JP2003227166A - 下水道用コンクリート管の管路の維持装置 - Google Patents

下水道用コンクリート管の管路の維持装置

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JP2003227166A
JP2003227166A JP2002026150A JP2002026150A JP2003227166A JP 2003227166 A JP2003227166 A JP 2003227166A JP 2002026150 A JP2002026150 A JP 2002026150A JP 2002026150 A JP2002026150 A JP 2002026150A JP 2003227166 A JP2003227166 A JP 2003227166A
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Japan
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pipe
concrete
sewerage
concrete pipe
wound
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JP2002026150A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Okayama
和正 岡山
Kiyoufu Hoshikawa
▲きょう▼阜 星川
Hiroshi Enami
弘 榎並
Kazuaki Kurihara
一章 栗原
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Shintec Co Ltd
Original Assignee
Shintec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は下水道の管路を構成するコンクリー
ト管の管折れを防護するとともに管折れしても洩水が生
じないようにした管折れ防護および水洩れ防止の装置新
規に提供することを目的とするものである。 【構成】 本発明はコンクリート管の両端の継手部を除
く管の全体をゴム,圧縮スポンジ,編上ホースや熱可塑
性樹脂シートの単体または組合わせてなる補強材層によ
り被覆強化して管折れを防止し、管折れしても加硫ゴム
シートの隙間のないつながりにより外部への水洩れを防
止するようにしたことを特徴とする下水道用コンクリー
ト管の管路の維持装置ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は下水道用コンクリ
ート管の管路の維持装置、詳しくはコンクリート管の管
折れを防護するとともに管折れしても洩水が生じないよ
うにした管折れ防護および水洩れ防止の装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】マンホールの側面孔に嵌入接続する下水
道用のコンクリート管が側面孔の外側で折損することを
防止するために、側面孔の外側に防コン(防護コンクリ
ート層)を打ち固めしているが、なお防コン端と土砂層
との境目にて衝撃による管折れ現象が多く発生して、外
部に水洩れしているという課題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる事態を防止する
ために、管の中間部にゴム筒を一体に形成して可撓性を
備えたコンクリート管が開発されているが、大口径のコ
ンクリート管を可撓管として製造するには特殊且つ高度
の技術を要すとともに著しく高価になるという課題があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はコンクリート管
の両端の継手部を除く管の全体をゴム,圧縮スポンジ,
編上ホースや熱可塑性樹脂シートの単体または組合わせ
にてなる補強材層により被覆強化して管折れを防止し、
管折れしても加硫ゴムシートの隙間のないつながりによ
り外部への水洩れを防止するようにして、かかる課題を
解決するようにしたのである。
【0005】
【発明の実施の形態】図1(a)はヒューム管1a、
(b)は推進管1bの各1例を示す断面図で、これらの
コンクリート管1の両端の継手部を除く管の全体を補強
材層2により被覆するのである。
【0006】図2以下は各実施の形態を示すもので、図
2はコンクリート管1の継手部を除く外表全面に未加硫
の生ゴムシートを巻付け、布キャンバス(図示してな
い)にて締付けてからライニング方式により蒸気加硫す
るとともに加硫されたゴムシート3の巻付け端縁間を電
気ヒータ(図示してない)で加硫接着して隙間なく管表
を被覆した例を示す図1の丸囲み部分の拡大図である。
生ゴムシートはライニング方式による蒸気加硫の過程に
おいてコンクリート管1の表面に強力に結合してゴムシ
ート3層を形成し、このゴムシート3層は端縁間の加硫
接着により水洩れする隙間なく一体となっている。
