JP2003228523A - 記録媒体及び複製装置 - Google Patents

記録媒体及び複製装置

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JP2003228523A
JP2003228523A JP2002310125A JP2002310125A JP2003228523A JP 2003228523 A JP2003228523 A JP 2003228523A JP 2002310125 A JP2002310125 A JP 2002310125A JP 2002310125 A JP2002310125 A JP 2002310125A JP 2003228523 A JP2003228523 A JP 2003228523A
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copy control
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Application number
JP2002310125A
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Inventor
Hirokazu So
広和 宗
Shinji Inoue
信治 井上
Takuji Maeda
卓治 前田
Makoto Ochi
誠 越智
Takayuki Ito
孝幸 伊藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体に記録されたデジタルデータの複製
において、電子透かしなどによりデジタルデータに埋め
込まれたコピー制御情報を予めユーザに通知し、複製に
おけるユーザの混乱をなくすことが可能な記録媒体と複
製装置を提供する。 【解決手段】 デジタルデータを記録する記録媒体は、
コンテンツデータ格納領域と、複製時におけるコピー制
御情報を表示するための表示用コピー制御情報を格納す
る表示用コピー制御情報格納領域と、索引情報格納領域
から構成されている。表示用コピー制御情報格納領域に
含まれる各表示用コピー制御情報はデジタルデータ中に
埋め込まれたコピー制御情報と一致するため、複製装置
は、デジタルデータの複製前にユーザにコピー制御情報
を通知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルデータを
記録する記録媒体及び記録されているデジタルデータを
複製する複製装置に関し、特に、電子透かし技術を用い
て著作権保護されたデジタルデータのコピー情報の表示
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より音楽データや動画データなどの
デジタルデータ(以下、コンテンツデータと称する)を
格納する記録媒体として、レーザーディスク(登録商
標)(LD)、コンパクトディスク(CD)、ミニディ
スク(MD)、DVD(Digital Versatile Disc)など
の光ディスクが広く使用されている。さらに近年では、
これらの光ディスクよりも小型で音飛びがないという特
徴を持つ半導体メモリが、普及の兆しを見せている。
【0003】これらの記録媒体に記録されているコンテ
ンツデータについては、そのままでは完全な複製が容易
に作成されるため、これを防ぐ著作権保護技術として、
SCMS(Serial Copy Management System)や電子透
かし(ウォーターマーク)技術を用いたコピー制御が行
われている。SCMSとは、2世代以上にわたるデジタ
ル複製を制限し、CDなどからのデジタル複製を1世代
に限定することを目的とする国際的な技術仕様である。
この仕様を採用して製造されたデジタル録音機は、C
D、MD、DAT(Digital Audio Tape)、CD−R等
のデジタル録音媒体に記録されたコピー制御情報に反応
する。例えば、「1世代のみコピー可」であることを示
す信号が記録されたCDからコンテンツデータをMDに
ダビングすると、デジタル録音機は、その信号を「コピ
ー不可」であることを示す信号に変換し、変換された信
号をMDに記録する。次に、このMDから他のMDへコ
ンテンツデータを複製しようとすると、デジタル録音機
は、「コピー不可」であることを示す信号に反応して録
音を停止する。
【0004】また、近年普及の兆しを見せている電子透
かし技術を用いると、音楽データや動画データなどのコ
ンテンツデータ内にコピー制御情報を直接埋め込む事が
可能なため、改竄が難しいというメリットがある。電子
透かし技術を用いたコピー制御方法については、特開平
11−86436号公報や特開2000−23089号
公報に開示されている。
【0005】
【特許文献1】特開平11−86436号公報
【0006】
【特許文献2】特開2000−23089号公報 電子透かしによってコンテンツデータに埋め込まれたコ
ピー制御情報を取得するためには、埋め込み対象である
コンテンツデータの一部又は全部を読み出す。例えば、
デジタル音楽コンテンツの著作権保護に関する仕様を策
定しているSDMI(Secure Digital Music Initiativ
e)では、音楽コンテンツデータの電子透かしを抽出す
る方法が規定されている(「Amendament 1 to SDMI Por
table Device Specfication,PartI,Version 1.0,1999年
9月23日発行)」) 。これによると、音楽コンテンツデ
ータに15秒間おきに埋め込まれた電子透かしを検出す
ることが義務付けられている。このため、利用者がコン
テンツデータの複製を指定した場合は、複製装置は、複
製元のコンテンツデータから複製許可を示す電子透かし
を検出しながら、同時に複製の処理を行う。複製元のコ
ンテンツデータに複製不可を示す電子透かしが検出され
た時点で、複製装置は、複製を中止し、次にそれまでに
複製した部分の削除を行う。
【0007】
【特許文献3】Amendament 1 to SDMI Portable Device
Specfication,PartI,Version 1.0,SDMI、1999年9
月23日発行
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子透
かし技術を用いるとコンテンツデータの改竄が困難にな
るというメリットがあるものの、利用者は、コンテンツ
データの複製を開始した後に、初めて、当該コンテンツ
データが複製不可であることが分かる。さらに、このと
き、複製が中止され後に、それまでに複製された部分を
削除しなければならない。このように、コンテンツデー
タが複製不可であることを知るまでに、コンテンツデー
タの一部又は全部を読み出すための時間が必要であり、
さらに複製不可であることが分かった場合には、複製さ
れた部分を削除するための時間が必要があり、複製不可
を判断するまでに、無駄な時間がかかるという問題点が
ある。
【0009】そこで本発明では、上記問題点を解決する
ために、デジタル著作物の複製可否を判断するまでに要
する時間を従来と比較して短くすることができる複製装
置及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録媒体
は、デジタル著作物と表示用コピー制御情報とを記録し
ている。デジタル著作物には、埋込用コピー制御情報
が、電子透かし技術を用いて埋め込まれている。表示用
コピー制御情報及び埋込用コピー制御情報は、それぞれ
前記デジタル著作物のコピー方法の制限を示す。本発明
に係る複製装置は、前記記録媒体から表示用コピー制御
情報を読み出し、読み出した表示用コピー制御情報を用
いて、コピー方法の制限を示す表示情報を生成し、生成
した表示情報を出力する。
【0011】このように、複製装置は、記録媒体からデ
ジタル著作物を読み出すことなく、表示用コピー制御情
報のみを読み出して、表示情報を出力するので、コンテ
ンツ著作物の複製可否を判断するための情報を、従来と
比較して、より短時間に利用者に提示することができ
る。本発明による複製装置は、前記記録媒体から前記表
示用コピー制御情報を読み出す表示用コピー制御情報取
得部と、前記表示用コピー制御情報に基づき前記デジタ
ル著作物の複製時におけるコピー制御情報を複製実行前
にユーザに通知・表示するコピー制御情報表示部とを備
えている。
【0012】ここで、前記複製装置は、さらに、前記記
録媒体に含まれる表示用コピー制御情報を必要に応じて
更新するための手段を備えるとしてもよい。また、前記
表示用コピー制御取得部は、外部ネットワークと通信す
る通信部を備え、ネットワーク経由で前記デジタル著作
物の表示用コピー制御情報を取得するとしてもよい。ま
た、前記記録媒体は、前記表示用コピー制御情報を記録
していないとしてもよい。このとき、本発明に係る前記
複製装置は、さらに、前記記録媒体に記録されているデ
ジタル著作物から埋込コピー制御情報を検出するコピー
制御情報検出部と、前記コピー制御情報検出部によって
検出されたコピー制御情報の一覧表を作成するコピー制
御情報一覧作成部と、前記コピー制御情報一覧を格納す
るコピー制御情報一覧格納部と、前記デジタル著作物の
複製時においてコピー制御情報を複製実行前にユーザに
通知・表示するコピー制御情報表示部を備えている。前
記コピー制御情報一覧作成部は、前記記録媒体に含まれ
る前記デジタル著作物の再生中、又は複製中にコピー制
御情報一覧を作成するとしていもよい。また、前記コピ
ー制御情報一覧作成部は、外部ネットワークと通信する
通信部を持ち、外部ネットワークから前記デジタル著作
物のコピー制御情報を取得して、コピー制御情報一覧を
作成するとしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の1の実施の形態としての
コンテンツ複製システム1について説明する。 1.コンテンツ複製システム1の構成 コンテンツ複製システム1は、図1に示すように、製造
装置20、製造装置30、サーバ装置40、複製装置5
0及び再生専用装置60から構成されている。
【0014】コンテンツが記録される光ディスクを製造
する製造業者が、製造装置20を有している。製造装置
20は、1個以上のコンテンツとそれぞれ対応する表示
用コピー制御情報とを記録する光ディスク11を製造す
る。各コンテンツは、例えば、音楽のデジタルデータで
あり、埋込用コピー制御情報が埋め込まれている。ここ
で、表示用コピー制御情報及び埋込用コピー制御情報
は、それぞれ対応するコンテンツのコピー方法の制限を
示す。利用者は、様々な流通ルートを介して、製造され
た光ディスク11を入手する。
【0015】また、コンテンツが記録される光ディスク
を製造する別の製造業者が、製造装置30を有してい
る。製造装置30は、1個以上のコンテンツを記録する
光ディスク12を製造する。各コンテンツは、例えば、
音楽のデジタルデータであり、埋込用コピー制御情報が
埋め込まれている。利用者は、上記と同様にして、光デ
ィスク12を入手する。
【0016】利用者が、複製装置50を有している。複
製装置50は、インターネット80を介して、サーバ装
置40と接続されている。製造装置20又は製造装置3
0により製造された光ディスク11又は12、及び半導
体メモリ71が、利用者により複製装置50に装着され
る。複製装置50は、光ディスク11が装着された場合
には、光ディスク11から表示用コピー制御情報を読み
出し、読み出した表示用コピー制御情報を用いて、光デ
ィスク11に記録されてい各コンテンツについてのコピ
ーの制限についての表示を行う。また、光ディスク12
が装着された場合には、サーバ装置40から、インター
ネット80を介して、表示用コピー制御情報を取得し、
取得した表示用コピー制御情報を用いて、光ディスク1
2に記録されている各コンテンツについてのコピーの制
限についての表示を行う。
【0017】利用者は、複製装置50により行われたコ
ピーの制限についての表示に基づいて、コンテンツを選
択する。複製装置50は、選択されたコンテンツを光デ
ィスクから読み出し、読み出したコンテンツを復号し、
伸張し、さらに暗号化し、圧縮して、新たな形式のコン
テンツを生成し、生成したコンテンツを半導体メモリ7
1に書き込む。
【0018】利用者は、新たに生成されたコンテンツが
書き込まれた半導体メモリ71を再生専用装置60に装
着する。再生専用装置60は、半導体メモリ71からコ
ンテンツを読み出し、読み出したコンテンツを復号、伸
張して音声の信号に変換し、音声信号をヘッドフォン6
1へ出力する。このようにして、利用者は、光ディスク
に記録されているコンテンツを半導体メモリに複製す
る。
【0019】1.1 製造装置20 製造装置20は、図2に示すように、著作物記憶部20
1、制御情報記憶部202、圧縮符号化部203、出力
情報記憶部204、出力部205及び制御部206から
構成されている。製造装置20は、具体的には、マイク
ロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニッ
ト、ディスプレィユニット、キーボード、マウスなどか
ら構成されるコンピュータシステムである。前記ハード
ディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶
されている。前記マイクロプロセッサが、前記コンピュ
ータプログラムに従って動作することにより、製造装置
20は、その機能を達成する。
【0020】(1)著作物記憶部201 著作物記憶部201は、図2に示すように、17個のデ
ジタル著作物#1〜#17を記憶している。デジタル著
作物#3は、映画のデジタルデータである。他のデジタ
ル著作物は、音楽のデジタルデータ又は映画のデジタル
データである。デジタル著作物#3は、99個のシーン
から構成される。各シーンは、複数コマからなる映像で
ある。
【0021】なお、著作物記憶部201は、17個のデ
ジタル著作物を記憶しているが、この個数には限定され
ない。さらに多くの数のデジタル著作物を記録している
としてもよいし、もっと少ない数のデジタル著作物を記
録しているとしてもよい。また、デジタル著作物#3の
