびフロントモニタ回路FP1
が設けられている。
【0041】また、メイン基板MBは、主に、サンプル
ホールド/マトリクス演算、サーボ処理、RFイコライ
ザ処理、ウォブル抽出、APC処理などを行なうもの
で、メイン基板MBには、RF回路RF1が設けられ、
RF回路RF1には、APC回路APが設けられ、AP
C回路APには、サンプルホールド回路SC2、SC3
が設けられている。
【0042】そして、半導体レーザダイオードLDから
出射されたレーザ光の一部はハーフミラーHMで反射さ
れ、コリメータレンズLZ2および対物レンズLZ3を
介してオプティカルディスクOD上に集光される。そし
て、オプティカルディスクODで反射されたレーザ光は
ハーフミラーHMを透過し、集光レンズLZ1で集光さ
れて、フォトダイオード回路PDIに設けられたフォト
ダイオードPDに入射する。
【0043】そして、フォトダイオードPDに入射した
レーザ光は光電変換され、オプティカルディスクODか
ら読み取られた信号が、フレキシブルケーブルFCを介
してRF回路RF1に送出される。一方、半導体レーザ
ダイオードLDから出射されたレーザ光の一部はハーフ
ミラーHMを透過し、フロントモニタ回路FP1で検出
される。
【0044】そして、フロントモニタ回路FP1で検出
された光はフロントモニタ回路FP1で電圧値に変換さ
れ、信号処理された後、FPD出力FPOとして、フレ
キシブルケーブルFCを介してメイン基板MBに送出さ
れる。ここで、フロントモニタ回路FP1で行われる信
号処理として、リード時には、利得調整が行なわれた
後、その信号がFPD出力FPOとして、そのまま出力
される。
【0045】また、ライト時には、フロントモニタ回路
FP1で検出された信号がサンプルホールドされ、その
サンプルホールドされた信号の利得調整が行なわれた
後、FPD出力FPOとして出力される。また、フロン
トモニタ回路FP1では、サンプルホールド処理に加
え、リード時の利得に対して、ライト時の利得が小さく
なるように、利得制御が行われる。
【0046】メイン基板MBに送出されたFPD出力F
POは、APC回路APに設けられたサンプルホールド
回路SC2、SC3に入力され、サンプルホールド信号
S/H2のタイミングで、リード時のFPD出力FPO
がサンプルホールド回路SC2によりサンプリングされ
るとともに、サンプルホールド信号S/H3のタイミン
グで、ライト時のFPD出力FPOがサンプルホールド
回路SC3によりサンプリングされる。
【0047】そして、サンプルホールド回路SC2、S
C3によりサンプリングされた信号は、APC回路AP
内でオフセット調整および利得調整が行なわれた後、リ
ード制御電圧RC、ライト制御電圧WCとして、フレキ
シブルケーブルFCを介して、半導体レーザダイオード
ドライバLDDに送出される。そして、半導体レーザダ
イオードドライバLDDは、リード制御電圧RCに基づ
いて、リード時の半導体レーザダイオードLDの駆動電
流を制御するとともに、ライト制御電圧WCに基づい
て、ライト時の半導体レーザダイオードLDの駆動電流
を制御し、半導体レーザダイオードLDの発光パワーを
最適に制御する。
【0048】図2は、図1のオプティカル・データ・ス
トレージ装置におけるフロントモニタICの回路構成を
示す図である。図2において、フロントモニタ回路FP
1には、フロントモニタ用フォトダイオードFPD、I
/VアンプIV、利得調整アンプGA、抵抗R1、R
2、R3、短絡スイッチS1、切替スイッチS2、ピー
クホールド回路PC、サンプルホールド回路SCおよび
タイミング発生回路TGが設けられ、可変抵抗VRが外
付けされている。
【0049】ここで、I/VアンプIVの反転入力端子
には、フロントモニタ用フォトダイオードFPDのカソ
ードが接続され、I/VアンプIVの正転入力端子は、
利得調整アンプGAの正転入力端子に接続されるととも
に、基準電圧RVに接続され、I/VアンプIVの出力
端子は、切替スイッチS2の一方の切替端子に接続され
るとともに、ピークホールド回路PCおよびサンプルホ
ールド回路SCを介して切替スイッチS2の他方の切替
端子に接続され、スイッチS2の出力端子は抵抗R3を
介して利得調整アンプGAの反転入力端子に接続され、
I/VアンプIVの反転入力端子と出力端子との間に
は、直列接続された抵抗R1、R2が接続され、抵抗R
