JP2003225003A - 直装形複合作業機 - Google Patents

直装形複合作業機

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JP2003225003A JP2002026607A JP2002026607A JP2003225003A JP 2003225003 A JP2003225003 A JP 2003225003A JP 2002026607 A JP2002026607 A JP 2002026607A JP 2002026607 A JP2002026607 A JP 2002026607A JP 2003225003 A JP2003225003 A JP 2003225003A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一行程で圃場を耕起、砕土、均平鎮圧できる直
装形複合作業機を提供する。 【解決手段】前部をトラクタの油圧三点リンクヒッチに
連結する方形フレーム1に、方形フレーム1の前部下方
を横断し前部デスクハロー2を取付け、前部デスクハロ
ー2の後方にカルチベー8を方形フレーム1の中間部下
方を横断し高低調節自在に横設する。カルチベータ8の
後方に方形フレーム1の後部を横断し高低調節自在に後
部デスクハロー3を設ける。方形フレーム1の後部両側
に立設するヒンジ25に左右のL形アーム139の先端
部を枢着するとともに、方形フレーム1後端部両側に立
設したケージローラ上下動制限枠26を挿通させ、後部
デスクハロー3の後方に左右のL形アーム26の下端部
を介しケージローラ9を左右対称に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタの油圧三
点リンクヒッチに連結し、一行程で耕起、砕土、均平、
鎮圧を行い播種床を形成する直装形複合作業機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、労働の生産性を高め、トラクタが
圃場に入る回数を減少させるために、圃場用の複合作業
機が使用されている。複合作業機は、各種関連作業機を
組み合わせて一体にするものであり、例えば、プラウ作
業機と砕土、均平、鎮圧機能をもつ作業機を装備したも
のが、特開平8−009707号公報に開示されてい
る。
【0003】また、プラウによる反転すき込みを行わず
にデスクハローで耕起した後カルチベータやロータリで
撹土し、スプリングタインハローで細砕土し、さらにケ
ージローラで均平に鎮圧し、播種床を形成することが行
なわれている。このような作業行程を選択する背景とし
て、例えば、麦類を播種後3カ月程度で刈り取り、茎葉
を粉末化して健康食品にすることがあげられる。すなわ
ち、最終収穫を目的にしないので、播種床生成を安価に
行うために複合作業機を使用するのである。
【0004】従来の圃場用複合作業機の一例として、図
25に概略を示すものが特願2000−352511号
に提案されている。この圃場用複合作業機は、前部中央
にドローバーA1を突設したけん引フレームA2の下方
に、前方から順次後方へ、花形デスクハローA3、カル
チベータA4、油圧昇降自在な左右の運搬車輪A5、A
6、スプリングタインハローA7を前進方向に対し直交
かつ直列に配設し、スプリングタインハローフレームA
8から後方に連結するとともに、前記スプリングタイン
ハローフレームA6の後端部に立設するケージローラ上
下動制限板A9、A10を通過させた左右の連結アーム
A11、A12の後端部に、複列ケージローラA13を
取付けている。前記運搬車輪A5、A6は、けん引トラ
クタの油圧装置に連結した油圧ホースA14により油圧
を受け、地面に対し作業機を昇降させるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図25に示した圃場用
複合作業機は、けん引形で機体長が大きいことから回行
枕地が大きくなり、耕うん残しが多くなるという問題点
があった。また、所要けん引力が大きいので、使用が大
型トラクタに限られるという問題点もあった。
【0006】そこで、本発明は、小面積の枕地で回行が
でき、しかも取扱性が良好なものとして、トラクタの油
圧三点リンクヒッチに直装できる複合作業機を提供する
ことを、解決しようとする課題としたものである。ま
た、耕地の周辺部や隅などトラクタが近づきにくいとこ
ろで、トラクタに対しオフセットして耕うん可能な複合
作業機を提供することも、本発明が解決しようとする課
題である。さらに、ギャングを左右に並べた従来のデス
クハローは耕うん幅を変えられないが、作業能率を上げ
るため耕うん幅を増加できる複合作業機の提供も、本発
明が解決しようとする課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題に対し、本発
明は、前部をトラクタの油圧三点リンクヒッチに連結す
る方形フレームと、この方形フレームの前部下方を横断
し中央部から左右にギャング角調節可能なギャンギを配
設した前部デスクハローと、前記方形フレームの下部を
横断し高低調節自在に前記前部デスクハローの後方に配
設したカルチベータと、前記方形フレームの下部を横断
し前記カルチベータの後方に配設するギャング角調節可
能な左右のギャングを備えた後部デスクハローと、前記
方形フレームの後部から後方に上下揺動を制限し左右に
突設するL形アームの下端部に左右に位置調節可能に横
設し、前記後部デスクハローの後方に配設したケージロ
ーラとを備え、前記前部および後部デスクハローをタン
デム形式に配設し、直装形複合作業機としたものであ
る。
【0008】また、本発明は、請求項1の前部と後部の
デスクハローを、それぞれ複数のデスクハロー円板の中
心部にギャングボルトを連通し、円盤凹面を逆向きにし
たギャングに構成してギャング角が調節可能なオフセッ
ト形式に配設するとともに、前記方形フレームに取付位
置を左右に移動可能にし、直装形複合作業機に構成し
た。
【0009】また、本発明は、請求項2の前部デスクハ
ローを、円板凹面を同一方向に揃え前後に位置を偏位さ
せた円板数が同一の2個のギャングにし、同じく前記後
部デスクハローを、前記前部デスクハローと円板凹面を