みが、映画のデジタルデータであるとしているが、他の
デジタル著作物も映画のデジタルデータであるとしても
よい。また、デジタル著作物#3は、99個のシーンか
ら構成されるとしているが、さらに多くの数のシーンか
ら構成されるとしてもよいし、もっと少ない数のシーン
から構成されるとしてもよい。
【0022】(2)制御情報記憶部202 制御情報記憶部202は、図2に示すように、17個の
コピー制御情報#1〜#17、及びシーン毎のコピー制
御情報を記憶している。各コピー制御情報は、それぞ
れ、2ビットから構成され、著作物記憶部201に記憶
されている17個のデジタル著作物#1〜#17に対応
しており、対応するデジタル著作物のコピー方法の制限
を示す。図5に示すように、各コピー制御情報は、「0
0」、「01」、「10」及び「11」の何れかの値を
有する。「00」は、対応するデジタル著作物を自由に
複製することが許可されていることを示す。「01」
は、コピー制御情報の用途を拡張するために、現時点で
使用が留保されているものであり、未定義である。「1
0」は、対応するデジタル著作物を、1回に限り、複製
することが許可されていることを示す。「11」は、対
応するデジタル著作物の複製が許可されていないことを
示す。
【0023】シーン毎のコピー制御情報は、著作物記憶
部201に記憶されているデジタル著作物#3に対応し
ており、99個のコピー制御情報#101〜#199を
含む。コピー制御情報#101〜#199は、それぞ
れ、デジタル著作物#3を構成する99個のシーンに対
応しており、対応する各シーンのコピー方法の制限を示
す。コピー制御情報#101〜#199は、「00」、
「01」、「10」及び「11」の何れかの値を有す
る。その意味は、上に述べた通りである。ここで、コピ
ー制御情報#3は、コピー制御情報#101〜#199
を代表する値であり、コピー制御情報#101〜#19
9のうちの最も制限の緩いコピー制御情報と同じ値を有
する。
【0024】なお、コピー制御情報#3は、コピー制御
情報#101〜#199のうちの最も制限の緩いコピー
制御情報と同じ値を有するとしているが、これには限定
されない。コピー制御情報#3は、コピー制御情報#1
01〜#199のうちの最も制限の厳しいコピー制御情
報と同じ値を有するとしてもよいし、他の値でもよい。
また、コピー制御情報#3は、コピー制御情報ではな
く、シーン毎のコピー制御情報が存在することを示す値
を有しているとしてもよい。
【0025】(3)出力情報記憶部204 出力情報記憶部204は、メディア識別子、索引情報、
17個の表示用コピー制御情報、シーン毎の表示用コピ
ー制御情報、及び17個のコンテンツデータを記憶する
ための領域を備えている。 (4)圧縮符号化部203 圧縮符号化部203は、制御部206の制御の元に、著
作物記憶部201からデジタル著作物を読み出し、読み
出したデジタル著作物に対応するコピー制御情報を読み
出し、読み出したコピー制御情報を埋め込みながら、読
み出したデジタル著作物を圧縮符号化し、さらに暗号化
してコンテンツデータを生成し、生成したコンテンツデ
ータを出力情報記憶部204へ書き込む。
【0026】ここで、圧縮符号化部203は、デジタル
著作物#3については、デジタル著作物#3を構成する
シーン毎に、当該シーンに対応するコピー制御情報を埋
め込んで、当該シーンを圧縮符号化し、さらに暗号化し
て、シーン情報を生成する。次に、99個のシーン情報
から構成されるコンテンツデータを出力情報記憶部20
4へ書き込む。
【0027】(5)出力部205 出力部205は、制御部206の制御の元に、出力情報
記憶部204に書き込まれているメディア識別子、索引
情報、17個の表示用コピー制御情報、シーン毎の表示
用コピー制御情報、及び17個のコンテンツデータを、
それぞれ、光ディスク11が有する固有ID格納領域1
01、索引情報格納領域102、表示用コピー制御情報
格納領域103及びコンテンツデータ格納領域104へ
書き込む。
【0028】(6)制御部206 制御部206は、光ディスクを識別するためのメディア
識別子を生成し、生成したメディア識別子を出力情報記
憶部204へ書き込む。また、制御部206は、著作物
記憶部201に記憶されている各デジタル著作物につい
て、以下の(a)及び(b)を繰り返す。
【0029】(a)対応するコピー制御情報を制御情報
記憶部202から読み出し、圧縮符号化部203に対し
て、読み出したコピー制御情報をデジタル著作物に埋め
込んでデジタル著作物を圧縮符号化し、さらに暗号化し
て、コンテンツデータを生成し、生成したコンテンツデ
ータを出力情報記憶部204へ書き込むように制御す
る。
【0030】ここで、デジタル著作物#3については、
デジタル著作物#3を構成するシーン毎に、当該シーン
に対応するコピー制御情報を埋め込んで、当該シーンを
圧縮符号化して、シーン情報を生成する。次に、99個
のシーン情報から構成されるコンテンツデータを出力情
報記憶部204へ書き込むように制御する。 (b)読み出したコピー制御情報を、表示用コピー制御
情報として、出力情報記憶部204へ書き込む。また、
シーン毎のコピー制御情報を、それぞれ表示用コピー制
御情報として、出力情報記憶部204へ書き込む。
【0031】次に、制御部206は、コンテンツデータ
を光ディスク上で検索するための索引情報を生成し、生
成した索引情報を出力情報記憶部204へ書き込む。次
に、制御部206は、出力部205に対して、出力情報
記憶部204に書き込まれているメディア識別子、索引
情報、17個の表示用コピー制御情報、シーン毎の表示
用コピー制御情報、及び17個のコンテンツデータを、
それぞれ、光ディスク11が有する固有ID格納領域1
01、索引情報格納領域102、表示用コピー制御情報
格納領域103及びコンテンツデータ格納領域104へ
書き込むように制御する。
【0032】ここで、上記のようにして、それぞれの情
報が書き込まれた光ディスク11のデータ構造を図3及
び図4に示す。この図に示すように、光ディスク11
は、固有ID格納領域101、索引情報格納領域10
2、表示用コピー制御情報格納領域103及びコンテン
ツデータ格納領域104を有している。
【0033】固有ID格納領域101は、メディア識別
子111が記録されている。メディア識別子111は、
記録媒体である光ディスクに固有の識別子であれば何で
もよい。本実施の形態では、コンテンツデータ格納領域
104に格納された各コンテンツデータのISRC(In
ternational Standard Recording Code)コードのセッ
トをメディア識別子とする。ISRCコードは、音楽製
品毎に全世界で1つだけ付けられる製品固有の識別子で
ある。
【0034】索引情報格納領域102には、索引情報が
記録されている。索引情報は、コンテンツデータ格納領
域104に格納された各コンテンツデータ及び表示用コ
ピー制御情報格納領域103に格納された各表示用コピ
ー制御情報を複製装置が取り出す際に必要となる情報、
つまり記録アドレスなどを格納する領域である。本実施
の形態では、FAT(File Allocation Table )ファイ
ルシステムにて記録アドレスなどを管理し、このFAT
ファイルシステムにおいて必要となる情報を索引情報格
納領域102に記録するものとする。なお、UDF(Un
iversal Disk Format )などの他のファイルシステムを
使用してもよいし、ファイルシステムを使わずに記録ア
ドレスを管理してもよい。
【0035】表示用コピー制御情報格納領域103に
は、17個の表示用コピー制御情報#1〜#17及びシ
ーン毎の表示用コピー制御情報が記録されており、コン
テンツデータ格納領域104には、17個のコンテンツ
データ#1〜#17が記録されている。シーン毎の表示
用コピー制御情報は、図4に示すように、99個の表示
用コピー制御情報#101〜#199から構成されてい
る。また、コンテンツデータ#3は、99個のシーン情
報#101〜#199から構成されている。表示用コピ
ー制御情報#101〜#199は、それぞれ、シーン情
報#101〜#199に対応しており、埋込コピー制御
情報#101〜#199が埋め込まれている。
【0036】1.2 製造装置30 製造装置30は、製造装置20と同様の構成を有してい
る。製造装置20との相違点は、製造装置30は、表示
用コピー制御情報#1〜#17及びシーン毎のコピー制
御情報を光ディスク12に書き込まない点である。光デ
ィスク12は、固有ID格納領域、索引情報格納領域及
びコンテンツデータ格納領域を有している。表示用コピ
ー制御情報格納領域を備えていない。
【0037】固有ID格納領域、索引情報格納領域及び
コンテンツデータ格納領域のそれぞれに記録されている
情報は、光ディスク11と同様である。 1.3 サーバ装置40 サーバ装置40は、図6に示すように、情報記憶部40
1、通信部402及び制御部403から構成されてい
る。
【0038】サーバ装置40は、製造装置20と同様の
コンピュータシステムであり、マイクロプロセッサが、
コンピュータプログラムに従って動作することにより、
サーバ装置40は、その機能を達成する。 (1)情報記憶部401 情報記憶部401は、図6に一例として示すように、コ
ピー制御情報テーブル411を有している。
【0039】コピー制御情報テーブル411は、メディ
ア識別子とコピー制御情報群とからなるコピー関連情報
を複数個、あらかじめ記憶している。各コピー関連情報
は、各光ディスクに対応している。メディア識別子は、
光ディスクを識別する識別情報である。コピー制御情報
群は、対応する光ディスクに記録されているコンテンツ
データと同数のコピー制御情報を含んでいる。各コピー
制御情報は、当該光ディスクに記録されている各コンテ
ンツデータに対応しており、当該コンテンツデータのコ
ピー方法の制限を示す。各コピー制御情報は、2ビット
から構成され、その意味は、図5に示す通りである。
【0040】(2)制御部403 制御部403は、複製装置50から、インターネット8
0及び通信部402を介して、メディア識別子を受信す
る。前記メディア識別子を受信すると、受け取ったメデ
ィア識別子と同じ値を有するメディア識別子を、情報記
憶部401が有するコピー制御情報テーブル411から
探し、得られたメディア識別子と同じコピー関連情報内
に含まれるコピー制御情報群を抽出し、抽出したコピー
制御情報群を、通信部402及びインターネット80を
介して、複製装置50へ送信する。
【0041】(3)通信部402 通信部402は、インターネット80を介して、複製装
置50と接続されており、制御部403と複製装置50
との間で、情報の送受信を行う。 1.4 複製装置50 複製装置50は、図7に示すように、通信部501、一
覧生成部502、一覧格納部503、メニュー生成部5
04、表示部505、入出力部506、取得部507、
検出部508、更新部509、変換部510、コピー制
御部515、キー入力部516、制御部517及び出力
部518から構成されている。複製装置50には、映像
信号を受け取って表示するモニタ51及び音声信号を受
け取って出力するスピーカ52が接続されている。
【0042】複製装置50は、製造装置20と同様にコ
ンピュータシステムであり、マイクロプロセッサが、コ
ンピュータプログラムに従って動作することにより、複
製装置50は、その機能を達成する。複製装置50の具
体的な一例は、オーディオデータを複製し、また再生す
るオーディオ録再機である。
【0043】(1)通信部501 通信部501は、インターネット80を介して、サーバ
装置40と接続されており、サーバ装置40と一覧生成
部502との間で情報の送受信を行う。具体的には、通
信部501は、一覧生成部502からメディア識別子を
受け取り、受け取ったメディア識別子をサーバ装置40
へ送信する。また、通信部501は、サーバ装置40か
らコピー制御情報群を受信し、受信したコピー制御情報
群を一覧生成部502へ出力する。
【0044】(2)一覧生成部502 一覧生成部502は、チェックフラグを有している。チ
ェックフラグは、複製装置50が製造される際、通常、
ONに設定されている。なお、チェックフラグは、複製
装置50が製造される際、OFFに設定されるとしても
よい。一覧生成部502は、入出力部506からメディ
ア識別子を受け取る。
【0045】メディア識別子を受け取ると、一覧生成部
502は、受け取ったメディア識別子と同一のメディア
識別子を一覧格納部503から検索する。同一のメディ
ア識別子が一覧格納部503内に存在する場合、一覧生
成部502は、処理を終了する。同一のメディア識別子
が存在しない場合であって、取得部507により使用フ
ラグがONであると判断された場合に、一覧生成部50
2は、入出力部506を介して、光ディスク内に表示用
コピー制御情報が記録されているか否かを判断する。
【0046】光ディスク内に表示用コピー制御情報が記
録されていると判断する場合に、一覧生成部502は、
装着された光ディスクから、入出力部506を介して、
全ての表示用コピー制御情報を読み出す。次に、一覧生
成部502が有するチェックフラグがONの場合にの
み、後述するように、表示用コピー制御情報のチェック
を行う。次に、読み出したメディア識別子と、取得した
全てのコピー制御情報からなるコピー制御情報群とを一
覧格納部503へ対応付けて書き込み、処理を終了す
る。
【0047】光ディスク内に表示用コピー制御情報が記
録されていないと判断する場合に、読み出したメディア
識別子を、通信部501及びインターネット80を介し
て、サーバ装置40へ送信する。次に、一覧生成部50
2は、サーバ装置40から、インターネット80及び通
信部501を介して、コピー制御情報群を受信する。取
得部507が、使用フラグがOFFであると判断する場
合、一覧生成部502は、検出部508から埋込コピー
制御情報を受け取り、読み出したメディア識別子を一覧
格納部503へ書き込み、前記メディア識別子と対応づ
けて、受け取った埋込コピー制御情報を表示用コピー制
御情報として一覧格納部503へ書き込み、処理を終了
する。
【0048】(表示用コピー制御情報のチェック)一覧