2と並列に短絡スイッチS1が接続され、利得調整アン
プGAの反転入力端子と出力端子との間には可変抵抗V
Rが接続され、利得調整アンプGAの出力端子は、フレ
キシブルケーブルFCを介してRF回路RF1に接続さ
れている。
【0050】また、短絡スイッチS1には、短絡スイッ
チS1を開閉させるためのSW1信号がタイミング発生
回路TGから入力され、切替スイッチS2には、切替ス
イッチS2を切り替えるためのSW2信号がタイミング
発生回路TGから入力され、ピークホールド回路PCに
は、ピークホールド回路PCにピークホールドさせるた
めのP/H信号がタイミング発生回路TGから入力さ
れ、サンプルホールド回路SCには、サンプルホールド
回路SCにサンプルホールドさせるためのS/H信号が
タイミング発生回路TGから入力され、タイミング発生
回路TGには、LD制御信号LDCが入力される。
【0051】そして、フロントモニタ用フォトダイオー
ドFPDに入射したレーザ光は光電変換され、このフロ
ントモニタ用フォトダイオードFPDから出力される電
流値が、I/VアンプIVにより電圧値に変換される。
ここで、タイミング発生回路TGは、LD制御信号LD
Cに基づいて、リード/ライトの切り替えを判断する。
そして、リード時には、SW1信号をロウレベルにし
て、短絡スイッチS1をオフさせるとともに、ライト時
には、SW1信号をハイレベルにして、短絡スイッチS
1をオンさせる。
【0052】これにより、リード時には、I/Vアンプ
IVの帰還抵抗をR1+R2として、I/VアンプIV
の利得をライト時に比べて上げることが可能となるとと
もに、ライト時には、I/VアンプIVの帰還抵抗をR
1として、I/VアンプIVの利得をリード時に比べて
下げることが可能となる。このため、単に短絡スイッチ
S1を切り替えるだけで、ライト時とリード時の発光パ
ワーの比に比べて、ライト時とリード時の出力電圧の比
を抑制することができ、リード/ライトのより一層の高
速化に対応することが可能となるとともに、リード/ラ
イト時のダイナミックレンジを確保しつつ、リード時の
利得を上昇させて、リード時の温度ドリフトを含めた精
度を確保することができる。
【0053】そして、I/VアンプIVから出力された
電圧値は、切替スイッチS2の一方の切替端子に入力さ
れるとともに、ピークホールド回路PCおよびサンプル
ホールド回路SCを介して切替スイッチS2の他方の切
替端子に入力される。ここで、タイミング発生回路TG
は、リード時には、SW2信号をロウレベルにして、切
替スイッチS2をI/VアンプIV側に切り替える。
【0054】一方、タイミング発生回路TGは、ライト
時には、SW2信号をハイレベルにして、切替スイッチ
S2をサンプルホールド回路SC側に切り替え、I/V
アンプIVからの出力をピークホールドさせるためのP
/H信号をピークホールド回路PCに入力するととも
に、ピークホールド回路PCからの出力をサンプルホー
ルドさせるためのS/H信号をサンプルホールド回路S
Cに出力する。
【0055】これにより、ライト時には、サンプルホー
ルドされた値をFPD出力FPOとして、フレキシブル
ケーブルFCを介してメイン基板MBに送出することが
可能となり、フレキシブルケーブルFCの寄生容量に起
因して応答特性の劣化が発生する場合においても、伝送
時の信号レベルの劣化を抑制することができる。このた
め、リード/ライトの高速化を図った場合においても、
メイン基板MBと光ピックアップOPUとの間の送受信
に使われる信号のプロトコルを変更することなく、適正
なリード制御電圧RCおよびライト制御電圧WCを半導
体レーザダイオードドライバLDDに供給することが可
能となり、半導体レーザLDの発光パワーを適正に制御
することが可能となる。
【0056】そして、切替スイッチS2を介して出力さ
れた信号は、利得調整アンプGAにより利得調整され、
メイン基板MBに送出される。なお、利得調整アンプG
Aの利得は、可変抵抗VRの値を調整することにより制
御することができる。図3は、図1のオプティカル・デ
ータ・ストレージ装置におけるタイミング発生回路TG
の回路構成を示す図である。
【0057】図3において、タイミング発生回路TGに
は、発振回路OSC、DフリップフロップDF1〜DF
6、AND回路AN、メディア判定回路MP、倍速判定