逆向きにし前後に位置を偏位させ、前記前部デスクハロ
ーと円板数が同一の2個のギャングにし、この前部およ
び後部のデスクハローの左右側ギャングをそれぞれオフ
セット形式に配設するとともに、ギャング角の調節を可
能に前記方形フレームの下方に取付け、直装形複合作業
機とした。
【0010】また、本発明は、請求項1、2、3におけ
る前記方形フレームが、前記前部デスクハローの後方に
前記カルチベータのフレームを高低調節可能に取付ける
角筒を、左右の縦桁に左右対向に2個ずつ垂直に固着
し、前記カルチベータの後方に前記後部デスクハローを
取付ける後部水平バーを高低調節可能に取付ける角筒
を、前記左右の縦桁に左右対向に1個ずつ垂直に固着
し、前記後部水平バーを取付ける左右の角筒の後方に前
記ケージローラを取付けるヒンジと、このヒンジの後方
にケージローラ上下動制限枠を設けたものである。
【0011】また、本発明の直装形複合作業機は、前記
後部水平バーの中央部上面からブラケットを後方に突設
し、このブラケットの後端部に垂直に角筒を固着し、こ
の角筒に上下に位置調節自在に固定する支柱を挿通し、
この支柱の下端に接地底板を固着したスタンドを設けて
いるものにした。
【0012】
【実施例】次に、図面を参照し実施例を説明する。図1
および図2は、それぞれ本発明の第1実施例の平面図お
よび左側面図であり、図3および図4は、それぞれ第2
実施例の平面図および左側面図、図5および図6は、そ
れぞれ第3実施例の平面図および左側面図である。図7
は、第1図ないし第3図における要部の斜視図である。
【0013】先ず、図1、図2および図7を参照し説明
すると、1は方形フレームであり、左右に併設する左縦
桁1a、右縦桁1bの内側に前部横桁10、中間部横桁
11、後部パイプ横桁12および後部横桁13を固着
し、全体として方形枠に形成している。左右の縦桁1
a、1b、前部横桁10、中間部横桁11には、軽量化
のため角パイプを用いた。14は、トラクタTのアッパ
ーリンクULを連結するアーッパーリンクマストであ
り、基部を中間部横桁11の中央部に固着して斜め前方
に突設し、上部の先端部にアッパーリンク連結孔を設け
ている。15は、トラクタTのロワーリンクLLに連結
するロワーリンクブラケットであり、左右の縦桁1a、
1bの先端部にそれぞれ突設し、ロワーリンクピン16
を備えている。
【0014】さらに、方形フレーム1は、左右の縦桁1
a、1bの前端部外側面に前部左水平バー17および前
部右水平バー18を直角に突設し、後述する耕幅2.5
mの前部デスクハロー2における前部左右のギャング4
と5を、それぞれ取付ける長さにしている。前部の左右
水平バー17と18は、角パイプである。また、左縦桁
1aの外側面には、前部デスクハロー2の後方にカルチ
ベータフレーム131を高低調節自在に取付ける角筒1
9、20が垂直に固着され、縦桁1bの外側面には同じ
くカルチベータフレーム131を高低調節自在に取付け
る角筒22、23が垂直に固着されるとともに、角筒1
9と22および角筒20と23がそれぞれ左右対向に設
けられている。また、カルチベータ8の後方に後部デス
クハロー3を取付ける後部水平バー37を高低調節自在
に装着する角筒21を縦桁1aに、角筒24を縦桁1b
に垂直かつ左右対向に固着している。各角筒19乃至2
4の上部には、左右方向に高低調節ピン128(図20
参照)を連通する角柱高低調節孔27を上下方向中心線
上に設けている。
【0015】25は、ケージローラ9を上下動自在に取
付けるヒンジであり、26は、逆U形に形成したケージ
ローラ上下動制限枠である。28はスタンドであり、後
部デスクハロー3のギャング角調整やカルチベータ8の
高低調節の際に、方形フレーム1を一時的に支持し調節
が安全にできるように設けている。
【0016】次に、29および30は、それぞれ前部デ
スクハロー2の前部左ギャングバーおよび前部右ギャン
グバーであり、下部に円板を配設する角パイプの直桁で
ある。図1における31ないし36はそれぞれ角柱であ
り、それぞれ角筒19ないし24に摺動自在に内嵌され
ている。角柱31と32および角柱34と35は、それ
ぞれ下端部がカルチベータフレーム131の上面中央部
の左右に固着されている。そして、角柱31、32、3
4および35をそれぞれ角筒19、20、22および角
筒23にそれぞれ挿通し固定すると、カルチベータ8が
方形フレーム1の下方に左右対称形に横設されるように
なっている。
【0017】図20を参照して説明すると、角筒23は
上部が左縦桁1bより突出しており、左右方向へ連通に
穿設された角柱高低調節孔27を上下方向中心線上の上
部に2個設けている。角柱35は、角筒23の高低調節
孔27と連通する高低調節孔27aを4個設け、高低調
節孔27と27aに高低調節ピン128を連通し抜け止
めすると、角柱35が角筒23に固定されるようになっ
ている。角筒19ないし24とこれらにそれぞれ挿通さ
れる角柱31ないし36との結合も、角筒23と角柱3
5の結合と同一である。
【0018】図1における46、47は、花形円板48
の危害を予防する保護パイプであり、前部左右のギャン
グバー29および30にブラケット50で前部左右のギ
ャング4、5の前方に水平に固定されている(図2参
照)。49は後部デスクハロー3に装着した完全円周円
板(以下、全円板と略す)である。
【0019】次に、図8、図9および図10を参照し、
前部デスクハロー2の詳細を説明する。前部左ギャング
バー29は、図9のように、内側先端部に上面からの厚
さを1/2にしたアーム85を斜め右前方に突設してい
る。前部右ギャングバー30も、内側先端部に下面から
の厚さを1/2にしたアーム86を斜め左前方に突設し
ている。87は、アーム85とアーム86を上下に重ね
合わせた交叉部に設けたボルト孔であり、図10、図1
3のように、前部ギャング角調節ボルト43を下方から
上方に貫通している。
【0020】また、前部の左右ギャングバー29と30
は、それぞれ6枚の外径が50.8cmの花形円板48
を凹面外向きに等ピッチで配設し、耕うん幅を113c
mにしている。図10は図8要部の正面図であり、前部
左ギャングバー29は、直交に固設した左右のギャング
支柱取付け板78の下面に、それぞれ左ギャング支柱8
8の上面を符号省略のボルトナットで固定し、左ギャン