生成部502は、デジタル著作物#i(i=1、2、・
・・、N)について、以下に示す処理を繰り返す。 一覧生成部502は、入出力部506及び検出部50
8を介して、光ディスクに記録されているデジタル著作
物#iから埋込制御情報#iを抽出する。
【0049】一覧生成部502は、一覧格納部503
に記録されている表示用コピー制御情報#iと、抽出し
た埋込コピー制御情報#iとを比較する。表示用コピー
制御情報#iと抽出した埋込コピー制御情報#iとが一
致しない場合、さらに、一覧生成部502は、埋込コピ
ー制御情報#iの方が、表示用コピー制御情報#iよ
り、コピー制限が厳しいか否かを判断し、厳しいと判断
するとき、埋込コピー制御情報#iの値により、一覧格
納部503に記録されている表示用コピー制御情報#i
の値を置き換える。
【0050】ここで、コピー制限が厳しいとは、次に示
すとおりである。コピー制御情報「11」(コピー不
可)が最もコピー制限が厳しい値である。次に厳しい値
は、「10」(1回コピー可)である。最も制限が緩い
値は、「00」(コピーフリー)である。 一覧生成部502は、入出力部506を介して、装着
された光ディスクが書込可であると判断すると、埋込コ
ピー制御情報#iの値により、光ディスクに記録されて
いる表示用コピー制御情報#iの値を置き換える。
【0051】なお、上記において、一覧生成部502
は、入出力部506及び検出部508を介して、光ディ
スクに記録されているデジタル著作物#iから埋込制御
情報#iを抽出するとしているが、一覧生成部502
は、検出部508と同様に、光ディスクに記録されてい
るデジタル著作物#iから埋込制御情報#iを抽出する
機能を備えており、入出力部506を介して、光ディス
クに記録されているデジタル著作物#iから埋込制御情
報#iを抽出するとしてもよい。
【0052】(3)一覧格納部503 一覧格納部503は、一例として図9に示すように、メ
ディア識別子と、前記メディア識別子に対応する複数の
コピー制御情報とを記憶するための領域541を備えて
いる。メディア識別子は、上に述べたように、光ディス
クを識別するための識別情報である。
【0053】コピー制御情報は、図5に示す通りであ
る。コピー制御情報に対応するコンテンツデータが、複
数のシーン情報を含む場合に、当該コピー制御情報に
は、シーン毎のコピー制御情報が記憶されている領域を
示すアドレスが対応付けられている。一覧格納部503
は、さらに、シーン毎のコピー制御情報を記憶するため
の領域551を備えている。
【0054】シーン毎のコピー制御情報は、コンテンツ
データに含まれるシーン情報に対応するものである。 (4)メニュー生成部504 メニュー生成部504は、最初に、表示部505に表示
されている内容をクリアし、次に、制御部517からコ
ンテンツメニューの表示の対象となっている光ディスク
のメディア識別子を取得し、変数iを初期値「0」に設
定する。
【0055】次に、メニュー生成部504は、一覧格納
部503から表示用コピー制御情報の配列順の読み出し
を試みる。読み出しの終了を検出すると、メニュー生成
部504は、処理を終了する。一覧格納部503から表
示用コピー制御情報を読み出すと、メニュー生成部50
4は、変数iに値「1」を加算する。次に、メニュー生
成部504は、読み出した表示用コピー制御情報が、
「00」及び「10」の何れか、又は「11」であるか
を判断する。
【0056】読み出した表示用コピー制御情報が、「0
0」及び「10」の何れかである場合、メニュー生成部
504は、数字iを表示部505へ出力する。このと
き、表示部505は、変数iより示される位置におい
て、数字iを表示する。メニュー生成部504は、読み
出した表示用コピー制御情報に対応するコンテンツデー
タにシーン情報が含まれている場合にのみ、さらにシー
ンマークを表示部505へ出力する。シーンマークにつ
いては、後述する。このとき、表示部505は、変数i
より示される位置において、数字iにシーンマークを重
ねて表示する。
【0057】一方、読み出した表示用コピー制御情報が
「11」であると判断する場合、メニュー生成部504
は、数字iの上にコピー禁止マークを重ねて形成される
文字を表示部505へ出力する。コピー禁止マークにつ
いては、後述する。このとき、表示部505は、変数i
より示される位置において、数字iの上にコピー禁止マ
ークを重ねて形成される文字を表示する。
【0058】さらに、メニュー生成部504は、選択不
可を示すフラグを一覧格納部503に記録されている当
該表示用コピー制御情報に付加して書き込む。 (5)表示部505 表示部505は、情報を表示するための領域531を備
えており、一例として、図8に示すように、光ディスク
に格納されているコンテンツデータを示す番号及び図示
していない他の情報を表示する。これらの番号におい
て、コピー禁止マークが重ねて表示されている番号は、
コンテンツデータの複製が禁止されていることを示す。
シーンマークが重ねて表示されている番号は、コンテン
ツデータが複数のシーン情報から構成されており、複数
のシーン情報のうち少なくとも1個は、複製が許可され
ていることを示す。その他の番号は、コンテンツデータ
の複製が許可されていることを示す。また、白抜き文字
で表示された番号は、対応するコンテンツデータが光デ
ィスク上に存在していないことを示す。
【0059】ここで、コピー禁止マークは、円形と斜線
とを重ねて形成された形状を有し、シーンマークは、矩
形の形状を有する。図8において、番号「1」、
「4」、「6」〜「13」及び「15」〜「17」に
は、上記のマークが付されていないので、これらに対応
するコンテンツデータは、複製が許可されていることを
示す。
【0060】また、番号「2」、「5」及び「14」に
は、コピー禁止マークが付されているので、これらに対
応するコンテンツデータは、複製が禁止されていること
を示す。また、番号「3」には、シーンマークが付され
ているので、これに対応するコンテンツデータは、複数
のシーン情報から構成されており、複数のシーン情報の
うち少なくとも1個は、複製が許可されていることを示
す。
【0061】(6)入出力部506 入出力部506は、装着されている光ディスクから情報
を読み出し、読み出した情報を一覧生成部502、取得
部507、検出部508へ出力する。また、更新部50
9から情報を取得し、取得した情報を装着されている光
ディスクに書き込む。
【0062】(7)取得部507 取得部507は、使用フラグを有している。使用フラグ
は、複製装置50が製造される際、通常、ONに設定さ
れている。なお、使用フラグは、複製装置50が製造さ
れる際、OFFに設定されるとしてもよい。取得部50
7は、使用フラグがONの場合にのみ、入出力部506
を介して、光ディスクから表示用コピー制御情報を読み
出す。
【0063】(8)検出部508 検出部508は、入出力部506を介して、光ディスク
からコンテンツデータを読み出し、読み出したコンテン
ツデータに埋込コピー制御情報が埋め込まれているか否
かを検出する。埋め込まれていることを検出すると、光
ディスク内のコンテンツデータから埋込コピー制御情報
を抽出し、抽出した埋込コピー制御情報を出力する。
【0064】(9)更新部509 更新部509は、光ディスクに記録されている表示用コ
ピー制御情報、又は一覧格納部503に記録されている
表示用コピー制御情報の更新が必要な場合に、光ディス
クに記録されている表示用コピー制御情報を更新し、ま
た、一覧格納部503に記録されている表示用コピー制
御情報を更新する。
【0065】表示用コピー制御情報の更新が必要な場合
とは、次に示す場合である。 (a)光ディスクに記録されている表示用コピー制御情
報と光ディスク内のコンテンツデータに埋め込まれてい
る埋込コピー制御情報とが一致しない場合であって、埋
込コピー制御情報の方が、表示用コピー制御情報よりコ
ピー制限の厳しい場合。
【0066】(b)一覧格納部503に記録されている
表示用コピー制御情報と光ディスク内のコンテンツデー
タに埋め込まれている埋込コピー制御情報とが一致しな
い場合であって、埋込コピー制御情報の方が、表示用コ
ピー制御情報よりコピー制限の厳しい場合。また、次に
示す場合においても、更新部509は、表示用コピー制
御情報の更新を行うとしてもよい。表示用コピー制御情
報が「10」であり、複製装置50により、当該コンテ
ンツデータの複製が1回行われた場合、光ディスクに記
録されている表示用コピー制御情報、及び一覧格納部5
03に記録されている表示用コピー制御情報を「11」
に更新する。
【0067】(10)変換部510 変換部510は、コンテンツデータを、コピー先の半導
体メモリ71が対応しているデータ形式に合うように、
変換する。変換部510は、デクリプタ511、デコー
ダ512、エンコーダ513及びエンクリプタ514を
備えている。変換部510は、検出部508より埋込用
コピー制御情報を受け取る。
【0068】デクリプタ511は、コンテンツデータを
復号して復号コンテンツデータを生成する。デコーダ5
12は、復号コンテンツデータをデコードして、デコー
ドされた復号コンテンツデータを生成する。検出部50
8より埋込用コピー制御情報を受け取った場合に、変換
部510は、生成された復号コンテンツデータに、受け
取った埋込用コピー制御情報を埋め込む。ここで、埋込
用コピー制御情報が「10」である場合には、変換部5
10は、埋込用コピー制御情報が「10」に代えて、埋
込用コピー制御情報「11」を埋め込む。
【0069】エンコーダ513は、デコードされた復号
コンテンツデータをコード化して、コード化復号コンテ
ンツデータを生成する。エンクリプタ514は、コード
化復号コンテンツデータを暗号化して、暗号化されたコ
ンテンツデータを生成する。なお、上記において、変換
部510が、生成された復号コンテンツデータに、受け
取った埋込用コピー制御情報を埋め込むとしているが、
エンコーダ513が、デコードされた復号コンテンツデ
ータをコード化する過程において、埋込用コピー制御情
報を埋め込むとしてもよい。また、エンクリプタ514
が、コード化復号コンテンツデータを暗号化する過程に
おいて、埋込用コピー制御情報を埋め込むとしてもよ
い。
【0070】(11)コピー制御部515 取得部507の使用フラグがONであり、コンテンツデ
ータにシーン情報が含まれない場合、コピー制御部51
5は、後述する複製の処理(1)を実行する。また、取
得部507の使用フラグがONであり、コンテンツデー
タにシーン情報が含まれるとき、コピー制御部515
は、シーン毎の複製の処理(1)を実行する。
【0071】また、取得部507の使用フラグがOFF
であり、コンテンツデータにシーン情報が含まれないと
き、コピー制御部515は、複製の処理(2)を実行す
る。また、取得部507の使用フラグがOFFであり、
コンテンツデータにシーン情報が含まれる、コピー制御
部515は、シーン毎の複製の処理(2)を実行する。
【0072】(複製の処理(1))コピー制御部515
は、利用者より指定を受け付けたコンテンツデータに対
応する表示用コピー制御情報を、一覧格納部503から
読み出す。次に、コピー制御部515は、読み出した表
示用コピー制御情報が、「00」及び「10」のいずれ
かであるか、又は「11」であるかを判断する。
【0073】「11」であると判断する場合、コピー制
御部515は、コピー不可を示すメッセージを表示部5
05へ出力する。一方、コピー制御部515は、読み出
した表示用コピー制御情報が、「00」及び「10」の
いずれかであると判断する場合、読み出した表示用コピ
ー制御情報を半導体メモリ71の表示用コピー制御情報
格納領域に書き込む。この場合、読み出した表示用コピ
ー制御情報が、「10」であると判断するときには、コ
ピー制御部515は、読み出した表示用コピー制御情報
「10」を「11」に変更し、表示用コピー制御情報
「11」を表示用コピー制御情報格納領域に書き込む。
【0074】次に、入出力部506が光ディスクのコン
テンツデータから1ブロックの読出しの終了を検出する
と、コピー制御部515は、他の情報を半導体メモリ7
1に書き込み、コピーの完了を示すメッセージを表示部
505へ出力する。また、コピー制御部515は、ブロ
ックデータを半導体メモリ71のコンテンツデータ格納
領域703に書き込む。
【0075】(シーン毎の複製の処理(1))コピー制
御部515は、利用者より指定を受け付けたコンテンツ
データに対応する代表の表示用コピー制御情報と、各シ
ーンに対応する表示用コピー制御情報とを、一覧格納部
503から読み出す。次に、コピー制御部515は、読
み出した代表の表示用コピー制御情報が、「00」及び
「10」のいずれかであるか、又は「11」であるかを
判断する。
【0076】「11」であると判断する場合、コピー制
御部515は、コピー不可を示すメッセージを表示部5
05へ出力する。また、コピー制御部515は、読み出
した代表の表示用コピー制御情報が、「00」及び「1
0」のいずれかであると判断する場合、読み出した代表
の表示用コピー制御情報及び各シーンに対応する表示用
コピー制御情報とを、半導体メモリ71の表示用コピー
制御情報格納領域に書き込む。この場合、読み出した表
示用コピー制御情報が、「10」であると判断するとき
には、コピー制御部515は、読み出した表示用コピー
制御情報「10」を「11」に変更し、表示用コピー制
御情報「11」を表示用コピー制御情報格納領域に書き
込む。
【0077】次に、入出力部506が、光ディスクのコ
ンテンツデータのシーン情報から1ブロックの読出しの
終了を検出すると、コピー制御部515は、他の情報を
半導体メモリ71に書き込み、コピーの完了を示すメッ
セージを表示部505へ出力する。コピー制御部515
は、ブロックデータを半導体メモリ71のコンテンツデ
ータ格納領域703に書き込む。
【0078】(複製の処理(2))入出力部506が光
ディスクのコンテンツデータから1ブロックの読出しの
終了を検出すると、コピー制御部515は、検出部50
8により抽出された埋込コピー制御情報を表示用コピー
制御情報として半導体メモリ71の表示用コピー制御情
報格納領域702へ書き込む。この場合、表示用コピー