回路SPおよび制御回路CPが設けられている。ここ
で、発振回路OSCは、LD制御信号LDCよりも速い
周期で発振し、クロック信号をメディア判定回路MP、
倍速判定回路SPおよび制御回路CPに出力するととも
に、DフリップフロップDF1、DF2、DF4、DF
5、DF6のクロック端子Cに出力する。
【0058】また、DフリップフロップDF1の入力端
子Dには、LD制御信号LDCが入力され、Dフリップ
フロップDF1の出力端子Qは、DフリップフロップD
F2の入力端子Dに接続されるとともに、AND回路A
Nの第1入力端子に接続され、DフリップフロップDF
2の出力端子Qは、AND回路ANの第2入力端子に接
続され、AND回路ANの出力端子は、Dフリップフロ
ップDF3のクロック端子Cに接続され、Dフリップフ
ロップDF3の入力端子Dには、ハイレベル信号が入力
されるとともに、DフリップフロップDF3の出力端子
Qは、DフリップフロップDF4の入力端子Dに接続さ
れ、DフリップフロップDF4の出力端子Qは、Dフリ
ップフロップDF5の入力端子Dに接続され、Dフリッ
プフロップDF5の出力端子Qは、Dフリップフロップ
DF6の入力端子Dに接続されている。
【0059】ここで、DフリップフロップDF3の出力
端子Qからは、SW1信号が図2のスイッチS1に出力
され、DフリップフロップDF4の出力端子Qからは、
P/H信号が図2のピークホールド回路PCに出力さ
れ、DフリップフロップDF5の出力端子Qからは、P
/H信号が図2のサンプルホールド回路SCに出力さ
れ、DフリップフロップDF6の出力端子Qからは、S
W2信号が図2のスイッチS2に出力される。
【0060】また、メディア判定回路MPは、LD制御
信号LDCの幅を発振回路OSCからの出力でカウント
することにより、オプティカルディスクODの種類(例
えば、CD−R/RW、DVD−RAM、DVD−R/
RW、MO、MDなど)を判定する。倍速判定回路SP
は、メディア判定回路MPによるオプティカルディスク
ODの種類の判定結果に基づいて、何倍速かの倍速判定
を行なう。
【0061】制御回路CPは、倍速判定回路SPによる
倍速判定結果およびLD制御信号LDCに基づいて、リ
ード/ライトを判定する。そして、発振回路OSCから
出力されるクロック信号に同期して、フリップフロップ
DF5、フリップフロップDF4、フリップフロップD
F3およびフリップフロップDF6に順次リセット信号
を出力する。
【0062】そして、LD制御信号LDCがフリップフ
ロップDF1に入力すると、発振回路OSCから出力さ
れるクロック信号に同期して、LD制御信号LDCがフ
リップフロップDF1でラッチされ、AND回路ANお
よびフリップフロップDF2に出力される。そして、発
振回路OSCから出力される次のクロック信号に同期し
て、フリップフロップDF1でラッチされた信号がフリ
ップフロップDF2でラッチされ、AND回路ANに出
力される。
【0063】このため、フリップフロップDF1、DF
2およびAND回路ANにより、LD制御信号LDCの
立ち上がりエッジに同期したワンショットパルス信号が
生成され、そのワンショットパルス信号がフリップフロ
ップDF3のクロック端子Cに入力される。そして、ワ
ンショットパルス信号がフリップフロップDF3のクロ
ック端子Cに入力されると、フリップフロップDF3の
出力端子QからSW1信号が出力され、図2のスイッチ
S1をオンして、抵抗R2を短絡させ、I/VアンプI
Vの利得を下げることができる。
【0064】また、フリップフロップDF3の出力端子
QからSW1信号が出力されると、そのSW1信号がフ
リップフロップDF4の入力端子Qに出力され、発振回
路OSCから出力される次のクロック信号に同期して、
SW1信号がフリップフロップDF4でラッチされる。
このため、フリップフロップDF4の出力端子Qから
は、P/H信号が出力され、そのP/H信号が図2のピ
ークホールド回路PCに供給される。
【0065】この結果、図2のI/VアンプIVからの
出力がピークホールド回路PCでピークホールドされ、
サンプルホールド回路SCに出力される。また、フリッ
プフロップDF4の出力端子QからP/H信号が出力さ
れると、そのP/H信号がフリップフロップDF5の入
力端子Qに出力され、発振回路OSCから出力される次
のクロック信号に同期して、P/H信号がフリップフロ