グ支柱88の下端部に軸心線を左右方向に向け軸受90
を固着している。軸受90は、花形円板48の内側の2
枚と外側の2枚の中央部に位置している。
【0021】軸受90は、上下二つ割の構成であり、ベ
アリングスプール91を上下に挟んでボルトナットで締
付ける公知のものである。軸受90は、一体形にするこ
ともでき、そのときはベアリングスプール91を長手方
向にニ分割し両側方から軸受に挿入するものにする。前
部右ギャングバー30にも、前部左ギャングバー29と
同様に、左右のギャング支柱取付け板78、78に取付
けた右ギャング支柱89の下端に、ベアリングスプール
91を上下に挟む軸受90を取付けている。
【0022】左右の前部ギャング4と5は、最内側の花
形円板48の外面中心部にワッシャ94を当接し、断面
角形のギヤングボルト93をワッシャ94から花形円板
48、ベアリングスプール91、4枚の花形円板48と
3個のデスクスプール92を交互に挿通し、さらにベア
リングスプール91、花形円板48を挿通し、端末にギ
ヤングボルトナット95(図2参照)を螺着し締付けて
構成されている。花形円板48は、中心部にギャングボ
ルト93が貫通する角孔が設けられ、軸受90、ベアリ
ングスプール91およびデスクスプル92は、長手方向
の中心部にギャングボルト93が挿通する角孔を形成し
た鋳鉄製である。
【0023】前部左ギャング4と前部右ギャング5は、
前部左ギャングバー29および前部右ギャングバー30
を、それぞれ方形フレーム1の前部左側水平バー17お
よび前部右側水平バー18の下面にクランプ金具40で
締付け固定するものである。クランプ金具40は、上下
の平鋼板に符号省略のボルトを連通し、ナットで緊締す
るものである。図10で説明した前部ギャング角調節ボ
ルト43は、前部ギャング角調節装置42に着脱される
ようになっている。すなわち、前部左右のギャング4と
5は、それぞれ前部左右側の水平バー17、18および
前部ギャング角調節装置42によって方形フレーム1に
取付けられ、前部デスクハロー2を構成している。
【0024】前部デスクハロー2は、前部左右のギャン
グバー29と30を一直線上に並べたとき、ギャング角
がゼロである。ギャング角がゼロの状態で、前部左右の
ギャングバー29および30を、それぞれ前部の左側お
よび右側の水平バー17および18にクランプ金具40
で固定すると、前部左右のギャング4と5の最内側に位
置する花形円板48の相互間隔が24cmになるように
構成されている。したがって、前述したように、耕うん
幅113cmの前部左右のギャング4と5に前記の相互
間隔24cmが加わり、前部デスクハロー2の耕うん幅
は250cmになっている。
【0025】図2、図8を参照し説明すると、左ギャン
グバー29の左右側にそれぞれ直交に固着したギャング
支柱取付け板78の後端部に、ギャングバー29と平行
にスクレーパーバー79を水平に固定している。同様に
右ギャングバー30のギャング支柱取付け板78の後端
部 に、右ギャングバー30と平行にスクレーパバー7
9を水平に固定している。左ギャングバー29のスクレ
ーパバー79に先端が各花形円板48の後半部内面にそ
れぞれ当接するスクレーパ80を取付けている。同様
に、右ギャングバー30のギャング支柱取付け板78の
後端部にスクレーババー79を取付け、スクレーパ81
を各花形円板48に設けている。
【0026】次に、本発明の直装形複合作業機は、図1
のように、前部デスクハロー2の後方にカルチベータ8
を配設している。カルチベータフレーム131は、角柱
31と32を縦一線上で左側に並べ、角柱34と35を
縦一線上で右側に並べ、それらの下端面を、前後に横設
する角パイプ桁の中央部上面に固着している。カルチフ
レーム131は、横幅を前部デスクハロー2のそれより
大きくし、前後の縦幅が約55cmである。
【0027】図20、図21図を参照して、カルチベー
タ8を説明すると、前述したように、方形フレーム1の
右縦桁1bの外側面に固着した角筒23に角柱35が下
方から挿通され、角筒23の角柱高低調節孔27に角柱
35の角柱調節孔27aを一致させ、高低調節ピン12
8を連通し角柱35を角筒23に固定している。角柱1
9と角筒31、角柱32と角筒20、角柱34と角筒2
2の結合状態も、上述した角柱35と角筒23との結合
状態と同じである。
【0028】132はスプリングタインであり、直線部
の後方にダブルコイル部が連接し、その後方下方の湾曲
部の下端部に中耕爪133がボルト・ナット134で固
定されている。中耕爪133の下端は、角柱31、3
2、34および35がそれぞれ角筒19、20、角筒2
2および角筒23に、それぞれ最下の角柱高低調節孔2
7a、27に高低調節ピン128が連通されたとき、前
部デスクハロー2の最下縁に一致するようになってい
る。すなわち、角柱31、32、34、35が、図20
の状態より下降した状態で対応する角筒に固定できるよ
うに、角柱高低調節孔27、27aが複数設けられてい
る。
【0029】図20、図21における135はタインス
トッパーであり、スプリングタイン132の前端部上面
に溶着されている。タインストッパー135の後端面
は、カルチベータフレーム131の前面に当接し、作業
時にスプリングタイン132が耕うん抵抗によって後方
に移動するのを止めるようになっている。129はクラ
ンプ金具であり、カルチベータフレーム131の横桁下
面に前部上面を当接したスプリングタイン132の下面
と、前記横桁の上面とにそれぞれ平鋼板を当て、前後2
本ずつ4本のボルト・ナツトによってスプリングタイン
132をカルチベータフレーム131に固定している。
実施例のカルチベータ8は、カルチベータフレーム13
1の前部横桁に5本のスプリングタイン132を間隔約
60cmで配設し、後部横桁に4本のスプリングタイン
132を、それぞれ前部横桁のスプリングタイン132
の間隔中央部に位置するように配設している。
【0030】次に、図11、図12を参照し、後部デス
クハロー3を説明する。後部左ギャングバー38の内端
部は、前部左ギャングバー29と同じくアーム部85に
形成され、後部右ギャングバー39は内端部が前部右ギ
ャングバー30と同じくア−ム部86に形成されてい
る。また、アーム部85と86を重ね合わせた交叉部に