制御情報が、「10」であるなら、コピー制御部515
は、表示用コピー制御情報「10」を「11」に変更
し、表示用コピー制御情報「11」を表示用コピー制御
情報格納領域に書き込む。次に、他の情報を半導体メモ
リ71に書き込み、コピーの完了を示すメッセージを表
示部505へ出力する。
【0079】コピー制御部515は、ブロックデータを
半導体メモリ71のコンテンツデータ格納領域703に
書き込む。 (シーン毎の複製の処理(2))入出力部506が装着
された光ディスクのコンテンツデータのシーン情報から
1ブロックの読出しの終了を検出すると、コピー制御部
515は、検出部508により抽出された埋込コピー制
御情報を表示用コピー制御情報として半導体メモリ71
の表示用コピー制御情報格納領域702へ書き込む。こ
の場合、表示用コピー制御情報が、「10」であるな
ら、コピー制御部515は、表示用コピー制御情報「1
0」を「11」に変更し、表示用コピー制御情報「1
1」を表示用コピー制御情報格納領域に書き込む。次
に、他の情報を半導体メモリ71に書き込み、コピーの
完了を示すメッセージを表示部505へ出力する。
【0080】コピー制御部515は、ブロックデータを
半導体メモリ71のコンテンツデータ格納領域703に
書き込む。 (12)キー入力部516 キー入力部516は、利用者からの再生キー、複製キ
ー、コンテンツデータの指定などのキー入力を受け付
け、受け付けたキー入力を制御部517へ出力する。
【0081】また、キー入力部516は、制御部517
の指示により、キー入力の受け付けを中止する。また、
制御部517の指示により、キー入力の受け付けの中止
を解除する。また、キー入力部516は、一覧格納部5
03において、選択不可を示すフラグが付加されて記録
されている表示用コピー制御情報に対応するコンテンツ
データの指定は受け付けない。
【0082】(13)制御部517 制御部517は、他の構成要素を制御する。制御部51
7の動作の詳細については、後述する。 (14)出力部518 出力部518は、変換部510から復号及びデコードさ
れたコンテンツデータを受け取り、受け取った復号及び
デコードされたコンテンツデータをアナログの映像信号
及び音声信号に変換し、映像信号及び音声信号をそれぞ
れモニタ51及びスピーカ52へ出力する。
【0083】1.5 半導体メモリ71 半導体メモリ71は、図7に示すように、読み書きの可
能な索引情報格納領域701、表示用コピー制御情報格
納領域702及びコンテンツデータ格納領域703を備
えている。索引情報格納領域701は、索引情報を格納
するための領域を備える。
【0084】表示用コピー制御情報格納領域702は、
複数の表示用コピー制御情報を格納するための領域を備
える。コンテンツデータ格納領域703は、複数のコン
テンツデータを格納するための領域を備える。 2.コンテンツ複製システム1の動作 コンテンツ複製システム1の動作について説明する。
【0085】2.1 製造装置20の動作 製造装置20の動作について、図10に示すフローチャ
ートを用いて説明する。制御部206は、光ディスクを
識別するためのメディア識別子を生成し、生成したメデ
ィア識別子を出力情報記憶部204へ書き込む(ステッ
プS101)。
【0086】次に、制御部206は、著作物記憶部20
1に記憶されている各デジタル著作物#i(i=1、
2、・・・、N)について、以下に示すステップS10
3〜S104を繰り返す。制御部206は、デジタル著
作物#iに対応するコピー制御情報#iを制御情報記憶
部202から読み出し、圧縮符号化部203は、制御部
206の制御により、読み出したコピー制御情報#iを
埋込コピー制御情報#iとして、デジタル著作物#iに
埋め込んでデジタル著作物#iを圧縮符号化し、さらに
暗号化して、コンテンツデータ#iを生成し、生成した
コンテンツデータを出力情報記憶部204へ書き込む。
ここで、デジタル著作物#3については、デジタル著作
物#3を構成するシーン毎に、当該シーンに対応するコ
ピー制御情報を埋め込んで、当該シーンを圧縮符号化し
て、シーン情報を生成する。次に、99個のシーン情報
から構成されるコンテンツデータを出力情報記憶部20
4へ書き込む(ステップS103)。
【0087】次に、制御部206は、読み出したコピー
制御情報#iを、表示用コピー制御情報#iとして、出
力情報記憶部204へ書き込む。また、制御部206
は、シーン毎のコピー制御情報を、それぞれ表示用コピ
ー制御情報として、出力情報記憶部204へ書き込む
(ステップS104)。次に、制御部206は、コンテ
ンツデータを光ディスク上で検索するための索引情報を
生成し、生成した索引情報を出力情報記憶部204へ書
き込む(ステップS106)。
【0088】次に、出力部205は、制御部206の制
御により、出力情報記憶部204に書き込まれているメ
ディア識別子、索引情報、17個の表示用コピー制御情
報、シーン毎の表示用コピー制御情報、及び17個のコ
ンテンツデータを、それぞれ、光ディスク11が有する
固有ID格納領域101、索引情報格納領域102、表
示用コピー制御情報格納領域103及びコンテンツデー
タ格納領域104へ書き込む(ステップS106)。
【0089】以上のようにして、それぞれの情報が書き
込まれた光ディスク11が製造される。 2.2 複製装置50の動作 複製装置50の動作について説明する。 (1)複製装置50の概要動作 複製装置50の概要の動作について、図11〜図12に
示すフローチャートを用いて説明する。
【0090】入出力部506は、光ディスクが装着され
たか否かを検出し、光ディスクが装着されたことを検出
すると(ステップS121)、一覧生成部502は、一
覧表の生成を行い(ステップS122)、メニュー生成
部504は、コンテンツメニューの表示を行い(ステッ
プS123)、次に、ステップS121へ戻って処理を
繰り返す。
【0091】入出力部506は、光ディスクの装着を検
出せず(ステップS121)、キー入力部516が再生
キーの入力を受け付けた場合(ステップS124)、入
出力部506は、光ディスク12に記録されているコン
テンツデータのうち、利用者により指定されたものを読
み出し、次に、変換部510内のデクリプタ511及び
デコーダ512は、それぞれ読み出したコンテンツデー
タを復号及びデコードし、出力部518は、復号及びデ
コードされたコンテンツデータをアナログの映像信号及
び音声信号に変換し、映像信号及び音声信号をそれぞれ
モニタ51及びスピーカ52へ出力する(ステップS1
25)。次に、ステップS121へ戻って処理を繰り返
す。
【0092】入出力部506は、光ディスクの装着を検
出せず(ステップS121)、キー入力部516が再生
キーの入力を受け付けず(ステップS124)、複製キ
ー以外の入力を受け付けた場合(ステップS126)、
入力を受け付けたキーに相当する他の処理を行い(ステ
ップS127)、次に、ステップS121へ戻って処理
を繰り返す。
【0093】入出力部506は、光ディスクの装着を検
出せず(ステップS121)、キー入力部516が再生
キーの入力を受け付けず(ステップS124)、複製キ
ーの入力を受け付けた場合(ステップS126)、制御
部517は、キー入力部516を介して、利用者からコ
ンテンツデータの指定又は指定の終了を受け付ける(ス
テップS128)。
【0094】ここで、制御部517が、キー入力部51
6を介して、利用者からコンテンツデータの指定の終了
を受け付けると(ステップS129)、コンテンツデー
タの複製処理は、終了したものとみなし、次に、ステッ
プS121へ戻って処理を繰り返す。制御部517が、
キー入力部516を介して、利用者からコンテンツデー
タの指定を受け付けると(ステップS129)、取得部
507は、使用フラグがONであるかOFFであるかを
判断し、使用フラグがONであると判断する場合(ステ
ップS130)、コンテンツデータにシーン情報が含ま
れないとき(ステップS131)、複製の処理(1)が
実行される(ステップS132)。一方、コンテンツデ
ータにシーン情報が含まれるとき(ステップS13
1)、シーン毎の複製の処理(1)が実行される(ステ
ップS133)。次に、ステップS128へ戻って、処
理が繰り返される。
【0095】取得部507により使用フラグがOFFで
あると判断する場合(ステップS130)、コンテンツ
データにシーン情報が含まれないとき(ステップS13
4)、複製の処理(2)が実行される(ステップS13
5)。一方、コンテンツデータにシーン情報が含まれる
とき(ステップS134)、シーン毎の複製の処理
(2)が実行される(ステップS136)。次に、ステ
ップS128へ戻って、処理が繰り返される。
【0096】(2)一覧表の生成の動作 複製装置50による一覧表の生成の動作について、図1
3〜図14に示すフローチャートを用いて説明する。な
お、ここで示す一覧表の生成の動作は、図11のフロー
チャートのステップS122の詳細の動作である。入出
力部506は、装着された光ディスクからメディア識別
子を読み出し、読み出したメディア識別子を一覧生成部
502へ出力し、一覧生成部502は、メディア識別子
を受け取る(ステップS151)。
【0097】次に、一覧生成部502は、受け取ったメ
ディア識別子と同一のメディア識別子を一覧格納部50
3から検索し(ステップS152)、同一のメディア識
別子が存在する場合(ステップS153)、処理を終了
する。同一のメディア識別子が存在しない場合(ステッ
プS153)、取得部507は、使用フラグがONであ
るかOFFであるかを判断し、使用フラグがONである
と判断する場合(ステップS154)、一覧生成部50
2は、入出力部506を介して、光ディスク内に表示用
コピー制御情報が記録されているか否かを判断し、記録
されていると判断する場合に(ステップS155)、一
覧生成部502は、装着された光ディスクから、入出力
部506を介して、全ての表示用コピー制御情報を読み
出し(ステップS156)、一覧生成部502が有する
チェックフラグがONの場合にのみ(ステップS15
7)、表示用コピー制御情報のチェックを行う(ステッ
プS158)。次に、読み出したメディア識別子と、取
得した全てのコピー制御情報からなるコピー制御情報群
とを一覧格納部503へ対応付けて書き込み(ステップ
S159)、処理を終了する。
【0098】一覧生成部502は、入出力部506を介
して、光ディスク内に表示用コピー制御情報が記録され
ているか否かを判断し、記録されていないと判断する場
合に(ステップS155)、読み出したメディア識別子
を、通信部501及びインターネット80を介して、サ
ーバ装置40へ送信し、サーバ装置40の制御部403
は、複製装置50から、インターネット80及び通信部
402を介して、メディア識別子を受信する(ステップ
S161)。
【0099】次にサーバ装置40の制御部403は、受
信したメディア識別子に対応するコピー制御情報群を情
報記憶部401が有するコピー制御情報テーブル411
から読み出し(ステップS162)、読み出したコピー
制御情報群を、通信部402及びインターネット80を
介して、複製装置50へ送信し、複製装置50の一覧生
成部502は、サーバ装置40から、インターネット8
0及び通信部501を介して、コピー制御情報群を受信
する(ステップS163)。次に、ステップS159へ
制御を移す。
【0100】取得部507が、使用フラグがONである
かOFFであるかを判断し、使用フラグがOFFである
と判断する場合(ステップS154)、検出部508
は、光ディスクから、入出力部506を介して、各コン
テンツデータの中に埋め込まれている埋込コピー制御情
報を抽出し(ステップS164)、一覧生成部502
は、読み出したメディア識別子と、抽出した各埋込コピ
ー制御情報とを一覧格納部503へ書き込み(ステップ
S165)、処理を終了する。
【0101】(3)表示用コピー制御情報のチェックの
動作 複製装置50の一覧生成部502による表示用コピー制
御情報のチェックの動作について、図15〜図16に示
すフローチャートを用いて説明する。なお、ここで示す
表示用コピー制御情報のチェックの動作は、図13のフ
ローチャートのステップS158の詳細の動作である。
【0102】一覧生成部502は、デジタル著作物#i
(i=1、2、・・・、N)について、以下に示すステ
ップS182〜187を繰り返す。一覧生成部502
は、入出力部506及び検出部508を介して、光ディ
スクに記録されているデジタル著作物#iから埋込コピ
ー制御情報#iを抽出し(ステップS182)、一覧格
納部503に記録されている表示用コピー制御情報#i
と、抽出した埋込コピー制御情報#iとを比較し、一致
する場合(ステップS183)、ステップS188へ制
御を移す。
【0103】表示用コピー制御情報#iと抽出した埋込
コピー制御情報#iとが一致しない場合(ステップS1
83)、一覧生成部502は、埋込コピー制御情報#i
の方が、表示用コピー制御情報#iより、コピー制限が
厳しいか否かを判断し、厳しいと判断する場合(ステッ
プS184)、埋込コピー制御情報#iの値により、一
覧格納部503に記録されている表示用コピー制御情報
#iの値を置き換える(ステップS185)。次に、一
覧生成部502は、入出力部506を介して、装着され
た光ディスクが書込可であると判断すると(ステップS
186)、埋込コピー制御情報#iの値により、光ディ
スクに記録されている表示用コピー制御情報#iの値を
置き換える(ステップS187)。
【0104】一覧生成部502は、厳しくないと判断す
る場合(ステップS184)、ステップS188へ制御
を移す。 (4)コンテンツメニューの表示の動作 複製装置50のメニュー生成部504及び表示部505
によるコンテンツメニューの表示の動作について、図1
7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、ここ
で示すコンテンツメニューの表示の動作は、図11のフ
ローチャートのステップS123の詳細の動作である。
【0105】メニュー生成部504は、表示部505に
表示されている内容をクリアし(ステップS201)、