ップDF5でラッチされる。
【0066】このため、フリップフロップDF5の出力
端子Qからは、S/H信号が出力され、そのS/H信号
が図2のサンプルホールド回路SCに供給される。この
結果、図2のピークホールド回路からの出力がサンプル
ホールド回路SCでサンプルホールドされ、スイッチS
2に出力される。また、フリップフロップDF5の出力
端子QからS/H信号が出力されると、そのS/H信号
がフリップフロップDF6の入力端子Qに出力され、発
振回路OSCから出力される次のクロック信号に同期し
て、S/H信号がフリップフロップDF6でラッチされ
る。
【0067】このため、フリップフロップDF6の出力
端子Qからは、SW2信号が出力され、そのSW2信号
が図2のスイッチS2に供給される。この結果、図2の
スイッチS2がサンプルホールド回路SC側に切り替わ
り、図2のI/VアンプIVからの出力をサンプルホー
ルドした値がFPD出力FPOとして、フレキシブルケ
ーブルFCを介してメイン基板MBに送出され、フレキ
シブルケーブルFC伝送時の信号レベルの劣化を抑制す
ることができる。
【0068】一方、メディア判定回路MPは、LD制御
信号LDCが入力されると、LD制御信号LDCの幅を
発振回路OSCから出力されるクロック信号でカウント
することにより、オプティカルディスクODの種類を判
定する。そして、倍速判定回路SPは、オプティカルデ
ィスクODの種類がメディア判定回路MPにより判定さ
れると、その判定結果に基づいて、オプティカルディス
クODの書き込み速度が何倍速かを判定する。
【0069】そして、制御回路CPは、倍速判定回路S
Pにより判定された倍速値に対応した判定時間内に、次
のLD制御信号LDCがあるかどうかを判断することに
より、リード/ライトを判定する。そして、その判定時
間内に、次のLD制御信号LDCがない場合、リードが
行われる判断し、発振回路OSCから出力されるクロッ
ク信号に同期して、フリップフロップDF5にリセット
信号を出力する。
【0070】このため、フリップフロップDF5の出力
端子Qがロウレベルになり、図2のサンプルホールド回
路SCへのS/H信号の供給が停止され、サンプルホー
ルド回路SCでのサンプルホールド動作が停止する。ま
た、制御回路CPは、フリップフロップDF5にリセッ
ト信号を出力すると、発振回路OSCから出力される次
のクロック信号に同期して、フリップフロップDF4に
リセット信号を出力する。
【0071】このため、フリップフロップDF4の出力
端子Qがロウレベルになり、図2のピークホールド回路
PCへのP/H信号の供給が停止され、ピークホールド
回路PCでのピークホールド動作が停止する。また、制
御回路CPは、フリップフロップDF4にリセット信号
を出力すると、発振回路OSCから出力される次のクロ
ック信号に同期して、フリップフロップDF3にリセッ
ト信号を出力する。
【0072】このため、フリップフロップDF3の出力
端子Qがロウレベルになり、図2のスイッチS1をオフ
して、I/VアンプIVの帰還抵抗に抵抗R2を追加し
て、I/VアンプIVの利得を上げることができる。ま
た、制御回路CPは、フリップフロップDF3にリセッ
ト信号を出力すると、発振回路OSCから出力される次
のクロック信号に同期して、フリップフロップDF6に
リセット信号を出力する。
【0073】このため、フリップフロップDF6の出力
端子Qがロウレベルになり、図2のスイッチS2がI/
VアンプIVの出力側に切り替わる。これにより、リー
ド時には、フィードスルーノイズを抑制しつつ、I/V
アンプIVからの出力をサンプルホールドさせることな
く、I/VアンプIVからの出力を利得調整アンプGA
に直接出力することができる。
【0074】図4は、図1のオプティカル・データ・ス
トレージ装置の動作を示すタイミングチャートである。
図4において、EFM信号がハイレベルになり、LD制
御信号LDCがハイレベルになると、図3の発振回路O
SCから出力されるクロック信号に同期して、フリップ
フロップDF1の出力Qがハイレベルになり、このフリ
ップフロップDF1の出力QがフリップフロップDF2
の入力端子Dに入力される。
【0075】このため、発振回路OSCから出力される
次のクロック信号に同期して、フリップフロップDF2
の出力Qがハイレベルになる。この結果、LD制御信号