ボルト孔87が設けられ、ボルト孔87にギャング角調
節ボルト45が下方から上方へ挿通されている。後部左
右のギャングバー38と39は、左右両端部にギャング
支柱取付け板78を直交に固着している。
【0031】後部デスクハロー3は、後部左ギャング6
および後部右ギャング7がそれぞれ外径50.8cmの
全円板49が6枚である以外、左ギャング支柱88、右
ギャング支柱89、軸受90、ベアリングスプール9
1、デスクスプール92等は、前部デスクハロー2と同
一である。また、図1に示す後部左ギャング6および右
ギャング7の耕うん幅は、それぞれ113cmである。
【0032】後部左ギャング6の最内側の全円板49と
後部右ギャング7の最内側の全円板49との間隔が24
cmになるように、後部左右のギャング6と7が、後部
水平バー37にクランプ金具41で取付け固定されてい
る。後部左ギャング6と後部右ギャング7とを一線上に
沿って並べ後部水平バー37に取付けたとき、後部デス
クハロー3は、ギャング角がゼロで、耕うん幅が前部デ
スクハロー2で説明したのと同様に250cmになって
いる。
【0033】後部水平バー37は、図1、図12に示す
ように、角筒21および24に下方から上方に挿通する
角柱33および36の下端面に中央部を固着し、角柱3
3および36からそれぞれ外方に等しい長さに突出させ
るとともに、後部左ギャングバー38と後部右ギャング
バー39をクランプ金具41(図1参照)で取付けるよ
うになっている。後部水平バー37は、長さが約4.7
mの角パイプである。
【0034】図2、図8を参照し説明すると、後部デス
クハロー3の後部左ギャングバー72の左右に直交に固
着したギャング支柱取付け板78の後端部に、後部左ギ
ャングバー38と平行にスクレーパバー82を取付けて
いる。そして、先端が各全円板49の後半部中央部に当
接するスクレーパ83を、スクレーパバー82に配設し
ている。同様に、後部デスクハロー3における後部右ギ
ャングバー39の左右両端部に固着したギャング支柱取
付け板78の後端部に、スクレーパバー82を取付け、
先端部が各全円板49の後半中央部に当接するスクレー
パ84を配設している。
【0035】次に、図14を参照し、前部ギャング角調
節装置42を説明する。96は、上面開放の箱体であ
り、方形フレーム1の前部横桁10と中間部横桁11の
中央部に前、後端部を直交に固着している。97はギャ
ング角調節ねじ棒であり、スパナをかける六角頭を前部
横桁10の前面に突出させ、前後に前部横桁10を貫通
し端末部が箱体96の右側後部に立設した軸受98に回
動自在に支持されている。ギャング角調節ねじ棒97
は、端末部に軸受98を挟み外嵌されたナット99と1
00が、図示省略の止めピンで固定され、捻回時に前後
の移動がナット99と100で止められ、軸受98に対
し回動するようになっている。
【0036】101は雌ネジ移動子であり、ギャング角
調節ねじ棒97に螺着され、ギャング角調節ねじ棒97
の回動によって箱体96の底板上面を前後に摺動するよ
うになっている。102は平板状のフランジ部であり、
雌ネジ移動子101の左側部に固着され、中央部に前部
ギャング角調節ボルト43が挿通するボルト挿通パイプ
104の基部が固着され、ボルト挿通パイプ104が垂
直に立設されている。
【0037】前述した前部左ギャングバー29内端部の
アーム部85と、前部右ギャングバー30内端部のアー
ム部86の先端交叉部に下方から連通する前部ギャング
角調節ボルト43(図10参照)が、ボルト挿通パイプ
104の中心部を挿通し上端突出部にナット103を螺
着している。ナット103をボルト挿通パイプ104の
上端面に締付けると、前部ギャング角調節ボルト43が
前記のアーム部85と86を締付け、前部左ギャング4
と前部右ギャング5が前部ギャング角調節装置42に固
定される。ボルト挿通パイプ104を設けたのは、ナッ
ト103を箱体96の上方に位置させ、その捻回を容易
にするためである。
【0038】105は、前部ギャング角調節ボルト43
が前後に移動するボルト移動溝穴であり、前後方向に箱
体96の底板に設けられている。106と107は、箱
体96の底板上面に固着され、それぞれ、前記平板状の
フランジ部102の左端面と雌ネジ移動子101の下部
右端面に摺動自在に当接し、雌ネジ移動子101を横振
れなく前後に移動させるものである。
【0039】前部ギャング角調節ボルト43が箱体96
の前部位置にあるとき、前部デスクハロー2はギャング
角がゼロである。左右のクランプ金具40を緩め、ギャ
ング角調節ねじ棒97を回転し雌ネジ移動子101を後
方に移動させると、前部左ギャング4のアーム部85と
前部右ギャング5のアーム部86の交叉先端部が後方に
移動し、前部ギャング4と前部ギャング5とが前方に対
し凹形状に位置し、前部デスクハロー2にギャング角を
与えることができる。そして、ナツト103をボルト挿
通パイプ104に対し締付け、左右のクランプ金具40
を締付けると、ギャング角が固定する。前部デスクハロ
ー2のギャング角は、ギャング角調節ねじ棒97の捻回
で行うので無段階に調節される。
【0040】次に、図15、図16を参照し、後部デス
クハロー3の後部ギャング角調節装置44を説明する。
後部ギャング角調節装置44は、前述した前部ギャング
角調節装置42と同様の構成である。すなわち、箱体1
08が後部水平バー37の前面中央部に水平に固着さ
れ、右側にギャング角調節ねじ棒111を前後方向に沿
って水平に設けている。ギャング角調節ねじ棒111
は、スパナをかける六角頭部が箱体108の前面に突出
し、端末部が箱体108の後部右側に立設した軸受11
4に軸支されている。115、116は、軸受114を
挟んでギャング角調節ねじ゛棒111に固定されたナッ
トである。ギャング角調節ねじ棒111は、ナット11
5、116によって前後方向への移動が止められ、軸受
114に対し回動自在になっている。117は、ナット
115、116をそれぞれギャング角調節ねじ゛棒11
1に固定している止め栓である。
【0041】雌ねじ移動子112は、ギャング角調節ね
じ棒111に螺合し底部が箱体108の底板上面を摺動
するようになっている。113は平板状のフランジ部で
あり、雌ネジ移動子112の左側部に固着され、中央部