制御部517からコンテンツメニューの表示の対象とな
っている光ディスクのメディア識別子を取得し(ステッ
プS202)、変数iを初期値「0」に設定する(ステ
ップS203)。次に、メニュー生成部504は、一覧
格納部503から表示用コピー制御情報の配列順の読み
出しを試みる(ステップS204)。読み出しの終了を
検出すると(ステップS205)、メニュー生成部50
4は、処理を終了する。
【0106】表示用コピー制御情報を読み出すと(ステ
ップS205)、メニュー生成部504は、変数iに値
「1」を加算する(ステップS206)。次に、メニュ
ー生成部504は、読み出した表示用コピー制御情報
が、「00」及び「10」の何れか、又は「11」であ
るかを判断し、読み出した表示用コピー制御情報が、
「00」及び「10」の何れかである場合(ステップS
207)、数字iを表示部505へ出力し、表示部50
5は、変数iより示される位置において、数字iを表示
し(ステップS210)、読み出した表示用コピー制御
情報に対応するコンテンツデータにシーン情報が含まれ
ている場合にのみ(ステップS211)、さらにシーン
マークを表示部505へ出力し、表示部505は、変数
iより示される位置において、数字iにシーンマークを
重ねて表示する(ステップS212)。次に、ステップ
S204へ戻って処理を繰り返す。
【0107】一方、読み出した表示用コピー制御情報が
「11」であると判断する場合(ステップS207)、
数字iの上にコピー禁止マークを重ねて形成される文字
を表示部505へ出力し、表示部505は、変数iより
示される位置において、数字iの上にコピー禁止マーク
を重ねた形成される文字を表示する(ステップS20
8)。さらに、メニュー生成部504は、選択不可を示
すフラグを一覧格納部503に記録されている当該表示
用コピー制御情報に付加して書き込む(ステップS20
9)。次に、ステップS204へ戻って処理を繰り返
す。
【0108】(5)複製の処理(1)の動作 複製装置50によるコンテンツデータの複製の処理
(1)の動作について、図18に示すフローチャートを
用いて説明する。なお、ここで示すコンテンツデータの
複製の処理(1)の動作は、図12のフローチャートの
ステップS132の詳細の動作である。
【0109】コピー制御部515は、利用者より指定を
受け付けたコンテンツデータに対応する表示用コピー制
御情報を、一覧格納部503から読み出す(ステップS
300)。次に、コピー制御部515は、読み出した表
示用コピー制御情報が、「00」及び「10」のいずれ
かであるか、又は「11」であるかを判断し、「11」
であると判断する場合(ステップS301)、コピー制
御部515は、コピー不可を示すメッセージを表示部5
05へ出力し、表示部505は、前記メッセージを表示
し(ステップS311)、次に、処理を終了する。
【0110】一方、コピー制御部515は、読み出した
表示用コピー制御情報が、「00」及び「10」のいず
れかであると判断する場合(ステップS301)、読み
出した表示用コピー制御情報を半導体メモリ71の表示
用コピー制御情報格納領域に書き込む(ステップS30
2)。次に、入出力部506は、装着された光ディスク
のコンテンツデータから1ブロックの読み出しを試みる
(ステップS303)。読出しの終了を検出すると(ス
テップS304)、コピー制御部515は、他の情報を
半導体メモリ71に書き込み(ステップS312)、コ
ピーの完了を示すメッセージを表示部505へ出力し、
表示部505は、前記メッセージを表示し(ステップS
313)、更新部509は、表示用コピー制御情報の更
新が必要な場合に、光ディスク及び一覧格納部503に
記録されている表示用コピー制御情報を更新し(ステッ
プS314)、次に、処理を終了する。
【0111】入出力部506が、装着された光ディスク
のコンテンツデータから1ブロックを読み出した場合に
(ステップS304)、検出部508は、読み出したブ
ロックに埋込コピー制御情報が存在しているか否かを判
断し、埋込コピー制御情報が存在すると判断する場合
(ステップS305)、前記埋込コピー制御情報が「0
0」及び「10」の何れか、又は「11」であるかを判
断し、「11」であると判断するとき(ステップS31
5)、制御部517は、キー入力部516に対してキー
入力の受け付けを禁止し(ステップS316)、当該コ
ンテンツデータに関して、半導体メモリ71に書き込ま
れた情報を全て削除し(ステップS317)、コピー不
可を示すメッセージを表示部505へ出力し、表示部5
05は、前記メッセージを表示し(ステップS31
8)、制御部517は、キー入力部516に対してキー
入力の受け付けの禁止を解除し(ステップS319)、
次に、処理を終了する。
【0112】検出部508が埋込コピー制御情報が存在
しないと判断する場合(ステップS305)、又は検出
部508が前記埋込コピー制御情報が「00」及び「1
0」の何れであると判断するとき(ステップS31
5)、変換部510のデクリプタ511は、ブロックを
復号し(ステップS306)、デコーダ512は、デコ
ードし(ステップS307)、エンコーダ513は、コ
ード化し(ステップS308)、エンクリプタ514
は、暗号化してブロックデータを生成し(ステップS3
09)、コピー制御部515は、ブロックデータを半導
体メモリ71のコンテンツデータ格納領域703に書き
込む(ステップS310)。次に、ステップS303へ
戻って処理を繰り返す。
【0113】以上に述べたように、コンテンツデータの
複製途中で、埋込コピー制御情報がコピー禁止を示して
いることが分かった場合には、半導体メモリ71にすで
に書き込んだ当該コンテンツデータに関する情報を全て
削除する。この削除の処理中に、利用者から複製装置5
0の停止ボタンを受け付けることができるとするなら
ば、半導体メモリ71に上に削除すべきコンテンツデー
タの一部が残ってしまうこととなる。これは、コンテン
ツデジタルの著作権を保護する上で問題となる。
【0114】このため、複製装置50では、コンテンツ
データの複製途中で、埋込コピー制御情報がコピー禁止
を示していることが分かった場合において、半導体メモ
リ71にすでに書き込んだ当該コンテンツデータに関す
る情報の削除中においては、利用者からのキー入力の受
け付けを禁止し、削除が完了した時点で、キー入力の受
け付けの禁止を解除する。
【0115】(6)シーン毎の複製の処理(1)の動作 複製装置50によるシーン毎のコンテンツデータの複製
の処理(1)の動作について、図19に示すフローチャ
ートを用いて説明する。なお、ここで示すシーン毎のコ
ンテンツデータの複製の処理(1)の動作は、図12の
フローチャートのステップS133の詳細の動作であ
る。
【0116】コピー制御部515は、利用者より指定を
受け付けたコンテンツデータに対応する代表の表示用コ
ピー制御情報と、各シーンに対応する表示用コピー制御
情報とを、一覧格納部503から読み出す(ステップS
300a)。次に、コピー制御部515は、読み出した
代表の表示用コピー制御情報が、「00」及び「10」
のいずれかであるか、又は「11」であるかを判断し、
「11」であると判断する場合(ステップS301
a)、コピー制御部515は、コピー不可を示すメッセ
ージを表示部505へ出力し、表示部505は、前記メ
ッセージを表示し(ステップS311)、次に、処理を
終了する。
【0117】一方、コピー制御部515は、読み出した
代表の表示用コピー制御情報が、「00」及び「10」
のいずれかであると判断する場合(ステップS301
a)、読み出した代表の表示用コピー制御情報及び各シ
ーンに対応する表示用コピー制御情報とを、半導体メモ
リ71の表示用コピー制御情報格納領域に書き込む(ス
テップS302a)。
【0118】次に、入出力部506は、装着された光デ
ィスクのコンテンツデータのシーン情報から1ブロック
の読み出しを試みる(ステップS303a)。読出しの
終了を検出すると(ステップS304a)、コピー制御
部515は、他の情報を半導体メモリ71に書き込み
(ステップS312)、コピーの完了を示すメッセージ
を表示部505へ出力し、表示部505は、前記メッセ
ージを表示し(ステップS313)、更新部509は、
表示用コピー制御情報の更新が必要な場合に、光ディス
ク及び一覧格納部503に記録されている表示用コピー
制御情報を更新し(ステップS314)、次に、処理を
終了する。
【0119】入出力部506が、装着された光ディスク
のコンテンツデータのシーン情報から1ブロックを読み
出した場合に(ステップS304a)、検出部508
は、読み出したブロックに埋込コピー制御情報が存在し
ているか否かを判断し、埋込コピー制御情報が存在する
と判断する場合(ステップS305)、前記埋込コピー
制御情報が「00」及び「10」の何れか、又は「1
1」であるかを判断し、「11」であると判断するとき
(ステップS315)、制御部517は、キー入力部5
16に対してキー入力の受け付けを禁止し(ステップS
316)、当該シーン情報に関して、半導体メモリ71
に書き込まれた情報を全て削除し(ステップS317
a)、制御部517は、キー入力部516に対してキー
入力の受け付けの禁止を解除し(ステップS319)、
次のシーン情報の先頭へ読み出し用のポインタを位置付
け(ステップS320a)、次に、ステップS303a
へ戻って処理を繰り返す。
【0120】検出部508が埋込コピー制御情報が存在
しないと判断する場合(ステップS305)、又は検出
部508が前記埋込コピー制御情報が「00」及び「1
0」の何れであると判断するとき(ステップS31
5)、変換部510のデクリプタ511は、ブロックを
復号し(ステップS306)、デコーダ512は、デコ
ードし(ステップS307)、エンコーダ513は、コ
ード化し(ステップS308)、エンクリプタ514
は、暗号化してブロックデータを生成し(ステップS3
09)、コピー制御部515は、ブロックデータを半導
体メモリ71のコンテンツデータ格納領域703に書き
込む(ステップS310)。次に、ステップS303a
へ戻って処理を繰り返す。
【0121】(7)複製の処理(2)の動作 複製装置50によるコンテンツデータの複製の処理
(2)の動作について、図20に示すフローチャートを
用いて説明する。なお、ここで示すコンテンツデータの
複製の処理(2)の動作は、図12のフローチャートの
ステップS135の詳細の動作である。
【0122】入出力部506は、装着された光ディスク
のコンテンツデータから1ブロックの読み出しを試みる
(ステップS303)。読出しの終了を検出すると(ス
テップS304)、コピー制御部515は、埋込用コピ
ー制御情報を表示用コピー制御情報として半導体メモリ
71の表示用コピー制御情報格納領域702へ書き込み
(ステップS321b)、他の情報を半導体メモリ71
に書き込み(ステップS312)、コピーの完了を示す
メッセージを表示部505へ出力し、表示部505は、
前記メッセージを表示し(ステップS313)、更新部
509は、表示用コピー制御情報の更新が必要な場合
に、光ディスク及び一覧格納部503に記録されている
表示用コピー制御情報を更新し(ステップS314)、
次に、処理を終了する。
【0123】入出力部506が、装着された光ディスク
のコンテンツデータから1ブロックを読み出した場合に
(ステップS304)、検出部508は、読み出したブ
ロックに埋込コピー制御情報が存在しているか否かを判
断し、埋込コピー制御情報が存在すると判断する場合
(ステップS305)、前記埋込コピー制御情報が「0
0」及び「10」の何れか、又は「11」であるかを判
断し、「11」であると判断するとき(ステップS31
5)、制御部517は、キー入力部516に対してキー
入力の受け付けを禁止し(ステップS316)、当該コ
ンテンツデータに関して、半導体メモリ71に書き込ま
れた情報を全て削除し(ステップS317)、コピー不
可を示すメッセージを表示部505へ出力し、表示部5
05は、前記メッセージを表示し(ステップS31
8)、制御部517は、キー入力部516に対してキー
入力の受け付けの禁止を解除し(ステップS319)、
次に、処理を終了する。
【0124】検出部508が埋込コピー制御情報が存在
しないと判断する場合(ステップS305)、又は検出
部508が前記埋込コピー制御情報が「00」及び「1
0」の何れであると判断するとき(ステップS31
5)、変換部510のデクリプタ511は、ブロックを
復号し(ステップS306)、デコーダ512は、デコ
ードし(ステップS307)、エンコーダ513は、コ
ード化し(ステップS308)、エンクリプタ514
は、暗号化してブロックデータを生成し(ステップS3
09)、コピー制御部515は、ブロックデータを半導
体メモリ71のコンテンツデータ格納領域703に書き
込む(ステップS310)。次に、ステップS303へ
戻って処理を繰り返す。
【0125】(8)シーン毎の複製の処理(2)の動作 複製装置50によるシーン毎のコンテンツデータの複製
の処理(2)の動作について、図21に示すフローチャ
ートを用いて説明する。なお、ここで示すシーン毎のコ
ンテンツデータの複製の処理(2)の動作は、図12の
フローチャートのステップS136の詳細の動作であ
る。
【0126】入出力部506は、装着された光ディスク
のコンテンツデータのシーン情報から1ブロックの読み
出しを試みる(ステップS303a)。読出しの終了を
検出すると(ステップS304a)、コピー制御部51
5は、埋込用コピー制御情報を表示用コピー制御情報と
して半導体メモリ71の表示用コピー制御情報格納領域
702へ書き込み(ステップS321c)、コピー制御
部515は、他の情報を半導体メモリ71に書き込み
(ステップS312)、コピーの完了を示すメッセージ
を表示部505へ出力し、表示部505は、前記メッセ
ージを表示し(ステップS313)、更新部509は、
表示用コピー制御情報の更新が必要な場合に、光ディス
ク及び一覧格納部503に記録されている表示用コピー
制御情報を更新し(ステップS314)、次に、処理を
終了する。
【0127】入出力部506が、装着された光ディスク