LDCの立ち上がりエッジに同期したワンショットパル
ス信号が、AND回路ANからフリップフロップDF3
のクロック端子Cに入力され、フリップフロップDF3
の出力Qがハイレベルになる。
【0076】このため、スイッチS1に出力されるSW
1信号がハイレベルになり、スイッチS1がオンして、
抵抗R2が短絡され、I/VアンプIVの利得が下がる
ため、ライト時とリード時の発光パワー比に対して、I
/Vアンプ出力が抑制される。次に、フリップフロップ
DF3の出力Qがハイレベルになると、発振回路OSC
から出力される次のクロック信号に同期して、フリップ
フロップDF4の出力Qがハイレベルになる。
【0077】このため、ピークホールド回路PCに出力
されるP/H信号がハイレベルになり()、I/Vア
ンプIVからのI/Vアンプ出力がピークホールド回路
PCでピークホールドされる。次に、フリップフロップ
DF4の出力Qがハイレベルになると、発振回路OSC
から出力される次のクロック信号に同期して、フリップ
フロップDF5の出力Qがハイレベルになる。
【0078】このため、サンプルホールド回路SCに出
力されるS/H信号がハイレベルになり()、ピーク
ホールド回路PCからのP/H出力がサンプルホールド
回路SCでサンプルホールドされる。次に、フリップフ
ロップDF5の出力Qがハイレベルになると、発振回路
OSCから出力される次のクロック信号に同期して、フ
リップフロップDF6の出力Qがハイレベルになる。
【0079】このため、スイッチS2に出力されるSW
2信号がハイレベルになり()、サンプルホールド回
路SCからのS/H出力が、スイッチS2を介して利得
調整アンプGAに出力される。そして、スイッチS2か
らのSW2出力が利得調整アンプGAで反転増幅された
後、FPD出力FPOとして、フレキシブルケーブルF
Cを介し、メイン基板MBに送出される。
【0080】また、メディア判定回路MPは、LD制御
信号LDCがハイレベルになると、そのLD制御信号L
DCの幅を発振回路OSCから出力されるクロック信号
でカウントすることにより、オプティカルディスクOD
の種類を判定し、その判定結果を倍速判定回路SPに出
力する。そして、倍速判定回路SPは、オプティカルデ
ィスクODの種類がメディア判定回路MPにより判定さ
れると、その判定結果に基づいて、オプティカルディス
クODの書き込み速度が何倍速かを判定する。
【0081】そして、制御回路CPは、倍速判定回路S
Pにより判定された倍速値に対応した判定時間内に、L
D制御信号LDCがハイレベルになったかを判断するこ
とにより、リード/ライトを判定する。そして、その判
定時間内に、LD制御信号LDCがハイレベルにならな
い場合、リードが行われる判断し、発振回路OSCから
出力されるクロック信号に同期して、フリップフロップ
DF5にリセット信号を出力する。
【0082】このため、フリップフロップDF5の出力
Qがロウレベルになり、サンプルホールド回路SCに出
力されるS/H信号がロウレベルになり、サンプルホー
ルド回路SCでのサンプルホールド動作が停止する。ま
た、制御回路CPは、フリップフロップDF5にリセッ
ト信号を出力すると、発振回路OSCから出力される次
のクロック信号に同期して、フリップフロップDF4に
リセット信号を出力する。
【0083】このため、フリップフロップDF4の出力
端子Qがロウレベルになり、ピークホールド回路PCに
出力されるP/H信号がロウレベルになり()、ピー
クホールド回路PCでのピークホールド動作が停止す
る。また、制御回路CPは、フリップフロップDF4に
リセット信号を出力すると、発振回路OSCから出力さ
れる次のクロック信号に同期して、フリップフロップD
F3にリセット信号を出力する。
【0084】このため、フリップフロップDF3の出力
端子Qがロウレベルになり、スイッチS1に出力される
SW1信号がロウレベルになる()。この結果、スイ
ッチS1がオフし、I/VアンプIVに帰還抵抗に抵抗
R2が挿入され、I/VアンプIVの利得が上がって、
リード時の温度ドリフトを含めた精度を確保することが
できる。
【0085】また、制御回路CPは、フリップフロップ
DF3にリセット信号を出力すると、発振回路OSCか
ら出力される次のクロック信号に同期して、フリップフ
ロップDF6にリセット信号を出力する。このため、フ