に前部ギャング角調節ボルト45を挿通するボルト挿通
パイプ110の基端面が固着され、ボルト挿通パイプ1
10が垂直に立設されている。
【0042】図12で設明したギャング角調節ボルト4
5は、ボルト挿通パイプ110の中心部を挿通し上端突
出部にナット109を螺着している。ナット109をボ
ルト挿通パイプ110の上端面に締付けると、ギャング
角調節ボルト45がアーム部85と86を締付け、後部
左ギャング6と後部右ギャング7が後部ギャング角調節
装置44に固定される。118は、前部ギャング角調節
ボルト45が前後に移動するボルト移動溝穴であり、前
後方向に箱体108の底板に設けられている。119と
120はガイドレールで、箱体108の底板上面に固着
され、それぞれ、平板状のフランジ部113の左端面と
雌ネジ移動子112の右端面下部に摺動自在に当接し、
雌ネジ移動子112を前後に横振れなく移動させるもの
である。
【0043】次に、本発明は、後部デスクハロー3の後
方にケージローラ9を配設している。図22によりケー
ジローラ9を説明すると、139はL形アームであり、
前端部を方形フレーム1の両側最後部のケージローラ上
下動制限枠26に挿通し、先端部をヒンジ25にヒンジ
ピン136で枢着している。ケージローラ上下動制限枠
26は正面視が逆U形であり、上下方向に前後2列に複
数の高低調節孔138を設けている。前列の高低調節孔
138と後列の高低調節孔138は、ピッチは等しいが
位置が上下方向で偏位している。
【0044】ケージローラ上下動制限枠26の高低調節
孔138には、ストッパーピン137がL形アーム26
の上下面と間隙を介し左右方向に挿通し固定できるよう
になっており、ストッパーピン137がL形アーム26
の上下面に当接することによって、L形アームの上下動
が制限されるようになっている。前述した前列と後列の
高低調節孔138が上下方向に位置が偏位しているの
で、前列と後列の高低調節孔138を選択しストッパー
ピン137を挿通することによって、L形アーム26の
上下動の範囲を細かく調節できるようになっている。
【0045】141は逆U形フレームであり、後部デス
クハロー3の耕うん幅よりも長い角パイプの左右に縦ア
ーム142を垂下に固着し、上面の中央から左右に方形
フレーム1の横幅を間隔として左右対向に立設したブラ
ケット140に左右のL形アーム139の下端部を、符
号省略の複数のボルト・ナットで固定している。さら
に、前述の左右対向に立設したブラケット140の内方
と外方に、ブラケット140を後部デスクハロー3の全
円板49の配設ピッチで垂直に立設している。このよう
にブラケット140を設けるのは、後述する実施例2お
よび3において、デスクハローをオフセットした場合
に、ケージローラ9をフセット量に対応して移動させる
ためである。
【0046】144はサイドプレートであり、直径約4
0cmの円形鋼板の外周縁部にロッド146が挿通され
る9個の孔を等ピッチに設けている。左右のサイドプレ
ート144は、間隔を後部デスクハロー3の耕うん幅よ
り若干広くし、円板中心を一致させ前進方向に沿って左
右に並べている。145はサイドプレート144と同径
の中間部リングであり、外周縁部にサイドプレート14
4と同じにロッド146が挿通される9個の孔を等ピッ
チに設け、左右のサイドプレート144の間に等間隔に
5枚配設している。
【0047】146はロッドであり、左右のサイドプレ
ート144と5枚の中間部リング145の外周縁にそれ
ぞれ設けた9個の孔を連通し、それぞれ前記孔部に溶着
されるとともに、左側のサイドプレート144における
ロッド146の溶着位置が、右側におけるサイドプレー
ト144のロッド146の溶着位置よりも周縁の孔ピッ
チで1ピッチだけ進んだ位置になっている。すなわち、
ロッド146は左側から右側へ斜設され、接地回転時に
土壌を左から右に移動させながら砕土するようになって
いる。
【0048】また、左右のサイドプレート144は中心
の外側面に図示しない中心軸が水平に突設されている。
逆U形フレーム141の左右に垂下された縦アーム14
2の下端部には、軸受143がそれぞれ設けられ、左右
のサイドプレート144の外側面に突設された前記中心
軸が回動自在に支持され、左右のサイドプレート144
と5枚の中間部リング145にロッド146を周設した
ケージ円筒体が、逆U形フレーム141の内側に回動自
在に支持されケージローラ9を構成している。
【0049】149は均し板であり、左右の縦アーム1
42の下端部から後方へそれぞれ平面視L形の均し板用
アーム147を突設し、L形の外方折曲げ部に当接した
四角形のゴム板に挟み板148を当接し、ゴム板を複数
のボルト・ナットで固定している。均し板149は、耕
うん継ぎ目部分を均すものである。
【0050】次に、図1、図2における28はスタンド
であり、図15のように、後部水平バー37の中央部上
面から後方へブラケット121を突設し、その後端部に
角筒122を垂直に固着している。角筒122は、中間
部に設けた連通孔122に止めピン124を挿通し、そ
の端末に公知のベータ止めピン125を挿しこみ、抜け
止めされるようになっている。
【0051】さらに、図23、図24によりスタンド2
8を説明すると、止めピン124が連通する複数の高低
調節孔150を設けた支柱28aを角筒122に上下動
自在に挿通している。支柱28aは、断面角形で下端部
に接地底板151を水平に固着している。そして、常時
は支柱28aを図23のように引上げ、角筒122に止
めピン124で止めておき、使用時には止めピン124
を引き抜き、支柱28aを下げ、接地底板151を地面
(GL)に接し、再び止めピン124で角筒122に支
柱28aを固定するものである。
【0052】方形フレーム1に前部デスクハロー2を装
着したまま、接地底板151を地面に接し支柱28aを
角筒122に固定すると、方形フレーム1は地面上に支
持されるので、カルチベータ8の上下調節や後部デスク
ハロー3の取外しやギャング角調節が安全かつ容易に行
うことができる。
【0053】次に、図3、図4を参照し、第2実施例を
説明すると、第2実施例は、前部デスクハロー51と後
部デスクハロー52以外は、第1実施例と全く同じであ
る。前部デスクハロー51および後部デスクハロー52