のコンテンツデータのシーン情報から1ブロックを読み
出した場合に(ステップS304a)、検出部508
は、読み出したブロックに埋込コピー制御情報が存在し
ているか否かを判断し、埋込コピー制御情報が存在する
と判断する場合(ステップS305)、前記埋込コピー
制御情報が「00」及び「10」の何れか、又は「1
1」であるかを判断し、「11」であると判断するとき
(ステップS315)、制御部517は、キー入力部5
16に対してキー入力の受け付けを禁止し(ステップS
316)、当該シーン情報に関して、半導体メモリ71
に書き込まれた情報を全て削除し(ステップS317
a)、制御部517は、キー入力部516に対してキー
入力の受け付けの禁止を解除し(ステップS319)、
次のシーン情報の先頭へ読み出し用のポインタを位置付
け(ステップS320a)、次に、ステップS303a
へ戻って処理を繰り返す。
【0128】検出部508が埋込コピー制御情報が存在
しないと判断する場合(ステップS305)、又は検出
部508が前記埋込コピー制御情報が「00」及び「1
0」の何れであると判断するとき(ステップS31
5)、変換部510のデクリプタ511は、ブロックを
復号し(ステップS306)、デコーダ512は、デコ
ードし(ステップS307)、エンコーダ513は、コ
ード化し(ステップS308)、エンクリプタ514
は、暗号化してブロックデータを生成し(ステップS3
09)、コピー制御部515は、ブロックデータを半導
体メモリ71のコンテンツデータ格納領域703に書き
込む(ステップS310)。次に、ステップS303a
へ戻って処理を繰り返す。
【0129】3.その他の変形例 なお、本発明を上記の実施の形態に基づいて説明してき
たが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのは
もちろんである。以下のような場合も本発明に含まれ
る。 (1)上記の実施の形態において、複製装置に光ディス
クが装着されると、複製装置は、一覧表を生成し、コン
テンツメニューを表示するとしているが、一覧表の生成
及びコンテンツメニューの表示は、この場合には限定さ
れない。
【0130】利用者により再生キーが操作された場合
に、一覧表を生成するとしてもよいし、利用者により複
製キーが操作された場合に、一覧表を生成するとしても
よい。利用者により再生キーが操作された場合に、一覧
表を生成し、さらにコンテンツメニューを表示するとし
てもよいし、利用者により複製キーが操作された場合
に、さらにコンテンツメニューを表示するとしてもよい
し、また、一覧表を生成するための専用の一覧表生成キ
ーを設け、この一覧表生成キーが利用者により操作され
た場合に、一覧表を生成するとしてもよい。
【0131】また、コンテンツメニューを表示するため
の専用のコンテンツメニュー表示キーを設け、このコン
テンツメニュー表示キーが利用者により操作された場合
に、コンテンツメニューを表示するとしてもよい。 (2)上記の実施の形態において、一覧表を生成した後
に、一覧表に記録されている表示用コピー制御情報を用
いて、コンテンツメニューを生成して表示するとしてい
るが、これには限定されない。複製装置は、一覧表を作
成することなく、複製装置に光ディスクが装着される
と、複製装置は、光ディスクから表示用コピー制御情報
を読み出し、読み出した表示用コピー制御情報を用い
て、コンテンツメニューを表示するとしてもよい。
【0132】(3)上記の実施の形態において、複製装
置は、変換部を備えているとしているが、備えていない
としてもよい。このとき、光ディスクに記録されている
コンテンツデータは、デジタル著作物そのものであり、
暗号化もコード化もされていないものである。また、変
換部は、デクリプタとエンクリプタとを備えているとし
てもよい。このとき、光ディスクに記録されているコン
テンツデータは、デジタル著作物が暗号化のみされたも
のである。
【0133】また、変換部は、デコーダとエンコーダと
を備えているとしてもよい。このとき、光ディスクに記
録されているコンテンツデータは、デジタル著作物が符
号化のみされたものである。また、変換部は、デクリプ
タ、デコーダ、エンコーダ及びエンクリプタのそれそれ
の任意の組合せを備えているとしてもよい。例えば、複
製元の光ディスクにおいてコンテンツデータが非暗号化
及び非圧縮状態で記録されており、複製先の半導体メモ
リにおいてコンテンツデータが暗号化及び圧縮状態で記
録される場合には、変換部は、エンコーダ及びエンクリ
プタのみを備えていればよい。
【0134】(4)上記の実施の形態において、複製装
置は、通信部を備えているとしているが、備えていない
としてもよい。このとき、光ディスクに表示用コピー制
御情報が記録されていないならば、複製装置は、光ディ
スクに記録されているコンテンツデータに埋め込まれた
埋込コピー制御情報を抽出し、表示用コピー制御情報と
して用いる。
【0135】(5)上記の実施の形態において、コピー
制御情報は、図5に示す意味で使用されるとしている
が、これには限定されない。コピー制御情報は、例え
ば、コピーできる上限の回数を含むとしてもよい。ま
た、コピー制御情報は、コピー先の半導体メモリの種類
を限定する情報を含むとしてもよい。
【0136】(6)上記の実施の形態において、複製装
置によるコピー先の記録媒体は、半導体メモリであると
しているが、これには限定されない。例えば、読み書き
のできる光ディスクであるとしてもよい。 (7)上記の実施の形態において、光ディスクは、あら
かじめ表示用コピー制御情報を記録していないとしても
よい。このとき、複製装置は、さらに、光ディスクに記
録されているコンテンツデータから埋込コピー制御情報
を検出するコピー制御情報検出部と、前記コピー制御情
報検出部によって検出されたコピー制御情報の一覧表を
作成するコピー制御情報一覧作成部と、前記コピー制御
情報一覧を格納するコピー制御情報一覧格納部と、前記
コンテンツデータの複製時においてコピー制御情報を複
製実行前にユーザに通知・表示するコピー制御情報表示
部を備えているとしてもよい。
【0137】前記コピー制御情報一覧作成部は、前記光
ディスクに含まれる前記コンテンツデータの再生中、又
は複製中にコピー制御情報一覧を作成するとしていもよ
い。また、前記コピー制御情報一覧作成部は、外部ネッ
トワークと通信する通信部を持ち、外部ネットワークか
ら前記コンテンツデータのコピー制御情報を取得して、
コピー制御情報一覧を作成するとしてもよい。
【0138】(8)コンテンツデータは、音楽データ、
映像データ、文字データ、コンピュータプログラム、表
計算用データ、データベース、図形データ、その他のデ
ータ、及びこれらの組み合わせのデータでもよい。ま
た、コンテンツデータは、暗号化されていてもよい。音
楽データの場合には、そのフォーマットはMP3(MPEG
1 AUDIO LAYER3)でもよいし、音楽データのフォーマッ
トとしてLPCM、AACなど他のフォーマットを使用
してもよい。
【0139】(9)上記の実施の形態において説明した
ように、光ディスクに記録されている各コンテンツデー
タにはコピー制御情報(コピー制御情報#1、コピー制
御情報#2、…、コピー制御情報#N)が含まれてい
る。本実施の形態では、図5に示す2ビットの値である
コピー制御情報が、電子透かし技術を用いて、コンテン
ツデータに埋め込まれているものとしている。コピー制
御情報のサイズ及び意味は、図5に示すものには限定さ
れない。複製時の規則を表すものであれば何でもよい。
【0140】また、コピー制御情報は、電子透かし技術
以外の方法を用いて埋め込まれているとしてもよい。ま
た、コピー制御情報は、暗号化されて埋め込まれている
としてもよい。また、コピー制御情報が埋め込まれてい
ない場合はコピーフリーとするが、1世代のみコピー可
としてもよい。また、他の取り扱いをするとしてもよ
い。
【0141】(10)上記の実施の形態において、一覧
生成部502は、埋込コピー制御情報#iの方が、表示
用コピー制御情報#iより、コピー制限が厳しいか否か
を判断し、厳しいと判断する場合、埋込コピー制御情報
#iの値により、一覧格納部503に記録されている表
示用コピー制御情報#iの値を置き換えるとしている。
これにより、光ディスクに記録されているコンテンツデ
ータ内に埋め込まれたコピー制御情報と前記コンテンツ
データと対応して光ディスクに記録されている表示用コ
ピー制御情報の不整合を修正することが可能となり、複
製時のユーザの混乱をなくす効果を高めることが期待で
きる。
【0142】ここで、制限がより厳しいコピー制御情報
に置き換えるとしているが、これには限定されない。コ
ピー制御情報が取り得る複数の値のうちから、1個を選
択する規則が定まっていればよい。 (11)本実施の形態では、複製装置の入力側の記録媒
体として、光ディスクを用いるとしているが、光ディス
クには限定されない。入力側の記録媒体は、表示用コピ
ー制御情報の更新が可能な半導体メモリなどの書き換え
可能な記録媒体であればよい。
【0143】また、表示用コピー制御情報の更新を行わ
ない場合は、入力側の記録媒体は、読出し専用のCD、
DVD−ROMなどの記録媒体であるとしてもよい。ま
た、既存の記録媒体であるDVDなどの光ディスク、あ
るいは半導体メモリやハードディスクなどコンテンツデ
ータが記録できるものであれば何でもよい。 (12)複製装置は、具体的な一例として、オーディオ
録再機であるとしているが、これに限らずコンテンツデ
ータを複製することが可能な複製装置であればよい。
【0144】(13)複製装置のコピー先の記録媒体と
して半導体メモリを用いるとしているが、半導体メモリ
に限らず、DVD−RAMなどの書き込み可能な記録媒
体であればよい。 (14)複製装置は、コンテンツデータに埋め込まれた
コピー制御情報を検出するだけでなく、コンテンツデー
タに埋め込まれた前記コピー制御情報の内容を書き換え
る機能を備えていてもよい。
【0145】(15)次のようにしてもよい。複製装置
の入力側の光ディスクは、固有ID格納領域101に、
2個のメディア識別子111a及びメディア識別子11
1bを含むとしてもよい。ここで、メディア識別子11
1aは、当該光ディスクに固有の製造シリアル番号であ
り、メディア識別子111bは、コンテンツデータ格納
領域104に格納された各コンテンツデータのISRC
コードのセットである。
【0146】複製装置50の一覧生成部502は、メデ
ィア識別子111aを用いて、メディア識別子111a
と、各コンテンツデータのコピー制御情報とからなる一
覧表を生成する。サーバ装置40は、各コンテンツデー
タのISRCコードのセットであるメディア識別子と、
コピー制御情報群とを対応付けて記憶している。
【0147】光ディスクに、表示用コピー制御情報が記
録されていない場合には、複製装置は、光ディスクから
ISRCコードのセットであるメディア識別子111b
を読み出し、読み出したメディア識別子111bをサー
バ装置40へ送信する。サーバ装置40は、受信したメ
ディア識別子に対応するコピー制御情報群を内部から読
み出し、読み出したコピー制御情報群を、複製装置50
へ送信する。
【0148】複製装置50は、受信したコピー制御情報
群と、メディア識別子111aとからなる一覧表を生成
して、一覧格納部503へ書き込む。 (16)一覧生成部502は、コピー制御情報一覧の作
成処理を行うか否かを示す作成フラグを予め備えている
としてもよい。作成フラグは、複製装置50が製造され
る際、通常、ONに設定されている。なお、作成フラグ
は、複製装置50が製造される際、OFFに設定される
としてもよい。
【0149】一覧生成部502は、作成フラグがONの
場合にのみ、一覧表を作成して、一覧格納部503へ書
き込む。キー入力部516は、一覧作成OFFキー又は
一覧作成ONキーの入力を利用者から受け付けるとして
もよい。一覧作成OFFキーは、作成フラグをONから
OFFへ変更する操作を示し、一覧作成ONキーは、作
成フラグをOFFからONへ変更する操作を示す。
【0150】キー入力部516は、一覧作成OFFキー
又は一覧作成ONキーの入力を受け付けると、それぞれ
受け付けたキーに相当する指示情報を制御部517へ出
力し、制御部517は、前記指示情報を受け取り、受け
取った指示情報に基づいて、一覧生成部502が備えて
いる作成フラグを変更する。つまり、制御部517は、
一覧作成OFFキー又は一覧作成ONキーに相当する指
示情報を受け取ると、それぞれ、作成フラグをONから
OFFに変更し、又は作成フラグをOFFからONに変
更する。
【0151】また、作成フラグがONになった時点で、
複製装置50が一時停止状態であった場合、自動的に再
生状態に遷移し、コンテンツデータの再生を開始すると
してもよい。また、自動再生時における音量は無音であ
ってもよい。 (17)取得部507は、使用フラグを備えているとし
ているが、使用フラグを予め備えていないとしてもよ
い。この場合、取得部507は、使用フラグがONとな
っている場合と同様に、動作する。
【0152】(18)一覧生成部502は、チェックフ
ラグを備えているとしているが、チェックフラグを予め
備えていないとしてもよい。この場合、一覧生成部50
2は、チェックフラグがONとなっている場合と同様
に、動作するとしてもよいし、また、逆に、チェックフ
ラグがOFFとなっている場合と同様に、動作するとし
てもよい。
【0153】(19)コンテンツデータが複数のシーン
情報を含む場合に、メニュー生成部504は、シーン毎
に設定されたコピー制御情報に基づいて、各シーン情報
を識別するシーン番号に、各シーン情報がコピーフリー
か、1回コピー可か、又はコピー不可のいずれであるか
を示すマークを重ねて表示するとしてもよい。 (20)本発明は、上記に示す方法であるとしてもよ
い。また、これらの方法をコンピュータにより実現する
コンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コ
ンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとし
てもよい。
【0154】また、本発明は、前記コンピュータプログ
ラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能
な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードデ
ィスク、CD―ROM、MO、DVD、DVD−RO
M、DVD−RAM、BD(Blu−ray Dis
c)、半導体メモリなど、に記録したものとしてもよ
い。また、これらの記録媒体に記録されている前記コン
ピュータプログラム又は前記デジタル信号であるとして
もよい。
【0155】また、本発明は、前記コンピュータプログ
ラム又は前記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は
有線通信回線、インターネットを代表とするネットワー
ク等を経由して伝送するものとしてもよい。また、本発
明は、マイクロプロセッサとメモリとを備えたコンピュ
ータシステムであって、前記メモリは、上記コンピュー
タプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサ
は、前記コンピュータプログラムに従って動作するとし
てもよい。
【0156】また、前記プログラム又は前記デジタル信
号を前記記録媒体に記録して移送することにより、又は
前記プログラム又は前記デジタル信号を前記ネットワー
ク等を経由して移送することにより、独立した他のコン
ピュータシステムにより実施するとしてもよい。 (21)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み
合わせるとしてもよい。
【0157】4.まとめ 以上説明したように、本発明は、第1の領域と第2の領
域を有し、1つ以上のデジタルデータと前記デジタルデ
ータに関する第1のコピー制御情報と第2のコピー制御
情報とを記録する記録媒体であって、前記第1の領域
は、前記デジタルデータと、前記デジタルデータに埋め
込まれた前記第1のコピー制御情報を含み、前記第2の
領域は、前記第1のコピー制御情報と同一の内容である
前記第2のコピー制御情報を含むことを特徴とする。
【0158】ここで、前記第1のコピー制御情報は電子
透かし技術によって前記デジタルデータ中に埋め込まれ
ているとしてもよい。また、本発明は、前記記録媒体に
記録された前記デジタルデータを複製する複製装置であ
って、前記記録媒体から前記第2のコピー制御情報を読
み出す第2のコピー制御情報取得部と、前記第2のコピ
ー制御情報に基づき前記各デジタルデータの複製時にお
ける前記第1のコピー制御情報をユーザに通知・表示す
るためのコピー制御情報表示部とを備えることを特徴と
する。
【0159】ここで、前記記録媒体に含まれる前記第2
のコピー制御情報が、前記デジタルデータ中に埋め込ま
れた前記第1のコピー制御情報と異なる場合、前記第2
のコピー制御情報を更新するように構成してもよい。こ
こで、前記第2のコピー制御情報取得部はさらに、外部
ネットワークと通信する通信手段を有し、外部ネットワ
ークから前記デジタルデータの前記第2のコピー制御情
報を取得するように構成してもよい。
【0160】また、本発明は、記録媒体に記録されたデ
ジタルデータを複製する複製装置であって、前記記録媒
体に含まれた1つ以上の前記デジタルデータに埋め込ま
れたコピー制御情報を検出するコピー制御情報検出部
と、前記コピー制御情報検出部によって検出されたコピ
ー制御情報の一覧表を作成するコピー制御情報一覧作成
部と、前記コピー制御情報一覧を格納するコピー制御情
報一覧格納部と、前記各デジタルデータの複製時におけ
るコピー制御情報をユーザに通知・表示するためのコピ
ー制御情報表示部とを備えることを特徴とする。
【0161】ここで、前記コピー制御情報一覧表作成部
は、前記記録媒体に含まれる前記デジタルデータの再生
中もしくは複製中にコピー制御情報一覧表を作成するよ
うに構成してもよい。ここで、前記コピー制御情報一覧
作成部はさらに、外部ネットワークと通信する通信手段
を有し、外部ネットワークから前記デジタルデータのコ
ピー制御情報を取得するように構成してもよい。
【0162】ここで、記録媒体に記録されたデジタルデ
ータを複製する複製装置であって、前記記録媒体に含ま
れた1つ以上の前記デジタルデータに埋め込まれたコピ
ー制御情報を検出するコピー制御情報検出部と、前記コ
ピー制御情報検出部によって検出されたコピー制御情報
をもとに、ユーザからのキー入力を制御するキー入力制
御部とを備えるように構成してもよい。
【0163】5.産業上の利用の可能性 本発明は、記録媒体に記録されているコンテンツデータ
を他の記録媒体に複製する複製装置、及び前記記録媒体
において、利用することができる。特に、前記コンテン
ツデータが、電子透かし技術を用いて著作権保護された
デジタルデータである場合に好適である。
【0164】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コンテン
ツデータの複製時における各コンテンツデータのコピー
制御情報を予めユーザに通知することが可能となり、複
製時のユーザの混乱をなくす効果が得られる。本発明
は、記録媒体であって、当該デジタル著作物のコピー方
法の制限を示す第1コピー情報が埋め込まれているデジ
タル著作物と、当該デジタル著作物のコピー方法の制限
を示す情報である第2コピー情報とが記録されている。
【0165】この構成によると、記録媒体に当該デジタ
ル著作物のコピー方法の制限を示す情報である第2コピ
ー情報が記録されているので、前記記録媒体からデジタ
ル著作物を複製する複製装置は、デジタル著作物に埋め
込まれている第1コピー情報を抽出することなく、前記
記録媒体に記録されている第2コピー情報を読み出し、
読み出した第2コピー情報を用いてコピー方法の制限を
示す表示情報を生成して表示する。これにより、デジタ
ル著作物の複製可否を判断するまでに要する時間を、デ
ジタル著作物の中に埋め込まれているコピー情報を抽出
する場合と比較して短くすることができる。
【0166】ここで、前記第1コピー情報は、電子透か
し技術を用いて、前記デジタル著作物の中に埋め込まれ
ているように構成してもよい。この構成によると、デジ
タル著作物に第1コピー情報が電子透かし技術を用いて
埋め込まれているので、第1コピー情報の不正な第三者
による改竄が困難である。
【0167】また、本発明は、コピー方法の制限を示す
第1コピー情報が埋め込まれているデジタル著作物が記
録されている記録媒体から前記デジタル著作物を読み出
して複製する複製装置であって、前記デジタル著作物の
コピー方法の制限を示す第2コピー情報を取得する取得
手段と、取得した前記第2コピー情報に基づいて、前記
デジタル著作物のコピー方法の制限を表現するコピー表
示情報を生成し、生成したコピー表示情報を表示する表
示手段とを備える。
【0168】この構成によると、複製装置は、デジタル
著作物に埋め込まれている第1コピー情報を抽出するこ
となく、記録媒体に記録されている前記デジタル著作物
のコピー方法の制限を示す第2コピー情報を取得し、取
得した第2コピー情報を用いてコピー方法の制限を示す
表示情報を生成して表示する。これにより、デジタル著
作物の複製可否を判断するまでに要する時間を、デジタ
ル著作物の中に埋め込まれているコピー情報を抽出する
場合と比較して短くすることができる。
【0169】ここで、前記記録媒体は、さらに、前記第
2コピー情報を記録しており、前記取得手段は、前記記
録媒体から前記第2コピー情報を読み出すことにより、
前記第2コピー情報を取得するように構成してもよい。
この構成によると、前記記録媒体は、さらに、前記第2
コピー情報を記録しており、前記取得手段は、前記記録
媒体から前記第2コピー情報を読み出すことにより、前
記第2コピー情報を取得するので、デジタル著作物の中
に埋め込まれているコピー情報を抽出する場合と比較し
て、短時間で前記第2コピー情報を取得することができ
る。
【0170】ここで、前記記録媒体は、情報の書き込み
が可能な媒体であり、前記複製装置は、さらに、前記記
録媒体に記録されている前記デジタル著作物に埋め込ま
れている前記第1コピー情報を抽出する抽出手段と、取
得した前記第2コピー情報と抽出した前記第1コピー情
報とを比較し、前記第1コピー情報の方がコピー方法の
制限が厳しいか否かを判断する判断手段と、第1コピー
情報の方がコピー方法の制限が厳しいと判断する場合
に、前記記録媒体に記録されている前記第2コピー情報
に代えて、抽出した前記第1コピー情報を書き込む更新
手段とを含むように構成してもよい。
【0171】この構成によると、複製装置は、取得した
前記第2コピー情報とデジタル著作物から抽出した前記
第1コピー情報とを比較し、第1コピー情報の方がコピ
ー方法の制限が厳しいと判断する場合に、前記記録媒体
に記録されている前記第2コピー情報に代えて、抽出し
た前記第1コピー情報を書き込むので、第1コピー情報
と第2コピー情報とが不一致の場合であっても、正しく
コンテンツデジタルの複製制御を行うことができるよう
に更新できる。
【0172】ここで、前記複製装置は、ネットワークを
介して、サーバ装置に接続されており、前記サーバ装置
は、デジタル著作物に対応付けて、前記第2コピー情報
を記憶しており、前記取得手段は、ネットワークを介し
て、前記サーバ装置から、前記第2コピー情報を取得す
るように構成してもよい。この構成によると、前記複製
装置は、ネットワークを介して、ネットワークを介し
て、前記サーバ装置から、前記第2コピー情報を取得す
るので、デジタル著作物の中に埋め込まれているコピー
情報を抽出する場合と比較して、短時間で前記第2コピ
ー情報を取得することができる。
【0173】ここで、前記複製装置は、ネットワークを
介して、サーバ装置に接続されており、前記サーバ装置
は、デジタル著作物に対応付けて、前記第2コピー情報
を記憶しており、前記取得手段は、前記記録媒体に、前
記第2コピー情報が記録されているか否かを判断する判
断部と、第2コピー情報が記録されていると判断される
場合に、前記記録媒体から前記第2コピー情報を読み出
すことにより、前記第2コピー情報を取得する第1取得
部と、第2コピー情報が記録されていないと判断される
場合に、ネットワークを介して、前記サーバ装置から、
前記第2コピー情報を取得する第2取得部とを含むよう
に構成してもよい。
【0174】この構成によると、前記記録媒体は、さら
に、前記第2コピー情報を記録しており、前記取得手段
は、前記記録媒体から前記第2コピー情報を読み出すこ
とにより、前記第2コピー情報を取得する、又は前記複
製装置は、ネットワークを介して、ネットワークを介し
て、前記サーバ装置から、前記第2コピー情報を取得す
るので、デジタル著作物の中に埋め込まれているコピー
情報を抽出する場合と比較して、短時間で前記第2コピ
ー情報を取得することができる。
【0175】ここで、前記複製装置は、さらに、情報を
記録するための領域を備えている記憶手段と、前記デジ
タル著作物に対応付けて、取得した前記第2コピー情報
を前記記憶手段に書き込む書込手段と、を含むように構
成してもよい。この構成によると、前記複製装置は、前
記デジタル著作物に対応付けて、取得した前記第2コピ
ー情報を記憶するので、前記デジタル著作物の再生時、
又は複製時に、新たに第2コピー情報を取得することな
く、前記記憶している第2コピー情報を用いることがで
きる。
【0176】ここで、前記複製装置は、さらに、前記記
憶手段に記憶されている前記第2コピー情報を用いて、
前記デジタル著作物の複製が許可されているか否かを判
断する複製判断手段を含み、前記複製装置は、複製が許
可されている場合にのみ、前記デジタル著作物を複製す
るように構成してもよい。この構成によると、複製装置
は、新たに第2コピー情報を取得することなく、記憶し
ている前記第2コピー情報を用いて、前記デジタル著作
物の複製が許可されているか否かを判断することができ
る。
【0177】ここで、前記複製装置は、さらに、前記記
録媒体に記録されている前記デジタル著作物に埋め込ま
れている前記第1コピー情報を抽出する抽出手段と、取
得した前記第2コピー情報と抽出した前記第1コピー情
報とを比較し、前記第1コピー情報の方がコピー方法の
制限が厳しいか否かを判断する判断手段と、第1コピー
情報の方がコピー方法の制限が厳しいと判断する場合
に、前記記憶手段に記録されている前記第2コピー情報
に代えて、抽出した前記第1コピー情報を書き込む更新
手段とを含むように構成してもよい。
【0178】この構成によると、複製装置は、取得した
前記第2コピー情報とデジタル著作物から抽出した前記
第1コピー情報とを比較し、第1コピー情報の方がコピ
ー方法の制限が厳しいと判断する場合に、複製装置が記
憶している第2コピー情報に代えて、抽出した前記第1
コピー情報を記憶するので、第1コピー情報と第2コピ
ー情報とが不一致の場合であっても、正しくコンテンツ
デジタルの複製制御を行うことができる。
【0179】ここで、前記複製装置は、さらに、利用者
からの入力を受け付ける入力受付手段と、デジタル著作
物の複製途中に、前記デジタル著作物に埋め込まれてい
る第1コピー情報がコピー禁止を示していることを検出
する場合であって、複製先の記録場合に既に書き込まれ
た当該デジタル著作物の一部の情報の削除中において、
前記入力受付手段に対して、利用者の入力を禁止するよ
うに、制御する受付制限手段とを含むように構成しても
よい。
【0180】この構成によると、前記複製装置は、デジ
タル著作物の複製途中に、前記デジタル著作物に埋め込
まれている第1コピー情報がコピー禁止を示しているこ
とを検出する場合であって、複製先の記録媒体に既に書
き込まれた当該デジタル著作物の一部の情報の削除中に
おいて、利用者の入力を禁止するので、利用者からの複
製装置の停止ボタンを受け付けることなく、複製先の記
録媒体に前記デジタル著作物の一部の情報が残ってしま
うことがない。
【0181】ここで、前記デジタル著作物は、所定数の
ブロック情報から構成され、前記第1コピー情報は、前
記所定数の第1ブロックコピー情報から構成され、各第
1ブロックコピー情報は、各ブロック情報に対応してお
り、各ブロック情報のコピー方法の制限を示す情報であ