リップフロップDF6の出力端子Qがロウレベルにな
り、SW2信号がロウレベルとなって()、I/Vア
ンプIVからのI/Vアンプ出力がスイッチS2を介し
て利得調整アンプGAに出力される。
【0086】そして、スイッチS2からのSW2出力が
利得調整アンプGAで反転増幅された後、FPD出力F
POとして、フレキシブルケーブルFCを介し、メイン
基板MBに送出される。このように、制御回路CPは、
リードと判定すると、フリップフロップDF3〜DF6
を、フリップフロップDF5→フリップフロップDF4
→フリップフロップDF3→フリップフロップDF6の
順にリセットすることにより、フィードスルーノイズを
抑制しつつ、I/VアンプIVからのI/Vアンプ出力
を利得調整アンプGAに直接出力することができる。
【0087】図5(a)は、図1のオプティカル・デー
タ・ストレージ装置のFPD入出力特性を示す図、図5
(b)は、本発明の第2実施形態に係るFPD入出力特
性を示す図、図5(c)は、本発明の第3実施形態に係
るFPD入出力特性を示す図である。図5(a)におい
て、図1のフロントモニタ回路FP1では、I/Vアン
プIVの帰還抵抗が、リード時には、R1+R2とな
り、ライト時には、R1となる。
【0088】この結果、ライト時には、リード時に比
べ、フロントモニタ用フォトダイオードFPDへの入力
光量(FPD入力光量)に対するフロントモニタ回路F
P1からの出力電圧(FPD出力電圧)の傾きが緩くな
る。このため、書き込み速度が高速化して、ライト時と
リード時の半導体レーザダイオードLDの発光パワー比
が増加した場合においても、リード時のFPD出力電圧
を維持したまま、ライト時のFPD出力電圧を抑制する
ことができ、リード時の温度ドリフトを含めた精度を確
保しつつ、フロントモニタ回路FP1のダイナミックレ
ンジを向上させることが可能となることから、リード/
ライトの高速化に容易に対応することが可能となる。
【0089】図5(b)において、リード時には、フロ
ントモニタ時のFPD入力光量に対するFPD出力電圧
の利得を上げるとともに、ライト時には、FPD出力電
圧にオフセット電圧を加算する。これにより、リード時
の温度ドリフトを含めた精度を確保しつつ、電源電圧に
よるダイナミックレンジの制限を緩和することが可能と
なり、リード/ライトの高速化に容易に対応することが
可能となる。
【0090】図5(c)において、フロントモニタ時の
初段アンプの増幅特性を、リニア特性から対数特性に変
更する。これにより、回路構成を変更することなく、リ
ード時の温度ドリフトを含めた精度を確保しつつ、電源
電圧によるダイナミックレンジの制限を緩和することが
可能となり、リード/ライトの高速化に容易に対応する
ことが可能となる。
【0091】なお、図1のオプティカル・データ・スト
レージ装置では、半導体レーザダイオードLDから出射
されたレーザ光をフロントモニタするために、ハーフミ
ラーHMを用いる方法を例にとって説明したが、フロン
トモニタ回路FP1を半導体レーザダイオードLDの光
軸から少し離れた場所に配置してフロントモニタを行な
うようにしてもよい。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
伝送時の信号レベルの劣化を抑制することが可能となる
とともに、ライト時とリード時の出力電圧の比を抑制す
ることが可能となり、フロントモニタICからの出力信
号の劣化を抑制しつつ、フロントモニタICのダイナミ
ックレンジを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るオプティカル・デ
ータ・ストレージ装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のオプティカル・データ・ストレージ装置
におけるフロントモニタICの回路構成を示す図であ
る。
【図3】図1のオプティカル・データ・ストレージ装置
におけるタイミング発生回路の回路構成を示す図であ
る。
【図4】図1のオプティカル・データ・ストレージ装置
の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】図5(a)は、図1のオプティカル・データ・
ストレージ装置のFPD入出力特性を示す図、図5
(b)は、本発明の第2実施形態に係るFPD入出力特