は、それぞれ前部ギャングバー53および後部ギャング
バー60の下方に12枚の円板を、第1実施例と同じ円
板ピッチで配設している。前部デスクハロー51は花形
円板48を左方に凹面を向け、後部デスクハロー52は
全円板49を右方に凹面を向け、耕うん時に発生する横
方向抵抗力を相殺し、直進性を保つようになっている。
前部デスクハロー51は、前部ギャングバー53の両端
部から前方に突設したブラケット59に保護パイプ58
を花形円板48の円板群前方に水平に設けている。
【0054】前部ギャングバー53は、長手方向の中央
とその左右に、前述した前部ギャング角調節装置42の
ギャング角調節ボルト43が貫通するオフセット調節孔
55、56、57を等間隔に設けている。前記の等間隔
は、配設円板ピッチにすることが好ましい。後部ギャン
グバー60は、中央部前面に後部ギャング移動板61を
水平に固着し、その前縁部にオフセット調節孔62、6
3、64を前部ギャングバー60と平行な横一線上に等
間隔に設けている。前記等間隔は、配設円板ピッチにす
ることが好ましい。オフセット調節孔62、63、64
は、それぞれ後部ギャング角調節装置44のギャング調
節ボルト45が貫通するものである。
【0055】図17は図3におけるD−D線矢視の正面
図である。後部デスクハロー52は、後部ギャング移動
板61の中央部のオフセット調節孔63がギャング調節
ボルト45に固定され、後部水平バー37にクランプ金
具65で後部ギャングバー60の両端部が固定されてい
る。後部ギャングバー60の左右両端部と中央部左右に
ギャング支柱取付け板78が直交に固着され、第1実施
例と同様に、ギヤング支柱89の上端部を取付けてい
る。図18において、127はギャング移動板61の両
縁部に設けたギャング支柱取付け孔である。すなわち、
中央部左右のギャング支柱取付け板78の前部を、後部
ギャング移動板61が兼ねているのである。
【0056】また、図17における軸受90、ベアリン
グスプール91、デスクスプール92、ワッシャ94
は、第1実施例と同一である。126はギャングボルト
であり、ワッシャ94、全円板49、ベアリングスプー
ル90、全円板49、デスクスプール92等を順次に連
通し、最終右側の全円板49の外面に接するナット95
(図2参照)が端末部に螺着され、ナット95を締付け
後部デスクハロー52を構成している。
【0057】第2実施例において、図3のように、前部
ギャングバー53中央部のオフセット調節孔56にギャ
ング角調節ボルト43を取付け、後部ギャング移動板6
1の中央部のオフセット調節孔63にギャング角調節ボ
ルト45を取付けた場合が標準状態である。図18は、
前部ギャングバー53の左側のオフセット調節孔55を
ギャング角調節ボルト43に取付け、後部ギャング移動
板61における左側のオフセット調節孔62をギャング
角調節ボルト45に取付け、前部デスクハロー51と後
部デスクハロー52をそれぞれ右側にオフセットした場
合である。また、オフセット調節孔57をギャング角調
節ボルト43に取付け、オフセット調節孔64をギャン
グ角調節ボルト45に取り付けると、前部および後部デ
スクハロー51および52が左側にオフセットされる。
【0058】図3、図4において、前部デスクハロー5
1は、前部ギャングバー53が方形フレーム1の左水平
バー17と右水平バー18上にクランプ金具54で締付
けられ、方形フレーム1の下方に配設されている。同様
に後部デスクハロー52は、後部水平バー37上にクラ
ンプ金具65で締付けられている。前部デスクハロー5
1は、クランプ金具54とギャング角調節ボルト43を
緩め前部ギャングバー53をギャング角調節ボルト43
周りに回動すれば、ギャング角を調節することができ
る。後部デスクハロー52も、クランプ金具65とギャ
ング角調節ボルト45を緩め後部ギャングバー60をギ
ャング角調節ボルト45周りに回動すれば、ギャング角
を調節することができる。
【0059】図4、図18を参照し説明すると、前部デ
スクハロー51は前部ギャングバー53の両端部と中央
部に直交に固着しているギャング支柱取付け板78の後
端部に、スクレーパバー79を前部ギャングバー53と
平行に取付け、各花形円板48の凹面中央の後部に先端
部が当接するスクレーパ80をスクレーパバー79に配
設している。後部デスクハロー52にも、後部ギャング
バー60に直交に設けたギャング支柱取付け板78の後
端部にスクレーパバー79を取付け、同様にスクレーパ
81を各全円板49に配設している。
【0060】次に、図5、図6を参照し、第3実施例を
説明する。第3実施例は、方形フレーム1に第1実施例
と同じにカルチベータ8およびケージローラ9を配設
し、前部左デスクハロー66、前部右デスクハロー67
ならびに後部左デスクハロー70、後部右デスクハロー
71を配設している。
【0061】図19も参照し説明すると、前部左デスク
ハロー66、前部右デスクハロー67は、第2実施例の
前部デスクハロー51を2分割した形態である。68お
よび69はそれぞれ前部左ギャングバーおよび前部右ギ
ャングバーであり、それぞれ角パイプを用い下方に6枚
の花形円板48が凹面を左向きに揃え、第2実施例と同
じピッチで配設している。前部左ギャングバー68およ
び前部右ギャングバー69には、両端部にそれぞれギャ
ング支柱取付け板78を直交に固着している。
【0062】図示を省略したが、ギャング支柱取付け板
78に図17のようにギャング支柱89を取付け、ギャ
ング支柱89の下端に軸受90を取付けてベアリングス
プール91を軸支し、花形円板48の間にデスクスプー
ル92を配置している。右端末の花形円板48の凸面中
心部にワッシャ94を当接し、ギャングボルトをワッシ
ャ94から順次に前述した花形円板48、ベアリングス
プール91、花形円板48、デスクスプール92等に連
連し、左端末の花形円板48の凹面中心部でギャングボ
ルト端末にナットを締付けている。
【0063】前部左右のデスクハロー66と67は、前
部左ギャングバー68および前部右ギャングバー69の
それぞれ両端部から前方に突設するブラケット50の前
端部に、保護パイプ46および47がギャング前方に水
平に固着されている。また、各ギャング支柱取付け板7