り、各ブロック情報内に埋め込まれており、前記取得手
段により取得される前記第2コピー情報は、前記所定数
の第2ブロックコピー情報から構成され、各第2ブロッ
クコピー情報は、各ブロック情報に対応しており、前記
表示手段は、前記所定数の第2ブロックコピー情報から
構成される前記第2コピー情報に基づいて、コピー表示
情報を生成するように構成してもよい。
【0182】この構成によると、デジタル著作物が複数
のブロック情報から構成されている場合であっても、ブ
ロック情報毎に設定されている第2ブロックコピー情報
に基づいて、コピー表示情報を生成して表示するので、
デジタル著作物の複製可否を判断するまでに要する時間
を、デジタル著作物の中に埋め込まれているコピー情報
を抽出する場合と比較して短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンテンツ複製システム1の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】製造装置20の構成を示すブロック図である。
【図3】光ディスクのデータ構造を示す構造図である。
【図4】光ディスクのデータ構造を示す構造図である。
シーン毎のコピー制御情報及びシーン情報を示す。
【図5】コピー制御情報のビット列とその意味との対応
を示す対応表である。
【図6】サーバ装置40の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】複製装置50の構成を示すブロック図と半導体
メモリ71のデータ構造を示す構造図である。
【図8】表示部505により表示される情報の一例を示
す。
【図9】一覧格納部503が記憶している一覧表のデー
タ構造を示す。
【図10】製造装置20の動作を示すフローチャートで
ある。
【図11】複製装置50の概要の動作を示すフローチャ
ートである。図12へ続く。
【図12】複製装置50の概要の動作を示すフローチャ
ートである。図11から続く。
【図13】複製装置50による一覧表の生成の動作を示
すフローチャートである。図14へ続く。
【図14】複製装置50による一覧表の生成の動作を示
すフローチャートである。図13から続く。
【図15】複製装置50の一覧生成部502による表示
用コピー制御情報のチェックの動作を示すフローチャー
トである。図16へ続く。
【図16】複製装置50の一覧生成部502による表示
用コピー制御情報のチェックの動作を示すフローチャー
トである。図15から続く。
【図17】複製装置50のメニュー生成部504及び表
示部505によるコンテンツメニューの表示の動作を示
すフローチャートである。
【図18】複製装置50によるコンテンツデータの複製
の処理(1)の動作を示すフローチャートである。
【図19】複製装置50によるシーン毎のコンテンツデ
ータの複製の処理(1)の動作を示すフローチャートで
ある。
【図20】複製装置50によるコンテンツデータの複製
の処理(2)の動作を示すフローチャートである。
【図21】複製装置50によるシーン毎のコンテンツデ
ータの複製の処理(2)の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 コンテンツ複製システム 20 製造装置 30 製造装置 40 サーバ装置 50 複製装置 71 半導体メモリ 80 インターネット 401 情報記憶部 402 通信部 403 制御部 501 通信部 502 一覧生成部 503 一覧格納部 504 メニュー生成部 505 表示部 506 入出力部 507 取得部 508 検出部 509 更新部 510 変換部 515 コピー制御部 516 キー入力部 517 制御部 518 出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 卓治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 越智 誠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 伊藤 孝幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA06 CA06 CA09 5D044 AB05 AB07 BC02 CC04 DE50 DE53 EF05 FG18 GK12 GK17 HL04 HL08 5J104 AA12 AA14

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体であって、 当該デジタル著作物のコピー方法の制限を示す第1コピ
    ー情報が埋め込まれているデジタル著作物と、 当該デジタル著作物のコピー方法の制限を示す情報であ
    る第2コピー情報とが記録されていることを特徴とする
    記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記第1コピー情報は、電子透かし技術
    を用いて、前記デジタル著作物の中に埋め込まれている
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  3. 【請求項3】 コピー方法の制限を示す第1コピー情報
    が埋め込まれているデジタル著作物が記録されている記
    録媒体から前記デジタル著作物を読み出して複製する複
    製装置であって、 前記デジタル著作物のコピー方法の制限を示す第2コピ
    ー情報を取得する取得手段と、 取得した前記第2コピー情報に基づいて、前記デジタル
    著作物のコピー方法の制限を表現するコピー表示情報を
    生成し、生成したコピー表示情報を表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする複製装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体は、さらに、前記第2コピ
    ー情報を記録しており、 前記取得手段は、前記記録媒体から前記第2コピー情報
    を読み出すことにより、前記第2コピー情報を取得する
    ことを特徴とする請求項3に記載の複製装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体は、情報の書き込みが可能
    な媒体であり、 前記複製装置は、さらに、 前記記録媒体に記録されている前記デジタル著作物に埋
    め込まれている前記第1コピー情報を抽出する抽出手段
    と、 取得した前記第2コピー情報と抽出した前記第1コピー
    情報とを比較し、前記第1コピー情報の方がコピー方法
    の制限が厳しいか否かを判断する判断手段と、 第1コピー情報の方がコピー方法の制限が厳しいと判断
    する場合に、前記記録媒体に記録されている前記第2コ
    ピー情報に代えて、抽出した前記第1コピー情報を書き
    込む更新手段とを含むことを特徴とする請求項4に記載
    の複製装置。
  6. 【請求項6】 前記複製装置は、ネットワークを介し
    て、サーバ装置に接続されており、前記サーバ装置は、
    デジタル著作物に対応付けて、前記第2コピー情報を記
    憶しており、 前記取得手段は、ネットワークを介して、前記サーバ装
    置から、前記第2コピー情報を取得することを特徴とす
    る請求項3に記載の複製装置。
  7. 【請求項7】 前記複製装置は、ネットワークを介し
    て、サーバ装置に接続されており、前記サーバ装置は、
    デジタル著作物に対応付けて、前記第2コピー情報を記
    憶しており、 前記取得手段は、 前記記録媒体に、前記第2コピー情報が記録されている
    か否かを判断する判断部と、 第2コピー情報が記録されていると判断される場合に、
    前記記録媒体から前記第2コピー情報を読み出すことに
    より、前記第2コピー情報を取得する第1取得部と、 第2コピー情報が記録されていないと判断される場合
    に、ネットワークを介して、前記サーバ装置から、前記
    第2コピー情報を取得する第2取得部とを含むことを特
    徴とする請求項3に記載の複製装置。
  8. 【請求項8】 前記複製装置は、さらに、 情報を記録するための領域を備えている記憶手段と、 前記デジタル著作物に対応付けて、取得した前記第2コ
    ピー情報を前記記憶手段に書き込む書込手段と、 を含むことを特徴とする請求項3に記載の複製装置。
  9. 【請求項9】 前記複製装置は、さらに、 前記記憶手段に記憶されている前記第2コピー情報を用
    いて、前記デジタル著作物の複製が許可されているか否
    かを判断する複製判断手段を含み、 前記複製装置は、複製が許可されている場合にのみ、前
    記デジタル著作物を複製することを特徴とする請求項8
    に記載の複製装置。
  10. 【請求項10】 前記複製装置は、さらに、 前記記録媒体に記録されている前記デジタル著作物に埋
    め込まれている前記第1コピー情報を抽出する抽出手段
    と、 取得した前記第2コピー情報と抽出した前記第1コピー
    情報とを比較し、前記第1コピー情報の方がコピー方法
    の制限が厳しいか否かを判断する判断手段と、 第1コピー情報の方がコピー方法の制限が厳しいと判断
    する場合に、前記記憶手段に記録されている前記第2コ
    ピー情報に代えて、抽出した前記第1コピー情報を書き
    込む更新手段とを含むことを特徴とする請求項9に記載
    の複製装置。
  11. 【請求項11】 前記複製装置は、さらに、 利用者からの入力を受け付ける入力受付手段と、 デジタル著作物の複製途中に、前記デジタル著作物に埋
    め込まれている第1コピー情報がコピー禁止を示してい
    ることを検出する場合であって、複製先の記録場合に既
    に書き込まれた当該デジタル著作物の一部の情報の削除
    中において、前記入力受付手段に対して、利用者の入力
    を禁止するように、制御する受付制限手段とを含むこと
    を特徴とする請求項3に記載の複製装置。
  12. 【請求項12】 前記デジタル著作物は、所定数のブロ
    ック情報から構成され、前記第1コピー情報は、前記所
    定数の第1ブロックコピー情報から構成され、各第1ブ
    ロックコピー情報は、各ブロック情報に対応しており、
    各ブロック情報のコピー方法の制限を示す情報であり、
    各ブロック情報内に埋め込まれており、 前記取得手段により取得される前記第2コピー情報は、
    前記所定数の第2ブロックコピー情報から構成され、各
    第2ブロックコピー情報は、各ブロック情報に対応して
    おり、 前記表示手段は、前記所定数の第2ブロックコピー情報
    から構成される前記第2コピー情報に基づいて、コピー
    表示情報を生成することを特徴とする請求項3に記載の
    複製装置。
  13. 【請求項13】 コピー方法の制限を示す第1コピー情
    報が埋め込まれているデジタル著作物が記録されている
    記録媒体から前記デジタル著作物を読み出して複製する
    複製装置と、前記記録媒体とから構成される複製システ
    ムであって、 前記記録媒体は、 当該デジタル著作物のコピー方法の制限を示す第1コピ
    ー情報が埋め込まれているデジタル著作物と、 当該デジタル著作物のコピー方法の制限を示す情報であ
    る第2コピー情報とを記録しており、 前記複製装置は、 前記デジタル著作物のコピー方法の制限を示す第2コピ
    ー情報を取得する取得手段と、 取得した前記第2コピー情報に基づいて、前記デジタル
    著作物のコピー方法の制限を表現するコピー表示情報を
    生成し、生成したコピー表示情報を表示する表示手段と
    を含むことを特徴とする複製システム。
  14. 【請求項14】 コピー方法の制限を示す第1コピー情
    報が埋め込まれているデジタル著作物が記録されている
    記録媒体から前記デジタル著作物を読み出して複製する
    複製装置で用いられる複製方法であって、 前記デジタル著作物のコピー方法の制限を示す第2コピ
    ー情報を取得する取得ステップと、 取得した前記第2コピー情報に基づいて、前記デジタル
    著作物のコピー方法の制限を表現するコピー表示情報を
    生成し、生成したコピー表示情報を表示する表示ステッ
    プとを含むことを特徴とする複製方法。
  15. 【請求項15】 コピー方法の制限を示す第1コピー情
    報が埋め込まれているデジタル著作物が記録されている
    記録媒体から前記デジタル著作物を読み出して複製する
    複製装置で用いられる複製のコンピュータプログラムで
    あって、 前記デジタル著作物のコピー方法の制限を示す第2コピ
    ー情報を取得する取得ステップと、 取得した前記第2コピー情報に基づいて、前記デジタル
    著作物のコピー方法の制限を表現するコピー表示情報を
    生成し、生成したコピー表示情報を表示する表示ステッ
    プとを含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
  16. 【請求項16】 コピー方法の制限を示す第1コピー情
    報が埋め込まれているデジタル著作物が記録されている
    記録媒体から前記デジタル著作物を読み出して複製する
    複製装置で用いられる複製のコンピュータプログラムを
    記録しているコンピュータ読取可能なプログラム記録媒
    体であって、 前記コンピュータプログラムは、 前記デジタル著作物のコピー方法の制限を示す第2コピ
    ー情報を取得する取得ステップと、 取得した前記第2コピー情報に基づいて、前記デジタル
    著作物のコピー方法の制限を表現するコピー表示情報を
    生成し、生成したコピー表示情報を表示する表示ステッ
    プとを含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
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