性を示す図、図5(c)は、本発明の第3実施形態に係
るFPD入出力特性を示す図である。
【図6】従来のオプティカル・データ・ストレージ装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図7】従来のオプティカル・データ・ストレージ装置
の動作を示すタイミングチャートである。
【図8】従来のフロントモニタICの他の回路構成を示
す図である。
【図9】従来のオプティカル・データ・ストレージ装置
のFPD入出力特性を示す図である。
【符号の説明】
ODS オプティカル・データ・ストレージ装置 OPU 光ピックアップ MB メイン基板 FC フレキシブルケーブル OD オプティカルディスク LD 半導体レーザダイオード LDD 半導体レーザダイオードドライバ LZ1 集光レンズ LZ2 コリメータレンズ LZ3 対物レンズ HM ハーフミラー PD フォトダイオード PDI フォトダイオード回路 FP1 フロントモニタ回路 TG タイミング発生回路 RF1 RF回路 AP APC回路 SC1、SC2、SC3 サンプルホールド回路 LDC LD制御信号 FPO FPD出力 FPD フロントモニタ用フォトダイオード IV I/Vアンプ S1、S2 スイッチ PC ピークホールド回路 GA 利得調整アンプ VR 可変抵抗 RV 基準電圧 SW1、SW2 切り替え信号 S/H、S/H2 サンプルホールド信号 P/H ピークホールド信号 OSC 発振回路 DF1〜DF6 Dフリップフロップ AN AND回路 MP メディア判定回路 SP 倍速判定回路 CP 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D090 AA01 BB04 CC01 CC04 CC16 EE01 EE11 HH01 KK03 LL09 5D119 AA12 AA23 EC09 HA03 HA13 HA46 HA55 HA68 5D789 AA12 AA23 EC09 HA03 HA13 HA46 HA55 HA68 5F049 MA01 NB08 TA12 UA20 5F073 AB27 BA05 BA06 GA02 GA37 GA38

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザの出射光を光電変換するフ
    ォトダイオードと、 前記光電変換された電流を電圧に変換する電流/電圧変
    換アンプと、 前記電圧に変換された信号をピークホールドするピーク
    ホールド回路と、 前記ピークホールドされた信号をサンプルホールドする
    第1サンプルホールド回路と、 前記第1サンプルホールド回路によりサンプルホールド
    された信号を伝送する伝送手段と、 前記伝送された信号をサンプルホールドする第2サンプ
    ルホールド回路と、 前記第2サンプルホールド回路によりサンプルホールド
    された信号に基づいて、前記半導体レーザの駆動電流を
    制御する電流制御手段とを備えることを特徴とする光出
    力制御装置。
  2. 【請求項2】 ライト時の前記電流/電圧変換アンプの
    利得を、リード時の利得よりも小さくする利得制御手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の光出力
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記電流/電圧変換アンプに接続された
    第1および第2の帰還抵抗と、 ライト時に、前記第2の帰還抵抗を短絡させる第1スイ
    ッチをさらに備えることを特徴とする請求項2記載の光
    出力制御装置。
  4. 【請求項4】 リード時に、前記ピークホールド回路お
    よび前記第1サンプルホールド回路を介すことなく、前
    記電流/電圧変換アンプから出力された信号を前記伝送
    手段に送出させる第2スイッチをさらに備えることを特
    徴とする請求項3記載の光出力制御装置。
  5. 【請求項5】 ライト時に、前記第1スイッチをオンさ
    せるSW1信号、前記ピークホールド回路にピークホー
    ルドさせるP/H信号、前記第1サンプルホールド回路
    にサンプルホールドさせるS/H信号および前記第2ス
    イッチを前記ピークホールド回路側に切り替えるSW2