【0007】図3は加硫ゴムシート4をコンクリート管
1の外表に巻付けし、加硫ゴムシート4の端縁間を溶着
剤で接着被膜して隙間なく管表を被覆した例を示すもの
である。
【0008】図4は前記の2例において、さらにゴムシ
ート層3または4の表面に熱可塑性樹脂シート5を数枚
巻付けて端部を隙間なく熱溶着して被膜補強をした例を
示すものである。
【0009】図5はコンクリート管1の外表に圧縮スポ
ンジの巻付層6を形成し、その上を止水ソフト目地の塗
布層7により平滑に形成して覆い、その上に数枚の熱可
塑性樹脂シート5を巻付けて端部を熱溶着して被膜した
例を示すものである。
【0010】図6はコンクリート管1の外表に補強線入
りの丈夫な編上ホース8を隙間なく巻付けて、編上ホー
ス8層の外面に止水ソフト目地の塗布層7を平滑に形成
して覆い、前記と同様に数枚の熱可塑性樹脂シート5を
巻付けて端部を熱溶着した強化例を示すものである。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上のようにして、コンクリー
ト管は両端の継手部を除く全体をゴムシートなどの弾性
を持った補強材にて被覆補強するようにしたので、衝撃
緩衝を含めてコンクリート管の管折れの生ずることを可
及的に防護するようにし、なお管折れが生じた際はゴム
シート等の補強材がコンクリート管の全体を隙間なく被
膜していることによって外部への水洩れを確実に防止し
て汚水による地下水の汚染を防ぐことができるという効
果を生ずる。規格製品のコンクリート管への後加工であ
るため、中間部にゴム筒を一体に形成して可撓性を備え
た特殊なコンクリート管を形成するなどに較べて著しく
安価に製造することができるという効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)はヒューム管、(b)は推進管の例を
示す断面図
【図2】 以下は図1の丸囲み部分の拡大図で、図2は
未加硫の生ゴムシートによる形成例
【図3】 加硫ゴムシートによる形成例
【図4】 ゴムシート層の外表に熱可塑性樹脂シートに
よる強化被膜を形成した例
【図5】 圧縮スポンジの巻付層を止水ソフト目地にて
覆い、熱可塑性樹脂シートにて被膜した例
【図6】 編上ホースの巻付層を止水ソフト目地にて覆
い、熱可塑性樹脂シートにて被膜した例
【符号の説明】
1はコンクリート管 1aはヒューム管 1bは推進管 2は補強材層 3は未加硫の生ゴムシートを巻付けて蒸気加硫したゴム
シート 4は加硫ゴムシート 5は熱可塑性樹脂シート 6は圧縮スポンジ 7は止水ソフト目地 8は編上ホース
フロントページの続き (72)発明者 榎並 弘 東京都大田区平和島6丁目1番1号 株式 会社信明産業内 (72)発明者 栗原 一章 東京都大田区平和島6丁目1番1号 株式 会社信明産業内 Fターム(参考) 2D063 BA01 BA19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下水道用のコンクリート管の継手部を除
    く外表全面に未加硫の生ゴムシートを巻付け、布キャン
    バスにて締付けてからライニング方式により蒸気加硫す
    るとともに巻付け端縁間を電気ヒータで加硫接着して管
    折れを防止し、管折れしても洩水が防止されるようにし
    たことを特徴とする下水道用コンクリート管の管路の維
    持装置。
  2. 【請求項2】 下水道用のコンクリート管の継手部を除
    く外表全面に加硫ゴムシートを巻き接着するとともに巻
    付け端縁間を溶着剤で接着被膜して管折れを防止し、管
    折れしても洩水が防止されるようにしたことを特徴とす
    る下水道用コンクリート管の管路の維持装置。
  3. 【請求項3】 ゴムシートの外面に熱可塑性シートを数
    枚巻付けて巻付け端縁間を熱溶着して被膜した請求項1
    または2に記載の下水道用のコンクリート管の管路の維
    持装置。
  4. 【請求項4】 下水道用のコンクリート管の継手部を除
    く外表全面に編上ホースを巻付け、該編上ホース層の外
    面に平滑な止水ソフト目地の塗布層を形成し、該塗布層
    の外面に熱可塑性樹脂シートを数枚巻付けて巻付け端縁
    間を熱溶着被膜して管折れを防止するとともに、管折れ
    しても洩水が防止されるようにしたことを特徴とする下
    水道用コンクリート管の管路の維持装置。
  5. 【請求項5】 下水道用のコンクリート管の継手部を除
    く外表全面に圧縮スポンジを巻付け、該圧縮スポンジ層
    の外面に平滑な止水ソフト目地の塗布層を形成し、該塗
    布層の外面に熱可塑性樹脂シートを数枚巻付けて巻付け
    端縁間を熱溶着被膜して管折れを防止するとともに、管
    折れしても洩水が防止されるようにしたことを特徴とす
    る下水道用コンクリート管の管路の維持装置。
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