8の後端部に前部左ギャングバー68および前部右ギャ
ングバー69と平行にスクレーパバー79を取付け、先
端部が円板の凹面中央部の後方で当接するスクレーパ8
0を各花形円板48に配設している。
【0064】後部左右のデスクハロー70および71
は、それぞれ後部左ギャングバー72および後部右ギャ
ングバー73の左右端部にギャング支柱取付け板78を
ギャングバーと直交に固着している、図12と同様に、
各ギャング支柱取付け板78の下部に取付けたギャング
支柱88の下端部に軸受90を取付け、ベアリングスプ
ール91を軸支し、それぞれ6枚の全前円板49を前部
左右のデスクハロー66および67と同一ピッチで配設
している。さらに、各ギャング支柱取付け板78の後端
部にギャングバーと平行にスクレーパバー79を取り付
け、先端部が円板凹面の中央部後方に当接するスクレ−
パ81をスクレーパバー79に配設している。
【0065】図19のように、前部左デスクハロー66
は、前部左ギャングバー68が方形フレーム1の左水平
バー17にクランプ金具74で左側が固定されるととも
に、中間部横桁11にクランプ金具76で右側が固定さ
れている。前部右デスクハロー67は、前部右ギャング
バー69が方形フレーム1の右水平バー18に中央部が
クランプ金具74で固定されるとともに、左側が前部横
桁10にクランプ金具76で固定されている。
【0066】後部左デスクハロー70は、後部左ギャン
グバー72の左端部が方形フレーム1の後部に設けた後
部水平バー37の左端部にクランプ金具75で固定され
るとともに、中間部がクランプ金具77によつて後部水
平バー37の中間部左側に固定されている。後部右デス
クハロー71は、後部右ギャングバー73の中間部が後
部水平バー37の右端部にクランプ金具75で固定され
るとともに、左端部がクランプ金具77で後部水平バー
37に固定されている。
【0067】前部左デスクハロー66は前部右デスクハ
ロー67に対し後方に位置し、後部左デスクハロー70
は後部右デスクハロー71の前方に位置している。ま
た、前部左右のデスクハロー66および67を、右端部
が左端部より後退したギャング角にし、後部左右のデス
クハロー70および71を、右端部が左端部より前進し
たギャング角に取付け、左側の前後部のデスクハロー6
6、70および右側の前後部のデスクハロー67、71
がオフセット形式に配設している。
【0068】第3実施例における前部左右のデスクハロ
ー66、67は、クランプ金具74、76を緩めること
によって、左右に位置を移動し耕うん幅を加減し、また
ギャング角を調節するものである。後部左右のデスクハ
ロー70、71も、クランプ金具75、77を緩め、左
右に位置を移動し耕うん幅を加減し、またギャング角を
調節するものである。また、第3実施例においては、前
部と後部のデスクハローの円板がその凹面を逆向きにし
ているので、相互に発生する横方向力を打ち消し直進性
が保たれるようになっている。
【0069】
【発明の効果】請求項1の直装形複合作業機は、トラク
タの油圧三点リンクヒツチに着脱自在な方形フレームの
下方に、前方から順次後方に耕起砕土機能をもった前部
デスクハロー、高低調節自在なカルチベータ、耕起砕土
機能をもった後部デスクハロー、上下動を制限した均平
鎮圧機能を有するケージローラを配設している。したが
って、前部デスクハローで砕土した土壌をさらにカルチ
ベータで砕土し、続いて後部デスクハローで土壌を混ぜ
返しながら細砕土し、さらにケージローラで均平に鎮圧
し、一行程で良好な播種床を能率的に造成することがで
きる。特にケージローラの上下動を制限したので、ケー
ジローラの浮上を押え、好適な均平鎮圧作用を得ること
ができる。
【0070】しかも、トラクタの油圧三点リンクヒッチ
に連結するものにしたので、作業機を容易に昇降するこ
とができるので、回行に要する枕地を小さくすることが
できる。また、1行程作業が可能なので、圃場に入る回
数を減少することができ、トラクタによる土壌踏圧を減
少し土壌固化による作物栽培上の悪影響を解消すること
ができる。
【0071】請求項2の発明は、方形フレームに配設す
る前部と後部のデスクハローの円板凹面を逆向きに配設
するとともに、オフセット可能に配置にした。したがっ
て、トラクタが近づきにくい場所や樹木の際までの耕う
ん砕土が可能であり、耕うん残し面積を大幅に減少させ
ることができる。
【0072】請求項3の発明は、前部と後部のデスクハ
ローを前後に位置を偏位させるとともに、それぞれ円板
数が同一の2個のギャングにし、これを方形フレームに
クランプ金具で固定するおのにしたので、クランプ金具
を緩めることによってギャングを移動することができ、
デスクハローの耕うん幅を簡単に変換できるという従来
のものにない効果を奏することができる。また、左右側
の前後2個のデスクハローを、それぞれ円板凹面を逆向
きにし、左右にオフセットできるようにしたので、耕う
ん時に直進性が良好でトラクタが近づけない箇所でも耕
うん砕土ができる直装形複合作業機を提供することがで
きる。
【0073】請求項4の発明によれば、方形フレームの
左右縦桁に高低調節孔を備えた角筒を垂直に固着し、こ
れらの角筒にカルチベータフレームの中央部に立設する
高低調節孔を設けた角柱および後部デスクハロを取付け
る後部水平バーの中央部に立設する角柱を摺動自在に内
嵌し、着脱自在なピンを角筒と角柱の高低調節孔に連通
し角柱を角筒に固定するようにしたので、高低調節孔の
選択によってカルチベータおよび後部デスクハローの耕
深を簡単容易に調節することができる。
【0074】また、方形フレームの後端部両側にヒンジ
とその後方にケージローラ上下動制限枠を立設し、ケー
ジローラを取付けるL形アームの上辺を上下動制限枠に
挿通し、先端部をヒンジに枢着するものにしたので、L
形アームの先端部をヒンジに着脱することにより簡単容
易にケージローラを方形フレームに着脱することができ
る。
【0075】請求項5の発明によれば、方形フレーム後
方に横設する後部水平バーの中央部後方に設けたスタン
ドの支柱下端を接地することにより、方形フレームを一
時的に支持することができるので、カルチベータや後部
デスクハローのギャング角調節を安全に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例例の平面図である。