    信号を順次発生させるタイミング発生回路をさらに備え
    ることを特徴とする請求項4記載の光出力制御装置。
  6. 【請求項6】 前記タイミング発生回路は、 LD制御信号よりも速い周期で発振する発振回路と、 前記発振回路からの出力がクロック端子に入力されると
    ともに、前記LD制御信号の立ち上がりエッジに基づい
    て、ハイレベル状態に変化する第1フリップフロップ
    と、 前記発振回路からの出力がクロック端子に入力されると
    ともに、前記第1フリップフロップから出力されるハイ
    レベル信号の立ち上がりエッジに基づいて、ハイレベル
    状態に変化する第2フリップフロップと、 前記第1フリップフロップの出力と前記第2フリップフ
    ロップの出力との論理積を出力するAND回路と、 入力がハイレベルに維持されるとともに、前記AND回
    路からの出力がクロック端子に入力される第3フリップ
    フロップと、 前記発振回路からの出力がクロック端子に入力されると
    ともに、前記第3フリップフロップから出力されるハイ
    レベル信号の立ち上がりエッジに基づいて、ハイレベル
    状態に変化する第4フリップフロップと、 前記発振回路からの出力がクロック端子に入力されると
    ともに、前記第4フリップフロップから出力されるハイ
    レベル信号の立ち上がりエッジに基づいて、ハイレベル
    状態に変化する第5フリップフロップと、 前記発振回路からの出力がクロック端子に入力されると
    ともに、前記第5フリップフロップから出力されるハイ
    レベル信号の立ち上がりエッジに基づいて、ハイレベル
    状態に変化する第6フリップフロップと、 前記LD制御信号の幅を前記発振回路からの出力でカウ
    ントすることにより、メディアの種類を判定するメディ
    ア判定回路と、 前記メディアの種類の判定結果に基づいて、倍速判定を
    行なう倍速判定回路と、 前記倍速判定結果および前記LD制御信号に基づいて、
    リード/ライトを判定し、前記発振回路からの出力に同
    期して、前記第5フリップフロップ、前記第4フリップ
    フロップ、前記第3フリップフロップおよび前記第6フ
    リップフロップに順次リセット信号を出力する制御回路
    とを備えることを特徴とする請求項5記載の光出力制御
    装置。
  7. 【請求項7】 ライト時に、前記電流/電圧変換アンプ
    の出力にオフセット電圧を印加するオフセット電圧印加
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれか1項記載の光出力制御装置。
  8. 【請求項8】 前記電流/電圧変換アンプの利得特性は
    対数特性であることを特徴とする請求項1〜7のいずれ
    か1項記載の光出力制御装置。
  9. 【請求項9】 半導体レーザと、 前記半導体レーザを駆動するドライバと、 前記半導体レーザからの出射光の一部を反射させるとと
    もに、前記出射光の一部を透過させるハーフミラーと、 前記ハーフミラーで反射された出射光をオプティカルデ
    ィスク上で集光させるレンズと、 前記オプティカルディスクで反射された反射光を光電変
    換する信号検出用フォトダイオードと、 前記信号検出用フォトダイオードで検出された信号の処
    理を行なう信号処理回路と、 前記ハーフミラーを透過した出射光を光電変換するフロ
    ントモニタ用フォトダイオードと、 前記フロントモニタ用フォトダイオードで光電変換され
    た電流を電圧に変換する電流/電圧変換アンプと、 前記電圧に変換された信号をピークホールドするピーク
    ホールド回路と、 前記ピークホールドされた信号をサンプルホールドする
    第1サンプルホールド回路と、 前記第1サンプルホールド回路によりサンプルホールド
    された信号を伝送するフレキシブルケーブルと、 前記伝送された信号をサンプルホールドし、前記フレキ
    シブルケーブルを介して前記ドライバにリード/ライト
    制御信号を送出するAPC回路とを備えることを特徴と
    するオプティカル・データ・ストレージ装置。
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