【図2】同じく第1実施例の左側面図である。
【図3】同じく第2実施例の平面図である。
【図4】同じく第2実施例の左側面図である。
【図5】同じく第3実施例の平面図である。
【図6】同じく第3実施例の左側面図である。
【図7】第1ないし第3実施例における要部の斜視面で
ある。
【図8】図1の要部平面図である。
【図9】図8の前部下層部の要部平面図である。
【図10】図8前部の要部正面図である。
【図11】図8の後部下層部の要部平面図である。
【図12】図8後部の要部後面図である。
【図13】図10中央部の拡大斜視図である。
【図14】図1前部中央部の一部を破断した要部上方斜
視図である。
【図15】図1後部中央部分の要部上方斜視図である。
【図16】B−B線の中央部破断面図である。
【図17】図3におけるD−D線矢視の要部正面図であ
る。
【図18】第2実施例の右方オフセット状態における要
部平面図である。
【図19】第3実施例の右方オフセット状態の要部平面
図である。
【図20】A−A線縦断面図である。
【図21】図20の要部平面図である。
【図22】第1ないし第3実施例における最後尾部の斜
視図である。
【図23】C−C線矢視の要部従断面図である。
【図24】図23の一部を作動させた側面図である。
【図25】従来の複合作業機の一例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】 1 方形フレーム 1a 左縦桁 1b 右縦桁 2 前部デスクハロー 3 後部デスクハロー 4 前部左ギャング 5 前部右ギャング 6 後部左ギャング 7 後部右ギャング 8 カルチベータ 9 ケージローラ 17 前部左水平バー 18 前部右水平バー 19、20、21 角筒 22、23、24 角筒 25 ヒンジ 26 ケージローラ上下動制限枠 27、27a 角柱高低調節孔 28 スタンド 28a 支柱 51 前部デスクハロー 52 後部デスクハロー 66 前部左デスクハロー 67 前部右デスクハロー 70 後部左デスクハロー 71 後部右デスクハロー 121 ブラケット 122 角筒 139 L形アーム 151 接地底板
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月30日(2002.4.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図6】
【図9】
【図5】
【図7】
【図8】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図21】
【図24】
【図20】
【図22】
【図23】
【図25】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B032 AA06 FA02 FA06 FB03 FB08 FB14 GA19 GA20 GA26 GA40 2B034 AA09 BA07 BB02 BC06 BE02 JA04 JA23 JB01 JB13 JB15 JB16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前部をトラクタの油圧三点リンクヒッチに
    連結する方形フレームと、この方形フレームの前部下方
    を横断し中央部から左右にギャング角調節可能なギャン
    ギを配設した前部デスクハローと、前記方形フレームの
    下部を横断し高低調節自在に前記前部デスクハローの後
    方に配設したカルチベータと、前記方形フレームの下部
    を横断し前記カルチベータの後方に配設するギャング角
    調節可能な左右のギャングを備えた後部デスクハロー
    と、前記方形フレームの後部から後方に上下揺動を制限
    し左右に突設するL形アームの下端部に左右に位置調節
    可能に横設し、前記後部デスクハローの後方に配設した
    ケージローラとを備え、前記前部および後部デスクハロ
    ーをタンデム形式に配設した直装形複合作業機。
  2. 【請求項2】前記前部と後部のデスクハローを、それぞ
    れ複数のデスクハロー円板の中心部にギャングボルトを
    連通し、円盤凹面を逆向きにしたギャングに構成し、ギ
    ャング角が調節可能なオフセット形式に配設するととも
    に、前記方形フレームに取付位置を左右に移動可能にし
    た請求項1記載の直装形複合作業機。
  3. 【請求項3】請求項2の前部デスクハローを、円板凹面
    を同一方向に揃え前後に位置を偏位させた円板数が同一
    の2個のギャングにし、同じく前記後部デスクハロー
    を、前記前部デスクハローと円板凹面を逆向きにし前後
    に位置を偏位させ、前記前部デスクハローと円板数が同
    一の2個のギャングにし、この前部および後部のデスク
    ハローの左右側ギャングをそれぞれオフセット形式に配
    設するとともに、ギャング角の調節を可能に前記方形フ
    レームの下方に取付けた請求項1記載の直装形複合作業
    機。
  4. 【請求項4】前記方形フレームが、前記前部デスクハロ
    ーの後方に前記カルチベータのフレームを高低調節可能
    に取付ける角筒を、左右の縦桁に左右対向に2個ずつ垂
    直に固着し、前記カルチベータの後方に前記後部デスク
    ハローを取付ける後部水平バーを高低調節可能に取付け
    る角筒を、前記左右の縦桁に左右対向に1個ずつ垂直に
    固着し、前記後部水平バーを取付ける左右の角筒の後方
    に前記ケージローラを取付けるヒンジと、このヒンジの
    後方にケージローラ上下動制限枠を設けたものである、
    請求項1、2又は3記載の直装形複合作業機。
  5. 【請求項5】前記後部水平バーの上面中央部からブラケ
    ットを後方に突設し、このブラケットの後端部に角筒を
    垂直に固着し、この角筒に上下に位置調節自在に固定す
    る支柱を挿通し、この支柱の下端に接地底板を固着した
    スタンドを設けている請求項1、2、3又は4記載の直
    装形複合作業機。
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